JP2002065404A - マットレス - Google Patents

マットレス

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JP2002065404A
JP2002065404A JP2000305504A JP2000305504A JP2002065404A JP 2002065404 A JP2002065404 A JP 2002065404A JP 2000305504 A JP2000305504 A JP 2000305504A JP 2000305504 A JP2000305504 A JP 2000305504A JP 2002065404 A JP2002065404 A JP 2002065404A
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mattress
jadeite
powder
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bioactive layer
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JP2000305504A
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English (en)
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Onshu Kanemitsu
恩珠 金光
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KAZA CORP KK
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KAZA CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用者が快適に眠ることができる睡眠環境を提
供することを可能にするとともに、効果的に、使用者の
健康を改善、増進させることができるマットレスを提供
すること。 【解決手段】マットレス11は、翡翠輝石の粉末21を
含んでいる。好ましくは、マットレス11は、前記翡翠
輝石の粉末21に加えて、遠赤外線を放射し得るセラミ
ックス片、木炭の粉末、茶葉の粉末、漢方薬の粉末、黄
土、及び複数の翡翠輝石の塊のうちの少なくともいずれ
か1つを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、マットレスに関
し、特に、生体の健康状態を改善、増進する作用を有す
るマットレスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一般家庭においては、寝具と
して、マットレス(敷き布団)が多く用いられている。
また、近年においては、安眠効果および健康状態を増進
させる目的で、「磁気マットレス」と称されるものが提
案されている。
【0003】しかしながら、上述したような磁気マット
レスは、磁気による作用が微弱であるため、優れた安眠
効果を達成することができないばかりか、使用者の健康
を増進する作用が極めて小さいという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術の問
題点に鑑み、本発明の目的は、使用者が快適に眠ること
ができる睡眠環境を提供することを可能にするととも
に、効果的に、使用者の健康を改善、増進させることが
できるマットレスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明のマットレスは、翡翠輝石の粉末を含ん
でいる。
【0006】好ましくは、前記マットレスは、遠赤外線
を放射し得るセラミックス片、木炭の粉末、茶葉の粉
末、漢方薬の粉末、黄土、及び複数の翡翠輝石の塊のう
ちの少なくともいずれか1つを含んでいる。
【0007】別の態様において、本発明のマットレス
は、翡翠輝石の粉末を含み、遠赤外線を放射するととも
にミネラル成分を放出する特性を有する生体活性化層を
有している。
【0008】また、別の態様において、本発明のマット
レスは、多層構造を有するマットレスであって、翡翠輝
石の粉末を含み、遠赤外線を放射するとともにミネラル
成分を放出する特性を有する少なくとも1つの生体活性
化層を有している。
【0009】好ましくは、前記マットレスの前記生体活
性化層は、さらに、木炭の粉末を含んでいる。
【0010】また、好ましくは、前記マットレスの前記
生体活性化層に含まれる前記木炭は、備長炭および竹炭
のうちのいずれかである。
【0011】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記生体活性化層は、さらに、遠赤外線を放射し得るセラ
ミックス片を複数含んでいる。
【0012】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記生体活性化層に含まれる前記複数のセラミックス片
は、それぞれ、略球状に形成されており、ほぼ1mm〜
10mmの直径を有している。
【0013】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記生体活性化層は、さらに、茶葉の粉末を含んでいる。
【0014】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記生体活性化層は、さらに、漢方薬の粉末を含んでい
る。
【0015】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記生体活性化層は、さらに、黄土を含んでいる。
【0016】さらに、好ましくは、前記マットレスは、
複数の翡翠輝石の塊を有している。
【0017】さらに、好ましくは、前記複数の翡翠輝石
の塊は、前記マットレスの前記生体活性化層内に配置さ
れている。
【0018】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記複数の翡翠輝石の塊は、前記生体活性化層内におい
て、全体として複数の列をなすように配置されている。
【0019】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記複数の翡翠輝石の塊は、前記生体活性化層内におい
て、全体としてほぼ市松模様をなすように配置されてい
る。
【0020】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記翡翠輝石の塊は、略円柱状に形成されている。
【0021】さらに、好ましくは、前記略円柱状の翡翠
輝石の塊は、ほぼ1〜10mmの範囲の厚みと、ほぼ1
0〜40mmの範囲の直径を有している。
【0022】さらに、好ましくは、前記マットレスは、
前記マットレスに対して着脱自在に構成された電源と、
前記電源に電気的に接続することが可能であり、前記電
源より電力が供給された際に熱エネルギーを放射し得る
熱エネルギー放射手段とを、さらに有している。
【0023】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記熱エネルギー放射手段は、コード状の発熱体を含んで
いる。
【0024】さらに、好ましくは、前記マットレスは、
メッシュ状の生地より成るメッシュ層をさらに含んでお
り、前記マットレスは、使用時において人体と対向する
上面と、該上面の反対側に位置する下面を有しており、
前記メッシュ層は、使用時において人体と直接接触する
ように、前記マットレスの前記上面側に配置されてい
る。
【0025】さらに、好ましくは、前記マットレスの前
記翡翠輝石は、翡翠輝石の天然原石である。
【0026】また、本発明の別の態様においては、前記
マットレスを備えたベッドが提供される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明のマットレスを詳細に説明する。
【0028】最初に、本発明のマットレス(敷き布団や
ベッド用マット等を含む)の特徴を概略的に説明する。
【0029】本発明のマットレスの特徴の1つは、翡翠
輝石(ヒスイキ石/翡翠/jade)の粉末を含んでい
ることにある。また、本発明のマットレスの他の特徴
は、前記翡翠輝石の粉末に加えて、遠赤外線を放射し得
るセラミックス片、木炭の粉末、茶葉(茶の葉)の粉
末、漢方薬の粉末、黄土、及び複数の翡翠輝石の塊のう
ちの少なくともいずれか1つを含んでいることにある。
【0030】上述した構成を有する本発明のマットレス
によれば、マットレスに含まれている翡翠輝石の粉末か
らは、遠赤外線が大量に放射されるようになっている。
そして、この遠赤外線によって、発ガン性物質といわれ
ている有害重金属類、加工食品中の有害物、疲労や老化
の原因である乳酸、遊離脂肪酸、脂肪、皮下脂肪、高血
圧の原因になる余分なナトリウム、乳酸等の排泄を促進
することが可能になる。
【0031】また、翡翠輝石から放射された遠赤外線は
人体に吸収されるので、それによって、人体の肌表面の
毛細血管部分が暖められる。その結果、血液の循環によ
り体全体の血流が良くなる。
【0032】さらに、翡翠輝石から放射された遠赤外線
によって、使用者の体内の水成分が共振運動を起こし、
これによって、体内の水分子がより小さな分子集団(ク
ラスター)に変化する。これにより、使用者の体内の水
分子が活性化し、その結果、細胞の代謝が良好になると
ともに、栄養分の吸収、老廃物の排出が活発になる。す
なわち、翡翠輝石から放射された遠赤外線によって、人
体の細胞を活性化することが可能になるとともに、新陳
代謝を促進することが可能になる。
【0033】さらに、上述した翡翠輝石の粉末から放射
される遠赤外線には温熱効果があるので、寝ながらにし
て温泉に入ったのと同じ効果が得られ、その結果、使用
者の身体を芯から温めることが可能になる。
【0034】さらに、上述した構成を有する本発明のマ
ットレスにおいて、マットレスに含まれている翡翠輝石
の粉末は、カルシウム(Ca)、カリウム(K)、鉄分
(Fe)、マグネシウム(Mg)等の人体に有益なミネ
ラル成分を含有している。従って、本発明のマットレス
によれば、人体にこのようなミネラル成分が吸収される
ように、該ミネラル成分を放出することが可能になる。
【0035】さらに、上述した本発明のマットレスによ
れば、マットレスに含まれている翡翠輝石の粉末から
は、マイナスイオン(陰イオン/負の電気を持った粒
子)が発生するようになっている(このマイナスイオン
は、鎮静的な作用をもち、弱った細胞の活性化、疲労回
復、快眠、食欲増進、血圧降下、爽快感、抵抗力の増
進、血液浄化、疲労防止等の効果を奏する)。これによ
り、本発明のマットレスの使用者に対して、マイナスイ
オンを供給することが可能になる。その結果、使用者の
体内の体液が酸化しプラスイオン化している場合には、
これを弱アルカリ性に変え、体調を正常に戻すことが可
能になる。
【0036】さらに、本発明において用いられる翡翠輝
石には、以下の(1)〜(3)に述べるような特徴があ
る。 (1)一般的な鉱石に比べて、遠赤外線の放射率が非常
に高い(95.5%)。 (2)常温で人体の通常の温度より0.4℃低く、頭部
の温度を下げてくれる。 (3)優れた熱伝導性・耐熱性により、冬は適正な温度
に保たれ、遠赤外線放射を高める。
【0037】従って、健康状態が優れない者が、上述し
たような構成を有する本発明のマットレスを使用した場
合には、その使用者の健康状態を改善することが可能に
なる。また、健康状態が優れている者が、上述したよう
な構成を有する本発明のマットレスを使用した場合に
は、良好な健康状態を維持することが可能になる。
【0038】次に、本発明のマットレスの第1実施形態
を、図1〜図4に基づいて説明する。
【0039】図1は、第1実施形態に係る本発明のマッ
トレス1の上面図である。図2は、第1実施形態に係る
本発明のマットレス1の上面図であり、該マットレスの
上面側に配置すべきメッシュが省略された状態を示して
いる。図3は、図1に示すマットレス1の層構造を示す
図である。図4は、図1に示すマットレス1の中央付近
における断面図であり、図2のA−A線に沿った断面を
示している。
【0040】第1実施形態に係る本発明のマットレス1
は、図1に示すように、該マットレスに対して着脱自在
に構成された電源3と;電源3に電気的に接続すること
が可能であり、この電源より電力が供給された際に熱エ
ネルギーを放射し得るコード状発熱体(熱エネルギー放
射手段)(図3及び図4に示されるコード状発熱体5を
参照)と;を有している。このような構成を有するマッ
トレスによれば、冬場等の低温の時期においても、使用
者に、暖かい環境で睡眠することができる環境を提供す
ることができる。
【0041】また、本発明のマットレスは多層構造を有
しており、図3及び図4に示すように、PVC(ポリビ
ニルクロライド)コーティングを含む第1のPVCコー
ティング層(発泡加工が施された層)62と;抗菌不織
布よりなる抗菌不織布層63と;不織布よりなる不織布
層64と;アルミ製の薄いプレートよりなるアルミプレ
ート層65と;前記第1のPVCコーティング62と同
様の第2のPVCコーティング層(発泡加工が施された
層)66と;透明な特殊ビニールよりなる第1のビニー
ルシート層67と;前記第1のビニールシート層67と
同様の透明な第2のビニールシート層68と;メッシュ
状の生地よりなるメッシュ層69と;を有している。前
述したコード状発熱体5は、図4に示すように、不織布
層64とアルミプレート層65との間に配置されてい
る。
【0042】前記メッシュ層69は、図1に示されるよ
うに、使用時において人体と直接接触するように、マッ
トレス1の上面側に配置されている。なお、本発明にお
いて、「上面」とは、使用時において人体と対向する面
をいい、「下面」とは、前記上面の反対側に位置する面
(すなわち、床と接触する面)をいう。夏場等の高温多
湿の時期においては、マットレスの表面が多少ベタつく
ことが考えられる。しかしながら、このようなメッシュ
状の生地を設けることにより、夏場の高温多湿の時期
に、使用者がベタつき感を感じるのを防ぐことが可能に
なる。従って、上述したようなメッシュ状の生地を有す
る本発明のマットレスによれば、使用者に、快適な睡眠
環境を提供することが可能になる。
【0043】また、前記第1のビニールシート層67と
前記第2のビニールシート層68は、適当な箇所で、第
1のビニールシート層67と第2のビニールシート層6
8とがほぼ一体化するように、接合(熱圧着)されてい
る。すなわち、第1のビニールシート層67と第2のビ
ニールシート層68とを、適当な箇所で、一体化するこ
とにより、後述する生体活性化層を包含するための袋を
形成している。なお、図2において、符号9で示されて
いる箇所は、第1のビニールシート層67と第2のビニ
ールシート層68とが熱圧着されている箇所(一体化し
ている箇所)を示している。
【0044】本発明のマットレス1は、さらに、図3及
び図4に示すように、遠赤外線を放射するとともにミネ
ラル成分を放出する特性を有する生体活性化層2を有し
ている。この生体活性化層2は、第1のビニールシート
層67と第2のビニールシート層68とで形成された袋
の内側(すなわち、第1のビニールシート層67と第2
のビニールシート層68との間)に配置されている。
【0045】この生体活性化層2は、翡翠輝石の粉末2
1と、木炭の粉末22と、複数の翡翠輝石の塊(翡翠
片)23とを含んでいる。別言すれば、これらの翡翠輝
石の粉末21と、木炭の粉末22と、複数の翡翠輝石の
塊23とは、それぞれ、図2〜図4に示されているよう
に、マットレス1の生体活性化層2内に配置されてい
る。なお、本実施形態において、前記複数の翡翠輝石の
塊23は、図2に示すように、生体活性化層2内におい
て、全体として複数の列をなすように配置されている。
【0046】前記木炭の粉末は、上述した翡翠輝石の粉
末と同様に、遠赤外線放射効果、ミネラル成分放出効果
(樹木が土中より吸収したミネラルが炭化過程を経て約
3倍まで濃縮されている)、マイナスイオン発生効果を
有している。また、木炭の粉末は、湿度調整効果(湿度
を一定に保つ効果)、脱臭効果、消臭効果を有している
とともに、爽やかな空気を生じさせる効果を有してい
る。一方、前記翡翠輝石の塊は、上述した翡翠輝石の粉
末と同様に、遠赤外線放出効果、ミネラル成分放出効
果、マイナスイオン発生効果を有している。
【0047】従って、健康状態が優れない者が、上述し
たような構成を有する本発明のマットレスを使用した場
合には、前記翡翠輝石の粉末と、前記翡翠輝石の塊と、
前記木炭の粉末とによってもたらされる相乗効果によっ
て、より効果的に使用者の健康状態を改善することが可
能になる。また、健康状態が優れている者が、上述した
ような構成を有する本発明のマットレスを使用した場合
には、前記翡翠輝石の粉末と、前記翡翠輝石の塊と、前
記木炭の粉末とによってもたらされる相乗効果によっ
て、より効果的に使用者の健康状態を維持することが可
能になる。
【0048】なお、本発明において、生体活性化層2に
含まれる前記木炭の粉末の種類は特に限定されないが、
好ましくは、備長炭の粉末であり、より好ましくは、竹
炭の粉末である。
【0049】また、本発明において、前記翡翠輝石の塊
の形状、寸法等は特に限定されないが、好ましくは、前
記翡翠輝石の塊は、略円柱状に形成されている。また、
好ましくは、各翡翠輝石の塊は、それぞれ、ほぼ1〜1
0mmの範囲の厚みと、ほぼ10〜40mmの範囲の直
径を有しており、より好ましくは、ほぼ5mmの厚み
と、ほぼ25mmの直径を有している。このような形状
に翡翠輝石の塊を形成することにより、睡眠中の使用者
に対して、異物間を与えることを防止することが可能な
る。
【0050】次に、本発明のマットレスの第2実施形態
を、図5〜図7に基づいて説明する。
【0051】なお、以下の説明において、上述した第1
実施形態と同様の構成については、その説明を省略す
る。また、図5〜図7において、上述した第1実施形態
と同様の構成については、同じ符号を用いる。
【0052】図5は、第2実施形態に係る本発明のマッ
トレス11の上面図であり、該マットレスの上面側に配
置すべきメッシュが省略された状態を示している。図6
は、図5に示すマットレス11の中央付近における断面
図であり、図5のB−B線に沿った断面(生体活性化層
の近傍のみ)を示している。図7は、図5のマットレス
11の生体活性化層2に含まれている翡翠輝石の粉末2
1の内部構成を詳細に示す図である。
【0053】第2実施形態に係る本発明のマットレス1
1は、前記第1実施形態と同様に、着脱自在に構成され
た電源3と;熱エネルギーを放射し得るコード状発熱体
と;を有している。また、本発明のマットレス11は、
前記第1実施形態と同様に、図3に示すような多層構造
を有している。
【0054】本発明のマットレス11は、さらに、遠赤
外線を放射するとともにミネラル成分を放出する特性を
有する生体活性化層2を有している。
【0055】この生体活性化層2は、翡翠輝石の粉末2
1と、複数の翡翠輝石の塊(翡翠片)23とを含んでい
る。別言すれば、これらの翡翠輝石の粉末21と、複数
の翡翠輝石の塊23とは、それぞれ、図6に示されてい
るように、マットレス1の生体活性化層2内に配置され
ている。
【0056】また、第2実施形態に係る本発明のマット
レス11の生体活性化層2は、前記翡翠輝石の粉末21
及び複数の翡翠輝石の塊23に加えて、遠赤外線を放射
し得るセラミックス片24を複数含んでいる。このセラ
ミックス片24は、上述した翡翠輝石の粉末と同様に、
遠赤外線放出効果、マイナスイオン発生効果を有してい
る。従って、健康状態が優れない者が本発明のマットレ
スを使用した場合には、セラミックス片と、前記翡翠輝
石の粉末とによってもたらされる相乗効果によって、よ
り効果的に使用者の健康状態を改善することが可能にな
る。また、健康状態が優れている者が本発明のマットレ
スを使用した場合には、セラミックス片と、前記翡翠輝
石の粉末とによってもたらされる相乗効果によって、よ
り効果的に良好な健康状態を維持することが可能にな
る。
【0057】本実施形態において、このセラミックス片
24は、図7に示すように、翡翠輝石の粉末21と混合
した状態において、生体活性化層2の内部に配置されて
いる。また、このセラミックス片は、略球状に形成され
ており、ほぼ1mm〜10mmの直径を有している。こ
のような形状にセラミックス片を形成することにより、
該セラミックス片から、効果的に遠赤外線を放出させる
ことが可能になるとともに、効果的にマイナスイオンを
発生させることが可能になる。
【0058】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明の構成は、上述したものに限定されないこと
に留意されたい。
【0059】例えば、本発明のマットレスの前記生体活
性化層は、さらに、茶葉の粉末を含んでいてもよい。茶
葉の粉末は、不快臭の吸湿・除去といった効果を有して
いる。また、茶葉の粉末が人体に及ぼす効果としては、
例えば、疲労回復、ストレス解消、細菌の増殖の抑制、
美容効果、慢性疲労回復と老化防止などが挙げられる。
従って、健康状態が優れない者が、茶葉の粉末を含んだ
本発明のマットレスを使用した場合には、茶葉の粉末
と、前記翡翠輝石の粉末とによってもたらされる相乗効
果によって、より効果的に使用者の健康状態を改善する
ことが可能になる。また、健康状態が優れている者が、
茶葉の粉末を含んだ本発明のマットレスを使用した場合
には、茶葉の粉末と、前記翡翠輝石の粉末とによっても
たらされる相乗効果によって、より効果的に良好な健康
状態を維持することが可能になる。
【0060】また、例えば、本発明のマットレスの前記
生体活性化層は、さらに、漢方薬の粉末を含んでいても
よい。健康状態が優れない者が、このような漢方薬の粉
末を含む本発明のマットレスを使用した場合には、漢方
薬の粉末と、前記翡翠輝石の粉末とによってもたらされ
る相乗効果によって、より効果的に使用者の健康状態を
改善することが可能になる。また、健康状態が優れてい
る者が、このような漢方薬の粉末を含む本発明のマット
レスを使用した場合には、漢方薬の粉末と、前記翡翠輝
石の粉末とによってもたらされる相乗効果によって、よ
り効果的に良好な健康状態を維持することが可能にな
る。
【0061】また、例えば、本発明のマットレスの前記
生体活性化層は、さらに、黄土を含んでいてもよい。黄
土は、遠赤外線の放出、湿気の調節、保温、有害物質の
吸収と分解、不快臭の吸収・除去といった効果を有して
いる。また、黄土が人体に及ぼす効果としては、例え
ば、血液循環と生理作用の活性化、抗菌作用、人体の老
廃物除去、美容効果、細胞活動の活性化による新陳代謝
の促進、慢性疲労回復と老化防止、各種慢性疲労疾患の
予防と治療効果などが挙げられる。従って、健康状態が
優れない者が、このような黄土を含む本発明のマットレ
スを使用した場合には、黄土と、前記翡翠輝石の粉末と
によってもたらされる相乗効果によって、より効果的に
使用者の健康状態を改善することが可能になる。また、
健康状態が優れている者が、このような黄土を含む本発
明のマットレスを使用した場合には、黄土と、前記翡翠
輝石の粉末とによってもたらされる相乗効果によって、
より効果的に使用者の健康状態を維持することが可能に
なる。さらに、黄土の湿度調整効果、脱臭効果、消臭効
果によって、使用者に快適な睡眠環境を提供することが
可能になる。さらに、黄土の湿度調整効果によって、例
えば、マットレスにカビ等の生じるのを防止することが
可能なる。
【0062】また、本発明のマットレスに含まれる生体
活性化層の数、寸法、形状等は、上述したものに限定さ
れない。例えば、本発明のマットレスにおいて、上述し
たような生体活性化層は2層以上含まれていてもよい。
【0063】また、本発明のマットレスに含まれる複数
の翡翠輝石の塊の配列方法は、上述したものに限定され
ない。例えば、本発明において、複数の翡翠輝石の塊
は、前記生体活性化層内において、全体としてほぼ市松
模様をなすように配置されていてもよい。
【0064】また、本発明によれば、上述したようなマ
ットレスを備えたベットを提供することも可能である。
【0065】
【実施例】次に、本発明の具体的実施例について説明す
る。
【0066】[実施例]本実施例においては、上述した
第1実施形態に示すマットレス1と同様のマットレスを
用いた。
【0067】すなわち、本実施例においては、まずに、
図1〜図4に示すような多層構造を有するマットレスを
100個作製した。このマットレスの生体活性化層は、
翡翠輝石の粉末と、竹炭の粉末と、複数の翡翠輝石の塊
(翡翠片)とを含んでいた。各翡翠輝石の塊は、それぞ
れ、略円柱状に形成されており、ほぼ5mmの厚みと、
ほぼ25mmの直径を有していた。
【0068】なお、本実施例で用意されたマットレスに
おいて、翡翠輝石の粉末と、竹炭の粉末と、複数の翡翠
輝石の塊(翡翠片)は、それぞれ、生体活性化層内にお
いて図2及び図4に示すように配置されていた。
【0069】上述した構成を有するマットレスを、1ヶ
月間、100人の不眠症を患っている患者に使用させ
た。
【0070】[比較例]本比較例においては、市販の磁
気マットレスを100個用意した。
【0071】そして、この磁気マットレスを、1ヶ月
間、100人の不眠症を患っている患者(上記第1にお
ける患者と同じ患者)に使用させた。
【0072】[マットレスの評価]上記実施例及び比較
例における実験が終了した時点において、100人の被
験者に対して、アンケートを実施した。なお、このアン
ケートは、以下の(A)〜(C)の項目のうちのいずれ
かの項目を選択する形式になっていた。 (A)比較例のマットレス(磁気マットレス)を使用し
た場合と比較して、実施例におけるマットレス(本発明
のマットレス)を使用した場合の方がよく眠れた。 (B)比較例のマットレス(磁気マットレス)を使用し
た場合と、実施例のマットレス(本発明のマットレス)
を使用場合とでは、差はなかった。 (C)実施例のマットレス(本発明のマットレス)を使
用した場合と比較して、比較例におけるマットレス(磁
気マットレス)を使用した場合の方がよく眠れた。この
アンケートの結果によれば、100人中87人が上記項
目(A)を選択し、100人中9人が上記項目(B)を
選択した。
【0073】上述した結果から分かるように、比較例に
おいて用いられた磁気マットレスと比較して、本発明の
マットレスは、優れた安眠効果を有していることが判明
した。
【0074】
【発明の効果】上述した構成を有する本発明のマットレ
スによれば、マットレスに含まれている翡翠輝石の粉末
からは、遠赤外線が大量に放射されるようになってい
る。そして、この遠赤外線によって、発ガン性物質とい
われている有害重金属類、加工食品中の有害物、疲労や
老化の原因である乳酸、遊離脂肪酸、脂肪、皮下脂肪、
高血圧の原因になる余分なナトリウム、乳酸等の排泄を
促進することが可能になる。
【0075】また、翡翠輝石から放射された遠赤外線は
人体に吸収されるので、それによって、人体の肌表面の
毛細血管部分が暖められる。その結果、血液の循環によ
り体全体の血流が良くなる。
【0076】さらに、翡翠輝石から放射された遠赤外線
によって、使用者の体内の水成分が共振運動を起こし、
これによって、体内の水分子がより小さな分子集団(ク
ラスター)に変化する。これにより、使用者の体内の水
分子が活性化し、その結果、細胞の代謝が良好になると
ともに、栄養分の吸収、老廃物の排出が活発になる。す
なわち、翡翠輝石から放射された遠赤外線によって、人
体の細胞を活性化することが可能になるとともに、新陳
代謝を促進することが可能になる。
【0077】さらに、上述した翡翠輝石の粉末から放射
される遠赤外線には温熱効果があるので、寝ながらにし
て温泉に入ったのと同じ効果が得られ、その結果、使用
者の身体を芯から温めることが可能になる。
【0078】さらに、上述した構成を有する本発明のマ
ットレスにおいて、マットレスに含まれている翡翠輝石
の粉末は、カルシウム(Ca)、カリウム(K)、鉄分
(Fe)、マグネシウム(Mg)等の人体に有益なミネ
ラル成分を含有している。従って、本発明のマットレス
によれば、人体にこのようなミネラル成分が吸収される
ように、該ミネラル成分を放出することが可能になる。
【0079】さらに、上述した本発明のマットレスによ
れば、マットレスに含まれている翡翠輝石の粉末から
は、マイナスイオン(陰イオン/負の電気を持った粒
子)が発生するようになっている(このマイナスイオン
は、鎮静的な作用をもち、弱った細胞の活性化、疲労回
復、快眠、食欲増進、血圧降下、爽快感、抵抗力の増
進、血液浄化、疲労防止等の効果を奏する)。これによ
り、本発明のマットレスの使用者に対して、マイナスイ
オンを供給することが可能になる。その結果、使用者の
体内の体液が酸化しプラスイオン化している場合には、
これを弱アルカリ性に変え、体調を正常に戻すことが可
能になる。
【0080】従って、健康状態が優れない者が、上述し
たような構成を有する本発明のマットレスを使用した場
合には、その使用者の健康状態を改善することが可能に
なる。また、健康状態が優れている者が、上述したよう
な構成を有する本発明のマットレスを使用した場合に
は、良好な健康状態を維持することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る本発明のマットレスの上面
図である。
【図2】第1実施形態に係る本発明のマットレスの上面
図であり、該マットレスの上面側に配置すべきメッシュ
が省略された状態を示している。
【図3】図1に示すマットレスの層構造を示す図であ
る。
【図4】図1に示すマットレスの中央付近における断面
図であり、図2のA−A線に沿った断面を示している。
【図5】第2実施形態に係る本発明のマットレスの上面
図であり、該マットレスの上面側に配置すべきメッシュ
が省略された状態を示している。
【図6】図5に示すマットレスの中央付近における断面
図であり、図5のB−B線に沿った断面(生体活性化層
の近傍のみ)を示している。
【図7】図5に示すマットレスに含まれている翡翠輝石
の粉末の内部構成を示す図である。
【符号の説明】
1 マットレス(第1実施形態) 11 マットレス(第2実施形態) 2 生体活性化層 21 翡翠輝石の粉末 22 木炭の粉末 23 翡翠輝石の塊(翡翠片) 24 セラミックス片 3 電源 5 コード状発熱体(熱エネルギー放射手段) 62 第1のPVCコーティング層 63 抗菌不織布層 64 不織布層 65 アルミプレート層 66 第2のPVCコーティング層 67 第1のビニールシート層 68 第2のビニールシート層 69 メッシュ層

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翡翠輝石の粉末を含んでいることを特徴
    とするマットレス。
  2. 【請求項2】 さらに、 遠赤外線を放射し得るセラミックス片、木炭の粉末、茶
    葉の粉末、漢方薬の粉末、黄土、及び複数の翡翠輝石の
    塊のうちの少なくともいずれか1つを含んでいることを
    特徴とする請求項1記載のマットレス。
  3. 【請求項3】 翡翠輝石の粉末を含み、遠赤外線を放射
    するとともにミネラル成分を放出する特性を有する生体
    活性化層を有していることを特徴とするマットレス。
  4. 【請求項4】 多層構造を有するマットレスであって、 翡翠輝石の粉末を含み、遠赤外線を放射するとともにミ
    ネラル成分を放出する特性を有する少なくとも1つの生
    体活性化層を有していることを特徴とするマットレス。
  5. 【請求項5】 前記生体活性化層は、さらに、木炭の粉
    末を含んでいることを特徴とする請求項3または4記載
    のマットレス。
  6. 【請求項6】 前記生体活性化層に含まれる前記木炭
    は、備長炭および竹炭のうちのいずれかであることを特
    徴とする請求項5記載のマットレス。
  7. 【請求項7】 前記生体活性化層は、さらに、遠赤外線
    を放射し得るセラミックス片を複数含んでいることを特
    徴とする請求項3ないし6のいずれかに記載のマットレ
    ス。
  8. 【請求項8】 前記生体活性化層に含まれる前記複数の
    セラミックス片は、それぞれ、略球状に形成されてお
    り、ほぼ1mm〜10mmの直径を有していることを特
    徴とする請求項7記載のマットレス。
  9. 【請求項9】 前記生体活性化層は、さらに、茶葉の粉
    末を含んでいることを特徴とする請求項3ないし8のい
    ずれかに記載のマットレス。
  10. 【請求項10】 前記生体活性化層は、さらに、漢方薬
    の粉末を含んでいることを特徴とする請求項3ないし9
    のいずれかに記載のマットレス。
  11. 【請求項11】 前記生体活性化層は、さらに、黄土を
    含んでいることを特徴とする請求項3ないし10のいず
    れかに記載のマットレス。
  12. 【請求項12】 さらに、 複数の翡翠輝石の塊を有していることを特徴とする請求
    項3ないし11のいずれかに記載のマットレス。
  13. 【請求項13】 前記複数の翡翠輝石の塊は、前記マッ
    トレスの前記生体活性化層内に配置されていることを特
    徴とする請求項12記載のマットレス。
  14. 【請求項14】 前記複数の翡翠輝石の塊は、前記マッ
    トレスの前記生体活性化層内において、全体として複数
    の列をなすように配置されていることを特徴とする請求
    項13記載のマットレス。
  15. 【請求項15】 前記翡翠輝石の塊は、略円柱状に形成
    されていることを特徴とする請求項12ないし14のい
    ずれかに記載のマットレス。
  16. 【請求項16】 さらに、 前記マットレスに対して着脱自在に構成された電源と、 前記電源に電気的に接続することが可能であり、前記電
    源より電力が供給された際に熱エネルギーを放射し得る
    熱エネルギー放射手段と、を有していることを特徴とす
    る請求項1ないし15のいずれかに記載のマットレス。
  17. 【請求項17】 さらに、メッシュ状の生地より成るメ
    ッシュ層を含んでおり、 前記マットレスは、使用時において人体と対向する上面
    と、該上面の反対側に位置する下面を有しており、 前記メッシュ層は、使用時において人体と直接接触する
    ように、前記マットレスの前記上面側に配置されている
    ことを特徴とする請求項1ないし16のいずれかに記載
    のマットレス。
  18. 【請求項18】 前記請求項1ないし17のいずれかに
    記載のマットレスを備えたことを特徴とするベッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007515379A (ja) * 2003-09-30 2007-06-14 コティ ビー.ヴィ. 磁気粒子を含有する化粧用および皮膚科用製剤、その製造、および用途
KR101206050B1 (ko) 2012-09-17 2012-11-29 주식회사 리빙인황토 황토볼을 이용한 침대 매트리스
CN104545118A (zh) * 2014-12-22 2015-04-29 张登友 一种保健床垫

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