JP2002064849A - 移動体通信サービスシステム及びその提供方法 - Google Patents

移動体通信サービスシステム及びその提供方法

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JP2002064849A
JP2002064849A JP2000251774A JP2000251774A JP2002064849A JP 2002064849 A JP2002064849 A JP 2002064849A JP 2000251774 A JP2000251774 A JP 2000251774A JP 2000251774 A JP2000251774 A JP 2000251774A JP 2002064849 A JP2002064849 A JP 2002064849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末のハンドオーバ制御において現在
規定されている各種サービスの優先順位付け仕様に準拠
しつつ、ユーザ端末の使用者の要求に合致するハンドオ
ーバ制御機能を提供可能な移動体通信サービスシステム
を提供する。 【解決手段】 現状の3GPPでの仕様に準拠しつつ、
ユーザ端末4が利用可能なサービスの組合せとそれらの
組合せの優先順位との定義を格納する優先度管理表1
a,2a−1,2a−2がコアネットワーク1と無線管
理ネットワーク2−1,2−2とユーザ端末4とにそれ
ぞれ設けられている。この優先度管理表1a,2a−
1,2a−2の格納内容の交換を行うことで、ユーザ端
末4、無線管理ネットワーク2−1,2−2、コアネッ
トワーク1の3者があるセルA1〜A4での利用可能な
サービスに対して共通の認識を持つことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動体通信サービス
システム及びその提供方法に関し、特に3GPP(3r
d Generation Partnership
Project)で検討されている現在のIMT−20
00(International Mobile T
elecommunications 2000)の仕
様書における通信サービスの提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話等の無線を利用したサービス
(音声サービスやパケットデータ転送サービス等)で
は、あるセルに存在するユーザ端末(携帯電話機等)で
利用可能なサービスが、主に、ユーザ端末が存在するセ
ルを制御しているネットワークの能力やそのセルの無線
容量に依存する。
【0003】IMT−2000等の次世代移動体通信サ
ービスのネットワークにおいては、図15に示すよう
に、交換局等からなるコアネットワーク(CN)5と、
無線基地局制御局からなる無線管理ネットワーク(RN
C+Node B)6−1,6−2と、アンテナからな
る基地局7−1〜7−4とから構成されている。
【0004】上記の移動体通信サービスのネットワーク
では、移動するユーザ端末8に対して通信サービスを確
保するため、基地局7−1〜7−4各々が管理するセル
a1〜a4が互いに接するように、多くの基地局7−1
〜7−4を設置して通信エリアを形成し、ユーザ端末8
がどこにいても通信サービスを受けられるようにシステ
ムが構成されている。
【0005】各基地局7−1〜7−4はユーザ端末8と
通信するためのアンテナを有し、ユーザ端末8との通信
を行う。いくつかの基地局7−1〜7−4は無線管理ネ
ットワーク6−1,6−2に有線接続される。無線管理
ネットワーク6−1,6−2は各ユーザ端末が各基地局
7−1〜7−4に接続して通信サービスを受けるのに必
要な制御を行い、制御情報を管理する。
【0006】いくつかの無線管理ネットワーク6−1,
6−2はコアネットワーク5と有線接続される。コアネ
ットワーク5はいくつかの交換局が有線接続されること
で形成され、ネットワーク通信サービスを提供する。こ
こでいう有線接続にはメタルケーブルによる接続の他、
光ファイバを用いた光信号伝送系による構成、あるいは
特定のマイクロ波回線等を用いる構成も含まれる。ま
た、無線管理ネットワーク6−1は他の無線管理ネット
ワーク6−2と有線接続される場合もある。
【0007】今、ユーザ端末8がセルa2内にあって、
基地局7−2と通信(以下、接続とする)しながら移動
していくものとする。次第にセルa2の境界に近づき、
隣接するセル(例えば、セルa1)内へと移動して行く
につれて、ユーザ端末8が接続している基地局7−2か
らの信号受信強度は次第に低下するとともに、隣接する
セルa1の基地局7−1からの信号受信強度が徐々に高
くなる。
【0008】このような場合、共通チャネルを使用して
いるユーザ端末8はある時点、例えば隣接セルa1の基
地局7−1からの信号受信強度が、現在接続中の基地局
7−2からの信号受信強度よりもある程度高くなった時
点で、基地局7−1を介して無線管理ネットワークに信
号を発し、隣接する基地局7−1への接続に変更する。
【0009】ユーザ端末8が個別チャネルを使用してい
るときは、基地局7−2を介して無線管理ネットワーク
6−1がユーザ端末8からの測定報告を受けて、セルa
1に基地局7−1を介して新たに接続を追加したり、セ
ルa2の接続を切断することもある。これは、サービス
の追加や削除ではなく、無線に関する動作である。
【0010】この動作をハンドオーバという。この時、
ハンドオーバには基地局7−2と基地局7−1との関係
において、大きく2種類ある。つまり、基地局7−2と
基地局7−1とがどちらも同じ無線管理ネットワーク6
−1に接続されている場合と、図16及び図17に示す
ように、基地局7−2と基地局7−3とが別々の無線管
理ネットワーク6−1,6−2にそれぞれ接続されてい
る場合とがある。
【0011】ユーザ端末8がハンドオーバする場合、ハ
ンドオーバ前後において、ユーザ端末8に同一のサービ
スを提供し、維持する必要がある。また、ハンドオーバ
が行われる時に無線管理ネットワークの移管を伴う場合
もある。図16及び図17では、ユーザ端末8を管理す
る無線管理ネットワークを無線管理ネットワーク6−1
から無線管理ネットワーク6−2に移すことになる。こ
れをリロケーションと呼ぶ。
【0012】前者の場合、ハンドオーバ前後ではどちら
の基地局7−1,7−2も同一の無線管理ネットワーク
6−1の制御下にあるため、ハンドオーバ前後において
提供するサービスを継続維持するために必要な制御情報
の引継ぎは同一の無線管理ネットワーク6−1内で処理
することができる。
【0013】一方、後者の場合、ハンドオーバ前後では
ユーザ端末8の接続する基地局7−2,7−3は互いに
異なる無線管理ネットワーク6−1,6−2に接続され
ているため、ユーザ端末8に提供しているサービスをハ
ンドオーバ後も継続維持するためには、ハンドオーバ前
に接続していた基地局7−2の無線管理ネットワーク6
−1で管理していた制御情報を、ハンドオーバ後に接続
する基地局7−3の無線管理ネットワーク6−2へ移管
することとなる。
【0014】この場合、リロケーションはユーザ端末8
からの信号発信を契機に実行される他、無線管理ネット
ワーク6−1にて起動される場合もある。ユーザ端末8
からの信号発信を契機に実行される場合にはユーザ端末
8が共通チャネルを使用している時に生じ、基地局7−
3からの受信信号強度が基地局7−2の受信信号強度が
大きくなったとユーザ端末8が認識した時に、ユーザ端
末8は基地局7−3に信号を送り、それを受けた基地局
7−3は無線管理ネットワーク6−2に信号を送る。さ
らに、無線管理ネットワーク6−2は無線管理ネットワ
ーク6−1に信号を送りリロケーションが開始される。
【0015】無線管理ネットワーク6−1にて起動され
る場合には、ユーザ端末8が個別チャネルを使用してい
る時に生じ、無線管理ネットワーク6−1はユーザ端末
8から報告された各セルの受信信号強度の情報を参照
し、例えば回線の空き状況がきわめて低い(すなわち混
んでいる)セルに接続しているユーザ端末のうち、隣接
する他のセルとの境界領域付近にいる(すなわち、隣接
セルの基地局からの信号受信強度が充分高い)ことが明
らかなユーザ端末に対して、隣接するセルの基地局へ接
続を変更する制御が行われる。
【0016】ユーザ端末8が移動につれてハンドオーバ
する場合、ハンドオーバ前後で、通信回線の空き状況に
差があることがある。具体的には都市部の駅周辺のセル
ではユーザ端末が多く、回線利用率も高いが、隣接する
セルでは回線利用率が比較的低いといった例が挙げられ
る。
【0017】また、ハンドオーバ前のセルとハンドオー
バ後のセルとでは、ユーザ端末に提供することができる
サービスの種類に差があることもある。具体的には、今
般サービス提供領域が拡大しつつあるデータ通信サービ
スにおいて、当初のサービス提供エリアを東京都心部山
手線内に限定して実施したといった例が挙げられる。こ
のような場合、ユーザ端末が山手線内からその他地域に
移動すると、移動によってデータ通信サービスを受ける
ことができなくなる。
【0018】このように、移動の前後において、回線の
空き状況、または提供可能なサービスの内容が異なり、
ユーザ端末に提供することができるサービスを継続維持
することができなくなる場合、従来はユーザ端末に提供
しているいくつかのサービスそれぞれに予め優先順位を
設定し、移動前後の条件によって、優先順位の低いサー
ビスから順次切断、あるいは保留する等の制御を行うよ
う考慮されている。
【0019】現在標準化の検討が進められている3GP
P(3rd GenerationPartnersh
ip Project)のネットワークにおいて規定さ
れているサービスの優先順位付けの仕様について、以下
に簡単に説明する。
【0020】ここで、サービスの優先順位付けの仕様に
おいては、“3G TS 25,413 v3.2.0
UTRAN Iu Interface RANAP
Signalling”の9.2.1.3章の“RA
B Parameters”にAllocation/
Retention priorirtyが含まれ、こ
のAllocation/Retention pri
orirtyが個々のサービスの優先順位付けに用いら
れている。Allocation/Retention
priorirtyはコアネットワークが割り当てる
が、どのように割り当てるかは明記されていない。
【0021】今、あるセルにおいて、ユーザ端末に提供
することができるサービスが、図18に示すように、サ
ービス#1〜#5の5種類あるものとする。一例とし
て、サービス#1は映画Aの映像信号、サービス#2は
映画Aの英語音声信号、サービス#3は映画Aの日本語
音声信号、サービス#4はラジオ放送Bの音声信号、サ
ービス#5は音声通話サービスであるものとする。
【0022】各サービス#1〜#5はそれぞれの信号を
伝送するために所定のデータ転送レート(回線情報伝送
容量)を要するものとし、それぞれユーザ端末の操作に
よって、任意にサービスを受けることができる、すなわ
ち任意に受信することができるものとする。
【0023】ユーザ端末の使用者は提供サービスの案内
を調べ、この場合、例えば提供サービスの一覧等から映
画Aを日本語音声で視聴することとしたものとすると、
使用者はユーザ端末を操作してサービス#1とサービス
#3とを選択して視聴する。この時、ユーザ端末ではサ
ービス#1、サービス#3の順に優先順位を設定してい
る。また、この映画Aを視聴している間に、同じユーザ
端末宛にサービス#5を利用する電話がかかってきた場
合、基地局との通信回線の空き容量が充分あれば、上記
のように、サービス#5の優先順位が最も低いものとし
て設定されていても、ユーザ端末はこれを受けることが
できる。
【0024】このユーザ端末が隣接するセルへ移動する
時、ハンドオーバ後の基地局における通信回線の空き容
量が充分でない場合、優先度の最も低いサービス#5の
音声通話は保留あるいは切断される。それでもなお、通
信回線の空き容量が充分でない場合にはサービス#3の
映画Aの日本語音声信号が保留あるいは切断される。
【0025】残るサービス#1の映画Aの映像信号はハ
ンドオーバ後の基地局の通信回線空き容量以内であれば
継続維持され、ハンドオーバ後のユーザ端末はサービス
#1の映画Aの映像信号のみを利用することができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した現状の仕
様によれば、ユーザ端末の移動に伴うハンドオーバに際
し、ハンドオーバ後の基地局において提供することがで
きるサービスの種類、または提供することができるデー
タ伝送容量が、ハンドオーバ前の基地局よりも不足する
場合、予め設定された優先順位にしたがって提供不能と
なるサービスが順次保留あるいは切断され、ハンドオー
バ前に提供していたサービスのうちの提供可能なものだ
けが継続維持されることとなる。
【0027】しかしながら、ユーザ端末の使用者にとっ
て、この優先順位にしたがったサービスの移管制御は必
ずしも有益なものとはいえない。すわなち、上記の場合
において、ユーザ端末の使用者から見ると、ハンドオー
バ前に利用していた各種サービスのうち、ハンドオーバ
後に利用することができるものは視聴中だった映画Aの
映像信号のみとなってしまい、音声通話は保留あるいは
切断されてしまう。
【0028】映画Aを視聴する目的において、サービス
#3の日本語音声は視聴することができず、ハンドオー
バによって継続維持されたサービスの内容はユーザ端末
の使用者にとって意味のないものといわざるを得ない。
また、映画Aを満足行く状態で視聴することが困難であ
る場合においては、ユーザ端末の使用者は映画Aの映像
信号だけを視聴することよりも、より少ないデータ伝送
容量でサービス可能な音声通話(上記のサービス#5)
だけを継続維持したいと考える場合もある。
【0029】つまり、従来の技術によるハンドオーバ制
御においては、各種サービスを引継ぐための優先順位制
御がユーザ端末の使用者の要求に対して充分な機能を提
供することができないという問題がある。
【0030】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、ユーザ端末のハンドオーバ制御において現在規
定されている各種サービスの優先順位付け仕様に準拠し
つつ、ユーザ端末の使用者の要求に合致するハンドオー
バ制御機能を提供することができる移動体通信サービス
システム及びその提供方法を実現することにある。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明による移動体通信
サービスシステムは、移動するユーザ端末との通信を行
う基地局と、前記基地局を管理する無線管理ネットワー
クと、前記無線管理ネットワークに接続される交換局を
含むコアネットワークとからなる移動体通信サービスシ
ステムであって、前記ユーザ端末で利用可能なサービス
の組合わせ及びその組合わせの優先順位を格納する管理
表を前記無線管理ネットワークと前記コアネットワーク
と前記ユーザ端末とにそれぞれ備え、前記管理表を基に
前記無線管理ネットワークと前記コアネットワークと前
記ユーザ端末との間で前記サービスの組合わせ及びその
組合わせの優先順位を互いに認識し合うようにしてい
る。
【0032】本発明による移動体通信サービス提供方法
は、移動するユーザ端末との通信を行う基地局と、前記
基地局を管理する無線管理ネットワークと、前記無線管
理ネットワークに接続される交換局を含むコアネットワ
ークとからなるシステムの移動体通信サービス提供方法
であって、前記無線管理ネットワークと前記コアネット
ワークと前記ユーザ端末とにそれぞれ設けられかつ前記
ユーザ端末で利用可能なサービスの組合わせ及びその組
合わせの優先順位を格納する管理表を基に前記無線管理
ネットワークと前記コアネットワークと前記ユーザ端末
との間で前記サービスの組合わせ及びその組合わせの優
先順位を互いに認識し合うようにしている。
【0033】すなわち、現状の3GPPでの仕様に準拠
しつつ、あるユーザ端末が利用可能なサービスの組合せ
と、それらの組合せの優先順位とを定義する。この定義
の内容はコールコントロール及びセッションマネージメ
ントのプロトコルを用いて、ユーザ端末とコアネットワ
ークとの間で互いに認識される。
【0034】また、その定義の内容を無線管理ネットワ
ークとコアネットワークとの間で互いに認識するために
はRANAP(Radio Access Netwo
rkApplication Part)のプロトコル
が用いられ、無線管理ネットワーク間ではRNSAP
(Radio Network SubsystemA
pplication Part)のプロトコルが用い
られる。
【0035】上記の定義の内容の交換を行うことによっ
て、ユーザ端末、無線管理ネットワーク、コアネットワ
ークの3者が、あるセルでの利用可能なサービスに対し
て共通の認識を持つことが可能となり、無線容量の有効
利用、順応性のあるサービスの提供を行うことが可能と
なる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
移動体通信サービスシステムの構成を示すブロック図で
ある。図1において、本発明の一実施例による移動体通
信サービスシステムは交換局等からなるコアネットワー
ク(CN)1と、無線基地局制御局からなる無線管理ネ
ットワーク(RNC+Node B)2−1,2−2
と、アンテナからなる基地局3−1〜3−4とから構成
されている。
【0037】ここで、コアネットワーク1及び無線管理
ネットワーク2−1,2−2には、現状の3GPPでの
仕様に準拠しつつ、ユーザ端末4が利用可能なサービス
の組合せとそれらの組合せの優先順位との定義を格納す
る優先度管理表1a,2a−1,2a−2が設けられて
いる。尚、図示していないが、ユーザ端末4にも優先度
管理表が設けられている。
【0038】これらの優先度管理表1a,2a−1,2
a−2の格納内容はコールコントロール及びセッション
マネージメントのプロトコルを用いて、ユーザ端末4と
コアネットワーク1との間で互いに認識される。
【0039】また、その格納内容をコアネットワーク1
との間で互いに認識するためにはRANAP(Radi
o Access Network Applicat
ion Part)のプロトコルが用いられ、無線管理
ネットワーク2−1,2−2間ではRNSAP(Rad
io Network Subsystem Appl
ication Part)のプロトコルが用いられ
る。
【0040】上記の優先度管理表1a,2a−1,2a
−2の格納内容の交換を行うことによって、ユーザ端末
4、無線管理ネットワーク2−1,2−2、コアネット
ワーク1の3者があるセルA1〜A4での利用可能なサ
ービスに対して共通の認識を持つことが可能となり、無
線容量の有効利用、順応性のあるサービスの提供を行う
ことができる。
【0041】図2は本発明の一実施例による移動体通信
サービスシステムの他の構成例を示すブロック図であ
る。図2においては、無線管理ネットワーク2−1に無
線管理ネットワーク2−2が直接接続されている以外
は、図1と同様の構成となっている。
【0042】図3は図1の優先度管理表1aの格納内容
の一例を示す図である。図3において、優先度管理表1
aにはサービス#1〜#5の組合わせと、その優先順位
とが格納されている。ここで、サービス#1は映画Aの
映像信号、サービス#2は映画Aの英語音声信号、サー
ビス#3は映画Aの日本語音声信号、サービス#4はラ
ジオ放送Bの音声信号、サービス#5は音声通話サービ
スであるものとする。
【0043】図3において、優先順位#1にはサービス
#1(映画Aの映像信号)とサービス#3(映画Aの日
本語音声信号)との組合わせが格納され、優先順位#2
にはサービス#5(音声通話サービス)のみの組合わせ
が格納されている。
【0044】図4は図1の優先度管理表1aの格納内容
の他の例を示す図である。図4において、優先度管理表
1aにはサービス#1〜#5の組合わせと、その優先順
位とが格納されている。ここで、サービス#1〜#5の
内容は上記と同様である。
【0045】図4において、優先順位#1にはサービス
#5(音声通話サービス)のみの組合わせが格納され、
優先順位#2にはサービス#1(映画Aの映像信号)と
サービス#3(映画Aの日本語音声信号)との組合わせ
が格納されている。
【0046】図5は本発明の一実施例においてユーザ端
末4が最初にサービスを開始する時のシーケンスを示す
シーケンスチャートである。この図5においてはユーザ
端末4に着信があった場合のシーケンスを示している。
ここでは、ユーザ端末は無線管理ネットワーク2−1の
配下のセルA2でサービスを開始すると仮定する。
【0047】まず、コアネットワーク1はユーザ端末4
に、サービス識別子(TI=i)でコネクションの設定
要求[SETUP(TI=i)]を行う。ユーザ端末4
はサービス識別子(TI=i)に対応するストリーム識
別子(SI=y)で設定要求に応答する[CALL C
ONFIRMED(TI=i)(SI=y)]。
【0048】ここで、サービス識別子は1つのユーザ端
末4が複数のコネクションを確立している時に、個々の
コネクションを識別するために用いられる。また、スト
リーム識別子は図3または図4に示すようなサービス#
1〜#5の組合せと、それら組合せの優先順位とを示す
ために用いられる。
【0049】次に、コアネットワーク1は無線管理ネッ
トワーク2−1にラジオアクセスベアラ設定要求[RA
B(Radio Access Bearer) As
signment Request]を送信する。この
メッセージにはストリーム識別子SIが含まれる。
【0050】ユーザ端末4と無線管理ネットワーク2−
1との間にはRRC(RadioResource C
ontrol)プロトコルを用いてラジオベアラ(R
B)が設定される{RRC RB Setup(SI=
y)]。
【0051】無線管理ネットワーク2−1は設定したサ
ービスの情報をラジオアクセスベアラ設定応答(RAB
Assignment Response)に含めて
コアネットワーク1に通知する。
【0052】図6は本発明の一実施例においてユーザ端
末4が最初に確立したコネクションに新たなコネクショ
ンを追加する時のシーケンスを示すシーケンスチャート
である。
【0053】図6において、ユーザ端末4はコアネット
ワーク1にサービス識別子(TI=j)、ストリーム識
別子(SI={y,[i,j],[1,0]})でコネ
クションの設定要求を行う[SETUP(TI=i,S
I={y,[i,j],[1,0]})]。
【0054】ストリーム識別子(SI={y,[i,
j],[1,0]})はサービス識別子iのコネクショ
ンがサービス識別子jのコネクションよりも優先度が高
いことを意味する。これ以降の手順は、図5に示すシー
ケンスと同様である。
【0055】さらに、ユーザ端末4が新たなサービスを
追加する時には、図6に示すシーケンスと同様の手順で
コネクションが確立されるが、ストリーム識別子SI
は、 SI={y,[i,j,k],[1,1,1],[1,
1,0],[0,0,1]} のように設定される。尚、追加するサービス識別子はT
I=kとする。
【0056】これは、[i,j,k]=[1,1,1]
のサービスの組合せの優先度が最も高く、次に[i,
j,k]=[1,1,0]のサービスの組合せの優先度
が高いことを意味している。
【0057】上記のような手順でコネクションを設定す
ることで、ユーザ端末4、無線管理ネットワーク2−
1、コアネットワーク1の3者がコネクションの優先順
位、及び現在設定されているコネクションに関して共通
の認識を持つことができる。尚、これらの情報はコアネ
ットワーク1、無線管理ネットワーク2−1、ユーザ端
末4各々の優先度管理表1a,2a−1に格納される。
【0058】図7は本発明の一実施例において提供可能
なサービスが制限されるセルにユーザ端末4が移動して
利用可能なサービスが[i,j,k]=[1,0,0]
の状態に遷移する時の手順を示すシーケンスチャートで
ある。この図7を参照してユーザ端末4が[i,j,
k]=[1,1,1]のサービスを利用している状態か
ら提供可能なサービスが制限されるセルに移動し、
[i,j,k]=[0,0,1]の状態となり、続い
て、[i,j,k]=[1,1,0]のサービスを提供
可能なセルに移動した場合について説明する。尚、移動
前及び移動後のセルは同一の無線管理ネットワーク2−
1に属しているものとする。また、[i,j,k]は図
3に示す内容に対応している。
【0059】まず、提供可能なサービスが制限されるセ
ルにユーザ端末4が移動して、利用可能なサービスが
[i,j,k]=[1,0,0]の状態に遷移する時の
手順を示す。
【0060】ユーザ端末4からの測定報告(Measu
rement Report)を受信した無線管理ネッ
トワーク2−1は測定報告の中にユーザ端末4が現存す
るセルよりも受信電力の強いセルが含まれている時はセ
ルの切換えを行い、ユーザ端末4を最も受信電力が大き
いセルでの制御に移行させる。
【0061】移動先のセルの無線容量が十分でない場
合、無線管理ネットワーク2−1はラジオアクセスベア
ラ改善要求[RAB Modification Re
quest(SI={y[i,j,k],[0,0,
1]})]で利用可能なサービスの組合せをコアネット
ワーク1に送信する。
【0062】コアネットワーク1は無線管理ネットワー
ク2−1から通知されたサービスをユーザ端末4に通知
する[Resource Indication(SI
={y[i,j,k],[0,0,1]})]。この情
報に基づいてコネクションが再設定され[RAB Se
tup(SI={y[i,j,k],[0,0,
1]})]、TI=i,TI=jのサービスが保留され
る。
【0063】図8は本発明の一実施例においてユーザ端
末4が提供可能なサービスが制限されるセルからサービ
スの制限が緩和されるセルに移動して利用可能なサービ
スが[i,j,k]=[1,1,0]の状態に遷移する
時の手順を示すシーケンスチャートである。この図8を
参照してユーザ端末4が[i,j,k]=[1,1,
0]のサービスを提供することができるセルに移動した
場合について説明する。
【0064】無線管理ネットワーク2−1はコネクショ
ンの設定を行った時にユーザ端末4が利用しているサー
ビスの状況を把握しているので、[i,j,k]=
[1,1,0]が、現在、ユーザ端末4が利用している
サービスよりも良い状態であることが分かる。この時、
ユーザ端末4は[i,j,k]=[1,1,0]のサー
ビスを利用することができる。
【0065】この場合、無線管理ネットワーク2−1は
ラジオアクセスベアラ改善要求[RAB Modifi
cation Request(SI={y[i,j,
k],[1,1,0]})]をコアネットワーク1に送
信し、サービスの改善を求める。
【0066】コアネットワーク1は[i,j,k]=
[1,1,0]のサービスを利用することができること
をストリーム識別子SI={y,[i,j,k]=
[1,1,0]}でユーザ端末4に通知する[Reso
urce Indication(SI={y[i,
j,k],[1,1,0]})]。
【0067】ユーザ端末4はストリーム識別子SI=
{y,[i,j,k]=[1,1,0]}を用いて、コ
ネクションの再確立を行う。このように、ユーザ端末4
は常に存在するセルでの最良のサービスを利用すること
ができる。
【0068】次に、上述したリロケーション後のセルで
リロケーション前に利用していた全てのサービスを提供
することができない場合について説明する。ここではリ
ロケーション前に[i,j,k]=[1,1,1]のコ
ネクションが確立されており、リロケーション後は
[i,j,k]=[1,1,0]のようにサービスが制
限されると仮定する。
【0069】リロケーションのトリガとしては、ユーザ
端末4からの測定報告を受けてすぐにリロケーションを
実行する場合と、ユーザ端末4からの測定報告を受けて
すぐにリロケーションを実行せずに、無線管理ネットワ
ーク2−1が自局の輻輳を検知したら自発的にリロケー
ションを実行する場合と、共通チャンネルを使用してい
るユーザ端末4がセルを移動して、移動先のセルと移動
後のセルとで無線管理ネットワーク2−1,2−2が異
なる場合とがある。
【0070】図9は本発明の一実施例においてユーザ端
末4からの測定報告を受けてすぐにリロケーションを実
行する場合の手順を示すシーケンスチャートである。こ
の図9を参照して無線管理ネットワーク2−1をソース
無線管理ネットワークとし、無線管理ネットワーク2−
2をターゲット無線管理ネットワークとした場合の手順
について説明する。
【0071】ソース無線管理ネットワーク2−1はユー
ザ端末4からの測定報告(Measurement R
eport)を受けると、コアネットワーク1にリロケ
ーション要請(Relocation Require
d)を送信する。
【0072】コアネットワーク1はソース無線管理ネッ
トワーク2−1からのリロケーション要請を受けると、
ターゲット無線管理ネットワーク2−2にリロケーショ
ン要求(Relocation Request)を送
信する。このメッセージにはソース無線管理ネットワー
ク2−1から受取ったサービスに関する情報が含まれ
る。これによって、リロケーションが実行される。
【0073】図10は本発明の一実施例による移動体通
信サービスシステムのリロケーション前の状態を示す図
であり、図11は本発明の一実施例による移動体通信サ
ービスシステムのリロケーション後の状態を示す図であ
り、図12は本発明の一実施例において共通チャネルを
使用しているユーザ端末4の移動元のセルと移動後のセ
ルとで無線管理ネットワークが異なる場合にリロケーシ
ョンを実行する際の手順を示すシーケンスチャートであ
る。これら図10〜図12を参照してユーザ端末4の移
動元のセルと移動後のセルとで無線管理ネットワークが
異なる場合のリロケーションについて説明する。この場
合も、無線管理ネットワーク2−1をソース無線管理ネ
ットワークとし、無線管理ネットワーク2−2をターゲ
ット無線管理ネットワークとする。
【0074】共通チャンネルを使用しているユーザ端末
4は移動元のセルA2から移動後のセルA3に移動する
と、ターゲット無線管理ネットワーク2−2にセルアッ
プデート(Cell Update)を送信する。
【0075】この場合、ユーザ端末4はソース無線管理
ネットワーク2−1の識別情報を含むセルアップデート
をターゲット無線管理ネットワーク2−2に送信するこ
ととなるので、ターゲット無線管理ネットワーク2−2
はソース無線管理ネットワーク2−1に対して、ソース
無線管理ネットワーク2−1の識別情報を持つユーザ端
末4が配下の基地局3−3のセルA3内にあることを通
知する[UplinkSignalling Tran
sfer Indication]。
【0076】ソース無線管理ネットワーク2−1はター
ゲット無線管理ネットワーク2−2からの通知を受ける
と、コアネットワーク1にリロケーション要請(Rel
ocation Required)を送信する。
【0077】コアネットワーク1はソース無線管理ネッ
トワーク2−1からのリロケーション要請を受けると、
ターゲット無線管理ネットワーク2−2にリロケーショ
ン要求(Relocation Request)を送
信する。このメッセージにはソース無線管理ネットワー
ク2−1から受取ったサービスに関する情報が含まれ
る。これによって、リロケーションが実行される。
【0078】図13は本発明の一実施例において無線管
理ネットワーク2−1が自局の輻輳を検知した時に自発
的にリロケーションを実行する場合の手順を示すシーケ
ンスチャートである。この図13を参照して無線管理ネ
ットワーク2−1をソース無線管理ネットワークとし、
無線管理ネットワーク2−2をターゲット無線管理ネッ
トワークとした場合の手順について説明する。
【0079】ソース無線管理ネットワーク2−1はユー
ザ端末4からの測定報告(Measurement R
eport)を受けてもすぐにリロケーションを実行せ
ずに、その無線状態の情報を保持しておく。
【0080】ソース無線管理ネットワーク2−1は保持
している無線状態の情報等を基に自局の輻輳を検知する
と、コアネットワーク1にリロケーション要請(Rel
ocation Required)を送信する。
【0081】コアネットワーク1はソース無線管理ネッ
トワーク2−1からのリロケーション要請を受けると、
ターゲット無線管理ネットワーク2−2にリロケーショ
ン要求(Relocation Request)を送
信する。このメッセージにはソース無線管理ネットワー
ク2−1から受取ったサービスに関する情報が含まれ
る。これによって、リロケーションが実行される。
【0082】ここで、ソース無線管理ネットワーク2−
1はリロケーションを行う前にユーザ端末4のサービス
を管理していたノードであり、ターゲット無線管理ネッ
トワーク2−2はリロケーションが終わった後にユーザ
端末4のサービスを管理するノードである。
【0083】図14は本発明の一実施例におけるソース
無線管理ネットワーク2−1とターゲット無線管理ネッ
トワーク2−2との間のリロケーションのシーケンスを
示すシーケンスチャートである。この図14を参照して
ソース無線管理ネットワーク2−1とターゲット無線管
理ネットワーク2−2との間のリロケーションのシーケ
ンスについて説明する。
【0084】まず、ソース無線管理ネットワーク2−1
はコアネットワーク1にリロケーション要請[Relo
cation Required(SI={y,[i,
j,k],[1,1,1],[1,1,0],[0,
0,1]})]を送信する。このメッセージにはサービ
スの組合せと、それらの組合せの優先順位に関する情報
とが含まれている。
【0085】コアネットワーク1はターゲット無線管理
ネットワーク2−2にリロケーション要求[Reloc
ation Request(SI={y,[i,j,
k],[1,1,1],[1,1,0],[0,0,
1]})]を送信する。このメッセージにはソース無線
管理ネットワーク2−1から受取ったサービスに関する
情報が含まれる。ターゲット無線管理ネットワーク2−
2はリロケーション後のセルがリロケーション前のサー
ビスを提供することができない時に、サービスに関する
情報を参照して、現段階で提供することができる最良の
サービスを検出する。この例では、[i,j,k]=
[1,1,0]が選択される。
【0086】ターゲット無線管理ネットワーク2−2は
引き継ぐことが可能なサービスをリロケーション要求承
認[Relocation Acknowledge
(SI={y,[i,j,k],[1,1,0]})]
でコアネットワーク1に送信する。この例では、[i,
j,k]=[1,1,0]が引き継ぐことが可能なサー
ビスとなる。
【0087】コアネットワーク1はリロケーション要求
承認を受信すると、ソース無線管理ネットワーク2−1
にリロケーション命令[Relocation Com
mand(SI={y,[i,j,k],[1,1,
0]})]を送る。
【0088】このメッセージでターゲット無線管理ネッ
トワーク2−2が提供可能なサービスを示す[i,j,
k]=[1,1,0]がソース無線管理ネットワーク2
−1に伝えられる。
【0089】ソース無線管理ネットワーク2−1はリロ
ケーション委任(Relocation Commi
t)をターゲット無線管理ネットワーク2−2に送信
し、ターゲット無線管理ネットワーク2−2にリロケー
ションを実行することを通知する。
【0090】ターゲット無線管理ネットワーク2−2は
リロケーション検出(Relocation Dete
ct)で、ユーザ端末4を管理する無線管理ネットワー
クが切替わったことをコアネットワーク1に通知する。
【0091】コアネットワーク1はリロケーションが完
了したことを、リロケーション完了(Relocati
on Complete)でターゲット無線管理ネット
ワーク2−2に伝える。
【0092】上記の処理が終了した時点で、ユーザ端末
4が利用しているサービスは[i,j,k]=[1,
1,0]であるが、この組合せよりも優れたサービスを
提供可能なセルに移動した時に、ラジオアクセスベアラ
改善要求(RAB Modification Req
uest)を実行することで、上記のシーケンスで失わ
れたコネクションを取戻すことが可能である。
【0093】現状の使用ではユーザ端末4の使用者がサ
ービスメニューに対して優先順位を付けることはでき
ず、コアネットワーク1が個々のサービスに優先順位を
与えるが、ここでは、ユーザ端末4の使用者が個々のサ
ービスの優先順位とは別にサービスの組合わせに対する
優先度を与えることができることを仮定している。ユー
ザ端末4の使用者に優先順位が与えられ、さらに、その
使用者が自分の利用しているサービスの組合わせに優先
度を与えることができる。
【0094】上述した本発明の制御によれば、図3に示
す優先順位設定においてハンドオーバし、ハンドオーバ
後の基地局で確保することができるデータ伝送容量が、
サービス#1を提供するには充分であるものの、サービ
ス#1とサービス#3とを同時に提供するには不足する
場合、サービス#1とサービス#3とを一括して保留ま
たは切断する。そして、より優先度が低いものの(優先
順位#2)、ハンドーバ後の基地局においてサービス可
能なサービス#5だけを提供するよう制御することがで
きる。
【0095】このようにすることによって、ユーザ端末
4の使用者にとって、映画Aの映像信号のみを継続維持
する等の意味のないハンドオーバ制御を行うのでなく、
より低い優先度ではあってもサービスの内容として、ユ
ーザ端末4の使用者にとって意味のあるものを継続維持
し、提供することができるという効果が得られる。
【0096】また、図4に示すような優先順位が設定さ
れている状況でハンドオーバし、ハンドオーバ後の基地
局で提供可能なデータ伝送容量が、サービス#5とサー
ビス#1とを同時に提供することができるものの、更に
サービス#3までを提供するには不足する場合において
も、効果を発揮する。
【0097】つまり、まず、サービス#5のみの組合わ
せが優先順位#1であることから、これを継続維持する
こととする。次に、映画Aを構成するサービス#1とサ
ービス#3とを一括して評価し、両方を同時に提供する
ことが困難と判断すると、両者とも保留または切断する
こととする。
【0098】このようにすることによって、映画Aのう
ち、映像信号を提供するサービス#1だけを継続維持す
る等のユーザ端末4の使用者にとって意味のないサービ
スを継続維持することを避けることができる。これによ
って、セル内の無意味な回線利用を低減し、システムを
より効率的に運用することができるという効果が得られ
る。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動するユーザ端末との通信を行う基地局と、基地局を管
理する無線管理ネットワークと、無線管理ネットワーク
に接続される交換局を含むコアネットワークとからなる
移動体通信サービスシステムにおいて、ユーザ端末で利
用可能なサービスの組合わせ及びその組合わせの優先順
位を格納する管理表を無線管理ネットワークとコアネッ
トワークとユーザ端末とにそれぞれ設け、その管理表を
基に無線管理ネットワークとコアネットワークとユーザ
端末との間でサービスの組合わせ及びその組合わせの優
先順位を互いに認識し合うようにすることによって、ユ
ーザ端末のハンドオーバ制御において現在規定されてい
る各種サービスの優先順位付け仕様に準拠しつつ、ユー
ザ端末の使用者の要求に合致するハンドオーバ制御機能
を提供することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による移動体通信サービスシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による移動体通信サービスシ
ステムの他の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の優先度管理表の格納内容の一例を示す図
である。
【図4】図1の優先度管理表の格納内容の他の例を示す
図である。
【図5】本発明の一実施例においてユーザ端末が最初に
サービスを開始する時のシーケンスを示すシーケンスチ
ャートである。
【図6】本発明の一実施例においてユーザ端末が最初に
確立したコネクションに新たなコネクションを追加する
時のシーケンスを示すシーケンスチャートである。
【図7】本発明の一実施例において提供可能なサービス
が制限されるセルにユーザ端末が移動して利用可能なサ
ービスが[i,j,k]=[1,0,0]の状態に遷移
する時の手順を示すシーケンスチャートである。
【図8】本発明の一実施例においてユーザ端末が提供可
能なサービスが制限されるセルからサービスの制限が緩
和されるセルに移動して利用可能なサービスが[i,
j,k]=[1,1,0]の状態に遷移する時の手順を
示すシーケンスチャートである。
【図9】本発明の一実施例においてユーザ端末からの測
定報告を受けてすぐにリロケーションを実行する場合の
手順を示すシーケンスチャートである。
【図10】本発明の一実施例による移動体通信サービス
システムのリロケーション前の状態を示す図である。
【図11】本発明の一実施例による移動体通信サービス
システムのリロケーション後の状態を示す図である。
【図12】本発明の一実施例において共通チャネルを使
用しているユーザ端末の移動元のセルと移動後のセルと
で無線管理ネットワークが異なる場合にリロケーション
を実行する際の手順を示すシーケンスチャートである。
【図13】本発明の一実施例において無線管理ネットワ
ークが自局の輻輳を検知した時に自発的にリロケーショ
ンを実行する場合の手順を示すシーケンスチャートであ
る。
【図14】本発明の一実施例におけるソース無線管理ネ
ットワークとターゲット無線管理ネットワークとの間の
リロケーションのシーケンスを示すシーケンスチャート
である。
【図15】従来例による移動体通信サービスシステムの
構成を示すブロック図である。
【図16】従来例による移動体通信サービスシステムの
リロケーション前の状態を示す図である。
【図17】従来例による移動体通信サービスシステムの
リロケーション後の状態を示す図である。
【図18】従来のサービスの優先順位設定を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 コアネットワーク 1a,2a−1,2a−2 優先度管理表 2−1,2−2 無線管理ネットワーク 3−1〜3−4 基地局 4 ユーザ端末 A1〜A4 セル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 Fターム(参考) 5K024 AA74 BB09 CC11 GG05 5K067 AA21 BB04 DD43 DD44 DD57 EE02 EE10 EE16 EE24 FF16 HH01 HH23 JJ35 JJ39 KK15

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動するユーザ端末との通信を行う基地
    局と、前記基地局を管理する無線管理ネットワークと、
    前記無線管理ネットワークに接続される交換局を含むコ
    アネットワークとからなる移動体通信サービスシステム
    であって、前記ユーザ端末で利用可能なサービスの組合
    わせ及びその組合わせの優先順位を格納する管理表を前
    記無線管理ネットワークと前記コアネットワークと前記
    ユーザ端末とにそれぞれ有し、前記管理表を基に前記無
    線管理ネットワークと前記コアネットワークと前記ユー
    ザ端末との間で前記サービスの組合わせ及びその組合わ
    せの優先順位を互いに認識し合うようにしたことを特徴
    とする移動体通信サービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記無線管理ネットワークは、前記基地
    局を管理する無線基地局制御局からなることを特徴とす
    る請求項1記載の移動体通信サービスシステム。
  3. 【請求項3】 前記管理表は、各種サービスの優先順位
    付け仕様に準拠しつつ、前記ユーザ端末が利用可能なサ
    ービスの組合せとその組合せの優先順位との定義を格納
    するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の移動体通信サービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ端末と前記コアネットワーク
    との間で互いに前記定義の内容を認識させるためにコー
    ルコントロール及びセッションマネージメントのプロト
    コルを用いるようにしたことを特徴とする請求項3記載
    の移動体通信サービスシステム。
  5. 【請求項5】 前記定義の内容を前記無線管理ネットワ
    ークと前記コアネットワークとの間で互いに認識させる
    ためにRANAP(Radio Access Net
    work Application Part)のプロ
    トコルを用いるようにしたことを特徴とする請求項3ま
    たは請求項4記載の移動体通信サービスシステム。
  6. 【請求項6】 前記定義の内容を前記無線管理ネットワ
    ーク間で互いに認識させるためにRNSAP(Radi
    o Network SubsystemApplic
    ation Part)のプロトコルを用いるようにし
    たことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか記
    載の移動体通信サービスシステム。
  7. 【請求項7】 前記ユーザ端末が現在接続中の基地局か
    らの信号受信強度よりも隣接する基地局からの信号受信
    強度が高くなった時に当該隣接する基地局への接続変更
    を制御するハンドオーバ制御に、前記管理表の格納内容
    を用いるようにしたことを特徴とする請求項1から請求
    項6のいずれか記載の移動体通信サービスシステム。
  8. 【請求項8】 前記ユーザ端末が現在接続中の基地局と
    前記隣接する基地局とが異なる無線管理ネットワークで
    管理される時にそれらの無線管理ネットワークで前記ユ
    ーザ端末に対する制御情報を移管するためのリロケーシ
    ョンに、前記管理表の格納内容を用いるようにしたこと
    を特徴とする請求項1から請求項7のいずれか記載の移
    動体通信サービスシステム。
  9. 【請求項9】 前記基地局を介して受信する前記ユーザ
    端末からの信号強度の測定報告を受けてすぐに前記リロ
    ケーションを実行するようにしたことを特徴とする請求
    項8記載の移動体通信サービスシステム。
  10. 【請求項10】 前記ユーザ端末からの信号強度の測定
    報告を基に自局の輻輳を検知した時に前記無線管理ネッ
    トワークが自発的に前記リロケーションを実行するよう
    にしたことを特徴とする請求項8または請求項9記載の
    移動体通信サービスシステム。
  11. 【請求項11】 前記管理表の格納内容を前記リロケー
    ション前の無線管理ネットワークから前記リロケーショ
    ン後の無線管理ネットワークに引き渡すようにしたこと
    を特徴とする請求項8から請求項10のいずれか記載の
    移動体通信サービスシステム。
  12. 【請求項12】 前記管理表の格納内容を基に前記無線
    管理ネットワークが前記ユーザ端末の現在利用している
    サービスの変更が必要と判断した時に前記無線管理ネッ
    トワークから前記コアネットワークに前記管理表の格納
    内容が付加されたラジオアクセスベアラ改善要求[RA
    B(Radio Access Bearer) Mo
    dification Request]を送信するこ
    とで前記ユーザ端末のサービスの変更を求めるようにし
    たことを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか
    記載の移動体通信サービスシステム。
  13. 【請求項13】 前記各種サービスの優先順位付け仕様
    は、3GPP(3rd Generation Par
    tnership Project)での仕様に基づく
    ものであることを特徴とする請求項3から請求項12の
    いずれか記載の移動体通信サービスシステム。
  14. 【請求項14】 移動するユーザ端末との通信を行う基
    地局と、前記基地局を管理する無線管理ネットワーク
    と、前記無線管理ネットワークに接続される交換局を含
    むコアネットワークとからなるシステムの移動体通信サ
    ービス提供方法であって、前記無線管理ネットワークと
    前記コアネットワークと前記ユーザ端末とにそれぞれ設
    けられかつ前記ユーザ端末で利用可能なサービスの組合
    わせ及びその組合わせの優先順位を格納する管理表を基
    に前記無線管理ネットワークと前記コアネットワークと
    前記ユーザ端末との間で前記サービスの組合わせ及びそ
    の組合わせの優先順位を互いに認識し合うようにしたこ
    とを特徴とする移動体通信サービス提供方法。
  15. 【請求項15】 前記無線管理ネットワークは、前記基
    地局を管理する無線基地局制御局からなることを特徴と
    する請求項14記載の移動体通信サービス提供方法。
  16. 【請求項16】 前記管理表は、各種サービスの優先順
    位付け仕様に準拠しつつ、前記ユーザ端末が利用可能な
    サービスの組合せとその組合せの優先順位との定義を格
    納するようにしたことを特徴とする請求項14または請
    求項15記載の移動体通信サービス提供方法。
  17. 【請求項17】 前記ユーザ端末と前記コアネットワー
    クとの間で互いに前記定義の内容を認識させるためにコ
    ールコントロール及びセッションマネージメントのプロ
    トコルを用いるようにしたことを特徴とする請求項16
    記載の移動体通信サービス提供方法。
  18. 【請求項18】 前記定義の内容を前記無線管理ネット
    ワークと前記コアネットワークとの間で互いに認識させ
    るためにRANAP(Radio Access Ne
    twork Application Part)のプ
    ロトコルを用いるようにしたことを特徴とする請求項1
    6または請求項17記載の移動体通信サービス提供方
    法。
  19. 【請求項19】 前記定義の内容を前記無線管理ネット
    ワーク間で互いに認識させるためにRNSAP(Rad
    io Network SubsystemAppli
    cation Part)のプロトコルを用いるように
    したことを特徴とする請求項16から請求項18のいず
    れか記載の移動体通信サービス提供方法。
  20. 【請求項20】 前記ユーザ端末が現在接続中の基地局
    からの信号受信強度よりも隣接する基地局からの信号受
    信強度が高くなった時に当該隣接する基地局への接続変
    更を制御するハンドオーバ制御に、前記管理表の格納内
    容を用いるようにしたことを特徴とする請求項14から
    請求項19のいずれか記載の移動体通信サービス提供方
    法。
  21. 【請求項21】 前記ユーザ端末が現在接続中の基地局
    と前記隣接する基地局とが異なる無線管理ネットワーク
    で管理される時にそれらの無線管理ネットワークで前記
    ユーザ端末に対する制御情報を移管するためのリロケー
    ションに、前記管理表の格納内容を用いるようにしたこ
    とを特徴とする請求項14から請求項20のいずれか記
    載の移動体通信サービス提供方法。
  22. 【請求項22】 前記管理表の格納内容を前記リロケー
    ション前の無線管理ネットワークから前記リロケーショ
    ン後の無線管理ネットワークに引き渡すようにしたこと
    を特徴とする請求項21記載の移動体通信サービス提供
    方法。
  23. 【請求項23】 前記管理表の格納内容を基に前記ユー
    ザ端末が現在利用しているサービスの変更が必要と判断
    した時に前記無線管理ネットワークから前記コアネット
    ワークに前記管理表の格納内容が付加されたラジオアク
    セスベアラ改善要求[RAB(Radio Acces
    s Bearer) Modification Re
    quest]を送信することで前記ユーザ端末のサービ
    スの変更を求めるようにしたことを特徴とする請求項1
    4から請求項22のいずれか記載の移動体通信サービス
    提供方法。
  24. 【請求項24】 前記各種サービスの優先順位付け仕様
    は、3GPP(3rd Generation Par
    tnership Project)での仕様に基づく
    ものであることを特徴とする請求項16から請求項23
    のいずれか記載の移動体通信サービス提供方法。
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