JP2002064458A - 直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号受信方法 - Google Patents
直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号受信方法Info
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Abstract
換可能とする。 【解決手段】 チャネル選択回路25は、受信チャネル
を選択するための信号CH_SELを生成してスイッチ20に
供給し、互いに周波数帯が異なる2つのチャネルにて送
られたRF信号をダウンコンバートすることにより得ら
れた2つのIF信号のいずれかを選択させる。チャネル
選択回路25は、ベースバンド信号についての自己相関
演算を実行することにより得られた相関値より推定され
た有効シンボル区間とガードインターバル区間が切り替
わるタイミングにて、スイッチ20の選択を切り換え
る。AGC回路22は、スイッチ20が選択したIF信
号に変換されたRF信号の受信レベルを特定し、チャネ
ル選択回路25に通知する。チャネル選択回路25は、
受信レベルが高い方のチャネルにて送られたRF信号か
ら得られたIF信号をスイッチ20に選択させ、伝送デ
ータを復元可能とする。
Description
多重信号を受信して伝送データを復元する直交周波数分
割多重信号受信装置に係り、特に、異なる周波数帯にて
同一内容が同時に送信されるネットワーク環境に好適な
直交周波数分割多重信号受信装置に関する。
して、直交周波数分割多重(OFDM;Orthogonal Fre
quency Division Multiplex)方式が知られている。こ
の直交周波数分割多重方式を用いて移動体通信を可能と
するシステムには、複数の送信局が異なる周波数を用い
て同一内容の送信を行う多周波数ネットワーク(MF
N;Multi Frequency Network)がある。
から送られた信号を受信して、伝送データを復元する従
来の受信装置は、ある送信局から送信された信号の受信
レベルが低下すると、受信信号をダウンコンバートする
ために用いるローカル発振信号の周波数を制御すること
により、受信チャネルを切り換える。これにより、他の
送信局から送信された信号を受信して、周波数帯が異な
る切換先のチャネルにて送信された同一内容の伝送デー
タを取得することができる。
信信号をダウンコンバートするために用いるローカル発
振信号の周波数を切り換えることにより、受信チャネル
を選択していた。このため、受信中のチャネルの受信レ
ベルが劣化して、他の送信局から提供される別のチャネ
ルに切り換える場合、伝送データを取得するまでに長い
時間を要するという問題があった。
ぞれの信号からベースバンド信号を復調して伝送データ
を復元することも考えられるが、構成が複雑になり、コ
ストがかかるという問題がある。
のであり、簡単な構成で、異なる周波数帯のチャネルに
素早く切り換えて伝送データを取得することができる直
交周波数分割多重信号受信装置を提供することを目的と
する。
め、この発明の第1の観点に係る直交周波数分割多重信
号受信装置は、異なる周波数帯で同一内容が送信される
ネットワーク環境にて、有効シンボル区間とガードイン
ターバル区間とからなる直交周波数分割多重信号を受信
し、伝送データを復元するものであって、第1のチャネ
ルにて送られた無線周波数信号をダウンコンバートして
中間周波数信号に変換する第1の信号変換手段と、第1
のチャネルとは異なる周波数帯の第2のチャネルにて送
られた無線周波数信号をダウンコンバートして中間周波
数信号に変換する第2の信号変換手段と、前記第1の信
号変換手段によりダウンコンバートされた中間周波数信
号と、前記第2の信号変換手段によりダウンコンバート
された中間周波数信号のいずれかを選択する信号選択手
段と、前記信号選択手段により選択された中間周波数信
号からベースバンド信号を復調する復調手段と、前記復
調手段により復調されたベースバンド信号から伝送デー
タを復元する復元手段と、前記復調手段により復調され
たベースバンド信号を受けて有効シンボル区間とガード
インターバル区間とを推定する区間推定手段と、前記区
間推定手段がガードインターバル区間と推定したタイミ
ングにて前記信号選択手段を切り換えて、前記第1の信
号変換手段によりダウンコンバートされた中間周波数信
号と、前記第2の信号変換手段によりダウンコンバート
された中間周波数信号のうち、有効シンボル区間にて前
記信号選択手段により選択されていない信号を前記信号
選択手段に選択させ、有効シンボル区間にて前記信号選
択手段により選択された信号と受信レベルを比較して、
受信レベルが高い方の中間周波数信号を前記信号選択手
段に選択させて伝送データを復元可能とする選択制御手
段を備える、ことを特徴とする。
推定手段がガードインターバル区間と推定したタイミン
グにて信号選択手段による信号の選択を切り換え、有効
シンボル区間にて選択された信号と受信レベルを比較し
て、受信レベルが高い方の中間周波数信号を信号選択手
段に選択させて伝送データを復元可能とする。これによ
り、ベースバンド信号を復調する構成を単一化して構成
を簡単にすると共に、短時間で受信チャネルを切り換え
て伝送データを取得することができる。
復調されたベースバンド信号についての相関演算を実行
する相関演算手段を備え、前記選択制御手段は、前記相
関演算手段が相関演算を実行することにより得られた相
関値に基づいて、有効シンボル区間にて前記信号選択手
段により選択された中間周波数信号と、ガードインター
バル区間にて前記信号選択手段により選択された中間周
波数信号とが同一内容を送信したものであるか否かを判
別し、同一内容を送信したものではないと判別すると、
以後、有効シンボル区間にて選択された中間周波数信号
のみを前記信号選択手段に選択させることが望ましい。
これにより、異なる内容が送信されたチャネルを選択し
ないようにすることができる。
とにより得られた相関値がピークとなるタイミングでの
信号位相を特定する位相特定手段を備え、前記復調手段
は、前記信号選択手段により選択された中間周波数信号
に含まれるオフセット周波数を除去するためのローカル
発振信号を生成する発振信号生成手段を備え、前記選択
制御手段は、前記相関演算手段が相関演算を実行するこ
とにより得られた相関値に基づいて、有効シンボル区間
にて前記信号選択手段により選択された中間周波数信号
と、ガードインターバル区間にて前記信号選択手段によ
り選択された中間周波数信号とが同一内容を送信したも
のであると判別し、且つ、ガードインターバル区間にて
前記信号選択手段により選択された中間周波数信号から
伝送データを復元すると判別した場合に、前記位相特定
手段により特定された信号位相に基づいて前記発振信号
生成手段が生成するローカル発振信号の周波数を切り換
えることが望ましい。
ターバル区間に対して1回の割合で、前記信号選択手段
が選択する中間周波数信号を切り換えることが望まし
い。
割多重信号受信装置は、異なる周波数帯で同一内容が送
信されるネットワーク環境にて、有効シンボル区間とガ
ードインターバル区間とからなる直交周波数分割多重信
号を受信し、伝送データを復元する直交周波数分割多重
信号受信装置であって、第1のチャネルにて送られた無
線周波数信号をダウンコンバートした中間周波数信号
と、第1のチャネルとは異なる周波数帯の第2のチャネ
ルにて送られた無線周波数信号をダウンコンバートした
中間周波数信号のいずれかを選択し、選択した中間周波
数信号からベースバンド信号を復調し、ベースバンド信
号についての相関演算を実行することにより有効シンボ
ル区間とガードインターバル区間とを推定し、ガードイ
ンターバル区間と推定したタイミングにて中間周波数信
号の選択を切り換え、有効シンボル区間にて選択してい
た信号と受信レベルを比較し、受信レベルが高い方の中
間周波数信号を選択して復調したベースバンド信号から
伝送データを復元する、ことを特徴とする。
られた無線周波数信号を中間周波数信号にダウンコンバ
ートし、ガードインターバル区間と推定したタイミング
にて中間周波数信号の選択を切り換え、有効シンボル区
間にて選択していた信号との受信レベルを比較し、受信
レベルが高い方の中間周波数信号を選択して復調したベ
ースバンド信号から伝送データを復元する。これによ
り、2つのチャネルのいずれかにて送られた無線周波数
信号より得られた中間周波数信号からベースバンド信号
を復調する簡単な構成で、受信チャネルを素早く切り換
えることができる。
割多重信号受信方法は、異なる周波数帯で同一内容が送
信されるネットワーク環境にて、有効シンボル区間とガ
ードインターバル区間とからなる直交周波数分割多重信
号を受信し、伝送データを復元するための方法であっ
て、第1のチャネルにて送られた無線周波数信号をダウ
ンコンバートした中間周波数信号と、第1のチャネルと
は異なる周波数帯の第2のチャネルにて送られた無線周
波数信号をダウンコンバートした中間周波数信号のいず
れかを選択し、選択した中間周波数信号からベースバン
ド信号を復調し、ベースバンド信号についての相関演算
を実行することにより有効シンボル区間とガードインタ
ーバル区間とを推定し、ガードインターバル区間と推定
したタイミングにて中間周波数信号の選択を切り換え、
有効シンボル区間にて選択していた信号と受信レベルを
比較し、受信レベルが高い方の中間周波数信号を選択し
て復調したベースバンド信号から伝送データを復元す
る、ことを特徴とする。
明の実施の形態に係る直交周波数分割多重信号受信装置
について詳細に説明する。
周波数分割多重信号受信装置100の構成を示す図であ
る。図示するように、この直交周波数分割多重信号受信
装置100は、RF(Radio Frequency)信号処理部1
と、IF(Intermediate Frequency)信号処理部2と、
ベースバンド信号処理部3と、動作制御部4とを備えて
いる。
アンテナ10と、LNA(Low Noise Amplifier)11
と、分配器12と、TCXO(Temperature Compensati
on crystal Oscillator)13と、第1及び第2のロー
カル発振器14、15と、第1及び第2のミキサ16、
17とを備えている。
割多重化が施され、無線にて送信されたRF信号を受信
するためのものであり、受信したRF信号をLNA11
に送る。ここで、アンテナ10が受信する直交周波数分
割多重化が施されたRF信号は、1つのシンボル区間が
有効シンボル区間とガードインターバル区間とに分かれ
ている。ガードインターバル区間は、シンボル区間内で
有効シンボル区間に前置され、有効シンボル区間の後部
を複写した冗長な信号区間である。
RF信号を増幅するためのものであり、増幅したRF信
号を分配器12に送る。
信号を、第1のミキサ16と、第2のミキサ17とに分
配するためものである。
発振器14、15がそれぞれローカル発振信号を生成す
る際に用いる基準周波数信号を発生する発振器である。
L(Phase Locked Loop)回路等から構成され、動作制
御部4の制御に従ってTCXO13にて発生した基準周
波数信号を分周するなどして、第1の周波数を有するロ
ーカル発振信号を生成する。すなわち、第1のローカル
発振器14は、TCXO13にて発生した基準周波数信
号に位相が同期した第1の周波数を有するローカル発振
信号を生成し、第1のミキサ16に供給する。
L回路等から構成され、動作制御部4の制御に従ってT
CXO13にて発生した基準周波数信号を分周するなど
して、第1の周波数とは異なる第2の周波数を有するロ
ーカル発振信号を生成する。第2のローカル発振器15
は、TCXO13にて発生した基準周波数信号に位相が
同期した第2の周波数を有するローカル発振信号を生成
し、第2のミキサ17に供給する。
されたRF信号に、第1のローカル発振器14から受け
た第1の周波数を有するローカル発振信号を掛け合わせ
ることにより、RF信号をダウンコンバートしてIF信
号に変換するためのものである。第1のミキサ16は、
RF信号をダウンコンバートすることにより得られたI
F信号を、IF信号処理部2が備えるスイッチ20に送
る。
されたRF信号に、第2のローカル発振器15から受け
た第2の周波数を有するローカル発振信号を掛け合わせ
ることにより、RF信号をダウンコンバートしてIF信
号に変換するためのものである。第2のミキサ17は、
RF信号をダウンコンバートすることにより得られたI
F信号を、IF信号処理部2が備えるスイッチ20に送
る。
3に示すような構成を有し、スイッチ20と、BPF
(Band Pass Filter)21と、AGC(Automatic Gain
Control)回路22と、第1及び第2のA/D(Analog
/Digital)変換器23、24と、チャネル選択回路25
と、第3のローカル発振器26と、直交検波器27とを
備えている。
る第1及び第2のミキサ16、17から受けたIF信号
のいずれかを選択し、BPF21に供給する。すなわ
ち、スイッチ20は、チャネル選択回路25から送られ
た信号CH_SELに応じて、第1のミキサ16によりダウン
コンバートされたIF信号と、第2のミキサ17により
ダウンコンバートされたIF信号のいずれかを選択して
BPF21に供給する。つまり、スイッチ20が選択す
るIF信号を切り換えることにより、この直交周波数分
割多重信号受信装置100の受信チャネルが切り換えら
れる。
たIF信号の通過帯域を制限することにより、受信チャ
ネルの帯域外成分を除去してAGC回路22に送る。
制御することにより、BPF21を通過したIF信号を
所定の信号レベルとなるように増幅するためのものであ
る。ここで、AGC回路22は、BPF21から受けた
IF信号の信号レベル、すなわちRF信号の受信レベル
を、例えばIF信号を増幅する際の信号増幅率等から特
定する。AGC回路22は、特定した受信レベルを示す
信号AGC_LEVELを、第1のA/D変換器23に送る。ま
た、AGC回路22は、増幅したIF信号を第2のA/
D変換器24に送る。
2から受けた信号AGC_LEVELをディジタル化し、チャネ
ル選択回路25に供給する。
2により増幅されたIF信号をディジタル化し、直交検
波器27に供給する。
切り換えて受信チャネルの選択を制御するためのもので
ある。すなわち、チャネル選択回路25は、受信チャネ
ルを選択するための信号CH_SELを生成し、スイッチ20
に供給してIF信号の選択を制御する。この際、チャネ
ル選択回路25は、ベースバンド信号処理部3が備える
タイミング発生器31から受けた信号G_TIMINGに基づい
て、スイッチ20の選択を切り換えるタイミングを規定
する。チャネル選択回路25は、スイッチ20が選択し
た受信チャネルを動作制御部4に通知する。また、チャ
ネル選択回路25は、第1のA/D変換器23によりデ
ィジタル化された信号AGC_LEVELを受けて受信レベルを
特定する。
4から受けた信号FINE_FREQに応じた周波数のローカル
発振信号を生成し、直交検波器27に供給する。この
際、第3のローカル発振器26は、信号FINE_FREQに応
じた周波数を有するローカル発振信号を生成して直交検
波器27に供給することで、IF信号に含まれるオフセ
ット周波数を除去することができる。
26から受けたローカル発振信号を用いて、第2のA/
D変換器24から受けたIF信号の直交検波を行うこと
により、ベースバンド信号を復調するためのものであ
る。直交検波器27は、復調したベースバンド信号の同
相成分を示すI(In-phase)信号と、直交成分を示すQ
(Quadrature)信号とを、ベースバンド信号処理部3に
送る。
例えば図4に示す構成を有し、ガード相関器30と、タ
イミング発生器31と、ピーク検出器32と、FFT
(FastFourier Transform)ウィンドゥ回路33と、F
FT回路34と、等化器35と、デマッパ36とを備え
ている。
ついての自己相関演算を実行するためのものである。す
なわち、ガード相関器30は、I信号とQ信号とからな
るベースバンド信号を、有効シンボル区間の長さだけ遅
延させ、遅延のないベースバンド信号との自己相関を、
ガードインターバル区間の長さに相当する時間幅で求め
る。ガード相関器30は、自己相関演算を実行すること
により得られた相関値を、タイミング発生器31とピー
ク検出器32に送る。ここで、ガードインターバル区間
は有効シンボル区間の後部を複写した信号区間であるこ
とから、ガード相関器30が自己相関演算を実行するこ
とにより得られた相関値は、有効シンボル区間の終端を
受信したタイミングにてピークとなる。
0が実行した自己相関演算の結果から、有効シンボル区
間とガードインターバル区間とを推定するためのもので
ある。すなわち、タイミング発生器31は、有効シンボ
ル区間とガードインターバル区間とが切り替わるタイミ
ングを特定し、特定したタイミングを示す信号G_TIMING
を生成する。タイミング発生器31は、信号G_TIMING
を、FFTウィンドゥ回路33と、IF信号処理部2が
備えるチャネル選択回路25と、動作制御部4に送る。
自己相関演算を実行することにより得られた相関値のピ
ーク値と、相関値がピークとなるタイミングでの信号位
相を検出するためのものである。ピーク検出器32は、
検出したピーク値と信号位相を動作制御部4に通知す
る。
ル区間のベースバンド信号のみを取り出してFFT回路
34に入力するためのものであり、タイミング発生器3
1から受けた信号G_TIMINGに基づいて特定したガードイ
ンターバル区間のベースバンド信号を除去したのち、F
FT回路34に送る。
33から受けた有効シンボル区間のベースバンド信号に
高速フーリエ変換を施して、時間軸上の信号から周波数
軸上の信号に変換するためのものである。FFT回路3
4は、高速フーリエ変換を施したベースバンド信号を、
等化器35に送る。
ulse Response)フィルタやIIR(Infinite Impulse
Response)フィルタ等を用いて構成され、FFT回路3
4から受けたベースバンド信号の振幅や位相を伝送路の
特性に合わせて補償し、信号の歪みなどを除去するため
のものである。等化器35は、等化を施したベースバン
ド信号をデマッパ36に送る。
y Memory)等から構成され、複素平面上のシンボル配置
図に基づいて、等化器35により等化が施されたベース
バンド信号から伝送データを復元するデマッピング処理
を実行するためのものである。すなわち、デマッパ36
は、例えば64QAM(Quadrature Amplitude Modulat
ion)といった多値変調方式で変調されたベースバンド
のI信号及びQ信号から、複素平面上で定められた座標
値と伝送データとの対応関係に基づいて、伝送データを
復元する。デマッパ36は、復元した伝送データを、デ
インターリーブ回路等に出力し、伝送データについての
処理に供する。
ロプロセッサ等から構成され、この直交周波数分割多重
信号受信装置100全体の動作を制御するためのもので
ある。例えば、動作制御部4は、ガード相関器30がベ
ースバンド信号についての自己相関演算を実行すること
により得られた相関値がピークとなるタイミングでの信
号位相を、ピーク検出器32から受けた通知により特定
する。動作制御部4は、第3のローカル発振器26に信
号FINE_FREQを送って動作を制御することにより、特定
した信号位相に対応する周波数のローカル発振信号を生
成させる。すなわち、動作制御部4は、直交検波器27
に供給されるIF信号に含まれるオフセット周波数を、
ピーク検出器32より通知された信号位相から推定し、
推定したオフセット周波数を除去するためのローカル発
振信号を第3のローカル発振器26に生成させる。
周波数分割多重信号受信装置100の動作を説明する。
この直交周波数分割多重信号受信装置100は、複数の
送信局が異なる周波数帯にて同一内容を送信する多周波
数ネットワーク(MFN;Multi Frequency Network)
環境に適用されて、アンテナ10により、送信局から無
線にて送信されたRF信号を受信する。
のちLNA11により増幅されたRF信号を、第1及び
第2のミキサ16、17に分配する。
4、15は、TCXO13から供給された基準周波数信
号を動作制御部4の制御に従った分周比で分周するなど
して、それぞれ第1及び第2の周波数を有するローカル
発振信号を生成し、第1及び第2のミキサ16、17に
供給する。ここで、動作制御部4は、第1及び第2のロ
ーカル発振器14、15を制御して、第1及び第2のミ
キサ16、17が互いに異なる周波数帯のRF信号を所
定の中間周波数帯のIF信号にダウンコンバートするた
めのローカル発振信号を生成させる。これにより、動作
制御部4は、RF信号処理部1に、周波数帯が異なる2
つのチャネルにて送信された同一内容の伝送データを受
信可能とするIF信号を生成させる。
ぞれ、RF信号をダウンコンバートすることにより得ら
れたIF信号を、スイッチ20に送る。
ら送られた信号CH_SELに応じて、第1のミキサ16から
受けたIF信号と、第2のミキサ17から受けたIF信
号のいずれかを選択し、BPF21を介してAGC回路
22に送る。
IF信号を増幅して第2のA/D変換器24によりディ
ジタル化したのち、直交検波器27に供給する。この
際、AGC回路22は、IF信号を所定の信号レベルに
まで増幅するための信号増幅率等から、スイッチ20が
選択したIF信号に変換されたRF信号の受信レベルを
特定し、信号AGC_LEVELにより、チャネル選択回路25
に通知する。例えば、AGC回路22は、受信レベルに
対応して電圧値を変化させた電圧波形を有する信号AGC_
LEVELを生成し、第1のA/D変換器23によりディジ
タル化したのち、チャネル選択回路25に送る。
4を介してAGC回路22から供給されたIF信号を、
第3のローカル発振器26から受けたローカル発振信号
を用いて直交検波することにより、ベースバンドのI信
号とQ信号を復調する。直交検波器27により復調され
たI信号とQ信号は、ベースバンド信号処理部3に送ら
れる。
27により復調されたI信号及びQ信号からなるベース
バンド信号のうち、ガードインターバル区間に相当する
部分を除去し、有効シンボル区間に相当する部分のみを
FFT回路34に供給する。
速フーリエ変換を施し、周波数成分を示す信号として等
化器35に送る。等化器35は、FFT回路34からベ
ースバンド信号を受け、例えばパイロット信号を伝送し
たサブキャリアを抽出するなどして伝送路の特性を推定
する。等化器35は、推定した伝送路の特性に合わせて
ベースバンド信号を補償するなどして等化を施し、デマ
ッパ36に供給する。
施されたベースバンド信号を用いてデマッピング処理を
実行し、送信局からの伝送データを復元する。
7により復調されたI信号及びQ信号からなるベースバ
ンド信号を有効シンボル区間に相当する時間だけ遅延さ
せ、遅延のないベースバンド信号との積和演算を実行す
ることにより、ベースバンド信号についての自己相関演
算を実行する。
0が自己相関演算を実行することにより得られた相関値
から、有効シンボル区間とガードインターバル区間を推
定し、これらの区間が切り替わるタイミングを特定す
る。タイミング発生器31は、例えば有効シンボル区間
とガードインターバル区間とで電圧値を変化させた矩形
状の電圧波形を有する信号G_TIMINGを生成し、FFTウ
ィンドゥ回路33と、チャネル選択回路25、及び動作
制御部4に送る。
30が自己相関演算を実行することにより得られた相関
値がピークとなるタイミングを特定し、そのタイミング
における相関値と信号位相を検出して、動作制御部4に
通知する。
どと共に動作して、受信チャネルを素早く切り換えて同
一内容の伝送データを復元可能とする。
割多重信号受信装置100が受信する受信信号の構成を
示す図である。ここで、受信信号のガードインターバル
区間を、図5(a)においてハッチングを付して示す。
すような信号G_TIMINGを生成し、有効シンボル区間とガ
ードインターバル区間を識別可能とする。FFTウィン
ドゥ回路33は、この信号G_TIMINGにより有効シンボル
区間を特定し、ガードインターバル区間のベースバンド
信号を除去してFFT回路34に供給する。
4を制御して、例えば送信局から第1のチャネルCH1
にて送信された信号を受信するため、第1の周波数f1
を有するローカル発振信号を生成させる。また、動作制
御部4は、第2のローカル発振器15を制御して、送信
局から第1のチャネルCH1とは周波数帯が異なる第2
のチャネルCH2にて送信された信号を受信するため、
第2の周波数f2を有するローカル発振信号を生成させ
る。
レベルのときに第1のチャネルCH1の選択を指示し、
高レベルのときに第2のチャネルCH2の選択を指示す
るものとする。すなわち、図5(c)に示す信号CH_SEL
は、タイミングt1までの間、第1のチャネルCH1の
選択を指示し、スイッチ20は、この信号CH_SELに従っ
て、第1のミキサ16によりダウンコンバートされたI
F信号を選択してBPF21に供給する。
1のA/D変換器23を介してAGC回路22から受け
た信号AGC_LEVELの信号レベル(例えば電圧値)が動作
制御部4により予め規定された所定の閾値未満であるこ
とを検出すると、受信チャネルの選択を切り換える必要
があると判別する。
ると判別すると、チャネル選択回路25は、スイッチ2
0によるIF信号の選択を制御して、受信チャネルを切
り換えるための処理を実行する。
ミング発生器31から信号G_TIMINGを受け、受信信号が
ガードインターバル区間となるタイミングを特定する。
(b)に示す信号G_TIMINGがタイミングt1にてガード
インターバル区間を示す信号レベル(電圧値)になる
と、図5(c)に示すように信号CH_SELの信号レベルを
切り換えて、スイッチ20に第2のミキサ17によりダ
ウンコンバートされたIF信号を選択させる。ここで、
受信信号がガードインターバル区間となる毎に受信チャ
ネルを切り換えると、タイミング発生器31の特性が劣
化して、有効シンボル区間とガードインターバル区間と
の区別が難しくなる。従って、チャネル選択回路25
は、所定数のガードインターバル区間に対して1回、例
えば図5(c)に示すようにガードインターバル区間が
2回到来する毎に1回の割合で、信号CH_SELの信号レベ
ルを切り換えるようにする。
ら受けた信号CH_SELに応じてIF信号の選択を切り換え
ることにより、BPF21に供給する信号を、第1のチ
ャネルCH1にて受信した信号から第2のチャネルCH
2にて受信した信号に切り換える。すなわち、スイッチ
20は、信号CH_SELに応じて、第1のミキサ16により
ダウンコンバートされたIF信号に換えて、第2のミキ
サ17によりダウンコンバートされたIF信号を選択
し、BPF21に供給する。
AGC回路22により生成される信号AGC_LEVELが低下
すると、チャネル選択回路25は、第1のチャネルCH
1の方が第2のチャネルCH2よりも受信レベルが高い
と判別する。そこで、チャネル選択回路25は、信号G_
TIMINGから特定したガードインターバル区間が終了する
タイミングt2にて信号CH_SELの信号レベルを切り換
え、受信チャネルを第1のチャネルCH1に戻す。
ンターバル区間にて受信した第2のチャネルCH2の受
信レベルを動作制御部4に通知する。動作制御部4は、
チャネル選択回路25から通知された受信レベルが所定
の基準レベルを超えているか否かを判別する。
受信レベルが基準レベルを超えていると判別すると、第
2のチャネルCH2にて受信した信号が復調可能である
として、第1のチャネルCH1と第2のチャネルCH2
が同一内容を送信したものであるか否かを判別する。
t1からタイミングt2の間に受信した第2のチャネル
CH2のガードインターバル区間と、タイミングt2か
らタイミングt3の間に受信した第1のチャネルCH1
の有効シンボル区間の後部との相関演算を実行する。動
作制御部4は、ガード相関器30が相関演算を実行する
ことにより得られた相関値からピーク検出器32が検出
した相関値のピークを読み取り、所定の基準値と比較す
る。
基準値以上であると判別すると、第1のチャネルCH1
と第2のチャネルCH2が同一内容を送信したものであ
るとする。この際、動作制御部4は、ピーク検出器32
から通知された信号位相から、第1のミキサ16により
ダウンコンバートされたIF信号のオフセット周波数
と、第2のミキサ17によりダウンコンバートされたI
F信号のオフセット周波数との差を推定することができ
る。
相関出力が所定の基準値未満であると判別すると、第1
のチャネルCH1と第2のチャネルCH2が異なる内容
を送信したとして、チャネル選択回路25を制御して、
以後、第2のチャネルCH2を選択しないようにする。
すなわち、第2のチャネルCH2にて第1のチャネルC
H1とは異なる内容が送信された場合、スイッチ20
は、有効シンボル区間にて選択していた第1のミキサ1
6によりダウンコンバートされたIF信号のみを選択し
て、BPF21に供給する。
H2が同一内容を送信した場合、タイミングt3にて信
号G_TIMINGがガードインターバル区間を示す信号レベル
となると、チャネル選択回路25は信号CH_SELを切り換
えて、スイッチ20に、第2のミキサ17によりダウン
コンバートされたIF信号を選択させる。
(d)に示すように、AGC回路22から送られた信号
AGC_LEVELの信号レベルが上昇していることから、第2
のチャネルCH2の方が第1のチャネルCH1よりも受
信レベルが高いと判別する。そこで、チャネル選択回路
25は、ガードインターバル区間が終了するタイミング
t4が到来したのちも信号CH_SELの信号レベルを維持し
て、タイミングt4から始まる有効シンボル区間におけ
る受信チャネルを第2のチャネルCH2とする。チャネ
ル選択回路25は、受信チャネルを第2のチャネルCH
2に変更した旨を動作制御部4に通知する。
ら受信チャネルを第2のチャネルCH2に変更した旨の
通知を受けると、ピーク検出器32から通知された信号
位相に応じた信号FINE_FREQを第3のローカル発振器2
6に送り、直交検波器27に供給するローカル発振信号
の周波数を切り換える。これにより、第3のローカル発
振器26は、第2のミキサ17によりダウンコンバート
されたIF信号のオフセット周波数を除去するためのロ
ーカル発振信号を生成することができる。
5をリセットする。これにより、第1のチャネルCH1
とは周波数帯が異なる第2のチャネルCH2を受信する
ための伝送路の特性に応じてベースバンド信号に等化を
施すことができる。
にて、スイッチ20の選択を切り換えて第1のチャネル
CH1の受信レベルを特定するが、いずれも第2のチャ
ネルCH2の方が受信レベルが高いことから、タイミン
グt6及びタイミングt8にて、受信チャネルを第2の
チャネルCH2に戻して伝送データを復元する。
0の選択を切り換えると、第1のチャネルCH1の受信
レベルが第2のチャネルCH2よりも高いことから、チ
ャネル選択回路25は、ガードインターバル区間が終了
するタイミングt10が到来したのちも信号CH_SELの信
号レベルを維持する。これにより、タイミングt10か
ら始まる有効シンボル区間における受信チャネルを第1
のチャネルCH1として伝送データを復元することがで
きる。
第1及び第2のローカル発振器14、15と、第1及び
第2のミキサ16、17を設け、2つの異なる無線周波
数帯のRF信号をダウンコンバートして中間周波数帯の
IF信号を生成することができる。スイッチ20は、ガ
ードインターバル区間にてベースバンド信号を復調する
IF信号の選択を切り換え、有効シンボル区間にて選択
したIF信号と受信レベルを比較して、受信レベルが高
い方のIF信号を選択して伝送データを復元する。これ
により、簡単な構成で、異なる周波数帯のチャネルに素
早く切り換えて伝送データを取得することができる。
回路25が信号CH_SELをスイッチ20に供給して受信チ
ャネルを切り換えるものとして説明したが、動作制御部
4が上記実施の形態におけるチャネル選択回路25の機
能を備え、スイッチ20の選択を制御するようにしても
よい。
ば、ガードインターバル区間でIF信号の選択を切り換
えて受信レベルを比較し、受信レベルが高い方のIF信
号を選択して伝送データを復元することができる。これ
により、簡単な構成で、異なる周波数帯のチャネルに素
早く切り換えて伝送データを取得することができる。
重信号受信装置の構成を示す図である。
る。
するための各種の信号を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】異なる周波数帯で同一内容が送信されるネ
ットワーク環境にて、有効シンボル区間とガードインタ
ーバル区間とからなる直交周波数分割多重信号を受信
し、伝送データを復元する直交周波数分割多重信号受信
装置であって、 第1のチャネルにて送られた無線周波数信号をダウンコ
ンバートして中間周波数信号に変換する第1の信号変換
手段と、 第1のチャネルとは異なる周波数帯の第2のチャネルに
て送られた無線周波数信号をダウンコンバートして中間
周波数信号に変換する第2の信号変換手段と、 前記第1の信号変換手段によりダウンコンバートされた
中間周波数信号と、前記第2の信号変換手段によりダウ
ンコンバートされた中間周波数信号のいずれかを選択す
る信号選択手段と、 前記信号選択手段により選択された中間周波数信号から
ベースバンド信号を復調する復調手段と、 前記復調手段により復調されたベースバンド信号から伝
送データを復元する復元手段と、 前記復調手段により復調されたベースバンド信号を受け
て有効シンボル区間とガードインターバル区間とを推定
する区間推定手段と、 前記区間推定手段がガードインターバル区間と推定した
タイミングにて前記信号選択手段を切り換えて、前記第
1の信号変換手段によりダウンコンバートされた中間周
波数信号と、前記第2の信号変換手段によりダウンコン
バートされた中間周波数信号のうち、有効シンボル区間
にて前記信号選択手段により選択されていない信号を前
記信号選択手段に選択させ、有効シンボル区間にて前記
信号選択手段により選択された信号と受信レベルを比較
して、受信レベルが高い方の中間周波数信号を前記信号
選択手段に選択させて伝送データを復元可能とする選択
制御手段を備える、 ことを特徴とする直交周波数分割多重信号受信装置。 - 【請求項2】前記区間推定手段は、前記復調手段により
復調されたベースバンド信号についての相関演算を実行
する相関演算手段を備え、 前記選択制御手段は、前記相関演算手段が相関演算を実
行することにより得られた相関値に基づいて、有効シン
ボル区間にて前記信号選択手段により選択された中間周
波数信号と、ガードインターバル区間にて前記信号選択
手段により選択された中間周波数信号とが同一内容を送
信したものであるか否かを判別し、同一内容を送信した
ものではないと判別すると、以後、有効シンボル区間に
て選択された中間周波数信号のみを前記信号選択手段に
選択させる、 ことを特徴とする請求項1に記載の直交周波数分割多重
信号受信装置。 - 【請求項3】前記相関演算手段が相関演算を実行するこ
とにより得られた相関値がピークとなるタイミングでの
信号位相を特定する位相特定手段を備え、 前記復調手段は、前記信号選択手段により選択された中
間周波数信号に含まれるオフセット周波数を除去するた
めのローカル発振信号を生成する発振信号生成手段を備
え、 前記選択制御手段は、前記相関演算手段が相関演算を実
行することにより得られた相関値に基づいて、有効シン
ボル区間にて前記信号選択手段により選択された中間周
波数信号と、ガードインターバル区間にて前記信号選択
手段により選択された中間周波数信号とが同一内容を送
信したものであると判別し、且つ、ガードインターバル
区間にて前記信号選択手段により選択された中間周波数
信号から伝送データを復元すると判別した場合に、前記
位相特定手段により特定された信号位相に基づいて前記
発振信号生成手段が生成するローカル発振信号の周波数
を切り換える、 ことを特徴とする請求項2に記載の直交周波数分割多重
信号受信装置。 - 【請求項4】前記選択制御手段は、所定数のガードイン
ターバル区間に対して1回の割合で、前記信号選択手段
が選択する中間周波数信号を切り換える、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の直交周波
数分割多重信号受信装置。 - 【請求項5】異なる周波数帯で同一内容が送信されるネ
ットワーク環境にて、有効シンボル区間とガードインタ
ーバル区間とからなる直交周波数分割多重信号を受信
し、伝送データを復元する直交周波数分割多重信号受信
装置であって、 第1のチャネルにて送られた無線周波数信号をダウンコ
ンバートした中間周波数信号と、第1のチャネルとは異
なる周波数帯の第2のチャネルにて送られた無線周波数
信号をダウンコンバートした中間周波数信号のいずれか
を選択し、選択した中間周波数信号からベースバンド信
号を復調し、ベースバンド信号についての相関演算を実
行することにより有効シンボル区間とガードインターバ
ル区間とを推定し、ガードインターバル区間と推定した
タイミングにて中間周波数信号の選択を切り換え、有効
シンボル区間にて選択していた信号と受信レベルを比較
し、受信レベルが高い方の中間周波数信号を選択して復
調したベースバンド信号から伝送データを復元する、 ことを特徴とする直交周波数分割多重信号受信装置。 - 【請求項6】異なる周波数帯で同一内容が送信されるネ
ットワーク環境にて、有効シンボル区間とガードインタ
ーバル区間とからなる直交周波数分割多重信号を受信
し、伝送データを復元するための直交周波数分割多重信
号受信方法であって、 第1のチャネルにて送られた無線周波数信号をダウンコ
ンバートした中間周波数信号と、第1のチャネルとは異
なる周波数帯の第2のチャネルにて送られた無線周波数
信号をダウンコンバートした中間周波数信号のいずれか
を選択し、選択した中間周波数信号からベースバンド信
号を復調し、ベースバンド信号についての相関演算を実
行することにより有効シンボル区間とガードインターバ
ル区間とを推定し、ガードインターバル区間と推定した
タイミングにて中間周波数信号の選択を切り換え、有効
シンボル区間にて選択していた信号と受信レベルを比較
し、受信レベルが高い方の中間周波数信号を選択して復
調したベースバンド信号から伝送データを復元する、 ことを特徴とする直交周波数分割多重信号受信方法。
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JP2000252157A JP3639511B2 (ja) | 2000-08-23 | 2000-08-23 | 直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号受信方法 |
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DE1313242T DE1313242T1 (de) | 2000-08-21 | 2001-06-12 | Orthogonal-frequenzmultiplex-signalempfangsvorrichtung und orthogonal-frequenzmultiplex-signalempfangsverfahren |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000252157A Expired - Lifetime JP3639511B2 (ja) | 2000-08-21 | 2000-08-23 | 直交周波数分割多重信号受信装置及び直交周波数分割多重信号受信方法 |
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JP (1) | JP3639511B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100414860C (zh) * | 2002-05-31 | 2008-08-27 | 三星电子株式会社 | 正交频分复用接收机的信道均衡器及其方法 |
US8447253B2 (en) | 2005-01-06 | 2013-05-21 | Fujitsu Limited | Radio communication system |
-
2000
- 2000-08-23 JP JP2000252157A patent/JP3639511B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100414860C (zh) * | 2002-05-31 | 2008-08-27 | 三星电子株式会社 | 正交频分复用接收机的信道均衡器及其方法 |
US8447253B2 (en) | 2005-01-06 | 2013-05-21 | Fujitsu Limited | Radio communication system |
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