JP2002063953A - コネクタとその接続構造 - Google Patents

コネクタとその接続構造

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JP2002063953A JP2000250808A JP2000250808A JP2002063953A JP 2002063953 A JP2002063953 A JP 2002063953A JP 2000250808 A JP2000250808 A JP 2000250808A JP 2000250808 A JP2000250808 A JP 2000250808A JP 2002063953 A JP2002063953 A JP 2002063953A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路体の位置ずれを吸収して確実な接続を行
う。 【解決手段】 一方の回路体24に対する回路体挿入孔
41を有するコネクタハウジング17と、コネクタハウ
ジングに回路体幅方向移動自在に装着される可動基板1
5と、可動基板に配置され、回路体挿入孔に臨む一方の
接触部28と、一方の回路体とは交差する方向の他方の
回路体5に対する他方の接触部29とを有する端子18
とを備え、可動基板が、一方の回路体に対する位置決め
部35と、他方の回路体に対する位置決め部34とを備
えるコネクタ1を採用する。両位置決め部34,35は
短円柱状のピンである。他方の回路体を幅方向移動自在
に保持する基板に対する可撓性の係止アーム3をコネク
タハウジング17に設け、係止アームが可動基板15の
可動方向とは交差する方向に撓み可能で、コネクタハウ
ジングが係止アームの撓み方向に移動自在である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グ内の端子を可動基板と一体に移動させて相手側回路体
の位置ずれを吸収可能としたコネクタとその接続構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、本出願人が先に特開平10−3
02909号で提案した従来のコネクタを示すものであ
る。このコネクタは、ヒンジ121を支点に開閉自在な
雌型のコネクタ122と、雌型のコネクタ122内に挿
入される雄型のコネクタ123とで構成されている。
【0003】雌型のコネクタ122は上下一対の合成樹
脂製のハウジング124と、各ハウジング124内に収
容された端子125とで構成されている。端子125は
一方に弾性接触片(符号125で代用)、他方に電線圧
着部(図示せず)をそれぞれ有し、弾性接触片(12
5)はハウジング124の矩形状の開口126から突出
し、電線圧着部は電線127に圧着接続されている。
【0004】雄型のコネクタ123は合成樹脂製の矩形
ブロック状のハウジング128と、ハウジング128内
に上下二段に収容された端子129とで構成されてい
る。端子129は一方に板状の電気接触部(符号129
で代用)、他方に電線圧着部(図示せず)をそれぞれ有
し、電気接触部(129)はハウジング128の表裏の
開口130から露出している。
【0005】雄型のハウジング128は先端側の上下に
テーパ状の押接部131を有し、雌側のハウジング12
4は奥側(ヒンジ側)に、押接部131に対するテーパ
状の被押接部132を有している。
【0006】雄型のコネクタ123を雌型のコネクタ1
22内に挿入することで、テーパ状の押接部131が被
押接部132に当接しつつ、上下一対のハウジング12
4が閉止し、係止手段134,135で固定される。こ
れにより、雌コネクタ122側の端子125の上下の弾
性接触片が雄コネクタ123側の端子129の電気接触
部に弾性的に接触し、電線127,133が相互に接続
される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のコネクタ122,123にあっては、端子125,
129と回路体である電線127,133とを圧着や圧
接あるいは溶接といった手段で永久接続しなければなら
ないために、多くの工数がかかると共に、端子125,
129と回路体(電線)127,133との取付や取外
しの自由度がなく、メンテナンス性や車種毎ないし種類
毎の互換性に欠けるという問題があった。
【0008】また、一方のコネクタ122に対して平行
(水平)な方向にしか他方のコネクタ123側の回路導
体(端子)129を接続できず、水平及び垂直な方向す
なわち直交方向ないし交差方向に電線や回路基板等の回
路体を容易且つ確実に接続することのできるコネクタが
切望されていた。そのコネクタの場合には、直交方向な
いし交差方向の回路体に対して位置ずれなく正確に接続
できることが必要であり、また、組付誤差や寸法誤差が
あってもコネクタを回路体側の取付部に確実に組み付け
できることが必要であった。
【0009】図8の構造においては、両コネクタ12
2,123が係止手段134,135で固定されるため
に、横幅方向に端子125,129の位置ずれがあって
も、両端子の接触部がある程度広い横幅を有しているこ
とで、確実に接触するようになっているが、そのために
回路導体(端子)125,129の横幅やコネクタハウ
ジング123,128すなわちコネクタ122,123
の横幅が肥大化するという問題があった。
【0010】本発明は、上記した点に鑑み、直交方向な
いし交差方向の回路体の接続に適用でき、回路体との接
続工数を低減させ、回路体に対する取付や取外しの自由
度を高めることができることは勿論のこと、回路体に組
付誤差や寸法誤差等による位置ずれがある場合でも、直
交方向ないし交差方向の回路体同士を簡単且つ確実に接
続させることができ、しかも構造の肥大化を防止するこ
とのできるコネクタとその接続構造を提供することを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、一方の回路体に対する回路体挿入孔を有
するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングに回
路体幅方向移動自在に装着される可動基板と、該可動基
板に配置され、該回路体挿入孔に臨む一方の接触部と、
該一方の回路体とは交差する方向の他方の回路体に対す
る他方の接触部とを有する端子とを備え、該可動基板
が、該一方の回路体に対する第一の位置決め部と、該他
方の回路体に対する第二の位置決め部とを備えることを
特徴とするコネクタを採用する(請求項1)。前記可動
基板が、交差する一方の板部と他方の板部とで構成さ
れ、該一方の板部に前記一方の接触部が配置され、該他
方の板部に前記他方の接触部が配置され、該一方の板部
の一端側に前記第一の位置決め部、他端側に前記第二の
位置決め部がそれぞれ設けられたことも有効である(請
求項2)。また、前記コネクタハウジングに、前記一方
の板部に対する幅広な基板挿入孔が前記回路体挿入孔に
隣接して設けられると共に、前記他方の板部に対する幅
広な収容凹部が設けられたことも有効である(請求項
3)。また、前記基板挿入孔に連通して前記コネクタハ
ウジングに、前記第一の位置決め部に対する挿通部と、
該挿通部の終端で回路体幅方向に交差した案内部とが設
けられたことも有効である(請求項4)。また、前記第
一の位置決め部と前記第二の位置決め部とが短円柱状の
ピンであることも有効である(請求項5)。また、前記
コネクタハウジングに、前記他方の回路体を幅方向移動
自在に保持する基板に対する可撓性の係止アームが設け
られ、該係止アームが前記可動基板の可動方向とは交差
する方向に撓み可能で、該コネクタハウジングが該係止
アームの撓み方向に移動自在であることも有効である
(請求項6)。また、請求項1〜6の何れかに記載のコ
ネクタを用いた接続構造であって、前記他方の回路体と
してのフレキシブル回路体の端末部の補強板に、前記第
二の位置決め部に対する係合部が設けられ、該補強板が
基板に回路体幅方向移動自在に保持されたことも有効で
ある(請求項7)。前記一方の回路体に、前記固定位置
決め部に対するテーパ状の入口部を有するスリット状の
係合部が設けられたことも有効である(請求項8)。ま
た、前記基板に、前記補強板を差し込み、且つ回路体幅
方向移動自在に保持する凹部が形成されたことも有効で
ある(請求項9)。また前記基板に電源用のバスバーが
配設され、前記コネクタに、該バスバーに対する接続用
の端子が設けられたことも有効である(請求項10)。
また、前記基板に、前記コネクタの可撓性の係止アーム
に対する係合用の孔部が設けられ、該係止アームが前記
可動基板の可動方向とは交差する方向に撓み可能で、該
コネクタが該係止アームの撓み方向に移動自在であるこ
とも有効である(請求項11)。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1〜図7は、本発明に係る
コネクタとその接続構造の一実施形態を示すものであ
る。
【0013】図1の如く、コネクタ1は例えば自動車の
インパネコアとしての合成樹脂製のケースの垂直な基板
2あるいは垂直な電源用の回路基板に係止アーム(係止
手段)3で固定される。基板2にはコネクタ1を係止す
る前に表面側の凹部4にFPC(フレキシブルプリント
サーキット)ないしFFC(フレキシブルフラットケー
ブル)といったフレシキブル回路体(他方の回路体)5
の接続用の端末部6が差し込まれて回路体幅5の幅方向
すなわち回路導体12の並び方向に移動自在に保持され
る。
【0014】凹部4は方形ないし矩形状に形成され、端
末部6の厚み分の深さを有し、上端側に端末部6に対す
る下向きのテーパ状のガイド面7を有している。凹部4
の下端寄りの両側には端末部6を移動自在に保持するた
めの一対の支持片(支持部)8が基板2と同一面に突設
されている。
【0015】凹部4の両側において基板2には垂直な一
対の電源用のバスバー9が埋設され、バスバー9は板厚
方向を基板2の板厚方向と直交して(基板2の横幅方向
に一致させて)位置し、係止片8の外側において基板2
の矩形状の孔部10内に露出している。
【0016】回路体5の端末部6は絶縁樹脂製の補強板
11と、補強板11の表面に露出された回路体5の偏平
な回路導体12とで構成されている。補強板11の表面
に回路体5の絶縁シート13の裏面が固着されている。
回路体5は例えば偏平な表裏の合成樹脂製の絶縁シート
13と、絶縁シートの間に挟まれた複数本の回路導体1
2とで構成され、端末側において表側の絶縁シート13
が剥がされて回路導体12が露出されている。
【0017】補強板11は絶縁シート13の横幅よりも
幅広に形成され、絶縁シート13の両側に突出し、両側
部に、基板2の支持片8に対する縦長なスライド溝14
と、コネクタ1の内部の可動基板15(図2)に対する
係合孔(係合部)16とを有している。スライド溝14
は外端と下端が切欠されて、補強板11の半分程度の板
厚の薄肉な差込部となっている。差込部14(符号14
で代用)の板厚は支持片8と凹部4の底面との間の距離
よりも若干薄くなっている。補強板11の横幅は凹部4
の横幅よりも短くなっている。補強板11の縦幅は凹部
4の縦幅の半分程度である。係合孔16はスライド溝1
4の上側において矩形状に形成され、上下左右に案内用
のテーパガイド面を有している。
【0018】コネクタ1は、図2〜図3にも示す如く、
略矩形ブロック状の合成樹脂製のコネクタハウジング1
7と、コネクタハウジング17内に収容される略L字状
の可動基板15(図2)と、可動基板15に複数並列に
配設される略L字状の信号用の端子18と、コネクタハ
ウジング17の両側に配置される略真直な電源用の端子
19とで構成されている。
【0019】コネクタハウジング17は両側端に、基板
2に対する上下一対の可撓性の係止アーム3を有し、係
止アーム3はコネクタハウジング17から斜めに突出し
た傾斜部3aと、傾斜部3aから基板2に向けてほぼ水
平に突出した真直部3bとを有し、真直部3bの外側面
に三角形状の係止爪3cを有している。上下の係止アー
ム3は基板2の孔部10内に撓んで貫通し、係止爪3c
の後側の垂直な面が孔部10の裏側の上下の端縁に弾性
的に係合する。上下の係止アーム3を上方又は下方に撓
ませることで、コネクタ1が上下に移動自在である。孔
部10はバスバー9の露出とコネクタ1の係止とを兼ね
たものであり、基板2の強度と部品等の実装面積の確保
が図られている。
【0020】孔部10への係止アーム3の係合と同時
に、孔部10内のバスバー9の露出部がコネクタハウジ
ング17内の電源用の端子19に接続される。電源用の
端子19は、図2の如くコネクタハウジング17の両側
壁20の前方(基板2側)に突出した部分21の内側に
収容係止され、水平な基板部22の一方に、バスバー9
(図1)に対する接触ばね片を有する電気接触部23、
他方に図1の補機側の水平な回路基板(一方の回路体)
24に対する円弧状の弾性接触部25をそれぞれ有して
いる。
【0021】図2,図3の如く、可動基板15は水平な
板部26と、水平な板部26の前端で直交方向に垂下さ
れた垂直な板部27とを備え、垂直な板部27は水平な
板部26よりも横幅が少し狭く形成されている。水平な
板部26の下面に沿って信号用の端子18の上側の弾性
接触部(一方の接触部)28が位置し、垂直な板部27
の内面から矩形スリット状の垂直な孔部30(図3)を
経て端子18の下側の弾性接触部(他方の接触部)29
が前方に突出している。
【0022】このように信号用の端子18はほぼ水平方
向の上側の弾性接触部28と、上側の弾性接触部28の
前端からほぼ90°の角度で下向きに屈曲した下側の弾
性接触部29とで構成され、上側の弾性接触部28は下
向きに円弧状に湾曲ないしは略山型に突出し、下側の弾
性接触部29は前向きに円弧状に湾曲ないしは略山型に
突出している。各弾性接触部28,29の自由端31は
短く真直に延長され、各自由端31と中間屈曲部32と
が例えば可動基板15の各板部26,27の端子収容溝
(図示せず)に収容されて固定ないし支持されている。
上側の電気接触部28の中央の接点は端子収容溝から下
方に突出している。
【0023】水平な上側の板部26の上面の両端寄りの
前端に矩形状の突壁33が設けられ、突壁33の前部中
央に図1の補強板11の係合孔16に対する短円柱状の
位置決めピン(第二の位置決めピン)34が一体に突設
されている。位置決めピン34の先端部には、補強板1
1の係合孔16(図1)に対する挿入用のテーパガイド
面が形成されている。位置決めピン34は係合孔16に
ガタ付きなく係合する。位置決めピン34が係合孔16
に係合することで、補強板11すなわち回路体5が可動
基板15と一体に回路体幅方向(水平方向)に移動自在
となる。
【0024】水平な板部26の下面の両側後端には一対
の短円柱状の位置決めピン(第一の位置決めピン)35
が下向きに一体に突設されている。位置決めピン35は
図3のコネクタハウジング17の前壁36から水平な矩
形状の孔部(挿通部)37に沿ってコネクタハウジング
17の内部に挿入され、且つ孔部37の終端でコネクタ
ハウジング17の横幅方向に直交した案内用の溝部(案
内部)38に沿って横幅方向に移動自在である。
【0025】コネクタハウジング17の上端寄りには、
図4,図7にも示す如く水平方向の隙間状の可動基板挿
入孔39が設けられ、両側の孔部37と溝部38とは可
動基板挿入孔39を介して連通している。可動基板挿入
孔39の横幅は可動基板15の水平な板部26の横幅よ
りも広い。可動基板挿入孔39に水平な板部26が挿入
され、その状態で一対の位置決めピン35が溝部38に
沿って可動基板15と一体に横幅方向に移動自在であ
る。
【0026】コネクタハウジング17の前壁36におい
て可動基板挿入孔39の下側に垂直な板部27を収容す
るための凹部40が形成されている。凹部40の横幅は
垂直な板部27の横幅よりも広く形成され、凹部40内
を垂直な板部27が横幅方向に移動(摺動)自在であ
る。図4,図7の如くコネクタハウジング17の前壁3
6は下向きに延長されて垂直な壁部を構成している。
【0027】図4で符号37は左右の位置決めピン35
に対する挿入用の孔部、39は可動基板挿入孔であり、
可動基板挿入孔39の両側部分を除く横幅方向中間部は
下向きに広くなった端子収容部すなわち補機側の水平な
回路基板24(図3)に対する回路基板挿入孔(回路体
挿入孔)41となっている。
【0028】図3の如く、補機側の水平な回路基板24
の前端側の突出部45には、可動基板15の位置決めピ
ン35に対する位置決め用の一対のスリット(係合部)
42が回路基板長手方向に切欠形成されている。スリッ
ト42の横幅は位置決めピン35の外径よりも若干大き
く、スリット42の前端側には位置決めピン拾い用のテ
ーパ状の入口部42aが形成されている。位置決めピン
35がスリット42にスライド自在に係合することで、
水平な回路基板24が可動基板15に対して正確に位置
決め固定され、信号用の端子18と回路基板24の回路
導体であるプリント回路とが正確に位置決めされる。入
口部42aの幅は可動基板15の横幅方向に移動距離に
ほぼ等しい。
【0029】回路基板挿入孔41は図2,図5(後面
図)の如くコネクタハウジング17の水平部43の高さ
方向中央において可動基板挿入孔39の横幅よりも幅広
に設けられている。図5の回路基板挿入孔41の上端寄
りにA−A断面図(図6)の如く位置決めピン挿通用の
左右一対の孔部37の終端と直交方向の溝部38とが位
置している。図5で符号3は係止アーム、図6で符号4
4は電源用端子収容孔である。
【0030】図7(図5のB−B断面図)の如く、可動
基板15の水平な板部26に対する基板挿入孔39の下
側に回路基板挿入孔41が位置し(両挿入孔39,41
は大部分において上下に連通している)、基板挿入孔3
9は垂直な板部27に対する収容凹部40に直交して続
いている。符号38は位置決めピン35に対する案内用
の溝部、符号41aは回路基板24に対するテーパガイ
ド面である。
【0031】以下に上記コネクタ1の作用を詳細に説明
する。先ず、図1で垂直方向の回路体5の端末部6を垂
直な基板2の凹部4に上側から差し込んで凹部4内で幅
方向移動自在に保持させる。回路体5がフレキシブルで
あるから、端末部6が容易に幅方向移動自在となる。回
路体5として剛性に回路基板を用いた場合には回路基板
を幅方向に移動自在とすることは極めて困難である。
【0032】端末部6の補強板11の両側のスライド溝
(スライド部)14が支持片8の裏面で支持され、補強
板11の下端は凹部4の下端に当接する。補強板11の
両側端は凹部4の両側端に対して可動用の少しの隙間を
存して位置する。回路体5であるFPCないしFFCは
フラットワイヤハーネスとして例えば信号発信側に接続
されている。剛性の補強板11によって可撓性の回路体
5をワンアクションで簡単確実に基板2に固定すること
ができる。水平な回路体である回路基板24は補機に続
いている。
【0033】次いで、コネクタ1を係止アーム3で水平
な基板2の孔部10に係止させる。コネクタ1には予め
電源用の端子19が挿着されると共に、信号用の端子1
8が可動基板15(図2)と共に挿着されている。
【0034】図3で可動基板15の水平な板部26をコ
ネクタハウジング17の基板挿入孔39に挿入する。こ
の際、位置決めピン35が孔部37に挿入され、孔部3
7の終端から直交する溝部38に進入し、これにより可
動基板15の抜け出しが防止されると共に、可動基板1
5が横幅方向移動自在に支持される。垂直な板部27は
収容凹部40に位置し、可動基板15は端子18と一体
に且つ回路体5の補強板11と一体に横幅方向に一定範
囲移動(スライド)自在となる。
【0035】コネクタ1を基板2に係止すると同時に、
電源用の端子18の電気接触部23がバスバー9(図
1)に接続される。コネクタハウジング17の突出部2
1(図2)は基板2の孔部10内に進入する。また、可
動基板15の一対の位置決めピン34が垂直な回路体5
の補強板11の係合孔16に隙間なく係合する。これに
より、可動基板15上の信号用の端子18の弾性接触部
29が垂直な回路体5の回路導体12に横幅方向の位置
ずれなく正確に弾性接触する。
【0036】最後に、図1で水平な回路基板24の前端
中央の突出部45をコネクタ1の後部から回路基板挿入
孔41に挿入する。回路基板24の挿入は例えば補機を
ケース(基板2)側に組み付けると同時に行われる。突
出部45の上面に複数本の露出回路導体が並列に等ピッ
チで設けられている。
【0037】回路基板24は上面の両側に太い電源用の
回路導体46、上面の中央部分とその近傍に信号用の細
い回路導体47をそれぞれ有しており、電源用の回路導
体46が電源用の端子19の弾性接触部25(図2)に
接触し、信号用の回路導体47が信号用の端子18に接
触する。
【0038】回路基板24をコネクタ1内に挿入すると
同時に、可動基板15の位置決めピン35に沿って回路
基板24のスリット部42が挿入係合される。これによ
り、可動基板15と回路基板24すなわち信号用の端子
18と回路基板24の端末の露出導体とが横幅方向の位
置ずれなく正確に位置決めされる。
【0039】この際、補機の組付寸法誤差等で回路基板
24が横方向に位置ずれした場合は、その位置ずれ量と
同じ寸法だけ可動基板15が回路体5と一体に横方向に
移動する。コネクタハウジング17は横幅方向に不動で
ある。但し大きな位置ずれがある場合には、係止アーム
3を基板2の孔部10の上下面に沿って横方向に移動さ
せてその位置ずれを吸収させることも可能である。
【0040】回路基板24が縦方向に位置ずれした場合
は、コネクタハウジング17の回路基板挿入孔41の後
部開口のテーパ状のガイド面41aで回路基板24の先
端を拾いつつ、コネクタ1が垂直な基板2に対して係止
アーム3の撓み可能な範囲で位置ずれ方向に上下する。
これらにより、回路基板24の位置ずれが吸収される。
【0041】可動基板15は位置決めピン34を係合孔
16に係合させた状態で基板2に対して補強板11と一
体にスムーズに横移動する。コネクタ1が上下方向に移
動した場合は、垂直な回路体5の回路導体12が端子1
8の縦方向の弾性接触部29に対して十分に長く露出し
ているから、何ら問題なく電気的接触が行われれる。
【0042】なお、上記実施形態における垂直な回路体
5を短めの剛性の回路基板(図示せず)で構成し、回路
基板の絶縁板に位置決めピン34に対する係合孔16な
いし係合溝を設け、回路基板を基板2に横幅方向移動自
在に支持させることも可能である。図1の係合孔16は
係合溝であってもよい。
【0043】また、水平な回路基板24に代えて垂直な
回路体5と同様なフレキシブルな回路体を用いることも
可能である。また、回路体5のハーネス部分を複数本の
電線(図示せず)で構成することも可能である。
【0044】また、電源用のバスバー9を垂直な短めの
回路基板(図示せず)に一体に設けたり、垂直な回路基
板に水平な回路基板24と同様に電源用のプリント回路
導体47を設けることも可能である。また、信号用の端
子18を一回り大きくして(太くして)電源用の端子と
して用いることも可能である。この場合、バスバー9は
幅広面を正面側に配置する。
【0045】また、可動基板15に係合孔16や係合溝
といった係合部を設け、回路体5の補強板11に係合孔
に対する位置決めピン34を設けることも可能である。
また、補強板11の係合孔16を幅広に形成して位置決
めピン34を横方向移動自在に係合させ、回路導体12
を端子18の弾性接触部29よりも幅広とし、補強板1
1を基板2に不動に固定して、一方の回路体24の位置
ずれのみを吸収させることも可能である。なお、上記実
施形態の信号用の端子18の構成及び可動基板15を用
いないコネクタの構成については別件で詳細に提案して
いる。
【0046】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、第二の位置決め部によって可動基板が他方の回路体
に正確に位置決めされ、端子の他方の接触部が他方の回
路体の回路導体に正確に接触し、その状態で可動基板が
他方の回路体と一体に回路体幅方向に移動自在であり、
且つ可動基板上の端子は可動基板と一体に移動自在であ
り、第一の位置決め部によって一方の回路体が可動基板
に正確に位置決めされ、端子の一方の接触部が一方の回
路体の導電回路に正確に接触し、一方の回路体の幅方向
の位置ずれに応じてコネクタハウジングに対して可動基
板が他方の回路体と一体に幅方向に移動する。これによ
り、一方の回路基板の位置ずれが吸収され、一方の回路
体と他方の回路体とが可動基板上の端子を介して位置ず
れなく正確に接続される。
【0047】また、他方の回路体の回路導体と端子の他
方の接触部とが第二の位置決め部によって強制的に位置
合わせされ、一方の回路体の回路導体と端子の一方の接
触部とが第一の位置決め部によって強制的に位置合わせ
されるから、他方の回路体の回路導体と端子の他方の接
触部との幅及びピッチ、及び一方の回路体の回路導体と
端子の一方の接触部との幅及びピッチを狭くすることが
でき、コネクタ及び回路体の横幅がコンパクト化され
る。
【0048】また、端子の一方の接触部を一方の回路体
の回路導体に接触させ、端子の他方の接触部を交差方向
の他方の回路体の回路導体に接触させることで、端子を
介して交差方向ないし直交方向の少なくとも二つの回路
体を相互に接続させることができ、従来の回路体のよう
に電線に端子を圧着や圧接や溶接で接続する手間がかか
らず、回路体との接続工数が低減され、回路体に対する
端子の取付や取外しの自由度が高まる。
【0049】また、請求項2記載の発明によれば、可動
基板に交差方向の接触部を有する端子を配置すること
で、一方と他方の回路体を交差方向に確実に接続させる
ことができる。各接触部は可動基板の各板部で支持され
て各回路体に対して確実な接圧(接触圧力)を発揮す
る。これによって回路体相互の接続における電気的接続
の信頼性が向上する。
【0050】また、請求項3記載の発明によれば、幅広
な基板挿入孔に一方の板部を挿入し、幅広な収容凹部に
他方の板部を収容させることで、一方の板部は基板挿入
孔に沿って幅方向にスムーズにスライド自在で、他方の
板部は凹部に沿って幅方向にスムーズにスライド自在と
なり、端子を配した可動基板が一定の軌道上を正確に且
つ小さな力でスムーズに且つ移動自在となる。
【0051】また、請求項4記載の発明によれば、コネ
クタハウジングの基板挿入孔に可動基板の一方の板部を
挿入すると同時に、第一の位置決め部が挿通部に沿って
案内部まで案内され、且つ案内部に沿って第二の位置決
め部が回路体幅方向にスムーズに案内されつつ移動自在
となる。これにより、可動基板が回路体幅方向にスムー
ズに移動して一方の回路体との位置ずれを確実に吸収す
る。また、第一の位置決め部が案内部に位置すること
で、基板挿入孔からの可動基板の抜け出しや、可動基板
のガタつきが防止され、一方の回路体の回路導体と端子
との位置合わせが正確に行われる。
【0052】また、請求項5記載の発明によれば、第二
の位置決め部である短円柱状のピンが他方の回路体側に
スムーズに係合して、他方の回路体を確実に位置決め固
定させる。また、第一の位置決め部である短円柱状のピ
ン状が一方の回路体側にスムーズに係合して、一方の回
路体を確実に位置決め固定させる。これらにより、回路
体相互の位置ずれ吸収がスムーズ且つ確実に行われる。
【0053】また、請求項6記載の発明によれば、一方
の回路体がコネクタハウジングの回路体挿入孔に対して
回路体幅方向とは交差する方向に位置ずれしている場合
でも、一方の回路体を回路体挿入孔に挿入する際に、係
止アームが撓んでコネクタハウジングが可動基板と一体
に位置ずれの方向に移動するから、その位置ずれが吸収
され、一方の回路体がスムーズ且つ確実にコネクタハウ
ジング内に挿入され、両回路体の接続がスムーズ且つ確
実に行われる。
【0054】また、請求項7記載の発明によれば、他方
の回路体としてフレキシブル回路体を用いることで、回
路体の端末部のみを幅方向に簡単に移動自在とすること
ができる。また、フレキシブル回路体が補強板で剛性を
付与されるから、端末部を容易に基板に装着することが
でき、且つフレキシブル回路体の端末部の屈曲が防止さ
れて、端末部の回路導体が正確に端子の他方の接触部に
接触する。そして、基板とは独立したフレキシブル回路
体に対してコネクタの可動基板が正確に位置決めされ、
一方の回路体の幅方向の位置ずれに対して、可動基板と
他方の回路体とが一体でスムーズに位置ずれ方向に移動
して位置ずれを吸収し、両回路体が正確に接続される。
【0055】また、請求項8記載の発明によれば、一方
の回路体をコネクタハウジングの回路体挿入孔に挿入し
た際に、テーパ状の入口部が可動基板の第一の位置決め
部を拾って係合部内へ確実に進入させるから、可動基板
と一方の回路体との位置決めがスムーズ且つ正確に行わ
れる。
【0056】また、請求項9記載の発明によれば、補強
板を基板の凹部内に挿入することで、ワンタッチで簡単
に他方の回路体を幅方向移動自在に保持させることがで
きる。そして、凹部内を補強板が他方の回路体と一体に
幅方向にスムーズに移動することで、コネクタ側の第二
の位置決め部との係合がスムーズ且つ確実に行われる。
【0057】また、請求項10記載の発明によれば、コ
ネクタを基板に固定すると同時に、電源回路であるバス
バーがコネクタ内の電源用の端子に接続され、両回路体
に簡単に電源を供給可能となる。バスバーと電源用の端
子とは可動基板とは独立して一方の回路体に接続され
る。
【0058】また、請求項11記載の発明によれば、係
止アームを基板の孔部に係合させることで、請求項6記
載の発明の効果と同様に、一方の回路体がコネクタに対
して回路体幅方向とは交差する方向に位置ずれしている
場合でも、一方の回路体をコネクタの回路体挿入孔に挿
入する際に、係止アームが撓んでコネクタが位置ずれの
方向に移動するから、その位置ずれが吸収され、一方の
回路体がスムーズ且つ確実にコネクタ内に挿入され、両
回路体がスムーズ且つ確実に接続される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタとその接続構造の一実施
形態を示す分解斜視図である。
【図2】同じくコネクタを示す分解斜視図である。
【図3】同じくコネクタを前方(他方の回路体側)から
見た状態の分解斜視図である。
【図4】コネクタハウジングを示す前面図である。
【図5】コネクタハウジングを示す後面図である。
【図6】コネクタハウジングに可動基板を挿入する状態
を示す図5のA−A相当断面図である。
【図7】同じく図5のB−B相当断面図である。
【図8】従来のコネクタとその接続構造の一形態を示す
分解斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 基板 3 係止アーム 4 凹部 5 フレキシブル回路体(他方の回路体) 6 端末部 9 バスバー 10 孔部 11 補強板 15 可動基板 16 係合孔(係合部) 17 コネクタハウジング 18 信号用の端子 19 電源用の端子 24 回路基板(一方の回路体) 26,27 板部 28,29 弾性接触部(接触部) 34 位置決めピン(第二の位置決め部) 35 位置決めピン(第一の位置決め部) 37 孔部(挿通部) 38 溝部(案内部) 39 基板挿入孔 40 収容凹部 41 回路基板挿入孔(回路体挿入孔) 42a 入口部 42 スリット(係合部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01R 23/68 303G

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の回路体に対する回路体挿入孔を有
    するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングに回
    路体幅方向移動自在に装着される可動基板と、該可動基
    板に配置され、該回路体挿入孔に臨む一方の接触部と、
    該一方の回路体とは交差する方向の他方の回路体に対す
    る他方の接触部とを有する端子とを備え、該可動基板
    が、該一方の回路体に対する第一の位置決め部と、該他
    方の回路体に対する第二の位置決め部とを備えることを
    特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記可動基板が、交差する一方の板部と
    他方の板部とで構成され、該一方の板部に前記一方の接
    触部が配置され、該他方の板部に前記他方の接触部が配
    置され、該一方の板部の一端側に前記第一の位置決め
    部、他端側に前記第二の位置決め部がそれぞれ設けられ
    たことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記コネクタハウジングに、前記一方の
    板部に対する幅広な基板挿入孔が前記回路体挿入孔に隣
    接して設けられると共に、前記他方の板部に対する幅広
    な収容凹部が設けられたことを特徴とする請求項2記載
    のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記基板挿入孔に連通して前記コネクタ
    ハウジングに、前記第一の位置決め部に対する挿通部
    と、該挿通部の終端で回路体幅方向に交差した案内部と
    が設けられたことを特徴とする請求項3記載のコネク
    タ。
  5. 【請求項5】 前記第一の位置決め部と前記第二の位置
    決め部とが短円柱状のピンであることを特徴とする請求
    項1〜4の何れかに記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記コネクタハウジングに、前記他方の
    回路体を幅方向移動自在に保持する基板に対する可撓性
    の係止アームが設けられ、該係止アームが前記可動基板
    の可動方向とは交差する方向に撓み可能で、該コネクタ
    ハウジングが該係止アームの撓み方向に移動自在である
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のコネク
    タ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6の何れかに記載のコネクタ
    を用いた接続構造であって、前記他方の回路体としての
    フレキシブル回路体の端末部の補強板に、前記第二の位
    置決め部に対する係合部が設けられ、該補強板が基板に
    回路体幅方向移動自在に保持されたことを特徴とするコ
    ネクタの接続構造。
  8. 【請求項8】 前記一方の回路体に、前記固定位置決め
    部に対するテーパ状の入口部を有するスリット状の係合
    部が設けられたことを特徴とする請求項7記載のコネク
    タの接続構造。
  9. 【請求項9】 前記基板に、前記補強板を差し込み、且
    つ回路体幅方向移動自在に保持する凹部が形成されたこ
    とを特徴とする請求項7又は8記載のコネクタの接続構
    造。
  10. 【請求項10】 前記基板に電源用のバスバーが配設さ
    れ、前記コネクタに、該バスバーに対する接続用の端子
    が設けられたことを特徴とする請求項7〜9の何れかに
    記載のコネクタの接続構造。
  11. 【請求項11】 前記基板に、前記コネクタの可撓性の
    係止アームに対する係合用の孔部が設けられ、該係止ア
    ームが前記可動基板の可動方向とは交差する方向に撓み
    可能で、該コネクタが該係止アームの撓み方向に移動自
    在であることを特徴とする請求項9又は10記載のコネ
    クタの接続構造。
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