JP2002063771A - 光ディスク検証方法、光ディスク検証装置 - Google Patents
光ディスク検証方法、光ディスク検証装置Info
- Publication number
- JP2002063771A JP2002063771A JP2000250803A JP2000250803A JP2002063771A JP 2002063771 A JP2002063771 A JP 2002063771A JP 2000250803 A JP2000250803 A JP 2000250803A JP 2000250803 A JP2000250803 A JP 2000250803A JP 2002063771 A JP2002063771 A JP 2002063771A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- optical disk
- tables
- file
- verifying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 DVDオ−ディオ規格に適合した光ディスク
であることを検証する光ディスク検証方法を提供する。 【解決手段】 被検証光ディスク2から読み出した再生
データから、AMGIファイルの先頭を検知してファイ
ルを開き、AMGIファイルを構成する複数のテーブル
内から所定の再生動作仕様情報の存在を検証し、前記複
数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録されている
固定データが規格で規定された固定値又は変数範囲内に
あることを検証し、前記複数のテーブル内にある各テー
ブルのデ−タの整合性を検証する。
であることを検証する光ディスク検証方法を提供する。 【解決手段】 被検証光ディスク2から読み出した再生
データから、AMGIファイルの先頭を検知してファイ
ルを開き、AMGIファイルを構成する複数のテーブル
内から所定の再生動作仕様情報の存在を検証し、前記複
数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録されている
固定データが規格で規定された固定値又は変数範囲内に
あることを検証し、前記複数のテーブル内にある各テー
ブルのデ−タの整合性を検証する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号やオ−
ディオ信号等のデータを記録した光ディスクから読み出
したデ−タが、デジタル多用途ディスク(以下「DV
D」と記す)オ−ディオ規格(DVDオ−ディオ規格)
に準拠したデ−タであるか否かを検証する光ディスク検
証方法、光ディスク検証装置に関するものである。
ディオ信号等のデータを記録した光ディスクから読み出
したデ−タが、デジタル多用途ディスク(以下「DV
D」と記す)オ−ディオ規格(DVDオ−ディオ規格)
に準拠したデ−タであるか否かを検証する光ディスク検
証方法、光ディスク検証装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオ信号及びオ−ディオ信
号等のデータを編集したデ−タを記録したディスクとし
ては、DVDビデオディスクがある。このDVDビデオ
ディスクの製作工程は次の通りである。即ち、まず編集
機(以下「オ−サリングツ−ル」と記す)で所望のスト−
リ−展開となるように、ビデオ信号及びオ−ディオ信号
等のデータを編集した後に、この編集デ−タをマスタデ
ィスクに記録する。次に、このマスタディスクからスタ
ンパを作成し、このスタンパの記録ビットを射出成形に
てプラスチック円盤に転写して、大量の光ディスクを製
造する。
号等のデータを編集したデ−タを記録したディスクとし
ては、DVDビデオディスクがある。このDVDビデオ
ディスクの製作工程は次の通りである。即ち、まず編集
機(以下「オ−サリングツ−ル」と記す)で所望のスト−
リ−展開となるように、ビデオ信号及びオ−ディオ信号
等のデータを編集した後に、この編集デ−タをマスタデ
ィスクに記録する。次に、このマスタディスクからスタ
ンパを作成し、このスタンパの記録ビットを射出成形に
てプラスチック円盤に転写して、大量の光ディスクを製
造する。
【0003】前記したマスタディスクを作成した段階
で、通常はデ−タの並びがDVDビデオ規格に沿った形
で記録されているかどうかをマスタディスクから読み出
したデ−タで検証している。これはまず決められた規格
内でのデ−タであるか、エンドユ−ザレベルでのプレ−
ヤで再生できるかどうか等を判断し、スタンパによる大
量コピ−の前にエラ−が発見された部分を修正しようと
いうものである。
で、通常はデ−タの並びがDVDビデオ規格に沿った形
で記録されているかどうかをマスタディスクから読み出
したデ−タで検証している。これはまず決められた規格
内でのデ−タであるか、エンドユ−ザレベルでのプレ−
ヤで再生できるかどうか等を判断し、スタンパによる大
量コピ−の前にエラ−が発見された部分を修正しようと
いうものである。
【0004】特にDVDビデオは、英語字幕、日本語字
幕、フランス語字幕など多くのストリ−ムを用意し、エ
ンドユ−ザの希望通りに表示されなければならないし、
また映像のアングル場面の切替えや、画面サイズや字幕
色などの切替えが複雑である。従って、市販のプレ−ヤ
での再生場面を見ながらの規格の検証が必要である(例
えば特開平11−162146号公報)。また実時間で
の検証を容易にするためのものもある(例えば特開平1
1−196440号公報)。
幕、フランス語字幕など多くのストリ−ムを用意し、エ
ンドユ−ザの希望通りに表示されなければならないし、
また映像のアングル場面の切替えや、画面サイズや字幕
色などの切替えが複雑である。従って、市販のプレ−ヤ
での再生場面を見ながらの規格の検証が必要である(例
えば特開平11−162146号公報)。また実時間で
の検証を容易にするためのものもある(例えば特開平1
1−196440号公報)。
【0005】一方、 1999年には同じDVDディスク
を用いて高音質でマルチチャンネルサラウンド普声を可
能にしたDVDオ−ディオ規格が制定された。DVDオ
−ディオディスクはコンパクトディスク(以下「CD」
と記す)をはるかに超えたサンプリング周波数192k
Hz、量子化数24ビット、最大6チャンネルの音楽情
報を記録することができ、さらに静止画像やテキストメ
ニュ−表示も可能な光ディスクである。またマルチチャ
ンネル音声はダウンミックス係数が予めデ−タとして準
備され、エンドユ−ザが選択することで通常のステレオ
方式でも試聴できるようになっている。
を用いて高音質でマルチチャンネルサラウンド普声を可
能にしたDVDオ−ディオ規格が制定された。DVDオ
−ディオディスクはコンパクトディスク(以下「CD」
と記す)をはるかに超えたサンプリング周波数192k
Hz、量子化数24ビット、最大6チャンネルの音楽情
報を記録することができ、さらに静止画像やテキストメ
ニュ−表示も可能な光ディスクである。またマルチチャ
ンネル音声はダウンミックス係数が予めデ−タとして準
備され、エンドユ−ザが選択することで通常のステレオ
方式でも試聴できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したDVDオ−デ
ィオディスクもDVDビデオディスクと同じように、マ
スタディスクの段階で規格検証をすることが望まれてお
り、特にDVDオ−ディオ規格のデータ構造に特有のD
VDオ−ディオゾ−ンについてのデ−タ検証が求められ
ていた。
ィオディスクもDVDビデオディスクと同じように、マ
スタディスクの段階で規格検証をすることが望まれてお
り、特にDVDオ−ディオ規格のデータ構造に特有のD
VDオ−ディオゾ−ンについてのデ−タ検証が求められ
ていた。
【0007】そこで本発明は、被検証光ディスクから読
み出した再生データから、DVDオ−ディオゾ−ンを構
成する複数のファイルのうちの所定のファイルの先頭を
検知してファイルを開き、次に所定のファイルを構成す
る複数のテーブル内から所定の再生動作仕様情報の存在
を検証し、前記複数のテーブル内の所定のアドレス位置
に記録されている固定データがDVDオ−ディオ規格で
規定された固定値又は変数範囲内にあることを検証し、
前記複数のテーブル内にある所定の2つのテーブルの各
デ−タの整合性を検証することによって、被検証光ディ
スクから読み出した再生データが、DVDオ−ディオ規
格に準拠した再生データであるときには、被検証光ディ
スクはDVDオ−ディオ規格に準拠してデータを記録し
た光ディスクであると判定する光ディスク検証方法を提
供することを目的とする。
み出した再生データから、DVDオ−ディオゾ−ンを構
成する複数のファイルのうちの所定のファイルの先頭を
検知してファイルを開き、次に所定のファイルを構成す
る複数のテーブル内から所定の再生動作仕様情報の存在
を検証し、前記複数のテーブル内の所定のアドレス位置
に記録されている固定データがDVDオ−ディオ規格で
規定された固定値又は変数範囲内にあることを検証し、
前記複数のテーブル内にある所定の2つのテーブルの各
デ−タの整合性を検証することによって、被検証光ディ
スクから読み出した再生データが、DVDオ−ディオ規
格に準拠した再生データであるときには、被検証光ディ
スクはDVDオ−ディオ規格に準拠してデータを記録し
た光ディスクであると判定する光ディスク検証方法を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、下記する(1),(2)の構成を有
する光ディスク検証方法、光ディスク検証装置を提供す
る。即ち、 (1) 図1〜図6に示すように、被検証光ディスク
(光ディスク)2から読み出した再生データが、DVD
オ−ディオ規格に準拠した再生データであるときには、
前記被検証光ディスク2はDVDオ−ディオ規格に準拠
してデータを記録した光ディスクであると判定する光デ
ィスク検証方法であって、DVDオ−ディオ規格に係る
データ構造(図6)の一部を成すDVDオ−ディオゾ−
ンは複数のファイルSAMG,AMG,ASVS,AT
S,…から構成され、かつ前記複数のファイルのうちの
所定のファイルAMG(AMGI、図1)は複数のテー
ブル(AMGI_MAT,ATT_SRPT,AOTT
_SRPT,AMGM_PGCI_UT,ATXTDT
_MGの5つのテ−ブル)から構成されており、前記被
検証光ディスク2から読み出した再生データから、前記
所定のファイルAMGIの先頭を検知して、ファイルを
開き、前記複数のテーブル内から、所定の再生動作仕様
情報(再生順、再生条件、オーディオコーディング、チ
ャンネル等のナビゲーションデータ)の存在を検証し、
前記複数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録され
ている固定データが、DVDオ−ディオ規格で規定され
た固定値又は変数範囲内にあることを検証し、前記複数
のテーブル内にある、所定の2つのテーブルATT_S
RPT,AOTT_SRPTの各デ−タの整合性を検証
することを特徴とする光ディスク検証方法。 (2) 被検証光ディスクから読み出した再生データ
が、DVDオ−ディオ規格に準拠した再生データである
ときには、前記被検証光ディスクはDVDオ−ディオ規
格に準拠してデータを記録した光ディスクであると判定
する光ディスク検証装置であって、DVDオ−ディオ規
格に係るデータ構造の一部を成すDVDオ−ディオゾ−
ンは複数のファイルから構成され、かつ前記複数のファ
イルのうちの所定のファイルは複数のテーブルから構成
されており、前記被検証光ディスクから読み出した再生
データから、前記所定のファイルの先頭を検知して、フ
ァイルを開く第1の手段と、前記第1の手段により開い
た前記所定ファイルの前記複数のテーブル内から、所定
の再生動作仕様情報の存在を検証第2の手段と、前記複
数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録されている
固定データが、DVDオ−ディオ規格で規定された固定
値又は変数範囲内にあることを検証する第3の手段と、
前記複数のテーブル内にある、所定の2つのテーブルの
各デ−タの整合性を検証する第4の手段とを備えことを
特徴とする光ディスク検証装置。
ために、本発明は、下記する(1),(2)の構成を有
する光ディスク検証方法、光ディスク検証装置を提供す
る。即ち、 (1) 図1〜図6に示すように、被検証光ディスク
(光ディスク)2から読み出した再生データが、DVD
オ−ディオ規格に準拠した再生データであるときには、
前記被検証光ディスク2はDVDオ−ディオ規格に準拠
してデータを記録した光ディスクであると判定する光デ
ィスク検証方法であって、DVDオ−ディオ規格に係る
データ構造(図6)の一部を成すDVDオ−ディオゾ−
ンは複数のファイルSAMG,AMG,ASVS,AT
S,…から構成され、かつ前記複数のファイルのうちの
所定のファイルAMG(AMGI、図1)は複数のテー
ブル(AMGI_MAT,ATT_SRPT,AOTT
_SRPT,AMGM_PGCI_UT,ATXTDT
_MGの5つのテ−ブル)から構成されており、前記被
検証光ディスク2から読み出した再生データから、前記
所定のファイルAMGIの先頭を検知して、ファイルを
開き、前記複数のテーブル内から、所定の再生動作仕様
情報(再生順、再生条件、オーディオコーディング、チ
ャンネル等のナビゲーションデータ)の存在を検証し、
前記複数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録され
ている固定データが、DVDオ−ディオ規格で規定され
た固定値又は変数範囲内にあることを検証し、前記複数
のテーブル内にある、所定の2つのテーブルATT_S
RPT,AOTT_SRPTの各デ−タの整合性を検証
することを特徴とする光ディスク検証方法。 (2) 被検証光ディスクから読み出した再生データ
が、DVDオ−ディオ規格に準拠した再生データである
ときには、前記被検証光ディスクはDVDオ−ディオ規
格に準拠してデータを記録した光ディスクであると判定
する光ディスク検証装置であって、DVDオ−ディオ規
格に係るデータ構造の一部を成すDVDオ−ディオゾ−
ンは複数のファイルから構成され、かつ前記複数のファ
イルのうちの所定のファイルは複数のテーブルから構成
されており、前記被検証光ディスクから読み出した再生
データから、前記所定のファイルの先頭を検知して、フ
ァイルを開く第1の手段と、前記第1の手段により開い
た前記所定ファイルの前記複数のテーブル内から、所定
の再生動作仕様情報の存在を検証第2の手段と、前記複
数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録されている
固定データが、DVDオ−ディオ規格で規定された固定
値又は変数範囲内にあることを検証する第3の手段と、
前記複数のテーブル内にある、所定の2つのテーブルの
各デ−タの整合性を検証する第4の手段とを備えことを
特徴とする光ディスク検証装置。
【0009】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様につき
その好ましい実施例について、図1〜図7を用いて説明
する。図1〜図3はそれぞれ本発明の検証方法の検証手
順を示す図、図4は本発明の一実施例であるDVDオ−
ディオ規格検証装置のブロック図、図5はDVDオ−デ
ィオディスクに記録される各種データ内容を説明するた
めの図、図6はDVDオ−ディオ規格のデータ構造を説
明するための図、図7は図6に示したデータ構造の内容
を説明するための図である。
その好ましい実施例について、図1〜図7を用いて説明
する。図1〜図3はそれぞれ本発明の検証方法の検証手
順を示す図、図4は本発明の一実施例であるDVDオ−
ディオ規格検証装置のブロック図、図5はDVDオ−デ
ィオディスクに記録される各種データ内容を説明するた
めの図、図6はDVDオ−ディオ規格のデータ構造を説
明するための図、図7は図6に示したデータ構造の内容
を説明するための図である。
【0010】まず、本発明の実施例を説明する前に、D
VDオ−ディオについて簡単に説明する。DVDオ−デ
ィオディスクには、図5に示すように、(a)アルバム
テキスト(コンテンツ名、アーティスト名、インターネ
ットアドレス等)、(b)ビジュアルメニュー(グルー
プ/トラックを選択)、(c)オーディオ・トラック
(高音質リニアPCM、ロスレス符号化、静止画、トラ
ックテキスト、歌詞、ライナーノーツ等)、(d)ビデ
オ・トラック(ビデオクリップ、ライブシーン等の動
画)の各種の内容を示すデ−タがそれぞれ、下記するD
VDオ−ディオのデ−タ構造の所定のゾーンに記録され
ている。
VDオ−ディオについて簡単に説明する。DVDオ−デ
ィオディスクには、図5に示すように、(a)アルバム
テキスト(コンテンツ名、アーティスト名、インターネ
ットアドレス等)、(b)ビジュアルメニュー(グルー
プ/トラックを選択)、(c)オーディオ・トラック
(高音質リニアPCM、ロスレス符号化、静止画、トラ
ックテキスト、歌詞、ライナーノーツ等)、(d)ビデ
オ・トラック(ビデオクリップ、ライブシーン等の動
画)の各種の内容を示すデ−タがそれぞれ、下記するD
VDオ−ディオのデ−タ構造の所定のゾーンに記録され
ている。
【0011】DVDオ−ディオのデ−タ構造は、図6に
示すように、ディスクの最内周から最外周に亘り、下記
する(1)〜(4)が順次配列されている。 (1)「DVDボリュームゾーン(DVD−Volum
e Zone)」 (2)「DVDオーディオゾ−ン(DVD−Audio
Zone)」 (3)「DVDビデオゾ−ン(DVD−Video Z
one)」 (4)「DVDアザ−ズゾ−ン(DVD−Others
Zone)」 ここで、「DVD−ボリュームゾーン」、「DVDビデ
オゾ−ン」、「DVDアザ−ズゾ−ン」は、前述したD
VDビデオ規格にあるものと同一のものであり、また本
発明とは直接関係のないものであるのでその説明は省略
する。ここではDVDオ−ディオ規格特有のデータ構造
である「DVDオ−ディオゾ−ン」についてのみ詳述す
る。
示すように、ディスクの最内周から最外周に亘り、下記
する(1)〜(4)が順次配列されている。 (1)「DVDボリュームゾーン(DVD−Volum
e Zone)」 (2)「DVDオーディオゾ−ン(DVD−Audio
Zone)」 (3)「DVDビデオゾ−ン(DVD−Video Z
one)」 (4)「DVDアザ−ズゾ−ン(DVD−Others
Zone)」 ここで、「DVD−ボリュームゾーン」、「DVDビデ
オゾ−ン」、「DVDアザ−ズゾ−ン」は、前述したD
VDビデオ規格にあるものと同一のものであり、また本
発明とは直接関係のないものであるのでその説明は省略
する。ここではDVDオ−ディオ規格特有のデータ構造
である「DVDオ−ディオゾ−ン」についてのみ詳述す
る。
【0012】前記した「DVDオ−ディオゾ−ン」は、
図6に示すように、下記する4つのファイル(2−1)
〜(2−4)から構成される。具体的には次の通りであ
る。 (2−1)「SAMG(Simple Audio M
anager)」 SAMGは「SAPPT(Simple Audio
Play Pointer Table)ポータブルプ
レーヤ専用の音楽再生情報やアドレス情報などの制御デ
ータが記述されたファイル」と、バックアップデータと
してSAPPTのコピーファイル7つ、とから成る。 (2−2)「AMG(Audio Manager)」 AMGは「AMGI(AMG Informatio
n)ポータブルプレーヤ以外のプレーヤが読み出すため
の再生情報やアドレス情報などの制御データが記述され
たファイル」と、「AMGM_VOBS(Video
Object Set for AMGM)アルバムテ
キストやビジュアルメニューのデータ」と、「AMGI
_BUP AMGIのバックアップファイル」から成
る。 (2−3)「ASVS(Audio Still Vi
deo Set)」 ASVSは「ASVSI(ASVS Informat
ion)静止画再生のための再生情報、アドレス値など
の制御データが記述されたファイル」と、「ASVOB
S(ASV Object Set)静止画データ」
と、「ASVSI_BUP ASVSIバックアップフ
ァイル」とから成る。 (2−4)「ATS(Audio Title Se
t)」 ATSは「ATSI(ATS Informatio
n)オーディオデータの再生情報やアドレス値などの制
御データが記述されたファイル」と、「AOTT_AO
BS(Audio Object Set for A
udio Only Title)オーディオデータ」
と、「ATSI_BUP ATSIバックアップファイ
ル」とから成る。
図6に示すように、下記する4つのファイル(2−1)
〜(2−4)から構成される。具体的には次の通りであ
る。 (2−1)「SAMG(Simple Audio M
anager)」 SAMGは「SAPPT(Simple Audio
Play Pointer Table)ポータブルプ
レーヤ専用の音楽再生情報やアドレス情報などの制御デ
ータが記述されたファイル」と、バックアップデータと
してSAPPTのコピーファイル7つ、とから成る。 (2−2)「AMG(Audio Manager)」 AMGは「AMGI(AMG Informatio
n)ポータブルプレーヤ以外のプレーヤが読み出すため
の再生情報やアドレス情報などの制御データが記述され
たファイル」と、「AMGM_VOBS(Video
Object Set for AMGM)アルバムテ
キストやビジュアルメニューのデータ」と、「AMGI
_BUP AMGIのバックアップファイル」から成
る。 (2−3)「ASVS(Audio Still Vi
deo Set)」 ASVSは「ASVSI(ASVS Informat
ion)静止画再生のための再生情報、アドレス値など
の制御データが記述されたファイル」と、「ASVOB
S(ASV Object Set)静止画データ」
と、「ASVSI_BUP ASVSIバックアップフ
ァイル」とから成る。 (2−4)「ATS(Audio Title Se
t)」 ATSは「ATSI(ATS Informatio
n)オーディオデータの再生情報やアドレス値などの制
御データが記述されたファイル」と、「AOTT_AO
BS(Audio Object Set for A
udio Only Title)オーディオデータ」
と、「ATSI_BUP ATSIバックアップファイ
ル」とから成る。
【0013】前記した制御デ−タ(SAMG、AMG、
ASVS、ATSの各制御デ−タ)は、再生順、再生条
件、オーディオコーディング、チャンネル等のデータ、
いわゆる再生動作仕様情報でナビゲ−ションデ−タとも
いう。さらに、「AMGM_VOBS」、「ASVOB
S」、「AOTT_AOBS」の各ファイルはそれぞ
れ、いくつかのテ−ブルにより構成される。例えば「A
MGI」というファイルは、「AMGI_MAT(AM
GI Manager Table)」、「ATT_S
RPT(Audio TitleSearch Poi
nter Table)」、「AOTT_SRPT(A
udio Only Title Search Po
inter Table)」、 「AMGM_PGCI_
UT(AMGM Program Chain Inf
ormation Unit Table)」、「AT
XTDT_MG(Audio Text Data M
anager)」の5つのテ−ブルから成る。
ASVS、ATSの各制御デ−タ)は、再生順、再生条
件、オーディオコーディング、チャンネル等のデータ、
いわゆる再生動作仕様情報でナビゲ−ションデ−タとも
いう。さらに、「AMGM_VOBS」、「ASVOB
S」、「AOTT_AOBS」の各ファイルはそれぞ
れ、いくつかのテ−ブルにより構成される。例えば「A
MGI」というファイルは、「AMGI_MAT(AM
GI Manager Table)」、「ATT_S
RPT(Audio TitleSearch Poi
nter Table)」、「AOTT_SRPT(A
udio Only Title Search Po
inter Table)」、 「AMGM_PGCI_
UT(AMGM Program Chain Inf
ormation Unit Table)」、「AT
XTDT_MG(Audio Text Data M
anager)」の5つのテ−ブルから成る。
【0014】DVDオ−ディオ規格では、図7に示すよ
うに、同じ内容のデ−タがいくつものファイルに書かれ
ている。例えば「AMGI」には、再生順、再生条件等
のナビゲ−ションデ−タが記録され、これと同一のナビ
ゲ−ションデ−タが「SAPPT」にも記録されてい
る。また、「AMGの制御デ−タが記述されたファイル
→AMGI」には、オーディオコーディング、チャンネ
ル等のナビゲ−ションデ−タも記録され、これと同一の
ナビゲ−ションデ−タが「ATSI」にも記録されてい
る。
うに、同じ内容のデ−タがいくつものファイルに書かれ
ている。例えば「AMGI」には、再生順、再生条件等
のナビゲ−ションデ−タが記録され、これと同一のナビ
ゲ−ションデ−タが「SAPPT」にも記録されてい
る。また、「AMGの制御デ−タが記述されたファイル
→AMGI」には、オーディオコーディング、チャンネ
ル等のナビゲ−ションデ−タも記録され、これと同一の
ナビゲ−ションデ−タが「ATSI」にも記録されてい
る。
【0015】このように、DVDオ−ディオ規格では、
同じ内容のデ−タがいくつものファイルに書かれている
理由は、携帯用のDVDオ−ディオ・ポ−タブルプレ−
ヤでは、再生形態が簡易なものであったり、デ−タ読み
出しのためにプレ−ヤ自体に負担をかけられないことか
ら、オ−ディオデ−タ以外のデ−タ、例えば前記したよ
うなナビゲ−ションデ−タ等の制御デ−タを、ポ−タブ
ルプレ−ヤ専用の場所である「SAMG」に記述されて
いるのである。またオ−ディオデ−タは、高能率圧縮符
号化方式であるMPEG2システム規格に則って、ある
単位でパッキングされており、そのヘッダ内にも制御デ
−タと同じく、オ−ディオの再生仕様が記述されてい
る。
同じ内容のデ−タがいくつものファイルに書かれている
理由は、携帯用のDVDオ−ディオ・ポ−タブルプレ−
ヤでは、再生形態が簡易なものであったり、デ−タ読み
出しのためにプレ−ヤ自体に負担をかけられないことか
ら、オ−ディオデ−タ以外のデ−タ、例えば前記したよ
うなナビゲ−ションデ−タ等の制御デ−タを、ポ−タブ
ルプレ−ヤ専用の場所である「SAMG」に記述されて
いるのである。またオ−ディオデ−タは、高能率圧縮符
号化方式であるMPEG2システム規格に則って、ある
単位でパッキングされており、そのヘッダ内にも制御デ
−タと同じく、オ−ディオの再生仕様が記述されてい
る。
【0016】さて、DVDオ−ディオ規格の検証とは、
実際には次の3種類(A)〜(C)のエラ−チェックを
意味する。即ち、 (A)アドレス及びデ−タブロックの個数をチェックし
て、ナビゲ−ションデ−タの構造を検証する (B)デ−タが規格で決められた固定値や変数範囲内で
あるかどうかをチェックする固定値及び変数範囲をチェ
ックする (C)整合性チェックで、ある場所のデ−タと違う場所
にあるデ−タとの整合性がとれているかを見る DVDオ−ディオ規格のデータ構造の検証では、特に条
件別の固定値及び変数範囲チェックと整合性チェックと
が複雑で難しい。
実際には次の3種類(A)〜(C)のエラ−チェックを
意味する。即ち、 (A)アドレス及びデ−タブロックの個数をチェックし
て、ナビゲ−ションデ−タの構造を検証する (B)デ−タが規格で決められた固定値や変数範囲内で
あるかどうかをチェックする固定値及び変数範囲をチェ
ックする (C)整合性チェックで、ある場所のデ−タと違う場所
にあるデ−タとの整合性がとれているかを見る DVDオ−ディオ規格のデータ構造の検証では、特に条
件別の固定値及び変数範囲チェックと整合性チェックと
が複雑で難しい。
【0017】次に、本発明の検証方法を、図1〜図3を
用いて、その一実施例を説明する。ここでは、ビデオ信
号やオ−ディオ信号等のデータを記録した光ディスクか
ら読み出したデ−タが、DVDオ−ディオ規格のデータ
構造に準拠したデ−タであるか否かを検証する検証方法
を、DVDオ−ディオ規格のデ−タ構造(図6)内の
(2)「DVDオ−ディオゾ−ン」内の(2−2)「A
MGの制御データ」、即ち「AMGI」ファイルが規格
に準拠しているものであるかの検証を行う例について説
明する。しかし、本発明はこれに限定されることなく、
(2−2)「AMGI」ファイル以外のSAMG,AS
VS,ATSの各ファイルを用いて検証を行っても良い
ことは勿論である。
用いて、その一実施例を説明する。ここでは、ビデオ信
号やオ−ディオ信号等のデータを記録した光ディスクか
ら読み出したデ−タが、DVDオ−ディオ規格のデータ
構造に準拠したデ−タであるか否かを検証する検証方法
を、DVDオ−ディオ規格のデ−タ構造(図6)内の
(2)「DVDオ−ディオゾ−ン」内の(2−2)「A
MGの制御データ」、即ち「AMGI」ファイルが規格
に準拠しているものであるかの検証を行う例について説
明する。しかし、本発明はこれに限定されることなく、
(2−2)「AMGI」ファイル以外のSAMG,AS
VS,ATSの各ファイルを用いて検証を行っても良い
ことは勿論である。
【0018】先に述べたように、「AMGI」ファイル
は5つのテ−ブル(「AMGI_MAT」、「ATT_
SRPT」、「AOTT_SRPT」、 「AMGM_P
GCI_UT」、「ATXTDT_MG」の各テ−ブ
ル)から構成されている。検証はこの5つのテーブルの
順に行う。
は5つのテ−ブル(「AMGI_MAT」、「ATT_
SRPT」、「AOTT_SRPT」、 「AMGM_P
GCI_UT」、「ATXTDT_MG」の各テ−ブ
ル)から構成されている。検証はこの5つのテーブルの
順に行う。
【0019】まず、被検証光ディスクから読み出した再
生データに基づいて、DVDオ−ディオゾ−ン内の「A
MGI」ファイルの先頭を検知する。具体的には、「A
MGI」ファイルのスタートアドレスを、ファイルポイ
ンタ=0として、このファイルをオ−プンする(S1,
S2)。
生データに基づいて、DVDオ−ディオゾ−ン内の「A
MGI」ファイルの先頭を検知する。具体的には、「A
MGI」ファイルのスタートアドレスを、ファイルポイ
ンタ=0として、このファイルをオ−プンする(S1,
S2)。
【0020】次に、「AMGI_MAT」テ−ブルの構
造チェックに入る(S3)。 この「AMGI_MAT」テ−ブルには、「AMGI」
ファイルのエンドアドレスやバ−ジョンナンバ−、 「A
MGI_MAT」テ−ブルのエンドアドレスやこのテ−
ブルの後に続く4つのテ−ブル(即ち「ATT_SRP
T」、「AOTT_SRPT」、 「AMGM_PGCI
_UT」、「ATXTDT_MG」の4つのテーブル)
の各スタ−トアドレス等が順番に記述されている。従っ
て、DVDオ−ディオ規格書通りのデ−タ配列で、これ
らのアドレスデータを順に読み出して、ファイルポイン
タをインクリメントし(S11)、規格書通りの固定
値、変数範囲かどうかをチェックする(S12)。この
チェックによりエラーとされると図示せぬエラー表示器
でエラー表示する。次に、(ファイルポインタ−1)の
値と、「AMGI_MAT」テ−ブルのエンドアドレス
のデ−タが一致するかどうかチェックする(S13)。
このチェックによりエラーとされるとエラー表示器でエ
ラー表示する。
造チェックに入る(S3)。 この「AMGI_MAT」テ−ブルには、「AMGI」
ファイルのエンドアドレスやバ−ジョンナンバ−、 「A
MGI_MAT」テ−ブルのエンドアドレスやこのテ−
ブルの後に続く4つのテ−ブル(即ち「ATT_SRP
T」、「AOTT_SRPT」、 「AMGM_PGCI
_UT」、「ATXTDT_MG」の4つのテーブル)
の各スタ−トアドレス等が順番に記述されている。従っ
て、DVDオ−ディオ規格書通りのデ−タ配列で、これ
らのアドレスデータを順に読み出して、ファイルポイン
タをインクリメントし(S11)、規格書通りの固定
値、変数範囲かどうかをチェックする(S12)。この
チェックによりエラーとされると図示せぬエラー表示器
でエラー表示する。次に、(ファイルポインタ−1)の
値と、「AMGI_MAT」テ−ブルのエンドアドレス
のデ−タが一致するかどうかチェックする(S13)。
このチェックによりエラーとされるとエラー表示器でエ
ラー表示する。
【0021】ここで、(ファイルポインタ−1)とする
のは、後述する検証装置の中央演算処理装置がデ−タを
読み出す毎に自動的にポインタを次へ進めて行くからで
ある。 次に、「AOTT_SRPT」テ−ブルの構造チェッ
クへ移る(S4)。まず現在のファイルポインタと、
「AMGI_MAT」テ−ブル記述されていた「AOT
T_SRPT」テ−ブルのスタ−トアドレスとが一致す
るかチェックする(S21)。このチェックによりエラ
ーとされるとエラー表示器でエラー表示する。
のは、後述する検証装置の中央演算処理装置がデ−タを
読み出す毎に自動的にポインタを次へ進めて行くからで
ある。 次に、「AOTT_SRPT」テ−ブルの構造チェッ
クへ移る(S4)。まず現在のファイルポインタと、
「AMGI_MAT」テ−ブル記述されていた「AOT
T_SRPT」テ−ブルのスタ−トアドレスとが一致す
るかチェックする(S21)。このチェックによりエラ
ーとされるとエラー表示器でエラー表示する。
【0022】次に、デ−タを読み出して、ファイルポイ
ンタをインクリメントし(S22)、規格書通りの固定
値、変数範囲かどうかをチェックする(S23)。この
チェックによりエラーとされるとエラー表示器でエラー
表示する。最後にファイルポインタ=1の値と、「AO
TT_SRPT」テ−ブルのエンドアドレスのデ−タが
一致するかどうかチェックする(S24)。このチェッ
クによりエラーとされるとエラー表示器でエラー表示す
る。
ンタをインクリメントし(S22)、規格書通りの固定
値、変数範囲かどうかをチェックする(S23)。この
チェックによりエラーとされるとエラー表示器でエラー
表示する。最後にファイルポインタ=1の値と、「AO
TT_SRPT」テ−ブルのエンドアドレスのデ−タが
一致するかどうかチェックする(S24)。このチェッ
クによりエラーとされるとエラー表示器でエラー表示す
る。
【0023】前記したエラ−表示は、どのデ−タがどの
様に間違っていたかを、デ−タ名と記述されていた値、
正しい値をわかりやすいように表示する。 このように、前述した「AMGI_MAT」テ−ブル、
「ATT_SRPT」テ−ブルの各構造チェックと同様
に、「AOTT_SRPT」、 「AMGM_PGCI_
UT」、「ATXTDT_MG」の各テーブルの構造チ
ェックの整合性チェックを行なった後(S5〜S7)、
「ATT_SRPT」テ−ブル内のデータと「AOTT
_SRPT」テ−ブル内のデータとの整合性チェックを
行なう。
様に間違っていたかを、デ−タ名と記述されていた値、
正しい値をわかりやすいように表示する。 このように、前述した「AMGI_MAT」テ−ブル、
「ATT_SRPT」テ−ブルの各構造チェックと同様
に、「AOTT_SRPT」、 「AMGM_PGCI_
UT」、「ATXTDT_MG」の各テーブルの構造チ
ェックの整合性チェックを行なった後(S5〜S7)、
「ATT_SRPT」テ−ブル内のデータと「AOTT
_SRPT」テ−ブル内のデータとの整合性チェックを
行なう。
【0024】「AOTT_SRPT」はオ−ディオ専用
プレ−ヤが参照するためのデ−タである。「ATT_S
RPT」はビデオ再生可能なビデオケイバブルオ−ディ
オプレ−ヤが参照するデ−タである。曲(コンテンツ)デ
−タは一つであるから再生するためには両テ−ブルに同
じ再生仕様をデ−タとして記述されていなければならな
い。整合性チェックではこれらのデ−タ同士をつきあわ
せ、正しいかどうかチェックしている(図示しない) 。
プレ−ヤが参照するためのデ−タである。「ATT_S
RPT」はビデオ再生可能なビデオケイバブルオ−ディ
オプレ−ヤが参照するデ−タである。曲(コンテンツ)デ
−タは一つであるから再生するためには両テ−ブルに同
じ再生仕様をデ−タとして記述されていなければならな
い。整合性チェックではこれらのデ−タ同士をつきあわ
せ、正しいかどうかチェックしている(図示しない) 。
【0025】図4は本発明の一実施例であるDVDオ−
ディオ規格検証装置のブロック図である。DVD−RO
Mドライブ1に、DVDオ−ディオディスク2をセット
し、中央演算処理装置3によりデ−タを読み出す。検証方
法は先に述べた通りである。ここでデ−タ記憶用メモリ
4は、後にファイル間のデ−タ整合性チェックを行なう
際に利用するためにデ−タを一時記憶しておくメモリで
ある。デ−タ整合性チェック時は必要なデ−タを随時こ
のデ−タ記憶用メモリ4から呼び出してチェックをす
る。またチェックにおいてエラ−になったときは、エラ
−表示用ディスプレイ5デ−タ名、記述されていた値、
正しい値をわかりやすく表示する。
ディオ規格検証装置のブロック図である。DVD−RO
Mドライブ1に、DVDオ−ディオディスク2をセット
し、中央演算処理装置3によりデ−タを読み出す。検証方
法は先に述べた通りである。ここでデ−タ記憶用メモリ
4は、後にファイル間のデ−タ整合性チェックを行なう
際に利用するためにデ−タを一時記憶しておくメモリで
ある。デ−タ整合性チェック時は必要なデ−タを随時こ
のデ−タ記憶用メモリ4から呼び出してチェックをす
る。またチェックにおいてエラ−になったときは、エラ
−表示用ディスプレイ5デ−タ名、記述されていた値、
正しい値をわかりやすく表示する。
【0026】前述した実施例においては、検証を実行す
る際に、被検証光ディスクから読み出した読出データか
ら、DVDオ−ディオゾ−ン内の「AMGI」ファイル
の先頭アドレスを検知し、この先頭アドレス位置にピッ
クアップを飛び越し走査してここからファイルデータの
読出しを開始するものであるが、これに限定されること
なく、被検証光ディスクから読み出した読出データか
ら、まずDVD−ボリュームゾーン内のUDFファイル
を読んで、そこに書かれている「AMGI」ファイルの
先頭アドレスを検知し、次にこの先頭アドレス位置にピ
ックアップを飛び越し走査してここからファイルデータ
の読出しを開始しても良い。
る際に、被検証光ディスクから読み出した読出データか
ら、DVDオ−ディオゾ−ン内の「AMGI」ファイル
の先頭アドレスを検知し、この先頭アドレス位置にピッ
クアップを飛び越し走査してここからファイルデータの
読出しを開始するものであるが、これに限定されること
なく、被検証光ディスクから読み出した読出データか
ら、まずDVD−ボリュームゾーン内のUDFファイル
を読んで、そこに書かれている「AMGI」ファイルの
先頭アドレスを検知し、次にこの先頭アドレス位置にピ
ックアップを飛び越し走査してここからファイルデータ
の読出しを開始しても良い。
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、被
検証光ディスクから読み出した再生データが、DVDオ
−ディオ規格に準拠した再生データであるときには、被
検証光ディスクはDVDオ−ディオ規格に準拠してデー
タを記録した光ディスクであると判定することを簡単に
チェックできるとともに、チェックされたディスクはプ
レ−ヤで再生することによりプレ−ヤの動作確認にも利
用できる。
検証光ディスクから読み出した再生データが、DVDオ
−ディオ規格に準拠した再生データであるときには、被
検証光ディスクはDVDオ−ディオ規格に準拠してデー
タを記録した光ディスクであると判定することを簡単に
チェックできるとともに、チェックされたディスクはプ
レ−ヤで再生することによりプレ−ヤの動作確認にも利
用できる。
【図1】 本発明の検証方法の検証手順を示す図であ
る。
る。
【図2】 本発明の検証方法の検証手順を示す図であ
る。
る。
【図3】 本発明の検証方法の検証手順を示す図であ
る。
る。
【図4】 本発明の一実施例であるDVDオ−ディオ規
格検証装置のブロック図である。
格検証装置のブロック図である。
【図5】 DVDオ−ディオディスクに記録される各種
データ内容を説明するための図である。
データ内容を説明するための図である。
【図6】 DVDオ−ディオ規格のデータ構造を説明す
るための図である。
るための図である。
【図7】 図6に示したデータ構造の内容を説明するた
めの図である。
めの図である。
2 光ディスク、DVDオ−ディオディスク(被検証光
ディスク) AMG,AMGI,ASVS,ATS,SAMG ファ
イル AMGI_MAT,AMGM_PGCI_UT,AOT
T_SRPT,ATT_SRPT,ATXTDT_MG
テ−ブル
ディスク) AMG,AMGI,ASVS,ATS,SAMG ファ
イル AMGI_MAT,AMGM_PGCI_UT,AOT
T_SRPT,ATT_SRPT,ATXTDT_MG
テ−ブル
Claims (2)
- 【請求項1】 被検証光ディスクから読み出した再生デ
ータが、DVDオ−ディオ規格に準拠した再生データで
あるときには、前記被検証光ディスクはDVDオ−ディ
オ規格に準拠してデータを記録した光ディスクであると
判定する光ディスク検証方法であって、 DVDオ−ディオ規格に係るデータ構造の一部を成すD
VDオ−ディオゾ−ンは複数のファイルから構成され、
かつ前記複数のファイルのうちの所定のファイルは複数
のテーブルから構成されており、 前記被検証光ディスクから読み出した再生データから、
前記所定のファイルの先頭を検知して、ファイルを開
き、 前記複数のテーブル内から、所定の再生動作仕様情報の
存在を検証し、 前記複数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録され
ている固定データが、DVDオ−ディオ規格で規定され
た固定値又は変数範囲内にあることを検証し、前記複数
のテーブル内にある、所定の2つのテーブルの各デ−タ
の整合性を検証することを特徴とする光ディスク検証方
法。 - 【請求項2】 被検証光ディスクから読み出した再生デ
ータが、DVDオ−ディオ規格に準拠した再生データで
あるときには、前記被検証光ディスクはDVDオ−ディ
オ規格に準拠してデータを記録した光ディスクであると
判定する光ディスク検証装置であって、 DVDオ−ディオ規格に係るデータ構造の一部を成すD
VDオ−ディオゾ−ンは複数のファイルから構成され、
かつ前記複数のファイルのうちの所定のファイルは複数
のテーブルから構成されており、 前記被検証光ディスクから読み出した再生データから、
前記所定のファイルの先頭を検知して、ファイルを開く
第1の手段と、 前記第1の手段により開いた前記所定ファイルの前記複
数のテーブル内から、所定の再生動作仕様情報の存在を
検証第2の手段と、 前記複数のテーブル内の所定のアドレス位置に記録され
ている固定データが、DVDオ−ディオ規格で規定され
た固定値又は変数範囲内にあることを検証する第3の手
段と、 前記複数のテーブル内にある、所定の2つのテーブルの
各デ−タの整合性を検証する第4の手段とを備えことを
特徴とする光ディスク検証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000250803A JP2002063771A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 光ディスク検証方法、光ディスク検証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000250803A JP2002063771A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 光ディスク検証方法、光ディスク検証装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002063771A true JP2002063771A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18740316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000250803A Pending JP2002063771A (ja) | 2000-08-22 | 2000-08-22 | 光ディスク検証方法、光ディスク検証装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002063771A (ja) |
-
2000
- 2000-08-22 JP JP2000250803A patent/JP2002063771A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6687211B2 (en) | Information record medium on which audio information differing in recording methods are recorded and apparatus for reproducing the same | |
JP3357288B2 (ja) | 情報記録媒体及び再生装置 | |
JP3816571B2 (ja) | 情報記録装置及び情報記録方法並びに情報再生装置及び情報再生方法 | |
JP3556602B2 (ja) | 再記録可能記録媒体のオーディオデータ再生方法 | |
JPH09251759A (ja) | 情報記録媒体並びにその記録装置及び再生装置 | |
JP3437426B2 (ja) | 情報記録媒体並びに情報再生装置及び情報再生方法 | |
JP3199243B2 (ja) | 情報記録媒体、その再生方法 | |
JPH08314485A (ja) | 情報記録媒体と情報記録方法、情報再生方法と再生装置 | |
JP2002063771A (ja) | 光ディスク検証方法、光ディスク検証装置 | |
JP3437522B2 (ja) | 情報記録媒体並びに情報再生装置及び情報再生方法 | |
JP4088846B2 (ja) | ディスクのスクラッチ再生装置 | |
JP3375931B2 (ja) | 情報記録媒体及びその再生装置 | |
JP2004103207A (ja) | 情報記録媒体並びにその再生装置及び再生方法 | |
JP3359611B2 (ja) | 情報記録媒体及びその再生装置 | |
JP3726812B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP3726809B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP3726810B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP3726808B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP3726807B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP3726811B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP3939615B2 (ja) | 情報記録媒体及び再生装置 | |
JP3464472B2 (ja) | 情報記録媒体並びに情報再生装置及び情報再生方法 | |
JP3794379B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP3727023B2 (ja) | 音声信号のエンコード方法及び再生装置 | |
JP2004199750A (ja) | ディスク媒体再生方法及び装置 |