JP2002063290A - 情報管理システム,情報画像カード管理サーバ,クライアント,プログラム,記憶媒体および情報管理方法 - Google Patents

情報管理システム,情報画像カード管理サーバ,クライアント,プログラム,記憶媒体および情報管理方法

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JP2002063290A
JP2002063290A JP2001112018A JP2001112018A JP2002063290A JP 2002063290 A JP2002063290 A JP 2002063290A JP 2001112018 A JP2001112018 A JP 2001112018A JP 2001112018 A JP2001112018 A JP 2001112018A JP 2002063290 A JP2002063290 A JP 2002063290A
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Japan
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JP2001112018A
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Masashige Komatsu
正茂 小松
Fumio Tsuyama
史生 津山
Masako Aizawa
雅子 相沢
Yoshiaki Sawada
佳明 沢田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報画像技術を利用した新しいコミュニケー
ションツールおよびコミュニティスペースを提供する。 【解決手段】 情報画像カードを利用可能な1または2
以上のクライアント110と,情報画像カードを管理す
る情報画像カード管理サーバ120と,クライアントと
情報画像カード管理サーバとを双方向通信可能に接続す
るネットワーク140とから構成される。情報画像カー
ドは,画像情報と関連情報とを連携させた情報ユニット
として構成され,クライアントにおいて保持される親カ
ードPCとネットワーク上を流通可能な子カーCCとか
ら構成される。前記子カード装置は,電子メールの添付
ファイルとして受け手に送信され,受け手のクライアン
トに組み込まれた情報画像用フォルダ内で展開されて使
用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,情報管理システム
等に関し,特に情報画像カードを利用した情報管理シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの普及に伴い,多くの企
業が,ウェブを通じてユーザへ情報発信するだけではな
く,サイトのコンテンツの頻繁な更新や,電子メールや
掲示板を使いユーザとのコミュニケーションを行なうこ
とで,サイトへのリピータを獲得する努力を行なってい
る。一方,ユーザも,ウェブから単に情報を入手するだ
けではなく,ウェブや電子メールを使ったコミュニケー
ションを活発に行なっている。
【0003】このようにインターネットを使ったコミュ
ニケーションが多様化し,情報が増え続ける中,いち早
くユーザに情報を伝えて自社サイトへの確実なアクセス
を獲得することがネットビジネスの拡大を目指す企業に
とって大きな課題になっている。また,ユーザ同士間に
おいても,相互に情報を交換し合い,より効率的にコミ
ュニケーションの輪を広げていきたいというニーズが存
在する。
【0004】最近,インターネット上のコミュニケーシ
ョンツールとして,画像情報と操作者をして該画像情報
に基づいて所定の動作を引き起こす関連情報とをひとつ
の取り扱い単位として処理する,いわゆる「情報画像」
を用いる方法が提案されている(例えば,特願2000
−083291)。
【0005】この情報画像は,複数の動作をひとつの画
像に関連させて一括して取り扱うことが可能であり,ユ
ーザを複数の情報に巡回的に誘導したり,複数の情報を
群として管理してその群に対してユーザを誘導したりで
きるので,情報提供者にとっては,非常に有効な誘導手
段となり得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上記のよう
な社会的および技術的背景を前提として,ネットワーク
上で流通可能な情報画像を利用して,サイバー名刺方式
の新しいコミュニケーションツールを提供することを目
的としている。
【0007】さらに本発明は,ネットワーク上を流通す
るサイバー名刺方式の新しいコミュニケーションツール
の流通を一元的に管理することにより,コミュニケーシ
ョンツールに付随する情報の更新や削除,さらに送付先
の追跡を容易に行うことが可能な情報管理システムを提
供することを目的としている。
【0008】さらに本発明は,ネットワーク上を流通す
るサイバー名刺方式の新しいコミュニケーションツール
の交換スペースを提供することにより,情報の交換およ
び伝播をより効果的に行うことを目的としている。
【0009】本発明のその他の目的は,以下の説明にお
いて明らかにされる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の第1の観点によれば,情報画像カード装置
を利用可能な1または2以上のクライアントと,前記情
報画像カード装置を管理する情報画像カード管理サーバ
と,前記クライアントと前記情報画像管理サーバとを双
方向通信可能に接続するネットワークとから構成され,
前記情報画像カード装置は,画像情報と関連情報とを連
携させた情報ユニットとして構成され,前記クライアン
トにおいて保持される親カード装置と前記ネットワーク
上を流通可能な子カード装置とから構成されており,前
記子カード装置は,電子メールの添付ファイルとして受
け手に送信されることを特徴とする,情報管理システム
が提供される。
【0011】好ましくは,前記子カード装置は,送り手
のアドレス情報を含んでおり,前記受け手の操作に応じ
て前記送り手のアドレス情報を送信先とするメール作成
に誘導する。前記情報画像カード装置は,情報画像用ク
ライアントソフト上で利用可能であり,前記子カードは
前記情報画像用クライアントソフト上で展開することに
より利用可能となる。前記情報画像カード管理サーバ
は,前記ネットワーク上の子カード装置の流通を一元的
に管理する。前記親カード装置に基づいて行われた情報
画像カードの変更は,ネットワーク上を配布されるすべ
ての子カード装置に反映される。
【0012】さらに本発明の別の観点によれば,画像情
報と関連情報とを連携させた情報ユニットとして構成さ
れた情報画像カード装置を管理する情報画像カード管理
サーバであって,前記情報画像カード装置は,前記クラ
イアントにおいて保持される親カード装置と前記ネット
ワーク上を流通可能な子カード装置とから構成されてお
り,前記情報画像管理サーバは,送り手の依頼を受けて
電子メールの添付ファイルとして前記子カードを受け手
に送信することを特徴とする,情報画像カード管理サー
バが提供される。
【0013】好ましくは,前記情報画像カード管理サー
バは,前記ネットワーク上の子カード装置の流通を一元
的に管理する。前記情報画像カード管理サーバは,前記
親カード装置に基づいて行われた情報画像カードの変更
は,ネットワーク上を配布されるすべての子カード装置
に反映される。
【0014】さらに本発明の別の観点によれば,コンピ
ュータをして上記情報画像カード管理サーバとして機能
させるプログラム。およびそプログラムを保持するコン
ピュータ読み取り可能な記憶媒体が提供される。
【0015】さらに本発明の別の観点によれば,画像情
報と関連情報とを連携させた情報ユニットとして構成さ
れた情報画像カード装置を保持可能なクライアントであ
って,前記情報画像カード装置は,前記クライアントに
おいて保持される親カード装置と前記ネットワーク上を
流通可能な子カード装置とから構成されており,保持し
ている親カード装置に基づいて子カード装置を生成し,
前記子カードを電子メールの添付ファイルとして送信す
るように構成されたことを特徴とする,クライアントが
提供される。
【0016】好ましくは,前記情報画像カード装置は,
情報画像用クライアントソフト上で利用可能であり,前
記子カードは前記情報画像用クライアントソフトを介し
て送信可能である。
【0017】さらに本発明の別の観点によれば,画像情
報と関連情報とを連携させた情報ユニットとして構成さ
れた情報画像カード装置を保持可能なクライアントであ
って,前記情報画像カード装置は,前記クライアントに
おいて保持される親カード装置と前記ネットワーク上を
流通可能な子カード装置とから構成されており,送り手
が保持している親カード装置に基づいて生成された子カ
ード装置を受信して展開する情報画像用クライアントソ
フトを備えたことを特徴とする,クライアントが提供さ
れる。
【0018】好ましくは,前記子カード装置は,送り手
のアドレス情報を含んでおり,前記受け手の操作に応じ
て前記送り手のアドレス情報を送信先とするメール作成
に誘導する。
【0019】さらに本発明の別の観点によれば,コンピ
ュータをして上記クライアントとして機能させるプログ
ラムおよびそのプログラムを保持するコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体が提供される。
【0020】さらに本発明の別の観点によれば,画像情
報と関連譲渡を連携された情報ユニットして構成された
情報画像カードを利用した情報管理方法であって,情報
画像カード管理サーバが,一クライアントからの申請を
受け付けて,前記一クライアントに固有の親カード装置
の発行を行う段階と,前記クライアントが,前記親カー
ド装置に基づいて,子カード装置の発行を行う段階と,
前記子カード装置を添付ファイルととして他のクライア
ントに送信する段階とから成ることを特徴とする,情報
管理方法が提供される。
【0021】好ましくは,前記他のクライアントは,情
報画像用クライアントソフト上で前記子カードを装置を
展開する段階を含む。また,前記子カード装置は,送り
手のアドレス情報を含んでおり,前記受け手の操作に応
じて前記送り手のアドレス情報を送信先とするメール作
成に誘導する段階を含む。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる情報管理システム等の好適な実施形態に
ついて詳細に説明する。なお,以下の説明および添付図
面において,略同一の機能構成を有する構成要素につい
ては,同一の符号を付することにより重複説明を省略す
ることにする。
【0023】1.ビジネスモデルの概略 まず,本発明にかかる情報管理システム等の理解を容易
にするために,情報画像カード装置(以下,単に情報画
像カードという。)を応用したビジネスモデルの一例に
ついて概略的に説明する。
【0024】情報画像カードを利用したこのビジネスモ
デルによれば,デジタル写真などの画像データと,個人
情報やネットワーク上のURL(Uniform Re
source Locator)情報や電子メールアド
レス情報などの関連情報とをリンクさせた情報画像カー
ドを,ネットワーク上で流通させることにより,新しい
サイバーコミュニケーション,あるいは情報交換のため
のサイバーコミュニティスペースを形成することが可能
となる。
【0025】情報画像カードは,ネットワーク上を流通
可能な,いわゆるサイバー名刺(又は電子名刺)を形成
するオブジェクトである。情報画像カードは,例えば,
所有者の顔写真や企業のシンボルマークなどの画像デー
タと,所有者の氏名や企業の社名,住所,電話番号,メ
ールアドレス,ホームページアドレスなどの関連情報を
リンクさせることにより構成されている。情報画像カー
ドは,親カード(マスタカード,カードマスタ,管理カ
ード,マスタアイコン,親アイコンなどとも称され
る。)と子カード(配布カード,子アイコンなどとも称
される。)とから構成されている。親カードは,配布用
の子カードの発行や送信,情報の更新,日記帳の記入な
ど情報画像カードに関する基本操作を行うことが可能で
ある。なお,親カードは,各ユーザごとに固有のもので
ある。子カードは,親カードに基づいて複数発行可能で
あり,ネットワーク上で配布可能な子カードとから構成
されている。
【0026】情報画像カードの所有者(親カード所有
者)は,電子メールの添付ファイルとして,あるいは日
記帳などを介して形成されるコミュニティスペースを介
して,あるいは情報画像カードの交換場所として構成さ
れた掲示板などを介して,第三者に対して,自己の子カ
ードを配布したり,交換することが可能である。
【0027】このようにして,配布または交換される情
報画像カードの流通は,情報画像カード管理サーバによ
り一元的に管理されている。したがって,情報画像カー
ドの親カードに含まれる情報を変更すれば,その変更内
容が配布されたすべての子カードに反映され,一斉更新
が可能である。
【0028】さらに,本実施の形態にかかる情報画像カ
ードを利用した情報管理システムにおいては,情報画像
カードを交換するためのツールとしての日記帳や掲示板
などのコミュニティスペースも提供される。
【0029】2.情報画像カードを利用した本システム
に固有の概念説明 ここで,本発明の理解を容易にするために,情報画像カ
ードを利用した情報管理システムに固有のいくつかの概
念について説明する。ここで説明されるのは,「情報画
像」,「画像データ」,「関連情報」,「情報画像用ク
ライアントソフト(情報画像用フォルダ)」,「情報画
像カード」,「親カード」,「子カード」,「日記
帳」,「コミュニティスペース」などである。
【0030】2.1.情報画像 まず,本実施の形態にかかる情報管理システム等におい
て中心的な役割を演ずる情報画像の構造について詳細に
説明する。
【0031】本実施の形態において取り扱う「情報画
像」は,画像データと関連情報とを連携させた情報ユニ
ットとして,あるいは情報オブジェクトとして構成され
た情報ファイルである。すなわち,情報画像は,例え
ば,所有者の顔写真や企業のシンボルマークなどの画像
データと,所有者の氏名や企業の社名,住所,電話番
号,メールアドレス,ホームページアドレスなどの関連
情報をリンクさせ,ひとつの取り扱い単位としたもの
で,ネットワーク上での伝送等の作業が単一の取り扱い
処理で実現できるようになっているものである。
【0032】このように,情報画像は,(1)画像デー
タと関連情報とから構成されていること,(2)画像デ
ータと関連情報とがひとつの取り扱い単位として処理可
能であることを大きな特徴としている。また,情報画像
は,クライアントの表示装置に表示される画像データを
入り口(ポータル)として,操作者をしてネットワーク
上の各種情報にアクセスすることを可能にする新しいコ
ミュニケーションツールであり,情報画像作成者のいわ
ばパーソナルなポータルサイトを構成するものである。
【0033】2.2.画像データ 情報画像の一つの構成要素である「画像データ」は,例
えば,ファイル名や内部に埋め込んだ識別情報などの画
像特定情報に基づいて特定可能にされたものである。そ
して,クライアントの情報表示装置において,画像とし
て表示されるように作用するものである。より具体的に
は,画像データは,GIF形式,JPG形式,PCX形
式などの各種形式を採用した画像に関するデータストリ
ームである。
【0034】本実施の形態において,後述する情報画像
カードとして使用される画像データは,サイバー名刺と
して好適なように,情報画像カードの所有者を同定可能
な画像ファイル,例えば所有者の顔写真や企業のロゴマ
ークなどに関するデジタル画像ファイルである。
【0035】2.3.関連情報 情報画像のもう一つの構成要素である「関連情報」は,
所有者の氏名や名称,住所などの静的情報と,電子メー
ルのアドレスやホームページのURLなどのように端末
の操作者をして画像情報を手掛かりにして特定の動作に
誘導する動的情報を含んでいる。静的情報は,ユーザが
予め登録を行い,情報画像カード管理サーバのデータベ
ースにおいて管理されるデータである。これに対して動
的情報は,例えば,端末の操作者に特定のサーバにある
情報を参照させたい場合に,その情報のネットワーク上
のアドレスを特定する情報(URLやIPアドレスな
ど)がこれにあたる。また,特定のプログラムを動作さ
せたい場合には,そのプログラム名やプログラムそのも
のとしても構わない。例えば,新たな画像情報をサーバ
から取得するなどの指示情報とすることができる。
【0036】以上のような構成をとる画像情報と関連情
報とをひとつの取り扱い単位,あるいはオブジェクトし
て処理できるようにするために,本実施の形態によれ
ば,特定の画像情報に対して関連情報が埋め込まれてい
る。画像情報に対する関連情報の埋め込み方法の詳細に
ついて,本発明とは直的な関係を有しないため,ここで
は,情報画像に関する特許出願である特願2000−0
83291号に言及するにとどめ,詳細な説明は省略す
ることにする。
【0037】2.4. 情報画像用クライアントソフト
(情報画像用フォルダ) 情報画像用クライアントソフトは,上記情報画像をコン
ピュータなどのクライアント(ユーザ)において使用可
能にするためのソフトウェアである。情報画像用クライ
アントソフトは,後述する情報画像用クライアントソフ
ト管理サーバにおいて管理されている。情報画像または
情報画像カードを利用しようとするユーザは,クライア
ントに組み込まれている情報画像用クライアントソフト
を起動する。そして,クライアントの表示装置に例えば
フォルダ形式で表示される情報画像用フォルダ内に,メ
ールで配信されてきた情報画像又はウェブブラウザに表
示された情報画像カードのアイコンをフォルダ内にドラ
ッグアンドドロップすることにより,情報画像カードを
作成することができる。
【0038】なお,クライアントであるコンピュータに
情報画像用クライアントソフトが組み込まれていない場
合には,クライアントからネットワークを介して情報画
像用クライアントソフト管理サーバにアクセスし,情報
画像用クライアントソフトをダウンロードすることが可
能である。
【0039】情報画像用クライアントソフトは,後述す
るように,クライアントのコンピュータの表示装置に複
数のフォルダを表示するように構成されている。ユーザ
が情報画像カードを使用する場合には,メールでユーザ
宛てに配信されてきたメールに添付されている画像デー
タを,クライアントソフトのフォルダ内にドラッグアン
ドドロップする。その結果,情報画像用クライアントソ
フトと情報画像が連携し,情報画像カードの利用が可能
となる。
【0040】フォルダ内には,情報画像のうち画像デー
タが表示される。関連情報を表示させるには,例えば操
作者がマウスを操作して,ポインタを情報画像カードの
位置にまで移動させ,そこでマウスを右クリックするこ
とにより,表示させることが可能である。なお,情報画
像カードの操作の詳細については,後述することにす
る。
【0041】なお,本実施の形態にかかる情報管理シス
テムにおいては,情報画像用クライアントソフトが,ク
ライアントの表示装置内にフォルダ形式で表示される構
成を採用しているが,本発明はかかる例に限定されな
い。情報画像用クライアントソフトをユーザに見えない
ように起動させ,情報画像用カードをあたかもデスクト
ップ上に存在するように構成することも可能である。
【0042】情報画像用クライアントソフトは,起動時
に,情報画像用クライアントソフト管理サーバにログイ
ンし,通信を行うことで情報交換を行う。かかる構成に
より,例えばクライアントに組み込まれている情報画像
カードに関連つけられた情報に何らかの更新があった場
合は,クライアントに対してプッシュ方式で報告をする
ことが可能である。また,同時に,クライアントに登録
されていた情報画像カードがフォルダから消去されるな
どの変更があった場合にも,情報画像用クライアントソ
フト管理サーバにその旨が報告される。かかる構成によ
り,本実施の形態にかかる情報管理システムにおける情
報の一元管理のように,刻一刻とネットワーク上で変化
する情報の追跡等を容易にかつ確実に行うことが可能で
ある。
【0043】2.5.情報画像カード 次に,本実施の形態にかかる情報画像カードについて説
明する。情報画像カードの基本的な構造は,すでに説明
した情報画像と同様である。ただし,情報画像カード
は,本実施の形態にかかる情報管理システムによれば,
情報画像カード管理サーバにより一元的に管理される,
いわゆるサイバー名刺として機能する。情報画像カード
は,そのユーザの特質に応じて,個人用カードと企業用
カードなどに分類することができる。個人用カードは,
典型的には,所有者の顔写真である画像情報と所有者の
個人情報である関連情報とが連携された個人情報カード
である。企業用カードは,典型的には,所有企業のロゴ
マークである画像情報と所有企業が提供するサービス情
報である関連情報とが連携された企業情報カードであ
る。なお,本実施例では,画像データと関連情報を含ん
だ情報画像を情報画像カードとして説明しているが,本
発明がカードに限定されるものではなく,企業が提供す
る製品やサービスのカタログ情報等でも良い。
【0044】情報画像カードは,ユーザ情報およびカー
ド情報の登録を条件に,情報画像カード管理サーバによ
り発行される。なお,ユーザ情報は,情報画像カード所
有者の基本情報であり,カード情報は,子カードに添付
される個人情報である。すでに説明したように,情報画
像カードは,所有者の手元におかれて各種情報の操作を
行うことが可能な親カードと,所有者の手元を離れてネ
ットワークを流通させることが可能な子カードとから構
成されている。
【0045】以下に,親カードと子カードの特徴につい
て説明する。
【0046】2.6. 親カード 親カードは,カードマスタ,あるいは親アイコンとも称
されるものであり,図面では「PC」として表してい
る。情報画像カードは,ユーザ情報およびカード情報を
情報画像カード管理サーバに登録することにより,情報
画像カード管理サーバにより発行され,情報画像カード
所有者のクライアントソフト内に保持される。クライア
ントの表示装置には,後述する子カードとは異なる態様
で親カードであることが容易に判明するようなシンボリ
ックな画像として表示される。なお,本実施例では,
「Pop−Sync」というキャラクタが表示されてい
る。この親カードの画像を右クリックすることにより操
作ウィンドウが表示され,連携される親カードの関連情
報として,例えば,子カードの発行や送信,自分の日記
帳への記入,子カードに関連させる情報(カード情報)
の変更,情報画像カード管理サーバへのアクセス,親カ
ーの削除や移動や更新などの操作を行うための情報が表
示される。なお,親カードの作成方法,操作方法などに
ついては,図29に関連して,後述することにする。
【0047】2.7. 子カード 子カードは,PoP−Syncカード,配布カード,あ
るいは子アイコンとも称されるものであり,図面では,
「CC」として表されている。この子カードは,情報画
像カード所有者のクライアントから電子メールの添付フ
ァイルとして送信されたり,あるいは日記帳などのコミ
ュニティスペースを介して交換されたりする対象となる
カードである。子カードは,サイバー名刺として機能す
るので,クライアントの表示装置には,所有者を同定す
ることが可能なような画像,例えば顔写真や会社ロゴな
どが表示される。かかる画像を右クリックすることによ
り操作ウィンドウが表示され,連携される子カードの関
連情報として,配布元の住所氏名電話番号など個人情報
の他,配布元の日記帳へのアクセス情報などが表示され
る。なお子カードの作成方法,配布方法,交換方法など
については,図30に関連して,後述することにする。
【0048】2.8. 日記帳 日記帳は,所定の時間ごと,例えば日ごとに更新可能な
公開情報スペースであるとともに,情報画像カード所有
者固有の情報交換スペースである。情報画像カード所有
者は,自己の日記帳に,図53に示すように,絵日記風
にタイトルと画像情報とテキスト情報を書き込むことが
可能である。この日記帳の中身は公開情報として公開さ
れており,例えば配布された子カードを介して第三者が
閲覧することが可能である。日記帳の閲覧者は,日記の
内容についてコメントを残したり,あるいは情報画像カ
ードの交換の申し入れをしたりすることが可能である。
【0049】なお,本明細書においては,必要な場合に
内容の更新が可能な上記のような各情報画像カード所有
者に固有の情報公開スペースを日記帳と称しているが,
もちろん同様の機能の情報公開スペースを他の呼び名で
称することも可能であることは言うまでもない。 2.9. コミュニティスペース 上記日記帳も一種のコミュニティスペースを構成する
が,日記帳は個人対個人の情報交換スペースであるのに
対して,さらに本実施の形態によれば,このコミュニテ
ィスペースを不特定多数間の情報交換スペースにまで拡
大することが可能である。このコミュニティスペース
は,さまざまな態様を採用し得るが,例えば,教育問
題,環境問題といったテーマごとに掲示板を設け,その
掲示板への書き込みを介して,情報画像カードの交換を
行うことが可能なパブリックスペースとして構成するこ
とが可能である。
【0050】以上,本発明の理解を容易にするために,
情報画像カードを利用した情報管理システムに固有のい
くつかの概念について説明した。本情報管理システムに
おいては,上記概念以外にもいくつかの固有の概念が存
在するが,それらの概念については,以下の説明におい
てその都度詳細に説明することにする。
【0051】3.情報管理システムのシステム構成 次に,本実施の形態にかかる情報管理システムを実現す
るためのシステム構成について添付図面を参照しながら
説明する。
【0052】3.1. 情報管理システムの全体構成 図1および図2に示すように,本実施の形態にかかる情
報管理システム100は,情報画像カードを所有するこ
とが可能な複数のユーザ(クライアント)110と,情
報画像カードの流通を一元的に管理する情報画像カード
管理サーバ120と,クライアント110をして情報画
像カードを利用可能にするための情報画像用クライアン
トソフトを提供する情報画像用クライアントソフト管理
サーバ130とを,双方向通信可能なインターネットな
どのネットワーク140により接続した構成を採用して
いる。以下,各構成要素の構成について詳細に検討す
る。
【0053】3.2. クライアント110 クライアント110は,ネットワーク140に双方向通
信可能に接続する通信機能を備えたコンピュータなどの
情報処理装置である。クライアント110は,図3に示
すように,後述する情報画像用クライアントソフトを起
動して表示装置に情報画像用フォルダ112を表示させ
る機能と,ネットワークを介して電子メールを送受信す
るためのメーラ114と,及び,HTMLファイルを表
示及びブラウジング可能なブラウザソフトとを備えてい
る。なお,クライアント110は,特殊なコンピュータ
ではなく,汎用コンピュータである。図示の例では,ク
ライアント110は,パーソナルコンピュータとして構
成されているが,情報画像カードを利用することができ
るように構成された携帯情報端末や携帯電話や情報端末
機能を有する家電などとして構成することも可能であ
る。
【0054】クライアント110は,後述するように,
親カードを保持して,子カードを発行し配布する送り手
として構成される場合もあるし,送り手から子カードを
受信する受け手として構成される場合もある。いずれに
せよ,クライアント110は,ネットワークを介して情
報画像カードを送受信すると共に,情報画像用クライア
ントソフトを起動して,情報画像カードを利用する機能
を備えていることが必要である。
【0055】3.3. 情報画像カード管理サーバ12
0 情報画像カード管理サーバ120は,図4に示すよう
に,ネットワーク140に双方向通信可能に接続する通
信機能を備えたコンピュータなどの情報処理装置から構
成されている。情報画像カード管理サーバ120は,情
報画像カード用ジェネレーションサーバ(GS)121
と,情報画像カードジェネレーションサーバデータベー
ス(GS−DB)123と,情報画像カード用ウェブサ
ーバ125と,情報画像カードデータベース127と,
メールサーバ129などの機能要素を備えている。
【0056】3.3.1. 情報画像用ジェネレーショ
ンサーバ121 情報画像カード用ジェネレーションサーバ(GS)12
1は,クライアント110にインストールされているク
ライアントソフトと通信するサーバである。具体的に
は,後述するように,情報画像カード用ジェネレーショ
ンサーバ(GS)121は,クライアント110からの
情報画像カード生成要求を受けて,情報画像カードのア
イコンを生成したり,各クライアント110に送信され
る情報画像カードに含まれる関連情報を生成したりす
る。また,情報画像カード用ジェネレーションサーバ
(GS)121は,クライアント110と通信を行い,
クライアント110のクライアントソフト内のフォルダ
に登録されている情報画像カードの各々について,各情
報画像カードが更新されているか否かを示す情報及び更
新情報をクライアント110にプッシュする。
【0057】情報画像カード用ジェネレーションサーバ
(GS)121は,図5に示すように,親カードPCを
発行し管理する機能を有する親カード発行管理部121
aと,子カードCCを発行し管理する機能を有する子カ
ード発行管理部121bとを備えている。
【0058】すでに説明したように,親カードPCは,
カードマスタ,あるいは親アイコンとも称されるもので
あり,情報画像カード所有者の基本情報に関連付けられ
て,情報画像カード所有者であるクライアント110内
に保持される。親カードPC発行管理部121aは,発
行した親カードPCのIDを保持して,その親カードP
Cに関する情報の変更や削除を管理する。
【0059】子カードCCは,PoP−Syncカー
ド,配布カード,あるいは子アイコンとも称されるもの
であり,情報画像カード所有者のクライアントから電子
メールの添付ファイルとして送信されたり,あるいはコ
ミュニティスペースを介して交換されたりする対象であ
る。子カードCC発行管理部121bは,発行され配布
された子カードCCのIDを親カードPCのIDと関連
付けて保持して,その流通状態を管理する。
【0060】3.3.2. 情報画像カードジェネレー
ションサーバデータベース123 情報画像カードジェネレーションサーバデータベース
(GS−DB)123は,情報画像カードの発行に関す
るさまざまな情報を管理する。情報画像カードジェネレ
ーションサーバデータベース(GS−DB)123は,
例えば情報画像カード用ジェネレーションサーバ(G
S)121により発行される情報画像カードのIDリス
トや各種履歴などの情報を管理するデータベースであ
る。
【0061】具体的には,情報画像カードジェネレーシ
ョンサーバデータベース(GS−DB)123は,クラ
イアント110のコンピュータにインストールされたク
ライアントソフトのクライアントIDと関連付けて,ク
ライアントソフトのフォルダに登録されている親カード
及び子カードに関する情報,及び各々の情報画像カード
に関連つけられた画像データ及び右クリックで呼び出さ
れる関連情報を登録しているデータベースである。
【0062】3.3.3. 情報画像カード用ウェブサ
ーバ125 情報画像カード用ウェブサーバ125は,さまざまなフ
ェーズにおいて,本実施の形態にかかる画像管理システ
ム100のクライアントに対する窓口を構成する。例え
ば,情報画像カード用ウェブサーバ125は,情報画像
カードの作成を希望するクライアント110からのユー
ザ登録を受け付ける。また,情報画像カード用ウェブサ
ーバ125は,発行済み情報画像カードの登録内容の変
更を受け付ける。さらに,情報画像カード用ウェブサー
バ125は,パーソナルな情報交換スペースである日記
帳や,パブリックな情報交換スペースである掲示板など
のコミュニティスペースの管理を行うサーバでもある。
【0063】情報画像カード用ウェブサーバ125は,
上記のような情報管理機能を実行するために,図6に示
すように,ユーザ情報管理部125a,親カードPC情
報管理部125b,子カードCC情報管理部125c,
日記帳情報管理部125d,コミュニティ情報管理部1
25eなどを備えている。
【0064】ユーザ情報管理部125aは,情報画像カ
ードの発行を要求したユーザに関する情報を管理する。
後述するように,情報画像カードを発行する際に,シス
テムは,Eメールアドレスなど,ユーザ管理のための最
小限のユーザ情報の登録をユーザに対して求める。その
際に登録されたユーザ情報は,このユーザ情報管理部1
25aにおいて管理される。
【0065】親カード情報管理部125bは,情報画像
カードの発行時に生成される親カードPCに関する情報
を管理する。後述するように,ユーザは親カードPCを
介して,子カードCCの発行や送信,日記の記入などの
操作を行うことが可能である。そして,これらの操作ロ
グなどは,この親カードPC情報管理部125bにおい
て一元的に管理される。
【0066】子カード情報管理部125cは,親カード
PCに基づいて生成されて配布される子カードCCに関
する情報を管理する。子カードCCには,配布元のユー
ザに関する個人情報が静的な関連情報として埋め込まれ
る他,子カードCCの配布元ユーザが配布先ユーザを誘
導したいサイトのURLなどの動的な関連情報も埋め込
まれている。さらに,子カードCCからは,配布元ユー
ザのコミュニケーションスペースである日記帳を閲覧す
ることも可能であり,その日記帳のURLに関する情報
も埋め込まれている。これらの情報に関しては,子カー
ド情報管理部125cにおいて一元的に管理されてい
る。
【0067】子カード情報管理部125cは,上記のよ
うな機能を実現するために,図7に示すように,子カー
ドCCに関する情報を登録するための子カード情報登録
部125c−1,子カードCCに関する情報を変更する
ための子カード情報変更部125c−3,子カードCC
を電子メールの添付ファイルとして他のユーザに送信す
るための子カード送信部125c−4,日記帳などのコ
ミュニティスペースを介して他のユーザと子カードCC
を交換するための子カード交換部125c−5などを備
えている。
【0068】図8に示す日記帳管理部125dは,個人
ユーザ対個人ユーザ間の情報画像カードの交換用のコミ
ュニティスペースである日記帳に関する情報を管理す
る。後述するように,日記帳には,所定の時間,例えば
日ごとに更新可能であり,各項目ごとに,タイトルと画
像情報と日記テキストなどを絵日記のように貼り付ける
ことが可能である。また,公開された日記帳を閲覧した
他のユーザのコメントも貼り付けることが可能である。
さらに,日記帳を介して,ユーザ間において,子カード
CCの相互交換を行うことが可能である。そして,日記
帳管理部は125d,上記のような日記帳を介して行わ
れる各種情報操作のログを一元的に管理している。
【0069】日記帳管理部125dは,上記のような機
能を実現するために,図8に示すように,日記帳に掲載
されるタイトルや画像情報や日記本文を管理する日記帳
コンテンツ管理部125d−1と,公開された日記帳に
アクセスした他のユーザが記載可能な日記帳コメント管
理部125d−2と,日記帳スペースを介してユーザ間
で行われる子カードCCの交換操作を管理する子カード
交換管理部125d−3とを備えている。
【0070】再び図6を参照して,コミュニティ情報管
理部125eは,不特定多数のユーザ間において情報画
像カードの交換を行うためのパブリックコミュニケーシ
ョンスペースであるコミュニティスペースに関する情報
を管理する。このコミュニティスペースは,例えば教育
問題や環境問題といった特定テーマにしたがって構成さ
れた掲示板に参加したユーザ間において情報画像カード
の交換を行う際の操作情報を一元的に管理している。
【0071】なお,情報画像カード用ウェブサーバ12
5の各機能構成要素の詳細については,以下において,
本実施の形態にかかる情報画像管理システム100の各
動作を説明する際に,明らかにする。
【0072】3.3.4. 情報画像カードデータベー
ス127 再び図6を参照するに,情報画像カードデータベース1
27は,情報画像カードの管理及び流通に関するさまざ
まな情報を保有している。情報画像カードデータベース
127は,例えば,情報画像カードを作成したユーザの
ユーザ情報を含んでいる bitcard_userテ
ーブル,情報画像カードに関するの情報を含んでいる
bitcard_cardinfoテーブル,複数のク
ライアントに配信された情報画像カードの配信履歴及び
配信先に関する情報を含んでいるbitcard_se
ndcardテーブル,情報画像カードのネットワーク
上での交換に関する情報を含んでいるbitcard_
keepテーブル,情報画像カードを作成したオーナが
提供する日記に関する基本情報を含んでいるbitca
rd_diaryinfoテーブル,該日記として登録
される日々の日記に関する情報を有しているbitca
rd_diaryテーブル,該日記を閲覧したクライア
ントの日記に対するコメントに関する情報を有するbi
tcard_diarycomm テーブルなどを有し
ている。
【0073】3.3.5. メールサーバ129 情報画像カード管理サーバ120は,さらにメールサー
バ129を備えている。メールサーバ129は,クライ
アント110に対して,ユーザ登録の登録完了通知や,
発行された情報画像カードを自己のクライアント110
にアップロードするためのURL通知や,情報画像カー
ドが添付されているメールの発送などを行う。
【0074】3.4. 情報画像用クライアントソフト
管理サーバ130 図1および図2に戻って,本実施の形態にかかる情報管
理システム100は,さらに情報画像用クライアントソ
フト管理サーバ130を備えている。情報画像用クライ
アントソフト管理サーバ130は,すでに説明したよう
に,クライアント110に組み込まれて情報画像を利用
するための情報画像用フォルダを生成するためのソフト
ウェアを管理するとともに,このクライアントソフトウ
エアの認証を行うためのサーバである。
【0075】図9に示すように,情報画像用クライアン
トソフト管理サーバ130は,管理サーバ132と管理
サーバ用データベース134とを備えている。
【0076】管理サーバ132は,ユーザに対してクラ
イアントソフト及びクライアントソフトIDを提供する
と共に,当該クライアントIDを参照してクライアント
ソフトの認証を行うクライアントソフト管理部132a
と,クライアントソフトのユーザ情報を管理するユーザ
管理部132bと,各クライアントソフト上で起動して
いる情報画像カードを管理する情報画像管理部132c
とを備えている。
【0077】管理サーバデータベース(AS−DB)1
34は,アドミニストレーション用のデータベースであ
って,ログインしたクライアント110に関するユーザ
情報,ログイン情報,アクセスログ,情報画像を生成
し,各クライアント110に割り当てられたクライアン
トIDとそれらの情報を関連つけて保持している。
【0078】すでに説明したように,本システムにかか
る情報画像カードを利用するには,クライアント110
に情報画像用クライアントソフトを組み込む必要があ
る。クライアントソフト管理部132aから提供された
情報画像用クライアントソフトをクライアント110に
最初に組み込む際に,情報画像用クライアントソフト
は,ユーザに対して,電子メールアドレスなどのユーザ
管理のための最小限の情報の登録を要求する。なお,こ
の情報画像用クライアントソフト管理サーバ130に登
録されているユーザ管理情報は,あくまでもクライアン
トソフトを使用するユーザの登録情報であって,情報画
像カード管理サーバ120の情報画像カードデータベー
ス127が保持してユーザ登録情報であるbitcar
d_userテーブルとは同一ではない。
【0079】情報画像用フォルダを介した情報画像カー
ドの操作方法の詳細については後述するので,ここで
は,クライアントソフトの動作について簡単に説明す
る。クライアント110がクライアントソフトの情報画
像用フォルダを起動させようとすると,次のような処理
が行われる。まず,クライアント110は情報画像用ク
ライアントソフト管理サーバ130にアクセスし,クラ
イアントソフトの認証が行われる。認証の結果,インス
トールされているクライアントソフトが正規のクライア
ントソフトであると判断された場合には,クライアント
110のコンピュータにおいてクライアントソフトが起
動され,ディスプレイ上に情報画像用フォルダが表示さ
れる。
【0080】その際,クライアントソフトは,ジェネレ
ーションサーバ121と通信を行い,情報画像用フォル
ダに登録されている複数の情報画像アイコンに関する情
報を自動的に受け取る。見かけ上,この情報画像アイコ
ンに関する情報を受け取るプロセスは,ジェネレーショ
ンサーバ121からプッシュ配信されているように見え
る情報であるので,本実施例では,このような処理をプ
ッシュ方式によって情報を得ていると説明している。ジ
ェネレーションサーバ121から配信されてくる情報
は,例えば,情報画像用フォルダにどのような情報画像
カード(子カード)が登録されているのかを示す情報,
情報画像カードを表すアイコン情報,情報画像カードに
含まれいる画像データ,ユーザの右クリックで呼び出さ
れる情報画像カードに登録されている関連情報等であ
る。
【0081】例えば,本実施例にける情報管理システム
によれば,クライアント110が情報画像用フォルダを
起動させたときに,もし,情報画像用フォルダに保持し
ている子カードCCに含まれる情報に変更がある場合に
は,表示されている子カードCCの背景色や周辺色が変
化するなどして,ユーザにその旨が通知される。また,
クライアント110側のコンピュータにおいて情報画像
用フォルダが開くときに,該フォルダに登録されている
情報画像ファイルに関する詳細な情報を,ジェネレーシ
ョンサーバ121から受け取るようにしている。
【0082】このように,本発明の情報管理システムに
よれば,クライアント110のユーザは,情報画像用フ
ォルダに登録されている情報画像カードに情報の更新が
あったかどうか,いちいち確認するために所定のサーバ
にアクセスせずとも,自動的に情報画像カードの情報の
が更新されていることを知ることができるとともに,常
に更新された最新の情報画像データを受け取ることが可
能となる。
【0083】3.5. ネットワーク 最後に,クライアント110と情報画像カード管理サー
バ120と情報画像用クライアントソフト管理サーバ1
30とを双方向通信可能に接続するネットワークについ
て簡単に説明する。このネットワークは,公衆回線網を
利用したインターネットや,閉鎖回線網を利用したイン
トラネットとして構成することが可能である。このネッ
トワークに要求される仕様は,ネットワークに接続され
る端末間でデータを双方向通信できればよく,有線無線
を問わない。
【0084】4.情報管理システムの運用例 以下,上記のように構成された情報管理システムの運用
例について説明する。なお,ここで説明されるのは,
「情報画像カードの発行」,「情報画像カードの送受
信」,「情報画像カードの一斉更新」,「情報画像カー
ドの日記帳機能」,「情報画像カードの交換」などであ
る。
【0085】4.1. 情報画像カード用ウェブの構造 図10に,本実施の形態にかかる情報管理システムを運
営する情報画像カード用ウェブのページ構造の一例を示
し,図11に,このページ構造のトップページの表示例
を示す。
【0086】情報画像カードを作成したり,利用したり
したいユーザは,まず図11に示すような情報画像管理
システムのトップページ80にアクセスする。トップペ
ージには,図10に示すように,「カードの作成」8
1,「クライアントソフトのダウンロード」82,「カ
ードの使い方」83,「FAQ」84,「カードの送
信」85,「カード預かり」86,「カード情報変更」
87,「ユーザ情報変更」88,「カードマスタ紛失」
89がリンクしている。さらに,これらのページのう
ち,「カードの送信」85,「カード預かり」86,
「カード情報変更」87,「ユーザ情報変更」88,
「カードマスタ紛失」89のように,情報の操作に関す
るページにアクセスするためには「ログイン」90手続
が要求されている。
【0087】情報画像管理システム用ウェブページは上
記のような項目を表示できるように構成されている。以
下,各項目について詳細に説明する。
【0088】「カード作成」81は,本実施の形態にか
かる情報画像カードの新規作成を行う画面を表示する。
なお,当機能はセキュリティの確保のためSSL(Se
cure Sockets Layer)で処理を行う
ように構成されている。
【0089】「クライアントソフトのダウンロード」8
2は,情報画像用クライアントソフトのダウンロードペ
ージを別ウィンドウで表示するものである。
【0090】「カードの使い方」83は,情報画像カー
ドの作成方法や使用方法に不慣れなユーザのために,情
報画像カードの作成方法や使用方法についての詳細な説
明画面を表示するものである。
【0091】同様に,「FAQ」84も,情報画像カー
ドの作成方法や使用方法に不慣れなユーザのために,情
報画像カードについての説明や動作環境を,一問一答形
式で表示するものである。
【0092】「カードの送信」85は,作成したカード
のメール送信を行う画面を表示する。なお,本機能も,
セキュリティ確保のために,SSLで処理を行うように
構成されている。
【0093】「カード預かり」86は,作成した情報画
像カードの交換を行う画面を表示する。なお,本機能も
セキュリティ確保のためにSSLで処理を行うように構
成されている。
【0094】「カード情報変更」87は,すでに登録さ
れている情報画像カードのカード情報の変更を行う画面
を表示する。なお,本機能も,セキュリティ確保のため
に,SSLで処理を行うように構成されている。
【0095】「ユーザ情報変更」88は,すでに登録さ
れている情報画像カードのユーザ情報の変更を行う画面
を表示する。なお,本機能も,セキュリティ確保のため
に,SSLで処理を行うように構成されている。
【0096】「カードマスタ紛失」89は,紛失した親
カードPC(カードマスタ)の再取得を行う画面を表示
する。なお,本機能も,セキュリティ確保のために,S
SLで処理を行うように構成されている。
【0097】4.2. 情報画像カードの作成 次に,図12に示すブロック図および図13に示すフロ
ーチャートを参照しながら,情報画像カードの作成フロ
ーについて説明する。ここでは,情報画像カードのユー
ザ情報の登録,新規カードの作成を行う。作成の手順
は,利用規約の確認後に,情報画像カードに添付する画
像情報を選択し,さらにユーザ情報およびカード情報を
入力することにより新規の情報画像カードが制作され
る。
【0098】図11に示すトップメニューにおいて,情
報画像カードの作成を選択する(S1101)と,図1
4に示すような利用規約が表示され(S1102),同
意の確認が行われる(S1103)。
【0099】そして,「同意する」ボタンが押下される
と,図15に示すような画像指定方法選択画面へ遷移す
る。これに対して,「同意しない」ボタンが押下される
と,トップメニュー画面へ遷移する。
【0100】同意の確認後に,図15に示すような画像
指定方法選択画面において,画像ファイルのアップロー
ドまたはテンプレートの選択を行う(S1104)。こ
こでは,情報画像カードに表示する画像ファイルを利用
者がアップロードして使用するか,準備されている画像
ファイルを使用するかを選択する。
【0101】「画像アップロード」ボタンが押下される
と,図16に示す画像アップロード画面へ遷移する。こ
れに対して,「テンプレート」ボタンが押下されると,
図18に示すテンプレート選択画面へ遷移する(S11
07)。
【0102】まず,画像アップロードを選択した場合に
ついて説明すると,ユーザは,図16に示すような画像
アップロード画面から,ユーザ自身が準備した画像ファ
イルを選択して,画像のアップロードを行う(S110
5)。図16に示す画像アップロード画面において,
「参照」ボタンを押下すると,アップロードする画像フ
ァイルを選択するダイアログが表示される。なお,初期
表示ディレクトリやファイルの種別等は使用するブラウ
ザに依存する。
【0103】次いで,図16に示す画像アップロード画
面において,「次へ進む」ボタンを押下し,選択された
画像ファイルが正しくない場合,エラーメッセージが含
まれた画像アップロード画面が表示される。
【0104】例えば,情報画像カードに添付可能な画像
形式をJPEG形式に限定している場合,あるいは画像
サイズを限定している場合には,これらの条件に外れる
画像ファイルをアップロードした場合には,エラーメッ
セージが示される。これに対して,選択された画像ファ
イルが正しい場合には,図17に示すような画像アップ
ロード完了画面が表示され,アップロードした画像ファ
イルがプレビューされる。(S1106)。ここで,ア
ップロードした画像プレビューを参照して,画像ファイ
ルが気に入らない場合には,「画像を変える」ボタンを
押下し,図16に示す画像アップロード画面へ遷移し
て,再度アップロードする画像ファイルの選択を行う。
【0105】これに対して,テンプレートを選択した場
合について説明すると,図18に示すようなテンプレー
ト選択画面において,テンプレート画像の選択を行え
ば,システムが準備したテンプレートに基づいて画像情
報ファイルが作成される。例えば,システムが予め準備
した男性および女性の画像ファイルからカードに表示す
る画像を選択する。
【0106】以上のように,情報画像カードに添付する
画像情報ファイルの選択が完了すると,図19に示すよ
うなユーザ情報登録画面において,情報画像カードを利
用するために必要なユーザ情報およびログイン情報の登
録を行う(S1108)。
【0107】ユーザ情報登録画面の項目は全て入力必須
項目となる(図12 )。ユーザ情報は,情報画像カ
ードを作成する人の個人又は企業に関する情報であっ
て,例えば,図20に示したような,氏名,性別,生年
月日,電子メールアドレスなどの情報である。また,同
時にログイン情報として,図21のデータテーブルに示
されるようなユーザ名,パスワード,そしてパスワード
を忘れた場合に備えてワンタイムパスワード発行用の秘
密の質問とその回答の登録が要求される。
【0108】このユーザ登録画面を使用して登録された
ユーザ登録情報は,bitcard_userテーブル
として全て情報画像カードデータベース127に登録さ
れる。
【0109】このようにして,ユーザ情報およびログイ
ン情報の入力が完了し,「次へ進む」ボタンを押下する
と,入力された項目が正しいかどうかの入力チェックが
行われる(S1109)。ここで,入力チェックを行い
未入力項目や入力された値が正しくない場合,入力エラ
ーメッセージボックスが表示される。既に登録されてい
るユーザ名が入力された場合,違うユーザ名で再入力す
る旨のメッセージボックスが表示される。その場合,パ
スワード項目は一度クリアされ,再入力が必要となる。
全ての項目が正しい場合,図22および図23に示すカ
ード情報登録画面へ遷移する。
【0110】図22および図23に示すカード情報登録
画面は,カード情報登録処理のために必要な情報を入力
するための画面であって,発行される情報画像カードの
子カードに付随するカード情報の入力を行う。入力項目
は,図24のデータテーブルに示されるような情報,す
なわち,ニックネーム,氏名,ふりがな,その他情報,
電子メールアドレス,電話番号,ファックス番号,住
所,お勧めサイトに関する情報,テロップメッセージな
どである。
【0111】ここで,ニックネームは入力必須項目で,
配布される情報画像カード(子カードCC)のカード名
として表示されるものである。その他の項目は任意入力
項目となり,入力された項目のみカード情報として表示
されるものである。また,一部の入力項目,例えばニッ
クネームや電子メールアドレスに関しては,ユーザ情報
登録で入力された値をデフォルト値として表示する。
【0112】このカード情報登録処理で設定されたカー
ド情報は,bitcard_cardinfoテーブル
としてカードIDと対応つけられて情報画像カードデー
タベース127に登録される(図12 )。
【0113】このようにして,所定の入力を完了し,図
23の画面において「次へ進む」ボタンを押下すると,
ニックネームの必須入力チェックおよび入力項目の入力
チェックが行われ(S1111),図25および図26
に示すプレビュー画面へ遷移する。
【0114】図25および図26に示すプレビュー画面
においては,アップロードされた画像,入力されたユー
ザ情報,ログイン情報およびカード情報のプレビューを
行う(S1112)。プレビュー表示後,「このカード
を作る」ボタン押下に応答して,ジェネレーションサー
バ121において情報画像カードの作成処理が行われ
る。具体的には,上述したカード情報登録処理時に入力
されたカード情報は,情報画像カードDB127に登録
されるだけでなく,ジェネレーションサーバ121にも
送られる(図12 )。ジェネレーションサーバ12
1は,ユーザによって設定された画像ファイル(又はテ
ンプレート画像ファイル)と,受け取ったカード情報と
を関連付けて,ジェネレーションサーバのデータベース
123に格納する(図12 )。
【0115】なお,プレビュー画面において,パスワー
ド内容はそのまま表示されず,「*」に置き換えて表示
される。また,カード情報表示では,入力状況に応じて
入力項目の「表示あり」「表示なし」のイメージが表示
される。プレビュー画面において,「画像を変える」ボ
タンを押下すると,入力された値を保持したまま,図1
5に示す画像指定方法選択画面へ遷移する。プレビュー
画面において,「ユーザ情報を変える」ボタンを押下す
ると,入力された値を保持したまま,図19に示すユー
ザ情報登録画面へ遷移する。プレビュー画面において,
「カード情報を変える」ボタンを押下すると,入力され
た値を保持したまま,図22および図23に示すカード
情報登録画面へ遷移する。
【0116】以上のプロセスを経て,情報画像カードの
作成が完了すると,図27に示す作成完了画面が表示さ
れ,カード作成完了した旨のメッセージを表示する。ま
た,ユーザ情報登録時に入力されたメールアドレス宛て
に作成完了通知メールを送信する(図12 )。ま
た,システムは,カードマスタ(親カードPC)取得用
HTMLの生成を行い,生成されたHTMLのURLは
作成完了通知メールにてユーザに通知される。
【0117】ユーザが作成した自分のカードマスタ(親
カードPC)を取得する場合には,メールサーバから通
知されたメール中に記述されているURLをクリックす
ると,ブラウザソフトによってこのURLに対応するウ
ェブページが表示される(図12 )。そのウェブペ
ージは,カードマスタ取得用のページであって,予め所
定のカードマスタが置かれている。そのカードマスタ
を,ウェブブラウザから情報画像用フォルダ112にド
ラッグアンドドロップすると,カードマスタ(親カー
ド)をフォルダ内に表示させることができる。
【0118】このカードマスタPCは,ユーザがアイコ
ン画像として選択した画像データが表示されているカー
ドではなく,シンボリックな画像として「Pop−Sy
nc」というキャラクタが表示されているカードであ
る。つまり,他クライアントに配布されるべき情報画像
カード(子カード)ではない。ユーザは,このカード登
録処理によってどのような情報画像カード(子カード)
が作成されたかを見るめには,次の子カードの発行処理
を行う。なお,この処理は必須ではなく,この子カード
の発行処理を行わなくとも,情報画像カード(子カー
ド)の配布は可能である。
【0119】情報画像カード(子カード)を発行しても
らうためには,まず,情報画像用フォルダ112に表示
されているカードマスタ(親カード)を右クリックし,
操作ウィンドウPC−Wを表示しないといけない。この
操作ウイントウPC−Wには,本実施例に記載されてい
る情報管理システムが実現する複数の機能として,「P
oP−Syncカードの発行」,「PoP−Syncカ
ードの送信」,「日記帳の記入」,及び「PoP−Sy
ncカード情報更新」等のメニューが表示される。「P
oP−Syncカードの発行」とは,情報画像用フォル
ダ112に表示されているカードマスタに対応する子カ
ードの発行を,情報画像カード管理サーバ120に対し
て要求する機能である。「PoP−Syncカードの送
信」とは,詳細は後述するが,情報画像用フォルダ11
2に表示されているカードマスタに対応する子カード
を,送り手となるユーザが指定した複数の受け手に送信
するための機能である。「日記帳の記入」とは,詳細は
後述するが,情報画像用フォルダ112に表示されてい
るカードマスタの所有者(作成者)の日記のページを作
成及び/又は更新するための機能である。「PoP−S
yncカード情報更新」とは,詳細は後述するが,情報
画像用フォルダ112に表示されているカードマスタを
作成するときに,情報画像カードのアイコン画として登
録した画像ファイル,bitcard_user テー
ブルとして登録したユーザ情報,bitcard_ca
rdinfoテーブルとして登録したカード情報を更新
するための機能である。
【0120】カードマスタを作成したカードマスタ所有
者が,自分が作成した情報画像カード(子カード)を取
得するためには,上述したメニューのうち「PoP−S
yncカードの発行」を選択する。ユーザによって「P
oP−Syncカードの発行」が選択されると,クライ
アント110のクライアントソフトは,ジェネレーショ
ンサーバ121に対して,情報画像カード(子カード)
の配信を要求する。ジェネレーションサーバ121は,
情報画像用フォルダ112に表示されているカードマス
タのカードIDを参照し,このカードIDに対応つけら
れて保持されている情報画像カード(子カード)を構成
するための関連情報を,ジェネレーションサーバデータ
ベース123から受け取る。例えば,このジェネレーシ
ョンサーバデータベース123から読み出される情報
は,情報画像カード(子カード)を表現する画像データ
と,bitcard_cardinfoテーブルとほぼ
同じ情報としてジェネレーションサーバデータベース1
23に登録されていたカード情報である。
【0121】ジェネレーションサーバ121は,ジェネ
レーションサーバデータベース123から受け取った画
像データに基づいて,画像データから情報画像カードの
画像アイコンを生成し,ジェネレーションサーバデータ
ベース123から受け取ったカード情報をこの情報画像
カードの付加情報として添付することによって,情報画
像カード(子カード)を作成する。なお,この付加情報
として画像データに付加されたカード情報は,情報画像
用フォルダ112に表示されている情報画像カード(子
カード)を右クリックしたときに表示される情報であ
る。ジェネレーションサーバ121が,この生成した情
報画像カード(子カード)をクライアント110のクラ
イアントソフトにプッシュ配信すると,情報画像用フォ
ルダ112にこの情報画像カード(子カード)が表示さ
れる。なお、この情報画像カード(子カード)は,クラ
イアント110のデスクトップに貼り付けたり、ウェブ
ブラウザで情報画像カードのアイコンを表示させただけ
では、情報画像カードに付加されている機能は使用でき
ない。あくまでも、この情報画像カードを、クライアン
トソフトによって起動されている情報画像用のフォルダ
内に表示されているときに、情報画像カードに付加され
ている機能がアクティブになる。
【0122】4.3.情報画像用クライアントソフトの
ダウンロード すでに説明したように,情報画像カードは,情報画像用
クライアントソフト(情報画像用フォルダ)をクライア
ントに導入することにより,利用可能になる。図11に
示す情報画像用ウェッブのトップページからは,情報画
像用クライアントソフトを所有していないユーザが,情
報画像用クライアントソフトをダウンロードするための
サイトに誘導する画面を,図28に示すように,別ウィ
ンドにて表示することが可能である。なお,図28に示
すダウンロードページにおいては,クライアントソフト
の表示イメージが合わせて表示されている。
【0123】4.4. 情報画像カードの表示例 すでに説明したように情報画像カードは,発行元のクラ
イアントに保持される親カードPCと,ネットワークを
介して配布される子カードCCとから構成されている。
以下,図29および図30を参照しながら,親カードP
Cおよび子カードCCの表示例について説明する。
【0124】4.4.1. 親カード(カードマスタ)
PCの表示例 図29には,情報画像用フォルダに表示される親カード
PCの表示例が示されている。図12および図13に示
す情報画像カード生成フローに従って,情報画像カード
が生成されると,ユーザは,指定されたカードマスタ取
得ページのURLにアクセスし,親カードPCを取得し
て,情報画像用フォルダ112にドラッグアンドドロッ
プし,親カードPCを生成する。
【0125】親カードPCは,後述する子カードCCを
管理するカードマスタであり,情報画像用フォルダ11
2においても,子カードCCとは識別可能なように,シ
ンボリックなイメージで表示されている。操作者は,親
カードPCを右クリックすることにより,親カード操作
用のウィンドウPC−Wを表示させることができる。操
作者は,この親カード操作用ウィンドウPC−Wにおい
て表示されているメニュー「PoP−Syncカードの
発行」,「PoP−Syncカードの送信」,「PoP
−Syncカード情報の更新」,「日記帳の記入」から
所望のメニューを選択することによって,親カードPC
に対応する情報画像カードの基本操作を行うことが可能
である。
【0126】4.4.2. 子カード(配布カード)C
Cの表示例 図30には,情報画像用フォルダに表示される子カード
CCの表示例が示されている。すでに説明したように,
子カードCCは,ネットワークを介して配布されるサイ
バー名刺であり,情報画像用フォルダ112には,情報
画像カードの所有者が同定できるような画像イメージ,
例えば配布元のユーザの顔写真が表示される。さらに,
操作者は,子カードCCを右クリックすることにより,
子カード操作用ウィンドウCC−Wを表示させることが
できる。子カード操作用ウィンドウCC−Wには,情報
画像カードを所有するクライアントの氏名,電話番号,
住所,電子メールアドレスなどの個人情報の他,情報画
像カードの所有者が推奨するサイトのURL情報が「お
勧めサイト」というメニューで登録されていたり,子カ
ード所有者が作成した日記帳のURL情報が「日記を見
る」というメニューで登録されたりしている。これらの
情報は,既に説明したように,bitcard_use
rテーブルとして登録したユーザ情報,及び bitc
ard_cardinfoテーブルとして登録したカー
ド情報そのものではないが,そのユーザ情報及びカード
情報のテーブルの中から情報画像カードの作成に必要な
データとして,bitcard_userテーブル及び
bitcard_cardinfoテーブルから抽出さ
れ,ジェネレーションサーバ用のデータベース123に
登録されていたユーザ情報及びカード情報である。
【0127】また,図38に関連して後述するように,
子カードCCは電子メールのアドレス帳としての機能も
有している。すなわち,操作者が,子カード操作用ウィ
ンドウCC−Wに表示される電子メールアドレスを右ク
リックすれば,クライアントに組み込まれたメーラーが
送信先および送信元の電子メールアドレスが入力された
状態で自動的に起動される。したがって,操作者は,本
文およびタイトルを入力するだけで,子カード所有者に
電子メールを送信することが可能である。
【0128】4.5. 情報画像カード(子カードC
C)の送信手順 次に,情報画像カードの送受信方法について,図31お
よび図32に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。
【0129】なお,本実施の形態にかかる情報管理シス
テムにおいては,情報画像カードの送信は,親カードP
Cの所有者が子カードCCを第三者のメールアドレスに
対して電子メールの添付ファイルとして送信することを
意味する。また,情報画像カードの受信は,親カードP
Cの所有者から子カードCCを電子メールの添付ファイ
ルとして受信することを意味する。
【0130】情報画像カードの子カードCCの送信は,
図30および図31に示すように,情報画像用フォルダ
110S内に表示される親カードPCを右クリックする
ことにより表示される操作ウィンドウPC−Wから子カ
ードCCを送信する「カード送信」を選択することによ
り,情報画像カード管理サーバ120にログインするこ
とにより行うことができる(S2901)。あるいは,
図11に示す情報画像カード用ウェブのトップページか
らカード送信を選択することによっても行うことができ
る(S2902)。
【0131】情報画像カード(親カードPC)の所有者
が操作ウィンドウPC−Wの中からカード送信を表す
「Pop−Syncカードの送信」というメニューを選
択すると,クライアント110Sのコンピュータのブラ
ウザソフトが起動され,図33に示すようなログイン画
面が表示される。(S2903)。このログイン画面
は,情報画像カード管理用のウェブサーバ125から提
供されているウェブ画面である。このログイン画面にお
いて,情報画像カードの送り手がユーザアカウント及び
パスワードを入力すると,情報画像カード管理用のウェ
ブサーバ125は,情報画像カードDB127に登録さ
れているbitcard_userテーブルを参照し,
送り手の認証を行う。(図31 )。
【0132】情報画像カード管理用のウェブサーバ12
5による認証処理が完了すると,情報画像カード管理用
のウェブサーバ125は,クライアント110Sのコン
ピュータのブラウザに図34に示すようなメールアドレ
ス入力画面を表示させる(S2904)。ユーザが「キ
ャンセル」ボタンを押下した場合には,図11に示すト
ップメニュー画面へ遷移する。また,図33に示すログ
イン画面においては,「パスワード忘れ」ボタンも用意
されている。操作者がパスワードを忘れた場合には,こ
の「パスワード忘れ」ボタンを押下することにより,予
め登録しておいてワンタイムパスワード入力画面(図示
省略)へ遷移する。そして,予め登録しておいた質問に
対する回答を行うことにより,ログインすることが可能
である。
【0133】図34に示すメールアドレス入力画面にお
いては,送信先のメールアドレスおよび相手へのメッセ
ージの入力を行う。図示の例では,同時に複数,例えば
5人分のメールアドレスおよび題名の入力が行えるよう
に構成されている。ただし,図示の例では,相手へのメ
ッセージは同一文章となる。もちろん,複数の送信先に
異なる文章のメッセージを送信するように構成すること
も可能である。また,入力項目として,1人目のメール
アドレスおよび題名は入力必須項目となる。その他の入
力項目は任意入力となる。
【0134】メールアドレス入力画面において,「次へ
進む」ボタンが押下されると,情報画像カード用ウェブ
サーバ125は,入力項目のチェックを行い,図35に
示すプレビュー画面を表示させる。プレビュー画面にお
いては,入力したメールアドレスや本文や添付画像のプ
レビュー表示を行うことが可能である(S2905)。
【0135】図35に示すプレビュー画面において入力
内容を確認した後,「送信する」ボタンが押下される
と,情報画像カード用ウェブサーバ125は,プレビュ
ー表示した内容で,指定された送付先にメール送信を行
う準備を開始する。まず,情報画像カード用ウェブサー
バ125は,ジェネレーションサーバ121に子カード
CCを作成する旨の指示を送る(図31 )。ジェネ
レーションサーバ121は,親カードに関連する情報と
してデータベースに登録されている画像データを利用し
て,子カードCCの基となる静止画像ファイル(例えば
JPEG画像ファイル)を作成する。情報画像カード用
ウェブサーバ125は,ジェネレーションサーバ121
において作成された静止画ファイルを受け取り,そのフ
ァイルをメールサーバ129に提供する。それと同時
に,情報画像カード用ウェブサーバ125は,プレビュ
ー画面において確認された内容の電子メールを作成する
旨のコマンドをメールサーバ129に供給する(図31
)。メールサーバ129は,情報画像カード用ウェ
ブサーバ125の指令に従って,ジェネレーションサー
バ121において作成された静止画ファイルを電子メー
ルに添付し,それぞれ指定された送付先にこの電子メー
ルを配信する。なお,メール送信処理は所定のCGI
(Common Gateway Interfac
e)プログラムを利用する行うことができる。
【0136】プレビュー画面において入力内容を変更し
たい場合には,「やり直す」ボタンを押下することによ
り,入力された情報を保持し,メールアドレス入力画面
へ遷移する。そして,必要な情報を再入力することがで
きる。
【0137】情報画像カード用ウェブサーバ125は,
メールの送信指令をメールサーバ129に行った後,b
itcard_sendcardテーブルを作成し,そ
れを情報画像カードデータベース127に登録する。こ
のbitcard_sendcardテーブルは,ユー
ザIDに対応つけて,情報画像カードを送付した送付先
のメールアドレス及び送信日時を登録するためのテーブ
ルである。例えば,自分の情報画像カードを10人のク
ライアントに送付したとすると,この10人の送付先メ
ールアドレス及び送付日時がこのbitcard_se
ndcardテーブルに登録されることになる。すなわ
ち,bitcard_sendcardテーブルに格納
されている情報は,情報画像カードの配信履歴を示して
いる情報であって,情報画像カード用ウェブサーバ12
5は,このbitcard_sendcardテーブル
を参照することによって,各々の情報画像カードが,い
つ誰に送られたかを知ることができるのである。
【0138】4.6. 情報画像カード(子カードC
C)の受信手順 次に,図31および図37を参照しながら,本実施の形
態にかかる情報画像管理システムによる受信手順につい
て説明する。
【0139】まず,受け手のクライアント110が,送
り手のクライアント110から子カードの基となる静止
画ファイルが添付された電子メールを受信する(S37
01)。図31に示すように,受け手のクライアント1
10は,添付された子カード生成用アイコンGIをデス
クトップに貼り付ける(S3802)。そして,情報画
像カードをクライアント110において利用可能にする
ために,情報画像用クライアントソフトを起動し,情報
画像用フォルダ110Rを表示させる(S3703)。
ここで,受け手であるクライアント110に情報画像用
クライアントソフトが組み込まれていない場合には,情
報画像用クライアントソフト管理サーバ130にアクセ
スして,必要な情報画像用クライアントソフトをダウン
ロードすることができる。
【0140】次いで,図31に示すように,デスクトッ
プに貼り付けてある子カード生成用アイコンGIを,受
け手のクライアント110Rの表示装置に表示されてい
る情報画像用フォルダ112R内にドラッグアンドドロ
ップすると(S3704),自動的に子カード生成用ア
イコンGIが展開し,子カードCCが表示される(S3
705)。
【0141】後は情報画像用フォルダに表示されている
子カードCCを右クリックすることにより,図30に示
すような操作ウィンドウCC−Wを表示させ,子カード
CCに関する個人情報を確認したり,子カードCCの送
り手に電子メールを送信したり,あるいは子カードCC
の送り手が有する日記帳を閲覧したり,本実施の形態に
かかる情報管理システムにおいて利用できるサービスを
享受することが可能である。
【0142】4.7. 情報画像カードのアドレス帳機
能 次に,図38を参照しながら,本実施の形態にかかる情
報画像カードのアドレス帳機能について説明する。
【0143】すでに説明したように,情報画像カードの
子カードCCは,電子メールのアドレス帳としての機能
も有している。図38に示すように,情報画像用フォル
ダ112に表示された子カードCCに対して電子メール
を送信したい場合には,操作者は,子カードCCを右ク
リックして,操作用ウィンドウCC−Wを表示させる。
そして,操作用ウィンドウCC−Wに表示されている電
子メールアドレスをクリックすることにより,予めリン
クされたOutolook Expressなどのメー
ラー3800を自動的に起動させることができる。
【0144】本実施の形態にかかる情報管理システムに
おいては,自動的に起動したメーラー3800の宛先ア
ドレス欄には,子カードCCの送り手の電子メールアド
レスが挿入され,さらに送信者アドレス欄には,子カー
ドCCの受け手の電子メールアドレスが挿入されるよう
に構成されている。したがって,操作者は,わざわざメ
ーラーの送信者アドレス欄および宛先アドレス欄に電子
メールアドレスを入力する必要がない。このように,操
作者は子カードCCを右クリックして,操作ウィンドウ
CC−Wを表示させ,その中に記載されている電子メー
ルアドレスをクリックするだけで必要事項が記載された
メーラーを起動させることができる。後は,電子メール
本文欄3806に必要な文章およびタイトルを入力すれ
ば,電子メールを完成させ,送信することができる。
【0145】このように本実施の形態にかかる情報管理
システムによれば,情報画像用フォルダに表示される子
カードCCを電子的なアドレス帳と同様に使用すること
が可能となり,電子メールの送信手順も簡便化される。
また,電子メールアドレスの入力ミスなども回避するこ
とができる。
【0146】4.8. 情報画像カードの情報更新 次に,図39〜図49を参照しながら,本実施の形態に
かかる情報管理システムにおける,情報画像カードに含
まれる情報の更新手順について説明する。
【0147】4.8.1 情報画像カードの情報更新手
順の概略 まず図39を参照しながら,情報画像カードの情報更新
手順について概観する。情報画像カードに含まれる情報
の更新は,情報画像用フォルダ112内の親カードPC
を使用して行う。親カードPCを右クリックして,操作
用ウィンドウPC−Wを表示させ,その操作メニューの
中から情報画像カードの更新を意味する「PoP−Sy
ncカード情報更新」の項目を選択する。すると,クラ
イアント110Sにおいてウェブブラウザが起動され,
情報画像カード用ウェブサーバ120にログインが行わ
れる(図39 )。情報画像カード用ウェブサーバ1
20は,クライアン110のウェブブラウザに,後述す
るカード情報更新用のページ又はユーザ情報更新用のペ
ージを提供する。クライアント110Sからウェブライ
ザを介して,カード情報又はユーザ情報に関する更新情
報が情報画像カード用ウェブサーバ125に入力される
と,その更新情報は,情報画像カードデータベース12
7に送られ,bitcard_userテーブルとして
登録されているユーザ情報及びbitcard_car
dinfoテーブルとして登録されているカード情報が
更新される(図39 )。さらに,その更新情報は,
ジェネレーションサーバ121にも送られる(図39
)。ジェネレーションサーバ用のデータベース123
にも,情報画像カードに関する関連情報(右クリックで
呼び出される情報)が記憶されているので,ユーザ情報
又はカード情報に関して更新があった場合には,ジェネ
レーションサーバ121は,ジェネレーションサーバ用
のデータベース123に保存されている関連情報を更新
する(図39 )。また,ジェネレーションサーバ用
のデータベース123には,情報画像カードを表現する
画像データが記憶されているので,その画像データの差
し替えが行われた場合には,ジェネレーションサーバ1
21は,ジェネレーションサーバ用のデータベース12
3に保存されている画像データを新しい画像データに差
し替える。
【0148】データベース127及び123に格納され
ている情報画像カードに関する内容が更新されると,更
新完了通知がメールサーバ129から更新を依頼したク
ライアント110Sに通知される(図39 )。
【0149】4.8.2. カード情報の変更 次に,図40〜図45を参照しながら,情報画像カード
のカード情報の変更手順の詳細についてより具体的に説
明する。
【0150】まず,親カードPCを右クリックすること
により表示される操作ウィンドウPC−Wからカード情
報の変更を選択する。あるいは,情報画像カード用ウェ
ブのトップページからカード情報の変更を選択する。す
ると,クライアント110の表示装置に表示されている
画面は,図41に示すログイン画面に遷移する(S40
01)。
【0151】ここで,ユーザ名,パスワードにて認証を
行う。ログイン画面において,「ログイン」ボタンが押
下されると,入力されたユーザ名およびパスワードにて
ユーザ認証が行われる。正しく認証された場合には,図
42に示す変更内容選択画面へ遷移する。これに対し
て,「キャンセル」ボタンが押下されると,トップメニ
ュー画面へ遷移する。また,「パスワード忘れ」ボタン
が押下されると,ワンタイムパスワード入力画面へ遷移
して,予め登録された内容に基づいてワンタイムパスワ
ードの発行が試みられ,ワンタイムパスワードが認証さ
れると,図41に示す変更内容選択画面に遷移する。操
作者は,図41に示す変更内容選択画面において,画像
ファイルの変更またはカード情報の変更を選択すること
が可能である(S4002)。
【0152】図41に示す変更内容選択画面において,
「カード情報を変える」ボタンが押下されると,図42
および図43に示すような変更入力画面へ遷移する(S
4007),「画像を変える」ボタンが押下されると,
画像指定方法選択画面へ遷移する。ここで,画像指定方
法選択画面は,図15に示す画像指定方法選択画面にほ
ぼ相当するので詳細は省略する。
【0153】図15に示すような画像指定方法選択画面
において,画像ファイルのアップロードまたはテンプレ
ートの選択を行う(S4003)。ここでは,情報画像
カードに表示する画像ファイルを利用者がアップロード
して使用するか,準備されている画像ファイルを使用す
るかを選択する。
【0154】「画像アップロード」ボタンが押下される
と,ほぼ図16に示す画像アップロード画面に相当する
画像アップロード画面に遷移する(S4004)。そし
て,アップロードの完了(S4006),またはテンプ
レート選択の完了後,図42および図43に示す変更入
力画面へ遷移する(S4007)。
【0155】操作者は,この変更入力画面において,変
更するカード情報を入力する。初期表示としてカード情
報テーブル123に格納されている値が表示される。そ
して,情報の変更が完了した後,図43に示す画面にお
いて「次へ進む」ボタンを押下すると,ニックネームな
どの必須入力チェックおよび入力項目の入力チェックが
行われ(S4008),チェック完了後に,図44に示
す変更確認画面へ遷移する(S4009)。そして,操
作者は,プレビュー表示した内容でカード情報の更新を
行うかどうかの確認を行う。
【0156】以上のようにして,カード情報の更新が完
了し,さらに情報画像に含まれる画像ファイルについて
も変更を加えたい場合には,操作者は,「画像を変え
る」ボタンを押下する。すると,入力された値を保持し
たまま,画像指定方法選択画面へ遷移する。さらに,カ
ード情報の更新を継続したい場合には,「カード情報を
変える」ボタンを押下すると,入力された値を保持した
まま,変更入力画面へ遷移する。そして,プレビュー表
示した内容でカード情報の更新を行う場合には,「この
情報に更新する」ボタンを押下すると,図45に示す変
更完了画面において,カード情報が更新された旨のメッ
セージが表示され,ユーザ情報に登録されている自分の
メールアドレス宛てに変更完了通知メールが送信され
る。
【0157】以上のようにして,親カードのカード情報
の変更が完了する。変更された内容は,情報画像カード
管理サーバにより,情報を変更した親カードに由来する
子カードのカード情報に反映され,情報の一括変更が行
われる。
【0158】4.8.3. ユーザ情報の変更 次に,図46〜図50を参照しながら,本実施の形態に
かかる情報管理方法における情報画像カードのユーザ情
報の変更手順について詳細に説明する。
【0159】カード情報を変更する場合と同様に,ま
ず,親カードPCを右クリックして表示される操作ウィ
ンドウPCから,または情報画像カード用ウェブのトッ
プページからユーザ情報の変更を選択すると,図47に
示すログイン画面に遷移する(S4501)。ここで,
ユーザ名,パスワードにて認証を行う。ログイン画面に
おいて,「ログイン」ボタンが押下されると,入力され
たユーザ名およびパスワードにてユーザ認証が行われ
る。正しく認証された場合には,図48に示すユーザ情
報変更画面へ遷移する。これに対して,「キャンセル」
ボタンが押下されると,トップメニュー画面へ遷移す
る。また,「パスワード忘れ」ボタンが押下されると,
ワンタイムパスワード入力画面へ遷移して,予め登録さ
れた内容に基づいてワンタイムパスワードの発行が試み
られ,ワンタイムパスワードが認証されると,図48に
示すユーザ情報変更画面に遷移する(S4502)。
【0160】このようにして表示された図48に示すユ
ーザ情報変更画面において,操作者は変更するユーザ情
報を入力する。なお,初期表示としてユーザ管理テーブ
ルに格納されている値が表示される。ユーザ情報の入力
が完了し,「確認」ボタンを押下すると,入力チェック
が行われ(S4503)を行い,図49に示す変更確認
画面へ遷移する。ここで,入力されたユーザ情報の確認
を行う。「登録」ボタンを押下すれば,変更の有無に関
わらず,表示されたユーザ情報でデータベースの更新が
行われる。データベース更新が正常に行われた場合,図
50に示す変更完了画面へ遷移する。これに対して,ユ
ーザ情報の変更を行いたい場合には,「訂正」ボタンを
押下すると,入力された値を保持したまま,再び,図4
8に示す変更入力画面へ遷移する。以上で,ユーザ情報
の変更が完了する。
【0161】なお,電子メールアドレスの変更など,ユ
ーザ情報の変更がカード情報に影響を与える場合には,
その変更内容がカード情報にも反映される。さらに,そ
の変更内容は,すでに説明した情報変更手順に従い,ネ
ットワークを介して配布された子カードにも一括的に反
映される。
【0162】4.8.4. 更新情報の反映 次に,更新されたユーザ情報又はカード情報を含んだ情
報画像カード情報が,どのようにクライアントにプッシ
ュ配信されるかを説明する。ここでの説明では,以下の
ような場合を例に挙げて説明する。まず,情報画像カー
ドの作成主及び送付主をユーザSとし,ユーザSが作成
した情報画像カードを受け取る受け手をユーザRとし、
ユーザSが作成した情報画像カードは既にユーザRに配
信済みであって,ユーザRはユーザSの情報画像カード
を有しているものとする。また,ユーザRは,ユーザS
が作成した情報画像カードのみを有しているのではな
く,そのほかにもユーザF及びユーザGが作成した情報
画像カードを既に有しているものとする。また,この例
では,ユーザSの情報画像カードが配信されてしばらく
した後,ユーザSの情報画像カードに含まれている情報
が古くなって,ユーザSが上述した更新処理によってユ
ーザSの情報画像カードを更新した場合の更新処理とす
る。なお,この更新処理は,情報画像カード管理サーバ
120とユーザSとの間で行われた処理であるので,ユ
ーザRは,ユーザSの情報画像カードが更新されたこと
は全く知らない。
【0163】上述の例を,図39と対応付けると,送り
手となるユーザSのコンピュータにインストールされて
いるクライアントソフトを111Sとし,そのクライア
ントソフト111Sによって制御される情報画像用フォ
ルダを112Sで表すことにする。また,その情報画像
フォルダ112S内に,ユーザSのカードマスタとして
登録されている自分の情報画像カードをPC_Sで表す
ことにする。また,受け手となるユーザRのコンピュー
タにインストールされているクライアントソフトを11
1Rとし,そのクライアントソフト111Rによって制
御される情報画像用フォルダを112Rで表することに
する。また,ユーザRは,ユーザS,ユーザF及びユー
ザGからプッシュ配信された情報画像カードを有してい
るので,ユーザRの情報画像用フォルダ112Rには,
ユーザS,ユーザF及びユーザGの情報画像カードが登
録されている。ここでは,ユーザSの情報画像カードを
CC_Sと表し,ユーザFの情報画像カードをCC_F
と表し,ユーザGの情報画像カードをCC_Gと表すこ
とにする。このような例を踏まえて,ユーザRのクライ
アントソフト111Rの処理及び情報画像カード管理サ
ーバ120の処理について詳しく説明する。
【0164】まず,ユーザRが,以前ユーザSから情報
画像カードを受け取っており,その以前受け取った情報
画像カードを見たいと考え,自分のコンピュータにイン
ストールされているクライアントソフト111Rを起動
しようとした時から説明を開始する。まず,ユーザRが
クライアントソフト111Rを起動して情報画像用フォ
ルダ112Rを表示させようとすると,まず,クライア
ントソフト111Rは,情報画像用クライアントソフト
管理サーバ130にアクセスする。
【0165】情報画像用クライアントソフト管理サーバ
130は,ユーザRのコンピュータにインストールされ
ているクライアントソフト111Rが,正規のクランン
トソフトであるか否かを検証する。具体的には,クライ
アントソフト111Rが情報画像用クライアントソフト
管理サーバ130にアクセスした際に,そのクライアン
トソフト111Rに与えられたクランアントソフトID
と登録ユーザ名とが管理サーバ132に伝送される。管
理サーバ32は,受け取ったクランアントソフトIDと
登録ユーザ名が,情報画像用クライアントソフト管理サ
ーバ用のデータベース134によって管理されている情
報と一致するか否かをチェックする。情報画像用クライ
アントソフト管理サーバ用のデータベース134によっ
て管理されている情報と一致する場合には,クライアン
トソフト111Rが,正規のクランントソフトであると
判断し,クライアントソフト111Rの起動を許可する
コマンドをクライアント110Rに送信する。
【0166】ここで,クライアント110Rが,情報画
像カードに関する情報としてどのような情報を有してい
るについて説明しておく。上述した例では,ユーザR
は,既に,ユーザS,ユーザF及びユーザGより情報画
像カードの提供を受けているので,ユーザS,ユーザF
及びユーザGの情報画像カードにそれぞれ含まれている
詳細なカード情報及びユーザ情報は,一見すると,ユー
ザRのコンピュータ内部の記憶装置に保持されているよ
うに思える。しかしながら,実際には,ユーザRのコン
ピュータには,予め送付されていたユーザS,ユーザF
及びユーザGの情報画像カードに関する詳細情報は一切
記憶されていない。ユーザS,ユーザF及びユーザGの
情報画像カードに関する情報が記憶されいるのは,情報
画像カード管理サーバ120内のジェネレーションサー
バ用のデータベース123及び情報画像カードデータベ
ース127である。
【0167】つまり,クライアントソフト111Rの起
動が許可されたとしても,情報画像用フォルダ112R
の中に表示される各情報画像カードの詳細情報を有して
いないので,情報画像用フォルダ112Rを正常に表示
できない。
【0168】そこで,本実施例の情報管理システムは,
さらに次の処理を行う。クライアントソフト111R
は,情報画像用クライアントソフト管理サーバ130か
ら,クライアントソフトの起動許可を表すコマンドを受
け取ると,続いて,情報画像カード管理サーバ120の
ジェネレーションサーバ121にアクセスし,リクエス
トコマンドを送信する。このリクエストコマンドは,情
報画像用フォルダ112Rの中に表示される各情報画像
カードに関する詳細情報のプッシュ配信をリクエストす
るためのコマンドである。この際,クライアントソフト
111R,クライアント110Rに与えられているクラ
イアントIDをジェネレーションサーバ121に送信す
る。ジェネレーションサーバ121に接続されているジ
ェネレーション用のデータベース123は,情報画像カ
ードに関するbitcard_cardinfoテーブ
ルにおいて,クライアントIDとカードIDとを対応つ
けて記憶している。例えば上述した例では,ユーザRに
与えられたクライアントIDと,ユーザSから送信され
た情報画像カードCC_Sを示すカードID,ユーザF
から送信された情報画像カードCC_Fを示すカードI
D及びユーザGから送信された情報画像カードCC_G
を示すカードIDとが夫々対応つけられている。つま
り,ジェネレーションサーバ121は,ジェネレーショ
ン用のデータベース123に登録されている情報画像カ
ードに関する情報を有したbitcard_cardi
nfoテーブル内の情報を参照し,クライアントIDに
対応するカードIDを得ると共に,このカードIDによ
って同定される情報画像カードの詳細情報を得る。この
詳細情報とは,例えば,情報画像カードを表す画像デー
タ,ユーザの右クリックで呼び出される情報画像カード
に登録されているユーザ情報及びカード情報,及びこの
情報画像データが新たに更新された情報なのか否かを示
す更新フラグを含んでいる。ジェネレーションサーバ1
21は,ユーザSの情報画像カードCC_S,ユーザF
の情報画像カードCC_F,及びユーザGの情報画像カ
ードCC_Gを,クライアント110Rにプッシュ配信
する。
【0169】クライアントソフト111Rは,ジェネレ
ーションサーバ121から,ユーザSの情報画像カード
CC_Sに関する詳細情報,ユーザFのた情報画像カー
ドCC_Fに関する詳細情報,及びユーザGの情報画像
カードCC_Gに関する詳細情報を受け取り,それらの
情報画像カードを情報画像用フォルダ112R内に表示
する。その際,各情報画像カードに含まれている更新フ
ラグが,プッシュ配信されてきた情報画像カードが更新
されている情報画像カードであること示している場合に
は,情報画像用フォルダ112R内に表示される更新情
報画像カードを強調表示する。この例の場合,ユーザS
の情報画像カードCC_Sが更新されている情報画像カ
ードであるので,情報画像用フォルダ112R内におい
て,ユーザSの情報画像カードCC_Sは,情報画像カ
ードCC_FおよびCC_Gよりも強調表示される。
【0170】このように,本発明の情報管理システムに
よれば,クライアント110のユーザは,フォルダに登
録されている情報画像カードに情報の更新があったかど
うかを確認するために所定のサーバにアクセスせずと
も,自動的に情報画像カードの情報が更新されているこ
とを知ることができるとともに,更新された最新情報を
有している情報画像データに関する情報を自動的にプッ
シュ配信によって情報画像カード管理サーバ120から
受け取ることができる。
【0171】このように,本実施の形態にかかる情報画
像カードの情報更新手続においては,情報画像カードに
関する情報が情報画像カード管理サーバ120において
一元的に管理されている。したがって,親カードPCを
介して,情報画像カード管理サーバ120において管理
されている情報画像カードの親カードのデータを変更す
れば,その変更内容が,ネットワークを介して配布され
たすべての子カードCCに反映される。具体的には,情
報画像カードが変更されたときに,その変更された情報
画像カードに関する情報が各クライアントに再配信され
るのではなく,受け手のクライアントにおいてクライア
ントソフトが起動されたときに,変更された情報画像デ
ータの情報が、それぞれのクライアントにプッシュ配信
されるのである。言いかえると,受け手側のクラアント
110Rから見ると,情報画像カード用のフォルダ11
2Rに表示される情報画像カードが最新のデータとなる
ように,常に情報画像カード管理システム120とクラ
イアントソフト111Rとが通信を行っているかのよう
に見えてしまうが,そうではなく,実際は,クライアン
トソフト111Rが起動されたとき,情報画像カード管
理システム120から情報画像カードの詳細情報がプッ
シュ配信されているのである。
【0172】従って,例えば,情報画像カードの所有者
が配置転換になり,連絡先が変更された場合であって
も,親カードPCの登録情報を変更するだけで,いちい
ち子カードを再配布せずとも,その変更内容が配布した
子カードCCすべてに反映させることが可能となる。よ
って情報画像カードの所有者(カード発行者)にとって
は,非常に効率の良い,情報管理が可能となる。例え
ば、情報画像カードが情報配信者によって更新できない
ような固定的な情報であった場合には,各クライアント
に配信されてしまった情報画像カードは直ぐに古く陳腐
な情報となってしまって,受信者から見ると有用性の低
い情報になってしまう。しかしながら,本実施例の情報
画像カードは,情報配信者によって常に更新可能な情報
であって,また,常に,受信者には最新の情報画像カー
ドが提供されるように構成しているので,受信者から見
ても非常に有益な情報であることは間違いない。
【0173】なお,上記実施の形態においては,ネット
ワークを介して配布されたすべての子カードCCに対し
て一括して情報変更を反映させたが,本発明はかかる例
に限定されず,選択的に一部の子カードCCにのみ情報
変更を反映させ,他の子カードCCに対しては情報変更
を反映させないように構成することも可能であることは
いうまでもない。
【0174】4.9. 日記帳機能 次に,本実施の形態にかかる情報画像カードに特徴的な
日記帳機能について詳細に説明する。日記帳に関連し
て,ここで説明されるのは,日記を初期設定する日記設
定,日記を記入する日記記帳,日記の一覧を表示する日
記一覧,日記を閲覧およびコメントを付する日記閲覧が
ある。なお,本明細書においては,日記帳とは,定期的
にまたは不定期に内容の更新が可能な情報公開スペース
であり,タイトル,本文,添付図面などから構成される
ものである。また,本実施の形態にかかる情報管理シス
テムにおいては,日記帳は,日記帳の所有者と第三者間
において,あるいは日記帳を閲覧した第三者同士間にお
いて,相互に情報画像カードを交換するコミュニティス
ペースとしても機能する。本明細書においては,かかる
情報公開スペース,またはコミュニティスペースを,便
宜上日記帳と称しているが,同様の機能を有するオブジ
ェクトを他の名称で規定することも可能であることは言
うまでもなく,そのようなオブジェクトについても,当
然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0175】4.9.1. 日記帳の設定 まず,日記が開設されていない場合には,親カードPC
から日記の初期設定を行う。ユーザは,予め準備された
テンプレートから日記帳の外観,例えばテーマカラーな
どを設定することが可能である。
【0176】4.9.2. 日記帳の記帳 情報画像カードの日記帳においては,一般的な日記帳の
スタイルが模倣されている。したがって,その日のその
日の日記を記帳したり,過去に記帳した日記の訂正を行
ったりすることができる。また,日記帳は第三者に対し
て公開されているいるので,この日記帳を閲覧した第三
者が,日記帳に対してコメントを付したり,日記帳の所
有者,あるいは日記帳にコメントを付した第三者に対し
て,情報画像カードの交換の申し入れを行ったりするい
ことができる。
【0177】以下に,図51に示す日記帳の記帳フロー
にしたがって,日記帳の記帳手順について説明する。
【0178】まず,日記帳を記帳する際には,まず図5
2に示すようなログイン画面においてログインを行う
(S5101)。ログイン画面において,ユーザ名とパ
スワードに基づいてユーザ認証が行われる。ユーザ認証
において,ユーザ名とパスワードが一致した場合には,
日記帳がすでに開設されているかどうかが確認される
(S5103)。また,ログイン画面において,ユーザ
認証に失敗した場合には,ログインエラー画面に遷移す
る(S5104)。
【0179】日記帳を開設していない場合には,日記帳
の設定を行う画面へ遷移する(S5105)。そして,
新たな日記帳の開設が行われる。日記帳の開設は,本実
施の形態によれば,管理を容易にするために,システム
側が用意したテンプレートを選択することにより行われ
る。ただし,システム側の仕様にしたがってユーザが独
自に用意した日記帳を採用できる構成にすることも可能
であることは言うまでもない。
【0180】すでに日記帳が開設されている場合には,
今日(日記帳へのアクセス日)の日記をつけたかどうか
が確認され(S5106),今日の日記をまだつけてい
ない場合には,図53に示す日記記帳画面へ遷移して,
日記帳の記帳を行うことができる(S5108)。ま
た,すでに日記をつけた場合であっても,内容の変更を
行いたい場合にも,図53に示す日記記帳画面に遷移し
て,日記帳の記帳(変更)を行うことができる。
【0181】日記の記入項目は,図54に示すように,
少なくとも,日記タイトルと,写真などの画像ファイル
と,日記本文とを含んでおり,これらの情報は,bit
card_diarydayテーブルとして情報画像カ
ードデータベース127に登録される。さらに,所定の
添付ファイルを付加できるように構成することも可能で
ある。図53に示す日記記帳画面において,ユーザは,
当日の日記の登録,過去の登録されている日記の修正を
行うことができる。そして,必要な記入項目の入力が完
了すると,「登録」ボタンを押下して,登録を完了す
る。
【0182】日記帳の登録後には,子カードの日記帳に
関する関連情報も更新される。すなわち,日記帳の内容
は,日記帳の所有者のみならず,子カードの所有者も閲
覧することができるので,日記帳の内容が変更されたこ
とは,ネットワークを介して配布された子カードの所有
者に対してもプッシュ配信で通知される。すなわち,子
アイコンに新設する「日記を見る」を更新され,使用可
能にされる。その結果,子カードの所有者は,子カード
を右クリックして表示される操作ウィンドウの中から,
日記の閲覧を示すメニュー「日記を見る」を選択するこ
とにより,更新または変更された日記帳の内容を閲覧す
ることが可能である。
【0183】図55には,日記帳タイトル一覧画面が示
されている。図示のように日記帳タイトル一覧画面は,
日記の一覧を表示する。日記が書かれている日には,日
記のタイトル,コメント数が表示される。ここで,日付
をクリックすると,日記を記入/修正する日記記帳画面
へ遷移する。また,タイトルをクリックすると,日記閲
覧画面へ遷移する。
【0184】図56には,日記帳閲覧画面,すなわち,
クライアントの表示装置に表示される日記帳の表示例が
示されている。この日記閲覧画面は,日記帳の所有者は
もちろんのこと,ネットワークを介して配布された子カ
ードの所有者も,その子カードを右クリックして表示さ
れる操作ウィンドウから日記帳の閲覧を選択することに
より,アクセスし自由に閲覧をすることが可能な画面で
ある。
【0185】次に,図57を参照しながら,登録されて
いる日記へコメントをつけることが可能な日記閲覧機能
について説明する。
【0186】4.9.3. 日記帳の閲覧 すでに説明したように,本実施の形態にかかる情報画像
カードにおいては,日記帳の所有者のみならず,子カー
ドから日記帳に来訪した第三者であるユーザも日記帳を
閲覧することができる。また,閲覧者は閲覧した日記に
コメントをつけることができる。かかる構成により,日
記帳は情報公開スペースとして機能する。また,後述す
るように,日記帳は,日記帳の所有者と来訪者との間,
また日記帳の来訪者間において,情報画像カードの交換
が可能なコミュニティスペースとしても機能する。
【0187】図57に,日記帳の閲覧フローを示す。図
示のように,子カードから日記帳閲覧を選択したユーザ
は,まず,情報画像カード用ウェブサーバへのログイン
を行う(S5701)。ログイン画面において,ユーザ
名とパスワードに基づいてユーザ認証が行われ,ユーザ
名とパスワードが一致した場合には,今日の日記がある
かどうかが確認される(S5703)。なお,ログイン
画面において,ユーザ認証に失敗した場合には,ログイ
ンエラー画面に遷移する(S5704)。
【0188】ステップS5703において,今日の日記
がないと判断された場合には,日記タイトル一覧が表示
される(S5705)。閲覧者は,タイトル一覧の中か
ら閲覧したい日の日記を選ぶことが可能である。日記タ
イトル一覧には,当月の日記タイトルの一覧が表示され
る。日記が登録されていない日はタイトルが表示されな
い。そして,タイトル(日記)をクリック(選択)する
と,閲覧画面へ遷移して,日記帳を閲覧することが可能
となる。
【0189】これに対して,今日の日記が存在する場合
には,閲覧者はその日の日記を閲覧することが可能であ
る(S5706)。図58は,日記帳の閲覧画面を示し
ている。図58に示すように,日記帳には,コメントを
付することが可能なコメント欄に加えて,カード交換を
登録するカード交換希望ボタンが用意されている。
【0190】閲覧者が,閲覧した日記帳に対してコメン
トを付加すると,そのコメントは,図59に示すような
bitcard_daiarycommテーブルとして
情報画像カードデータベース127に登録される。なお
コメントが付された場合には,記入したコメントを登録
し,日記を再表示する。なお,コメントが付された場合
には,図55に示すように,日記タイトル一覧にコメン
ト数が表示される。
【0191】また,コメント欄の「カード交換希望」を
クリックすると,コメントを寄せたユーザに対して情報
画像カードカード交換を希望する事ができる。また,閲
覧者が,カード交換希望を要請した場合には,そのカー
ド交換希望に関する情報は,bitcard_keep
テーブルとして情報画像カードデータベース127に登
録される。カード交換機能については,後で詳述する。
なお,コメント欄と情報画像カード交換については,相
互に独立の機能として存在させることも可能であるが,
情報画像カード交換登録の前提として,コメント欄の記
載を必須記載事項として条件づけることが可能である。
かかる関連付けを行うことにより,情報画像カード交換
の相手方の雰囲気を予め知ることができ,情報画像カー
ド交換手順をより円滑に進めることが可能となる。
【0192】4.10. 情報画像カード交換機能 本実施の形態にかかる情報管理システムにおいては,日
記帳は単に情報公開スペースとして機能するばかりでな
く,情報交換のためのコミュニティスペースとしても機
能する。すなわち,情報画像カードに付随して設けられ
る日記帳というコミュニティスペースを介して,日記帳
の所有者と日記帳の閲覧者との間において,あるいは日
記帳の閲覧者同士において,情報画像カードの相互交換
を行うことが可能である。以下,日記帳を利用した情報
画像カードの交換機能について,添付図面を参照しなが
ら説明する。
【0193】まず,図60を参照しながら,実際に情報
画像カードの交換を行う場合について説明する。なお,
図示の例は,情報画像カードの親カード所有者であるユ
ーザAが,ユーザBおよびユーザCに対して子カードの
送信を行った場合である。なお,ユーザBとユーザCと
は,互いに知り合いではないものとする。かかる状況に
おいて,ユーザAの日記帳を介して,日記帳の所有者で
あるユーザAと日記帳の閲覧者であるユーザBまたはユ
ーザCとの間において,あるいは日記帳の閲覧者同士で
あるユーザBとユーザCとの間において,互いに情報画
像カードの交換を行うことが可能である。
【0194】まず,ユーザAは,自分が所有する親カー
ドPCを右クリックして表示されるメニューの中から
「日記帳の記入」を選択し,日記の記帳を行う(図60
)。ユーザAによって日記帳が作成されると,情報
画像カード用ウェブサーバ125は,その日記帳の内容
を,bitcard_diarydayテーブルとして
情報画像カードデータベース127に登録する。
【0195】ユーザBおよびユーザCは,ともにユーザ
Aから配布された子カードCCを所有しており,したが
って,ユーザAの子カードCCから,ユーザAの日記に
ログインすることが可能である(図60 および
)。具体的には,情報画像カード用ウェブサーバ12
5は,情報画像カードデータベース127に記憶されて
いるbitcard_diarydayテーブルを参照
し,それに従ってユーザA用によって作成された日記帳
のウェブページを構成する。情報画像カード用ウェブサ
ーバ125は,そのウェブページを,クライアント11
0B及び110Cのコンピュータで起動されているウェ
ブブラウザに表示する。
【0196】このように,ユーザBおよびユーザCは,
子カードCCを利用して,ユーザAの日記帳を閲覧し,
それぞれ,ユーザAの日記帳に対してコメントを付する
ことが可能である。このコメントは,日記帳の所有者で
あるユーザAのみならず,日記帳の閲覧者であるユーザ
BまたはユーザCも閲覧することができる。すなわち,
本実施の形態によれば,日記帳本文およびコメントを介
して,日記帳の所有者であるユーザAと日記帳の閲覧者
であるユーザBまたはユーザCとの間において,あるい
は日記帳の閲覧者同士であるユーザBとユーザCとの間
において,新しいコミュニケーションが形成される機会
が生じる。
【0197】次に,日記帳の閲覧者同士であるユーザB
とユーザCとの間で情報画像カードの交換を行う場合を
例にあげて,クライアント間でのカード交換方法につい
て詳細に説明する。この例では,ユーザBが,ユーザA
の日記帳に対するユーザCのコメントを見て,ユーザC
との名刺交換を希望するものとする。
【0198】まず最初に,ユーザBは,ユーザCとのカ
ード交換を行うためには,情報画像カード用ウェブサー
バ125によって提供されているユーザAが作成した日
記帳(図58)のウェブページを閲覧している必要があ
る。このとき,このユーザAの日記帳に対してユーザC
のコメントが記載されている場合に,このユーザCとの
情報画像カードの交換が可能になる。ユーザBがユーザ
Cとのカード交換の希望を出す場合には,図58に示さ
れたユーザAの日記帳中のユーザCが記載したコメント
欄内に配置されている「カード交換希望」ボタンを押
す。
【0199】情報画像カード用ウェブサーバ125は,
ユーザBからのカード交換の希望を示すコマンドを受け
取ると,ユーザCの情報画像カードのカードID,ユー
ザBの情報画像カードのカードID,ユーザBの氏名,
性別,年齢及び住所などのユーザ情報からなる bit
card_keep テーブルを作成し,そのテーブル
を情報画像カードデータベース127に登録する。ここ
で,このテーブルに,ユーザBのは情報画像カードID
だけではなく,ユーザBの性別,年齢及び住所などの詳
細なユーザ情報を登録する理由は,ユーザCに対して
「ユーザCとカード交換を希望しているユーザBという
人がいて,そのユーザBはこのような情報を有している
人である」と通知する必要があるからである。
【0200】ユーザCに対しては,ユーザBからカード
交換の希望があったことが電子メールで通知される。そ
の電子メールの中には,ユーザCのカード預かりページ
にアクセスするURLが記述されている。ユーザCがこ
のURLをクリックすると,情報画像カード用ウェブサ
ーバ125は,クライアント110Cのウェブブラウザ
に,ユーザCのカード預かりページ125Kを表示する
(図60 )。このユーザCのカード預かりページ1
25Kには,ユーザBからカード交換の希望があったこ
と,その交換希望に対して交換するか拒否するかを決定
するためのチェックボックス,ユーザBの氏名,性別,
年齢及び住所などのユーザ情報,及びが記述されてい
る。なお,このカード預かりページ125Kは,情報画
像カード用ウェブサーバ125が bitcard_k
eep テーブルに登録されている情報を参照して作成
したウェブページである。
【0201】この情報管理システムにおいて,カード預
かりページの機能を提供しているり理由は,例えばこの
例の場合,ユーザBがユーザCと情報交換したいと望ん
だとしても,ユーザCが,ユーザBとの情報交換を嫌が
る可能性があるからである。そこで,この情報管理シス
テムでは,他のクライアントからカード交換希望のリク
ストがあった場合には,直ぐにカード交換を実行するの
ではなく,カード交換希望者の情報画像カードを一旦預
かり,カード交換リクエストを受け取ったクライアント
にカード交換の希望の有無を確認するようにしている。
【0202】ユーザCがユーザBとのカード交換を承諾
した場合は,ユーザCとユーザBの情報画像カードを交
換する処理を行わないといけないので,情報画像カード
用ウェブサーバ125からジェネレーションサーバ12
1に対して,ユーザCとユーザBの情報画像カードを交
換する処理を行うように指示する。
【0203】既に説明したとおり,情報画像カードデー
タベース127は,クライアントのユーザIDとそのク
ライアントに配信された情報画像カードを示すカードI
Dを対応付けて記憶しているbitcard_card
infoテーブルを備えている。例えば,ユーザRのク
ライアントに対して,既にユーザF及びユーザGの情報
画像カードが配布されている場合には,ユーザRのユー
ザIDとユーザFの情報画像カードのカードIDとが対
応つけられているbitcard_cardinfoテ
ーブルと,ユーザRのユーザIDとユーザGの情報画像
カードのカードIDとが対応つけられているbitca
rd_cardinfoテーブルとが,情報画像カード
データベース127に登録されていることを意味する。
ジェネレーションサーバ用のデータベース123には,
情報画像カードデータベース127に登録されているb
itcard_cardinfoテーブルと実質的に同
様のテーブルが記憶されており,ジェネレーションサー
バ121は,このデータベース123に登録さてている
bitcard_cardinfoテーブルに従って,
情報画像カードの詳細情報をクライアント110の情報
画像用フォルダ112にプッシュ配信する。その結果,
この情報画像用フォルダ112には,ユーザFとユーザ
Gの2つの情報画像カードが表示されることになる。
【0204】このジェネレーションサーバ121の構成
及び処理を踏まえた上で,ジェネレーションサーバ12
1が,情報画像カード用ウェブサーバ125からユーザ
CとユーザBの情報画像カードを交換する処理を行うよ
うに指示された時の処理について説明する。
【0205】まず,ジェネレーションサーバ121は,
データベース123に登録すみのユーザBの情報画像カ
ードに関する詳細情報を参照して,ユーザCのユーザI
DとユーザBの情報画像カードのカードIDとを対応付
けたbitcard_cardinfoテーブルを新た
に作成する。同様に,ユーザBのユーザIDとユーザC
の情報画像カードのカードIDとを対応付けたbitc
ard_cardinfoテーブルも新たに作成する。
つまり,ジェネレーションサーバ121は,新たに2つ
のbitcard_cardinfoテーブルを作成し
で,それをジェネレーションサーバ用のデータベース1
23に登録する。この時点では,ジェネレーションサー
バ121は,ユーザBのクライアント110Bに対し
て,ユーザCの情報画像カードはプッシュ配信しない。
なぜなら,ユーザBのクライアント110Bにおいて,
クライアントソフトが起動されてない場合には,いくら
ジェネレーションサーバ121が情報画像カードをプッ
シュ配信したとしても受け取れないからである。同様な
理由で,ジェネレーションサーバ121は,ユーザCの
クライアント110Cに対して,ユーザBの情報画像カ
ードはプッシュ配信しない。
【0206】各情報画像カードがクライアントにプッシ
ュ配信されるのは,ジェネレーションサーバ121が2
つのbitcard_cardinfoテーブルを作成
したときでは無く,各クライアントがクライアントソフ
トを起動したときである。具体的には,ユーザBが自分
の情報画像用のフォルダに登録されている情報画像カー
ドを見ようとして,クライアントソフトを起動したとき
に,ジェネレーションサーバ121からユーザCの情報
画像カードがプッシュ配信される。なお,このクライア
ントソフトが起動されたときのプッシュ配信について
は,既に説明済みであるので詳細は省略する。同様に,
ユーザCが自分の情報画像用のフォルダに登録されてい
る情報画像カードを見ようとして,クライアントソフト
を起動したときに,ジェネレーションサーバ121から
ユーザBの情報画像カードがプッシュ配信される。これ
によって,情報画像カードの交換が完了する。
【0207】このように,本実施の形態によれば,日記
帳というコミュニティスペースを利用することにより,
日記帳の所有者であるユーザAと日記帳の閲覧者である
ユーザBまたはユーザCとの間において,あるいは日記
帳の閲覧者同士であるユーザBとユーザCとの間におい
て,相互に情報画像カードの交換を行うことができるよ
うになる。すなわち,日記帳という情報公開スペースを
利用して,新たなコミュニケーションを形成することが
可能となる。
【0208】以下において,図61〜図64を参照しな
がら,本実施の形態にかかる情報管理システムを利用し
た情報画像カードの預かりおよび交換手順について説明
する。
【0209】図61に示すように,子カードの操作ウィ
ンドウから,あるいは情報画像管理サーバのトップメニ
ューから,カード預かりフローに入る(S6101)。
ログイン画面において(S6102),認証確認の後
(S6103),カード預かり一覧および交換済み一覧
の表示が行われる。操作者は,これらの一覧を参照し
て,カード交換の実行および交換拒否の実行を行うこと
が可能である(S6104)。図62には,カード預か
り一覧の画面(ウェブページ)の一例を示す。
【0210】ここで,カード預かり一覧画面について説
明する。カード預かり一覧画面は,カード交換情報テー
ブル127に登録されているbitcard_keep
テーブルに基づいて生成されているウェブページであ
る。カード預かり一覧画面の所有者は,このカード預か
り一覧において,交換希望者毎に表示されている[交
換]ボタン,および,[拒否]ボタンを押下することに
より,その希望者を対象としたカード交換または交換拒
否の実行を行うことができる。
【0211】例えば,「交換」ボタンを押下して(S6
105),該当するカード交換希望者との間においてカ
ード交換を承諾した場合には(S6107),すでに説
明したような手順により,自分の情報画像用フォルダに
は交換希望者のカードが,交換希望者側の情報画像用フ
ォルダには自分のカードが表示される。実行後,その対
象者を除いた預かり一覧の再表示が行われる。
【0212】これに対して,「拒否」ボタンが押下され
て(S6106),該当するカード交換希望者に対して
交換拒否を実行した場合(S6107),対象となる交
換希望者情報の預かり一覧への表示を中止する。実行
後,その希望者を除いたカード預かり一覧の再表示が行
われる。
【0213】交換済み情報画像カード一覧(S610
9)は,カード交換情報テーブルに登録されて管理され
ている。そして,「交換済み一覧」ボタンを押下するこ
とにより,預かり一覧よりカード交換を行った交換希望
者の一覧を表示させることができる。
【0214】次に図63を参照しながら,登録情報入力
フローについて説明すると,まず,情報画像カード預か
り一覧へ表示するメッセージ等の入力を行い,情報画像
カード交換預かりへの登録を行う。通常,日記帳閲覧画
面でコメントを記入した利用者との間でカード交換が行
われるため,日記帳閲覧画面から情報画像カード交換預
かりへの登録が行われる。
【0215】図58に示されるような,いずれかの日記
帳において,情報画像カードの交換を希望する「希望ボ
タン」を押下する(S6301)。その際には,交換希
望者のユーザ情報が認証済みであるかどうかが確認され
る(S6302)。但し,日記閲覧から交換預かり登録
を行う時など,既にユーザ認証されている場合には,登
録ログイン画面の表示は行わずに,登録情報入力画面に
遷移する(S6305)。これに対して,ユーザ情報の
認証がまだ完了していない場合には,登録ログイン画面
に遷移し(S6303),認証確認を行った後に(S6
304),登録情報入力画面に遷移する(S630
5)。
【0216】登録情報入力画面において,「交換登録」
ボタンを押下し,登録入力情報をカード交換情報テーブ
ルに追加し,登録完了画面へ遷移する(S6307)。
登録完了画面においては,情報画像カード交換預かりへ
の登録が完了した旨のメッセージが表示される。
【0217】そして,情報画像カード交換預かりを参照
して,交換希望者との情報画像カードの交換を承諾する
場合には,相手方に,情報画像カード(子カード)がプ
ッシュされ,情報画像カードの交換が完了する。
【0218】このように,本実施の形態によれば,日記
帳というコミュニティスペースを利用することにより,
日記帳の閲覧者同士であるユーザBとユーザCとの間に
おいて,相互に情報画像カードの交換を行うことができ
るようになる。すなわち,日記帳という情報公開スペー
スを利用して,新たなコミュニケーションを形成するこ
とが可能となる。
【0219】以上,添付図面を参照しながら,本発明に
かかる情報管理システム等の好適な実施形態について説
明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者で
あれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇
内において,各種の変更例または修正例に想到し得るこ
とは明らかであり,それらについても当然に本発明の技
術的範囲に属するものと了解される。
【0220】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ネットワーク上で流通可能な情報画像を利用して,サイ
バー名刺方式の新しいコミュニケーションツールとして
情報画像カードを提供することが可能である。その際
に,本発明によれば,ネットワーク上を流通する情報画
像カードの流通を一元的に管理することにより,情報画
像カードに付随する情報の更新や削除,さらに送付先の
追跡を容易に行うことが可能である。さらに,本発明に
よれば,情報画像カードに日記帳というコミュニケーシ
ョンスペースを付加することにより,新しい情報交換ス
ペースを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの主な構成要素を示す概略的な構成図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの主な構成要素を示す概略的な構成図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムのユーザ/クライアントの一例を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの情報画像カード管理サーバの一例を示すブロック図
である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの情報画像カードジェネレーションサーバの一例を示
すブロック図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの情報画像カード用ウェブサーバの一例を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの子カード情報管理部の一例を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの日記帳情報管理部の一例を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の一形態にかかる情報管理システ
ムの情報画像用クライアントソフト管理サーバの一例を
示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブサーバのページ構成例を
示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図12】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カード生成フローの一例を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カード生成フローの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図15】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図16】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図17】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図18】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図19】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図20】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムにおいて管理されるユーザ情報のデータ構造を示す
説明図である。
【図21】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムにおいて管理されるログイン情報のデータ構造を示
す説明図である。
【図22】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図23】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図24】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムにおいて管理されるカード情報のデータ構造を示す
説明図である。
【図25】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図26】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図27】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図28】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図29】本発明の実施の一形態にかかる情報画像カー
ドの親カードの用ウェブのページの表示例を示す説明図
である。
【図30】本発明の実施の一形態にかかる情報画像カー
ドの子カードの用ウェブのページの表示例を示す説明図
である。
【図31】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カード送信フローの一例を示すブロ
ック図である。
【図32】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カード送信フローの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図33】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図34】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図35】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図36】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図37】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カード受信フローの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図38】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによるアドレス表示機能の一例を示すブロック図で
ある。
【図39】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カードの情報更新フローの一例を示
すブロック図である。
【図40】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カードの情報更新フローの一例を示
すフローチャートである。
【図41】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図42】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図43】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図44】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図45】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カードのユーザ情報更新フローの一
例を示すフローチャートである。
【図46】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図47】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図48】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図49】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図50】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図51】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムによる情報画像カードの日記帳の記帳フローの一例
を示すフローチャートである。
【図52】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図53】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図54】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの日記帳記入のデータ構造を示す説明図である。
【図55】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図56】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図57】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの日記帳の閲覧フローの一例を示すフローチャート
である。
【図58】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード用ウェブのページの表示例を示す
説明図である。
【図59】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムのコメント記入のデータ構造を示す説明図である。
【図60】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード交換フローを示すブロック図であ
る。
【図61】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード交換フローを示すフローチャート
である。
【図62】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード預かりの様子を示す説明図であ
る。
【図63】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード交換登録のフローを示すフローチ
ャートである。
【図64】本発明の実施の一形態にかかる情報管理シス
テムの情報画像カード登録および交換の様子を示す説明
図である。
【符号の説明】
100 情報管理システム 110 ユーザ/クライアント 112 情報画像用フォルダ 114 メーラー 120 情報画像カード管理サーバ 121 情報画像カードジェネレーションサーバ 123 情報画像カードジェネレーションサーバデー
タベース 125 情報画像カード用ウェブサーバ 127 情報画像カードデータベース 129 メールサーバ 130 情報画像用クライアントソフト管理サーバ PC 親カード CC 子カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 504 G06F 17/60 504 12/00 533 12/00 533J 546 546A H04N 1/00 107 H04N 1/00 107A (72)発明者 相沢 雅子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 沢田 佳明 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B082 EA01 GB02 HA03 5C062 AA13 AA29 AB16 AB38

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報画像カード装置を利用可能な1また
    は2以上のクライアントと,前記情報画像カード装置を
    管理する情報画像カード管理サーバと,前記クライアン
    トと前記情報画像管理サーバとを双方向通信可能に接続
    するネットワークとから構成され,前記情報画像カード
    装置は,画像情報と関連情報とを連携させた情報ユニッ
    トとして構成され,前記クライアントにおいて保持され
    る親カード装置と前記ネットワーク上を流通可能な子カ
    ード装置とから構成されており,前記子カード装置は,
    電子メールの添付ファイルとして受け手に送信されるこ
    とを特徴とする,情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記子カード装置は,送り手のアドレス
    情報を含んでおり,前記受け手の操作に応じて前記送り
    手のアドレス情報を送信先とするメール作成に誘導する
    ことを特徴とする,請求項1に記載の情報管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記情報画像カード装置は,情報画像用
    クライアントソフト上で利用可能であり,前記子カード
    は前記情報画像用クライアントソフト上で展開すること
    により利用可能となることを特徴とする,請求項1に記
    載の情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記情報画像カード管理サーバは,前記
    ネットワーク上の子カード装置の流通を一元的に管理す
    ることを特徴とする,請求項1に記載の情報管理システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記親カード装置に基づいて行われた情
    報画像カードの変更は,ネットワーク上を配布されるす
    べての子カード装置に反映されることを特徴とする,請
    求項1に記載の情報管理システム。
  6. 【請求項6】 画像情報と関連情報とを連携させた情報
    ユニットとして構成された情報画像カード装置を管理す
    る情報画像カード管理サーバであって,前記情報画像カ
    ード装置は,前記クライアントにおいて保持される親カ
    ード装置と前記ネットワーク上を流通可能な子カード装
    置とから構成されており,前記情報画像管理サーバは,
    送り手の依頼を受けて電子メールの添付ファイルとして
    前記子カードを受け手に送信することを特徴とする,情
    報画像カード管理サーバ。
  7. 【請求項7】 前記情報画像カード管理サーバは,前記
    ネットワーク上の子カード装置の流通を一元的に管理す
    ることを特徴とする,請求項6に記載の情報画像カード
    管理サーバ。
  8. 【請求項8】 前記情報画像カード管理サーバは,前記
    親カード装置に基づいて行われた情報画像カードの変更
    は,ネットワーク上を配布されるすべての子カード装置
    に反映されることを特徴とする,請求項6に記載の情報
    画像カード管理サーバ。
  9. 【請求項9】 コンピュータをして請求項6に記載の情
    報画像カード管理サーバとして機能させるプログラム。
  10. 【請求項10】 コンピュータをして請求項7に記載の
    情報画像カード管理サーバとして機能させるプログラ
    ム。
  11. 【請求項11】 コンピュータをして請求項8に記載の
    情報画像カード管理サーバとして機能させるプログラ
    ム。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載のプログラムを保持す
    るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載のプログラムを保持
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のプログラムを保持
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  15. 【請求項15】 画像情報と関連情報とを連携させた情
    報ユニットとして構成された情報画像カード装置を保持
    可能なクライアントであって,前記情報画像カード装置
    は,前記クライアントにおいて保持される親カード装置
    と前記ネットワーク上を流通可能な子カード装置とから
    構成されており,保持している親カード装置に基づいて
    子カード装置を生成し,前記子カードを電子メールの添
    付ファイルとして送信するように構成されたことを特徴
    とする,クライアント。
  16. 【請求項16】 前記情報画像カード装置は,情報画像
    用クライアントソフト上で利用可能であり,前記子カー
    ドは前記情報画像用クライアントソフトを介して送信可
    能であることを特徴とする,請求項15に記載のクライ
    アント。
  17. 【請求項17】 画像情報と関連情報とを連携させた情
    報ユニットとして構成された情報画像カード装置を保持
    可能なクライアントであって,前記情報画像カード装置
    は,前記クライアントにおいて保持される親カード装置
    と前記ネットワーク上を流通可能な子カード装置とから
    構成されており,送り手が保持している親カード装置に
    基づいて生成された子カード装置を受信して展開する情
    報画像用クライアントソフトを備えたことを特徴とす
    る,クライアント。
  18. 【請求項18】 前記子カード装置は,送り手のアドレ
    ス情報を含んでおり,前記受け手の操作に応じて前記送
    り手のアドレス情報を送信先とするメール作成に誘導す
    ることを特徴とする,請求項17に記載のクライアン
    ト。
  19. 【請求項19】 コンピュータをして請求項15に記載
    のクライアントとして機能させるプログラム。
  20. 【請求項20】 コンピュータをして請求項16に記載
    のクライアントとして機能させるプログラム。
  21. 【請求項21】 コンピュータをして請求項17に記載
    のクライアントとして機能させるプログラム。
  22. 【請求項22】 コンピュータをして請求項18に記載
    のクライアントとして機能させるプログラム。
  23. 【請求項23】 請求項19に記載のプログラムを保持
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  24. 【請求項24】 請求項20に記載のプログラムを保持
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  25. 【請求項25】 請求項21に記載のプログラムを保持
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  26. 【請求項26】 請求項22に記載のプログラムを保持
    するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  27. 【請求項27】 画像情報と関連譲渡を連携された情報
    ユニットして構成された情報画像カードを利用した情報
    管理方法であって,情報画像カード管理サーバが,一ク
    ライアントからの申請を受け付けて,前記一クライアン
    トに固有の親カード装置の発行を行う段階と,前記クラ
    イアントが,前記親カード装置に基づいて,子カード装
    置の発行を行う段階と,前記子カード装置を添付ファイ
    ルととして他のクライアントに送信する段階とから成る
    ことを特徴とする,情報管理方法。
  28. 【請求項28】 前記他のクライアントは,情報画像用
    クライアントソフト上で前記子カードを装置を展開する
    段階を含むことを特徴とする,請求項27に記載の情報
    管理方法。
  29. 【請求項29】 前記子カード装置は,送り手のアドレ
    ス情報を含んでおり,前記受け手の操作に応じて前記送
    り手のアドレス情報を送信先とするメール作成に誘導す
    る段階を含むことを特徴とする,請求項28に記載の情
    報管理方法。
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US8027998B2 (en) 2006-11-30 2011-09-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Minutes production device, conference information management system and method, computer readable medium, and computer data signal
US8804576B2 (en) 2006-06-09 2014-08-12 Fuji Xerox Co., Ltd. Browsing management apparatus, browsing management method, and program product thereof
JP2020054834A (ja) * 2014-04-11 2020-04-09 ソニー株式会社 信号処理装置、および信号処理方法

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