JP2002063133A - コンピュータハードウェアの拡張方法およびコンピュータハードウェアの拡張サービスを提供するサーバ - Google Patents

コンピュータハードウェアの拡張方法およびコンピュータハードウェアの拡張サービスを提供するサーバ

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JP2002063133A
JP2002063133A JP2000251686A JP2000251686A JP2002063133A JP 2002063133 A JP2002063133 A JP 2002063133A JP 2000251686 A JP2000251686 A JP 2000251686A JP 2000251686 A JP2000251686 A JP 2000251686A JP 2002063133 A JP2002063133 A JP 2002063133A
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Atsushi Kawamura
淳 川村
Soichi Hosono
聡一 細野
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーバ用途等のコンピュータの要求スペック
の増大に対し、ハードウェアの交換や増設といった手作
業による拡張作業を要することなく、最適スペックへの
ハードウェア拡張を可能にする。 【解決手段】 利用スペックの上限制限を設けることの
できるハードウェアを備えた拡張対象コンピュータ10
0とサーバ200とを網で接続し、拡張対象コンピュー
タ100ではハードウェア使用率の監視を行って網を通
じてサーバ200に結果を送信する。サーバ200で
は、受信したハードウェア使用率に基づいて対象ハード
ウェアの拡張の要否を判断し、必要ならば、拡張対象コ
ンピュータ100にスペック拡張要求電文を通知する。
拡張対象コンピュータは前記スペック拡張要求電文によ
り対象ハードウェアの上限制限を解除してスペックアッ
プを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばサーバ用途
のコンピュータのハードウェアを拡張する方法およびコ
ンピュータハードウェアの拡張サービスを提供するサー
バに関する。
【0002】
【従来の技術】クライアント/サーバシステムにおい
て、クライアント数や業務用アプリケーションで扱われ
るデータ量の増加はサーバの負担を増大させ、サーバと
して機能させているコンピュータハードの要求スペック
をつり上げることとなる。このため、サーバの管理者
は、運用時のCPU、メモリ、ハードディスクといった
個々のハードウェアの使用状態をモニタリングし、現在
サーバとして機能させているコンピュータハードのスペ
ックが不足していることを判断すると、より高スペック
のハードウェアへの交換や増設等の拡張作業を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハード
ウェアの拡張作業は手作業であり、この拡張作業をサー
バとして機能させているすべてのコンピュータについて
行うことは多大な時間とコストを要する。また、ハード
ウェアの使用状態のモニタリングやハードウェア構成の
拡張の要否判断はサーバの管理者に依存しているため、
管理者毎に判断のばらつきが生じる。さらに、コンピュ
ータハードの拡張の要否判断には、これといって明確な
基準が存在しないため、この点もサーバ管理者の判断を
鈍らす原因と言える。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものである。すなわち、本発明の目的とすると
ころは、サーバ用途等のコンピュータに要求されるスペ
ックの増大に対し、ハードウェアの交換や増設といった
手作業による拡張作業を伴うことなく、最適なスペック
へ拡張することのできるコンピュータハードウェアの拡
張方法およびコンピュータハードウェアの拡張サービス
を提供するサーバを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のコンピュータハードウェアの拡張方法は、
利用可能なスペックの上限制限を設けることのできるハ
ードウェアを備えた拡張対象コンピュータとサーバとを
網を通じて接続し、前記拡張対象コンピュータは、前記
ハードウェアの使用状態を監視してこの監視結果を前記
網を通じて前記サーバに送信し、前記サーバは、前記拡
張対象コンピュータから転送された前記監視結果に基づ
いて該ハードウェアの拡張が必要であるかどうかを判断
し、拡張が必要であると判断したとき前記拡張対象コン
ピュータに前記網を通じてスペック拡張要求を通知し、
前記拡張対象コンピュータは、前記サーバからのスペッ
ク拡張要求に従って前記ハードウェアの上限制限を変更
することを特徴とする。
【0006】本発明では、サーバにおいて、拡張対象コ
ンピュータのハードウェアの使用状態の監視結果から拡
張対象コンピュータのハードウェアのスペックアップの
要否を判断し、拡張が必要であると判断すると、網を通
じて拡張対象コンピュータにスペック拡張要求を通知す
ることによって拡張対象コンピュータのハードウェアの
上限制限を変更し、拡張対象コンピュータのハードウェ
アのスペックを拡張する。これにより、サーバ用途等の
コンピュータハードの要求スペックの増大に応じて、ハ
ードウェアの交換や増設といった手作業による拡張作業
を伴うことなく、拡張対象コンピュータのスペックをリ
アルタイムに拡張することができる。
【0007】また、本発明のコンピュータハードウェア
の拡張方法は、利用可能なスペックの上限制限を設ける
ことのできるハードウェアを備えた拡張対象コンピュー
タとサーバとを網を通じて接続し、前記拡張対象コンピ
ュータは、ネットワークトラフィックを監視してこの監
視結果を前記網を通じて前記サーバに送信し、前記サー
バは、前記拡張対象コンピュータから転送された前記監
視結果に基づいて該ハードウェアの拡張が必要であるか
どうかを判断し、拡張が必要であると判断したとき前記
拡張対象コンピュータに前記網を通じてスペック拡張要
求を通知し、前記拡張対象コンピュータは、前記サーバ
からのスペック拡張要求に従って前記ハードウェアの上
限制限を変更することを特徴とする。
【0008】本発明では、サーバにおいて、拡張対象コ
ンピュータのネットワークトラフィックの監視結果から
拡張対象コンピュータのハードウェアのスペックアップ
の要否を判断し、拡張が必要であると判断すると、網を
通じて拡張対象コンピュータにスペック拡張要求を通知
することによって拡張対象コンピュータのハードウェア
の上限制限を変更し、拡張対象コンピュータのハードウ
ェアのスペックを拡張する。これにより、サーバ用途等
のコンピュータハードの要求スペックの増大に応じて、
ハードウェアの交換や増設といった手作業による拡張作
業を伴うことなく、拡張対象コンピュータのスペックを
リアルタイムに拡張することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0010】図1に、本発明に係るコンピュータハード
ウェアの拡張方法を採用したクライアント/サーバシス
テムの構成を示す。
【0011】同図に示すように、このクライアント/サ
ーバシステムは、拡張対象コンピュータ100とサーバ
200とこれらを接続する公衆回線、専用回線等の網3
00とにより構成される。拡張対象コンピュータ100
は、他のセグメントのクライアント/サーバシステム
(図示せず)の中でサーバとして機能させているコンピ
ュータであり、本実施形態のクライアント/サーバシス
テムにおいては、ハードウェア構成の拡張サービスを受
けるクライアントとして存在する。サーバ200は拡張
対象コンピュータ100のハードウェア拡張サービスを
網300を通じて提供するサーバである。
【0012】拡張対象コンピュータ100に組み込まれ
るCPU1、メモリ2、ハードディスク3等のハードウ
ェア21には、現在の運用において必要とされるスペッ
クよりも十分高いスペックを有し、かつ全スペックのう
ち拡張対象コンピュータ100が利用できるスペック値
に上限制限を設けることのできるものが使用されてい
る。
【0013】図2に、このようなハードウェア21のス
ペック上限制限のイメージを示す。スペックアップ処理
部22は、サーバ200からのスペック拡張要求に応じ
てハードウェア21に段階的にかけられたプロテクトを
解除することによってスペック上限制限を変更する機能
である。ハードウェア21における具体的なスペック上
限制限のメカニズムは製品毎の仕様に依存するが、CP
U1の場合、内部クロックの周波数、クロック倍率、動
作電圧の変更により動作周波数を変更することは可能で
ある。メモリ2の場合、メモリバスのクロック変更や有
効なメモリ容量を電気的あるいは論理的に切り替えるこ
とによってスペックアップが可能である。さらに、ハー
ドディスク3の場合、接続ドライブ数を機械的あるいは
論理的に追加することなどによってスペックアップが可
能である。あるいは、ハードウェア毎にスペックアップ
させるのではなく、あらかじめCPU、メモリを実装し
たスペックの異なる複数のメインボードをコンピュータ
本体に組み込んでおき、これらスペックの異なる複数の
メインボードをサーバ200からのスペック拡張要求電
文70に応じて切り替えて使用するようにしてもよい。
【0014】拡張対象コンピュータ100は、通常の運
用時において、個々のハードウェア21の使用率をリア
ルタイムあるいは指定時間毎にモニタリングする常駐機
能であるモニタリング部23を有している。ここで使用
率は個々のハードウェア21のもつ最大能力(最大容
量)の中で使用された能力(容量)の割合である。
【0015】図3に、このモニタリング部23によって
採取され、サーバ200に通知されるモニタ情報30の
例を示す。同図に示すように、モニタ情報30は、ユー
ザ名31、サーバ名32、日付33、時刻34、CPU
使用率35、メモリ使用率36、ディスク使用率37、
サーバ接続間隔38、予備39などからなる。ここでC
PU使用率35には負荷率平均等を用いることが可能で
ある。メモリ使用率36には、メモリに入り切らなかっ
たプロセスやデ−タがハードディスクに退避する現象
(スワップ)の発生頻度等を用いることが可能である。
ディスク使用率37には、ディスク全体容量のうちの空
き容量の割合を用いることができる。その他、ハードウ
ェア21の使用率の指標となるのであれば、どのような
評価方法に得られた値でも構わない。
【0016】一方、サーバ200は、データベース25
に蓄積されたスペック情報50に基づいて、その拡張対
象コンピュータ100のもつ個々のハードウェア21の
スペックアップの要否を判定し、スペックアップが必要
な場合はスペック拡張要求電文70を拡張対象コンピュ
ータ100に通知する機能である最適スペック判断・拡
張要求電文発行部24を備えている。
【0017】図4にスペック情報50のレコード構成を
示す。同図に示すように、スペック情報50は、ユーザ
名51、サーバ名52、日付53、時刻54、ハードウ
ェア種毎のモニタ情報(CPU使用率55,メモリ使用
率56,ハードディスク使用率57)、ハードウェア種
毎のスペック設定値58,59,60、ハードウェア種
毎の限界使用率61,62,63、拡張フラグ64、拡
張容量65、拡張完了フラグ66、予備67で構成され
ている。データベース25には、拡張対象コンピュータ
100からモニタ情報30が転送されてくる度に、この
ような構成のスペック情報50が一つのレコードとして
蓄積される。
【0018】ここで、ハードウェア種毎のモニタ情報
(CPU使用率55,メモリ使用率56,ハードディス
ク使用率57)は拡張対象コンピュータ100から通知
されたモニタ情報30である。ハードウェア種毎のスペ
ック設定値58,59,60は拡張対象コンピュータ1
00のハードウェア種毎に利用することが許可されてい
るスペック値である。ハードウェア種毎の限界使用率6
1,62,63はハードウェア種毎のスペック設定値5
8,59,60を基準に定められたスペックアップ要否
判定用のしきい値である。拡張フラグ64はスペックア
ップが必要と判断されたハードウェア種を示す値であ
る。拡張容量65は拡張フラグ64でスペックアップが
必要と示されたハードウェアのスペック拡張値である。
拡張完了フラグ66は拡張が完了したか否かを示すフラ
グである。
【0019】最適スペック判断・拡張要求電文発行部2
4によるスペックアップの要否判定は、例えば、データ
ベース25に格納された各レコードのモニタ情報(CP
U使用率55,メモリ使用率56,ハードディスク使用
率57)について、各々の伸び率を計算し、この伸び率
を基に、各々の使用率がそれらの限界使用率61,6
2,63を越えそうな状況を捕らえることによって行わ
れる。
【0020】あるハードウェア21の使用率が限界使用
率を越えそうな場合、最適スペック判断・拡張要求電文
発行部24はそのハードウェア21のスペックアップが
必要であると判定し、拡張フラグ64の値としてそのハ
ードウェア種に対応する値(例えばCPU:1,メモ
リ:2,ディスク:3)をセットし、拡張容量65の値
として、当該ハードウェア21に対して予め決められた
値をセットする。この後、最適スペック判断・拡張要求
電文発行部24は、データベース25に蓄積されたスペ
ック情報50からスペック拡張要求電文70を作成して
拡張対象コンピュータ100に通知する。
【0021】図5に、このスペック拡張要求電文70の
構成を示す。スペック拡張要求電文70は、ユーザ名7
1、サーバ名72、日付73、時刻74、拡張するハー
ドウェア種を示す拡張フラグ75、拡張容量76、拡張
完了フラグ77、予備78等で構成される。
【0022】拡張対象コンピュータ100のスペックア
ップ処理部22は、サーバ200からのスペック拡張要
求電文70を受けとると、その中の拡張フラグ75、拡
張容量76等の情報を基に該当するハードウェア21に
かけられているプロテクトを解除することによって、そ
のハードウェア21のスペック上限制限を変更する。こ
れにより、拡張対象コンピュータ100のハードウェア
構成が拡張される。
【0023】拡張完了後、拡張対象コンピュータ100
のスペックアップ処理部22はサーバ200にスペック
拡張完了電文80を通知する。
【0024】図6にスペック拡張完了電文80の構成を
示す。スペック拡張完了電文80は、ユーザ名81、サ
ーバ名82、日付83、時刻84、拡張したハードウェ
ア種を示す拡張フラグ85、拡張容量86、拡張完了フ
ラグ87、予備88等で構成される。
【0025】サーバ200の最適スペック判断・拡張要
求電文発行部24は、このスペック拡張完了電文80を
受信すると、データベース25上の該当するレコードの
拡張完了フラグ66の値を”0”から拡張完了を示す”
1”に更新するとともに、スペックアップが完了したハ
ードウェアのスペック設定値とその限界使用率を更新す
る。
【0026】次に、図7を参照して本実施形態のコンピ
ュータハードウェアの拡張方法の手順を説明する。
【0027】拡張対象コンピュータ100では、運用時
において、モニタリング部23がバックグラウンドで動
作しており、各ハードウェア21の使用率のデータ採取
が実施されている(ステップA1)。モニタリング部2
3は採取した使用率データから図3に示すようなモニタ
情報30を作成し(ステップA2)、設定されたサーバ
接続間隔でこのモニタ情報30をサーバ200に転送す
る(ステップA3)。
【0028】サーバ200においては最適スペック判断
・拡張要求電文発行部24が起動している。最適スペッ
ク判断・拡張要求電文発行部24は拡張対象コンピュー
タ100からのモニタ情報30を受信すると(ステップ
B1)、このモニタ情報30の中の各ハードウェア21
の使用率データ(CPU使用率55,メモリ使用率5
6,ハードディスク使用率57)から、図4に示したよ
うなデータベース保存用のレコードを作成してデータベ
ース25に書き込む(ステップB2)。このとき新たな
レコードのハードウェア種毎のスペック設定値58,5
9,60、ハードウェア種毎の限界使用率61,62,
63、拡張容量65には一つ前のレコードの値が入れら
れる。また、当該レコード中の拡張フラグ64、拡張完
了フラグ66には初期値”0”がセットされる。
【0029】レコード書き込み後、最適スペック判断・
拡張要求電文発行部24による前述したスペックアップ
要否判定が行われる(ステップB3)。この判定は、例
えば、前述したように、データベース25に格納された
各レコードのモニタ情報(CPU使用率55,メモリ使
用率56,ハードディスク使用率57)について、各々
の伸び率を計算し、この伸び率を基に、各々の使用率が
それらの限界使用率61,62,63を越えそうな状況
を捕らえることによって行われる。
【0030】この判定で、仮にメモリ2のスペックアッ
プが必要であると判定されたものとする。この場合、当
該レコード中の拡張フラグ64に”2”が格納され、拡
張容量65にはメモリ2に対して決められていた拡張容
量の値がセットされる(ステップB4)。
【0031】また、最適スペック判断・拡張要求電文発
行部24は、データベース25中の各レコードの中から
拡張完了フラグ66の値が初期値”0”のレコードを調
べ、該当するレコードから図5に示したようなスペック
拡張要求電文70を作成し(ステップB6)、拡張対象
コンピュータ100に通知する(ステップB7)。
【0032】拡張対象コンピュータ100のスペックア
ップ処理部22は、サーバ200からのスペック拡張要
求電文70を受けとると(ステップA4)、その中の拡
張フラグ75、拡張容量76などの情報に基づき、該当
するハードウェア21(この例ではメモリ2)にかけら
れているプロテクトを、拡張容量76によって示される
値分解除することによって(ステップA5)、そのハー
ドウェア21のスペック上限制限を変更する。スペック
アップ完了後、スペックアップ処理部22は、サーバ2
00に図6に示すようなスペック拡張完了電文80を通
知する(ステップA6)。
【0033】サーバ200の最適スペック判断・拡張要
求電文発行部24は、拡張対象コンピュータ100から
のスペック拡張完了電文80を受信すると(ステップB
8)、データベース25中の該当するレコードの拡張完
了フラグ66の値を”0”から拡張完了を示す”1”に
更新するとともに、メモリスペック設定値59並びにメ
モリ限界使用率62をメモリ2の拡張容量分だけ大きく
した値に更新する(ステップB9)。
【0034】以上、CPU、メモリ、ハードディスク等
のハードウェア毎の使用率をモニタリングして、それら
ハードウェア毎のスペックアップの要否判定を行う場合
について説明したが、ネットワークトラフィック等の拡
張対象コンピュータ100のトータル的な処理速度に依
存する動作状態をモニタリングして、ハードウェア21
のスペックアップの要否判定を行うようにしてもよい。
また、これらのモニタリングを同時に行ってスペックア
ップの要否判定を行うようにしてもよい。
【0035】また、前記実施形態では、拡張対象コンピ
ュータ100のスペックが不足していることを判断した
場合のみ、サーバ200が拡張対象コンピュータ100
のハードウェア21のスペックアップを行うように構成
したが、拡張対象コンピュータ100からの自発的なス
ペックアップ要求、すなわち単に拡張対象コンピュータ
100のスペックを上げたいという依頼に応じて、同様
にハードウェア21のスペック上限制限の変更によるス
ペックアップを行うようにしても構わない。
【0036】以上説明した本実施形態のコンピュータハ
ードウェアの拡張方法によれば、コンピュータハードの
要求スペックの増大に伴うコンピュータ利用者側での手
作業によるハードウェア拡張作業が一切不要となるとと
もに、サーバ管理者の日々の業務からコンピュータハー
ドのスペックアップの要否を判断するための監視業務を
排除できることによって、サーバ管理者の負担を軽減す
ることができる。また、拡張対象コンピュータ100の
ハードウェア21のスペック不足に対してリアルタイム
にスペックアップが可能であるから、拡張対象コンピュ
ータ100のスペック不足に起因するトラブルの発生を
防止することができる。
【0037】また、本実施形態のコンピュータハードウ
ェアの拡張方法がスタンダードなものとなれば、ハード
ウェア製造メーカは出荷製品のスペックを非常に少ない
種類にまで絞り込むことができる。この結果、製造ライ
ンが縮小され、生産性が向上し、製造コストを低く押え
ることが可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
サーバ用途等のコンピュータハードの要求スペックの増
大に応じて、ハードウェアの交換や増設といった手作業
による拡張作業を伴うことなく、拡張対象コンピュータ
のスペックをリアルタイムに拡張することができるか
ら、拡張対象コンピュータのスペック不足に起因するト
ラブルの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンピュータハードウェアの拡張
方法を採用したクライアント/サーバシステムの構成を
示すブロック図。
【図2】図1のクライアント/サーバシステムにおける
ハードウェアのスペック上限制限のイメージ図。
【図3】モニタ情報の構成図。
【図4】スペック情報のレコードの構成図。
【図5】スペック拡張要求電文の構成図。
【図6】スペック拡張完了電文の構成図。
【図7】本実施形態のコンピュータハードウェアの拡張
方法の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU 2…メモリ 3…ハードディスク 21…ハードウェア 22…スペックアップ処理部 23…モニタリング部 24…最適スペック判断・拡張要求電文発行部 25…データベース 30…モニタ情報 50…スペック情報 70…スペック拡張要求電文 100…拡張対象コンピュータ 200…サーバ 300…網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B045 BB11 BB28 BB49 GG06 JJ02 JJ08 JJ46 5B085 AC11 5B089 JA35 JB12 JB22 KA03 KA04 KA13 KB04 MA07 MC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用可能なスペックの上限制限を設ける
    ことのできるハードウェアを備えた拡張対象コンピュー
    タとサーバとを網を通じて接続し、 前記拡張対象コンピュータは、前記ハードウェアの使用
    状態を監視してこの監視結果を前記網を通じて前記サー
    バに送信し、前記サーバは、前記拡張対象コンピュータ
    から転送された前記監視結果に基づいて該ハードウェア
    の拡張が必要であるかどうかを判断し、拡張が必要であ
    ると判断したとき前記拡張対象コンピュータに前記網を
    通じてスペック拡張要求を通知し、前記拡張対象コンピ
    ュータは、前記サーバからのスペック拡張要求に従って
    前記ハードウェアの上限制限を変更することを特徴とす
    るコンピュータハードウェアの拡張方法。
  2. 【請求項2】 利用可能なスペックの上限制限を設ける
    ことのできるハードウェアを備えた拡張対象コンピュー
    タとサーバとを網を通じて接続し、 前記拡張対象コンピュータは、ネットワークトラフィッ
    クを監視してこの監視結果を前記網を通じて前記サーバ
    に送信し、前記サーバは、前記拡張対象コンピュータか
    ら転送された前記監視結果に基づいて該ハードウェアの
    拡張が必要であるかどうかを判断し、拡張が必要である
    と判断したとき前記拡張対象コンピュータに前記網を通
    じてスペック拡張要求を通知し、前記拡張対象コンピュ
    ータは、前記サーバからのスペック拡張要求に従って前
    記ハードウェアの上限制限を変更することを特徴とする
    コンピュータハードウェアの拡張方法。
  3. 【請求項3】 利用可能なスペックの上限制限を設ける
    ことのできるハードウェアと、このハードウェアの使用
    状態を監視する監視部とを備えた拡張対象コンピュータ
    と網を通じて接続されるサーバであって、 前記拡張対象コンピュータより前記網を通じて送信され
    た前記ハードウェアの使用状態の監視結果を蓄積するデ
    ータベースと、 このデータベースに蓄積された監視結果に基づいて前記
    拡張対象コンピュータの前記ハードウェアの拡張が必要
    であるかどうかを判断し、前記拡張が必要であると判断
    したとき、前記ハードウェアの利用可能なスペックの上
    限制限を変更させるために前記拡張対象コンピュータに
    スペック拡張要求を通知する手段とを具備することを特
    徴とするサーバ。
  4. 【請求項4】 利用可能なスペックの上限制限を設ける
    ことのできるハードウェアと、ネットワークトラフィッ
    クを監視する監視部とを備えた拡張対象コンピュータと
    網を通じて接続されるサーバであって、 前記拡張対象コンピュータより前記網を通じて送信され
    た前記ネットワークトラフィックの監視結果を蓄積する
    データベースと、 このデータベースに蓄積された監視結果に基づいて前記
    拡張対象コンピュータの前記ハードウェアの拡張が必要
    であるかどうかを判断し、前記拡張が必要であると判断
    したとき、前記ハードウェアの利用可能なスペックの上
    限制限を変更させるために前記拡張対象コンピュータに
    スペック拡張要求を通知する手段とを具備することを特
    徴とするサーバ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007079613A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Mitsubishi Electric Corp 情報処理端末及び通信システム及び情報処理端末の管理方法

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JP2007079613A (ja) * 2005-09-09 2007-03-29 Mitsubishi Electric Corp 情報処理端末及び通信システム及び情報処理端末の管理方法

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