JP2002055927A - 情報提供システム及び装置とそれらの方法、記憶媒体 - Google Patents

情報提供システム及び装置とそれらの方法、記憶媒体

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JP2002055927A
JP2002055927A JP2000239980A JP2000239980A JP2002055927A JP 2002055927 A JP2002055927 A JP 2002055927A JP 2000239980 A JP2000239980 A JP 2000239980A JP 2000239980 A JP2000239980 A JP 2000239980A JP 2002055927 A JP2002055927 A JP 2002055927A
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Hiroshi Satomi
宏 里見
Kenichiro Matsuura
健一郎 松浦
Satoshi Iketa
敏 井桁
Kimihiro Ito
公祐 伊藤
Atsushi Inoue
敦 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末で表示しきれない電子メール情報を他
の端末で出力するためのシステムを提供する。 【解決手段】メールサーバ600は、電子メール情報を
受信し、該電子メール情報の送付先(携帯端末500)
で該電子メール情報を出力可能か否か判断する。前記判
断により前記電子メール情報が長すぎるため出力不可能
であると判断された場合、Pサービスサーバ300は、
該電子メール情報を他の端末(Pサービス端末200)
で出力するためのコード情報を発行し、前記送付先に通
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メールシステム
を用いてユーザに情報を提供する情報提供システム及び
装置及びそれらの方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、通信インフラの整備及び情報通信
技術の発展により、インターネットを利用した情報提供
サービスが可能になった。インターネットを利用した情
報提供サービスでは文字による情報提供だけではなく画
像や音等を含むマルチメディア情報を提供する事が可能
である。
【0003】また、インターネットを介しての情報提供
サービスを受けるユーザは電子メールを使用するための
メールアカウントを登録する事により、ユーザ間で電子
メールを用いた通信、情報の交信を行うことができる。
【0004】電子メール情報は通常テキストであるが、
ユーザ作成のアプリケーションデータ(ドキュメントフ
ァイル)等のバイナリファイルもテキストデータへのエ
ンコード技術、テキストデータからのデコード技術によ
って電子メール情報に添付してユーザ間で送受信する事
が可能である。
【0005】一方、無線通信インフラの整備及びその情
報通信技術の発展、及びそれらを利用するための端末の
小型化が進んだ事により、インターネットへの接続は設
置型のパーソナルコンピュータのみならず、携帯電話等
のモバイル環境向け携帯端末からも可能になった。その
結果、携帯端末を使用して電子メールを使用するユーザ
も急速に増加している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】インターネットに流通
する情報を取得できる手段は、パーソナルコンピュータ
だけにとどまらず、携帯端末、電子メール専用端末など
多岐にわたり、それぞれ受信できる情報量の制限や、端
末の表示能力にサイズや、色、解像度などの制限等、固
有の物理的制限や能力的制限は千差万別である。また、
制限の少ないパーソナルコンピュータ同士の通信、電子
メールの交信においても、送受信者双方に共通の情報処
理環境が欠けている場合が増えてきている。このような
環境下では、事前に双方の環境を理解した上で情報交信
をしない限り、受信側に受信情報を取り扱える環境がな
いときは現在のところ情報として入手できないまま切り
捨てられている。
【0007】例えば、携帯端末におけるインターネット
を介した電子メールの交信も可能となっているものの、
1メール当たりの受け取り文字数や取り扱える情報内容
(コンピュータ用電子ファイルまたはバイナリファイル
の添付など)の制限について予めメール送信者に連絡し
ない限り、電子メールの受信者には正しく受け取れない
(端末へ到達する前に切り捨てられる)情報が発生して
いた。
【0008】携帯端末用のメールアドレスはそのドメイ
ン名から想像はつくものの、標準的なインターネットメ
ールのアドレス体系であり、さらに携帯端末ユーザの中
には通常は設置型のパーソナルコンピュータ等、電子メ
ールの受信に対する制限の異なる端末で利用しているメ
ールアドレスを、携帯端末のメールアドレスへ転送して
いる場合もあり、送信側では受信者端末の情報受け取り
能力を容易に判断することはできない。その結果、電子
メールの送信者は受信者の環境を予測して受け取れる状
態に加工した情報を送ることも極めて困難である。
【0009】従って、現在では携帯端末を通じた電子メ
ールの交信には情報の欠落したメールが多発しており、
ユーザにとってそれを回避する手段の選択肢もない。
【0010】これらを回避するために、携帯端末への電
子メールを携帯端末で受け取る前にWorld Wid
e Webの技術を応用したサーバ上のある一つのアカ
ウントへ転送し、World Wide Webの仕組
みを通じて閲覧するという技術は既に存在するが、携帯
端末での受け取り文字数の制限を回避するのみで、バイ
ナリファイルの閲覧やデータ取得などには対応できてい
ないし、携帯端末への電子メールを無条件に転送してし
まうので、携帯端末利用者は絶えずWorldWide
Webへの転送メールがあったかどうかの確認をしな
ければならず、携帯端末利用者に多大な負荷をかけてい
た。
【0011】また、電子メール送信者が何らかのアプリ
ケーションを使用して作成したドキュメントファイル等
を添付している場合には、携帯端末のみをインターネッ
トへの接続手段として利用しているユーザに対してはW
orld Wide Webの仕組みを通じて閲覧する
ことが可能であっても、携帯端末の表示能力等の制限に
より実用的ではない。
【0012】更に、携帯端末に限らず設置型のパーソナ
ルコンピュータ等、受信手段においては制限の少ないイ
ンターネット接続端末であっても、電子メールに添付さ
れる添付ドキュメント情報を展開、表示するには、メー
ル受信端末に電子メールの送信者が添付ドキュメントを
作成するときに使用したアプリケーション、またはその
アプリケーションと互換性を持つアプリケーションが必
要になるが、電子メール受信端末にそれらが必ずしも存
在するとは限らない。この場合、電子メール受信者は電
子メール送信者が送信した情報を容易に見ることができ
ない。
【0013】このような環境下では受信者が多大な労力
を払って送信者の送信環境と互換性のある環境を整えな
い限り、送信者から送られてきた情報を確認することが
できない。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、電子メール情報を受信する受信手段と、
前記電子メール情報の送付先で該電子メール情報を出力
可能か否か判断する判断手段と、前記判断手段により出
力不可能であると判断された場合、該電子メール情報を
他の端末で出力するためのコード情報を発行する発行手
段と、前記発行手段により発行されたコード情報を前記
送付先に通知する通知手段とを有することを特徴とする
情報提供システムを提供する。
【0015】また、本発明は、電子メール情報の送付先
で出力不可能であると判断された電子メール情報を受信
する受信手段と、前記受信手段により受信した電子メー
ル情報を他の端末で出力可能か否か判断する判断手段
と、前記判断手段により出力可能であると判断された電
子メール情報についてコード情報を発行する発行手段
と、前記発行手段により発行されたコード情報を前記送
付先に通知する通知手段とを有することを特徴とする情
報提供装置を提供する。
【0016】また、本発明は、電子メール情報を受信す
る受信手段と、前記電子メール情報の送付先で該電子メ
ール情報を出力可能か否か判断する判断手段と、前記判
断手段により出力不可能であると判断された電子メール
情報を他の端末で出力するためのコード情報を受信する
コード情報受信手段と、前記コード情報受信手段により
受信したコード情報を前記送付先に通知する通知手段と
を有することを特徴とする情報提供装置を提供する。
【0017】また、本発明は、電子メール情報を受信す
る受信工程と、前記電子メール情報の送付先で該電子メ
ール情報を出力可能か否か判断する判断工程と、前記判
断工程により出力不可能であると判断された場合、該電
子メール情報を他の端末で出力するためのコード情報を
発行する発行工程と、前記発行工程により発行されたコ
ード情報を前記送付先に通知する通知工程とを有するこ
とを特徴とする情報提供方法を提供する。
【0018】また、本発明は、電子メール情報の送付先
で出力不可能であると判断された電子メール情報を受信
する受信工程と、前記受信工程により受信した電子メー
ル情報を他の端末で出力可能か否か判断する判断工程
と、前記判断工程により出力可能であると判断された電
子メール情報についてコード情報を発行する発行工程
と、前記発行工程により発行されたコード情報を前記送
付先に通知する通知工程とを有することを特徴とする情
報提供方法を提供する。
【0019】また、本発明は、電子メール情報を受信す
る受信工程と、前記電子メール情報の送付先で該電子メ
ール情報を出力可能か否か判断する判断工程と、前記判
断工程により出力不可能であると判断された電子メール
情報を他の端末で出力するためのコード情報を受信する
コード情報受信工程と、前記コード情報受信工程により
受信したコード情報を前記送付先に通知する通知工程と
を有することを特徴とする情報提供方法を提供する。
【0020】また、本発明は、電子メール情報を受信す
る受信工程のプログラムコードと、前記電子メール情報
の送付先で該電子メール情報を出力可能か否か判断する
判断工程のプログラムコードと、前記判断工程により出
力不可能であると判断された場合、該電子メール情報を
他の端末で出力するためのコード情報を発行する発行工
程のプログラムコードと、前記発行工程により発行され
たコード情報を前記送付先に通知する通知工程のプログ
ラムコードとを有することを特徴とする記憶媒体を提供
する。
【0021】また、本発明は、電子メール情報の送付先
で出力不可能であると判断された電子メール情報を受信
する受信工程のプログラムコードと、前記受信工程によ
り受信した電子メール情報を他の端末で出力可能か否か
判断する判断工程のプログラムコードと、前記判断工程
により出力可能であると判断された電子メール情報につ
いてコード情報を発行する発行工程のプログラムコード
と、前記発行工程により発行されたコード情報を前記送
付先に通知する通知工程のプログラムコードとを有する
ことを特徴とする記憶媒体を提供する。
【0022】また、本発明は、電子メール情報を受信す
る受信工程のプログラムコードと、前記電子メール情報
の送付先で該電子メール情報を出力可能か否か判断する
判断工程のプログラムコードと、前記判断工程により出
力不可能であると判断された電子メール情報を他の端末
で出力するためのコード情報を受信するコード情報受信
工程のプログラムコードと、前記コード情報受信工程に
より受信したコード情報を前記送付先に通知する通知工
程のプログラムコードとを有することを特徴とする記憶
媒体を提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0024】<システムの構成>本実施形態で説明され
るサービスシステム(以下、Pサービスシステムとい
う)は、店や駅等に設置される複数のサービス端末(以
下、Pサービス端末という)とこれに接続されている専
用のサービスサーバ(以下、Pサービスサーバという)
を有する。そして、Pサービス端末から所定の形態のコ
ード(以下、Pコードという)を入力することにより、
Pサービス端末内に保存されている情報から対応する情
報を取得、または当該Pサービスサーバから対応する情
報を取得し、必要な情報のプリントを得るものである。
なお、Pサービス端末へのPコードの指定は不特定の利
用者によって行われ得るものである。
【0025】図1は本実施形態によるPサービスシステ
ムの概略の構成を説明する図である。図1において、2
00はPサービス端末であり、300はPサービスサー
バである。Pサービス端末200は、Pサービスサーバ
300との通信を行い、ユーザにより入力されたPコー
ドに対応する情報を取得し、これをプリントする。ま
た、入力されたPコードに対応する情報が、予めPサー
ビス端末に200に転送されている場合にはその情報を
プリントする。或いは、Pサービス端末200において
入力された画像情報等をPサービスサーバ300へアッ
プロードすることができる。更にPサービス端末200
はPサービスサーバ300より予め情報が転送された場
合には、情報が転送された事を自動的にユーザに通知す
る機能を有する。
【0026】なお、このPサービス端末200は、店
舗、街頭、公共施設等において、公衆が利用可能に設置
された端末とすることができる。この場合のPサービス
端末200には、特定人のみが利用する端末、例えば、
個人が自宅で使用するいわゆるパソコンは含まれない意
味である。
【0027】300はPサービスサーバであり、提供さ
れた情報に対してPコードの発番を行い、それらをPコ
ードデータベースに登録し、管理する。そして、Pサー
ビス端末200より入力されたPコードに応じて対応す
る情報を取得し、プリントデータを生成してPサービス
端末200へ出力する。また、印刷端末の指定されてい
る印刷情報についてはPサービス端末200よりPコー
ドの入力が行われる前に、予めプリントデータをPサー
ビス端末200に転送しておく機能を有する。
【0028】400は情報提供者用サーバ(以下、IP
サーバと称する)であり、例えば、一般的なインターネ
ットプロバイダである。IPサーバ400は、Pサービ
スサーバ300よりの情報要求に応じて、当該情報要求
に付されているPコードに対応する情報(コンテンツ)
をPサービスサーバ300に送信する。また、後述する
ように、Pサービスサーバ300はIPサーバ400に
対して使用可能な複数のPコードを設定し、IPサーバ
400は、この使用可能なPコードの範囲において、ユ
ーザ端末より提供された情報に対して独自にPコードを
発行することができる。
【0029】ここで、図1はPサービスサーバ300と
IPサーバ400が独立して機能し、通信網により情報
の送受が可能となっているシステムであるが、Pサービ
スサーバ300がIPサーバ400を包含し、IPサー
ビスの機能をPサービスサーバが実現するシステムであ
ってもよい。
【0030】IPサーバ400側にて管理されている情
報のPコードがPサービス端末200より入力された場
合、Pサービスサーバ300は、そのPコードから対応
するIPサーバを割り出し、そのIPサーバに対してP
コードを送信して情報を要求することになる。
【0031】500は携帯端末であり、例えば携帯電話
である。IPサーバ400は、情報の登録時にPサービ
スサーバ300より通知されたPコードを新聞や雑誌等
のメディア110に掲載したり、携帯電話ネット接続サ
ービス120から提供される携帯電話メールサービスを
用いてユーザの携帯端末500へ送信するメール情報の
中にPコードを記述したりして、Pサービス端末利用者
(以下、単に利用者という)にPコードを知らせる。利
用者は、興味のある情報に添えられているPコードや携
帯電話メールサービスを介して通知された電子メール内
に記載されているPコードを、Pサービス端末200よ
り入力することにより、これに対応する情報のプリント
を得ることができる。なお、本実施形態の携帯端末50
0は、メール情報中に記述されたPコードを抽出して内
部メモリに保持しておき、Pサービス端末200に対し
て赤外線通信等により保持されたPコードを入力するこ
とが可能である。
【0032】また、Pサービスサーバ300に個人登録
を行うことにより、メールサービス等のサービスを受け
ることができる。この登録は、例えば利用者の所有する
端末(ユーザ端末130)からWebを介して行うこと
ができる。或いは、利用者が登録用紙に所定事項を記入
し、この記入内容に従ってPサービスサーバ300の運
用者が登録処理を行うようにしてもよい。
【0033】また、600はメールサーバである。本実
施の形態においてメールサーバに到着した電子メールは
携帯端末ネット接続サービス120を通じて携帯端末5
00に送られたり、Pサービスサーバ300に送られる
ように分類される。Pサービスサーバ300に電子メー
ルが送付された場合には、メールサーバ600には新た
にPサービスサーバ300からPコードを含む通知電子
メールが送付され、その通知電子メールは携帯端末ネッ
ト接続サービス120を介して携帯端末500に送られ
る。
【0034】本実施形態において、IPサーバ400が
提供し、Pサービスサーバ300が登録、管理する情報
には2種類がある。1つは、Pサービス端末200等か
らの利用者によるPコード指定に基づいて、有償もしく
は無償で利用者に提供される情報(以下、これをIP情
報という)であり、もう1つは、Pサービスサーバ30
0によって自動的に選択され、利用者のPコード入力に
応じて取得された情報(IP情報等)に付加される情報
(以下、これを広告情報という)である。
【0035】以上のようなPサービスシステムにおいて
実現されるサービスの例として、本実施形態では主に以
下のサービスを説明する。 (1)ユーザ登録:ユーザ端末130よりのPサービス
サーバ300に対する登録申請に応じて、個人用のPコ
ードを付与する。 (2)IP情報登録:IPサーバ400よりのIP情報
の登録申請に応じて、IP情報をPサービスサーバ30
0に登録し、IP用のPコードを付与する。 (3)広告情報登録:広告情報の登録申請に応じて、P
サービスサーバ300に広告情報を登録する。 (4)情報サービス:Pサービス端末200より所望の
情報のPコード(IP用Pコード)を入力することによ
り、所望の情報のプリント出力を得る。 (5)メールサービス:Pサービス端末200よりユー
ザのPコード(個人用Pコード)を入力することによ
り、当該利用者宛てのメールのうち携帯端末500で受
信できない内容の情報のプリント出力を行う。 (6)パーソナル情報サービス:Pサービス端末200
より利用者のPコードを入力することにより、予めその
利用者に対して設定・登録された情報のプリント出力を
得る。 (7)配信サービス:Pサービス端末200より所望の
情報をPサービスサーバ300へアップロードしてお
き、必要に応じてPサービス端末200よりプリント出
力を行う。 (8)受信サービス:Pサービス端末200より第3者
がアップロードした情報をPサービスサーバ300に保
管し、必要に応じてPサービス端末200よりプリント
出力を行う。
【0036】なお、上述した各サービスについては、詳
細を後述する。もちろん、本実施形態におけるPサービ
スシステムによって実現されるサービス、機能は上記に
限られるものではない。
【0037】<Pサービス端末の構成>図2Aは本実施
形態によるPサービス端末200の概観を示す図であ
る。図2Aにおいて、201はプリンタであり、例えば
レーザビーム方式でカラー可視画像を形成する。202
はスキャナであり、原稿画像を光学的に読み取りデジタ
ル画像データへ変換する。なお、プリンタ201の記録
方式はレーザビーム方式に限られるものではなく、熱転
写方式やインクジェット記録方式等いかなるものでもよ
い。また、プリンタ201とスキャナ202とにより、
Pサービス端末200を複写機として機能させることも
可能である。203はメインユニットであり、Pサービ
スサーバ300との通信制御、携帯端末500との通信
制御、各種操作入力、および各種操作に応じた表示を行
う。
【0038】メインユニット203において、204は
タッチパネルであり、ユーザによる操作入力と、ユーザ
への各種情報の提示を行う。205は赤外線受信部であ
り、赤外線通信機能を備えた携帯端末より、赤外線通信
によってPコードを受信するのに用いられる。206は
携帯端末用コネクタであり、ここに携帯端末を接続する
ことにより、当該携帯端末のメモリに格納されているデ
ータ(Pコード)が、Pサービス端末200によって読
み出される。207はバーコードリーダであり、Pコー
ドがバーコードで提供された場合に、これを読み取って
Pコードを取得するのに用いられる。
【0039】208はディスクユニットであり、フロッ
ピー(登録商標)ディスク、MO等の媒体との間でのデ
ータの読取りや書込を行う。また、Pサービスサーバ3
00より予め送られているプリントデータや、そのプリ
ントデータに関する情報を管理するテーブルを保存して
おくためのハードディスクもディスクユニット208に
含まれる。209は決済ユニットであり、上述した各種
サービスに対する決済を行う。決済の方法としては、現
金による決済、クレジットカードによる決済等種々の方
法が考えられる。
【0040】図2Bは、Pサービス端末200の制御構
成を表わすブロック図である。同図において、図2Aと
同一の構成には同一の参照番号が付してある。224は
通信部であり、電話回線等を介してPサービスサーバ3
00との通信接続をおこなう。
【0041】220は制御部であり、図2Aで説明した
各構成の制御を行う。制御部220において、221は
CPUであり、メモリ222に格納された制御プログラ
ムに従ってPサービス端末200における各種制御を実
現する。メモリ222に格納される制御プログラムのう
ち、ユーザI/F制御222aは、タッチパネル204
を介したユーザの操作指示に応じて以下の各プログラム
の実行を制御する。情報サービス処理222b、メール
サービス処理222c、パーソナル情報サービス処理2
22d、配信サービス処理222e、受信サービス処理
222gは、それぞれ上述した情報サービス、メールサ
ービス、パーソナル情報サービス、配信サービス、受信
サービスといった各種サービスを実現する。決済処理2
22fは、決済ユニット209を用いた決済処理を実現
する。ディスクユニット208にはPサービスサーバ3
00から予め先送りされる印刷データを一時的に保存し
たり、現在Pサービス端末200に保存されている印刷
データを管理するためのテーブル(図2C)を保存して
おくための先読み印刷データ登録部208a(ハードデ
ィスク)も含まれる。
【0042】図2CはPサービス端末200内のディス
クユニット208に保存される印刷データを管理するた
めのテーブルを示す図である。印刷データはPコードと
対応付けられて保存され、各Pコードに対して、Pサー
ビス端末200内に印刷データを保存する有効期限、印
刷データファイル名、印刷ステータス、データ削除通知
フラグ、データ削除の通知先が設定されている。
【0043】<Pサービスサーバの構成>次に、Pサー
ビスサーバ300について説明する。図3はPサービス
サーバ300の概略構成を示すブロック図である。30
1は制御部であり、CPU302、メモリ303を備え
る。CPU302は、メモリ303に格納された制御プ
ログラムに従ってPサービスサーバ300における各種
サービスを実現する。メモリ303には、CPU302
によって実行される制御プログラムが格納されている。
情報登録処理303aは、例えば、IP情報、広告情
報、ユーザ情報(個人情報)、配信サービスや受信サー
ビス用の配信データ等の登録を行うためのプログラムモ
ジュールである。また、Pコード発番処理303bは、
登録された各情報を特定するためのPコードを割り当て
るためのプログラムモジュールである。サービス処理3
03cは、Pサービス端末200より送信されるPコー
ドに応じて、IP情報、広告情報、メールデータ、配信
データを取得したり、配信データの登録を行ったりす
る。広告検索処理303dは、Pサービス端末における
プリント出力において付加されるべき広告情報を検索す
る。このように広告情報を付加することにより、広告料
によって情報出力料を相殺し、情報出力時(プリント
時)に利用者が負担する料金を低減する。303eはデ
ータ出力処理であり、Pサービス端末200より入力さ
れたPコードに基づいて得られた情報に、広告検索処理
で得られた広告情報を付加してプリント用紙上へのレイ
アウトを行い、プリントデータを生成、出力する。
【0044】304は通信部であり、回線を介してPサ
ービス端末と接続したり、Webを介して各IPサーバ
400やメールサーバ600と接続する時に使用され
る。
【0045】305はPコードデータベースであり、P
コードに係るテーブル群305aと、コンテンツの実体
305bとを格納する。テーブル群305aには、IP
情報登録テーブル311(図7)、広告情報テーブル3
12(図8)、ユーザ情報テーブル313(図9)、メ
ールサービス用Pコードテーブル314(図10)、配
信サービス用Pコードテーブル315(図11)、受信
サービス用Pコードテーブル316(図12)パーソナ
ル情報サービス用Pコードテーブル317(図13)、
個人情報テーブル318(図14)、オーナー情報テー
ブル319(図15)、端末情報テーブル320(図1
6)が含まれる。
【0046】図7はIP情報登録テーブル311のデー
タ構成例を示す図である。IP情報登録テーブル311
はIP情報の登録時に生成、記録されるものである。I
P情報登録テーブル311には、割り当てられたPコー
ドに対して識別部、基本プロパティ、実体情報が登録さ
れる。識別部は、当該Pコードの構造(サブコードがあ
るか否か、他のPコードへリンクされる場合はそのリン
ク先のPコード)を表わすための情報を格納する。サブ
コードを持つPコードの場合、該当Pコードに複数種類
のサブコード付きのPコードを登録することができ、個
々のサブコードテーブルがIP情報登録テーブルと同様
の識別部、基本プロパティ、実体情報を持つ。基本プロ
パティは、当該IP情報のオーナーや記事の掲載条件を
表わす情報を格納する。また、基本プロパティは「キー
ワードリスト」および「キーワード重みリスト」を含
み、これらは、広告検索処理303dによって利用され
る(詳細は後述する)。実体ファイル情報は、当該IP
情報の実体データを特定するもので、実体ファイルのパ
スとファイル名を含む。
【0047】なお、本実施形態のPサービスシステムに
おいては、IPサーバ400において、許可された範囲
内でPコードを発行することが可能である。従って、I
P情報の登録は、Pサービスサーバ300が行う場合
と、IPサーバ400が行う場合とがあり、IP情報を
行ったサーバがそのコンテンツと、上記IP情報登録テ
ーブルを所有する。即ち、IP情報の実体とIP情報登
録テーブルは、Pサービスサーバ300内に存在するも
のと、IPサーバ400に存在するものとが存在する。
【0048】図8は広告情報テーブル312のデータ構
成例を示す図である。広告情報テーブルは、広告主が広
告情報を登録する際に生成、記録されるものであり、割
り当てられたPコードに対して、当該広告情報の広告プ
ロパティ、リンク、実体ファイル情報が格納される。広
告プロパティには、当該広告情報のオーナーを示す情報
や、当該広告情報の掲載条件が登録される。なお、広告
プロパティの「IP情報へのリンク情報」には、広告検
索処理303dにおいて利用されるターゲットキーワー
ドリストとターゲットキーワードの重みリストが格納さ
れる。
【0049】リンクにはリンクすべき広告情報のPコー
ドが格納される。また、実体ファイル情報には、当該広
告情報のファイルを特定するためのパス名及びファイル
名が登録される。なお、広告情報の実体はPサービスサ
ーバ300及びIPサービスサーバ400のいずれにあ
ってもよいが、この広告情報テーブル312は必ずPサ
ービスサーバ300のPコードデータベース305に格
納される。なお、広告情報の実体がIPサーバ400に
ある場合は、広告情報テーブル312の実体ファイル情
報には、IPサーバ400を特定するための情報が含ま
れる(本実施形態では、PコードによってIPサーバが
特定されるが、この点は後述する)ことはいうまでもな
い。
【0050】図9は、ユーザ情報テーブル313のデー
タ構成例を示す図である。ユーザ情報テーブル313
は、ユーザがPサービスシステムの会員登録を行った際
に生成、記録されるものであり、ユーザプロファイル、
個人情報、メールサービス用情報、配信サービス用情
報、パーソナル情報サービス用情報を含む。ユーザプロ
ファイルには、ユーザの住所や興味の対象等を表わす情
報が登録される。ユーザプロファイル中の「個人情報テ
ーブル」には、図13に示されるような、当該ユーザの
住所、氏名、電話番号、クレジットカード番号等、個人
の機密事項を登録する個人情報テーブルへのポインタが
格納される。メールサービス用情報、配信サービス用情
報、パーソナル情報サービス用情報には、それぞれメー
ルプリントサービス、配信サービス、パーソナル情報サ
ービスにおいて必要な情報が登録される。
【0051】図10は、メールサービス用Pコードテー
ブル314のデータ構成例を示す図である。同図に示さ
れるように、メールサービス用のPコードに対して、メ
ールのサブジェクト(題名)や送信者を表す「メールプ
ロパティ」と、データを先送りしておく端末の端末ID
や印刷情報の削除を通知するための通知フラグを含む
「通知情報プロパティ」、メールデータのファイルを指
す実体ファイル情報が登録される。
【0052】図11は、配信サービス用Pコードテーブ
ル315のデータ構成例を示す図である。同図に示され
るように、配信サービス用のPコードに対して、タイト
ル、当該配信情報の有効期限、および当該配信情報に付
与された暗証番号を表す「配信情報プロパティ」と、当
該配信情報ファイルを指す実体ファイル情報が登録され
る。
【0053】図12は受信サービス用Pコードテーブル
316のデータ構成例を示す図である。同図に示される
ように、受信サービス用のPコードに対して、データ登
録者のPコード/電話番号、タイトル、情報登録日、情
報の有効期限、登録に必要な暗証番号を表す「受信情報
プロパティ」と、データを先送りしておく端末の端末I
Dや印刷情報の削除を通知するための通知フラグや情報
が印刷されたかどうかを判定するための印刷ステータス
を含む「通知情報プロパティ」、当該受信情報ファイル
を指す実体ファイル情報が登録される。
【0054】図13は、パーソナル情報サービス用Pコ
ードテーブル317のデータ構成例を示す図である。同
図に示されるように、パーソナル情報サービス用のPコ
ードに対して、タイトルや最終印刷日を表す「パーソナ
ル情報用プロパティ」と、登録されているPコードのリ
ストを表す「登録Pコード情報」が登録される。このP
コードリストは予め利用者によって設定、登録されたP
コード群である。
【0055】図14は、個人情報テーブル318のデー
タ構成例を示す図である。個人情報テーブルは、図9で
上述したように、ユーザ情報テーブルに付随するもので
ある。
【0056】図15は、オーナー情報テーブル319の
データ構成例を示す図である。このテーブルは、図7に
示したIP情報登録テーブルや、図8に示した広告情報
テーブル中の、「オーナーID」にリンクするテーブル
であり、図15に示されるように、オーナー(情報提供
者、広告主)に関する情報が登録されている。
【0057】図16は、端末情報テーブル320のデー
タ構成例を示す図である。端末情報テーブルは、Pサー
ビス端末のそれぞれについて保持される。
【0058】<IPサーバの構成>図4は、IPサーバ
400の典型的な構成を示すブロック図である。図4に
おいて、401は制御部であり、CPU402、メモリ
403を備え、IPサーバ400における各種処理を実
行する。404はディスプレイであり制御部401の制
御下で種々の表示を行う。405はキーボード或いはマ
ウス等のポインティングデバイスを備えた入力部であ
る。406はデータ格納部であり、IPサーバ400は
Pサービスシステムに登録した「IP情報の実体」と、
当該IP情報に関する「IP情報登録テーブル」を保持
する(IP情報登録テーブルは図7で示したものと同様
である)。407は通信部であり、回線等を介してPサ
ービスサーバ300と接続される。
【0059】IPサーバ400は、Pサービスサーバ3
00より利用可能なPコード値を取得し、ユーザ端末よ
りのIP情報の登録時にPコードを発行する。このと
き、IP情報の実体と、IP情報テーブル311をデー
タ格納部406に保持する。また、Pサービスサーバ3
00より情報の要求があった場合は、指定されたPコー
ドに応じてIP情報の実体(コンテンツ)を取出し、P
サービスサーバ300にこれを送信する。
【0060】<携帯端末の構成>図5AはPサービス端
末へのPコード送信が可能な携帯端末500の概観を示
す図である。携帯端末500は一般的な携帯電話機と同
様に、液晶表示器510やダイヤルボタンを備えてお
り、携帯電話機として機能する。また、携帯端末500
はメールを受信して液晶表示器510にその内容を表示
することが可能である。この際に、左カーソル501と
右カーソル502により液晶表示内のカーソルを移動さ
せることができ、範囲指定キー504の操作と協動して
メール中の所望の範囲を選択状態とすることができる。
そして、メール中のある範囲が選択された状態でPコー
ドキー503を押すと、その選択された範囲のデータが
Pコードとして内部のメモリに格納されることになる。
或いは、メール表示状態においてPコードキー503を
押すことにより、自動的にPコードを検索、抽出してメ
モリに格納するようにしてもよい。これらの動作の詳細
については、図137〜図140により後述する。
【0061】505は赤外線通信部であり、内部のメモ
リに格納されたPコードを赤外線により出力する。赤外
線通信部505より出力された赤外線はPサービス端末
200の赤外線通信部205によって受信され、Pコー
ドとして認識されることになる。また、携帯端末500
の底面には通信コネクタが設けられており、パーソナル
コンピュータとの間で電話番号情報のやり取りを行うこ
とができる。
【0062】図5Bは携帯端末500の制御構成を説明
するブロック図である。図5Bにおいて、523は電話
機能部であり、スピーカやマイク、無線通信機能等、携
帯電話としての通話処理に必要な機能を備える。524
は通信コネクタであり、一般にはパーソナルコンピュー
タとの接続に用いられて、電話番号等のアップロードや
ダウンロードが行われる。本実施形態ではPサービス端
末200の携帯端末用コネクタ206と接続することに
よって、PコードをPサービス端末200へ転送するこ
とが可能である。525は、図5Aで説明した各種操作
ボタン群(ダイヤル用ボタン群を含む)である。
【0063】520は制御部であり、メモリ522に格
納された制御プログラムに従って、図5Aで上述した各
構成の制御や、携帯端末500における各種制御を実現
する。メモリ522に格納されたプログラムのうち、携
帯端末制御522aは通常の携帯電話としての機能を実
現するためのプログラムユニットである。Pコード抽出
処理522bは、受信したメール中からPコードを抽出
してPコード格納エリア522cへ格納する処理のため
のプログラムユニットである。なお、上述のように、P
コードの抽出方法としては、マニュアルで指定された範
囲のデータをPコードとして抽出する方法と、メールデ
ータ中から自動的にPコードを識別して抽出する方法が
ある。また、Pコード送信処理522dは、Pコード格
納エリア522cに格納されたPコードをPサービス端
末200に対して、赤外線通信部505もしくは通信コ
ネクタ524を介して送信するためのプログラムユニッ
トである。522eはネット接続サービス処理部であ
り、電話機能部523の通信機能を使用することによっ
て携帯端末ネット接続サービス120から電子メールの
受信を行うことができる。
【0064】<メールサーバの構成>図6はメールサー
バ600の概観を示す図である。601は制御部であ
り、CPU602、メモリ603を備える。メモリ60
3に格納されたメール送受信プログラム605を用い
て、メールの送受信の制御を行う。また、メモリ603
に格納されたメール送付先判断プログラム606を用い
て、受信した電子メールを携帯端末500に送付するか
Pサービスサーバ300に送付するかの判断を行い受信
メールの振り分けを行う。604は通信部であり、回線
を通してメールデータのやり取りを行うのに使用され
る。
【0065】<Pコードについて>次に、本実施形態に
おいて情報の特定等に用いるPコードについて説明す
る。
【0066】図17は本実施形態によるPサービスシス
テムで用いられるPコードのデータ構成を説明する図で
ある。図17に示されるように、Pコードは、「分類
部」、「番号部」、「付加部」の3つの部分に分類する
ことができる。
【0067】分類部は、入力されたPコード番号がIP
用Pコードか個人用Pコードかを示すPコード種別ビッ
ト、バージョン情報、国番号を含む、16ビットのコー
ドである。この分類部の内容は、Pサービス端末200
にPコード番号が入力されると当該端末によって自動的
に付加される。
【0068】まず、入力されたPコードが個人用Pコー
ドであるかIP用Pコードであるかを判定し、Pコード
種別ビットをセットする。本実施形態では、個人用Pコ
ードの番号部には電話番号が用いられる。そして、Pサ
ービス端末200に入力された番号が11桁以下の連続
する番号であった場合は電話番号が入力された、すなわ
ち個人用Pコードが入力されたものと判断しPコード種
別ビットに「1」をセットする。一方、4桁ごと(4個
の数字ごと)にハイフンで区切られた数字列がPコード
番号として入力された場合は非電話番号(すなわちIP
用Pコード)であると識別し、Pコード種別ビット
「0」にセットする。続いて、バージョン情報がセット
され、当該Pサービス端末の設置された国を表わす国番
号がセットされる(Pサービス端末から国が指定された
場合はその指定国の番号がセットされる)。
【0069】番号部は利用者が直接入力する番号(以
下、Pコード番号という)であり、情報提供者が新聞、
雑誌、ホームページ等に掲載する番号である。なお、個
人のPコード番号には電話番号が用いられる。
【0070】なお、上述のPコード種別ビットが1のと
き、すなわち個人用Pコードであるときには、図示のよ
うに、40ビットが番号部に割り当てられ、ここに、電
話番号によって表わされる数値が入る。そして、残りの
8ビットが付加部として用いられることになる。
【0071】一方、フラグビットが0のとき、すなわち
IP用Pコードであるときには、図示のように、39ビ
ットが番号部に割り当てられ、残り9ビットが付加部と
して用いられることになる。そして、39ビットの番号
部のうち、上位1ビットがPサービスサーバ識別ビット
(1ビット)を表わし、続く3ビットがクラス分類を表
わす。Pサービスサーバ以外のサイトはPサービスサー
バ識別ビットが0となるので、上位4ビットにはクラス
分類を表わす3ビットのみが含まれることになり、Pコ
ード番号の先頭1桁目がクラス分類(数値の1〜5)を
表わすようになる。なお、このクラス分類は、IPアド
レスでいうところのクラス分類と同義であり、図17に
示すように、この3ビットで表わされる1〜5の数値に
より極小規模から極大規模の5つのクラスが表わされ
る。例えばクラス1(極小規模)の場合は、24ビット
がサイト識別用番号(以下、エクスターナルコードとも
いう)に使用され、残り11ビットは当該サイトで自由
に利用できるID用コード(以下、インターナルコード
ともいう)を構成することになる。
【0072】付加部は、上記の分類部+番号部で識別さ
れるコンテンツに更に分類がある場合のその識別番号を
示す。例えば「プロ野球の結果」に対して「今日の結
果」「昨日の結果」「一昨日の結果」…という分類を設
ける、或いは「競馬予想」に対して「開催地」「レー
ス」という分類を設ける等が挙げられる。或いは個人用
Pコードであれば、メールボックス番号や、パーソナル
情報用番号に用いられる。
【0073】特に、本実施形態では、Pコードに対して
グループ化が指定されている場合には、一つの番号部に
ついて複数種類の「付加部」がサフィックスとして接続
可能となる。そして、当該番号部のコードがPコードと
して入力された場合には、サフィックス値が最大のもの
を選択してIP情報として提示する。このようにするこ
とで、例えば「昨日のプロ野球試合結果」というような
頻繁に更新、追加する必要のある情報に対処することが
できる。この場合、新たなプロ野球試合結果が発生した
翌日に、サフィックスをインクリメントさせたPコード
に対応づけて昨日の試合結果を追加登録していくが。従
って、「昨日のプロ野球試合結果」を得るべくPコード
番号を指定した場合は、当該Pコード番号に付加するサ
フィックスが最大のものを取り出して、利用者に提示す
ることになる。
【0074】なお、Pコードに付加部が存在する場合に
は、これを利用者が直接に入力することも可能である
が、直接番号入力を行わずにメニュー選択によって付加
部付きのPコードを入力することができる。すなわち、
付加部を有するPコードについて、利用者がPコード番
号のみを入力した場合には、Pサービスサーバ300か
ら該当するPコード(番号部+付加部)の値とそのプロ
パティ(タイトル等)がPサービス端末200に送信さ
れ、Pサービス端末200はこの情報を用いて選択リス
ト表示をタッチパネル204にメニュー表示する。利用
者がこの選択リストから所望のコンテンツを選択する
と、対応するPコード(番号部+付加部)がPサービス
サーバに送信されて、選択されたコンテンツがPサービ
ス端末に送られることになる。
【0075】以上のPコードの構成内容をまとめて図1
8に示す。
【0076】なお、携帯端末のメモリにPコードを記憶
しておくような場合には、Pコードの全体(「分類部」
「番号部」「付加部」)の全てをメモリに登録しておい
て、Pサービス端末へ入力するようにすれば、メニュー
選択等の操作を省略することが可能となり、利用者の負
担を軽減できる。
【0077】<システムの動作概要>次に、図19A、
図19B及び図20を参照して本実施形態のPサービス
サーバによる処理の概要を説明する。
【0078】ステップS1901〜ステップS1910
では、Pサービス端末200或いはIPサーバ400、
ユーザ端末130等から入力されるID情報、コマン
ド、Pコードに基づいて、実行すべき処理が選択され
る。例えば入力されたデータがユーザ登録要求であった
場合は、ステップS1902からステップS1911へ
進み、情報登録処理303aとPコード発番処理303
bにより個人用Pコードを発番してユーザ登録処理を行
う。このユーザ登録処理によって、図9のユーザ情報テ
ーブル313、図14の個人情報テーブル318が生成
され、登録されることになる。一方、IP情報登録要求
が入力された場合は、ステップS1903からステップ
S1912へ進み、IP用Pコードを発番し、ステップ
S1913でIP情報登録処理を行う。このIP情報登
録処理において、図7で示したIP情報登録テーブル3
11が生成され、登録される。また、広告情報登録要求
が入力された場合は、ステップS1904からステップ
S1914へ進み、Pコードが発番され、ステップS1
915で広告情報登録処理が実行される。この広告情報
登録処理において、図8で示した広告情報テーブル31
2が生成され、Pサービスサーバ300に登録される。
【0079】また、Pサービス端末200からPコード
が入力された場合は、ステップS1905〜ステップS
1910のいずれの処理であるかが判定される。Pコー
ドがIP用Pコード(Pコード種別ビットが0)であっ
た場合は、情報サービスの要求であると判断し、ステッ
プS1905からステップS1916へ進み、当該Pコ
ードからIP情報の実体とそのプロパティを取得すると
ともに、プレビューデータを生成する。またPコードが
個人用Pコード(Pコード種別ビットが1)で、ユーザ
情報テーブルのメールサービス用情報に登録されたPコ
ードであった場合は、メールサービスが要求されたと判
断し、ステップS1906からステップS1917へ進
む。ステップS1917では、更に個人に対して設定さ
れているパスワードを要求し、図14に示す個人情報テ
ーブル318の暗証番号を参照して正当なパスワードが
受信されたか判断し、パスワードが正しければPコード
に基づいてメール用Pコードテーブルからメールデータ
やメールに添付されていたデータの実体、及びメールの
プロパティを取得する。
【0080】また、入力されたPコードが、個人用Pコ
ードで、図9に示すユーザ情報テーブル313のパーソ
ナル情報サービス用情報に登録されたPコードであった
場合は、パーソナル情報サービスが要求されたと判断
し、ステップS1907からステップS1918へ進
む。ステップS1918では、更に個人に対して設定さ
れているパスワードを要求し、図14に示す個人情報テ
ーブル318の暗証番号を参照して正当なパスワードが
受信されたか判断し、パスワードが正しければ図12に
示すパーソナル情報サービス用Pコードテーブル316
を参照してIP用Pコードのリストを取得し、このリス
トに登録されている全てのPコードについてIP情報と
そのプロパティを取得する。
【0081】また、入力されたPコードが、個人用Pコ
ードで、図9に示すユーザ情報テーブル313の受信サ
ービス用情報に登録されたPコードであった場合は、受
信サービスにおけるデータの取り出し要求であると判断
し、ステップS1908からステップS1919へ進
む。ステップS1919では、更に個人に対して設定さ
れているパスワードを要求し、図14に示す個人情報テ
ーブル318の暗証番号を参照して正当なパスワードが
受信されたか判断し、パスワードが正しければ当該Pコ
ードに対応する配信データの実体とそのプロパティを取
得する。
【0082】また、入力されたPコードが、個人用Pコ
ードで、図9に示すユーザ情報テーブル313の配信サ
ービス用情報に登録されたPコードであった場合は、配
信サービスにおけるデータの取り出し要求であると判断
し、ステップS1909からステップS1920へ進
む。ステップS1919では、更に当該データに対して
登録されたパスワードを要求し、図11に示す配信サー
ビス用Pコードテーブル315を参照して正当なパスワ
ードが受信されたか判断し、当該Pコードに対応する配
信データの実体とそのプロパティを取得する。
【0083】更に、データの登録要求であった場合は、
ステップS1910からステップS1921へ進み、配
信用情報の登録処理を行う。図20に示されるステップ
S2001からステップS2010は配信用情報の登録
処理流れを示している。ステップS2001でデータの
登録要求が配信サービス用の登録要求であるか受信サー
ビス用のデータの登録要求であるかを判断する。配信サ
ービス用の登録要求であればステップS2002でデー
タをサーバへ送信(登録)し、ステップS2003でデ
ータに対するパスワードを設定する。その後ステップS
2004でデータ登録の通知と付与されたPコードの通
知を行う。ここで発行されるPコードは個人用Pコード
(電話番号)に付加コード(Suffix)が付加され
た形式のPコードである。
【0084】ステップS2001でデータの登録要求が
受信サービス用の要求であればステップS2005で登
録先の指定を行い、ステップS2006で登録先のパス
ワードを要求し、ステップS2007で登録先のユーザ
情報テーブル313に設定されている登録時のパスワー
ドと一致するパスワードが受信されたと判断した場合に
はステップS2008でデータをサーバへ送信(登録)
する。その後ステップS2009でデータ登録の通知と
付与されたPコードの通知を行う。更にステップS20
10でデータ送付先のユーザに対してプリントデータの
登録が行われた事を通知する。ここで発行されるPコー
ドはデータ送付先の個人用Pコード(電話番号)に付加
コード(Suffix)が付加された形式のPコードで
ある。
【0085】さて、ステップS1916〜S1920の
各ステップで必要な情報が取得されると、ステップS1
922において、取得した情報を用紙上に印刷するため
のレイアウトを決定する。そして、ステップS1923
において、用紙上の余白等に掲載すべき広告情報を取得
する(広告情報の検索については後述する)。そして、
ステップS1924においては、上記ステップS191
6〜S1920において取得したプロパティや、ステッ
プS1922、S1923によって得られる各ページの
画像のプレビューデータをPサービス端末へ送信する。
そして、Pサービス端末200より印刷を行う旨の指示
を受けると、印刷用データを生成して、Pサービス端末
200へ送信する。Pサービス端末200では、この印
刷データに基づいて、プリンタ201により印刷を行
う。
【0086】<ユーザ登録>Pサービスシステムにおい
て、利用者がメールサービス、パーソナル情報サービス
及び受信サービスを受ける場合には、事前にPサービス
サーバ300に対してユーザ登録を行う必要がある。
【0087】ユーザ登録では、少なくとも利用者を特定
するための事項を登録しなければならず、また、Pサー
ビスシステムの各サービスを好適に受けるための任意の
事項をも登録することができる。更に、既に登録した事
項の変更も可能である。
【0088】以下、係るユーザ登録の手順を、利用者が
所有するユーザ端末130からWebを介して行った場
合を例にとって説明する。
【0089】利用者が、ユーザ端末130からPサービ
スサーバー300のユーザ登録にアクセスすると、Pサ
ービスサーバ300は、ステップS1911のユーザ登
録処理を実行する。
【0090】図21は、ユーザ登録処理のフローチャー
トである。
【0091】このユーザ登録処理では、Pサービスサー
バ300が、ユーザ端末130のディスプレイにユーザ
登録のための諸画面を表示し、いわゆるGUIにより利
用者に登録事項を逐次入力させる。
【0092】ステップS2101において、Pサービス
サーバ300は、利用者により新規のユーザ登録か既に
行われたユーザ登録の変更かのどちらが選択されたかを
判断し、前者の場合はステップS2102へ進み、後者
の場合はステップS2106へ進む。
【0093】ステップS2102では、新規登録処理を
行う。この新規登録処理では、始めに図22に示すダイ
ヤログボックスがユーザ端末130のディスプレイに表
示される。
【0094】このダイヤログボックスは、「氏名住所」
ボタン2201、「暗証番号」ボタン2202、「勤務
先」ボタン2203、「クレジットカード」ボタン22
04、「サービス」ボタン2205、「個人情報」ボタ
ン2206、「個人情報2」ボタン2207、「欲しい
情報」ボタン2208、「印刷用紙」ボタン2209、
「お好み情報の登録」ボタン2210、「受信サービス
の設定」ボタン2211、「印刷先の指定」ボタン22
12、及び「メールサービスの設定」ボタン2213を
有しており、利用者はいずれかのボタンをクリックする
ことにより、各項目に応じた事項の登録が可能になる。
【0095】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「氏名住所」ボタン2201をクリックすると、図
23に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、必須入力事項として少なくとも、氏名、住所、及
び、電話番号又は携帯電話の番号のいずれか一方をユー
ザ端末130から入力しなければならない。入力終了
後、「OK」ボタンをクリックすると、入力された内容
が保存されて、図22に示すダイヤログボックスが再び
表示される。「Cancel」ボタンをクリックする
と、入力された内容が保存されずに、図22に示すダイ
ヤログボックスが再び表示される。この処理は、以下同
様である。
【0096】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「暗証番号」ボタン2202をクリックすると、図
24に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、「暗証番号」欄に所望の暗証番号を入力する。第三
者が他人の名義によりPサービスシステムを利用するこ
とを防止するためである。従って、暗証番号は、原則と
して必須入力事項である。
【0097】なお、入力された暗証番号はアスタリスク
「*」で表示されるため、誤入力を防止すべく、利用者
に「暗証番号(確認用)」欄に再度暗証番号を入力させ
る。
【0098】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「勤務先」ボタン2203をクリックすると、図2
5に示すダイヤログボックスが表示される。利用者は、
任意に勤務先に関する事項を入力することができる。
【0099】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「クレジットカード」ボタン2204をクリックす
ると、図26に示すダイヤログボックスが表示される。
利用者は、Pサービスシステムの利用料金をクレジット
カードで決済する場合は、このダイヤログボックスにて
自己のクレジットカードを指定する。指定なき場合は現
金支払いとみなされる。
【0100】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「サービス」ボタン2205をクリックすると、図
27に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、Pサービスシステムで提供されるメールサービス、
パーソナル情報サービス、配信サービス、又は受信サー
ビスの中から、このユーザ登録により付与される個人用
のPコードに基づいて利用することを希望するサービス
を選択し、そのサービスに対応したチェックボックスを
チェックする。チェックしなかったサービスについて
は、このユーザ登録により付与される個人用Pコードに
基づいての利用はできない。
【0101】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「個人情報」ボタン2206をクリックすると、図
28に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、任意に一般的な個人情報をここで入力することがで
きる。ここで入力された情報は、主として後ほど詳述す
る広告検索処理において利用される。
【0102】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「個人情報2」ボタン2207をクリックすると、
図29に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、任意に具体的な個人情報をここで入力することがで
きる。ここで入力された情報も、主として後ほど詳述す
る広告検索処理において利用される。
【0103】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「欲しい情報」ボタン2208をクリックすると、
図30に示すダイヤログボックスが表示される。このダ
イヤログボックスには、経済、エンターテイメント、ス
ポーツ等の項目が階層的に列挙して表示されており、利
用者は、自分の興味のある項目のチェックボックスをチ
ェックすることができる。また、各項目は「キーワード
検索」により迅速に検索することもできる。
【0104】ここでチェックされた項目は、Pサービス
システムの各サービスにおいて、Pサービスサーバ30
0が任意に利用者に提供する情報の検索に利用される。
例えば、利用者がメールサービスを受けた場合であっ
て、そのプリントに過剰な余白部分が存在する場合、P
サービスサーバ300は、当該チェックされた項目に関
連する無料IP情報等を検索し、これを余白部分に付加
して出力するといったことが可能となる。また、ここで
チェックされた項目は、広告検索処理の際に用いること
もできる。
【0105】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「印刷用紙」ボタン2209をクリックすると、図
31に示すダイヤログボックスが表示される。利用者
は、Pサービス端末200からプリント出力を得る場合
に、その出力形式を指定することができる。例えば、図
31のダイヤログボックスの「見易さ優先」ラジオボタ
ンをチェックすると、プリントのレイアウトが重視さ
れ、Pサービスシステムにより得られた情報がより見易
いレイアウトでプリントされる。また、「ページ数優
先」ラジオボタンをチェックすると、ページ数の節約が
重視され、プリント料金の節約が期待できることとな
る。なお、「詳細」ボタンをクリックすると、Pサービ
スシステム上で登録されている複数のレイアウトパター
ン、広告情報の量、フォントサイズ等の中から所望のも
のを選択し、これを指定できる。
【0106】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「お好み情報の登録」ボタン2210をクリックす
ると、パーソナル情報サービスの対象とすべきIP情報
を設定することができる。この設定は、利用者が要望す
る一群のIP情報に対応したIP用のPコードを列挙す
ることにより行う。なお、お好み情報の登録は複数可能
である。尚、この時表示されるべきダイヤログボックス
は、後述される各種サービスの説明でのパーソナル情報
サービスにおけるフレームの登録と同様であるので、図
示は省略する。
【0107】図22に示すダイヤログボックスにおい
て、「受信サービスの設定」ボタン2211をクリック
すると図32に示すダイヤログボックスが表示される。
利用者は受信サービス用の受信箱(1〜31)に対して
パスワードを設定する事ができる。第3者がパスワード
を設定しているユーザの受信箱に対してデータを送信す
る場合には、S2006に示されるパスワードが要求さ
れ、パスワードが合致しない限り受信箱にデータを登録
する事はできない。パスワードを設定していないユーザ
の受信箱に対しては、第3者は自由にデータを登録する
事ができる。また、「料金は送信者が支払う」ボタンが
チェックされている場合には受信サービスを使用してこ
のユーザに対して情報の登録を行う送信者が料金を支払
うことになり、「料金は送信者が支払う」ボタンがチェ
ックされていない場合には送信者は無量で情報を登録す
る事ができ、登録量は情報を受け取ったユーザが支払う
事になる。
【0108】図22に示すダイヤログボックスにおいて
「印刷先の指定」ボタン2212をクリックすると図3
3に示すダイヤログボックスが表示される。利用者が印
刷先を指定した場合、利用者がPサービス端末200に
てPコードを入力する前に、予め該当Pコードに対応す
る印刷情報をPサービス端末200に送付しておくこと
ができる。また、送信を通知するように設定しておく
と、印刷データが指定された端末に配信された事を、電
子メール等を介して利用者に通知する事ができる。
【0109】図22に示すダイヤログボックスにおいて
「メールサービスの設定」ボタン2213をクリックす
ると図34に示すダイヤログボックスが表示される。利
用者が「メールに添付画像があるとき、画像をプリン
ト」チェックボタンにチェックをしておくと、対象メー
ルアドレスに対して送付された電子メールのうち添付画
像を含むものは、対象メールアドレスのメールの処理を
行うメールサーバ600からPサービスサーバ300に
転送される。また、「メールにワープロドキュメントが
あるとプリント」チェックボタンにチェックしておく
と、対象メールアドレスに対して送付された電子メール
のうちワープロドキュメントの添付文書を含むものは、
対象メールアドレスのメールの処理を行うメールサーバ
600からPサービスサーバ300に転送される。ま
た、「メール端末に表示しきれないメール文章を印刷」
チェックボタンにチェックをしておくと、それに該当す
る電子メールデータは対象メールアドレスのメールの処
理を行うメールサーバ600からPサービスサーバ30
0に転送される。また、送信を通知するように設定して
おくと、対象メールアドレスに対して印刷できる電子メ
ールが到着したこと及び、その情報を印刷するためのP
コードが記載された電子メールが通知される。
【0110】次に、図22に示すダイヤログボックスに
おいて、利用者が「OK」ボタンをクリックすると、P
サービスサーバ300は、全ての入力が終了したとみな
してステップS2103へ進み、上述した必須の入力事
項が全て入力されたか否かをチェックし、入力されてい
ればステップS2104へ進み、入力されていない場合
は、所定の警告を発した後、ステップS2102へ戻
る。なお、利用者が「Cancel」ボタンをクリック
した場合は、何もせずに終了する。
【0111】ステップS2104では、Pサービスサー
バ300は、個人用のPコードを発番する。特に、その
「番号部」として、利用者が図23のダイヤログボック
スにおいて入力した携帯電話の番号又は電話番号のいず
れか一方を付した後、そのPコードを利用者端末130
へ送出することにより、利用者に当該Pコードを付与す
る。なお、この発番の処理については、後で図75を参
照して詳述する。
【0112】ステップS2105では、このユーザ登録
において利用者に付与した新たな個人用のPコードに対
応して上記各処理において入力された情報を図9に示し
たユーザ情報テーブル313に格納する。その後、ユー
ザ登録処理は終了する。
【0113】一方、ステップS2101において、既に
行われたユーザ登録の変更が選択された場合はステップ
S2106へ進む。
【0114】ステップS2106では、登録変更録処理
を行う。この登録変更処理では、始めに図35に示すダ
イヤログボックスがユーザ端末130のディスプレイに
表示される。図35に示すダイヤログボックスは、図2
2に示すダイヤログボックスと同様の構成であり、図
中、図22のダイヤログボックスの各ボタン2201乃
至2213に対応するボタンについては、その数字
に「'」を付することにより表している。
【0115】利用者が、各ボタン2201'乃至221
3'をクリックすると、そのボタンに対応した、図23
乃至図34に示したようなダイヤログボックスが表示さ
れる。表示されるダイヤログボックスには、過去のユー
ザ登録時に入力された事項も合わせて表示される。
【0116】利用者は、表示された内容を見てこれを変
更することができる。例えば、図35の「暗証番号」ボ
タン2002'をクリックすると、図36に示すダイヤ
ログボックスが表示される。利用者は、「暗証番号」欄
に、新たな暗証番号を入力して暗証番号を変更すること
ができる。また、確認のため「暗証番号(確認用)」欄
に再度新たな暗証番号を入力する。入力後、「OK」ボ
タンをクリックすると、変更内容が保存される。
【0117】そして、図35に示すダイヤログボックス
において、利用者が「OK」ボタンをクリックすると、
Pサービスサーバ300は、全ての変更が終了したとみ
なしてステップS2107へ進み、変更により上述した
必須の入力事項が過誤等により消去されたか否かを念の
ためにチェックし、必須の入力事項が入力されておれば
ステップS2105へ進み、消去されていた場合は、所
定の警告を発した後、ステップS2106へ戻る。
【0118】ステップS2105では、Pサービスサー
バ300が変更された内容に従って、ユーザ情報テーブ
ルの該当する事項を更新する。
【0119】以上により、全てのユーザ登録処理が終了
する。なお、上記の新規登録処理では、図22のメニュ
ーから入力項目を逐次選択して必要事項を入力したが、
各入力画面を自動的に順次表示してユーザに必要事項を
入力させるいわゆるWizard形式を用いてもよい。
但し、登録内容の変更には、図35の如く所望の事項を
選択するメニューの方が望ましい。
【0120】<IP情報登録>Pサービスシステムにお
いて、IP情報を提供する情報提供者は、IP情報の内
容等をPサービスサーバ300又はIPサーバ400に
対して登録する必要がある。
【0121】この登録は、情報提供者が所有等する図示
しない端末(以下、情報提供者端末という。)から、W
ebを介してPサービスサーバ300又はIPサーバ4
00にアクセスすることにより行うか、又は、IP情報
の内容等を記録したCD−ROM等の記憶媒体をPサー
ビスシステムの運用者等に提出することにより行うこと
ができる。
【0122】以下、係るIP情報登録の手順を、情報提
供者がWebを介してPサービスサーバ300に登録す
る場合について説明する。
【0123】情報提供者が、情報提供者端末からPサー
ビスサーバ300のIP情報登録にアクセスすると、P
サービスサーバ300は、図19AにおけるステップS
1912の処理を実行し、その情報提供者用のIP用の
Pコードを内部的に発番する。その後、ステップS19
13へ進み、IP情報登録処理を実行する。
【0124】図37は、IP情報登録処理のフローチャ
ートである。
【0125】このIP情報登録処理では、上述したユー
ザ登録処理と同様に、Pサービスサーバ300が、情報
提供者端末のディスプレイにIP情報登録のための諸画
面を表示し、いわゆるGUIにより情報提供者に登録事
項を逐次入力させる。
【0126】ステップS3701では、図38に示すダ
イヤログボックスが表示され、情報提供者がPサービス
システムの会員であるか否かを判断する。会員とは、予
め情報提供者としてPサービスシステムに別途申請した
もの者をいい、会員でなければIP情報を有料で提供す
ることはできない。なお、申請により会員番号とパスワ
ードが付される。
【0127】このダイヤログボックスにおいて、情報提
供者は、会員の場合は「はい」のラジオボタンをチェッ
クし、更に会員番号を入力する。非会員の場合は、「い
いえ」のラジオボタンをチェックする。「次へ」をクリ
ックすると、非会員の場合はステップS3702へ進
む。会員の場合は更に図39に示すダイヤログボックス
が表示され、パスワードの入力が要求される。情報提供
者が入力したパスワードが正常であればステップS37
03へ進む。
【0128】なお、各ダイヤログボックスでは、「次
へ」をクリックすると、入力された情報を保存して次の
処理へ進み、「戻る」をクリックすると、入力された情
報を保存して一つ手前の処理へ戻り、更に、「登録取り
消し」をクリックすると、入力された情報を保存せずに
最初のダイヤログボックスに戻る。これは以下の各処理
でも同様である。
【0129】ステップS3702では、図40に示すダ
イヤログボックスが表示され、非会員の情報提供者に、
当該情報提供者を特定するための住所、氏名、電話番号
等の情報を入力させる。不適切なIP情報の氾濫を排除
するためである。入力後、「次へ」をクリックすると、
ステップS3705へ進む。なお、入力後、会員の登録
を勧めるために図41に示すようなダイヤログボックス
を表示させ、Web上で会員登録手続きを行うことがで
きる。
【0130】ステップS3703では、図42に示すダ
イヤログボックスが表示され、会員である情報提供者
が、このIP情報登録において登録するIP情報を有料
とするか否かを確認する。有料とする場合、情報提供者
は、「印刷時有償にしたい」のチェックボックスをチェ
ックし、所望の課金を入力する(ステップS370
4)。無料とする場合は、チェックボックスをチェック
しない。いずれの場合においても「次へ」をクリックす
るとステップS3705へ進む。
【0131】ステップS3705では、図43に示すダ
イヤログボックスが表示され、登録したいIP情報の指
定を行う。情報提供者は、情報提供者端末に保存してあ
るIP情報の実体(コンテンツ)のファイル名を入力す
る。この場合、複数のファイル名を指定することもでき
る。
【0132】また、「ファイル指定」ボタンをクリック
することにより、図44に示すような情報提供者端末に
保存されたIP情報のファイルの一覧を表すダイヤログ
ボックスを表示させることもでき、この場合、情報提供
者は容易にIP情報のファイルを選択することができ
る。また、一旦選択したファイルを取り消す場合は、図
43に示すダイヤログボックスにおいてそのファイルを
指定した上で「削除」ボタンをクリックすればよい。図
43に示すダイヤログボックスにおいて、「次へ」を選
択するとステップS3706へ進む。
【0133】ステップS3706では、上記ステップS
3705で指定されたファイルの内容をプレビュー表示
し(図45)、情報提供者にこれを確認させる。確認
後、情報提供者が、「サーバーに転送」ボタンをクリッ
クすると、図46に示すようなダイヤログボックスが表
示され、指定されたファイルがPサービスサーバ300
へ転送される。転送後、ステップS3707へ進む。
【0134】ステップS3707では、転送したIP情
報のプロパティを設定する。プロパティの設定では、ま
ず、図47に示すダイヤログボックスが表示され、当該
IP情報の掲載開始日、有効期限(掲載期間)を設定す
ることができる。また、この設定においては、IP用の
Pコードの有効期限と、そのIP情報の有効期限とを別
々に設定することもできる。また、Pコードの有効期限
は図78で後述するようにIP情報の有効期限に所定期
間を加えることで自動的に付与されるようにしてもよ
い。図47のダイヤログボックスにおいて「次へ」を選
択すると、図48図に示すダイヤログボックスが表示さ
れ、別のプロパティを設定する。
【0135】ここでは、登録後にIP情報がPサービス
端末200から出力される場合に、そのサイズを変更す
ることを許容するか否かを設定する。
【0136】これは、Pサービス端末200の用紙の都
合や、複数のIP情報を一の用紙に出力する場合に、レ
イアウトの関係上、Pサービス端末200側でサイズを
縮小したい事態が生じ得るからである。この場合、サイ
ズの変更をPサービス端末200側で自由に行えること
とすれば、IP情報の内容如何により、プリントが不鮮
明となる場合等があるので、情報提供者が、文字サイズ
及び縮小率の許容範囲を設定することができるものとし
たものである。図48図のダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択すると、図49に示すダイヤログボック
スが表示され、更に別のプロパティを設定する。
【0137】ここでは、登録後にIP情報がPサービス
端末200から出力される場合に、広告情報が自動的に
付加されることを情報提供者において許容するか否かを
設定する。情報提供者は、「許可する」、「裏面なら許
可する」又は「一切許可しない」のいずれかのラジオボ
タンをチェックすることにより、これを選択することが
できる。この選択の範囲内において広告情報は付加され
ることとなる。図49のダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択すると、図50に示すダイヤログボック
スが表示され、更に別のプロパティを設定する。
【0138】ここでは、登録後のIP情報を特定の利用
者のみが利用できるようにパスワードを設定することが
できる。パスワードを設定する場合は、「パスワードを
設定する」のチェックボックスをチェックし、「パスワ
ード」欄に所望のパスワードを入力する。入力後、「次
へ」をクリックすると、図51に示すダイヤログボック
スが表示され、入力されたパスワードの誤入力を防止す
べく、再入力が要求される。「登録」ボタンをクリック
するとパスワードが保存される。パスワードを設定しな
い場合は、図50に示すダイヤログボックスにおいて何
もせずに「次へ」をクリックする。いずれの場合もその
後、図52に示すダイヤログボックスが表示され、更に
別のプロパティを設定する。
【0139】ここでは、広告検索処理で利用するため
に、登録すべきIP情報のジャンル、キーワード等を入
力する。入力する項目は、ここでは「ジャンル」、「サ
ブジャンル」及び「キーワード」からなる。「ジャン
ル」と「サブジャンル」とは、コンポボックスになって
おり、例えば、「ジャンル」欄の右端の矢印をクリック
すると、図53のダイヤログボックスに示すように、
「ジャンル」欄の項目の一覧が表示され、情報提供者は
この中から登録すべきIP情報に最も適合したカテゴリ
ーを選択することができる。また、「キーワード」欄に
は、登録したIP情報の具体的内容に関するキーワード
を任意に選択して入力することができる。更に、入力し
たキーワードは、「追加」ボタンで確定し、また、確定
したキーワードは「削除」ボタンで取り消すことができ
る。
【0140】なお、「広告とはネガティブなリンクを行
う」欄のチェックボックスをチェックすると、広告検索
処理時に、登録したIP情報の内容と不適切な関係にあ
る広告情報の選択を排除することができる。
【0141】また、図52に示すダイヤログボックスに
おけるプロパティの設定の代わりに、若しくは、これと
併用して、図54に示すダイヤログボックスにおけるプ
ロパティを設定することもできる。
【0142】図54に示すダイヤログボックスは、登録
したIP情報のタイトルとサマリを入力するものであ
る。このサマリは、広告検索処理で利用する他、情報サ
ービスにおいて当該IP情報が要求された場合に、直ち
にIP情報の実体を利用者に提供するのではなく、一
旦、そのサマリを利用者に開示することにより、利用者
のIP情報選択の幅を広げ、或いは課金負担の軽減に供
することもできるものである。
【0143】以上で、ステップS3707におけるプロ
パティの設定は終了し、ステップS3708へ進む。
【0144】ステップS3708では、図55に示すダ
イヤログボックスが表示され、登録したIP情報をグル
ープ設定とするか否かを選択する。グループ設定とは、
一群のIP情報を相互に関連づけることをいい、同一の
対象の情報であってその内容が経時的に更新されるも
の、例えば、プロ野球の結果、株式情報等、を取り扱う
ために用いるものである。
【0145】情報提供者は、グループ設定を希望しない
ときは、「取り消し」ボタンをクリックし、この場合
は、ステップS3710へ進む。
【0146】ステップS3709ではグループ化設定処
理を行う。グループ設定を希望する場合は、図55のダ
イヤログボックスにおいて登録したIP情報を既存のグ
ループに追加するか、新規のグループとするか、をラジ
オボタンにより選択する。
【0147】既存のグループに追加する場合は、更にそ
のリンク先のIP用のPコードを入力する。なお、「登
録するP−Code」欄に表示されているPコードは、
今回登録するIP情報に付与されたPコードである。
【0148】新規のグループを選択した場合、「OK」
ボタンをクリックすると、図56のダイヤログボックス
が表示され、そのタイトル、内容、更新予定を入力する
こととなり、入力された各データは、最終的にIP情報
登録テーブル311(図7)のFrame情報格納領域
に格納されることとなる。
【0149】いずれの場合も「OK」ボタンをクリック
すると図57のダイヤログボックスが表示され、グルー
プ設定の登録事項が表示される。この表示は今回登録す
るIP情報を既存のグループに追加した場合のものであ
る。この表示において、「リンク番号:#77」とある
のは、今回登録したIP情報が、リンク先のIP用のP
コードに付加部「#77」を付したPコードとしても利
用されること意味している。すなわち、グループ設定し
たIP情報は、それ自体のIP用のPコードとしても、
リンク先のIP用のPコード(付加部で識別)として
も、アクセスできることとなり、後者は主として情報の
更新を行うために利用される。「OK」ボタンをクリッ
クすると、ステップS3710へ進む。
【0150】ステップS3710では、図58に示すダ
イヤログボックスが表示され、登録したIP情報に付与
されたIP用のPコードと共に、これまでに入力した事
項が一覧形式で表示される。情報提供者は、表示を確認
した上で、「登録」ボタンをクリックすると、ステップ
S3711へ進む。
【0151】ステップS3711では、Pサービスサー
バ300が、情報提供者に付与したIP用のPコードに
対応して上記各処理において入力された情報を図7に示
したIP情報登録テーブル311に格納する。なお、こ
の情報はIPサーバ400に転送してIPサーバ400
で保持することもできる。
【0152】また、情報提供者が情報提供者端末からP
サービスサーバ300ではなく、IPサーバ400に対
してIP情報登録処理を行う場合も、概ね上述した手順
により登録が行われる。
【0153】この場合、Pサービスサーバ300は、予
めIPサーバ400に対して、利用可能なIP用のPコ
ードの領域を割り当てておき、IPサーバ400は、割
り当てられた領域のIP用Pコードの中から情報提供者
にIP用のPコードを付与することができ、IPサーバ
400は、少なくとも付与したPコードをPサービスサ
ーバ300に通知することにより、IP情報登録処理を
行うことができる。この点に付いては、図76乃至図7
9により後述する。
【0154】以上により、全てのIP情報登録処理が終
了する。
【0155】<広告情報登録>Pサービスシステムにお
いて、広告情報を提供する広告提供者は、広告情報の内
容をPサービスサーバ300又はIPサーバ400に対
して登録する必要がある。
【0156】登録は、広告提供者が所有等する図示しな
い端末(以下、広告提供者端末という。)からWebを
介してPサービスサーバ300又はIPサーバ400に
アクセスすることにより行うか、又は、広告情報の内容
を記録したCDROM等の記憶媒体をPサービスシステ
ムの運用者に提出することにより行うことができる。
【0157】以下、係る広告情報登録の手順を、広告提
供者がWebを介してPサービスサーバ300に登録す
る場合について説明する。
【0158】広告提供者が、広告提供者端末からPサー
ビスサーバ300の広告情報登録にアクセスすると、P
サービスサーバ300は、図19におけるステップS1
914の処理を実行し、広告情報のためのPコードを内
部的に発番する。なお、このPコードは、専らPサービ
スサーバ300の内部処理のために用いられるため、原
則として広告提供者には開示されない。
【0159】その後、ステップS1915へ進み、広告
情報登録処理を実行する。
【0160】図59は、広告情報登録処理のフローチャ
ートである。
【0161】この広告情報登録処理では、上述したユー
ザ登録処理及びIP情報登録処理と同様に、広告提供者
端末のディスプレイに広告情報登録のための諸画面を表
示し、いわゆるGUIにより広告提供者に登録事項を入
力させる。
【0162】ステップS5901では、図60に示すダ
イヤログボックスが表示され、広告提供者がPサービス
システムの会員であるか否かを判断する。会員とは、予
め広告提供者として申請した者をいい、会員でなければ
広告情報を提供することはできない。広告掲載には課金
を伴うからである。なお、申請により会員番号とパスワ
ードが付与される。
【0163】このダイヤログボックスにおいて、広告提
供者は、会員の場合は「はい」のラジオボタンをチェッ
クし、更に会員番号を入力する。非会員の場合は、「い
いえ」のラジオボタンをチェックする。「次へ」をクリ
ックすると、非会員の場合はステップS5902へ進
む。会員の場合は、更に図61に示すダイヤログボック
スが表示され、パスワードの入力が要求される。広告提
供者が入力したパスワードが正常であればステップS5
903へ進む。
【0164】なお、各ダイヤログボックスでは、「次
へ」をクリックすると、入力された情報を保存して次の
処理へ進み、「戻る」をクリックすると、入力された情
報を保存して一つ手前の処理へ戻り、更に、「登録取り
消し」をクリックすると、入力された情報を保存せずに
最初のダイヤログボックスに戻る。これは以下の各処理
でも同様である。
【0165】ステップS5902では、図62に示すダ
イヤログボックスが表示され、非会員の広告提供者に、
当該広告提供者を特定するための情報を入力させる。上
述した通り、広告掲載には課金を伴うからである。入力
後、「次へ」をクリックすると、ステップS5903へ
進む。
【0166】ステップS5903では、図63に示すダ
イヤログボックスが表示され、登録したい広告情報の指
定を行う。広告提供者は、広告提供者端末に保存してあ
る広告情報の実体(コンテンツ)のファイル名を入力す
る。この場合、複数のファイル名を指定することもでき
る。「ファイル指定」ボタン及び「削除」ボタンの機能
は、上述したIP情報登録処理における図43の場合と
同様である。図63に示すダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択するとステップS5904へ進む。
【0167】ステップS5904では、指定されたファ
イルの内容をプレビュー表示し(図64)、広告提供者
にこれを確認させる。確認後、広告提供者が「次へ」ボ
タンをクリックすると、図65に示すようなダイヤログ
ボックスが表示され、指定されたファイルがPサービス
サーバ300へ転送される。転送後、ステップS590
5へ進む。
【0168】ステップS5905では、転送した広告情
報のプロパティを設定する。プロパティの設定では、ま
ず、図66に示すダイヤログボックスが表示され、当該
広告情報の掲載開始日、有効期限(掲載期限)を設定す
ることができる。図66のダイヤログボックスにおいて
「次へ」を選択すると、図67に示すダイヤログボック
スが表示され、別のプロパティを設定する。
【0169】ここでは、広告情報の掲載を要望するIP
情報とのリンクの方法を設定する。ダイヤログボックス
の表示に従って、地域、年齢層、性別、キーワード或い
は情報の内容、のいずれかにおいて共通するIP情報に
対して広告情報を掲載することを指定することができ、
例えば、図67の「地域」を選択し、「詳細設定」ボタ
ンをクリックすると、図68に示すダイヤログボックス
が表示され、具体的な地域の限定を設定することができ
る。図67のダイヤログボックスにおいて「次へ」を選
択すると、図69に示すダイヤログボックスが表示さ
れ、更に別のプロパティを設定する。
【0170】ここでは、先にPサービスサーバ300に
転送された広告情報のサイズ等が表示され、広告提供者
は、プリント時のサイズの指定、広告情報の縮小拡大の
可否、プリント位置等を指定することができる。例え
ば、印刷サイズの選択欄のコンポボックスについて、右
側の矢印をクリックすると、図70に示すようにプリン
トサイズの一覧が表示され、広告提供者は所望のプリン
トサイズを選択することができる。図69のダイヤログ
ボックスにおいて「次へ」を選択すると、図71に示す
ダイヤログボックスが表示され、更に別のプロパティを
設定する。
【0171】ここでは、プリントされる広告情報の掲載
方式を設定する。広告提供者は、所望の制限項目のチェ
ックボックスをチェックすることにより係る制限を課す
ことができる。なお、図示された制限項目のほかに、カ
ラー・白黒プリントに対応した内容の変更、プリントが
複数に渡る場合に同一位置での掲載、或いは、シリーズ
ものの広告情報の作成、等の制限を課すことも考えられ
る。図71のダイヤログボックスにおいて「次へ」を選
択すると、図72に示すダイヤログボックスが表示さ
れ、更に別のプロパティを設定する。
【0172】ここでは、広告情報の掲載に対する課金を
設定する。このダイヤログボックスにおいては、一回の
広告情報の掲載料が表示され、合計の課金の限度を、プ
リント回数又は掲載料の上限により指定することができ
る。この際、「最大印刷回数を指定する。」欄のラジオ
ボックスをチェックすると、その回数を更に指定でき、
同様に、「広告料金の上限を指定する。」欄のラジオボ
ックスをチェックすると、掲載料の上限を更に指定でき
る。
【0173】以上でステップS5905におけるプロパ
ティの設定は終了し、ステップS5906へ進む。
【0174】ステップS5906では、図73に示すダ
イヤログボックスが表示され、これまで入力した事項が
一覧形式で表示される。なお、Pコードは原則として表
示されない。広告提供者は、表示を確認した上で「登
録」ボタンをクリックすると、ステップS5907へ進
む。なお、「登録」ボタンをクリックした際、図74に
示すダイヤログボックスを表示し、広告提供者端末にお
いて登録された広告情報の明細の印刷を可能とすること
もできる。
【0175】ステップS5907では、Pサービスサー
バ300が、先に発番したPコードに対応して上記各処
理において入力された情報を図8に示した広告情報テー
ブル312に格納する。また、IPサーバ400にこれ
を転送することもできる。なお、Pサービスサーバ30
0は登録された広告情報のプロパティ(広告情報テーブ
ル)を必ず保持するが、その実体(コンテンツ)自体は
Pサービスサーバ300又はIPサーバ400のいずれ
に保持してもよい。
【0176】また、情報提供者が情報提供者端末からP
サービスサーバ300ではなく、IPサーバ400に対
してIP情報登録処理を行う場合も、概ね上述した手順
により登録が行われる。
【0177】この場合、Pサービスサーバ300は、予
めIPサーバ400に対して、利用可能なPコードの領
域を割り当てておき、IPサーバ400は、割り当てら
れた領域のPコードの中からPコードを付与することが
でき、IPサーバ400は、付与したPコードとそのテ
ーブル情報を最終的にPサービスサーバ300へ転送す
ることにより、広告情報登録処理を行うことができる。
【0178】以上により、全ての広告情報登録処理が終
了する。
【0179】<Pコード発番処理>次に、図19Aのス
テップS1911、S1912、S1914で示される
Pコードの発番処理について説明する。
【0180】図75は、ステップS1911に示される
個人用Pコードの発番手順を説明するフローチャートで
ある。
【0181】ユーザ情報登録を行うと、上述したGUI
に従った手順によりユーザの携帯電話番号、電話番号、
FAX番号のいずれかが入力される。個人用Pコードの
場合、これら入力された番号のうちの一つがPコードの
番号部(Pコード番号)に用いられることになる。本実
施形態では、携帯電話番号、電話番号、FAX番号の順
に優先順位が与えられている。従って、複数の番号がユ
ーザによって入力されていた場合には、Pコードの番号
部に用いられる番号はこの優先順位に従って決定され
る。例えば、携帯電話番号と、電話番号が入力されてい
た場合には、優先順位の高い携帯電話番号がPコードの
発番に用いられる。
【0182】携帯電話番号が入力されていた場合、処理
はステップS7501からステップS7504へ進み、
携帯電話番号を抽出する。また、携帯電話番号が入力さ
れておらず、電話番号が入力されていた場合は、ステッ
プS7502からステップS7505へ進み、当該電話
番号が抽出される。更に、FAX番号のみが入力されて
いた場合は、ステップS7503からステップS750
6へ進み、当該FAX番号を抽出する。携帯電話番号、
電話番号、FAX番号のいずれも入力されていない場合
は、ステップS7509のエラー処理へ進み、ユーザに
携帯電話番号、電話番号、FAX番号の少なくともいず
れかを入力するよう促す。
【0183】さて、ステップS7504〜S7506の
いずれかにおいて番号が抽出されると、ステップS75
07において抽出された番号が、使用済みの個人用Pコ
ードと重複していないかをチェックする。重複している
場合は、ステップS7509へ進み、その旨を通知す
る。一方、抽出された番号が個人用Pコード内でユニー
クであったならば、ステップS7507からステップS
7508へ進み、当該抽出された番号をPコードの番号
部に決定して、当該ユーザにPコードを割り当てる。
【0184】以上のようにして、個人用Pコードはユー
ザの携帯電話番号、電話番号、FAX番号に基づいて決
定される。
【0185】次に、図19AのステップS1912によ
るIP用Pコードの発番について説明する。IP用Pコ
ードは、Pサービスサーバ300で発番される場合と、
IPサーバ400で発番される場合がある。
【0186】IPサーバ400で発番する場合は、予め
IPサーバに割り当てられたサイト番号(エクスターナ
ルコード)にインターナルコードを接続してPコードを
生成する。すなわち、各IPサーバは、Pサービスサー
バ300から割り当てられたサイト番号(エクスターナ
ルコード、図18を参照)を有する。そして、IP情報
の登録要求に応じてIPサーバ400がインターナルコ
ードを割り当て、エクスターナルコードとインターナル
コードを連結することで一つのPコードを得る。従っ
て、以下では、まず、IPサーバへのエクスターナルコ
ードの割り当て処理を説明し、その後、IP用Pコード
の発番処理を説明することにする。
【0187】図76はPサービスサーバ300が他のサ
イトにPコードのエクスターナルコードを割り当てる手
順を説明するフローチャートである。
【0188】ステップS7601において、サイトより
Pコード要求を受信すると、ステップS7602におい
てサイト規模を決定する(IPサーバからの規模の要求
に応じて決定される)。サイト規模が決定すると、図1
8の第17ビットから第20ビットの4ビットが決定す
る(コードの割り当て対象が外部サーバであるから第1
7ビット(サーバ識別ビット)は当然「0」となる)。
次に、ステップS7603において、ステップS760
2において決定されたサイト規模に応じて決まるエクス
ターナルコード部分のコード値を決定する。例えば、サ
イト規模が中規模であった場合は、図18に示されるよ
うに、第21ビットから第36ビットがエクスターナル
コード用のビットとなり、16ビットで表されるコード
値が決定されるのである。ここで決定されるコード値
は、もちろんその時点で他のサイトに割り当てられてい
ないコードである。
【0189】図77は本実施形態で用いるPコード使用
登録テーブルのデータ構成を示す図である。このPコー
ド使用登録テーブルはPサービスサーバ300によって
保持されるものであり、図示のように、極小規模、小規
模、中規模、大規模、極大規模の各サイト規模毎に、既
にサイト(IPサーバ)に割り当てられたエクスターナ
ルコードとサイトのURLとを対応付けて登録してあ
る。上記ステップS7603ではこのPコード使用登録
テーブルを参照して、未使用のエクスターナルコードを
検出し、割り当てるべきエクスターナルコードに決定す
る。ここで、エクスターナルコードと対応づけて登録す
る情報は、IPサーバ内の情報を格納しているデータベ
ースを特定し得る情報、すなわちデータベースの識別情
報(アドレス)であればよく、URLに限るものではな
い。これはシステムにおいてPコードの指定に対して提
供する情報が、Web上に置かれたものでない場合もあ
るからである。
【0190】ステップS7604では、以上のステップ
S7602とステップS7603において決定された値
をエクスターナルコードとしてPコード要求元のサイト
へ通知する。こうして、Pコードを要求したサイトはP
サービスサーバ300よりPコード(エクスターナルコ
ード)を受け取り、サイト規模に応じた個別情報ID用
ビット(インターナルコード)を用いて、IP情報に対
するPコードの発番を行えるようになる。
【0191】ステップS7605では、図77に示した
Pコード使用登録テーブルを更新する。即ち、ステップ
S7602とステップS7603において決定した値と
Pコード要求元のサイトのURLを対応付けて、図77
に示すPコード使用登録テーブルに登録する。なお、後
にPサービス端末200からIP用Pコードが指定され
た場合には、Pサービスサーバ300はこのPコード使
用登録テーブルを参照することにより、当該指定された
Pコードをどのサイトへ通知して情報を得ればよいかを
知ることができる。
【0192】次に、IP情報の登録要求を受けたサーバ
(PサービスサーバもしくはIPサーバ)におけるPコ
ードの発番処理を説明する。以下の処理例では、各Pコ
ードの有効期限を登録したPコード使用テーブルを用い
てPコードの発番を行う。
【0193】図78はPコード使用テーブルのデータ構
成を示す図である。各IPサーバは図78に示されるよ
うなPコード使用テーブルを保持して、Pコード発番時
にこれを参照する。Pコード使用テーブルには、Pコー
ドの番号部(IPサーバであればエクスターナルコード
とインターナルコードを接合した番号、Pサービスサー
バ300であれば第17〜55ビットで表わされる番
号)と、当該コードの有効期限が登録されている。な
お、コードの有効期限は、図7のIP情報登録テーブル
311に示される「コードの有効期限」と同一のデータ
である。コードの有効期限には、IP情報登録時に、情
報提供者が図47のGUIにて設定した日付が登録され
ている。或いは、IP情報登録において情報提供者が設
定した情報の有効期限から所定の期間後の期日、例えば
3ヶ月後が自動的に設定される。このようにすること
で、Pコードの未使用期間が与えられることになり、あ
る日を境に同一のPコードが割り当てられた内容が大き
く変化してしまうような不具合を避けることができる。
なお、一つのサイトにおいてエクスターナルコードは共
通であるから、Pコード使用テーブルの「Pコードの番
号部」の欄には、インターナルコードのみを記録するよ
うにしてもよいであろう。
【0194】Pサービスサーバ300においては、Pコ
ードの番号部は識別ビットと39ビットのコード部とで
構成されるので、「Pコードの番号部」の欄には、この
39ビットで表されるコードを登録すればよい。図79
はIP用コードの発番処理を説明するフローチャートで
ある。IP情報の登録要求を受けて図19Aのステップ
S1912が実行されると、まず、ステップS7901
において、上述のPコード使用テーブルを参照して、当
該サーバにおいて使用可能なPコードを検出する。ステ
ップS7902では、使用可能なPコードの中から1つ
のPコードを決定してこれを当該IP情報に割り当て
る。ここで、IPサーバがPコードを割り当てる場合
は、上述したPコード使用テーブルを検索して未使用の
インターナルコードを獲得し、これと当該IPサーバの
エクスターナルコード、クラス分類コード(サイト規模
を示すコード)及びサーバ識別ビット(=0)とを連結
して情報に付与すべく発番するPコードを決定する。一
方、Pサービスサーバ300がPコードを割り当てる場
合は、図18に示すように、識別ビット(第17ビット
=1)に39ビットの未使用コードを接続することでP
コードを得る。なお、未使用のPコードとは、「コード
の有効期限」が切れているものであるが、この未使用の
判断は、発番の時点で、テーブルに格納されているコー
ドの有効期限が過ぎているPコードを検索してもよい
し、或いは、常に年、月、日等の時間情報とテーブル内
のコードの有効期限とを比較し、コードの有効期限を過
ぎた時点で未使用識別子をテーブル内に格納するように
してもよい。
【0195】次に、ステップS7903において、当該
サーバ内のPコード使用テーブルを更新する。即ち、新
たに割り当てたPコードとそのPコードの有効期限をI
P情報登録時に指定された期限にセットする、或いは、
情報提供者により設定された当該IP情報の所定期間後
(例えば3ヶ月後等)にセットする。
【0196】以上のようにしてIP用Pコードが発番さ
れる。なお、IP用Pコードの発番時にはコードの有効
期限が参照されるが、指定されたIP用Pコードに対応
する情報の取り出しに際しては、現時点が当該Pコード
のIP情報登録テーブル311(図7)に登録された
「掲載開始日」と「情報の有効期限」との範囲にあるか
がチェックされることになる。
【0197】なお、本例では、発番処理を高速に行うた
めに図78に示すようなテーブルを用意するが、図7に
示すようなIP情報登録テーブル311にコードの有効
期限が登録されているので、これを参照して発番するよ
うにしてもよいことは明らかであろう。また、例えば、
当該サーバ内で使用可能なIPコードを情報登録用に仮
発番し、IP情報登録テーブルに登録されているコード
の有効期限を参照して仮発番したコードが使用可能かど
うかを判定するようにしてもよい。この場合、仮発番さ
れた発番の時点(年、月、日等)がコードの有効期限内
であるか否かを判断し、コードの有効期限を過ぎている
と判断される場合には当該IP用コードの発番を禁止し
て、異なるIP用コードの仮発番と、先の判断とを、最
終的にIP用Pコードが発番されるまで繰り返す。
【0198】なお、広告情報に対するPコードの発番S
1914は基本的にIP情報に対するPコードの発番方
法と同様である。
【0199】<電子メール情報のPコード発番処理>次
に、図80、81を用いてメールサーバ600に電子メ
ールが送付されたときのPコード発番方法について説明
する。
【0200】図80はメールサーバ600に電子メール
が送付されたときのメールサーバ600の処理内容を表
すフローチャートである。
【0201】メールサーバ600に電子メールが送付さ
れると、メール送受信プログラム605がその電子メー
ルを受け取り、メール送付先判断プログラム606を起
動し、受信された電子メールを携帯端末ネット接続サー
ビス120を経由して携帯端末500に送付するか、そ
れともPサービスサーバ300に送付するかを判定す
る。
【0202】メール送付先判断プログラム606は、ま
ずステップS8001にて受信された電子メールがメー
ル受信者の携帯端末でそのまま表示できるか否かを判定
する。判定は電子メールのContent-Typeやメールテキス
トのバイト数を元に行われる。Content-Typeがmultipar
tであるものやテキストのバイト数が1024バイト以
上であるものはそのまま携帯端末では表示できないと判
断する。
【0203】ステップS8001にてそのまま携帯端末
で表示可能と判断された場合にはステップS8002に
て携帯端末へのメールを行う。メールの送信はメール送
受信プログラム605にて行われる。
【0204】ステップS8001にてそのまま携帯端末
で表示不可能と判断された場合にはステップS8003
にて受信された電子メールのヘッダよりTO:、CC:
及びBCC:の項目を解析し送付先メールアドレスを取
得する。
【0205】以下ステップS8004からステップS8
010の処理は取得された個々のメールアドレスそれぞ
れについて行われる処理である。
【0206】ステップS8004にてメールサーバ60
0のメール送付先判断プログラム606は通信部604
を介してPサービスサーバ300に送付先メールアドレ
スを送信する。Pサービスサーバでは、ユーザ情報テー
ブル313のMailサービス用情報の対象メールアド
レスにメールサーバ600より送信されたメールアドレ
スがあるか否か検索を行い、検索された場合にはユーザ
情報テーブル313よりユーザのPコードを返し、検索
されなかった場合0を返す。
【0207】Pサービスサーバ300からユーザのPコ
ードが返された場合、メールサーバ600は受信メール
の送付先はPサービスのメールサービス利用者であると
判断し、ステップS8005に進む。Pサービスサーバ
600から0が返された場合、ステップS8007に進
む。
【0208】ステップS8005にて、メールサーバ6
00はPサービスサーバ300に対して受信メールとス
テップS8004でPサービスサーバ300から得られ
たユーザのPコードを転送する。Pサービスサーバ30
0では受信メールを受け取ると、その内容を解析、分解
しPサービスサーバで保管できる内容か否かを判定し、
保管できる内容ならPコードの発番を行い、そのコード
をメールサーバに返す。また、保管できない内容ならコ
ード0をメールサーバに返す。この処理は図81を用い
て後述する。
【0209】ステップS8006にて、メールサーバ6
00はステップS8005でPサービスサーバ300か
ら返されたコードを解析し、コードが0ならステップS
8007に進み、コードが0でなければステップS80
08に進む。
【0210】ステップS8007はPサービスサーバ3
00にメールデータを登録できなかったときのメールサ
ーバ600の処理である。この場合、受信メールの内容
から携帯端末500で表示できない情報はカットされ、
その後ステップS8002にてメール送信を行う。
【0211】ステップS8008にてメールサーバはユ
ーザに通知メールを出すかどうかの判定を行う。ステッ
プS8006にてPサービスサーバ300より送信され
たPコードをPサービスサーバ300に渡すことによ
り、Pサービスサーバ300内のユーザ情報テーブル3
13のメールサービス用情報から通知フラグを取得す
る。ユーザに通知を行う場合にはステップS8009に
進み、通知を行わない場合には処理を終了する。
【0212】ステップS8009にてメールサーバ60
0はPサービスサーバ300より通知メールの内容を取
得する。ステップS8006にてPサービスサーバ30
0より送信されたPコードをPサービスサーバ300に
渡すことにより、メールサービス用Pコードテーブル3
14から、該当Pコードに対応する通知メールの内容を
取得する。
【0213】ステップS8010にてメールサーバ60
0はメール送受信プログラム605を介してステップS
8009で取得した通知メールを送信する。
【0214】図81はメールサーバ600からPサービ
スサーバ300にユーザPコードとメール情報が転送さ
れたときのPサービスサーバ300の処理を示すフロー
チャートである。
【0215】ステップS8101にてメールサーバ60
0より送付されたユーザPコードから、そのユーザに関
するユーザ情報テーブル313を取得する。
【0216】ステップS8102にてメールサーバに返
すCodeを‘0’で初期化する。
【0217】ステップS8103にてユーザ情報テーブ
ル313より登録されているメールの個数(M)を取得
し、メール登録のための空き領域があるか判定する。本
実施例では各サービスに対して割り当てられるサブコー
ドの上限を31に決めているので、M<31であれば空
き領域があると判定し、そうでなければ空き領域がない
と判定する。空き領域があればステップS8104に進
み、空き領域がなければ処理を終了してCodeをメー
ルサーバ600に返す。
【0218】ステップS8104にてメールサーバ60
0より送付されたメール情報のContent−Typ
eがmultipartである場合、boundary
を用いてメールを個々の部分に分割する。更に、Con
tent−Transfer−Encodeingによ
って与えられているエンコード(通常Base64やu
uencode等)をデコードし添付ファイルを復元す
る。メールが分割された場合には分割された個数をNと
する。(分割されなかった場合はN=1とする。)ステ
ップS8105にてファイル数を数える作業変数をco
unt=1として初期化する。
【0219】以下ステップS8106からステップS8
111の処理は分割されたファイルの数だけ行われるこ
とになる。
【0220】ステップS8106にてファイルを分類す
る。分類はワープロ文書、画像ファイル、テキストファ
イル、その他として分類する。携帯端末500に送付し
きれない文字数のメール本文を含んだメールに関しては
メール本文はテキストファイルとして分類する。ここ
で、その他に分類されたものに関しては本サービスの処
理対象外としステップS8110にて次のファイルを探
す処理に進む。分類で画像、ワープロ文書、テキストフ
ァイルと判定された場合にはステップS8107に進
む。
【0221】ステップS8107では現在登録しようと
しているファイルがPサービス端末200から印刷可能
であるかどうかの判定を行う。まず、ユーザ情報テーブ
ル313よりMailサービス用情報のサービスタイプ
を取得する。ここには図34でユーザ登録時に設定され
たメールサービスの使用形態が登録されている。現在登
録しようとしているファイルの種類に応じてユーザがそ
のファイルを印刷する設定をしている場合、Pサービス
サーバ300内にそのファイルを開き、印刷処理するこ
との出来るアプリケーションプログラムがあるかどうか
を探す。アプリケーションプログラムが見つかればその
ファイルをプリントできると判定し、ステップS810
8に進む。それ以外の場合、ステップS8110に進
む。
【0222】ステップS8108にてcodeにユーザ
Pコードにサブコード(M+1)を追加したコード(P
コード#サブコード)を設定する。
【0223】ステップS8109にてメールサービス用
Pコードテーブル314のサブコードM+1の領域にフ
ァイルを登録し、実体ファイル情報のファイルの数を1
加算する。また、Mailプロパティがまだ設定されて
いなければメールヘッダより必要な項目(Subjec
t、From、Date)を抽出し登録する。
【0224】ステップS8110にてcount=Nか
どうかを判定する。count=Nなら全ての分割ファ
イルに関して登録処理が終わったことになり、ステップ
S8112に進む。
【0225】count=NでなければステップS81
11にてcountを1加算し次の分割ファイルを取得
してステップS8106に戻る。
【0226】ステップS8112にてcode=‘0’
か判定する。code=‘0’ならメール情報は登録さ
れなかったことになり、そうでなければステップS81
13にてユーザ情報テーブル313のMailサービス
用情報からMailの個数を1加算する。
【0227】ステップS8114では、メールサービス
用Pコードテーブル314に情報が登録された場合、か
つユーザ情報テーブル313の通知フラグで、ユーザへ
の通知を行うことになっている場合通知用のメール文章
を作成し、メールサービス用Pコードテーブルに登録す
る。
【0228】このメール文章は送信者、送信日時、及び
この情報を引出すためのPコードを記載したテキストで
あり、携帯端末で受信されると図90のように表示され
る。以上でメールサーバ600に対してcodeを返す
ことによってPサービスサーバ300へのメールの登録
を終了する。
【0229】また、本実施の形態ではPサービスサーバ
300にて通知メールを作成し、その情報を保存するこ
ととしているが、Pサービスサーバ300から通知する
べき情報をメールサーバ600に返し、その情報を含ん
だ通知メールをメールサーバ600が発行することも可
能であることは言うまでもない。
【0230】<ユーザへのPコード通知>次にユーザへ
のPコードの通知方法について説明する。
【0231】受信サービスに第3者がデータの登録を行
った場合、受信サービスのデータが印刷データとしてP
サービス端末200によって受け取られた場合、受信サ
ービスのデータが印刷される前に有効期限切れになる場
合、及び携帯端末500で受信しきれない電子メールが
到着した場合にはユーザにPコードが通知される。
【0232】受信サービスにデータが登録されたときに
は、携帯端末500に対して図82に示される情報が通
知される。
【0233】画面8201は携帯端末500における受
信サービスの通知画面である。8202は受信サービス
に受信された情報に対するPコードを表示している。不
図示のカーソルを8203に示される[印刷端末指定]
に置いて、8204に示される[選択]を実行する事に
より、受信された印刷情報をユーザの指定したPサービ
ス端末200に先送りしておくことができる。これを実
行すると図83で示される印刷先端末指定画面が表示さ
れる。
【0234】8205に示される[戻る]を実行すると
受信通知画面を表示する前の状態、例えば携帯端末のメ
ーラーのメール一覧表示等に戻る。
【0235】図83で示される画面8301は携帯端末
500における印刷先端末指定の初期画面である。83
02(a〜e)に示されるのは、印刷先端末の検索方法
であり、いずれかに不図示のカーソルを置いて、830
3の[選択]を実行することにより検索方法の指定が行
える。検索方法には例えば店舗の電話番号から、住所か
ら、地図から、最寄の駅・交差点から、等があり、他に
も現在携帯端末のいる位置を自動的に測定して最寄の端
末を検索する方法等が考えられる。8304に示される
[戻る]を実行すると以前に表示されていた画面、例え
ば通知画面8201等に戻る。
【0236】図84に示される画面8401は印刷先端
末の検索結果を示す画面であり、8402(a〜c)に
示されるのは検索結果の印刷先端末の住所である。結果
は他にも店名等識別しやすいもので表示することも考え
られる。8402(a〜c)に示される検索結果のいず
れかに不図示のカーソルを置いて、8403の[選択]
を実行することにより印刷先端末が指定され、図85で
示される印刷先端末の確認画面8501が表示される。
8404に示される[戻る]を実行すると以前に表示さ
れていた画面、例えば検索画面等に戻る。
【0237】図85の画面8501において、8502
に示される印刷先として指定するに不図示のカーソルを
置いて、8504の[選択]を実行することにより印刷
先端末の指定が確認され、図86の先送り確認画面86
01が表示される。8503に示される[位置を確認す
る]に不図示のカーソルを置いて、8504の[選択]
を実行することにより端末への案内図等が表示される。
8505に示される[戻る]を実行すると以前に表示さ
れていた画面、例えば印刷先端末の検索結果の画面84
01等に戻る。
【0238】図86の画面8601は印刷先端末に先送
りを行う確認の画面である。8602に示される[了
解]に不図示のカーソルを置いて、8603の[選択]
を実行することにより指定された印刷先端末に先送りが
行われる。8604に示される[戻る]を実行すると以
前に表示されていた画面、例えば印刷先端末の確認画面
8501等に戻る。
【0239】Pサービス端末200に先送りされた受信
サービスのデータが印刷データとしてユーザの指定した
Pサービス端末200によって受領された場合、受領し
たPサービス端末200もしくはPサービスサーバー3
00から携帯端末500に対して図87に示される情報
が通知される。
【0240】図87に示される画面8701は携帯端末
500における印刷データの受領通知画面である。87
02に示される[印刷先端末指定]に不図示のカーソル
を置いて、8704の[選択]を実行することにより図
83で示される印刷先端末指定画面8301が表示さ
れ、以下上述の手順により同様に印刷先端末の変更を行
うことができる。8703に示される[印刷取消し]に
不図示のカーソルを置いて、8704の[選択]を実行
することによりユーザーによって指定されていた印刷先
端末の指定および印刷データの先送りを取り消すことが
出来る。8705に示される[戻る]を実行すると受領
通知画面を表示する前の状態、例えば携帯端末のメーラ
ーのメール一覧表示等に戻る。
【0241】受信サービスのデータが印刷される前に有
効期限切れになる場合、携帯端末500に対して図88
に示される情報が通知される。
【0242】図88に示される画面8801は携帯端末
500における受信サービスのデータの有効期限の通知
画面である。8802に示されるのは印刷をしないまま
有効期限を迎えつつある受信データのPコードの表示で
ある。8802に示されるPコードに不図示のカーソル
を置いて、8803の[選択]を実行することにより図
89のPコード情報画面が表示される。8804に示さ
れる[戻る]を実行すると有効期限通知画面を表示する
前の状態、例えば携帯端末のメーラーのメール一覧表示
等に戻る。
【0243】図89の画面8901はPコード情報画面
である。8902に示されるのは印刷先端末の指定であ
り、これに不図示のカーソルを置いて、8904の[選
択]を実行することにより図83で示される印刷先端末
指定画面8301が表示され、同様に印刷先端末の変更
を行うことができる。8903に示される[印刷取消
し]に不図示のカーソルを置いて、8904の[選択]
を実行することによりユーザーによって指定されていた
印刷先端末の指定および印刷データの先送りを取り消す
ことが出来る。8905に示される[戻る]を実行する
とPコード情報画面を表示する前の状態、例えば受信サ
ービスのデータの有効期限の通知画面8801等に戻
る。
【0244】図90の画面9001は携帯端末で表示し
きれないメールが到着したことを示す通知画面である。
9002はメールサービスに保管された情報に対するP
コードを表示している。不図示のカーソルを9003に
示される[印刷端末指定]に置いて、9004に示され
る[選択]を実行する事により、受信された印刷情報を
ユーザの指定したPサービス端末200に先送りしてお
くことができる。これを実行すると図83で示される印
刷先端末指定画面が表示される。9005に示される
[戻る]を実行すると受信通知画面を表示する前の状
態、例えば携帯端末のメーラーのメール一覧表示等に戻
る。
【0245】図91は受信サービスに情報が登録された
ときの送付先ユーザへの通知方法を示したフローであ
る。情報の登録フローについては後述し、ここでは通知
に関してのみ説明する。また、メールサービス時の通知
メールの送付については、通知の可否は図80で説明し
たことと、通知先の取得は受信サービスと同じであるの
で説明を省略する。
【0246】ステップS9101にてPサービスサーバ
300は通知するユーザのユーザ情報(図9)を取得す
る。ステップS9102にてPサービスサーバ300は
図9に示すユーザ情報テーブル内の通知先を検索し、通
知先が定義されているかどうかを判定する。通知先が定
義されていなかった場合には通知処理を終了する。通知
先が定義されていた場合にはステップS9103にてP
サービスサーバ300は送付先ユーザの通知先を取得す
る。ステップS9104にてPサービスサーバ300は
図9に示すユーザ情報テーブルより標準出力先情報を取
得する。出力先が指定されている場合、ステップS91
05にて出力先に指定されているPサービス端末200
に送付先ユーザの通知先を転送する。ステップ9106
にてPサービス端末200はPサービスサーバ300よ
り転送された通知先にデータの登録が終了した事を通知
する。ステップS9104にて標準出力先が定義されて
いなかった場合にはPサービスサーバ300はPサービ
スサーバ300内に情報が登録された事を通知先に対し
て通知する。
【0247】図92はPサービス端末200から有効期
限切れをユーザに通知する方法を示したフローである。
この処理は全てのPサービス端末200について毎日一
定時刻になると行われる。
【0248】ステップS9201にてPサービス端末2
00は図2cに示すローカル端末の持つテーブルからP
コード情報を取得する。ステップS9202にてPコー
ド情報が通知先指定されているか判定する。通知先指定
されていない場合にはステップS9207に移る。通知
先指定されている場合にはステップS9203にてPサ
ービス端末200はそのPコード情報の印刷ステータス
が0であるか判定する。印刷ステータスは情報が登録さ
れた時点では0であり、その後印刷されるたびに1加算
される。つまり印刷ステータスが0というのはこの情報
が登録されてから1度も印刷されていない事を示す。印
刷ステータスが0でなければステップS9207に移
る。印刷ステータスが0の場合、ステップS9204に
てPサービス端末200はこの情報の有効期限が2日後
になっているか判定する。有効期限が2日後でなけれ
ば、ステップS9207に移る。有効期限が2日後の場
合、ステップS9205にてPサービス端末200はこ
のPコード情報の通知先を取得する。更にステップS9
206にてPサービス端末200は取得された通知先に
対して情報の有効期限が迫っている事を通知する。ステ
ップ9207にて次のPコード情報があるか判定する。
次の情報があればステップS9201に戻り、その情報
を取得する。次の情報がなければ処理を終了する。
【0249】図93はPサービスサーバ300から有効
期限切れをユーザに通知する方法を示したフローであ
る。この処理はPサービスサーバ300に登録されてい
る全てのユーザ情報テーブルに対して毎日一定時刻にな
ると行われる。
【0250】ステップS9301にてPサービスサーバ
300は図9に示すユーザ情報テーブルを取得する。ス
テップS9302にてPサービスサーバ300はユーザ
情報テーブル内の受信サービスのレコードを検索する。
レコードがなければこのユーザは受信サービスを使用し
ていないとみなし、処理を終了する。受信サービスのレ
コードがあれば、ステップS9303にてPサービスサ
ーバ300はこのユーザが通知指定を行っているか判定
する。通知指定を行っていないユーザに対しては処理を
終了する。通知指定を行っているユーザの場合、ステッ
プS9304にてこのユーザが出力先指定を行っている
か判定する。出力先指定を行っている場合、有効期限切
れの通知はPサービス端末200が行うので、処理を終
了する。出力先指定がない場合、ステップS9305に
てPサービスサーバ300は受信データがあるか判定す
る。受信データがなければ処理を終了する。受信データ
がある場合、ステップS9306にてPサービスサーバ
300は受信データを取得する。ステップS9307に
てPサービスサーバ300は取得された受信データの印
刷ステータスが0か判定する。印刷ステータスは情報が
登録された時点では0であり、その後印刷されるたびに
1加算される。つまり印刷ステータスが0というのはこ
の情報が登録されてから1度も印刷されていない事を示
す。印刷ステータスが0でなければステップS9311
に移る。印刷ステータスが0の場合、ステップS930
8にてPサービスサーバ300はこの情報の有効期限が
2日後になっているか判定する。有効期限が2日後でな
ければ、ステップS9311に移る。有効期限が2日後
の場合、ステップS9309にてPサービスサーバ30
0はこのPコード情報の通知先を取得する。更にステッ
プS9310にてPサービスサーバ300は取得された
通知先に対して情報の有効期限が迫っている事を通知す
る。ステップS9311にて次の受信サービスの情報が
あるか判定する。次の情報があればステップS9306
に戻り、その情報を取得する。次の情報がなければ処理
を終了する。
【0251】次に情報通知時に携帯端末500で出力先
の変更を行った場合の処理を、図94を用い説明する。
ここでは受信サービスでの出力先の変更処理を説明して
いるが、メールサービスの場合も同様である。尚、本実
施例におけるメールサービスの場合、情報の有効期限は
送信日時から1ヶ月である。
【0252】S9401にてPサービスサーバ300は
出力先を変更するPコードを取得する。この情報は携帯
端末500より通知される。ステップS9402にてP
サービスサーバ300は図12に示される受信サービス
用Pコードテーブルから印刷情報の送られている端末I
Dを取得する。ステップS9403にてPサービスサー
バ300は前記端末IDで示されるPサービス端末20
0に対して前記Pコードで示される印刷情報の削除要求
を通知し、Pサービス端末200はPサービスサーバ3
00からの要求に応じて図2cで示される該当Pコード
情報を208aに示すディスクユニット内の先読み印刷
データ登録部から削除する。ステップS9404にてP
サービスサーバ300は図12に示す受信サービス用P
コードテーブルから該当Pコードの端末IDに変更先端
末IDを登録する。この情報は携帯端末500より通知
される。ステップS9405にてPサービスサーバ30
0は新たに指定されたPサービス端末200に対して前
記Pコード情報の印刷情報、及び有効期限や通知先を示
すプロパティを送付する。Pサービス端末200はPサ
ービスサーバ300から送付されたPコード情報を20
8aに示すディスクユニット内の先読み印刷データ登録
部に登録する。この時図2cに示すテーブルが作成さ
れ、印刷ステータスには0が登録される。ステップS9
406にてPサービス端末200は図2cに登録されて
いる通知先に対して情報が転送された事を通知する。
【0253】<各種サービスの説明>次に、ステップS
1916の情報取得処理(以下、情報サービスとす
る)、ステップS1917のメールデータ取得処理(以
下、メールサービスとする)、ステップS1918のパ
ーソナル情報取得処理(以下、パーソナル情報サービス
とする)、ステップS1919の受信データの取得処理
(以下、受信サービス(登録された情報の受信)とす
る)、ステップS1920の配信データの取得処理(以
下、配信サービス(登録された情報の受信)とする)、
ステップS1921の配信用情報の登録処理(以下、配
信サービス(情報の登録)とする)の詳細及び各処理を
実行する場合のPサービス端末200のタッチパネル2
04上に表示される表示画面例について説明する。
【0254】まず、各種サービスを実行するための初期
画面について、図95を用いて説明する。
【0255】図95において、初期画面9501内に
は、ボタン9502〜ボタン9505が配置されてい
る。これらのボタンの内、情報サービス、メールサービ
ス、パーソナル情報サービス、受信サービス(登録され
た情報の受信)、配信サービス(登録された情報の受
信)を行う場合には、ボタン9502〜ボタン9504
のいずれかを用いて各サービスを実行するためのPコー
ドを入力する。ボタン9502は、タッチパネル204
を用いてPコードを入力する場合に押下する。ボタン9
503は、携帯端末500を用いてPコードを入力する
場合に押下する。ボタン9504は、バーコードリーダ
207を用いてPコードを入力する場合に押下する。ボ
タン9505は、後述する受信サービス(情報の登
録)、配信サービス(情報の登録)を行う場合に押下す
る。
【0256】初期画面9501内のボタン9502が押
下されると、図96に示す画面9601を表示する。
【0257】画面9601は、Pコードの入力画面であ
り、情報サービス、メールサービス、配信サービス(登
録された情報の受信)、パーソナル情報サービス等の各
種サービスを実行するためのPコードを入力する。
【0258】画面9601において、9602はテンキ
ー群であり、このテンキー群9602の各テンキーを用
いて所望のPコードを入力する。入力されたPコード
は、領域9603に表示される。そして、入力が完了
し、入力されたPコードを了解する場合にはボタン96
04を押下する。また、入力されたPコードを取り消す
場合にはボタン9605を押下し、領域9603に表示
されたPコードを消去する。また、入力されたPコード
を訂正する場合にはボタン9606を押下し、領域96
03上にカーソル(不図示)を用いて訂正対象のPコー
ドを訂正する。ボタン9607は、海外の情報に関する
Pコードを入力する場合に押下する。
【0259】ボタン9604が押下されると、入力され
たPコードの構成を判定し、その判定結果に基づいて、
情報サービス、メールサービス、配信サービス(登録さ
れた情報の受信)、パーソナル情報サービス等の各種サ
ービスを実行するための画面、あるいは図97に示す画
面9701を表示する。また、入力されたPコードの有
効期限が切れている場合には、その旨を示す画面(不図
示)を表示する。
【0260】図97の画面9701には、パスワードを
入力するためのテンキー群9702と、ボタン9704
〜9706が配置されている。また、領域9703に
は、パスワードの入力に応じて*印が表示される。
【0261】パスワードの入力が完了した後に、ボタン
9704を押下すると、図96の画面9601で入力さ
れたPコードの構成の判定結果に基づいて、情報サービ
ス、メールサービス、受信サービス(登録された情報の
受信)、配信サービス(登録された情報の受信)、パー
ソナル情報サービスの各種サービスを実行するための画
面が表示される。尚、本実施形態では、入力されたPコ
ードに4桁毎に区切られたハイフンがないPコードを
「電話番号」と判定する。
【0262】判定の結果、入力されたPコードが電話番
号(#付)である場合、メールサービス/を実行するた
めの画面を表示する。この画面の詳細については、後述
する。
【0263】また、入力されたPコードが電話番号(−
付)である場合、配信サービス(登録された情報の受
信)を実行するための画面を表示する。
【0264】また、入力されたPコードが非電話番号で
ある場合、情報サービスを実行するための画面を表示す
る。
【0265】また、入力されたPコードが電話番号(#
#付)である場合、パーソナル情報サービスを実行する
ための画面を表示する。
【0266】また、入力されたPコードが電話番号(−
−付)である場合、受信サービス(登録された情報の受
信)を実行するための画面を表示する。
【0267】一方、図95の初期画面9501内のボタ
ン9503が押下されると、図98に示す画面9801
を表示する。
【0268】画面9801は、携帯端末500によるP
コードの入力画面である。入力の完了後、ボタン980
2を押下すると、入力されたPコードの構成を判定し、
その判定結果に基づいて、情報サービス、メールサービ
ス、受信サービス(登録された情報の受信)、配信サー
ビス(登録された情報の受信)、パーソナル情報サービ
スの各種サービスを実行するための画面、あるいは図9
7に示す画面9701を表示する。また、入力されたP
コードの取り消しを行う場合には、ボタン9803を押
下する。また、入力されたPコードの有効期限が切れて
いる場合には、その旨を示す画面(不図示)を表示す
る。
【0269】一方、図95の初期画面9501内のボタ
ン9504が押下されると、図99に示す画面9901
を表示する。
【0270】画面9901は、バーコードリーダ207
によるPコードの入力画面である。入力の完了後、ボタ
ン9902を押下すると、入力されたPコードの構成を
判定し、その判定結果に基づいて、情報サービス、メー
ルサービス、受信サービス(登録された情報の受信)、
配信サービス(登録された情報の受信)、パーソナル情
報サービスの各種サービスを実行するための画面、ある
いは図97に示す画面9701を表示する。また、入力
コードの取り消しを行う場合には、ボタン9903を押
下する。また、入力されたPコードの有効期限が切れて
いる場合には、その旨を示す画面(不図示)を表示す
る。
【0271】次に、入力されたPコードの構成の判定結
果に基づいて表示される画面について説明する。
【0272】まず、入力されたPコードが非電話番号で
ある場合に表示される情報サービスを実行するための画
面について、図100を用いて説明する。
【0273】画面10001では、入力されたPコード
がIP用Pコードである場合に、そのIP用Pコードに
対応する情報の内容を表示するための画面である。具体
的には、領域10003に、Pコードとそれに対応する
情報のタイトル、頁数、印刷料金、印刷条件(本実施形
態では、特に、カラー/白黒の印刷の指定及び印刷の有
無を印刷条件として指定可能であり、それぞれボタン1
0003a〜10003cが用意されている)が表示さ
れる。
【0274】領域10004は、領域10003に表示
される情報を印刷する場合に発生する課金情報を表示す
る領域である。領域10004には、ボタン10005
が配置されており、印刷する情報とあわせて広告を掲載
する場合に押下する。このボタン10005が押下され
ると、広告の掲載条件を設定するための図102に示す
画面を表示する。この画面の詳細については、後述す
る。
【0275】ボタン10006は、印刷対象の情報の印
刷プレビュー表示を実行する場合に押下する。ボタン1
0007は、印刷対象の情報を印刷する場合に押下す
る。ボタン10008は、前画面に戻る場合に押下す
る。ボタン10009は、画面10001の表示で設定
される設定内容を取り消す場合に押下する。ボタン10
002は、Pコードを更に入力する場合に押下し、この
ボタン10002が押下されると、図96の画面960
1を再表示する。
【0276】ボタン10006が押下されると、図10
1に示す画面10101を表示する。
【0277】画面10101において、領域10102
は、印刷対象の情報の内容を表示するプレビュー領域で
ある。ボタン10103は、印刷対象の情報の次頁を表
示する場合に押下する。ボタン10104は、印刷対象
の情報の前頁を表示する場合に押下する。ボタン101
05は、直前の画面(この場合は、図100の画面10
001)に戻る場合に押下する。
【0278】一方、図100の画面10001内のボタ
ン10005が押下されると、図102に示す画面10
201を表示する。
【0279】画面10201は、印刷対象の情報と一緒
に掲載する広告の掲載条件を設定するための画面であ
る。図102に示されるように、画面10201内に
は、掲載条件の設定項目群(本実施形態では、「記事の
空いたスペースに印刷」、「裏面に印刷」、「もう1ペ
ージ印刷」)が表示され、各項目の実行の有無をボタン
群10202で指定することが可能となっている。ボタ
ン10203は、設定した掲載条件を了解する場合に押
下する。ボタン10204は、設定した掲載条件を取り
消す場合に押下する。
【0280】尚、画面10201では、広告の掲載条件
をユーザが設定可能としているが、Pサービスサーバ3
00が、印刷対象の情報を印刷する場合の課金がなくな
るように、印刷対象の情報に対して適切な広告を検索
し、その検索された広告と印刷対象の情報とで構成され
る印刷データを生成するようにしても良い。このPサー
ビスサーバ300による広告検索処理については、後述
する。
【0281】次に、入力されたPコードが電話番号(#
付)である場合に表示されるメールサービス、入力され
たPコードが電話番号(−付)である場合に表示される
配信サービス(登録された情報の受信)を実行するため
の画面について、図103を用いて説明する。ここで
は、メールサービスを実行するための画面について説明
する。
【0282】画面10301は、入力コードが示す個人
用Pコードに対応するユーザのメールの内容を表示する
ための画面である。具体的には、領域10305に、入
力されたPコード内のSuffix(#n、n:0、
1、2、…)とそれに対応するメールのサブジェクト
(Subject)、送信者、頁数、印刷条件(本実施
形態では、特に、カラー/白黒の印刷の指定及び印刷の
有無を印刷条件として指定可能であり、それぞれボタン
10305a〜10305cが用意されている)が表示
される。
【0283】領域10306は、領域10306内の印
刷対象メールの印刷内容を表示する領域である。これに
加えて、上述した図100の画面10001内のボタン
10005を表示して、ユーザがメールと一緒に広告を
掲載することを設定可能としても良いし、印刷対象のメ
ールに対する適切な広告をPサービスサーバ300が検
索するようにしても良い。
【0284】ボタン10307は、印刷対象のメールの
印刷プレビュー表示を実行する場合に押下する。このボ
タン10307が押下された場合、上述した図101の
画面を表示する。ボタン10308は、印刷対象のメー
ルの印刷オプションを設定する場合に押下する。このボ
タン10308が押下されると、印刷オプションを設定
するための図104に示す画面を表示する。この画面の
詳細については、後述する。ボタン10309は、印刷
対象のメールを印刷する場合に押下する。ボタン103
10は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン1031
1は、画面10301の表示で設定される設定内容を取
り消す場合に押下する。
【0285】ボタン10302は、Pサービスサーバ3
00で管理されているメールを全部印刷する場合に押下
する。ボタン10303は、領域10305に表示しき
れないメールの内、Suffixが小さい番号のメール
の内容を表示する場合に押下する。ボタン10304
は、領域10305に表示しきれないメールの内、Su
ffixが大きい番号のメールの内容を表示する場合に
押下する。
【0286】尚、本実施形態では、入力されたPコード
である電話番号に付加されているSuffix(#n)
の番号が「0」の場合には、領域10305に示すよう
に、Suffixの番号に対応するメールを表示可能な
だけ表示する。また、Suffixの番号が「0」以外
の場合には、その番号と一致するSuffixに対応す
るメールを表示する。また、入力されたPコードが電話
番号(−付)である場合に表示される配信サービス(登
録された情報の受信)を実行するための画面の場合は、
領域10305には、配信サービスで登録された情報の
内容が、メールの内容を表示する場合と同様に、Suf
fixの番号に応じて、その表示が制御される。尚、不
図示であるが、メール情報の場合に印刷しなくてもメー
ルを削除できる機能が提供されていることは言うまでも
ない。
【0287】ボタン10308が押下されると、図10
4に示す画面10401を表示する。
【0288】画面10401は、印刷対象のメールの印
刷オプションを設定するための画面である。図104に
示されるように、画面10301内には、印刷オプショ
ンとして設定可能な項目群(本実施形態では、「メール
は同じ紙に続けて印刷」、「できるだけ小さい文字で詰
めて印刷」)が表示され、各項目の実行の有無をボタン
群10402で指定することが可能となっている。ボタ
ン10403は、設定した印刷オプションを了解する場
合に押下する。ボタン10404は、設定した印刷オプ
ションを取り消す場合に押下する。
【0289】次に、入力されたPコードが電話番号(−
−付)である場合に表示される受信サービス(登録され
た情報の受信)を実行するための画面について、図10
5を用いて説明する。
【0290】画面10501は、入力コードが示す個人
用Pコードに対応するユーザの受信データの内容を表示
するための画面である。具体的には、領域10505
に、入力されたPコード内のSuffix(――n、
n:0、1、2、…)とそれに対応する受信箱のタイト
ル、送信者、頁数、印刷条件(本実施形態では、特に、
カラー/白黒の印刷の指定及び印刷の有無を印刷条件と
して指定可能であり、それぞれボタン10505a〜1
0505cが用意されている)が表示される。
【0291】領域10507は、領域10505内の印
刷対象の受信データの印刷内容を表示する領域である。
これに加えて、上述した図100の画面10004内の
ボタン10005を表示して、ユーザが受信データと一
緒に広告を掲載することを設定可能としても良いし、印
刷対象の受信データに対する適切な広告をPサービスサ
ーバ300が検索するようにしても良い。
【0292】ボタン10506は、印刷対象の受信デー
タの印刷プレビュー表示を実行する場合に押下する。こ
のボタン10506が押下された場合、上述した図10
1の画面を表示する。ボタン10508は、印刷対象の
受信データを印刷する場合に押下する。ボタン1050
9は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン10510
は、画面10501の表示で設定される設定内容を取り
消す場合に押下する。
【0293】ボタン10502は、Pサービスサーバ3
00で管理されている受信データを全部印刷する場合に
押下する。ボタン10503は、領域10505に表示
しきれない受信データの内、Suffixが小さい番号
の受信データの内容を表示する場合に押下する。ボタン
10504は、領域10505に表示しきれない受信デ
ータの内、Suffixが大きい番号の受信データの内
容を表示する場合に押下する。
【0294】尚、本実施形態では、入力されたPコード
である電話番号に付加されているSuffix(−−
n)の番号が「0」の場合には、領域10505に示す
ように、Suffixの番号に対応する受信データを表
示可能なだけ表示する。また、Suffixの番号が
「0」以外の場合には、その番号と一致するSuffi
xに対応する受信データを表示する。
【0295】次に、入力されたPコードが電話番号(#
#付)である場合に表示されるパーソナル情報サービス
を実行するための画面について、図106を用いて説明
する。
【0296】画面10601は、入力されたPコードが
示す個人用Pコードである場合に、その個人用Pコード
に対応する情報の内容を表示するための画面である。具
体的には、領域10605に、入力されたPコード内の
Suffix(##m、m:0、1、2、…)とそれに
対応する情報の内容、頁数、印刷の有無を設定するボタ
ン10605a、10605bが表示される。
【0297】領域10606は、領域10605内の印
刷対象の情報の印刷内容を表示する領域である。
【0298】尚、Suffix(##m)で管理される
情報群をフレームと呼ぶ。
【0299】ボタン10607は、フレームを新規に登
録する場合、あるいは登録されているフレームの内容を
変更する場合に押下する。このボタン10607が押下
されると、情報の登録・変更を実行するための図107
に示す画面を表示する。この画面の詳細については、後
述する。ボタン10608は、印刷対象のフレームの印
刷プレビュー表示を実行する場合に押下する。ボタン1
0609は、印刷対象のフレームを印刷する場合に押下
する。ボタン10610は、前画面に戻る場合に押下す
る。ボタン10611は、画面10601の表示で設定
される設定内容を取り消す場合に押下する。
【0300】ボタン10602は、Pサービスサーバ3
00で管理されているフレームを全部印刷する場合に押
下する。ボタン10603は、領域10605に表示し
きれないフレームの内、Suffixが小さい番号のフ
レームの内容を表示する場合に押下する。ボタン106
04は、領域10605に表示しきれないフレームの
内、Suffixが大きい番号のフレームの内容を表示
する場合に押下する。
【0301】尚、本実施形態では、入力されたPコード
である電話番号に付加されているSuffix(##
m)の番号が「0」の場合には、領域10605に示す
ように、Suffixの番号に対応するフレームを表示
可能なだけ表示する。また、Suffixの番号が
「0」以外の場合には、その番号と一致するSuffi
xに対応するフレームを表示する。
【0302】ボタン10607が押下されると、図10
7に示す画面10701を表示する。
【0303】画面10701では、登録あるいは変更対
象のSuffix(##m)を指定するためのテンキー
群10703、入力されたSuffix(##m)を表
示する領域10704が構成されている。特に、新規に
フレームを登録する場合には、ボタン10702を押下
する。ボタン10705は、入力したSuffix(#
#m)を了解する場合に押下する。ボタン10706
は、入力したSuffix(##m)を取り消す場合に
押下する。ボタン10707は、入力したSuffix
(##m)を訂正する場合に押下する。
【0304】ボタン10705あるいはボタン1070
2が押下されると、図108に示す画面10801を表
示する。
【0305】画面10801は、領域10704に入力
されたSuffix(##m)に対応するフレームで管
理されている情報群の内容を表示するための画面であ
る。具体的には、領域10804に、フレームで管理さ
れているPコードとそれに対応する内容、登録の有無を
設定するボタン10804a、10804bが表示され
る。
【0306】ボタン10805は、このフレームに更に
情報(Pコード)を登録する場合に押下する。このボタ
ン10805が押下されると、Pコードを登録するため
の上述した図96の画面を表示する。一方、図107の
ボタン10702が押下された場合には、新規のフレー
ムの登録のため、入力されたSuffix(##m)に
対応するフレームで管理されている情報はなく、領域1
0804は空白表示となる。
【0307】ボタン10806は、フレームで登録する
情報の登録状態を了解する場合に押下する。ボタン10
807は、前画面に戻る場合に押下する。10808
は、画面10801の表示で設定される設定内容を登録
内容を取り消す場合に押下する。
【0308】ボタン10806を押下すると、図109
に示す画面10901を表示する。
【0309】画面10901は、登録したフレームを印
刷する場合に使用する用紙のサイズを設定するための画
面である。10902、10903、10904は、印
刷に使用可能な用紙のサイズを表示する領域であり、ユ
ーザが指定したい用紙のサイズの領域を押下すると、押
下された領域の表示が反転し、指定されたことをユーザ
に対し報知する。ボタン10905、ボタン10906
は、それぞれ使用する用紙の向き(横置、縦置)を設定
するためのボタンである。ボタン10907は、指定し
た印刷に使用する用紙のサイズ及び向きを了解する場合
に押下する。ボタン10908は、前画面に戻る場合に
押下する。ボタン10909は、画面10901の表示
で設定される設定内容を取り消す場合に押下する。
【0310】次に、図95の初期画面9501内のボタ
ン9505が押下された場合に実行される受信サービス
(情報の登録)、配信サービス(情報の登録)を実行す
るための画面について、順に説明する。
【0311】まず、初期画面9501内のボタン950
5が押下されると、図110に示す画面11001を表
示する。
【0312】ボタン11002が押下された場合、配信
サービス(情報の登録)が行われ、図111に示す画面
が表示される。またボタン11003が押下された場合
には受信サービス(情報の登録)が行われ、図119に
示す画面が表示される。またボタン11004が押下さ
れた場合は登録処理は行わず、図95に示す画面950
1に戻る。
【0313】画面11101は、ボタン11002が押
下された場合のPコードの入力画面であり、配信サービ
ス(情報の登録)を実行するためのPコード(ユーザの
電話番号)を入力する。
【0314】画面11101において、11102はテ
ンキー群であり、このテンキー群11102の各テンキ
ーを用いてPコードを入力する。入力されたPコード
は、領域11103に表示される。そして、入力された
Pコードを了解する場合にはボタン11104を押下す
る。また、入力されたPコードを取り消す場合にはボタ
ン11105を押下し、領域11103に表示されたP
コードを消去する。また、入力されたPコードを訂正す
る場合にはボタン11106を押下し、領域11103
上にカーソル(不図示)を用いて訂正対象のPコードを
訂正する。ボタン11107は、海外のPコードを入力
する場合に押下する。
【0315】ボタン11104が押下されると、図11
2に示す画面11201を表示する。但し、入力された
Pコードの有効期限が切れている場合には、その旨を示
す画面(不図示)を表示する。
【0316】画面11201内の各構成要素11202
〜11206及びその機能については、図97の画面9
701内の各構成要素9702〜9706にそれぞれ対
応するので、ここでは説明を省略する。
【0317】図112の画面11201内のボタン11
204が押下されると、図113に示す画面11301
を表示する。
【0318】画面11301は、配信サービス(情報の
登録)における情報の登録方法を選択するための画面で
ある。ボタン11302は、スキャナを使用して情報を
登録する場合に押下する。ボタン11303は、外部機
器を使用して情報を登録する場合に押下する。そして、
どちらかのボタンが押下されると、そのボタンに応じた
画面を表示する。尚、画面の詳細については後述する。
ボタン11304は、前画面に戻る場合に押下する。ボ
タン11305は、情報の登録を取り消す場合に押下す
る。
【0319】ボタン11302が押下されると、図11
4に示す画面11401を表示する。
【0320】画面11401は、ユーザに対し登録対象
の原稿をスキャナ202にセットすることを指示する画
面である。ボタン11402は、セットした原稿を入力
操作を実行する場合に押下する。ボタン11403は、
前画面に戻る場合に押下する。ボタン11404は、セ
ットした原稿の入力操作を取り消す場合に押下する。
【0321】ボタン11402あるいは図113の画面
11301内のボタン11303が押下されると、図1
15に示す画面11501を表示する。
【0322】画面11501は、登録対象の情報を印刷
する場合のプレビューを表示するための画面である。領
域11052は、登録対象の情報のプレビューを表示す
る領域である。ボタン11503は、現在表示されてい
る情報の続きの情報のプレビューを表示する場合に押下
する。ボタン11504は、更に別の情報を登録する場
合に押下し、このボタンが押下されると、図110に示
す画面が再表示される。ボタン11505は、領域11
502に表示された情報の登録を取り消す場合に押下す
る。ボタン11506は、領域11502に表示された
情報を登録する場合に押下する。
【0323】ボタン11506を押下すると、図116
に示す画面11601を表示する。
【0324】画面11601は、登録する情報を他のユ
ーザが印刷する場合に要求するパスワードを設定するた
めの画面である。11602はテンキー群であり、この
テンキー群11602の各テンキーを用いて所望のパス
ワードを入力する。パスワードの入力に応じて、領域1
1603にパスワードが表示される。入力が完了し、入
力されたパスワードを了解する場合にはボタン1160
4を押下する。また、入力されたパスワードを取り消す
場合にはボタン11605を押下する。また、入力され
たパスワードを訂正する場合にはボタン11606を押
下し、領域11603上にカーソル(不図示)を用いて
訂正対象のパスワードを訂正する。
【0325】ボタン11604が押下されると、図11
7に示す画面11701を表示する。
【0326】画面11701は、登録する情報の有効期
限を設定するための画面である。ボタン11702は、
有効期限を明日までにする場合に押下する。ボタン11
703は、有効期限を1週間にする場合に押下する。ボ
タン11704は、有効期限を1ヶ月にする場合に押下
する。ボタン11705は、前画面に戻る場合に押下す
る。ボタン11706は、登録する情報の有効期限の設
定を取り消す場合に押下する。
【0327】ボタン11702、11703、1170
4のいずれかが押下されると、図118に示す画面11
801を表示する。
【0328】画面11801は、登録する情報の登録内
容をユーザに対し確認するための画面である。具体的に
は、領域11802に、登録対象の情報に対応付けられ
るPコード、パスワード、データ量、有効期限が表示さ
れる。ボタン11803は、登録対象の情報の登録内容
を了解する場合に押下する。ボタン11804は、前画
面に戻る場合に押下する。ボタン11805は、登録す
る情報の登録内容を取り消す場合に押下する。登録対象
の情報の登録内容が了解された場合、図9に示すユーザ
情報テーブル313より配信サービス用情報に設定され
ている登録データの個数を1加算し、配信サービス用情
報のPコードリストに登録情報に付加されるPコード
(「電話番号−付加番号」の形式のPコード)を追加す
る。また、図11に示す配信情報用Pコードテーブル3
15に領域11802に表示されている情報が登録され
る。
【0329】図119の画面11901は、ボタン11
003が押下された場合のPコードの入力画面であり、
受信サービス(情報の登録)を実行するための送付先P
コード(送付先ユーザの電話番号)を入力する。
【0330】画面11901において、11902はテ
ンキー群であり、このテンキー群11902の各テンキ
ーを用いてPコードを入力する。入力されたPコード
は、領域11903に表示される。そして、入力された
Pコードを了解する場合にはボタン11904を押下す
る。また、入力されたPコードを取り消す場合にはボタ
ン11905を押下し、領域11903に表示されたP
コードを消去する。また、入力されたPコードを訂正す
る場合にはボタン11906を押下し、領域11903
上にカーソル(不図示)を用いて訂正対象のPコードを
訂正する。ボタン11907は、海外にデータを送付す
るときのPコードを入力する場合に押下する。
【0331】ボタン11904が押下されると、Pサー
ビスサーバ300と通信を行い、送付先Pコードより識
別されるユーザのユーザ情報テーブル313(図9)内
の受信サービス情報にある受信用パスワードが設定され
ている場合には、図112に示す画面11201を表示
する。パスワードが設定されていない場合には図113
に示す画面11301を表示する。
【0332】画面11201内の各構成要素11202
〜11206及びその機能については、図97の画面9
701内の各構成要素9702〜9706にそれぞれ対
応するので、ここでは説明を省略する。
【0333】図112の画面11201内のボタン11
204が押下されると、Pサービスサーバ300と通信
を行い、図9に示す送付先のユーザ情報テーブル313
の受信用パスワードとパスワードの照合を行う。パスワ
ードが合致していた場合には、図113に示す画面11
301を表示する。合致していなかった場合には送信で
きない事を示すメッセージを表示し(不図示)終了す
る。
【0334】図113以降順次図114、図115と表
示されるがその説明は上述されているので省略する。
【0335】図115に示すボタン11506を押下す
ると、図120に示す画面12001を表示する。
【0336】画面12001は送信データに対して送信
者名を入力するための画面である。送信者がPサービス
システムの利用者であればPコード(電話番号)の入力
によって送信者名の入力が省略できる。送信者がPサー
ビスシステムの利用者でない場合には文字入力によって
送信者名を入力する必要がある。
【0337】図120のボタン12002が押下された
場合、図111に示す電話番号の入力画面11101が
表示される。図111の説明は上述してあるので省略す
る。図111のボタン11104が押下された場合には
図117に示す有効期限の設定画面11701を表示す
る。
【0338】図120のボタン12003が押下された
場合、図121に示す文字入力画面を表示する。
【0339】画面12101は送信者名を文字入力する
ための画面である。12103に示すボタン群を使用す
ることによって送信者名を入力する事ができる。121
03の各ボタンを押下した結果は領域12102に示す
表示領域に表示される。入力を最初からやり直す場合に
は12103の「全部クリア」ボタンを、文字の間隔を
空けるには12103の「スペース」ボタンを押下す
る。また、領域12102上にカーソル(不図示)を用
いて訂正対象のPコードを訂正したり、12103の
「1文字消去」ボタンを押下することによって入力文字
の削除が可能である。
【0340】ボタン12105が押下されると画面23
15で入力された送信者名は保存されず、図120に示
す画面12001が表示される。また、ボタン1210
6が押下されるとデータの送信作業は全て取り消されて
図95に示す画面9501が表示される。
【0341】ボタン12104が押下された場合、図1
17に示す有効期限の設定画面11701を表示する。
【0342】図117の説明は上述してあるので省略す
る。
【0343】ボタン11702、11703、1170
4のいずれかが押下されると、図122に示す画面12
201を表示する。
【0344】画面12201は、登録する情報の登録内
容をユーザに対し確認するための画面である。具体的に
は、領域12202に、登録対象の情報に対応付けられ
るPコード、データ量、有効期限、送信者名、登録送信
料金が表示される。ボタン12203は、登録対象の情
報の登録内容を了解する場合に押下する。ボタン122
04は、前画面に戻る場合に押下する。ボタン1220
5は、登録する情報の登録内容を取り消す場合に押下す
る。登録対象の情報の登録内容が了解された場合、図1
2に示す送信先ユーザの受信情報用Pコードテーブル3
16に領域12202に表示されている情報が登録され
る。
【0345】尚、登録送信料金は送信先ユーザが予め負
担することにして料金が0円であるようししてもよいこ
とは言うまでもない。
【0346】情報の登録が終了すると必要に応じて送信
先ユーザに対して情報の登録があったことを知らせる通
知が行われる。通知処理の詳細は既に説明されているの
で省略する。
【0347】以上の情報サービス、メールサービス、配
信サービス(登録された情報の受信)、受信サービス
(登録された情報の受信)、パーソナル情報サービス、
配信サービス(情報の登録)、受信サービス(情報の登
録)の各サービスを実行する場合に表示される画面に従
って、図123に示す画面12301が表示される。
【0348】画面12301は、情報サービス、メール
サービス、配信サービス(登録された情報の受信)、パ
ーソナル情報サービス、配信サービス(情報の登録)の
各サービスを実行する場合に発生する料金の決済方法を
選択するための画面であり、発生した料金が画面左下に
表示される。ユーザは、発生した料金を現金で支払う場
合にはボタン12302、クレジットカードで支払う場
合にはボタン12303、オンライン決済で支払う場合
にはボタン12304、デビットカードで支払う場合に
はボタン12305、プリペイドカードで支払う場合に
はボタン12306を押下する。そして、これらのボタ
ンの押下に応じて決済を行うために必要な画面(不図
示)が表示される。
【0349】ボタン12307は、前画面に戻る場合に
は押下する。ボタン12308は、決済方法の選択の実
行を取り消す場合に押下する。
【0350】尚、以上説明した情報サービス、メールサ
ービス、配信サービス(登録された情報の受信)、受信
サービス(登録された情報の受信)、パーソナル情報サ
ービス、配信サービス(情報の登録)、受信サービス
(情報の登録)の各サービスを実行するために表示され
る画面は、操作を実行する際に表示される主要な画面の
画面例であり、操作の過程でユーザに対し確認するため
の画面や、入力するための画面等各種画面が適宜表示さ
れることを言うまでもない。
【0351】次に、情報サービス、メールサービス、配
信サービス(登録された情報の受信)、受信サービス
(登録された情報の受信)、パーソナル情報サービス、
配信サービス(情報の登録)、受信サービス(情報の登
録)の各サービスを実行する場合の処理フローについ
て、順に説明する。
【0352】尚、以下の処理フローにおいて、Pサービ
スサーバ300は、第7図〜第16図に示した各テーブ
ルを参照して、Pサービス端末200から受信するPコ
ードに対応する情報や、その情報に必要なデータ(プロ
パティデータ、プレビュー画像等)をPサービス端末2
00へ送信する。また、Pサービス端末200から送信
されるPコードに対応する情報の印刷指示等のデータに
応じて、第7図〜第16図に示した各テーブルの内容を
更新する。また、図9に示したユーザ情報テーブルの標
準出力先情報が指定されている場合にはPサービス端末
200に対して印刷情報を転送し、図2cに示すPサー
ビス端末200の持つテーブルの内容を更新する。更に
図9に示したユーザ情報テーブルの通知設定がなされて
いる場合には上述した通知に関わる情報の更新があった
場合にはユーザにPコード情報とそのステータスを通知
する。
【0353】まず、情報サービスを実行する場合の処理
フローについて、図124A、図124Bを用いて説明
する。
【0354】図124Aは本実施形態の情報サービスを
実行する場合の処理フローを示すフローチャートであ
る。また、図124Bは本実施形態の情報サービスを実
行する場合のサービスシステム内の処理順を示す図であ
る。
【0355】まず、ステップS12401で、(1)ユ
ーザは携帯端末500でPコードを入手する。(2)ユ
ーザは携帯端末500にPコードを記憶した状態でPサ
ービス端末200へ移動する。(3)PコードがPサー
ビス端末200へ入力される(図95、図96、図9
8、図99)。(4)Pサービス端末200は、入力さ
れたPコードとPサービス端末200自身の端末プロパ
ティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサーバ
300に送信する。
【0356】ステップS12402で、(5)Pサービ
スサーバ300は受信したPコードに対応する情報を取
得する。ステップS12403で、(6)Pサービスサ
ーバ300は、取得した情報のサービス種別等のプロパ
ティデータ、プレビュー画像、頁数等の内容をPサービ
ス端末200に送信する。(7)Pサービス端末200
は、受信したプロパティデータ、プレビュー画像、頁数
等の情報の内容をタッチパネル204に表示する(図1
00)。ここで、印刷プレビューの指示や、広告の設定
が指示された場合には、適宜対応する画面(図101、
図102)を表示して、ユーザからの入力を受け付け
る。
【0357】ステップS12404で、(8)表示した
情報の印刷が指示されたか否かを判定する。(9)印刷
のキャンセルが指示された場合(ステップS12404
でNO)、Pサービス端末200は、キャンセルが指示
された旨をPサービスサーバ300へ送信し、処理を終
了する。一方、(9)印刷が指示された場合(ステップ
S12404でYES)、Pサービス端末200は、P
コードに対応する情報の印刷データの準備をPサービス
サーバ300へ要求し、ステップS12405に進む。
【0358】ステップS12405で、印刷する情報が
有料であるか否かを判定する。(10)無料である場合
(ステップS12405でNO)、次処理に進む。一
方、(11)有料である場合(ステップS12405で
YES)、ステップS2506に進み、ユーザからの印
刷における決済処理の決済方法を受け付け、(12)そ
の決済方法に応じてPサービス端末200とPサービス
サーバ300は必要なデータの送受信を行う(図12
3)。そして、Pサービス端末200は、Pサービスサ
ーバ300より印刷対象の情報の印刷データを受信し
て、ステップS12407で印刷する。
【0359】次に、メールサービスを実行する場合の処
理フローについて、図125Aを用いて説明する。
【0360】図125Aは本実施形態のメールサービス
を実行する場合の処理フローを示すフローチャートであ
る。また、図125Bは本実施形態のメールサービスを
実行する場合のサービスシステム内の処理順を示す図で
ある。なお、出力するべきメール情報はIPサーバ(メ
ールサーバ)よりPサービスサーバ300に転送されて
いるものとする。
【0361】まず、ステップS12501で、(1)ユ
ーザは携帯端末500でPコードを入手する。(2)ユ
ーザは携帯端末500にPコードを記憶した状態でPサ
ービス端末200へ移動する。(3)ユーザによってP
コードがPサービス端末200へ入力される(図95、
図96、図98、図99)。(4)Pサービス端末20
0は、入力されたPコードとPサービス端末200自身
の端末プロパティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサ
ービスサーバ300に送信する。
【0362】ステップS12502で、(5)Pサービ
スサーバ300が受信したPコードをメールサービス用
と認識すると、(6)Pサービス端末200は、ユーザ
に対しパスワードの入力を要求する(図97)。ステッ
プS12503で、(7)パスワードを確認する。パス
ワードが正しくない場合(ステップS12503でN
O)、パスワードの再入力を要求する。但し、複数回に
渡って正しいパスワードが入力されない場合、処理を終
了する。一方、パスワードが正しい場合(ステップS1
2503でYES)、ステップS12504に進む。
【0363】ステップS12504で、(8)Pサービ
スサーバ300は、受信したPコードに対応するメール
を取得する。ステップS12505で、Pサービスサー
バ300は、取得したメールのプロパティデータ(送信
者、サブジェクト)等の内容をPサービス端末200に
送信する。(9)Pサービス端末200は、受信したプ
ロパティデータ等のメールの内容をタッチパネル204
に表示する(図103)。ここで、印刷プレビューの指
示や、オプション設定が指示された場合には、適宜対応
する画面(図101、図104)を表示して、ユーザか
らの入力を受け付ける。
【0364】ステップS12506で、(10)表示し
たメールの印刷が指示されたか否かを判定する。(1
1)印刷のキャンセルが指示された場合(ステップS1
2506でNO)、Pサービス端末200は、キャンセ
ルが指示された旨をPサービスサーバ300へ送信し、
処理を終了する。一方、(11)印刷が指示された場合
(ステップS12506でYES)、Pサービス端末2
00は、Pコードに対応するメールの印刷データの準備
をPサービスサーバ300へ要求し、ステップS125
07に進む。
【0365】ステップS12507で、印刷するメール
が有料であるか否かを判定する。(12)無料である場
合(ステップS12507でNO)、次処理に進む。一
方、(13)有料である場合(ステップS12507で
YES)、ステップS12508に進み、ユーザからの
印刷における決済処理の決済方法を受け付け、(14)
その決済方法に応じてPサービス端末200とPサービ
スサーバ300は必要なデータの送受信を行う(図12
3)。そして、Pサービス端末200は、ステップS1
2509でPサービスサーバ300より印刷対象のメー
ルの印刷データを受信して、印刷する。印刷が終了する
とステップS12510でPサービス端末200よりP
サービスサーバ300に印刷の終了が通知され(1
5)、印刷が終了したメール情報は自動的にPサービス
サーバ300より削除される。(16)次に、配信サー
ビス(登録された情報の受信)を実行する場合の処理フ
ローについて、図126Aを用いて説明する。
【0366】図126Aは本実施形態の配信サービス
(登録された情報の受信)を実行する場合の処理フロー
を示すフローチャートである。また、図126Bは本実
施形態の配信サービスを実行する場合のサービスシステ
ム内の処理順を示す図である。
【0367】まず、ステップS12601で、(1)ユ
ーザは携帯端末500でPコードを入手する。(2)ユ
ーザは携帯端末500にPコードを記憶した状態でPサ
ービス端末200へ移動する。(3)ユーザによってP
コードがPサービス端末200へ入力される(図95、
図97〜図99)。(4)Pサービス端末200は、入
力されたPコードとPサービス端末200自身の端末プ
ロパティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサ
ーバ300に送信する。
【0368】ステップS12602で、(5)Pサービ
スサーバ300が受信したPコードを配信サービス(登
録された情報の受信)用と認識すると、(6)Pサービ
ス端末200は、ユーザに対しパスワードの入力を要求
する(図97)。ステップS12603で、パスワード
を確認する。ここで確認されるバスワードは個々の配信
情報に設定されているパスワードである。パスワードが
正しくない場合(ステップS12603でNO)、パス
ワードの再入力を要求する。但し、複数回に渡って正し
いパスワードが入力されない場合、処理を終了する。一
方、パスワードが正しい場合(ステップS12603で
YES)、ステップS12604に進む。
【0369】ステップS12604で、(7)Pサービ
スサーバ300は、受信したPコードに対応する情報を
取得する。ステップS12605で、Pサービスサーバ
300は、取得した情報のプロパティデータ(情報提供
者、サブジェクト)等の内容をPサービス端末200に
送信する。(8)Pサービス端末200は、受信したプ
ロパティデータ等の情報の内容をタッチパネル204に
表示する。
【0370】ステップS12606で、(9)表示した
情報の印刷が指示されたか否かを判定する。(10)印
刷のキャンセルが指示された場合(ステップS1260
6でNO)、Pサービス端末200は、キャンセルが指
示された旨をPサービスサーバ300へ送信し、処理を
終了する。一方、(10)印刷が指示された場合(ステ
ップS12606でYES)、Pサービス端末200
は、Pコードに対応する情報の印刷データの準備をPサ
ービスサーバ300へ要求し、ステップS12607に
進む。
【0371】ステップS12607で、印刷する情報が
有料であるか否かを判定する。(11)無料である場合
(ステップS12607でNO)、次処理に進む。一
方、(12)有料である場合(ステップS12607で
YES)、ステップS12608に進み、ユーザからの
印刷における決済処理の決済方法を受け付け、(13)
その決済方法に応じてPサービス端末200とPサービ
スサーバ300は必要なデータの送受信を行う(図12
3)。そして、Pサービス端末200は、ステップS1
2609でPサービスサーバ300より印刷対象の情報
の印刷データを受信して、印刷する。
【0372】尚、受信サービス(登録された情報の受
信)を実行する場合の処理フローは配信サービスのパス
ワードが個々の配信データから取得されるのに対し、受
信サービスのパスワードがユーザ情報テーブルの受信用
パスワードから取得される事を除いて配信サービス(登
録された情報の受信)を実行する場合の処理フローと全
く同一であるので説明は省略する。
【0373】次に、パーソナル情報サービスを実行する
場合の処理フローについて、図127Aを用いて説明す
る。
【0374】図127Aは本実施形態のパーソナル情報
サービスを実行する場合の処理フローを示すフローチャ
ートである。また、図127Bは本実施形態のパーソナ
ル情報サービスを実行する場合のサービスシステム内の
処理順を示す図である。
【0375】まず、ステップS12701で、(1)ユ
ーザは携帯端末500でPコードを入手する。(2)ユ
ーザは携帯端末500にPコードを記憶した状態でPサ
ービス端末200へ移動する。(3)ユーザによってP
コードがPサービス端末200へ入力される(図95、
図97〜図99)。(4)Pサービス端末200は、入
力されたPコードとPサービス端末200自身の端末プ
ロパティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサ
ーバ300に送信する。
【0376】ステップS12702で、(5)Pサービ
スサーバ300が受信したPコードをパーソナル情報サ
ービス用と認識すると、(6)Pサービス端末200
は、ユーザに対しパスワードの入力を要求する(図9
7)。ステップS12703で、パスワードを確認す
る。パスワードが正しくない場合(ステップS1270
3でNO)、パスワードの再入力を要求する。但し、複
数回に渡って正しいパスワードが入力されない場合、処
理を終了する。一方、パスワードが正しい場合(ステッ
プS12703でYES)、ステップS12704に進
む。
【0377】ステップS12704で、(7)Pサービ
スサーバ300は、受信したPコードに対応するフレー
ムを取得する。ステップS12705で、(8)Pサー
ビスサーバ300は、取得したフレームのプロパティデ
ータ(情報提供者、サブジェクト)等の内容をPサービ
ス端末200に送信する。(9)Pサービス端末200
は、受信したプロパティデータ等のフレームの内容をタ
ッチパネル204に表示する(図106)。ここで、新
規な情報の登録、登録された情報の変更が指示された場
合には、適宜対応する画面(図107〜図109)を表
示して、ユーザからの入力を受け付ける。
【0378】ステップS12706で、(10)表示し
たフレームの印刷が指示されたか否かを判定する。(1
1)印刷のキャンセルが指示された場合(ステップS1
2706でNO)、Pサービス端末200は、キャンセ
ルが指示された旨をPサービスサーバ300へ送信し、
処理を終了する。一方、(11)印刷が指示された場合
(ステップS12706でYES)、Pサービス端末2
00は、Pコードに対応するフレームの印刷データの準
備をPサービスサーバ300へ要求し、ステップS12
706に進む。フレームの印刷データは図13に示すパ
ーソナル情報サービス用Pコードテーブル317に登録
されている登録Pコードリストより作成する。登録Pコ
ードリストに登録されているPコードは、各々がグルー
プ登録されている情報である。各々のグループ登録され
ているPコードについて、図7に示すIP情報テーブル
311の中から付加部の番号が最大であるPコード情報
をそれぞれ取得する。取得されたPコード情報は全て、
別のPコードへのリンク情報を保持しているので、その
リンク情報として設定されているPコードを再度検索す
ることによって印刷するべき情報が取得できる。なお、
取得された印刷するべき情報の登録日時が図13に示す
パーソナル情報サービス用Pコードテーブル317に設
定されている最終印刷日より古い場合、この情報は過去
に印刷されているとみなされるので印刷されない。パー
ソナル情報サービス用Pコードテーブルに登録されてい
るPコードリストから取得された個々の情報の登録日が
全て最終印刷日より古い場合、印刷するべき情報がない
ことを示すメッセージ(不図示)を表示して処理を終了
する。
【0379】ステップS12707で、印刷するフレー
ムが有料であるか否かを判定する。(12)無料である
場合(ステップS12707でNO)、次処理に進む。
一方、(13)有料である場合(ステップS2807で
YES)、ステップS12708に進み、ユーザからの
印刷における決済処理の決済方法を受け付け、(14)
その決済方法に応じてPサービス端末200とPサービ
スサーバ300は必要なデータの送受信を行う(図12
3)。そして、Pサービス端末200は、ステップS1
2709でPサービスサーバ300より印刷対象のフレ
ームの印刷データを受信して、印刷する。
【0380】次にデータを送信する2つのサービス・受
信サービス(情報の登録)、配信サービス(情報の登
録)を実行する場合の処理フローについて図128を用
いて説明する。
【0381】図128はデータの送信(登録)を実行す
る場合の処理フローを示すフローチャートである。
【0382】まずステップS12801でPサービス端
末200はユーザが配信サービス(情報の登録)を選択
するのか受信サービス(情報の登録)を選択するのかを
判定する。Pサービス端末200でユーザが自分の登録
Boxに情報を登録する場合が配信サービス(情報の登
録)ステップS12802であり、他の人に送信する場
合が受信サービス(情報の登録)ステップS12803
である。配信サービス(情報の登録)が選択された場合
の処理フローは図129Aを用いて、受信サービス(情
報の登録)が選択された場合の処理フローは図130A
を用いて詳細を説明する。
【0383】図129Aは本実施形態の配信サービス
(情報の登録)を実行する場合の処理フローを示すフロ
ーチャートである。また、図129Bは本実施形態の配
信サービス(情報の登録)を実行する場合のサービスシ
ステム内の処理順を示す図である。
【0384】まず、ステップS12901で、(1)ユ
ーザは配信サービスを選択する(図110)。(2)こ
の選択に応じてユーザにPコードの入力を要求する画面
を表示する(図111)。PコードがPサービス端末2
00へ入力される。Pサービス端末200は、入力され
たPコードとPサービス端末200自身の端末プロパテ
ィ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサーバ3
00に送信する。
【0385】ステップS12902で、(3)Pサービ
スサーバ300が受信したPコードを配信サービス(情
報の登録)用と認識すると、Pサービス端末200は、
ユーザに対しパスワードの入力を要求する(図11
2)。但し、入力されたPコードが未登録のものの場
合、パスワードの入力の要求は行わない。ステップS1
2903で、パスワードを確認する。パスワードが正し
くない場合(ステップS12903でNO)、パスワー
ドの再入力を要求する。但し、複数回に渡って正しいパ
スワードが入力されない場合、処理を終了する。一方、
パスワードが正しい場合(ステップS12903でYE
S)、ステップS12904に進む。
【0386】ステップS12904で、(4)ユーザは
登録対象の情報を入力する(図113、図114)。ス
テップS12905で、(5)Pサービス端末200
は、入力された情報の内容をタッチパネル204に表示
する(図115)。
【0387】ステップS12906で、(6)表示され
た内容が了解されたか否かを判定する。了解されない場
合(ステップS12906でNO)、ステップS129
04に戻り、情報の再入力を要求する。一方、了解され
た場合(ステップS12906でYES)、(7)Pサ
ービス端末200は、入力された情報とその情報のデー
タ種別、頁数等のプロパティデータをPサービスサーバ
300へ送信し、Pコードの発番を要求する。(8)P
サービスサーバ300は、この要求に応じて、受信した
情報とその情報のデータ種別、頁数等のプロパティデー
タと、Pコードとの対応づけ作業を開始する。一方で、
ユーザに対し、入力された情報に設定するパスワードの
入力を要求する(図116)。
【0388】ステップS12908で、(9)入力され
たパスワードが設定可能であるか否かを判定する。設定
不可能である場合(ステップS12908でNO)、ス
テップS12907に戻り、パスワードの再入力を要求
する。一方、設定可能である場合(ステップS1290
8でYES)、ステップS12909に進み、入力され
た情報の有効期限を入力する(図117)。ステップS
12910で、(10)Pサービスサーバは、入力され
た情報、そのパスワード、有効期限等を登録し、その情
報に対するPコードを発番する。発番されるべきPコー
ドは「電話番号−付加番号」の形式であるが、この付加
番号は図9で示すユーザ情報テーブル313の配送サー
ビス用情報の個数が0の場合には1であり、個数が0で
ない場合にはPコードリストから登録済み配送サービス
用情報を検索し、有効期限の切れている最小の付加番号
を持ったPコードの付加番号である。登録済み配送サー
ビス用情報に有効期限の切れているものがない場合、付
加番号は「配送サービス用情報の個数+1」となる。ス
テップS12911で、(11)Pサービス端末200
は、登録された情報の登録内容(Pコード、パスワー
ド、データ量、有効期限)をタッチパネル204に表示
する(図118)。
【0389】図130Aは本実施形態の受信サービス
(情報の登録)を実行する場合の処理フローを示すフロ
ーチャートである。また、図130Bは本実施形態の受
信サービス(情報の登録)を実行する場合のサービスシ
ステム内の処理順を示す図である。
【0390】まず、ステップS13001で、(1)ユ
ーザは受信サービスを選択する(図110)。(2)こ
の選択に応じてユーザに送信先Pコードの入力を要求す
る画面を表示する(図119)。PコードがPサービス
端末200へ入力される。Pサービス端末200は、入
力されたPコードとPサービス端末200自身の端末プ
ロパティ(所在地、プリンタ性能等)を、Pサービスサ
ーバ300に送信する。 ステップS13002で
(3)Pサービスサーバ300が受信したPコードを受
信サービス(情報の登録)用と認識すると、Pサービス
サーバ300は該当する送信先のユーザのユーザ情報テ
ープル313(図9)を検索し、登録に必要な受信用パ
スワードを取得する。(4)その後Pサービスサーバ3
00はPサービス端末200にパスワードの有無を通知
する。
【0391】パスワードが設定されていた場合、(5)
Pサービス端末200はステップS13003でユーザ
に対しパスワードの入力を要求する(図112)。
(6)ステップS13004でパスワードを認識する。
この処理はPサービス端末200で行っても、Pサービ
スサーバ300で行っても構わない。パスワードが正し
くない場合、パスワードの再入力を要求する。但し、ス
テップS13005にて複数回に渡って正しいパスワー
ドが入力されない場合、処理を終了する。一方、パスワ
ードが正しい場合(ステップS13004でYES)、
及びパスワード設定がなかった場合、ステップS130
06に進む。
【0392】ステップS13006で、(7)ユーザは
登録対象の情報を入力する(図113、図114)。ス
テップS13007で、(8)Pサービス端末200
は、入力された情報の内容をタッチパネル204に表示
する(図115)。
【0393】ステップS13008で、(9)Pサービ
ス端末200は、表示された内容が了解されたか否かを
判定する。
【0394】了解されない場合(ステップS13008
でNO)、ステップS13006に戻り、情報の再入力
を要求する。一方、了解された場合(ステップS130
08でYES)、(10)Pサービス端末200は、ス
テップS13009で送信者のPコード又は名前の入力
を要求する。送信者がPコードを入力する場合、ステッ
プS13010で(11)Pサービス端末200は、送
信者の電話番号の入力を要求する(図111)。ステッ
プS13009で送信者が名前の入力を選択した場合、
ステップS13011で、(12)Pサービス端末20
0は、送信者の名前の文字入力を要求する(図12
1)。Pサービス端末200は、入力された情報とその
情報のデータ種別、頁数等のプロパティデータをPサー
ビスサーバ300へ送信する。(13)Pサービスサー
バ300は、この要求に応じて、受信した情報とその情
報のデータ種別、頁数等のプロパティデータと、Pコー
ドとの対応づけ作業を開始する。送信者の情報が電話番
号であった場合、Pサービス端末200は、図9に示す
ユーザ情報テーブル313と図14に示す個人情報テー
ブル318から送信者氏名を検索する。
【0395】ステップS13012入力された情報の有
効期限を入力する(図117)。
【0396】ステップS13013で、(14)Pサー
ビスサーバ300は、入力された情報、送信者、有効期
限等を登録し、その情報に対するPコードを発番する。
発番されるべきPコードは送付先ユーザの「電話番号−
−付加番号」の形式であるが、この付加番号は図9で示
すユーザ情報テーブル313の受信サービス用情報の個
数が0の場合には1であり、個数が0でない場合にはP
コードリストから登録済み受信サービス用情報を検索
し、有効期限の切れている最小の付加番号を持ったPコ
ードの付加番号である。登録済み受信サービス用情報に
有効期限の切れているものがない場合、付加番号は「配
送サービス用情報の個数+1」となる。
【0397】ステップS13014で、(15)Pサー
ビス端末200は、登録された情報の登録内容(Pコー
ド、パスワード、データ量、有効期限)をタッチパネル
204に表示する(図122)。
【0398】ステップS13015で、情報の送信が有
料であるか否かを判定する。(17)無料である場合
(ステップS13015でNO)、次処理に進む。一
方、(18)有料である場合(ステップS13015で
YES)、ステップS13016に進み、ユーザからの
登録における決済処理の決済方法を受け付け、(19)
その決済方法に応じてPサービス端末200とPサービ
スサーバ300は必要なデータの送受信を行う(図12
3)。そして、(20)Pサービスサーバ300は最終
的に情報の登録を行い、(21)Pサービス端末200
は登録情報の明細を印刷する。
【0399】その後Pサービスサーバ300またはPサ
ービス端末200より情報登録の通知処理を行うが、こ
の処理は既に説明されているので省略する。
【0400】次に、上記図124AのステップS124
02、図125AのステップS12504、図126A
のステップS12604、図127のステップS127
04の処理の詳細について、図131A、図131Bを
用いて説明する。
【0401】<情報の取得手順>図131Aおよび図1
31Bは、本実施形態のPサービスサーバ300におけ
るIP情報およびメールデータ、配信データの取得手順
を説明するフローチャートである。まず、ステップS1
3101において、Pサービス端末200において入力
されたPコードが、IP用Pコードか否かを判定する。
これは、図17および図18において説明したように、
当該Pコードの1ビット目の状態によって判定できる。
IP用Pコードであった場合は、ステップS13102
へ進み、当該Pコードに対応するコンテンツがPサービ
スサーバ300内に存在するものであるか否かを判断す
る。この判定には、図18に示されるように、第17ビ
ット目の状態をチェックすることにより行える。
【0402】Pコードで示されるIP情報がPサービス
サーバ300内にコンテンツを有するものであれば、ス
テップS13102からステップS13103へ進み、
図7に示したようなIP情報登録テーブル311に登録
されている実体ファイル情報に従ってIP情報とそのプ
ロパティを取得する。
【0403】一方、ステップS13102においてPサ
ービスサーバ300内にコンテンツの存在しないIP情
報(即ちIPサーバ側にコンテンツが存在するIP情
報)であると判定された場合、処理はステップS131
04へ進む。ステップS13104では、入力されたP
コードからクラス分類値とエクスターナルコードを抽出
する。この処理では、第18〜第20ビットの値を抽出
してクラス分類値を得て、そのクラス分類値に基づいて
エクスターナルコードの部分を抽出する。例えば、クラ
ス分類値が3(中規模)であれば、図18に示されるよ
うに第21ビットから第36ビット目までで示される値
がエクスターナルコードとなる。
【0404】以上のようにしてクラス分類と、エクスタ
ーナルコードが得られると、ステップS13105に
て、後述する図77のごときPコード使用登録テーブル
を参照して、対応するURLを取得する。ここで取得さ
れるURLは、当該Pコードのコンテンツを有するIP
サーバのアドレスである。従って、ステップS1310
6では、ステップS13105で得られたURLによ
り、IPサーバへアクセスし、Pコードを送信する。I
Pサーバでは、Pコード登録テーブルを参照して送信さ
れたPコードに対応するコンテンツとプロパティを得
て、これをPサービスサーバ300へ送信する。
【0405】ステップS13107では、上記のように
してIPサーバより送信されたコンテンツおよびプロパ
ティを受信し、IP情報が取得されることになる。
【0406】一方、入力されたPコードが個人用Pコー
ドであった場合は、ステップS13101からステップ
S13110へ進む。ステップS13111では、図1
0から図13に示されるような各Pコードテーブルを参
照して、当該Pコードによって特定されるコンテンツを
取得する。付加部が#+番号であった場合はステップS
13112からステップS13116へ進み、対応する
メールデータとそのプロパティを得る。
【0407】一方、データ付加部が−+番号であった場
合には、ステップS13113からステップS1311
7へ進み、暗証番号による認証を経て配信データが取得
される。
【0408】また、データ付加部が−−+番号であった
場合には、ステップS13114からステップS131
18へ進み、暗証番号による認証を経て受信データが取
得される。
【0409】更に、付加部が##+番号であった場合
は、ステップS13115からステップS13119へ
進み、パーソナル情報サービスにおけるPコードリスト
(フレーム)を得る。そして、ステップS13120に
おいて、当該Pコードリストに登録されているPコード
を用いてIP情報の取得(上述のステップS13102
〜S13107の処理)を実行する。
【0410】<印刷情報取得処理>Pサービスシステム
では予めPサービス端末に印刷情報を先送りしておくこ
とができる。図132はPサービスシステムにおける印
刷情報取得処理を表すフローチャートである。
【0411】Pサービス端末200で印刷するべき情報
のPコードが確定するとステップS13201でPサー
ビス端末200にあるローカル端末の持つ情報テーブル
(図2c)内のPコードを検索する。
【0412】ステップS13202にてPサービス端末
で該当Pコードが存在したか判定する。ステップS13
202で該当Pコードが存在したと判定された場合には
ステップS13203Pサービス端末200内のディス
クユニット208より先読み印刷データ登録部208a
にある該当Pコードの印刷情報を取得する。この時、ロ
ーカル端末の持つPコードテーブルより印刷ステータス
の値を1追加する。
【0413】ステップS13202にてPサービス端末
に該当Pコードが存在しないと判定した場合には、ステ
ップS13204でPサービス端末200はPサービス
サーバ300からPコードに関する印刷情報を取得す
る。このPコード情報が受信サービスの印刷情報であっ
た場合、図12に示す受信サービス用Pコードテーブル
316から印刷ステータスの値を1追加する。
【0414】<広告検索処理>Pサービスシステムで
は、Pサービス端末200において利用者がプリント出
力を得る場合、利用者が拒否した場合は又は情報提供者
等が拒否した場合を除き、そのプリントには一定の広告
情報が自動的に付加される。その際付加される広告情報
の検索処理について以下に説明する。
【0415】図133は、広告検索処理のフローチャー
トである。
【0416】ステップS13301では、プリント出力
の対象となる情報サービス又はパーソナル情報サービス
の情報、メールサービスのメール、若しくは、配信サー
ビスの情報、のキーワードリストを作成する。このキー
ワードリストは、サービスの内容に応じて以下のように
作成される。
【0417】情報サービス又はパーソナル情報サービス
の場合は、そのIP情報のプロパティ、利用者のユーザ
登録のプロパティ、及び、プリント出力がされるPサー
ビス端末200のプロパティを参照してキーワードが抽
出される。
【0418】メールサービスの場合は、利用者のユーザ
登録のプロパティ、及び、プリント出力がされるPサー
ビス端末200のプロパティを参照してキーワードが抽
出される。
【0419】配信サービス及び受信サービスの場合は、
プリント出力がされるPサービス端末200のプロパテ
ィが参照され、利用者がユーザ登録をしていた場合はユ
ーザ登録のプロパティをも参照されてキーワードが抽出
される。
【0420】いずれのサービスの場合においても、キー
ワードリストは各情報毎に作成することができる。例え
ば、情報サービスの場合では、IP情報のプロパティの
キーワードリスト、ユーザ登録のプロパティのキーワー
ドリスト、及び、Pサービス端末200のプロパティの
キーワードリスト、をそれぞれ作成することができる。
以下、情報サービスの場合を例にとって更に詳述する。
【0421】図134(A)乃至(E)は、情報サービ
スの場合における係るキーワードリストの一例を示した
図である。
【0422】例えば、図134(A)は、情報サービス
において利用者に要求されたIP情報のキーワードリス
トを示しており、キーワードとしては、「結婚」が抽出
されている。以下、図134(B)はユーザ登録の登録
事項からキーワードを抽出したものであり、図134
(C)はPサービス端末のプロパティ(所在地等)から
キーワードを抽出したものである。
【0423】また、各キーワードには「重み」なる数値
が付与されている。この数値は、Pサービスシステム側
で、社会通念を考慮しつつコンテンツの内容を踏まえて
キーワード毎に付与される数値であり、この広告検索処
理において、広告情報の優先度を定めるために用いるも
のである。この数値の「+」とは、そのキーワードを含
むIP情報等が、社会通念に照らし合わせた場合に、肯
定的な内容を示すことを意味し、この数値の「−」と
は、否定的な内容を示すことを意味する。また、数値の
大きさは、重要度に比例した値とすることができる。
【0424】更に、Pサービスシステムにおいては、こ
れらのキーワードリストとは別に、システム側で設定し
た最上位のキーワードリスト及び最下位のキーワードリ
ストを作成することができる。
【0425】最上位のキーワードリストとは、例えば、
Pサービスシステム上において特別なキャンペーンを実
施している場合に、これを告知するための広告に対応し
たキーワードのリストである。この例を図134(D)
に示す。
【0426】最下位のキーワードリストとは、少なくと
もいずれかの広告情報を検索し得るキーワードのリスト
であり、広告検索処理の結果、検索される広告情報がゼ
ロ件となる事態を防止するためのキーワードのリストで
ある。従って、最下位のキーワードとは、広範な意味の
キーワードが用いられる。
【0427】ステップS13302では、ステップS1
3301で作成されたキーワードリストに基づいて各キ
ーワードを検索キーとして、これに合致するキーワード
を有する広告情報を検索し、更にステップS13303
においてその検索結果リストが作成される。
【0428】図135(A)乃至(E)は、検索結果リ
ストの一例を示す図である。
【0429】検索結果リストは、上述した5つのキーワ
ードリスト毎に作成される。
【0430】図135(A)は、IP情報のキーワード
リスト(図134(A))に対応した検索結果リストで
あって、キーワード「結婚」に対して、5つの広告情報
が検索されたことを示す。このリストにおいて、「重
み」とは、各広告情報における当該キーワードに付され
た数値であり、上述した「重み」と同じ趣旨の数値であ
る。「合致度」とは、双方のキーワードの「重み」の数
値を掛け算して得た数値である。すなわち、IP情報の
キーワードリストで言えば、「結婚」の重みは「+1
0」であったから、これと、広告情報のキーワードの重
み「+10、−5、+3、−4、+7」と、がそれぞ
れ、掛け算されて得た結果が図135(A)の「合致
度」の欄に記入されている。
【0431】この広告検索処理では、「合致度」の数値
が大きいほうが広告掲載の優先度が高くなり、小さいと
優先度が低くなる。
【0432】ここで、図135(A)乃至(B)に示す
とおり、同じキーワードでもその「重み」は異なるもの
となる。これは、「結婚」なるキーワードを含む広告情
報であっても、結婚式場の広告である場合もあれば、離
婚に関する相談の広告である場合もあり得るため、それ
らが同等に扱われると、プリントされる情報内容に対し
て不適切な広告情報が掲載される危険性があるからであ
る。
【0433】そして、係る取り扱いとすることで、肯定
的なIP情報等に対して否定的な広告情報が検索された
場合は、相互に「+」「−」の符号によりその合致度
は、「−」の数値となり、優先度を低くすることができ
る。一方、否定的なIP情報等に対して否定的な広告情
報が検索された場合(例えば、葬式と病院の場合等。)
は、相互に「−」「−」の符号によりその合致度は
「+」となり、優先度が低くされることはない。
【0434】ステップS13304では、検索結果リス
トに列挙された各広告情報のプロパィを参照して、その
並べ替えを行う。
【0435】並べ替えの際、各広告情報のプロパティに
基づき、先に算出された合致度を加減算する。例えば、
掲載期限を過ぎているもの、最大課金を超過しているも
の、は、掲載すべきではないものであるから、先に算出
された合致度から所定の数値を減算することができる。
一方、プリント出力の制限(図70又は図71のダイヤ
ログボックスで指定。)が緩いものは、これを評価すべ
く先に算出された合致度に所定の数値を加算することが
できる。係る広告情報は、任意のレイアウトに対応でき
るため、プリントの自由度が高いからである。
【0436】また、掲載頻度の低いものを優先して平等
に広告情報掲載の機会を与えるべく、掲載頻度に応じた
数値を先の合致度に加算することも考えられる。
【0437】更に、広告提供者からPサービスシステム
の運用者に支払われる課金が高いものを優先して先の合
致度に所定の数値を加算することも考えられる。高い課
金を支払う広告提供者は優遇されるべきであり、また、
利用者においても自己が受けたサービスの対価の支払い
が免除され易くなるためである。
【0438】利用者が要望する情報に直接関係するもの
を優先して先の合致度に所定の数値を加算することも考
えられる。広告提供者としては、営業のきっかけになる
可能性が高くなるためである。
【0439】このようにして、合致度を加減算して最終
的な数値を算出し、その大きさの順番に並べ替えたの
が、図136(A)乃至(E)である。「重み」の数値
に必ずしも合致度が比例していないことが把握される。
【0440】ステップS13305では、広告情報のレ
イアウト例が作成される。レイアウト例は、図136
(A)乃至(E)の検索結果リストから優先度の高い順
番に広告情報をピックアップすることにより複数のレイ
アウト例が作成される。
【0441】なお、図136(A)乃至(E)の検索結
果リスト単位で優先度を規定し、例えば、最初に最上位
リストの検索結果リスト(図136(D))からピック
アップし、以降、IP情報リストの検索結果リスト(図
136(A))、ユーザ登録リストの検索結果リスト
(図136(B))、Pサービス端末リストの検索結果
リスト(図136(C))、最下位リストの検索結果リ
スト(図136(E))の順にピックアップすることも
できる。
【0442】ステップS13306では、広告情報のレ
イアウト例の中から、利用者の要望、プリントサイズ、
合計課金等を考慮して、最も妥当であると考えられる一
のレイアウト例が選択される。そして、その広告情報の
Pコードとレイアウトの条件等が特定、一時保存され、
広告検索処理が終了する。
【0443】<携帯端末の動作>次に、本実施形態によ
る携帯端末500のPコード抽出機能及びPコード送信
機能を説明する。
【0444】図137は、本実施形態の携帯端末のPコ
ード抽出処理を説明するフローチャートである。なお、
本処理は、携帯端末500において受信したメールの内
容を表示している間に実行される処理である。
【0445】ステップS13701〜ステップS137
03では、夫々、携帯端末500のカーソルキー50
1,502が操作されたか否か、範囲指定キー504が
操作されたか否か、Pコードキー503が操作されたか
否かを判定する。
【0446】メールの表示状態においてカーソルキーが
操作されると、ステップS13701からステップS1
3705へ処理が進み、現在範囲指定中であるか否かを
判定する。範囲指定モードは、範囲指定キーの操作によ
り後述のステップS13709においてセットされる。
現在、範囲指定モードでなければ、ステップS1370
6へ進み、メール内容表示における文字を単位としてカ
ーソルを移動する。一方、範囲指定モードであれば、カ
ーソルの移動した領域を選択領域とし、その部分の表示
を反転させる。そして、ステップS13704へ進み、
メール表示が継続しておればステップS13701へ戻
り、メール表示が終了であるならば本処理を終了する。
【0447】一方、範囲指定キー504が操作される
と、ステップS13702からステップS13708へ
処理が進み、現在、既に範囲指定モードであるかどうか
を判定する。範囲指定モードでなければステップS13
709へ進み、動作モードを範囲指定モードへ切り替え
る。一方、現在が範囲指定モードであれば、ステップS
13710へ進み、範囲指定モードを解除する。即ち、
範囲指定キーは範囲指定モードのオンオフ切り替えを行
うスイッチとして機能する。その後、処理はステップS
13704へ進み、メール表示が継続しておればステッ
プS13701へ戻り、メール表示が終了であるならば
本処理を終了する。
【0448】Pコードキー503が操作されると、処理
はステップS13703からステップS13711へ進
み、現在表示中の文字列中に反転表示された選択領域が
存在するかどうかを判断する。選択領域が存在すれば、
ステップS13712へ進み、その選択領域をPコード
格納エリア522cへ格納する。なお、選択領域が複数
存在する場合は、全ての選択領域の内容がPコード格納
エリア522cへ格納されることになる。一方、ステッ
プS13711において選択領域が存在しない場合は、
ステップS13713へ進み、Pコードを自動抽出す
る。その後、処理はステップS13704へ進み、メー
ル表示が継続しておればステップS13701へ戻り、
メール表示が終了であるならば本処理を終了する。
【0449】ここで、ステップS13713におけるP
コードの自動抽出を説明する。図138は、ステップS
13713におけるPコードの自動抽出処理を説明する
フローチャートである。
【0450】ステップS13801では、<Pcode>と
</Pcode>の2つのタグで囲まれた文字列を検索する。
<Pcode>と</Pcode>の2つのタグで囲まれた文字列
が検出された場合は、ステップS13802からステッ
プS13803へ処理が進み、検出された文字列をPコ
ード格納エリア522cへ格納する。この処理を現在表
示中のメール全体について行う(ステップS1380
4)。
【0451】なお、上記処理を、携帯端末500のメモ
リ内に保持されたメールデータの全体について一括して
行うような操作モードを設けてもよい。
【0452】以上のようにして、本実施形態の携帯端末
500はメールとして送られてきたPコードをPコード
格納エリア522cに格納することができる。なお、メ
ールのような電子データではなく、雑誌や新聞等によっ
てPコードが通知されたような場合でも、Pコードキー
とダイヤルキーを用いてPコードを入力し、Pコード格
納エリア522cへ保持させることを可能なように構成
することもできる。そして、本実施形態の携帯端末50
0によれば、Pコード格納エリア522cに格納された
Pコードを、Pサービス端末200との間の通信によっ
て、Pサービス端末200へ入力することができる。
【0453】図139は本実施形態の携帯端末によるP
コードの送信処理を説明するフローチャートである。な
お、本処理は携帯端末500の表示内容が初期状態にあ
る場合に実行される処理である。
【0454】ステップS13901において、Pコード
キー503が操作されたことを検出すると、ステップS
13902へ進み、Pコード格納エリア522c内にP
コードが格納されているかどうかを判断する。Pコード
格納エリア522cにPコードが格納されていなけれ
ば、ステップS13903へ進み、表示器510にPコ
ードが存在しない旨の通知を行い、本処理を終了する。
【0455】一方、ステップS13902において、P
コード格納エリア522c内にPコードが格納されてお
れば、ステップS13904へ進み、赤外線通信部50
5を用いてPサービス端末200との通信処理を開始す
る。そして、ステップS13905において、Pサービ
ス端末200がレディであるかどうかを判断し、レディ
になるのを待つ。この待ち時間が所定時間を超えた場合
は、タイムアウトと判断して、ステップS13906か
らステップS13907へ進み、表示器510により通
信エラーを通知して本処理を終える。
【0456】さて、Pサービス端末200のレディが確
認されたら、ステップS13908においてPコード格
納エリア522cに格納されているPコードをPサービ
ス端末200に対して送信する。
【0457】送信を終えたならば、ステップS1390
9において、現在Pコード格納エリア522cに格納さ
れているPコードを消去するかどうかの問い合わせを、
表示器510を用いて行う。ユーザがPコードの消去を
指示したならば、ステップS13911においてPコー
ドを消去する。
【0458】以上の処理は、Pサービス端末200の携
帯端末用コネクタ206に携帯端末500を装着した場
合にももちろん適用できるものである。
【0459】また、上記の処理では、携帯端末500の
キー操作によって送信を開始するが、携帯端末側のキー
操作を一切行わず、Pサービス端末200の制御によっ
て自動的にPコードをPサービス端末200へ入力する
ようにすることも可能である。
【0460】図140は、本実施形態の携帯端末による
Pコードの送信処理の他の形態を説明するフローチャー
トである。
【0461】ステップS14001において、形態端末
用コネクタ206に形態端末が装着されたことが検出さ
れると(或いは、Pコードキーの操作によって所定の信
号が赤外線通信部を介してPサービス端末に通知される
と)、ステップS14002においてPサービス端末と
携帯端末との間の通信が開始される。
【0462】通信によってPサービス端末200からP
コード要求が入力されると、ステップS14003から
ステップS14005へ進み、Pコード格納エリア52
2cにPコードが格納されているかどうかを判定する。
Pコードが格納されていない場合はステップS1400
7に進み、Pコードが存在しない旨をPサービス端末に
通知する。一方、Pコード格納エリア522cにPコー
ドが存在すれば、ステップS14006へ進み、格納さ
れているPコードをPサービス端末200に送信する。
【0463】その後の、ステップS14008からステ
ップS14010の処理は、上述のステップS1390
9からステップS13911の処理と同様である。
【0464】以上のように、本実施形態の携帯端末によ
れば、メールからPコードを抽出してメモリに保持して
おき、これをPサービス端末に送信することができるの
で、Pサービス端末200の操作における入力ミスが防
止でき、操作性が飛躍的に向上する。
【0465】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ,インタフェイス機
器,リーダ,プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機,ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0466】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0467】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0468】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0469】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0470】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0471】また、本実施の形態ではメール受信時にメ
ールサーバ600で携帯端末への表示の可否を判断した
後、Pサービスサーバ300で電子メール情報のデコー
ドと登録作業を行ったが、電子メール情報のデコード処
理までをメールサーバ600で行い、分解された情報の
登録、保存のみをPサービスサーバ300で行ってもよ
い。
【0472】更に、Pサービスサーバ300かメールサ
ーバ600の機能を包含するようなサーバであっても良
い。その場合は通信メールサーバ600とPサービスサ
ーバ300は通信部を使用して通信を行うのではなく、
同じサーバ内でアプリケーション間通信を行うことにな
ることは言うまでもない。
【0473】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば携
帯端末で表示しきれない電子メールを受け取った電子メ
ール利用者に対して、その情報を容易に提供できるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態によるPサービスシステムの概略の
構成を説明する図である。
【図2A】本実施形態によるPサービス端末200の概
観を示す図である。
【図2B】Pサービス端末200の制御構成を表わすブ
ロック図である。
【図2C】Pサービス端末上のローカル情報テーブルの
データ構成例を示す図である。
【図3】Pサービスサーバ300の概略構成を示すブロ
ック図である。
【図4】IPサーバ300の典型的な構成を示すブロッ
ク図である。
【図5A】Pサービス端末へのPコード送信が可能な携
帯端末500の概観を示す図である。
【図5B】携帯端末500の制御構成を説明するブロッ
ク図である。
【図6】メールサーバ600の概観を示す図である。
【図7】IP情報登録テーブルのデータ構成例を示す図
である。
【図8】広告情報テーブルのデータ構成例を示す図であ
る。
【図9】ユーザ情報テーブルのデータ構成例を示す図で
ある。
【図10】メールサービス用Pコードテーブルのデータ
構成例を示す図である。
【図11】配信サービス用Pコードテーブルのデータ構
成例を示す図である。
【図12】受信サービス用Pコードテーブルのデータ構
成例を示す図である。
【図13】パーソナル情報サービス用Pコードテーブル
のデータ構成例を示す図である。
【図14】個人情報テーブルのデータ構成例を示す図で
ある。
【図15】オーナー情報テーブルのデータ構成例を示す
図である。
【図16】端末情報テーブルのデータ構成例を示す図で
ある。
【図17】本実施形態によるPサービスシステムで用い
られるPコードのデータ構成を説明する図である。
【図18】Pコードのデータ構成を示す図である。
【図19A】本実施形態のPサービスサーバによる処理
の概要を説明するフローチャートである。
【図19B】本実施形態のPサービスサーバによる処理
の概要を説明するフローチャートである。
【図20】配信用情報登録処理のフローチャートであ
る。
【図21】ユーザ登録処理のフローチャートである。
【図22】新規登録処理のためのダイヤログボックスで
ある。
【図23】「氏名・住所」ボタン2201に対応したダ
イヤログボックスである。
【図24】「暗証番号」ボタン2202に対応したダイ
ヤログボックスである。
【図25】「勤務先」ボタン2203に対応したダイヤ
ログボックスである。
【図26】「クレジットカード」ボタン2204に対応
したダイヤログボックスである。
【図27】「サービス」ボタン2205に対応したダイ
ヤログボックスである。
【図28】「個人情報」ボタン2206に対応したダイ
ヤログボックスである。
【図29】「個人情報2」ボタン2207に対応したダ
イヤログボックスである。
【図30】「欲しい情報」ボタン2208に対応したダ
イヤログボックスである。
【図31】「印刷用紙」ボタン2209に対応したダイ
ヤログボックスである。
【図32】「受信サービスの設定」ボタン2211に対
応したダイヤログボックスである。
【図33】「印刷先の指定」ボタン2212に対応した
ダイヤログボックスである。
【図34】「メールサービスの設定」ボタン2213に
対応したダイヤログボックスである。
【図35】登録変更処理のためのダイヤログボックスで
ある。
【図36】暗証番号を変更するためのダイヤログボック
スである。
【図37】IP情報登録処理のフローチャートである。
【図38】会員確認のためのダイヤログボックスであ
る。
【図39】会員のパスワード入力のためのダイヤログボ
ックスである。
【図40】非会員特定のためのダイヤログボックスであ
る。
【図41】会員登録勧誘のためのダイヤログボックスで
ある。
【図42】課金設定のためのダイヤログボックスであ
る。
【図43】IP情報指定のためのダイヤログボックスで
ある。
【図44】IP情報指定のためのダイヤログボックスで
ある。
【図45】プレビュー画面を示すダイヤログボックスで
ある。
【図46】ファイル転送時のダイヤログボックスであ
る。
【図47】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図48】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図49】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図50】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図51】パスワード確認のためのダイヤログボックス
である。
【図52】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図53】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図54】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図55】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図56】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図57】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図58】入力した項目の一覧表示のためのダイヤログ
ボックスである。
【図59】広告情報登録処理のフローチャートである。
【図60】会員確認のためのダイヤログボックスであ
る。
【図61】会員のパスワード入力のためのダイヤログボ
ックスである。
【図62】非会員特定のためのダイヤログボックスであ
る。
【図63】広告情報指定のためのダイヤログボックスで
ある。
【図64】プレビュー画面を示すダイヤログボックスで
ある。
【図65】ファイル転送時のダイヤログボックスであ
る。
【図66】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図67】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図68】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図69】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図70】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図71】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図72】プロパティ設定のためのダイヤログボックス
である。
【図73】入力した項目の一覧表示のためのダイヤログ
ボックスである。
【図74】登録事項の印刷のためのダイヤログボックス
である。
【図75】ステップS1911に示される個人用Pコー
ドの発番手順を説明するフローチャートである。
【図76】Pサービスサーバが他のサイトにPコードの
エクスターナルコードを割り当てる手順を説明するフロ
ーチャートである。
【図77】本実施形態で用いるPコード使用登録テーブ
ルのデータ構成を示す図である。
【図78】Pコード使用テーブルのデータ構成を示す図
である。
【図79】IP用コードの発番処理を説明するフローチ
ャートである。
【図80】メールサーバ600に電子メールが送付され
たときのメールサーバ600の処理内容を表すフローチ
ャートである。
【図81】メールサーバ600からPサービスサーバ3
00にユーザPコードとメール情報が転送されたときの
Pサービスサーバ300の処理を示すフローチャートで
ある。
【図82】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末上
における受信通知画面の一例を示す図である
【図83】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末上
における印刷先端末指定の初期画面である端末検索方法
の選択の表示の一例を示す図である。
【図84】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末上
における印刷先端末指定の画面である端末の検索結果一
覧表示の一例を示す図である。
【図85】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末上
における印刷先端末指定の画面である端末指定を行う画
面の表示の一例を示す図である。
【図86】本実施形態の受信通知サービスの携帯端末上
における印刷先端末指定の画面である端末指定の確認表
示の一例を示す図である。
【図87】本実施形態の受領通知サービスの携帯端末上
における受領通知画面の一例を示す図である。
【図88】本実施形態の有効期限通知サービスの携帯端
末上における有効期限通知画面の一例を示す図である。
【図89】本実施形態の有効期限通知サービスの携帯端
末上におけるpコード情報表示画面の一例を示す図であ
る。
【図90】携帯端末で表示しきれないメールが到着した
ことを示す通知画面の一例を示す図である。
【図91】本実施形態のデータ登録時の通知処理を説明
するフローチャートである。
【図92】本実施形態の端末上でのデータ期限切れ時の
通知処理を説明するフローチャートである。
【図93】本実施形態のサーバ上でのデータ期限切れ時
の通知処理を説明するフローチャートである。
【図94】本実施形態の印刷先端末の変更時の処理を説
明するフローチャートである。
【図95】本実施形態のPサービス端末200のタッチ
パネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図96】本実施形態のPサービス端末200のタッチ
パネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図97】本実施形態のPサービス端末200のタッチ
パネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図98】本実施形態のPサービス端末200のタッチ
パネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図99】本実施形態のPサービス端末200のタッチ
パネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図100】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図101】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図102】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図103】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図104】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図105】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図106】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図107】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図108】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図109】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図110】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図111】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図112】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図113】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図114】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図115】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図116】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図117】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図118】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図119】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図120】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図121】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図122】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図123】本実施形態のPサービス端末200のタッ
チパネル204上に表示される表示画面例を示す図であ
る。
【図124A】本実施形態の情報サービスを実行する場
合の処理フローを示すフローチャートである。
【図124B】本実施形態の情報サービスを実行する場
合のサービスシステム内の処理順を示す図である。
【図125A】本実施形態のメールサービスを実行する
場合の処理フローを示すフローチャートである。
【図125B】本実施形態のメールサービスを実行する
場合のサービスシステム内の処理順を示す図である。
【図126A】本実施形態の配信サービス(登録された
情報の受信)を実行する場合の処理フローを示すフロー
チャートである。
【図126B】本実施形態の配信サービス(登録された
情報の受信)を実行する場合のサービスシステム内の処
理順を示す図である。
【図127A】本実施形態のパーソナル情報サービスを
実行する場合の処理フローを示すフローチャートであ
る。
【図127B】本実施形態のパーソナル情報サービスを
実行する場合のサービスシステム内の処理順を示す図で
ある。
【図128】データの送信(登録)を実行する場合の処
理フローを示すフローチャートである。
【図129A】本実施形態の配信サービス(情報の登
録)を実行する場合の処理フローを示すフローチャート
である。
【図129B】本実施形態の配信サービス(情報の登
録)を実行する場合のサービスシステム内の処理順を示
す図である。
【図130A】本実施形態の受信サービス(情報の登
録)を実行する場合のサービスシステム内の処理順を示
す図である。
【図130B】本実施形態の受信サービス(情報の登
録)を実行する場合のサービスシステム内の処理順を示
す図である。
【図131A】本実施形態のPサービスサーバ300に
おけるIP情報およびメールデータ、配信データの取得
手順を説明するフローチャートである。
【図131B】本実施形態のPサービスサーバ300に
おけるIP情報およびメールデータ、配信データの取得
手順を説明するフローチャートである。
【図132】Pサービスシステムにおける印刷情報取得
処理を表すフローチャートである。
【図133】広告検索処理のフローチャートである。
【図134】 (A)IP情報のキーワードリストの一例を示す図であ
る。 (B)ユーザ登録のキーワードリストの一例を示す図で
ある。 (C)Pサービス端末のキーワードリストの一例を示す
図である。 (D)最上位のキーワードリストの一例を示す図であ
る。 (E)最下位のキーワードリストの一例を示す図であ
る。
【図135】(A)IP情報リストの検索結果リストの
一例を示す図である。 (B)ユーザ登録リストの検索結果リストの一例を示す
図である。 (C)Pサービス端末リストの検索結果リストの一例を
示す図である。 (D)最上位リストの検索結果リストの一例を示す図で
ある。 (E)最下位リストの検索結果リストの一例を示す図で
ある。
【図136】(A)並び替えたIP情報リストの検索結
果リストの一例を示す図である。 (B)並び替えたユーザ登録リストの検索結果リストの
一例を示す図である。 (C)並び替えたPサービス端末リストの検索結果リス
トの一例を示す図である。 (D)並び替えた最上位リストの検索結果リストの一例
を示す図である。 (E)並び替えた最下位リストの検索結果リストの一例
を示す図である。
【図137】本実施形態の携帯端末のPコード抽出処理
を説明するフローチャートである。
【図138】ステップS3113におけるPコードの自
動抽出処理を説明するフローチャートである。
【図139】本実施形態の携帯端末によるPコードの送
信処理を説明するフローチャートである。
【図140】本実施形態の携帯端末によるPコードの送
信処理の他の形態を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
120 携帯端末ネット接続サービス 130 ユーザ端末 200 Pサービス端末 300 Pサービスサーバ 400 IPサーバ 500 携帯端末 600 メールサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 H04B 7/26 109M (72)発明者 井桁 敏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 伊藤 公祐 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 井上 敦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5B021 AA01 BB04 5B049 BB00 DD01 FF02 FF04 GG02 GG03 GG06 5K067 AA21 AA33 AA34 BB04 BB21 DD53 EE02 FF02 FF23 GG01 GG11 HH22 HH23

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子メール情報を受信する受信手段と、 前記電子メール情報の送付先で該電子メール情報を出力
    可能か否か判断する判断手段と、 前記判断手段により出力不可能であると判断された場
    合、該電子メール情報を他の端末で出力するためのコー
    ド情報を発行する発行手段と、 前記発行手段により発行されたコード情報を前記送付先
    に通知する通知手段と、を有することを特徴とする情報
    提供システム。
  2. 【請求項2】前記判断手段は前記電子メール情報内の文
    字数を判断することを特徴とする請求項1に記載の情報
    提供システム。
  3. 【請求項3】前記通知手段は、前記発行手段により発行
    されたコード情報と共に該コード情報により他の端末で
    出力可能である旨を通知することを特徴とする請求項1
    に記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】前記通知手段は、前記発行手段により発行
    されたコード情報と共に該コード情報により他の端末で
    出力可能である旨の情報と共に前記電子メール情報の送
    信者等の情報を通知することを特徴とする請求項1に記
    載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】前記電子メール情報の送付先は携帯端末で
    あり、 前記通知手段は、コード情報を該携帯端末に通知するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】前記判断手段により出力可能であると判断
    された場合、該電子メール情報を携帯端末へ送信する送
    信手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載
    の情報提供システム。
  7. 【請求項7】前記通知手段により通知されたコード情報
    が入力された場合、 前記第1の判断手段により出力不可能であると判断され
    た電子メール情報を出力する出力端末を有することを特
    徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  8. 【請求項8】前記発行手段は、電子メール情報の送付先
    が所定のサービスの利用者であると判断された場合、コ
    ード情報を発行することを特徴とする請求項1に記載の
    情報提供システム。
  9. 【請求項9】前記出力端末は、印刷手段を有することを
    特徴とする請求項7に記載の情報提供システム。
  10. 【請求項10】電子メール情報の送付先で出力不可能で
    あると判断された電子メール情報を受信する受信手段
    と、 前記受信手段により受信した電子メール情報を他の端末
    で出力可能か否か判断する判断手段と、 前記判断手段により出力可能であると判断された電子メ
    ール情報についてコード情報を発行する発行手段と、 前記発行手段により発行されたコード情報を前記送付先
    に通知する通知手段と、を有することを特徴とする情報
    提供装置。
  11. 【請求項11】前記判断手段により出力可能であると判
    断された電子メール情報を登録する登録手段、 を有することを特徴とする請求項10に記載の情報提供
    装置。
  12. 【請求項12】前記発行手段は、電子メール情報の送付
    先が所定のサービスの利用者であると判断された場合、
    コード情報を発行することを特徴とする請求項10に記
    載の情報提供装置。
  13. 【請求項13】前記他の端末は、印刷手段を有すること
    を特徴とする請求項10に記載の情報提供装置。
  14. 【請求項14】電子メール情報を受信する受信手段と、 前記電子メール情報の送付先で該電子メール情報を出力
    可能か否か判断する判断手段と、 前記判断手段により出力不可能であると判断された電子
    メール情報を他の端末で出力するためのコード情報を受
    信するコード情報受信手段と、 前記コード情報受信手段により受信したコード情報を前
    記送付先に通知する通知手段と、 を有することを特徴とする情報提供装置。
  15. 【請求項15】前記判断手段は前記電子メール情報内の
    文字数を判断することを特徴とする請求項14に記載の
    情報提供装置。
  16. 【請求項16】前記通知手段は、前記コード情報と共に
    該コード情報により他の端末で出力可能である旨を通知
    することを特徴とする請求項14に記載の情報提供装
    置。
  17. 【請求項17】電子メール情報を受信する受信工程と、 前記電子メール情報の送付先で該電子メール情報を出力
    可能か否か判断する判断工程と、 前記判断工程により出力不可能であると判断された場
    合、該電子メール情報を他の端末で出力するためのコー
    ド情報を発行する発行工程と、前記発行工程により発行
    されたコード情報を前記送付先に通知する通知工程と、 を有することを特徴とする情報提供方法。
  18. 【請求項18】前記判断工程は前記電子メール情報内の
    文字数を判断することを特徴とする請求項17に記載の
    情報提供方法。
  19. 【請求項19】前記通知工程は、前記発行手段により発
    行されたコード情報と共に該コード情報により他の端末
    で出力可能である旨を通知することを特徴とする請求項
    17に記載の情報提供方法。
  20. 【請求項20】前記通知工程は、前記発行工程により発
    行されたコード情報と共に該コード情報により他の端末
    で出力可能である旨の情報と共に前記電子メール情報の
    送信者等の情報を通知することを特徴とする請求項17
    に記載の情報提供方法。
  21. 【請求項21】前記通知工程は、コード情報を前記電子
    メール情報の送付先である携帯端末に通知することを特
    徴とする請求項17に記載の情報提供方法。
  22. 【請求項22】前記判断工程により出力可能であると判
    断された場合、該電子メール情報を携帯端末へ送信する
    送信工程をさらに有することを特徴とする請求項17に
    記載の情報提供方法。
  23. 【請求項23】前記発行工程は、電子メール情報の送付
    先が所定のサービスの利用者であると判断された場合、
    コード情報を発行することを特徴とする請求項17に記
    載の情報提供方法。
  24. 【請求項24】電子メール情報の送付先で出力不可能で
    あると判断された電子メール情報を受信する受信工程
    と、 前記受信工程により受信した電子メール情報を他の端末
    で出力可能か否か判断する判断工程と、 前記判断工程により出力可能であると判断された電子メ
    ール情報についてコード情報を発行する発行工程と、 前記発行工程により発行されたコード情報を前記送付先
    に通知する通知工程と、を有することを特徴とする情報
    提供方法。
  25. 【請求項25】前記判断工程により出力可能であると判
    断された電子メール情報を登録する登録工程と、 を有することを特徴とする請求項24に記載の情報提供
    方法。
  26. 【請求項26】前記発行工程は、電子メール情報の送付
    先が所定のサービスの利用者であると判断された場合、
    コード情報を発行することを特徴とする請求項24に記
    載の情報提供方法。
  27. 【請求項27】前記他の端末は、印刷工程を有すること
    を特徴とする請求項24に記載の情報提供方法。
  28. 【請求項28】電子メール情報を受信する受信工程と、 前記電子メール情報の送付先で該電子メール情報を出力
    可能か否か判断する判断工程と、 前記判断工程により出力不可能であると判断された電子
    メール情報を他の端末で出力するためのコード情報を受
    信するコード情報受信工程と、 前記コード情報受信工程により受信したコード情報を前
    記送付先に通知する通知工程と、 を有することを特徴とする情報提供方法。
  29. 【請求項29】前記判断手段は前記電子メール情報内の
    文字数を判断することを特徴とする請求項28に記載の
    情報提供方法。
  30. 【請求項30】前記通知工程は、前記コード情報と共に
    該コード情報により他の端末で出力可能である旨を通知
    することを特徴とする請求項28に記載の情報提供方
    法。
  31. 【請求項31】電子メール情報を受信する受信工程のプ
    ログラムコードと、 前記電子メール情報の送付先で該電子メール情報を出力
    可能か否か判断する判断工程のプログラムコードと、 前記判断工程により出力不可能であると判断された場
    合、該電子メール情報を他の端末で出力するためのコー
    ド情報を発行する発行工程のプログラムコードと、前記
    発行工程により発行されたコード情報を前記送付先に通
    知する通知工程のプログラムコードと、 を有することを特徴とする記憶媒体。
  32. 【請求項32】前記判断工程は前記電子メール情報内の
    文字数を判断することを特徴とする請求項31に記載の
    記憶媒体。
  33. 【請求項33】電子メール情報の送付先で出力不可能で
    あると判断された電子メール情報を受信する受信工程の
    プログラムコードと、 前記受信工程により受信した電子メール情報を他の端末
    で出力可能か否か判断する判断工程のプログラムコード
    と、 前記判断工程により出力可能であると判断された電子メ
    ール情報についてコード情報を発行する発行工程のプロ
    グラムコードと、 前記発行工程により発行されたコード情報を前記送付先
    に通知する通知工程のプログラムコードと、 を有することを特徴とする記憶媒体。
  34. 【請求項34】電子メール情報を受信する受信工程のプ
    ログラムコードと、 前記電子メール情報の送付先で該電子メール情報を出力
    可能か否か判断する判断工程のプログラムコードと、 前記判断工程により出力不可能であると判断された電子
    メール情報を他の端末で出力するためのコード情報を受
    信するコード情報受信工程のプログラムコードと、 前記コード情報受信工程により受信したコード情報を前
    記送付先に通知する通知工程のプログラムコードと、 を有することを特徴とする記憶媒体。
  35. 【請求項35】前記判断工程は前記電子メール情報内の
    文字数を判断することを特徴とする請求項34に記載の
    記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7970817B2 (en) 2004-05-11 2011-06-28 Canon Kabushiki Kaisha Information processing device, information processing method, and control program
JP2015506649A (ja) * 2012-01-25 2015-03-02 クアルコム,インコーポレイテッド 自動的サービス発見および接続のための方法および装置

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