JP2002055772A - 入力装置および情報処理装置 - Google Patents
入力装置および情報処理装置Info
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- JP2002055772A JP2002055772A JP2000244557A JP2000244557A JP2002055772A JP 2002055772 A JP2002055772 A JP 2002055772A JP 2000244557 A JP2000244557 A JP 2000244557A JP 2000244557 A JP2000244557 A JP 2000244557A JP 2002055772 A JP2002055772 A JP 2002055772A
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- coordinate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、暗証番号等の重要なデータを送信
する際、データ送信前にデータを暗号化しておいてデー
タ送信することにより、不正される恐れのないデータ送
信を実現することができる高セキュリティを確立した入
力装置および情報処理装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、座標データを入力する入力手
段を備えた入力装置であって、前記座標データの重要度
の高いデータエリアを記憶する記憶手段と、前記入力手
段より入力された座標データの重要度を、前記記憶手段
が記憶するデータエリアに基づいて判断する判断手段
と、前記判断手段が重要度の高い座標データと判断した
とき、同データを暗号化して次入力手段にデータ送信す
ることを特徴とする。
する際、データ送信前にデータを暗号化しておいてデー
タ送信することにより、不正される恐れのないデータ送
信を実現することができる高セキュリティを確立した入
力装置および情報処理装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、座標データを入力する入力手
段を備えた入力装置であって、前記座標データの重要度
の高いデータエリアを記憶する記憶手段と、前記入力手
段より入力された座標データの重要度を、前記記憶手段
が記憶するデータエリアに基づいて判断する判断手段
と、前記判断手段が重要度の高い座標データと判断した
とき、同データを暗号化して次入力手段にデータ送信す
ることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動預金
支払機（ＡＴＭ）の接客操作面に備えられるような入力
装置に関し、さらに詳しくは入力操作された暗証番号等
の重要な入力データのセキュリティを完全にした入力装
置および情報処理装置に関する。
支払機（ＡＴＭ）の接客操作面に備えられるような入力
装置に関し、さらに詳しくは入力操作された暗証番号等
の重要な入力データのセキュリティを完全にした入力装
置および情報処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ＡＴＭ等の接客操作面に備えら
れる入力装置としては取引案内画面に対応してタッチ入
力を許容するタッチパネルが採用されている。このタッ
チパネルはタッチ入力された位置を指定する座標データ
を出力する。表示・入力処理装置(ＣＲＴコントローラ)
は表示されていた画像内容との整合をとって所望のデー
タを得ている。
れる入力装置としては取引案内画面に対応してタッチ入
力を許容するタッチパネルが採用されている。このタッ
チパネルはタッチ入力された位置を指定する座標データ
を出力する。表示・入力処理装置(ＣＲＴコントローラ)
は表示されていた画像内容との整合をとって所望のデー
タを得ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年、ＣＲＴコントロ
ーラはパーソナルコンピュータ等の汎用的なコントロー
ラで構成されており、そのアプリケーションプログラム
の開発者は広範囲に渡り、その開発者が不正行為等を行
う危険性もあり、重要なデータのセキュリティを完全に
確保できなかった。また、タッチパネルに入力されたデ
ータをコントローラにデータを送信する場合に、その送
信される座標データが傍受される恐れがあり、暗証番号
等の重要なデータが不正に取得される可能性があった。
ーラはパーソナルコンピュータ等の汎用的なコントロー
ラで構成されており、そのアプリケーションプログラム
の開発者は広範囲に渡り、その開発者が不正行為等を行
う危険性もあり、重要なデータのセキュリティを完全に
確保できなかった。また、タッチパネルに入力されたデ
ータをコントローラにデータを送信する場合に、その送
信される座標データが傍受される恐れがあり、暗証番号
等の重要なデータが不正に取得される可能性があった。
【０００４】さらに、ＡＴＭ等においてもコントローラ
部はパーソナルコンピュータの採用が増えているが、接
客操作面から入力される暗証番号等の重要なデータが直
接コントローラ部で処理されるため、セキュリティを確
保できなかった。
部はパーソナルコンピュータの採用が増えているが、接
客操作面から入力される暗証番号等の重要なデータが直
接コントローラ部で処理されるため、セキュリティを確
保できなかった。
【０００５】このため、コントローラ部のソフト開発者
の不正対策および送信データの傍受対策として、暗号化
したデータをコントローラ部へ送信し、コントローラ部
ではそれらのデータをスルーしてホストコンピュータへ
転送し、ホストコンピュータ側で解読するといった方法
が考えられる。
の不正対策および送信データの傍受対策として、暗号化
したデータをコントローラ部へ送信し、コントローラ部
ではそれらのデータをスルーしてホストコンピュータへ
転送し、ホストコンピュータ側で解読するといった方法
が考えられる。
【０００６】この暗号化に際して、例えば特開平５−７
５５９９号公報に示すように、各種情報を暗号化して照
合する装置が知られている。
５５９９号公報に示すように、各種情報を暗号化して照
合する装置が知られている。
【０００７】ところが、このような暗号化処理機能を備
えた装置を、ＡＴＭ等の入力装置に適用した場合は、セ
キュリティ確保のために高価な専用の入力装置を要する
問題を有していた。
えた装置を、ＡＴＭ等の入力装置に適用した場合は、セ
キュリティ確保のために高価な専用の入力装置を要する
問題を有していた。
【０００８】そこでこの発明は、暗証番号等の重要なデ
ータを送信する際、データ送信前にデータを暗号化して
おいてデータ送信することにより、不正される恐れのな
いデータ送信を実現することができる高セキュリティを
確立した入力装置および情報処理装置の提供を目的とす
る。
ータを送信する際、データ送信前にデータを暗号化して
おいてデータ送信することにより、不正される恐れのな
いデータ送信を実現することができる高セキュリティを
確立した入力装置および情報処理装置の提供を目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、座標データ
を入力する入力手段を用いて入力操作する際、前記座標
データの重要度の高いデータエリアを記憶手段が記憶
し、前記入力手段より入力された座標データの重要度
を、前記記憶手段が記憶するデータエリアに基づいて判
断手段が判断し、前記判断手段が重要度の高い座標デー
タと判断したとき、同データを暗号化して次入力手段に
データ送信することを特徴とする。
を入力する入力手段を用いて入力操作する際、前記座標
データの重要度の高いデータエリアを記憶手段が記憶
し、前記入力手段より入力された座標データの重要度
を、前記記憶手段が記憶するデータエリアに基づいて判
断手段が判断し、前記判断手段が重要度の高い座標デー
タと判断したとき、同データを暗号化して次入力手段に
データ送信することを特徴とする。
【００１０】この結果、入力手段を介して出力される重
要なデータは暗号化されて送信されるため、この送信デ
ータは傍受されても解読されなくなる。また、出力され
る送信データが既に暗号化されているため、ソフト開発
者の不正に対しても対処でき、この重要なデータのセキ
ュリティを確保することができる。
要なデータは暗号化されて送信されるため、この送信デ
ータは傍受されても解読されなくなる。また、出力され
る送信データが既に暗号化されているため、ソフト開発
者の不正に対しても対処でき、この重要なデータのセキ
ュリティを確保することができる。
【００１１】さらに、ＡＴＭ等の端末にあっては入力装
置からの信号を暗号化することにより、専用の高価な入
力装置を要せずに重要なデータに対する不正対策や傍受
対策がとれる。
置からの信号を暗号化することにより、専用の高価な入
力装置を要せずに重要なデータに対する不正対策や傍受
対策がとれる。
【００１２】また別の発明では、座標データを入力する
入力手段を用いて入力操作する際、前記座標データの重
要度の高いデータエリアを記憶手段が記憶し、前記入力
手段より入力された座標データの重要度を、前記記憶手
段が記憶するデータエリアに基づいて判断手段が判断
し、前記判断手段が重要度の高い座標データと判断した
とき、同データを暗号化して次入力手段にデータ送信
し、重要度が低い座標データと判断したとき、その座標
データを暗号化せずに次入力手段に送信することを特徴
とする。
入力手段を用いて入力操作する際、前記座標データの重
要度の高いデータエリアを記憶手段が記憶し、前記入力
手段より入力された座標データの重要度を、前記記憶手
段が記憶するデータエリアに基づいて判断手段が判断
し、前記判断手段が重要度の高い座標データと判断した
とき、同データを暗号化して次入力手段にデータ送信
し、重要度が低い座標データと判断したとき、その座標
データを暗号化せずに次入力手段に送信することを特徴
とする。
【００１３】この場合は、入力手段から出力された時点
で重要なデータか否かに区別され、重要なデータだけ暗
号化して保護するため不正行為を確実に回避できる。一
方、重要度が低い座標データは高セキュリティを要しな
い標準の座標データとして取扱い、重要なデータのとき
だけ暗号化すればよい。
で重要なデータか否かに区別され、重要なデータだけ暗
号化して保護するため不正行為を確実に回避できる。一
方、重要度が低い座標データは高セキュリティを要しな
い標準の座標データとして取扱い、重要なデータのとき
だけ暗号化すればよい。
【００１４】また別の発明では、暗号化変換エリアと非
暗号化変換エリアとを備えてタッチ入力を許容するタッ
チパネルを、入力手段に採用したことを特徴とする。
暗号化変換エリアとを備えてタッチ入力を許容するタッ
チパネルを、入力手段に採用したことを特徴とする。
【００１５】この場合は、入力操作者がタッチパネルの
画面情報を見ながら容易に入力操作でき、重要なデータ
エリアに相当する暗号化変換エリアに入力された場合に
のみ暗号化変換する。
画面情報を見ながら容易に入力操作でき、重要なデータ
エリアに相当する暗号化変換エリアに入力された場合に
のみ暗号化変換する。
【００１６】このように構成された入力装置を備えて各
種の情報を入力許容する情報処理装置であることを特徴
とする。
種の情報を入力許容する情報処理装置であることを特徴
とする。
【００１７】ここで、情報処理装置とはＡＴＭ、券売
機、精算機などの各種機器の総称である。
機、精算機などの各種機器の総称である。
【００１８】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面に基づいて詳述する。図面は金融機関に設置されるＡ
ＴＭを示し、図１において、このＡＴＭ１１は装置本体
の上部前面に、タッチパネルを取付けた表示器（ＣＲ
Ｔ）１２と、通帳挿入口１３と、カード挿入口１４と、
硬貨出入口１５と、紙幣出入口１６とを備えて、入金、
出金、記帳、残高照会、振込み等の取引機能を有してい
る。
面に基づいて詳述する。図面は金融機関に設置されるＡ
ＴＭを示し、図１において、このＡＴＭ１１は装置本体
の上部前面に、タッチパネルを取付けた表示器（ＣＲ
Ｔ）１２と、通帳挿入口１３と、カード挿入口１４と、
硬貨出入口１５と、紙幣出入口１６とを備えて、入金、
出金、記帳、残高照会、振込み等の取引機能を有してい
る。
【００１９】上述のＣＲＴ１２は、図２に示すように、
画面２１上にタッチパネル２２を搭載した積層構造を有
し、この画面２１上に表示された項目を顧客が指先でタ
ッチ入力することにより入力操作される。
画面２１上にタッチパネル２２を搭載した積層構造を有
し、この画面２１上に表示された項目を顧客が指先でタ
ッチ入力することにより入力操作される。
【００２０】このときの画面２１はＣＲＴコントローラ
２３で画像が表示制御され、このＣＲＴコントローラ２
３が画面２１上に各種の取引項目、操作手順等をガイダ
ンスする。
２３で画像が表示制御され、このＣＲＴコントローラ２
３が画面２１上に各種の取引項目、操作手順等をガイダ
ンスする。
【００２１】また、タッチパネル２２に対してはＣＲＴ
コントローラ２３から座標位置を指定した座標データが
登録されている。この登録に際して、暗証番号等の重要
度の高いデータエリアと重要度が低いデータエリアとを
区別して登録しておき、重要度の高いデータエリアの座
標が入力されたときは、このタッチパネル２２に備えら
れた暗号化変換部２４で座標データを暗号化し、これよ
りＣＲＴコントローラ２３をスルーしてホストコンピュ
ータ２５に送信し、ここで暗号化されたデータを解読す
る。
コントローラ２３から座標位置を指定した座標データが
登録されている。この登録に際して、暗証番号等の重要
度の高いデータエリアと重要度が低いデータエリアとを
区別して登録しておき、重要度の高いデータエリアの座
標が入力されたときは、このタッチパネル２２に備えら
れた暗号化変換部２４で座標データを暗号化し、これよ
りＣＲＴコントローラ２３をスルーしてホストコンピュ
ータ２５に送信し、ここで暗号化されたデータを解読す
る。
【００２２】これに対し、重要度の低いデータエリアの
座標が入力されたときは、同データを暗号化せずにＣＲ
Ｔコントローラ２３に送信する。
座標が入力されたときは、同データを暗号化せずにＣＲ
Ｔコントローラ２３に送信する。
【００２３】このように、座標データを暗号化に変換す
る暗号化変換エリアと、座標データを変換しない非暗号
化変換エリアとをタッチパネル２２に持たせて構成して
いる。
る暗号化変換エリアと、座標データを変換しない非暗号
化変換エリアとをタッチパネル２２に持たせて構成して
いる。
【００２４】この結果、タッチパネル２２を介して出力
される重要なデータは暗号化されて送信され、しかもＣ
ＲＴコントローラ２３をスルーして送信されるため、Ｃ
ＲＴコントローラ２３では傍受できず、重要なデータは
保護される。また、タッチパネル２２から出力される送
信データが既に暗号化されているため、ソフト開発者に
よる不正に対しても送信データを保護してセキュリティ
を確保できる。
される重要なデータは暗号化されて送信され、しかもＣ
ＲＴコントローラ２３をスルーして送信されるため、Ｃ
ＲＴコントローラ２３では傍受できず、重要なデータは
保護される。また、タッチパネル２２から出力される送
信データが既に暗号化されているため、ソフト開発者に
よる不正に対しても送信データを保護してセキュリティ
を確保できる。
【００２５】このように、タッチパネル２２から出力さ
れた時点で重要なデータを既に暗号化して保護した状態
で送信するため、第３者による不正行為を確実に防止す
ることができる。これ以外の重要度が低い座標データの
ときは高セキュリティを要しない標準の座標データとし
て取扱い、重要なデータのときだけ暗号化すればよい。
れた時点で重要なデータを既に暗号化して保護した状態
で送信するため、第３者による不正行為を確実に防止す
ることができる。これ以外の重要度が低い座標データの
ときは高セキュリティを要しない標準の座標データとし
て取扱い、重要なデータのときだけ暗号化すればよい。
【００２６】図３はＣＲＴ１２の画面上に表示された数
値キー３１…と、これに対応して割り付けられたタッチ
パネル座標３２…との関係を示す。図３（Ａ）はＣＲＴ
１２に表示案内した暗証番号の入力画面を示し、重要な
データエリアに相当する暗号化変換エリアの位置に３列
に１，２，３…の１０個の数値キー３１を表示し、これ
らの表示された数字には、それぞれ縦横の対応位置にタ
ッチパネル座標３２が割り当てられて数値キー３１毎の
座標データが正確に求められる。
値キー３１…と、これに対応して割り付けられたタッチ
パネル座標３２…との関係を示す。図３（Ａ）はＣＲＴ
１２に表示案内した暗証番号の入力画面を示し、重要な
データエリアに相当する暗号化変換エリアの位置に３列
に１，２，３…の１０個の数値キー３１を表示し、これ
らの表示された数字には、それぞれ縦横の対応位置にタ
ッチパネル座標３２が割り当てられて数値キー３１毎の
座標データが正確に求められる。
【００２７】例えば、図３（Ｂ）にも示すように、タッ
チ入力したときの位置が「Ｘ７，Ｙ３」のときは、
「２」の数字が入力されたと認識する。このようにして
全４桁の暗証番号が入力操作された時点で、その暗証番
号のデータをタッチパネル２２の暗号化変換部２４が暗
号化（例えば数字変換）してＣＲＴコントローラ側に送
信する。
チ入力したときの位置が「Ｘ７，Ｙ３」のときは、
「２」の数字が入力されたと認識する。このようにして
全４桁の暗証番号が入力操作された時点で、その暗証番
号のデータをタッチパネル２２の暗号化変換部２４が暗
号化（例えば数字変換）してＣＲＴコントローラ側に送
信する。
【００２８】このように構成されたＣＲＴ１２の入力処
理動作を図４のフローチャートを参照して説明する。こ
のＣＲＴ１２は通常、入金、出金、貴重、残照、振込み
等の各種の取引選択画面を表示して入力待機し、このＣ
ＲＴ１２に一つの取引項目がタッチ入力されて取引開始
する。この入力過程で暗証番号等の重要なデータを入力
する画面を表示する場合は（ステップｎ1 ）、ＣＲＴコ
ントローラ２３がタッチパネル２２に対して数値キー３
１のタッチパネル座標３２を登録し（ステップｎ2 ）、
暗証番号等の重要なデータが顧客により入力操作される
と（ステップｎ3 ）、その顧客が入力操作した座標デー
タを暗号用に暗号化変換部２４で数字に変換し、この変
換した暗号化信号をＣＲＴコントローラ２３側に送信す
る（ステップｎ4 ）。
理動作を図４のフローチャートを参照して説明する。こ
のＣＲＴ１２は通常、入金、出金、貴重、残照、振込み
等の各種の取引選択画面を表示して入力待機し、このＣ
ＲＴ１２に一つの取引項目がタッチ入力されて取引開始
する。この入力過程で暗証番号等の重要なデータを入力
する画面を表示する場合は（ステップｎ1 ）、ＣＲＴコ
ントローラ２３がタッチパネル２２に対して数値キー３
１のタッチパネル座標３２を登録し（ステップｎ2 ）、
暗証番号等の重要なデータが顧客により入力操作される
と（ステップｎ3 ）、その顧客が入力操作した座標デー
タを暗号用に暗号化変換部２４で数字に変換し、この変
換した暗号化信号をＣＲＴコントローラ２３側に送信す
る（ステップｎ4 ）。
【００２９】この送信された暗証番号等の重要データは
ＣＲＴコントローラ２３をスルーしてホストコンピュー
タ２５に直接送信する。これにより、ホストコンピュー
タ２５が暗証番号を認証して取引許容する（ステップｎ
5 ）。
ＣＲＴコントローラ２３をスルーしてホストコンピュー
タ２５に直接送信する。これにより、ホストコンピュー
タ２５が暗証番号を認証して取引許容する（ステップｎ
5 ）。
【００３０】これに対し、ＣＲＴ１２の表示画面の入力
位置の関係から重要なデータでないエリアの場合は、顧
客が入力操作しても（ステップｎ6 ）、重要なデータで
ないため、そのまま本来の標準的な座標データとしてＣ
ＲＴコントローラ２３に送信し（ステップｎ7 ）、この
ＣＲＴコントローラ２３で送信データの内容を解析した
後、その解析データをホストコンピュータ２５に送信す
る（ステップｎ8 ）。
位置の関係から重要なデータでないエリアの場合は、顧
客が入力操作しても（ステップｎ6 ）、重要なデータで
ないため、そのまま本来の標準的な座標データとしてＣ
ＲＴコントローラ２３に送信し（ステップｎ7 ）、この
ＣＲＴコントローラ２３で送信データの内容を解析した
後、その解析データをホストコンピュータ２５に送信す
る（ステップｎ8 ）。
【００３１】上述のように、顧客がタッチパネルを入力
したとき、そのタッチパネルから出力される重要なデー
タは暗号化されて送信されるため、この送信データは傍
受して解明されず、また送信データが既に暗号化されて
いるため、ＣＲＴコントローラ内のアプリケーションソ
フト開発者の不正に対しても防止できる。ことに、タッ
チパネルからの重要なデータは、送信前に既に暗号化し
ているため、第３者による不正行為の余地がなくなり、
セキュリティの高いデータ送信が図れる。
したとき、そのタッチパネルから出力される重要なデー
タは暗号化されて送信されるため、この送信データは傍
受して解明されず、また送信データが既に暗号化されて
いるため、ＣＲＴコントローラ内のアプリケーションソ
フト開発者の不正に対しても防止できる。ことに、タッ
チパネルからの重要なデータは、送信前に既に暗号化し
ているため、第３者による不正行為の余地がなくなり、
セキュリティの高いデータ送信が図れる。
【００３２】この発明と、上述の一実施の形態の構成と
の対応において、この発明の入力装置および情報処理装
置は、一実施の形態のＡＴＭ１１に対応し、以下同様
に、入力手段は、ＣＲＴ１２に対応し、記憶手段および
判断手段は、タッチパネル２２に備えられた暗号化変換
部２４に対応し、次入力手段は、ホストコンピュータ２
５に対応するも、この発明は、上述の一実施の形態の構
成のみに限定されるものではない。
の対応において、この発明の入力装置および情報処理装
置は、一実施の形態のＡＴＭ１１に対応し、以下同様
に、入力手段は、ＣＲＴ１２に対応し、記憶手段および
判断手段は、タッチパネル２２に備えられた暗号化変換
部２４に対応し、次入力手段は、ホストコンピュータ２
５に対応するも、この発明は、上述の一実施の形態の構
成のみに限定されるものではない。
【発明の効果】この発明によれば、タッチパネルを介し
て出力される重要なデータを暗号化して送信するため、
この送信データが傍受して解明されなくなり、また送信
データが既に暗号化されているため、ソフト開発者の不
正に対しても重要なデータが確実に保護される。
て出力される重要なデータを暗号化して送信するため、
この送信データが傍受して解明されなくなり、また送信
データが既に暗号化されているため、ソフト開発者の不
正に対しても重要なデータが確実に保護される。
【図１】 この発明のＡＴＭを示す外観斜視図。
【図２】 この発明のＣＲＴの制御回路ブロック図。
【図３】 この発明のＣＲＴの画面上に表示された数値
キーと、これに対応して割り付けられたタッチパネル座
標との関係を示す説明図。
キーと、これに対応して割り付けられたタッチパネル座
標との関係を示す説明図。
【図４】 この発明のＣＲＴの入力処理動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
１１…ＡＴＭ １２…ＣＲＴ ２１…画 面 ２２…タッチパネル ２３…ＣＲＴコントローラ ２４…暗号化変換部 ２５…ホストコンピュータ ３１…数値キー ３２…タッチパネル座標
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E040 BA07 DA01 DA10 FH04 FJ04 5B055 BB03 EE17 HA04 MM01 5B068 AA01 AA11 BD20 BE08 BE12 BE14 CC05 CD06 5B087 AA00 AE00 CC24 CC26 DD09 DG01 DG06 DJ01
Claims (4)
- 【請求項１】座標データを入力する入力手段を備えた入
力装置であって、前記座標データの重要度の高いデータ
エリアを記憶する記憶手段と、前記入力手段より入力さ
れた座標データの重要度を、前記記憶手段が記憶するデ
ータエリアに基づいて判断する判断手段と、前記判断手
段が重要度の高い座標データと判断したとき、同データ
を暗号化して次入力手段にデータ送信することを特徴と
する入力装置。 - 【請求項２】座標データを入力する入力手段を備えた入
力装置であって、前記座標データの重要度の高いデータ
エリアを記憶する記憶手段と、前記入力手段より入力さ
れた座標データの重要度を、前記記憶手段が記憶するデ
ータエリアに基づいて判断する判断手段と、前記判断手
段が重要度の高い座標データと判断したとき、同データ
を暗号化して次入力手段にデータ送信し、重要度が低い
座標データと判断したとき、その座標データを暗号化せ
ずに次入力手段に送信する入力装置。 - 【請求項３】入力手段は、暗号化変換エリアと非暗号化
変換エリアとを備えてタッチ入力許容するタッチパネル
であることを特徴とする請求項１または２記載の入力装
置。 - 【請求項４】請求項１、２または３記載の入力装置を備
えた情報処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000244557A JP2002055772A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 入力装置および情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000244557A JP2002055772A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 入力装置および情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002055772A true JP2002055772A (ja) | 2002-02-20 |
Family
ID=18735233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000244557A Pending JP2002055772A (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 入力装置および情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002055772A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009163384A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Kyodo Printing Co Ltd | データ入力システム及びデータ入力方法 |
| JP2010218490A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Mitsubishi Electric Information Systems Corp | パスワード判定装置、パスワード判定プログラム、入力画面表示装置及び入力画面表示プログラム |
| KR101340770B1 (ko) | 2011-04-18 | 2013-12-11 | 주식회사 팬택 | 전자 기기, 전자 기기의 사용자 입력 데이터의 보안 방법 및 장치 |
| KR101340746B1 (ko) | 2011-04-18 | 2013-12-12 | 주식회사 팬택 | 전자 기기, 전자 기기의 사용자 입력 데이터의 보안 방법 및 장치 |
| JP2016192210A (ja) * | 2016-05-18 | 2016-11-10 | インテル コーポレイション | 入力を保護するシステム及び方法 |
-
2000
- 2000-08-11 JP JP2000244557A patent/JP2002055772A/ja active Pending
Cited By (5)
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