JP2002053470A - 皮膚外用剤、入浴剤、化粧品、頭髪保護剤 - Google Patents

皮膚外用剤、入浴剤、化粧品、頭髪保護剤

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JP2002053470A
JP2002053470A JP2000241139A JP2000241139A JP2002053470A JP 2002053470 A JP2002053470 A JP 2002053470A JP 2000241139 A JP2000241139 A JP 2000241139A JP 2000241139 A JP2000241139 A JP 2000241139A JP 2002053470 A JP2002053470 A JP 2002053470A
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water
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humectant
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Isako Mura
いさ子 村
Kunihiro Seki
邦博 関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】皮膚外用剤において、天然物質を含めながらも
防腐剤の量を低減させて安心して利用できるようにし、
それに加えて保湿剤の保湿機能を高め、角質細胞の新陳
代謝を促すようにする。 【解決手段】 死海の水を保湿剤に含めることで皮膚外
用剤を構成する。このようにすると、死海の水自体が角
質層に長時間保持されて、その成分によって保湿機能が
促進され、角質細胞の代謝が促される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚の保湿性を高
める為の皮膚外用剤に関するものであり、特に、その保
湿機能を更に増大させ、その機能を生かして新たな効能
を得ることが出来る組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な皮膚外用剤が開発されてい
る。
【0003】ここでいう皮膚外用剤とは、薬事法におい
て規定する「化粧品(人の身体を清潔にし、美化し、魅
力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪を健や
かに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似
する方法で使用されることが目的とされている物で、人
体に対する作用が緩和なもの)」の範疇に属する物のほ
か、所定の要件を備える場合に同法によって「医薬
品」、あるいは「医薬部外品」と規定される範疇に属す
る物も含む。
【0004】この種の皮膚外用剤の大きな役割のひとつ
に「保湿」という機能がある。この保湿機能は、一般的
に皮膚の乾燥を防ぎ潤いを与えてその健康を維持するも
のである。
【0005】人間の皮膚は、表皮、真皮、皮下脂肪組織
の三層構造であり、そこに汗腺、皮脂腺等の皮膚線が付
属器官として存在する。最も外側に位置する表皮は、更
に詳細に外側から、角質層、透明層、顆粒層、有きょく
層、基底層の5層構造になっており、ここにおける角質
層が主に吸湿・保湿機能に関与しているといわれてい
る。
【0006】角質層にはNMF(Natural Mo
isturizing Factor:天然保湿因子)
とよばれる吸湿分子が存在する。このNMFは、アミノ
酸や有機酸、ミネラル、糖等の親水性の物質によって構
成されており、外部からの湿気や汗腺から提供される水
分を吸収・保持することで、肌の潤いを保つようになっ
ている。角質層の水分が10〜20%に維持されている
状態の皮膚は、張りがあり、弾力性に富んで最も理想的
な状態であり、水分が10%以下になると皮膚が乾燥し
て肌荒れ状態になり、更に水分が少なくなるとひび割れ
を生じる。
【0007】又、水分が10%〜20%程度であって
も、汗腺等から提供される分泌物(水分を含む)は非常
に腐敗しやすく、時に不快臭を放ったり、病原菌の繁殖
を促す。従って、定期的にこれらを取り除く(洗浄す
る)必要があるが、その場合には、洗浄後に保湿機能を
有する皮膚外用剤によって適度の水分、油分等を再度補
って、皮膚の状態を整えるようにするのが好ましい。
【0008】このような保湿機能を有する皮膚外用剤に
は一般に保湿材と称される物質が含まれている。この保
湿剤の素材としては現在数多くのものが採用されてお
り、例えば、吸湿性が非常に高いグリセリンや、MNF
の構成要素であるアミノ酸、ピロリドンカルボン酸、乳
酸、肌になじみが良く水分保持効果の高いムコ多糖類な
どが広く利用されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】近年、あらゆる分野で
利用者のニーズが多様化しているが、この皮膚外用剤の
「保湿機能」に関する分野においても、利用者のニーズ
は多様化しており、且つ一つ一つの要求レベルが高くな
る傾向がある。
【0010】代表的なニーズとして、以下のようなもの
がある。
【0011】(A)天然志向 近年、皮膚外用剤の分野でも天然志向が大変強まってい
る。利用者は、化学的に合成された物質よりも、植物、
動物等、或いは自然界から採取された天然物質の方が
「肌に優しい」「安心」と感じやすい。これは、「天然
の素材はそれ自体で良好な組成バランス(特にミネラル
バランス)を有しており、人工的、あるいは化学的に合
成されたものよりも人の体により優しく、且つより有効
であることが多い。」という事実を利用者が様々な情報
源より入手し、これを一種の経験則として認知するよう
になったためと解される。
【0012】(B)pHに対する要求 2つ目はpHに関する要求である。従来の皮膚外用剤の
大部分はアルカリ性であったが、最近では、人間の皮膚
のpHに近い弱酸性のニーズが高まっており、この点に
着目して商品を購入する利用者も多い。
【0013】(C)防腐剤等の配合に関する嫌悪感 この種の皮膚外用剤は、保湿機能を高めることにより皮
膚の代謝効果を活発化させたり、分泌物・生成物等を補
って皮膚の有する本来の機能を高めようとするものであ
り、それ自体が微生物の栄養源になりやすく、増殖の場
となってしまい易い。従って、これを防止するために、
殆どの皮膚外用剤には防腐、防バイの目的で化学的に製
造された防腐・殺菌剤が配合され、使用時、或いは使用
後の経時的な汚染が防止されている。
【0014】又、製造されてから販売・流通ルートに存
在する間、或いは購入後の利用者の下での保管されてい
る間において皮膚外用剤自体が腐敗したり汚染したりす
るのを防止する必要がある。この意味でも防腐剤等の配
合は不可欠とされている。
【0015】しかしながら、防腐剤や殺菌剤等は、一般
的には害をおよぼし、アレルギー反応を引き起こすこと
が多く、それを最近の利用者は良く知っている。これら
の配合剤は、その全てが体に良くないとは必ずしも言え
ないが、本来的には不要な物質であり、又、外用剤が皮
膚に直接的に作用させる物であることを考えると、何ら
かの方法で腐敗や汚染が避けられるならば、この種の配
合剤は、まったく含まれていないか、または含まれてい
たとしても微量に抑えられている方が好ましいのは間違
いない。
【0016】(D)良好な使用感と、その効果の持続性
に関する要求 この要求は、一見漠然とした要求のようではあるが、し
かし、利用者の側から最も強く求められている要求であ
る。極めて多種多様の保湿剤が開発されている現在、よ
り使用感の優れた保湿機能をより長時間持続できる特性
を持っていることが需要者の最大の魅力となっている。
つまり、保湿剤としての本来の機能に関し、より優れた
効能を有することが従来以上に強く求められている。
【0017】一方、必ずしも利用者側から要請されるニ
ーズではないが、現実に当該皮膚外用剤を製造して提供
する側が必要とする特性或いは条件、として以下のよう
なものがある。
【0018】(E)原材料としての素材の品質の安定性 原材料としての素材の組成バランスのばらつきが少ない
(品質が一定している)という要請は、特に上記(A)
の天然素材を原料とする、というニーズを実現する際に
問題となる重要な要請である。この条件が満足されない
と、当然に、製造される皮膚外用剤の品質も一定に保つ
ことはできない。
【0019】(F)素材の供給量の安定性 これも、上記(A)の天然素材を原料とするというニー
ズを実現する際に問題となる重要な要請である。季節に
よって或いは年によって供給量が大きくバラつくのは、
製品の価格を一定に維持するのが困難なだけでなく、場
合によっては供給そのものが絶たれる危険がある。従っ
て、いつでも安定して入手できる物質であることが望ま
しい。
【0020】(G)製品の効果の安定性、及び副作用の
発生程度の安定性 この種の皮膚外用剤は、その効果、あるいは副作用の発
生程度が人によって異なるというのが、従来大きな問題
のひとつとされている。特に、副作用の発生程度が人に
よって異なることについては、皮膚外用剤を供給する側
の責任において最も留意しなければならない要件であ
る。
【0021】とりわけ天然素材を原料とした場合には、
上記(E)の素材の品質の安定性(これが副作用の発生
程度の安定性につながる)の問題とも絡んでクローズア
ップされる問題である。例えば、一般的に天然素材は外
気温の変化によって品質が著しく変化しやすい。夏場の
高温度環境下や冬場の凍結環境下に製品を一旦さらして
しまうと、製品本来の効果を二度と得ることができなく
なってしまうことが多く、重要な問題の1つとなってい
る。
【0022】しかしながら、このような状況の下、上記
(A)〜(G)の総てを具現、或いは満足する皮膚外用
剤は、本発明者の知る限りでは開発されていない。特
に、「天然素材」という要求を他の要求と合わせてクリ
アするのが困難であり、化学的に製造された成分を混合
して手当てするという手法を取らずしてそのような皮膚
外用剤を得ることは、事実上出来ないと考えられてい
た。
【0023】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、上記(A)〜(D)の消費者側の要求を総て満
たすだけでなく、更に、(E)〜(G)の製造者側の要
請をも満足し、天然素材でありながら、いつでも安定し
た量を、安定した品質で供給でき、程良いpHを有し、
しかも防腐剤を低減或いは省略した状態で腐敗や汚染を
効果的に防止し、なお且つ良好な使用感を長期に亘って
確保することのできる皮膚外用剤を得ることを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、死海の水と保
湿剤とを含んでいることを特徴とする皮膚外用剤によっ
て上記目的を達成するものである。
【0025】本発明者は、先ず前述した(A)のニーズ
に応えるべく、ベースとなる素材として天然の物質(固
体あるいは液体)であって、人の皮膚の保護に有効とな
り得る素材を探索した。
【0026】天然の素材としては、植物の樹液や草液、
あるいは動物の体液のような生物系の生体液なども候補
に上がり得る。しかし、発明者はこういう生物系の生体
液よりも海の水や岩塩の水溶液のような非生物系の物質
に着目した。これは、生物系の生体液は入手の際の品質
バランス差が大きく、又、個々の一人一人の人間に対し
ても、その効能や副作用のばらつきが大きくなってしま
うことが避けがたいことから、特に上記(E)、(G)
を満足しないと考えられるためであり、又、素材供給の
安定という(F)の観点においても不安があるためであ
る。
【0027】一方、非生物系の天然素材として海水も候
補に上った。海水は、しかし、多くの可能性を秘めてい
ることが実感できるものの、微生物やバクテリアが繁殖
しやすく、これを長期保存するには何らかの人工的な防
腐剤や防バイ目的の殺菌剤の添加が不可欠であるという
避け難い問題を有していた。即ち上記(C)の具現が困
難であり、又、最も重要な「良好な使用感(上記
(D))」の実現も困難であった。
【0028】そこで、海水を別の視点から眺めて着目さ
れたのが「死海」の水である。
【0029】「死海」はイスラエルとヨルダンの国境に
位置する塩湖である。肥沃地帯を流れるヨルダン川の水
が流れ込んでおり、しかも流れ出る川が全く無い。それ
にもかかわらず、乾燥・高温の地域に位置しているた
め、ヨルダン川の流入量と自身の蒸発量との均衡が保た
れることで水位が一定に維持されている。この「死海」
で採取される(様々な成分を含んだ)水が一般的に「死
海の水」と呼ばれている。
【0030】この「死海の水」は塩素系濃度が極めて高
いため、生物がほとんど生息することが出来ない。これ
が「死」の由来であり、そのため、死海の水自体は極め
て腐りにくいという特徴を有している。従って、天然物
質であるにも拘わらず、防腐、防バイ(殺菌)機能を有
していることになる。即ち、上記(A)、(C)の問題
を同時にクリヤできる。
【0031】又、品質のばらつきは極めて小さいため
(E)をクリヤしており、(政治問題でも発生しない限
り)供給量の安定(F)についても全く問題がない。非
生物系の天然物質であるため、人によって効果や副作用
の発生態様に差が生じるという問題(G)もクリヤでき
ると解され、又、温度変化による品質の変化・低下が極
めておこりにくく、長期に亘って安定した品質を維持で
きる。
【0032】更に、死海の水のpHは、5〜6(弱酸
性)であり、海水のそれ8.3(弱アルカリ性)と比べ
て良いというだけでなく、絶対値としてもほぼ理想の値
である。従って上記(B)のニーズについても全く問題
がない。
【0033】しかし、上記(D)の問題、即ち使用感に
関する問題については、死海の水のみでは必ずしも良好
な結果が得られなかった。勿論、後述するように、死海
の水にはそれ自体でも良好な保湿作用が期待できる組成
を有しており、事実、それのみでも十分実用に耐えうる
レベルが得られることが確認できた。
【0034】例えば死海の水には1リットル当たり塩化
マグネシウムが420グラム以上含まれており、これが
保湿機能を補助していると解される。参考に、一般的な
海水は1リットル当たり塩化マグネシウムが4.9グラ
ムであり、死海の水の約86分の1である。この塩化マ
グネシウム自体、べたつかずに肌を保湿できる能力を有
している。
【0035】又、死海の水には塩化カリウムが非常に多
く含まれており、又、塩化ナトリウムとの含有バランス
が角質細胞の能動運動との関係で非常に好ましい。この
カリウム、ナトリウムの適度な濃度及びバランスは、角
質細胞の代謝を高める効果を有するので、皮膚の老廃物
が効果的に排出されて「保湿されやすい肌」を生成する
誘因となる。つまり、保湿剤の保湿効果を高める事に間
接的に寄与する能力を有しており、これは、他の天然素
材に代え難い特性である。
【0036】しかし、発明者は死海の水単体のレベルで
は近年の利用者の「使用感」に関する高度な要求には応
えられないと考えた。
【0037】そこで、更なる試験を行った結果、死海の
水にいわゆる従来既知の保湿剤を併せると、その相乗作
用によって保湿効果を一層高めることが出来ることを知
得した。即ち、本発明によれば、死海の水に保湿剤を含
ませているので、死海の水自体を(保湿剤の吸湿機能に
よって)角質層に長時間保持することが出来る。つま
り、単に死海の水だけ(或いは保湿剤だけ)の場合とは
全く異なり、保湿剤を補助する機能を有する死海の水自
体が、その保湿剤の吸湿・保湿の対象となって角質層に
円滑に取り込まれることにより、保湿剤との相乗的な効
果を得られることが分かった。この結果、死海の水を単
に皮膚に接触させた場合よりも、いわゆる「皮膚との馴
染み」を極めて高めることができ、高い保湿効果、代謝
効果(発汗作用)を促すことが出来、保湿させながら
「新たな皮膚を創出する」という作用を発揮すると共
に、しっとりとした使用感を得ることができるようにな
った。
【0038】また、既に述べたが、このような優れた機
能を合わせ持った皮膚外用剤が死海の水という「天然物
質」によって得られている。その殺菌作用を利用すれ
ば、皮膚外用剤の防腐剤の量を低減したり、或いは完全
に省略することが出来るので、使用する際の安心感を飛
躍的に高めることが出来る。更に、防バイ(殺菌)機能
を有する死海の水を角質層に保持させることにより、皮
膚を清潔な状態に維持することが出来るので、例えばア
トピー性皮膚炎を改善することも確認できた。
【0039】又、通常の海水は、pH値が8.3程度の
アルカリ性であるのに対して、死海の水はpH値が約5
〜6であり弱酸性である。これも、天然素材としては極
めてまれな特性であり、これを保湿剤に含ませることに
よって、皮膚に優しい皮膚外用剤を得ることが出来るこ
とも前述した通りである。
【0040】なお、この皮膚外用剤において、加える保
湿剤についても、これを天然の物質を原料として生成す
ると良い。これにより、保湿剤を加えた後においても
「天然素材」をベースとした皮膚外用剤を得ることがで
きる。
【0041】例えば、この保湿剤として、(天然物質で
ある)2糖類物質が採用されるようにすることが好まし
い。この2糖類物質には、例えば、トレハロース、スク
ロース等がある。2糖類物質と死海の水を組み合わせる
ことにより、この2糖類物質が「膜」をつくり、死海の
水自体を(その「膜」形成作用によって)角質層に長時
間保持することが出来る。
【0042】なお、この2糖類物質の中でも望ましくは
トレハロースを採用する。トレハロースは、酵母、海藻
等の広く天然界に存在するものであり、天然物質として
得ることが出来る。人間をはじめとする生き物は、水分
がなくなると生き残ることができない。でも昔から、完
全にひからびて死んだような状態でも水をごく少量加え
ただけで生き返る生物の存在が知られており、たとえ
ば、砂漠に生息するイワヒバという植物、酸母、クマム
シなどは乾燥して何年たっても水さえ加えれば、生き返
ることができる。この復活現象は長年の間、「不思議な
現象」として原因が分からぬまま扱われてた。
【0043】近年になってこの不思議な復活現象には、
生物の細胞内にあるトレハロースが大きく関わっている
ことが明らかとなり、極めて優れた水分(死海の水)保
持機能を有していることが推測されている。
【0044】又同様に、保湿剤として天然アミノ酸又は
天然アミノ酸誘導体の少なくとも一方が採用されている
ようにしてもよい。天然アミノ酸は、植物等から抽出さ
れるので天然物質として入手することも容易であり、死
海の水との組み合わせによって、肌に優しく安心して使
用可能な皮膚外用剤を得ることが出来る。勿論、この天
然アミノ酸から作られる誘導体も同様の効果を得ること
ができる。
【0045】この場合、死海の水の含有重量Sに対する
天然アミノ酸又は天然アミノ酸の総含有重量Tが、0.
04*S<T<0.40*Sに設定されることが好まし
い。この範囲であると、皮膚のべたつきを押さえた状態
で、しかもしっとりとした感触を得ることが出来る。ま
た、死海の水がアミノ酸によって角質層に保持されて、
十分な発汗作用を得ることができ、血行が良くなって新
陳代謝を高める効果も予想される。最も好ましくは、
0.07S<T<0.20Sに設定する。
【0046】この皮膚外用剤は、皮膚を外側から何らか
の状態で作用させて上記の効果を得ようとするものであ
ればどのような態様で利用しても構わないが、例えば、
入浴剤、化粧品、頭髪保護材等に利用することが出来
る。化粧品の概念には、化粧水、乳液、クリーム、ロー
ション、美容液、パック、ファンデーション、口紅等が
含まれており、又、頭髪保護材の概念には、シャンプ
ー、リンス、ヘアトニック等が含まれている。なお、そ
の際には、本発明の機能を失わない程度に他の各種物質
を混合することも可能である。例えば、美白剤、界面活
性剤、色素、顔料、抗酸化剤、紫外線吸収剤、赤外線吸
収剤等が同時に配合されることを禁止するものではな
い。又、本発明は天然素材を有効に機能させることを目
的の1つとしているが、勿論、非天然素材を更に配合す
ることを禁止するものではない。
【0047】又、保湿剤は上記に示したものに限定され
るものではなく、例えば、(ポリ)エチレングリコー
ル、グリセリン、マルトース、ショ糖、キシリトース、
ソルビトース、グリセリン、キシリット(キシリトー
ル)、ジグリセリン、ジプロピレイグリコール(DP
G)、ソルビトール(ソルビット)、DL−ピロリドン
カルボン酸ナトリウム、1,3−ブチレングリコール
(1,3BG)、プロピレングリコール、ポリエチレン
グリコール(カーボワックス)、ポリグリセリン、U−
ジェリー、アクアライザーEJ、プロデュウ、混合異性
化糖(ペンタバイテン)、L−アスパラギン酸、L−ア
スパラギン酸ナトリウム、DL−アラニン、L−アラニ
ン、L−アルギニン、L−イソロイシン、塩酸リジン
(L−リジン塩酸塩)、グリジン(アミノ酢酸)、L−
グルタミン、L−グルタミン酸、L−グルタミン酸ナト
リウム、γ−アミノ酢酸(ピペリジン酸)、L−スレオ
ニン(L−トレオニン)、セシリン、セリン、L−チロ
シン(L−チロジン)、L−トリプトファン、L−バリ
ン、L−ヒスチジン塩酸塩、L−ヒドロキシプロリン
(L−オキシプロリン)、フェニルアラニン、L−プロ
リン、L−ロイシン、DL−ピロリドンカルボン酸(P
CA)、DL−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液(P
CAソーダ)、乳酸、乳酸ナトリウム(液)、尿素、尿
酸、酸性ムコ多糖類、サイタイ抽出液(サイタイエキ
ス)、トサカ抽出液(加水分解トサカ液、フィブラ・
N)、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、コンド
ロイチン硫酸ナトリウム、グルクロン酸、コラーゲン、
可溶性コラーゲン、コラーゲン加水分解質、加水分解コ
ラーゲン液、加水分解コラーゲン末、加水分解コラーゲ
ンエチル、加水分解コラーゲンヘキエサデシル、コラー
ゲンアミノ酸、アテロコラーゲン、ゼラチン、加水分解
ゼラチン末、エラスチン、水溶性エラスチン、加水分解
エラスチン(エラスチン加水分解物)、スフィンゴ脂質
(セラミド)、HSオイル、ケラチン、加水分解ケラチ
ン、ケラチンアミノ酸、シスチン、L−メチオニン、シ
ステイン、核酸、デオキシリボ核酸(DNA)、リボ核
酸(RNA)、リボ核酸ナトリウム塩)、グアノシン、
グアニン、リン酸、ATP(アデノシン三リン酸)、リ
ン酸リボフラビンナトリウム、リン脂質、レシチン、大
豆リン脂質(大豆レシチン)、大豆リゾリン脂質(リゾ
オレシチン)、卵黄レシチン(卵黄リン脂質)、酵素、
植物性複合酵素、たんぱく分解酵素、脂肪分解酵素(リ
パーゼ)、プラセンターエキス(胎盤抽出物)、動物胎
盤エキス、牛血液除たんぱく液(セルニュー)、牛顎下
腺ムチン、牛胸腺抽出物、アルブミン(感想脱糖卵
白)、加水分解卵殻膜、血清アルブミン、脱脂粉乳、ホ
エー(乳清、乳酸菌発酵液)、乳頭(ラクトース)、カ
ゼイン、牛乳糖たんぱく、ラクトフェリン(ラクトカイ
ン)、加水分解シルク、シルクアミノ酸、シルク抽出
液、シルクパウダー、加水分解コンキオリン酸(真珠た
んぱく抽出液)、コンキオリンパウダー、キチン、キト
サン、グルコサミン(キトサミン)、ローヤルゼリー
(王乳)、ハチミツ、ブドウ糖(グルコース)、大豆た
んぱく質、大豆たんぱく質加水分解質、納豆エキス、ア
ルファヒドロキシ酸(AHA)、混合植物抽出液)、グ
リコール酸、リンゴ酸、含硫ケイ酸アルミニウム、ミロ
ナイト・ネクトン、海水乾燥物、ニガリパウダー、塩化
マグネシウム、マリンコラーゲン、酸母エキス、乾燥酸
母、プルラン、SKIIピテラ、乳酸菌培養液、ビフィズ
ス菌エキス、等の保湿機能を有するいかなるものであっ
てもよい。
【0048】又、本発明者の試行錯誤の結果、保湿剤と
して海藻エキス(海藻の高濃度エキスを含む)を採用す
ると、極めて良好な結果が得られることが分かってい
る。この場合、別途海藻から抽出された海藻エキスを死
海の水に含有させても良く、又、海藻そのもの或いはそ
の微細粉末を死海の水中に投入し、この死海の水の中で
海藻エキスを直接抽出するようにしても良い。特に、コ
ンブ属の海藻エキス又はヒバマタ属の海藻エキスの少な
くとも一方を採用することが望ましい。
【0049】海藻は海水中に生息していることから、海
水と同じように物質が調和してバランスがとれており栄
養不足ということがない。特に、皮膚に保湿等に対して
優れた効果を有するビタミン類、アミノ酸、植物ホルモ
ン、等が含まれており、死海の水との相性が(双方とも
天然であることを含めて)極めて良く、保湿、新陳代謝
等に関して相乗的な効果を得ることができる。
【0050】なお、本発明に係る死海の水は、文字通
り、死海の水そのものでなければならない。死海の水を
蒸発させて一度「塩」の状態にした後、水を加えて水溶
液化した擬似的なものは、「塩」の状態での輸送性に優
れてはいるが、決して死海の水と同じではない。例え
ば、「死海の塩の水溶液」は、上記のナトリウムとカリ
ウムのバランスによる代謝効果、死海の水本来の効果で
ある(C)の防腐・防バイの効果、(B)のpHの要
求、等に関して特性の悪化が著しい。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、具体的な実施例を挙げるこ
とで、本発明の実施の形態の例について詳細に説明す
る。
【0052】死海の水と保湿剤を1:0.08の重量比
率で混合して皮膚外用剤を製造した。この保湿剤には、
旭化成工業株式会社のアミノコート(登録商標)を利用
した。これは、植物から抽出される天然のアミノ酸系湿
潤剤であり、純度99%以上のトリメチルグリシン(白
色結晶状態)によって構成されている。なお、死海の水
の主なミネラル分の構成と、比較用として通常の海水の
構成、及び、死海の塩の水溶液の構成をまとめて表1に
示す。
【0053】
【表1】
【0054】
【実施例1】上記皮膚外用剤を入浴剤として使用した。
具体的には、浴槽に約摂氏39度(ぬるめ)のお湯(約
250リットル)を張り、入浴剤として本皮膚外用剤を
250g入れて良くかき混ぜた。この状態の浴槽に、約
15分〜20分間入浴して、その後の肌の状態を観察し
た。通常のお湯の場合とは異なり、肌が極めてしっとり
し、更に、浴槽から出た後でも発汗作用が長時間に亘っ
て持続した。これは、新陳代謝を高める死海の水が、保
湿剤によって角質層に保持されていることが要因となっ
ていると解される。
【0055】
【実施例2】上記皮膚外用剤を化粧品(ローション)と
して使用した。具体的には、この皮膚外用剤を50ml
手に取り、軽くマッサージしながら全身に伸ばしていっ
た。5分程してからこの皮膚外用剤を洗い流した。洗い
流した後であっても全身がしっとりし、肌がすべすべし
た。肌がすべすべするのは、代謝によって皮膚の老廃物
が排出された結果であると解される。
【0056】
【実施例3】洗顔後に、少量の上記皮膚外用剤を顔に伸
ばしながらマッサージした。その後、皮膚外用剤を洗い
流して肌の状態を観察した。洗い流した後であるにも拘
わらず、十分に肌がしっとりしており、上記の実施例2
と同様に皮膚がすべすべしていることが確認できた。
【0057】
【比較例1】死海の水だけを直接顔に伸ばしながらマッ
サージした。その後、その死海の水を洗い流して肌の状
態を観察した。明らかに肌につっぱり感があり、水分的
な潤いは感じられるものの、上記皮膚外用剤に匹敵する
ような十分な潤いを感じ取ることができなかった。その
潤いにも持続性がなかった。
【0058】ところで、以上のような効能が得られる仕
組みを推測した状態を、図1を参照して説明する。
【0059】全体の図示は省略するが、表皮は、外側か
ら角質層3,透明層5,顆粒層6・・・と構成されてい
る。死海の水は、表1に示されるように、ナトリウムが
海水より少なく、カリウムが海水よりも遥かに多く含ま
れ、そのバランス特性に優れている。図1に戻って、こ
の死海の水が、角質層3に保湿剤と共に取り込まれるの
で、角質細胞4の周囲にナトリウム1、及びカリウム2
がバランスよく含んだ状態で維持される。保湿剤の持続
機能によってこのような状態が長時間維持されるので、
角質細胞4での能動輸送が活性化する。この能動輸送と
は、角質細胞4が必要としている物質を外から積極的に
取り入れ、不必要な物質を排出することをいう。
【0060】この能動輸送の過程において多くのカリウ
ム1及びナトリウム2が角質細胞4の細胞膜7を通過す
る。この際に、エネルギー消費が起こり、角質細胞4内
の脂肪が燃焼されて新陳代謝を促す結果となる。つま
り、保湿している間に代謝を促して、肌を綺麗にする
(新しい肌に切り換える)という極めて合理的な機能が
得られている。
【0061】又、近年、アトピー性皮膚炎等の皮膚障害
を訴える人が増えてきている。このアトピー性皮膚炎
は、多くの場合、皮膚表面に付着した雑菌や、紫外線、
老化等の様々な要因により皮膚の保湿機能に異常が生じ
ているものである。本実施例に示した皮膚外用剤は、皮
膚を清潔に保つ防バイ(殺菌)機能と水分を保持する保
湿機能、更には老廃物を除去する代謝機能を兼ね備えて
いることから、アトピー性皮膚炎に対しても絶大な効果
を有していることが確認されている。
【0062】以下に、試験的に本皮膚外用剤を使用して
頂いたモニターの感想を参考に示しておく。
【0063】(モニター1)本皮膚外用剤を入浴剤とし
て使用したところ、老人性皮膚掻痒症と医師に診断され
ていた皮膚の痒みが10日程で消え、肌がしっとりして
きた(使用期間2カ月・79歳・女性)。
【0064】(モニター2)30年ほど悩まされてきた
足の水虫の患部に本皮膚外用剤を毎日塗布したところ、
皮膚が厚くなり、白くカサカサしていた足の裏及び踵の
角質がぼろぼろと剥がれ落ちて正常な皮膚に回復した。
水虫による猛烈な痒みが消えて、水虫がほぼ完治に向か
っている(使用期間2カ月・58歳・男性)。
【0065】(モニター3)本皮膚外用剤を入浴時に全
身に塗布し、マッサージしたところ湿疹による痒みが3
日程で消え、湿疹の痕のくろずみ、ガサガサ感がなくな
り、肌が瑞々しくなりすべすべになった(使用期間2カ
月・36歳・女性)。
【0066】(モニター4)アレルギー体質のうえ、乾
燥肌で特に腕と脚の皮膚は粉を吹いたような状態であっ
たが、本皮膚外用剤を入浴剤として使用したところ、2
週間程で皮膚がしっとりとして艶が出てきた。また、ア
レルギー反応も全く出なくなった(使用期間2カ月・3
6歳・女性)。
【0067】(モニター5)本皮膚外用剤を入浴時に全
身に塗布し、10分ほど全身のマッサージを励行したと
ころ、1カ月で4kgの体重の減少があった。又、皮膚
の艶が良くなり、更に顔、首の皺が目立たなくなってき
た(使用期間2カ月・50歳・男性)。
【0068】(モニター6)毎日の洗顔後に、本皮膚外
用剤を少量顔につけてマッサージしたところ、徐々にニ
キビや吹き出物が消え、肌がすべすべになり綺麗になっ
た(使用期間3カ月・25歳・女性)。
【0069】(モニター7)本皮膚外用剤を入浴剤とし
て使用し、アトピー性皮膚炎の幼児を入浴させた。2週
間程で症状の改善がみられ、痒みでむずからなくなり、
掻きむしってじくじくしていた皮膚が1カ月程で再生さ
れてきた(使用期間2カ月・3歳・男児)。
【0070】
【実施例4】死海の水と保湿剤を混合させる際の重量比
率を変化させて、その都度、皮膚に塗布し、潤い感、さ
っぱり感、べたつき感、総合評価(使用感)を測定し
た。
【0071】図2に示されるように、総合的には1:
0.04〜1:0.40の重量比率の範囲で好ましい効
果が得られ、より好ましくは、1:0.07〜1:0.
20に設定・調合すればよいことがわかる。
【0072】なお、上記実施形態においては、保湿剤と
してアミノ酸を採用した場合に限って示したが、本発明
はそれに限定されず、天然の海藻や澱粉から得られたト
レハロース等の2糖類物質や、乳酸ソーダ、グリセリン
等の保湿機能を有する保湿剤であれば良く、又これらを
組み合わせて用いても構わないものである。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、天然物質を含めた状態
でありながら、安定供給・安定品質を満足し、防腐剤の
量を低減可能とし、程良いpHを維持しながら、良好な
使用感を長期に維持できる皮膚外用剤を得ることが出来
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る皮膚外用剤の機能を模式
的に示す概念図
【図2】同皮膚外用剤の調合具合による特性の変化を示
す線図
【符号の説明】
1…ナトリウム 2…カリウム 3…角質層 4…角質細胞 5…透明層 6…顆粒層 7…細胞膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 47/26 A61K 47/26 A61P 17/16 A61P 17/16 Fターム(参考) 4C076 BB31 CC18 DD67 FF57 4C083 AA021 AA022 AA111 AB051 AB052 AC581 AC582 AD211 BB51 CC02 CC04 CC25 CC31 DD23 EE01 EE06 EE07 EE10 EE12 EE29 4C087 AA01 AA02 BA01 MA02 MA63 NA14 ZA89

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】死海の水と保湿剤とを含んでいることを特
    徴とする皮膚外用剤。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記保湿剤が、天然の物質を原料として生成されている
    ことを特徴とする皮膚外用剤。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記保湿剤として少なくとも2糖類物質が採用されてい
    ることを特徴とする皮膚外用剤。
  4. 【請求項4】請求項1又は2において、 前記保湿剤として少なくとも海藻エキスが採用されてい
    ることを特徴とする皮膚外用材。
  5. 【請求項5】請求項1又は2において、 前記保湿剤として天然アミノ酸又は天然アミノ酸誘導体
    の少なくとも一方が採用されていることを特徴とする皮
    膚外用剤。
  6. 【請求項6】請求項5において、 前記死海の水の含有重量Sに対する前記天然アミノ酸又
    は前記天然アミノ酸誘導体の総含有重量Tが、0.04
    *S<T<0.40*Sに設定されていることを特徴と
    する皮膚外用剤。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれかに記載の皮膚外
    用剤を含んでいることを特徴とする入浴剤。
  8. 【請求項8】請求項1乃至6のいずれかに記載の皮膚外
    用剤を含んでいることを特徴とする化粧品。
  9. 【請求項9】請求項1乃至6のいずれかに記載の皮膚外
    用剤を含んでいることを特徴とする頭髪保護材。
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