JP2002052896A - 彫刻刀 - Google Patents

彫刻刀

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JP2002052896A
JP2002052896A JP2000240335A JP2000240335A JP2002052896A JP 2002052896 A JP2002052896 A JP 2002052896A JP 2000240335 A JP2000240335 A JP 2000240335A JP 2000240335 A JP2000240335 A JP 2000240335A JP 2002052896 A JP2002052896 A JP 2002052896A
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sword
groove
handle
view
blade
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JP2000240335A
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Mitsuo Nagaike
滿雄 長池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交換した刀の幅方向及び長さ方向の取付け強
度を高めながら、刀の交換作業を容易におこなえるよう
にする。 【解決手段】 柄1に刀2の先端部を残して刀2を挿入
する凹溝4を柄1の長さ方向に形成する。凹溝4に交換
可能に挿入した刀2を刀2の厚さ方向に押圧する固定具
3にて解除自在に固定する彫刻刀である。凹溝4の対向
する側壁5、5を溝深さが深くなる程近づくように傾斜
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刀を交換すること
ができる彫刻刀に関し、詳しくは、交換した刀の幅方向
及び長さ方向の取付け強度を高めながら、刀の交換作業
を容易におこなえるようにしようとする技術に係るもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、柄1に刀2の先端部を残して刀2
を挿入する凹溝4を柄1の長さ方向に形成し、凹溝4に
交換可能に挿入した刀2を刀2の厚さ方向に押圧する固
定具3にて解除自在に固定する彫刻刀Aaにおいては、
図5及び図6に示すように、凹溝4aは刀2の幅よりも
やや広くした角溝形状にして種々の刀2…の幅に多少の
変動が生じていても凹溝4a内に刀2を挿入できるよう
にしている。又、固定具3は複数個設けてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして、余裕をもっ
て凹溝4aに挿入した刀2を複数個の固定具3にて固定
するものであるが、凹溝4aに挿入された刀2を幅方向
及び長さ方向に移動しないように強固に固定するために
2箇所において固定具3、3によって固定するものであ
る。
【0004】このように、刀2を交換可能に構成した彫
刻刀においては、彫刻時に刀2が移動しないように複数
箇所においてねじ具による固定具3、3にて固定して、
刀2の幅方向の振れ及び長さ方向の移動を阻止するよう
にするものであり、刀2の交換作業が面倒になるととも
に交換した刀2がぐらつきやすいという問題があった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、刀の挿入及び固定を容易にしながら、交換
した刀の幅方向及び長さ方向の取付け強度を高めて刀が
ぐらつくことがない彫刻刀を提供することを課題とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、柄
1に刀2の先端部を残して刀2を挿入する凹溝4を柄1
の長さ方向に形成し、凹溝4に交換可能に挿入した刀2
を刀2の厚さ方向に押圧する固定具3にて解除自在に固
定する彫刻刀であって、凹溝4の対向する側壁5、5を
溝深さが深くなる程近づくように傾斜させてあることを
特徴とするものである。このような構成によれば、凹溝
4に交換した刀2を挿入して固定具3にて刀2の厚さ方
向に押圧して固定する際に、凹溝4の側壁5、5は溝深
さが深くなる程近づくように傾斜していて、刀2の幅方
向の両縁部は凹溝4の両側壁5、5に固定具3による押
圧力に比例して食い込むように強固に圧接することがで
きるのであり、凹溝4の幅の広い部分を利用することで
刀2の挿入が容易でありながら刀2の幅方向の振れを確
実に防止することができ、かつ、刀2の長さ方向の移動
を確実に防止することができ、たとえ一つの固定具3で
あっても刀2の固定強度を充分なものにできるのであ
り、結果として、刀2の交換作業を簡単・迅速におこな
うことができる。
【0007】この場合、柄1を柄1の厚さ方向に二分割
し、一方の分割半体1aの分割面に刀2の先端部を残し
て刀2を挿入する凹溝4を形成することが好ましく、
又、固定具3であるビス6をねじ込む一つのナット7を
分割された他方の分割半体1bの分割面にねじ孔6を開
口させて埋設してあることも好ましく、又、凹溝3の断
面形状を略V字状に形成することも好ましいものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1(a)は縦断面図、同図(b)は横断面図で
ある。図2(a)は分解斜視図、同図(b)は刀の斜視
図、同図(c)はナットの斜視図である。
【0009】彫刻刀Aは、柄1に刀2の先端部を残して
刀2を挿入する凹溝4を柄1の長さ方向に形成し、凹溝
4に交換可能に挿入した刀2を刀2の厚さ方向に押圧す
る固定具3にて解除自在に固定するものであり、交換し
た刀2の幅方向及び長さ方向の取付け強度を高めなが
ら、刀2の交換作業を容易におこなえるようにしてい
る。以下、詳述する。
【0010】彫刻刀Aは、荒彫り用(たたきのみ、ささ
[笹]のみ)と仕上げ用(小道具)の区別があり、たた
きのみには「かし」などの堅木の柄2を用い、ささの
み、小道具には「ひのき」、「ほお」などの軟木の柄2
を用いるものである。又、彫刻刀Aは、刀2の形態によ
って、図3(a)(b)に示す三角刀、同図(c)
(d)に示す丸刀、同図(e)(f)に示す曲丸刀、同
図(g)(h)に示す間透、同図(i)(j)に示す曲
間透、同図(k)(l)に示す小刀、同図(m)(n)
に示す両刀などがある。
【0011】柄1は厚さ方向に二分割し、一方の分割半
体1aの分割面に刀2の先端部を残して刀2を挿入する
凹溝4を形成している。凹溝4の対向する側壁5、5を
溝深さが深くなる程近づくように傾斜させている。凹溝
4の形状は略円弧状であるが、図4に示すように、V字
状に形成してもよいものである。他方の分割半体1bの
分割面は平坦面となっている。
【0012】固定具3であるビス6をねじ込む一つのナ
ット7を分割された他方の分割半体1bの分割面にねじ
孔6を開口させて埋設している。ナット7には一方の分
割半体1aの分割面に食込む段部8a…を周方向に多数
形成した滑止め8を一体的に形成しているが、滑止め8
がない通常の六角ナットでもよいものである。
【0013】両方の分割半体1a、1bは分割面が合わ
されて接着剤などにて接着するとともに、柄2の先端部
に締め紐9を巻いて分離しないように一体化している。
【0014】このような構成によれば、柄1の先端側か
ら凹溝4に交換する刀2を挿入し、固定具3であるビス
6を他方の分割半体2bの通孔10に挿通し、ナット7
にねじ込んでビス6を刀2の厚さ方向に押圧して固定す
るのである。
【0015】この場合、凹溝4の側壁5、5は溝深さが
深くなる程近づくように傾斜していることから、溝幅が
広い部分において刀2を円滑に挿入できながら、刀2の
幅方向の両縁部は凹溝4の両側壁5、5に固定具3によ
る押圧力に比例して食い込むように強固に圧接すること
ができるのであり、刀2の幅方向の振れを確実に防止す
るとともに、刀2の長さ方向の移動を確実に防止するこ
とができ、たとえ一つの固定具3であっても刀2の固定
強度を充分なものにできるのであり、刀2の交換作業を
簡単・迅速におこなうことができるものである。
【0016】
【発明の効果】請求項1においては、柄に刀の先端部を
残して刀を挿入する凹溝を柄の長さ方向に形成し、凹溝
に交換可能に挿入した刀を刀の厚さ方向に押圧する固定
具にて解除自在に固定する彫刻刀であって、凹溝の対向
する側壁を溝深さが深くなる程近づくように傾斜させて
あるから、凹溝に交換した刀を挿入して固定具にて刀の
厚さ方向に押圧して固定する際に、凹溝の側壁は溝深さ
が深くなる程近づくように傾斜していて、刀の幅方向の
両縁部は凹溝の両側壁に固定具による押圧力に比例して
食い込むように強固に圧接することができるのであり、
刀の挿入が容易でありながら刀の幅方向の振れを確実に
防止することができ、かつ、刀の長さ方向の移動を確実
に防止することができ、たとえ一つの固定具であっても
刀の固定強度を充分なものにできるのであり、刀の交換
作業を簡単・迅速におこなうことができるという利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、(a)は縦断面
図、(b)は横断面図である。
【図2】(a)は分解斜視図、(b)は刀の斜視図、
(c)はナットの斜視図である。
【図3】他の実施の形態を示し、(a)は刀の概略正面
図、(b)は部分平面図、(c)は刀の概略正面図、
(d)は部分平面図、(e)は刀の概略正面図、(f)
は部分平面図、(g)は刀の概略正面図、(h)は部分
平面図、(i)は刀の概略正面図、(j)は部分平面
図、(k)は刀の概略正面図、(l)は部分平面図、
(m)は刀の概略正面図、(n)は部分平面図である。
【図4】同上の他の実施の形態の断面図である。
【図5】従来例を示し、(a)は斜視図、(b)は断面
図である。
【図6】同上の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 柄 2 刀 3 固定具 4 凹溝 5 側壁 6 ビス 7 ナット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柄に刀の先端部を残して刀を挿入する凹
    溝を柄の長さ方向に形成し、凹溝に交換可能に挿入した
    刀を刀の厚さ方向に押圧する固定具にて解除自在に固定
    する彫刻刀であって、凹溝の対向する側壁を溝深さが深
    くなる程近づくように傾斜させて成ることを特徴とする
    彫刻刀。
  2. 【請求項2】 柄を柄の厚さ方向に二分割し、一方の分
    割半体の分割面に刀の先端部を残して刀を挿入する凹溝
    を形成し、他方の分割半体の分割面にねじ孔を開口させ
    て固定具であるビスをねじ込む一つのナットを埋設して
    成ることを特徴とする請求項1記載の彫刻刀。
  3. 【請求項3】 凹溝の断面形状を略V字状に形成して成
    ることを特徴とする請求項1記載の彫刻刀。
JP2000240335A 2000-08-08 2000-08-08 彫刻刀 Withdrawn JP2002052896A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015101013A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 張 新添 彫刻刀の使い捨て刃
JP5801452B1 (ja) * 2014-06-19 2015-10-28 ゴッドハンド株式会社 削り線形成具

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