JP2002052301A - オゾン水生成器 - Google Patents

オゾン水生成器

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JP2002052301A
JP2002052301A JP2000243378A JP2000243378A JP2002052301A JP 2002052301 A JP2002052301 A JP 2002052301A JP 2000243378 A JP2000243378 A JP 2000243378A JP 2000243378 A JP2000243378 A JP 2000243378A JP 2002052301 A JP2002052301 A JP 2002052301A
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Japan
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ozone
gas
water
ozone water
liquid separation
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Application number
JP2000243378A
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English (en)
Inventor
Toshiya Ishida
敏也 石田
Kazuaki Baba
和昭 馬場
Kiyoto Fujii
清人 藤井
Naoki Tohana
直樹 戸花
Tomoaki Sakata
知昭 坂田
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Max Co Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Degasification And Air Bubble Elimination (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)
  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オゾン水タンクの小型化が図られるオゾン水生
成器を提供すること。 【解決手段】オゾン水タンク5は内部がセパレータ10
で上室11と下室12との上下2室に分割され、上記セ
パレータ10は中央を下方に向かって円筒状に膨出させ
るとともに周面にスリット16を形成した気液分離筒1
5を有し、上記下室12の上部にはオゾン混合水の流入
口13を、下室12の下部には気液分離後のオゾン水の
排出口14を配置し、上記上室11の天井には余剰のオ
ゾンガスを排気する排気口19を設け、該排気口19の
下方には排気口19を開閉する開閉機構Aが配置され、
上記気液分離筒15の内側にはオゾン水の水位の変動に
対応して上昇、下降するフロート17を配置し、上記開
閉機構Aは上記フロート17の上昇、下降に連動して上
記排気口19を閉開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾン水生成器に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、オゾン水生成器は水道水等にオ
ゾンガスを溶解させてオゾン水を生成するもので、オゾ
ン水生成器から排出されたオゾン水は、病院の医療器具
や野菜、果物等の生鮮食品や厨房の備品、食器等の洗浄、
消毒、消臭などの用途に使用される。オゾン水は消毒、
殺菌には有効であるが、オゾンガスは健康上好ましくな
いと言われているので、水道水等にオゾンガスを溶解さ
せた後、溶解せずに余った余剰のオゾンガスとオゾン水
とは完全に分離してオゾン水のみを排出する必要があ
る。
【0003】その為、図8に示すように、オゾン水を貯
留するオゾン水タンク40の流入口41から気液分離筒
42の外壁面に沿って、オゾン混合水を流し込み、遠心
力によってオゾンガスの溶解したオゾン水は外側、余剰
のオゾンガスを内側に寄せ、オゾン水タンク40を上下
の2室43、44に分離するセパレータ45中央の穴4
6より余剰のオゾンガスを上室43に案内し、上室43
の天井に形成された排気口47から排気し、気液分離し
て得られたオゾン水を下室44の排出口48から排出す
る。しかし、オゾン水がオゾン水タンク40内に貯留
し、オゾン水の水位が上がると、オゾンガスを排気する
べき排気口47からオゾン水が噴き出す恐れがあるた
め、上室43内にフロート49を配置し、上室43内に
流入するオゾン水の水位変動に合わせてフロート49を
上下動させて排気口47の開閉を行い、オゾン水が排気
口47から噴出するのを防いでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気口
47を閉じるためにはフロート49に十分な浮力を与え
る必要があり、そのためにはフロート49を大きくしな
ければならない。フロート49を大きくし、しかも上
昇、下降するスペースを上室43に確保する必要から上
室43が大きくなり、オゾン水タンクの小型化を図る上
での阻害要因となっている。
【0005】本発明は上記問題点を解消し、オゾン水タ
ンクの小型化が図られるオゾン水生成器を提供すること
をその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係るオゾン水生成器は、オゾン発生手段
と、該オゾン発生手段で発生させたオゾンガスを水に混
合溶解させオゾン混合水を生成するオゾン混合溶解手段
と、該オゾン混合溶解手段で生成されたオゾン混合水を
水に溶解しない余剰のオゾンガスと、オゾンガスが溶解
したオゾン水とに気液分離し、気液分離して得られたオ
ゾン水を貯留するオゾン水タンクとを有する以下の要件
を備えることを特徴とする。 (イ)上記オゾン水タンクは内部がセパレータで上室と
下室との上下2室に分割され、該セパレータの中央を下
方に向かって円筒状に膨出させて気液分離筒を形成し、
この気液分離筒の周壁にスリットを設けたこと (ロ)上記下室の上部にはオゾン混合水の流入口を、下
室の下部には気液分離後のオゾン水を排出する排出口を
配置し、オゾン混合水が上記気液分離筒の周りに渦を巻
いて流入口から流入するようにするとともに、余剰のオ
ゾンガスは上記気液分離筒のスリットを通って上室内に
流入すること (ハ)上記上室の天井部には余剰のオゾンガスを排気す
る排気口が設けられ、該排気口の下方には排気口を開閉
する開閉機構が配置されていること (ニ)上記気液分離筒の内側にはオゾン水の水位の変動
に対応して上昇、下降するフロートを配置し、上記開閉
機構は上記フロートの上昇、下降に連動して上記排気口
を閉開すること
【0007】なお、前記フロートの上部には前記オゾン
水タンクの内径よりもやや小さい径のフランジ部を膨出
形成することが好ましい。
【0008】また、前記フランジの周面には上下方向に
多数の凹溝が形成され、オゾン水タンクの内壁との接触
抵抗を小さくすることが好ましい。
【0009】そして、前記フロートの下端部は先窄まり
に形成され、フロートの下端面にオゾンガスが溜まらな
いようにしてもよい。
【0010】さらに、本発明に係るオゾン水生成器は、
オゾン発生手段と、該オゾン発生手段で発生させたオゾ
ンガスを水に混合溶解させオゾン混合水を生成するオゾ
ン混合溶解手段と、該オゾン混合溶解手段で生成された
オゾン混合水を水に溶解しない余剰のオゾンガスと、オ
ゾンガスが溶解したオゾン水とに気液分離し、気液分離
して得られたオゾン水を貯留するオゾン水タンクとを有
する以下の要件を備えることを特徴とする。 (イ)上記オゾン水タンクには、オゾン混合水の流入口
を上部に、気液分離後のオゾン水の排出口を下部に配置
するとともに、オゾン水タンクの内部には気液分離筒が
配置されていること (ロ)上記気液分離筒はオゾン水タンクの内壁に近接し
て配置され、上部には上記流入口に連通する流入孔が配
置され、上記流入口から流入したオゾン混合水は上記流
入孔を介して気液分離筒内に流入し、気液分離筒の内部
を渦を巻いて下部の吐出孔から吐出し、余剰のオゾンガ
スは気液分離筒の天板に形成された排出孔からオゾン水
タンク内に排出されること (ハ)上記オゾン水タンクの天板には余剰のオゾンガス
を排気する排気口が設けられ、該排気口の下方には排気
口を開閉する開閉機構が配置されていること (ニ)上記オゾン水タンクの内部には上記気液分離筒に
並接し、オゾン水の水位の変動に対応して上昇、下降す
る断面略三日月状のフロートが配置され、上記開閉機構
は上記フロートの上昇、下降に連動して上記排気口を閉
開すること
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るオゾン水生
成器の一例の概要図を示すもので、このオゾン水生成器
は、オゾンガスを発生するオゾン発生手段(オゾナイザ
ー)1と、水道蛇口2からのホース3の途中に配置され
水道水を通す際にオゾンガスを吸引して水道水とオゾン
ガスとを混合、溶解させてオゾン混合水を生成するオゾ
ン混合溶解手段(エジェクタ)4と、オゾン混合溶解手
段(エジェクタ)4で生成されたオゾン混合水を水に溶
解しない余剰のオゾンガスと、オゾンガスが溶解したオ
ゾン水とに気液分離し、気液分離して得られたオゾン水
を貯留するオゾン水タンク5と、余剰のオゾンガスを処
理する処理装置6と、オゾン水を排水する排水ホース7
とから構成されている。
【0012】オゾナイザー1で発生したオゾンガスはエ
ジェクタ4に吸引されて水道水と混じり合い、オゾン混
合水としてオゾン水タンク5に流入する際、このオゾン
水タンク5内で余剰のオゾンガスとオゾンガスが溶解し
たオゾン水とに気液分離され、余剰のオゾンガスは処理
装置6に送り込まれ酸素に還元処理されて大気に排出さ
れ、オゾン水はオゾン水タンク5内に貯留するとともに
排水ホース7により排出されて殺菌、脱臭などに供され
るようになっている。
【0013】図2及び図3に示すように、オゾン水タン
ク5の内部はセパレータ10で上室11と、下室12と
の上下2室に分離され、セパレータ10の中央は下方に
向かって円筒状に膨出し、気液分離筒15が形成されて
いる。この気液分離筒15の周壁にはスリット16が形
成されている。
【0014】そして、上室11の天板には排気口19が
形成され、上室内に滞留した余剰のオゾンガスを排出で
きるようになっている。排出された余剰のオゾンガスは
処理装置6に送り込まれる。なお、排気口19は後述す
る開閉機構Aによって開閉が制御される。下室12の上
部にはエジェクタ4で水道水とオゾンガスとが混合して
生成されたオゾン混合水が流入する流入口13を、下室
12の下部には気液分離後のオゾン水を排出する排出口
14が配置され、流入口13から流入したオゾン混合水
が上記気液分離筒15の周りに渦を巻いて排出口14か
ら排出されるようにするとともに、余剰のオゾンガスは
スリット16から気液分離筒15の内部に進入して上昇
し、上室11に流入した余剰のオゾンガスは排気口19
から排気されるようになっている。
【0015】上記気液分離筒15の内側には円柱状のフ
ロート17が配置されている。このフロート17は、オ
ゾン水タンク5内に貯留されるオゾン水の水位の変動に
合わせて上昇、下降するようになっているもので、上室
11内に突出した上部にはオゾン水タンク5の内径より
もやや小さい径のフランジ18が逆円錐台状に膨出形成
されている。
【0016】このフロート17の上昇、下降に連動して
開閉機構Aが作動し、オゾン水の水位が下がってフロー
ト17が下降すると開閉機構Aは排気口19を開放して
オゾンガスを排気し、オゾン水の水位が上がってフロー
ト17が上昇すると開閉機構Aは排気口19を塞ぎ、排
気口19からオゾン水が噴出しないようになっている。
【0017】この開閉機構Aは上端20aが上室11の
天板に回動可能に軸支され、下端20bがフロート17
の上面に当接するようになっているレバー部材20で構
成され、このレバー部材20の支軸寄りの部位にはゴム
栓21が設けられ、オゾン水タンク5内のオゾン水の水
位が上がってフロート17が上昇するとレバー部材20
の下端20bが押し上げられレバー部材20が支軸を中
心に上方に回動することによりゴム栓21が排気口19
を塞ぎ、オゾン水タンク5内のオゾン水の水位が上がっ
ても排気口19からオゾン水が噴出しないようにしてい
る。
【0018】上記構成のオゾン水生成器によれば、オゾ
ナイザー1で発生したオゾンガスはエジェクタ4に吸引
されて水道水に混じり合いオゾン混合水となって、流入
口13からオゾン水タンク5内に流入する。流入したオ
ゾン混合水は気液分離筒15の外面の接線方向に流れ込
んだ後、遠心力によってその外周面に沿って渦巻き状に
回り込みながら下方に延び排出口14へと導かれる。
【0019】ところで、渦巻きの内側は遠心力の作用に
より外側よりも圧力が低くなり、渦流中のオゾンガスの
気泡aは気液分離筒15の下端まで移動しないうちにス
リット16を通り抜けて気液分離筒15の内側に進入
し、軽い気泡aはオゾン水の流れに巻き込まれることな
く上昇し、気液分離筒15から上室11内に流入して排
気口19から排出され、処理装置6に送り込まれてオゾ
ンガスが処理された後、大気に放出される。そして、気
液分離筒15で余剰のオゾンガスが除かれたオゾン水は
排水口14に接続された排水ホース7によって排水さ
れ、消毒、消臭等の使用に供される。
【0020】オゾン水の使用量が減少しオゾン水タンク
5内にオゾン水が貯留してオゾン水の水位が上がると、
フロート17が浮力で上昇することになり、フロート1
7の上面に当接しているレバー部材20が支軸を中心に
上方に回動し、このレバー部材20に設けられたゴム栓
21が上昇して排気口19を塞ぐことになる。
【0021】なお、気液分離筒15の下端周面に設けら
れた張り出し部22は、オゾン水タンク5内に流入した
オゾンガスの量が多くなって、気泡aがスリット16か
ら気液分離筒15の内側に入りにくくなり、気泡aが渦
流とともに気液分離筒15の外面に沿って下方に移動し
ながら発達しても、張り出し部22から下方に移動する
ことができないようにして、気泡aが排出口14から流
出しないように気泡aの流れを規制している。
【0022】そして、図4に示すように、フロート17
のフランジ18の周面に多数の円弧状の凹溝26を形成
してもよい。オゾン水タンク5内のオゾン水の水位変動
に合わせてフロート17が上昇、下降するが、フランジ
18の周面がオゾン水タンク5の内壁に接触し、表面張
力でフロート17の上下動が円滑にならず、オゾン水の
水位の変動に対する追従が遅れる恐れがあるが、周面に
凹溝26を多数形成してオゾン水タンク5の内壁との接
触面積を小さくして表面張力が小さくなるようにし、フ
ロート17の上下動を円滑にしてオゾン水の水位の変動
に追従し、開閉機構Aの作動を的確にコントロールする
ことができ、オゾン水タンク内のオゾン水の水位が上昇
して排気口19からオゾン水が放出されるようなトラブ
ルの発生を回避することができる。
【0023】また、図5(a)に示すように、フロート
17の先端部17bを先窄まり(円錐状)に形成しても
よい。
【0024】フロート17の先端17bを円錐状にする
ことにより、図5(b)に示すように平らな先端部17
aに気泡aが残ることがなくなるので、気泡aによる押
上げ現象や、気泡aの逃げによる落ち込み現象がなくな
り、フロート17の上下動が円滑で安定した動きにな
り、開閉機構Aを的確にコントロールすることができ
る。
【0025】次に、図6は、オゾン水生成器の他の例を
示し、このオゾン水生成器はオゾン水タンク30の内部
に気液分離筒31を偏って配置したもので、この気液分
離筒31はオゾン水タンク30の内壁に近接し、上部に
はオゾン水タンク30の流入口32に連通し、オゾン混
合水が流入する流入孔33が気液分離筒31の内周面接
線方向に形成され、天板31aにはオゾンガスの排出孔
34が、下部にはオゾン水の流出孔35が形成されてい
る。
【0026】そして、オゾン水タンク30は上記排出孔
34の上方に位置する天板30aに、上記排出孔34か
ら排出されたオゾンガスをオゾン水タンク30の外部に
排気する排気口36が形成され、下部には気液分離筒3
1の流出孔35から流出したオゾン水を排出する排出口
37が形成され、この排出口37には排出ホース7が接
続されている。
【0027】なお、上記排気口36の下方には排気口3
6を開閉する上述した開閉機構Aが配置されている。
【0028】そして、気液分離筒31に並接してフロー
ト38が配置されている。このフロート38は、断面が
略三日月状に形成され、気液分離筒31とオゾン水タン
ク30の内壁とで形成された空間をオゾン水の水位の変
動に合わせて上昇、下降するようになっている(図7
(a)参照)。
【0029】上記構成のオゾン水生成器によれば、オゾ
ナイザー1で発生したオゾンガスはエジェクタ4に吸引
されて水道水に混じり合い、オゾン混合水となって流入
口32から流入孔33を介してオゾン水タンク30内に
配置された気液分離筒31内に流入する。流入したオゾ
ン混合水は気液分離筒31の内面の接線方向に流れ込ん
だ後、遠心力によってその内周面に沿って渦巻き状に回
り込みながら下方に延び排出孔35へと導かれる。
【0030】渦巻きの内側は遠心力の作用により外側よ
りも圧力が低くなり、図7(b)に示すように、軽いオ
ゾンガスの気泡aは気液分離筒31の下端まで移動しな
いうちに渦の内側に入り込み、浮力により浮上して排出
孔34から排出され、オゾン水タンク30の上部に溜
り、やがて排気口36から排出され処理装置6でオゾン
ガスが処理された後、大気に放出される。
【0031】オゾン水タンク30内のオゾン水の水位が
上がるとフロート38が浮力で上昇することになり、フ
ロート38の上面に当接しているレバー部材20が支軸
を中心に上方に回動させれられるので、このレバー部材
20に設けられたゴム栓21も上昇して排気口36を塞
ぐことになる。
【0032】しかも、フロート38は気液分離筒31に
並設され、気液分離筒31の上方に配置されていないの
で、気液分離筒31の上方には排気口36を開閉する開
閉機構Aが配置できるスペースがあればよいので、オゾ
ン水タンク30の全体の高さを低く抑えることができ、
全体としてオゾン水タンク30の小型化を図ることがで
きる。
【0033】なお、このフロートのオゾン水タンクと接
触する面には縦に凹溝(図示せず)を多数形成し、フロ
ートとオゾン水タンクの内壁との接触面積を減らしても
よい。このことにより、オゾン水の水位の変動に対応し
てフロートの上昇、下降が円滑になり、開閉機構Aを的
確に作動させることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、気液分離筒の内側にフ
ロートを配置し、フロートの上部を気液分離筒の上方に
突出させることにより、同じ体積のフロートであれば、
気液分離筒の上方にフロートを配置する場合に比べ、気
液分離筒の上方に位置するフロートの体積を小さくする
ことができるので、気液分離筒の上方に大きなスペース
を設ける必要がなくなり、オゾン水タンクの形状を小さ
くすることができる。
【0035】また、フロートの上部に形成したフランジ
の周面に凹溝を形成することにより、オゾン水タンクの
内壁とフランジの周面との接触面積が少なくなり、オゾ
ン水の水位の変化に円滑に追従することができる。しか
も、気液分離された後の余剰のオゾンガスは凹溝からフ
ロートの上方へ移動しやすく、余剰のオゾンガスの排出
が確実になる。
【0036】そして、フロートの先端部を先窄まりに形
成することにより、先端部にオゾンガスが滞留すること
がなくなり、フロートの上下動に影響を与えることがな
くなるため、フロートの上下動が円滑になり、排気口の
開閉が確実に実行される。
【0037】さらに、気液分離筒をオゾン水タンクの内
壁に沿うように配置することにより、気液分離筒とオゾ
ン水タンクの内壁との間に大きなスペースを生み出すこ
とができ、そのスペースにフロートを配置することがで
きるので、気液分離筒の上方にフロートを配置する必要
がなくなるので、オゾン水タンクの高さを低く抑えるこ
とができ、オゾン水生成器の形状の小型化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るオゾン水生成器の概略図
【図2】オゾン水タンクの要部断面図
【図3】(a)(b)はオゾン水タンクの気液分離筒の
断面図及び図2のX―X線断面図
【図4】フロートの他の例を説明する斜視図
【図5】(a)(b)はフロートの更に他の例を説明す
るオゾン水タンクの要部断面図
【図6】オゾン水タンクの他の例を説明する斜視図
【図7】(a)(b)は上記他の例のオゾン水タンクの
横断面図及び縦断面図
【図8】従来のオゾン水タンクを説明する要部縦断面図
【符号の説明】
5 オゾン水タンク 10 セパレータ 11 上室 12 下室 13 流入口 14 流出口 15 気液分離筒 16 スリット 17 フロート 18 フランジ 19 排気口 A 開閉機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/78 C02F 1/78 // A61L 2/18 A61L 2/18 (72)発明者 藤井 清人 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 戸花 直樹 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 (72)発明者 坂田 知昭 東京都中央区日本橋箱崎町6番6号 マッ クス株式会社内 Fターム(参考) 4C058 AA06 AA12 AA21 BB07 CC01 EE26 JJ07 JJ14 JJ28 4D011 AA05 AC05 AD06 4D037 AB11 BA23 BB01 4D050 AA04 BB02 BD04 4G035 AA01 AB20 AE13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾン発生手段と、該オゾン発生手段で
    発生させたオゾンガスを水に混合溶解させオゾン混合水
    を生成するオゾン混合溶解手段と、該オゾン混合溶解手
    段で生成されたオゾン混合水を水に溶解しない余剰のオ
    ゾンガスと、オゾンガスが溶解したオゾン水とに気液分
    離し、気液分離して得られたオゾン水を貯留するオゾン
    水タンクとを有する以下の要件を備えることを特徴とす
    るオゾン水生成器。 (イ)上記オゾン水タンクは内部がセパレータで上室と
    下室との上下2室に分割され、該セパレータの中央を下
    方に向かって円筒状に膨出させて気液分離筒を形成し、
    この気液分離筒の周壁にスリットを設けたこと (ロ)上記下室の上部にはオゾン混合水の流入口を、下
    室の下部には気液分離後のオゾン水を排出する排出口を
    配置し、オゾン混合水が上記気液分離筒の周りに渦を巻
    いて流入口から流入するようにするとともに、余剰のオ
    ゾンガスは上記気液分離筒のスリットを通って上室内に
    流入すること (ハ)上記上室の天井部には余剰のオゾンガスを排気す
    る排気口が設けられ、該排気口の下方には排気口を開閉
    する開閉機構が配置されていること (ニ)上記気液分離筒の内側にはオゾン水の水位の変動
    に対応して上昇、下降するフロートを配置し、上記開閉
    機構は上記フロートの上昇、下降に連動して上記排気口
    を閉開すること
  2. 【請求項2】前記フロートの上端に前記オゾン水タンク
    の内径よりもやや小さい径のフランジ部を膨出形成し
    た、請求項1記載のオゾン水生成器。
  3. 【請求項3】 前記フランジの周面には上下方向に多数
    の凹溝が形成されている、請求項2記載のオゾン水生成
    器。
  4. 【請求項4】 前記フロートの下端部は先窄まりに形成
    されている、請求項1、2又は3記載のオゾン水生成
    器。
  5. 【請求項5】 オゾン発生手段と、該オゾン発生手段で
    発生させたオゾンガスを水に混合溶解させオゾン混合水
    を生成するオゾン混合溶解手段と、該オゾン混合溶解手
    段で生成されたオゾン混合水を水に溶解しない余剰のオ
    ゾンガスと、オゾンガスが溶解したオゾン水とに気液分
    離し、気液分離して得られたオゾン水を貯留するオゾン
    水タンクとを有する以下の要件を備えることを特徴とす
    るオゾン水生成器。 (イ)上記オゾン水タンクには、オゾン混合水の流入口
    を上部に、気液分離後のオゾン水の排出口を下部に配置
    するとともに、オゾン水タンクの内部には気液分離筒が
    配置されていること (ロ)上記気液分離筒はオゾン水タンクの内壁に近接し
    て配置され、上部には上記流入口に連通する流入孔が配
    置され、上記流入口から流入したオゾン混合水は上記流
    入孔を介して気液分離筒内に流入し、気液分離筒の内部
    を渦を巻いて下部の吐出孔から吐出し、余剰のオゾンガ
    スは気液分離筒の天板に形成された排出孔からオゾン水
    タンク内に排出されること (ハ)上記オゾン水タンクの天板には余剰のオゾンガス
    を排気する排気口が設けられ、該排気口の下方には排気
    口を開閉する開閉機構が配置されていること (ニ)上記オゾン水タンクの内部には上記気液分離筒に
    並接し、オゾン水の水位の変動に対応して上昇、下降す
    る断面略三日月状のフロートが配置され、上記開閉機構
    は上記フロートの上昇、下降に連動して上記排気口を閉
    開すること
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