JP2002052011A - 血液粘度計 - Google Patents

血液粘度計

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計測毎に採血することを不要にし簡易で正確
に計測可能な血液粘度計を提供する。 【解決手段】 血液粘度計は、使用する者毎に当初に血
液特性計測手段により血液特性値を測定するとともに同
じ条件下で既存の粘度計で血液粘度値を測定し、測定し
た血液特性値及び血液粘度値を個人条件記憶部(13)
に記憶し、粘度抽出手段(17)によって、個人条件記
憶部(13)で記憶した血液特性値及び血液粘度値と相
関データ記憶部(15)で記憶した相関データとを参照
し、使用する者に適用可能な血液特性値(An)と血液
粘度値(ρmn)との間の個人相関データを特定し、特
定した個人相関データを参照し血液特性計測手段(1
0)で計測した血液特性値に対応する血液粘度値を求め
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血液の粘度を計測
する血液粘度計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、血液粘度を把握するにあたって
は、計測の度に血液を採取して粘度計を用いて血液粘度
を計測することがおこなわれ、いわゆる観血式で行計測
が行われている。粘度計としては、回転式粘度計や毛細
管粘度計等が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の観血式による血
液粘度を計測する方法では、次のような問題点があっ
た。
【0004】(1)計測の度に血液を採取する必要があ
り、被計測者に負担がかかった。
【0005】(2)計測に手間がかかるために時間がか
かった。
【0006】(3)血液はすぐに固まるために粘度計で
計測するまでの間の血液の保存に注意する必要があっ
た。
【0007】(4)従来の粘度計で計測するときには、
精度を確保するために環境等の計測条件を一定にする必
要があった。
【0008】(5)例えば回転式粘度のように、計血液
をかき回し、そのときの力を計測する原理に基づく粘度
計は、血液をかき回したときに血球がつぶれるために、
血液粘度の計測には正確さに欠けていた。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記従来技術の
有する問題を解消し、計測毎に採血することを不要にし
簡易で正確に計測可能な血液粘度計を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の血液粘度計は、血液粘度に対し相関特性を
有する血液特性の複数の血液特性値の各々に血液粘度値
を対応させて形成した前記血液特性値と前記血液粘度値
との間の相関データを記憶する相関データ記憶部と、血
液特性値を計測する血液特性計測手段と、使用する者毎
に当初に前記血液特性計測手段により血液特性値を測定
するとともに同じ条件下で既存の粘度計で血液粘度値を
測定し、測定した血液特性値及び血液粘度値を記憶する
個人条件記憶部と、前記個人条件記憶部で記憶した血液
特性値及び血液粘度値と、前記相関データ記憶部で記憶
した相関データとを参照し、前記使用する者に適用可能
な血液特性値と血液粘度値との間の個人相関データを特
定し、特定した個人相関データを参照し前記血液特性計
測手段で計測した血液特性値に対応する血液粘度値を求
める粘度抽出手段と、を備えることを特徴とする。
【0011】また、前記血液特性は加速度脈波の加齢値
(APGindex)であり、前記血液特性計測手段は
加速度脈波の加齢値の計測手段であることを特徴とす
る。
【0012】また、前記血液特性は血流速度であり、前
記血液特性計測手段は血流速度計測手段であることを特
徴とする。
【0013】また、前記血液特性は血流量であり、前記
血液特性計測手段は血流量計測手段であることを特徴と
する。
【0014】また、前記粘度抽出手段で求めた血液粘度
値から所定プログラムに従って、体内摂取に必要な水分
量の情報を算出する水分量算出手段をさらに備えること
を特徴とする。
【0015】上述の発明において、加速度脈波の加齢値
(APGindex)、血流速度、血流量等の血液特性
は血液粘度に対し、個人毎に固有の相関特性を有する。
すなわち、血液特性と血液粘度との間には個人毎に一義
的な関係があり、個人相関データが形成される。そこ
で、多数の個人に対し、血液特性値と血液粘度値との間
のデータ関係を収集し個人相関データの集合として相関
データを形成する。
【0016】本発明に係る血液粘度計を使用する者は、
当初に一回だけ、自分にはどの個人相関データが適用さ
れるべきかを特定する必要がある。個人相関データの特
定は、本発明に係る血液粘度計が備える血液特性計測手
段を用いて血液特性値を測定するとともに観血式等の既
存の血液粘度計を用いて血液特性値及び血液粘度値を測
定し、測定した血液特性値及び血液粘度値を用いて相関
データから該当する個人相関データを選択して行われ
る。
【0017】一度、個人相関データが特定されると、以
後は血液特性計測手段によって血液特性値を計測するだ
けで、使用する者の個人相関データを用いて血液粘度値
を求めることができる。
【0018】本発明では、血液粘度に対し相関特性を有
する血液特性として、APGindex、血流速度、血
流量等に着目し、これに対応して、血液特性計測手段と
しては、APGindex計測装置、血流速度計測装
置、血流量計測装置等のいずれかが用いられる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明に
係る血液粘度計の実施の形態について説明する。
【0020】まず、血液特性としてAPGindexに
着目し、血液特性計測手段としてAPGindex計測
装置を用いる場合について説明する。
【0021】図1は、APGindex計測装置10を
用いた血液粘度計を構成する場合のブロック図である。
【0022】図3に示すように、血液粘度計は、装置本
体1と、脈波センサ3と、装置本体1と脈波センサ3と
を接続する導線4とを有する。脈波センサ3は、サック
状に形成され手の指5に装着して使用される。装置本体
1の表面部には、データ入力モードの切り替えや電源投
入等のためのスイッチ部6と計測結果等の表示をする表
示部7とが設けられている。なお、図3に示す例は、一
例であり、これ以外の他の構成でもよく、例えば、脈波
センサ3を耳たぶに装着し装置本体1を手首に装着する
ようなタイプでもよく、また、脈波センサ3を血圧計の
ようなカフで腕に巻くようなタイプでもよい。
【0023】図1に示すように、本実施形態の血液粘度
計は、血液特性計測手段としてのAPGindex計測
装置10を備えている。APGindex計測装置10
は、LED等の発光部とフォトダイオード又はフォトト
ランジスタ等からなる受光部を備え心臓の拍動による血
流量の増減を光の透過量や散乱光量の変化により検出す
る脈波センサ3と、脈波センサ3からのアナログ信号を
増幅する増幅回路22と、増幅回路22からのアナログ
信号を2回微分して脈波加速度信号に変換する2段に接
続された微分回路23,24と、微分回路24からのア
ナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路2
5と、A/D変換回路25におけるデータから血液特性
としてのAPGindexを算出するためにCPU11
に設けられた血液特性算出手段26とを有する。
【0024】次に、APGindex計測装置10の作
用について説明する。受光部からの信号は、増幅回路2
2で増幅され、図6(a)に示すような波形信号が得ら
れ、この波形信号は微分回路23、24を2段通過させ
ることにより2回微分して脈波の加速度脈波としての波
形信号が図6(b)に示すように得られ、次に、A/D
変換回路25でデジタル変換される。このデジタル変換
された信号は、CPU11において、血液特性素算出手
段26によりAPGindexとして算出される。図6
(b)の加速度脈波の波形図に示すように、加速度脈波
の波形信号は、基線Lを基準としてa、b、c、dとい
ったピークの波高となってあらわれる。加速度脈波の変
化は、血管内の血液に加えられる力を表していると考え
られ、個人間で大きな差がある心臓の能力等を強く反映
している。APGindexは、APGindex=
(b+c+d)/aの式にて計算され算出される。
【0025】本実施形態の血液粘度計は、APGind
ex計測装置10の他に、多数の個人に対しAPGin
dexと血液粘度値との間のデータを収集して形成した
相関データを記憶する相関データ記憶部15と、本実施
形態の血液粘度計を使用する者毎に適用可能な個人相関
データを相関データの中から特定するための個人条件を
記憶する個人条件記憶部13と、個人条件記憶部13に
記憶した個人条件と相関データとを参照し、その後その
使用する者がAPGindex計測装置10を用いて測
定したAPGindexから血液粘度値を求める粘度抽
出手段17とを備えている。
【0026】また、本実施形態の血液粘度計は、粘度抽
出手段17で求めた血液粘度値から所定プログラムに従
って、体内摂取に必要な水分量の情報を算出する水分量
算出手段19をさらに備えている。粘度抽出手段17及
び水分量算出手段19はCPU11内に設けられ、個人
条件記憶部13及び相関データ記憶部15は記憶部12
に設けられている。
【0027】次に、相関データ記憶部15に収納された
APGindexと血液粘度値との間の相関データの作
成方法について説明する。ここで、相関データは、製品
の工場出荷時にはすでに本実施形態の血液粘度計内に組
み込まれているものである。
【0028】前述したように、APGindexは血液
粘度に対し個人毎に固有の相関特性を有し、APGin
dexと血液粘度との間には個人毎に一義的な関係があ
る。そこで、APGindex計測装置と既存の観血式
の粘度計とを用い、個人毎に、身体条件を変化させ種々
のAPGindexを求め、同時に各々のAPGind
exを与える血液に対して血液粘度値を求める。このよ
うにして求めた個人相関データを多数の個人の集合に対
し求め、多数の個人相関データの集合として相関データ
が形成される。ここで、使用するAPGindex計測
装置としては、本実施形態の血液粘度計におけるAPG
index計測装置10自体を用いてもよく、あるいは
他の高精度のAPGindex計測装置を用いてもよ
い。
【0029】図4は、血液特性値(本実施例ではAPG
index)と血液粘度値との間の相関データを示す。
行Ym(m=1,2・・)は個人相関データを識別する
記号を示し、列Anは血液特性値(APGindex)
を示す。一度、行Ym(m=1,2・・)がYkと特定
されると、測定した血液特性値(APGindex)に
対応する列An(n=1,2・・)とその行Ykとによ
って血液粘度値が求められる。
【0030】また、図5は、図4に行列で示した相関デ
ータを複数の個人相関データに分類してグラフで示した
ものである。一つの行Ym(m=1,2・・)に対し一
つの個人相関データが対応する。
【0031】図4に示す相関データから個人相関データ
は次のようにして特定される。図3に示すように、脈波
センサ3を指に装着し、装置本体1をテーブル等に設置
し、スイッチ部6により開始動作させることにより脈波
を計測する。これと同時に、観血式により既存の粘度計
を用いて血液粘度値を測定し、これらのデータをスイッ
チ部6により入力する。このデータは、個人条件として
個人条件記憶部13に登録される。なお、観血式により
既存の粘度計を用いて血液粘度値を測定することは、通
常、病院等の医療機関で行われる。
【0032】例えば、個人条件として、APGinde
xはA3であって血液粘度値はρ33であったとする。
この場合、図4においてA3とρ33に対応する行Y3
によって指定されたデータの集合[(A1,ρ31)、
(A2,ρ32)、・・(An,ρ3n)が個人相関デ
ータとして特定される。この個人相関データは、図5に
おいて行Y3のデータ線に対応する。
【0033】個人条件記憶部13に登録された個人条件
と相関データ記憶部15に記憶された相関データとを参
照することにより、個人相関データが粘度抽出手段17
において特定される。
【0034】個人条件が個人条件記憶部13に登録され
た後にAPGindex計測装置10を用いてAPGi
ndexが測定され、粘度抽出手段17においては、特
定された個人相関データを参照し、測定されたAPGi
ndexに対応する血液粘度値が抽出される。
【0035】次に、水分量算出手段19について説明す
る。粘度抽出手段17によって求めた血液粘度値を参照
し、水分量算出手段19により、例えば次のようなプロ
グラム式に従って体内摂取に必要な水分量の情報を算出
することができる。
【0036】体内の摂取に必要な水分量Sは、身長L、
体重W、年齢Ag、性別S、脂肪率B、血液粘度値P、
細胞内外液比IO等のの種々の要因との関係で定まる。
【0037】そこで、次の式で計算することにより水分
量の情報を算出する。
【0038】体内摂取に必要な水分量S=係数K{(1
−脂肪率B)×体重W×身長L×年齢Ag×性別係数M
F×血液粘度の変化量ΔP×細胞内外液比IO} あるいは、次のような関数を用いて計算してもよい。
【0039】体内摂取に必要な水分量S=f1(B)×
f2(L)×f3(W)×f4(Ag)×(MF)×f
5(P)×f6(IO) ここで、関数 f1、f2、f3、f4、f5、f6等
は、実験的あるいは種々の医学的知見を基に定めればよ
い。
【0040】水分量算出手段19で算出された体内摂取
に必要な水分量Sは、血液粘度値とともにあるいは個別
に表示部7に表示される。
【0041】次に、血液特性として血流速度に着目し、
血液特性計測手段として血流速度計測装置を用いる場合
について説明する。
【0042】図2は、血液特性計測手段として血流速度
計測装置40を用いた血液粘度計を構成する場合のブロ
ック図である。
【0043】図2に示すように、血流速度計測装置40
は、LED等の発光部とフォトダイオード又はフォトト
ランジスタ等からなる受光部を備え心臓の拍動による血
流量の増減を光の透過量や散乱光量の変化により検出す
る血流センサ43と、血流センサ43からのアナログ信
号を増幅する増幅回路44と、増幅回路44からのアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路45
と、A/D変換回路45におけるデータからの信号を高
速フーリエ変換(FFT)する周波数分析手段46と、
血液特性としての血流速度を算出するためにCPU11
に設けられた血液特性算出手段47とを有する。
【0044】次に、血流速度計測装置40の作用につい
て説明する。血流センサ43の発光部からは、血液中の
ヘモグロビンにより強く吸収または散乱される波長域の
レーザー光が出射される。ここで、血流速度計測装置4
0はドップラー効果の検出やスペックルの検出に基づ
き、血流速度を検出する。照射光としてレーザー光を用
いるのは、波長幅が狭く、ドップラー効果の検出やスペ
ックルの検出に有効であるからである。このレーザ)光
が指先に照射され、血液中のヘモグロビンの速度に応じ
てドップラーシフトを受けた後、各組織で散乱され、そ
の散乱光はそのランダム性から周波数スペクトルに広が
りを持つ。従って、受光部で受光される検出光は周波数
スペクトルに広がりを持つ。この周波数スペクトルの分
布は周波数分析手段46で検出され、この周波数スペク
トルのfの傾きから血液の変化量として捉えることがで
きる。
【0045】受光部からの信号は、増幅回路44で増幅
されたのち、A/D変換回路45でデジタル変換され、
このデジタル変換された信号は、図7に示すように、C
PU11において周波数分析手段46によりFFT変換
処理される。
【0046】そして、血液特性算出手段47により血流
速度として算出される。血流速度の算出は、図7に示す
ように、FFT変換処理結果から、(P2−P1)/
(f2−f1)の式に従って、周波数スペクトルのfの
傾きを求めることにより行われる。
【0047】血液特性計測手段として血流速度計測装置
40を用いた血液粘度計は、前述した血流速度計測装置
40を用いた血液粘度計と同等に機能することができ
る。
【0048】また、血液特性として血流量に着目し血液
特性計測手段として血流量計測装置を用いるようにして
もよい。この場合、血流速度を計測する場合の血液特性
算出手段47においての血流速度の算出方法を次のよう
にすることにおって対応できる。すなわち、周波数分析
手段46におけるFFT変換処理の結果から、1/2×
(P2−P1)×(f2−f1)の式に従って算出す
る。これ以外は血流速度を計測する場合と同様である。
【0049】以上、説明したように、本発明の実施の形
態によれば、使用する者当初に1回だけ血液を採取する
だけで済み、被計測者に負担をかけることがなく血液粘
度を計測することができる。
【0050】また、当初以後は採血する必要がないの
で、短時間で簡易に計測することができる。
【0051】また、基本的に採血に依らないので、従来
のように血液が固まらないようにするために行う血液保
存に留意する必要がなくなる。
【0052】また、従来のように計測精度を確保するた
めに環境等の計測条件を一定にする必要がある、という
ようなことをなくすることができる。
【0053】また、例えば回転式粘度のように、計血液
をかき回し、そのときの力を計測する原理に基づく粘度
計は、血液をかき回したときに血球がつぶれるために、
血液粘度の計測には正確さに欠けていた、というような
問題をなくすることができる。
【0054】また、本発明の実施の形態によれば、水分
量算出手段19を備えているので、体内摂取に必要な水
分量の情報を算出することができ、体内に必要な水分の
補給量を管理でき、健康管理や健康促進に役立たせるこ
とができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば、1回採血するだけで以後の血液粘度の測定を簡易
に行うことができる。
【0056】また、水分量算出手段を備えているので、
体内摂取に必要な水分量の情報を算出することができ、
体内に必要な水分の補給量を管理でき、健康管理や健康
促進に役立たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る血液粘度計の一実施形態の概略構
成を示すブロック図。
【図2】本発明に係る血液粘度計の他の実施形態の概略
構成を示す図。
【図3】本発明に係る血液粘度計の装置構成の概略構成
を示す図。
【図4】個人相関データの分類を示す行番号と種々の血
液特性値を示す列番号できまる血液粘度値からなる相関
データを示す図。
【図5】血液特性値(APGindex)を個人相関デ
ータの分類を示す行番号によって分類して示すグラフ
図。
【図6】脈波の信号波形を示す図(a)と、(a)に示
す信号波形を2回微分して得られた加速度脈波の信号波
形を示す図(b)。
【図7】FFT処理によって得られた周波数スペクトル
分布を示す図。
【符号の説明】
1 装置本体 3 脈波センサ 10 APGindex計測装置 11 CPU 13 個人条件記憶部 15 相関データ記憶部 17 粘度抽出手段 19 水分量算出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】血液粘度に対し相関特性を有する血液特性
    の複数の血液特性値の各々に血液粘度値を対応させて形
    成した前記血液特性値と前記血液粘度値との間の相関デ
    ータを記憶する相関データ記憶部と、 血液特性値を計測する血液特性計測手段と、 使用する者毎に当初に前記血液特性計測手段により血液
    特性値を測定するとともに同じ条件下で既存の粘度計で
    血液粘度値を測定し、測定した血液特性値及び血液粘度
    値を記憶する個人条件記憶部と、 前記個人条件記憶部で記憶した血液特性値及び血液粘度
    値と、前記相関データ記憶部で記憶した相関データとを
    参照し、前記使用する者に適用可能な血液特性値と血液
    粘度値との間の個人相関データを特定し、特定した個人
    相関データを参照し前記血液特性計測手段で計測した血
    液特性値に対応する血液粘度値を求める粘度抽出手段
    と、を備えることを特徴とする血液粘度計。
  2. 【請求項2】前記血液特性は加速度脈波の加齢値であ
    り、前記血液特性計測手段は加速度脈波の加齢値の計測
    手段であることを特徴とする請求項1に記載の血液粘度
    計。
  3. 【請求項3】前記血液特性は血流速度であり、前記血液
    特性計測手段は血流速度計測手段であることを特徴とす
    る請求項1に記載の血液粘度計。
  4. 【請求項4】前記血液特性は血流量であり、前記血液特
    性計測手段は血流量計測手段であることを特徴とする請
    求項1に記載の血液粘度計。
  5. 【請求項5】前記粘度抽出手段で求めた血液粘度値から
    所定プログラムに従って、体内摂取に必要な水分量の情
    報を算出する水分量算出手段をさらに備えることを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の血液粘度
    計。
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