JP2002051670A - 擬似餌用の展着液 - Google Patents
擬似餌用の展着液Info
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Abstract
キ、フライ、ハードルアー等の擬似餌に蛍光処理を施し
て、集魚効果を高めるとともに、擬似餌に摂餌成分を付
着して、摂餌性を向上し、優れた釣果を得る。この蛍光
処理及び摂餌成分の付着処理を、釣り人が任意に行うと
ともに、簡易な方法で迅速に行う事を可能とする。 【解決手段】 揮発性溶剤89.0〜99.899重量
%、蛍光増白剤0.001〜1.0重量%、魚の好む摂
餌成分0.1〜10重量%とから成る。
Description
イカヅノ、バケ、サビキ、フライ、ハードルアー等の擬
似餌の集魚性及び摂餌性を高めて、優れた釣果を得るた
めの、擬似餌用の展着液に係るものである。
と接触して繰り返し使用すると、羽毛等に水分が浸透し
て浮力が低下するため、繰り返しの使用前にフライ本体
の表面にフッ素樹脂等の撥水剤を塗布し、浮力の低下を
防止していた。逆に、水中にて使用するウエットフライ
は、水面に浮かぶのを防いだり、水中での円滑なアクシ
ョンを得るため、シリコン樹脂等の溶解液にて表面処理
を行い、水となじみ易くなるようにしていた。このよう
な適宜の添加剤の使用により、毛針の機能性を高め、魚
を効果的に引き寄せようとしていた。
性質を利用して、蛍光増白剤を用いて製作した毛針や餌
木が存在した。この蛍光増白剤を用いた毛針や餌木を水
中に投入する事により、蛍光を発して、集魚効果を高め
ようとするものであった。
の従来品は、より本物の餌に近い動作や蛍光色による集
魚効果には優れているが、集まった魚を確実に擬似餌に
食い付かせる効果を持つものではなかった。
るものであって、擬似餌に撥水処理または親水処理、及
び蛍光処理を施すだけでなく、魚の好む摂餌成分の付着
処理を行う事により、擬似餌の円滑な動作や良好な蛍光
色によって集魚効果を高めるとともに、この魚が確実に
擬似餌に食い付くように、擬似餌への摂餌性を向上しよ
うとするものである。そして、この良好な集魚効果と摂
餌性により、優れた釣果を得ようとするものである。ま
た、この撥水または親水処理、及び蛍光処理、摂餌成分
付着処理を、全て同時に行う事が可能な展着液を得ると
ともに、これらの処理を簡単な方法でムラなく、迅速に
行おうとするものである。
題を解決するため、第1の発明は、揮発性溶剤89.0
〜99.899重量%、蛍光増白剤0.001〜1.0
重量%、魚の好む摂餌成分0.1〜10.0重量%とか
ら成るものである。
〜98.899重量%、蛍光増白剤0.001〜1.0
重量%、シリコン樹脂1.0〜20.0重量%またはフ
ッ素樹脂1.0〜20.0重量%、魚の好む摂餌成分
0.1〜10.0重量%とから成るものである。
っても良い。
明では、毛針、餌木、スッテ、イカヅノ、バケ、サビ
キ、フライ、ハードルアー等の擬似餌に、蛍光処理及び
摂餌成分の付着処理を行うものである。そして、毛針、
餌木、スッテ、イカヅノ、バケ、サビキ、フライ、ハー
ドルアー等の擬似餌に表面処理を行うには、使用前に擬
似餌を本発明の展着液に数分間浸漬する。すると、前記
擬似餌は、布、木、羽毛、金属、硬質プラスチック等で
形成しているから、液体の吸収性や展着性に優れ、展着
液が擬似餌の表面に迅速に展着されるものである。
する事により、揮発性溶剤が蒸発して、擬似餌の表面全
体に、蛍光処理が施されるとともに、摂餌成分が付着す
るものとなる。また、この展着液による処理は、擬似餌
の表面に展着液を適宜の手段で塗布又は噴霧する事によ
り行っても良い。
だけで、蛍光処理と摂餌成分の付着処理が同時に完了す
るものである。また、蛍光増白剤や摂餌成分は、揮発性
溶剤に溶解せずに、直に擬似餌に付着しようとすると、
毛針の場合は羽根や毛が濃度の高い水分や油分と馴染み
にくく、摂餌成分を良好に付着できなかったり、逆に羽
根や毛に大量に付着して乾燥が良好に行われず、擬似餌
の浮力や親水性をかえって悪くする等の不具合を生じる
可能性がある。また、擬似餌を取り付ける際に、蛍光増
白剤や摂餌成分が手指や釣り道具に付着する不具合も生
じる。また、ハードルアーの場合でも、揮発性溶剤に溶
解せずに蛍光増白剤や摂餌成分を付着しようとしても、
金属やプラスチック素材への展着が困難である。また、
餌木等の場合も、表面の合成繊維が高濃度の水分や油分
と馴染みにくい。
摂餌成分を揮発性溶剤にて希釈しているので、擬似餌と
馴染みやすくなり、蛍光増白剤と摂餌成分とを擬似餌の
表面全体に均一に付着する事ができる。そして、蛍光増
白剤と摂餌成分とが、擬似餌の表面全体に薄く付着可能
となるとともに、揮発性溶剤が蒸発する事により、接着
性も向上し、擬似餌から摂餌成分が落ちにくいものとな
る。また、乾燥性に優れているので、展着剤での処理
後、直ちに毛針を使用する事が可能となるとともに、手
指や釣り道具等の汚染も防ぐものとなる。また、蛍光増
白剤や摂餌成分が、擬似餌の表面全体に薄く付着するだ
けなので、浮力や親水性等、擬似餌本来の機能性を損な
う事はない。
中或いは水面に投げ入れると、擬似餌の外見や動作と相
俟って、擬似餌が蛍光を発する事により、魚が効果的に
引き寄せられるものとなる。このように集まった魚は、
擬似餌に展着した摂餌成分の匂いや味覚により、擬似餌
に確実に食い付いて針がかりするので、優れた釣果を得
る事ができる。
0.001〜1.0重量%混合しているが、この蛍光増
白剤が、0.001重量%より少ないと、十分な蛍光効
果を得られず、集魚効果が向上しないものとなる。ま
た、1.0重量%よりも多く溶解しても、擬似餌の蛍光
効果は変化せず、材料の無駄を生じるとともに、摂餌成
分の含有量が少なくなって、摂餌性を損なう虞れがあ
る。
%混合しているが、摂餌成分が0.1重量%よりも分量
が少ないと、匂いや味が薄過ぎて、魚の食い付き効果が
低下する。また、摂餌成分を多くすれば、魚の食い付き
効果は向上するが、10.0重量%よりも多く溶解する
と、展着液の濃度が濃すぎて乾燥に時間が掛かり、効率
的な釣りができなくなる。また、摂餌成分に無駄を生
じ、蛍光増白剤の含有量が少なくなって、集魚効果を損
なう虞れがある。また、上記添加物を溶解する揮発性溶
剤は、89.0〜99.899重量%としているが、揮
発性溶剤が89.0重量%よりも少ないと、添加物の溶
解性が悪くなり、擬似餌の処理を行いにくくなるととも
に、乾燥性も低下する。また、揮発性溶剤が99.89
9重量%よりも多いと、蛍光増白剤や摂餌成分の含有量
が少なくなり、集魚効果や摂餌性を損なう虞れがある。
蛍光処理と摂餌成分の付着処理を行うものであるが、第
2の発明では、展着液にシリコン樹脂またはフッ素樹脂
を混合する事により、擬似餌本来の機能を高めようとし
ている。即ち、展着液にシリコン樹脂を混合する事によ
り、擬似餌の親水性が向上する。従って、このシリコン
樹脂を用いた展着液にて、ウエットフライ等を処理すれ
ば、水との馴染みが良くなり、ウエットフライは水に浮
かぶ事なく、速やかに水中に沈むとともに円滑な動作が
可能となる。そして、この本物の餌に近い良好な動作
と、蛍光効果により、集魚効果が更に高まるとともに、
摂餌成分により、魚の食い付きを良くして、優れた釣果
を得る事ができる。また、毛針を何度水中に投入して
も、親水性は低下せず、毛針の優れた機能性を持続する
事ができる。
展着液をフローティングタイプのルアーやドライフライ
に使用すれば、これらの表面に撥水加工が施される。こ
の撥水効果により、フローティングタイプのルアーやド
ライフライの浮力が高まり、水面での良好な動作が可能
となる。従って、この浮力面での優れた機能が持続可能
となるとともに、蛍光効果と相俟って、良好な集魚効果
を得る事ができる。そして、摂餌成分により、擬似餌へ
の魚の食い付きが良好となるから、優れた釣果を得る事
ができる。
またはフッ素樹脂は、1.0〜20.0重量%とするの
が好ましい。これらの混合割合が、1.0重量%よりも
少ないと、良好な親水性や撥水性が得られない。また、
20.0重量%よりも多いと、蛍光増白剤や摂餌成分の
含有量が少なくなり、集魚効果や摂餌性を損なう虞れが
ある。
いが、非水溶性のものを使用するのが好ましい。即ち、
水溶性の摂餌成分だと、水との接触により擬似餌の表面
から摂餌成分が洗い流され、摂餌効果が失われ易いもの
となる。また、揮発性溶剤と分離し易いし、毛針の素材
となる羽毛や毛、ハードルアーの素材であるプラスチッ
ク、餌木の素材である合成繊維等は、水分を弾き易い等
の問題があり、擬似餌に摂餌成分を良好に付着する事が
できなくなる可能性がある。しかし、非水溶性の摂餌成
分であれば、揮発性溶剤に溶解し易いので、擬似餌の処
理を良好に行えるとともに、擬似餌の表面に均一に展着
させる事ができる。
ニ類、オキアミ、イクラ、サケ、エビ類、イワシ、カツ
オ、ニシン、蚕蛹、貝類、その他の天然動物の肉片、又
はこれらから抽出した油脂等を使用するのが好ましい。
このような天然の動物原料を用いる事により、摂餌成分
には、微量のアミノ酸や香気成分も含まれ、魚の摂餌性
が更に向上するものとなる。尚、天然動物の肉片を用い
る場合は、揮発性溶剤に浸漬して脱水後、その摂餌成分
を抽出するとともに、遠心分離や沈殿等の処理を施し
て、不溶性の不純物を取り除いておくのが好ましい。
ル、メチルアルコール、ブチルアルコール、プロピルア
ルコール、イソプロピルアルコール、酢酸、アセトン、
ベンゼン、ヘキサン、イソヘキサン、酢酸エチル等が挙
げられる。その他にも、α−ベンジン等のガソリン類を
使用する事ができる。また、これら以外の揮発性溶剤を
使用しても良いが、釣り糸や擬似餌の表面を腐食する事
のないものを選択する必要がある。
着液では、水面での使用となるため、揮発性溶剤を完全
に揮発させる必要性から、揮発性溶剤として、より揮発
性の高いベンジンを用いるのが良い。また、ウエットフ
ライの毛針用の展着液では、水中での使用となるため、
揮発性溶剤を完全に揮発させる必要がなく、エチルアル
コールのように揮発性の緩やかな揮発性溶剤を使用して
も支障はない。勿論、ベンジンを使用する事も可能であ
る。
擬似餌を展着液にて処理後、擬似餌の乾燥が直ちに終了
し、迅速な使用ができる。また、乾燥性に優れているの
で、展着液の濃度や釣り場の温度、湿度等の条件が揃え
ば、展着液から引き上げた直後に、擬似餌の投入動作を
行っても、水面に到達する前に展着液の乾燥が完了す
る。このような使用が可能な場合は、乾燥の手間や時間
を省いて効率的に釣りを行う事が可能となる。
まず、第1実施例として、ドライフライ用の展着液、及
び第2、第3実施例として、ウエットフライ用の展着液
の処方例及びその製造方法を以下に記載する。
0gと、100gのベンジンを混合してホモジナイズ処
理を行う。その後、遠心分離器により、固形物を沈殿し
て分離し、油溶性の摂餌成分が溶解した上澄み液のみを
取り出す。そして、この上澄み液に、蛍光増白剤0.0
1gと、撥水用のフッ素樹脂5gを溶解する事により、
蛍光処理機能と、撥水機能を持つ展着液を得る事ができ
る。
gとエチルアルコール100g、乳化剤10g、蛍光増
白剤0.01g、シリコン樹脂2gを混合してホモジナ
イズ処理を行った後、遠心分離器により不溶性固形物を
分離し、上澄み液を展着液として使用する。このシリコ
ン樹脂を含有した展着液にて処理する事により、ウエッ
トフライの親水性を向上する事ができる。
する。即ち、乾燥させたイクラ20gと、エチルアルコ
ール100g、乳化剤10g、蛍光増白剤0.1gを混
合し、ホモジナイズ処理を行う。その後、遠心分離器に
より不溶性固形物を分離し、上澄み液のみを展着液とし
て使用する。
実際に釣り実験を行い、その釣果を試した。実験時の諸
条件、実験方法等は以下の通りである。
ィッシングエリア 漁場コンディション 天候晴れ、水温摂氏6℃ 対象魚 ニジマス
液に、ドライフライ又はウエットフライを各々浸漬し、
1分間乾燥後、10回キャストして、各回でのニジマス
の反応及び釣果を観察した。また、比較実験として、展
着液にて処理を行わない毛針を用い、同様に10回キャ
ストし、同じくニジマスの反応及び釣果を見た。この1
0回のキャストを1セットとして、展着液で処理を施し
たフライ本体と、未処理のフライ本体とで、交互に3セ
ットずつ行った。尚、各セットを繰り返す際は、毛針を
新しいものと交換せず、一回目で使用したものを終始使
用した。
結果を、各々表1、表2、表3に示す。尚、各表に記載
された○は、ニジマスが釣れた事を示す。△は、アタリ
はあったが、釣れなかった事を示す。また、●は、アタ
リもなく釣れもしなかった事を示す。
1実施例の展着液にて処理したドライフライは、展着液
による処理を施していない従来のドライフライに比べ、
優れた釣果を得る事ができた。これは、展着液中のフッ
素樹脂により、撥水性が向上し、ドライフライの浮力が
高まったため、水面での良好な動作が可能となるととも
に、太陽光線を反射して蛍光を発する事により、魚が強
く興味を引かれ、高い集魚効果を示したものである。
の摂餌成分により、集まってきた魚が、確実にドライフ
ライに食い付き、優れた釣果を示したものである。ま
た、展着液を付着した直後の毛針をキャストした場合で
も、何度も繰り返し使用した場合でも、魚の食い付き釣
果は変わらなかった。従って、本実施例の展着液は、撥
水効果と蛍光効果による集魚効果、及び摂餌性が持続す
る、優れた製品である事が解った。
施例及び第3実施例のエチルアルコールで摂餌成分を抽
出した展着液にて処理したウエットフライは、処理を施
していないウエットフライに比べ、魚の食い付きが良
く、優れた釣果を得る事ができた。即ち、展着液中の親
水性に優れたシリコン樹脂により、ウエットフライは水
との馴染みが良くなり、ウエットフライは水面に浮かん
でしまう事なく、速やかに水中に沈んで、円滑な動作が
可能となる。この円滑な動作と蛍光効果により、魚が良
好に集まるとともに、オキアミまたはイクラから得た摂
餌成分により、魚がウエットフライに確実に食い付いた
ため、このように優れた釣果を得たものである。
に優れた釣果を得る事ができるが、繰り返し使用するう
ちに、食い付きが悪くなっているので、即効性はあるが
持続性に乏しい事が分かった。その理由として、シリコ
ンは親水性に優れた性質を持つので、撥水性を有するフ
ッ素樹脂を用いた展着液に比べて、擬似餌の表面から落
ち易いからだと考えられる。従って、第2、第3実施例
の展着液を用いた場合は、頻繁にウエットフライを展着
液で処理する事により、優れた集魚効果と摂餌性を維持
する事ができる。また、このように何度も展着液による
処理を行っても、エチルアルコールの速乾性により、直
ちにウエットフライを水中に投入する事ができ、効率的
に釣りを行う事ができる。
の展着液にドライフライを、第2、第3実施例の展着液
にウエットフライをそれぞれ浸漬し、1分間乾燥した。
その後、展着液の処理済みフライを10回キャストする
操作と、展着液未処理のフライを10回キャストする操
作を、それぞれ3回ずつ繰り返し、各々の釣果を見た。
それぞれの実験結果を、下記表4、表5、表6に示す。
の実施例1の展着液にて処理したドライフライは、展着
液による処理を施していないドライフライに比べ、優れ
た釣果を得る事ができた。また、展着液を付着した直後
のドライフライをキャストした場合でも、何度も繰り返
し使用した場合でも、魚の食い付き釣果は変わらず、持
続性に優れた展着液である事が分かった。
施例及び第3実施例の展着液にて処理したウエットフラ
イは、処理を施していないウエットフライに比べ、魚の
食い付きが良く、優れた釣果を得る事ができた。また、
展着液による処理後、直ちに優れた釣果を得る事ができ
るが、繰り返し使用するうちに、食い付きが悪くなって
くるので、即効性はあるが持続性に乏しい事が分かっ
た。しかし、何度も展着液にてウエットフライを処理す
る事により、持続性を高めて、優れた釣果を維持できる
事が推測される。
本発明の展着液は、毛針、餌木、スッテ、イカヅノ、バ
ケ、サビキ、フライ、ハードルアー等の擬似餌に、蛍光
処理及び摂餌成分の付着処理を行い易い製品である。そ
して、この展着液で処理した擬似餌は、蛍光を発する事
で高い集魚効果を示すとともに、擬似餌に付着した魚の
好む摂餌成分の匂いや味覚により、蛍光にて引き寄せら
れた魚を、確実に擬似餌に食い付かせる事ができ、優れ
た釣果を得る事ができる。また、この優れた集魚効果と
摂餌性を得るための展着液を、廉価な材料で簡単に形成
する事ができる。
摂餌成分を、強固に付着させる事ができるとともに、耐
水性に優れたものとなり、擬似餌の集魚効果と優れた摂
餌性を長く持続する事ができる。また、蛍光増白剤及び
摂餌成分を、擬似餌の表面のみに付着するので、少ない
分量で済み、経済的な処理剤を得る事ができる。
つ迅速に行う事ができ、釣り準備作業を効率的に行う事
ができる。そして、釣り人が、釣り目的の魚の好みや釣
り場のコンディションに応じて、必要であれば選択的に
擬似餌に処理を施す事ができるので、釣り場にての柔軟
な対応が可能となる。
く、展着液にシリコン樹脂を混合する事により、擬似餌
の親水性が向上し、水中にて円滑な動作を行う事ができ
る。また、展着液にフッ素樹脂を混合する事により、擬
似餌の撥水性が向上し、ドライフライやフローティング
タイプのルアーの浮力が高まって、水面での良好な動作
が可能となる。このように、展着液にシリコン樹脂また
はフッ素樹脂を混合して、擬似餌本来の機能性を高める
事により、蛍光効果と相俟って、優れた集魚効果を得る
事ができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 揮発性溶剤89.0〜99.899重量
%、蛍光増白剤0.001〜1.0重量%、魚の好む摂
餌成分0.1〜10.0重量%とから成る事を特徴とす
る擬似餌用の展着液。 - 【請求項2】 揮発性溶剤69.0〜98.899重量
%、蛍光増白剤0.001〜1.0重量%、シリコン樹
脂1.0〜20.0重量%またはフッ素樹脂1.0〜2
0.0重量%、魚の好む摂餌成分0.1〜10.0重量
%とから成る事を特徴とする擬似餌用の展着液。 - 【請求項3】 魚の好む摂餌成分は、非水溶性である事
を特徴とする請求項1または2の擬似餌用の展着液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245182A JP4598929B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 擬似餌用の展着液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000245182A JP4598929B2 (ja) | 2000-08-11 | 2000-08-11 | 擬似餌用の展着液 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002051670A true JP2002051670A (ja) | 2002-02-19 |
JP4598929B2 JP4598929B2 (ja) | 2010-12-15 |
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ID=18735753
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4598929B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
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- 2000-08-11 JP JP2000245182A patent/JP4598929B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
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