JP2002051123A - 入力表示体およびそれを備えた情報機器 - Google Patents

入力表示体およびそれを備えた情報機器

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JP2002051123A JP2000237141A JP2000237141A JP2002051123A JP 2002051123 A JP2002051123 A JP 2002051123A JP 2000237141 A JP2000237141 A JP 2000237141A JP 2000237141 A JP2000237141 A JP 2000237141A JP 2002051123 A JP2002051123 A JP 2002051123A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報入力部の各入力キーに付されたキー情報
の見やすさを十分に確保しつつ装置全体の小型化を図る
ことを可能にする入力表示体を提供する。 【解決手段】 携帯電話機1の情報入力部4を正面方向
から見た場合には、入力表示体10上でホログラム画像
が見えない状態(すなわち、印刷層11が透けて見える
状態)となり、印刷層11に印刷されたキー情報画像
(数字情報)のみが表示された状態で、携帯電話機1に
対して情報を入力することができるようになる。一方、
携帯電話機1の情報入力部4を斜め方向から見た場合に
は、入力表示体10上でホログラム画像が見える状態と
なり、入力表示体10に記録されたキー情報画像(カタ
カナ情報および記号情報)のみが表示された状態で、携
帯電話機1に対して情報を入力することができるように
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機や携帯
情報端末、電卓等の携行使用に適した小型の情報機器に
係り、とりわけ、複数の入力キーを有する入力装置の上
層に配置され、各入力キーを介して入力される入力情報
群に対応するキー情報画像を表示する入力表示体および
それを備えた情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話機や携帯情報端末、電卓
等の情報機器は、個々の要素技術の革新により徐々に小
型化されている。この種の情報機器を小型化する手法に
は、大別して、情報を表示するための情報表示部を小型
化する手法、および情報を入力するための情報入力部を
小型化する手法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報表
示部を小型化すれば必然的に表示内容の視認性が損なわ
れることとなり、また情報入力部を小型化すれば誤入力
等を引き起こしやすくなり、使い勝手が非常に悪くな
る。すなわち、情報表示部および情報入力部のそれぞれ
の小型化により装置全体の小型化を図ることには限界が
ある。特に、情報入力部として、ボタン等の入力キーを
用いる場合には、入力キーの扱いやすさとともに、入力
キーに付されたキー情報の見やすさが強く望まれてお
り、この種の情報入力部の小型化を図る上で大きな障害
となっている。
【0004】図5は従来の情報機器の一例を示す図であ
る。図5に示すように、従来の携帯電話機21は、携帯
電話機本体22と、携帯電話機本体22に組み込まれた
情報表示部23および情報入力部24とを有している。
このうち、情報入力部24は、入力装置として、携帯電
話機本体22に埋設された複数の入力キー25を有し、
これら各入力キー25の上層には印刷層31および保護
層32が積層されている。なお、印刷層31はシート状
に構成されており、また保護層32は各入力キー25に
対応する複数の矩形状小片として構成されている。
【0005】図5に示すように、従来の携帯電話機21
では、各入力キー25に複数の入力情報(例えば、数字
の“1”の入力キーには、カタカナの“ア”および記号
の“絵”)が割り当てられている。このため、各入力キ
ー25にはこれらの複数の入力情報に対応する多数のキ
ー情報が印刷されることとなり、各入力キー25に印刷
される個々のキー情報の見やすさを確保することが特に
困難となっている。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、情報入力部の各入力キーに付されたキー情
報の見やすさを十分に確保しつつ装置全体の小型化を図
ることを可能にする入力表示体およびそれを備えた情報
機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の入力キ
ーを有する入力装置の上層に配置され、前記各入力キー
に割り当てられた複数組の入力情報群のうちの少なくと
も一組の入力情報群に対応するキー情報画像が記録され
た透明な光回折構造シートを備え、前記光回折構造シー
トに記録された前記キー情報画像は、視認角度に応じて
その表示の有無が切り替えられることを特徴とする入力
表示体を提供する。
【0008】なお、本発明においては、前記光回折構造
シートには前記各入力キーに割り当てられた複数組の入
力情報群に対応する複数組のキー情報画像が記録され、
当該各組のキー情報画像は互いに異なる視認角度で再生
されることが好ましい。また、前記光回折構造シートの
うち前記各入力キーの外縁に対応する部分に切り込みを
設けることが好ましい。さらに、前記入力表示体は携帯
電話機や携帯情報端末、電卓等の情報機器に組み込まれ
て用いられることが好ましい。
【0009】本発明によれば、各入力キーに割り当てら
れた複数組の入力情報群のうちの少なくとも一組の入力
情報群に対応するキー情報画像を透明な光回折構造シー
トに記録し、この光回折構造シートに記録されたキー情
報画像の表示の有無を視認角度に応じて切り替えるよう
にしているので、視認角度に応じて、光回折構造シート
の下層に位置する印刷層等のキー情報画像または光回折
構造シートのキー情報画像のいずれかを表示することが
できる。このため、情報入力部である各入力キーに付さ
れたキー情報の見やすさを十分確保しつつ装置全体の小
型化を図ることができる。また、光回折構造シートとし
てホログラムシートを用いた場合には、キー情報画像が
ホログラムとして表示されるので、情報機器の意匠性を
向上させることができる。
【0010】また、本発明によれば、光回折構造シート
に複数組のキー情報画像を記録しておき、当該各組のキ
ー情報画像が互いに異なる視認角度で再生されるように
することにより、各入力キーに付される各キー情報のた
めのスペースをより大きくとることができる。
【0011】さらに、本発明によれば、光回折構造シー
トのうち各入力キーの外縁に対応する部分に切り込みを
設けることにより、各入力キーの上下動に容易に追従さ
せて操作性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】図1、図2および図3(a)(b)は本発明によ
る入力表示体およびそれを備えた情報機器の一実施の形
態を説明するための図である。なお、本実施の形態で
は、入力表示体が用いられる情報機器として携帯電話機
を例に挙げて説明する。
【0014】図1に示すように、本実施の形態に係る携
帯電話機1は、携帯電話機本体2と、携帯電話機本体2
の正面に組み込まれた情報表示部3および情報入力部4
とを備えている。なお、情報表示部3および情報入力部
4はともに、携帯電話機本体2内に設けられた制御回路
(図示せず)に接続されており、当該制御回路による制
御の下で、携帯電話機本体2に対して情報を入力した
り、携帯電話機本体2からの出力情報を表示することが
できるようになっている。
【0015】このうち、情報入力部4は、入力装置とし
て、携帯電話機本体22に埋設された複数の入力キー5
を有し、これら各入力キー5の上層には印刷層11およ
び保護層12が積層されている。ここで、印刷層11は
シート状に構成されており、また保護層12は各入力キ
ー5に対応する複数の矩形状小片として構成されてい
る。また、印刷層11および保護層12が積層された複
数の入力キー5の上層にはシート状の入力表示体10が
積層されている。なお、入力表示体10は、ホログラム
シート(光回折構造シート)13および保護層17から
なっている(図2参照)。
【0016】ここで、各入力キー5の上層に積層された
印刷層11には、各入力キー5に割り当てられた基本的
な入力情報群として、数字情報に関するキー情報画像
(“1”〜“0”,“*”,“#”)が印刷されてい
る。また、印刷層11の上層に積層された入力表示体1
0のホログラムシート13には、各入力キー5に割り当
てられた他の入力情報群として、カタカナ情報に関する
キー情報画像(“ア”〜“ン”)および記号情報に関す
るキー情報画像(“絵”,“A”〜“Z”、“<”,
“記号”,“>”)がホログラム画像として記録されて
おり、所定の視認角度(例えば、左10度の方向)で表
示されるようになっている。
【0017】図2は図1に示す情報入力部4(入力表示
体10)の層構成の詳細を説明するための要部断面図で
あり、一つの入力キー5の上層部分の層構成を示す図で
ある。
【0018】図1および図2に示すように、入力キー5
の上層には、入力キー5側から、印刷層11、保護層1
2および入力表示体10がこの順で積層されている。
【0019】このうち、印刷層11は、各入力キー5の
上層に積層されるものであり、紙等からなる印刷基材層
11aと、数字情報(“1”〜“0”,“*”,
“#”)等を表示するインキ層11bとを有している。
【0020】また、保護層12は、透明なプラスチック
材料等からなり、入力表示体10が貼付されていない状
態等において印刷層11を保護するものである。
【0021】さらに、入力表示体10は、印刷層11お
よび保護層12が積層された複数の入力キー5上にラベ
ルまたは転写箔として貼付することができるようになっ
ている。具体的には、図2に示すように、入力表示体1
0は、ホログラムシート13(ホログラム層16、ホロ
グラム基材層15および粘着層14)および保護層17
が積層されてなり、粘着層14を介して保護層12上に
貼付することができるようになっている。ここで、粘着
層14としては、通常温度で粘着性を有する粘着剤の
他、熱溶融性タイプの粘着剤を用いることができる。な
お、熱溶融性タイプの粘着剤を用いる場合には、入力表
示体10を熱転写により保護層12上に貼付することが
できる。なお、ホログラム層16には、図1に示すよう
なキー情報画像(数字情報やカタカナ情報、記号情報
等)がホログラムとして記録されている。ここで、ホロ
グラム層16に記録されるホログラムとしては、レリー
フホログラム、リップマンホログラム等の任意のホログ
ラムを用いることができる。なお、ホログラムとして透
過型のものを用いる場合には、必要に応じて、ホログラ
ム層16に対して蒸着等により反射層を積層することが
できる。
【0022】なお、入力表示体10は、貼付の容易さを
高めるため、シート状に構成されていることが好まし
い。また、入力表示体10(少なくともホログラムシー
ト13)のうち各入力キー5の外縁に対応する部分(3
辺)には切り込み13a(図1参照)が設けられている
ことが好ましく、これにより各入力キー5の上下動に容
易に追従させて操作性を向上させることができる。
【0023】なお、図2において、印刷層11(印刷基
材層11aおよびインキ層11b)、保護層12、入力
表示体10(ホログラムシート13(粘着層14、ホロ
グラム基材層15およびホログラム層16)および保護
層17)の各層間の接着性を高めるため、視認性を損な
わない範囲で適宜透明な粘着層を設けるようにしてもよ
い。
【0024】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0025】携帯電話機1の情報入力部4は、その視認
角度に応じて異なった視認状態で用いることができる。
図3(a)(b)はそれぞれ、携帯電話機1の情報入力部4を
正面方向および斜め方向から見た場合の視認状態を示す
図である。
【0026】携帯電話機1の情報入力部4を正面方向か
ら見た場合には、入力表示体10(ホログラムシート1
3)上でホログラム画像が見えない状態(すなわち、入
力表示体10の下層に位置する印刷層11が透けて見え
る状態)となり、印刷層11に印刷されたキー情報画像
(数字情報)のみが表示された状態で、携帯電話機1に
対して情報を入力することができるようになる(図3
(a)参照)。なおこのとき、所定の機能キーの押下に連
動して、予め機能登録されている印刷層11の表示内容
に対応する入力情報群の入力を指定しておく。
【0027】これに対し、携帯電話機1の情報入力部4
を斜め方向(例えば、左10度の方向)から見た場合に
は、入力表示体10(ホログラムシート13)上でホロ
グラム画像が見える状態となり、入力表示体10(ホロ
グラムシート13)に記録されたキー情報画像(カタカ
ナ情報および記号情報)のみが表示された状態で、携帯
電話機1に対して情報を入力することができるようにな
る(図3(b)参照)。なおこのとき、所定の機能キーの
押下に連動して、予め機能登録されている入力表示体1
0(ホログラムシート13)の表示内容に対応する入力
情報群の入力を指定しておく。
【0028】このように本実施の形態によれば、各入力
キー5に割り当てられた所定の入力情報群に対応するキ
ー情報画像(数字情報)を印刷層11に印刷するととも
に、各入力キー5に割り当てられた他の入力情報群に対
応するキー情報画像(カタカナ情報および記号情報)を
透明なホログラムシート13に記録し、このホログラム
シート13に記録されたキー情報画像の表示の有無を視
認角度に応じて切り替えるようにしているので、視認角
度に応じて印刷層11のキー情報画像(数字情報)また
は入力表示体10(ホログラムシート13)のキー情報
画像のいずれかを表示することができる。このため、各
入力キー5に付される各キー情報のためのスペースを大
きくとることができ、ユーザの視認性の向上を図るとと
もに、入力キー5を一回り小さくすることができる。従
って、情報入力部4の各入力キー5に付されたキー情報
の見やすさを十分確保しつつ装置全体の小型化を図るこ
とができる。また、キー情報画像がホログラムとして表
示されるので、携帯電話機1の意匠性を向上させること
ができる。
【0029】また、本実施の形態によれば、入力表示体
10の貼り替えによりキー情報画像の種類を変えること
ができるので、個別デザインの携帯電話機1を比較的安
価に提供することができる。具体的には例えば、基本的
な入力情報である数字情報については印刷層11により
あらかじめ用意しておき、機種ごとに異なる他の入力情
報については入力表示体10,10′,10″の貼り替
えにより対応することができる(図4(a)(b)参照)。こ
れにより、携帯電話機1の基本部分についての部材およ
び印刷等を共通化することができ、製造コストを削減す
ることができる。
【0030】さらに、本実施の形態によれば、入力表示
体10の貼り替えによりキー情報画像の種類を変えるこ
とができるので、製造後の携帯電話機1についても、機
能登録が済んでいる情報であれば、ユーザ側で、英数字
やカタカナ、記号等の基本的な入力情報に加えて、好き
なフォントや絵文字、イラスト等の入力情報を追加する
ことができる。具体的には例えば、英語を主として用い
るユーザであれば、英数字や英語特有の記号等の入力情
報群に対応するキー情報画像が記録されたホログラムシ
ートを貼付するとよく、これにより英語を最優先で入力
することができる。なおこのとき、新たなホログラムシ
ートに対応する入力情報群の機能登録が済んでいない場
合には、携帯電話機1に対して入力情報群の設定の変更
等を行うことにより、入力表示体10上のキー情報画像
に対応する入力情報群を携帯電話機1側の入力情報群と
対応付けるようにするとよい。同様に、メール送信を主
として行うユーザであれば、予め登録されている絵文字
や手書き文字、イラスト、着信音切替え等の入力情報群
に対応するキー情報画像が記録されたホログラムシート
を貼付するとよく、これにより送信用メールの入力を短
時間で行うことができる。さらに、ユーザが各種の機能
情報等を変更したいと思ったときでも、その変更後の機
能情報に対応するホログラムシートの貼付、および携帯
電話機1の設定の変更等を行うことにより、携帯電話機
1の状態を常に機能性の高い状態に保つことができる。
【0031】なお、本実施の形態によれば、入力表示体
10(少なくともホログラムシート13)のうち各入力
キー5の外縁に対応する部分(3方向の縁)に切り込み
13a(図1参照)を設けているので、各入力キー5の
上下動に容易に追従させて操作性を向上させることがで
きる。
【0032】なお、上述した実施の形態においては、入
力表示体10のホログラムシート13に一組のキー情報
画像を記録しておき、所定の視認角度で当該キー情報画
像が表示されるようにしているが、これに限らず、入力
表示体10のホログラムシート13に複数組のキー情報
画像を記録しておき、当該各組のキー情報画像が互いに
異なる視認角度で再生されるようにしてもよい。具体的
には例えば、カタカナ情報(“ア”〜“ン”)および記
号情報(“絵”,“A”〜“Z”、“<”,“記号”,
“>”)をそれぞれ別々のホログラムとして記録してお
き、視認角度に応じていずれかのキー情報画像が表示さ
れるようにしてもよい。これにより、各入力キー5に付
される各キー情報のためのスペースをより大きくとるこ
とができる。なお、この場合には、印刷層11により表
示されている数字情報についても入力表示体10のホロ
グラムシート13に記録しておくことが可能となり、印
刷層11を省略することも可能である。また、携帯電話
機1の意匠性をより向上させるため、入力表示体10の
ホログラムシート13にキー情報以外の絵柄等を記録し
ておき、所定の視認角度で当該絵柄等が表示されるよう
にしてもよい。
【0033】また、上述した実施の形態において、各入
力キー5の背部にバックライトを設けるようにしてもよ
い。これにより、夜間においても、昼間の外光よりは視
認性が落ちるものの、入力表示体10のホログラムシー
ト13に記録されたキー情報画像を視認することができ
る。なお、この場合には、各入力キー5は、透明(スケ
ルトン)であることが好ましい。
【0034】さらに、上述した実施の形態においては、
入力表示体10が組み込まれる情報機器として携帯電話
機を例に挙げて説明したが、これに限らず、携帯情報端
末や電卓等の各種の情報機器にも同様に適用することが
できる。また、入力キーとしてボタンを例に挙げて説明
したが、これに限らず、キーボードやタッチパネル等の
任意の入力装置のキーにも同様に適用することができ
る。
【0035】さらにまた、上述した実施の形態において
は、光回折構造シートとしてホログラムが記録されたホ
ログラムシートを用いているが、これに限らず、回折構
造等の他の任意の光回折構造を備えた光回折構造シート
を用いるようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、情
報入力部の各入力キーに付されたキー情報の見やすさを
十分に確保しつつ装置全体の小型化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による入力表示体およびそれを備えた情
報機器の一実施の形態を説明するための図。
【図2】図1に示す情報入力部(入力表示体)の層構成
の詳細を説明するための要部断面図。
【図3】図1に示す情報入力部(入力表示体)の作用を
説明するための図。
【図4】図1に示す入力表示体の貼り替えの様子を説明
するための図。
【図5】従来の携帯電話機の情報入力部を説明するため
の図。
【符号の説明】
1 携帯電話機(情報機器) 2 携帯電話機本体 3 情報表示部 4 情報入力部 5 入力キー 10,10′,10″ 入力表示体 11 印刷層 11a 印刷基材層 11b インキ層 12 保護層 13 ホログラムシート(光回折構造シート) 13a 切り込み 14 粘着層 15 ホログラム基材層 16 ホログラム層 17 保護層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力キーを有する入力装置の上層に
    配置され、前記各入力キーに割り当てられた複数組の入
    力情報群のうちの少なくとも一組の入力情報群に対応す
    るキー情報画像が記録された透明な光回折構造シートを
    備え、 前記光回折構造シートに記録された前記キー情報画像
    は、視認角度に応じてその表示の有無が切り替えられる
    ことを特徴とする入力表示体。
  2. 【請求項2】前記光回折構造シートには前記各入力キー
    に割り当てられた複数組の入力情報群に対応する複数組
    のキー情報画像が記録され、当該各組のキー情報画像は
    互いに異なる視認角度で再生されることを特徴とする請
    求項1記載の入力表示体。
  3. 【請求項3】前記光回折構造シートのうち前記各入力キ
    ーの外縁に対応する部分に切り込みを設けたことを特徴
    とする請求項1または2記載の入力表示体。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか記載の入力表示
    体を備えた情報機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007251869A (ja) * 2006-03-20 2007-09-27 Nec Corp 携帯端末装置
JP2013531858A (ja) * 2010-07-16 2013-08-08 ティーピーケイ タッチ ソリューションズ インコーポレーテッド キーボード、それを用いた電子装置、及び、入力方法

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