JP2002046966A - エレベータ用浸水防止装置 - Google Patents

エレベータ用浸水防止装置

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JP2002046966A
JP2002046966A JP2000232954A JP2000232954A JP2002046966A JP 2002046966 A JP2002046966 A JP 2002046966A JP 2000232954 A JP2000232954 A JP 2000232954A JP 2000232954 A JP2000232954 A JP 2000232954A JP 2002046966 A JP2002046966 A JP 2002046966A
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JP
Japan
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elevator
inundation
hoistway
flood
flooding
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JP2000232954A
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English (en)
Inventor
Takeshige Watanabe
丈茂 渡邉
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降路内への浸水をより確実に防止する。 【解決手段】 昇降路内への浸水を検出する浸水センサ
28とモータ32a,32bとを耐水ケーブル40を介
して接続する。モータ32a,32bの駆動により押し
出されてエレベータ乗り場の出入り口を水密するように
防水シャッター30a,30bを設置する。浸水センサ
28が浸水を検出すると、モータ32a,32bの駆動
により防水シャッター30a,30bが水平方向へ押し
出され、エレベータ乗り場出入り口中央で密着してエレ
ベータ乗り場の出入り口を水密する。これにより、昇降
路内への浸水をより確実に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ用浸水
防止装置に関し、詳しくは、エレベータ乗り場から昇降
路内への浸水を防止するエレベータ用浸水防止装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のエレベータ用浸水防止装
置としては、洪水などにより昇降路内に浸水が発生した
とき、この浸水に対して警告を発するものが提案されて
いる。この装置では、浸水による警告を発してエレベー
タの管理者などに浸水の発生を知らせることで、警告を
受けたエレベータの管理者などがエレベータ乗り場の周
辺に土嚢を配置する等の浸水防止措置を行なって、昇降
路のピットに設置されたエレベータ機器が浸水によって
故障するのを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
たエレベータ用浸水防止装置では、浸水に対して警告を
発するのみであるから、この警告に基づく浸水防止措置
が遅れたり、この措置を取ることができない状況が生じ
る場合もある。そして、この結果、浸水が進んでエレベ
ータ機器の故障を招き、その保守に多大な費用を要する
こともある。
【0004】本発明のエレベータ用浸水防止装置は、昇
降路内への浸水をより確実に防止することを目的の一つ
とする。また、本発明のエレベータ用浸水防止装置は、
昇降路への浸水によるエレベータ機器の故障を防止する
ことを目的の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明のエレベータ用浸水防止装置は、上述の目的の少な
くとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0006】本発明のエレベータ用浸水防止装置は、エ
レベータ乗り場から昇降路内への浸水を防止するエレベ
ータ用浸水防止装置であって、前記昇降路内への浸水を
検出する浸水検出手段と、前記エレベータ乗り場の所定
の位置に設置され、前記浸水検出手段により昇降路内へ
の浸水が検出されたとき、該浸水を遮断する浸水遮断手
段とを備えることを要旨とする。
【0007】本発明のエレベータ用浸水防止装置では、
浸水検出手段が昇降路内への浸水を検出し、浸水検出手
段により昇降路内への浸水が検出されたとき、エレベー
タ乗り場の所定の位置に設置された浸水遮断手段が、浸
水を遮断する。これにより、昇降路内への浸水をより確
実に防止することができ、この結果、浸水により生じる
エレベータ機器の故障を防止することができる。
【0008】こうした本発明のエレベータ用浸水防止装
置において、前記浸水検出手段は、前記昇降路の床面に
設置され、該床面への浸水を検出する手段であるものと
することもできる。
【0009】また、本発明のエレベータ用浸水防止装置
において、前記浸水遮断手段は、耐水性を有する防水壁
を備え、前記防水壁のスライドにより前記エレベータ乗
り場の出入り口床面および側面を水密して前記浸水を遮
断する手段であるものとすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例を用いて説明する。図1は本発明の一実施例である浸
水防止装置20の構成の概略を示す構成図であり、図2
は実施例の浸水防止装置20が設置されたエレベータ乗
り場の一例を示す斜視図である。図1に示すように実施
例の浸水防止装置20は、昇降路床面22に設置され昇
降路内への浸水を検出する浸水センサ28と、エレベー
タ乗り場の出入り口の所定の高さまでを水密構造として
昇降路内への浸水を防止する防水シャッター機構30と
を備える。
【0011】防水シャッター機構30は、エレベータ乗
り場を中心として左右対称に構成されており、耐水性を
有する材料により構成されエレベータ乗り場の出入り口
を水密する防水シャッター30a,30bと、防水シャ
ッター30a,30bの水平方向への駆動源として回転
駆動するモータ32a,32bと、モータ32a,32
bの回転を水平方向への駆動に変換するリンク38a,
38bとを備える。
【0012】防水シャッター30a,30bは、その進
行方向前面に密着部材34a,34b(例えば、互いに
異極で伸縮性を有するゴム状の磁石)が取り付けられて
おり、モータ32a,32bの駆動により押し出された
ときにエレベータ乗り場の中央で互いに密着して水密す
るようになっている。また、防水シャッター30a,3
0bの中部には、水密部材36a,36b(例えば、ゴ
ム部材)が設けられており、防水シャッター30a,3
0bが閉じる際にエレベータ乗り場の三方枠26の両側
に形成された開口部44a,44b(図2に図示)を水
密できるようになっている。なお、エレベータ乗り場の
出入り口床面には、防水シャッター30a,30bのス
ライドをガイドするガイド溝42が形成されおり、防水
シャッター30a,30bは、モータ32a,32bの
駆動によりガイド溝42に密着した状態でスライドする
ようになっている。
【0013】モータ32a,32bは、耐水性を有する
耐水ケーブル40を介して浸水センサ28と電気的に接
続されており、浸水センサ28からのオン信号により回
転駆動を開始し、防水シャッター30a,30bが閉じ
るまでの所定時間回転したときに停止するように設定さ
れている。
【0014】次に、こうして構成された実施例の浸水防
止装置20の動作について説明する。エレベータ乗り場
の出入り口のエレベータドア24の隙間から水が進入し
て浸水センサ28が昇降路内の浸水を検出すると、各モ
ータ32a,32bに耐水ケーブル40を介してオン信
号を発する。オン信号を受けたモータ32a,32bは
回転駆動を開始し、リンク38a,38bを介して防水
シャッター30a,30bを水平方向に押し出す。そし
て、モータ32a,32bが所定時間に亘って回転駆動
を行なうと、防水シャッター30a,30bの進行方向
前面がエレベータ乗り場の出入り口中央までスライド
し、密着部材34a,34bが互いに密着して連結する
と同時に水密部材36a,36bが開口部44a,44
bを塞いでエレベータ乗り場の出入り口を所定の高さま
で水密する。こうして防水シャッター30a,30bに
より昇降路内への浸水を防止するのである。
【0015】以上説明した実施例の浸水防止装置20に
よれば、昇降路内への浸水が浸水センサ28により検出
されたときには、防水シャッター30a,30bにより
エレベータ乗り場の出入り口を水密するから、その後の
浸水を防止することができ、この結果、浸水によって生
じるエレベータ機器の故障を防止することができる。
【0016】実施例の浸水防止装置20では、エレベー
タ乗り場の三方枠26の両側にそれぞれ設置された2つ
の防水シャッター30a,30bを水平方向にスライド
させることにより互いに密着させてエレベータ乗り場の
出入り口を水密するものとしたが、三方枠26のいずれ
か一方から単一の防水シャッターを水平方向にスライド
させてエレベータ乗り場の出入り口を水密するものとし
てもよい。これにより、簡易に浸水防止装置20を構成
することができる。
【0017】また、実施例の浸水防止装置20では、浸
水センサ28を昇降路床面22に設置するものとした
が、昇降路内への浸水を検出できる場所であればいかな
る場所に設置してもよい。例えば、エレベータ乗り場の
出入り口床面に設置するものとしてもよい。
【0018】以上、本発明の実施の形態について実施例
を用いて説明したが、本発明のこうした実施例に何ら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である浸水防止装置20の
構成の概略を示す構成図である。
【図2】 実施例の浸水防止装置20が設置されたエレ
ベータ乗り場の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
20 浸水防止装置、22 昇降路床面、24 エレベ
ータドア、26 三方枠、28 浸水センサ、30 防
水シャッター機構、30a,30b 防水シャッター、
32a,32b モータ、34a,34b 密着部材、
36a,36b水密部材、38a,38b リンク、4
0 耐水ケーブル、42 ガイド溝、44a,44b
開口部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ乗り場から昇降路内への浸水
    を防止するエレベータ用浸水防止装置であって、 前記昇降路内への浸水を検出する浸水検出手段と、 前記エレベータ乗り場の所定の位置に設置され、前記浸
    水検出手段により昇降路内への浸水が検出されたとき、
    該浸水を遮断する浸水遮断手段とを備えるエレベータ用
    浸水防止装置。
  2. 【請求項2】 前記浸水検出手段は、前記昇降路の床面
    に設置され、該床面への浸水を検出する手段である請求
    項1記載のエレベータ用浸水防止装置。
  3. 【請求項3】 前記浸水遮断手段は、耐水性を有する防
    水壁を備え、該防水壁のスライドにより前記エレベータ
    乗り場の出入り口床面および側面を水密して前記浸水を
    遮断する手段である請求項1または2記載のエレベータ
    用浸水防止装置。
JP2000232954A 2000-08-01 2000-08-01 エレベータ用浸水防止装置 Pending JP2002046966A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101216997B1 (ko) 2012-11-28 2013-01-02 (주)전인씨엠건축사사무소 공동주택용 엘리베이터 침수차단장치
KR101383122B1 (ko) * 2013-12-30 2014-04-09 주식회사 건양기술공사 건축사사무소 공동주택용 엘리베이터 침수차단장치
JP2018177475A (ja) * 2017-04-14 2018-11-15 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 エレベーターシステム
CN109319644A (zh) * 2018-10-12 2019-02-12 佛山市高明区安承升降装备研究院 一种具有防台风功能的电梯层门
CN112660969A (zh) * 2020-12-30 2021-04-16 亚洲富士电梯股份有限公司 具有防护结构的加装电梯以及制造设备与制造工艺

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