JP2002044126A - パケット転送方法および装置 - Google Patents

パケット転送方法および装置

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JP2002044126A JP2000220617A JP2000220617A JP2002044126A JP 2002044126 A JP2002044126 A JP 2002044126A JP 2000220617 A JP2000220617 A JP 2000220617A JP 2000220617 A JP2000220617 A JP 2000220617A JP 2002044126 A JP2002044126 A JP 2002044126A
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  • Signal Processing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノードウェア転送における処理負荷を軽減す
る。 【解決手段】 入力パケットは入力バッファ11に一時
格納され、アドレス取得部12で転送に必要な情報を取
り出す。ここで取り出した宛先アドレスを使用して検索
回路13にて検索テーブル14を検索する。検索回路1
3では宛先アドレスをキーとして出力に関する情報を取
り出す。ここで、ある宛先を持つパケット群に対する最
大のスタック階層数Mを指定しておく。ラベル挿入回路
15にてカプセル化されたパケットはスイッチ部16を
経て所望の出力先ポートへと転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパケット転送方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年注目されているIPトラヒックの転送
方式としてMPLS(マルチプロトコルラベルスイッチン
グ)転送方式がIETF(Internet Enginerring Task Forc
e)にて標準化検討されている。MPLSではラベルスイッ
チングルータ間の転送方路決定をラベルと呼ぶ固定長の
数値を参照することにより行う。
【0003】MPLSの特徴の一つとしてラベルの階層化が
挙げられる。すなわち、ラベルを階層化し、それぞれを
個別に管理することにより、あるラベル付きパケットを
網内でトンネリングすることができる。つまり、これま
で付いていたラベル値を保持したまま、新規ラベルでカ
プセル化し、この先頭のラベル値を参照することで網内
を転送する。このようにすることにより、網内での経路
設定を階層毎に独立に設定することが可能になる。
【0004】このようにラベルを階層化することによる
利点は大きいものの、ラベルを付加するためのカプセル
化やカプセル分離する際にはパケットのヘッダに対して
ラベルの挿入、削除という処理が必要である。この処理
のためには、待ち合わせのためのバッファが必要であ
り、また、挿入、削除、等の処理が入力ラベル毎に異な
り、このためハードウェアでスイッチングするルータで
の処理には不向きである面を持ち合わせている。
【0005】MPLS標準では入力されたラベルの先頭ラベ
ルを参照して出力処理を決定する。出力処理にはラベル
付け替え、ラベルスタックの削除(ポップ)、ラベルス
タックの追加(プッシュ)がある。ラベル付け替えは入
力ラベルから検索した結果の出力ラベルを入力ラベルに
置き換える処理である。ラベルスタックの削除は、先頭
ラベルを削除する処理であるが、その結果、得られる先
頭ラベル、あるいはカプセル化されていたIPパケットの
IPアドレスを使用して再度検索する必要がある。つま
り、これらの検索をして最終的な出力が決定されるま
で、パケットはバッファに格納しておかなければならな
い。また、ラベルスタックの追加は、これまでのラベル
位置の先頭にさらにラベルエントリーを付加する処理で
ある。この場合も新規ラベルを挿入する時間だけ、パケ
ットの送信を待ち合わせる必要があり、バッファにおい
て待ち合わせ処理が発生する。
【0006】このように、それぞれの処理は簡単である
が、ハードウェアルータ(パケット交換機)で処理を実
現する場合には処理が複雑になり、また、特にラベルス
タックのポップ動作において処理時間がかかる、という
問題があった。
【0007】本発明の目的は、ハードウェア転送時にお
ける処理負荷を軽減することができるパケット転送方法
および装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット転送方
法は、設定に基づいて宛先毎に決められた最大ラベル階
層数のラベルスタックエントリーを、パケット転送網へ
の入り口エッジノードで付加することを特徴とする。ま
た、複数階層のラベルスタックエントリーの先頭ラベル
位置を、ポインタビットを使用して指示し、また、この
ポインタビット値を増減させることでラベルスタックエ
ントリーの追加/削除と等価な処理を行う。
【0009】複数ラベルをパケット交換網の入り口エッ
ジで付加し、網内での転送はポインタビットの値が指し
示すラベルを参照して決定する。ラベルスタックエント
リーの削除/追加処理の場合にはポインタビット値を増
減させることにより実現する。このように転送ノードの
ラベルスタックエントリーの削除/追加処理の際にはポ
インタビット値のみを変化させ、物理的なラベルスタッ
クエントリーの削除や追加挿入を行わない。
【0010】本発明では予めネットワーク管理端末から
の設定、あるいは交換機間のプロトコルのやり取りによ
って既知である宛先に対する最大階層数を網への入力ノ
ードに設定し、カプセル化する際に最大数のラベルスタ
ックエントリーを挿入することを特徴とする。
【0011】また、この際にどのスタック位置が先頭で
あるかを示すために、ポインタビットを使用して、参照
すべきラベル位置を指定することを特徴としている。中
間ノードではこのポインタビットの値を増減することに
よりラベルの挿入/削除と等価な処理を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1に本発明によるラベル付きパケットの
構成を示す。ラベル付きパケットはペイロード(被カプ
セル化パケット)部分200と、その先頭に付加される
複数階層のラベルスタックエントリーとから構成され
る。図1はラベルが4階層(201〜204)である場
合を示している。パケットの先頭位置のスタックエント
リー中に書かれたP(ポインタ)値が3であるとき、有
効ラベルの先頭がパケットの先頭から3段目であるこ
と、すなわちラベルエントリー202(ラベル#2)で
あることを示す。また、最後尾ラベルスタックエントリ
ーのSビットは1であり、このSビットによりラベルスタ
ックエントリーの最後尾であること(すなわち図1では
エントリー数が4段であること)を示している。
【0014】図2にラベルスタックエントリーの定義を
示す。図2(1)はIETF(InternetEngineering Task F
orce)において検討されているMPLS (Multi Protocol La
belSwiching)で定義されているラベルスタックエントリ
ーの図である。32ビットのエントリーに対して、ラベ
ルが20ビット、実験用の予備領域(EXP)が3ビット、
スタックの最後尾を示すSビットが1ビット、TTL(Time
to Line)値を保持するフィールドが8ビットである。
これに対して図2(2)が本発明によるラベルスタック
エントリーの定義である。図2(1)との相違はEXP領
域をポインタ値Pとして定義し使用することである。Pは
先頭から何階層目がラベルスタックの先頭であるかを示
すために使用する。
【0015】図3に本発明によるパケット交換機の入力
エッジノードの構成を示す。パケット交換機10は入力
パケットを一時格納する入力バッファ11と、入力パケ
ットのヘッダ部から宛先アドレスを取り出すアドレス取
得部12と、宛先アドレスと出力先ポート、付加するラ
ベルスタッフエントリーの階層数、付加する新ラベルを
含む出力情報の対応が記述されている検索テーブル14
と、その宛先アドレスを用いて検索テーブル14を検索
し、出力情報を得る検索回路13と、検索で得られた出
力情報で指示されるラベルスタックエントリーをパケッ
トの先頭に付加するラベル挿入回路15と、所望の出力
先ポートへ出力情報を振り分けるためのスイッチ部16
から構成される。検索テーブル14には入力パケットの
宛先アドレスから出力情報を得るためのエントリーが格
納されている。出力情報としては出力先ポート、付加す
るスタックエントリーの階層数M、付加する新ラベル
(複数のエントリー可能)が記述されている。例えば2
段のラベルスタックエントリーを書き加える場合には2
種類の新ラベルを使用する。
【0016】図4に本発明によるパケット交換機の中間
ノードの構成を示す。パケット交換機20は入力パケッ
トを一時格納する入力バッファ21と、入力パケットの
ラベルスタックエントリーを取り出すラベルスタック取
得部22と、取得したラベルスタックエントリーを使用
して処理判定を行うスタック処理回路23Aと、入力ラ
ベルを用いて検索テーブル25を検索する検索回路24
と、検索結果に基づいてラベル交換等のスタック操作を
行うスタック処理回路23Bと、所望の出力先ポートへ
出力を振り分けるためのスイッチ部26から構成され
る。検索テーブル25には入力パケットのラベル値から
出力情報を得るためのエントリーが格納されている。出
力情報としては出力先ポート、ラベルに対する処理(ラ
ベル交換/ラベルプッシュ/ラベルポップ)、新ラベル
等が記述されている。
【0017】図6に本発明によるパケット交換網でのパ
ケット転送の概念図を示す。図6に示すパケット交換網
はIPパケット等の被転送パケットの入力ノードであるパ
ケット交換機1、中間ノードであるパケット交換機2〜
5、被転送パケットの出力ノードであるパケット交換機
6から構成される。交換機1への入力パケット100に
対して、それぞれの交換機1〜6の出力パケットを10
1〜106として図示している。
【0018】図3に示すパケット交換機(入力エッジノ
ード)10の処理を説明する。入力パケットは入力バッ
ファ11に一時格納され、アドレス取得部12で転送に
必要な情報を取り出す。入力パケットがIPパケットの場
合は、IPヘッダの宛先IPアドレスを取り出す。このとき
転送に使用する情報としてさらに細かな情報(送信元IP
アドレス、TCP/UDPのポート番号等)を使用することも
できる。ここで取り出した宛先アドレスを使用して検索
回路13にて検索テーブル14を検索する。検索回路1
3では宛先アドレスをキーとして出力に関する情報を取
り出す。出力情報は予め装置の管理情報、あるいはラベ
ル割り当てのプロトコル等により決定され、検索テーブ
ル25に格納されている。ここで重要なのは、ある宛先
を持つパケット群に対する最大のスタック階層数Mを指
定しておくことである。この最大スタック数Mに基づい
て、入力パケットの先頭部にM階層分のラベルスタック
エントリーを図1のように挿入する。図1ではM=4の
場合を示している。出力パケットに付加するラベルが1
種類の場合は、階層M(最も最後尾のラベル)のエント
リーに新規ラベル値を書き込み、階層1(先頭のラベ
ル)のエントリーのP値をMにする。出力パケットに付加
するラベルが2種類の場合は、階層Mと階層M−1のエン
トリーに新規ラベル値をそれぞれ書き込み、階層1のエ
ントリーのP値をM−1にする。ラベル挿入回路15にて
カプセル化されたパケットはスイッチ部16を経て所望
の出力先ポートへと転送される。
【0019】図4に示すパケット交換機(中間ノード)
20の処理を説明する。入力パケットは入力バッファ2
1に一時格納され、ラベルスタック取得部22で転送に
必要な情報を取り出す。ここではパケットの先頭に付加
されているラベルスタックエントリーを取り出す。取り
出したラベルスタックエントリーに対する処理はスタッ
ク処理回路23Aおよび23Bで行われる。ここでの処理
については後述する。スタック処理回路23A, 23Bで
参照すべきであると判定されたラベルをキーとして検索
回路24、検索テーブル25において検索処理を行い、
出力に関する情報を取り出す。出力に関する情報はラベ
ルに対する処理(付け替え/プッシュ/ポップ)、新規
ラベル、出力ポート等がある。スタック処理回路23A,
23Bにてラベル操作されたパケットはスイッチ部26
を経て所望の出力ポートへと転送される。
【0020】スタック処理回路23A,23Bの内部処理
(パケット処理)について、図5に示すフローチャート
を用いて説明する。パケット交換機に入力されたパケッ
トは、はじめに先頭ラベルスタックエントリー中のP値
を参照する(ステップ201)。また、Sビットが1と
なっているラベルスタックを判定し、ラベルの階層数M
を取得する(ステップ202)。次いで、Pの値が指し
示す位置のラベルを取り出し、このラベルを使用して検
索を行う(ステップ203)。ラベル検索の結果、ラベ
ルスタックエントリーの追加(N階層のプッシュ)処
理、ラベルスタックエントリー削除(N階層のポップ)
処理、ラベル交換処理のいずれかの結果が得られる。
【0021】ラベルスタックエントリー追加(階層の尾
プッシュ)処理の場合をステップ204〜208に示
す。この場合、ラベル検索の結果として、N階層のプッ
シュ動作であること、出力時の新ラベル、出力先のイン
タフェース等の情報が得られる。まず、P値がNよりも大
きいことを確認する。本発明のパケット転送方法におい
て最大階層数を宛先毎に予約しておくので、この条件に
なることは通常あり得ないが、もしもP値がNよりも小さ
い場合は、新たにラベルスタックエントリーを追加する
(ステップ208)。ステップ205のチェックの後
に、P値をNだけ減少させ、新規スタック位置を参照する
(ステップ206)。ここで得られた新規のP値が指し
示す位置のスタックに新ラベルを付加し(ステップ20
7)、出力パケットを形成する。
【0022】スタック削除(N階層のポップ)処理の場
合をステップ201〜212に示す。この場合、ラベル
検索の結果として、N階層のポップ動作であること、出
力先のインタフェース等の情報が得られる。ラベルスタ
ックエントリーを削除するために、P値をNだけ増加さ
せ、参照すべきスタック位置を変更する(ステップ21
0)。これによりP値が新スタック位置を指し示すよう
になるが、Pが全階層数Mよりも大きくなるとき(ステッ
プ211)には、ラベルスタックエントリーが不要にな
るので、ペイロードに付加しているラベルスタックエン
トリーを全て削除する(ステップ212)。
【0023】ラベル交換の場合にはP値により指し示さ
れる位置のラベルを新規ラベルに交換し、出力パケット
を形成する(ステップ213、214)。
【0024】図6に示すパケット交換網の概念図を用い
て、本発明によるラベル付け替えを網上での転送例を挙
げて説明する。パケット交換機1において、入力パケッ
ト(例えばIPパケット)はその宛先アドレス検索結果に
よって指定されるカプセル化処理を行う。図6において
は入力パケット100に対して2階層のラベルスタック
エントリーを付加し、最後尾位置である階層1に新ラベ
ルを割り当て、P=2として階層1が先頭ラベルである
ことを示す。パケット交換機2においてはP値が示すラ
ベル値(P=2;階層1)を使用して検索し、宛先がパケ
ット交換機3であること、ラベルの階層を1段追加(1
段プッシュ)することを得る。ここでP値を1だけ減算
し、階層2(先頭位置)に新ラベルを割り当てるととも
にP=1とする。パケット交換機3、4では階層2のラ
ベルを参照してラベル検索を行い、それぞれ新ラベル値
への付け替え処理を行う。パケット交換機5では同様に
階層2のラベル検索を行い、その結果、ラベルの階層を
1段削除(1段ポップ)することを得る。そこで、P値
を1だけ増加させ、P=2とする。これにより、次段の
交換機6において階層1のラベルを参照する。この交換
機における処理がラベル階層を1段削除(1段ポップ)
である場合には、ラベルによるカプセル化削除を意味す
るので、2階層のラベルスタック領域を削除し、パケッ
ト転送網から出力する(パケット106)。
【0025】図7を用いて、パケット交換機1(入力エ
ッジノード)において、入力IPパケットに対する出力先
によって付加するスタック階層数が異なる場合を説明す
る。パケット交換機の回線として入力回線1−1と、出
力回線1−2、1−3、1−4を考える。入力回線1−
1からの入力パケット100をカプセル化する際に、宛
先IPネットワークアドレスが1.2.0.0で、ネット
マスクが255.0.0の場合、すなわち1.2.0.0/
16で示されるIPネットワークアドレスであるなら、出
力回線を1−2とし、付加するスタック数M=2とす
る。宛先が1.3.0.0/16で示されるIPネットワー
クアドレスであるなら、出力回線1−3で付加するスタ
ック数M=4、宛先が1.4.0.0/16で示されるIPネ
ットワークアドレスであるなら、出力回線は1−4で付
加するスタック数M=3である、というように変化させ
る。このように、予め管理系端末からの設定や、あるい
は交換機間の制御プロトコル等に基づいて、宛先に応じ
た最大階層数Mを可変とすることができる。これによ
り、回線の帯域の浪費を抑えることが可能になる。
【0026】本発明によるパケット転送方法では、各パ
ケット交換機においてポインタビットの解釈が必要であ
る。そのため従来のMPLS転送ノードとの境界ノード(パ
ケット交換機)においては、未使用のスタックを取り払
う処理を行う。すなわちポインタビットPがNのとき、先
頭からN−1までのラベルスタックエントリーは未使用
なのでこれらのエントリーフィールドを削除することに
より、MPLS標準の転送ノードを使用して転送することが
可能である。
【0027】また、MPLS転送ノードから、本方式による
パケット転送網へ入力する場合には、先頭のラベルスタ
ックエントリーのEXPビットをPと読み替え、P=1を代
入する。このとき、予めM値がわかっていれば、空きの
ラベル階層化エントリーを付加する、すなわち網への入
力エッジノード(図3におけるパケット交換機10)と
同様に処理することが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、宛
先に応じて予め指定される階層数のラベルをエッジノー
ドに付加し、パケット交換網内での転送時にはエントリ
ーに割り当てら領域は常に一定で、ラベルエントリー領
域の追加、削除を行わないため、ハードウェア転送時に
おいて処理負荷を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラベル付きパケットの構成を示す
図である。
【図2】ラベルスタックエントリーの構成図である。
【図3】パケット交換機(入力エッジノード)の構成図
である。
【図4】パケット交換機(中間ノード)の構成図であ
る。
【図5】スタック処理回路の処理のフローチャートであ
る。
【図6】パケット転送の概念図である。
【図7】階層数Mを変更する例を示す図である。
【符号の説明】
200 ペイロード部分 201〜204 ラベルスタックエントリー 11、21 入力バッファ 12 アドレス取得部 13、24 検索回路 14、25 検索テーブル 15 ラベル挿入回路 16、26 スイッチ部 22 ラベルスタック取得部 23A、23B スタック処理回路 201〜214 ステップ 1〜6 パケット交換機 100〜106 パケット 1−1 入力回線 1−2、1−3、1−4 出力回線 110、120、130 カプセル化パケット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット転送方法において、設定に基づ
    いて宛先毎に決められた最大ラベル階層数のラベルスタ
    ックエントリーを、パケット転送網への入り口エッジノ
    ードで付加することを特徴とするパケット転送方法。
  2. 【請求項2】 複数階層のラベルスタックエントリーの
    先頭ラベル位置を、ポインタビットを使用して指示し、
    また、このポインタビット値を増減させることでスタッ
    クの追加/削除と等価な処理を行う、請求項1記載のパ
    ケット転送方法。
  3. 【請求項3】 入力パケットを一時格納する入力バッフ
    ァと、 前記入力パケットのヘッダ部から宛先アドレスを取り出
    すアドレス取得部と、 宛先アドレスと出力先ポート、付加するラベルスタック
    エントリーの階数層、付加する新ラベルを含む出力情報
    の対応が記述されている検索テーブルと、 前記アドレス取得部で取得された宛先アドレスを用いて
    前記検索テーブルを検索し、前記出力情報を得る検索回
    路と、 前記検索で得られた出力情報で指示されるラベルスタッ
    クエントリーをパケットの先頭に付加するラベル挿入回
    路と、 所望の出力先ポートへ出力情報を振り分けるためのスイ
    ッチ部を有するパケット交換機。
  4. 【請求項4】 入力パケットを一時格納する入力バッフ
    ァと、 入力パケットのラベルスタックエントリーを取り出すラ
    ベルスタック取得部と、 取り出したラベルスタックエントリーを使用して処理判
    定を行う第1のスタック処理回路と、 出力先ポート、ラベルに対する処理、新ラベルが記述さ
    れている検索テーブルと、 入力ラベルを用いて前記検索テーブルを検索する検索回
    路と、 前記検索結果を用いてスタック操作を行う第2のスタッ
    ク処理回路と、 所望の出力先ポートへ出力情報を振り分けるためのスイ
    ッチ部を有するパケット交換機。
  5. 【請求項5】 前記第1のスタック処理回路は、入力さ
    れたパケットの先頭ラベルスタックエントリー中のポイ
    ンタビット値を参照し、Sビットよりラベルの階層数を
    取得し、前記ポインタビット値が指し示す位置のラベル
    を取り出し、該ラベルをキーとして前記検索回路により
    前記検索テーブルを検索し、処理内容を判定し、 前記第2のスタック処理回路は、処理内容がN階層のラ
    ベルスタックエントリー追加、すなわちN階層のプッシ
    ュ処理の場合、前記ポインタ値がNよりも大きければ新
    たなラベルスタックエントリーを追加し、ポインタ値を
    Nだけ減少させ、新規スタック位置を参照し、該新規ス
    タック位置に新ラベルを付加し、出力パケットを形成
    し、処理内容がN階層のラベルスタックエントリー削
    除、すなわちN階層のポップ処理の場合、前記ポインタ
    値をNだけ増加させ、参照すべきスタック位置を変更
    し、前記スタック値が全階層数Mより大きいとき、ペイ
    ロードに付加されているラベルスタックエントリーを全
    て削除し、出力パケットを形成し、処理内容がラベル交
    換の場合には、前記ポインタビット値により指示される
    位置のラベルを新規ラベルに交換し、出力パケットを形
    成する、請求項4記載のパケット交換機。
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