JP2002043853A - イメージリジェクションミキサ及びそれを用いた無線通信装置 - Google Patents

イメージリジェクションミキサ及びそれを用いた無線通信装置

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JP2002043853A
JP2002043853A JP2000224787A JP2000224787A JP2002043853A JP 2002043853 A JP2002043853 A JP 2002043853A JP 2000224787 A JP2000224787 A JP 2000224787A JP 2000224787 A JP2000224787 A JP 2000224787A JP 2002043853 A JP2002043853 A JP 2002043853A
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Kazuo Kitaura
一雄 北浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雑音指数を改善し受信感度を向上させたイメ
ージリジェクションミキサを用いることにより、通信デ
ータの欠落や誤り率の劣化を防止した無線通信装置を提
供する。 【解決手段】 入力RF信号を分配する分配器12、局
発信号を90度の位相差を有する局発信号に分配する局
発位相器15、RF信号と局発信号をIF信号に変換す
るミキサ13,14、非希望波成分を除去するローパス
フイルタ20a,20b、希望波が同相となりイメージ
信号が逆相となるように変化させるIF位相器17、イ
メージ信号を除去して希望波のみを出力するIF合成器
18からなるイメージリジェクションミキサ1のローパ
スフイルタ20a,20bをそれぞれGM−C型フイル
タ回路で構成し、このGM−C型フイルタ回路が常に所
望の周波数特性を維持するように制御する周波数特性制
御回路40を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信用の周波数帯
域及び受信用の周波数帯域として同じ周波数帯域を利用
し、隣接チャンネル抑圧を必要とする送受信回路に使用
されるイメージリジェクションミキサ、及びそれを用い
た無線通信装置に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、従来例のイメージリジェクショ
ンミキサの概略的構成を示すブロック回路図であり、図
9は、従来例のイメージリジェクションミキサの動作を
説明する図である。図8及び図9を用いて従来例のイメ
ージリジェクションミキサについて以下に説明する。
【0003】図8の従来例のイメージリジェクションミ
キサ100は、以下の回路構成からなる。入力端子11
1は分配器112の入力側に接続され、分配器112の
第1の出力は、第1のミキサ113、第1のローパスフ
イルタ120a、IF位相器117を介してIF合成器
118に接続されている。また、分配器112の第2の
出力は、第2のミキサ114、第2のローパスフイルタ
120b、IF位相器117を介してIF合成器118
に接続され、IF合成器118の出力は出力端子119
に接続されている。さらに、局部発振器116が接続さ
れた局発位相器115の出力は、第1のミキサ113及
び第2のミキサ114のそれぞれに接続されている。
【0004】次に、従来例のイメージリジェクションミ
キサ100の動作について図8及び図9を用いて説明す
る。入力端子111から入力された受信RF信号は、分
配器112によりRF信号S1、RF信号S2に二分配
されて、第1のミキサ113及び第2のミキサ114の
それぞれに入力される。局部発振器116からの局発信
号は局発位相器115により局発信号S3及び局発信号
S3に対して位相差90度をもつ局発信号S4に二分配
され、第1のミキサ113及び第2のミキサ114のそ
れぞれに入力される。RF信号S1と局発信号S3が入
力された第1のミキサ113からは、IF信号S5が出
力される。また、RF信号S2と局発信号S4が入力さ
れた第2のミキサ114からは、IF信号S5と直交す
るIF信号S6が出力される。
【0005】図9は、このときの受信RF信号の一例と
して希望波とイメージ信号とが局発信号S3と同相で入
力された場合の各信号のベクトル図を示している。RF
信号S1の希望波とイメージ信号とが第1のミキサ11
3で局発信号S3と混合されるとIF信号S5として、
希望波とイメージ信号とがそれぞれ同相である信号が出
力される。一方、RF信号S2の希望波とイメージ信号
とが第2のミキサ114で局発信号S4と混合されると
IF信号S6として、IF信号S5と位相が直交し、か
つ希望波とイメージ信号とが逆相である信号が出力され
る。
【0006】IF信号S5及びIF信号S6はそれぞれ
第1のローパスフイルタ20a、第2のローパスフイル
タ20bにて、IF信号S5及びIF信号S6より高い
周波数の非希望波成分が除去され、IF位相器117に
それぞれ印加される。IF位相器117は、IF信号S
5及びIF信号S6に対し、それぞれ位相を±45度設
けたIF信号S7及びIF信号S8を出力する。IF信
号S7とIF信号S8の希望波の位相は同相となり、逆
にイメージ信号は逆相となる。よって、IF信号S7と
IF信号S8をIF合成器118により合成すれば、イ
メージ信号は打ち消され、除去され、出力端子119か
らは、希望波のみのIF信号S9が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8の従来例のイメー
ジリジェクションミキサ100の出力端子119に接続
される図示しない後段の回路において、相互変調妨害を
改善するためには、イメージリジェクションミキサ10
0の出力端子119からの出力信号において、希望波以
外の信号のレベルを極力抑える必要がある。
【0008】しかし、イメージリジェクションミキサ1
00に内蔵された第1及び第2のローパスフイルタ12
0a、120bは、これらの回路を構成する各回路素子
のバラツキを考慮し、第1及び第2のローパスフイルタ
120a、120bのカットオフ周波数を、希望波のみ
を通過させるための所望とする周波数より高く設定しな
ければならなかった。
【0009】その結果、図示しない後段の回路におい
て、ダイナミックレンジを確保するため、雑音指数が犠
牲にされ、イメージリジェクションミキサ100を用い
た図示しない無線通信装置の受信感度を悪化させる問題
があった。
【0010】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、希望
波以外の信号のレベルを極力抑えたイメージリジェクシ
ョンミキサ、及びこのイメージリジェクションミキサを
用いることで雑音指数を改善し受信感度を向上させた無
線通信装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のイメージリジェ
クションミキサは、入力RF信号を第1のRF信号及び
第2のRF信号に分配する分配器と、局発信号を互いに
90度の位相差を有する第1の局発信号及び第2の局発
信号に分配する局発位相器と、前記第1のRF信号と第
1の局発信号とを入力し第1のIF信号に周波数変換す
る第1のミキサと、前記第2のRF信号と第2の局発信
号とを入力し第2のIF信号に周波数変換する第2のミ
キサと、前記第1及び第2のIF信号より高い周波数の
非希望波成分を除去する第1及び第2のローパスフイル
タと、前記非希望波成分が除去された第1及び第2のI
F信号を希望波が同相となりイメージ信号が逆相となる
ように変化させるIF位相器と、このIF位相器からの
前記第1及び第2のIF信号を入力しイメージ信号を除
去して希望波のみを出力するIF合成器からなるイメー
ジリジェクションミキサにおいて、前記第1及び第2の
ローパスフイルタはそれぞれGM−C型フイルタ回路で
構成され、このGM−C型フイルタ回路が常に所望の周
波数特性を維持するように制御する周波数特性制御回路
を備えたことを特徴とするものである。
【0012】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサは、前記第1及び第2のローパスフイルタを前記I
F位相器と前記IF合成器との間にそれぞれ備えたこと
を特徴とするものである。
【0013】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサは、前記第1及び第2のIF信号より低い周波数の
非希望波成分を除去する第1及び第2のハイパスフイル
タを、前記第1及び第2のミキサと前記IF合成器との
間にそれぞれ備え、前記第1及び第2のハイパスフイル
タはそれぞれGM−C型フイルタ回路で構成され、前記
周波数特性制御回路は、このGM−C型フイルタ回路が
常に所望の周波数特性を維持するように制御することを
特徴とするものである。
【0014】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサを用いた無線通信装置は、PLL回路を備えた無線
通信装置であって、前記周波数特性制御回路の基準周波
数信号と前記PLL回路の基準周波数信号とを1つの共
通基準周波数発振器より供給する構成となすことを特徴
とするものである。
【0015】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサを用いた無線通信装置は、送受信されるRF信号の
周波数帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散
(Spread Spectrum)技術を利用した周
波数ホッピング(Frequency Hoppin
g)方式を使用したことを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施堽形態】[第1の実施の形態]図1は、本
発明の第1の実施の形態に係わるイメージリジェクショ
ンミキサの概略的構成を示すブロック回路図である。ま
た、図2は、本発明の第1の実施の形態に係わるイメー
ジリジェクションミキサを構成するローパスフイルタの
概略的構成を示すブロック回路図であり、図2(a)は
GM−C型フイルタ回路を示すブロック回路図であり、
図2(b)はGM−C型フイルタ回路を構成するトラン
スコンダクタンスアンプを示す回路図である。また、図
3は、本発明の第1の実施の形態に係わるイメージリジ
ェクションミキサを構成する周波数特性制御回路を示す
ブロック回路図である。また、図4はローパスフイルタ
の周波数特性を示す図である。図1、図2、図3及び図
4を用いて本発明の第1の実施の形態に係わるイメージ
リジェクションミキサについて以下に説明する。
【0017】図1の本発明の第1の実施の形態に係わる
イメージリジェクションミキサ1は、以下の回路構成か
らなる。入力端子11は分配器12の入力側に接続さ
れ、分配器12の第1の出力は、第1のミキサ13、第
1のローパスフイルタ20a、IF位相器17を介して
IF合成器18に接続されている。また、分配器12の
第2の出力は、第2のミキサ14、第2のローパスフイ
ルタ20b、IF位相器17を介してIF合成器18に
接続され、IF合成器18の出力は出力端子19に接続
されている。さらに、局部発振器16が接続された局発
位相器15の出力は、第1のミキサ13及び第2のミキ
サ14のそれぞれに接続されている。そして、周波数特
性制御回路40が、第1のローパスフイルタ20a及び
第2のローパスフイルタ20bに接続されている。
【0018】図1のイメージリジェクションミキサ1
と、図7の従来例のイメージリジェクションミキサ10
0と比較して、第1のローパスフイルタ20a及び第2
のローパスフイルタ20bが、それぞれGM−C型フイ
ルタ回路で構成されており、かつ周波数特性制御回路4
0を備えたことが異なる。
【0019】次に、イメージリジェクションミキサ1の
動作について、前述の相違点を除いた回路は、図7の従
来例のイメージリジェクションミキサ100と同じであ
り、図1において図7と同じ部分には類似の番号を付し
てその説明を省略する。
【0020】図2(a)は、前記第1のローパスフイル
タ20a及び第2のローパスフイルタ20bが、GM−
C型フイルタ回路で構成された一実施の形態として2次
のローパスフイルタ(以下「ローパスフイルタ20」と
称す)を示すブロック回路図である。ローパスフイルタ
20は、2つのコンデンサ21a,21b及び2つのコ
ンデンサ22a,22bと、4つのトランスコンダクタ
ンスアンプ30a,30b,30c,30dで構成され
る。
【0021】トランスコンダクタンスアンプ30aの出
力はトランスコンダクタンスアンプ30bの入力に接続
され、このトランスコンダクタンスアンプ30bの出力
はトランスコンダクタンスアンプ30cの入力に接続さ
れ、このトランスコンダクタンスアンプ30cの出力は
トランスコンダクタンスアンプ30a,30cの入力、
出力端子20outに接続されている。さらに、トラン
スコンダクタンスアンプ30dの入力に入力端子20i
nが接続され、トランスコンダクタンスアンプ30dの
出力はトランスコンダクタンスアンプ30aの出力とト
ランスコンダクタンスアンプ30bの入力間に接続され
る。また、前記2つのコンデンサ21a,21bはトラ
ンスコンダクタンスアンプ30aの出力とトランスコン
ダクタンスアンプ30bの入力間に、前記2つのコンデ
ンサ22a,22bはトランスコンダクタンスアンプ3
0bの出力とトランスコンダクタンスアンプ30cの入
力間に、それぞれ接続される。
【0022】そして、4つのトランスコンダクタンスア
ンプ30a,30b,30c,30dそれぞれのゲイン
をそれぞれG1,G2,G3,G4とし、2つのコンデ
ンサ21a,21bの容量をそれぞれCa、2つのコン
デンサ22a,22bの容量をそれぞれCbとすると、
ローパスフイルタ20のカットオフ周波数ω0は、次の
(1)式で表される。
【0023】 ω0=√(G1G2/CaCb) (1)式 図2(b)は前記4つのトランスコンダクタンスアンプ
30a,30b,30c,30dの一実施の形態である
トランスコンダクタンスアンプ(以下「トランスコンダ
クタンスアンプ30」と称す)を示す回路図である。ト
ランスコンダクタンスアンプ30は、ダイオード31
a,31b、トランジスタ32a,32b、入力抵抗3
3、定電流源34a,34b、トランジスタ35a,3
5b、トランジスタ36a,36b,36c、及び定電
流源37,38で構成される。
【0024】トランジスタ32a,32bのベースには
入力端子30inが接続され、それぞれのコレクタには
ダイオード31a,31bが接続され、それぞれのエミ
ッタには定電流源34a,34bが接続される。さら
に、トランジスタ32a,32bのエミッタ間には入力
抵抗33が接続され、トランジスタ32a,32bのコ
レクタはトランジスタ35a,35bのベースに接続さ
れる。
【0025】そして、トランジスタ35a,35bのエ
ミッタは共通に接続され、この共通接続されたエミッタ
には定電流源37が接続される。さらに、トランジスタ
35a,35bのコレクタはトランジスタ36a,36
bのコレクタに接続される。トランジスタ36a,36
b,36cのそれぞれのベースは共通接続され、トラン
ジスタ36a,36bのコレクタには、出力端子30o
utが接続される。さらに、トランジスタ36cのベー
スとコレクタは共通接続され、この共通接続されたコレ
クタには定電流源38が接続される。
【0026】そして、入力抵抗33の抵抗値をRe、定
電流源34a,34bそれぞれに流れる電流をIa、定
電流源37に流れる電流をIb、定電流源38に流れる
電流をIb/2とすると、トランスコンダクタンスアン
プ30の相互コンダクタンスgmは、次の(2)式で表
される(Vtは定数)。
【0027】 gm={1/(Re+2Vt/Ia)}*Ib/2Ia (2)式 また、トランスコンダクタンスアンプ30のゲインGと
相互コンダクタンスgmとは、次の(3)式で表される
関係にある。
【0028】 G≒1/gm (3)式 従って、(1)式、(2)式、(3)式より、前記定電
流源34a,34bそれぞれに流れる電流Ia、定電流
源37に流れる電流Ib、定電流源38に流れる電流I
b/2を制御することによりローパスフイルタ20のカ
ットオフ周波数ω0を制御することができることを以下
に説明する。
【0029】(2)式より、電流Ia,Ibが変化する
と、トランスコンダクタンスアンプ30の相互コンダク
タンスgmが変化する。そして、(3)式よりトランス
コンダクタンスアンプ30の相互コンダクタンスgmが
変化するとトランスコンダクタンスアンプ30のゲイン
Gが変化する。そして、(1)式よりトランスコンダク
タンスアンプ30のゲインGが変化するとローパスフイ
ルタ20のカットオフ周波数ω0が変化する。即ち、電
流Ia,Ibを制御することにより、ローパスフイルタ
20のカットオフ周波数ω0を制御できるのである。
【0030】図3は、前述の電流Ia,Ibを制御する
ことにより、ローパスフイルタ20、即ち第1のローパ
スフイルタ20a及び第2のローパスフイルタ20bが
常に所望の周波数特性を維持するように制御する周波数
特性制御回路40の一実施の形態を示すブロック回路図
である。
【0031】周波数特性制御回路40は以下の回路構成
からなる。基準周波数信号が入力される入力端子41
は、基準フイルタ42及びミキサ43それぞれの一方の
入力に接続され、基準フイルタ42の出力はミキサ43
の他方の入力に接続される。そして、ミキサ43の出力
はアンプ44を介してローパスフイルタ45の入力に接
続される。このローパスフイルタ45の出力は、第1の
ローパスフイルタ20a及び第2のローパスフイルタ2
0bに接続されると共に基準フイルタ42の他方の入力
にも接続されている。
【0032】次に周波数特性制御回路40の動作につい
て説明する。入力端子41より入力された基準周波数信
号は、基準フイルタ42及びミキサ43に印加される。
基準フイルタ42は、入力された基準周波数信号の位相
を後述する誤差信号46に基づき偏移させて出力する。
ミキサ43は、基準周波数信号と基準フイルタ42の出
力信号とを入力し、基準周波数信号と基準フイルタ42
の出力信号との位相差に依存した信号を出力する。ミキ
サ43の前記出力信号は、アンプ44で増幅され、ロー
パスフイルタ45で基準周波数信号の基準周波数の2倍
高調波成分が除去され、基準周波数信号と基準フイルタ
42の出力信号との位相差に依存した誤差信号46とな
る。この誤差信号46を、基準フイルタ42にフィード
バックすることにより誤差信号46は、基準周波数信号
に基づき常に一定の値に保持される。
【0033】そして、誤差信号46は、第1のローパス
フイルタ20a及び第2のローパスフイルタ20bに印
加され、この第1及び第2のローパスフイルタ20a,
20bを構成するGM−C型フイルタ回路は、誤差信号
46により常に所望の周波数特性を維持するように制御
される。
【0034】図4は第1及び第2のローパスフイルタ2
0a,20bの周波数特性を示す図である。本発明の第
1及び第2のローパスフイルタ20a,20bの周波数
特性を実線で示し、従来例と比較するために従来例の第
1及び第2のローパスフイルタ120a,120bの周
波数特性を点線で示す。
【0035】従来例の第1及び第2のローパスフイルタ
120a,120bは、これらの回路を構成する各回路
素子のバラツキを考慮し、その周波数特性(点線で示
す)においてカットオフ周波数ω01を、希望波のみを
通過させるための所望とする周波数より高く設定してい
る。従って、希望波以外の隣接妨害信号等の信号レベル
を充分に抑えることができない。
【0036】これに対して、本発明の第1及び第2のロ
ーパスフイルタ20a,20bは、前述の通り、誤差信
号46により常に所望の周波数特性を維持するように制
御されているため、その周波数特性(実線で示す)にお
いてカットオフ周波数ω0を、希望波のみを通過させる
ための所望とする周波数に設定している。従って、希望
波以外の信号のレベルを極力抑えることができる。また
このイメージリジェクションミキサを無線通信装置に用
いることにより、この無線通信装置の雑音指数を改善
し、受信感度を向上させることができる。
【0037】[第2の実施の形態]図5は、本発明の第
2の実施の形態に係わるイメージリジェクションミキサ
の概略的構成を示すブロック回路図である。図5のイメ
ージリジェクションミキサ2は、図1のイメージリジェ
クションミキサ1と比較して、第1のローパスフイルタ
20a及び第2のローパスフイルタ20bが配設された
位置が異なる。即ち、図1のイメージリジェクションミ
キサ1において、第1のローパスフイルタ20aは、第
1のミキサ13とIF位相器17の間に配設され、第2
のローパスフイルタ20bは、第2のミキサ14とIF
位相器17の間に配設されている。これに対し、図5の
イメージリジェクションミキサ2において、第1のロー
パスフイルタ20a及び第2のローパスフイルタ20b
は、IF位相器17とIF合成器18の間にそれぞれ配
設されている。
【0038】上記の通り、図5のイメージリジェクショ
ンミキサ2は、図1のイメージリジェクションミキサ1
と比較して、第1のローパスフイルタ20a及び第2の
ローパスフイルタ20bが配設された位置が異なるのみ
であり、その他の回路構成及び動作は同じであるため、
図5において図1と同じ部分には同じ番号を付してその
説明を省略する。
【0039】[第3の実施の形態]図6は、本発明の第
3の実施の形態に係わるイメージリジェクションミキサ
の概略的構成を示すブロック回路図である。図6のイメ
ージリジェクションミキサ3は、図1のイメージリジェ
クションミキサ1と比較して、第1のハイパスフイルタ
50a及び第2のハイパスフイルタ50bを新たに追加
したものである。
【0040】即ち、第1のハイパスフイルタ50aが、
第1のローパスフイルタ20aとIF位相器17の間に
配設され、第2のハイパスフイルタ50bが、第2のロ
ーパスフイルタ20bとIF位相器17の間に配設さ
れ、さらに、第1及び第2のハイパスフイルタ50a,
50bは、周波数特性制御回路40に接続されている。
【0041】そして、第1のハイパスフイルタ50a
は、第1のローパスフイルタ20aで除去できなかっ
た、前記第1のIF信号より低い周波数の非希望波成分
を除去し、第2のハイパスフイルタ50bは、第2のロ
ーパスフイルタ20bで除去できなかった、前記第2の
IF信号より低い周波数の非希望波成分を除去する。ま
た、第1及び第2のハイパスフイルタ50a,50b
は、いずれもそれぞれGM−C型フイルタ回路で構成さ
れ、周波数特性制御回路40は、このGM−C型フイル
タ回路が常に所望の周波数特性を維持するように制御す
る。
【0042】上記の通り、図6のイメージリジェクショ
ンミキサ3は、図1のイメージリジェクションミキサ1
と比較して、第1のハイパスフイルタ50a及び第2の
ハイパスフイルタ50bを新たに追加した点が異なるの
みであり、その他の回路構成及び動作は同じであるた
め、図6において図1と同じ部分には同じ番号を付して
その説明を省略する。
【0043】また、図6のイメージリジェクションミキ
サ3によれば、第1のハイパスフイルタ50aが、第1
のローパスフイルタ20aとIF位相器17の間に配設
され、第2のハイパスフイルタ50bが、第2のローパ
スフイルタ20bとIF位相器17の間に配設されてい
るが、これに限定することなく、第1のハイパスフイル
タ50aは、第1のミキサ13とIF合成器18の間、
第2のハイパスフイルタ50bは、第2のミキサ14と
IF合成器18の間であればよい。
【0044】[第4の実施の形態]図7は、本発明の第
4の実施の形態に係わる無線通信装置を説明する図であ
り、図7(a)は概略的構成を示すブロック回路図であ
り、図7(b)は送信周波数スペクトラムを示す図であ
る。図7に示す無線通信装置4は、スペクトラム拡散技
術を利用した通信方式として、前記周波数ホッピング方
式を使用しており、この技術について以下に説明する。
【0045】近年、自動車電話、携帯電話や無線LAN
(ローカルエリアネットワーク)等の無線ネットワーク
システムにおいて利用される通信装置では、秘話性や秘
匿性に優れたスペクトラム拡散技術を利用した通信方式
が注目されている。スペクトラム拡散技術とは、データ
信号に依存しない符号を用いることにより、データ伝送
に必要な周波数帯域幅より広い周波数帯域に信号を拡散
して、送信対象のデータ伝送を行うものである。
【0046】一般に、スペクトラム拡散技術を利用した
通信方式においては、送信側にて音声等の入力ベースバ
ンド信号が変調されて拡散回路(変調回路)に入力され
るとともに、この変調信号が拡散符号を使用してスペク
トラム拡散された後、高周波信号として通信相手側に送
信される。また、受信側では、通信相手側より受信され
たスペクトラム拡散信号が、送信側と同一の拡散符号を
使用して復調(逆拡散)される。
【0047】このとき、拡散符号が異なると復調できな
いことから、スペクトラム拡散技術を利用した通信方式
は、マルチパス等による干渉波の影響を受け難く、ま
た、伝送路で雑音が混じっても希望波を復調できる等の
利点がある。
【0048】かかるスペクトラム拡散技術を利用した通
信方式には、直接拡散(Direct Spread)
方式と、周波数ホッピング方式とがある。直接拡散方式
は、狭帯域変調波に拡散符号を乗算しながら拡散を行
い、ある連続した周波数帯域を均一に使用するものであ
る。一方、周波数ホッピング方式は、拡散符号で、通信
相手との通信を行う際の搬送波の周波数をランダムに切
り替えることで、周波数帯域内に信号を拡散するもので
ある。
【0049】図7を用いて、無線通信装置4について以
下に説明する。図7(a)の無線通信装置4は、以下の
回路構成からなる。アンテナ61が接続されたスイッチ
回路62の受信側接点62aには、バンドパスフイルタ
(BPF)63、RFアンプ64、イメージリジェクシ
ョンミキサ1、復調回路70、データスライサ71で構
成される受信部が接続され、前記スイッチ回路62の送
信側接点62bには、送信回路67、変調回路66で構
成される送信部が接続され、さらに、CPU(マイクロ
コンピュータ)69が接続されたPLL回路68は、前
記イメージリジェクションミキサ1及び前記変調回路6
6に接続されている。そして、共通基準周波数発振器6
5は、前記イメージリジェクションミキサ1及び前記P
LL回路68に接続されている。
【0050】図7では、第1の実施の形態でのイメージ
リジェクションミキサ1を用いているが、第2の実施の
形態でのイメージリジェクションミキサ2及び第3の実
施の形態でのイメージリジェクションミキサ3を用いて
もよい。
【0051】次に図7(a)の無線通信装置4の動作に
ついて説明する。アンテナ61が接続されたスイッチ回
路62は、受信時に、受信側接点62aに切り替わり、
アンテナ61とバンドパスフイルタ63とを接続し、送
信時に、送信側接点62bに切り替わり、前記アンテナ
61と前記送信回路67とを接続する。
【0052】受信側において、通信相手側からのスペク
トラム拡散信号は、アンテナ61からスイッチ回路62
の受信側接点62aを経由してバンドパスフイルタ63
に入力され、このバンドパスフイルタ63により使用周
波数帯域の周波数のみを通過させ、RFアンプ64によ
り増幅されて、イメージリジェクションミキサ1により
周波数変換された後、復調回路70にて復調され、デー
タスライサ71によりデジタル信号に変換される。
【0053】送信側において、送信データである音声等
の入力ベースバンド信号は、変調回路66によりスペク
トラム拡散された後、送信回路67によりRF信号とし
てスイッチ回路62の送信側接点62bを経由してアン
テナ61から通信相手側に送信される。
【0054】図7(a)の無線通信装置4は、スペクト
ラム拡散技術を利用した通信方式として、前記周波数ホ
ッピング方式を使用しており、この周波数ホッピングを
CPU69がプログラムに基づいてPLL回路68を制
御することによりPLL回路68からの周波数をホッピ
ングさせて行い、送信回路67からRF信号としてスイ
ッチ回路62の送信側接点62bを経由してアンテナ6
1から通信相手側に送信される送信周波数を、図7
(b)の送信周波数スペクトラムに示すように、使用周
波数帯域の全域にわたって均等に拡散している。そし
て、イメージリジェクションミキサ1の図示しない周波
数特性制御回路の基準周波数信号と、PLL回路68の
基準周波数信号とを1つの共通基準周波数発振器65よ
り供給している。 また、本発明の第4の実施の形態に
係わる無線通信装置として、スペクトラム拡散技術を利
用した通信方式として、前記周波数ホッピング方式を使
用した無線通信装置を例にとって説明したが、これに限
定することなく、他の通信方式を用いてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明のイメージリジェクションミキサ
によれば、入力RF信号を第1のRF信号及び第2のR
F信号に分配する分配器と、局発信号を互いに90度の
位相差を有する第1の局発信号及び第2の局発信号に分
配する局発位相器と、前記第1のRF信号と第1の局発
信号とを入力し第1のIF信号に周波数変換する第1の
ミキサと、前記第2のRF信号と第2の局発信号とを入
力し第2のIF信号に周波数変換する第2のミキサと、
前記第1及び第2のIF信号より高い周波数の非希望波
成分を除去する第1及び第2のローパスフイルタと、前
記非希望波成分が除去された第1及び第2のIF信号を
希望波が同相となりイメージ信号が逆相となるように変
化させるIF位相器と、このIF位相器からの前記第1
及び第2のIF信号を入力しイメージ信号を除去して希
望波のみを出力するIF合成器からなるイメージリジェ
クションミキサにおいて、前記第1及び第2のローパス
フイルタはそれぞれGM−C型フイルタ回路で構成さ
れ、このGM−C型フイルタ回路が常に所望の周波数特
性を維持するように制御する周波数特性制御回路を備え
たことを特徴とするものである。
【0056】従って、前記第1及び第2のミキサからの
前記第1及び第2のIF信号より高い周波数の非希望波
成分を除去することにより、希望波以外の信号のレベル
を充分に抑えたイメージリジェクションミキサを提供す
ることができる。
【0057】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサによれば、前記第1及び第2のローパスフイルタを
前記IF位相器と前記IF合成器との間にそれぞれ備え
たことを特徴とするものである。
【0058】従って、前記IF位相器からの前記第1及
び第2のIF信号より高い周波数の非希望波成分を除去
することにより、希望波以外の信号のレベルを充分に抑
えたイメージリジェクションミキサを提供することがで
きる。
【0059】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサによれば、前記第1及び第2のIF信号より低い周
波数の非希望波成分を除去する第1及び第2のハイパス
フイルタを、前記第1及び第2のミキサと前記IF合成
器との間にそれぞれ備え、前記第1及び第2のハイパス
フイルタはそれぞれGM−C型フイルタ回路で構成さ
れ、前記周波数特性制御回路は、このGM−C型フイル
タ回路が常に所望の周波数特性を維持するように制御す
ることを特徴とするものである。
【0060】従って、前記第1及び第2のIF信号より
高い周波数の非希望波成分を除去することに加えて、前
記第1及び第2のIF信号より低い周波数の非希望波成
分をも除去することにより、希望波より低い周波数に非
希望波成分が存在する場合においても、希望波以外の信
号のレベルを充分に抑えたイメージリジェクションミキ
サを提供することができる。
【0061】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサを用いた無線通信装置によれば、PLL回路を備え
た無線通信装置であって、前記周波数特性制御回路の基
準周波数信号と前記PLL回路の基準周波数信号とを1
つの共通基準周波数発振器より供給する構成となすこと
を特徴とするものである。
【0062】従って、前記周波数特性制御回路の基準周
波数信号を発生する基準周波数発振器と、前記PLL回
路の基準周波数信号を発生する基準周波数発振器の2つ
の基準周波数発振器を1つの共通基準周波数発振器で共
用化することにより、2つの周波数発振器間の信号の相
互干渉のない、回路の小型化、回路の消費電流の低減を
図った無線通信装置を提供することができる。
【0063】また、本発明のイメージリジェクションミ
キサを用いた無線通信装置によれば、送受信されるRF
信号の周波数帯域が2.4GHz帯であり、スペクトラ
ム拡散技術を利用した周波数ホッピング方式を使用した
ことを特徴とするものである。
【0064】従って、本発明のイメージリジェクション
ミキサを用いることにより、雑音指数を改善し受信感度
を向上させることにより、通信データの欠落や誤り率の
劣化を防止した無線通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるイメージリ
ジェクションミキサの概略的構成を示すブロック回路図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わるイメージリ
ジェクションミキサを構成するローパスフイルタの概略
的構成を示すブロック回路図であり、(a)はGM−C
型フイルタ回路を示すブロック回路図であり、(b)は
GM−C型フイルタ回路を構成するトランスコンダクタ
ンスアンプを示す回路図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係わるイメージリ
ジェクションミキサを構成する周波数特性制御回路を示
すブロック回路図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係わるイメージリ
ジェクションミキサを構成するローパスフイルタの周波
数特性を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係わるイメージリ
ジェクションミキサの概略的構成を示すブロック回路図
である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係わるイメージリ
ジェクションミキサの概略的構成を示すブロック回路図
である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係わる無線通信装
置を説明する図であり、(a)は概略的構成を示すブロ
ック回路図であり、(b)は送信周波数スペクトラムを
示す図である。
【図8】従来例のイメージリジェクションミキサの概略
的構成を示すブロック回路図である。
【図9】従来例のイメージリジェクションミキサの動作
を説明する図である。
【符号の説明】 1、2、3 イメージリジェクションミキサ 4 無線通信装置 11 入力端子 12 分配器 13 第1のミキサ 14 第2のミキサ 15 局発位相器 16 局部発振器 17 IF位相器 18 IF合成器 19 出力端子 20 ローパスフイルタ(GM−C型フイルタ回路) 20a 第1のローパスフイルタ(GM−C型フイルタ
回路) 20b 第2のローパスフイルタ(GM−C型フイルタ
回路) 30 トランスコンダクタンスアンプ 40 周波数特性制御回路 50a 第1のハイパスフイルタ(GM−C型フイルタ
回路) 50b 第2のハイパスフイルタ(GM−C型フイルタ
回路) 61 アンテナ 62 スイッチ回路 63 バンドパスフイルタ 64 RFアンプ 65 共通基準周波数発振器 66 変調回路 67 送信回路 68 PLL回路 69 CPU(マイクロコンピュータ) 70 復調回路 71 データスライサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力RF信号を第1のRF信号及び第2
    のRF信号に分配する分配器と、局発信号を互いに90
    度の位相差を有する第1の局発信号及び第2の局発信号
    に分配する局発位相器と、前記第1のRF信号と第1の
    局発信号とを入力し第1のIF信号に周波数変換する第
    1のミキサと、前記第2のRF信号と第2の局発信号と
    を入力し第2のIF信号に周波数変換する第2のミキサ
    と、前記第1及び第2のIF信号より高い周波数の非希
    望波成分を除去する第1及び第2のローパスフイルタ
    と、前記非希望波成分が除去された第1及び第2のIF
    信号を希望波が同相となりイメージ信号が逆相となるよ
    うに変化させるIF位相器と、このIF位相器からの前
    記第1及び第2のIF信号を入力しイメージ信号を除去
    して希望波のみを出力するIF合成器からなるイメージ
    リジェクションミキサにおいて、 前記第1及び第2のローパスフイルタはそれぞれGM−
    C型フイルタ回路で構成され、このGM−C型フイルタ
    回路が常に所望の周波数特性を維持するように制御する
    周波数特性制御回路を備えたことを特徴とするイメージ
    リジェクションミキサ。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のローパスフイルタを
    前記IF位相器と前記IF合成器との間にそれぞれ備え
    たことを特徴とする請求項1記載のイメージリジェクシ
    ョンミキサ。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2のIF信号より低い周
    波数の非希望波成分を除去する第1及び第2のハイパス
    フイルタを、前記第1及び第2のミキサと前記IF合成
    器との間にそれぞれ備え、 前記第1及び第2のハイパスフイルタはそれぞれGM−
    C型フイルタ回路で構成され、前記周波数特性制御回路
    は、このGM−C型フイルタ回路が常に所望の周波数特
    性を維持するように制御することを特徴とする請求項1
    または請求項2記載のイメージリジェクションミキサ。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載のイメージリジェクションミキサを用い、PLL回
    路を備えた無線通信装置であって、前記周波数特性制御
    回路の基準周波数信号と前記PLL回路の基準周波数信
    号とを1つの共通基準周波数発振器より供給する構成と
    なすことを特徴とする無線通信装置。
  5. 【請求項5】 送受信されるRF信号の周波数帯域が
    2.4GHz帯であり、スペクトラム拡散(Sprea
    d Spectrum)技術を利用した周波数ホッピン
    グ(Frequency Hopping)方式を使用
    したことを特徴とする請求項4記載の無線通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN100438596C (zh) * 2004-08-06 2008-11-26 英特尔公司 调谐器
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