JP2002041570A - データベースシステム及びサーバ装置 - Google Patents

データベースシステム及びサーバ装置

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JP2002041570A
JP2002041570A JP2000225973A JP2000225973A JP2002041570A JP 2002041570 A JP2002041570 A JP 2002041570A JP 2000225973 A JP2000225973 A JP 2000225973A JP 2000225973 A JP2000225973 A JP 2000225973A JP 2002041570 A JP2002041570 A JP 2002041570A
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Shinichi Sasaki
伸一 佐々木
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベース検索結果を用いたバイナリ形式
の表データを作成するデータベースシステム及びサーバ
装置を提供する。 【解決手段】 クライアント装置2から送信されたデー
タベースの検索条件をサーバ装置1が受信し、サーバ装
置1が、外部記憶装置13に格納してある表データ定義
ファイルから、BIFF形式の表データを作成するため
の各種情報を抽出し、RAM12に格納する。サーバ装
置はデータベース検索情報を用いてデータベース検索を
行い、この結果と、RAM12に格納した各情報とを用
いて、表データの一部であるBookストリームのデータサ
イズを算出し、このサイズの領域をRAM12に確保す
る。確保した領域にBookストリームを作成し、このBook
ストリームと、RAM12に格納した表データの他の部
分とを用いて、BIFF形式の表データを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースを有
するサーバ装置と、該サーバ装置のデータベース検索結
果を表形式で表示するクライアント装置とを備えるデー
タベースシステム及びサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データベースを有するサーバ装置でのデ
ータベースの検索結果を、このサーバ装置に接続された
クライアント装置で、表形式で表示するために、以下に
説明するようなデータベースシステムが提案されてい
る。
【0003】特開平5−73590号公報に開示されて
いるデータベースシステムは、表計算用のコンピュータ
プログラム(以下、表計算プログラムという)を有する
クライアント装置に対してユーザが操作を行い、この表
計算プログラムによって表示するための表データの書式
を表す書式情報と、サーバ装置のデータベースを検索す
るための検索情報とを含む原形データを作成し、この原
形データをサーバ装置へ送信する。サーバ装置は、受信
した原形データを解析し、これから検索情報を抽出し、
この検索情報を応用プログラム内に組み込み、応用プロ
グラムを実行する。応用プログラムによってデータベー
ス検索が行われ、この検索結果と原形データの書式情報
とによって、例えばSYLK(Symbolic Link File)形
式のような、罫線の設定及びフォントの設定等の書式情
報を含むテキストデータの表データを作成し、クライア
ント装置へこの表データを送信するようになっている。
【0004】また、他のデータベースシステムとして、
クライアント装置に、表計算プログラムと連携して動作
し、サーバ装置のデータベースへの問い合わせを行う中
間プログラムを備え、この中間プログラムによって、デ
ータベース検索を行い、データベース検索結果を表計算
プログラムの表データへ挿入して、データベースの検索
結果を、クライアント装置側で表形式で表示することが
できるデータベースシステムが提案されている。
【0005】このデータベースシステムでは、ユーザが
表データの作成を行うときに、クライアント装置の表計
算プログラムによって、中間プログラムが呼び出され、
この中間プログラムによって、サーバ装置に対してデー
タベースの問い合わせを行い、問い合わせ結果を受け取
る。そして中間プログラムから表計算プログラムへデー
タベースの検索結果が引き渡され、表計算プログラムに
よって、所要の書式での表データが作成されるようにな
っている。
【0006】更に他のデータベースシステムとして、通
商産業省が情報処理振興事業協会を通じて推進する「企
業間高度電子商取引推進事業」の1つ「鉄鋼ECの実用
化研究」におけるデータベースシステムがある。このデ
ータベースシステムは、クライアント装置が、HTTP
(Hypertext Transfer Protocol )を使用してHTML
(Hypertext Markup Language )形式のデータ並びに画
像及び音声等のデータを読み出すためのプログラム(以
下、WWWクライアントプログラムという)を備えてお
り、サーバ装置が、HTML形式のデータ並びに画像及
び音声等のデータをクライアント装置へ提供するための
プログラム(以下、WWWサーバプログラムという)を
備えている。ユーザが表データの作成を行うときには、
クライアント装置のWWWクライアントプログラムによ
って、データベースの問い合わせをWWWサーバプログ
ラムに対して要求し、WWWサーバプログラムによって
データベースの問い合わせを行い、データベース検索結
果のデータを項目毎にカンマで区切ったテキスト形式
(CSV形式)のデータをサーバ装置上で作成する。そ
して、ユーザが、WWWクライアントプログラムに対し
て、サーバ装置上に作成されたCSV形式のデータのダ
ウンロードを指示することによって、クライアント装置
にCSV形式のデータがダウンロードされ、クライアン
ト装置の表計算プログラムによって読み込まれる。表計
算プログラムは、CSV形式のデータから、必要な書式
設定の情報を判断し、これを読み込むことによって、所
要の書式での表データが作成されるようになっている。
【0007】更に他のデータベースシステムとして、日
経オープンシステム1999年4月号の155頁に開示
されているデータベースシステムがある。このデータベ
ースシステムでは、クライアント装置にWWWクライア
ントプログラムを備え、サーバ装置にWWWサーバプロ
グラムと表計算プログラムとを備えている。ユーザが表
データの作成を行うときには、クライアント装置のWW
Wクライアントプログラムによって、データベースの問
い合わせをWWWサーバプログラムに対して要求し、W
WWサーバプログラムによってデータベースの問い合わ
せを行う。サーバ装置には所定の書式設定情報が記憶さ
れており、サーバ装置の表計算プログラムによって、こ
の書式設定情報とデータベースの検索結果とを読み込
み、前記書式設定情報に従った書式情報を有するバイナ
リ形式の表データを作成する。そして、ユーザが、WW
Wクライアントプログラムに対して、サーバ装置上に作
成されたバイナリ形式のデータのダウンロードを指示す
ることによって、クライアント装置にバイナリ形式のデ
ータがダウンロードされるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平5−
73590号公報に開示されているデータベースシステ
ムにおいては、SYLK形式のような、罫線の設定及び
フォントの設定等の書式情報を含むテキストデータの表
データを作成するため、クライアント装置の表計算プロ
グラムで扱える一部の書式の設定が行えず、この表デー
タを表計算プログラムで読み込んだ後に、ユーザが手作
業で前記一部の書式の設定を行う必要があるという問題
があった。
【0009】また、中間プログラムをクライアント装置
に備えるデータベースシステム、「鉄鋼ECの実用化研
究」におけるデータベースシステム、及び日経オープン
システム1999年4月号の155頁に開示されている
データベースシステムでは、表計算プログラムによって
表データの作成を行っている。表計算プログラムには多
くの書式設定を行うための機能が備えられており、表計
算プログラムによって表データを作成する場合には、書
式設定を行うために、頻繁に表計算プログラムを呼び出
す必要があり、このため表計算プログラムの呼び出しの
ための処理時間を要するという問題があった。
【0010】また、日経オープンシステム1999年4
月号の155頁に開示されているデータベースシステム
では、サーバ装置に表計算プログラムを備える構成とす
るため、この表計算プログラムが動作可能なオペレーテ
ィングシステムを備えたサーバ装置に限られるという問
題があった。表計算プログラムの多くは、オペレーティ
ングシステムにMicrosoft 社のMicrosoft Windows を使
用しているコンピュータ上で動作するため、このデータ
ベースシステムでは、サーバ装置で使用できるオペレー
ティングシステムがMicrosoft Windows に限定される。
【0011】また、中間プログラムをクライアント装置
に備えるデータベースシステム及び「鉄鋼ECの実用化
研究」におけるデータベースシステムでは、クライアン
ト装置に備えられた表計算プログラムを用いて表データ
を作成しているため、書式設定の情報及び表計算プログ
ラム等を、クライアント装置毎に用意する必要があり、
このため、書式設定又は表計算プログラムの修正又は追
加が発生した場合に、夫々のクライアント装置の書式設
定の情報又は表計算プログラムを修正又は追加する必要
があり、この作業に多くの手間を要するという問題があ
った。
【0012】また、中間プログラムをクライアント装置
に備えるデータベースシステムにおいては、データベー
スへの問い合わせなどの処理に中間プログラムを必要と
するため、この処理にWWWクライアントプログラム及
びWWWサーバプログラムを利用することができない。
WWWクライアントプログラムは、HTML形式のデー
タを表示するために、多くのパーソナルコンピュータ又
はワークステーション等に備えられており、また、多く
のWWWクライアントプログラムが無償で配布されてい
るため、WWWクライアントプログラム及びWWWサー
バプログラムだけを、データベースの問い合わせに利用
する場合では、安価にデータベースシステムを構成する
ことができる。これに対して、中間プログラムをクライ
アント装置に備えるデータベースシステムでは、中間プ
ログラムを必要とすることによってコストの低減が困難
であるという問題があった。
【0013】また、クライアント装置にWWWクライア
ントプログラム及びこのWWWクライアントプログラム
にデータベースへの問い合わせ処理の機能を付加する追
加プログラムを備え、WWWクライアントプログラム及
び追加プログラムを中間プログラムとして使用すること
もできるが、この場合には、追加プログラムを導入する
ため、コストの低減が困難であった。
【0014】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、サーバ装置が、クライアント装置から受信した
検索条件データを用いて、データベース検索を行い、こ
の検索結果と、サーバ装置が有する記憶装置に記憶して
ある書式データとを用いて、表計算プログラム専用のバ
イナリ形式の表データを作成することにより、SYLK
形式のように、表計算プログラムで扱うことができる一
部の書式の設定が行えないという制約がなく、ユーザが
手作業で書式の設定を行う手間を必要としないデータベ
ースシステム及びサーバ装置を提供することを目的とす
る。
【0015】本発明の他の目的は、サーバ装置が、デー
タベース検索結果及び書式データに基づいて、表計算プ
ログラムとは異なる表データ作成手段によって、表計算
プログラム専用のバイナリ形式の表データを作成するこ
とにより、表計算プログラムによって表データを作成す
る場合のように、表計算プログラムの書式設定を行うた
めの機能を呼び出す必要がなく、このため、表計算プロ
グラムによって表データを作成する場合に比して、表デ
ータの作成の処理時間を大幅に短縮することができるデ
ータベースシステム及びサーバ装置を提供することにあ
る。
【0016】本発明の更に他の目的は、サーバ装置が、
データベース検索結果及び書式データに基づいて、表計
算プログラムとは異なる表データ作成手段によって、表
計算プログラム専用のバイナリ形式の表データを作成す
ることにより、サーバ装置に表計算プログラムを備える
必要がなく、このため、サーバ装置で使用できるオペレ
ーティングシステムがMicrosoft Windows に限定されな
いデータベースシステム及びサーバ装置を提供すること
にある。
【0017】本発明の更に他の目的は、サーバ装置が、
データベース検索結果及び書式データに基づいて、表計
算プログラムとは異なる表データ作成手段によって、表
計算プログラム専用のバイナリ形式の表データを作成す
ることにより、書式データ又は表データ作成手段の修正
又は追加が発生したときに、サーバ装置の書式データ又
は表データ作成手段を修正又は追加するだけでよく、ク
ライアント装置で表データを作成する場合のように、ク
ライアント装置毎に書式データ又は表データ作成手段を
修正又は追加する必要がないため、クライアント装置で
表データを作成する場合に比して、書式データ又は表デ
ータ作成手段を修正又は追加を行うときの作業の手間を
大幅に削減するデータベースシステム及びサーバ装置を
提供することにある。
【0018】本発明の更に他の目的は、サーバ装置が、
データベースの検索に用いる検索文を、記憶装置に予め
記憶してある検索文作成データ及びクライアント装置か
ら受信した検索条件データを用いて作成し、作成した検
索文を用いてデータベースを検索することによって、表
データを作成するときに、検索文を作成するための検索
用言語を用いて、ユーザが手作業で検索文を作成する必
要がなく、ユーザが検索条件だけを指定するだけで、デ
ータベースの検索を行うことができるデータベースシス
テム及びサーバ装置を提供することにある。
【0019】本発明の更に他の目的は、クライアント装
置にWWWクライアントプログラムを備え、このWWW
クライアントプログラムによって、検索条件データを受
け付け、受け付けた検索条件データをサーバ装置へ送信
し、サーバ装置で作成された表データを受信することに
より、データベースの問い合わせを行うための専用のプ
ログラムを必要とせず、広く普及し、無償で配布されて
いるWWWクライアントプログラムを用いるため、コス
トの低減を可能とするデータベースシステムを提供する
ことにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るデータベ
ースシステムは、主記憶装置、データベースを記憶して
あるデータベース記憶装置、該データベースの検索条件
を表す検索条件データを受信する第1受信手段、該第1
受信手段によって受信した検索条件データに基づいてデ
ータベースを検索する検索手段、該検索手段による前記
データベースの検索結果に基づいて表データを作成する
表データ作成手段、及び該表データ作成手段によって作
成した表データを送信する第1送信手段を有するサーバ
装置と、前記検索条件データを受け付ける受付手段、該
受付手段によって受け付けた検索条件データを前記サー
バ装置へ送信する第2送信手段、前記サーバ装置から送
信される前記表データを受信する第2受信手段、及び前
記表データによって表される表を表示する表示手段を有
し、前記サーバ装置に接続されているクライアント装置
とを備えるデータベースシステムにおいて、前記サーバ
装置は、前記表の書式を表す書式データを予め記憶して
ある副記憶装置を備え、前記表データ作成手段は、前記
副記憶装置に記憶してある書式データ及び前記データベ
ース検索手段による検索結果を用いて、作成すべき表デ
ータの所要部分のサイズを算出するデータサイズ算出手
段と、該データサイズ算出手段によって算出したサイズ
の領域を前記主記憶装置内に確保する領域確保手段と、
該領域確保手段によって確保した領域を用いてバイナリ
形式の表データを作成する作成手段とを有することを特
徴とする。
【0021】第2発明に係るデータベースシステムは、
第1発明に係るデータベースシステムにおいて、前記副
記憶装置は、前記データベースの検索に用いる検索文を
作成するための検索文作成データ及び前記書式データを
含む情報を予め記憶してあり、前記副記憶装置に記憶し
てある前記情報から前記検索文作成データ及び前記書式
データを抽出する抽出手段を更に備え、前記データベー
ス検索手段は、該抽出手段によって抽出した前記検索文
作成データ及び前記検索条件データを用いて、前記デー
タベースの検索文を作成する検索文作成手段と、該検索
文作成手段によって作成した検索文を用いて前記データ
ベースを検索する検索手段とを有することを特徴とす
る。
【0022】第3発明に係るデータベースシステムは、
第1又は第2発明に係るデータベースシステムにおい
て、前記クライアント装置は、HTML形式のデータを
読み込み、該データに応じた表示を行うHTML表示手
段を備え、該HTML表示手段は、前記受付手段、前記
第2送信手段、及び前記第2受信手段を有することを特
徴とする。
【0023】第4発明に係るサーバ装置は、主記憶装置
と、データベースを記憶してあるデータベース記憶装置
と、該データベースの検索条件を表す検索条件データを
受信する受信手段と、該受信手段によって受信した検索
条件データに基づいてデータベースを検索する検索手段
と、該検索手段による前記データベースの検索結果に基
づいて表データを作成する表データ作成手段と、該表デ
ータ作成手段によって作成した表データを送信する送信
手段とを備えるサーバ装置において、前記表の書式を表
す書式データを予め記憶してある副記憶装置を備え、前
記表データ作成手段は、前記副記憶装置に記憶してある
書式データ及び前記データベース検索手段による検索結
果を用いて、作成すべき表データの所要部分のサイズを
算出するデータサイズ算出手段と、該データサイズ算出
手段によって算出したサイズの領域を前記主記憶装置内
に確保する領域確保手段と、該領域確保手段によって確
保した領域を用いてバイナリ形式の表データを作成する
作成手段とを有することを特徴とする。
【0024】第5発明に係るサーバ装置は、第4発明に
係るサーバ装置において、前記副記憶装置は、前記デー
タベースの検索に用いる検索文を作成するための検索文
作成データ及び前記書式データを含む情報を予め記憶し
てあり、前記副記憶装置に記憶してある前記情報から前
記検索文作成データ及び前記書式データを抽出する抽出
手段を更に備え、前記データベース検索手段は、該抽出
手段によって抽出した前記検索文作成データ及び前記検
索条件データを用いて、前記データベースの検索文を作
成する検索文作成手段と、該検索文作成手段によって作
成した検索文を用いて前記データベースを検索する検索
手段とを有することを特徴とする。
【0025】第1発明に係るデータベースシステム及び
第4発明に係るサーバ装置による場合は、サーバ装置
が、クライアント装置から受信した検索条件データを用
いて、データベース検索を行い、この検索結果と、サー
バ装置の副記憶装置に記憶してある書式データとを用い
て、表計算プログラム専用のバイナリ形式の表データを
作成することにより、SYLK形式のように、表データ
を作成するときに表計算プログラムで扱うことができる
一部の書式の設定が行えないという制約がなく、ユーザ
が手作業で書式の設定を行う手間を必要としない。
【0026】また、サーバ装置が、データベース検索結
果及び書式データに基づいて、表計算プログラムとは異
なり、データサイズ算出手段、領域確保手段、及び作成
手段を有する表データ作成手段によって、表計算プログ
ラム専用のバイナリ形式の表データを作成することによ
り、表計算プログラムによって表データを作成する場合
のように、表計算プログラムの書式設定を行うための機
能を呼び出す必要がなく、このため、表計算プログラム
によって表データを作成する場合に比して、表データの
作成の処理時間を大幅に短縮することができる。
【0027】また、サーバ装置が、データベース検索結
果及び書式データに基づいて、表計算プログラムとは異
なる表データ作成手段によって、表計算プログラム専用
のバイナリ形式の表データを作成することにより、サー
バ装置に表計算プログラムを備える必要がなく、このた
め、サーバ装置で使用できるオペレーティングシステム
がMicrosoft Windows に限定されない。
【0028】また、サーバ装置が、データベース検索結
果及び書式データに基づいて、表計算プログラムとは異
なる表データ作成手段によって、表計算プログラム専用
のバイナリ形式の表データを作成することにより、書式
データ又は表データ作成手段の修正又は追加が発生した
ときに、サーバ装置の書式データ又は表データ作成手段
を修正又は追加するだけでよく、クライアント装置で表
データを作成する場合のように、クライアント装置毎に
書式データ又は表データ作成手段を修正又は追加する必
要がないため、クライアント装置で表データを作成する
場合に比して、書式データ又は表データ作成手段を修正
又は追加を行うときの作業の手間を大幅に削減する。
【0029】第2発明に係るデータベースシステム及び
第5発明に係るサーバ装置による場合は、副記憶装置に
予め記憶してある検索文作成データ及び書式データを含
む情報から、検索文作成データ及び書式データを抽出
し、データベースの検索に用いる検索文を、検索文作成
データ及び検索条件データを用いて作成し、作成した検
索文を用いてデータベースを検索するようにしてあるた
め、表データを作成するときに、検索文を作成するため
の検索用言語を用いて、ユーザが手作業で検索文を作成
する必要がなく、ユーザが検索条件だけを指定するだけ
で、データベースの検索を行うことができる。
【0030】第3発明に係るデータベースシステムによ
る場合は、クライアント装置に、WWWクライアントプ
ログラムのような、HTML表示手段を備え、このHT
ML表示手段によって、検索条件データを受け付け、受
け付けた検索条件データをサーバ装置へ送信し、サーバ
装置で作成された表データを受信することにより、デー
タベースの問い合わせを行うための専用のプログラムを
必要とせず、広く普及し、無償で配布されているHTM
L表示手段を用いるため、コストの低減を可能とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るデー
タベースシステムの実施の形態の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【0032】図において、1はサーバ装置である。サー
バ装置1は、データ通信回線DLを介してクライアント
装置2に接続されている。またサーバ装置1は、CPU
11、RAM12、ハードディスクによって構成され、
データベースDBを有する外部記憶装置13、データ通
信回線DLに接続される通信回路14を備えており、複
数のコンピュータプログラム(以下、プログラムとい
う)を実行するようになっている。
【0033】クライアント装置2は、CPU21、RA
M22、ハードディスクによって構成され、表計算プロ
グラムSが格納されている外部記憶装置23、データ通
信回線DLに接続される通信回路24、並びに表示装置
3及び入力装置4に接続された入出力インタフェース2
5を備えている。
【0034】表計算プログラムSは、RAM22にロー
ドされ、CPU21によって実行される。実行された表
計算プログラムSは、Microsoft 社の表計算プログラム
Microsoft Excel 用のバイナリ形式のファイルフォーマ
ットであるBIFF(BinaryInterchange File Forma
t)の表データを読み書きすることができるようになっ
ている。
【0035】また、クライアント装置2の外部記憶装置
23には、WWWクライアントプログラムが格納されて
おり、サーバ装置1の外部記憶装置13には、WWWサ
ーバプログラムが格納されている。CPU21によって
実行されたWWWクライアントプログラムは、ユーザか
らの入力を受け付け、この入力に応じて、サーバ装置1
のWWWサーバプログラムに対してHTMLファイルを
要求する。CPU11によって実行されたWWWサーバ
プログラムは、WWWクライアントプログラムからの要
求を受け付け、要求に応じたHTMLファイルをクライ
アント装置2へ送信する。クライアント装置2は、送信
されたHTMLファイルを受信し、WWWクライアント
プログラムがこのHTMLファイルを読み込んで、表示
装置3にHTMLファイルの内容に応じた表示を行う。
【0036】図2及び図3は、本発明に係るデータベー
スシステムの処理手順を示すフローチャートである。W
WWクライアントプログラムからの要求によって、WW
Wサーバプログラムが、作成する表データの種類を受け
付けるためのHTMLファイルをクライアント装置へ送
信し、WWWクライアントプログラムがこのHTMLフ
ァイルを読み込んで、表示装置3に作成する表データの
種類の受付画面を表示する。この状態で、ユーザからの
作成する表データの種類の選択を受け付け(ステップ
1)、データベースの検索条件を入力するためのHTM
Lファイルを要求するデータを、サーバ装置1へ送信す
る(ステップ2)。サーバ装置1は、データを受信し
(ステップ3)、要求されたHTMLファイルをクライ
アント装置2へ送信する(ステップ4)。そして、クラ
イアント装置2が、HTMLファイルを受信し(ステッ
プ5)、データベースの検索条件の入力受付画面を表示
する(ステップ6)。図4は、作成する表データの種類
の受付画面の一例を示す模式図である。画面中の語句を
マウスなどの入力装置4によって選択することにより、
この語句に対応付けられたHTMLファイルの送信要求
を表すデータが、サーバ装置1へ送信される。サーバ装
置1のWWWサーバプログラムによって、要求されたH
TMLファイルがクライアント装置2へ送信され、クラ
イアント装置2のWWWクライアントプログラムによっ
て、このHTMLファイルが読み出され、データベース
の検索条件の入力受付画面が表示装置3に表示される。
【0037】次に、クライアント装置2が、データベー
スの検索条件の入力を受け付け(ステップ7)、データ
ベースの検索条件を表すデータをサーバ装置1へ送信す
る(ステップ8)。サーバ装置1がデータを受信し(ス
テップ9)、受信したデータを用いて、表データ作成処
理の実行を通知するためのHTMLファイルをサーバ装
置1が作成し(ステップ10)、作成したHTMLファ
イルをクライアント装置2へ送信する(ステップ1
1)。クライアント装置2がHTMLファイルを受信し
(ステップ12)、表データ作成処理の実行通知画面を
表示装置3に表示する(ステップ13)。また、サーバ
装置1が、ステップ9において受信したデータに基づい
て、表データ作成処理を行う(ステップ14)。
【0038】図5は、データベースの検索条件の入力受
付画面の一例を示す模式図である。データベースの検索
条件の入力受付画面には、データベースの検索条件を入
力するための入力欄B1、作成する表データの種類を入
力するための入力欄B2、ユーザの名前を入力するため
の入力欄B3、作成する表データに対するコメント文を
入力するための入力欄B4が含まれており、マウス及び
キーボード等の入力装置4によって入力欄に文字列を入
力することができるようになっている。また、この画面
には、検索実行キーが表示されており、ユーザが各入力
欄B1〜B4に文字列を入力した後、入力装置4によっ
て、この検索実行キーを押下する操作を行うことによ
り、データベース検索が開始され、表データが作成され
るようになっている。
【0039】図6は、表データ作成処理の実行通知画面
の一例を示す模式図である。サーバ装置1によって、図
5に示したデータベースの検索条件の入力受付画面で入
力されたデータベースの検索条件、表データの種類、ユ
ーザ名、及びコメント文を用いて、表データ作成処理の
開始時間、処理状況、表データの種類、ユーザ名、コメ
ント、及びデータベース検索条件を表形式で表すHTM
Lファイルが作成される。このHTMLファイルがクラ
イアント装置2のWWWクライアントプログラムによっ
て読み込まれ、表示装置3に表データ作成処理の実行通
知画面が表示される。
【0040】表データの作成が完了した後、サーバ装置
1が、表データ作成処理の完了を通知するためのHTM
Lファイルを作成し(ステップ15)、作成したHTM
Lファイルをクライアント装置2へ送信する(ステップ
16)。クライアント装置2がHTMLファイルを受信
し(ステップ17)、表データ作成処理の完了通知画面
を表示装置3に表示する(ステップ18)。
【0041】図7は、表データ作成処理の完了通知画面
を示す模式図である。表データ作成処理の完了通知画面
では、処理状況、処理の終了時間、表データの種類、ユ
ーザ名、作成した表データのファイル名、コメント、及
びデータベース検索条件が表形式で表示される。ユーザ
は、入力装置4を操作して、所望の表データのファイル
名を選択することにより、このファイルをクライアント
装置2へ送信することができる。
【0042】そして、クライアント装置2が、表データ
のファイル名の指定を受け付け(ステップ19)、指定
されたファイルの送信指示を表すデータをサーバ装置1
へ送信する(ステップ20)。サーバ装置1がデータを
受信し(ステップ21)、このデータによって指定され
るファイルをクライアント装置2へ送信し(ステップ2
2)、クライアント装置2がファイルを受信して(ステ
ップ23)、処理を終了する。
【0043】サーバ装置1の外部記憶装置13には、複
数の表データ定義ファイルが予め記憶されている。図8
及び図9は、表計算プログラムSによって読み込まれた
表データ定義ファイルの一例を示す模式図であり、図1
0は、表データ定義ファイルの構成を示す模式図であ
る。表データ定義ファイルは、BIFF形式のファイル
であり、作成する表データの書式情報及びデータベース
検索文が含まれている。
【0044】図10に示すように、BIFF形式のファ
イルには、表の内容の情報を表すBookストリーム、表計
算プログラムSとは異なるプログラムで作成され、この
BIFF形式のファイルに挿入された情報を表すCompOb
j ストリーム、表計算プログラムSに読み込まれたとき
に実行されるマクロの内容の情報を表すVBA Projectス
トレージ、並びにこのBIFF形式のファイルのタイト
ル、サブジェクト、及び作成したユーザの情報を表すSu
mmary Infoストリーム等によって構成されている。図1
1は、Bookストリームの構成を示す模式図である。Book
ストリームは、表を構成するマス目(以下、セルとい
う)の表示形式を表すFORMATレコード、フォントの種類
及び色等を表すFONTレコード、並びにFORMATレコード及
びFONTレコードの位置情報及び罫線の組み合わせ等を表
すXFレコード等の情報を有するワークブックグローバル
レコードと、このBIFF形式のファイルに含まれる表
形式の領域(以下、ワークシートという)と同数のShee
t サブストリームレコードと、このBIFF形式のファ
イルに含まれるマクロと同数のModuleサブストリームレ
コードと、このBIFF形式のファイルに含まれるグラ
フと同数のChart サブストリームレコードとによって構
成されている。なお、FORMATレコード、FONTレコード、
及びXFレコード等は、データを表す名称であり、各名称
にはバイナリ形式のコードが対応付けられており、BI
FF形式のファイルは、これらのバイナリ形式のコード
と、その内容を表すバイナリ形式のデータとによって構
成されている。
【0045】ワークブックグローバルレコード、Sheet
サブストリームレコード、Moduleサブストリームレコー
ド、及びChart サブストリームレコードは、夫々BOF レ
コードで始まり、EOF レコードで終わるようになってい
る。ワークブックグローバルレコードには、Sheet サブ
ストリームレコード、Moduleサブストリームレコード、
及びChart サブストリームレコードのBOF レコードの位
置の情報を有するBUNDLESHEET レコードが含まれてい
る。
【0046】Sheet サブストリームレコードには、ワー
クシートの印刷設定の情報を有するワークシートレコー
ドが格納される。このワークシートレコードの後には、
表の複数行分のデータが夫々格納される複数のセルレコ
ードブロックが格納され、更にその後には、ワークシー
トのウィンドウの属性情報等を有するワークシートレコ
ードが格納される。セルレコードブロックには、1行の
情報を表すROW レコードが、このセルレコードブロック
に含まれる行数分格納される。また、セルレコードブロ
ックには、1つのセルに含まれるデータを表すNUMBERレ
コード及びLABEL レコード、1つのセルに含まれる数式
を表すFOMULAレコード、並びにこのセルレコードブロッ
クに含まれる最初のROW レコードの位置情報を表すDBCE
LLレコード等が格納される。更に、Sheet サブストリー
ムレコードのBOF レコードの後には、各セルレコードブ
ロックのDBCELLレコードの位置情報を有するINDEX レコ
ードが格納される。
【0047】また、NUMBERレコード、LABEL レコード、
及びFOMULAレコードの各レコードには、対応するXFレコ
ードの位置情報が含まれている。以下、NUMBERレコー
ド、LABEL レコード、及びFOMULAレコードをセルレコー
ドという。また、XFレコードには、対応するFORMATレコ
ード及びFONTレコードの位置情報が含まれている。
【0048】表データ作成処理は、以下に説明するよう
な処理を行うことによって、BIFF形式の表データを
作成するようになっている。図12〜19は、表データ
作成処理の処理手順を示すフローチャートである。ステ
ップ9において受信したデータの内、作成する表データ
の種類を表す情報に対応する表データ定義ファイルを読
み込み(ステップ1401)、読み込んだ表データ定義
ファイルに含まれるワークブックグローバルレコードの
内、データベース検索結果によって変更されないデータ
を抽出し(ステップ1402)、抽出したデータを基本
ワークブック情報としてRAM12に格納する(ステッ
プ1403)。
【0049】次に、ワークブックグローバルレコードか
ら、データベース検索結果によって変更されるデータ、
例えばFORMATレコード、FONTレコード、及びXFレコード
等を抽出し(ステップ1404)、抽出したデータを補
足ワークブック情報としてRAM12に格納する(ステ
ップ1405)。
【0050】そして、補足ワークブック情報の修正処理
を行う(ステップ1406)。この補足ワークブック情
報の修正処理では、図8に示す表中の7行目のセルに含
まれるデータ、即ち1列目のセルに“Attribute ”が格
納されている行に含まれるセルに格納されている文字列
を抽出する。抽出した各文字列は、これを含んでいる列
の各セルの表示形式を表しており、これに対応するFORM
ATレコードがワークブックグローバルレコードに定義さ
れていない場合、補足ワークブック情報にこのFORMATレ
コード及びXFレコードを追加する。また、1つのセルに
格納される値が、同列内の直前行と同じ値である場合、
表示を省略することとしており、このため、表示を省略
するデータのフォントを、背景と同じ白色のフォントと
することとしている。そこで、例えばこのフォントの情
報に対応するFONTレコードがワークブックグローバルレ
コードに定義されていない場合、補足ワークブック情報
にこのFONTレコード及びXFレコードを追加する。また、
セルの罫線の組合せの内、表に使用する罫線の組合せを
表すXFレコードがワークブックグローバルレコードに定
義されていない場合、補足ワークブック情報にこのXFレ
コードを追加する。
【0051】更に、最初のSheet サブストリームレコー
ドから、用紙のサイズ、ヘッダ及びフッタの余白等の情
報を有するSETUP レコード、表の列に関する設定情報を
表すCOLINFO レコード、並びに現在選択されているセル
及び分割ウィンドウに関する情報を表すSELECTION レコ
ード等の、このワークシートに関する設定データを抽出
し(ステップ1407)、抽出したデータをワークシー
ト情報としてRAM12に格納する(ステップ140
8)。
【0052】次に、最初のSheet サブストリームレコー
ドから、図8に示す表中の1〜5行目の表のタイトル及
び表の見出し行等、即ち図8における先頭行から1列目
のセルに“Columns ”が格納されている行の前行までの
各行に含まれるセルのセルレコードを抽出し(ステップ
1409)、抽出したデータをヘッダ情報としてRAM
12に格納する(ステップ1410)。また、ヘッダ情
報の行数H、即ち図8における先頭行から1列目のセル
に“Columns ”が格納されている行の前行までの行数を
RAM12に格納する(ステップ1411)。
【0053】次に、最初のSheet サブストリームレコー
ドから、図8に示す表中の11〜13行目の計算式、即
ち1列目のセルに“TotalStart”が格納されている行の
次行から、1列目のセルに“TotalEnd”が格納されてい
る行の前行までの各行に含まれるセルに格納されている
文字列を抽出し(1412)、抽出したデータを計算式
情報としてRAM12に格納する(1413)。
【0054】次に、最初のSheet サブストリームレコー
ドから、図8に示す表中の6行目のデータ及び図9に示
す表中の22〜28行目の検索文、即ち1列目のセルに
“Columns ”が格納されている行、及び1列目のセルに
“table ”が格納されている行の各行に含まれるセルに
格納されている文字列を抽出し(ステップ1414)、
抽出したデータからSQL文を作成する(ステップ14
15)。例えば、図8及び図9の表からは、以下に示す
SQL文が作成されるようになっている。 select 地方, 都道府県, 性別,sum(n1/1000),sum(n2/1000),sum(n3/1000),sum( n4/1000),sum(n5/1000)," from (select 地方, 都道府県, 性別, 人口 n1,0 n2 ,0 n3,0 n4,0 n5 from 人口 where 調査年=1975 union all select 地方, 都 道府県, 性別,0 n1,人口 n2,0 n3,0 n4,0 n5 from 人口 where 調査年=1975+5 union all select 地方, 都道府県, 性別,0 n1,0 n2, 人口 n3,0 n4,0 n5 from 人口 where 調査年=1975+10 union all select 地方, 都道府県, 性別,0 n1,0 n2,0 n3,人口 n4,0 n5 from 人口 where 調査年=1975+15 union all select 地方, 都道府県, 性別,0 n1,0 n2,0 n3,0 n4, 人口 n5 from 人口 where 調査年=1975+20) group by 地方, 都道府県, 性別 order by 1,2,3
【0055】次に、最初のSheet サブストリームレコー
ドから、図8に示す表中の18,19行目のデータベー
スへの接続に用いるデータ、即ち1列目のセルに“User
Name”,“PassWord”が格納されている行に含まれるセ
ルに格納されている文字列を抽出し(ステップ141
6)、抽出したデータ及びステップ1415において作
成したSQL文をデータベース検索情報としてRAM1
2に格納する(ステップ1417)。
【0056】そして、表データ定義ファイルのBookスト
リームに含まれる他のSheet サブストリーム、Moduleサ
ブストリーム、及びChart サブストリームを抽出し(ス
テップ1418)、抽出したデータをサブストリーム情
報としてRAM12に格納する(ステップ1419)。
【0057】次に、表データ定義ファイルに含まれるBo
okストリーム以外のストリーム及びストレージを抽出し
(ステップ1420)、抽出したデータをストリーム情
報としてRAM12に格納する(ステップ1421)。
【0058】そして、ステップ1417において、RA
M12に格納したデータベース検索情報を用いてデータ
ベース検索を行い(ステップ1422)、検索結果をR
AM12に格納する(ステップ1423)。ここで検索
結果は、複数の配列データを用いた表形式で格納される
ようになっている。
【0059】次いで、Bookストリームに含まれるセルレ
コードのデータ長(以下、Bookストリーム長という)
を、以下に説明する処理を行うことによって算出する。
まず、ステップ1410においてRAM12に格納した
ヘッダ情報に含まれるセルレコードのデータ長を演算し
(ステップ1424)、演算したデータ長をBookストリ
ーム長として、RAM12に格納する(ステップ142
5)。データベースの検索結果の表の列を表す値i及び
この表の行を表す値jを夫々1とし、作成する表データ
の行を表す値kをヘッダ情報の行数Hに1を加えた数と
する(ステップ1426)。そしてステップ1423に
おいてRAM12に格納した検索結果の表のi列j行の
データから、表データのi列k行に格納するセルレコー
ドのデータ長を演算する(ステップ1427)。ステッ
プ1427の処理では、例えばこのセルレコードがNUMB
ERレコードである場合には18バイトとし、LABEL レコ
ードである場合には文字列長に12バイトを加算した値
とし、空白を表すBLANK レコードである場合には10バ
イトとして演算する。また、FOMULAレコードである場合
には、これのデータ長を演算する。
【0060】Bookストリーム長に、演算したデータ長を
加える(ステップ1428)。iが表の列数と一致する
か否かを判別し(ステップ1429)、一致しない場合
には、iをインクリメントし(ステップ1430)、ス
テップ1427に戻る。また、ステップ1429におい
て、iが表の列数と一致する場合には、行属性情報を設
定する(ステップ1431)。この処理では、k行が表
のタイトル行及び表の見出し行である場合には、行の属
性を表す行属性情報をヘッダ行とし、k行が検索結果の
行である場合には、行属性情報を検索結果行とし、k行
が計算式の行である場合には、行属性情報を計算式行と
するようになっている。そして、この行属性情報をRA
M12に格納する(ステップ1432)。
【0061】次に、k行の後に計算行を挿入するか否か
を判別する(ステップ1433)。ステップ1433の
処理では、検索結果の表のj行とj+1行との特定の列
におけるデータを比較し、両者が異なる場合に計算行を
挿入し、両者が同じである場合に計算行を挿入しないこ
ととして、計算行を挿入するか否かを判別している。本
実施の形態の場合では、図8に示した表中の8行目、即
ち1列目のセルに“Break ”が格納されている行におい
て、数字のデータが格納されているセルが含まれる列、
つまり“地方”の列及び“都道府県”の列のデータに対
して比較を行うようになっている。ステップ1433に
おいて、計算行を挿入する場合には、iを1とし(ステ
ップ1434)、kをインクリメントして(ステップ1
435)、ステップ1413においてRAM12に格納
した計算式情報から、この計算行のi列目のセルレコー
ドのデータ長を演算する(ステップ1436)。またス
テップ1436の処理では、例えば計算式を格納するセ
ルではFOMULAレコードのデータ長を演算し、空白のセル
ではBLANK レコードのデータ長を演算し、文字列のセル
ではLABEL レコードのデータ長を演算する。そして、Bo
okストリーム長に、演算したデータ長を加える(ステッ
プ1437)。
【0062】iが表の列数と一致するか否かを判別し
(ステップ1438)、一致しない場合には、iをイン
クリメントし(ステップ1439)、ステップ1436
に戻る。
【0063】ステップ1438において、iが表の列数
と一致する場合には、この行の後に頁を改めるか否かを
判別し(ステップ1440)、頁を改める場合には、こ
のときのkの値を、改頁位置情報としてRAM12に格
納する(ステップ1441)。ステップ1440におい
て、頁を改めない場合には、ステップ1431へ戻る。
【0064】ステップ1433において、k行の後に計
算行を挿入しない場合には、jが検索結果の表の行数と
一致するか否かを判別し(ステップ1442)、一致し
ない場合には、iを1とし(ステップ1443)、jを
インクリメントし(ステップ1444)、kをインクリ
メントして(ステップ1445)、ステップ1427へ
戻る。
【0065】ステップ1442において、jが検索結果
の表の行数と一致している場合には、基本ワークブック
情報、補足ワークブック情報、ワークシート情報、及び
サブストリーム情報のデータ長を演算し(ステップ14
46)、Bookストリーム長に、演算したデータ長を加え
る(ステップ1447)。そして、改頁位置情報より、
改頁に関する設定情報を表すHORIZONTALPAGEBRAKESレコ
ードの、改頁の回数分のデータ長を演算し(ステップ1
448)、Bookストリーム長に、演算したデータ長を加
える(ステップ1449)。次に、行属性情報から、印
刷範囲の情報を表すNAMEレコードのデータ長を演算し
(ステップ1450)、Bookストリーム長に、演算した
データ長を加える(ステップ1451)。更に行属性情
報から、セルレコードブロックの数Nを演算し(ステッ
プ1452)、演算したセルレコードブロック数Nか
ら、BUNDLESHEET レコード、INDEX レコード、DBCELLレ
コード、ROW レコード、BOF レコード、及びEOF レコー
ドのデータ長を演算し(ステップ1453)、Bookスト
リーム長に、演算したデータ長を加える(ステップ14
54)。
【0066】次に、Bookストリーム長と同じ大きさの領
域をRAM12内に確保し(ステップ1455)、基本
ワークブック情報及び補足ワークブック情報から、ワー
クブックグローバルレコードを作成し(ステップ145
6)、作成したワークブックグローバルレコードを、ス
テップ1455において確保したRAM12内の領域に
格納する(ステップ1457)。
【0067】そして、ワークシート情報から、作成する
表データの最初のSheet サブストリームレコードを作成
し(ステップ1458)、作成したSheet サブストリー
ムレコードを、RAM12内に確保した領域に格納する
(ステップ1459)。また、改頁位置情報から、HORI
ZONTALPAGEBRAKESレコードを作成し(ステップ146
0)、作成したHORIZONTALPAGEBRAKESレコードを、ステ
ップ1459においてRAM12内の領域に格納したSh
eet サブストリームレコード内に挿入する(ステップ1
461)。
【0068】セルレコードブロックを表す値p、1つの
セルレコードブロック内に含まれる行を表す値qを夫々
1とし(ステップ1462)、ROW レコードを作成し
(ステップ1463)、作成したROW レコードを、ステ
ップ1459においてRAM12内の領域に格納したSh
eet サブストリームレコード内に挿入する(ステップ1
464)。qがp番目のセルレコードブロックに含まれ
る行数と一致したか否かを判別し(ステップ146
5)、一致していない場合には、qをインクリメントし
(ステップ1466)、ステップ1463へ戻る。
【0069】ステップ1465において、qがp番目の
セルレコードブロックに含まれる行数と一致している場
合には、qを1とし(ステップ1467)、行属性情報
から、p番目のセルレコードのq行目の行が、ヘッダ
行、検索結果行、及び計算式行の内の何れであるかを判
別する(ステップ1468)。
【0070】ステップ1468において、p番目のセル
レコードのq行目の行が、ヘッダ行である場合には、ヘ
ッダ情報から、この行に対応する情報を読み出し(ステ
ップ1469)、読み出した情報を、RAM12内の領
域に格納したSheet サブストリームレコード内に挿入す
る(ステップ1470)。
【0071】ステップ1468において、p番目のセル
レコードのq行目の行が、検索結果行である場合には、
検索結果から、この行の各列のセルに格納するセルレコ
ードを夫々作成する(ステップ1471)。ステップ1
471の処理では、p番目のセルレコードのq行目の各
列のセルに格納する値が、数値である場合にはNUMBERレ
コードを作成し、文字列である場合にはLABEL レコード
を作成し、空白である場合にはBLANK レコードを作成
し、また、計算式である場合にはFOMULAレコードを作成
するようになっている。そして、作成したセルレコード
を、RAM12内の領域に格納したSheet サブストリー
ムレコード内に挿入する(ステップ1472)。
【0072】ステップ1468において、p番目のセル
レコードのq行目の行が、計算式行である場合には、計
算式情報から、この行の各列のセルに格納するセルレコ
ードを夫々作成する(ステップ1473)。ステップ1
473の処理では、p番目のセルレコードのq行目の各
列のセルに格納する値が、文字列である場合にはLABEL
レコードを作成し、空白である場合にはBLANK レコード
を作成し、また、計算式である場合にはFOMULAレコード
を作成するようになっている。そして、作成したセルレ
コードを、RAM12内の領域に格納したSheet サブス
トリームレコード内に挿入する(ステップ1474)。
【0073】qがp番目のセルレコードブロックに含ま
れる行数と一致したか否かを判別し(ステップ147
5)、一致していない場合には、qをインクリメントし
(ステップ1476)、ステップ1468へ戻る。ま
た、ステップ1475において、qがp番目のセルレコ
ードブロックに含まれる行数と一致している場合には、
p番目のセルレコードブロックに含まれる最初のROW レ
コードの位置を算出し(ステップ1477)、算出した
位置からDBCELLレコードを作成し(ステップ147
8)、作成したDBCELLレコードを、Sheet サブストリー
ムレコードに挿入する(ステップ1479)。
【0074】次に、ステップ1478において作成した
DBCELLレコードのSheet サブストリームレコード内の位
置を算出し(ステップ1480)、算出した位置を用い
て、Sheet サブストリームレコード内のINDEX レコード
を修正する(ステップ1481)。
【0075】pが、セルレコードブロック数Nに一致し
ているか否かを判別し(ステップ1482)、一致して
いない場合には、qを1とし(ステップ1483)、p
をインクリメントして(ステップ1484)、ステップ
1463へ戻る。
【0076】ステップ1482において、pがNに一致
している場合には、ワークシート情報から、セルレコー
ドブロックの後に必要なデータを、RAM12内に確保
された領域のSheet サブストリームレコードのセルレコ
ードブロックの後に挿入する(ステップ1485)。次
に、サブストリーム情報を読み出し(ステップ148
6)、読み出したサブストリーム情報を、RAM12内
に確保された領域のSheet サブストリームレコードの後
に格納し(ステップ1487)、格納した夫々のサブス
トリームのBOF レコードの位置を演算し(ステップ14
88)、演算した位置を用いて、RAM12内に確保さ
れた領域のワークブックグローバルレコードに、BUNDLE
SHEET レコードを追加する(ステップ1489)。
【0077】RAM12内に確保された領域に格納した
ワークブックグローバルレコード、Sheet サブストリー
ムレコード、及び他のサブストリームレコード、並びに
ステップ1421においてRAM12に格納したストリ
ーム情報から、BIFF形式のファイルを作成し(ステ
ップ1490)、リターンする。
【0078】以上の如き構成により、サーバ装置1内
で、表計算プログラムSを用いることなく、BIFF形
式のファイルを作成することができる。図20は、表計
算プログラムSによって読み込まれたBIFF形式の表
データファイルの一表示例を示す模式図である。ユーザ
がクライアント装置2のWWWクライアントプログラム
を使用することにより、BIFF形式のファイルをクラ
イアント装置2へダウンロードし、表計算プログラムS
を使用することにより、このBIFF形式のファイルを
読み込み、表示装置3に表を表示することができる。
【0079】従って、サーバ装置1で直接BIFF形式
のファイルを作成することができ、このため、表計算プ
ログラムSで扱うことができる書式の設定をファイルの
作成時に行うことができる。
【0080】また、本発明に係るデータベースシステム
と、従来の中間プログラムをクライアント装置に備える
データベースシステムとの処理時間を、同一の表データ
定義ファイル及び検索条件を用いて比較した結果、従来
のデータベースシステムでは処理時間が27秒であった
のに対し、本発明に係るデータベースシステムでは処理
時間が4秒であり、従来に比して大幅に処理時間を短縮
した。
【0081】また、サーバ装置1に表計算プログラムS
を必要としないため、Microsoft Windows の他のオペレ
ーティングシステムを使用しているサーバ装置1を用い
ることができる。
【0082】また、サーバ装置1で表データの作成を行
うため、例えば、表データ定義ファイル等を変更する場
合に、サーバ装置1の表データ定義ファイルを変更する
だけでよく、クライアント装置2に対して変更を行う場
合に比して、作業が容易となる。
【0083】また、データベースへの問い合わせにWW
Wクライアントプログラムを用いているため、データベ
ースへの問い合わせを行うための専用のプログラムを用
いる場合に比して、コストを大幅に低減することができ
る。
【0084】
【発明の効果】以上詳述した如く、第1発明に係るデー
タベースシステム及び第4発明に係るサーバ装置による
場合は、サーバ装置が、クライアント装置から受信した
検索条件データを用いて、データベース検索を行い、こ
の検索結果と、サーバ装置の副記憶装置に記憶してある
書式データとを用いて、表計算プログラム専用のバイナ
リ形式の表データを作成することにより、SYLK形式
のように、表データの作成時に、表計算プログラムで扱
うことができる一部の書式の設定が行えないという制約
がなく、ユーザが手作業で書式の設定を行う手間を必要
としない。
【0085】また、サーバ装置が、データベース検索結
果及び書式データに基づいて、表計算プログラムとは異
なり、データサイズ算出手段、領域確保手段、及び作成
手段を有する表データ作成手段によって、表計算プログ
ラム専用のバイナリ形式の表データを作成することによ
り、表計算プログラムによって表データを作成する場合
のように、表計算プログラムの書式設定を行うための機
能を呼び出す必要がなく、このため、表計算プログラム
によって表データを作成する場合に比して、表データの
作成の処理時間を大幅に短縮することができる。
【0086】また、サーバ装置が、データベース検索結
果及び書式データに基づいて、表計算プログラムとは異
なる表データ作成手段によって、表計算プログラム専用
のバイナリ形式の表データを作成することにより、サー
バ装置に表計算プログラムを備える必要がなく、このた
め、サーバ装置で使用できるオペレーティングシステム
がMicrosoft Windows に限定されない。
【0087】また、サーバ装置が、データベース検索結
果及び書式データに基づいて、表計算プログラムとは異
なる表データ作成手段によって、表計算プログラム専用
のバイナリ形式の表データを作成することにより、書式
データ又は表データ作成手段の修正又は追加が発生した
ときに、サーバ装置の書式データ又は表データ作成手段
を修正又は追加するだけでよく、クライアント装置で表
データを作成する場合のように、クライアント装置毎に
書式データ又は表データ作成手段を修正又は追加する必
要がないため、クライアント装置で表データを作成する
場合に比して、書式データ又は表データ作成手段を修正
又は追加を行うときの作業の手間を大幅に削減する。
【0088】第2発明に係るデータベースシステム及び
第5発明に係るサーバ装置による場合は、副記憶装置に
予め記憶してある検索文作成データ及び書式データを含
む情報から、検索文作成データ及び書式データを抽出
し、データベースの検索に用いる検索文を、検索文作成
データ及び検索条件データを用いて作成し、作成した検
索文を用いてデータベースを検索するようにしてあるた
め、表データを作成するときに、検索文を作成するため
の検索用言語を用いて、ユーザが手作業で検索文を作成
する必要がなく、ユーザが検索条件だけを指定するだけ
で、データベースの検索を行うことが可能となる。
【0089】第3発明に係るデータベースシステムによ
る場合は、クライアント装置にWWWクライアントプロ
グラムのようなHTML表示手段を備え、このHTML
表示手段によって、検索条件データを受け付け、受け付
けた検索条件データをサーバ装置へ送信し、サーバ装置
で作成された表データを受信することにより、データベ
ースの問い合わせを行うための専用のプログラムを必要
とせず、広く普及し、無償で配布されているHTML表
示手段を用いるため、コストを低減することが可能とな
る等本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータベースシステムの実施の形
態の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るデータベースシステムの処理手順
を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係るデータベースシステムの処理手順
を示すフローチャートである。
【図4】作成する表データの種類の受付画面の一例を示
す模式図である。
【図5】データベースの検索条件の入力受付画面の一例
を示す模式図である。
【図6】表データ作成処理の実行通知画面の一例を示す
模式図である。
【図7】表データ作成処理の完了通知画面を示す模式図
である。
【図8】表計算プログラムによって読み込まれた表デー
タ定義ファイルの一例を示す模式図である。
【図9】表計算プログラムによって読み込まれた表デー
タ定義ファイルの一例を示す模式図である。
【図10】表データ定義ファイルの構成を示す模式図で
ある。
【図11】Bookストリームの構成を示す模式図である。
【図12】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図13】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図14】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図15】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図16】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図17】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図18】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図19】表データ作成処理の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図20】表計算プログラムによって読み込まれたBI
FF形式の表データファイルの一表示例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 サーバ装置 2 クライアント装置 3 表示装置 4 入力装置 11,21 CPU 12,22 RAM 13,23 外部記憶装置 14,24 通信回路 25 入出力インタフェース DL データ通信回線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶装置、データベースを記憶してあ
    るデータベース記憶装置、該データベースの検索条件を
    表す検索条件データを受信する第1受信手段、該第1受
    信手段によって受信した検索条件データに基づいてデー
    タベースを検索するデータベース検索手段、該データベ
    ース検索手段による前記データベースの検索結果に基づ
    いて表データを作成する表データ作成手段、及び該表デ
    ータ作成手段によって作成した表データを送信する第1
    送信手段を有するサーバ装置と、前記検索条件データを
    受け付ける受付手段、該受付手段によって受け付けた検
    索条件データを前記サーバ装置へ送信する第2送信手
    段、前記サーバ装置から送信される前記表データを受信
    する第2受信手段、及び前記表データによって表される
    表を表示する表示手段を有し、前記サーバ装置に接続さ
    れているクライアント装置とを備えるデータベースシス
    テムにおいて、前記サーバ装置は、前記表の書式を表す
    書式データを予め記憶してある副記憶装置を備え、前記
    表データ作成手段は、前記副記憶装置に記憶してある書
    式データ及び前記データベース検索手段による検索結果
    を用いて、作成すべき表データの所要部分のサイズを算
    出するデータサイズ算出手段と、該データサイズ算出手
    段によって算出したサイズの領域を前記主記憶装置内に
    確保する領域確保手段と、該領域確保手段によって確保
    した領域を用いてバイナリ形式の表データを作成する作
    成手段とを有することを特徴とするデータベースシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記副記憶装置は、前記データベースの
    検索に用いる検索文を作成するための検索文作成データ
    及び前記書式データを含む情報を予め記憶してあり、前
    記副記憶装置に記憶してある前記情報から前記検索文作
    成データ及び前記書式データを抽出する抽出手段を更に
    備え、前記データベース検索手段は、該抽出手段によっ
    て抽出した前記検索文作成データ及び前記検索条件デー
    タを用いて、前記データベースの検索文を作成する検索
    文作成手段と、該検索文作成手段によって作成した検索
    文を用いて前記データベースを検索する検索手段とを有
    することを特徴とする請求項1記載のデータベースシス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記クライアント装置は、HTML形式
    のデータを読み込み、該データに応じた表示を行うHT
    ML表示手段を備え、該HTML表示手段は、前記受付
    手段、前記第2送信手段、及び前記第2受信手段を有す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のデータベース
    システム。
  4. 【請求項4】 主記憶装置と、データベースを記憶して
    あるデータベース記憶装置と、該データベースの検索条
    件を表す検索条件データを受信する受信手段と、該受信
    手段によって受信した検索条件データに基づいてデータ
    ベースを検索するデータベース検索手段と、該データベ
    ース検索手段による前記データベースの検索結果に基づ
    いて表データを作成する表データ作成手段と、該表デー
    タ作成手段によって作成した表データを送信する送信手
    段とを備えるサーバ装置において、 前記表の書式を表す書式データを予め記憶してある副記
    憶装置を備え、前記表データ作成手段は、前記副記憶装
    置に記憶してある書式データ及び前記データベース検索
    手段による検索結果を用いて、作成すべき表データの所
    要部分のサイズを算出するデータサイズ算出手段と、該
    データサイズ算出手段によって算出したサイズの領域を
    前記主記憶装置内に確保する領域確保手段と、該領域確
    保手段によって確保した領域を用いてバイナリ形式の表
    データを作成する作成手段とを有することを特徴とする
    サーバ装置。
  5. 【請求項5】 前記副記憶装置は、前記データベースの
    検索に用いる検索文を作成するための検索文作成データ
    及び前記書式データを含む情報を予め記憶してあり、前
    記副記憶装置に記憶してある前記情報から前記検索文作
    成データ及び前記書式データを抽出する抽出手段を更に
    備え、前記データベース検索手段は、該抽出手段によっ
    て抽出した前記検索文作成データ及び前記検索条件デー
    タを用いて、前記データベースの検索文を作成する検索
    文作成手段と、該検索文作成手段によって作成した検索
    文を用いて前記データベースを検索する検索手段とを有
    することを特徴とする請求項4記載のサーバ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107968790A (zh) * 2011-12-19 2018-04-27 爱立信电视公司 自适应流创建和输送中的虚拟化
US10229147B2 (en) 2012-02-09 2019-03-12 Entit Software Llc Assessing compressed-database raw size

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