JP2002039861A - 路面状態監視装置 - Google Patents

路面状態監視装置

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JP2002039861A
JP2002039861A JP2000224256A JP2000224256A JP2002039861A JP 2002039861 A JP2002039861 A JP 2002039861A JP 2000224256 A JP2000224256 A JP 2000224256A JP 2000224256 A JP2000224256 A JP 2000224256A JP 2002039861 A JP2002039861 A JP 2002039861A
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road
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light
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Yukio Takahashi
幸夫 鷹箸
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者等に時々刻々路面状態情報を報知
し、路面状態の変化による事故を未然に回避することに
有る。 【解決手段】 投光手段21から路面に向けて所定の路
面監視エリア4にわたってレーザ光を投光走査し、路面
等から反射されてくる監視画像を撮像カメラ6で撮像す
る。ここで、比較判定部26は、撮像カメラで撮像され
た監視画像を取り込み、予め記憶される障害物,陥没,
凹凸,凍結,降雨・降雪等の路面判定用画像データのう
ち、最も類似する路面判定用画像データを見つけ出し、
当該路面判定用画像データに応じた文字列の路面状態情
報を出力し、道路脇に設置される表示板9や道路管理セ
ンターの表示装置に表示する路面状態監視装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般道路,高速道
路などの路面状況や走行車両状況を監視する路面状態監
視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両の運転者は、道路の路上が
適正な状態にあることを念頭におきつつ、ある程度の注
意を払いながら運転を続けており、これは夜間の場合で
も同様であると言える。しかし、実際の路面は、走行車
両の積み荷の落下、路面の陥没、路面の凍結により滑り
やすい状況等が発生するなど、路面の状態が時々刻々変
化している。
【0003】その結果、以上のように路面に障害物が存
在したり、路面が陥没している場合、走行車両の通行の
妨げとなるだけでなく、走行車両の事故原因となり、運
転者にとって非常に危険な状況にある。
【0004】一般に、道路管理センターでは、走行車両
の運転者からの通報を受けたとき、或いは定期的な道路
点検パトロールにより障害物等を発見したとき、障害物
の除去や通行止めの他、無線による交通情報により運転
者に危険な状況を報知するなどの処置をとっている。し
かし、道路管理センター側で道路点検のパトロールをし
ていない場合、或いは走行車両の運転者が速やかに通報
しない場合、道路障害の発見が遅れ、大きな事故につな
がる可能性がある。
【0005】そこで、従来、路面状態を常時監視するた
めの路面状態監視装置が使用されている。
【0006】この監視装置は、図10に示すように、道
路51に沿って適宜な間隔で支柱52を設置し、これら
支柱52の上部にはITVカメラ53と赤外線カメラ5
4が取付けられ、日の出ている日中にはITVカメラ5
3を用いて路面監視エリア55を撮影し、またITVカ
メラ53で撮影困難となる夜間には赤外線カメラ54を
用いて同様に撮影し、それぞれ個別の画像処理装置5
6、57で必要な画像処理を行った後、道路管理者であ
る道路管理センター(図示せず)に伝送する構成となっ
ている。58は障害物、59は道路51のセンターライ
ンである。
【0007】従って、道路管理センター側では、各カメ
ラ53,54側から伝送されてくる路面の画像を表示装
置に映し出し、路面上に障害物58等が存在するとき、
速やかにその場所に出向いて障害物58を除去し、また
高速道路の料金所等に設置される電光掲示板に表示し、
或いは民間の通信業者等を介してカーナビゲーションに
危険な場所を知らせるなど、走行車両の運転者に路面状
態を報知する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような路面状態監視装置では、日中にはITVカメラ5
3,夜間には赤外線カメラ54に切替えて使用すること
から、常に2台のカメラ53,54が必要であり、また
各カメラ53,54の撮影画像を画像処理する画像処理
装置56,57もそれぞれ個別に必要とするので、装置
の構成が複雑となり、また価格的に高価なものとなる。
また、赤外線カメラ54は、長波長域で使用することか
ら、降雨等の影響を受けて撮影画像の精度が大きく低下
し、さらに監視対象物から放射される温度に依存するこ
とから、路面と障害物,路面陥没部分との温度がほぼ同
じである場合、同様に撮影画像の精度が極端に低下する
問題がある。
【0009】また、路面状態監視装置は、各カメラ5
3,54で撮影され、かつ、画像処理された画像そのま
まを道路管理センターに伝送し表示装置に映し出すこと
から、路面の凍結,路面の比較的小規模の陥没や凸状状
態が精細に画像化されていない場合が多く、監視員の判
断に委ねる面が多く、判断ミスや迅速な対応が取れない
場合が出てくる。
【0010】さらに、従来の他の監視装置として、各監
視対象エリアに街灯を設置し、昼夜を問わず1台のIT
Vカメラを用いて、路面の状態を撮影し伝送するものが
あるが、街灯本体及びその設置工事に多大の費用がかか
り、また画像そのものを伝送することから、前述と同様
に画像精度の問題や路上に突然障害物等が落下したと
き、後続の走行中の運転者に即座に知らせることが難し
い問題がある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、路面の状態を自動的に判定し運転者等に路面状態情
報を即座に報知可能な信頼性の高い路面状態監視装置を
提供することを目的とする。
【0012】また、本発明の他の目的は、路面監視エリ
ア内を走行する車種別走行車両数や総走行車両数を容易
に報知可能とする路面状態監視装置を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係わる路面状態監視装置は、路面に向けて
所定の路面監視エリアにわたって光を走査する投光手段
と、この投光手段からの走査光によって路面から反射さ
れてくる監視画像を撮像する撮像手段と、路面判定用画
像データを記憶する路面判定用画像データ記憶手段と、
前記撮像手段によって撮像される監視画像データと前記
路面判定用画像データとを比較し、その判定結果に応じ
た路面状態情報を出力する路面状態判定手段と、この路
面状態判定手段から出力される路面状態情報を報知する
報知手段とを備えた構成である。
【0014】本発明は、以上のような構成とすることに
より、投光手段から路面に向けて光を投光走査しながら
所定の路面監視エリアにわたって照射していくと、その
走査に従って路面等から反射する監視画像が出力するの
で、その監視画像を撮像手段で順次撮像する。
【0015】ここで、路面状態判定手段は、撮像手段で
撮像された監視画像を取り込むと、路面判定用画像デー
タと比較し、複数種の路面判定用画像データのうち、最
も類似する路面判定用画像データに対応する路面状態情
報を出力し、報知手段にて道路脇に設置される表示板や
道路管理センターの表示装置に表示することにより、走
行中の運転者や道路管理者に迅速に路面状態を知らせる
ことが可能である。
【0016】本発明に係わる路面状態監視装置は、路面
に向けて所定の路面監視エリアにわたって光を走査する
投光手段と、この投光手段の走査光によって路面から反
射される監視画像を撮像する撮像手段と、車種別の車両
判定用画像データを記憶する車両判定用画像データ記憶
手段と、前記撮像手段によって撮像される監視画像デー
タと前記車両判定用画像データとを比較し、単位時間当
たりの車種別走行車両数および全走行車両数の何れか一
方又は両方の情報を出力する車両判定手段と、この車両
判定手段から出力される単位時間当たりの走行車両数情
報を報知する報知手段とを備えた構成である。
【0017】本発明は、以上のような構成とすることに
より、前述同様に投光手段から光を投光走査し、撮像手
段にて路面から反射してくる監視画像を順次撮像する。
ここで、車両判定手段は、撮像手段で撮像された監視画
像を取り込むと、車種別の車両判定用画像データから車
両であると判断したとき順次カウントする一方、何れか
1つの車種,つまり小型,中型,大型であるかを判定
し、車種別に順次カウントし、これらカウンタから車種
別走行車両数や総走行車両数を取り出し、報知手段に送
信する。この報知手段では、道路脇に設置される表示板
や道路管理センターの表示装置に表示することにより、
走行中の運転者や道路管理者に迅速に走行車両数を知ら
せることが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0019】図1は本発明に係る路上状態監視装置の一
実施形態を示す構成図である。この監視装置は、道路1
に沿って適宜な間隔をもって設置される例えばアーチ状
の支柱2上部に取付けられ、道路1上の例えばセンター
ライン3を含む所定の路面監視エリア4にレーザ光を投
光する投光装置5と、同じく支柱2上部に取付けられ、
前記投光装置5から投光するレーザ光によって路面から
反射されてくる監視画像を撮像するレーザ光の波長に感
度をもつ撮像カメラ6と、路面の状態を判定しその判定
結果に応じた路面状態情報や例えば時・分当たりの交通
量情報等を出力する画像処理装置7と、この画像処理装
置7から出力される路面状態情報や交通量情報を取り込
んで出力するインターフェース回路8と、このインター
フェース回路8から有線または無線にて送られてくる路
面状態情報等を表示する表示板9および道路管理センタ
ーその他の機関の表示装置(図示せず)とによって構成
されている。なお、10は路面に落下されている障害物
である。
【0020】前記支柱2は、両車線に跨るようなアーチ
状のものが用いられているが、この形状に限定されるも
のではない。また、両車線に跨るように支柱2を設置
し、投光装置5からレーザ光を投光しているが、各車線
ごとに支柱2および投光装置5を設け、車線ごとにレー
ザ光を投光する構成でもよい。
【0021】前記投光装置5としては、図2に示すよう
に、単一波長のレーザ光を発生する例えば半導体レーザ
などのレーザ光源11、このレーザ光源11から発生す
るレーザ光の光軸上および当該光軸から90度の開き角
度の軸上にそれぞれ回動軸12,13を有し、これら回
動軸12および13を所定の角度範囲で往復回動させる
H方向用走査装置14およびV方向用走査装置15、こ
れら走査装置14,15の回動軸12,13にそれぞれ
個別に取付けられたH方向用ミラー16およびV方向用
ミラー17、前記レーザ光源11をオン/オフ制御する
光源制御信号CON−LAおよび両走査装置14,15
の往復回動を制御する走査制御信号RD−H,RD−V
を作成するCPUなどで構成される投光制御処理部18
等が設けられている。なお、両走査装置14,15の位
置関係は、特に限定するものではないが、以下、説明の
便宜上,90度に設定した例をもって説明する。
【0022】前記画像処理装置7は、撮像カメラ6から
取り込んだアナログ画像データをデジタル画像データに
変換するA/D変換部21、この変換されたデジタル画
像データに含まれるノイズ成分を除去するための平均化
処理部22、路面基準画像データ、降雨・降雪を含む各
種の路面障害画像データ等の路面判定用画像データを記
憶する路面判定用画像データ記憶部23、小型,中型,
大型等の車種別の車両判定用画像データを記憶し、か
つ、車種別カウンタ,トータルカウンタ等を有する車両
用データベース24、各路面状態に応じた路面状態を表
す文字データ等の路面状態情報を記憶する路面状態情報
記憶部25および平均化処理されたデジタル画像データ
と路面または車種別の判定用画像データとを比較するこ
とにより路面状態または車種別を判定し、路面状態情報
記憶部25から路面状態に応じた路面状態情報を取り込
んで出力し、或いは車種別カウンタや総走行車両カウン
タから時間当たりの走行車両数情報を取り出して出力す
る比較判定部26が設けられている。
【0023】なお、路面判定用画像データ記憶部23、
車両用データベース24および路面状態情報記憶部25
は、それぞれ別々に設けているが、これらは同一の記憶
部に領域分けし、路面判定用画像データ,車両判定用画
像データ,文字データ等の路面状態情報等を記憶しても
よい。
【0024】また、前記路面基準画像データとしては、
例えば路上の乾燥時、かつ、路面非障害時にレーザ光を
走査したときに路面から反射されてくる画像であって、
所定間隔の平行線の集まりの画像となる。路面障害画像
データとしては、路面状態に応じた種々の画像データが
挙げられるが、例えば障害物の場合には障害物の形状に
よって多少異なるものの、ほぼへ字形状の画像データで
表され、また路面陥没の場合には下側に窪みをもつ湾曲
形状の画像データで表され、路面が凹凸状態の場合には
波状の画像データで表され、さらに路面が凍結状態の場
合には路面基準画像データの平行線より少し平行にずれ
た画像データで表される。これら路面障害画像データは
実際にレーザ光を走査して得られる画像から容易に取得
できる。降雨や降雪の場合についても同様にレーザ光を
走査して得られる路面ないし路面に至る空中から反射さ
れる画像データから取得できる。
【0025】次に、以上のような路面状態監視装置の動
作を説明するに先立ち、投光装置5のみの動作について
図3を参照して説明する。
【0026】(1) 投光装置5の動作について。
【0027】先ず、予め投光制御処理部18内または外
付け記憶装置(図示せず)などには走査装置14,15
の回動軸12,13を所定の角度範囲θHで往復回動さ
せるための走査制御信号RD−H,RD−Vの他、走査
速度その他必要なデータを設定し(S1)、また図示し
ないカウンタにi=0(iはV方向の角度単位数を意味
する)を設定する(S2)。この状態において、投光制
御処理部18からレーザ光源11をオンする光源制御信
号CON−LNを送出する一方(S3)、H方向用走査
装置14に対し、予め定められた走査速度のもとに走査
制御信号を送出する。
【0028】その結果、レーザ光源11から単一波長の
レーザ光が照射され、H方向用ミラー16に入射する
が、このときH方向用走査装置14は、投光制御処理部
18からの走査制御信号を受けると自身の回動軸12を
所定の角度範囲θHのもとに一端から他端,つまり−θ
H〜+θHの範囲で回動するように往復回動させる(S
4)。この回動軸12の回動に伴い、H方向用ミラー1
6が回動する。よって、レーザ光源11から入射される
レーザ光はH方向用ミラー16で反射され、さらにV方
向用ミラー17により反射され、路面に対して図2の
に示すごとく路面上をH方向に走査しながら照射する。
つまり、レーザ光源11から発生されたレーザ光は、H
方向用走査装置14によって所定の角度範囲θHで往復
回動されるH方向用ミラー16により角度θHの2倍の
走査光となって路面を照射する。
【0029】そして、レーザ光がH方向の他端に達した
とき、投光制御処理部18は、レーザ光源11をオフと
する光源制御信号CON−LAを送出した後(S5)、
前記カウンタに+1をインクリメントし(S6)、i・
ΔθVがθVに達したか否かを判断する(S7)。この
判断によって未だθVに達していない場合、投光制御処
理部18は、H方向用走査装置14に逆回動のための走
査制御信号RD−Hを送出し、H方向用ミラー16を最
初の状態に戻す一方、V方向用走査装置15に対して単
位角度ΔθVだけ回動させるための走査制御信号RD−
Vを送出し、V方向用ミラー17を単位角度ΔθVだけ
回動させる(S8)。つまり、図2のに示す処理を行
い、次のレーザ光の走査位置に設定される。なお、図示
の処理時、レーザ光源11をオフとしたが、オンを継
続させた状態で次のレーザ光の走査位置に設定してもよ
い。
【0030】引き続き、投光制御処理部18は、前述と
同様な処理,つまり図示→→→…の処理を繰り返
しながらレーザ光源11から発生するレーザ光を走査す
ることにより、所定の路面監視エリア4にわたって照射
する。そして、ステップS7において、i・ΔθVがV
方向の所定の角度範囲θVに達したとき、角度θH,θ
Vに関し逆回動となるように設定し(S9)、ステップ
S2に戻って同様の処理を繰り返す。よって、V方向用
走査装置15によって所定の角度範囲θVで往復回動さ
れるV方向用ミラー17により角度θVの2倍の走査光
となって路面を照射する。
【0031】従って、以上のごとき投光制御処理部18
は、レーザ光源11へのオン/オフ制御信号および走査
装置14,15の走査制御信号とを所定のタイミングで
同期をとりながらレーザ光源11のレーザ光を投光走査
すれば、レーザ光源11からのレーザ光は所定の2次元
路面監視エリア4にわたって照射でき、当該路面監視エ
リア4から反射する監視画像を出力させることができ
る。
【0032】なお、レーザ光による図2に示す路面監視
エリア4のH方向とV方向の各幅は、各走査装置14,
15の往復回動角度の他、レーザ光源1と監視路面との
間の距離によって決定し、またV方向の各走査光間の距
離(ととの間の距離)も、単位角度ΔθVの他、レ
ーザ光源1と監視路面との間の距離によって決定する。
また、レーザ光の波長は例えば人間の目に感応しない波
長であって、なおかつ、そのレーザ光強度は人間に損傷
を与えない強度のものを用いるものとする。
【0033】いずれにせよ、以上のごとき投光装置5の
光源として、レーザ光源11を用いることにより、ラン
プを光源とする街灯と比較し、その光源の寿命を改善で
き、保守点検の手間及び費用を大きく削減できる。
【0034】(2) 路面状態監視装置の全体動作につ
いて。
【0035】以上のようにして投光装置5が路面に向け
て所定の路面監視エリア4にわたってレーザ光を投光走
査したとき、その走査光によって路面から当該路面状態
に応じた画像が反射されるので、撮像カメラ6はその路
面から反射される画像を監視画像として順次撮像する。
【0036】このとき、画像処理装置7においては、所
定の周期ごとに撮像カメラ6に撮像される監視画像を取
り込んで所定の画像処理を実行する。具体的には、撮像
カメラ6に撮像される監視画像をA/D変換部21で取
り込んでデジタル画像データに変換した後、平均化処理
部22に送出する。この平均化処理部22は、レーザ光
が降雨,降雪または路面から舞い上がる粉塵に当たり、
それらからの反射光が直接路面から反射されてくる監視
画像のノイズとなるので、デジタル変換される監視画像
を複数回加算し平均化することにより、降雨,降雪によ
るランダムな反射光ノイズを低減し、路面からの本来の
監視画像を取り出し、比較判定部26に送出する。
【0037】この比較判定部26は、路面の状態を判定
する路面状態判定手段および路面を走行する車両の単位
時間(時・分を含む)当たりの走行車両数を判定する車
両判定手段からなっている。
【0038】(a) 路面状態判定手段における路面状
態判定動作について。
【0039】比較判定部26の路面状態判定手段におい
ては、平均化処理されたデジタル監視画像データを受け
取ると、当該監視画像データと路面判定用画像データ記
憶部23の路面判定用画像データとを比較し、監視画像
データがこれら路面判定用画像データの中の路面基準画
像データとパターン的に類似するとき、何ら障害のない
通常の路面状態と判定し、路面状態情報記憶部25から
路面状態に応じた路面状態情報を取り込んで出力し、表
示板9や道路管理センター等に伝送し、表示板9に正常
な路面状態である旨を文字表示し、また道路管理センタ
ー等の表示装置に表示する。なお、路面状態が正常であ
る場合、必ずしも路面状態を表示する必要がない。
【0040】ところで、路面監視エリア4に障害物10
が存在する場合、路面上のイメージージとしては図4に
示す状態となっている。通常、平坦な路面にレーザ光を
走査したとき、直線の走査光31となるのが一般的であ
るが、路面に障害物10が存在する場合には当該障害物
10に懸かる走査光は屈曲し、また路面に描かれた走査
光とは位置のずれたものとなる。そこで、以上のような
走査レーザ光による反射画像をレーザ光の波長に感度を
有する撮像カメラ6で撮像すると、太陽光などの外光に
よる路面からの反射光の影響を受けることなく、また夜
間においても均一の明るさの走査光を撮影することによ
り、図5に示すような監視画像データが得られる。
【0041】よって、比較判定部26の路面状態判定手
段では、その監視画像データと路面障害画像データとを
比較し、監視画像データが障害物のパターンに相当する
路面障害画像データに類似するとき、路面に障害物が存
在すると判定し、路面状態情報記憶部25から障害物の
路面状態に応じた障害物が路面に存在する旨の路面状態
情報を取り込んで出力し、表示板9や道路管理センター
等の表示装置に路面監視エリア場所と障害物有りの文字
を表示する。
【0042】また、路面監視エリア4内の路面が陥没し
ている場合、撮像カメラ6から図6に示すような走査光
の反射画像である直線に連なって曲状に窪んだ監視画像
データ32となっているので、比較判定部26の路面状
態判定手段では、その監視画像データが路面陥没パター
ンに相当する路面障害画像データに類似するとき、路面
陥没と判定し、路面状態情報記憶部25から路面陥没に
応じた路面状態情報を取り込んで出力し、表示板9や道
路管理センター等に路面監視エリア場所と路面陥没の文
字を表示する。
【0043】さらに、路面監視エリア4内の路面が凹凸
状態となっている場合、撮像カメラ6から図7に示すよ
うな走査光の反射画像である直線に連なって波状の監視
画像データ33となっているので、比較判定部26の路
面状態判定手段では、その監視画像データが凹凸路面パ
ターンに相当する路面障害画像データと類似するとき、
路面凹凸と判定し、路面状態情報記憶部25から路面凹
凸に応じた路面状態情報を取り込んで出力し、表示板9
や道路管理センター等に路面監視エリア場所と路面凹凸
の文字を表示する。
【0044】さらに、路面凍結時、図7に示すように、
路面乾燥時、かつ、路面非障害時の路面判定用画像デー
タの中の路面基準画像データ(イ)とは例えばΔtだけ
ずれた状態で平行な反射画像が撮像カメラ6で撮像され
る。従って、比較判定部26の路面状態判定手段では、
その監視画像データが路面基準画像データ(イ)と等間
隔、かつ、平行にずれているとき、路面凍結と判定し、
路面状態情報記憶部25から路面凍結に応じた路面状態
情報を取り込んで出力し、表示板9や道路管理センター
等に路面監視エリア場所と路面凍結の文字を表示する。
【0045】さらに、比較判定部26の路面状態判定手
段では、撮像カメラ6からの監視画像データを平均化処
理部22を介することなく取り込み、この監視画像デー
タがランダムに分散する降雨・降雪等のパターンに相当
する路面障害画像データと類似するとき、降雨または降
雪と判定し、路面状態情報記憶部25から降雨又は降雪
に応じた路面状態情報を取り込んで出力し、表示板9や
道路管理センター等に路面監視エリア場所と降雨(又は
降雪)状態にある旨の文字を表示する。
【0046】なお、図8は路面状態情報の表示例の一例
を示す図である。
【0047】(b) 車両判定手段における車両判定動
作について。
【0048】比較判定部26の車両判定手段は、路面状
態判定手段による一連の判定処理の延長上で実施され
る。一般に、路面監視エリア4内を車両が走行すると
き、一種の障害物の範囲に属するが、車両程度の大きさ
の障害物は存在しない。また、路面監視エリア4内を走
行する車両に対してレーザ光を走査したとき、図9に示
すように一般的な障害物と異なる車両34に応じた監視
画像データを撮像することができる。
【0049】この監視画像データから明らかなように立
上り距離Hおよび同じ距離Hをもつ平行反射光線数が車
両の小型,中型、大型によって異なる。従って、予め車
両用データベース24に小型,中型、大型の車種別画像
データを記憶することにより、前記車両判定手段は、監
視画像データが正常な路面でなく、かつ、路面障害画像
データのいずれにも属していないとき、走行車両と判断
しトータルカウンタに+1をインクリメントし、また監
視画像データが小型,中型、大型の車種別画像データの
何れかに類似するとき、その類似する車種別カウンタに
該当車種の通過台数を+1インクリメントする。
【0050】その結果、単位時間当たりの車種別通過車
両の通過車両数を把握でき、またトータルカウンタのカ
ウント値から総通過車両数を容易に把握でき、表示板9
や道路管理センター等に路面監視エリア場所と通過車両
数情報を表示できる。
【0051】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、投光装置5の光源として、単一波長のレーザ光を発
生するレーザ光源11を用いることにより、種々の気象
条件や環境条件に左右されずに路面に的確にレーザ光を
照射でき、しかも当該レーザ光による路面の反射画像を
撮像するので、従来のように温度に依存することなく、
昼夜に影響されずに精細な監視画像を撮像できる。
【0052】また、所定の路面監視エリア4にわたって
レーザ光を走査するに際し、レーザ光源11から発生す
るレーザ光が入射するH方向ミラー16を走査装置14
で所定の角度範囲θHで往復回動させつつ反射し、また
H方向ミラー16から反射され入射するV方向ミラー1
7を走査装置15にて所定の角度範囲θVで往復回動さ
せつつ反射し、路面に投光走査するので、それぞれ少な
い回動角度で大きな路面監視エリア4にわたって投光走
査することができる。
【0053】また、予め路面基準画像データや路面障害
画像データを格納し、撮像カメラ6から取り込む監視画
像データと路面基準画像データや路面障害画像データと
を比較し、これら路面基準画像データや路面障害画像デ
ータに類似するものがあれば、その路面障害画像データ
に応じて路面状態を判定するので、単なる路面障害物だ
けでなく、路面の陥没状態、凹凸状態、凍結状態等を判
定でき、更に加えて降雨・降雪状態をも的確に判定でき
る。
【0054】さらに、路面状態に応じた路面状態を表す
文字列の路面状態情報を伝送するので、一般的な画像を
監視するものとし比較し、路面の状態を即座を知ること
ができる。
【0055】さらに、判定結果の路面状態情報を前記路
面監視エリアから所要とする距離離れた下流側の車線脇
に設置する表示板に表示することにより、走行車両の運
転者が時々刻々変化する路面状態を迅速に知ることが可
能となり、車両事故を未然に回避することができる。
【0056】さらに、予め車種別画像データを記憶して
おけば、撮像カメラ6の監視画像による路面状態の判定
の一連の処理の流れの中で車種別を判定でき、該当路面
を通過する車種別通過車両数の他、総通過車両数を確実
に監視でき、前記表示板の他、道路管理センターその他
の機関に交通量を送信することができる。
【0057】なお、上記実施の形態では、レーザ光を用
いたが、単一波長の光であれば、レーザ光に限らない。
また、投光装置5は、走査装置14,15で回動される
ミラー16,17を用いてレーザ光を走査したが、レー
ザ光源11自体を首振りおよび水平走査する機構を用い
た場合でも同様にレーザ光を走査できる。
【0058】また、本願発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。また、各実施の形態は可能な限り組
み合わせて実施することが可能であり、その場合には組
み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の
形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、
開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種
々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解
決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの
構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合に
は、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が
周知慣用技術で適宜補われるものである。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、路
面の状態を自動的に判定し表示板に文字列による路面状
態情報を表示するので、運転者等に時々刻々路面状態情
報を知らせることができ、路面状態の変化による事故を
未然に回避できる。
【0060】また、本発明は、路面状態の判定処理流れ
の中で路上を走行する車種別走行車両数や総走行車両数
を容易に検知でき、走行中の運転者を始め、道路管理セ
ンターその他の機関に交通量を即座に報知できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る路面状態監視装置の一実施形態
を示す構成図。
【図2】 図1の投光装置の一具体例を示す構成図。
【図3】 投光装置の動作を説明するフロー図。
【図4】 路面に障害物が存在したときのレーザ光によ
る走査状態を説明する図。
【図5】 図4に示すレーザ光走査によって撮像される
撮像カメラの監視画像例を示す図。
【図6】 路面が陥没状態にあるときに撮像される撮像
カメラの監視画像例を示す図。
【図7】 路面の凹凸状態および路面凍結状態時に撮像
される撮像カメラの監視画像例を示す図。
【図8】 道路に設置される表示板に路面状態情報を表
示したときのイメージ図。
【図9】 路面監視エリアを通過する車両に対してレー
ザ光を走査したときのイメージ図。
【図10】 従来の路面状態監視装置の構成図。
【符号の説明】
1…道路 2…支柱 4…路面監視エリア 5…投光装置 6…撮像カメラ 9…表示板 10…障害物 11…レーザ光源 14,15…走査装置 16,17…ミラー 18…投光制御処理部 22…平均化処理部 23…路面判定用画像データ記憶部 24…車両用データベース 25…路面状態情報記憶部 26…比較判定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D053 AA32 AB01 2F065 AA49 AA61 CC11 CC40 FF04 GG06 GG22 LL15 MM16 NN02 QQ03 QQ21 QQ24 QQ31 QQ34 QQ51 RR09 UU01 UU05 2G065 AB04 AB09 AB22 BA05 BB49 BC11 BC13 BC14 BC28 BC33 BC35 CA05 CA11 DA15 DA20

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路面に向けて所定の路面監視エリアにわ
    たって光を走査する投光手段と、 この投光手段からの走査光によって路面から反射されて
    くる監視画像を撮像する撮像手段と、 路面判定用画像データを記憶する路面判定用画像データ
    記憶手段と、 前記撮像手段によって撮像される監視画像データと前記
    路面判定用画像データとを比較し、その判定結果に応じ
    た路面状態情報を出力する路面状態判定手段と、 この路面状態判定手段から出力される路面状態情報を報
    知する報知手段とを備えたことを特徴とする路面状態監
    視装置。
  2. 【請求項2】 路面に向けて所定の路面監視エリアにわ
    たって光を走査する投光手段と、 この投光手段の走査光によって路面から反射される監視
    画像を撮像する撮像手段と、 車種別の車両判定用画像データを記憶する車両判定用画
    像データ記憶手段と、 前記撮像手段によって撮像される監視画像データと前記
    車両判定用画像データとを比較し、単位時間当たりの車
    種別走行車両数および全走行車両数の何れか一方又は両
    方の情報を出力する車両判定手段と、 この車両判定手段から出力される単位時間当たりの走行
    車両数情報を報知する報知手段とを備えたことを特徴と
    する路面状態監視装置。
  3. 【請求項3】 前記投光手段は、単一波長のレーザ光を
    発生するレーザ光源と、このレーザ光源から発生するレ
    ーザ光を反射する第1のミラーおよびこの第1のミラー
    で反射され入射されるレーザ光を反射させて前記路面に
    投光する第2のミラーと、これらミラーを所定の角度範
    囲で回動する第1および第2の走査装置と、前記レーザ
    光源へのオン/オフ制御信号および前記第1,第2の走
    査装置への走査制御信号を所定のタイミングで供給する
    投光制御処理部とを設けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の路面状態監視装置。
  4. 【請求項4】 前記撮像手段は、レーザ光の波長に感度
    をもつ撮像カメラであることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の路面状態監視装置。
  5. 【請求項5】 前記路面判定用画像データ記憶手段に記
    憶される路面判定用画像データとしては、路面乾燥状態
    における路面非障害時に前記投光手段から投光される光
    の走査によって路面から反射される路面基準画像データ
    および種々の路面障害時に前記投光手段から投光される
    光の走査によって路面又は当該路面に至る空中から反射
    される路面凍結,障害物,陥没,降雨・降雪の何れか1
    つ以上の路面障害画像データであることを特徴とする請
    求項1に記載の路面状態監視装置。
  6. 【請求項6】 前記路面状態判定手段は、前記監視画像
    が前記路面基準画像データと平行にずれ、かつ、路面凍
    結の路面障害画像データに類似するとき路面凍結と判定
    し、また前記監視画像が前記障害物,陥没,降雨・降雪
    の何れか1つの路面障害画像データに類似するとき前記
    路面がその類似する前記障害物,陥没,降雨・降雪の何
    れか1つの障害であると判定することを特徴とする請求
    項1又は請求項5に記載の路面状態監視装置。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は、前記路面監視エリアか
    ら所要とする距離離れた下流側の車線脇に設置され、前
    記判定手段から送られてくる路面状態情報や走行車両数
    を表示する表示板であることを特徴とする請求項1又は
    請求項2に記載の路面状態監視装置。
  8. 【請求項8】 前記報知手段は、前記判定手段から送ら
    れてくる路面状態情報や走行車両数を表示する道路管理
    センターその他の所要とする機関に設置される表示装置
    であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    路面状態監視装置。
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