JP2002039262A - 振動衝撃吸収装置 - Google Patents

振動衝撃吸収装置

Info

Publication number
JP2002039262A
JP2002039262A JP2000229542A JP2000229542A JP2002039262A JP 2002039262 A JP2002039262 A JP 2002039262A JP 2000229542 A JP2000229542 A JP 2000229542A JP 2000229542 A JP2000229542 A JP 2000229542A JP 2002039262 A JP2002039262 A JP 2002039262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
shock absorbing
air chamber
orifice passage
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000229542A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Fujisawa
一裕 藤澤
Katsuyuki Tanaka
克往 田中
Akitaka Kimura
昭孝 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2000229542A priority Critical patent/JP2002039262A/ja
Publication of JP2002039262A publication Critical patent/JP2002039262A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】所要の振動吸収性能と衝撃吸収性能との両方を
兼備した振動衝撃吸収装置の提供 【解決手段】本発明の振動衝撃吸収装置2は、硬度55
のポリノルボルネンからなる粘弾性体3に、上下に貫通
した3つの空気室4を形成し、各空気室4に外部に連通
するオリフィス通路5を形成するとともに、粘弾性体3
の上下両面に両面テープ6,7を貼りつけて各空気室4
の上下両側を密閉したものである。この振動衝撃吸収装
置2は、硬度の高いポリノルボルネンで作成した定形の
粘弾性体3により機器自体の振動を吸収することがで
き、また、空気室4を備えた粘弾性体3の弾性力により
衝撃力を低減させることができる。また、衝撃を受けた
際にオリフィス通路5を流通する空気の流通抵抗によ
り、衝撃力をさらに低減させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、精密機器における
耐振動性と耐衝撃性を向上させる振動衝撃吸収装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ハードディスクドライブは、磁
気ヘッドが記録媒体から数十nmという小さな隙間で浮上
し、数μm程度の情報トラックに追従して、記録媒体に
記録されているデータを記録再生する。つまり、磁気ヘ
ッドと記録媒体との相対運動によって、データを記録再
生している。この為、ハードディスクドライブは、振動
及び衝撃に弱く、振動及び衝撃によって、データを記録
媒体に記録することができなくなったり、記録媒体に記
録されているデータを再生することができなくなったり
する。具体的には、振動及び衝撃により磁気ヘッドが記
録媒体に傷を付け、傷が付いた部分に記録されているデ
ータを再生することができなくなったり、磁気ヘッドが
破壊されてしまうことがある。
【0003】上記のようにハードディスクドライブは、
信頼性を確保するため、耐振動性及び耐衝撃性を向上さ
せることが求められており、耐振動性及び耐衝撃性を向
上させるため振動衝撃吸収装置で支持している。
【0004】振動衝撃吸収装置としては、特開平9−2
04766号に記載されるように、ばね定数の異なる2
種の材料からなるばね材を設けて振動と衝撃を分担する
方法や、特開平9−329188号公報に記載されるよ
うに、複雑な形状のゴム部材又はばね部材を組合せた構
造等が知られているがいずれも耐振動性又は耐衝撃性の
機能のいずれか一方に偏り、両方の要請に十分答えるも
のとなっていない。
【0005】また、弾性材料であるゴム部材について
は、硬度が高いものは振動吸収性能が良いが衝撃吸収性
能が悪い、これに対して、硬度の低いものは衝撃吸収性
能が良いが振動吸収性能が悪いことが知られている。
【0006】従来、衝撃吸収性能を良くするため、硬度
がJISAの規格で25以下のエーテル系ウレタンエラスト
マーのソルボセインや低硬度ウレタンなどが衝撃吸収材
として用いられていた。しかし、ハードディスクドライ
ブ等の精密機器にはモーター等の駆動部があるため、低
硬度の材料で支持すると機器自体が振動するという問題
があった。
【0007】即ち、硬度の高い材料では衝撃吸収性能が
低下し、硬度の低い材料では振動吸収性能が低下するた
め、衝撃吸収性能と機器自体の防振性能を両立させるこ
とが非常に困難であった。このため従来は、衝撃吸収性
能を良くすることを主目的にして低硬度の材料を用い、
機器の防振性能をある程度犠牲にしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが最近、ハード
ディスクドライブやコンパクトディスクの容量の増大に
伴い、高密度化の一途をたどっており、機器自体の僅か
な振動でも読み取りエラー等の誤動作を引き起こすとい
う問題があり、また、顕微鏡や三次元測定器においても
高解像度化が進んでおり、衝撃を吸収するとともに、機
器自体の振動を吸収することが必須になってきた。
【0009】本発明は、上記問題を鑑み、所要の振動吸
収性能と衝撃吸収性能との両方を兼備した振動衝撃吸収
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の振動衝撃吸収装
置は、振動を吸収し得る硬度を備えた定形の粘弾性体の
内部に空気を収容した空気室を備えたことを特徴とす
る。即ち、高い硬度を備えた粘弾性体からなるので所要
の振動吸収性能を備えるとともに、空気室を備えている
ので高い硬度の粘弾性体が所要の衝撃吸収性能を備えて
いる。
【0011】前記粘弾性体の硬度は、JISAの規格で25
〜75であることが望ましい。
【0012】また、前記空気室と外部空間との間、又
は、1の空気室と他の空気室の間に空気が流通するオリ
フィス通路を備えていることが望ましく、これにより、
振動吸収性能を維持しつつ衝撃吸収性能を向上させるこ
とができる。
【0013】また、前記オリフィス通路の最も狭い箇所
の直径に対して、オリフィス通路の長さが2倍以上であ
ることが望ましい。
【0014】また、前記粘弾性体はポリノルボルネンか
らなることが望ましい。
【0015】また、前記粘弾性体の損失正接(tan
δ)は0.2以上であることが望ましい。
【0016】また、所定形状に成形した前記粘弾性体に
前記空気室を構成する穴を形成し、前記穴の開口部を気
体不透過性材料で閉塞したものでも良い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
振動衝撃吸収装置をハードディスクドライブの支持装置
に適用したものを説明する。
【0018】図1に示すように、振動衝撃吸収装置2
は、長さ100mm、幅70mm、高さ9.5mm、重
さ98gの2.5インチのハードディスクドライブ1の
四隅に各1つずつ配設され、ハードディスクドライブ1
を均等に支持している。
【0019】各振動衝撃吸収装置2は、図2に示すよう
に、長さ20mm、幅5mm、高さ2.5mmの直方体
の粘弾性体3に、上下に貫通した3つの空気室4を形成
し、各空気室4に外部に連通するオリフィス通路5を形
成するとともに、粘弾性体3の上下両面に気体不透過性
材料からなる両面テープ6,7を貼りつけて各空気室4
の上下両側を密閉したものである。
【0020】詳しくは、粘弾性体3は、硬度55(な
お、本明細書において硬度はJISA規格によるものであ
る。)のポリノルボルネン(日本ゼオン製)で作成した
ものである。このポリノルボルネンは、硬度が55であ
るから、従来のソルボセインよりも硬く、所要の振動吸
収性能を備えている。
【0021】空気室4は直径3mmで、オリフィス通路
5は直径0.1mm、長さ1.0mmであり、それぞれ
粘弾性体3を加硫成形した後でレーザ加工機により形成
したものである。
【0022】振動衝撃吸収装置2は、図2に示すよう
に、上面の両面テープ6をハードディスクドライブ1の
下面に接着し、下面の両面テープ7を床面に接着して、
ハードディスクドライブ1の4角を均一に支持してい
る。
【0023】この振動衝撃吸収装置2は、粘弾性体3が
硬度の高いポリノルボルネンで作成しているので、機器
自体の振動を吸収することができる。そして、衝撃に対
しては、空気室4を備えた粘弾性体3の弾力性により衝
撃力を低減させることができる。また、衝撃を受けた際
にオリフィス通路5を流通する空気の流通抵抗により、
衝撃力をさらに低減させることができる。なお、空気室
4を設けることのみにより所要の衝撃吸収効果を確保す
ることが可能であって、オリフィス通路5は衝撃吸収効
果を更に向上させるために付随的な構成である。
【0024】以下、この振動衝撃吸収装置2の粘弾性体
3の材料特性による効果、空気室4を設けた効果、及
び、オリフィス通路5を設けた効果を確認するために行
なった衝撃試験と振動試験を説明する。
【0025】衝撃試験は、図3に示すように、床51の
上に試験サンプル52を置き、その上にロードセル53
を置いて、直径63mm、重さ1047gの鉄球54
を、ロードセル53からの高さ100mmの位置から落
下させ、その時の衝撃力をロードセル53からアンプ5
5を通して計測し、パーソナルコンピュータ56に記録
した。
【0026】振動試験は、図4に示すように、鉄製のフ
レーム61と加振機62との間に試験サンプル63を設
置し、周波数70Hzの一定加振力で試験サンプル63に
振動を与え、加振機62側に取付けた加速度センサ64
からアンプ65を通して、FFT66により振動加速度
を記録した。
【0027】図5と図6は、A〜Fの各試験サンプルの
衝撃試験の衝撃力と、振動試験の加速度の測定結果を示
したものである。
【0028】試験サンプルAは、図7に示すように長さ
20mm、幅5mm、高さ2.5mmの単なる直方体の
もので、硬度25以下のソルボセインを用いて製造した
従来のタイプのものである。この試験サンプルAは、図
5に示すように、衝撃力が384.3(N)であり、加速度が
7.90(m/s2)であった。以下、この値を各試験サンプル
の評価の基準とする。
【0029】試験サンプルBは、試験サンプルAと同形
状の単なる直方体のもので、硬度55のポリノルボルネ
ンを用いて製造したものである。この試験サンプルB
は、衝撃力が422.7(N)であり、加速度が3.16(m/s2
であった。このことから、材料を硬度25以下のソルボ
セインから硬度55のポリノルボルネンにすることによ
り、加速度が半分以下に低減して振動吸収性能が良くな
るが、衝撃力が増加して衝撃吸収性能が低下することが
解った。
【0030】以下の試験サンプルC〜Fは、本発明の実
施品である。
【0031】試験サンプルCは、図8に示すように、長
さ20mm、幅5mm、高さ2.5mmの直方体のもの
に直径dが3mmの空気室11を長さ方向に4つ形成
し、上下両面に両面テープ13,14を貼り付けて空気
室11の上下両側を密閉したもので、硬度55のポリノ
ルボルネンを用いて製造したものである。この試験サン
プルCは、衝撃力が365.0(N)であり、加速度が3.95
(m/s2)であった。このことから、材料を硬度20のソ
ルボセインから硬度55のポリノルボルネンにし、空気
室11を形成することによって、加速度が半分程度に低
減して振動吸収性能が良くなるとともに、衝撃力も低下
して衝撃吸収性能が良くなることが解った。
【0032】試験サンプルDは、図9に示すように、試
験サンプルCの各空気室11に直径0.1mmのオリフ
ィス通路12を形成したものである。この試験サンプル
Dは、衝撃力が338.2(N)であり、加速度が3.96(m/
s2)であった。試験サンプルCの結果と比較すると、加
速度がほとんど変らず衝撃力が低下しており、オリフィ
ス通路12を形成することにより、振動吸収性能を維持
しつつ、衝撃吸収性能がさらに良くなることが解った。
【0033】試験サンプルEは、試験サンプルCと同形
状のものを硬度40のポリノルボルネンを用いて製造し
たものである。この試験サンプルEは、衝撃力が307.4
(N)であり、加速度が5.53(m/s2)であった。試験サ
ンプルCの結果と比較すると、材料を硬度55のポリノ
ルボルネンから硬度40のポリノルボルネンにすること
によって、衝撃力が低下して衝撃吸収性能が良くなる
が、加速度は増加しており振動吸収性能が低下すること
が解った。
【0034】試験サンプルFは、試験サンプルDと同形
状のものを硬度40のポリノルボルネンを用いて製造し
たものである。この試験サンプルFは、衝撃力が280.5
(N)であり、加速度が5.54(m/s2)であった。試験サ
ンプルEの結果と比較すると、オリフィス通路12を形
成することにより、加速度がほとんど変らず振動吸収性
能を維持した状態で、衝撃力が低下しており衝撃吸収性
能がさらに良くなることが解った。
【0035】上記の試験の結果、図6に示すように、本
発明の実施品である試験サンプルC〜Fは、従来品の試
験サンプルAよりも、振動試験による加速度、及び、衝
撃試験による衝撃力の値が共に低くなり、振動吸収性
能、衝撃吸収性能が共に良くなることが解った。
【0036】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではな
い。
【0037】例えば、本発明の粘弾性体としては、ポリ
ノルボルネンの他、所定の硬度を備えたソルボセイン,
NR,SBR,BR,IR,NBR,CR,IIR,E
PDM,ウレタン等を用いることができる。また、硬度
が低すぎると振動吸収性能が悪くなり逆に硬度が高すぎ
ると衝撃吸収性能が悪くなるため粘弾性体の硬度は25
〜75であるものが好ましい。さらに、損失正接(ta
nδ)が0.2以上の高減衰な粘弾性体を用いることが
好ましい。
【0038】また、上記の実施例ではハードディスクの
支持装置としての形態を例示したが、適用する機器の形
状に応じて振動衝撃吸収装置の形状を変更することが可
能である。
【0039】具体的には、図10に示すように、円柱形
状の粘弾性体21の真ん中に空気室22と、空気室22
の内部を外部を連通するオリフィス通路23を形成し、
粘弾性体21の上面と下面に両面テープ24,25を貼
りつけて、空気室22の上下両側を密閉したものでもよ
い。また、図11に示すように、円柱形状の粘弾性体3
1に円柱形状の4つの空気室32を均等に形成し、各空
気室32に粘弾性体31の外側面に開口するオリフィス
通路33を形成し、粘弾性体31の上面と下面に両面テ
ープ34,35を貼りつけて、空気室32の上下両側を
密閉したものでもよい。また、図12に示すように、正
方形の断面形状を有する直方体の粘弾性体41に円柱形
状の4つの空気室42を均等に形成し、各空気室42に
粘弾性体41の外側面に開口するオリフィス通路33を
形成し、粘弾性体41の上面と下面に両面テープ44,
45を貼りつけて、空気室42の上下両側を密閉したも
のでもよい。
【0040】また、オリフィス通路は、図2に示すよう
に、オリフィス通路の最も狭い箇所の直径Dと、オリフ
ィス通路の長さLの比(L/D)が少なくとも2以上と
するのがよく、好ましくは5以上であることが好まし
い。
【0041】この理由は、装置に衝撃力が加わった際
に、空気室からオリフィス通路を通過して外部空間に排
出される空気に、オリフィス通路内で流体抵抗が生じる
ことにより、衝撃吸収性能が向上すると考えられるから
である。
【0042】即ち、衝撃吸収性能を向上させるために
は、オリフィス通路における流体抵抗を大きくすること
が好適である。流体抵抗を大きくするためには、オリフ
ィス通路の直径が同じである場合、オリフィス通路が長
い方が有利である。また、オリフィス通路の長さが同じ
である場合、オリフィス通路の直径が小さい方が流体抵
抗が大きくなる。このため、流体抵抗を大きくするため
(即ち、衝撃吸収性能を向上させるため)のオリフィス
通路の寸法パラメータとしては、上記のL/Dの値を検
討するのが妥当であり、L/Dの値は少なくとも2以上
とするのがよく、より好適には5以上であることが好ま
しい。例えば、図2に示す実施の形態では、オリフィス
通路5の長さLが1.0mmであり、直径Dが0.1m
mであるから、L/Dは10となっている。
【0043】また、オリフィス通路は、粘弾性体内に形
成した複数の空気室の間を連通する通路として設けても
良い。
【0044】
【発明の効果】本発明の振動衝撃吸収装置は、振動を吸
収し得る硬度を備えた定形の粘弾性体の内部に空気を収
容した空気室を備えているので、硬度の高い粘弾性体に
より所要の振動吸収性能を備えるとともに、空気室の弾
力性により所要の衝撃吸収性能を備えている。
【0045】前記粘弾性体の硬度は、低すぎると振動吸
収性能が悪くなり、高すぎると衝撃吸収性能が悪くなる
ので、JISAの規格で25〜75であることが望ましい。
【0046】また、前記空気室と外部空間との間、又
は、1の空気室と他の空気室の間に空気が流通するオリ
フィス通路を備えたものは、衝撃を受けた際にオリフィ
ス通路を通過する空気に流体抵抗が生じるので、振動吸
収性能を維持しつつ衝撃吸収性能を向上させることがで
きる。
【0047】また、前記オリフィス通路の最も狭い箇所
の直径に対して、オリフィス通路の長さが2倍以上にす
ることにより、オリフィス通路を設けることによる衝撃
吸収性能の向上が顕著となる。
【0048】また、前記粘弾性体は、所定の硬度が得ら
れるポリノルボルネンからなることが望ましい。
【0049】また、前記粘弾性体の損失正接(tan
δ)は0.2以上であることが望ましい。
【0050】また、所定形状に成形した前記粘弾性体に
前記空気室を構成する穴を形成し、前記穴の開口部を気
体不透過性材料で閉塞することにより、製造が簡易なも
のとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る振動衝撃吸収装置
により支持されたハードディスクドライブを示す斜視
図。
【図2】 本発明の一実施形態に係る振動衝撃吸収装置
の斜視図。
【図3】 衝撃試験の概念図。
【図4】 振動試験の概念図。
【図5】 衝撃・振動試験における試験結果を示す図。
【図6】 衝撃・振動試験における試験結果を示す散点
図。
【図7】 衝撃・振動試験における試験サンプルAの斜
視図。
【図8】 衝撃・振動試験における試験サンプルCの斜
視図。
【図9】 衝撃・振動試験における試験サンプルDの斜
視図。
【図10】 本発明の他の実施形態に係る振動衝撃吸収
装置の斜視図。
【図11】 本発明の他の実施形態に係る振動衝撃吸収
装置の斜視図。
【図12】 本発明の他の実施形態に係る振動衝撃吸収
装置の斜視図。
【符号の説明】
1 ハードディスクドライブ 2 振動衝撃吸収装置 3 粘弾性体 4 空気室 5 オリフィス通路 6,7 両面テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 昭孝 兵庫県神戸市中央区脇浜町3丁目6番9号 住友ゴム工業株式会社 Fターム(参考) 3J048 AA02 BA02 BD04 BE02 DA03 EA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動を吸収し得る硬度を備えた定形の粘弾
    性体の内部に空気を収容した空気室を備えたことを特徴
    とする振動衝撃吸収装置。
  2. 【請求項2】前記粘弾性体の硬度がJISAの規格で25〜
    75であることを特徴とする請求項1記載の振動衝撃吸
    収装置。
  3. 【請求項3】前記空気室と外部空間との間、又は、1の
    空気室と他の空気室との間で空気を流通させるオリフィ
    ス通路を備えていることを特徴とする請求項1記載の振
    動衝撃吸収装置。
  4. 【請求項4】前記オリフィス通路の最も狭い箇所の直径
    に対して、オリフィス通路の長さが2倍以上であること
    を特徴とする請求項4記載の振動衝撃吸収装置。
  5. 【請求項5】前記粘弾性体がポリノルボルネンからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の振動衝撃吸収装置。
  6. 【請求項6】前記粘弾性体の損失正接(tanδ)が
    0.2以上であることを特徴とする請求項1記載の振動
    衝撃吸収装置。
  7. 【請求項7】所定形状に成形した前記粘弾性体に前記空
    気室を構成する穴を形成し、前記穴の開口部を気体不透
    過性材料で閉塞したことを特徴とする請求項1記載の振
    動衝撃吸収装置。
JP2000229542A 2000-07-28 2000-07-28 振動衝撃吸収装置 Withdrawn JP2002039262A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000229542A JP2002039262A (ja) 2000-07-28 2000-07-28 振動衝撃吸収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000229542A JP2002039262A (ja) 2000-07-28 2000-07-28 振動衝撃吸収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002039262A true JP2002039262A (ja) 2002-02-06

Family

ID=18722641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000229542A Withdrawn JP2002039262A (ja) 2000-07-28 2000-07-28 振動衝撃吸収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002039262A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100373497C (zh) * 2004-01-19 2008-03-05 株式会社东芝 磁盘装置
JP2008282505A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Lenovo Singapore Pte Ltd 磁気ディスク装置の緩衝部材、衝撃緩衝方法、および電子機器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100373497C (zh) * 2004-01-19 2008-03-05 株式会社东芝 磁盘装置
JP2008282505A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Lenovo Singapore Pte Ltd 磁気ディスク装置の緩衝部材、衝撃緩衝方法、および電子機器
JP4558760B2 (ja) * 2007-05-14 2010-10-06 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 磁気ディスク装置の緩衝部材、衝撃緩衝方法、および電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2718665B2 (ja) フアイル記憶装置
US5598306A (en) Damping post for reducing acoustic noise in a disk drive
EP1615224B1 (en) Hard disk drive having disk damper and disk protector
US6608732B2 (en) Damper for disc drive voice coil motor
US6556383B2 (en) Disc drive anti-shock suspension cushions
US20020012184A1 (en) Passive damping method and circuit for data storage device actuator
KR20010095211A (ko) 헤드 짐발 조립체 및 헤드 액튜에이션 조립체의 진동 감소방법
US6091574A (en) Stiffening arm mass damper for a disc drive
US7395931B2 (en) Protective device for reducing the impact of physical shock
US8148791B1 (en) Head gimbal assembly apparatus having an actuator mounted on a mounting plate comprising a ceramic sub-plate formed on a stainless steel mounting plate
US6510027B1 (en) Disc head slider having highly damped bearing with multiple pressure gradiant-generating pads
US20010028527A1 (en) Noise and vibration damping device of rotation driving apparatus
JP2002039262A (ja) 振動衝撃吸収装置
KR100455258B1 (ko) 부상헤드를 이용한 디스크장치를 위한 센서시스템 및 플라잉하이트의 검사방법
US7236330B2 (en) Disk head stability system
US8089733B2 (en) Head-slap mitigation in a data storage device
US20050099734A1 (en) Distributed damper for data storage devices
JP2002039265A (ja) 振動衝撃吸収装置
Harrison et al. An explanation of the observed frequency domain behavior of head-disk interface resonances in the proximity recording regime
US7898771B2 (en) Head suspension assembly having a high damping high stiffness component
US20060082928A1 (en) Disk device
US20070086112A1 (en) Magnetic disk drive and magnetic head slider with stabilized flying
Xu et al. Study on soft-particle intrusion in a head/disk interface of load/unload drives
KR100743437B1 (ko) 자기 헤드 슬라이더
US7145749B2 (en) Actuator assembly including an actuator body damping assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20071002