JP2002038906A - 蒸気タービン - Google Patents

蒸気タービン

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JP2002038906A
JP2002038906A JP2000225927A JP2000225927A JP2002038906A JP 2002038906 A JP2002038906 A JP 2002038906A JP 2000225927 A JP2000225927 A JP 2000225927A JP 2000225927 A JP2000225927 A JP 2000225927A JP 2002038906 A JP2002038906 A JP 2002038906A
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Japan
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casing
lower half
turbine
flange
upper half
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Yasushi Matsumoto
靖 松本
Kazuhiro Wada
一宏 和田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造簡素にして熱伸びを良好に吸収し、タービ
ンケーシングからの蒸気漏れを確実に防止する蒸気ター
ビンを提供する。 【解決手段】本発明に係る蒸気タービンは、タービンケ
ーシング26を水平継手面で上半ケーシング27と下半
ケーシング28とに二分割し、上半ケーシング27に設
けた上半部フランジ29と、下半ケーシング28に設け
た下半部フランジ30のうち、いずれか少なくとも一方
のフランジの接続面にボルト孔31の表面位置から段差
状に切り込み部32を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気タービンに係
り、特に運転中に発生するタービンケーシング水平継手
面の熱伸びを良好に吸収し、蒸気漏れ防止のシール効果
を高めた蒸気タービンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、蒸気タービンは、一軸タイプと称
して高圧タービン、中圧タービンおよび低圧タービンを
パワートレイン状に配置した、いわゆるタンデムコンパ
ウンド形式と、二軸タイプと称して高圧タービンと中圧
タービンとを軸直結して配置するとともに、別位置に配
置し複数の低圧タービンを軸直結する、いわゆるクロス
コンパウンド形式とがある。これらの中で、クロスコン
パウンド形式は全体の軸系の長さを短くできる点で有利
である。
【0003】このクロスコンパウンド形式の蒸気タービ
ンは、図5に示すように、高圧タービン1と中圧タービ
ン2とをタービン軸3で軸直結させるとともに、別置き
の第1低圧タービン4と第2低圧タービン5とをタービ
ン軸6で軸直結させている。
【0004】また、高圧タービン1および中圧タービン
2は、ともにタービン軸3にタービンノズル(図示せ
ず)とタービン動翼7を組み合わせた高圧用、中圧用の
タービン段落8を軸方向に向って複数段にして配置し、
複数段に配置したタービン段落8をタービンケーシング
9,10に収容する構成になっている。
【0005】また、第1低圧タービン4および第2低圧
タービン5は、上述の構成と同様に、タービン軸6にタ
ービンノズル(図示せず)とタービン動翼11を組み合
わせた低圧用のタービン段落12を軸方向に沿って複数
段の対向流配置にし、複数段の対向流配置にしたタービ
ン段落12をタービンケーシング13,14に収容する
構成になっている。
【0006】また、第1低圧タービン4および第2低圧
タービン5は、複数のクロスオーバ管15,16を介し
てタービン段落8を対向流に配置した中圧タービン2に
接続している。
【0007】このような構成を備えたクロスコンパウン
ド形式の蒸気タービンにおいて、高圧タービン1の蒸気
入口17に供給された蒸気は、高圧用のタービン段落8
で膨張仕事を行った後、ボイラ再熱器(図示せず)で再
熱されて中圧タービン2に供給され、ここでも中圧用の
タービン段落8で膨張仕事を行う。膨張仕事を行う際に
発生した動力(回転トルク)で第1発電機(プライマリ
発電機、図示せず)は駆動される。
【0008】また、中圧タービン2で膨張仕事を終えた
タービン排気は、クロスオーバ管15,16を介して第
1低圧タービン4および第2低圧タービン5のそれぞれ
に供給され、ここでも上述と同様に、低圧用のタービン
段落12で膨張仕事を行う。そして、第2発電機(セカ
ンダリ発電機、図示せず)は、駆動される。
【0009】このように、蒸気の持つエネルギを巧みに
活用して動力を発生させる高圧タービン1、中圧タービ
ン2、第1低圧タービン4および第2低圧タービン5の
うち、高圧タービン1を例として、その構成を今少し、
詳しく説明する。
【0010】高圧タービン1は、図6および図7に示す
ように、組立・分解およびタービンロータの搬出入を容
易に行うため、タービンケーシング9を上半ケーシング
18と下半ケーシング19との水平継手面で二つ割れ分
割構造になっている。
【0011】上半ケーシング18は、二つの蒸気入口1
7a,17bを備えるとともに、水平継手面に、軸方向
に沿って形成したボルト孔20aを備えた上半部フラン
ジ21を設けている。
【0012】また、下半ケーシング19は、タービン段
落8で膨張仕事を負えたタービン排気をボイラ再熱器
(図示せず)に案内するタービン排気口22a,22b
を備えるとともに、水平継手面に、上述と同様に、軸方
向に沿って形成したボルト孔20bを備えた下半部フラ
ンジ23を設けている。
【0013】また、上半ケーシング18および下半ケー
シング19は、水平継手面で上半部フランジ21と下半
部フランジ23を位置合わせした後、ボルト24を挿通
し、ナット25で固定している。
【0014】このように、従来の高圧タービン1は、水
平継手面で半割れの上・下半ケーシング18,19に形
成し、半割れの上・下半ケーシング18,19に設けた
上半部フランジ21、下半部フランジ23にボルト24
を挿通して接続させ、ケーシング内部からの蒸気漏れを
防止していた。
【0015】なお、中圧タービン2、第1低圧タービン
4および第2低圧タービン5も、高圧タービン1と同様
に、水平継手面で上・下半ケーシングに二分割し、二分
割の上・下半ケーシングのそれぞれにフランジを設け、
各フランジをボルトで接続固定している。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図5〜図7で示した従
来の高圧タービン1は、水平継手面で半割れにした上・
下半ケーシング18,19に設けた上・下半部フランジ
21,23で蒸気漏れ防止のシール効果を持たせていた
が、この構造ではシール効果が、もはや限界になりつつ
ある。
【0017】最近の蒸気タービンは、高効率化が求めら
れており、高効率化を達成するために蒸気のより一層の
高温・高圧化が研究されている。
【0018】蒸気の温度・圧力がより一層高くなってく
ると、タービンケーシングは蒸気の熱衝撃に基づく過度
な熱応力が発生し、また熱による伸びが大きくなってく
る。ちなみに、有限要素法を用いてタービンケーシング
の熱による伸びを試算してみると、従来よりもより一層
大きくなっている。
【0019】このように、蒸気のより一層の高温・高圧
化になると、高圧タービン1は、図8に示すように、筒
状のタービンケーシング9が長年の使用の結果、その材
料にクリープ現象があらわれ矢印の方向に徐々に膨張
し、フープ応力を低下させる。その結果、上半ケーシン
グ18の上半部フランジ21と下半ケーシング19の下
半部フランジ23とを水密的に接続させていたボルト2
4の軸力(締結力)も低下し、遂には上半部フランジ2
1と下半部分23との間に隙間ができ、蒸気漏れのおそ
れがある。また、中圧タービン2、第1低圧タービン4
および第2低圧タービン5も、タービンケーシング1
0,13,14が半割れ形式になっているので、上述と
同様の心配がある。
【0020】このため、蒸気の高温・高圧化を目指す蒸
気タービンには、蒸気漏れを防止し、長期にわたりシー
ル効果の高い構造の改善が求められていた。
【0021】本発明は、このような背景に照らしてなさ
れたもので、構造簡素にして熱伸びを良好に吸収し、タ
ービンケーシングからの蒸気漏れを確実に防止できる蒸
気タービンを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蒸気タービ
ンは、上述の目的を達成するために、請求項1に記載し
たように、タービンケーシングを水平分割面で上半ケー
シングと下半ケーシングとに二分割し、上半ケーシング
に設けた上半部フランジと、下半ケーシングに設けた下
半部フランジとをボルトで接続させた蒸気タービンおい
て、上記上半部フランジおよび上記下半部フランジのう
ち、いずれか少なくとも一方のフランジの接続面のボル
ト孔の表面位置から段差状に切り込み部を形成したもの
である。
【0023】また、本発明に係る蒸気タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項2に記載したように、
タービンケーシングを水平分割面で上半ケーシングと下
半ケーシングとに二分割し、上半ケーシングに設けた上
半部フランジと、下半ケーシングに設けた下半部フラン
ジとをボルトで接続させた蒸気タービンおいて、上記上
半部フランジおよび上記下半部フランジのうち、いずれ
か少なくとも一方のフランジの接続面のボルト孔の表面
位置から段差状に切り込み部を形成するとともに、切り
込み部にシール部を設けたものである。
【0024】また、本発明に係る蒸気タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項3に記載したように、
切り込み部は、上半部フランジおよび下半部分のうち、
いずれか少なくとも一方のフランジ接続面の内径側に形
成したものである。
【0025】また、本発明に係る蒸気タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項4に記載したように、
切り込み部は、上半部フランジおよび下半部フランジの
うち、いずれか少なくとも一方のフランジ接続面の内径
側で、かつ軸方向に沿って長く延ばして形成したもので
ある。
【0026】また、本発明に係る蒸気タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項5に記載したように、
シール部は、切り込み部に横断する方向に設けたもので
ある。
【0027】また、本発明に係る蒸気タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項6に記載したように、
シール部は、突状の片に形成したものである。
【0028】また、本発明に係る蒸気タービンは、上述
の目的を達成するために、請求項7に記載したように、
タービンケーシングを水平分割面で上半ケーシングと下
半ケーシングとに二分割し、上半ケーシングに設けた上
半部フランジと、下半ケーシングに設けた下半部フラン
ジとをボルトで接続させた蒸気タービンおいて、上記上
半部フランジおよび上記下半部フランジのうち、いずれ
か少なくとも一方のフランジの軸方向に横断し、かつボ
ルト孔間の間の複数の位置に溝を設けたものである。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る蒸気タービン
の実施形態を図面および図面に付した符号を引用して説
明する。
【0030】図1は、本発明に係る蒸気タービンの第1
実施形態を示す概略斜視図である。
【0031】本実施形態に係る蒸気タービンは、タービ
ンケーシング26を水平継手面で二分割した上半ケーシ
ング27および下半ケーシング28のうち、いずれか少
なくとも一方のケーシングにおける上半部フランジ29
または下半部フランジ30の内径側に、ボルト孔31の
表面位置から段差状に切り込み部32を形成し、この切
り込み部32を上半部フランジ29または下半部フラン
ジ30の軸方向に沿って長く延長させたものである。
【0032】このように、本実施形態は、上半ケーシン
グ27および下半ケーシング28のうち、いずれか少な
くとも一方のケーシングにおける上半部フランジ29ま
たは下半部フランジ30の内径側にボルト孔31の表面
位置から段差状に切り込み部32を形成し、この切り込
み部32を上半部フランジ29または下半部フランジ3
0の軸方向に沿って長く延長させ、発生する上半ケーシ
ング27または下半ケーシング28の熱膨張による伸び
を切り込み部32で吸収させ、その後はこの切り込み部
32で気密を維持するため、蒸気が高圧・高温化しても
ボルト33の軸力(締結力)を高く維持させることがで
き、上半部フランジ29と下半部フランジ30との接触
面圧を高めて蒸気漏れを確実に防止することができる。
【0033】図2は、本発明に係る蒸気タービンの第2
実施形態を示す概略斜視図である。
【0034】本実施形態に係る蒸気タービンは、例え
ば、冷態起動時(コールドスタート)のように、熱膨張
による熱伸びがない場合を考慮したもので、タービンケ
ーシング26を水平継手面で二分割した上半ケーシング
27および下半ケーシング28のうち、いずれか少なく
とも一方のケーシングにおける上半部フランジ29また
は下半部フランジ30の内径側にボルト孔31の表面位
置から段差状に切り込み部32を形成し、この切り込み
部32を上半部フランジ29または下半部フランジ30
の軸方向に沿って長く延長させるとともに、切り込み部
32に軸方向と横断してシール部34を設けたものであ
る。このシール部34は突状の片として形成される。
【0035】このように、本実施形態は、上半ケーシン
グ27および下半ケーシング28のうち、いずれか少な
くとも一方のケーシングにおける上半部フランジ29ま
たは下半部フランジ30の内径側にボルト31の表面位
置から段差状に切り込み部32を形成し、この切り込み
部32を上半部フランジ29または下半部フランジ30
の軸方向に沿って長く延長させるとともに、切り込み部
32に軸方向と横断して突状の片として形成したシール
部34を設け、冷態起動時のように、熱伸びが発生しな
い場合、切り込み部32の隙間をシール部34と上半部
フランジ29および下半部フランジ30との接触力で補
うとともに、定格運転時、熱伸びを切り込み部32で吸
収させるので、冷態起動運転時でも、定格運転時でも上
半部フランジ29と下半部フランジ30とり接触面圧を
高めて蒸気漏れを確実に防止することができる。
【0036】図3は、本発明に係る蒸気タービンの第3
実施形態を示す概略斜視図である。
【0037】本実施形態に係る蒸気タービンは、上半ケ
ーシング27および下半ケーシング28のうち、いずれ
か少なくとも一方のケーシングにおける上半部フランジ
29または下半部フランジ30に軸方向に横断し、かつ
ボルト孔31間に溝35を形成したものである。
【0038】このように、本実施形態は、上半ケーシン
グ27および下半ケーシング28のうち、いずれか少な
くとも一方のケーシングにおける上半部フランジ29ま
たは下半部フランジ30に軸方向に横断し、かつボルト
孔31間に溝35を複数形成し、この溝35で各溝35
の間の上・下半ケーシング27,28および上・下半部
フランジ29,30の熱伸びをそれぞれ吸収させるの
で、蒸気が高圧・高温化してもボルト33の軸力(締結
力)を高く維持させることができ、上半部フランジ29
と下半部フランジ30との接触面圧を高めて蒸気漏れを
確実に防止することができる。
【0039】図4は、従来と本発明に係る蒸気タービン
の第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態と各
蒸気温度に対する応力を対比させたミーゼス応力分布線
図である。
【0040】このミーゼス応力分布線図から、本発明に
係る蒸気タービンの第1実施形態、第2実施形態および
第3実施形態のいずれもが蒸気温度が高くなっても、従
来に較べてミーゼス応力が低くなっていることが認めら
れた。
【0041】したがって、本発明に係る蒸気タービンの
いずれの実施形態も蒸気漏れを防止する手段として有効
である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明に係る蒸気
タービンは、タービンケーシングを水平継手面で二分割
した上半ケーシングおよび下半ケーシングのうち、いず
れか少なくとも一方のケーシングにおける上半部フラン
ジまたは下半部フランジに、熱伸びの吸収手段および冷
態起動時のシール手段を設けたので、上・下半部フラン
ジの接触面圧を高く維持させて蒸気漏れを確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る蒸気タービンの第1実施形態を示
す概略斜視図。
【図2】本発明に係る蒸気タービンの第2実施形態を示
す概略斜視図。
【図3】本発明に係る蒸気タービンの第3実施形態を示
す概略斜視図。
【図4】従来と本発明に係る蒸気タービンの第1実施形
態、第2実施形態および第3実施形態との各蒸気・温度
に対する応力を対比させたミーゼス応力分布線図。
【図5】従来のクロスコンパウンド形式の蒸気タービン
を示す一部切欠き斜視図。
【図6】従来のクロスコンパウンド形式の蒸気タービン
のうち、高圧タービンを示す斜視図。
【図7】図6のA−A矢視方向から見た正面図。
【図8】高圧タービンに発生する熱による膨張を説明す
るために用いた図。
【符号の説明】
1 高圧タービン 2 中圧タービン 3 タービン軸 4 第1低圧タービン 5 第2低圧タービン 6 タービン軸 7 タービン動翼 8 タービン段落 9,10 タービンケーシング 11 タービン動翼 12 タービン段落 13,14 タービンケーシング 15,16 クロスオーバ管 17,17a,17b 蒸気入口 18 上半ケーシング 19 下半ケーシング 20a,20b ボルト孔 21 上半部フランジ 22a,22b タービン排気口 23 下半部フランジ 24 ボルト 25 ナット 26 タービンケーシング 27 上半ケーシング 28 下半ケーシング 29 上半部フランジ 30 下半部フランジ 31 ボルト孔 32 切り込み部 33 ボルト 34 シール部 35 溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンケーシングを水平分割面で上半
    ケーシングと下半ケーシングとに二分割し、上半ケーシ
    ングに設けた上半部フランジと、下半ケーシングに設け
    た下半部フランジとをボルトで接続させた蒸気タービン
    おいて、上記上半部フランジおよび上記下半部フランジ
    のうち、いずれか少なくとも一方のフランジの接続面の
    ボルト孔の表面位置から段差状に切り込み部を形成した
    ことを特徴とする蒸気タービン。
  2. 【請求項2】 タービンケーシングを水平分割面で上半
    ケーシングと下半ケーシングとに二分割し、上半ケーシ
    ングに設けた上半部フランジと、下半ケーシングに設け
    た下半部フランジとをボルトで接続させた蒸気タービン
    おいて、上記上半部フランジおよび上記下半部フランジ
    のうち、いずれか少なくとも一方のフランジの接続面の
    ボルト孔の表面位置から段差状に切り込み部を形成する
    とともに、切り込み部にシール部を設けたことを特徴と
    する蒸気タービン。
  3. 【請求項3】 切り込み部は、上半部フランジおよび下
    半部分のうち、いずれか少なくとも一方のフランジ接続
    面の内径側に形成したことを特徴とする請求項1または
    2記載の蒸気タービン。
  4. 【請求項4】 切り込み部は、上半部フランジおよび下
    半部フランジのうち、いずれか少なくとも一方のフラン
    ジ接続面の内径側で、かつ軸方向に沿って長く延ばして
    形成したことを特徴とする請求項1または2記載の蒸気
    タービン。
  5. 【請求項5】 シール部は、切り込み部に横断する方向
    に設けたことを特徴とする請求項2記載の蒸気タービ
    ン。
  6. 【請求項6】 シール部は、突状の片に形成したことを
    特徴とする請求項2記載の蒸気タービン。
  7. 【請求項7】 タービンケーシングを水平分割面で上半
    ケーシングと下半ケーシングとに二分割し、上半ケーシ
    ングに設けた上半部フランジと、下半ケーシングに設け
    た下半部フランジとをボルトで接続させた蒸気タービン
    おいて、上記上半部フランジおよび上記下半部フランジ
    のうち、いずれか少なくとも一方のフランジの軸方向に
    横断し、かつボルト孔間の間の複数の位置に溝を設けた
    ことを特徴とする蒸気タービン。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100729116B1 (ko) 2006-09-01 2007-06-14 두산중공업 주식회사 보울트 분해조립용 지그
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KR200463943Y1 (ko) 2012-07-27 2012-12-04 (주)원프랜트 터빈 케이스용 가이드 바
US9234440B2 (en) 2010-02-19 2016-01-12 Mitsubishi Hitachi Power Systems, Ltd. Structure for gas turbine casing

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