JP2002036860A - 暖房用ヒータ装置 - Google Patents
暖房用ヒータ装置Info
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- JP2002036860A JP2002036860A JP2001067003A JP2001067003A JP2002036860A JP 2002036860 A JP2002036860 A JP 2002036860A JP 2001067003 A JP2001067003 A JP 2001067003A JP 2001067003 A JP2001067003 A JP 2001067003A JP 2002036860 A JP2002036860 A JP 2002036860A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度センサの検出温度と実際の温度とが大き
く相違することを防止し、電気ヒータの熱損傷を防止す
る。 【解決手段】 水温センサ307を冷却水入口302か
ら蛇行する冷却水通路304に沿って、冷却水通路30
4の通路長さLの1/2以上離れた部位であって、か
つ、上方側に位置する屈曲部301に配設する。これに
より、局所的な沸騰を確実に検出することが可能となる
ので、水温センサ307の検出温度と実際の温度とが大
きく相違することを防止して、電気ヒータ306が熱損
傷してしまうことを未然に防止することができる。
く相違することを防止し、電気ヒータの熱損傷を防止す
る。 【解決手段】 水温センサ307を冷却水入口302か
ら蛇行する冷却水通路304に沿って、冷却水通路30
4の通路長さLの1/2以上離れた部位であって、か
つ、上方側に位置する屈曲部301に配設する。これに
より、局所的な沸騰を確実に検出することが可能となる
ので、水温センサ307の検出温度と実際の温度とが大
きく相違することを防止して、電気ヒータ306が熱損
傷してしまうことを未然に防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気ヒータにより
加熱された流体を介して室内の暖房を図る暖房用ヒータ
装置に関するもので、車両用暖房装置に適用して有効で
ある。
加熱された流体を介して室内の暖房を図る暖房用ヒータ
装置に関するもので、車両用暖房装置に適用して有効で
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、走行用駆動力を発揮する駆動源と
して内燃機関(エンジン)と電動モータとを組み合わせ
たハイブリッド車両、及び信号待ち等の車両停止にはエ
ンジンを停止さる省燃費型車両(エコラン車)等の燃費
効率が高く、かつ、排出ガス量が少ない新型車両の開発
が盛んに行われている。
して内燃機関(エンジン)と電動モータとを組み合わせ
たハイブリッド車両、及び信号待ち等の車両停止にはエ
ンジンを停止さる省燃費型車両(エコラン車)等の燃費
効率が高く、かつ、排出ガス量が少ない新型車両の開発
が盛んに行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的な車
両では、エンジン廃熱(エンジン冷却水)を熱源として
車室内に暖房を行っているが、上記のような新型車両で
は、エンジンの廃熱が少ないため、エンジン廃熱(エン
ジン冷却水)のみでは十分な暖房能力(熱量)を得るこ
とが難しい。
両では、エンジン廃熱(エンジン冷却水)を熱源として
車室内に暖房を行っているが、上記のような新型車両で
は、エンジンの廃熱が少ないため、エンジン廃熱(エン
ジン冷却水)のみでは十分な暖房能力(熱量)を得るこ
とが難しい。
【0004】これに対しては、発明者等は、暖房用熱交
換器(ヒータコア)に流入するエンジン冷却水を電気ヒ
ータにて加熱することより暖房能力を補う車両暖房装置
を研究開発していたが、以下に述べる問題が発生した。
換器(ヒータコア)に流入するエンジン冷却水を電気ヒ
ータにて加熱することより暖房能力を補う車両暖房装置
を研究開発していたが、以下に述べる問題が発生した。
【0005】すなわち、電気ヒータを用いた暖房装置で
は、サーミスタ等の温度センサにより電気ヒータにて加
熱されたエンジン冷却水を監視しながら電気ヒータへの
通電量を制御するが、温度センサの検出温度と実際の冷
却水温度とが大きく相違すると暖房装置を効率良く制御
することが難しい。
は、サーミスタ等の温度センサにより電気ヒータにて加
熱されたエンジン冷却水を監視しながら電気ヒータへの
通電量を制御するが、温度センサの検出温度と実際の冷
却水温度とが大きく相違すると暖房装置を効率良く制御
することが難しい。
【0006】また、発明者等が検討している暖房装置で
は、図2に示すように、冷却水通路を蛇行させて電気ヒ
ータから熱を受ける受熱部分を大きくしながら、冷却水
を加熱する加熱部の小型化を図っている。
は、図2に示すように、冷却水通路を蛇行させて電気ヒ
ータから熱を受ける受熱部分を大きくしながら、冷却水
を加熱する加熱部の小型化を図っている。
【0007】しかし、冷却水通路が蛇行しているため、
冷却水通路内において死水域(よどみ)が発生し易い。
このとき、死水域では冷却水が流通しない(停滞する)
ので、死水域にて冷却水が局所的に沸騰してしまい、そ
の局所部位において電気ヒータの温度が過度に上昇して
しまうおそれがある。そして、電気ヒータの温度が過度
に上昇すると、電気ヒータが熱損傷してしまう。
冷却水通路内において死水域(よどみ)が発生し易い。
このとき、死水域では冷却水が流通しない(停滞する)
ので、死水域にて冷却水が局所的に沸騰してしまい、そ
の局所部位において電気ヒータの温度が過度に上昇して
しまうおそれがある。そして、電気ヒータの温度が過度
に上昇すると、電気ヒータが熱損傷してしまう。
【0008】本発明は、上記点に鑑み、温度センサ等の
温度検出手段の検出温度と実際の温度とが大きく相違す
ることを防止し、電気ヒータの熱損傷を防止することを
目的とする。
温度検出手段の検出温度と実際の温度とが大きく相違す
ることを防止し、電気ヒータの熱損傷を防止することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、通電するこ
とにより発熱する電気ヒータ(306)を有し、電気ヒ
ータ(306)により加熱された流体を介して室内の暖
房を図る暖房用ヒータ装置であって、複数箇所の屈曲部
(301)を有し、蛇行しながら流体入口(302)か
ら流体出口(303)側に延びる流体通路(304)
と、流体通路(304)を流通する流体の温度を検出す
る温度検出手段(307)と、温度検出手段(307)
の検出値に基づいて電気ヒータ(306)を制御する制
御手段(400)とを備え、電気ヒータ(306)は、
流体通路(304)内に配設され、さらに、温度検出手
段(307)は、流体通路(304)うち流体出口(3
03)側であって、かつ、上方側に位置する屈曲部(3
01)に配設されていることを特徴とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、通電するこ
とにより発熱する電気ヒータ(306)を有し、電気ヒ
ータ(306)により加熱された流体を介して室内の暖
房を図る暖房用ヒータ装置であって、複数箇所の屈曲部
(301)を有し、蛇行しながら流体入口(302)か
ら流体出口(303)側に延びる流体通路(304)
と、流体通路(304)を流通する流体の温度を検出す
る温度検出手段(307)と、温度検出手段(307)
の検出値に基づいて電気ヒータ(306)を制御する制
御手段(400)とを備え、電気ヒータ(306)は、
流体通路(304)内に配設され、さらに、温度検出手
段(307)は、流体通路(304)うち流体出口(3
03)側であって、かつ、上方側に位置する屈曲部(3
01)に配設されていることを特徴とする。
【0010】ところで、流体通路(304)内を流通す
る流体の温度は、流体出口(303)に近づくほど高く
なり、かつ、屈曲部(301)において死水域が発生し
易いので、流体出口(303)側であって、上方側の屈
曲部(301)において最も局所的な沸騰が発生する可
能性が高い。
る流体の温度は、流体出口(303)に近づくほど高く
なり、かつ、屈曲部(301)において死水域が発生し
易いので、流体出口(303)側であって、上方側の屈
曲部(301)において最も局所的な沸騰が発生する可
能性が高い。
【0011】また、上方部は沸騰により発生した気泡
(空気)が停滞し易いく、電気ヒータ(306)の空焚
き状態が発生してしまう。
(空気)が停滞し易いく、電気ヒータ(306)の空焚
き状態が発生してしまう。
【0012】これに対して、本発明によれば、温度検出
手段(307)を流体出口(303)側であって、か
つ、上方側に位置する屈曲部(301)に配設している
ので、局所的な沸騰を確実に検出することが可能とな
る。
手段(307)を流体出口(303)側であって、か
つ、上方側に位置する屈曲部(301)に配設している
ので、局所的な沸騰を確実に検出することが可能とな
る。
【0013】したがって、温度検出手段(307)の検
出温度と実際の温度とが大きく相違することを防止し
て、電気ヒータ(306)が熱損傷してしまうことを未
然に防止することができる。
出温度と実際の温度とが大きく相違することを防止し
て、電気ヒータ(306)が熱損傷してしまうことを未
然に防止することができる。
【0014】請求項2に記載の発明では、通電すること
により発熱する電気ヒータ(306)を有し、電気ヒー
タ(306)により加熱された流体を介して室内の暖房
を図る暖房用ヒータ装置であって、複数箇所の屈曲部
(301)を有し、蛇行しながら流体入口(302)か
ら流体出口(303)側に延びる流体通路(304)
と、流体通路(304)を流通する流体の温度を検出す
る温度検出手段(307)と、温度検出手段(307)
の検出値に基づいて電気ヒータ(306)を制御する制
御手段(400)とを備え、電気ヒータ(306)は、
流体通路(304)内に配設され、さらに、温度検出手
段(307)は、流体入口(302)から流体通路(3
04)に沿って、流体通路(304)の通路長さ(L)
の1/2以上離れた部位であって、かつ、上方側に位置
する屈曲部(301)に配設されていることを特徴とす
る。
により発熱する電気ヒータ(306)を有し、電気ヒー
タ(306)により加熱された流体を介して室内の暖房
を図る暖房用ヒータ装置であって、複数箇所の屈曲部
(301)を有し、蛇行しながら流体入口(302)か
ら流体出口(303)側に延びる流体通路(304)
と、流体通路(304)を流通する流体の温度を検出す
る温度検出手段(307)と、温度検出手段(307)
の検出値に基づいて電気ヒータ(306)を制御する制
御手段(400)とを備え、電気ヒータ(306)は、
流体通路(304)内に配設され、さらに、温度検出手
段(307)は、流体入口(302)から流体通路(3
04)に沿って、流体通路(304)の通路長さ(L)
の1/2以上離れた部位であって、かつ、上方側に位置
する屈曲部(301)に配設されていることを特徴とす
る。
【0015】これにより、請求項1に記載の発明と同様
に、局所的な沸騰を確実に検出することが可能となり、
温度検出手段(307)の検出温度と実際の温度とが大
きく相違することを防止して、電気ヒータ(306)が
熱損傷してしまうことを未然に防止することができる。
に、局所的な沸騰を確実に検出することが可能となり、
温度検出手段(307)の検出温度と実際の温度とが大
きく相違することを防止して、電気ヒータ(306)が
熱損傷してしまうことを未然に防止することができる。
【0016】請求項3に記載の発明では、流体通路(3
04)は、樹脂製のヒータケーシング(305)により
構成されており、さらに、温度検出手段(307)は、
流体に直接に晒されて流体温度を直接的に検出すること
を特徴とする。
04)は、樹脂製のヒータケーシング(305)により
構成されており、さらに、温度検出手段(307)は、
流体に直接に晒されて流体温度を直接的に検出すること
を特徴とする。
【0017】これにより、流体温度を直接的に検出する
ことができるので、流体温度を正確に検出することがで
きるとともに、電気ヒータ(306)の熱が外部に放熱
されることを抑制できるので、電気ヒータ(306)の
消費電力が増大することを抑制できる。
ことができるので、流体温度を正確に検出することがで
きるとともに、電気ヒータ(306)の熱が外部に放熱
されることを抑制できるので、電気ヒータ(306)の
消費電力が増大することを抑制できる。
【0018】請求項4に記載の発明では、流体通路(3
04)は、金属製のヒータケーシング(305)により
構成されており、さらに、温度検出手段(307)は、
ヒータケーシング(305)の表面温度を検出すること
により間接的に流体の温度を検出することを特徴とす
る。
04)は、金属製のヒータケーシング(305)により
構成されており、さらに、温度検出手段(307)は、
ヒータケーシング(305)の表面温度を検出すること
により間接的に流体の温度を検出することを特徴とす
る。
【0019】これにより、温度検出手段(307)とヒ
ータケーシング(305)との間に流体の漏れを誘発す
るような隙間が存在しないので、ゴムや樹脂又は液体パ
ッキン等のシール手段を省くことができる。
ータケーシング(305)との間に流体の漏れを誘発す
るような隙間が存在しないので、ゴムや樹脂又は液体パ
ッキン等のシール手段を省くことができる。
【0020】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は本
発明に係る暖房用ヒータ装置をハイブリッド車両の空調
装置に適用したものであって、図1は空調装置100の
模式図である。
発明に係る暖房用ヒータ装置をハイブリッド車両の空調
装置に適用したものであって、図1は空調装置100の
模式図である。
【0022】101は室内に吹き出す空気の流路を構成
する空調ケーシングであり、この空調ケーシング101
の空気流れ上流側部位には、車室内気を導入する内気導
入口103及び外気を導入する外気導入口104が形成
されており、これら導入口104、103は内外気切替
ドア105により選択的に開閉される。
する空調ケーシングであり、この空調ケーシング101
の空気流れ上流側部位には、車室内気を導入する内気導
入口103及び外気を導入する外気導入口104が形成
されており、これら導入口104、103は内外気切替
ドア105により選択的に開閉される。
【0023】106は空気を送風する遠心式の送風機で
あり、201は送風機106から送風された空気と冷媒
とを熱交換し、液相冷媒を蒸発させることにより空気を
冷却する蒸発器である。
あり、201は送風機106から送風された空気と冷媒
とを熱交換し、液相冷媒を蒸発させることにより空気を
冷却する蒸発器である。
【0024】ここで、蒸発器201は蒸気圧縮式冷凍サ
イクル200の低圧側熱交換器(蒸発器)であり、蒸気
圧縮式サイクル200は、周知のごとく、冷媒を吸入圧
縮する圧縮機202、圧縮機202から吐出する冷媒を
冷却凝縮させるコンデンサ(放熱器)203、凝縮した
冷媒を減圧する減圧器(本実施形態では、キャピラリチ
ューブ等の固定絞り)204、及び蒸発器201から流
出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒
を圧縮機202の吸入側に流出するとともに、余剰冷媒
を蓄えるアキュムレータ(気液分離器)205等からな
るものである。
イクル200の低圧側熱交換器(蒸発器)であり、蒸気
圧縮式サイクル200は、周知のごとく、冷媒を吸入圧
縮する圧縮機202、圧縮機202から吐出する冷媒を
冷却凝縮させるコンデンサ(放熱器)203、凝縮した
冷媒を減圧する減圧器(本実施形態では、キャピラリチ
ューブ等の固定絞り)204、及び蒸発器201から流
出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して気相冷媒
を圧縮機202の吸入側に流出するとともに、余剰冷媒
を蓄えるアキュムレータ(気液分離器)205等からな
るものである。
【0025】因みに、本実施形態に係る圧縮機202
は、冷媒を吸入圧縮する圧縮機構及び圧縮機構を駆動す
る電動モータが一体となったものである。
は、冷媒を吸入圧縮する圧縮機構及び圧縮機構を駆動す
る電動モータが一体となったものである。
【0026】また、蒸発器201の空気流れ下流側に
は、走行用のエンジンE/Gを冷却するエンジン冷却水
(以下、冷却水と略す。)を熱源として蒸発器201を
通過した空気を加熱するヒータコア(暖房用熱交換器)
107が配設されているとともに、このヒータコア10
7を迂回させて空気を下流側に流通させるバイパス流路
108が設けられている。
は、走行用のエンジンE/Gを冷却するエンジン冷却水
(以下、冷却水と略す。)を熱源として蒸発器201を
通過した空気を加熱するヒータコア(暖房用熱交換器)
107が配設されているとともに、このヒータコア10
7を迂回させて空気を下流側に流通させるバイパス流路
108が設けられている。
【0027】因みに、Moは走行用電動モータであり、
H/Eは冷却水と外気とを熱交換して冷却水(エンジン
E/G)を冷却するラジエータである。
H/Eは冷却水と外気とを熱交換して冷却水(エンジン
E/G)を冷却するラジエータである。
【0028】109はバイパス流路108を流通する冷
風とヒータコア107を通過して加熱される空気(暖
風)との風量割合を調整して車室内に吹き出す空気の温
度を調節するエアミックスドアである。
風とヒータコア107を通過して加熱される空気(暖
風)との風量割合を調整して車室内に吹き出す空気の温
度を調節するエアミックスドアである。
【0029】また、空調ケーシング101の最下流側部
位には、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すため
のフェイス吹出口110と、車室内乗員の足元に空気を
吹き出すためのフット吹出口111と、フロントガラス
113の内面に向かって空気を吹き出すためのデフロス
タ吹出口112とが形成されている。
位には、車室内乗員の上半身に空調空気を吹き出すため
のフェイス吹出口110と、車室内乗員の足元に空気を
吹き出すためのフット吹出口111と、フロントガラス
113の内面に向かって空気を吹き出すためのデフロス
タ吹出口112とが形成されている。
【0030】そして、上記各吹出口110〜112の空
気流れ上流側部位には、各吹出口110〜112を開閉
制御する吹出モード切換ドア114〜116が配設され
ている。
気流れ上流側部位には、各吹出口110〜112を開閉
制御する吹出モード切換ドア114〜116が配設され
ている。
【0031】ところで、300は、ヒータコア107に
流入する冷却水を加熱して冷却水の温度が低いとき(エ
ンジン廃熱が少ないとき)に暖房能力を補う暖房用ヒー
タ装置である。
流入する冷却水を加熱して冷却水の温度が低いとき(エ
ンジン廃熱が少ないとき)に暖房能力を補う暖房用ヒー
タ装置である。
【0032】そして、この暖房用ヒータ装置300は、
図2に示すように、複数箇所の屈曲部301を有し、上
下方向に蛇行しながら冷却水入口(流体入口)302か
ら冷却水出口(流体出口)303側に延びる冷却水通路
(流体通路)304を構成する樹脂(本実施形態では、
PPS樹脂)製のヒータケーシング305、及び冷却水
通路304内に沿って這うように配設されて冷却水を加
熱する電気ヒータ306等からなるものである。
図2に示すように、複数箇所の屈曲部301を有し、上
下方向に蛇行しながら冷却水入口(流体入口)302か
ら冷却水出口(流体出口)303側に延びる冷却水通路
(流体通路)304を構成する樹脂(本実施形態では、
PPS樹脂)製のヒータケーシング305、及び冷却水
通路304内に沿って這うように配設されて冷却水を加
熱する電気ヒータ306等からなるものである。
【0033】なお、電気ヒータ306は通電することに
より発熱するシーズヒータ(ニクロム線のようなもの)
であり、その通電量(発熱量)は、冷却水通路304内
を流通する冷却水の温度に基づいて、後述する空調用電
子制御装置(制御手段)400により制御される。
より発熱するシーズヒータ(ニクロム線のようなもの)
であり、その通電量(発熱量)は、冷却水通路304内
を流通する冷却水の温度に基づいて、後述する空調用電
子制御装置(制御手段)400により制御される。
【0034】因みに、ヒータケーシング305は、図3
に示すように、冷却水通路304構成する溝部304a
が形成された第1ヒータケーシング305a、及び溝部
304aの開口側を塞ぐ第2ヒータケーシング305b
からなるもので、両ヒータケーシング305a、305
bは、パッキン等のシール部材(図示せず。)を挟んだ
状態でネジ等の締結手段(図示せず。)に固定されてい
る。
に示すように、冷却水通路304構成する溝部304a
が形成された第1ヒータケーシング305a、及び溝部
304aの開口側を塞ぐ第2ヒータケーシング305b
からなるもので、両ヒータケーシング305a、305
bは、パッキン等のシール部材(図示せず。)を挟んだ
状態でネジ等の締結手段(図示せず。)に固定されてい
る。
【0035】また、冷却水入口302から冷却水通路3
04に沿って、冷却水通路304の通路長さLの1/2
(望ましくは、3/4)以上離れた部位であって、か
つ、上方側に位置する屈曲部301(本実施形態では、
最も冷却水出口303側の屈曲部301)には、図4に
示すように、冷却水通路304内を流通する冷却水に対
して直接に晒されて冷却水の温度を検出する水温センサ
(温度検出手段)307が配設されており、この水温セ
ンサ307の検出信号は、図5に示すように、空調用電
子制御装置(A/C−ECU)400に向けて出力され
ている。
04に沿って、冷却水通路304の通路長さLの1/2
(望ましくは、3/4)以上離れた部位であって、か
つ、上方側に位置する屈曲部301(本実施形態では、
最も冷却水出口303側の屈曲部301)には、図4に
示すように、冷却水通路304内を流通する冷却水に対
して直接に晒されて冷却水の温度を検出する水温センサ
(温度検出手段)307が配設されており、この水温セ
ンサ307の検出信号は、図5に示すように、空調用電
子制御装置(A/C−ECU)400に向けて出力され
ている。
【0036】なお、水温センサ307とヒータケーシン
グ305との隙間は、ゴムや樹脂又は液体パッキン等に
てシール(密閉)されている。
グ305との隙間は、ゴムや樹脂又は液体パッキン等に
てシール(密閉)されている。
【0037】因みに、図5は、圧縮機202の電動モー
タを駆動するインバータ式の駆動回路、電気ヒータ30
6への通電量を制御するヒータ用IGBT、及び電気回
路に過電流が流れることを防止する電源遮断用のメイン
リレー等が設けられた空調装置用電気回路図である。
タを駆動するインバータ式の駆動回路、電気ヒータ30
6への通電量を制御するヒータ用IGBT、及び電気回
路に過電流が流れることを防止する電源遮断用のメイン
リレー等が設けられた空調装置用電気回路図である。
【0038】次に、本実施形態の特徴(作用効果)を述
べる。
べる。
【0039】冷却水通路304内を流通する冷却水の温
度は、冷却水出口303に近づくほど高くなり、かつ、
屈曲部301において死水域が発生し易いので、冷却水
出口303側であって、上方側の屈曲部301において
最も局所的な沸騰が発生する可能性が高い。
度は、冷却水出口303に近づくほど高くなり、かつ、
屈曲部301において死水域が発生し易いので、冷却水
出口303側であって、上方側の屈曲部301において
最も局所的な沸騰が発生する可能性が高い。
【0040】これに対して、本実施形態によれば、水温
センサ307を冷却水入口302から冷却水通路304
に沿って、冷却水通路304の通路長さLの1/2以上
離れた部位であって、かつ、上方側に位置する屈曲部3
01に配設しているので、局所的な沸騰を確実に検出す
ることが可能となる。
センサ307を冷却水入口302から冷却水通路304
に沿って、冷却水通路304の通路長さLの1/2以上
離れた部位であって、かつ、上方側に位置する屈曲部3
01に配設しているので、局所的な沸騰を確実に検出す
ることが可能となる。
【0041】したがって、水温センサ307の検出温度
と実際の温度とが大きく相違することを防止して、電気
ヒータ306が熱損傷してしまうことを未然に防止する
ことができる。
と実際の温度とが大きく相違することを防止して、電気
ヒータ306が熱損傷してしまうことを未然に防止する
ことができる。
【0042】なお、本明細書で言う「屈曲部301に配
設する」とは、厳密に屈曲部301のみを示すものでな
く、屈曲部301の曲率半径中心を中心として冷却水通
路304の外側曲率半径以内程度の範囲を言うものであ
る。
設する」とは、厳密に屈曲部301のみを示すものでな
く、屈曲部301の曲率半径中心を中心として冷却水通
路304の外側曲率半径以内程度の範囲を言うものであ
る。
【0043】また、冷却水通路304を構成するヒータ
ケーシング305が樹脂製であるので、電気ヒータ30
6の熱が外部に放熱されることを抑制できるので、電気
ヒータ306の消費電力が増大することを抑制できる。
ケーシング305が樹脂製であるので、電気ヒータ30
6の熱が外部に放熱されることを抑制できるので、電気
ヒータ306の消費電力が増大することを抑制できる。
【0044】また、水温センサ307が冷却水に直接に
晒されているので、冷却水温度を直接的に検出すること
ができ、水温を正確に検出することができる。
晒されているので、冷却水温度を直接的に検出すること
ができ、水温を正確に検出することができる。
【0045】(第2実施形態)第1実施形態では、樹脂
製のヒータケーシング305を採用したが、本実施形態
は、図6に示すように、ヒータケーシング305を金属
(本実施形態では、アルミニウム)製とし、水温センサ
307にて屈曲部301に対応するヒータケーシング3
05の表面温度を検出することにより、間接的に水温を
検出するものである。
製のヒータケーシング305を採用したが、本実施形態
は、図6に示すように、ヒータケーシング305を金属
(本実施形態では、アルミニウム)製とし、水温センサ
307にて屈曲部301に対応するヒータケーシング3
05の表面温度を検出することにより、間接的に水温を
検出するものである。
【0046】これにより、水温センサ307とヒータケ
ーシング305との間に冷却水の漏れを誘発するような
隙間が存在しないので、ゴムや樹脂又は液体パッキン等
のシール手段を省くことができる。
ーシング305との間に冷却水の漏れを誘発するような
隙間が存在しないので、ゴムや樹脂又は液体パッキン等
のシール手段を省くことができる。
【0047】なお、ヒータケーシング305を金属にて
形成した場合には、ヒータケーシング305の外側を樹
脂等の熱伝導率の小さい材質からなる断熱部材にて覆う
ことが望ましい。
形成した場合には、ヒータケーシング305の外側を樹
脂等の熱伝導率の小さい材質からなる断熱部材にて覆う
ことが望ましい。
【0048】(第3実施形態)上述の実施形態では、冷
却水の温度を検出する温度検出手段として、サーミスタ
等の温度センサを使用したが、本実施形態では、図7に
示すように、冷却水の温度が所定以上となたときに、電
気ヒータ307への通電を遮断する温度スイッチ307
aを温度検出手段として採用したものである。
却水の温度を検出する温度検出手段として、サーミスタ
等の温度センサを使用したが、本実施形態では、図7に
示すように、冷却水の温度が所定以上となたときに、電
気ヒータ307への通電を遮断する温度スイッチ307
aを温度検出手段として採用したものである。
【0049】なお、図7では、温度スイッチ307aは
ヒータケーシング305の下面側に描かれているが、実
際は、第1、2実施形態と同様な部位に配設されてい
る。
ヒータケーシング305の下面側に描かれているが、実
際は、第1、2実施形態と同様な部位に配設されてい
る。
【0050】ところで、本実施形態では、温度スイッチ
307aを採用したが、本実施形態はこれに限定される
ものではなく、例えば、温度が所定以上となったときに
断線する温度ヒューズ、温度が所定温度(キューリー
点)以上となったときに電気抵抗値が増大するPTC差
サーミスタ等のを用いてもよい。
307aを採用したが、本実施形態はこれに限定される
ものではなく、例えば、温度が所定以上となったときに
断線する温度ヒューズ、温度が所定温度(キューリー
点)以上となったときに電気抵抗値が増大するPTC差
サーミスタ等のを用いてもよい。
【0051】(その他の実施形態)上述の実施形態で
は、本発明に係る暖房装置をハイブリッド車両に適用し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、エコラ
ン車両、ディーゼルエンジン車両、燃料電池やバッテリ
等を電源として走行する電気自動車等その他車両にも適
用することができる。
は、本発明に係る暖房装置をハイブリッド車両に適用し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、エコラ
ン車両、ディーゼルエンジン車両、燃料電池やバッテリ
等を電源として走行する電気自動車等その他車両にも適
用することができる。
【0052】また、電気ヒータ306は、シーズヒータ
に限定されるものではなく、その他のものであってもよ
い。
に限定されるものではなく、その他のものであってもよ
い。
【0053】また、上述の実施形態では、冷却水通路
(流体通路)304は、上下方向に蛇行しながら冷却水
入口(流体入口)302から冷却水出口(流体出口)3
03側に延びていたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、図8に示すように、冷却水通路(流
体通路)304を水平方向に蛇行しながら冷却水入口
(流体入口)302から冷却水出口(流体出口)303
側に延びるように構成してもよい。当然ながら図2、8
と異なる方向に蛇行させてもよい。
(流体通路)304は、上下方向に蛇行しながら冷却水
入口(流体入口)302から冷却水出口(流体出口)3
03側に延びていたが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、図8に示すように、冷却水通路(流
体通路)304を水平方向に蛇行しながら冷却水入口
(流体入口)302から冷却水出口(流体出口)303
側に延びるように構成してもよい。当然ながら図2、8
と異なる方向に蛇行させてもよい。
【図1】本発明の実施形態に係る暖房用ヒータ装置を用
いた車両用空調装置の模式図である。
いた車両用空調装置の模式図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る暖房用ヒータ装置
の模式図である。
の模式図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係る暖房用ヒータ装置
の断面図である。
の断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る水温センサが配設
された部位における暖房用ヒータ装置の断面図である。
された部位における暖房用ヒータ装置の断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る暖房用ヒータ装置
を用いた車両用空調装置の電気回路図である。
を用いた車両用空調装置の電気回路図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る水温センサが配設
された部位における暖房用ヒータ装置の断面図である。
された部位における暖房用ヒータ装置の断面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係る暖房用ヒータ装置
を用いた車両用空調装置の電気回路図である。
を用いた車両用空調装置の電気回路図である。
【図8】本発明のその他の実施形態に係る暖房用ヒータ
装置の模式図である。
装置の模式図である。
300…暖房用ヒータ装置、301…屈曲部、302…
冷却水入口、303…冷却水出口、304…冷却水通
路、305…ヒータケーシング、306…電気ヒータ、
307…水温センサ。
冷却水入口、303…冷却水出口、304…冷却水通
路、305…ヒータケーシング、306…電気ヒータ、
307…水温センサ。
Claims (4)
- 【請求項1】 通電することにより発熱する電気ヒータ
(306)を有し、前記電気ヒータ(306)により加
熱された流体を介して室内の暖房を図る暖房用ヒータ装
置であって、 複数箇所の屈曲部(301)を有し、蛇行しながら流体
入口(302)から流体出口(303)側に延びる流体
通路(304)と、 前記流体通路(304)を流通する流体の温度を検出す
る温度検出手段(307)と、 前記温度検出手段(307)の検出値に基づいて前記電
気ヒータ(306)を制御する制御手段(400)とを
備え、 前記電気ヒータ(306)は、前記流体通路(304)
内に配設され、 さらに、前記温度検出手段(307)は、前記流体通路
(304)うち前記流体出口(303)側であって、か
つ、上方側に位置する前記屈曲部(301)に配設され
ていることを特徴とする暖房用ヒータ装置。 - 【請求項2】 通電することにより発熱する電気ヒータ
(306)を有し、前記電気ヒータ(306)により加
熱された流体を介して室内の暖房を図る暖房用ヒータ装
置であって、 複数箇所の屈曲部(301)を有し、蛇行しながら流体
入口(302)から流体出口(303)側に延びる流体
通路(304)と、 前記流体通路(304)を流通する流体の温度を検出す
る温度検出手段(307)と、 前記温度検出手段(307)の検出値に基づいて前記電
気ヒータ(306)を制御する制御手段(400)とを
備え、 前記電気ヒータ(306)は、前記流体通路(304)
内に配設され、 さらに、前記温度検出手段(307)は、前記流体入口
(302)から前記流体通路(304)に沿って、前記
流体通路(304)の通路長さ(L)の1/2以上離れ
た部位であって、かつ、上方側に位置する前記屈曲部
(301)に配設されていることを特徴とする暖房用ヒ
ータ装置。 - 【請求項3】 前記流体通路(304)は、樹脂製のヒ
ータケーシング(305)により構成されており、 さらに、前記温度検出手段(307)は、流体に直接に
晒されて流体温度を直接的に検出することを特徴とする
請求項1又は2に記載の暖房用ヒータ装置。 - 【請求項4】 前記流体通路(304)は、金属製のヒ
ータケーシング(305)により構成されており、 さらに、前記温度検出手段(307)は、前記ヒータケ
ーシング(305)の表面温度を検出することにより間
接的に流体の温度を検出することを特徴とする請求項1
又は2に記載の暖房用ヒータ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067003A JP2002036860A (ja) | 2000-05-19 | 2001-03-09 | 暖房用ヒータ装置 |
US09/861,251 US20010043808A1 (en) | 2000-05-19 | 2001-05-18 | Heating apparatus for vehicle cabin |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000-148454 | 2000-05-19 | ||
JP2000148454 | 2000-05-19 | ||
JP2001067003A JP2002036860A (ja) | 2000-05-19 | 2001-03-09 | 暖房用ヒータ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002036860A true JP2002036860A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=26592239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001067003A Withdrawn JP2002036860A (ja) | 2000-05-19 | 2001-03-09 | 暖房用ヒータ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002036860A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010105505A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001067003A patent/JP2002036860A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010105505A (ja) * | 2008-10-29 | 2010-05-13 | Denso Corp | 車両用空調装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080513 |