JP2002036378A - ユニットバス用壁パネル - Google Patents
ユニットバス用壁パネルInfo
- Publication number
- JP2002036378A JP2002036378A JP2000231446A JP2000231446A JP2002036378A JP 2002036378 A JP2002036378 A JP 2002036378A JP 2000231446 A JP2000231446 A JP 2000231446A JP 2000231446 A JP2000231446 A JP 2000231446A JP 2002036378 A JP2002036378 A JP 2002036378A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- smooth
- uneven surface
- smooth surface
- uneven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
- Finishing Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 平滑面を部分的に形成した壁パネルであって
も、取扱い易く平滑面を傷つきにくくする。 【解決手段】 繊維強化プラスチックから成形されるユ
ニットバス用壁パネル１において、表面に微小な凹凸を
形成した凹凸面２と凹凸のない平滑面３とを形成し、凹
凸面２の凸部を平滑面３よりも突出させて形成した。
も、取扱い易く平滑面を傷つきにくくする。 【解決手段】 繊維強化プラスチックから成形されるユ
ニットバス用壁パネル１において、表面に微小な凹凸を
形成した凹凸面２と凹凸のない平滑面３とを形成し、凹
凸面２の凸部を平滑面３よりも突出させて形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユニットバス用
壁パネルに関する。
壁パネルに関する。
【０００２】
【従来の技術】ユニットバスの壁パネルとして、その表
面を鏡面仕上げしたものが増えている。表面を鏡面（ツ
ヤ面）に仕上げたものでは、清掃性が向上し、意匠の施
工も見栄えがするなどの利点があった。
面を鏡面仕上げしたものが増えている。表面を鏡面（ツ
ヤ面）に仕上げたものでは、清掃性が向上し、意匠の施
工も見栄えがするなどの利点があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述したような壁パネ
ルでは、そのツヤ面に傷がつき易く、しかもちょっとし
た傷も非常に目立ち易いために、製品面の養生シートを
施した上に、施工時に非常に気を使って作業する必要が
ある。また、現場への搬入時や工場での輸送運搬時に衝
撃や傷発生を防止するための緩衝材を用いた厳重な梱包
を施す必要がある。従って、施工時には梱包材の廃材が
沢山発生してしまう。
ルでは、そのツヤ面に傷がつき易く、しかもちょっとし
た傷も非常に目立ち易いために、製品面の養生シートを
施した上に、施工時に非常に気を使って作業する必要が
ある。また、現場への搬入時や工場での輸送運搬時に衝
撃や傷発生を防止するための緩衝材を用いた厳重な梱包
を施す必要がある。従って、施工時には梱包材の廃材が
沢山発生してしまう。
【０００４】そこで、この発明は、平滑面（鏡面）を部
分的に形成した壁パネルであっても、取扱い易く、平滑
面を傷つきにくくしたユニットバス用壁パネルを提供す
ることを目的とする。
分的に形成した壁パネルであっても、取扱い易く、平滑
面を傷つきにくくしたユニットバス用壁パネルを提供す
ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、繊維強化プラスチックから成形される
ユニットバス用壁パネルにおいて、表面に微小な凹凸を
形成した凹凸面と凹凸のない平滑面とを形成し、凹凸面
の凸部を平滑面よりも突出させて形成したものである。
め、この発明は、繊維強化プラスチックから成形される
ユニットバス用壁パネルにおいて、表面に微小な凹凸を
形成した凹凸面と凹凸のない平滑面とを形成し、凹凸面
の凸部を平滑面よりも突出させて形成したものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の好適な実施例
を図面を参照にして説明する。
を図面を参照にして説明する。
【０００７】図１はユニットバスルームの全体を示す斜
視図であり、壁パネル１は、凹凸面２と平滑面（鏡面）
３を交互に形成したものを用いた。壁パネル１は、繊維
強化プラスチックから一体成形される。一般的にはガラ
ス繊維を用いたＦＲＰが用いられる。凹凸面２は微小な
凹凸を形成した石肌のような面を構成し、平滑面３は光
沢のある面を構成している。この実施例では、上部と下
部に凹凸面２を形成し、この凹凸面２と平滑面３とを上
下方向にわたって交互に形成した。すなわち、上下方向
における中央部分に凹凸面２を形成し、この中央部分の
凹凸面２と上下の凹凸面２との間に２ヶ所の平滑面３を
形成してある。なお、符号１０は浴槽を示し、符号１１
は床パネルをそれぞれ示す。
視図であり、壁パネル１は、凹凸面２と平滑面（鏡面）
３を交互に形成したものを用いた。壁パネル１は、繊維
強化プラスチックから一体成形される。一般的にはガラ
ス繊維を用いたＦＲＰが用いられる。凹凸面２は微小な
凹凸を形成した石肌のような面を構成し、平滑面３は光
沢のある面を構成している。この実施例では、上部と下
部に凹凸面２を形成し、この凹凸面２と平滑面３とを上
下方向にわたって交互に形成した。すなわち、上下方向
における中央部分に凹凸面２を形成し、この中央部分の
凹凸面２と上下の凹凸面２との間に２ヶ所の平滑面３を
形成してある。なお、符号１０は浴槽を示し、符号１１
は床パネルをそれぞれ示す。
【０００８】図２は２枚の壁パネル１の表面同士を重ね
合わせて保管や運搬する状態を示す。壁パネル１の裏側
には格子状のリブ４を形成してある。凹凸面２の凸部は
平滑面３よりも突出させて形成してあるため、２枚の壁
パネル１の表面同士を重ね合わせたとき、図３に示すよ
うに、凹凸面２同士が接触し、平滑面３同士は接触せず
に僅かの隙間をあけて対向している。図３において符号
５は梱包用の角当てダンボールを示す。なおまた、図２
及び図３に示すように表面同士を重ね合わせて梱包せず
に、壁パネル１の表面と他方の壁パネル１の裏面とを重
ね合わせて梱包することもできる。この表面と裏面とを
重ねた場合、平滑面３同士のクリアランスは凹凸面２の
凸部の突出長分だけとれる。図３の状態では凹凸面２の
凸部の突出長の２倍のクリアランスをとることができ
る。
合わせて保管や運搬する状態を示す。壁パネル１の裏側
には格子状のリブ４を形成してある。凹凸面２の凸部は
平滑面３よりも突出させて形成してあるため、２枚の壁
パネル１の表面同士を重ね合わせたとき、図３に示すよ
うに、凹凸面２同士が接触し、平滑面３同士は接触せず
に僅かの隙間をあけて対向している。図３において符号
５は梱包用の角当てダンボールを示す。なおまた、図２
及び図３に示すように表面同士を重ね合わせて梱包せず
に、壁パネル１の表面と他方の壁パネル１の裏面とを重
ね合わせて梱包することもできる。この表面と裏面とを
重ねた場合、平滑面３同士のクリアランスは凹凸面２の
凸部の突出長分だけとれる。図３の状態では凹凸面２の
凸部の突出長の２倍のクリアランスをとることができ
る。
【０００９】図４は、このような壁パネル１の成形手段
の一例を示すものであり、リブ４を形成するための格子
状の溝４Ａが形成された上金型１２と、凹凸面２を形成
するために微細に凹凸を施した面２Ａ及びこの面２Ａよ
りも突出する平坦な面３Ａを形成した下金型１３とを用
意し、これら上金型１２と下金型１３との間に、シート
モールディングコンパウンド（ＳＭＣ）７のみをセット
し、加圧加熱して壁パネル１を成形することもできる
が、ここでは、加飾されたポリエステル不織布６とシー
トモールディングコンパウンド（ＳＭＣ）７とを重ね合
わせた積層物を金型内にセットし、上金型１２と下金型
１３とを閉めて加圧加熱して壁パネル１を成形する。ポ
リエステル不織布６への加飾手段は、通常の印刷手段が
用いられる。なお、ＳＭＣ７のみから壁パネル１を成形
するときは、上金型１２と下金型１３との配置が上下逆
であってもよい。また、ＳＭＣ７のみから成形された壁
パネル１に塗装することもできる。このようにして出来
上がったものは図５に示す断面図のような壁パネル１と
なった。
の一例を示すものであり、リブ４を形成するための格子
状の溝４Ａが形成された上金型１２と、凹凸面２を形成
するために微細に凹凸を施した面２Ａ及びこの面２Ａよ
りも突出する平坦な面３Ａを形成した下金型１３とを用
意し、これら上金型１２と下金型１３との間に、シート
モールディングコンパウンド（ＳＭＣ）７のみをセット
し、加圧加熱して壁パネル１を成形することもできる
が、ここでは、加飾されたポリエステル不織布６とシー
トモールディングコンパウンド（ＳＭＣ）７とを重ね合
わせた積層物を金型内にセットし、上金型１２と下金型
１３とを閉めて加圧加熱して壁パネル１を成形する。ポ
リエステル不織布６への加飾手段は、通常の印刷手段が
用いられる。なお、ＳＭＣ７のみから壁パネル１を成形
するときは、上金型１２と下金型１３との配置が上下逆
であってもよい。また、ＳＭＣ７のみから成形された壁
パネル１に塗装することもできる。このようにして出来
上がったものは図５に示す断面図のような壁パネル１と
なった。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、表面に微小な凹凸を形成した凹凸面と凹凸のない平
滑面とを形成し、凹凸面の凸部を平滑面よりも突出させ
て形成したので、２つの壁パネルを表面同士或いは表面
と裏面とを重ね合わせて梱包し、保管並びに輸送する場
合であっても、凹凸面の凸部が平滑面よりも突出してあ
るために、平滑面同士が干渉し合うことがなく、平滑面
を傷つける恐れをなくし、梱包も簡易なものですむ。
ば、表面に微小な凹凸を形成した凹凸面と凹凸のない平
滑面とを形成し、凹凸面の凸部を平滑面よりも突出させ
て形成したので、２つの壁パネルを表面同士或いは表面
と裏面とを重ね合わせて梱包し、保管並びに輸送する場
合であっても、凹凸面の凸部が平滑面よりも突出してあ
るために、平滑面同士が干渉し合うことがなく、平滑面
を傷つける恐れをなくし、梱包も簡易なものですむ。
【図１】この発明の好適な実施例を示す斜視図。
【図２】２つの壁パネル同士の表面を重ね合わせて梱包
する前の状態を示す斜視図。
する前の状態を示す斜視図。
【図３】梱包状態の側面図。
【図４】成形手段の一例を示す断面図。
【図５】図４の手段により成形された壁パネルの断面
図。
図。
１ 壁パネル ２ 凹凸面 ３ 平滑面
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｅ０４Ｈ 1/12 ３０１ Ｂ２９Ｋ 105:06 // Ｂ２９Ｋ 105:06 Ｂ２９Ｌ 31:10 Ｂ２９Ｌ 31:10 Ｂ２９Ｃ 67/14 Ｐ Ｆターム(参考） 2E025 BA01 BB05 BC01 2E110 AA47 AA64 AB04 AB23 BA12 BB22 GA13W GA33W GA42W GB42W 2E162 CA33 CD04 4F205 AB25 AC03 AD16 AG05 AH48 AH49 HA08 HA23 HA33 HA45 HB01 HK31
Claims (3)
- 【請求項１】 繊維強化プラスチックから成形されるユ
ニットバス用壁パネルにおいて、 表面に微小な凹凸を形成した凹凸面と凹凸のない平滑面
とを形成し、 凹凸面の凸部を平滑面よりも突出させて形成したことを
特徴とするユニットバス用壁パネル。 - 【請求項２】 前記凹凸面は壁パネルの少なくとも上部
と下部とに形成され、平滑面と凹凸面とは上下にわたっ
て交互に形成されていることを特徴とする請求項１に記
載のユニットバス用壁パネル。 - 【請求項３】 前記壁パネルはガラス繊維強化プラスチ
ックで一体成形されていることを特徴とする請求項１又
は２に記載のユニットバス用壁パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000231446A JP2002036378A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | ユニットバス用壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000231446A JP2002036378A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | ユニットバス用壁パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002036378A true JP2002036378A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18724281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000231446A Pending JP2002036378A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | ユニットバス用壁パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002036378A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013145726A1 (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-03 | 国立大学法人大阪大学 | 床材及びこの床材を組み合わせた路面の床構造 |
| JP2018059347A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | ケイミュー株式会社 | 建築板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000027359A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-01-25 | Bridgestone Corp | 浴室等のパネル材 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000231446A patent/JP2002036378A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000027359A (ja) * | 1998-07-13 | 2000-01-25 | Bridgestone Corp | 浴室等のパネル材 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013145726A1 (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-03 | 国立大学法人大阪大学 | 床材及びこの床材を組み合わせた路面の床構造 |
| JP2018059347A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | ケイミュー株式会社 | 建築板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070725 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100226 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100623 |