JP2002033708A - 信号伝送媒体の信号伝送品質の評価装置、評価方法、ならびに、情報記録媒体 - Google Patents

信号伝送媒体の信号伝送品質の評価装置、評価方法、ならびに、情報記録媒体

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JP2002033708A
JP2002033708A JP2000215814A JP2000215814A JP2002033708A JP 2002033708 A JP2002033708 A JP 2002033708A JP 2000215814 A JP2000215814 A JP 2000215814A JP 2000215814 A JP2000215814 A JP 2000215814A JP 2002033708 A JP2002033708 A JP 2002033708A
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敏之 茨木
Mitsumasa Ihara
光雅 井原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号伝送媒体の信号伝送品質を、高い精度
で、主観評価と相関するように、客観的に評価するのに
好適な評価装置等を提供する。 【解決手段】 評価装置101の送信部102は、参照
信号111を受け付けて、これを信号伝送媒体151に
送信し、受信部103は、信号伝送媒体151から送信
される信号を受信した結果を試験信号112として出力
し、等価部104は、あらかじめ測定した送信部102
の送信特性と、あらかじめ測定した受信部103の受信
特性と、により、受け付けられる参照信号111を等価
した等価信号113を出力し、評価部105は、出力さ
れた試験信号112と、等価された等価信号113と、
を比較して、信号伝送媒体151の信号伝送品質を評価
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声信号や音響信
号等を伝送する信号伝送媒体(音声通信ネットワークを
含む。)の信号伝送品質を評価する評価装置、評価方
法、ならびに、これらをコンピュータ(DSP(Digita
l Signal Processor;ディジタル信号プロセッサ)、お
よび、FPGA(Field Programmable Gate Array)を
含む。)により実現するためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読取可能な情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、音声通信ネットワークなどの
信号伝送媒体に参照信号として音声音響信号を与え、こ
れが音声通信ネットワーク内を伝送された結果の信号を
試験信号として得て、これらを比較してS/N(Signal
/Noise)比やPSQM(Perceptual Speech Quality Me
asure)値などを測定する手法が提案されている。
【0003】また、このような信号伝送品質の測定につ
いて、ITU−T(InternationalTelecommunication U
nion, Telecommunication standarization sector)で
は、電話の音声を客観的に評価する手法として勧告P.
861などを発行している。同様に、音響、音楽、画像
に関する伝送信号品質の客観評価手法も研究開発が進め
られている。
【0004】ここで、参照信号を信号伝送媒体に与える
際、および、信号伝送媒体から試験信号を得る際には、
信号伝送品質の測定装置と信号伝送媒体とを接続するた
めのインターフェース(端末を含む。)を用いる必要が
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のインターフェースにも送信特性や受信特性があり、参
照信号や試験信号に影響を与え、これらの信号が歪むこ
とは避けられない。
【0006】このため、インターフェースを介して参照
信号を信号伝送媒体に与え、インターフェースを介して
試験信号を信号伝送媒体から得て、これらを直接比較し
て得られる客観評価の結果と、人間による主観評価の結
果との相関が悪くなってしまう、という問題が生じてい
た。
【0007】また、用いるインターフェースが異なる
と、個々のインターフェースの送信特性や受信特性が異
なるため、得られる評価値の精度が低くなってしまう、
という問題が生じていた。
【0008】本発明は、信号伝送媒体の信号伝送品質
を、客観的に評価するのに際し、精度を高め、主観評価
との相関を向上させるのに好適な評価装置、評価方法、
ならびに、これらをコンピュータにより実現するための
プログラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録
媒体を提供することを目的とする。
【0009】特に、音声信号や音響信号を伝送する音声
通信ネットワークの信号伝送品質を客観的に評価するの
に好適な、評価装置、評価方法、ならびに、これらをコ
ンピュータにより実現するためのプログラムを記録した
コンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の原理にしたがって、下記の発明を開示す
る。
【0011】本発明の第1の観点に係る評価装置は、信
号伝送媒体の信号伝送品質を評価し、送信部と、受信部
と、等価部と、評価部と、を備えるように構成する。
【0012】ここで、送信部は、参照信号を受け付け
て、これを信号伝送媒体に送信する。
【0013】一方、受信部は、信号伝送媒体から送信さ
れる信号を受信した結果を試験信号として出力する。
【0014】さらに、等価部は、あらかじめ測定した送
信部の送信特性と、あらかじめ測定した受信部の受信特
性と、により、受け付けられる参照信号を等価した等価
信号を出力する。
【0015】そして、評価部は、出力された試験信号
と、等価された等価信号と、を比較して、信号伝送媒体
の信号伝送品質を評価する。
【0016】また、上記評価装置は、以下のように構成
することができる。
【0017】すなわち、送信部の送信特性は、所定の振
幅および周波数の正弦波信号を送信部に与えた場合に送
信部から送信される信号の振幅を測定して得られる。
【0018】一方、受信部の受信特性は、所定の振幅お
よび周波数の正弦波信号を受信部に受信させた場合に受
信部から出力される信号の振幅を測定して得られる。
【0019】本発明の第2の観点に係る評価装置は、信
号伝送媒体の信号伝送品質を評価し、送信部と、受信部
と、切替部と、評価部と、を備えるように構成する。
【0020】ここで、送信部は、参照信号を受け付け
て、これを信号伝送媒体に送信する。
【0021】一方、受信部は、信号伝送媒体から送信さ
れる信号を受信した結果を試験信号として出力し、およ
び、送信部から送信される信号を受信した結果を等価信
号として出力する。
【0022】さらに、切替部は、受信部が、信号伝送媒
体と、送信部と、のいずれから信号を受信するかを切り
換える。
【0023】そして、評価部は、出力された試験信号
と、出力された等価信号と、を比較して、信号伝送媒体
の信号伝送品質を評価する。
【0024】また、上記測定装置は、以下のように構成
することができる。
【0025】すなわち、信号伝送媒体は音声通信ネット
ワークである。
【0026】一方、参照信号と、試験信号と、等価信号
と、は、音声信号もしくは音響信号である。
【0027】さらに、評価部は、S/N比もしくはPS
QM値を取得して信号伝送品質を評価する。
【0028】本発明の第3の観点に係る評価方法は、信
号伝送媒体の信号伝送品質を評価し、送信工程と、受信
工程と、等価工程と、評価工程と、を備えるように構成
する。
【0029】ここで、送信工程では、参照信号を受け付
けて、これをあらかじめ送信特性を測定した送信部を介
して信号伝送媒体に送信する。
【0030】一方、受信工程では、信号伝送媒体から送
信される信号をあらかじめ受信特性を測定した受信部を
介して受信した結果を試験信号として出力する。
【0031】さらに、等価工程では、送信部の送信特性
と、受信部の受信特性と、により、受け付けられる参照
信号を等価した等価信号を出力する。
【0032】そして、評価工程では、出力された試験信
号と、等価された等価信号と、を比較して、信号伝送媒
体の信号伝送品質を評価する。
【0033】また、上記測定方法は、以下のように構成
することができる。
【0034】すなわち、送信部の送信特性は、所定の振
幅および周波数の正弦波信号を送信部に与えた場合に送
信部から送信される信号の振幅を測定して得られる。
【0035】一方、受信部の受信特性は、所定の振幅お
よび周波数の正弦波信号を受信部に受信させた場合に受
信部から出力される信号の振幅を測定して得られる。
【0036】本発明の第4の観点に係る評価方法は、信
号伝送媒体の信号伝送品質を評価し、送信工程と、受信
工程と、等価工程と、評価工程と、を備えるように構成
する。
【0037】ここで、送信工程では、参照信号を受け付
けて、これを送信部を介して信号伝送媒体に送信する。
【0038】一方、受信工程では、信号伝送媒体から送
信される信号を受信部を介して受信した結果を試験信号
として出力する。
【0039】さらに、等価工程では、送信部から送信さ
れる信号を受信部を介して受信した結果を等価信号とし
て出力する。
【0040】そして、評価工程では、出力された試験信
号と、出力された等価信号と、を比較して、信号伝送媒
体の信号伝送品質を評価する。
【0041】また、上記評価方法は、以下のように構成
することができる。
【0042】すなわち、信号伝送媒体は音声通信ネット
ワークである。
【0043】一方、参照信号と、試験信号と、等価信号
と、は、音声信号もしくは音響信号である。
【0044】さらに、評価工程では、S/N比もしくは
PSQM値を取得して信号伝送品質を評価する。
【0045】本発明の第5の観点に係るコンピュータ読
取可能な情報記録媒体は、コンピュータ(DSP、FP
GAを含む。)を、上記評価装置として機能させるため
のプログラムを記録するように構成する。当該プログラ
ムをコンピュータにて実行することにより、上記評価装
置が実現され、上記評価方法が使用される。
【0046】また、当該プログラムは、コンパクトディ
スク、フロッピーディスク、ハードディスク、光磁気デ
ィスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導
体メモリなどのコンピュータ読取可能な情報記録媒体に
記録することができる。
【0047】また、コンピュータとは独立して、本発明
のプログラムを記録した情報記録媒体を配布、販売する
ことができるとともに、当該情報記録媒体に記録された
プログラムをコンピュータ通信網を介して伝送し、伝送
したプログラムを他の情報記録媒体に記録することがで
きる。
【0048】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を説明
する。なお、以下に説明する実施形態は説明のためのも
のであり、本発明の範囲を制限するものではない。した
がって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素
をこれと均等なものに置換した実施形態を採用すること
が可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含
まれる。
【0049】(第1の実施形態)図1は、本発明に係る
評価装置の第1の実施形態の概要構成を示す模式図であ
る。以下、本図を参照して説明する。
【0050】本実施形態の評価装置101は、信号伝送
媒体151の信号伝送品質を評価し、送信部102と、
受信部103と、等価部104と、評価部105と、を
備える。
【0051】ここで、送信部102は、参照信号111
を受け付けて、これを信号伝送媒体151に送信する。
【0052】一方、受信部103は、信号伝送媒体15
1から送信される信号を受信した結果を試験信号112
として出力する。
【0053】送信部102と、受信部103と、は、評
価装置101と、評価対象の信号伝送媒体151と、を
接続するインターフェースとして機能する。
【0054】さらに、等価部104は、あらかじめ測定
した送信部102の送信特性と、あらかじめ測定した受
信部103の受信特性と、により、受け付けられる参照
信号111を等価した等価信号113を出力する。
【0055】そして、評価部105は、出力された試験
信号112と、等価された等価信号113と、を比較し
て、信号伝送媒体151の信号伝送品質を評価する。
【0056】なお、信号伝送媒体151として、音声通
信ネットワークを採用し、この信号伝送品質を評価する
ことができる。この場合、参照信号111と、試験信号
112と、等価信号113と、は、音声信号もしくは音
響信号となる。また、評価部105は、S/N比もしく
はPSQM値を取得することにより、信号伝送品質を評
価することができる。
【0057】なお、以下では、理解を容易にするため、
信号伝送媒体151として音声通信ネットワークを例に
あげて説明する。
【0058】このように、本実施形態では、あらかじめ
測定した送話特性、受話特性を考慮して受け付けられた
参照信号111を、等価・補正して等価信号を得て、こ
の等価信号と試験信号とを比較する。
【0059】これにより、インターフェース(送信部1
02、受信部103)の個体差などによる影響を小さく
抑えることができるので、従来より精度が向上した、主
観評価との相関が高い評価を行うことができる。
【0060】(送話特性、受話特性の測定)本実施形態
においては、送信部102の送信特性と、受信部103
の受信特性と、をあらかじめ測定しておく必要がある。
【0061】図2は、送信部102の送信特性をあらか
じめ測定する測定システムの概要構成を示す模式図であ
る。以下、本図を参照して説明する。
【0062】送信特性の測定システム201は、上記評
価装置101の送信部102として機能する端末251
の送信特性を測定する。
【0063】正弦波発生器202は、各種の周波数の正
弦波を発生させて、これを擬似口(スピーカ、および、
人間の口の形状を模したカバーを備える。)203に与
える。
【0064】擬似口203から出力された音声は、端末
251が備えるマイクに入力される。
【0065】端末251のマイクに入力された音声信号
は、当該端末251の送信特性の影響を受けて、各種の
歪みが生じることとなる。この歪みが生じた信号を、イ
ンターフェース204を介して受信し、D/A(Digita
l/Analog)変換器205によって変換する。さらに、振
幅測定器206により、各種の周波数に対する振幅を測
定して、測定値を送信特性記録部207に記録する。
【0066】ある周波数分布の正弦波を与えた場合に、
送信部102の送信特性により、その正弦波の各周波数
成分がそれぞれ何倍されるか、がわかる。
【0067】一方、図3は、受信部103の受信特性を
あらかじめ測定する測定システムの概要構成を示す模式
図である。以下、本図を参照して説明する。
【0068】受信特性の測定システム301は、上記評
価装置101の受信部103として機能する端末の35
1の受信特性を測定する。
【0069】正弦波発生器302によって発生された所
定の周波数の正弦波は、A/D変換器303によってデ
ィジタル信号に変換され、インターフェース304を介
して端末351に与えられる。
【0070】端末351は、与えられたディジタル信号
を、これが備えるスピーカによって音声として出力す
る。この際に、本端末351の受信特性の影響を受ける
ことになる。
【0071】出力された音声は、擬似耳(マイク、およ
び、人間の耳の形状を模したカバーを備える。)305
によって取得され、各周波数について振幅測定器306
で振幅を測定し、その結果を受信特性記録部307に記
録する。
【0072】これにより、送信特性同様、受信特性につ
いても、各周波数成分が何倍されるか、が得られること
になる。
【0073】一方、受信部103の受信特性は、所定の
振幅および周波数の正弦波信号を受信部103に受信さ
せた場合に受信部103から出力される信号の振幅を測
定して得られる。
【0074】(実験結果)以下に、得られた送受信特性
の測定値によって、参照信号111が等価される様子を
計算機シミュレーションした結果を示す。
【0075】図4は、送信部102に与えられる参照信
号の周波数スペクトラムを示すグラフであり、図5は、
上記測定結果に基づいて送信部102の送信特性の影響
を与えたのちの信号の周波数スペクトラムを示すグラフ
である。
【0076】図6は、受信部103が受信する信号の周
波数スペクトラムを示すグラフであり、図7は、上記測
定結果に基づいて受信部103の受信特性の影響を与え
たのちの試験信号112の周波数スペクトラムを示すグ
ラフである。
【0077】これらは、入力信号の各周波数成分に対し
て、あらかじめ測定した出力信号の振幅により得られた
倍数をかけて、得られるものである。
【0078】このようにして、参照信号111に対して
送信特性の影響を与えたのちの信号を計算により得て、
さらに、その信号に対して受信特性の影響を与えたのち
の信号を計算により得ることにより、等価信号113を
得ることができる。
【0079】(評価部)図8は、本実施形態の評価部1
05において実行される客観評価の手法の一例の概要構
成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明す
る。
【0080】本例では、音声の圧縮・伸張プロセスであ
るSpeech Codec(音声符号化・復号化技術)を測定対象
にしている。
【0081】知覚モデル(Perceptual Model)801
は、人間の感覚器官の特性(音声や音楽の場合は、聴覚
特性、画像の場合は、視覚特性)を模擬したモデルであ
り、等価信号113と、試験信号112と、の両方の物
理信号を、それぞれ、人間の脳内の内部表現信号(Inte
rnal Representation)804、805に変換する。
【0082】このほか、知覚モデル801には、無音期
間の重み付け、聴覚の閾値特性などの属性807や、聴
取条件808が与えられる。
【0083】差計算部809は、これらの内部表現信号
804、805を用いて、人間の知覚として認識できる
音声信号の差を計算して出力810する。
【0084】さらに、認識モデル(Cognitive Model)
811は、差の出力810と、さまざまな属性(Subjec
t Properties)807と、を加味して、試験信号112
の等価信号113に対する品質の指標812を出力す
る。
【0085】一方、認識モデル811に与えられる属性
807には、リスニング(試聴)レベル、送り側環境雑
音、送り側送話特性、受け側受話特性などがあげられ
る。
【0086】このように、客観評価では、等価信号11
3と試験信号112とを用いて、人間の主観的振舞(感
覚器官の特性と認識プロセス)を模擬する。これによ
り、主観評価と相関性が高く、再現性のある品質評価が
できるようになる。
【0087】このようにして、音声伝送の客観評価で
は、以下のような項目についての評価を行うことができ
る。 ・客観音声品質。PSQM(Perceptual Speech Qualit
y Measure)値、MOS(Mean Opinion Score)値な
ど。 ・音声の途切れ。 ・音声の遅延とその変動。ネットワークの初期遅延のみ
ならず、スピーチの途中で生じる遅延のゆらぎ(変動)
も評価できる。 ・音声レベルの変化。
【0088】なお、ITU−T勧告P.861では、P
SQMに対してModifiedIRS(Intermediate
Reference System)を規定している。
【0089】IRSとは、1970年代に、多数のアナ
ログ電話機の送話特性と受話特性とを測定して得られた
結果に基づいて、平均的な特性を得て、これを、電話帯
域(300Hz〜3400Hz)のフィルタとしてSR
AENフィルタで等価したものである(ITU−T勧告
P.48)。
【0090】IRSは、アナログ長距離電話の伝送設備
の接続特性を代表するものとして使われているが、近年
のディジタル伝送設備での伝送特性を代表させるように
IRSを改良したものが、Modified IRSで
ある。Modified IRSでは、IRSからSR
AENフィルタの特性を取り除いている(ITU−T勧
告P.830)。
【0091】PSQM値測定アルゴリズムの内部では、
Modified IRSの特性を送受信特性として用
いるように規定されているが、携帯電話やコードレス電
話の受信特性は、Modified IRSとは大きく
異なる。これは、Modified IRSが、通常の
ディジタル固定電話を想定したものだからである。
【0092】このため、本実施形態に示すように、あら
かじめ端末の受信特性を測定し、これをPSQM値測定
アルゴリズムで用いられるModified IRSと
置き換えて客観評価を行う。
【0093】この場合、PSQM値アルゴリズムの実行
により、等価部104における等価の一部(受信特性の
等価)と、評価部105における客観評価とが行われる
ことになる。
【0094】(第2の実施形態)図9は、本発明の第2
の実施形態に係る評価装置の概要構成を示す模式図であ
る。以下、本図を参照して説明する。なお、本図におい
て、上記実施形態におけるものと同じ機能を果たす要素
には、同じ符号を付してある。
【0095】評価装置101は、信号伝送媒体151の
信号伝送品質を評価し、送信部102と、受信部103
と、切替部901と、評価部105と、を備える。
【0096】送信部102と、評価部105と、は、上
記実施形態と同様に機能する。
【0097】切替部901は、受信部103が、送信部
102から送信される信号を受信するか、それとも、信
号伝送媒体151から送信される信号を受信するか、を
切り替える。
【0098】評価部105は、切替部901の切り替え
により、以下の2種類の信号を受け付けることとなる。 ・参照信号111が送信部102、信号伝送媒体15
1、および、受信部103を経ることにより得られる試
験信号112。 ・参照信号111が送信部102と受信部103とを経
ることにより得られる等価信号113。
【0099】上記実施形態では、あらかじめ送受信特性
を測定して、これにより参照信号111を等価していた
が、本実施形態では、参照信号111を直接等価するこ
ととなる。
【0100】本実施形態は、送信部102や受信部10
3に用いる端末の個体差が大きい場合などに好適であ
る。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
信号伝送媒体の信号伝送品質を、客観的に評価するのに
際し、精度を高め、主観評価との相関を向上させるのに
好適な評価装置、評価方法、ならびに、これらをコンピ
ュータにより実現するためのプログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することができ
る。
【0102】特に、音声信号や音響信号を伝送する音声
通信ネットワークの信号伝送品質を客観的に評価するの
に好適な、評価装置、評価方法、ならびに、これらをコ
ンピュータにより実現するためのプログラムを記録した
コンピュータ読取可能な情報記録媒体を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る評価装置の第1の実施形態の概要
構成を示す模式図である。
【図2】第1の実施形態の送信部の送信特性をあらかじ
め測定する測定システムの概要構成を示す模式図であ
る。
【図3】第1の実施形態の受信部の受信特性をあらかじ
め測定する測定システムの概要構成を示す模式図であ
る。
【図4】計算機シミュレーションにおいて、送信部に与
えられる参照信号の周波数スペクトラムを示すグラフで
ある。
【図5】計算機シミュレーションにおいて、送信部の送
信特性の影響を与えたのちの信号の周波数スペクトラム
を示すグラフである。
【図6】計算機シミュレーションにおいて、受信部が受
信する信号の周波数スペクトラムを示すグラフである。
【図7】計算機シミュレーションにおいて、受信部の受
信特性の影響を与えたのちの試験信号の周波数スペクト
ラムを示すグラフである。
【図8】第1の実施形態の評価部において実行される客
観評価の手法の一例の概要構成を示す模式図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る評価装置の概要
構成を示す模式図である。
【符号の説明】
101 評価装置 102 送信部 103 受信部 104 等価部 105 評価部 111 参照信号 112 試験信号 113 等価信号 151 信号伝送媒体 201 送信特性測定システム 202 正弦波発生器 203 擬似口 204 インターフェース 205 D/A変換器 206 振幅測定器 207 送信特性記録部 251 端末 301 受信特性測定システム 302 正弦波発生器 303 A/D変換器 304 インターフェース 305 擬似耳 306 振幅測定器 307 受信特性記録部 351 端末 801 知覚モデル 804 内部表現信号 805 内部表現信号 807 属性 808 聴取条件 809 差計算部 810 差の出力 811 認識モデル 812 品質の指標 901 切替部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K042 DA11 DA13 DA16 EA09 EA14 GA02 GA12 LA11 LA14

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号伝送媒体の信号伝送品質を評価する評
    価装置であって、 参照信号を受け付けて、これを前記信号伝送媒体に送信
    する送信部と、 前記信号伝送媒体から送信される信号を受信した結果を
    試験信号として出力する受信部と、 あらかじめ測定した前記送信部の送信特性と、あらかじ
    め測定した前記受信部の受信特性と、により、前記受け
    付けられる参照信号を等価した等価信号を出力する等価
    部と、 前記出力された試験信号と、前記等価された等価信号
    と、を比較して、前記信号伝送媒体の信号伝送品質を評
    価する評価部と、 を備えることを特徴とする評価装置。
  2. 【請求項2】前記送信部の送信特性は、所定の振幅およ
    び周波数の正弦波信号を前記送信部に与えた場合に前記
    送信部から送信される信号の振幅を測定して得られ、 前記受信部の受信特性は、所定の振幅および周波数の正
    弦波信号を前記受信部に受信させた場合に前記受信部か
    ら出力される信号の振幅を測定して得られることを特徴
    とする請求項1に記載の評価装置。
  3. 【請求項3】信号伝送媒体の信号伝送品質を評価する評
    価装置であって、 参照信号を受け付けて、これを前記信号伝送媒体に送信
    する送信部と、 前記信号伝送媒体から送信される信号を受信した結果を
    試験信号として出力し、および、前記送信部から送信さ
    れる信号を受信した結果を等価信号として出力する受信
    部と、 前記受信部が、前記信号伝送媒体と、前記送信部と、の
    いずれから信号を受信するかを切り換える切替部と、 前記出力された試験信号と、前記出力された等価信号
    と、を比較して、前記信号伝送媒体の信号伝送品質を評
    価する評価部と、 を備えることを特徴とする評価装置。
  4. 【請求項4】前記信号伝送媒体は音声通信ネットワーク
    であり、 前記参照信号と、前記試験信号と、前記等価信号と、
    は、音声信号もしくは音響信号であり、 前記評価部は、S/N(Signal/Noise)比もしくはPS
    QM(Perceptual Speech Quality Measure)値を取得
    して信号伝送品質を評価することを特徴とする請求項1
    から3のいずれか1項に記載の評価装置。
  5. 【請求項5】信号伝送媒体の信号伝送品質を評価する評
    価方法であって、 参照信号を受け付けて、これをあらかじめ送信特性を測
    定した送信部を介して前記信号伝送媒体に送信する送信
    工程と、 前記信号伝送媒体から送信される信号をあらかじめ受信
    特性を測定した受信部を介して受信した結果を試験信号
    として出力する受信工程と、 前記送信部の送信特性と、前記受信部の受信特性と、に
    より、前記受け付けられる参照信号を等価した等価信号
    を出力する等価工程と、 前記出力された試験信号と、前記等価された等価信号
    と、を比較して、前記信号伝送媒体の信号伝送品質を評
    価する評価工程と、 を備えることを特徴とする評価方法。
  6. 【請求項6】前記送信部の送信特性は、所定の振幅およ
    び周波数の正弦波信号を前記送信部に与えた場合に前記
    送信部から送信される信号の振幅を測定して得られ、 前記受信部の受信特性は、所定の振幅および周波数の正
    弦波信号を前記受信部に受信させた場合に前記受信部か
    ら出力される信号の振幅を測定して得られることを特徴
    とする請求項5に記載の評価方法。
  7. 【請求項7】信号伝送媒体の信号伝送品質を評価する評
    価方法であって、 参照信号を受け付けて、これを送信部を介して前記信号
    伝送媒体に送信する送信工程と、 前記信号伝送媒体から送信される信号を受信部を介して
    受信した結果を試験信号として出力する受信工程と、 前記送信部から送信される信号を前記受信部を介して受
    信した結果を等価信号として出力する等価工程と、 前記出力された試験信号と、前記出力された等価信号
    と、を比較して、前記信号伝送媒体の信号伝送品質を評
    価する評価工程と、を備えることを特徴とする評価方
    法。
  8. 【請求項8】前記信号伝送媒体は音声通信ネットワーク
    であり、 前記参照信号と、前記試験信号と、前記等価信号と、
    は、音声信号もしくは音響信号であり、 前記評価工程は、S/N(Signal/Noise)比もしくはP
    SQM(Perceptual Speech Quality Measure)値を取
    得して信号伝送品質を評価することを特徴とする請求項
    5から7のいずれか1項に記載の評価方法。
  9. 【請求項9】コンピュータ(DSP(Digital Signal P
    rocessor)、および、FPGA(Field Programmable G
    ate Array)を含む。)を、 参照信号を受け付けて、これを信号伝送媒体に送信する
    送信部、 前記信号伝送媒体から送信される信号を受信した結果を
    試験信号として出力する受信部、 あらかじめ測定した前記送信部の送信特性と、あらかじ
    め測定した前記受信部の受信特性と、により、前記受け
    付けられる参照信号を等価した等価信号を出力する等価
    部、および、 前記出力された試験信号と、前記等価された等価信号
    と、を比較して、前記信号伝送媒体の信号伝送品質を評
    価する評価部として機能させることを特徴とするプログ
    ラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  10. 【請求項10】前記プログラムは、前記コンピュータ
    を、 前記送信部の送信特性を、所定の振幅および周波数の正
    弦波信号を前記送信部に与えた場合に前記送信部から送
    信される信号の振幅を得て、あらかじめ測定する送信特
    性測定部、および、 前記受信部の受信特性を、所定の振幅および周波数の正
    弦波信号を前記受信部に受信させた場合に前記受信部か
    ら出力される信号の振幅を得て、あらかじめ測定する受
    信特性測定部としてさらに機能させることを特徴とする
    請求項9に記載の情報記録媒体。
  11. 【請求項11】コンピュータを、 参照信号を受け付けて、これを信号伝送媒体に送信する
    送信部、 前記信号伝送媒体から送信される信号を受信した結果を
    試験信号として出力し、および、前記送信部から送信さ
    れる信号を受信した結果を等価信号として出力する受信
    部、 前記受信部が、前記信号伝送媒体と、前記送信部と、の
    いずれから信号を受信するかを切り換える切替部、およ
    び、 前記出力された試験信号と、前記出力された等価信号
    と、を比較して、前記信号伝送媒体の信号伝送品質を評
    価する評価部として機能させることを特徴とするプログ
    ラムを記録したコンピュータ読取可能な情報記録媒体。
  12. 【請求項12】前記プログラムは、前記コンピュータに
    おいて、 前記信号伝送媒体は音声通信ネットワークであり、 前記参照信号と、前記試験信号と、前記等価信号と、
    は、音声信号もしくは音響信号であり、 前記評価部は、S/N(Signal/Noise)比もしくはPS
    QM(Perceptual Speech Quality Measure)値を取得
    して信号伝送品質を評価するように機能させることを特
    徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載の情報
    記録媒体。
  13. 【請求項13】前記プログラムを記録した情報記録媒体
    は、コンパクトディスク、フロッピー(登録商標)ディ
    スク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビ
    デオディスク、磁気テープ、半導体メモリであることを
    特徴とする請求項9から12のいずれか1項に記載のコ
    ンピュータ読取可能な情報記録媒体。
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