JP2002032393A - 情報検索装置、アイデア運用装置およびそれらの方法 - Google Patents

情報検索装置、アイデア運用装置およびそれらの方法

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JP2002032393A
JP2002032393A JP2000214229A JP2000214229A JP2002032393A JP 2002032393 A JP2002032393 A JP 2002032393A JP 2000214229 A JP2000214229 A JP 2000214229A JP 2000214229 A JP2000214229 A JP 2000214229A JP 2002032393 A JP2002032393 A JP 2002032393A
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idea
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Sumio Iwase
純夫 岩瀬
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Kenichi Fukahori
健一 深堀
Mitsuo Osawa
光男 大沢
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キーワードを用いた情報検索に伴うユーザの
負担を軽減できる情報検索装置を提供する。 【解決手段】 検索して得ようとする情報の特性を指示
する情報から第1のキーワードを抽出するキーワード抽
出部203と、特許公報用データベース209から情報
を検索するときに用いる第2のキーワードを、前記抽出
された第1のキーワードを用いて決定する検索用キーワ
ード生成部205とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報検索装置、ア
イデア運用装置およびそれらの方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特許出願を行う場合には、通
常、事前に、当該特許出願に係わる発明と同じ発明ある
いは類似する発明が公知になっているかを、インターネ
ットなどを介して検索用サーバ装置などにアクセスを行
って調査する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
検索用サーバ装置を用いた検索では、検索に使用できる
キーワードは限られており、当該キーワードを知らない
と、適切な検索が行えない。そのため、情報検索に慣れ
ていない者にとって、検索用サーバ装置を用いた情報検
索に伴う負担が大きいという問題がある。また、個々の
検索用サーバ装置で、検索に使用できるキーワードが異
なるため、複数の検索用サーバ装置を使用する場合のユ
ーザの負担が大きいという問題がる。また、従来では、
検索用サーバ装置を用いて特許公報などの文献を検索し
た場合に、検索結果として得られるのは、該当する文献
を識別する情報(例えば特許出願公開番号)、文献の内
容、該当する文献の数などを示す文字情報であり、ユー
ザによる検索結果が把握が必ずしも容易ではないという
問題がある。
【0004】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされ、キーワードを用いた情報検索に伴うユーザの
負担を軽減できる情報検索装置、アイデア運用装置およ
びそれらの方法を提供することを目的とする。また、本
発明は、情報検索の結果を分かりやすい形式でユーザに
表示できる情報検索装置、アイデア運用装置およびそれ
らの方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、第1の発
明の情報検索装置は、検索して得ようとする情報の特性
を指示する情報から第1のキーワードを抽出するキーワ
ード抽出手段と、記憶手段に記憶されている情報を検索
するときに用いる第2のキーワードを、前記抽出された
第1のキーワードを用いて決定するキーワード決定手段
とを有する。
【0006】第1の発明の情報検索装置の作用は以下の
ようになる。検索して得ようとする情報の特性を指示す
る情報が、当該情報検索装置に入力される。そして、キ
ーワード抽出手段によって、当該入力された情報から第
1のキーワードが抽出される。次に、キーワード決定手
段によって、記憶手段に記憶されている情報を検索する
ときに用いる第2のキーワードを、前記抽出された第1
のキーワードを用いて決定される。
【0007】また、第1の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、情報検索要求に応じて、前記検索に必要な情報
を前記情報検索要求の要求元に問い合わせる質問手段を
さらに有し、前記キーワード抽出手段は、前記問い合わ
せに応じて前記要求元から受けた情報から前記第1のキ
ーワードを抽出する。
【0008】また、第1の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、前記キーワード決定手段は、前記問い合わせに
応じて前記検索要求の要求元から受ける情報に含まれる
ことが予測される前記第1のキーワードと、前記記憶手
段に記憶されている情報を検索するのに適合した前記第
2のキーワードとの対応表を用いて、前記第2のキーワ
ードを決定する。
【0009】また、第1の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、前記決定された第2のキーワードを用いて、前
記記憶手段に記憶されている情報を検索する検索手段を
さらに有する。
【0010】また、第1の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、前記キーワード決定手段は、前記検索しようと
する内容を特定するための情報に含まれることが予測さ
れる前記第1のキーワードと、前記記憶手段に記憶され
ている情報を検索するのに適合した前記第2のキーワー
ドと、当該第2のキーワードの使用条件との対応表を用
いて、前記第2のキーワードと、当該第2のキーワード
の前記使用条件とを決定し、前記検索手段は、前記決定
された第2のキーワードおよび使用条件を用いて、前記
記憶手段に記憶されている情報を検索する。
【0011】また、第1の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、前記キーワード決定手段は、複数の異なる観点
から前記検索を行うことを可能にするため、前記複数の
異なる観点のそれぞれに対応した複数の前記対応表を用
いて前記第2のキーワードを決定する。
【0012】また、第1の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、前記キーワード決定手段は、前記複数の異なる
観点のそれぞれに対して、前記第2のキーワードを決定
する。
【0013】また、第1の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、前記キーワード決定手段は、単数の前記第1の
キーワードに対して、複数の前記第2のキーワードを決
定する。
【0014】また、第2の発明の情報検索装置は、複数
のキーワードを用いて情報を検索する検索手段と、前記
検索の結果に基づいて、前記検索された情報が前記複数
のキーワードのうち何れのキーワードに該当したかを図
形または色で規定した表示が行われるように制御する制
御手段とを有する。
【0015】第2の発明の情報検索装置の作用は以下の
ようになる。検索手段によって、複数のキーワードを用
いて情報が検索される。次に、制御手段によって、前記
検索の結果に基づいて、前記検索された情報が前記複数
のキーワードのうち何れのキーワードに該当したかを図
形または色で規定した表示が行われるように制御され
る。
【0016】また、第2の発明の情報検索装置は、好ま
しくは、前記制御手段は、前記検索の結果に基づいて、
前記複数のキーワードのそれぞれに該当した案件の数に
応じて、前記複数のキーワードに対応して表示する図形
または色を規定する。
【0017】また、第3の発明の情報検索装置は、検索
に用いる複数のキーワードと、当該複数のキーワードの
使用条件とを決定するキーワード決定手段と、前記決定
したキーワードおよび使用条件に基づいて検索範囲を決
定し、当該検索範囲を図形または色を用いて特定した表
示が行われるように制御する制御手段とを有する。
【0018】第3の発明の情報検索装置の作用は以下の
ようになる。先ず、キーワード決定手段によって、検索
に用いる複数のキーワードと、当該複数のキーワードの
使用条件とが決定される。次に、制御手段によって、前
記決定したキーワードおよび使用条件に基づいて検索範
囲を決定し、当該検索範囲を図形または色を用いて特定
した表示が行われるように制御される。
【0019】また、第4の発明のアイデア運用装置は、
アイデアの創作価値を評価する創作価値評価手段と、前
記評価の結果を所定の者に提示し、前記アイデアを運用
するための資金を提供する資金提供者を募集する処理を
行う資金提供者募集手段と、前記資金提供者が提供した
前記資金を用いて前記アイデアの運用を行うための処理
を行う運用手段とを有するアイデア運用装置であって、
前記創作価値評価手段は、前記アイデアの情報から第1
のキーワードを抽出するキーワード抽出手段と、記憶手
段に記憶されている情報を検索するときに用いる第2の
キーワードを、前記抽出された第1のキーワードを用い
て決定するキーワード決定手段と、前記決定された第2
のキーワードを用いて、前記記憶手段に記憶されている
情報を検索する検索手段とを有する。
【0020】第4の発明のアイデア運用装置は、好まし
くは、前記アイデアの経済的な価値を評価する処理を行
う経済価値評価手段をさらに有し、前記資金提供者募集
手段は、前記経済価値評価手段による評価の結果を前記
所定の者に提示し、前記創作価値評価手段は、当該創作
価値評価手段による前記評価の結果が所定の基準を満た
したアイデアを、前記経済価値評価手段による前記評価
の対象とするための処理を行う。
【0021】また、第5の発明の情報検索方法は、検索
して得ようとする情報の特性を指示する情報から第1の
キーワードを抽出し、記憶手段に記憶されている情報を
検索するときに用いる第2のキーワードを、前記抽出さ
れた第1のキーワードを用いて決定する。
【0022】また、第6の発明の情報検索方法は、複数
のキーワードを用いて情報を検索し、前記検索の結果に
基づいて、前記検索された情報が前記複数のキーワード
のうち何れのキーワードに該当したかを図形または色で
規定した表示が行われるように制御する。
【0023】また、第7の発明の情報検索方法は、検索
に用いる複数のキーワードと、当該複数のキーワードの
使用条件とを決定し、前記決定したキーワードおよび使
用条件に基づいて検索範囲を決定し、当該検索範囲を図
形または色を用いて特定した表示が行われるように制御
する。
【0024】また、第8の発明のアイデア運用方法は、
アイデアの情報から第1のキーワードを抽出し、記憶手
段に記憶されている情報を検索するときに用いる第2の
キーワードを、前記抽出された第1のキーワードを用い
て決定し、前記決定された第2のキーワードを用いて、
前記記憶手段に記憶されている情報を検索し、当該検索
の結果に基づいて前記アイデアの創作価値を評価し、前
記評価の結果を所定の者に提示し、前記アイデアを運用
するための資金を提供する資金提供者を募集する処理を
行い、前記資金提供者が提供した前記資金を用いて前記
アイデアの運用を行うための処理を行う。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
情報検索システムについて説明する。第1実施形態 図1は、本実施形態の情報検索システム1の全体構成図
である。図1に示すように、情報検索システム1では、
インターネットなどのネットワーク100を介して、端
末装置110と、検索用サーバ装置120と、特許公報
用データベース230とが接続される。ここで、検索用
サーバ装置120が本発明の検索装置に対応している。
なお、本実施形態では、それぞれ単数の端末装置110
および特許公報用データベース230がネットワーク1
00に接続される場合を例示するが、それぞれ複数の端
末装置110および特許公報用データベース230がネ
ットワーク100に接続されていてもよい。
【0026】〔端末装置110〕端末装置110は、例
えば、パーソナルコンピュータや携帯電話などであり、
ユーザによるキーボードやマウスなどの操作手段の操作
に応じた情報検索要求を、ネットワーク100を介して
検索用サーバ装置120に送信すると共に、ネットワー
ク100を介して検索用サーバ装置120から上記情報
検索要求に応じた検索結果を示す表示データを含む応答
を受信する。端末装置110は、受信した応答に含まれ
る表示データに応じて、検索結果をグラフィック表示お
よび文字表示する。
【0027】〔検索用サーバ装置120〕図1に示すよ
うに、検索用サーバ装置120は、例えば、HTTP(H
yperTextTransfer Protocol) 処理部200、質問部2
01、質問用データベース202、キーワード抽出部2
03、記憶部204、検索用キーワード生成部205、
キーワード用データベース206、制御部207、デー
タベース管理部208、特許公報用データベース209
を有する。ここで、質問部201が本発明の質問手段に
対応し、キーワード抽出部203が本発明のキーワード
抽出手段に対応し、検索用キーワード生成部205が本
発明のキーワード決定手段に対応し、特許公報用データ
ベース209および特許公報用データベース230が本
発明の記憶手段に対応している。
【0028】HTTP処理部200は、ネットワーク1
00を介して送受信されるHTML(HyperText Markup
Language: ハイパーテキスト記述言語) 文書を扱うため
の処理を行う。HTTP処理部200は、ネットワーク
100を介して端末装置110から情報検索要求を受信
すると、当該情報検索要求を質問部201に出力する。
【0029】質問部201は、例えば、HTTP処理部
200から情報検索要求を入力すると、情報検索要求の
対象となっているアイデアと同一または類似する特許の
先願などを検索する上で必要なキーワードを得るための
所定の質問データを質問用データベース202から読み
出し、これを端末装置110に送信するためにHTTP
処理部200に出力する。質問部201は、ユーザの操
作に応じて端末装置110との間で対話形式で、当該ア
イデアに関しての質問処理を行う。当該質問処理では、
ユーザとの間で、日常の話し言葉などで使用される単語
および用語を用いた対話がなされるように処理が行われ
る。
【0030】質問用データベース202は、上述したよ
うに質問部201が用いる質問データを記憶する。質問
用データベース202に記憶される質問データは、例え
ば、「どのような分野の発明(アイデア)ですか?」、
「何に関するものですか?」、「どんな特徴があります
か?」などの通常の会話で用いられる言葉を使って質問
を行うためのデータである。
【0031】キーワード抽出部203は、例えば、知識
ベースと推論機構とを備えたいわゆるエキスパートシス
テムであり、質問部201による端末装置110との間
の対話によってHTTP処理部200が端末装置110
から受信した回答データ内に含まれるキーワード(本発
明の第1のキーワード)を抽出し、当該抽出したキーワ
ードを記憶部204に書き込む。このとき、キーワード
抽出部203は、例えば、キーワード抽出部203に予
め登録されている単語や、回答データ内に所定の回数以
上発生する単語などをキーワードとして抽出する。な
お、キーワード抽出部203は、回答データ内に存在す
る所定パターンのセンテンスをキーワードとして抽出し
てもよい。
【0032】記憶部204は、キーワード抽出部203
が抽出したキーワードを一時的に記憶する。
【0033】検索用キーワード生成部205は、例え
ば、いわゆるエキスパートシステムであり、キーワード
用データベース206に格納されている対応表を参照し
ながら、キーワード抽出部203によって抽出されて記
憶部204に記憶されているキーワード(本発明の第1
のキーワード)から、実際に検索を行うときに使用する
検索用キーワード(本発明の第2のキーワード)を生成
する。このとき、検索用キーワード生成部205は、後
述するように、記憶部204に記憶されているキーワー
ドを用いて、検索対象のアイデアが属する分野を特定す
る際に用いる分野検索用キーワードと、当該アイデアの
用途を特定するための用途検索用キーワードと、当該ア
イデアの特徴、例えば当該アイデアの構成の技術的特徴
を特定するための特徴検索用キーワードとを生成する。
【0034】キーワード用データベース206は、質問
部201による端末装置110との間の対話処理によっ
て得られた回答データから抽出するキーワードと、デー
タベース管理部208が特許公報用データベース209
にアクセスを行って検索を行う際に用いる検索用キーワ
ードとの対応表を格納している。
【0035】具体的には、キーワード用データベース2
06は、図2に示すように、記憶部204に記憶される
キーワードと、分野検索用キーワードと、検索用キーワ
ード生成部205が分野検索用キーワードを用いる条件
との対応関係を示す分野検索用対応表300を記憶して
いる。また、キーワード用データベース206は、図3
に示すように、記憶部204に記憶されるキーワード
と、用途検索用キーワードと、検索用キーワード生成部
205が用途検索用キーワードを用いる条件との対応関
係を示す用途検索用対応表301を記憶している。ま
た、キーワード用データベース206は、図4に示すよ
うに、記憶部204に記憶されるキーワードと、特徴検
索用キーワードと、検索用キーワード生成部205が特
徴検索用キーワードを用いる条件との対応関係を示す特
徴検索用対応表302を記憶している。また、キーワー
ド用データベース206は、上述したように特許公報用
データベース209から検索を行う場合の対応表と、特
許公報用データベース230から検索を行う場合の対応
表とを個別に有している。
【0036】制御部207は、図5に示すように、グラ
フィック表示データ生成部350および文字表示データ
作成部351を有する。制御部207は、図5に示すグ
ラフィック表示データ生成部350および文字表示デー
タ生成部351を用いて、検索用キーワード生成部20
5が生成した分野検索用キーワード、用途検索用キーワ
ードおよび特徴検索用キーワードに基づいて、ユーザに
検索範囲を決定させるための表示データを作成する。例
えば、検索用キーワード生成部205から、分野検索用
キーワード「KWB0001」と、用途検索用キーワー
ド「KWY0002」,「KWY0003」と、用途検
索用キーワードの使用条件「OR」と、特徴検索用キー
ワード「KWT0005」,「KWT0006」と、特
徴検索用キーワードの使用条件「OR」とを制御部20
7が入力した場合を考える。すなわち、制御部207
が、データベース管理部208に対して、下記式(1)
に示す検索条件式で検索範囲が決められる場合を考え
る。
【0037】
【数1】 検索条件式={(KWB0001) AND (KWY0002 OR KW Y0003) AND (KWT0005 OR KWT0006)} …(1)
【0038】この場合には、制御部207は、例えば、
図6に示すように、分野検索用キーワード「KWB00
01」に対応する検索範囲を示す楕円400と、用途検
索用キーワード「KWY0002」に対応する検索範囲
を示す楕円401と、用途検索用キーワード「KWY0
003」に対応する検索範囲を示す楕円402と、特徴
検索用キーワード「KWT0005」に対応する検索範
囲を示す楕円403と、特徴検索用キーワード「KWT
0006」に対応する検索範囲を示す楕円404と、上
記検索式で特定される検索範囲を特定するための検索範
囲表示405と、ユーザが検索範囲の修正を行うことを
指示するための修正指示用表示406と、検索範囲表示
405で特定された検索範囲で検索を開始することをユ
ーザが指示するための検索開始用表示407とを含む検
索範囲指定画面410を表示するための表示データを作
成する。
【0039】制御部207は、修正指示用表示406が
ユーザによって指定された場合には、例えば上記式
(1)に示す検索条件式を指定した検索指示をデータベ
ース管理部208に出力する。また、制御部207は、
修正指示用表示406がユーザによって指定され、所定
の検索範囲修正指示を受けた場合に、当該修正後の検索
範囲に対応した検索条件式を指定した検索指示をデータ
ベース管理部208に出力する。なお、制御部207
は、例えば、所定の時間(例えば、3分)、ユーザか
ら、検索開始指示および検索範囲修正指示の何れも受信
しない場合には、自動的に、既に決定した検索条件式を
用いてデータベース管理部208に検索指示を出力す
る。
【0040】制御部207は、データベース管理部20
8が上記指定した検索条件式に基づいて特許公報用デー
タベース209の検索処理を行った結果である検索結果
をデータベース管理部208から入力する。制御部20
7は、ユーザが理解し易いように検索結果を表示するた
めに、データベース管理部208から入力した検索結果
を、図5に示すグラフィック表示データ生成部350お
よび文字表示データ生成部351を用いてグラフィック
表示処理および文字表示処理して表示データを作成す
る。制御部207は、例えば、図6に示された検索範囲
内で、分野検索用キーワード「KWB0001」と、用
途検索用キーワード「KWY0002」と、特徴検索用
キーワード「KWT0006」とを全て含むが、用途検
索用キーワード「KWY0003」および特徴検索用キ
ーワード「KWT0005」の双方を含まない特許公報
が検索された場合には、図7に示すように、図6に示す
検索範囲表示405のうち、当該特許公報が属する範囲
を特定する検索結果範囲表示415を含む検索結果画面
411を表示するための表示データを作成する。
【0041】図7に示す例では、制御部207は、例え
ば、分野検索用キーワード「KWB0001」に対応す
る検索結果を示す楕円410と、用途検索用キーワード
「KWY0002」に対応する検索結果を示す楕円41
1と、用途検索用キーワード「KWY0003」に対応
する検索結果を示す楕円412と、特徴検索用キーワー
ド「KWT0005」に対応する検索結果を示す楕円4
13と、特徴検索用キーワード「KWT0006」に対
応する検索結果を示す楕円414との大きさを各キーワ
ードに該当する特許公報の数に応じて規定するように表
示データを作成する。例えば、所定のキーワードに該当
する件数が多くなるに従って、当該キーワードに対応す
る楕円の大きさを大きくする。
【0042】また、制御部207は、データベース管理
部208から入力した検索結果に基づいて、例えば、該
当する特許公報の数と、当該特許公報のタイトル(発明
の名称)の表示と、当該特許公報の要約を表示すること
を指示するための表示と、当該特許公報の全文を表示す
ることを指示するための表示とを含む検索結果画面を端
末装置110が表示するための表示データを作成する。
例えば、検索によって3件の特許公報が得られた場合に
は、例えば、図8に示すように、該当する特許公報の数
を示す「3件」と、それぞれの特許公報の発明の名称
「A」,「B」,「C」と、発明の名称「A」,
「B」,「C」のそれぞれに対応した当該特許公報の要
約を表示することを指示するための表示360a,36
0b,360cと、発明の名称「A」,「B」,「C」
のそれぞれに対応した当該特許公報の全文を表示するこ
とを指示するための表示361a,361b,361c
とを含む検索結果画面を端末装置110が表示するため
の表示データを作成する。
【0043】制御部207は、作成した表示データを、
HTTP処理部200およびネットワーク100を介し
て端末装置110に送信する。当該表示データの送信
は、例えば、電子メールなどを用いて行ってもよい。
【0044】データベース管理部208は、制御部20
7から入力された検索指示に基づいて、当該検索指示に
よって指定された検索用キーワードおよび検索条件式を
用いて、特許公報用データベース209から所定の特許
公報を検索し、当該検索した特許公報に関する情報を検
索結果として制御部207に出力する。データベース管
理部208は、特許公報用データベース209に記憶さ
れた特許公報のうち、検索指示によって指定された検索
条件式を満たすキーワード群が割り当てられた特許公報
を検索する。そして、データベース管理部208は、当
該検索によって得た特許公報を特定する情報(例えば、
出願公開番号、登録番号)と、当該検索条件を満たす特
許公報が属する検索範囲内の領域と、検索範囲内の各領
域において検索された特許公報の数と、必要に応じて、
当該特許公報の全文の情報および当該特許公報の要約の
情報を制御部207に出力する。
【0045】また、データベース管理部208は、制御
部207から入力された検索指示に基づいて、当該検索
指示によって指定された検索用キーワードを用いて、ネ
ットワーク100を介して特許公報用データベース23
0から所定の特許公報を検索してもよい。
【0046】以下、図1に示す情報検索システム1の動
作例を説明する。図9および図10は、情報検索システ
ム1の動作例のフローチャートである。 ステップST1:ユーザは、検索用サーバ装置120を
用いて特許公報の検索を行う場合に、端末装置110の
キーボードやマウスなどを操作して情報検索要求をネッ
トワーク100を介して検索用サーバ装置120に送信
する。
【0047】ステップST2:検索用サーバ装置120
では、情報検索要求が受信されると、質問部201によ
って質問用データベース202から質問データが順に読
み出され、当該読み出された質問データがHTTP処理
部200を介して端末装置110に送信される。
【0048】ステップST3:端末装置110では、受
信した質問データに応じた表示が行われ、ユーザによっ
て、当該質問の回答が入力される。そして、ネットワー
ク100を介して端末装置110から検索用サーバ装置
120に、回答データが送信される。検索用サーバ装置
120では、キーワード抽出部203によって、受信し
た回答データに含まれるキーワードが抽出され、当該抽
出されたキーワードが記憶部204に格納される。
【0049】ステップST4:検索用サーバ装置120
の制御部207によって、情報検索要求の対象となって
いるアイデアと同一または類似する特許の先願などを検
索する上で必要なキーワードを得るための所定の質問デ
ータの送信およびその回答データの受信が終了したか否
かが判断され、終了したと判断された場合にはステップ
ST5の処理が実行され、そうでない場合にはステップ
ST2の処理に戻る。
【0050】ステップST5:検索用サーバ装置120
の検索用キーワード生成部205によって、キーワード
用データベース206に記憶されている対応表と、記憶
部204に記憶されているキーワードとを用いて、分野
検索用キーワード、用途検索用キーワードおよび特徴検
索用キーワードが生成される。
【0051】ステップST6:検索用サーバ装置120
の制御部207によって、図5に示すグラフィック表示
データ生成部350および文字表示データ生成部351
を用いて、検索用キーワード生成部205が生成した分
野検索用キーワード、用途検索用キーワードおよび特徴
検索用キーワードに基づいて、ユーザに検索範囲を決定
させるための表示データが作成される。当該作成された
表示データは、HTTP処理部200およびネットワー
ク100を介して、端末装置110に送信される。端末
装置110では、受信した表示データに応じた画面が表
示され、ユーザが当該画面を見ながら、検索対象の確
認、必要に応じて検索範囲の変更指示を出し、それに応
じて検索条件式が決定される。
【0052】ステップST7:検索用サーバ装置120
の制御部207は、ステップST6で決定した検索条件
式と、ステップST5で生成された検索用キーワードと
を含む検索指示をデータベース管理部208に出力す
る。そして、データベース管理部208によって、制御
部207からの検索指示に基づいて、当該検索指示によ
って指定された検索用キーワードおよび検索条件式を用
いて、特許公報用データベース209から所定の特許公
報が検索され、当該検索された特許公報に関する情報が
検索結果として制御部207に出力される。
【0053】ステップST8:検索用サーバ装置120
の制御部207では、検索結果に応じた所定の検索結果
画面を表示するための表示データが生成される。当該表
示データは、HTTP処理部200およびネットワーク
100を介して、端末装置110に送信され、当該表示
データに応じて、検索結果がディスプレイにグラフィッ
ク表示および文字表示される。
【0054】以上説明したように、情報検索システム1
によれば、ユーザは、端末装置110を用いて検索用サ
ーバ装置120との間で、日常使われる言葉を用いて対
話形式で質問に対する回答を行うだけで、自らが要求す
る情報の検索結果を得ることができる。従って、ユーザ
は、特許公報用データベース209および特許公報用デ
ータベース230において検索に要求されている検索用
キーワードを知らない場合でも、有効な検索結果を得る
ことができる。
【0055】また、情報検索システム1によれば、情報
の検索範囲および検索結果を、図形および色などを用い
てグラフィック表示をすることで、ユーザは、その内容
を一目で把握でき、情報検索作業の効率を高めることが
できる。
【0056】第2実施形態 以下、本発明の実施形態に係わるアイデア運用システム
について説明する。図11は、本実施形態のアイデア運
用システムの全体構成図である。図11に示すように、
アイデア運用システムでは、アイデア保有者が使用する
端末装置10と、投資家が使用する単数または複数の端
末装置20と、明細書作成希望者が使用する単数または
複数の端末装置25と、アイデア創作支援サーバ装置2
8、特許情報サーバ装置29、新規性評価サーバ装置3
0、経済価値評価サーバ装置31、投資家募集サーバ装
置32、経営サーバ装置33、明細書作成者募集サーバ
装置34および株取り引きサーバ装置35とが、ネット
ワーク40を介して接続される。
【0057】ここで、アイデア保有者とは、アイデアの
発案者、または当該発案者から特許を受ける権利の譲渡
を受けた者などをいう。本実施形態では、本発明のアイ
デアの一例として、例えば、特許法の発明に該当する自
然法則を利用した技術的思想の創作を例示する。また、
投資家とは、当該アイデアを用いた事業に投資を行う者
であり、本発明の資金提供者に対応している。また、ア
イデア運用システムが本発明のアイデア運用装置に対応
し、新規性調査サーバ装置30が本発明の創作価値評価
手段に対応し、経済価値評価サーバ装置31が本発明の
経済価値評価手段に対応し、投資家募集サーバ装置32
が本発明の資金提供者募集手段に対応し、経営サーバ装
置33が本発明の運用手段に対応している。
【0058】また、新規性調査サーバ装置30として
は、前述した第1実施形態の検索用サーバ装置120が
用いられる。
【0059】アイデア運用システムでは、アイデア創作
支援サーバ装置28、特許情報サーバ装置29、新規性
評価サーバ装置30、経済価値評価サーバ装置31、投
資家募集サーバ装置32、経営サーバ装置33、明細書
作成者募集サーバ装置34および株取り引きサーバ装置
35が、ネットワーク40を介して通信しながら連携し
て動作する。
【0060】なお、本実施形態では、図11に示すよう
に、それぞれ単数の端末装置10,20および25がネ
ットワーク40に接続されている場合を例示している
が、実際には複数の端末装置10,20および25がネ
ットワーク40に接続されている。
【0061】端末装置10は、例えば、パーソナルコン
ピュータであり、アイデア保有者によるキーボードやマ
ウスなどの操作手段の操作に応じた要求を、ネットワー
ク40を介して上述した各種サーバ装置に送信する。
【0062】端末装置20は、例えば、パーソナルコン
ピュータであり、投資家によるキーボードやマウスなど
の操作手段の操作に応じた要求を、ネットワーク40を
介して上述したサーバ装置に送信する。
【0063】端末装置25は、例えば、パーソナルコン
ピュータであり、明細書作成希望者によるキーボードや
マウスなどの操作手段の操作に応じた要求を、ネットワ
ーク40を介して上述したサーバ装置に送信する。本実
施形態では、明細書作成希望者は、アイデア保有者のア
イデアを特許にする際に、当該アイデアの特許出願の明
細書を作成することを希望する者である。
【0064】アイデア創作支援サーバ装置28は、アイ
デア保有者による操作に応じたアイデア創作支援要求を
端末装置10から受信し、アイデア保有者によるアイデ
アの創作を支援する。
【0065】特許情報サーバ装置29は、例えば、キー
ワードを用いて内容が関連する特許公報などの技術文献
を、検索可能なデータベースを提供するサーバである。
【0066】新規性評価サーバ装置30は、アイデア保
有者が保有するアイデアが、新規なものであるか否かを
調査し、投資家などが当該アイデアに投資する際に参考
となる情報を提供する。新規性調査サーバ装置30は、
図1に示す検索用サーバ装置120の構成を一部に有し
ている。
【0067】経済価値評価サーバ装置31は、評価対象
となるアイデアが属する分野(カテゴリ)の成長性など
の判断するための情報を、例えば経済指標を扱うデータ
ベースにリンクして受信したり、自らがそのようなデー
タベースを構築し、そこから情報を得て、当該アイデア
の市場での経済的な価値の評価を示す経済価値評価値を
算出する。
【0068】投資家募集サーバ装置32は、経済価値評
価サーバ装置31で評価されたアイデアを登録し、許可
された所定の投資家による端末装置20からの当該アイ
デアの閲覧、出資、投資成立および不成立の場合の処理
などを行う。
【0069】経営サーバ装置33は、投資家募集サーバ
装置32において投資家の募集に成功したアイデアを、
出資金を原資として運用、経営、決算、利益配分、倒産
および清算を行うための処理を行う。
【0070】明細書作成者募集サーバ装置34は、経営
サーバ装置33からの明細書作成要求を受けて、アイデ
アの特許出願に用いる明細書を作成する明細書作成者の
募集、並びに明細書作成者の実績に応じた対価を決定す
【0071】株取り引きサーバ装置35は、経営サーバ
装置33が登録されたアイデアに対して発行した株の取
り引きに関する処理を行う。
【0072】以下、図11に示す各サーバ装置を用いた
アイデア運用システムの全体動作を説明する。図12
は、アイデア運用システムの全体動作を説明するための
フローチャート図である。 ステップST71:アイデアの保有者は、自らのアイデ
アの価値を知りたい場合に、端末装置10を操作してア
イデア創作支援要求をアイデア創作支援サーバ装置28
に送信する。アイデア創作支援サーバ装置28は、アイ
デア創作支援要求に応じて、内蔵しているデータベー
ス、あるいは外部のデータベースを検索して得た情報を
用いて、アイデア創作支援要求があったアイデアが、市
場において現在または将来にどの程度の経済的価値を持
つかを判断する。また、アイデア創作支援サーバ装置2
8は、高い経済的価値を持つアイデアが創作されること
を支援(補助)するために、当該アイデアの経済的な価
値を高めるために有効な所定の情報を端末装置10に送
信し、当該情報を参考にして当該アイデア保有者がアイ
デアの修正を行うことを認める。アイデア創作支援サー
バ装置28は、当該修正されたアイデアの経済的価値を
さらに判断する。
【0073】ステップST72:新規性評価サーバ装置
30は、例えば、アイデア保有者の操作に応じた端末装
置10からの新規性評価要求に応じて、内蔵しているデ
ータベース、あるいは図11に示すネットワーク40上
の特許情報サーバ装置29などを検索して、新規性評価
要求があったアイデアが、公知技術との関係で新規なも
のであるかを調査して新規性評価値を算出する。このと
き、新規性調査サーバ装置30では、公知文献を検索す
る際に、前述した図9および図10に示す処理を行う。
【0074】ステップST73:経済価値評価サーバ装
置31は、例えば新規性調査サーバ装置30による新規
性調査で新規性評価値が所定の基準を満たしたアイデア
について、経済価値評価要求に応じて、当該アイデアが
属する分野の成長性、市場規模、当該アイデアが特許に
なった場合の市場活動への拘束力などを考慮して、当該
アイデアを特許にして事業化を行った場合に、どの程度
の収益を見込めるか(当該アイデアのビジネス上での価
値)を示す経済価値評価値を算出する。
【0075】ステップST74:投資家募集サーバ装置
32は、例えばステップST72,ST73の評価を得
たアイデアについて、当該アイデアに投資を行う投資家
を募集するための処理を行う。投資家募集サーバ装置3
2は、例えば、当該アイデアの内容、並びにステップS
T72,ST73で算出した新規性評価値およびアイデ
ア評価値を、当該アイデアに関して所定の秘密保持契約
を結んだ投資家に提供し、当該アイデアに投資をする投
資家を募る。この場合に、投資として株式のような形式
を採用する場合には、投資家募集サーバ装置32は、例
えば、アイデア保有者に自らの権利持分(株保有率)を
決めさせ、残りの株に対して投資家を募るための処理を
行う。
【0076】ステップST75:経営サーバ装置33
は、当該アイデアの運用に必要な運用資金の額を算出
し、当該算出した額の運用資金が、ステップST74の
投資家の投資によって得られた場合に、当該アイデアに
関しての経営処理を開始する。当該経営処理では、経営
サーバ装置33は、例えば、明細書作成者募集サーバ装
置34と連携して行われる当該アイデアの特許出願に用
いる明細書の作成依頼処理、特許庁との間の出願段階で
の中間手続の管理処理、特許後のライセンス契約に関す
る処理などがある。また、経営サーバ装置33による経
営処理と並行して、株取り引きサーバ装置35は、例え
ば、当該アイデアの株の売買に関する処理を行う。ま
た、株取り引きサーバ装置35は、当該アイデアの株を
上場させるための処理を行ってもよい。
【0077】ステップST76:経営サーバ装置33
は、経営が破綻した場合には、当該アイデアに関する事
業の所定の倒産処理を行う。
【0078】以上説明したように、アイデア運用システ
ムによれば、アイデア保有者は、アイデア創作支援サー
バ装置28にアクセスを行うことで、自らのアイデアの
経済的価値を知ることができると共に、アイデア創作支
援サーバ装置28からの情報に基づいて、経済的価値を
さらに高めるように、自らのアイデアを修正できる。ま
た、アイデア創作支援サーバ装置28を用いることで、
何らかのアイデアを発案した者は、自らのアイデアの経
済的価値をゲーム感覚で手軽に知ることができ、アイデ
アの発案行為を促進し、優れたアイデアが発案されるこ
とを促進できる。
【0079】また、アイデア運用システムでは、上述し
たように、経済価値評価サーバ装置31および投資家募
集サーバ装置32を用いることで、高い経済的価値を持
つ優れたアイデアを、当該アイデアの経済的価値を示す
情報を秘密保持契約を結んだ投資家にネットワーク40
を介して提供し、当該アイデアの運用(実施)に必要な
資金を当該投資家からネットワーク40を介して集める
ことができる。そのため、アイデア運用システムによれ
ば、投資家は、各アイデアの経済的価値を知ることがで
き、投資対象を決める材料となる有効な情報を得ること
ができる。また、アイデア運用システムによれば、優れ
たアイデアについては、多数の投資家から投資を得られ
る可能性がある。
【0080】また、アイデア運用システムによれば、新
規性調査サーバ装置30において所定の基準を満たした
評価を得られたアイデアについて、経済価値評価サーバ
装置31による評価処理の対象とすることで、経済価値
評価サーバ装置31の処理負担を軽減できる。
【0081】また、アイデア運用システムによれば、経
済価値評価サーバ装置31において所定の基準を満たす
ことを条件に、当該アイデアの投資家募集サーバ装置3
2への登録を認めることで、投資対象としての価値が低
い多数のアイデアが投資家募集サーバ装置32に登録さ
れることを回避し、投資家による検索処理を効率化でき
る。
【0082】また、アイデア運用システムでは、経営サ
ーバ装置33を用いてアイデアを運用することで、アイ
デアの運用に関しての手続的な部分を自動化でき、手続
上の誤りなどを少なくできる。
【0083】また、アイデア運用システムでは、明細書
作成者募集サーバ装置34を用いて明細書作成希望者に
対しての客観的な評価を公表することで、当該アイデア
の専門分野や重要度に適合した明細書作成希望者を選択
して明細書を作成させることができる。また、明細書作
成者募集サーバ装置34によれば、明細書作成希望者に
競争原理を働かせることで、明細書作成者のレベルを高
めることができる。
【0084】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。例えば、上述した第1実施形態では、図1に示すよ
うに、質問部201を設けた場合を例示したが、検索用
サーバ装置120と端末装置110との間で対話形式で
検索に必要な情報を得るのではなく、ユーザが始めから
検索に必要な情報を端末装置110から検索用サーバ装
置120に送信する場合にも本発明は適用可能である。
また、上述した実施形態では、検索用キーワード生成部
205において、分野検索用キーワード、用途検索用キ
ーワードおよび特徴検索用キーワードを作成する場合を
例示したが、これらの少なくとも一つの検索用キーワー
ドを作成したり、それ以外の単数または複数の検索用キ
ーワードを作成してもよい。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キーワードを用いた情報検索に伴うユーザの負担を軽減
できる情報検索装置、アイデア運用装置およびそれらの
方法を提供できる。また、本発明によれば、情報検索の
結果を分かりやすい形式でユーザに表示できる情報検索
装置、アイデア運用装置およびそれらの方法を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1実施形態の情報検索シス
テムの全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示すキーワード用データベース
に格納されている分野検索用対応表を説明するための図
である。
【図3】図3は、図1に示すキーワード用データベース
に格納されている用途検索用対応表を説明するための図
である。
【図4】図4は、図1に示すキーワード用データベース
に格納されている特徴検索用対応表を説明するための図
である。
【図5】図5は、図1に示す制御部の表示制御に係わる
構成を説明するための図である。
【図6】図6は、図1に示す制御部が表示制御する検索
範囲指定画面を説明するための図である。
【図7】図7は、図1に示す制御部が表示制御する検索
結果画面を説明するための図である。
【図8】図8は、図1に示す制御部が表示制御する検索
結果画面を説明するための図である。
【図9】図9は、図1に示す情報検索システムの動作例
のフローチャートである。
【図10】図10は、図1に示す情報検索システムの動
作例のフローチャートである。
【図11】図11は、本発明の第2実施形態のアイデア
運用システムの全体構成図である。
【図12】図12は、図10に示すアイデア運用システ
ムの動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】 1…情報検索システム、100…ネットワーク、110
…端末装置、120…検索用サーバ装置、200…HT
TP処理部、201…質問部、202…質問用データベ
ース、203…キーワード抽出部、204…記憶部、2
05…検索用キーワード生成部、206…キーワード用
データベース、207…制御部、208…データベース
管理部、209…特許公報用データベース、230…特
許公報用データベース、10,20,25…端末装置、
28…アイデア創作支援サーバ装置、29…特許情報サ
ーバ装置、30…新規性調査サーバ装置、31…経済価
値評価サーバ装置、32…投資家募集サーバ装置、33
…経営サーバ装置、34…明細書作成者募集サーバ装
置、35…株取り引きサーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深堀 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大沢 光男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NK02 NK31 PQ02 PQ22

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検索して得ようとする情報の特性を指示す
    る情報から第1のキーワードを抽出するキーワード抽出
    手段と、 記憶手段に記憶されている情報を検索するときに用いる
    第2のキーワードを、前記抽出された第1のキーワード
    を用いて決定するキーワード決定手段とを有する情報検
    索装置。
  2. 【請求項2】情報検索要求に応じて、前記検索に必要な
    情報を前記情報検索要求の要求元に問い合わせる質問手
    段をさらに有し、 前記キーワード抽出手段は、前記問い合わせに応じて前
    記要求元から受けた情報から前記第1のキーワードを抽
    出する請求項1に記載の情報検索装置。
  3. 【請求項3】前記キーワード決定手段は、前記問い合わ
    せに応じて前記検索要求の要求元から受ける情報に含ま
    れることが予測される前記第1のキーワードと、前記記
    憶手段に記憶されている情報を検索するのに適合した前
    記第2のキーワードとの対応表を用いて、前記第2のキ
    ーワードを決定する請求項2に記載の情報検索装置。
  4. 【請求項4】前記決定された第2のキーワードを用い
    て、前記記憶手段に記憶されている情報を検索する検索
    手段をさらに有する請求項1に記載の情報検索装置。
  5. 【請求項5】前記キーワード決定手段は、 前記検索しようとする内容を特定するための情報に含ま
    れることが予測される前記第1のキーワードと、前記記
    憶手段に記憶されている情報を検索するのに適合した前
    記第2のキーワードと、当該第2のキーワードの使用条
    件との対応表を用いて、前記第2のキーワードと、当該
    第2のキーワードの前記使用条件とを決定し、 前記検索手段は、 前記決定された第2のキーワードおよび使用条件を用い
    て、前記記憶手段に記憶されている情報を検索する請求
    項4に記載の情報検索装置。
  6. 【請求項6】前記キーワード決定手段は、複数の異なる
    観点から前記検索を行うことを可能にするため、前記複
    数の異なる観点のそれぞれに対応した複数の前記対応表
    を用いて前記第2のキーワードを決定する請求項1に記
    載の情報検索装置。
  7. 【請求項7】前記キーワード決定手段は、前記複数の異
    なる観点のそれぞれに対して、前記第2のキーワードを
    決定する請求項6に記載の情報検索装置。
  8. 【請求項8】前記キーワード決定手段は、単数の前記第
    1のキーワードに対して、複数の前記第2のキーワード
    を決定する請求項1に記載の情報検索装置。
  9. 【請求項9】複数のキーワードを用いて情報を検索する
    検索手段と、 前記検索の結果に基づいて、前記検索された情報が前記
    複数のキーワードのうち何れのキーワードに該当したか
    を図形または色で規定した表示が行われるように制御す
    る制御手段とを有する情報検索装置。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、前記検索の結果に基づ
    いて、前記複数のキーワードのそれぞれに該当した案件
    の数に応じて、前記複数のキーワードに対応して表示す
    る図形または色を規定する請求項9に記載の情報検索装
    置。
  11. 【請求項11】検索に用いる複数のキーワードと、当該
    複数のキーワードの使用条件とを決定するキーワード決
    定手段と、 前記決定したキーワードおよび使用条件に基づいて検索
    範囲を決定し、当該検索範囲を図形または色を用いて特
    定した表示が行われるように制御する制御手段とを有す
    る情報検索装置。
  12. 【請求項12】アイデアの創作価値を評価する創作価値
    評価手段と、 前記評価の結果を所定の者に提示し、前記アイデアを運
    用するための資金を提供する資金提供者を募集する処理
    を行う資金提供者募集手段と、 前記資金提供者が提供した前記資金を用いて前記アイデ
    アの運用を行うための処理を行う運用手段とを有するア
    イデア運用装置であって、 前記創作価値評価手段は、 前記アイデアの情報から第1のキーワードを抽出するキ
    ーワード抽出手段と、 記憶手段に記憶されている情報を検索するときに用いる
    第2のキーワードを、前記抽出された第1のキーワード
    を用いて決定するキーワード決定手段と、 前記決定された第2のキーワードを用いて、前記記憶手
    段に記憶されている情報を検索する検索手段とを有する
    アイデア運用装置。
  13. 【請求項13】前記アイデアの経済的な価値を評価する
    処理を行う経済価値評価手段をさらに有し、 前記資金提供者募集手段は、 前記経済価値評価手段による評価の結果を前記所定の者
    に提示し、 前記創作価値評価手段は、 当該創作価値評価手段による前記評価の結果が所定の基
    準を満たしたアイデアを、前記経済価値評価手段による
    前記評価の対象とするための処理を行う請求項12に記
    載のアイデア運用装置。
  14. 【請求項14】検索して得ようとする情報の特性を指示
    する情報から第1のキーワードを抽出し、 記憶手段に記憶されている情報を検索するときに用いる
    第2のキーワードを、前記抽出された第1のキーワード
    を用いて決定する情報検索方法。
  15. 【請求項15】情報検索要求に応じて、前記検索に必要
    な情報を前記情報検索要求の要求元に問い合わせ、 前記問い合わせに応じて前記要求元から受けた情報から
    前記第1のキーワードを抽出する請求項14に記載の情
    報検索方法。
  16. 【請求項16】前記問い合わせに応じて前記検索要求の
    要求元から受ける情報に含まれることが予測される前記
    第1のキーワードと、前記記憶手段に記憶されている情
    報を検索するのに適合した前記第2のキーワードとの対
    応表を用いて、前記第2のキーワードを決定する請求項
    15に記載の情報検索方法。
  17. 【請求項17】前記決定された第2のキーワードを用い
    て、前記記憶手段に記憶されている情報を検索する請求
    項14に記載の情報検索方法。
  18. 【請求項18】前記検索しようとする内容を特定するた
    めの情報に含まれることが予測される前記第1のキーワ
    ードと、前記記憶手段に記憶されている情報を検索する
    のに適合した前記第2のキーワードと、当該第2のキー
    ワードの使用条件との対応表を用いて、前記第2のキー
    ワードと、当該第2のキーワードの前記使用条件とを決
    定し、 前記決定された第2のキーワードおよび使用条件を用い
    て、前記記憶手段に記憶されている情報を検索する請求
    項16に記載の情報検索方法。
  19. 【請求項19】複数の異なる観点から前記検索を行うこ
    とを可能にするため、前記複数の異なる観点のそれぞれ
    に対応した複数の前記対応表を用いて前記第2のキーワ
    ードを決定する請求項14に記載の情報検索方法。
  20. 【請求項20】前記複数の異なる観点のそれぞれに対し
    て、前記第2のキーワードを決定する請求項18に記載
    の情報検索方法。
  21. 【請求項21】単数の前記第1のキーワードに対して、
    複数の前記第2のキーワードを決定する請求項14に記
    載の情報検索方法。
  22. 【請求項22】複数のキーワードを用いて情報を検索
    し、 前記検索の結果に基づいて、前記検索された情報が前記
    複数のキーワードのうち何れのキーワードに該当したか
    を図形または色で規定した表示が行われるように制御す
    る情報検索方法。
  23. 【請求項23】前記検索の結果に基づいて、前記複数の
    キーワードのそれぞれに該当した案件の数に応じて、前
    記複数のキーワードに対応して表示する図形または色を
    規定する請求項22に記載の情報検索方法。
  24. 【請求項24】検索に用いる複数のキーワードと、当該
    複数のキーワードの使用条件とを決定し、 前記決定したキーワードおよび使用条件に基づいて検索
    範囲を決定し、当該検索範囲を図形または色を用いて特
    定した表示が行われるように制御する情報検索方法。
  25. 【請求項25】アイデアの情報から第1のキーワードを
    抽出し、 記憶手段に記憶されている情報を検索するときに用いる
    第2のキーワードを、前記抽出された第1のキーワード
    を用いて決定し、 前記決定された第2のキーワードを用いて、前記記憶手
    段に記憶されている情報を検索し、 当該検索の結果に基づいて前記アイデアの創作価値を評
    価し、 前記評価の結果を所定の者に提示し、 前記アイデアを運用するための資金を提供する資金提供
    者を募集する処理を行い、 前記資金提供者が提供した前記資金を用いて前記アイデ
    アの運用を行うための処理を行うアイデア運用方法。
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