JP2002031562A - 水位計測装置、及び水位計測方法 - Google Patents
水位計測装置、及び水位計測方法Info
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- JP2002031562A JP2002031562A JP2000214007A JP2000214007A JP2002031562A JP 2002031562 A JP2002031562 A JP 2002031562A JP 2000214007 A JP2000214007 A JP 2000214007A JP 2000214007 A JP2000214007 A JP 2000214007A JP 2002031562 A JP2002031562 A JP 2002031562A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像解析による精度の高い水位計測を行なう
ことが可能な水位計測装置、及び水位計測方法を提供す
る。 【解決手段】 量水板１は基本単位毎に、２つの領域を
設け、各領域をそれぞれ異なる色とし、２色の組み合わ
せを水位の基本単位毎に変え、２つの領域の水平方向長
さの割合を水位位置に応じて変えたものとする。この量
水板１をカメラ２で撮像した画像を画像認識部４に取り
込み、現在の水位位置を認識し、水位解析部５で、２色
の組み合わせから大まかな位置を判定し、また現在の水
位位置における２つの領域の水平方向長さの割合から、
さらに細かい単位の測定を行なう。これにより、画像解
析による精度の高い水位計測を行なうことができる。
ことが可能な水位計測装置、及び水位計測方法を提供す
る。 【解決手段】 量水板１は基本単位毎に、２つの領域を
設け、各領域をそれぞれ異なる色とし、２色の組み合わ
せを水位の基本単位毎に変え、２つの領域の水平方向長
さの割合を水位位置に応じて変えたものとする。この量
水板１をカメラ２で撮像した画像を画像認識部４に取り
込み、現在の水位位置を認識し、水位解析部５で、２色
の組み合わせから大まかな位置を判定し、また現在の水
位位置における２つの領域の水平方向長さの割合から、
さらに細かい単位の測定を行なう。これにより、画像解
析による精度の高い水位計測を行なうことができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、量水板を使用し
て、河川等の水位計測を画像解析により行なう水位計測
装置、及び水位計測方法に関する。
て、河川等の水位計測を画像解析により行なう水位計測
装置、及び水位計測方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来水位計とＴＭ（テレメータ）設備等
により観測していた河川等の水位観測を、河川等を監視
しているカメラ設備を使用し、最近各所で行われている
画像認識技術を応用して測定しようという需要が高まっ
てきている。
により観測していた河川等の水位観測を、河川等を監視
しているカメラ設備を使用し、最近各所で行われている
画像認識技術を応用して測定しようという需要が高まっ
てきている。
【０００３】この際、河川等の水位を画像で認識させる
には、ただ水の映像を捕らえてもその水位は基準がはっ
きりしないめ、従来管理者が現場で水位を観測するため
に橋の欄干等に取り付けられている量水板の画像を捕ら
え、現在の水面の位置とその時の量水板の数値と目盛り
を画像認識して水位を測定しようとしている。
には、ただ水の映像を捕らえてもその水位は基準がはっ
きりしないめ、従来管理者が現場で水位を観測するため
に橋の欄干等に取り付けられている量水板の画像を捕ら
え、現在の水面の位置とその時の量水板の数値と目盛り
を画像認識して水位を測定しようとしている。
【０００４】例えば、図７に示すような数値と目盛りの
付いた量水板を用いて画像認識技術により、水位を測定
しようとする場合、このような量水板の数値と目盛りを
画像認識で読み取り解析することは、現在の画像認識技
術では困難な部分が多く実用的でない。
付いた量水板を用いて画像認識技術により、水位を測定
しようとする場合、このような量水板の数値と目盛りを
画像認識で読み取り解析することは、現在の画像認識技
術では困難な部分が多く実用的でない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、現在の
画像認識技術は、パターン認識はできても、“数字・文
字”や“目盛り”を認識させるのは非常に難しく、水位
を画像解析により計測して水位データに置換し、各種処
理に使用するには計測精度が悪すぎるという問題があっ
た。
画像認識技術は、パターン認識はできても、“数字・文
字”や“目盛り”を認識させるのは非常に難しく、水位
を画像解析により計測して水位データに置換し、各種処
理に使用するには計測精度が悪すぎるという問題があっ
た。
【０００６】本発明は、従来のこのような点に鑑み為さ
れたもので、画像解析による精度の高い水位計測を行な
うことが可能な水位計測装置、及び水位計測方法を提供
することを目的とする。
れたもので、画像解析による精度の高い水位計測を行な
うことが可能な水位計測装置、及び水位計測方法を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
に係る水位計測装置は、水位位置に応じて水平方向長さ
の割合が変化する少なくとも２つの領域を有する量水板
と、この量水板を撮像した画像を得る手段と、この手段
により得られた画像から水位位置を認識する手段と、画
像の水位位置における少なくとも２つの領域の水平方向
長さの割合から水位値を求める手段とを備えたことを特
徴とする。
に係る水位計測装置は、水位位置に応じて水平方向長さ
の割合が変化する少なくとも２つの領域を有する量水板
と、この量水板を撮像した画像を得る手段と、この手段
により得られた画像から水位位置を認識する手段と、画
像の水位位置における少なくとも２つの領域の水平方向
長さの割合から水位値を求める手段とを備えたことを特
徴とする。
【０００８】請求項１に記載の本発明によれば、精度の
高い水位計測を行なうことが可能な水位計測装置を実現
することができる。
高い水位計測を行なうことが可能な水位計測装置を実現
することができる。
【０００９】請求項２に記載の本発明に係る水位計測装
置は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
色が配色された少なくとも２つの領域を有する量水板
と、この量水板を撮像した画像を得る手段と、この手段
により得られた画像から水位位置を認識する手段と、画
像の水位位置における少なくとも２つの領域の色の組み
合わせ及び水平方向長さの割合から水位値を求める手段
とを備えたことを特徴とする。
置は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
色が配色された少なくとも２つの領域を有する量水板
と、この量水板を撮像した画像を得る手段と、この手段
により得られた画像から水位位置を認識する手段と、画
像の水位位置における少なくとも２つの領域の色の組み
合わせ及び水平方向長さの割合から水位値を求める手段
とを備えたことを特徴とする。
【００１０】請求項２に記載の本発明によれば、精度の
高い水位計測を行なうことが可能な水位計測装置を実現
することができる。
高い水位計測を行なうことが可能な水位計測装置を実現
することができる。
【００１１】請求項３に記載の本発明に係る水位計測装
置は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
模様が配置された領域を含む少なくとも２つの領域を有
する量水板と、この量水板を撮像した画像を得る手段
と、この手段により得られた画像から水位位置を認識す
る手段と、画像の水位位置における少なくとも２つの領
域の模様の組み合わせ及び水平方向長さの割合から水位
値を求める手段とを備えたことを特徴とする。
置は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
模様が配置された領域を含む少なくとも２つの領域を有
する量水板と、この量水板を撮像した画像を得る手段
と、この手段により得られた画像から水位位置を認識す
る手段と、画像の水位位置における少なくとも２つの領
域の模様の組み合わせ及び水平方向長さの割合から水位
値を求める手段とを備えたことを特徴とする。
【００１２】請求項３に記載の本発明によれば、精度の
高い水位計測を行なうことが可能な水位計測装置を実現
することができる。
高い水位計測を行なうことが可能な水位計測装置を実現
することができる。
【００１３】請求項４に記載の本発明に係る水位計測方
法は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
色が配色された少なくとも２つの領域を有する量水板を
撮像し、撮像された画像から水位位置を認識し、画像の
水位位置における少なくとも２つの領域の色の組み合わ
せ及び水平方向長さの割合から水位値を求めることを特
徴とする。
法は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
色が配色された少なくとも２つの領域を有する量水板を
撮像し、撮像された画像から水位位置を認識し、画像の
水位位置における少なくとも２つの領域の色の組み合わ
せ及び水平方向長さの割合から水位値を求めることを特
徴とする。
【００１４】請求項４に記載の本発明に係る水位計測方
法によれば、精度の高い水位計測を行なうことができ
る。
法によれば、精度の高い水位計測を行なうことができ
る。
【００１５】請求項５に記載の本発明に係る水位計測方
法は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
模様が配置された領域を含む少なくとも２つの領域を有
する量水板を撮像し、撮像された画像から水位位置を認
識し、画像の水位位置における少なくとも２つの領域の
模様の組み合わせ及び水平方向長さの割合から水位値を
求めることを特徴とする。
法は、水位位置に応じて水平方向長さの割合が変化する
とともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの異なる
模様が配置された領域を含む少なくとも２つの領域を有
する量水板を撮像し、撮像された画像から水位位置を認
識し、画像の水位位置における少なくとも２つの領域の
模様の組み合わせ及び水平方向長さの割合から水位値を
求めることを特徴とする。
【００１６】請求項５に記載の本発明に係る水位計測方
法によれば、精度の高い水位計測を行なうことができ
る。
法によれば、精度の高い水位計測を行なうことができ
る。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について詳細に説明する。
施形態について詳細に説明する。
【００１８】図１は、本発明の一実施形態に係る水位計
測装置の構成を示すブロック図である。同図において、
１は例えば橋の欄干等に設けられた画像認識専用の量水
板、２は量水板１を撮像するため固定した位置に設けら
れたカメラ、３は処理装置、６は２次処理装置である。
測装置の構成を示すブロック図である。同図において、
１は例えば橋の欄干等に設けられた画像認識専用の量水
板、２は量水板１を撮像するため固定した位置に設けら
れたカメラ、３は処理装置、６は２次処理装置である。
【００１９】処理装置３は、カメラ２で撮像された画像
を認識する画像認識部４と、この画像認識部４での認識
結果から水位を解析する水位解析部５からなる。２次処
理装置６は、処理装置３で得られた水位から例えば流量
を求める式を用いて流量の計算を行なう等、処理装置３
で得られた水位データを用いて２次的な処理を行なうも
のである。
を認識する画像認識部４と、この画像認識部４での認識
結果から水位を解析する水位解析部５からなる。２次処
理装置６は、処理装置３で得られた水位から例えば流量
を求める式を用いて流量の計算を行なう等、処理装置３
で得られた水位データを用いて２次的な処理を行なうも
のである。
【００２０】図２は、画像認識専用の量水板１の一例を
示すものである。
示すものである。
【００２１】画像認識技術の得意とするところは“パタ
ーン認識”である。このため、水位計測を画像解析で行
う場合、その測定物（画像を解析する対象物）である量
水板が、パターン認識を行ない易いものであれば、画像
認識による水位データの解析精度（計測精度）も向上す
る。従って、この実施形態における量水板１は、図７に
示すような従来の数値表示のある量水板ではなく、図２
に示すように、画像解析に適した量水板である。
ーン認識”である。このため、水位計測を画像解析で行
う場合、その測定物（画像を解析する対象物）である量
水板が、パターン認識を行ない易いものであれば、画像
認識による水位データの解析精度（計測精度）も向上す
る。従って、この実施形態における量水板１は、図７に
示すような従来の数値表示のある量水板ではなく、図２
に示すように、画像解析に適した量水板である。
【００２２】即ち、量水板１は、基本単位毎（例えば１
ｍ単位）に、２つの領域Ａ、Ｂを設け、各領域Ａ、Ｂを
それぞれ異なる色とした２色の組み合わせパターンで表
示したものとする。２色の組み合わせを水位の基本単位
毎に変えることにより、画像解析時に、水位が現在大ま
かにどの位置にあるかをまず判断できるようにする。そ
して、さらに細かい単位（例１ｃｍ単位等）を測定しや
すくするために、２つの領域Ａ、Ｂの水平方向長さの割
合を、高さ即ち水位位置に応じて変えることにより、現
在の水位位置Ｌにおける２つの領域Ａ、Ｂの水平方向長
さａ、ｂがどのような割合かを解析し、その割合から水
位値を算出できるようにしてある。
ｍ単位）に、２つの領域Ａ、Ｂを設け、各領域Ａ、Ｂを
それぞれ異なる色とした２色の組み合わせパターンで表
示したものとする。２色の組み合わせを水位の基本単位
毎に変えることにより、画像解析時に、水位が現在大ま
かにどの位置にあるかをまず判断できるようにする。そ
して、さらに細かい単位（例１ｃｍ単位等）を測定しや
すくするために、２つの領域Ａ、Ｂの水平方向長さの割
合を、高さ即ち水位位置に応じて変えることにより、現
在の水位位置Ｌにおける２つの領域Ａ、Ｂの水平方向長
さａ、ｂがどのような割合かを解析し、その割合から水
位値を算出できるようにしてある。
【００２３】次に、図３を参照して、この実施形態の動
作について説明する。
作について説明する。
【００２４】処理装置３の画像認識部４は、カメラ２に
より量水板１を撮像した画像を取り込み（ステップＳ３
１）、現在の水面即ち水位位置Ｌを認識する（ステップ
Ｓ３２）。
より量水板１を撮像した画像を取り込み（ステップＳ３
１）、現在の水面即ち水位位置Ｌを認識する（ステップ
Ｓ３２）。
【００２５】認識された現在の水位位置Ｌのパターンに
ついて、水位解析部５で解析を行なう。この解析におい
ては、まず、２色の組み合わせから、現在の水位位置Ｌ
の大まかな位置、即ち基本単位についての判定を行なう
（ステップＳ３３）。例えば、現在の水位位置Ｌが白黒
のパターンの位置であれば、０〜１ｍの間の場所、現在
の水位位置Ｌが白赤のパターンの位置であれば、１〜２
ｍの間の場所等と判定する。
ついて、水位解析部５で解析を行なう。この解析におい
ては、まず、２色の組み合わせから、現在の水位位置Ｌ
の大まかな位置、即ち基本単位についての判定を行なう
（ステップＳ３３）。例えば、現在の水位位置Ｌが白黒
のパターンの位置であれば、０〜１ｍの間の場所、現在
の水位位置Ｌが白赤のパターンの位置であれば、１〜２
ｍの間の場所等と判定する。
【００２６】次に、現在の水位位置Ｌにおける２つの領
域Ａ、Ｂの水平方向長さの割合（ａとｂとの割合）か
ら、さらに細かい単位（例１ｃｍ単位等）の測定を行な
う（ステップＳ３４）。例えば、現在の水位位置Ｌが領
域Ａ（白領域）の水平方向長さ２５％、領域Ｂ（赤領
域）の水平方向長さ７５％であれば、水位値は１ｍ２５
ｃｍとなる。２次処理装置６は、このようにして測定さ
れた水位データを利用して、各種の処理を行なう（ステ
ップＳ３５）。
域Ａ、Ｂの水平方向長さの割合（ａとｂとの割合）か
ら、さらに細かい単位（例１ｃｍ単位等）の測定を行な
う（ステップＳ３４）。例えば、現在の水位位置Ｌが領
域Ａ（白領域）の水平方向長さ２５％、領域Ｂ（赤領
域）の水平方向長さ７５％であれば、水位値は１ｍ２５
ｃｍとなる。２次処理装置６は、このようにして測定さ
れた水位データを利用して、各種の処理を行なう（ステ
ップＳ３５）。
【００２７】なお、上述の説明では、１ｍを基本単位と
して、量水板１における２つの領域Ａ、Ｂについての２
色の組み合わせパターンを変えることとしたが、１０ｃ
ｍを基本単位として、２つの領域Ａ、Ｂについての２色
の組み合わせパターンを変えることとしてもよい。
して、量水板１における２つの領域Ａ、Ｂについての２
色の組み合わせパターンを変えることとしたが、１０ｃ
ｍを基本単位として、２つの領域Ａ、Ｂについての２色
の組み合わせパターンを変えることとしてもよい。
【００２８】また、組み合わせる２つの色としては、色
差（または輝度）が異なりこれを認識できるものであれ
ば、任意の色を用いることが出来る。
差（または輝度）が異なりこれを認識できるものであれ
ば、任意の色を用いることが出来る。
【００２９】更に、２つの領域Ａ、Ｂに白と黒の２色を
用いることとし、基本単位毎に、領域Ａ（白領域）は無
模様とし領域Ｂ（黒領域）の模様を変えることとしても
よい。この場合の例を図４に示す。同図においては、領
域Ｂ（黒領域）の模様は０〜１ｍの間を格子縞、１〜２
ｍの間を横縞、２〜３ｍの間を縦縞としている。このよ
うに、領域Ａと領域Ｂとの境界が判別できるものであれ
ば、領域Ａと領域Ｂとにそれぞれ任意の模様を配置し、
基本単位毎に模様の組み合わせを変えることとすればよ
い。
用いることとし、基本単位毎に、領域Ａ（白領域）は無
模様とし領域Ｂ（黒領域）の模様を変えることとしても
よい。この場合の例を図４に示す。同図においては、領
域Ｂ（黒領域）の模様は０〜１ｍの間を格子縞、１〜２
ｍの間を横縞、２〜３ｍの間を縦縞としている。このよ
うに、領域Ａと領域Ｂとの境界が判別できるものであれ
ば、領域Ａと領域Ｂとにそれぞれ任意の模様を配置し、
基本単位毎に模様の組み合わせを変えることとすればよ
い。
【００３０】また、基本単位毎における２色のパターン
の構成は、図５に示すように、一方の領域Ａが２つ即ち
領域Ａ１と領域Ａ２とに分離されているものとしてもよ
い。この場合は、（ａ１＋ａ２）とｂとの割合から、細
かい単位（例１ｃｍ単位等）の測定を行なうことができ
る。
の構成は、図５に示すように、一方の領域Ａが２つ即ち
領域Ａ１と領域Ａ２とに分離されているものとしてもよ
い。この場合は、（ａ１＋ａ２）とｂとの割合から、細
かい単位（例１ｃｍ単位等）の測定を行なうことができ
る。
【００３１】さらに、基本単位毎に３つの領域Ａ、Ｂ、
Ｃを設け、そのパターンの構成を、３色の組み合わせと
し、このパターン配列を基本単位毎に変えることもでき
る。例えば、図６に示す３つの領域Ａ、Ｂ、Ｃの色をそ
れぞれ、例えば、０〜１ｍの間は赤、黒、白、１〜２ｍ
の間は、赤、白、黒、２〜３ｍの間は、白、赤、黒とす
ることもできる。
Ｃを設け、そのパターンの構成を、３色の組み合わせと
し、このパターン配列を基本単位毎に変えることもでき
る。例えば、図６に示す３つの領域Ａ、Ｂ、Ｃの色をそ
れぞれ、例えば、０〜１ｍの間は赤、黒、白、１〜２ｍ
の間は、赤、白、黒、２〜３ｍの間は、白、赤、黒とす
ることもできる。
【００３２】以上説明したように、上記実施形態におい
ては、測定物（画像を解析する対象物）である量水板１
を、パターン認識を行ない易いものとし、画像認識技術
の得意とする “パターン認識”により水位計測を行な
っている。従って、画像認識による水位データの解析精
度（計測精度）を向上させることができる。
ては、測定物（画像を解析する対象物）である量水板１
を、パターン認識を行ない易いものとし、画像認識技術
の得意とする “パターン認識”により水位計測を行な
っている。従って、画像認識による水位データの解析精
度（計測精度）を向上させることができる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
精度の高い水位計測を行なうことができる。
精度の高い水位計測を行なうことができる。
【図１】 本発明の一実施形態に係る水位計測装置の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図２】 本発明の一実施形態における量水板の一例を
示す図。
示す図。
【図３】 本発明の一実施形態における処理手順を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図４】 本発明の一実施形態における量水板の他の例
を示す図。
を示す図。
【図５】 本発明の一実施形態における量水板の更に他
の例を示す図。
の例を示す図。
【図６】 本発明の一実施形態における量水板の更に他
の例を示す図。
の例を示す図。
【図７】 従来の量水板の例を示す図。
１…量水板 ２…カメラ ３…処理装置 ４…画像認識部 ５…水位解析部 ６…２次処理装置
Claims (5)
- 【請求項１】水位位置に応じて水平方向長さの割合が変
化する少なくとも２つの領域を有する量水板と、この量
水板を撮像した画像を得る手段と、この手段により得ら
れた前記画像から水位位置を認識する手段と、前記画像
の前記水位位置における前記少なくとも２つの領域の水
平方向長さの割合から水位値を求める手段とを備えたこ
とを特徴とする水位計測装置。 - 【請求項２】水位位置に応じて水平方向長さの割合が変
化するとともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの
異なる色が配色された少なくとも２つの領域を有する量
水板と、この量水板を撮像した画像を得る手段と、この
手段により得られた前記画像から水位位置を認識する手
段と、前記画像の前記水位位置における前記少なくとも
２つの領域の色の組み合わせ及び水平方向長さの割合か
ら水位値を求める手段とを備えたことを特徴とする水位
計測装置。 - 【請求項３】水位位置に応じて水平方向長さの割合が変
化するとともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの
異なる模様が配置された領域を含む少なくとも２つの領
域を有する量水板と、この量水板を撮像した画像を得る
手段と、この手段により得られた前記画像から水位位置
を認識する手段と、前記画像の前記水位位置における前
記少なくとも２つの領域の模様の組み合わせ及び水平方
向長さの割合から水位値を求める手段とを備えたことを
特徴とする水位計測装置。 - 【請求項４】水位位置に応じて水平方向長さの割合が変
化するとともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの
異なる色が配色された少なくとも２つの領域を有する量
水板を撮像し、撮像された画像から水位位置を認識し、
前記画像の前記水位位置における前記少なくとも２つの
領域の色の組み合わせ及び水平方向長さの割合から水位
値を求めることを特徴とする水位計測方法。 - 【請求項５】水位位置に応じて水平方向長さの割合が変
化するとともに、水位位置の基本単位毎に組み合わせの
異なる模様が配置された領域を含む少なくとも２つの領
域を有する量水板を撮像し、撮像された画像から水位位
置を認識し、前記画像の前記水位位置における前記少な
くとも２つの領域の模様の組み合わせ及び水平方向長さ
の割合から水位値を求めることを特徴とする水位計測方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000214007A JP2002031562A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 水位計測装置、及び水位計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000214007A JP2002031562A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 水位計測装置、及び水位計測方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002031562A true JP2002031562A (ja) | 2002-01-31 |
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ID=18709666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000214007A Pending JP2002031562A (ja) | 2000-07-14 | 2000-07-14 | 水位計測装置、及び水位計測方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002031562A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2470741A (en) * | 2009-06-02 | 2010-12-08 | Nat Applied Res Laboratories | Liquid level detection method |
| US8184848B2 (en) | 2009-06-17 | 2012-05-22 | National Applied Research Laboratories | Liquid level detection method |
| CN110836705A (zh) * | 2018-08-15 | 2020-02-25 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种液位视频分析方法及装置 |
| JP2020056751A (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-09 | 株式会社シュア・テクノ・ソリューション． | 水位計測プログラム及びこれに用いられるリング状指標 |
| CN111521245A (zh) * | 2020-07-06 | 2020-08-11 | 华夏天信（北京）智能低碳技术研究院有限公司 | 基于视觉分析的液位控制方法 |
| CN115546235A (zh) * | 2022-11-23 | 2022-12-30 | 成都见海科技有限公司 | 一种基于图像分割的水位识别方法、系统及存储介质 |
-
2000
- 2000-07-14 JP JP2000214007A patent/JP2002031562A/ja active Pending
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