JP2002028274A - 球技練習場の照明装置 - Google Patents

球技練習場の照明装置

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JP2002028274A
JP2002028274A JP2000215733A JP2000215733A JP2002028274A JP 2002028274 A JP2002028274 A JP 2002028274A JP 2000215733 A JP2000215733 A JP 2000215733A JP 2000215733 A JP2000215733 A JP 2000215733A JP 2002028274 A JP2002028274 A JP 2002028274A
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ultraviolet light
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Hiroji Kodera
博治 小寺
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 球技練習場において、近隣への光公害を防止
できるとともに、小さなボールであってもボールの飛行
状態を確実に認識させることができる照明装置を提供す
る。 【解決手段】 練習者Mによって放たれるボールGの飛
行空間、及びグリーン4の表面を照らすための照明装置
であって、蛍光塗料が塗布されたボールGの表面に紫外
線を照射する第一発光手段3と、蛍光塗料が含浸された
グリーン4の表面に紫外線を照射する第二発光手段5と
を備えるものである。これにより、暗闇の中でボールG
及びグリーン4自体を光らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球技練習場の照明
装置に関するものであり、特に、ゴルフ練習場等におい
て、打球の飛行状態を夜間でも認識できるように、ボー
ルの飛行空間を照らす照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ゴルフ練習場(以下、「インド
ア」と称す)には、複数の打席が設けられており、各打
席には、ゴルフボール(以下、「ボール」と称す)を供
給するボール供給手段が配設されている。つまり、各練
習者は、打席に入り、供給されたボールをゴルフクラブ
によって打つことにより、スイングや打ち方を練習する
ことができる。
【0003】また、インドアでは、楽しみながら練習を
行えるように、ボールの目標到達位置にグリーンを形成
したり、的(まと)を配置する場合がある。また、練習
者の打ったボールが的に当たった際に、その練習者に特
典を与えることも行なわれている。
【0004】ところで、一般にインドアでは、夜間でも
打球の飛行状態を認識できるように、ボールの飛行空間
を照らすための照明装置を備えている。また、目標到達
位置を際立って見せるように、照明装置によってグリー
ンや的を照らし、それらをライトアップするようにした
ものも知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インドア等に
おけるボールの飛行空間は比較的広いため、この空間を
全て照らすには、大型の光源を複数設け、しかも遠方ま
で光線が届くような角度で設置しなければならなかっ
た。そして、インドアの周囲は防球ネットが張設されて
いるものの、照明装置の光線は防球ネットの網目を通過
して外部へ放射されることから、外部へ放射された光線
により近隣の住宅に迷惑をかけたり、農作物に光による
害を生じさせる恐れがあった。さらに、その光線が近隣
を通過する車両に照射された際には、その車両を運転す
るドライバーの視界を遮る恐れもあった。このように従
来の照明装置では、光源から照射される光線によって、
様々な光公害を生じさせる可能性があった。
【0006】また、ボールの飛行空間は、小さなボール
が認識できるように比較的明るく照らされているため、
飛行空間の一部に設けられたグリーンや的をライトアッ
プさせても、あまり際立たせることができず、装飾的な
効果を十分に発揮することができなかった。
【0007】そこで、本発明は、球技練習場において、
近隣への光公害を防止できるとともに、小さなボールで
あってもボールの飛行状態を確実に認識させることがで
きる照明装置の提供を第一の課題とし、さらに目標到達
位置における装飾性を向上させることが可能な照明装置
の提供を第二の課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にかかる
球技練習場の照明装置は、練習者によって放たれるボー
ルの飛行空間を照らすための照明装置であって、蛍光塗
料が塗布または含浸された前記ボールの表面に紫外線を
照射する紫外線発光手段を備えるものである。
【0009】ここで、「球技練習場」には、ゴルフ練習
場、またはバッティングセンター等が含まれる。また、
ボールの放ち方は、特に限定されるものではなく、例え
ば、打ってもよく投げてもよい。
【0010】したがって、請求項1の発明の球技練習場
の照明装置によれば、紫外線発光手段により、ボールの
飛行空間に紫外線が放射される。この紫外線は可視光線
の領域外であるため、これ自体は照明効果がなく、ほと
んど明るさを感じさせない。一方、練習者によって放た
れるボールの表面には蛍光塗料が塗布または含浸されて
いるため、紫外線発光手段から放射された紫外線が、飛
行するボールの表面に照射されると、蛍光塗料に含まれ
ている蛍光物質が励起されて発光する。つまり、ボール
自体が明るく光って見える。
【0011】請求項2の発明にかかる球技練習場の照明
装置は、練習者によって放たれるボールの目標到達位置
に設けられた目標物を照らすための照明装置であって、
蛍光塗料が塗布または含浸された前記目標物の表面に紫
外線を照射する紫外線発光手段を備えるものである。
【0012】したがって、請求項2の発明の球技練習場
の照明装置によれば、紫外線発光手段により、目標到達
位置に設けられた目標物の表面に紫外線が照射される。
この紫外線は可視光線の領域外であるため、紫外線発光
手段自体はほとんど明るさを感じさせない。一方、目標
物の表面には蛍光塗料が塗布または含浸されているた
め、蛍光塗料に含まれている蛍光物質が紫外線によって
励起され発光する。つまり、目標物自体が明るく光って
見える。
【0013】請求項3の発明にかかる球技練習場の照明
装置は、練習者によって放たれるボールの飛行空間、及
び該ボールの目標到達位置に設けられた目標物を照らす
ための照明装置であって、蛍光塗料が塗布または含浸さ
れた前記ボールの表面に紫外線を照射する第一紫外線発
光手段と、蛍光塗料が塗布または含浸された前記目標物
の表面に紫外線を照射する第二紫外線発光手段とを備え
るものである。
【0014】したがって、請求項3の発明の球技練習場
の照明装置によれば、第一紫外線発光手段により、ボー
ルの飛行空間に紫外線が放射され、また、第二紫外線発
光手段により、目標到達位置に設けられた目標物の表面
に紫外線が照射される。これらの紫外線は可視光線の領
域外であるため、第一紫外線発光手段及び第二紫外線発
光手段自体は明るさをほとんど感じさせない。一方、練
習者によって放たれるボールの表面には蛍光塗料が塗布
または含浸されているため、第一紫外線発光手段から放
射された紫外線が、飛行するボールの表面に照射される
と、蛍光塗料に含まれている蛍光物質が励起されて発光
する。また、目標物の表面にも蛍光塗料が塗布または含
浸されているため、蛍光物質が紫外線によって励起され
発光する。つまり、ボールと目標物とが明るく光って見
える。
【0015】請求項4の発明にかかる球技練習場の照明
装置は、請求項3に記載の照明装置において、前記ボー
ルはゴルフボールを含み、前記目標物はグリーンを含む
ものである。
【0016】したがって、請求項4の発明の球技練習場
の照明装置によれば、請求項3の発明の照明装置の作用
に加え、練習者によって打たれたゴルフボールの表面に
紫外線が照射され、ゴルフボール自体が明るく光って見
える。また、グリーンの表面にも紫外線が照射され、グ
リーン自体が明るく光って見える。
【0017】請求項5の発明にかかる球技練習場の照明
装置は、請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の
照明装置において、前記紫外線発光手段は、波長領域が
300〜400nmである近紫外線領域の光線を放射す
る近紫外線発光ランプを有するものである。
【0018】したがって、請求項5の発明の球技練習場
の照明装置によれば、請求項1乃至請求項4のいずれか
一つの発明の照明装置の作用に加え、近紫外線発光ラン
プから近紫外線領域の光線が放射される。近紫外線領域
の光線は、暗い紫色の光であり明るさをほとんど感じさ
せない。しかも、近紫外線領域の光線の波長は、可視光
線の下限付近の波長であるため、健康上の害を与えるこ
ともない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
球技練習場の照明装置について図1乃至図4に基づき説
明する。図1及び図2は照明装置が設けられたゴルフ練
習場の構成を示す説明図であり、図3は照明装置におけ
る紫外線発光手段の構成を示す側面図であり、図4は紫
外線発光手段によって紫外線が照射されるゴルフボール
及びグリーンを示す斜視図である。
【0020】本実施形態の照明装置1は、図1及び図2
に示すように、ゴルフ練習場2(以下、「インドア2」
と称す)に配設されており、ゴルフボールGの飛行空間
Sに向かって紫外線を放射する第一発光手段3と、グリ
ーン4の表面に紫外線を照射する第二発光手段5とを備
えている。ここで、第一発光手段3が本発明の第一紫外
線発光手段に相当し、第二発光手段5が本発明の第二紫
外線発光手段に相当する。
【0021】第一発光手段3は、各打席Dの下方に設置
されており、図3に示すように、先端に向けて広がった
略円錐状のケーシング6、一端がケーシング6に軸支さ
れ他端が台座7に接続されたアーム8、ケーシング6の
先端側に取付けられた円板状の前面ガラス9、ケーシン
グ6の後端側に設けられたソケット10、及びこのソケ
ット10に螺合されケーシング6内に収容された発光ラ
ンプ11等から構成されている。ここで、発光ランプ1
1が本発明の近紫外線発光ランプに相当する。
【0022】第一発光手段3の構成について、さらに具
体的に説明すると、ケーシング6は、後半分に相当する
銅製の光源筒12と、前半分に相当するアルミ製の反射
筒13とから構成されており、さらに光源筒12の内部
には凹面状の補助反射板14が設けられている。つま
り、発光ランプ11から放射された紫外線を反射筒13
及び補助反射板14によって前方へ反射させることによ
り、紫外線を飛行空間Sに向けて効率よく放出させてい
る。
【0023】また、ケーシング6は、回動支持部材15
を介してアーム8に接続されており、ケーシング6の中
心軸が水平方向に一致した状態(図3に示した状態)を
基準として、80°上向きとなる上限位置から、60°
下向きとなる下限位置までの間において任意の角度に調
節することが可能である。
【0024】前面ガラス9は、紫外線が通過する透明の
強化ガラスであり、ケーシング6の前面側に環状の取付
枠16によって着脱可能に装着されている。また、ソケ
ット10は、発光ランプ11の口金を螺合するための雌
ねじ部(図示しない)を有し、結線ボックス17を介し
て配線される電灯線(図示しない)に電気的に接続され
ている。つまり、発光ランプ11の口金をソケット10
に螺合させることにより、ソケット10を介して発光ラ
ンプ11に電力が供給される。
【0025】発光ランプ11は、近紫外線領域(波長領
域が300〜400nm)の光線を放射するものであ
る。具体的には、可視光線を遮光し紫外線を透過させる
ガラス製の気密容器19、この気密容器19の内面に被
着された蛍光体、気密容器19内に充填されたアルゴン
等の希ガス、及び気密容器19内に放電を発生させるた
めの電極等から構成されている。この発光ランプ11か
ら放射される光線は、可視光線の下限付近の波長である
ため、明るさをほとんど感じさせない暗い紫色の光であ
る。
【0026】このように、第一発光手段3の発光ランプ
11によって放射された紫外線は、飛行空間Sに放たれ
たゴルフボールG(以下、「ボールG」と称す)の表
面、特に下面に照射される。ボールGは図4(a)に示
すように、表面にディンプルと呼ばれる小さな窪み20
が複数形成されており、全面にわたって蛍光塗料21が
塗布されている。なお、蛍光塗料21とは、紫外線によ
って蛍光を発する物質が添加されている塗料のことであ
り、本実施形態では、三種類の色(赤色、青色、緑色)
の蛍光塗料を用いている。つまり、本実施形態ではボー
ルGの色調として、赤色、青色、及び緑色の三種類のも
のが使用される。
【0027】一方、フィールドFの段部Hに埋設された
第二発光手段5は、第一発光手段3の構成と略同等であ
り、発光ランプ(図示しない)によって、近紫外線領域
の光線を、グリーン4の表面に向かって放射する。
【0028】グリーン4は、図4(b)に示すように、
人口芝で構成されており、その中央付近には、孔状のカ
ップ23と、カップ23の位置を示すフラッグ24が設
けられている。グリーン4を構成する人口芝は、合成樹
脂により成形されており、緑色の蛍光塗料25が含浸さ
れている。
【0029】ところで、インドア2には、上述の第一発
光手段3及び第二発光手段5の他に、各打席Dにゴルフ
ボールGを供給するボール供給手段26や、このボール
供給手段26を管理するための管理手段(図示しない)
等が備えられている。また、インドア2の周囲には、防
球ネット27が支柱によって張設されており、練習者M
によって放たれたボールGが近隣の住宅等へ飛ぶことを
防止している。
【0030】次に、本実施形態の照明装置1の使用状態
について説明する。第二発光手段5の発光ランプが点灯
すると、フィールドFに形成されたグリーン4の表面に
紫外線が照射される。この紫外線は可視光線の領域外
(可視光線の下限付近の波長)であることから、第二発
光手段5自体は照明効果がなく、ほとんど明るさを感じ
させないが、グリーン4の表面には蛍光塗料25が含浸
されているため、蛍光塗料25に含まれている蛍光物質
が紫外線によって励起され発光する。つまり、図4
(b)に示すように、グリーン4自体が明るく光って見
え、練習者Mはライトアップされたグリーン4を目標位
置としてボールGを放つ。
【0031】一方、第一発光手段3の発光ランプ11が
点灯すると、ボールGの飛行空間Sに向けて紫外線が放
射される。ここで、ボールGの表面には蛍光塗料21が
塗布されているため、練習者Mによって放たれたボール
Gが飛行空間Sに到達すると、飛行するボールGの表
面、特に底面に紫外線が照射され、蛍光塗料に含まれて
いる蛍光物質が励起されて発光する。つまり、図4
(a)に示すように、ボールG自体が明るく光って見え
る。なお、この光線も可視光線の領域外であることか
ら、第一発光手段3自体はほとんど明るさを感じさせな
い。
【0032】このように、上記の照明装置1では、第一
発光手段3は、ほとんど明るさを感じさせることがない
ため、遠方まで光線が届くような角度で設置しても、近
隣の住宅に迷惑をかけたり、農作物等に光による害を生
じさせることがない。また、近隣を通過する車両に光線
が照射されても、その車両を運転するドライバーに眩し
さを感じさせることがなく、運転の支障となることがな
い。つまり、光線による様々な光公害を防止することが
できる。なお、この紫外線は、可視光線の下限付近の波
長であることから、健康上の害を及ぼすこともない。
【0033】また、上記の照明装置1では、ボールGの
表面に蛍光塗料が塗布されているため、ボールGの表面
に紫外線を照射させることにより、ボールG自体を光ら
せることができ、暗闇の中であっても、ボールGの飛行
状態や落下位置を視覚によって確実に認識することがで
きる。しかも、フィールドFには、落下したボールGが
点在するため、装飾効果を得ることができる。特に、本
実施形態では、発光色が互いに異なる三種類のボールG
を使用するため、鮮やかなイルミネーションとして機能
させることができる。
【0034】さらに、上記の照明装置1では、グリーン
4に蛍光塗料を含浸させるとともに、第二発光手段5に
よってグリーン4の表面に紫外線を放射するため、周囲
に明るさを感じさせることなく、暗闇の中でグリーン4
自体を光らせることができる。したがって、グリーン4
の装飾的効果を十分に発揮させることができ、目標位置
を狙う練習者Mの意欲をかき立てることができる。
【0035】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定され
るものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸
脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可
能である。
【0036】すなわち、上記実施形態の照明装置1で
は、目標物としてグリーン4を光らせるようにしたが、
カップ23の近傍に設けられたフラッグ24を光らせる
ようにしてもよい。また、目標到達位置に的(まと)を
配設する場合には、その的を光らせるようにしてもよ
い。
【0037】また、上記実施形態では、照明装置1をゴ
ルフ練習場に設置する場合を示したが、バティングセン
ターに設置し、バットによって打たれた野球のボールを
光らせるようにしてもよい。この場合においても上記の
効果と同様の効果を奏することができる。
【0038】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明の球技練
習場の照明装置は、放射される光線によって明るさを直
接感じさせることがないため、近隣の住宅に迷惑をかけ
たり、農作物に害を生じさせることを防止できる。ま
た、近隣を通過する車両に光線が照射されても、その車
両を運転するドライバーに眩しさを感じさせることがな
く、運転の支障とはならない。また、ボールの表面に紫
外線を照射することにより、ボール自体を光らせること
ができるため、暗闇の中であっても、ボールの飛行状態
や落下位置を確実に認識させることができる。
【0039】請求項2の発明の球技練習場の照明装置
は、表面に蛍光塗料が塗布または含浸された目標物に紫
外線を照射するため、周囲に明るさを感じさせることが
なく、暗闇のなかで目標物自体を光らせることができ
る。したがって、目標物に装飾的な効果を生じさせるこ
とができ、目標物を狙う練習者の意欲をかき立てること
ができる。
【0040】請求項3の発明の球技練習場の照明装置
は、放射される光線によって明るさを直接感じさせるこ
とがないため、様々な光公害を防止することができる。
また、ボール自体を光らせることができるため、暗闇の
中であっても、ボールの飛行状態や落下位置を確実に認
識させることができる。さらに、周囲に明るさを感じさ
せることなく、暗闇のなかで目標物自体を光らせること
ができ、目標物に装飾的な効果を生じさせることができ
る。
【0041】請求項4の発明の球技練習場の照明装置
は、請求項3の発明の効果に加えて、目標位置に形成さ
れたグリーンと、そのグリーンに向かって放たれたゴル
フボールとを光らせることができるため、全体的に華や
かな印象を与え、練習者に楽しい雰囲気を感じさせるこ
とができる。
【0042】請求項5の発明の球技練習場の照明装置
は、請求項1乃至請求項4のいずれか一つの発明の効果
に加えて、紫外線発光手段から放射される紫外線は、可
視光線の下限付近の波長であることから、健康上の害を
及ぼすことがなく、安全に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である照明装置を備えたゴ
ルフ練習場の構成を示す説明図である。
【図2】照明装置を備えたゴルフ練習場の構成を示す説
明図である。
【図3】照明装置における紫外線発光手段の構成を示す
側面図である。
【図4】(a)は紫外線が照射されるゴルフボールの構
成を示す斜視図であり、(b)は紫外線が照射されるグ
リーンの構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 照明装置(球技練習場の照明装置) 3 第一発光手段(第一紫外線発光手段) 4 グリーン(目標物) 5 第二発光手段(第二紫外線発光手段) 11 発光ランプ(近紫外線発光ランプ) 21 蛍光塗料 25 蛍光塗料 G ゴルフボール(ボール) M 練習者 S 飛行空間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 練習者によって放たれるボールの飛行空
    間を照らすための照明装置であって、 蛍光塗料が塗布または含浸された前記ボールの表面に紫
    外線を照射する紫外線発光手段を備えることを特徴とす
    る球技練習場の照明装置。
  2. 【請求項2】 練習者によって放たれるボールの目標到
    達位置に設けられた目標物を照らすための照明装置であ
    って、 蛍光塗料が塗布または含浸された前記目標物の表面に紫
    外線を照射する紫外線発光手段を備えることを特徴とす
    る球技練習場の照明装置。
  3. 【請求項3】 練習者によって放たれるボールの飛行空
    間、及び該ボールの目標到達位置に設けられた目標物を
    照らすための照明装置であって、 蛍光塗料が塗布または含浸された前記ボールの表面に紫
    外線を照射する第一紫外線発光手段と、 蛍光塗料が塗布または含浸された前記目標物の表面に紫
    外線を照射する第二紫外線発光手段とを備えることを特
    徴とする球技練習場の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記ボールはゴルフボールを含み、前記
    目標物はグリーンを含むことを特徴とする請求項3に記
    載の球技練習場の照明装置。
  5. 【請求項5】 前記紫外線発光手段は、波長領域が30
    0〜400nmである近紫外線領域の光線を放射する近
    紫外線発光ランプを有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれか一つに記載の球技練習場の照明装
    置。
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