JP2002028093A - 加熱調理容器用取手 - Google Patents

加熱調理容器用取手

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JP2002028093A
JP2002028093A JP2000217139A JP2000217139A JP2002028093A JP 2002028093 A JP2002028093 A JP 2002028093A JP 2000217139 A JP2000217139 A JP 2000217139A JP 2000217139 A JP2000217139 A JP 2000217139A JP 2002028093 A JP2002028093 A JP 2002028093A
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handle
heat insulating
mounting bracket
insulating member
cooking container
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Yuka Yoshida
由佳 吉田
Katsunori Nakayama
勝訓 中山
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NIKKEI PRODUCTS CO
Original Assignee
NIKKEI PRODUCTS CO
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J45/00Devices for fastening or gripping kitchen utensils or crockery
    • A47J45/06Handles for hollow-ware articles
    • A47J45/061Saucepan, frying-pan handles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Cookers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱調理容器からの伝熱による握り部の温度
上昇を遮断すると共に、変形を防止して安全に握持でき
るようにすること。 【解決手段】 加熱調理容器(鍋A)の外側面に取り付
けられる取付金具10と、この取付金具10に連結ボル
ト40をもって連結される合成樹脂製の取手本体20と
を具備し、取付金具10と取手本体20の連結面間と、
取手本体20と連結ボルト40の間に、断熱部材30を
介在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加熱調理容器用
取手に関するもので、更に詳細には、例えば、鍋、フラ
イパン等の加熱調理容器に取り付けられる取手に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、鍋やフライパン等の加熱調理容
器は、加熱調理容器の外側面に、例えば合成樹脂製の取
手が取り付けられている。この場合、熱可塑性合成樹脂
は耐熱性が劣るため、一般に熱硬化性合成樹脂が用いら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱硬化
性合成樹脂は成形能率が低いという欠点があり、複雑な
形状の取手を作製する場合に不利である。一方、上述の
通り、熱可塑性合成樹脂は耐熱性が劣り、そのため、加
熱調理器からの伝熱によって握り部が温度上昇するばか
りか、溶けたり焦げ付く等の変形の恐れがあった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、加熱調理容器からの伝熱による握り部の温度上昇を
抑制すると共に、変形を防止して安全に握持できるよう
にした加熱調理容器用取手を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、加熱調理容器の外側面に取
り付けられる取付金具と、この取付金具に連結部材をも
って連結される合成樹脂製の取手本体とを具備し、 上
記取付金具と上記取手本体の連結面間と、上記取手本体
と上記連結部材の間に、断熱部材を介在してなることを
特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明と同様に、加熱調理容器の外側面に取り付けら
れる取付金具と、この取付金具に連結部材をもって連結
される合成樹脂製の取手本体とを具備し、 上記取手本
体の連結側に、上記取付金具の連結面部を覆う凹状段部
を設けると共に、この凹状段部の底部に貫通孔を設け、
上記凹状段部の内面と上記取付金具の連結面との間
に、第1の断熱部材を介在し、 上記貫通孔内に、上記
底部裏面に接触する押圧鍔部を有する筒状の第2の断熱
部材を嵌挿し、 上記連結部材を、上記第2の断熱部材
及び上記第1の断熱部材を貫通して上記取付金具にねじ
結合してなることを特徴とする。
【0007】この発明によれば、加熱調理容器の外側面
に取り付けられる取付金具と取手本体の連結面間と、取
手本体と連結部材の間に、断熱部材を介在して加熱調理
容器に取手本体を取り付けるので、加熱調理容器からの
熱が取手本体に伝熱するのを遮断することができ、取手
本体が溶けたり焦げ付く等の変形を防止することができ
る。したがって、取手本体を耐熱性が低いが成形加工が
容易な熱可塑性合成樹脂にて形成することができる。
【0008】また、取手本体の連結側に、取付金具の連
結面部を覆う凹状段部を設けると共に、この凹状段部の
底部に貫通孔を設け、凹状段部の内面と取付金具の連結
面との間に、第1の断熱部材を介在し、貫通孔内に、上
記底部裏面に接触する押圧鍔部を有する筒状の第2の断
熱部材を嵌挿し、連結部材を、第2の断熱部材及び第1
の断熱部材を貫通して取付金具にねじ結合することによ
り、取付金具、取手本体及び連結部材を第1及び第2の
断熱部材によって確実に伝熱を断つことができると共
に、取付金具と取手本体とを強固に連結することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の加熱調理容器
用取手の実施形態について、添付図面に基いて詳細に説
明する。ここでは、加熱調理容器用取手を、鍋に取り付
ける場合について説明する。
【0010】図1は、この発明の加熱調理容器用取手の
取付状態を示す平面図、図2は、図1の側面図、図3
は、上記取手の取付状態を示す断面図である。
【0011】上記加熱調理容器用取手1(以下に取手1
という)は、加熱調理容器例えば鍋Aの外側面に例えば
リベット(図示せず)によって取り付けられる取付金具
10と、この取付金具10との間に断熱部材30を介し
て連結部材例えば連結ボルト40をもって連結される取
手本体20とで主に構成されている。
【0012】この場合、取付金具10は、例えばアルミ
ニウムダイカストにて形成されており、この取付金具1
0の一端(図における左端)には、鍋Aの外側面に取り
付けられる一対の取付片11を有し、他端(図における
右端側)すなわち連結面部には、断熱部材取付段部12
(以下に凸状段部12という)が設けられている。
【0013】また、取手本体20は、例えばポリサルフ
ォンのような押出成形や射出成形が可能な非耐熱性の熱
可塑性合成樹脂にて形成されており、この取手本体20
の一端部(図における右端部)には、先端に向かって漸
次狭小となり、基端辺に先端側に向かって隆起する半円
弧部21を有するフック等への引掛け孔22が設けら
れ、他端(図における左端部)すなわち連結側面には、
取付金具10の連結面部の上部及び両側部を覆う凹状段
部23が設けられると共に、この凹状段部23の底部2
4に貫通孔25が設けられている。また、取手本体20
は、両端に渡って緩やかな凸曲線状に形成されると共
に、これと直交する断面が略逆U字状に形成されて、握
り易い形状に形成されている。
【0014】一方、断熱部材30は、取手本体20の凹
状段部23の内面と取付金具10の連結面との間に介在
される第1の断熱部材31と、貫通孔25内に嵌挿され
ると共に、底部24の裏面に接触する押圧鍔部36を有
する筒状の第2の断熱部材32とで構成されている。こ
れら第1及び第2の断熱部材31,32は、それぞれ例
えばメラミン樹脂のような耐熱性を有する熱硬化性合成
樹脂製部材にて形成されている。
【0015】この場合、第1の断熱部材31は、図3及
び図4に示すように、取付金具10の連結面部側端部
に、鍔部33を有すると共に、取付金具10の連結面部
側の凸状段部12に係合(被着)する係合凹所34を具
備してなる。なお、係合凹所34の底部には連結ボルト
40の取付孔34aが穿設されている。
【0016】一方、第2の断熱部材32は、図3及び図
5に示すように、取手本体20の凹状段部23の底部2
4に穿設された貫通孔25内に嵌挿される筒状部35
と、この筒状部35の一端部に外向きに隆起されて、底
部24の裏面に当接係合する押圧鍔部36を具備してな
る。
【0017】上記のように構成される第1の断熱部材3
1と第2の断熱部材32を用いて取手本体を取り付ける
には、まず、取手本体20の凹状段部23の内面に第1
の断熱部材31を取り付けると共に、貫通孔25内に第
2の断熱部材32を嵌挿する。そして、鍋Aの外側面に
図示しないリベットによって取り付けられた取付金具1
0の連結面部に、第1の断熱部材31の係合凹所34を
嵌合する。この状態で、取手本体20の凹状段部23が
取付金具10の連結面部すなわち凸状段部12を覆う。
次に、第2の断熱部材32の筒状部35の貫通孔35a
及び第1の断熱部材31の取付孔34aを貫通する連結
部材である連結ボルト40を取付金具10にねじ結合し
て、取付金具10と取手本体20とを連結する。この状
態において、取手本体20の凹状段部23の底部24
は、第1の断熱部材31の係合凹所34の底部と押圧鍔
部36とによって挟持固定されるので、取手本体20は
強固に取り付けられる(図3参照)。
【0018】なお、上記実施形態では、鍋Aに取付金具
10と第1及び第2の断熱部材31,32を介して取手
本体20を取り付けた場合について説明したが、鍋A以
外の加熱調理容器例えばフライパン等においても同様に
取付金具10と第1及び第2の断熱部材31,32を介
して取手本体20を取り付けることができることは勿論
である。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の加熱
調理容器用取手は、上記のように構成されているので、
以下のような効果が得られる。
【0020】(1)請求項1記載の発明によれば、加熱
調理容器の外側面に取り付けられる取付金具と取手本体
の連結面間と、取手本体と連結部材の間に、断熱部材を
介在して加熱調理容器に取手本体を取り付けるので、加
熱調理容器からの熱が取手本体に伝熱するのを遮断する
ことができ、取手本体が溶けたり焦げ付く等の変形を防
止することができる。したがって、取手本体を耐熱性が
低いが成形加工が容易な熱可塑性合成樹脂にて形成する
ことができる。
【0021】(2)請求項2に係る発明によれば、取手
本体の連結側に、取付金具の連結面部を覆う凹状段部を
設けると共に、この凹状段部の底部に貫通孔を設け、凹
状段部の内面と取付金具の連結面との間に、第1の断熱
部材を介在し、貫通孔内に、上記底部裏面に接触する押
圧鍔部を有する筒状の第2の断熱部材を嵌挿し、連結部
材を、第2の断熱部材及び第1の断熱部材を貫通して取
付金具にねじ結合するので、上記(1)に加えて取付金
具、取手本体及び連結部材を第1及び第2の断熱部材に
よって確実に伝熱を断つことができると共に、取付金具
と取手本体とを強固に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加熱調理容器用取手の取付状態を示
す平面図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】上記加熱調理容器用取手の取付状態を示す断面
図である。
【図4】この発明における第1の断熱部材の正面図
(a)、側面図(b)及び背面図(c)である。
【図5】この発明における第2の断熱部材の正面図
(a)、側面図(b)及び背面図(c)である。
【符号の説明】
A 鍋(加熱調理容器) 1 取手 10 取付金具 20 取手本体 23 凹状段部 24 底部 25 貫通孔 30 断熱部材 31 第1の断熱部材 32 第2の断熱部材 34 係合凹所 35 筒状部 36 押圧鍔部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理容器の外側面に取り付けられる
    取付金具と、この取付金具に連結部材をもって連結され
    る合成樹脂製の取手本体とを具備し、 上記取付金具と上記取手本体の連結面間と、上記取手本
    体と上記連結部材の間に、断熱部材を介在してなること
    を特徴とする加熱調理容器用取手。
  2. 【請求項2】 加熱調理容器の外側面に取り付けられる
    取付金具と、この取付金具に連結部材をもって連結され
    る合成樹脂製の取手本体とを具備し、 上記取手本体の連結側に、上記取付金具の連結面部を覆
    う凹状段部を設けると共に、この凹状段部の底部に貫通
    孔を設け、 上記凹状段部の内面と上記取付金具の連結面との間に、
    第1の断熱部材を介在し、 上記貫通孔内に、上記底部裏面に接触する押圧鍔部を有
    する筒状の第2の断熱部材を嵌挿し、 上記連結部材を、上記第2の断熱部材及び上記第1の断
    熱部材を貫通して上記取付金具にねじ結合してなること
    を特徴とする加熱調理容器用取手。
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