JP2002025093A - 光ディスクの傾き測定法 - Google Patents

光ディスクの傾き測定法

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JP2002025093A JP2001165674A JP2001165674A JP2002025093A JP 2002025093 A JP2002025093 A JP 2002025093A JP 2001165674 A JP2001165674 A JP 2001165674A JP 2001165674 A JP2001165674 A JP 2001165674A JP 2002025093 A JP2002025093 A JP 2002025093A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ記憶装置用に使用する光ディスクにおい
て、ディスクの半径方向の傾きを検出するために、従来
の方法では、別々の光ビームを使用すること、あるいは
別のセンサ要素を付加することを行っている。従って、
通常の光ビーム、通常の4信号検出器、及び通常の媒体
を使用する半径方向傾き測定システムの必要性が存在す
る。 【解決手段】光ディスクの傾きを単独の通常のトラッキ
ングエラー信号および通常の媒体を使用し、半径方向プ
ッシュプル(RPP)信号の低周波変化を、半径方向に
トラックを横断して掃引しながら測定する。光ディスク
に傾きがなければRPP信号には低周波成分が存在しな
いが、傾きがあると低周波成分を生ずることを利用して
傾きを測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般にデータ記憶
装置用に使用する光ディスクに関し、更に詳細に記せ
ば、理想平面に対するディスクの半径方向の傾きを検出
することに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク、たとえば、コンパクト・デ
ィク(CD)は、データ面への光ビームの精密な集光を
必要とする。一つ以上の光ビーム(通常はレーザ・ダイ
オードからの)がディスク上の一つ以上の箇所を照ら
し、光学ヘッドに反射して戻される。記録データについ
ての情報の他に、反射光ビームは一般に、トラッキング
エラー(ビームがどれだけ良くデータ・トラックの中心
に集光されるか)、および集光誤差(ビームがどれだけ
良くデータ面に集光されるか)についての情報をも伝え
ることができる。通常、光ディスクのデータ面は、レー
ザにより照らされる側にある透明基板により保護されて
いる。一般に、照明ビームが基板を通過してデータ面に
到達しなければならないとき、ディスクの傾きがあると
照明ビームの集光品位を低下させる。取付け機構が理想
平面でない平面内でディスクを簡単に傾けることがあ
り、この場合には、傾きはディスクの全区域にわたり一
定である。代わりに、傾きが半径方向位置とともに増大
するように、ディスクをわずかにカップ形状にすること
ができ、または傾きが半径方向位置および回転位置の双
方の関数であるように、ディスクをわずかに複雑な形
状、たとえば、双曲放物面にすることができる。傾きは
半径方向成分および接線成分を有することがあるが、半
径方向成分は通常接線成分よりはるかに大きい(したが
って一層重要である)ことに注目する必要がある。
【0003】通常、CD媒体に関係するデータ密度につ
いては、傾きの検出および補償は必要ない。しかし、更
に高いデータ密度では、たとえば、ディジタル多能ディ
スク(DVD)では、傾きの検出および補償が必要なこ
とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】幾つかの光ディスク駆
動機構は、半径方向傾き測定に別々の光ビームを使用し
ている。たとえば、米国特許第5,657,303号お
よび第5,699、340号を参照。別々の光ビームを
通常、ビームを多数の経路に分割し、データを読取りま
たは書き込むのに利用できるパワーを減らすことにより
発生させる。通常書きなおし可能な駆動機構では、書込
速度は書込に利用できるパワーにより制限され、最大書
込パワーを得るには単独ビームが好適である。単独光ビ
ームを使用する傾き検出の他の方法は、別のセンサ要素
を付加して多数のトラッキングエラー信号を得ることで
ある。たとえば、米国特許第5,808,985号を参
照。単独光ビームを使用して傾き情報を与える更に他の
方法は、最新式記憶磁気光学(ASMO)フォーマット
により使用されている。ASMO媒体は、固定(浮き出
し型)ヘッダで予備フォーマットされている。各ヘッダ
は、トラックを形成する溝の壁に形成された傾き測定マ
ークから始める。傾き測定情報は、データおよびヘッダ
がディスク上の同じ場所に共存しないので、データを妨
害しない。しかし、或る書込可能DVD媒体は固定ヘッ
ダを使用していない。従って、データを読取り書込むの
に使用される同じ光ビームを使用し、通常の4信号検出
器を備え、媒体上に特殊な形体を必要としないで、半径
方向傾き測定システムの必要性が存在する。
【0005】
【課題を解決するための手段】傾きを単独の通常のトラ
ッキングエラー信号および通常の媒体を使用して測定す
る。半径方向プッシュプル(RPP)信号の低周波変化
を、たとえば、シーク動作中、集光箇所を半径方向にト
ラックを横断して掃引しながら、監視する。傾きがなけ
れば、正規化RPP信号には低周波成分が存在しない。
しかし、傾きがあると低周波成分を生ずる。傾きをディ
スクが静止している間に測定できる。代わりに、傾き
を、ディスクが回転している間に、多数の半径方向の線
に沿って、インデックス信号に対して所定時間後にRP
P信号を測定することにより、測定できる。インデック
ス信号は、好適にはスピン・モータ制御回路から利用で
きる。代わりに、或る媒体については、信号を媒体上に
ある物理的形体を検出して得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1で、光ディスク駆動機構が、
光ディスク100に対して、読取り、書込むのに使用さ
れている。光ディスク駆動機構は、ディスク100を回
転させるモータ102、電子制御回路104、および光
変換器アセンブリ106を備えている。レーザ・ダイオ
ード108がコリメータ・レンズ110によりコリメー
トされた直線偏光光ビームを放出する。光ビームは偏光
ビーム・スプリッタ112を通過する。光ビームは四分
の一波長遅延板114により直線偏光から円偏光に変換
される。光ビームは対物レンズ116により光ディスク
100の記録層上に集光する。光の一部はディスク10
0により反射され、対物レンズ116および四分の一波
長遅延板114を通って戻る。四分の一波長遅延板11
4を逆に通過すると、光は再び直線偏光される。しか
し、光ビームの偏光方向はその最初の偏光方向に対して
90度回転している。したがって、偏光ビーム・スプリ
ッタ112が戻り光ビームの実質的に全部をレンズ11
8および光検出器120の方に反射させる。光検出器1
20は普通、4信号検出器である。焦点機構124が対
物レンズ116を(光ディスク100に向かってまたは
光ディスク100から離れる方に)移動させて記録可能
層上の光スポットの焦点を制御する。半径方向位置調節
器128は、レンズ116の精密な移動を行い、集光レ
ーザ・スポットの位置を半径方向に調節する。レーザ・
スポットの半径方向の粗い位置決めについては、変換器
アセンブリ106全体を移動させる。
【0007】図2は、図1の電子制御回路104の一部
を示す。図2で、光検出器120は、各区画が別々の信
号を与える四つの区画(A、B、C、D)に分割されて
いる。幾らかの電子的に濾波および処理をした、四つの
信号の和(A+B+C+D)は、アナログ読取りデータ
信号(202)である。アナログ読取りデータ信号20
2は、アナログ比較器204に受けられ、基準電圧と比
較される。アナログ比較器の2進出力は、2進読取りデ
ータ信号206である。
【0008】半径方向位置誤差信号は、半径方向プッシ
ュプル(RPP)信号(208)といわれるが、4信号
検出器からの信号の適切な組合せを差し引くことによ
り、たとえば、(A+D)−(B+C)により、得られ
る。本発明の例示実施形態では、アナログRPP信号を
ディジタル化するのにアナログ/ディジタル(A/D)
変換器210を使用している。一例示実施形態では、R
PP信号のディジタル・サンプル値をモータ制御回路2
14からのインデックス信号216(遅延回路218に
より遅延された)をトリガとして得ている。他の実施形
態では、2進読取りデータ信号206(光ディスク上の
物理的形体により決まる)から回転基準位置を得てい
る。
【0009】図3は、ディスク100を示す。4本の半
径方向の線(300、302、304、および306)
が示されている。線の数およびその回転位置をディスク
の傾きを特性付ける必要に応じて変えることができる。
光ディスクは通常、中心取付け孔の近辺のディスク部分
を覆う機構により取付けられており、情報は通常、取付
け孔の近くには記録されない。半径方向の線を中心取付
け孔の外側の位置から始まり、ディスクの外縁の内側に
ある位置で止まるように示してある。傾きをデイスクが
静止している間に一つの半径方向の線に沿って測定する
ことができ、次にディスクを回転させて他の半径方向の
線に沿う測定値を得ることができる。しかし、ディスク
は回転していると幾らか平らになることがあるので、傾
きを回転ディスクに関して測定するのが好適である。以
下に一層詳細に説明するように、RPP信号をディスク
の中心からの多数の半径方向位置で、様々な半径方向の
線に沿って、ディスクが回転している間に、測定するこ
とができる。
【0010】傾きを好適には、双曲放物面のような複雑
な形状であっても明瞭に決定できるように多数の半径方
向位置および多数の回転位置で測定する。図3は、半径
方向の線に沿ってRPP信号を測定することを示してい
る。しかし、半径方向の線に沿って測定する必要はな
い。ただ一つの真の必要事項は、ディスクの形状を明瞭
に決定できるようにするのに十分な情報が必要であると
いうことである。或る媒体については少ない情報で十分
なことがある。たとえば、特定の媒体について傾きがど
んな特定の半径に対してもすべての回転位置で本質的に
同一であることを示すことができれば、RPP信号サン
プルの回転位置は問題にならない。すなわち、RPP信
号サンプルを半径方向の線に沿って取る必要はなく、代
わりに関係する各半径でどんな任意の回転位置ででも測
定することができる。たとえば、変換器がディスクが回
転している間にトラックのシーク動作を行なうことがで
きる。
【0011】図4は、傾きのないディスクについて、R
PP信号値400を(半径方向の線に沿う)半径方向位
置の関数として示す例示グラフである。レーザ・スポッ
トがデータ・トラックの中心にあるとき、およびレーザ
・スポットが二つのデータ・トラックの間の精密に中心
にあるとき、RPP信号は0である。たとえば、半径方
向位置402および406をデータ・トラックの中心に
置くことができ、半径方向位置404を二つのデータ・
トラックの間の中間に置くことができる。集光点の位置
がデータ・トラック上の中心からまたはデータ・トラッ
クの間の中心から離れる方に移動するにつれて、RPP
信号は0でなくなる。
【0012】或るディスク駆動機構は、本質的に90度
だけずれたRPP信号であるトラック交差信号を発生す
ることもあることに注目する必要がある。すなわち、R
PP信号は、集光点がトラックの中心にあるとき0であ
り、トラック交差信号は、集光点がトラックの中心にあ
るときピーク値にある。本出願の目的で、トラック交差
信号をRPP信号の代わりに使用することができる。
【0013】図5は、半径方向の線に沿って傾いている
ディスクについて、RPP信号値500を(半径方向の
線に沿う)半径方向位置の関数として示す例示グラフで
ある(図解しやすくするため誇張してある)。線500
は、半径方向位置の関数としてのRPP信号値の変化を
示す。線502を、たとえば、低域フィルタで波形50
0をディジタル的に濾波することにより得られる、波形
500の低空間周波数成分として計算できる。代わり
に、線502を波形500のピークを測定することによ
り計算できる。以下に更に説明するように、傾きは、低
空間周波数情報(線502)を非0にすることができる
幾つかの因子の一つであり、各因子を別々に測定するこ
とができる。
【0014】図4および図5のグラフをディスクが静止
した状態で半径方向の線に沿う連続測定値として得るこ
とができる。代わりに、回転ディスクについて、グラフ
を以下のように一度に一つのRPP信号サイクルを構成
することができる。図3で、集光レーザ・スポットが、
モータ制御システムが指標パルス(図2、216)を発
生するごとに、半径方向の線300を照らすと仮定し、
遅延回路218(図2、218)がディスクの角速度に
関係なく、回転の四分の一の整数倍に対応する時間だけ
遅延するよう制御されると仮定する。変換器アセンブリ
(図1、106)を最初、たとえば、取付け孔の近くの
半径方向位置に設置し、RPP信号のピークを、RPP
信号の少なくとも一つの正ピークおよび一つの負ピーク
を捕らえるよう半径方向に十分な集光点を掃引すること
により、半径方向の線300の基準回転位置で測定する
ことができる。遅延回路218は、半径方向の線302
の回転位置で第2のサンプルをトリガし、半径方向の線
304の回転位置で第3のサンプルを、および半径方向
の線306の回転位置で第4のサンプルをトリガする。
各トリガ時に、集光点がRPP信号の少なくとも一つの
正ピークおよび一つの負ピークを捕らえるのに半径方向
に十分な距離を移動する。たとえば、最初の回転位置
で、変換器は外向きに掃引することができ、第2の回転
位置で、変換器は内向きに掃引することができ、それに
より平均半径方向位置を一定にしている。次に変換器ア
センブリをわずかに大きい基準半径方向位置に(たとえ
ば、1トラック)移動させ、プロセスを繰り返すことが
できる。結局、測定の蓄積に従って、RPP信号が多数
の半径方向の線に沿う半径方向位置の関数として測定さ
れる。
【0015】光学変換器(図1、106)が閉ループ・
モードでトラッキングしているとき、半径方向位置制御
システムは、集光レーザ・スポットの、データ・トラッ
クの中心からの小さい半径方向変位を、対物レンズ(図
1、116)の位置をわずか調節する(図1、128)
ことにより補償する。対物レンズが基準中心位置から変
位すれば、集光スポットをデータ・トラックの中心に置
くことができるが、得られるスポットの強度分布(回折
パターン)は通常、データ・トラックの中心の周りに半
径方向に対称ではない。したがって、スポットが中心に
あっても、RPP信号を非0にすることができる(この
現象は、通常はビームウォーク(Beam−walk)
と呼ばれる)。更に補償せずに、半径方向位置制御シス
テムは、レンズを移動させて集光スポットを移動させ、
RPP信号が0になるようにし、スポットが実際に中心
にないようにする。駆動機構は、精密位置決めシステム
(図1、128)で位置決め制御電流および位置決め制
御電圧を測定し、対物レンズの位置を測定することがで
きる。代わりに、或るシステムでは、位置エンコーダを
使用して対物レンズの位置を測定することができる。い
ずれの場合でも、RPP信号に及ぼすレンズ位置の影響
を較正することができ、RPP信号を較正量だけレンズ
位置の関数として片寄せることができる。RPP信号が
レンズ位置について正しく較正されれば、RPP信号の
低周波内容(図5、502)が、較正後、傾きの尺度に
なる。
【0016】ディスクを回転の中心がディスクの中心で
ないように固定することもできることに注目する必要が
ある。生ずる偏心は、図4および図5のRPP信号の、
ピークの大きさではなく、ピークの半径方向位置を幾ら
か動的にずらせることがある。
【0017】図5の線502は、半径方向位置とともに
指数的に増大する、1本の半径方向の線に沿う、傾きを
示している。したがって、異なる半径方向の線に沿う傾
きが実質的に異なっていれば、ディスクが複雑な形状に
曲がっていることがある。
【0018】図6は、回転ディスクについて、本発明に
従って、RPP信号を半径方向位置の関数として測定す
る方法の一例を示す。 ステップ600:半径方向位置誤差(RPP)信号を測
定する。 ステップ602:対物レンズの半径方向位置を測定す
る。 ステップ604:補償係数を使用して半径方向位置誤差
を修正する。 ステップ606:微調整できる範囲の最大値であるか判
断する。 ステップ608:半径方向位置を微調整する。 ステップ610:ディスクを新しい回転位置まで回転さ
せる。 ステップ612:半径方向位置に粗い調整が必要か否か
を判断する。 ステップ614:半径方向位置に移動する。 ステップ616:粗い調整できる最大値であるか否かを
判断する。
【0019】以下に更に詳細に説明する。ステップ60
0で、半径方向位置誤差(RPP)信号を測定する。ス
テップ602で、対物レンズの正確な半径方向位置を測
定する。半径方向位置誤差補償係数を対物レンズの正確
な半径方向位置から決定し、ステップ604で、必要な
ら、補償係数を使用して半径方向位置誤差を修正する。
ステップ606および608は、RPP信号の少なくと
も一つの正ピークおよび一つの負ピークを検出するのに
十分な距離に変換器を半径方向に掃引する。ステップ6
06および608での「微(fine)調整」とは、二
つのピークを検出するに十分な移動(たとえば、1トラ
ック・ピツチ以内)を意味している。これに対して、ス
テップ612−616における、「粗い(coars
e)調整」とは、少なくとも1トラック・ピッチの移動
であるを意味する。ステップ610で、ディスクを新し
い回転位置まで回転させる。ステップ614で、ディス
クが一つの基準トラック位置で完全回転を完了していれ
ば、変換器を半径方向に少なくとも1トラック移動させ
る。半径方向位置の関数としての、得られたRPP信号
のディジタル波形の各々をディジタル的に濾波するかま
たはピークを検出して、傾きを半径方向位置の関数とし
て決定することができる。
【0020】以上、本発明の実施例について詳述した
が、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0021】(実施態様1)以下の(a)から(c)の
ステップを含む光ディスク(100)の傾き測定方法、
(a)前記光ディスク上の複数の位置において半径方向
位置誤差信号(212、400、500)を測定するス
テップ(600)、(b)前記半径方向位置誤差信号の
多数の測定値の変化を測定するステップ(502)、
(c)前記変化から傾きを決定するステップ。
【0022】(実施態様2)更に、前記光ディスク上の
半径方向の線(300−306)に沿う前記半径方向位
置誤差信号を測定するステップ、を備えていることを特
徴とする実施態様1に記載の方法。
【0023】(実施態様3)更に、前記光ディスク上の
多数の回転位置で半径方向位置誤差信号を測定するステ
ップ、を備えていることを特徴とする実施態様1に記載
の方法。
【0024】(実施態様4)更に、モータ制御回路から
のインデックス信号(216)により決まる、基準位置
に対する半径方向位置誤差信号を測定するステップ、を
備えていることを特徴とする実施態様3に記載の方法。
【0025】(実施態様5)更に、(a)レーザを前記
ディスクのデータ層に集光するのに使用する対物レンズ
(116)の半径方向位置を測定するステップ、(b)
前記対物レンズの半径方向位置に基づき前記半径方向位
置誤差信号の偏りを決定するステップ、および(c)前
記半径方向位置誤差の偏りを使用して前記半径方向位置
誤差信号の測定値を補償するステップ、を備えているこ
とを特徴とする実施態様1に記載の方法。
【0026】(実施態様6)更に、低域フィルタを用い
て前記半径方向位置誤差信号の測定値を空間的に濾波す
ることにより変化を決定するステップ、を備えているこ
とを特徴とする実施態様1に記載の方法。
【0027】(実施態様7)更に、前記半径方向位置誤
差信号の測定値のピークを測定することにより変化を決
定するステップ、を備えていることを特徴とする実施態
様1に記載の方法。
【0028】本発明のこれまでの説明は、図解および説
明の目的で提示してきた。本発明を徹底的に説明した
り、開示した精密な形態に限定したりするつもりはな
く、別の修正案および変形案が上の教示に照らして可能
である。実施形態は、本発明の原理およびその実際的用
途を最もよく説明し、それにより当業者が様々な実施形
態および様々な修正例の形態を成す本発明を考えられる
特定の用途に適しているとして最もよく利用できるよう
にするために選定し説明したものである。付記した特許
請求の範囲を従来技術により限定されているものを除
き、本発明の代わりの実施形態を備えていると解釈する
つもりである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施できる光ディスク駆動機構のブロ
ック図である。
【図2】図1のディスク駆動機構の電子制御回路の一部
のブロック図である。
【図3】RPP信号を測定する半径方向線を示す光ディ
スクの平面図である。
【図4】傾きのない光ディスク場合の、半径方向の線に
沿う半径方向変位の関数としてのRPP信号の例示グラ
フである。
【図5】傾きのある光ディスクの場合の、半径方向の線
に沿う半径方向変位の関数としてのRPP信号の例示グ
ラフである。
【図6】本発明による例示方法の流れ図である。
【符号の説明】
100:光ディスク 116:対物レンズ 212:半径方向位置誤差信号 216:インデックス信号 300、302、304、306:半径方向の線 400、500:半径方向位置誤差信号 502:変化

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の(a)から(c)のステップを含む
    光ディスクの傾き測定方法、(a)前記光ディスク上の
    複数の位置において半径方向位置誤差信号を測定するス
    テップ、(b)前記半径方向位置誤差信号の多数の測定
    値の変化を測定するステップ、(c)前記変化から傾き
    を決定するステップ。
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