JP2002024516A - ネットワーク・マーケティング・システム、方法、サーバ・コンピュータおよび記録媒体 - Google Patents

ネットワーク・マーケティング・システム、方法、サーバ・コンピュータおよび記録媒体

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JP2002024516A
JP2002024516A JP2000211733A JP2000211733A JP2002024516A JP 2002024516 A JP2002024516 A JP 2002024516A JP 2000211733 A JP2000211733 A JP 2000211733A JP 2000211733 A JP2000211733 A JP 2000211733A JP 2002024516 A JP2002024516 A JP 2002024516A
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Japan
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marketing
speech
classifying
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Yoshihiko Nagao
吉彦 長尾
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MEMBERSHIP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マーケティングにおける記入式アンケート調
査を用いる際にインターネット上のホーム・ページを利
用する場合、回答者一人当たりに高い費用を要すること
なく回答を分析でき、さらに匿名性を守った上で回答者
に対して他人の回答を読む適切な機会を与えることがで
きるネットワーク・マーケティング・システム、方法、
サーバ・コンピュータおよび記録媒体を提供する。 【解決手段】 回答者に対してインターネット上のホー
ム・ページに日記風の記録誌を記入させ、この記録誌中
の名詞、形容詞等の品詞を所定の手順により自動的に分
析することにより、回答者一人当たりに高い費用をかけ
ずに回答を分析することができる。一般日記掲載ページ
120を設けることにより、一般日記鑑賞者150等は
匿名化された他人の記入した一般日記を読むことができ
るため、匿名性を守った上で他人の回答である一般日記
を読む適切な機会を与えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク・マ
ーケティング・システム、方法、サーバ・コンピュータ
および記録媒体に関し、特にマーケティングの企画者側
のクライアント・コンピュータと、マーケティングの対
象者側のユーザ・コンピュータと、マーケティングの実
施者側のサーバ・コンピュータとがネットワークを介し
て接続されたネットワーク・マーケティング・システ
ム、方法、サーバ・コンピュータおよび記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】商品またはサービス等の対象物に対して
行うマーケティングでは、どのようなタイプの消費者が
どのような物を購入するのかという消費者の実態を調査
する必要がある。複数の選択肢の中から1つまたは所定
の数の肢を選択する選択式のアンケート調査は、すでに
記載されている予め想定された肢の中から答を選択する
ものであるため、限られた領域における限られた答しか
得られず、アンケートに答える消費者が本当に考えてい
る答である本音を引き出すことが困難であるという問題
があった。さらに、回答の抽出等は人手を用いて行って
いたため、担当する人間の能力により調査結果が変動す
るという問題もあった。
【0003】上述の選択式のアンケート調査に替わる有
効なアンケート調査として、消費者に詳細な答の記入を
行わせる記入式アンケート調査がある。この記入式アン
ケート調査を用いる場合、一般に、まず記入式アンケー
ト調査の対象となる消費者を選び、その対象となる消費
者宛に記入式アンケート調査のための質問用紙等を郵送
等することが多い。この場合、記入式アンケート調査の
対象となった消費者は記入した回答用紙等を郵送または
FAXを用いて返送するため、記入式アンケート調査の
回答結果を得るまでに、すでに長時間と高い費用とを要
することになるという問題があった。以上とは別に、モ
ニタリング調査というアンケート調査もあるが、これは
回答する人を集めるという方法であるため、所望の数の
回答を得るためにはさらに高額の費用と時間とを要する
ことになるという問題があった。
【0004】上述の問題を解決するために、最近インタ
ーネットに接続されたサーバのホーム・ページ上に記入
式アンケート調査の質問と回答欄とを掲載し、このホー
ム・ページを閲覧した者にホーム・ページ上の回答欄に
答を記入させることにより、短期間で記入式アンケート
調査の回答結果を得る方法が用いられている。しかし、
記入された回答の分析には多くの人手と時間とを要して
いたため、回答者一人当たりに要する調査費用は高額に
なるという問題があった。
【0005】一方、アンケート調査の回答者の立場から
見ると、選択式または記入式のいずれの場合であっても
回答者の匿名性が守られることは重要な点であるとして
も、他人の回答を読んでみたいという要求も多い。特
に、記入式のアンケート調査の場合、他人が記入した回
答を読んで自分が回答を記入する際の参考にしたいとい
う要求が多い。しかし、上述のホーム・ページ上の回答
欄に記入された回答は、匿名性を守るために回答者と回
答を分析する分析者とが読めるだけであり、回答者にと
っては他人の回答を参考のために読む機会がまったく与
えられていないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、マーケ
ティングにおける有効なアンケート調査のために記入式
のアンケート調査を用いると、インターネット上のホー
ム・ページを利用した場合であっても記入された回答の
分析には多くの人手と時間とを要していたため、回答者
一人当たりに高い費用を要するという問題があった。さ
らに、他の回答者が記入した回答を読んで自分が回答を
記入する際の参考にしたいという回答者の要求に対して
も、匿名性を守るために他人の回答を読む適切な機会を
与えることができないという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、マーケティングにおけ
る記入式アンケート調査を用いる際に、短期間で記入式
アンケート調査の回答結果を得るためインターネット上
のホーム・ページを利用する場合に、回答者一人当たり
に高い費用を要することなく自動的に回答を分析するこ
とができるネットワーク・マーケティング・システム、
方法、サーバ・コンピュータおよび記録媒体を提供する
ことにある。
【0008】さらに本発明の目的は、上述のようにマー
ケティングにおける記入式アンケート調査を用いる際
に、短期間で記入式アンケート調査の回答結果を得るた
めインターネット上のホーム・ページを利用した場合
に、匿名性を守った上で回答者に対して他人の回答を読
む適切な機会を与えることができるネットワーク・マー
ケティング・システム、方法、サーバ・コンピュータお
よび記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のネ
ットワーク・マーケティング・システムは、マーケティ
ングの企画者側のクライアント・コンピュータと、マー
ケティングの対象者側のユーザ・コンピュータと、マー
ケティングの実施者側のサーバ・コンピュータとがネッ
トワークを介して接続されたネットワーク・マーケティ
ング・システムであって、前記クライアント・コンピュ
ータは、マーケティングの対象物を含む情報を前記サー
バ・コンピュータへ指示する手段を備え、前記サーバ・
コンピュータは、前記マーケティングの対象物に関する
記載を有する記録誌を該サーバ・コンピュータ上に設け
られたホーム・ページへ書き込むことを促すと共に、前
記ユーザ・コンピュータから書き込まれた該記録誌を閲
覧可能にホーム・ページ上に表示するホーム・ページ処
理手段と、前記記録誌を保存する記録誌保存手段と、前
記マーケティングの対象物に関する所定の用語を、該用
語の品詞の種類と所定の項目の値と共に保持する辞書手
段と、前記記録誌保存手段に保存された記録誌の中から
前記辞書手段に保持された所定の用語を含む文を検索
し、該検索された文から所定の品詞の組み合わせを有す
る単語列を抽出し、抽出された該単語列を構成する各単
語について品詞毎に前記所定の項目別に分類し記録する
項目別分類手段とを備えたものである。
【0010】請求項2記載の発明のネットワーク・マー
ケティング・システムは、請求項1記載において、前記
項目別分類手段は、前記記録誌保存手段に保存された記
録誌の中から前記辞書手段に保持された所定の用語を含
む文を検索し、該検索された文から読点を末尾とする句
を抽出し、抽出された該句内に含まれる所定の単語別に
分類し記録することっができる。
【0011】請求項3記載の発明のネットワーク・マー
ケティング・システムは、請求項1において、前記辞書
手段が保持する所定の項目は、前記マーケティングの対
象者の生活実態を把握する所定の生活項目と前記マーケ
ティングの対象者の価値観を示す所定の価値観項目とを
有するものであり、前記項目別分類手段は、前記記録誌
保存手段に保存された記録誌の中から前記辞書手段に保
持された所定の用語を含む文を検索し、該検索された文
から所定の品詞の組み合わせを有する単語列を抽出し、
抽出された該単語列を構成する各単語について品詞毎に
前記所定の生活項目別に分類し記録する生活項目別分類
手段と、前記生活項目別分類手段により品詞毎に前記所
定の生活項目別に分類された単語を前記所定の価値観項
目別に分類する価値観別分類手段とを備えることができ
る。
【0012】請求項4記載の発明のネットワーク・マー
ケティング・システムは、請求項3において、前記生活
項目別分類手段は、品詞毎に前記所定の生活項目別に分
類された単語を前記記録誌における該単語の出現頻度と
前記記録誌において該単語が検索された位置を示す検索
位置情報と共に記録し、前記価値観別分類手段は、前記
生活項目別分類手段により前記品詞毎に前記所定の生活
項目別に分類され前記出現頻度と前記検索位置情報と共
に記録された単語を、前記所定の価値観項目別に分類す
ることができる。
【0013】請求項5記載の発明のネットワーク・マー
ケティング・システムは、請求項1、3ないし4のいず
れかにおいて、前記サーバ・コンピュータは、前記項目
別分類手段により分類して記録された単語を前記クライ
アント・コンピュータへ送信する送信手段をさらに備え
ることができる。
【0014】請求項6記載の発明のネットワーク・マー
ケティング・システムは、請求項1、3ないし5のいず
れかにおいて、前記サーバ・コンピュータは、前記ユー
ザ・コンピュータから前記ホーム・ページに記録誌が書
き込まれた場合、該ユーザ・コンピュータを介して前記
マーケティングの対象者へ所定のサービスを提供するこ
とができる。
【0015】請求項7記載の発明のネットワーク・マー
ケティング・システムにおけるサーバ・コンピュータ
は、マーケティングの企画者側のクライアント・コンピ
ュータと、マーケティングの対象者側のユーザ・コンピ
ュータと、マーケティングの実施者側のサーバ・コンピ
ュータとがネットワークを介して接続されたネットワー
ク・マーケティング・システムにおけるサーバ・コンピ
ュータであって、マーケティングの対象物に関する記載
を有する記録誌を該サーバ・コンピュータ上に設けられ
たホーム・ページへ書き込むことを促すと共に、前記ユ
ーザ・コンピュータから書き込まれた該記録誌を閲覧可
能にホーム・ページ上に表示するホーム・ページ処理手
段と、前記記録誌を保存する記録誌保存手段と、前記マ
ーケティングの対象物に関する所定の用語を、該用語の
品詞の種類、前記マーケティングの対象者の生活実態を
把握する所定の生活項目の値および前記マーケティング
の対象者の価値観を示す所定の価値観項目の値と共に保
持する辞書手段と、前記記録誌保存手段に保存された記
録誌の中から前記辞書手段に保持された所定の用語を含
む文を検索し、該検索された文から所定の品詞の組み合
わせを有する単語列を抽出し、抽出された該単語列を構
成する各単語について品詞毎に前記所定の生活項目別に
分類し記録する生活項目別分類手段と、前記生活項目別
分類手段により品詞毎に前記所定の生活項目別に分類さ
れた単語を前記所定の価値観項目別に分類する価値観別
分類手段とを備えたものである。
【0016】請求項8記載の発明のネットワーク・マー
ケティング・システムにおけるサーバ・コンピュータ
は、請求項7において、前記生活項目別分類手段は、前
記記録誌保存手段に保存された記録誌の中から前記辞書
手段に保持された所定の用語を含む文を検索し、該検索
された文から読点を末尾とする句を抽出し、抽出された
該句内に含まれる所定の単語別に分類し記録し、前記価
値観別分類手段は、前記生活項目別分類手段により分類
された句を前記所定の価値観項目別に分類することがで
きる。
【0017】請求項9記載の発明のネットワーク・マー
ケティング方法は、マーケティングの企画者側のクライ
アント・コンピュータと、マーケティングの対象者側の
ユーザ・コンピュータと、マーケティングの実施者側の
サーバ・コンピュータとがネットワークを介して接続さ
れたシステムにおけるネットワーク・マーケティング方
法であって、マーケティングの対象物を含む情報を前記
クライアント・コンピュータから前記サーバ・コンピュ
ータへ指示するステップと、前記マーケティングの対象
物に関する記載を有する記録誌を前記サーバ・コンピュ
ータ上に設けられたホーム・ページへ書き込むことを促
すと共に、前記ユーザ・コンピュータから書き込まれた
該記録誌を閲覧可能にホーム・ページ上に表示するホー
ム・ページ処理ステップと、前記記録誌を記録誌保存部
に保存する記録誌保存ステップと、前記記録誌保存ステ
ップで保存された記録誌の中から、前記マーケティング
の対象物に関する所定の用語を該用語の品詞の種類と所
定の項目の値と共に保持する辞書部に保持された所定の
用語を含む文を検索し、該検索された文から所定の品詞
の組み合わせを有する単語列を抽出し、抽出された該単
語列を構成する各単語について品詞毎に前記所定の項目
別に分類し記録する項目別分類ステップとを備えたもの
である。
【0018】請求項10記載の発明のネットワーク・マ
ーケティング方法は、請求項9において、前記生活項目
別分類ステップは、前記記録誌保存ステップで保存され
た記録誌の中から、前記マーケティングの対象物に関す
る所定の用語を該用語の品詞の種類と所定の項目の値と
共に保持する辞書部に保持された所定の用語を含む文を
検索し、該検索された文から読点を末尾とする句を抽出
し、抽出された該句内に含まれる所定の単語別に分類し
記録することができる。
【0019】請求項11記載の発明のネットワーク・マ
ーケティング方法は、請求項9において、前記辞書部が
保持する所定の項目は、前記対象者の生活実態を把握す
る所定の生活項目と前記対象者の価値観を示す所定の価
値観項目とを有するものであり、前記項目別分類ステッ
プは、前記記録誌保存ステップで保存された記録誌の中
から前記辞書部に保持された所定の用語を含む文を検索
し、該検索された文から所定の品詞の組み合わせを有す
る単語列を抽出し、抽出された該単語列を構成する各単
語について品詞毎に前記所定の生活項目別に分類し記録
する生活項目別分類ステップと、前記生活項目別分類ス
テップにより品詞毎に前記所定の生活項目別に分類され
た単語を前記所定の価値観項目別に分類する価値観別分
類ステップとを備えることができる。
【0020】請求項12記載の発明の記録媒体は、マー
ケティングの企画者側のクライアント・コンピュータ
と、マーケティングの対象者側のユーザ・コンピュータ
と、マーケティングの実施者側のサーバ・コンピュータ
とがネットワークを介して接続されたシステムにおける
ネットワーク・マーケティング方法を実行するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記録媒体で
あって、マーケティングの対象物を含む情報を前記クラ
イアント・コンピュータから前記サーバ・コンピュータ
へ指示するステップと、前記マーケティングの対象物に
関する記載を有する記録誌を前記サーバ・コンピュータ
上に設けられたホーム・ページへ書き込むことを促すと
共に、前記ユーザ・コンピュータから書き込まれた該記
録誌を閲覧可能にホーム・ページ上に表示するホーム・
ページ処理ステップと、前記記録誌を記録誌保存部に保
存する記録誌保存ステップと、前記記録誌保存ステップ
で保存された記録誌の中から、前記マーケティングの対
象物に関する所定の用語を該用語の品詞の種類と所定の
項目の値と共に保持する辞書部に保持された所定の用語
を含む文を検索し、該検索された文から所定の品詞の組
み合わせを有する単語列を抽出し、抽出された該単語列
を構成する各単語について品詞毎に前記所定の項目別に
分類し記録する項目別分類ステップとを備えたネットワ
ーク・マーケティング方法を実行するコンピュータが読
み出し可能なプログラムを格納した記録媒体である。
【0021】請求項13記載の発明の記録媒体は、請求
項12において、前記項目別分類ステップは、前記記録
誌保存ステップで保存された記録誌の中から、前記マー
ケティングの対象物に関する所定の用語を該用語の品詞
の種類と所定の項目の値と共に保持する辞書部に保持さ
れた所定の用語を含む文を検索し、該検索された文から
読点を末尾とする句を抽出し、抽出された該句内に含ま
れる所定の単語別に分類し記録することができる。
【0022】請求項14記載の発明の記録媒体は、請求
項12において、前記辞書部が保持する所定の項目は、
前記マーケティングの対象者の生活実態を把握する所定
の生活項目と前記マーケティングの対象者の価値観を示
す所定の価値観項目とを有するものであり、前記項目別
分類ステップは、前記記録誌保存ステップで保存された
記録誌の中から前記辞書部に保持された所定の用語を含
む文を検索し、該検索された文から所定の品詞の組み合
わせを有する単語列を抽出し、抽出された該単語列を構
成する各単語について品詞毎に前記所定の生活項目別に
分類し記録する生活項目別分類ステップと、前記生活項
目別分類ステップにより品詞毎に前記所定の生活項目別
に分類された単語を前記所定の価値観項目別に分類する
価値観別分類ステップとを備えることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、まず本発
明のネットワーク・マーケティング・システム、サーバ
・コンピュータ等の概要を説明し、次に本発明の各実施
の形態を詳細に説明する。
【0024】商品またはサービス等の企画を行うための
マーケティングにおいて重要な点は、商品等の消費者で
ある記入式アンケートの回答者から得られた情報に基づ
いて回答者の価値観をどのようにして抽出するかという
点にあると考えられる。本発明のネットワーク・マーケ
ティング・システム等では、回答者の価値観は商品を形
容する言葉に現れるものと考えて記入式アンケート調査
の分析を行う。ただし商品に対する形容詞のみを取り上
げた記入式アンケート調査を行っても、その形容詞の前
後関係を把握することは困難である。そこで回答者に一
般的な日記風の文章(記録誌)を記入させ、この記録誌
中の名詞、形容詞、動詞または副詞等を分析する。名詞
は、商品等の名称を表現する言葉であり、記録誌中にお
いて回答者が関心を持っている商品等を示していると考
えられるため、商品等の企画上のキーワードとして把握
することができる。形容詞は、商品等の名詞に対する価
値観を表現する言葉であり、回答者がどのような商品等
を求めているかを示していると考えられるため、商品等
の企画上のキーワードとして把握することができる。動
詞は、回答者の行動等を表現する言葉であり、回答者の
行動実態を示していると考えられるため、商品等の企画
上のキーワードとして把握することができる。副詞は、
行動実態を示す動詞に対する価値観を表現する言葉であ
り、回答者がどのように行動を起こしているのかを示し
ていると考えられるため、商品等の企画上のキーワード
として把握することができる。本発明のネットワーク・
マーケティング・システム等では、回答者に対してイン
ターネット上のホーム・ページに記録誌を記入させ、こ
の記録誌の文章中の名詞、形容詞、動詞または副詞等を
所定の手順により自動的に分析することにより回答者一
人当たりに高い費用をかけずに回答を分析している。以
下では、回答者側のコンピュータから本発明のサーバ・
コンピュータ等上に設けられたホーム・ページへ書き込
む記録誌として日記を例にとり説明するが、記録誌は日
記に限定されるものではなく、週ごと月ごと等の記録誌
であってもよく、1回だけの記録誌であってもよい。
【0025】図1は、本発明の実施の形態1におけるネ
ットワーク・マーケティング・システムの構成を示す。
図1において、符号20はマーケティングの企画者側の
クライアント企業が有するクライアント・コンピュー
タ、10はクライアント・コンピュータ20からマーケ
ティングを行うことを依頼または指示されてホーム・ペ
ージ上でマーケティングを実施するマーケティングの実
施者側のサーバ・コンピュータ、26はサーバ・コンピ
ュータ10上のホーム・ページへ日記等の記録誌(以
下、「一般日記」という)を書き込む一般日記投稿者で
あり、マーケティングの対象者である側のコンピュータ
(ユーザ・コンピュータ)の一例のパーソナル・コンピ
ュータ、22はサーバ・コンピュータ10上のホーム・
ページに掲載された一般日記を読むだけの一般日記鑑賞
者であるユーザ側のコンピュータ(ユーザ・コンピュー
タ)の一例のパーソナル・コンピュータ、24はサーバ
・コンピュータ10上のホーム・ページに掲載された一
般日記を読むだけの一般日記鑑賞者であるユーザ側の携
帯電話、PHS(Personal Handyphone System)または
モバイル・コンピュータ等の移動局、30、38、3
6、32は各々クライアント・コンピュータ20、サー
バ・コンピュータ10、パーソナル・コンピュータ2
2、26をネットワーク40に接続するノード、34は
移動局24とネットワーク40とを接続する基地局であ
る。パーソナル・コンピュータ22と移動局24とはパ
ーソナル・コンピュータ26と同様に一般日記投稿者と
してホーム・ページへ一般日記を書き込むこともでき、
パーソナル・コンピュータ26はパーソナル・コンピュ
ータ22等と同様に一般日記鑑賞者としてホーム・ペー
ジ上の一般日記を鑑賞するだけとすることもできる。ク
ライアント・コンピュータ20、パーソナル・コンピュ
ータ22または26と各ノード30、32または36と
の間は、有線ケーブルにより、または携帯電話、PHS
等の無線通信機器により接続することができる。上述の
パーソナル・コンピュータ22または26は、ネットワ
ーク40に接続されたコンピュータの例示であって、ネ
ットワーク40を介して他のコンピュータ等と通信を行
う機能を有している機器であれば、その名称に限定され
るものではない。例えば、インターネット・テレビジョ
ンのように、ネットワーク40を介して他のコンピュー
タ等と通信を行うテレビ(TV)であってもよい。
【0026】図2は、本発明のネットワーク・マーケテ
ィング・システムに用いられるサーバ・コンピュータ1
0の内部回路ブロックを示す。図2において、符号50
は本発明のサーバ・コンピュータ10の内部回路ブロッ
ク、51は本発明のネットワーク・マーケティング方法
等を処理装置CPU(Central Processing Unit)、5
2はサーバ・コンピュータ10の内部回路ブロック50
の初期化等その他の処理に必要なデータが格納された読
み出し専用記憶装置ROM(Read Only Memory)、53
はCPU51が実行するコンピュータ・プログラムまた
はデータが格納された読み書き可能な記憶装置RAM
(Random Access Memory)、54は画像メモリとして用
いられ後述の画像表示部56の一画面分のデータ容量に
相当する容量を有する記憶装置VRAM(Video RA
M)、55はVRAM54のデータを画像データへ変換
して画像表示部56へ送出する画像制御部、56はVR
AM54から変換されて送出された画像データに基づい
て画像を表示するディスプレイ等の画像表示部、57は
本発明のネットワーク・マーケティング方法等の実行に
より発生し得る音声を合成する音声合成部、58は音声
合成部57に接続され音声を出力する音声出力部、60
は本発明のネットワーク・マーケティング方法等を実行
するためのコンピュータ・プログラムまたはデータ等を
記録したコンピュータ読み取り可能なCD−ROM(Co
mpact Disc - Read Only memory)等の脱着可能な記録
媒体をセットする記録媒体部、61はサーバ・コンピュ
ータ10が有するホーム・ページを構成するHTML
(hyperText Markup Language)等のファイルまたはパ
ーソナル・コンピュータ26等から投稿された一般日記
等を記録したハード・ディスク等の記録装置、59は記
録媒体部60または61等と接続され入出力の制御を行
う入出力制御部、63は本発明のサーバ・コンピュータ
10へ入力操作を行うマウス、キーボード等の入力操作
部、62は入力操作部63と接続され入力制御等を行う
入力制御部、65はネットワーク40を介して外部のク
ライアント・コンピュータ20、パーソナル・コンピュ
ータ22または26等と行なう通信を制御する通信制御
部、64は上述のCPU51、ROM52、RAM5
3、VRAM54、音声合成部57、入出力制御部59
および62等および通信制御部65を接続するバスであ
る。
【0027】本発明のネットワーク・マーケティング方
法等を実行するコンピュータ・プログラムおよびデータ
は記録媒体部60または61にセットされたCD−RO
Mまたはメモリ・カード等の記録媒体に記録させておく
ことができる。CD−ROMまたはメモリ・カード等の
記録媒体に記録された上記コンピュータ・プログラムお
よびデータは、入出力制御部59を介してバス64を通
りRAM53へロードされる。CPU51はRAM53
内にロードされた上記コンピュータ・プログラムを実行
することにより、入力操作部63から入力制御部62を
介して所望の入力が行なわれ、画像表示部56に実行中
の画像が表示され、音声出力部58に実行中の音声を出
力させることができる。
【0028】実施の形態1.図3は、本発明の実施の形
態1におけるネットワーク・マーケティング・システム
等を示す。図3で図1と同じ符号を付した個所は同じも
のを示すため説明は省略する。図3において、符号19
0は自社で必要とするマーケティングの対象物またはマ
ーケティングのテーマ等を一般日記の投稿条件(マーケ
ティング条件)としてサーバ・コンピュータ10上のホ
ーム・ページ110内の一般日記掲載ページ(後述)1
20にクライアント・コンピュータ20を介して提示
(183)するクライアント企業である。クライアント
・コンピュータ20は上述のマーケティングの対象物ま
たはテーマ等に加えてマーケティングの対象物となる所
定の商品またはサービスの種類、例えば育児雑貨または
保育等とマーケティングの対象となり得るユーザ(対象
者)の種類、例えば母親とを含む情報をマーケティング
条件としてサーバ・コンピュータ10へ指示する。図3
において、符号110はサーバ・コンピュータ10が有
するホーム・ページ、120はクライアント企業190
がクライアント・コンピュータ20を介して提示したマ
ーケティングの対象物またはテーマ等に沿ってホーム・
ページ110内に一般日記を掲載する一般日記掲載ペー
ジ、150はパーソナル・コンピュータ22を介して一
般日記掲載ページ120を鑑賞(155)することがで
きる一般日記鑑賞者、160はパーソナル・コンピュー
タ26を介して一般日記掲載ページ120を鑑賞(15
5)または一般日記を投稿(165)することができる
一般日記投稿者、130は一般日記投稿者160から一
般日記の投稿を受け付ける一般日記投稿ページである。
一般日記投稿ページ130で受け付けられた一般日記は
所定の体裁に整えられた後一般日記掲載ページ120へ
移されて(135)、一般日記鑑賞者150または一般
日記投稿者160から鑑賞することができるようにな
る。上述のようにして、マーケティング条件中に含まれ
る種類の商品またはサービス等に関して、マーケティン
グの対象となるユーザ側のパーソナル・コンピュータ2
6等からサーバ・コンピュータ10上に設けられたホー
ム・ページ110内の一般日記投稿ページ130へ一般
日記を書き込むことを促す。これと共に、パーソナル・
コンピュータ26等から書き込まれた一般日記を一般日
記掲載ページ120に閲覧可能に表示することができる
(ホーム・ページ処理手段)。一般日記投稿ページ13
0に書き込まれた情報と一般日記掲載ページ120に掲
載された情報とは記憶装置61(図2参照)に記録して
おくことができる(記録誌保存手段)。
【0029】上述のように一般日記掲載ページ120を
設けることにより、一般日記鑑賞者150等は他人であ
る別の一般日記投稿者160が記入した一般日記を読む
ことができる。後述のように一般日記投稿者160の氏
名は匿名とすることもできるため、匿名性を守った上で
一般日記鑑賞者150等に対して他人の回答である一般
日記を読む適切な機会を提供することができる。上述の
一般日記掲載ページ120はテーマ毎にページを分けて
おくことができ、一般日記投稿ページ130もテーマ毎
にページを分けておくことができる。一般日記鑑賞者1
50は一般日記掲載ページ120に掲載された一般日記
に対する意見または感想をサーバ・コンピュータ10側
へ送ることもできる(不図示)。クライアント企業19
0はクライアント・コンピュータ20を介して一般日記
投稿ページ130に投稿された一般日記を生の情報とし
て閲覧(180)等することができる。
【0030】上述のように、一般日記掲載ページ120
にマーケティングのテーマ等を提示することができるた
め、調査したい内容または目的に関連する生活態度、生
活意識等を表現してもらうという形態で間接的に一般日
記鑑賞者150、一般日記投稿者160にアンケートの
回答を依頼することができる。このため極めて豊富な情
報、自然な内容または本音を一般日記鑑賞者150、一
般日記投稿者160等から導き出すことができる。
【0031】図3の符号170は、マーケティング条件
中に含まれるマーケティングの対象物、例えば商品また
はサービスの種類に関連する用語を、名詞または形容詞
等の品詞の種類と、一般日記投稿者160等の生活実態
を把握する衣食住等の値を有する所定の生活項目と、一
般日記投稿者160等の価値観を示す安全性、健康性等
の値を有する所定の価値観項目と共に保持する辞書部で
ある(辞書手段)。生活項目、価値観項目の各値につい
ての詳細は後述する。符号140は生活項目別分類部1
42と価値観別分類部144とを有する分類部であり、
生活項目別分類部142は、まず記録装置61に保存さ
れた一般日記の中から辞書部170に保持された用語を
含む文を検索し、検索された文から所定の品詞の組み合
わせ、例えば形容詞と名詞との組み合わせ、または動詞
と副詞との組み合わせに該当する単語列を抽出する。次
に、抽出された単語列を構成する各単語、例えば形容詞
または名詞について衣食住等の所定の生活項目別に分類
し記録装置61に記録する(項目別分類手段、生活項目
別分類手段)。この記録は、検索の対象となった一般日
記に出現した度合いを示す出現頻度と一般日記において
検索された位置を示す検索位置情報と共に記録すること
もできる。続いて、価値観別分類部144は生活項目別
分類部により分類して記録された形容詞または名詞等の
単語を安全性、健康性等の所定の価値観項目別に分類す
る(項目別分類手段、価値観別分類手段)。
【0032】上述のようにして分類部140により分類
された結果は、指示されたマーケティングのテーマ等に
対して一般日記投稿者160が投稿した一般日記の中に
出現した形容詞と名詞との組み合わせの単語列を検索し
たものであり、どのような価値観項目を有する形容詞ま
たは名詞がどの位の頻度で記載されたかを示すものであ
る。例えば商品「育児雑貨」というマーケティングの対
象物に対して母親が投稿した育児日記の中に出現した形
容詞と名詞との組み合わせの単語列を検索したものであ
り、安全性等という価値観項目を有する例えば「ふらつ
かないような」等の形容詞、例えば「歩行器」等の名詞
がどの位の頻度で出現したかを示すものである。この分
類結果は、例えば育児雑貨を購入する対象者となり得る
母親がどのような商品を必要としているかを示すキーワ
ードを提供するものと考えることができるため、クライ
アント企業190の商品またはサービス企画上のヒント
となり得る提案であると考えることができる。サーバ・
コンピュータ10はマーケティングを指示または依頼し
たクライアント企業190のクライアント・コンピュー
タ20に対して、上述の分類結果をマーケティング・デ
ータまたは商品またはサービス企画上のヒントとなり得
る提案として送ること(185)ができる(送信手
段)。この分類結果はホーム・ページ110上に別のペ
ージ(不図示)として掲載することができる。この別の
ページの閲覧は有料とすることもできる。サーバ・コン
ピュータ10は一般日記を書き込んだ一般日記投稿者1
60に対しパーソナル・コンピュータ26を介して、投
稿を促進するために前もって決められたメリット(所定
のサービス)を提供する(175)ことができる。この
メリットの内容は一般日記鑑賞者150もホーム・ペー
ジ110上で閲覧することができるように表示すること
もできるため、一般日記鑑賞者150に対する投稿の促
進も行うことができる。提供されるメリットとしては、
例えばクライアント企業190が製造・販売等している
所定の製品の無償提供等がある。このメリットの提供は
パーソナル・コンピュータ26等を介して通知等を行う
ことにより提供することができる。
【0033】上述の生活項目別分類部142は、記録装
置61に保存された一般日記の中から辞書部170に保
持された用語を含む文を検索し、検索された文から所定
の品詞の組み合わせ、例えば形容詞と名詞との組み合わ
せ、または動詞と副詞との組み合わせに該当する単語列
を抽出し、次に、抽出された単語列を構成する各単語、
例えば形容詞または名詞について衣食住等の所定の生活
項目別に分類し記録装置61に記録した(項目別分類手
段、生活項目別分類手段)。しかし、検索および分類は
以上の方法だけではない。例えば、記録装置61に保存
された一般日記の中から辞書部170に保持された用語
を含む文を検索し、検索された文から読点を末尾とする
句を抽出し、次に,抽出された句内に含まれる各単語、
例えば形容詞または名詞について衣食住等の所定の生活
項目別に分類し記録装置61に記録することもできる
(項目別分類手段、生活項目別分類手段)。一例とし
て、「離乳食」、「ベビーフード」、「レトルト」また
は「パン」等の名詞を含む句は、予め設定された「食事
555」という生活分野に自動的に分類することができ
る。すなわち、単語別の分類だけではなく、句単位の分
類も可能である。
【0034】図4は本発明の実施の形態1におけるネッ
トワーク・マーケティング方法のフローチャートを示
す。以下、図4のフローチャートの各ステップについて
図5ないし図10と共に説明する。
【0035】クライアント企業190からクライアント
・コンピュータ20を介してマーケティング条件が指示
されると、一般日記投稿者160に対して上述のテーマ
に沿った一般日記の投稿をするように促し、テーマに沿
った一般日記の収集が行われる(ステップS100)。
一般日記投稿者160はパーソナル・コンピュータ26
を介して一般日記投稿ページ130に自由に一般日記を
書き込むことができる。一般日記投稿ページ130は常
時開設されている標準ページまたはクライアント企業1
90のマーケティング・テーマ別に開設されているクラ
イアント・テーマ・ページの2種類とすることもでき
る。クライアント・テーマ・ページは、マーケティング
のテーマに応じた設計により一般日記の形式、記入条件
等を設定することもできる。
【0036】図5は本発明の実施の形態1において収集
されるクライアント・テーマ・ページにおける一般日記
の一例である育児日記を示す。図5において、符号30
0は「ママの育児・生活日記」のように育児日記である
ことを示すタイトル、310はこの育児日記に書き込む
一般日記投稿者160の氏名、識別番号等を書き込む
か、または氏名等を匿名表示とすることが可能な氏名
欄、320は氏名欄310の氏名を有する一般日記投稿
者160の1日の行動記録を示す行動記録欄であり、年
月日を記入する欄と育児日記の図上縦方向の時間軸に沿
っていつ誰と何処で何をしたかを記録する行動欄とを有
している。例えば、平成12年3月4日(土曜)の1
2:00から14:00の間に一般日記投稿者160の
娘と○○が丘に買い物をしたことが記録されている。符
号330は1日の育児や生活の中で一般日記投稿者16
0が感じたことを書き込む育児・生活の日記欄であり、
この欄に一般日記投稿者160は自由に感じたことを日
記風に書き込むことができる。例えば、育児・生活の日
記欄330内の番号以下に書き込まれているように、
柔らかい素材の赤ちゃん用ヘルメットがあれば買いたい
こと等が記載されている。他の例として、先ほどの時間
軸12:00から14:00の間には、育児・生活の日
記欄330の番号以下に書き込まれているように商店
名1の店に行ってラベンダーの精油を購入したこと、ラ
ベンダーは赤ちゃんの皮膚にも安全かどうか心配である
こと、商品名2は香りを蒸発させる安全なものを購入し
たこと、電気をつけるとエンジェルの姿が浮かび上がっ
てきてムードも満点であること等が記録されている。符
号340は消費または購買した際の店名、商品名、商品
のブランドまたは価格等を書き込む商品欄であり、例え
ば商品欄340内の番号以下に書き込まれているよう
に、商店名1、ラベンダー精油、2300円等が記録さ
れている。上述の各欄の他に、一般日記投稿者160の
年齢またはその子供の月齢等を記録する欄を設けること
もできる。クライアント企業190はクライアント・コ
ンピュータ20を介して、一般日記投稿者160が実際
に購入した商品名等を生の情報として閲覧する(図3の
符号180参照)ことができる。
【0037】図5に示されるように、タイトル300等
を用いて、まずアンケート調査の目的に対して文章によ
り表現をしてもらう記述分野の限定を行う。さらに、育
児・生活の日記欄330のように、分析の効率をあげる
ためにアンケート調査の目的に対する大まかな領域項目
を予測可能な範囲で事前に設定しておく。調査効率を上
げるためには、図5の育児日記を示されるように、適切
な記述用のシートのフォーム、記述要綱等の検討をして
おく。適切なアンケート調査の対象者を選定することも
必要である。さらに後述の図7等で示されるように、適
切な分類用のシートのフォームの検討も行う。
【0038】一般日記の収集の次に、一般日記の内容の
単語検索を行う(ステップS110)。単語検索は、所
定の品詞の組み合わせに基づいて行われる。所定の品詞
の組み合わせとしては、形容詞と名詞との組み合わせ、
動詞と副詞との組み合わせ等がある。単語検索は任意の
単語について所定の品詞の組み合わせを網羅的に検索す
る方法もあるが、ここではマーケティングの対象物また
はテーマ等に沿った単語(形容詞、名詞、動詞または副
詞等)を予めある程度決めておき、これらの単語が含ま
れる文をまず検索し、この検索された文について所定の
品詞の組み合わせを検索する方法を用いる。予めある程
度決められた名詞の例としては、消費者等が関心を持っ
ている商品名、商店名、メーカー名、ブランド名または
価格等があげられる。同様に、形容詞の例としては、商
品等に対して消費者等が関心を持っている機能、性能、
材質、仕上げ、デザイン、色調またはうんちく等を示し
ているものがあげられる。動詞は午前、午後または夕方
等の時間帯別に分けた消費者の行動の実態を示している
ものを中心とする。これらのマーケティングの対象物ま
たはテーマ等に沿った単語は辞書部170に記録されて
いる。検索された単語は、後の処理のために図5に示さ
れる育児日記のどの欄のどの番号の中の文で見つけられ
たかという検索位置情報と共に保持される。
【0039】図6は本発明の実施の形態1におけるマー
ケティングの対象物またはテーマ等に沿った名詞等の単
語を決める際に用いられる分析項目表を示す。図6にお
いて、符号400は分析項目表、450は育児の対象と
なる子供の生後月齢、455ないし495は育児内容ま
たは育児の際に用いられる物を示す育児項目であり、食
事455、おむつ代え460、入浴465、寝かしつけ
470、衣類475、おもちゃ480、育児雑貨48
5、教育・しつけ490およびお出かけ495の9項目
が例示されている。育児項目は上述の9項目に限定され
るものではなく、他にも、例えば「子供の病気」等が加
えられてもよい。符号410ないし440は育児項目4
55ないし495について、各々その育児項目を分析す
る上での時間的変化を重視する時間分析410、行動的
変化を重視する行動分析420、消費的変化を重視する
消費分析430または意識的変化を重視する意識分析4
40という分析上の視点を示す。育児項目455等と時
間分析410等とが交差した欄が重要であると考慮され
る場合は重要視点として二重丸印を記入し、少なくとも
チェックしておく必要があると考慮される場合はチェッ
ク視点として丸印を記入する。例えば、育児の際に時間
分析410から見た重要視点は、食事455、入浴46
5およびお出かけ495であるため二重丸印が記入され
ている。同様にチェック視点はおむつ代え460および
寝かしつけ470であるため丸印が記入されている。こ
れらの育児項目はいつ行われるかという時間的な視点が
重要であることを示している。他の視点として、例えば
育児の際に消費分析430から見た重要視点は、食事4
55、おむつ代え460、衣類475、おもちゃ48
0、育児雑貨485およびお出かけ495であるため二
重丸印が記入されている。同様にチェック視点は教育・
しつけ490であるため丸印が記入されている。これら
の育児項目は何が消費されるかまたは購入されるかとい
う消費的な視点が重要であることを示している。例えば
マーケティングの対象物またはテーマ等として消費的視
点が挙げられた場合は、分析項目表400の消費分析4
30に重要視点として二重丸印が記入された食事45
5、おむつ代え460、衣類475、おもちゃ480、
育児雑貨485およびお出かけ495等の育児項目に関
連する単語をマーケティングの対象物またはテーマ等に
沿った単語として予め決めておく。この結果、例えば図
5に示される育児・生活の日記欄330に記載された記
録からマーケティングの対象物またはテーマ等に沿った
形容詞と名詞との組み合わせの単語列として、例えば育
児雑貨485の育児項目に関連する単語列の「赤ちゃん
用ヘルメット」、「ラベンダーの精油」が検索され、お
むつ代え460の育児項目に関連する単語列の「赤ちゃ
んの皮膚」が検索され、おもちゃ480の育児項目に関
連する単語列の「柔らかい素材」、「安全なもの」等が
検索されることになる。
【0040】一般日記の内容の単語検索の次に、品詞別
に生活項目毎の分類を行う(ステップS120)。ステ
ップS110で検索された単語についてまず品詞別に分
類し、さらに各品詞毎に、一般日記投稿者160の生活
の各側面を示す生活項目毎に分類する。分類は出現頻度
を計数しながら行われる。
【0041】図7は本発明の実施の形態1の単語別の分
類において、名詞として分類された単語を分析する名詞
分析表を示す。図7において、符号500は名詞分析
表、545は生活項目を構成する生活分野であり、55
0ないし595は生活分野545の具体例である、衣
(類)550、食(事)555、住(居)560、知
(識)565、健(康)570、美(的感覚)575、
交(友)580、業(務)585および遊(び)595
の9分野を示す。これらの生活分野545は消費者の好
感商品、売れ筋商品または商店、さらには隠れた優秀な
商品等の市場動向を把握するように選択されるため、生
活分野545は上記9分野に限定されるものではなく、
他の生活分野、たとえば家事等があってもよい。符号5
10は生活分野545を商品の観点から詳細に分析する
ための商品要素であり、515ないし540は商品要素
510の具体例である、店名、施設名515、商品名、
催事名520、ブランド名、ネーミング525、メーカ
ー名、生産国名530、価格535、その他540の6
要素を示す。商品要素510は上記6要素に限定される
ものではなく、他の商品要素があってもよい。単語検索
(ステップS110)で検索された名詞は、辞書部17
0に記録されたその単語の有する生活項目に基づいて、
まず衣(類)550、食(事)555、住(居)56
0、知(識)565、健(康)570、美(的感覚)5
75、交(友)580、業(務)585および遊(び)
595の9つの生活分野545のいずれかに分類され
る。次にその名詞が店名等である場合は店名、施設名5
15の商品要素に該当する欄に分類され記録される。こ
の際、その単語の出現頻度と検索された位置を示す情報
(検索位置情報)と共に記録することもできる。
【0042】例えば、一般日記の内容の単語検索(ステ
ップS110)において上述の単語列「ラベンダーの精
油」が検索された場合、この単語列を構成する名詞「精
油」はまず名詞分析表500に分類され、次に辞書部1
70により「精油」の生活項目が「健康」であることが
示されるため健(康)570に分類される。最後に商品
要素が商品名、催事名520の欄に分類されて、健
(康)570と商品名、催事名520の欄とが交差する
欄に記録される。この際、出現頻度と上述の検索位置情
報と共に記録することもできる。図5の商品欄340の
記載からも「ラベンダー精油(2300円)」が一般日
記の内容の単語検索(ステップS110)において検索
される。この場合、この単語列を構成する名詞「精油」
はまず名詞分析表500に分類され、次に辞書部170
により「精油」の生活項目が「健康」であること示され
るため健(康)570に分類される。最後に商品要素が
商品名、催事名520の欄に分類されて、健(康)57
0と商品名、催事名520の欄とが交差する欄に出現頻
度等と共に記録される。この場合、すでに先ほどの分類
で同じ欄に「精油」が記録されているため同欄の「精
油」出現頻度は1だけ増加される。検索位置情報は同じ
場合にはあらためて更新せず、異なる場合にはポインタ
で順次異なる検索位置を結合させて記録していく。名詞
「精油」に結合していた他の名詞「ラベンダー」と「2
300円」とは同様の経過を辿った後、各々健(康)5
70とブランド名、ネーミング525の欄とが交差する
欄、各々健(康)570と商品要素価格535とが交差
する欄に記録される。
【0043】図8は本発明の実施の形態1の単語別の分
類において、形容詞として分類された単語を分析する形
容詞分析表を示す。図8で図7と同じ符号を付したもの
は同じものを示すため説明は省略する。図8において、
符号600は形容詞分析表、610は生活分野545を
商品の観点から詳細に分析するための商品要素であり名
詞分析表500における商品要素510とは品詞の性質
上異なっている。615ないし650は商品要素610
の具体例である、機能、使い勝手615、性能、品質6
20、材質、素材625、処理、仕上げ630、デザイ
ン、サイズ、重量635、色調、柄、絵柄、キャラクタ
ー640、ウンチク、物語性645、その他650の8
要素を示す。商品要素610は上記8要素に限定される
ものではなく、他の商品要素があってもよい。単語検索
(ステップS110)で検索された形容詞は、辞書部1
70に記録されたその単語の有する生活項目に基づい
て、まず衣(類)550、食(事)555、住(居)5
60、知(識)565、健(康)570、美(的感覚)
575、交(友)580、業(務)585および遊
(び)595の9つの生活分野545のいずれかに分類
される。これらの生活分野545は消費者等が求めてい
る商品等の質、消費者等の感性、意識または志向等の傾
向を示すものの中から選択される。形容詞の生活分野5
45は例示的に名詞の生活分野545と同じものを用い
て説明しているが、これはあくまでも説明のための例示
であって両者は異なった生活分野を持つこともできる。
分類された形容詞が材質、素材等である場合は生活分野
545の該当する欄と材質、素材625の商品要素に該
当する欄とが交差する欄に分類され記録される。この
際、出現頻度と上述の検索位置情報と共に記録すること
もできる。
【0044】例えば、一般日記の内容の単語検索(ステ
ップS110)において上述の単語列「柔らかい素材」
が検索された場合、この単語列を構成する形容詞「柔ら
かい」はまず形容詞分析表600に分類され、次に辞書
部170により「柔らかい」の生活項目が「衣類」であ
ることが示されるため衣(類)550に分類される。最
後に商品要素が材質、素材625の欄に分類されて、衣
(類)550と材質、素材625の欄とが交差する欄
に、例えば出現頻度と検索位置情報と共に記録される。
【0045】次に、品詞別の生活項目毎の分類(ステッ
プS120)が行われた単語を、所定の価値観項目毎に
分類する(ステップS130)。以下では品詞が名詞の
場合についてのみ説明するが、他の品詞、例えば形容詞
の場合であっても同様である。まず名詞分析表500
(図7参照)にある商品要素の特定の欄、例えば商品
名、催事名の欄520に着目し、この欄520等に交差
する生活分野545の衣(類)550ないし遊(び)5
95の欄中に記録された各名詞を一グループの名詞とし
て扱う。次に、この一グループ中の各名詞について辞書
部170中に示される価値観項目の値毎に分類し記録す
る。この際、各名詞の出現頻度と検索位置情報と共に記
録することもできる。例えば名詞分析表500中の商品
名、催事名520の欄と遊(び)595の欄とが交差す
る欄に「歩行器」が記録されていたとする。この場合、
辞書部170により「歩行器」の価値観項目が「安全
性」であることが示されるため、「歩行器」を価値観項
目が安全性のグループに分類し、価値観項目毎に分類さ
れた結果を記録する領域(不図示)に記録する。この
際、この領域に「歩行器」の出現頻度と検索位置情報と
共に記録することもできる。
【0046】図9(A)、9(B)、図10(C)、1
0(D)、図11(E)、11(F)は、本発明の実施
の形態1における価値観項目別に分類され記録された名
詞を例示する。図9(A)は価値観項目が安全性の場合
の分類表800、図9(B)は価値観項目が健康性の場
合の分類表802、図10(C)は価値観項目が情報性
の場合の分類表804、図10(D)は価値観項目が衣
類関係の場合の分類表806、図11(E)は価値観項
目が将来性の場合の分類表808、図11(F)は価値
観項目が交友関係の場合の分類表810を示す。図9
(A)、9(B)、図10(C)、10(D)、図11
(E)、11(F)において、符号820は価値観項目
毎に分類された名詞欄、825は名詞欄820中の名詞
の出現頻度欄(件数欄)、830は各名詞が検索された
育児・生活の日記欄330中の文であって、一般日記投
稿者160が商品等に対して持つ感想、便利さ、不便
さ、商品を用いる際の行動等を表す内容、835は各名
詞が検索された商品欄340中の文であって、商品名、
メーカー名である。
【0047】上述の図9(A)等の中から一例をとって
説明する。例えば、図9(A)の価値観項目が安全性の
場合の分類表800中に示される名詞欄820の名詞
「歩行器」は出現頻度(件数)825が2件である。
この「歩行器」が検索された文(内容)830は、
「家事で目を離せないし、ストッパー機能をつけて欲し
い」であり、検索された商品欄340中の文(商品名、
メーカー名)835は「商品名6」である。この内容8
30により、名詞「歩行器」に対して一般日記投稿者1
60が有する期待する機能、不便か便利かというような
感想等を抽出することができる。これらの感想等を示す
価値観項目別の分類表は、クライアント企業190に対
するマーケティング・データまたは商品またはサービス
企画上のヒントとなり得る提案としてクライアント・コ
ンピュータ20へ送ることができる。
【0048】上述の説明では、記録誌の例として日記を
取り上げた。その理由の1つは、日記は、一般日記鑑賞
者150、一般日記投稿者160等の生活の時間と生活
空間とを追うことにより、アンケート調査の対象につい
て周辺環境まで総合的に捉えた実態、意識等を解読する
ことができ、調査目的に対する根源的な自由が見えてく
る可能性も有しているためである。
【0049】本発明のネットワーク・マーケティング方
法等によれば、従来の目に見える事実または現時点にお
ける現実等を物理的、数量的に把握して、販売、拠点戦
略等における計画立案を行うためのアンケート調査では
なく、目に見えない同行または予測し難い人の意識等の
未来を創造する戦略が必要な場面における企画立案を行
うためのアンケート調査を行うことができる。
【0050】上述の実施の形態では、主として商品企画
のために必要な消費者の価値観を把握するため、生活者
に対して所定のテーマを有する日記の提出依頼を行うア
ンケート調査について説明した。本発明のネットワーク
・マーケティング方法等が適用されるアンケート調査は
この他にもあり、例えば、販売の店頭戦略における顧客
ニーズを把握するため、来店客に対して来店感想文の提
出依頼を行うアンケート調査も可能である。さらに、人
事政策、制度改革、環境改革または風土改革等を行う場
面で社員意識を把握するため、社員に対して会社生活日
誌の提出依頼を行うアンケート調査も可能である。その
他、学校経営、高齢者施設経営、政治改革または選挙運
動等の場面で生活者、消費者等の人々の意識や実態を把
握するため、人々に対して所望の日誌類の提出依頼を行
うアンケート調査も可能である。
【0051】以上より、実施の形態1によれば、回答者
に対してインターネット上のホーム・ページに日記風の
記録誌を記入させ、この記録誌中の名詞、形容詞、動詞
または副詞等を所定の手順により自動的に分析すること
により、回答者一人当たりに高い費用をかけずに回答を
分析することができる。
【0052】さらに、一般日記掲載ページ120を設け
ることにより、一般日記鑑賞者150等は他人である別
の一般日記投稿者160が記入した一般日記を読むこと
ができ、この一般日記投稿者160の氏名は匿名とする
こともできるため、匿名性を守った上で他人の回答であ
る一般日記を読む適切な機会を与えることができる。
【0053】実施の形態2.本実施の形態2では、図5
に示される育児日記に記載された氏名欄310の識別番
号、一般日記投稿者160の年齢(親年齢)、その子供
の月齢、育児・生活の日記欄330の所定の記載を一組
として分類することができる。
【0054】図12(A)ないし(C)は、本発明の実
施の形態2における分類を示す。図12(A)ないし
(C)において、符号900、902、904は各分類
表、910は氏名欄310の識別番号、920は一般日
記投稿者160の親年齢、930は一般日記投稿者16
0の子供の月齢、940は育児・生活の日記欄330の
所定の記載である。所定の記載940は、例えばクライ
アント企業190により指定された商品名または価値項
目等の名詞等を含む文章である。例えば図12(A)の
分類表900は商品名として名詞「ベビーカー」が指定
された場合を示している。図12(B)の分類表902
は価値項目として健康性が指定された場合を示す。辞書
部170は用語順に各々価値項目が記載されているが、
価値項目「安全性」別に辞書部170を分類した逆ファ
イルを設けておくことにより、価値項目「安全性」が指
定された場合であっても効率よく分類表902を得るこ
とができる。同様に、図12(C)は価値項目として情
報性が指定された場合を示す。この場合も図12(B)
と同様に、価値項目「情報性」別に辞書部170を分類
した逆ファイルを設けておくことにより、価値項目「情
報性」が指定された場合であっても効率よく分類表90
4を得ることができる。他の価値項目についても逆ファ
イルを設けておくことにより、その価値項目が指定され
た場合であっても効率よく分類表を得ることができる。
【0055】以上より、実施の形態2によれば、識別番
号910、一般日記投稿者160の親年齢920、一般
日記投稿者160の子供の月齢930毎に、クライアン
ト企業190により指定された商品名または価値項目等
の名詞等を含む文章を中心として分類することもでき
る。
【0056】実施の形態3.上述した各実施の形態の機
能を実現するコンピュータ・プログラムを記録した記録
媒体を本発明のサーバ・コンピュータ10に供給し、そ
のサーバ・コンピュータのCPU51が記録媒体部60
等にセットされた着脱可能な当該記録媒体に格納された
コンピュータ・プログラムを読み取り実行することによ
っても、本発明の目的が達成されることは言うまでもな
い。この場合、上述の記録媒体から読み取られたコンピ
ュータ・プログラム自体が本発明のサーバ・コンピュー
タ10の新規な機能を実現することになり、そのコンピ
ュータ・プログラムを記録した記録媒体は本発明を構成
することになる。コンピュータ・プログラムを記録した
記録媒体としては、例えば、CD−ROM、フロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、ROM、メモ
リカード、光ディスク等を用いることができる。
【0057】上述の説明では、各実施の形態の機能を実
現するコンピュータ・プログラムを記録した記録媒体を
本発明のサーバ・コンピュータ10に供給することによ
り本発明の目的を達成できると述べた。この他にも、上
述のコンピュータ・プログラムを他のコンピュータ2
0、パーソナル・コンピュータ22または26に供給
し、それらのコンピュータ20等のCPU(不図示)が
記録媒体部(不図示)等にセットされた着脱可能な当該
記録媒体に格納されたコンピュータ・プログラムを読み
取り実行することによっても、本発明の目的が達成され
ることは言うまでもない。さらに、上述のコンピュータ
・プログラムはネットワーク40を介してサーバ・コン
ピュータ10から他のコンピュータ20、パーソナル・
コンピュータ22または26、移動局24等へダウンロ
ードさせることもできる。この場合も、コンピュータ2
0等のCPU(不図示)がダウンロードされたコンピュ
ータ・プログラムを実行することによっても、本発明の
目的を達成することができる。
【0058】以上より、実施の形態3によれば、上述し
た各実施の形態の機能を実現するコンピュータ・プログ
ラムを記録した記録媒体を本発明のサーバ・コンピュー
タ10または他のコンピュータ20、パーソナル・コン
ピュータ22または26、移動局24等へ供給し、その
サーバ・コンピュータ10等のCPU51が記録媒体に
格納されたコンピュータ・プログラムを読み取り実行す
ることによっても、本発明の目的を達成することができ
る。上述のコンピュータ・プログラムはサーバ・コンピ
ュータ110から他のコンピュータ20等へダンロード
することもできる。
【0059】上述の記録誌は一般日記として説明した
が、記録誌としては新聞または雑誌等の記事のようない
わゆる自由文とすることもできる。
【0060】上述の説明において、分類された単語を分
析する名詞分析表500と形容詞分析表600とが示さ
れたが、動詞分析表または副詞分析表も同様に設けるこ
とが可能である。動詞分析表等の場合、名詞分析表50
0等のように複数個の生活分野に分ける方法を用いるこ
ともできるが、消費者等を所定のグループにクラスタ化
して、このクラスタ別に時間帯毎の消費実態を分析する
ようなクラスタ−時間帯という分析表を用いることもで
きる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ーク・マーケティング・システム、方法、サーバ・コン
ピュータおよび記録媒体によれば、回答者に対してイン
ターネット上のホーム・ページに日記風の記録誌を記入
させ、この記録誌中の名詞、形容詞、動詞または副詞等
を所定の手順により自動的に分析することにより、回答
者一人当たりに高い費用をかけずに回答を分析するネッ
トワーク・マーケティング・システム、方法、サーバ・
コンピュータおよび記録媒体を提供することができる。
さらに、一般日記掲載ページ120を設けることによ
り、一般日記鑑賞者150等は他人である別の一般日記
投稿者160が記入した一般日記を読むことができ、こ
の一般日記投稿者160の氏名は匿名とすることもでき
るため、匿名性を守った上で他人の回答である一般日記
を読む適切な機会を与えることができるネットワーク・
マーケティング・システム、方法、サーバ・コンピュー
タおよび記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるネットワーク
・マーケティング・システムの構成を示す図である。
【図2】 本発明のネットワーク・マーケティング・シ
ステムに用いられるサーバ・コンピュータ10の内部回
路ブロックを示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1におけるネットワーク
・マーケティング・システム等を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1におけるネットワーク
・マーケティング方法を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態1において収集されるク
ライアント・テーマ・ページにおける一般日記の一例で
ある育児日記を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1におけるマーケティン
グのテーマに沿った単語を決める際に用いられる分析項
目表を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1の単語別の分類におい
て、名詞として分類された単語を分析する名詞分析表を
示す図である。
【図8】 本発明の実施の形態1の単語別の分類におい
て、形容詞として分類された単語を分析する形容詞分析
表を示す図である。
【図9】 本発明の実施の形態1における価値観項目別
に分類され記録された名詞を例示する図である。
【図10】 本発明の実施の形態1における価値観項目
別に分類され記録された名詞を例示する図である。
【図11】 本発明の実施の形態1における価値観項目
別に分類され記録された名詞を例示する図である。
【図12】 本発明の実施の形態2における分類を示す
図である。
【符号の説明】
10 サーバ・コンピュータ、 20 クライアント・
コンピュータ、 22、26 パーソナル・コンピュー
タ、 24 移動局、 30、32、36、38 ノー
ド、 34 基地局、 50 サーバ・コンピュータ1
0の内部回路ブロック、 51 CPU、 52 RO
M、 53 RAM、 54 VRAM、 55 画像
制御部、 56 画像表示部、 57 音声合成部、
58 音声出力部、 59 入出力制御部、 60 記
録媒体部、 61 記録装置、62 入力制御部、 6
3 入力操作部、 64 バス、 65 通信制御部、
110 ホーム・ページ、 120 一般日記掲載ペー
ジ、 150 一般日記鑑賞者、 160 一般日記投
稿者、 130 一般日記投稿ページ、 140 分類
部、 170 辞書部、 190 クライアント企業、
300 タイトル、 310 氏名欄、 320 行
動記録欄、 330 育児・生活の日記欄、 400
分析項目表、 450 子供の生後月齢、 455、4
60、465、470、475、480、485、49
0、495 育児項目、 500名詞分析表、510、
610 商品要素、 515、520、525、53
0、535、540 商品要素510の具体例、 54
5 生活分野、 550、555、560、565、5
70、575、580、595 生活分野545の具体
例、 600 形容詞分析表、 615、620、62
5、630、635、640、645、650 商品要
素610の具体例、 800、802、804、80
6、808、810、900、902、904 分類
表、 820 名詞欄、 825 出現頻度欄(件数
欄)、 830 育児・生活の日記欄330中の文、
835 商品欄340中の文、 910 識別番号、
920 親年齢、 930 子供の月齢、 940 育
児・生活の日記欄330の所定の記載。
フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB11 CC08 CC22 DD01 DD05 EE05 EE07 FF03 FF04 FF06 FF09 GG04 GG06 GG07 GG09 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 MM11 ND03 ND20 ND23 ND34 NK10 NK13 NK24 NK32 NK34 NR02 NR12 PQ02 PR04 UU40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マーケティングの企画者側のクライアン
    ト・コンピュータと、マーケティングの対象者側のユー
    ザ・コンピュータと、マーケティングの実施者側のサー
    バ・コンピュータとがネットワークを介して接続された
    ネットワーク・マーケティング・システムであって、 前記クライアント・コンピュータは、マーケティングの
    対象物を含む情報を前記サーバ・コンピュータへ指示す
    る手段を備え、 前記サーバ・コンピュータは、 前記マーケティングの対象物に関する記載を有する記録
    誌を該サーバ・コンピュータ上に設けられたホーム・ペ
    ージへ書き込むことを促すと共に、前記ユーザ・コンピ
    ュータから書き込まれた該記録誌を閲覧可能にホーム・
    ページ上に表示するホーム・ページ処理手段と、 前記記録誌を保存する記録誌保存手段と、 前記マーケティングの対象物に関する所定の用語を、該
    用語の品詞の種類と所定の項目の値と共に保持する辞書
    手段と、 前記記録誌保存手段に保存された記録誌の中から前記辞
    書手段に保持された所定の用語を含む文を検索し、該検
    索された文から所定の品詞の組み合わせを有する単語列
    を抽出し、抽出された該単語列を構成する各単語につい
    て品詞毎に前記所定の項目別に分類し記録する項目別分
    類手段とを備えたことを特徴とするネットワーク・マー
    ケティング・システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のネットワーク・マーケテ
    ィング・システムにおいて、 前記項目別分類手段は、前記記録誌保存手段に保存され
    た記録誌の中から前記辞書手段に保持された所定の用語
    を含む文を検索し、該検索された文から読点を末尾とす
    る句を抽出し、抽出された該句内に含まれる所定の単語
    別に分類し記録することを特徴とするネットワーク・マ
    ーケティング・システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のネットワーク・マーケテ
    ィング・システムにおいて、 前記辞書手段が保持する所定の項目は、前記マーケティ
    ングの対象者の生活実態を把握する所定の生活項目と前
    記マーケティングの対象者の価値観を示す所定の価値観
    項目とを有するものであり、 前記項目別分類手段は、 前記記録誌保存手段に保存された記録誌の中から前記辞
    書手段に保持された所定の用語を含む文を検索し、該検
    索された文から所定の品詞の組み合わせを有する単語列
    を抽出し、抽出された該単語列を構成する各単語につい
    て品詞毎に前記所定の生活項目別に分類し記録する生活
    項目別分類手段と、 前記生活項目別分類手段により品詞毎に前記所定の生活
    項目別に分類された単語を前記所定の価値観項目別に分
    類する価値観別分類手段とを備えたことを特徴とするネ
    ットワーク・マーケティング・システム。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のネットワーク・マーケテ
    ィング・システムにおいて、 前記生活項目別分類手段は、品詞毎に前記所定の生活項
    目別に分類された単語を前記記録誌における該単語の出
    現頻度と前記記録誌において該単語が検索された位置を
    示す検索位置情報と共に記録し、 前記価値観別分類手段は、前記生活項目別分類手段によ
    り前記品詞毎に前記所定の生活項目別に分類され前記出
    現頻度と前記検索位置情報と共に記録された単語を、前
    記所定の価値観項目別に分類することを特徴とするネッ
    トワーク・マーケティング・システム。
  5. 【請求項5】 請求項1、3ないし4のいずれかに記載
    のネットワーク・マーケティング・システムにおいて、
    前記サーバ・コンピュータは、前記項目別分類手段によ
    り分類して記録された単語を前記クライアント・コンピ
    ュータへ送信する送信手段をさらに備えたことを特徴と
    するネットワーク・マーケティング・システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、3ないし5のいずれかに記載
    のネットワーク・マーケティング・システムにおいて、
    前記サーバ・コンピュータは、前記ユーザ・コンピュー
    タから前記ホーム・ページに記録誌が書き込まれた場
    合、該ユーザ・コンピュータを介して前記マーケティン
    グの対象者へ所定のサービスを提供することを特徴とす
    るネットワーク・マーケティング・システム。
  7. 【請求項7】 マーケティングの企画者側のクライアン
    ト・コンピュータと、マーケティングの対象者側のユー
    ザ・コンピュータと、マーケティングの実施者側のサー
    バ・コンピュータとがネットワークを介して接続された
    ネットワーク・マーケティング・システムにおけるサー
    バ・コンピュータであって、 マーケティングの対象物に関する記載を有する記録誌を
    該サーバ・コンピュータ上に設けられたホーム・ページ
    へ書き込むことを促すと共に、前記ユーザ・コンピュー
    タから書き込まれた該記録誌を閲覧可能にホーム・ペー
    ジ上に表示するホーム・ページ処理手段と、 前記記録誌を保存する記録誌保存手段と、 前記マーケティングの対象物に関する所定の用語を、該
    用語の品詞の種類、前記マーケティングの対象者の生活
    実態を把握する所定の生活項目の値および前記マーケテ
    ィングの対象者の価値観を示す所定の価値観項目の値と
    共に保持する辞書手段と、 前記記録誌保存手段に保存された記録誌の中から前記辞
    書手段に保持された所定の用語を含む文を検索し、該検
    索された文から所定の品詞の組み合わせを有する単語列
    を抽出し、抽出された該単語列を構成する各単語につい
    て品詞毎に前記所定の生活項目別に分類し記録する生活
    項目別分類手段と、 前記生活項目別分類手段により品詞毎に前記所定の生活
    項目別に分類された単語を前記所定の価値観項目別に分
    類する価値観別分類手段とを備えたことを特徴とするネ
    ットワーク・マーケティング・システムにおけるサーバ
    ・コンピュータ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のネットワーク・マーケテ
    ィング・システムにおけるサーバ・コンピュータにおい
    て、 前記生活項目別分類手段は、前記記録誌保存手段に保存
    された記録誌の中から前記辞書手段に保持された所定の
    用語を含む文を検索し、該検索された文から読点を末尾
    とする句を抽出し、抽出された該句内に含まれる所定の
    単語別に分類し記録し、 前記価値観別分類手段は、前記生活項目別分類手段によ
    り分類された句を前記所定の価値観項目別に分類するこ
    とを特徴とするネットワーク・マーケティング・システ
    ムにおけるサーバ・コンピュータ。
  9. 【請求項9】 マーケティングの企画者側のクライアン
    ト・コンピュータと、マーケティングの対象者側のユー
    ザ・コンピュータと、マーケティングの実施者側のサー
    バ・コンピュータとがネットワークを介して接続された
    システムにおけるネットワーク・マーケティング方法で
    あって、 マーケティングの対象物を含む情報を前記クライアント
    ・コンピュータから前記サーバ・コンピュータへ指示す
    るステップと、 前記マーケティングの対象物に関する記載を有する記録
    誌を前記サーバ・コンピュータ上に設けられたホーム・
    ページへ書き込むことを促すと共に、前記ユーザ・コン
    ピュータから書き込まれた該記録誌を閲覧可能にホーム
    ・ページ上に表示するホーム・ページ処理ステップと、 前記記録誌を記録誌保存部に保存する記録誌保存ステッ
    プと、 前記記録誌保存ステップで保存された記録誌の中から、
    前記マーケティングの対象物に関する所定の用語を該用
    語の品詞の種類と所定の項目の値と共に保持する辞書部
    に保持された所定の用語を含む文を検索し、該検索され
    た文から所定の品詞の組み合わせを有する単語列を抽出
    し、抽出された該単語列を構成する各単語について品詞
    毎に前記所定の項目別に分類し記録する項目別分類ステ
    ップとを備えたことを特徴とするネットワーク・マーケ
    ティング方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のネットワーク・マーケ
    ティング方法において、 前記生活項目別分類ステップは、前記記録誌保存ステッ
    プで保存された記録誌の中から、前記マーケティングの
    対象物に関する所定の用語を該用語の品詞の種類と所定
    の項目の値と共に保持する辞書部に保持された所定の用
    語を含む文を検索し、該検索された文から読点を末尾と
    する句を抽出し、抽出された該句内に含まれる所定の単
    語別に分類し記録することを特徴とするネットワーク・
    マーケティング方法。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のネットワーク・マーケ
    ティング方法において、 前記辞書部が保持する所定の項目は、前記対象者の生活
    実態を把握する所定の生活項目と前記対象者の価値観を
    示す所定の価値観項目とを有するものであり、前記項目
    別分類ステップは、 前記記録誌保存ステップで保存された記録誌の中から前
    記辞書部に保持された所定の用語を含む文を検索し、該
    検索された文から所定の品詞の組み合わせを有する単語
    列を抽出し、抽出された該単語列を構成する各単語につ
    いて品詞毎に前記所定の生活項目別に分類し記録する生
    活項目別分類ステップと、 前記生活項目別分類ステップにより品詞毎に前記所定の
    生活項目別に分類された単語を前記所定の価値観項目別
    に分類する価値観別分類ステップとを備えたことを特徴
    とするネットワーク・マーケティング方法。
  12. 【請求項12】 マーケティングの企画者側のクライア
    ント・コンピュータと、マーケティングの対象者側のユ
    ーザ・コンピュータと、マーケティングの実施者側のサ
    ーバ・コンピュータとがネットワークを介して接続され
    たシステムにおけるネットワーク・マーケティング方法
    を実行するコンピュータが読み出し可能なプログラムを
    格納した記録媒体であって、 マーケティングの対象物を含む情報を前記クライアント
    ・コンピュータから前記サーバ・コンピュータへ指示す
    るステップと、 前記マーケティングの対象物に関する記載を有する記録
    誌を前記サーバ・コンピュータ上に設けられたホーム・
    ページへ書き込むことを促すと共に、前記ユーザ・コン
    ピュータから書き込まれた該記録誌を閲覧可能にホーム
    ・ページ上に表示するホーム・ページ処理ステップと、 前記記録誌を記録誌保存部に保存する記録誌保存ステッ
    プと、 前記記録誌保存ステップで保存された記録誌の中から、
    前記マーケティングの対象物に関する所定の用語を該用
    語の品詞の種類と所定の項目の値と共に保持する辞書部
    に保持された所定の用語を含む文を検索し、該検索され
    た文から所定の品詞の組み合わせを有する単語列を抽出
    し、抽出された該単語列を構成する各単語について品詞
    毎に前記所定の項目別に分類し記録する項目別分類ステ
    ップとを備えたことを特徴とするネットワーク・マーケ
    ティング方法を実行するコンピュータが読み出し可能な
    プログラムを格納した記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の記録媒体において、 前記項目別分類ステップは、前記記録誌保存ステップで
    保存された記録誌の中から、前記マーケティングの対象
    物に関する所定の用語を該用語の品詞の種類と所定の項
    目の値と共に保持する辞書部に保持された所定の用語を
    含む文を検索し、該検索された文から読点を末尾とする
    句を抽出し、抽出された該句内に含まれる所定の単語別
    に分類し記録することを特徴とするネットワーク・マー
    ケティング方法を実行するコンピュータが読み出し可能
    なプログラムを格納した記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の記録媒体において、 前記辞書部が保持する所定の項目は、前記マーケティン
    グの対象者の生活実態を把握する所定の生活項目と前記
    マーケティングの対象者の価値観を示す所定の価値観項
    目とを有するものであり、 前記項目別分類ステップは、 前記記録誌保存ステップで保存された記録誌の中から前
    記辞書部に保持された所定の用語を含む文を検索し、該
    検索された文から所定の品詞の組み合わせを有する単語
    列を抽出し、抽出された該単語列を構成する各単語につ
    いて品詞毎に前記所定の生活項目別に分類し記録する生
    活項目別分類ステップと、 前記生活項目別分類ステップにより品詞毎に前記所定の
    生活項目別に分類された単語を前記所定の価値観項目別
    に分類する価値観別分類ステップとを備えたことを特徴
    とするネットワーク・マーケティング方法を実行するコ
    ンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記録
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005084901A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Fuji Photo Film Co Ltd 画像日記作成公開システム

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JP2005084901A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Fuji Photo Film Co Ltd 画像日記作成公開システム

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