JP2002024297A - データ収集時間管理装置及びデータ収集時間管理システム - Google Patents

データ収集時間管理装置及びデータ収集時間管理システム

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JP2002024297A
JP2002024297A JP2000203637A JP2000203637A JP2002024297A JP 2002024297 A JP2002024297 A JP 2002024297A JP 2000203637 A JP2000203637 A JP 2000203637A JP 2000203637 A JP2000203637 A JP 2000203637A JP 2002024297 A JP2002024297 A JP 2002024297A
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JP2000203637A
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Toshiyuki Sekiguchi
敏之 関口
Osamu Nakagawa
理 中川
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の運用状況に応じて、オンラインでのデ
ータの収集に要する所要時間を管理することのできるデ
ータ収集時間管理装置を提供する。 【解決手段】 本発明のデータ収集時間管理装置5は、
収集対象端末2と通信するための情報である端末情報を
格納する端末情報データベース7と、端末情報に基づい
て、収集対象端末との通信路を確立する通信確立手段1
1と、この通信確立手段11で確立された通信路を介し
て、収集対象端末とデータの送受信を行って、データの
収集時間を測定する収集時間測定手段12と、この収集
時間測定手段12によって測定された収集時間に基づい
て、すべての収集対象端末のデータ収集に要する所要時
間を算出する所要時間算出手段13と、この所要時間算
出手段13で算出された所要時間が、予め設定された想
定時間以内であるか否かを管理する所要時間管理手段1
4とを含むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オンラインでデー
タ収集するのに要する所要時間を管理するデータ収集時
間管理装置に係り、特に実際の運用状況に応じて、デー
タ収集に要する所要時間を管理することのできるデータ
収集時間管理装置、データ収集時間管理システム及びデ
ータ収集時間管理装置における収集時間管理プログラム
を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電力計やガスメータ、水道計など
の収集対象端末のデータをオンラインで収集する場合に
は、一定時間内にすべての収集対象端末のデータ収集を
終了させなければならないという制約があることから、
運用前に行われる性能測定等に基づいて収集対象端末数
を制限することによって、一定時間内にすべての収集対
象端末からのデータを収集できるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のオンラインデータの収集では、運用前の性能測
定で得られた収集時間と実際の収集時間とが食い違うこ
とから、制限した収集対象端末数に満たないにも関わら
ず、一定時間内に全収集対象端末のデータをオンライン
で収集できないという問題点が発生したり、制限した収
集対象端末数よりも多くの端末からのデータを収集でき
るにも関わらず、端末数を制限してしまうことによって
収集効率が悪くなるという問題点も発生していた。
【0004】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、実際の運用状況に応じて、データ収
集に要する所要時間を管理することのできるデータ収集
時間管理装置、データ収集時間管理システム及びデータ
収集時間管理装置における収集時間管理プログラムを記
録した記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明であるデータ収集時間管理装
置は、データの収集対象となる収集対象端末と通信する
ための情報である端末情報を格納する端末情報データベ
ースと、この端末情報データベースに格納された前記端
末情報に基づいて、前記収集対象端末との通信路を確立
する通信確立手段と、この通信確立手段で確立された前
記通信路を介して、前記収集対象端末とデータの送受信
を行って、データの収集時間を測定する収集時間測定手
段と、この収集時間測定手段によって測定された前記収
集時間に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集
に要する所要時間を算出する所要時間算出手段とを含む
ことを特徴とする。
【0006】この請求項1の発明によれば、実際の運用
状況に応じて、データの収集に要する所要時間を管理す
ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明であるデータ収集時
間管理装置の所要時間算出手段は、前記収集時間の合計
と、前記通信路を切り換えるときに必要な待ち時間とに
基づいて前記所要時間を算出することを特徴とする。
【0008】この請求項2の発明によれば、実際の運用
状況に応じた所要時間の算出を行うことができる。
【0009】請求項3に記載の発明であるデータ収集時
間管理装置の所要時間算出手段は、前記収集対象端末を
前記収集時間の長さに影響する条件が同一となるグルー
プに分けて、そのグループ毎に平均収集時間を算出し、
この平均収集時間に基づいて前記所要時間を算出するこ
とを特徴とする。
【0010】この請求項3の発明によれば、収集対象端
末数を変化させた場合の所要時間をシミュレーションし
て予測することができる。
【0011】請求項4に記載の発明であるデータ収集時
間管理システムは、データ収集の対象となる収集対象端
末からのデータ収集に要する所要時間を管理する複数の
データ収集時間管理装置と、これらのデータ収集時間管
理装置を接続する通信網と、この通信網を介して前記デ
ータ収集時間管理装置から前記所要時間に関する情報を
取得し、前記データ収集時間管理装置のうちの1つのデ
ータ収集時間管理装置で前記所要時間が予め設定された
想定時間を超えたときには、予め設定された優先順位に
基づいて他のデータ収集時間管理装置に前記収集対象端
末を振り分ける所要時間管理装置とを含むことを特徴と
する。
【0012】この請求項4の発明によれば、実際の運用
状況に応じて、データの収集に要する所要時間を管理す
ることができるとともに、データ収集時間管理装置間で
の負荷の平準化を行うことができる。
【0013】請求項5に記載の発明であるデータ収集時
間管理装置における収集時間管理プログラムを記録した
記録媒体は、データの収集対象となる収集対象端末と通
信するための情報である端末情報を端末情報データベー
スに格納する処理と、この端末情報データベースに格納
された前記端末情報に基づいて、前記収集対象端末との
通信路を確立する通信確立処理と、この通信確立処理で
確立された前記通信路を介して、前記収集対象端末とデ
ータの送受信を行って、データの収集時間を測定する収
集時間測定処理と、この収集時間測定処理によって測定
された前記収集時間に基づいて、すべての収集対象端末
のデータ収集に要する所要時間を算出する所要時間算出
処理と、この所要時間算出処理で算出された前記所要時
間が、予め設定された想定時間以内であるか否かを管理
する所要時間管理処理とを含むことを特徴とする。
【0014】この請求項5の発明によれば、実際の運用
状況に応じて、データの収集に要する所要時間を管理す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ収集時
間管理装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0016】図1に示すように、本発明のデータ収集時
間管理装置を含むオンラインデータのデータ収集システ
ム1は、電力計などのデータの収集対象となる収集対象
端末2a、2b・・・2nと、この収集対象端末2a、
2b・・・2nがそれぞれデータの送受信を行うための
送受信装置3a、3b・・・3nと、電話回線やPH
S、携帯電話などの回線を含む通信網4と、収集対象端
末2a、2b・・・2nからのデータ収集に要する時間
を管理するデータ収集時間管理装置5と、このデータ収
集時間管理装置5がデータの送受信を行うための送受信
装置6と、収集対象端末2a、2b・・・2nと通信す
るための情報である端末情報を格納する端末情報データ
ベース7と、収集対象端末2a、2b・・・2nからの
データ収集に要する所要時間などに関する収集時間情報
を格納する収集時間情報データベース8とから構成され
ている。
【0017】さらに、データ収集時間管理装置5は、端
末情報データベース7に格納された端末情報に基づい
て、収集対象端末2a、2b・・・2nとの通信路を確
立する通信確立手段11と、この通信確立手段11で確
立された通信路を介して、収集対象端末2a、2b・・
・2nとデータの送受信を行って、データの収集時間を
測定する収集時間測定手段12と、この収集時間測定手
段12によって測定された収集時間に基づいて、すべて
の収集対象端末のデータ収集に要する所要時間を算出す
る所要時間算出手段13と、この所要時間算出手段13
で算出された所要時間が、予め設定された想定時間以内
であるか否かを管理する所要時間管理手段14とを含ん
でいる。
【0018】なお、データ収集時間管理装置5は、各種
の処理を行うためのCPUと、この処理の命令を記憶す
る記憶手段とを含む通常のコンピュータシステムによっ
て構成され、データ収集時間管理装置5で行われる各処
理の命令やタイミング制約は記憶手段に保持されてお
り、必要に応じてCPUにロードされ、実行がなされ
る。
【0019】また、送受信装置3a、3b・・・3n、
6はモデムなどの変復調するための装置であって、電話
回線や、携帯電話などの無線回線、専用回線などさまざ
まな回線と通信路を確立してデータの送受信を行うこと
のできる装置である。したがって、通信網4も電話回線
や、携帯電話などの無線回線、専用回線など、さまざま
な回線を含んでいる。
【0020】次に、図2及び図3のフローチャートに基
づいて本実施形態のデータ収集時間管理装置によるデー
タ収集に要する所要時間の管理処理について説明する。
【0021】まず、所要時間の管理処理を行う前に、収
集対象端末となる電力計やガスメータ、水道計などの登
録を予め行っておく。この登録では、データ収集時間管
理装置5が各収集対象端末2a、2b・・・2nと通信
するために必要な情報である端末情報を端末情報データ
ベース7に格納する。この端末情報には、収集対象端末
の電話番号やID番号などの識別子のほか、収集対象端
末の機種やモデムの種類、通信回線などに関する情報が
含まれており、例えば収集対象端末の機種としては高圧
用メータ、低圧用メータ、深夜電力用メータなどの機種
区分が含まれており、通信回線としては、電話回線、P
HSや携帯電話などの無線回線、専用回線などの回線の
種類が含まれている。
【0022】そして、収集対象端末2a、2b・・・2
nが登録され、端末情報が端末情報データベース7に格
納されると、データ収集に要する所要時間の管理処理が
開始される。
【0023】まず、オペレータによってデータを収集す
る命令が入力されるか、あるいは予め設定されたデータ
収集時刻になると、データ収集時間管理装置5は、デー
タ収集を開始するために、ATコマンドや電文などのコ
マンドを生成して送受信装置6とのセッションを確立す
る(S201)。このとき、図3に示すように、データ
収集時間管理装置5はセッションの確立を要求するコマ
ンドを送受信装置6に送信し(S301)、送受信装置
6からはセッションを確立する旨のコマンドが返送され
る(S302)。
【0024】そして、このセッションが確立されたら、
データ収集時間管理装置5は端末情報データベース7を
検索して、まず収集対象端末2aの端末情報を取得する
(S202)。そして、所定の待ち時間だけ待った後に
(S203)、収集対象端末のデータをオンラインで収
集するのに要する時間である収集時間の測定を開始する
(S204)。
【0025】ここで、所定の待ち時間とは、モデムなど
の送受信装置3a、3b・・・3n、6において収集対
象端末の切り替えに要する時間やデータ収集時間管理装
置5におけるデータベースへの登録時間などが含まれ
る。さらに、この待ち時間は、モデムの種類や通信回線
の種類などの違いを考慮することによって、より正確な
待ち時間を設定することができる。
【0026】そして、データ収集時間管理装置5は、端
末情報に含まれている収集対象端末の電話番号やID番
号などに基づいて、収集対象端末2aとの間に送受信装
置3aを介してセッションを確立する(S205)。こ
のとき、図3に示すように、データ収集時間管理装置5
はセッションの確立を要求するコマンドを送受信装置6
及び送受信装置3aを介して収集対象端末2aに送信し
(S303)、収集対象端末2aからは送受信装置3a
及び送受信装置6とを介してセッションを確立する旨の
コマンドが返送される(S304)。
【0027】こうして、収集対象端末2aとの間にセッ
ションが確立されたら、データ収集時間管理装置5は、
収集対象端末2aとの間でデータの送受信を行い(S2
06、S305)、データの送受信が完了したら、収集
対象端末2aとのセッションを切断する(S207)。
このとき、図3に示すように、データ収集時間管理装置
5はセッションの切断を要求するコマンドを送受信装置
6及び送受信装置3aを介して収集対象端末2aに送信
し(S306)、収集対象端末2aからは送受信装置3
a及び送受信装置6とを介してセッションを切断する旨
のコマンドが返送される(S307)。
【0028】そして、収集対象端末2aとのセッション
が切断されると、収集対象端末2aにおけるデータの収
集時間の測定を終了する(S208)。このとき、測定
された収集時間は収集時間情報データベース8に格納さ
れる。
【0029】そして、全ての収集対象端末におけるデー
タ収集が終了したか否かを判断し(S209)、まだ終
了していないときにはステップS202に戻って次の収
集対象端末におけるデータ収集を繰り返して行い、すべ
ての収集対象端末2a、2b・・・2nにおけるデータ
収集が終了しているときには送受信装置6とのセッショ
ンを切断する(S210)。このとき、図3に示すよう
に、データ収集時間管理装置5はセッションの切断を要
求するコマンドを送受信装置6に送信し(S308)、
送受信装置6からはセッションを切断する旨のコマンド
が返送される(S309)。
【0030】こうして、すべての収集対象端末における
データ収集が終了し、収集時間が測定されたら、次にデ
ータの収集時間に関する情報である収集時間情報の算出
を行う。
【0031】まず、収集対象端末のグループ分けを行う
(S211)。このグループ分けは、データの収集時間
の長さに影響する条件が同一となるグループに収集対象
端末を分けるもので、例えばメータの種類によってデー
タの収集時間に差がでるので、高圧用メータ、低圧用メ
ータ、深夜電力用メータなどのメータの機種毎のグルー
プ分けを行ったり、通信回線によっても収集時間に違い
がでるので電話回線、PHSなどの無線回線、モデムの
種類などの回線毎のグループ分けを行うこともある。
【0032】そして、このグループ分けが行われたら、
各グループ毎にデータの収集に要する所要時間を算出す
る。まず、収集時間情報データベース8を検索して、グ
ループ毎に各グループに属する収集対象端末のデータの
収集時間を取得する(S212)。
【0033】そして、取得した収集時間を合計してグル
ープの合計収集時間を算出し(S213)、さらにグル
ープに属する収集対象端末数で合計収集時間を割って平
均収集時間を算出する(S214)。ここで、算出され
た合計収集時間や平均収集時間は収集時間情報データベ
ース8に格納される。
【0034】そして、すべてのグループにおける計算が
終了したか否かを判断し(S215)、終了していない
ときにはステップS211に戻って、残ったグループの
合計収集時間と平均収集時間の算出を行い、すべてのグ
ループの計算が終了しているときには、次にすべての収
集対象端末からのデータ収集に要する所要時間の算出を
行う(S216)。この所要時間の計算は、すでに算出
されているグループ毎の合計収集時間の和と、待ち時間
を収集対象端末数だけ乗算した値とを足して算出するこ
とができる。すなわち、 所要時間=グループ毎の合計収集時間の和+待ち時間×
全収集対象端末数によって算出することができる。ここ
で、算出された所要時間は収集時間情報データベース8
に格納される。
【0035】こうして所要時間が算出されると、この所
要時間が予め設定された想定時間内であるか否かを判断
し(S217)、想定時間を越えている場合には警告を
ディスプレイなどに表示し(S218)、想定時間以内
のときにはデータ収集時間管理装置5における所要時間
の管理処理は終了する。
【0036】このように、本実施形態のデータ収集時間
管理装置5によれば、実際に運用しているシステムでデ
ータの収集時間を測定して所要時間を算出しているの
で、実際の運用状況に応じた所要時間の管理を行うこと
ができる。
【0037】次に、登録されている収集対象端末数を変
化させる場合において、データ収集時間管理装置5によ
って行われる所要時間のシミュレーションを説明する。
【0038】一例として、図4に示すように、データ収
集時間管理装置41が管理しているA地区、B地区、C
地区のうち、A地区に高圧用電力計100台、低圧用電
力計50台、深夜電力用電力計10台を追加する場合に
ついてシミュレーションする。
【0039】まず、現在のデータ収集時間管理装置41
におけるデータの収集スケジュールが0:00〜6:0
0の間で、現在登録されているA地区の収集対象端末の
データ収集に要する所要時間が4時間、待ち時間Xが2
0秒であるとする。
【0040】このとき、データ収集時間管理装置41は
A地区収集時間情報データベース42Aを検索して、高
圧用、低圧用、深夜電力用、それぞれの電力計の平均収
集時間を取得して追加した収集対象端末による所要時間
の増加を算出する。例えば、高圧用電力計1台あたりの
平均収集時間K1=40秒、低圧用電力計1台あたりの
平均収集時間T1=35秒、深夜電力用電力計1台あた
りの平均収集時間S1=30秒である場合には、追加し
た電力計によって増加する所要時間は、 (K1+X)×100台+(T1+X)×50台+(S
1+X)×10台 =6000秒+2750秒+500秒=9250秒 =2時間34分1秒 と算出することができる。
【0041】したがって、現在のデータ収集に要する所
要時間が4時間で、追加された電力計による所要時間が
2時間34分1秒なので、データ収集時間管理装置41
が、0:00にデータ収集を開始すると、データ収集に
6時34分1秒までかかってしまうことになり、この場
合の電力計の追加によって6:00までの収集スケジュ
ールを34分1秒オーバーしてしまうというシミュレー
ション結果を得ることができる。
【0042】これによって、データ収集時間管理装置4
1は警告を発するなどして、スケジュールをオーバーし
てしまうことを知らせる。
【0043】このように、収集対象端末の機種、あるい
は通信回線などのグループ毎に平均収集時間を算出して
おくことによって、収集対象端末数を変化させたい場合
にデータの収集に要する所要時間をシミュレーションし
て予測することができる。
【0044】なお、上述したデータ収集時間管理装置5
の各処理を実現するためのプログラムは記録媒体に保存
することができ、この記録媒体をコンピュータシステム
によって読み込ませることにより、前記プログラムを実
行してコンピュータを制御しながら上述したデータ収集
時間管理装置5の各処理を実現することができる。ここ
で、前記記録媒体とは、メモリ装置、磁気ディスク装
置、光ディスク装置等、プログラムを記録することがで
きるような装置が含まれる。
【0045】次に、上述したデータ収集時間管理装置を
複数用いて、広域におけるデータ収集に要する所要時間
を管理するデータ収集時間管理システムの実施形態を図
面に基づいて説明する。
【0046】図5に示すように、データ収集時間管理シ
ステム51は、A地域におけるデータ収集に要する所要
時間を管理するデータ収集時間管理装置52Aと、A地
域における収集対象端末の端末情報を格納する端末情報
データベース53Aと、A地域における収集時間情報を
格納する収集時間情報データベース54Aと、B地域に
おけるデータ収集に要する所要時間を管理するデータ収
集時間管理装置52Bと、B地域における収集対象端末
の端末情報を格納する端末情報データベース53Bと、
B地域における収集時間情報を格納する収集時間情報デ
ータベース54Bと、C地域におけるデータ収集に要す
る所要時間を管理するデータ収集時間管理装置52C
と、C地域における収集対象端末の端末情報を格納する
端末情報データベース53Cと、C地域における収集時
間情報を格納する収集時間情報データベース54Cと、
これらのデータ収集時間管理装置52A、52B、52
Cと接続された通信網55と、この通信網55を介して
データ収集時間管理装置52A、52B、52Cにおけ
るデータ収集に要する所要時間を管理する所要時間管理
装置56と、データ収集時間管理装置52A、52B、
52Cにおける端末情報を統合して格納する統合端末情
報データベース57と、データ収集時間管理装置52
A、52B、52Cにおける収集時間情報を統合して格
納する統合収集時間情報データベース58とから構成さ
れている。
【0047】ここで、データ収集時間管理装置52A、
52B、52Cは、それぞれ図1に示すデータ収集時間
管理装置5と同様のものである。
【0048】また、統合端末情報データベース57は、
図1に示す端末情報データベース7と同様の情報を格納
するものであり、統合収集時間情報データベース58も
図1に示す収集時間情報データベース8と同様の情報を
格納するものである。
【0049】また、通信網55は、電話回線や、携帯電
話などの無線回線、専用回線などの回線を含むほか、W
ANやLANなどのネットワークであってもよい。
【0050】次に、図6のフローチャートに基づいて本
実施形態のデータ収集時間管理システム51によるデー
タの収集に要する所要時間の管理処理について説明す
る。
【0051】まず、所要時間管理装置56は、各データ
収集時間管理装置52A、52B、52Cの収集時間情
報データベース54A、54B、54Cから収集時間情
報を取得し、統合収集時間情報データベース58に格納
する(S601)。そして、この収集時間情報に基づい
て、所要時間管理装置56は各データ収集時間管理装置
52A、52B、52Cにおける所要時間が収集スケジ
ュールをオーバーしているか否かを判断する(S60
2)。ここで、収集スケジュールをオーバーしているデ
ータ収集時間管理装置がないときには収集時間の管理処
理は終了する。
【0052】また、収集スケジュールをオーバーしてい
るデータ収集時間管理装置があるときには、オーバーし
ているデータ収集時間管理装置の収集対象端末を他のデ
ータ収集時間管理装置に振り分けるために、まず予め設
定されている振り分け優先順位を取得する(S60
3)。この振り分け優先順位とは、収集スケジュールを
オーバーしたデータ収集時間管理装置の収集対象端末
を、他のデータ収集時間管理装置に振り分けるために、
予め設定された順位である。例えばデータ収集時間管理
装置52Aが収集スケジュールをオーバーしたときに
は、まずデータ収集時間管理装置52Bに収集対象端末
を振り分け、このデータ収集時間管理装置52Bに振り
分けることができなかったときには、次にデータ収集時
間管理装置52Cに振り分けるというように、予め収集
対象端末を振り分ける順番が決められている。
【0053】そして、この優先順位に基づいて、まず優
先順位の最も高いデータ収集時間管理装置に収集対象端
末を振り分ける場合について、予想される所要時間を算
出する(S604)。ここで行われる所要時間の算出
は、図2のステップS216で行われる計算と同様の計
算が、統合収集時間情報データベース58に基づいて行
われる。
【0054】そして、算出された所要時間に基づいて、
振り分けられたデータ収集時間管理装置において、デー
タ収集が収集スケジュール内で終了するか否かを判断し
(S605)、終了する場合には収集時間の管理処理は
終了し、終了しないときには次の優先順位のデータ収集
時間管理装置があるか否かを判断する(S606)。こ
こで、次の優先順位があるときにはステップS604に
戻って再び予想される所要時間を算出して(S604)
収集スケジュール内で終了するか否かを判断し(S60
5)、次の優先順位がないときには収集対象端末を他の
データ収集時間管理装置に振り分けることができないの
で、警告をディスプレイなどに表示して(S607)収
集時間の管理処理は終了する。
【0055】このように、複数のデータ収集時間管理装
置におけるデータ収集状況を所要時間管理装置で一括し
て管理することにより、収集対象端末を広範囲に振り分
けることができるので、データ収集時間管理装置間での
負荷の平準化を行うことができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のデー
タ収集時間管理装置、データ収集時間管理システム及び
データ収集時間管理装置における収集時間管理プログラ
ムを記録した記録媒体は、実際の運用状況に応じて、デ
ータの収集に要する所要時間を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータ収集時間管理装置を含むデ
ータ収集システムの一実施形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示すデータ収集時間管理装置5における
データの収集に要する所要時間の管理処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】図1に示すデータ収集時間管理装置5における
データの収集時間の測定を説明するための図である。
【図4】図1に示すデータ収集時間管理装置5における
所要時間のシミュレーションを説明するための図であ
る。
【図5】本発明によるデータ収集時間管理システムの一
実施形態の構成を示す図である。
【図6】図5に示すデータ収集時間管理システムにおけ
るデータの収集に要する所要時間の管理処理を説明する
ためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 データ収集システム 2a、2b・・・2n 収集対象端末 3a、3b・・・3n、6 送受信装置 4、55 通信網 5、41、52A、52B、52C データ収集時間管
理装置 7、53A、53B、53C 端末情報データベース 8、42A、42B、42C、54A、54B、54C
収集時間情報データベース 11 通信確立手段 12 収集時間測定手段 13 所要時間算出手段 14 所要時間管理手段 51 データ収集時間管理システム 56 所要時間管理装置 57 統合端末情報データベース 58 統合収集時間情報データベース

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの収集対象となる収集対象端末と
    通信するための情報である端末情報を格納する端末情報
    データベースと、 この端末情報データベースに格納された前記端末情報に
    基づいて、前記収集対象端末との通信路を確立する通信
    確立手段と、 この通信確立手段で確立された前記通信路を介して、前
    記収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収
    集時間を測定する収集時間測定手段と、 この収集時間測定手段によって測定された前記収集時間
    に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要す
    る所要時間を算出する所要時間算出手段とを含むことを
    特徴とするデータ収集時間管理装置。
  2. 【請求項2】 前記所要時間算出手段は、前記収集時間
    の合計と、前記通信路を切り換えるときに必要な待ち時
    間とに基づいて前記所要時間を算出することを特徴とす
    る請求項1に記載のデータ収集時間管理装置。
  3. 【請求項3】 前記所要時間算出手段は、前記収集対象
    端末を前記収集時間の長さに影響する条件が同一となる
    グループに分けて、そのグループ毎に平均収集時間を算
    出し、この平均収集時間に基づいて前記所要時間を算出
    することを特徴とする請求項1に記載のデータ収集時間
    管理装置。
  4. 【請求項4】 データ収集の対象となる収集対象端末か
    らのデータ収集に要する所要時間を管理する複数のデー
    タ収集時間管理装置と、 これらのデータ収集時間管理装置を接続する通信網と、 この通信網を介して前記データ収集時間管理装置から前
    記所要時間に関する情報を取得し、前記データ収集時間
    管理装置のうちの1つのデータ収集時間管理装置で前記
    所要時間が予め設定された想定時間を超えたときには、
    予め設定された優先順位に基づいて他のデータ収集時間
    管理装置に前記収集対象端末を振り分ける所要時間管理
    装置とを含むことを特徴とするデータ収集時間管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 データの収集対象となる収集対象端末と
    通信するための情報である端末情報を端末情報データベ
    ースに格納する処理と、 この端末情報データベースに格納された前記端末情報に
    基づいて、前記収集対象端末との通信路を確立する通信
    確立処理と、 この通信確立処理で確立された前記通信路を介して、前
    記収集対象端末とデータの送受信を行って、データの収
    集時間を測定する収集時間測定処理と、 この収集時間測定処理によって測定された前記収集時間
    に基づいて、すべての収集対象端末のデータ収集に要す
    る所要時間を算出する所要時間算出処理と、 この所要時間算出処理で算出された前記所要時間が、予
    め設定された想定時間以内であるか否かを管理する所要
    時間管理処理とを含むことを特徴とするデータ収集時間
    管理装置における収集時間管理プログラムを記録した記
    録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004213336A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Yamatake Corp データ収集装置
KR20190054660A (ko) * 2017-11-14 2019-05-22 이인철 원격 모니터링 시스템 및 방법

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