JP2002024026A - 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び記憶媒体

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JP2002024026A
JP2002024026A JP2000202618A JP2000202618A JP2002024026A JP 2002024026 A JP2002024026 A JP 2002024026A JP 2000202618 A JP2000202618 A JP 2000202618A JP 2000202618 A JP2000202618 A JP 2000202618A JP 2002024026 A JP2002024026 A JP 2002024026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが、計算機を内蔵した家庭用機器や、
パソコン等の個人向け計算機等の計算機プログラム及び
データの更新或いは修正を容易に行える情報処理装置を
提供する。 【解決手段】 情報処理装置110は、装置或いはシス
テム120〜140に関する情報、及び装置或いはシス
テム120〜140の機能を実施するための情報(計算
機プログラム、データ、修正情報)に関する情報に基づ
いて、装置或いはシステム120〜140の機能を実施
するための情報を、所定の通信方法(同報型の通信方
式)による通信によって受信し蓄積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、計算機プ
ログラムやデータ等によって動作する機器のために、同
報型通信を利用して、当該計算機プログラムやデータ、
或いは修正情報等を受信して蓄積するための装置或いは
システムに用いられる、情報処理装置、情報処理システ
ム、情報処理方法、及びそれを実施するための処理ステ
ップをコンピュータが読出可能に格納した記憶媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年において、例えば、家庭で使用され
る電化製品は、小型の計算機(マイクロコンピュータ:
マイコン)が搭載されたものが一般的になっており、当
該計算機の高機能化に伴って、当該計算機にて制御等に
使用される計算機プログラム及びデータも増大してい
る。さらに、電化製品の機能拡張等のために、当該計算
機にて制御等に使用される計算機プログラム及びデータ
の修正或いは更新が必要な場合が多くなりつつある。
【0003】また、計算機そのものも、個人向けのもの
が各家庭にあるような状況になりつつある。例えば、パ
ーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」と言
う)は、各家庭に普及しつつある。当然のことながら、
このような計算機についても、その制御等に使用される
計算機プログラム及びデータの修正或いは更新が必要な
場合が非常に多い状態にある。
【0004】さらに、家庭にある個人向けの計算機(パ
ソコン等)は、ネットワークへ接続して使用するような
形態が徐々に増えつつある。そして、ネットワークの発
展により、家庭にある個人向けの計算機によっても、容
易に世界規模のネットワークヘ接続し、様々な情報交換
ができるようになってきている。
【0005】また、地上波や衛星通信といった電波等を
利用した同報型の通信網やその通信内容も整備されてき
ており、従来の音声や動画、或いは文字の情報の配信の
みの状態から、大きな通信領域を保有し、且つ様々な情
報を配信できるようになってきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、計算機を内
蔵した家庭用機器や、家庭内におけるパソコン等の個人
向け計算機の台数が増大し、且つ計算機上で使用される
計算機プログラム及びデータの数も増大し、さらにその
種類をも増大しており、これに伴って、個々の家庭用機
器や個人向け計算機の計算機プログラム及びデータの修
正或いは更新に必要な修正情報等の情報量そのものが益
々肥大している。このため、従来の家庭用機器や個人向
け計算機では、次のような問題があった。
【0007】例えば、従来より、ネットワークを利用し
て計算機プログラムやデータ、或いは修正情報等を入手
する方法として、様々な方法が提案されている。しかし
ながら、何れの方法であっても、上述したような状況下
では、計算機プログラムやデータ、或いは修正情報等
を、ユーザ単位や機器単位、或いは計算機プログラム単
位等のように、ある単位で情報をネットワークを介して
転送する必要がある。このため、例えば、ある1つの計
算機を機能拡張する場合には、計算機プログラム、デー
タ、及び修正情報等をネットワークを介して個々に転送
する必要がある。この結果、ネットワークの混雑を招く
と共に、情報転送に多くの時間がかかってしまう。ま
た、他の目的でネットワークを利用して情報転送してい
る或いはされているユーザに対しても、重複転送のため
迷惑をかけてしまう。
【0008】そこで、重複転送の問題については、同報
型通信を利用することで解決することが考えられる。
【0009】但し、同報型通信では、ユーザが所望する
時間に情報転送ができないため、次のような処理が必要
である。先ず、情報転送する側は、予め、転送する情報
内容に関する情報や、スケジュール等をユーザへ提供し
ておく。ユーザは、これに従って、所望する情報とし
て、計算機プログラムやデータ、或いは修正情報等を選
択する。また、ユーザは、情報受信に必要な情報を情報
転送する側へ提供する。或いは、情報転送する側は、計
算機プログラムやデータ、或いは修正情報等を全てユー
ザへ転送する。ユーザは、転送されてきた情報を全て受
信して蓄積した後に、所望の情報を選択する。
【0010】しかしながら、同報型通信に必要な上記処
理において、ユーザが情報受信するために必要な情報を
情報転送する側へ提供或いは設定するための機能等を計
算機へ持たせることは、計算機のコストを上げる結果と
なってしまう。また、これは、処理の複雑化という問題
にもつながってしまう。さらに、ユーザが情報受信する
ために必要な情報を情報転送する側へ提供或いは設定す
ることは、ユーザにとって非常に不便である。また、ユ
ーザが全ての情報を一旦受信して蓄積するとなれば、そ
の蓄積に必要な記憶容量が必要となり、これも計算機の
コストを上げる結果となってしまう。
【0011】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、ユーザが、計算機を内蔵した家
庭用機器や、パソコン等の個人向け計算機等の計算機プ
ログラム及びデータの更新或いは修正を容易に行える、
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び
それを実施するための処理ステップをコンピュータが読
出可能に格納した記憶媒体を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
第1の発明は、任意の装置或いはシステムの機能を実施
するための情報を所定の通信方法により取得する情報処
理装置であって、上記任意の装置或いはシステムに関す
る情報、及び上記任意の装置或いはシステムの機能を実
施するための情報に関する情報に基づいて、上記任意の
装置或いはシステムの機能を実施するための情報を上記
所定の通信方法により取得する取得手段を備えることを
特徴とする。
【0013】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するための
情報は、上記任意の装置或いはシステムで使用される計
算機プログラム、データ、及び修正情報の少なくとも何
れかを含むことを特徴とする。
【0014】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記所定の通信方法は、同報型の通信方式を含むことを
特徴とする。
【0015】第4の発明は、上記第1の発明において、
上記取得手段は、上記任意の装置或いはシステムの機能
を実施するための情報の配信を受信する受信手段と、上
記受信手段にて受信された情報を蓄積する蓄積手段と、
上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するための
情報に関する情報を取得して利用可能な状態で管理する
第1のテーブル手段と、上記任意の装置或いはシステム
に関する情報を取得して利用可能な状態で管理する第2
のテーブル手段と、上記第1のテーブル手段及び上記第
2のテーブル手段での各管理情報に基づいて、取得すべ
き上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するため
の情報を判別する判別手段とを含み、上記受信手段は、
上記判別手段の判別結果に基づいて、上記任意の装置或
いはシステムの機能を実施するための情報を受信するこ
とを特徴とする。
【0016】第5の発明は、上記第1の発明において、
上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するための
情報に関する情報は、重要度の情報を含むことを特徴と
する。
【0017】第6の発明は、上記第4の発明において、
上記判別手段は、ユーザからの指示に基づいて、上記取
得すべき任意の装置或いはシステムの機能を実施するた
めの情報を判別することを特徴とする。
【0018】第7の発明は、上記第4の発明において、
上記判別手段の判別結果をユーザへ提示する提示手段を
備えることを特徴とする。
【0019】第8の発明は、上記第1の発明において、
上記取得手段は、上記所定の通信方法に関する情報に基
づいて、上記任意の装置或いはシステムの機能を実施す
るための情報を取得することを特徴とする。
【0020】第9の発明は、上記第8の発明において、
上記所定の通信方法に関する情報は、当該通信方法によ
る各種配信方法の利用料金の情報を含むことを特徴とす
る。
【0021】第10の発明は、上記第8の発明におい
て、上記所定の通信方法に関する情報を取得して利用可
能な状態で管理する第3のテーブル手段を備えることを
特徴とする。
【0022】第11の発明は、複数の機器が互いに通信
可能に接続されてなる情報処理システムであって、上記
複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項1〜
10の何れかに記載の情報処理装置の機能を有すること
を特徴とする。
【0023】第12の発明は、任意の装置或いはシステ
ムの機能を実施するための情報を所定の通信方法による
通信によって取得するための情報処理方法であって、上
記任意の装置或いはシステムに関する情報、及び上記任
意の装置或いはシステムの機能を実施するための情報に
関する情報に基づいて、上記任意の装置或いはシステム
の機能を実施するための情報を上記所定の通信方法によ
る通信によって配信元から取得する取得ステップを含む
ことを特徴とする。
【0024】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するた
めの情報は、上記任意の装置或いはシステムで使用され
る計算機プログラム、データ、及び修正情報の少なくと
も何れかを含むことを特徴とする。
【0025】第14の発明は、上記第12の発明におい
て、上記所定の通信方法は、同報型の通信方式を含むこ
とを特徴とする。
【0026】第15の発明は、上記第12の発明におい
て、上記取得ステップは、上記任意の装置或いはシステ
ムの機能を実施するための情報の配信を受信する受信ス
テップと、上記受信ステップにより受信された情報を記
憶手段へ蓄積する蓄積ステップと、上記任意の装置或い
はシステムの機能を実施するための情報に関する情報を
配信元から取得して第1のテーブル手段へ利用可能な状
態で管理する第1の管理ステップと、上記任意の装置或
いはシステムに関する情報を取得して第2のテーブル手
段へ利用可能な状態で管理する第2の管理ステップと、
上記第1のテーブル手段及び上記第2のテーブル手段で
の各管理情報に基づいて、取得すべき上記任意の装置或
いはシステムの機能を実施するための情報を判別する判
別ステップとを含み、上記受信ステップは、上記判別ス
テップでの判別結果に基づいて、上記任意の装置或いは
システムの機能を実施するための情報を受信するステッ
プを含むことを特徴とする。
【0027】第16の発明は、上記第12の発明におい
て、上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するた
めの情報に関する情報は、重要度の情報を含むことを特
徴とする。
【0028】第17の発明は、上記第15の発明におい
て、上記判別ステップは、ユーザからの指示に基づい
て、上記取得すべき任意の装置或いはシステムの機能を
実施するための情報を判別するステップを含むことを特
徴とする。
【0029】第18の発明は、上記第15の発明におい
て、上記判別ステップでの判別結果を提示手段によって
ユーザへ提示する提示ステップを含むことを特徴とす
る。
【0030】第19の発明は、上記第12の発明におい
て、上記取得ステップは、上記所定の通信方法に関する
情報に基づいて、上記任意の装置或いはシステムの機能
を実施するための情報を取得するステップを含むことを
特徴とする。
【0031】第20の発明は、上記第19の発明におい
て、上記所定の通信方法に関する情報は、当該通信方法
による各種配信方法の利用料金の情報を含むことを特徴
とする。
【0032】第21の発明は、上記第19の発明におい
て、上記所定の通信方法に関する情報を配信元から取得
して第3のテーブル手段へ利用可能な状態で管理する第
3の管理ステップを含むことを特徴とする。
【0033】第22の発明は、請求項1〜10の何れか
に記載の情報処理装置の機能、又は請求項11記載の情
報処理システムの機能を実施するための処理プログラム
を、コンピュータが読出可能に格納した記憶媒体である
ことを特徴とする。
【0034】第23の発明は、請求項12〜21の何れ
かに記載の情報処理方法の処理ステップを、コンピュー
タが読出可能に格納した記憶媒体であることを特徴とす
る。
【0035】具体的には例えば、同報型の通信方式によ
る通信により情報取得可能な情報処理装置において、任
意の装置或いはシステムで使用する最新版の計算機プロ
グラムやデータ或いは修正情報等の配信物件を受信して
蓄積する際に、予め、当該配信物件に関する情報(配信
物件の内容、配信が行われる放送局や経路、通信方式、
或いはスケジュール等の情報)を配信先から任意の通信
手段等によって取得して利用できる状態にしておく共に
(第1のテーブル手段による管理)、上記任意の装置或
いはシステムに関する情報(使用している計算機プログ
ラムやデータのバージョン、或いは修正状況等に関する
情報)を当該装置或いはシステムから取得して利用でき
る状態にしておく(第2のテーブル手段による管理)。
そして、これらの情報(第1及び第2のテーブル手段で
の各管理情報)を照らし合わせて、受信すべき配信物件
を判別し、その判別結果に基づき当該配信物件の受信及
び蓄積を行う。このとき、配信に使用される放送局や経
路、或いは通信方式、スケジュール等の情報などに従っ
て、当該配信物件の受信及び蓄積を行う。この蓄積結果
を、上記任意の装置或いはシステムへ提供する。これに
より、ユーザは、装置或いはシステムや、当該装置或い
はシステムで使用(起動)する計算機プログラム等につ
いての詳細な仕様を知らなくても、当該装置或いはシス
テムの機能アップ等に必要な計算機プログラムやデータ
或いは修正情報等を容易に入手して、当該装置或いはシ
ステムにて使用される計算機プログラムやデータ等の更
新或いは修正を行える。例えば、当該装置或いはシステ
ムの機能アップ等に必要な計算機プログラムやデータ或
いは修正情報等を入手するための様々な設定等の作業を
行う必要はない。したがって、ユーザの負担を大きく軽
減することができる。
【0036】また、受信すべきと判別した配信物件を受
信して蓄積する際の処理としては、次のような処理が考
えられる。 (1)どの放送局や経路、或いは通信方式、スケジュー
ル等を用いて受信及び蓄積するかという、配信物件の入
手方法として最適なもの(効率的に受信できる入手方
法)を選択し、これを使用する。このとき、複数の配信
物件を受信する必要がある場合には、個々の最適な入手
方法(多くの配信物件を効率的に受信できる入手方法)
を選択する。これにより、必要な配信物件を効率的に入
手することができる。 (2)配信物件に付与された重要度に基づき、配信物件
の受信及び蓄積を行う。このとき、複数の配信物件を受
信する必要がある場合には、個々の配信物件の重要度に
基づき、重要度の高いものを先に受信及び蓄積するよう
にしてもよい。これにより、必要な配信物件のうち、特
に重要なものを入手することができる。 (3)配信物件のサイズ、及び当該配信物件の蓄積用の
記憶手段の容量に基づき、受信すべき配信物件を判別
し、当該配信物件の受信及び蓄積を行う。このとき、受
信すべき配信物件の中から、多くの配信物件を蓄積でき
るような配信物件の組み合わせを選択し、選択されたも
のについて受信及び蓄積を行うようにしてもよい。これ
により、必要な配信物件の受信及び蓄積を確実に行え
る。 (4)配信物件に付与された重要度と共に、配信物件の
サイズ、及び当該配信物件の蓄積用の記憶手段の容量に
基づき、受信すべき配信物件を判別し、当該配信物件の
受信及び蓄積を行う。このとき、重要度の高いものか
ら、多く配信物件を受信して蓄積できるように、配信物
件の選択を行うようにしてもよい。これにより、必要な
配信物件のうち、特に重要なものの受信及び蓄積を確実
に行える。 (5)配信物件に付与された重要度と、配信物件のサイ
ズ、及び当該配信物件の蓄積用の記憶手段の容量と共
に、既に受信及び蓄積している配信物件の重要度に基づ
き、受信すべき配信物件を判別し、当該配信物件の受信
及び蓄積を行う。このとき、既に受信及び蓄積している
配信物件に対応する新たな配信物件(バージョンアップ
した配信物件等)を受信した場合、当該既に受信及び蓄
積している配信物件を削除するようにしてもよい。これ
により、蓄積用の記憶手段を効率的に使用しながら、配
信物件の受信及び蓄積を行える。
【0037】(6)受信すべきと判別した配信物件に関
する情報を、ユーザに対して画面表示等により提示する
(提示手段)。これにより、ユーザは、当該配信物件に
ついてを容易に確認することができる。このとき、ユー
ザに対して、上記受信すべきと判別した配信物件の中か
ら所望する配信物件を選択させ、この選択に従って(ユ
ーザからの指示)、配信物件の受信及び蓄積を行うよう
にしてもよい。これにより、ユーザが本来必要な配信物
件のみを入手することができる。
【0038】(7)受信すべき配信物件を判別するため
の情報として、同報型の通信方式の利用料金体系や、当
該通信のネットワークの利用料金体系等の情報をも用い
る。これにより、必要な配信物件を安価に入手すること
ができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0040】(第1の実施の形態)本発明は、例えば、
図1に示すような情報処理システム100に適用され
る。情報処理システム100は、本発明を適用した情報
処理装置110と、パソコン等の個人向け計算機(P
C)120と、テレビジョン放送等の放送受信機能、デ
ータ蓄積機能、および表示機能等を有するTV/VR装
置130と、家庭用の遊戯用計算機(GC)140と
が、ネットワークとしてのLAN150を介して通信可
能なように接続された構成としている。
【0041】本実施の形態での情報処理システム100
は、特に、情報処理装置110の構成及び動作を特徴と
している。以下、情報処理装置110の構成及び動作に
ついて具体的に説明する。
【0042】情報処理装置110は、CPU201、R
OM202、RAM203、ハードディスク(DIS
K)204、メモリカードドライバ(MemCard)
205、ネットワーク通信部(NCU)206、放送受
信部(DTU)207、キーボード(KB)208、カ
ーソルレジスタ(CR)209、表示用バッファメモリ
(DBUF)210、表示制御部(CRTC)211、
CRT212、及びキャラクタジェネレータ(CG)2
13とを含み、これらの各構成部201〜213は、ア
ドレスバスAB、コントロールバスCB、及びデータバ
スDBを介して互いに通信可能なように接続されてい
る。
【0043】CPU201は、本装置110全体の動作
制御を司るものである。例えば、CPU201は、マイ
クロプロセッサからなり、各種動作制御のための演算や
論理判断等を行ない、アドレスバスAB、コントロール
バスCB、及びデータバスDBを介して接続された各構
成部202〜213を制御する。CPU201での制御
は、後述するROM202やRAM203上の計算機プ
ログラム(処理プログラム)の実行によって実施され
る。また、CPU201自身の機能や、計算機プログラ
ムの機構により、複数の計算機プログラムを並列に実行
することができるようになされている。
【0044】アドレスバスABは、CPU201の制御
の対象とする構成部を指示するアドレス信号を転送す
る。コントロールバスCBは、CPU201の制御の対
象とする構成部のコントロール信号を転送して印加す
る。データバスDBは、構成部201〜213の相互間
のデータ転送を行なう。
【0045】ROM202は、読出し専用の固定メモリ
であり、後述するCPU201による動作制御を実施す
るための処理フローチャートに従った計算機プログラム
を格納するためのエリア(プログラムエリア)や、各種
データを格納するためのデータエリアを含んでいる。
【0046】RAM203は、書込み可能のランダムア
クセスメモリであり、CPU201がROM202のプ
ログラムエリア内の計算機プログラムを読み出して実行
する際の当該計算機プログラムのロード用等として使用
される。また、RAM203は、CPU201での動作
制御に必要な作業用エリアや、CPU201以外の各構
成202〜213からの各種データの一時記憶エリア等
としても使用される。
【0047】尚、ここでは、CPU201が、ROM2
02内に格納された計算機プログラムやデータ等をRA
M203上へ読み出して実行することで、本実施の形態
を実施するようにしているが、本実施の形態を実施する
ための計算機プログラムやデータ等を格納する記憶媒体
としては、ROM202に限られることはない。如何な
る記憶媒体を用いても、当該記録媒体に格納された所定
の計算機プログラム(プログラムコード)を、そのシス
テム或いは装置のコンピュータ(CPU等)が読み出し
て実行することによって、本実施の形態は達成される。
また、本実施の形態に係わる計算機プログラムやデータ
等を格納した記録媒体(CD−ROM、フロッピー(登
録商標)ディスク、CD―ROM、ハードディスク、メ
モリカード、光磁気ディスク等)を、システム或いは装
置へ供給し、RAM等の書き換え可能な記憶媒体へ上記
の記憶媒体からそのプログラムが書き込まれる可能性が
あるが、この場合であっても、本実施の形態は達成され
る。また、RAM等の書き換え可能な記憶媒体へ実際に
書き込まれる計算機プログラムやデータ等としては、様
々なものがあるが、そのなかに本実施の形態における計
算機プログラムが含まれる場合であっても、本実施の形
態は達成される。また、例えば、図2に示すように、情
報処理装置110において、そのディスクドライブ20
4により、本実施の形態における計算機プログラムが格
納された記憶媒体160から当該計算機プログラムを装
置100内に取り込むことが当然可能であり、この計算
機プログラムを格納した記憶媒体160自体も本実施の
形態として含まれる。
【0048】ハードディスク204は、様々なデータ等
を記憶するための外部メモリとして機能する。例えば、
ハードディスク204は、多量の情報を比較的高速に読
み書きができる記憶媒体を内蔵しており、当該記憶媒体
へ計算機プログラムや各種データ等を必要に応じて保管
する。また、ハードディスク204は、その保管した計
算機プログラムや各種データ等の一部又は全部を、キー
ボードKBによるユーザからの指示や、各種計算機プロ
グラムの実行による指示により、必要に応じて、RAM
203上へ読み出す。
【0049】メモリカードドライブ205は、着脱型の
記憶媒体であるメモリカード上に格納された情報を本装
置110内に取り込む機能、及び本装置110内の情報
をメモリカードへ書き込む機能等を有する。これによ
り、情報が書き込まれたメモリカードを他の装置等へ接
続することで、当該他の装置にて、メモリカード内の情
報を参照或いは転写することが可能となる。
【0050】キーボード208は、アルファベットキ
ー、ひらがなキー、カタカナキー、及び句点等の文字記
号入力キー、及びカーソル移動を指示するためのカーソ
ル移動キー等のような各種の機能キーを含んでいる。
【0051】カーソルレジスタ209は、CPU201
からの制御に従って、カーソルレジスタの内容(アドレ
ス値)を読み書きできるようになされている。表示制御
部211は、カーソルレジスタ209によりカーソルレ
ジスタへ書き込まれたアドレスに従って、表示器として
のCRT212上の表示画面上のカーソルを該当するカ
ーソルへ移動して表示する。
【0052】表示用バッファメモリ210は、CRT2
12へ表示すべきデータを蓄積する。表示制御部211
は、カーソルレジスタ209によりカーソルレジスタへ
書き込まれたアドレスに従って、表示用バッファ210
へ蓄えられたデータをCRT212へ表示する。
【0053】CRT212は、陰極線管等を用いた表示
器であり、その表示画面におけるドット構成の表示パタ
ーン、及びカーソルの表示は、表示制御部211によっ
て制御される。
【0054】キャラクタジェネレータ213は、CRT
212にて表示する文字や記号のパターンを記憶する。
【0055】ネットワーク通信部206は、本装置11
0が、他の装置又は手段との通信をLAN150を介し
て行うためのものであり、これにより、本実施の形態で
の計算機プログラムやデータを、他の装置又は手段と共
有することが可能になる。ここでの他の装置又は手段と
しては、個人向け計算機120、TV/VR装置13
0、及び遊戯用計算機140としている。
【0056】尚、本装置110とLAN150を介して
通信する他の装置又は手段としては、個人向け計算機1
20、TV/VR装置130、及び遊戯用計算機140
と限られることはなく、様々な装置又は手段を適用可能
である。また、これらを接続するネットワークについて
も、LAN150に限られることはなく、様々なネット
ワークが適用可能である。さらに、上記図1では、閉じ
たネットワークのシステム構成としているが、これに限
られることはなく、例えば、外部のネットワークと接続
されている構成としてもよい。
【0057】放送受信部207は、人工衛星等を利用し
た同報型通信の受信機能を実現する部分であり、人工衛
星を経由して放送される電波等を、パラボラアンテナ
(ANT)214で受信して、放送されている内容であ
る情報を取り出す機能を有する。同報型通信の形態とし
ては、様々な形態があり、地上波の電波によるもの、同
0軸ケーブルや光ケーブル等によるもの、LAN150
等のネットワークや大規模ネットワーク等によるものが
あるが、何れの形態でも適用可能である。
【0058】図3及び図4は、情報処理装置110の動
作を示したものである。上記図3は、本装置110にて
受信及び蓄積する最新版の計算機プログラムやデータ、
或いは修正情報を決定する際の動作を示したものであ
り、上記図4は、上記図3の動作によって決定した最新
版の計算機プログラムやデータ、或いは修正情報を受信
し蓄積する際の動作を示したものである。これらの動作
は、必要に応じて、並行して実行される場合もある。
【0059】すなわち、情報処理装置110において、
例えば、ROM202には、上記図3及び図4のフロー
チャートに従った計算機プログラムが予め格納されてお
り、CPU201は、ROM202内の当該計算機プロ
グラムをRAM203へ読み出して実行する。これによ
り、情報処理装置110は、次のように動作する。
【0060】ステップS301:上記図3参照 ユーザからキーボード208により本処理の実行の指示
がなされると、或いは後述する各種情報の最新版を入手
することで状況が変化したことが判明した場合、次のス
テップS302からの処理を実行する。
【0061】ステップS302:LAN150上の個人
向け計算機120、TV/VR装置130、及び遊戯用
計算機140(以下、単に「機器120〜140」とも
言う)にて現在使用されている計算機プログラム及びデ
ータ等の情報を取得する。このときの情報取得の方法と
しては、様々な方法が考えられるが、例えば、LAN1
50を介して機器120〜140の情報を取得するよう
にしてもよい。或いは、メモリカード等の記憶媒体へ予
め格納された機器120〜140の情報を本装置110
内へ取り込むようにしてもよい。
【0062】図5は、ステップS302にて得られた機
器120〜140の情報501を示したものである。情
報501は、テーブルデータTBLであり、「ユーザI
D(利用ID)」、計算機プログラムが実行される機器
を示す「動作機器」、計算機プログラムの「名前」、及
び計算機プログラムの「現在の状態」の各情報を含んで
いる。
【0063】尚、上記図5では、LAN150上へ、3
台の個人向け計算機(PC)120,121,122、
2台のTV/VR装置130,131、及び2台の遊戯
用計算機(GC)140,141が接続されている場合
の、これらの各機器の情報501を示している。
【0064】「利用ID」は、ユーザが対象機器上で利
用している計算機プログラム及びデータ等を識別するた
めに、本装置110によって割り当てられる番号(I
D)である。「動作機器」、「名前」、及び「現在の状
態」の各情報は、対象機器から提供される情報である。
「動作機器」は、ユーザが使用している対象機器やその
種類等を識別するための情報であり、「名前」は、対象
機器上の計算機プログラム及びデータを識別するための
情報であり、「現在の状態」は、対象機器上の計算機プ
ログラム及びデータが作成された時に決定されるバージ
ョン番号や作成期日、或いは作成種別等の版に関する情
報である。
【0065】したがって、上記図5のテーブルデータT
BL501の第1行目では、個人向け計算機(PC)1
20の基本システム(オペレーテイングシステムやグラ
フィカルなユーザインターフェース等の機器の基本的な
機能を実現するソフトウェア)が、バージョン1.00
であり、1999年12月12日に作成されたものであ
る、という情報を提供している。これ以降の行について
も同様である。
【0066】上記図5のテーブルデータTBL501を
取得することで、情報処理装置110は、ユーザが対象
機器で利用している計算機プログラム及びデータを認識
することができる
【0067】ステップS303:ネットワーク通信部2
06或いは放送受信部207を介して外部から同報型通
信により配信される、或いはメモリカード等の記憶媒体
によって配布される予定の、最新版の計算機プログラム
やデータ、或いは修正情報等に関する情報を取得する。
尚、ここでは、最新版の計算機プログラムやデータ、或
いは修正情報等が、ネットワーク通信部206や放送受
信部207を介して外部から同報型通信により配信され
るものとする。
【0068】図6は、ステップS303での取得情報5
02を示したものである。情報502は、テーブルデー
タTBLであり、「配信物件ID」、配信情報の「サイ
ズ」、「対象機器」、「適用条件」、「変更、修正等の
内容」、及び「重要度」の各情報を含んでおり、これら
の全ての情報は、配信側からの情報である。
【0069】「配信物件ID」は、同報型通信により配
信される個々の最新版の計算機プログラムやデータ、或
いは修正情報等(配信物件)を識別するための情報であ
る。「サイズ」は、配信物件の大きさであり、「対象物
件」は、配信物件が更新或いは修正する計算機プログラ
ムやデータを識別するための情報である。「適用条件」
は、配信物件が更新或いは修正を行って良い計算機プロ
グラムやデータのバージョン或いは版等に関する条件情
報である。「変更、修正等の内容」は、配信物件につい
ての説明文の情報であり、「重要度」は、配信物件の重
要度に関する情報(値)である。
【0070】したがって、上記図6のテーブルデータT
BL502の第1行目では、次のような情報を提供して
いる。「配信物件ID」が“00000010”で示さ
れる配信物件は、サイズが“256KB”であり、個人
向け計算機(PC)上での基本システムに対する変更或
いは修正を行うものである。また、当該基本システムが
バージョン1.00以上で1.02以下であれば適用可
能なものである。そして、基本セキュリティ強化のため
の修正のためのものであり、その重要度は高い。以降の
行についても同様である。
【0071】上記図6のテーブルデータTBL502を
取得することで、情報処理装置110は、これから配信
される最新版の計算機プログラムやデータ、或いは修正
情報等に関する情報(配信物件の情報)を認識すること
ができる。
【0072】ステップS304:ステップS302にて
取得したテーブルデータTBL501と、ステップS3
03にて取得したテーブルデータTBL502とを参照
(比較参照)することで、受信して蓄積する必要のある
最新版の計算機プログラムやデータ、或いは修正情報等
の物件を決定する。すなわち、上記図5のテーブルデー
タTBL501により示される計算機プログラムやデー
タについて、上記図6のテーブルデータTBL502に
より示される各配信物件の中から適用可能なものを選び
出す。
【0073】ステップS305:ステップS304にて
決定した配信物件に対して、その「重要度」の情報(上
記図6参照)に従って、優先順位を決定する。尚、ステ
ップS305にて決定した配信物件が1つである場合、
当該配信物件には、最も高い優先順位が付加されること
になる。
【0074】ステップS306、ステップS311:ス
テップS305により優先順位が付加された配信物件
(処理対象の候補)の有無を判別する。この判別の結
果、処理対象の配信物件が無い場合(ステップS30
6)、そのまま本処理終了する(ステップS311)。
一方、処理対象の配信物件が有りの場合(ステップS3
06)、次のステップS307へ進む。
【0075】ステップS307:処理対象の配信物件の
中で優先度が最も高い配信物件について、本装置110
が、当該配信物件(対象配信物件)を受信して蓄積する
に十分な記憶領域(RAM203等)の空き容量を有す
るかをチェックする。
【0076】ステップS308、ステップS311:ス
テップS307のチェックの結果、空き容量が無しの場
合には(ステップS308)、そのまま本処理終了する
(ステップS311)。ステップS307のチェックの
結果、空き容量が有りの場合には(ステップS30
8)、対象配信物件を受信して蓄積することを決定し、
次のステップS309へ進む。
【0077】ステップS309:対象配信物件を受信し
て蓄積ができるように、図7の配信情報テーブルデータ
TBL503に従って、受信/蓄積のスケジュールへ登
録して、蓄積に必要な記憶領域の予約を行う。受信/蓄
積のスケジュールは、例えば、CPU201が管理して
いる。これにより、詳細は後述するが、CPU201
は、受信/蓄積のスケジュールに基づいて、決められた
時間になると配信物件の受信及び蓄積を行うように、本
装置110全体の動作を制御する。また、本装置110
の記憶領域(RAM203等)の空き容量は、上記蓄積
に必要な記憶領域の予約によって減少することになる。
【0078】上記図7のテーブルデータTBL503
は、配信物件が配信される時間や帯域(周波数や通信方
式等)、或いは配信方式等の配信に関する情報を含んで
おり、配信物件の配信元から、ネットワーク通信部20
6或いは放送受信部207を介して提供されるものであ
る。
【0079】テーブルデータTBL503は、「配信I
D」、「配信開始時刻」、「配信帯域ID」、「配信方
式/形式」、及び「配信物件ID」の各情報を含んでい
る。「配信ID」は、配信物件を識別するためのIDで
あり、「配信開始時刻」は、配信物件の配信を開始する
時刻を示す情報である。「配信帯域ID」は、配信を行
う周波数や通信方式、或いはチャンネル等を示す情報で
ある。「配信方式/形式」は、配信方式や配信の形式に
関する情報を示す情報である。「配信物件ID」は、配
信物件を示す情報であり、上記図6の「配信物件ID」
に対応している。
【0080】したがって、上記図7のテーブルデータT
BL503の第1行目では、次のような情報を提供して
いる。「配信ID」が“10021”で示される配信
は、2000年2月24日の1時から開始される。配信
される配信物件は、「配信物件ID」が“000000
10”の物件であり、「配信帯域ID」が”10“で示
されるチャンネル或いは周波数によって一括で配信され
る。また、電子署名がついた形式で配信される。以降の
行についても同様である。
【0081】上記図7のテーブルデータTBL503を
取得することで、情報処理装置110は、これから配信
される最新版の計算機プログラムやデータ、或いは修正
情報等に関する情報(配信物件の情報)を、どのように
して受信するかということを認識することができる。
【0082】ステップS310:ステップS309まで
の処理が終了すると、当該処理での対象配信物件を、優
先順位付の候補から除き、ステップS306へ戻る。こ
れにより、処理すべき複数の配信物件がある場合には、
次の配信物件に対して、ステップS306からの処理が
実行されることになる。すなわち、この場合、最も優先
度が高い配信物件は、処理対象のものから除かれ、2番
目に優先度の高い配信物件が最も優先度が高いものとな
るため、この2番目に優先度の高い配信物件に対して、
ステップS306からの処理が同様にして実行されるこ
とになる。
【0083】上述のステップS301〜S311の処理
により、受信して蓄積すべき最新版の配信物件(計算機
プログラム、データ、修正情報)が決定されると、CP
U201によって、次のような処理が実行される。
【0084】ステップS401:上記図4参照 上記図3のステップS309にて受信/蓄積スケジュー
ルへ登録された時間(配信物件の受信及び蓄積を開始す
る時間)より任意の時間前になると、次のステップS4
02からの処理を実行する。尚、登録時間より任意の時
間前に本処理を実行するのは、配信物件の受信及び蓄積
を行う際の準備に要する時間を考慮しているためであ
る。
【0085】ステップS402:受信及び蓄積対象の配
信物件を受信するのに必要な情報(いつ、どこの帯域
で、どのような形式や方式で、何を受信するのか等の情
報)を、受信/蓄積のスケジュールへの登録情報、及び
上記図5〜図7に示したテーブルデータTBL501〜
503等から取得する等して、当該受信のために必要な
準備を行う。
【0086】ステップS403:受信及び蓄積対象の配
信物件が配信されるまで待機状態となる。ここで当該配
信を検知した場合に、次のステップS404へ進む。
【0087】ステップS404、ステップS405、ス
テップS411:配信されてきた配信物件の情報と、ス
テップS402にて取得した情報とが合致するかを確認
し(ステップS404)、この確認の結果を用いて、当
該配信物件が目的とするものであるか否かを判別する
(ステップS405)。この判別の結果、目的とする配
信物件でない場合、エラー終了とする(ステップS41
1)。
【0088】ステップS406:ステップS404の判
別の結果、目的とする配信物件が配信された場合、当該
配信物件を受信して、蓄積用の記憶手段(RAM203
等)へ蓄積する。
【0089】ステップS407、ステップS408、ス
テップS411:任意の誤りチェックや訂正手段等を用
いて、当該配信物件の受信及び蓄積が正しく行なわれた
か否かを確認し(ステップS407)、この確認の結果
により、処理正常終了であるか否かを判別する(ステッ
プS408)。この判別の結果、処理正常終了でない場
合、エラー終了とする(ステップS411)。
【0090】ステップS409:受信及び蓄積した配信
物件が利用可能になったことを、ユーザへ通知する。こ
れにより、ユーザは、本装置100内へ蓄積された配信
物件を利用して、機器120〜140における現在の計
算機プログラム及びデータの修正や更新を行えるように
なる。
【0091】上述のように、本実施の形態によれば、情
報処理装置110は、同報通信型の通信により、ユーザ
が必要とする最新版の計算機プログラムやデータ、或い
は修正情報を自動的に受信して蓄積することができる。
このような構成により、ユーザは、機器の計算機プログ
ラム及びデータの更新や修正を容易に行える。
【0092】尚、第1の実施の形態において、受信して
蓄積する必要のある最新版の計算機プログラムやデー
タ、或いは修正情報等の物件(配信物件)の受信を、次
のような方法(例1〜例3)によって行うようにしても
よい。
【0093】(例1)配信物件を、複数の放送局や経
路、通信方式、或いはスケジュールによって受信可能な
場合、できるだけ早く受信できるような適切な放送局や
経路、通信方式、或いはスケジュールを選択する。 (例2)個々の配信物件を、できるだけ多くのものを、
できるだけ早く受信できるような適切な放送局や経路、
通信方式、或いはスケジュールを選択する。 (例3)重要度の高い配信物件を、できるだけ早く受信
できるような、個々の配信物件の受信についての適切な
放送局や経路、通信方式、或いはスケジュールを選択す
る。
【0094】また、第1の実施の形態において、受信し
て蓄積する必要のある最新版の計算機プログラムやデー
タ、或いは修正情報等の物件(配信物件)の決定を、次
のような方法によって行うようにしてもよい。例えば、
過去に受信して蓄積している配信物件の情報をも用い
て、今回受信する配信物件を決定し、例えば、過去に受
信している配信物件に対応する物件を今回受信すると決
定した場合には、当該過去の配信物件を削除する。
【0095】また、以下の第2〜第5の実施の形態につ
いては、説明の簡単のため、第1の実施の形態と異なる
構成についてのみ具体的に説明する。
【0096】(第2の実施の形態)本実施の形態では、
上記図1の情報処理システム100において、配信側が
情報処理装置110に対して提供する配信物件について
の情報(上記図6のテーブルデータTBL502参照)
として、重要度に関する情報である適用IDを用いる。
ここでの適用IDとは、対象配信物件自身がどのような
修正や更新を行うのか等の適用内容を予め分類し、当該
分類された個々の適用内容毎に付加されたIDであり、
その重要度の情報をも含んでいる。
【0097】したがって、情報処理装置110は、上記
適用IDに基づいて、受信して蓄積する必要のある配信
物件(最新版の計算機プログラム、データ、修正情報)
の優先順位を決定する。
【0098】具体的には、本実施の形態では、上記図6
のテーブルデータTBL502の代わりに、例えば、図
8に示すようなテーブルデータTBL502−2を用い
る。上記図6のテーブルデータTBL502と、上記図
8のテーブルデータTBL502−2との違いは、テー
ブルデータTBL502では、配信物件毎に「重要度」
が与えられているのに対して、テーブルデータTBL5
02−2では、配信物件毎に「適用ID」が与えられて
いる。また、本実施の形態では、例えば、図9に示すよ
うな、「適用ID」の値が示す適用内容及び重要度を対
応付けしたテーブルデータTBL502−2−1をも用
いる。
【0099】テーブルデータTBL502−2及びテー
ブルデータTBL502−2−1の情報は全て、上記図
3のステップS303にて配信側から取得される情報あ
る。
【0100】したがって、上記図8のテーブルデータT
BL502−2の第1行目では、次のような情報を提供
している。「配信物件ID」が“00000010”で
示される配信物件は、サイズが“256KB”であり、
個人向け計算機(PC)上での基本システムに対する変
更或いは修正を行うものである。また、当該基本システ
ムがバージョン1.00以上で1.02以下であれば適
用可能なものである。そして、基本セキュリティ強化の
ための修正のためのものであり、適用ID(=014)
によりその重要度は高い。以降の行についても同様であ
る。
【0101】上述のように、本実施の形態によれば、上
記図9に示したような適用IDを用いる構成としている
ため、これから配信される最新版の計算機プログラムや
データや修正情報などが、どのくらい重要度の高いもの
であり、適用する必要性がどれだけあるのか等という情
報を取得することができる。
【0102】(第3の実施の形態)本実施の形態では、
上記図1に示したの情報処理システム100において、
情報処理装置110が受信及び蓄積する配信物件を決定
する動作を、上記図3に示した動作の代わりに、例え
ば、図10に示すフローチャートに従った動作とする。
【0103】尚、上記図10のフローチャートにおい
て、上記図3のフローチャートと同様に処理実行するス
テップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0104】ステップS301〜S303:ユーザから
キーボード208により本処理の実行の指示がなされる
と、或いは後述する各種情報の最新版を入手することで
状況が変化したことが判明した場合(ステップS30
1)、先ず、LAN150上の機器120〜140にて
現在使用されている計算機プログラム及びデータ等の情
報(上記図5のテーブルデータTBL501参照を取得
する(ステップS302)。次に、ネットワーク通信部
206或いは放送受信部207を介して外部から同報型
通信により配信される、或いはメモリカード等の記憶媒
体によって配布される予定の、最新版の計算機プログラ
ムやデータ、或いは修正情報等に関する情報(上記図6
のテーブルデータTBL502参照)を取得する(ステ
ップS303)。
【0105】ステップS304−3:上記図3に示した
ステップS304と同様に、ステップS302にて取得
したテーブルデータTBL501と、ステップS303
にて取得したテーブルデータTBL502とを参照(比
較参照)することで、受信して蓄積する必要のある最新
版の計算機プログラムやデータ、或いは修正情報等の物
件(配信物件)を決定するが、本実施の形態では、特
に、ここで取得した候補の配信物件についての情報をユ
ーザへ画面表示によって通知し、ユーザからの指示に従
って、不要な候補の配信物件を削除する。これにより、
ユーザが、例えば、使用していない機器、或いは計算機
プログラムやデータ等については、その最新版の計算機
プログラムやデータ、或いは修正情報の受信及び蓄積を
行なう必要がなくなる。
【0106】図11は、CRT212の画面上に表示さ
れる、候補の配信物件についての情報をユーザへ通知す
るためのウィンドウ601を示したものである。尚、こ
こでのウィンドウは、CRT212の画面上へ異なる機
能等をユーザが区別しやすいように分けて提示するため
のものである。これにより、ユーザは、複数のウィンド
ウを、CRT212の画面上に表示することで、複数の
機能を同時に利用できたり、それらの情報を見比べなが
ら、各種操作を行うことが可能となる。
【0107】上記図11において、“601a”は、ウ
ィンドウ601のタイトルバーである。タイトルバー6
01aをキーボード208等により操作することで、ウ
ィンドウ601の移動や開閉等が行える。“601b
は、ウィンドウ601での各種動作指示を行うための部
分であり、表示モードを切り替えるための表示ボタン、
選択された候補の配信物件の削除を実行するための削除
ボタン、及びウィンドウ601での各種操作等に関する
情報を表示するためのヘルプボタン等を含んでいる。
【0108】“601c”〜“601e”は、受信及び
蓄積する候補として選択された配信物件に関する情報が
表示される部分である。
【0109】表示部分601cには、候補の配信物件に
対応する機器に関する情報が表示される。上記図11で
は、候補の配信物件に対応する機器として、GC(14
0)、PC(120)、及びTV/VR(130)があ
り、それらの中からPC(120)が選択されている。
この選択は、ユーザのキーボード208等の操作によっ
てなされる。
【0110】表示部分601dには、表示部分601c
にて選択された機器に対する配信物件により変更或いは
修正の対象となる計算機プログラムやデータ等の情報が
表示される。上記図11では、表示部分601cにて選
択されたPC(120)の変更或いは修正の対象となる
計算機プログラムやデータ等として、基本システム及び
プリンタドライバがあり、基本システムが選択されてい
る。この選択は、ユーザのキーボード208等の操作に
よってなされる。
【0111】表示部分601eには、表示部分601d
にて選択された変更或いは修正の対象となる計算機プロ
グラムやデータ等についての内容や現在の状態に関する
情報が表示される。ここでの表示情報は、上記図5のテ
ーブルデータTBL501及び上記図6のテーブルデー
タTBL502の情報に対応する。
【0112】したがって、ユーザは、表示部分601c
及び601dにて所望するものを選択することで、受信
及び蓄積の候補となっている全ての配信物件に関する情
報を確認することができる。そして、ユーザは、表示部
分601cでの選択のみ、或いは表示部分601c及び
601dの両方での選択した状態で、「削除」ボタンを
操作(押下等)することで、当該候補の配信物件の削除
が行える。
【0113】例えば、表示部分601cにおいて“P
C”を選択した状態で「削除」ボタンを操作すれば、P
Cに関する更新や修正のための全ての配信物件を候補か
らの削除指示することができる。また、例えば、表示部
分601cにおいて“PC”を選択し、且つ表示部分6
02dにおいて“基本システム”を選択した状態で「削
除」ボタンを操作すれば、PCの基本システムに関する
配信物件を候補からの削除指示することができる。
【0114】したがって、上述のようなユーザの操作に
より、削除指示がなされなかった配信物件について、受
信及び蓄積すればよい。
【0115】ステップS305〜S308、S311:
ステップS304にて決定した配信物件(候補の配信物
件の中でユーザからの指示によって削除されなかった配
信物件)に対して、その「重要度」の情報(上記図6参
照)に従って優先順位を決定し(ステップS305)、
この優先順位が付加された配信物件(処理対象の候補)
が有りの場合には(ステップS306)、処理対象の配
信物件の中で優先度が最も高い配信物件について、本装
置110が、当該配信物件(対象配信物件)を受信して
蓄積するに十分な記憶領域(RAM203等)の空き容
量を有するかをチェックする(ステップS307)。そ
して、ステップS307のチェックの結果、空き容量が
無しの場合には(ステップS308)、そのまま本処理
終了する(ステップS311)。また、ステップS30
6の判別の結果、処理対象の配信物件が無い場合(ステ
ップS306)にも、そのまま本処理終了する(ステッ
プS311)。ステップS307のチェックの結果、空
き容量が有りの場合には(ステップS308)、対象配
信物件を受信して蓄積することを決定し、次のステップ
S309−3へ進む。
【0116】ステップS309−3:対象配信物件を受
信して蓄積ができるように、上記図7のテーブルデータ
TBL503に従って、受信/蓄積のスケジュールへ登
録して、蓄積に必要な記憶領域の予約を行うが、このと
き、本実施の形態では、特に、図12に示すような利用
料金体系テーブルデータTBL602に従って、対象配
信物件を安価に入手できる方法を選択する。
【0117】具体的には、まず、上記図12のテーブル
データ602は、配信物件の配信を行うための同報型通
信等についての利用料金体系に関する情報を含むもので
あり、配信に使用される配信帯域のID毎に、利用料金
体系などに関する情報を対応付けしたものである。この
テーブルデータ602の情報は、配信物件の配信元か
ら、ネットワーク通信部206或いは放送受信部207
を介して提供される。
【0118】テーブルデータTBL602は、「配信帯
域ID」、「名称」、及び「利用料金体系」の各情報を
含んでいる。「配信帯域ID」は、配信帯域の識別のた
めのIDである。「名称」は、配信帯域IDにより示さ
れる配信帯域での配信の体系の名称ある。「利用料金体
系」は、配信帯域IDにより示される配信帯域での配信
において、1KB分のデータ配信に必要な金額である。
【0119】したがって、上記図12のテーブルデータ
TBL602の第1行目では、次のような情報を提供し
ている。「配信帯域ID」が“10”である配信の名称
は、“XYZ放送情報サービス10”であり、当該配信
では、1KBあたり0円、すなわち無料の配信ある。以
降の行についても同様である。
【0120】上記図12のテーブルデータTBL602
を取得し、このテーブルデータTBL602と、上記図
6のテーブルデータTBL502の「サイズ」の情報と
を参照することで、情報処理装置110は、これから配
信される最新版の計算機プログラムやデータ、或いは修
正情報等に関する情報(配信物件の情報)を入手するた
めに必要な金額を認識することができる。したがって、
本ステップS309−3では、上記図12のテーブルデ
ータTBL602及び上記図6のテーブルデータTBL
502により、対象配信物件を安価に入手できる方法を
選択し、当該方法についても、受信/蓄積のスケジュー
ルへ登録する。
【0121】ステップS310:ステップS309−3
までの処理が終了すると、当該処理での対象配信物件
を、優先順位付の候補から除き、次の優先度の高い配信
物件に対する処理を実行するために、ステップS306
へ戻る。
【0122】上述のように、本実施の形態によれば、情
報処理装置110は、ユーザから指示に基づいて、これ
から配信される最新版の計算機プログラムやデータや修
正情報等を、安価な入手方法で取得することができる。
このような構成により、ユーザは、所望する配信物件の
みを取得することができ、機器の計算機プログラム及び
データの更新や修正が必要な機器に対してのみ当該変更
や修正を行える。また、ユーザは、機器の計算機プログ
ラム及びデータの更新や修正のためのコストを抑えるこ
とができる。
【0123】(第4の実施の形態)本実施の形態では、
上記図1に示したの情報処理システム100において、
情報処理装置110が受信及び蓄積する配信物件を決定
する動作を、上記図3に示した動作の代わりに、例え
ば、図13に示すフローチャートに従った動作とする。
【0124】尚、上記図13のフローチャートにおい
て、上記図3のフローチャートと同様に処理実行するス
テップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0125】ステップS301〜S303:ユーザから
キーボード208により本処理の実行の指示がなされる
と、或いは後述する各種情報の最新版を入手することで
状況が変化したことが判明した場合(ステップS30
1)、先ず、LAN150上の機器120〜140にて
現在使用されている計算機プログラム及びデータ等の情
報(上記図5のテーブルデータTBL501参照を取得
する(ステップS302)。次に、ネットワーク通信部
206或いは放送受信部207を介して外部から同報型
通信により配信される、或いはメモリカード等の記憶媒
体によって配布される予定の、最新版の計算機プログラ
ムやデータ、或いは修正情報等に関する情報(上記図6
のテーブルデータTBL502参照)を取得する(ステ
ップS303)。
【0126】ステップS304〜S308、S311:
ステップS302にて取得したテーブルデータTBL5
01と、ステップS303にて取得したテーブルデータ
TBL502とを参照(比較参照)することで、受信し
て蓄積する必要のある最新版の計算機プログラムやデー
タ、或いは修正情報等の物件を決定する(ステップS3
04)。ステップS304にて決定した配信物件(候補
の配信物件の中でユーザからの指示によって削除されな
かった配信物件)に対して、その「重要度」の情報(上
記図6参照)に従って優先順位を決定し(ステップS3
05)、この優先順位が付加された配信物件(処理対象
の候補)が有りの場合には(ステップS306)、処理
対象の配信物件の中で優先度が最も高い配信物件につい
て、本装置110が、当該配信物件(対象配信物件)を
受信して蓄積するに十分な記憶領域(RAM203等)
の空き容量を有するかをチェックする(ステップS30
7)。そして、ステップS307のチェックの結果、空
き容量が無しの場合には(ステップS308)、そのま
ま本処理終了する(ステップS311)。また、ステッ
プS306の判別の結果、処理対象の配信物件が無い場
合(ステップS306)にも、そのまま本処理終了する
(ステップS311)。ステップS307のチェックの
結果、空き容量が有りの場合には(ステップS30
8)、対象配信物件を受信して蓄積することを決定し、
次のステップS309−4へ進む。
【0127】ステップS309−4:対象配信物件を受
信して蓄積ができるように、上記図7のテーブルデータ
TBL503に従って、受信/蓄積のスケジュールへ登
録して、蓄積に必要な記憶領域の予約を行うが、このと
き、第3の実施の形態でのステップS309−3と同様
に、上記図12に示した利用料金体系テーブルデータT
BL602に従って、対象配信物件を安価に入手できる
方法を選択し、当該方法についても、受信/蓄積のスケ
ジュールへ登録する。
【0128】ステップS310:ステップS309−4
までの処理が終了すると、当該処理での対象配信物件
を、優先順位付の候補から除き、次の優先度の高い配信
物件に対する処理を実行するために、ステップS306
へ戻る。
【0129】上述のように、本実施の形態によれば、情
報処理装置110は、これから配信される最新版の計算
機プログラムやデータや修正情報等を、安価な入手方法
で取得することができる。このような構成により、ユー
ザは、機器の計算機プログラム及びデータの更新や修正
のためのコストを抑えることができる。
【0130】(第5の実施の形態)本実施の形態では、
上記図1に示したの情報処理システム100において、
情報処理装置110が受信及び蓄積する配信物件を決定
する動作を、上記図3に示した動作の代わりに、例え
ば、図14に示すフローチャートに従った動作とする。
【0131】尚、上記図14のフローチャートにおい
て、上記図3のフローチャートと同様に処理実行するス
テップには同じ符号を付し、その詳細な説明は省略す
る。
【0132】ステップS301〜S303:ユーザから
キーボード208により本処理の実行の指示がなされる
と、或いは後述する各種情報の最新版を入手することで
状況が変化したことが判明した場合(ステップS30
1)、先ず、LAN150上の機器120〜140にて
現在使用されている計算機プログラム及びデータ等の情
報(上記図5のテーブルデータTBL501参照を取得
する(ステップS302)。次に、ネットワーク通信部
206或いは放送受信部207を介して外部から同報型
通信により配信される、或いはメモリカード等の記憶媒
体によって配布される予定の、最新版の計算機プログラ
ムやデータ、或いは修正情報等に関する情報(上記図6
のテーブルデータTBL502参照)を取得する(ステ
ップS303)。
【0133】ステップS304−5:上記図3に示した
ステップS304と同様に、ステップS302にて取得
したテーブルデータTBL501と、ステップS303
にて取得したテーブルデータTBL502とを参照(比
較参照)することで、受信して蓄積する必要のある最新
版の計算機プログラムやデータ、或いは修正情報等の物
件(配信物件)を決定するが、このとき、第3の実施の
形態におけるステップS304−3と同様に、ここで取
得した候補の配信物件についての情報を、上記図11に
示したようなウィンドウ601によって通知し、ユーザ
からの指示に従って、不要な候補の配信物件を削除す
る。これにより、ユーザが、例えば、使用していない機
器、或いは計算機プログラムやデータ等については、そ
の最新版の計算機プログラムやデータ、或いは修正情報
の受信及び蓄積を行なう必要がなくなる。
【0134】ステップS305〜S308、S311:
ステップS304にて決定した配信物件(候補の配信物
件の中でユーザからの指示によって削除されなかった配
信物件)に対して、その「重要度」の情報(上記図6参
照)に従って優先順位を決定し(ステップS305)、
この優先順位が付加された配信物件(処理対象の候補)
が有りの場合には(ステップS306)、処理対象の配
信物件の中で優先度が最も高い配信物件について、本装
置110が、当該配信物件(対象配信物件)を受信して
蓄積するに十分な記憶領域(RAM203等)の空き容
量を有するかをチェックする(ステップS307)。そ
して、ステップS307のチェックの結果、空き容量が
無しの場合には(ステップS308)、そのまま本処理
終了する(ステップS311)。また、ステップS30
6の判別の結果、処理対象の配信物件が無い場合(ステ
ップS306)にも、そのまま本処理終了する(ステッ
プS311)。ステップS307のチェックの結果、空
き容量が有りの場合には(ステップS308)、対象配
信物件を受信して蓄積することを決定し、次のステップ
S309−3へ進む。
【0135】ステップS309、S310:対象配信物
件を受信して蓄積ができるように、上記図7のテーブル
データTBL503に従って、受信/蓄積のスケジュー
ルへ登録して、蓄積に必要な記憶領域の予約を行う(ス
テップS309)。そして、ステップS309までの処
理による対象配信物件を、優先順位付の候補から除き、
次の優先度の高い配信物件に対する処理を実行するため
に、ステップS306へ戻る。
【0136】上述のように、本実施の形態によれば、情
報処理装置110は、ユーザから指示に基づいて、これ
から配信される最新版の計算機プログラムやデータや修
正情報等を取得することができる。このような構成によ
り、ユーザは、所望する配信物件のみを取得することが
でき、機器の計算機プログラム及びデータの更新や修正
が必要な機器に対してのみ当該変更や修正を行える。
【0137】尚、本発明の目的は、第1〜第5の実施の
形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或い
は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュー
タ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読みだして実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体か
ら読み出されたプログラムコード自体が第1〜第5の実
施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラム
コードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとな
る。プログラムコードを供給するための記憶媒体として
は、ROM、フロッピーディスク、ハードディスク、光
ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることが
できる。また、コンピュータが読みだしたプログラムコ
ードを実行することにより、第1〜第5の実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が
実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって第
1〜第5の実施の形態の機能が実現される場合も含まれ
ることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出
されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された
拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユ
ニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラ
ムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡
張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は
全部を行い、その処理によって第1〜第5の実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
報型の通信方式等により配信されてくる、任意の装置或
いはシステムの機能を実施するための情報(計算機プロ
グラム、データ、修正情報等の配信物件)中から、必要
な配信物件自動的に受信して蓄積することができるた
め、ユーザは、使用している装置或いはシステム(計算
機を内蔵した家庭用機器や、パソコン等の個人向け計算
機等)や、当該装置或いはシステムで使用(起動)する
計算機プログラム等についての詳細な仕様を知らなくて
も、当該装置或いはシステムの機能アップ等に必要な配
信物件を容易に且つ効率的に入手して、当該装置或いは
システムにて使用される計算機プログラムやデータ等の
更新或いは修正を容易に且つ効率的に行える。したがっ
て、ユーザの負担を大きく軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態において、本発明を適用した
情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記情報処理システムの機能を実現する計算機
プログラム等を格納した媒体から、当該計算機プログラ
ム等を装置内へ読み込んで実行する実現形態の一例を説
明するための図である。
【図3】上記情報処理システムの情報処理装置におい
て、受信及び蓄積の対象となる配信物件(最新版の計算
機プログラム、データ、修正情報)を決定するための処
理を説明するためのフローチャートである。
【図4】上記配信物件の受信及び蓄積のための処理を説
明するためのフローチャートである。
【図5】上記情報処理装置にて用いるテーブルデータ
(ユーザが使用している機器の計算機プログラムやデー
タ等に関する情報)を説明するための図である。
【図6】上記情報処理装置にて用いるテーブルデータ
(配信物件に関する情報)を説明するための図である。
【図7】上記情報処理装置にて用いるテーブルデータ
(配信に関する情報)を説明するための図である。
【図8】第2の実施の形態において、上記情報処理装置
にて用いるテーブルデータ(配信物件に関する情報)を
説明するための図である。
【図9】第2の実施の形態において、上記情報処理装置
にて用いるテーブルデータ(配信物件に関する情報)の
適用IDのテーブルデータを説明するための図である。
【図10】第3の実施の形態において、上記受信及び蓄
積の対象となる配信物件(最新版の計算機プログラム、
データ、修正情報)を決定するための処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図11】第3の実施の形態において、上記対象配信物
件を提示及び削除するためのウィンドウ画面の一例を説
明するための図である。
【図12】第3の実施の形態において、上記情報処理装
置にて配信物件の入手方法を決定するために使用するテ
ーブルデータ(利用料金体系に関する情報)を説明する
ための図である。
【図13】第4の実施の形態において、上記受信及び蓄
積の対象となる配信物件(最新版の計算機プログラム、
データ、修正情報)を決定するための処理を説明するた
めのフローチャートである。
【図14】第5の実施の形態において、上記受信及び蓄
積の対象となる配信物件(最新版の計算機プログラム、
データ、修正情報)を決定するための処理を説明するた
めのフローチャートである。
【符号の説明】
100 情報処理システム 110 情報処理装置 120 個人向け計算機(PC) 130 TV/VR装置 140 家庭用の遊戯用計算機(GC) 150 LAN 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 ハードディスク(DISK) 205 メモリカードドライバ(MemCard) 206 ネットワーク通信部(NCU) 207 放送受信部(DTU) 208 キーボード(KB) 209 カーソルレジスタ(CR) 210 表示用バッファメモリ(DBUF) 211 表示制御部(CRTC) 212 CRT 213 キャラクタレジスタ(CG) 214 アンテナ AB アドレスバス CB コントロールバス DB データバスDB

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の装置或いはシステムの機能を実施
    するための情報を所定の通信方法により取得する情報処
    理装置であって、 上記任意の装置或いはシステムに関する情報、及び上記
    任意の装置或いはシステムの機能を実施するための情報
    に関する情報に基づいて、上記任意の装置或いはシステ
    ムの機能を実施するための情報を上記所定の通信方法に
    より取得する取得手段を備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記任意の装置或いはシステムの機能を
    実施するための情報は、上記任意の装置或いはシステム
    で使用される計算機プログラム、データ、及び修正情報
    の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項1記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 上記所定の通信方法は、同報型の通信方
    式を含むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記取得手段は、上記任意の装置或いは
    システムの機能を実施するための情報の配信を受信する
    受信手段と、 上記受信手段にて受信された情報を蓄積する蓄積手段
    と、 上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するための
    情報に関する情報を取得して利用可能な状態で管理する
    第1のテーブル手段と、 上記任意の装置或いはシステムに関する情報を取得して
    利用可能な状態で管理する第2のテーブル手段と、 上記第1のテーブル手段及び上記第2のテーブル手段で
    の各管理情報に基づいて、取得すべき上記任意の装置或
    いはシステムの機能を実施するための情報を判別する判
    別手段とを含み、 上記受信手段は、上記判別手段の判別結果に基づいて、
    上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するための
    情報を受信することを特徴とする請求項1記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 上記任意の装置或いはシステムの機能を
    実施するための情報に関する情報は、重要度の情報を含
    むことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 上記判別手段は、ユーザからの指示に基
    づいて、上記取得すべき任意の装置或いはシステムの機
    能を実施するための情報を判別することを特徴とする請
    求項4記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 上記判別手段の判別結果をユーザへ提示
    する提示手段を備えることを特徴とする請求項4記載の
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】 上記取得手段は、上記所定の通信方法に
    関する情報に基づいて、上記任意の装置或いはシステム
    の機能を実施するための情報を取得することを特徴とす
    る請求項1記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 上記所定の通信方法に関する情報は、当
    該通信方法による各種配信方法の利用料金の情報を含む
    ことを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 上記所定の通信方法に関する情報を取
    得して利用可能な状態で管理する第3のテーブル手段を
    備えることを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の機器が互いに通信可能に接続さ
    れてなる情報処理システムであって、 上記複数の機器のうち少なくとも1つの機器は、請求項
    1〜10の何れかに記載の情報処理装置の機能を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  12. 【請求項12】 任意の装置或いはシステムの機能を実
    施するための情報を所定の通信方法による通信によって
    取得するための情報処理方法であって、 上記任意の装置或いはシステムに関する情報、及び上記
    任意の装置或いはシステムの機能を実施するための情報
    に関する情報に基づいて、上記任意の装置或いはシステ
    ムの機能を実施するための情報を上記所定の通信方法に
    よる通信によって配信元から取得する取得ステップを含
    むことを特徴とする情報処理方法。
  13. 【請求項13】 上記任意の装置或いはシステムの機能
    を実施するための情報は、上記任意の装置或いはシステ
    ムで使用される計算機プログラム、データ、及び修正情
    報の少なくとも何れかを含むことを特徴とする請求項1
    2記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 上記所定の通信方法は、同報型の通信
    方式を含むことを特徴とする請求項12記載の情報処理
    方法。
  15. 【請求項15】 上記取得ステップは、 上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するための
    情報の配信を受信する受信ステップと、 上記受信ステップにより受信された情報を記憶手段へ蓄
    積する蓄積ステップと、 上記任意の装置或いはシステムの機能を実施するための
    情報に関する情報を配信元から取得して第1のテーブル
    手段へ利用可能な状態で管理する第1の管理ステップ
    と、 上記任意の装置或いはシステムに関する情報を取得して
    第2のテーブル手段へ利用可能な状態で管理する第2の
    管理ステップと、 上記第1のテーブル手段及び上記第2のテーブル手段で
    の各管理情報に基づいて、取得すべき上記任意の装置或
    いはシステムの機能を実施するための情報を判別する判
    別ステップとを含み、 上記受信ステップは、上記判別ステップでの判別結果に
    基づいて、上記任意の装置或いはシステムの機能を実施
    するための情報を受信するステップを含むことを特徴と
    する請求項12記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 上記任意の装置或いはシステムの機能
    を実施するための情報に関する情報は、重要度の情報を
    含むことを特徴とする請求項12記載の情報処理方法。
  17. 【請求項17】 上記判別ステップは、ユーザからの指
    示に基づいて、上記取得すべき任意の装置或いはシステ
    ムの機能を実施するための情報を判別するステップを含
    むことを特徴とする請求項15記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 上記判別ステップでの判別結果を提示
    手段によってユーザへ提示する提示ステップを含むこと
    を特徴とする請求項15記載の情報処理方法。
  19. 【請求項19】 上記取得ステップは、上記所定の通信
    方法に関する情報に基づいて、上記任意の装置或いはシ
    ステムの機能を実施するための情報を取得するステップ
    を含むことを特徴とする請求項12記載の情報処理方
    法。
  20. 【請求項20】 上記所定の通信方法に関する情報は、
    当該通信方法による各種配信方法の利用料金の情報を含
    むことを特徴とする請求項19記載の情報処理方法。
  21. 【請求項21】 上記所定の通信方法に関する情報を配
    信元から取得して第3のテーブル手段へ利用可能な状態
    で管理する第3の管理ステップを含むことを特徴とする
    請求項19記載の情報処理方法。
  22. 【請求項22】 請求項1〜10の何れかに記載の情報
    処理装置の機能、又は請求項11記載の情報処理システ
    ムの機能を実施するための処理プログラムを、コンピュ
    ータが読出可能に格納したことを特徴とする記憶媒体。
  23. 【請求項23】 請求項12〜21の何れかに記載の情
    報処理方法の処理ステップを、コンピュータが読出可能
    に格納したことを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005149260A (ja) * 2003-11-18 2005-06-09 Sony Corp 情報処理システムおよび方法、データ生成装置および方法、受信装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
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