JP2002023903A - ユーザ対話方法、この方法を実施する装置、およびこの方法を実行するプログラムを記憶する記憶媒体 - Google Patents

ユーザ対話方法、この方法を実施する装置、およびこの方法を実行するプログラムを記憶する記憶媒体

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JP2002023903A
JP2002023903A JP2000209800A JP2000209800A JP2002023903A JP 2002023903 A JP2002023903 A JP 2002023903A JP 2000209800 A JP2000209800 A JP 2000209800A JP 2000209800 A JP2000209800 A JP 2000209800A JP 2002023903 A JP2002023903 A JP 2002023903A
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Tetsuo Amakasu
哲郎 甘粕
Hisashi Obara
永 小原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対話処理部との間の対話手順を知らないと判
断されるユーザに対してユーザの発話を受理することが
できる発話に誘導するユーザ対話方法、装置、プログラ
ムを記憶する記憶媒体を提供する。 【解決手段】 音声入力部21或いはテキスト入力部2
2を入力部2として有する対話処理部7を具備し、対話
処理部7の対話手順を音声或は音声と映像により例示す
るインストラクション情報を格納したインストラクショ
ン情報格納部4を具備し、インストラクション情報格納
部4に格納したインストラクション情報を再生するイン
ストラクション再生部3を具備し、利用者が初回利用者
であるか否かを判断して初回利用者に対してインストラ
クション再生部3を起動するユーザ識別部1を具備する
ユーザ対話方法、装置、プログラムを記憶する記憶媒
体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユーザ対話方
法、この方法を実施する装置、およびこの方法を実行す
るプログラムを記憶する記憶媒体に関し、特に、情報自
動提供、電子計算機を使用する学習支援、注文自動受け
付けその他の対話に適用されるユーザ対話方法、この方
法を実施する装置、およびこの方法を実行するプログラ
ムを記憶する記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザ対話装置の従来例を図4を参照し
て説明する。ユーザ対話装置が起動せしめられると、ユ
ーザ識別部1はユーザ入力部2から送信されるユーザ操
作信号を受信する。ユーザ識別部1はユーザ操作信号を
受信して対話処理部7に起動要求信号を送信する。対話
処理部7は、ユーザ識別部1から起動要求信号を受信し
て起動せしめられ、ユーザ識別部1を経由してユーザ入
力部2からユーザ入力信号受信部71によりユーザ入力
信号を受信し、このユーザ入力信号を言語解析部72に
おいて言語解析し、解析結果に基づいて映像応答部73
により映像応答内容に対応する映像信号を発生して画像
表示部6に送信すると共に、音声応答部74により音声
応答内容に対応する音声信号を発生してスピーカ5に送
信する。3はインストラクション再生部である。このイ
ンストラクション再生部3は、ユーザ識別部1から送信
される起動要求信号を待ち、インストラクション情報格
納部4から供給されるインストラクション情報に対応す
る映像信号を再生して画像表示部6に送信すると共に、
インストラクション情報に対応する音声信号を再生して
スピーカ5に送信する。
【0003】ここで、ユーザ入力部2の一つとして音声
認識部より成る音声入力部21を有するユーザ対話装置
においては、利用者であるユーザがユーザ対話装置内の
音声入力部21の言語モデルによって表現することがで
きない単語列を発話することに起因して音声入力部21
はその発話を誤認識する。そして、ユーザが対話処理部
7内の言語解析部72により解析することができない単
語列を発話することに起因して対話処理部7はその発話
の解析に失敗する。ユーザの発話の内容が対話処理部7
内で取り扱う意味表現に正確に変換される割合を「ユー
ザ発話受理率」と定義しているが、これら誤認識或いは
解析の失敗によりユーザ発話受理率は低下することにな
る。この低下に対処するに、ユーザ対話装置の音声入力
部21の言語モデルで表現することができると共に、ユ
ーザの発話を対話処理部7の言語解析部72で解析する
ことができる単語系列の発話である「ユーザ対話装置が
受理可能な発話」に誘導し、ユーザ発話受理率を向上さ
せる方法が研究開発されている。以下、これについて説
明する。
【0004】方法(1):対話処理部7が画像表示部6
と連動して動作する場合、対話の或る時点でユーザ対話
装置が受理することができる発話をリストとして画像表
示部6の画面に表示する。 方法(2):対話処理部7がスピーカ5を介して音声を
利用してユーザに応答する場合に、次に何れの単語を如
何なる順で発話すべきかを教示する内容をユーザ対話装
置の応答音声の内容に含ませる。
【0005】以上の方法(1)は、リストを表示する画
像表示部6の画面の面積が限られているところから、ユ
ーザ対話装置が受理することができる発話の数が多い場
合、そのすべてを列挙することができない問題を生ず
る。方法(2)は、ユーザ対話装置の応答時に教示の内
容をスピーカ5を介して再生する時間だけ対話を終了す
る時間が延長し、能率が低下する問題を生ずる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、ユーザ発
話受理率をユーザの発話を誘導することにより向上させ
るに際して、対話処理部7との間の対話手順を知らない
と判断されるユーザに対して対話処理部7の利用に先だ
って、対話手順、発話の仕方、ユーザ対話装置が受理す
ることができる発話を、音声或いは音声と映像により例
示しながら教示するインストラクションを実行し、ユー
ザの発話を対話処理部7が受理することができる発話に
誘導する、上述の問題を解消したユーザ対話方法、この
方法を実施する装置、およびこの方法を実行するプログ
ラムを記憶する記憶媒体を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1:対話処理部7
がユーザ確認部を有して動作する処理部であるか、或は
ユーザ確認部を有せずに動作する処理部であるかを切り
替え選択し(ステップ1)、ユーザ名を取得し(ステッ
プ2)、ユーザが初めてのユーザであるか否かを判断し
(ステップ3)、ステップ3において初めてのユーザで
ある場合にユーザ名を保存し(ステップ4)、インスト
ラクション情報を再生出力し(ステップ5)、対話処理
部を起動し(ステップ6)、対話が終了すると対話処理
部の処理は終了し(ステップ7)、ステップ3において
初めてのユーザではない場合インストラクション情報の
要否を質問し(ステップ8)、インストラクション情報
再生の要不用を判断し(ステップ9)、ステップ9にお
いて要の場合インストラクション情報を再生出力し(ス
テップ5)、対話処理部を起動し(ステップ6)、対話
が終了すると対話処理部の処理は終了し(ステップ
7)、ステップ9において不用の場合対話処理部を起動
し(ステップ6)、対話が終了すると対話処理部の処理
は終了し(ステップ7)、対話処理部の利用が初めてか
否かを質問し(ステップ10)、初めてのユーザである
か否かを判断し(ステップ11)、ステップ11におい
て初めてのユーザである場合インストラクション情報を
再生出力し(ステップ5)、対話処理部を起動し(ステ
ップ6)、対話が終了すると対話処理部の処理は終了し
(ステップ7)、ステップ11において初めてのユーザ
である場合インストラクション情報の要否を質問し(ス
テップ8)、インストラクション情報再生の要不用を判
断し(ステップ9)、ステップ9において要の場合イン
ストラクション情報を再生出力し(ステップ5)、対話
処理部を起動し(ステップ6)、対話が終了すると対話
処理部の処理は終了し(ステップ7)、ステップ9にお
いて不用の場合対話処理部を起動し(ステップ6)、対
話が終了すると対話処理部の処理は終了する(ステップ
7)、ユーザ対話方法を構成した。
【0008】そして、請求項2:音声入力部21或いは
テキスト入力部22を入力部2として有する対話処理部
7を具備し、対話処理部7の対話手順を音声或は音声と
映像により例示するインストラクション情報を格納した
インストラクション情報格納部4を具備し、インストラ
クション情報格納部4に格納したインストラクション情
報を再生するインストラクション再生部3を具備し、利
用者が初回利用者であるか否かを判断して初回利用者に
対してインストラクション再生部3を起動するユーザ識
別部1を具備するユーザ対話装置を構成した。
【0009】また、請求項3:請求項2に記載されるユ
ーザ対話装置において、既に対話処理部7を利用したユ
ーザ名を記憶している利用ユーザ情報記憶部9を具備
し、ユーザ名をユーザ識別部1に送信するユーザ名問い
合わせ部8を具備し、ユーザ識別部1は送信されたユー
ザ名を利用ユーザ情報記憶部9の各ユーザ名とを照合す
るユーザ対話装置を構成した。更に、請求項4:利用ユ
ーザ情報、対話処理部7がユーザ確認部を有して動作す
る処理部であるか或いはユーザ確認部を有せずに動作す
る処理部であるかを切り替え選択するステップ1、ユー
ザ名を取得するステップ2、ユーザが初めてのユーザで
あるか否かを判断するステップ3、初めてのユーザであ
る場合ユーザ名を保存するステップ4、インストラクシ
ョン情報を再生出力するステップ5、対話処理部を起動
するステップ6、対話が終了すると対話処理部の処理を
終了するステップ7、初めてのユーザではない場合イン
ストラクション情報の要否を質問するステップ8、イン
ストラクション情報再生の要不用を判断するステップ
9、インストラクション情報再生要の場合ステップ5に
移行するステップ5’、インストラクション情報再生不
用の場合ステップ6に移行するステップ6’、対話処理
部の利用が初めてか否かを質問するステップ10、初め
てのユーザであるか否かを判断するステップ11、初め
てのユーザである場合ステップ5に移行するステップ
5’、初めてのユーザではない場合ステップ8に移行す
るステップ8’、より成るユーザ対話プログラムを記憶
した記憶媒体を構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1およ
び図2を参照して説明する。図1はユーザ確認部のない
OS上で動作する場合の実施例である。図2はユーザ識
別部が動作して、他の処理部を呼び出す手順を示すフロ
ーチャートである。図1において、1はユーザ識別部で
ある。このユーザ識別部1は、ユーザ入力部2から入力
されるユーザ操作信号を受信すること、ユーザ名問い合
わせ部8から入力されるユーザ名を受信すること、映像
応答部73から入力される映像信号を画像表示部6に送
信すること、ユーザ名問い合わせ部8に起動要求信号を
送信すること、インストラクション再生部3および音声
応答部74から入力される音声信号をスピーカ5に送信
すること、インストラクション再生部3と対話処理部7
に起動要求信号を送信すること、を実行する。
【0011】2はユーザ入力部であり、音声認識部より
成る音声入力部21、或いはキーボードその他のテキス
ト入力装置より成るテキスト入力部22により構成され
る。この場合の音声入力部21を構成する音声認識部は
「はい」および「いいえ」という発話のみを認識して、
これに対応する文字列がユーザ操作信号として発生され
る。ユーザ入力部2はこれをユーザが操作した結果発生
せしめられた操作信号をユーザ識別部1に送信する。
【0012】3はインストラクション再生部である。こ
のインストラクション再生部3は、ユーザ識別部1から
送信される起動要求信号を待ち、インストラクション情
報格納部4から供給されるインストラクション情報に対
応する映像信号を再生して画像表示部6に送信すると共
に、インストラクション情報に対応する音声信号を再生
してスピーカ5に送信する。インストラクション再生部
3は、具体的には、ビデオ再生装置或いは電子計算機上
に構築された自動プレゼンテーションソフトウェアより
成る。
【0013】4はインストラクション情報格納部であ
り、インストラクション再生部3により再生されるイン
ストラクションの内容を格納している。インストラクシ
ョンの内容としては、音声或いは音声と映像を組み合わ
せた情報が使用される。このインストラクション情報格
納部4には、図3に示されるインストラクションの内容
が格納されている。インストラクション情報格納部4に
は対話処理部7による対話の手順を説明した音声或は音
声および映像より成る内容が格納されているが、この手
順の説明における例示には、ユーザ対話装置が受理可能
な発話の一部または全部をそれぞれ発話した音声或は音
声および映像による例示のみが含まれている。
【0014】5はスピーカであり、インストラクション
再生部3およびユーザ識別部1から入力される音声信号
を音声として出力する。6は画像表示部であり、ユーザ
識別部1或いはインストラクション再生部3から入力さ
れる映像信号を映像として表示画面に表示する。7は対
話処理部である。対話処理部7は、ユーザ識別部1から
起動要求信号を受信して起動せしめられ、ユーザ識別部
1を経由してユーザ入力部2からユーザ入力信号受信部
71によりユーザ入力信号を受信し、このユーザ入力信
号を言語解析部72において言語解析し、解析結果に基
づいて映像応答部73により映像応答内容に対応する映
像信号を発生して画像表示部6に送信すると共に音声応
答部74により音声応答内容に対応する音声信号を発生
しスピーカ5に送信する。この対話処理部7は音声対話
により情報自動提供、電子計算機を使用する学習支援、
注文自動受け付け、その他の対話をする部位であり、図
3における(5)、(10)、(15)、(20)で再
生される発話を受理する。
【0015】8はユーザ名問い合わせ部である。このユ
ーザ名問い合わせ部8は、対話処理部7が実現されてい
る電子計算機のオペレーティングシステム上にその電子
計算機を利用中のユーザ名を確認するユーザ確認部を実
現している場合に、ユーザ識別部1から入力される起動
要求信号を合図としてオペレーティングシステムにユー
ザ確認部を介して、現在のユーザ名を問い合わせ、問い
合わせ結果であるユーザ名をユーザ識別部1に送信する
部位である。
【0016】9は利用ユーザ情報記憶部である。利用ユ
ーザ情報記憶部9は、対話処理部7が実現されている電
子計算機のオペレーティングシステムにユーザ確認部が
ある場合に、既に対話処理部7を利用したユーザ名を記
憶している。ここで、ユーザ対話装置が起動されてか
ら、ユーザ識別部1が対話処理部7を呼び出すまでの動
作の概略を説明する。ユーザ対話装置が起動されると、
ユーザ識別部1は図2におけるステップ10の処理に対
応する下記の質問文1を画像表示部6に画像表示すると
共に、スピーカ5により音声で出力する。
【0017】質問文1・・・・「あなたはこのユーザ対話装
置を利用されるのは初めてですか」この状態で、ユーザ
識別部1は音声入力部21からユーザ操作信号が入力さ
れるのを待機している。ユーザから「はい」という音声
が発話されると、この発話を音声入力部21が認識して
「はい」という文字列がユーザ操作信号としてユーザ識
別部1に入力され、ユーザ識別部1は当該ユーザが初め
てこのユーザ対話装置を利用するものであると判断す
る。この判断は図2におけるステップ11においてなさ
れる。
【0018】ユーザ識別部1はインストラクション再生
部3に起動要求信号を送信し、これを受け取ったインス
トラクション再生部3はインストラクション情報格納部
4に格納されているインストラクション内容を再生す
る。これは図2におけるステップ5においてなされる処
理に対応する。ユーザ識別部1は、インストラクション
再生部3によるインストラクションの再生の終了を待
ち、次に、対話処理部7に対して起動要求信号を送信
し、対話処理部7による対話を開始する。これは図2に
おけるステップ6においてなされる処理に対応する。
【0019】対話処理部7は、ユーザ対話装置が起動さ
れると、ユーザ識別部が図2のフローチャートに示す手
順により動作し、他の処理部を呼び出す。以下、図2の
フローチャートについて説明する。 (ステップ1) (A)対話処理部がユーザ確認部のあるオペレーティン
グシステム(OS)上で動作し、OS上のユーザ確認部
を利用する場合は(ステップ2)から処理を進める。
【0020】(B)対話処理部がユーザ確認部のないO
S上で動作している、もしくは、OS上にユーザ確認部
があってもその機構を利用しない場合は(ステップ1
0)から処理を進める。 (ステップ2)ユーザ識別部はユーザ名問い合わせ部に
対してユーザ名をOSに問い合わせるように要求し、現
在ユーザ対話装置を利用しているユーザ名を受け取る。
(ステップ3)に処理を進める。
【0021】(ステップ3)ユーザ識別部は利用ユーザ
情報中の各ユーザ名と、(ステップ2)で取得したユー
ザ名を照合し、(ステップ2)で得られたユーザ名が利
用ユーザ情報中に存在していない場合、そのユーザが初
めて対話処理部を利用するユーザであり、対話処理部と
の対話の手順をまだ知らないと判断し、(ステップ4)
に処理を進める。(ステップ2)で得られたユーザ名が
利用ユーザ情報中に既に存在している場合には、初めて
のユーザでないと判断し(ステップ8)に処理を進め
る。
【0022】(ステップ4)ユーザ識別部は利用ユーザ
情報に、(ステップ2)で得られたユーザ名を利用ユー
ザ情報に追加する。(ステップ5)に処理を進める。 (ステップ5)ユーザ識別部はインストラクション再生
部に対し、起動要求信号が送信する。起動要求信号を受
け取ったインストラクション再生部はインストラクショ
ン情報に格納されたインストラクション内容を再生し、
画面およびスピーカから映像および音声を出力する。ユ
ーザ識別部はインストラクション再生部がインストラク
ションの内容をすべて再生したことの通知を待つか、イ
ンストラクション情報の再生に必要な時間待った後(ス
テップ6)に処理を進める。
【0023】(ステップ6)ユーザ識別部は対話処理部
に対して起動要求信号を送信する。起動要求信号を受け
取った対話処理部が対話を開始する。対話処理部におい
て対話が終了すると本対話処理部の処理は終了(ステッ
プ7)である。 (ステップ8)ユーザ識別部は画面およびスピーカを通
じて映像もしくは音声で、ユーザに対してインストラク
ションを見たいかを、尋ねる質問を表示もしくは再生
し、(ステップ8)に処理を進める。
【0024】(ステップ9)ユーザ識別部はユーザから
の入力を待つ。ユーザがユーザ入力部を介して肯定の意
思を伝えてきた場合、ユーザ識別部はインストラクショ
ンを再生すると判断し処理を(ステップ5)に移す。ユ
ーザからユーザ入力部を介して否定の意思が伝えられて
きた時はインストラクションを再生しないと判断し処理
を(ステップ6)に進める。
【0025】(ステップ10)ユーザ識別部は画面およ
びスピーカを通じて映像もしくは音声で、ユーザに対し
て本対話処理部の利用が初めてかを尋ねる質問を表示も
しくは再生し、(ステップ11)に処理を進める。 (ステップ11)ユーザ識別部はユーザからの入力を待
つ。ユーザがユーザ入力部を介して肯定の意思を伝えて
きた場合初めてのユーザと判断し、(ステップ5)に処
理を進める。ユーザからユーザ入力部を介して否定の意
思が伝えられてきた時は処理を初めてのユーザでないと
判断し(ステップ8)に進める。
【0026】以上で、図2のフローチャートの動作は終
了する。ユーザ識別部1の動作中、(ステップ9)、
(ステップ11)においてユーザ入力部2を介して肯定
或は否定の意思の何れが伝えられたかという判断は、ユ
ーザ入力部2が音声入力部の場合、ユーザの発話を認識
し、その結果が「はい」或いは「そうです」であったこ
とを示すユーザ操作信号がユーザ識別部1に通知された
場合は肯定の意思が伝えられたと判断する。「いい
え」、「違います」の場合は否定の意思が伝えられたも
のと判断する。ユーザ入力部2がキーボードの場合、
「Y」キーが操作されたことを示すユーザ操作信号、或
いは「Yes」、「はい」、「そうです」という文字列
が入力されたことを示すユーザ操作信号がユーザ識別部
1に通知された場合は肯定の意思が伝えられたと判断
し、「N」キーが操作された場合、或いは「No」、
「いいえ」、「違います」という文字列が入力されたと
いう場合は否定の意思が伝えられたと判断する。
【0027】ところで、この実施例の動作は、ユーザ対
話プログラムを記憶した記憶媒体を準備し、図示されて
いる訳ではないが、電子計算機によりユーザ対話プログ
ラムをこの記憶媒体からインストールし、利用ユーザ情
報記憶部9を参照して実施する。
【0028】
【発明の効果】以上の通りであって、この発明によれ
ば、対話手順の説明と共にユーザ対話装置が受理するこ
とができる発話の音声および映像のインストラクショ
ン、或いは音声のみを含んでいるインストラクション
を、対話処理部7との間の対話手順を知らないと判断さ
れるユーザに対して必ず行う構成を具備し、予めユーザ
にインストラクションを行うことにより、ユーザの発話
をユーザ対話装置が受理することができるもののみに誘
導し、ユーザ発話受理率を向上させ、使い易いユーザ対
話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を説明する図。
【図2】実施例の動作手順を説明するフローチャート。
【図3】インストラクション情報を示す図。
【図4】従来例を説明する図。
【符号の説明】
1 ユーザ識別部 2 ユーザ入力部 21 音声入力部 22 テキスト入力部 3 インストラクション再生部 4 インストラクション情報格納部 5 スピーカ 6 画像表示部 7 対話処理部 71 ユーザ入力信号受信部 72 言語解析部 73 映像応答部 74 音声応答部 8 ユーザ名問い合わせ部 9 利用ユーザ情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 551P 15/28 571H Fターム(参考) 5D015 KK02 LL07 5D045 AB01 AB12 5E501 AB21 BA05 BA13 CA02 CA08 CB02 CB15 EA21 FA13 FA32 FA43

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対話処理部がユーザ確認部を有して動作
    する処理部であるか或はユーザ確認部を有せずに動作す
    る処理部であるかを切り替え選択し(ステップ1)、 ユーザ名を取得し(ステップ2)、 ユーザが初めてのユーザであるか否かを判断し(ステッ
    プ3)、 ステップ3において初めてのユーザである場合にユーザ
    名を保存し(ステップ4)、 インストラクション情報を再生出力し(ステップ5)、 対話処理部を起動し(ステップ6)、 対話が終了すると対話処理部の処理は終了し(ステップ
    7)、 ステップ3において初めてのユーザではない場合インス
    トラクション情報の要否を質問し(ステップ8)、 インストラクション情報再生の要不用を判断し(ステッ
    プ9)、 ステップ9において要の場合インストラクション情報を
    再生出力し(ステップ5)、 対話処理部を起動し(ステップ6)、 対話が終了すると対話処理部の処理は終了し(ステップ
    7)、 ステップ9において不用の場合対話処理部を起動し(ス
    テップ6)、 対話が終了すると対話処理部の処理は終了し(ステップ
    7)、 対話処理部の利用が初めてか否かを質問し(ステップ1
    0)、 初めてのユーザであるか否かを判断し(ステップ1
    1)、 ステップ11において初めてのユーザである場合インス
    トラクション情報を再生出力し(ステップ5)、 対話処理部を起動し(ステップ6)、 対話が終了すると対話処理部の処理は終了し(ステップ
    7)、 ステップ11において初めてのユーザである場合インス
    トラクション情報の要否を質問し(ステップ8)、 インストラクション情報再生の要不用を判断し(ステッ
    プ9)、 ステップ9において要の場合インストラクション情報を
    再生出力し(ステップ5)、 対話処理部を起動し(ステップ6)、 対話が終了すると対話処理部の処理は終了し(ステップ
    7)、 ステップ9において不用の場合対話処理部を起動し(ス
    テップ6)、 対話が終了すると対話処理部の処理は終了する(ステッ
    プ7)ことを特徴とするユーザ対話方法。
  2. 【請求項2】 音声入力部或いはテキスト入力部を入力
    部として有する対話処理部7を具備し、 対話処理部の対話手順を音声或は音声と映像により例示
    するインストラクション情報を格納したインストラクシ
    ョン情報格納部を具備し、 インストラクション情報格納部に格納したインストラク
    ション情報を再生するインストラクション再生部を具備
    し、 利用者が初回利用者であるか否かを判断して初回利用者
    に対してインストラクション再生部を起動するユーザ識
    別部を具備することを特徴とするユーザ対話装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載されるユーザ対話装置に
    おいて、 既に対話処理部を利用したユーザ名を記憶している利用
    ユーザ情報記憶部を具備し、 ユーザ名をユーザ識別部に送信するユーザ名問い合わせ
    部を具備し、 ユーザ識別部は送信されたユーザ名を利用ユーザ情報記
    憶部の各ユーザ名とを照合することを特徴とするユーザ
    対話装置。
  4. 【請求項4】 利用ユーザ情報、 対話処理部がユーザ確認部を有して動作する処理部であ
    るか或いはユーザ確認部を有せずに動作する処理部であ
    るかを切り替え選択するステップ1、 ユーザ名を取得するステップ2、 ユーザが初めてのユーザであるか否かを判断するステッ
    プ3、 初めてのユーザである場合ユーザ名を保存するステップ
    4、 インストラクション情報を再生出力するステップ5、 対話処理部を起動するステップ6、 対話が終了すると対話処理部の処理を終了するステップ
    7、 初めてのユーザではない場合インストラクション情報の
    要否を質問するステップ8、 インストラクション情報再生の要不用を判断するステッ
    プ9、 インストラクション情報再生要の場合ステップ5に移行
    するステップ5’、 インストラクション情報再生不用の場合ステップ6に移
    行するステップ6’、 対話処理部の利用が初めてか否かを質問するステップ1
    0、 初めてのユーザであるか否かを判断するステップ11、 初めてのユーザである場合ステップ5に移行するステッ
    プ5’、 初めてのユーザではない場合ステップ8に移行するステ
    ップ8’、 より成るユーザ対話プログラムを記憶したことを特徴と
    する記憶媒体。
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