JP2002022531A - 共鳴管系の音圧測定装置及び制御装置 - Google Patents

共鳴管系の音圧測定装置及び制御装置

Info

Publication number
JP2002022531A
JP2002022531A JP2000209320A JP2000209320A JP2002022531A JP 2002022531 A JP2002022531 A JP 2002022531A JP 2000209320 A JP2000209320 A JP 2000209320A JP 2000209320 A JP2000209320 A JP 2000209320A JP 2002022531 A JP2002022531 A JP 2002022531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
sound pressure
effective value
resonance
measuring device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000209320A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Sawada
磐雄 澤田
Yuichi Moriyama
優一 森山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sasakura Engineering Co Ltd
Original Assignee
Sasakura Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sasakura Engineering Co Ltd filed Critical Sasakura Engineering Co Ltd
Priority to JP2000209320A priority Critical patent/JP2002022531A/ja
Publication of JP2002022531A publication Critical patent/JP2002022531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構成が簡単で安定した結果が得られる音圧測
定装置11を提供する。 【解決手段】低周波発振機における低周波音波の発生部
と共鳴管系との接続部近傍に設けた工業用圧力トランス
デューサ10と、該工業用圧力トランスデューサ10に
より検出された出力信号を正負の値が周期的に変化する
電気信号に変換するための変換器21と、該変換器21
で得られた電気信号を交流として扱い、その交流実効値
を得るための演算を実行する演算器22と、得られた交
流実効値を表示するための表示器23と、交流実効値を
出力する出力端子24とから構成されたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低周波音波式乾燥
機等に使用する共鳴管系に発生させるべき低周波数の音
波(空気振動)の音圧を測定する装置、及びこの音圧測
定装置を利用した共鳴管系の制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術および技術の背景】従来、例えば、特公昭
58−55834号公報では、一端が開口し、他端が閉
じられた共鳴管(開放型共鳴器)の、前記閉止端に、脈
動圧縮気体の供給を制御する供給器が付設され、この共
鳴器に対して予め定められた共鳴(共振)周波数の音波
を供給器の可動弁体にフィードバックする手段が前記共
鳴器に設けられた低周波音波発生装置の構成が開示され
ている。
【0003】他方、特表平3−505422号公報で
は、共振器(共鳴管系)内に、空気搬送定在波を発生す
る音響エミッタとして構成された開放式共振器と、該開
放式共振器内に、調節された空気を供給するための低周
波音波発生装置とにより構成され、低周波音波発生装置
は、ほぼサイン波状に変化する容積速度を有するモータ
駆動ピストンと、該ピストンの周波数を制御する制御手
段とからなる構成が開示されている。
【0004】また、特開平4−222394号公報に
は、低周波音波発生装置の両側開口部に連通されてルー
プ状の閉路を形成する共鳴管は、前記低周波音波発生装
置が発振する低周波音波の1/2波長に該当する長さを
有し、この共鳴管の長さ方向の中途部に伝熱室を設け、
この伝熱室を貫通する外部通路に帯状材が通過するよう
に構成したものが開示されている。
【0005】さらに、図示しないが、乾燥用容器の両端
に、同じ長さで他端が閉止された共鳴管を取付け、共鳴
管全体として予定の定在波の波長の二分の一の長さに設
定する。この共鳴管の両側閉止端に低周波音波発生装置
を接続し、所定の周波数の空気振動を与え続けると、共
鳴管内の空気は共鳴(共振)する。この場合、バランス
良く振動エネルギーを与えるには、両閉止端に180度
位相のずれた同一周波数の空気振動を与え続けるという
構成もある。
【0006】与えられた条件下で、共鳴(共振)状態が
維持されると、共鳴管系には定在波が発生維持される。
これらの場合、前記共鳴管の閉止端(低周波音波発生装
置との接続側をいう、以下同じ)には、定在波の節部が
位置し、前記開放端、伝熱室、乾燥用容器側で腹部とな
る。この腹部では、振幅が最大、つまり空気粒子の運動
が最大となり、空気(ガス)の速度が最大になる一方、
前記節部では空気(ガス)の速度が実質的にゼロで音圧
(ガス圧力)が最大となる。
【0007】前記速度が大きい開放端をボイラや溶鉱炉
の煤の堆積した箇所に向けて、煤の除去作業に利用した
り、前記伝熱室の外部通路に帯状材を通過させるとき
に、帯状材の幅方向に略均一に冷却したり、前記乾燥用
容器に乾燥すべき物品を入れて、その物品の表面を均一
且つ迅速に乾燥させるのに利用している。
【0008】ところで、この種の装置で、腹部での作業
効率を高めるには、共鳴(共振)状態が維持されること
が必要であり、共鳴管系の共鳴(共振)周波数は、共鳴
管及びこれに接続された容器等の大きさ、長さ、形状な
どにて一意的に定まるが、その値を正確に予測すること
は困難であることに加え、この周波数は音速、言い換え
ると温度によって変化するため、系の温度変化が予想さ
れる熱交換、乾燥等の用途ではさらに困難性が伴うとこ
ろ、前記特表平3−505422号公報では、共振器の
共鳴する固有振動数に対してピストン運動の周波数を制
御する制御手段として、共振器の一端における音圧を測
定するための圧力トランスデューサと、前記ピストンの
位置を測定するためのレベルインジケータと、これらの
計測信号を比較するための信号比較器と、前記ピストン
を駆動させるモータの回転数を制御する電子式の制御装
置とからなり、該制御装置は、共振器の端部において測
定された音圧とピストン速度との間の位相差を利用し、
該位相差がゼロのとき、ピストン運動と共振器との間に
最大作用が働くように制御するものを提案している。
【0009】そのとき、ピストンの往復運動の周波数
は、共振器の内部における空気柱の固有振動数と一致す
るものではなく、いくぶん異なる周波数を選択するとし
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記先
行技術(特表平3−505422号)では、いわゆるセ
ンサとして、圧力トランスデューサとレベルインジケー
タの2つが必要であり、測定装置としてコスト高となる
という問題があることに加え、正弦的に変化する両測定
値の比較をどのように電気的に取り扱うか明示されてお
らず、実用上は多くの困難を伴っているのが実情であっ
た。
【0011】ところで、共鳴管系では、共鳴(共振)状
態のとき、腹部では、振幅が最大、つまり空気粒子の運
動が最大となり、空気(ガス)の速度も最大(極大)と
なる一方、節部では空気粒子の運動が最小、つまり空気
(ガス)の圧力(音圧)が最大(極大)となる。したが
って、作業部、すなわち腹部での空気(ガス)の速度を
計測する方法もあるが、作業部では空気流の方向にバラ
ツキが生じ易いから、計測値もバラツキが生じ易く検出
の安定性が欠けるいう問題があった。
【0012】他方、節部での空気圧力(音圧)の測定は
安定しており、その測定値を処理するだけで共鳴管系が
共鳴(共振)状態であるか否かを判別できることを本発
明者は発見した。
【0013】この事を利用して、本発明は、簡単な構成
で、安価な共鳴管系の音圧測定装置と、共鳴管系の制御
装置を提供することを技術的課題とするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を解決す
るため、請求項1に記載の発明の共鳴管系の音圧測定装
置は、低周波発振機における低周波音波の発生部と共鳴
管系との接続部近傍に設けた圧力検出器と、該圧力検出
器により検出された出力信号を正負の値が周期的に変化
する電気信号に変換するための変換器と、該変換器で得
られた電気信号を交流として扱い、その交流実効値を得
るための演算を実行する演算器と、得られた交流実効値
を表示するために必要に応じて設けられる表示器とから
構成されたものである。
【0015】そして、請求項2に記載の発明の共鳴管系
の制御装置は、共鳴管系に接続させて低周波音波を発生
させる低周波発振機と、該低周波発振機の発生周波数を
変更させる周波数変更手段と、請求項1に記載の音圧測
定装置と、該音圧測定装置により得られた交流実効値に
基づいて前記周波数変更手段を制御する制御手段とを備
えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は共鳴管系全体のブロック
図、図2は共鳴管系の音圧測定装置のブロック図であ
る。
【0017】図1は、低周波の音波により半導体部品等
の物品を乾燥させる乾燥装置に適用した共鳴管系であっ
て、乾燥容器部1の両端に、他端が閉止された共鳴管2
を接続した共鳴管系とする。換言すると、両端が閉止さ
れた共鳴管2の長さ方向の中間部の太さを大きくして、
その部分を乾燥容器部1とするのである。この共鳴管系
はその全長が共鳴周波数の音波の波長の半分に設定され
ている。なお、乾燥容器部1の側面等には、乾燥すべき
物品を出し入れするための開閉扉1aが設けられ、乾燥
作業時には開閉扉1aによる開口部が密閉できることは
いうまでもなく、乾燥容器部1には外部からの熱風が供
給されるか、内部にヒータなどの加熱手段が配置されて
いることは勿論である。
【0018】前記共鳴管2の両閉止端2a,2bには、
低周波音波発振機3を接続する。低周波音波発振機3の
一例は、図示するように、シリンダ4内をピストン5が
往復動し、該ピストン5の両側で空気の圧縮が行われる
ようにした、複動式圧縮機(パルセータ)であって、一
方のシリンダ室のポートP1を前記一方の閉止端2aに
連接し、他方のシリンダ室のポートP1を前記他方の閉
止端2bに連接してなる。前記複動型ピストンシリンダ
に代えて、ピストンの片側だけで空気の圧縮が行われる
ようにした、単動式で2連シリンダとし、2つのピスト
ンが交互に圧縮するようにした圧縮機を利用しても良
い。これらの実施形態では、シリンダ室と各閉止端とは
連通している。そして、前記共鳴管2の両閉止端2a,
2bには、交互に高圧空気が供給される。前記ピストン
5のロッド6はクランク機構7に連結され、このクラン
ク機構7は、周波数変更手段としての回転数可変の電動
モータ8にて駆動される。
【0019】さらに、前記電動モータ8は、その駆動回
路12に接続され、この駆動回路12は電子式(マイク
ロコンピュータ式)の制御装置9にて電動モータ8の回
転数ひいてはピストン5の往復動の周波数が制御される
ように構成されている。この場合、前記共鳴管2の一方
の閉止端の近傍には、当該閉止端の近傍における共鳴管
2内の音圧を検出するための圧力検出器としての工業用
圧力トランスデューサ10が設けられ、後述するよう
に、共鳴管2の閉止端(節部)の音圧を測定した結果を
演算する音圧測定装置11を介して所定の信号を制御装
置9に入力し、共鳴管系の共鳴状態(実施例では、共振
周波数は1〜100Hz.程度)に維持するようにフィ
ードバック制御を実行するものである。
【0020】図1の共鳴管系では、共鳴状態において
は、乾燥容器部1のほぼ中央部が振動の腹部となり、こ
こでは振動のエネルギーは全て空気粒子の運動エネルギ
ーとなっている。尚、図1に示すように、乾燥容器部1
の横断面積をその他の共鳴管2の横断面積より大きくし
た場合には、その断面積の比率に応じて空気粒子の運動
速度は低下している。他方、共鳴管2の両閉止端では共
振の節部となり、振動のエネルギーは全て圧力となって
いる。
【0021】そこで、本発明では、前記共鳴管2の一方
の閉止端近傍における圧力を検出することにする。この
ための工業用圧力トランスデューサ10は、好ましくは
外気(大気圧)を基準として正負の圧力を均等に検出で
きるもの(例えば、±0.1MPaの計測レンジをもつもの)
を使用する。
【0022】前記圧力検出器(工業用圧力トランスデュ
ーサ)10は、半導体ピエゾ抵抗効果を利用した圧力セ
ンサ、例えば半導体歪みゲージ式のものや、ダイヤフラ
ム型シリコン(Si)圧力センサなどがある。このシリコン
(Si)圧力センサでは、トランジスタのベース、エミッタ
間の温度特性を利用して温度補償機能を集積化した素子
など、補償回路とセンサ部とがワンチップ上に集積化し
たものを利用することが好ましい。また、圧電式ピック
アップ(振動センサ)や、温度変化に対する雑音の発生
が少ない剪断型ピックアップを使用しても良い。
【0023】次に、図2(a)に示すブロック図を参照
して、音圧測定装置11の構成について説明する。前記
工業用圧力トランスデューサ10からの信号(電圧もし
くは電流)を、その信号の変動部分(交流部分)を変換
器21にて取り出す。この変換器21として、工業用の
信号変換器(例えば、4〜20mAの信号を±2Vに変
換するもの)を用いることができる。
【0024】次いで、この交流的信号(波形的信号)の
実効値を演算する演算器22に接続し、交流実効値Ve
を得る。この実効値演算器22として、工業用のいわゆ
る交流変換器を用い、例えば、実効値を0〜1Vの直流
信号として発信することができる。この交流実効値Ve
は、液晶表示メータ等の表示器23にてデジタル値もし
くはアナログ的に表示できるようにする一方、出力端子
24から前記交流実効値Veをマイクロコンピュータ式
の制御装置9へ入力し、前記共鳴管系を共鳴(共振)状
態に維持するように制御する。
【0025】図2(b)は前記音圧測定装置11におけ
る各回路での信号状態を示し、圧力は、正負圧力変動の
振動的圧力である。工業用圧力トランスデューサ10の
出力端の信号Apは、正値のAaを中心にして、振幅A
hの振動的信号として現される。したがって、振幅Ah
の中点は、最大値A1と最小値A2との平均値Aa[=
(A1+A2)/2]である。例えば、±0.02MPa の圧
力変動は、12A ±1.6Aで表される。
【0026】変換器21での出力信号Vfは前記工業用
圧力トランスデューサ10の出力信号のうち交流部分の
みを取り出したものである。例えば、4〜20mAの電
流信号を±2Vに変換するのであり、前記±1.6Aの部分
のみを交流信号Vfに変換することになる。
【0027】この交流信号Vfを評価するにあたって、
ピーク値Vpを採取することも考えられるが、これは瞬
時値であることと、低周波の交流信号にそれより高い周
波数の雑音が乗っている可能性があって、検出値に誤差
が含まれ易い。そこで、本発明では、演算器としての交
流変換器22にて交流信号の実効値Ve(=Vp/√
2)を演算するのである。その場合、前記交流信号Vf
のマイナス側をプラス側に反転させてから、前記演算を
実行するのが好ましい。
【0028】実効値の検出及び演算にあたっては、対数
ー逆対数変換方式を用いたTrue RMS方式による検出回路
を採用しても良い。
【0029】前記制御装置9では、前記入力された実効
値Veが最大(極大)になるように、駆動モータ8の回
転数をフィードバック制御するのである。
【0030】なお、前記制御装置9を使用しないで、手
動にて電動モータ8の回転数を調節する場合には、オペ
レータは前記表示器23を観察しながら行うと良い。表
示器23における表示単位は、電圧値や電流値でなく、
音圧の圧力値や、その実効値としても良い。工業用圧力
トランスデューサ10の出力信号Apをデジタル処理す
るため、A/D変換器を介して音圧測定装置11に入力
させるようにしても良い。この場合、音圧測定装置11
をマイクロコンピュータ式とし、変換、演算などのた
め、制御プログラムを記憶させたROM、各種データを
記憶させるRAM、演算等を実行するためのCPU等を
備える。
【0031】図3に示す共鳴管系は、図1の実施形態の
変形例であって、前記共鳴管2やパルセータに連結され
た乾燥容器部1内の乾燥すべき部品が危険物で濡れてい
る場合、外気をブロワ13にて吸気し、吸気された空気
をヒータ14にて加熱し、フィルタ15で徐塵した空気
を導入パイプ16を介して前記乾燥容器部1内に送り、
他の排気パイプ17を介して全量排出するように構成さ
れているものである。前記乾燥容器部1と導入パイプ1
6並びに排気パイプ17との接続部に開閉バルブ18、
19を設けることにより、開閉バルブ18、19を閉止
すれば、図1の構成及びその使用方法を採用できる。
【0032】本発明の音圧測定装置及び制御装置は、前
記従来の技術における装置や、物の混合、攪拌、伝熱、
燃焼等の操作に使用する共鳴管系にも適用できることは
勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の共鳴管系の音圧測定装置は、低周波発振機にお
ける低周波音波の発生部と共鳴管系との接続部近傍に設
けた圧力検出器と、該圧力検出器により検出された出力
信号を正負の値が周期的に変化する電気信号に変換する
ための変換器と、該変換器で得られた電気信号を交流と
して扱い、その交流実効値を得るための演算を実行する
演算器と、必要に応じて得られた交流実効値を表示する
ための表示器とから構成されたものである。
【0034】圧力検出器を設ける箇所は、低周波発振機
における低周波音波の発生部と共鳴管系との接続部近傍
であって、共鳴管系側であり、この共鳴管系が共鳴(共
振)状態であるか否かを知るには、共鳴管系の節部での
空気圧力の大きさを観察すれば良いからであり、振動系
の節部での音圧の強度の大小の判別は、振幅のピーク値
よりも実効値の大小で行うほうがバラツキなく、安定し
ている。したがって、本発明によれば、従来の技術のよ
うに、共振器の一端における音圧を測定するための圧力
トランスジューサと、前記ピストンの位置を測定するた
めのレベルインジケータとを備えて、これらの計測信号
(位相)を比較し、位相が一致する状態をベストとする
というような面倒さがなく、また、センサも1つで済む
という効果を奏する。従って、本発明に従えば、簡単な
構成で、安価な共鳴管系の音圧測定装置を提供できると
いう顕著な効果を奏するのである。
【0035】そして、請求項2に記載の発明の共鳴管系
の制御装置は、共鳴管系に接続させて低周波音波を発生
させる低周波発振機と、該低周波発振機の発生周波数を
変更させる周波数変更手段と、請求項1に記載の音圧測
定装置と、該音圧測定装置により得られた交流実効値に
基づいて前記周波数変更手段を制御する制御手段とを備
えたものである。
【0036】このように構成することにより、前記音圧
測定装置により得られた交流実効値が所定値になるよう
に低周波発振機の周波数を変更するという簡単な制御で
済み、制御手段の構成も簡単にできるという顕著な効果
を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の共鳴管系の図である。
【図2】(a)は音圧測定装置の機能ブロック図、
(b)は各回路における出力波形を示す図である。
【図3】第1実施形態の変形例の共鳴管系の図である。
【符号の説明】
1 乾燥容器部 2 共鳴管 2a,2b 閉止端 3 低周波音波発振機 4 シリンダ 5 ピストン 8 電動モータ 9 制御装置 10 圧力検出器としての工業用圧力トランスデュ
ーサ 11 音圧測定装置 20 増幅器 21 変換器 22 演算回路 23 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G064 AB02 AB13 AB23 BD02 CC16 CC35 5D107 AA14 BB09 DD07 EE01 FF09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低周波発振機における低周波音波の発生
    部と共鳴管系との接続部近傍に設けた圧力検出器と、 該圧力検出器により検出された出力信号を正負の値が周
    期的に変化する電気信号に変換するための変換器と、 該変換器で得られた電気信号を交流として扱い、その交
    流実効値を得るための演算を実行する演算器と、 得られた交流実効値を表示するために必要に応じて設け
    られる表示器とからなることを特徴とする共鳴管系の音
    圧測定装置。
  2. 【請求項2】 共鳴管系に接続させて低周波音波を発生
    させる低周波発振機と、 該低周波発振機の発生周波数を変更させる周波数変更手
    段と、 請求項1に記載の音圧測定装置と、 該音圧測定装置により得られた交流実効値に基づいて前
    記周波数変更手段を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする共鳴管系の制御装置。
JP2000209320A 2000-07-11 2000-07-11 共鳴管系の音圧測定装置及び制御装置 Pending JP2002022531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000209320A JP2002022531A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 共鳴管系の音圧測定装置及び制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000209320A JP2002022531A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 共鳴管系の音圧測定装置及び制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002022531A true JP2002022531A (ja) 2002-01-23

Family

ID=18705746

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000209320A Pending JP2002022531A (ja) 2000-07-11 2000-07-11 共鳴管系の音圧測定装置及び制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002022531A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011205408A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Railway Technical Research Institute 低周波音発生装置
JP2012230121A (ja) * 2004-07-29 2012-11-22 Los Alamos National Security Llc 超音波による分析対象の凝集及びフローサイトメトリの応用
US8863958B2 (en) 2007-04-09 2014-10-21 Los Alamos National Security, Llc Apparatus for separating particles utilizing engineered acoustic contrast capture particles
US8932520B2 (en) 2007-10-24 2015-01-13 Los Alamos National Security, Llc Method for non-contact particle manipulation and control of particle spacing along an axis
US9038467B2 (en) 2007-12-19 2015-05-26 Los Alamos National Security, Llc Particle analysis in an acoustic cytometer
US9494509B2 (en) 2006-11-03 2016-11-15 Los Alamos National Security, Llc System and method for measuring particles in a sample stream of a flow cytometer using low-power laser source
US9733171B2 (en) 2007-04-09 2017-08-15 Los Alamos National Security, Llc Acoustic concentration of particles in fluid flow

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9074979B2 (en) 2004-07-29 2015-07-07 Los Alamos National Security, Llc Ultrasonic analyte concentration and application in flow cytometry
JP2012230121A (ja) * 2004-07-29 2012-11-22 Los Alamos National Security Llc 超音波による分析対象の凝集及びフローサイトメトリの応用
US10537831B2 (en) 2004-07-29 2020-01-21 Triad National Security, Llc Ultrasonic analyte concentration and application in flow cytometry
US9494509B2 (en) 2006-11-03 2016-11-15 Los Alamos National Security, Llc System and method for measuring particles in a sample stream of a flow cytometer using low-power laser source
US9733171B2 (en) 2007-04-09 2017-08-15 Los Alamos National Security, Llc Acoustic concentration of particles in fluid flow
US9339744B2 (en) 2007-04-09 2016-05-17 Los Alamos National Security, Llc Apparatus for separating particles utilizing engineered acoustic contrast capture particles
US9909117B2 (en) 2007-04-09 2018-03-06 Los Alamos National Security, Llc Systems and methods for separating particles utilizing engineered acoustic contrast capture particles
US8863958B2 (en) 2007-04-09 2014-10-21 Los Alamos National Security, Llc Apparatus for separating particles utilizing engineered acoustic contrast capture particles
US8932520B2 (en) 2007-10-24 2015-01-13 Los Alamos National Security, Llc Method for non-contact particle manipulation and control of particle spacing along an axis
US9038467B2 (en) 2007-12-19 2015-05-26 Los Alamos National Security, Llc Particle analysis in an acoustic cytometer
US9488621B2 (en) 2007-12-19 2016-11-08 Los Alamos National Security, Llc Particle analysis in an acoustic cytometer
US11287362B2 (en) 2007-12-19 2022-03-29 Triad National Security, Llc Particle analysis in an acoustic cytometer
US11287363B2 (en) 2007-12-19 2022-03-29 Triad National Security, Llc Particle analysis in an acoustic cytometer
JP2011205408A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Railway Technical Research Institute 低周波音発生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002022531A (ja) 共鳴管系の音圧測定装置及び制御装置
JP4480640B2 (ja) 超音波疲労試験装置及び超音波疲労試験方法
US20030140695A1 (en) Vibratory level sensor
GB2470399A (en) Resonant viscosity, density and pressure sensor
JP2019184419A (ja) 気体センサ及び気体検出方法
CA2519950A1 (en) Air circulation apparatus and methods for plethysmographic measurement chambers
JP2006523131A5 (ja)
RU157068U1 (ru) Устройство для динамической тарировки пневматических датчиков давления
JP3891261B2 (ja) 空気供給システム
JP3692112B2 (ja) 動脈硬化評価装置
CN110308061A (zh) 基于三维结构的材料弹性模量和密度的测量方法和系统
CN115438533A (zh) 基于反节点振动位移的超声骨切削力的间接测量方法
WO1992005421A1 (en) Vibratile sensing instrument
Tang et al. Stroke and natural frequency estimation for linear compressor using phasor algorithm
Tkachenko et al. Acoustothermal effects with nonlinear resonance oscillations of a gas in an open tube
CN111566467A (zh) 用于发信号通知具有至少一个用于传导介质的振动测量管的密度计的标准频率的方法
RU2467297C1 (ru) Пульсатор быстропеременного давления
CN114002317B (zh) 一种双原子气体的分子振动频率的声学测量方法
Maruyama et al. Resonance frequency tracing system for langevin type ultrasonic transducers
RU2182065C2 (ru) Способ запрессовки деталей и устройство для его осуществления
CN109770884A (zh) 用于生物体振动检测的振动传感器及胎心监测装置
RU2269385C1 (ru) Способ возбуждения и измерения частоты колебаний колебательного звена резонансных датчиков
JPS6138702B2 (ja)
SU1442902A1 (ru) Устройство дл анализа смеси газов
WO2021130970A1 (ja) 粘弾性測定方法および粘弾性測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090520