JP2002021250A - 耐震パネル及び耐震軸組構造 - Google Patents

耐震パネル及び耐震軸組構造

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JP2002021250A
JP2002021250A JP2000207814A JP2000207814A JP2002021250A JP 2002021250 A JP2002021250 A JP 2002021250A JP 2000207814 A JP2000207814 A JP 2000207814A JP 2000207814 A JP2000207814 A JP 2000207814A JP 2002021250 A JP2002021250 A JP 2002021250A
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insulating material
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Eiji Makitani
栄次 槇谷
Yoichi Asai
陽一 浅井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は製造が容易でかつ大量生産が可能で、
さらに軽量性、断熱性、耐熱性、耐久力及び高強度性を
有する耐震パネルを目的とする。 【解決手段】断熱材2の表面2aを除く他の両側面2
b、上下面2c、及び裏面2dの合計5面を、ガラスを
主成分とする完全無機質焼成体を人工軽量骨材として用
いた軽量コンクリート3で一体的に囲繞して構成した耐
震パネル1の構造である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、耐熱性、耐久性、
軽量、高強度、断熱性及び耐震性に優れた建物の壁材等
に使用される耐震パネルと、この耐震パネルを壁の一部
に組込んで構成した耐震性軸組構造に関するものであ
る。特に、断熱材がガラスを主成分とする完全無機質焼
成体を人工軽量骨材(クリスタルグレイ株式会社製の超
軽量骨材「Gライト」、以下単にGライト骨材という)
として用いた軽量コンクリートで一体的に囲繞された耐
震パネルと、この耐震パネルを建築物の壁内に組込んで
構成した耐震軸組構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の耐力壁パネル或は耐力壁
構造としては、例えば特開平9−170284号公報
(第1公知技術)が知られている。
【0003】前述の第1公知技術は、ガラス繊維補強コ
ンクリート製の枠体の表面にガラス繊維補強コンクリー
ト製の面材パネルを取付けると共に、該枠体の裏面に断
熱材を積層した構造の耐力壁パネルと、この耐力壁パネ
ルを建物の壁の一部に組込んで構成した耐力壁構造に関
する技術である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前述の第1公
知技術に係る耐力壁パネルは、前述のようにコンクリー
ト製枠体と、コンクリート製パネルと、及び断熱材との
3部材を夫々組合せて相互に結合させなければならない
ので、作業が煩雑でコスト高になる問題があった。
【0005】さらに、第1公知技術の耐力壁パネルはこ
れを構成する枠体と面材パネルとが夫々ガラス繊維補強
コンクリートで構成されているので、全体が重く取扱い
に不便である問題があった。従って、この耐力壁パネル
を建物の壁に組込む場合には、重い耐力壁パネルを安定
して組込むことが出来る軸組を構成しなければならず、
壁構造が複雑で大がかりになりコスト高になる問題もあ
った。
【0006】本発明に係る耐震パネル及び耐震軸組構造
は、前述の従来の多くの問題点に鑑み開発された全く新
しい技術であって、特に断熱材の周りをGライト骨材を
用いた軽量コンクリートで一体的に囲繞して構成した耐
熱性、耐久性、軽量、高強度、断熱性及び耐震性に優れ
た耐震パネルの技術と、及びこの耐震パネルを壁の一部
に組込んで構成した耐震軸組構造の技術を提供するもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る耐震パネル
は、前述の従来の多くの問題点を根本的に改善した技術
であって、その第1発明の要旨は、断熱材の周りをガラ
スを主成分とする完全無機質焼成体を人工軽量骨材とし
て用いた軽量コンクリートで一体的に囲繞して構成した
ことを特徴とした耐震パネルである。
【0008】前記第1発明に於ては、断熱材の周りをG
ライト骨材を用いた軽量コンクリートで一体的に囲繞し
て成形されているので、断熱材とコンクリートパネルと
を、或はこれ等の他にさらに枠体とを相互に結合させる
作業を全く不要とすることが出来る。
【0009】また、前述の第1発明に係る耐震パネル
は、Gライト骨材を用いた軽量コンクリートで断熱材の
周りに軽量コンクリートパネルと及び枠状部材とを一体
的に形成しているので、耐震パネルに耐熱性及び耐久性
を夫々与えることが出来る。
【0010】本発明の係る耐震パネルの第2発明の要旨
は、前記ガラスを主成分とする完全無機質焼成体は独立
気泡を無数に内蔵するハニコウム構造体であることを特
徴とした第1発明の耐震パネルである。
【0011】前記第2発明に於ては、軽量コンクリート
の中に混入されたGライト骨材を構成するガラスを主成
分とする完全無機質焼成体が、独立気泡を無数に内蔵す
るハニコウム構造体で形成されているので、耐震パネル
の軽量コンクリートの部分の軽量性、断熱性、耐熱性、
耐久力及び高強度性をより増加せしめることが出来る。
【0012】本発明の係る耐震パネルの第3発明の要旨
は、前記ガラスを主成分とする完全無機質焼成体の化学
成分がSiO2、Al23、Fe23、MgO、Ca
O、Na2O、K2Oより構成されていることを特徴とし
た第1発明或は第2発明の耐震パネルである。
【0013】前述の第3発明に於ては、軽量コンクリー
トの中に混入されたGライト骨材を構成するガラスを主
成分とする完全無機質焼成体が、SiO2、Al23
Fe23、MgO、CaO、Na2O、K2Oより構成さ
れているので、耐震パネルの軽量コンクリートの部分の
高強度性、耐熱性、軽量性、断熱性及び耐久性を確実に
確保することが出来る。
【0014】本発明の係る耐震パネルの第4発明の要旨
は、前記断熱材は、その両側面、上下面及び裏面がガラ
スを主成分とする完全無機質焼成体を人工軽量骨材とし
て用いた軽量コンクリートで一体的に囲繞されて構成さ
れていることを特徴とした第1発明乃至第3発明の耐震
パネルである。
【0015】前述の第4発明に於ては、耐震パネルの前
記断熱材の両側面、上下面及び裏面との合計5面が前述
のような構成をもった軽量コンクリートによって一体的
に囲繞されているので、断熱材が軽量コンクリートより
剥離する恐れがなく、かつ耐震パネルに一定の高強度を
付与すると同時に、軽量性を維持させることが出来る。
【0016】本発明の耐震軸組構造は、前述の第1発明
乃至第4発明のような構成を有する耐震パネルを鉄骨造
或は木造軸組の壁構造の一部に組込んで軸組を構成する
ことを特徴とした耐震軸組構造である。
【0017】本発明の前述の耐震軸組構造は、既に記述
して来たような種々の構成を有する耐震パネルを鉄骨造
或は木造軸組の壁構造の一部に組込んで軸組を構成した
ので、軸組全体の耐力及び耐震性を著しく向上せしめる
ことが出来る。
【0018】従って、従来の如く耐力壁を構成するため
に、筋違いやトラス類を設けることを全く不要とするこ
とが出来、建築作業を容易にすることが出来る。さらに
既に建築が完了した家屋を簡単な作業でリフォームし
て、鉄骨造或は木造軸組の壁を耐震壁として簡単に補強
することが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る耐震パネル
及び耐震軸組構造の一実施例を具体的に説明すると、図
1(a)、(b)、(c)、(d)は夫々本発明に係る
第1実施例の耐震パネルの構成を示す説明図、図2
(a)、(b)、(c)、(d)は夫々本発明に係る第
2実施例の耐震パネルの構成を示す説明図、図3
(a)、(b)、(c)、(d)は夫々本発明に係る第
3実施例の耐震パネルの構成を示す説明図である。
【0020】図4(a)、(b)、(c)、(d)は夫
々本発明に係る第4実施例の耐震パネルの構成を示す説
明図、図5は縦横メッシュ筋を用いた本発明に係る第5
実施例の耐震パネルの構成を示す説明図、図6は斜めメ
ッシュ筋を用いた本発明に係る第6実施例の耐震パネル
の構成を示す説明図、図7は前述の本発明に係る耐震パ
ネルを梁及び土台に取付ける状態の要部の断面説明図、
図8は特に接着材を用いて耐震パネルを梁及び土台に取
付ける状態の要部の断面説明図である。
【0021】図1(a)、(b)、(c)、(d)に於
て、1は本発明に係る第1実施例の耐震パネルであっ
て、図に明らかなように断熱材2の表面2aを除く他の
両側面2b、上下面2c及び裏面2dの合計5面が軽量
コンクリート3で一体的に囲繞されて構成されている。
【0022】前述のように断熱材2を軽量コンクリート
3で一体的に囲繞するに当っては、該断熱材2を成形型
枠(図示せず)の中に予め挿入しておき、この成形型枠
内に軽量コンクリート3を流し込んで固化して、断熱材
2の周りに軽量コンクリート3を一体的に固着させ、更
に成形型枠内で或は成形型枠から取り出した後で養生す
ることによって前述の耐震パネル1を製造することが出
来る。
【0023】前記耐震パネル1に使用される断熱材2は
一般的に市販されている断熱材が使用可能である。例え
ばスタイロフォーム(登録商標)断熱材などが使用出来
る。
【0024】前記耐震パネル1に使用される軽量コンク
リート3は、次に詳述するような組成より構成されてい
る。即ち、本発明に使用される軽量コンクリート3は、
既に説明したように、クリスタルグレイ株式会社製の人
工超軽量骨材「Gライト」よりなるGライト骨材が骨材
として使用されている。
【0025】このGライト骨材は、ガラス壜、ガラス板
などの廃材を粉砕して焼成したガラスを主成分とする完
全無機質焼成体である。そしてこの完全無機質焼成体の
化学成分はSiO2、Al23、Fe23、MgO、C
aO、Na2O、K2Oより構成されている。この完全無
機質焼成体は、独立気泡を無数に内蔵するハニコウム構
造体に形成することが可能である。
【0026】前述のような化学成分を有するGライト骨
材は、極めて軽量であると共に、耐熱性、耐久性、低吸
水性、高強度性及び断熱性を有している。従って、この
ような特性を有するGライト骨材を骨材として用いた軽
量コンクリート3は、一般のコンクリートと比較した場
合に、耐熱性、耐久性、軽量性、高強度性及び断熱性を
有している。
【0027】本発明に使用される軽量コンクリート3の
配合に当っては、例えば単位水量が180kg/m2
場合に、水セメント比を40%、フライアッシュの置換
率を10〜30%、Gライト骨材の置換率を60〜10
0%、高性能AE減水剤1.0〜3.0を配合すること
によって良好な軽量コンクリート3を構成することが出
来る。本発明に使用されるGライト骨材は極めて軽量で
あるので、配合した際に骨材が浮上するために、特にフ
ライアッシュを混入する必要がある。
【0028】このようにして構成された軽量コンクリー
ト3は、比率が1.3〜1.8、圧縮強度(N/m
2)が25〜35、壁倍率が5〜6であった。
【0029】前述の第1実施例の耐震パネル1に於て
は、特に図1(a)に示す如く、耐震パネル1の各コー
ナー部、即ち4隅部には断熱材2が配されておらず、各
コーナー部は軽量コンクリート3のみによって補強して
いる。
【0030】耐震パネル1は、図1に示す如く、その各
コーナー部に於てボルト4及びナット5を介して、上下
に所定間隔を保って平行に配置された梁(躯体または土
台)6に取付固定されている。このように本発明に係る
耐震パネル1を躯体の壁面に組込むことによって、耐震
軸組構造を構成することが出来る。
【0031】前述の実施例に於ては、断熱材2の両側面
2b、上下面2c及び裏面2dの合計5面に軽量コンク
リート3を一体的に配置したが、必要に応じては、断熱
材2の表面2aにも軽量コンクリート3を被覆すること
が可能である。このように構成した場合には、断熱材2
を完全に軽量コンクリート3の中に埋設することが出来
る。
【0032】図2(a)、(b)、(c)、(d)にお
いて、本発明の第2実施例の耐震パネル7について説明
すると次の通りである。即ち、第2実施例の場合には、
特に図2(a)に明らかな如く、耐震パネル7の中央部
に比較的大きな断熱材8を配置し、かつこの断熱材8の
上下方向に所定間隔を保って細長い断熱材9を配置し、
両方の断熱材8、9の間に軽量コンクリート3による補
強リブ10を形成し、特に耐震パネル7の上下部を補強
リブ10によって補強して耐震パネルを強化した構成と
している。
【0033】前記第2実施例の耐震パネル7の構成を前
記第1実施例の耐震パネル1と比較した場合には、耐震
パネル7が断熱材8の上下に断熱材9を配して、両者間
に補強リブ10を形成した以外は、両者の構成は同一で
あるので、その詳細については省略する。
【0034】図3(a)、(b)、(c)、(d)に於
て、本発明に係る第3実施例の耐震パネル11について
説明すると、第3実施例の耐震パネル11の場合には、
耐震パネル11の上下に夫々ほぼ大きさの等しい断熱材
12が配置され、これ等の断熱材12の相互間に軽量コ
ンクリート3により補強リブ13が形成されている。従
ってこの中央部に設けられた補強リブ13によって耐震
パネル2分割した構成としている。
【0035】図4(a)、(b)、(c)、(d)に於
て、第4実施例の耐震パネル14について説明すると、
第4実施例の耐震パネル14は、その上下部の中央部に
中位の大きさの断熱材15を夫々配置し、更にこれ等の
断熱材15の夫々の上下に断熱材16を配置し、これ等
の断熱材15、16の間に補強リブ17を形成して、耐
震パネル14に強度を持たせて構成している。
【0036】前述の第1実施例乃至第4実施例に示す耐
震パネル1、7、11、14の夫々には、図に示す如
く、耐震パネル1、7、11、14の軽量コンクリート
3で形成される枠部或は中央部等に補強のための補助筋
18を施して、耐震パネル1、7、11、14を夫々補
助筋18によって補強することが可能である。
【0037】図5に示す第5実施例の耐震パネル19に
於ては、図に明らかなように、耐震パネル19の軽量コ
ンクリート3の中に全面的に金属製の縦横メッシュ筋2
0が埋設されており、この縦横メッシュ筋20によって
耐震パネル19にひび割れを防止させると共に耐力を向
上させて強度を持たせて構成している。
【0038】図6に示す第6実施例の耐震パネル21に
於ては、図に明らかなように、耐震パネル21の軽量コ
ンクリート3の中に全面的に金属製の斜めメッシュ筋2
2が埋設されており、この斜めメッシュ筋22によって
耐震パネル21にひび割れを防止させると共に耐力を向
上させて強度を持たせて構成している。
【0039】図7に於ては、前記本発明に係る第1実施
例の耐震パネル1を梁6に取付ける取り付け構造の一例
を示している。この実施例の場合には、梁6の一部に函
部23を形成し、耐震パネル1のコーナー部に予め突設
されているボルト4の先端部をこの函部23内に挿入
し、ボルト4の先端部にナット5を螺合することによっ
て、ボルト4が梁6から突出しないように耐震パネル1
を梁6に取付固定する構成を説明している。図中24は
基礎である。
【0040】図8に於ては、梁6及び基礎24に穴25
を予め穿設しておき、この穴25の中に耐震パネル1に
設けられたアンカー筋26の先端部を挿入すると共に、
穴25内に有機または無機系の接着材27を充填するこ
とによって耐震パネル1を固定することが出来る。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る耐震パネルは、断熱材の周
りをGライト骨材を用いた軽量コンクリートで一体的に
囲繞して成形したので、断熱材とコンクリートパネルと
を、或はこれ等の他にさらに枠体とを相互に結合させる
作業を全く不要とすることが出来る効果を有している。
【0042】また、本発明に係る耐震パネルは、Gライ
ト骨材を用いた軽量コンクリートで断熱材の周りに軽量
コンクリートパネルと及び枠状部材とを一体的に形成し
たので、耐震パネルに耐熱性及び耐久性を夫々与えるこ
とが出来る等の効果も有している。また、軽量コンクリ
ートのほぼ全面に金属、グラスウール、ロックウール、
プラスチックス等で形成されたメッシュを埋設した場合
には、耐震パネルのひび割れを防止すると共に、全体の
強度をより向上せしめる効果を有している。
【0043】本発明の耐震パネルに於て、軽量コンクリ
ートの中に混入されるGライト骨材を構成するガラスを
主成分とする完全無機質焼成体が、独立気泡を無数に内
蔵するハニコウム構造体で形成した場合には、耐震パネ
ルの軽量コンクリートの部分の軽量性、断熱性、耐熱
性、耐久力及び高強度性をより増加せしめることが出来
る効果を有している。
【0044】前記軽量コンクリートの中に混入されるG
ライト骨材を構成するガラスを主成分とする完全無機室
焼成体は、SiO2、Al23、Fe23、MgO、C
aO、Na2O、K2Oより構成されているので、耐震パ
ネルの軽量コンクリートの部分の高強度性、耐熱性、軽
量性、断熱性及び耐久性を確実に確保することが出来る
効果を有している。
【0045】前記耐震パネルの中に埋設される前記断熱
材の両側面、上下面及び裏面との合計5面を軽量コンク
リートによって一体的に囲繞した場合には、断熱材が軽
量コンクリートより剥離する恐れがなく、かつ耐震パネ
ルに一定の高強度を付与すると同時に、軽量性を維持さ
せることが出来る効果を有している。
【0046】本発明の耐震軸組構造は、前述のような構
成を有する耐震パネルを鉄骨造或は木造軸組の壁構造の
一部に組込んで軸組を構成するので、軸組全体の耐力及
び耐震性を著るしく向上せしめることが出来る効果を有
している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)、(b)、(c)、(d)は夫々本
発明に係る第1実施例の耐震パネルの構成を示す説明図
である。
【図2】図2(a)、(b)、(c)、(d)は夫々本
発明に係る第2実施例の耐震パネルの構成を示す説明図
である。
【図3】図3(a)、(b)、(c)、(d)は夫々本
発明に係る第3実施例の耐震パネルの構成を示す説明図
である。
【図4】図4(a)、(b)、(c)、(d)は夫々本
発明に係る第4実施例の耐震パネルの構成を示す説明図
である。
【図5】図5は縦横メッシュ筋を用いた本発明に係る第
5実施例の耐震パネルの構成を示す説明図である。
【図6】図6は斜めメッシュ筋を用いた本発明に係る第
6実施例の耐震パネルの構成を示す説明図である。
【図7】図7は前述の本発明に係る耐震パネルを梁及び
土台に取付ける状態の要部の断面説明図である。
【図8】図8は特に接着材を用いて耐震パネルを梁及び
土台に取付ける状態の要部の断面説明図である。
【符号の説明】
1 …耐震パネル 2 …断熱材 2a …表面 2b …両側面 2c …上下面 2d …裏面 3 …軽量コンクリート 4 …ボルト 5 …ナット 6 …梁または土台 7 …耐震パネル 8 …断熱材 9 …断熱材 10 …補強リブ 11 …耐震パネル 12 …断熱材 13 …補強リブ 14 …耐震パネル 15 …断熱材 16 …断熱材 17 …補強リブ 18 …補助筋 19 …耐震パネル 20 …縦横メッシュ筋 21 …耐震パネル 22 …斜めメッシュ筋 23 …函部 24 …基礎 25 …穴 26 …アンカー筋 27 …接着材
フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DD01 DD05 FA03 GA12 GA32 GA42 GA45 HA11 HD01 JA22 JA25 JD04 LA01 2E002 FB09 FB10 FB12 FB16 JA01 JA03 JB01 JC00 MA12 MA32 2E162 AA09 CA25 CD01 CE07 FA14 FA16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱材の周りをガラスを主成分とする完
    全無機質焼成体を人工軽量骨材として用いた軽量コンク
    リートで一体的に囲繞して構成したことを特徴とした耐
    震パネル。
  2. 【請求項2】 前記ガラスを主成分とする完全無機質焼
    成体は独立気泡を無数に内蔵するハニコウム構造体であ
    ることを特徴とした請求項1の耐震パネル。
  3. 【請求項3】 前記ガラスを主成分とする完全無機質焼
    成体の化学成分がSiO2、Al23、Fe23、Mg
    O、CaO、Na2O、K2Oより構成されていることを
    特徴とした請求項1或は請求項2の耐震パネル。
  4. 【請求項4】 前記断熱材は、その両側面、上下面及び
    裏面がガラスを主成分とする完全無機質焼成体を人工軽
    量骨材として用いた軽量コンクリートで一体的に囲繞さ
    れて構成されていることを特徴とした請求項1乃至請求
    項3の耐震パネル。
  5. 【請求項5】 前記請求項1乃至請求項4の耐震パネル
    を鉄骨造或は木造軸組の壁構造の一部に組込んで軸組を
    構成することを特徴とした耐震軸組構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007197936A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Okumura Corp 壁ユニット、耐震壁およびその構築方法
CN103469963A (zh) * 2013-10-08 2013-12-25 江苏明福钢结构有限公司 钢结构承重梁
CN109797886A (zh) * 2019-03-19 2019-05-24 郑建宜 一种复合保温装配式墙体

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