JP2002017691A - 遠隔介護システム及び遠隔介護方法 - Google Patents

遠隔介護システム及び遠隔介護方法

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JP2002017691A
JP2002017691A JP2000204671A JP2000204671A JP2002017691A JP 2002017691 A JP2002017691 A JP 2002017691A JP 2000204671 A JP2000204671 A JP 2000204671A JP 2000204671 A JP2000204671 A JP 2000204671A JP 2002017691 A JP2002017691 A JP 2002017691A
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telephone
remote monitoring
measuring
monitoring system
measuring device
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JP2000204671A
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English (en)
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Kyukichi Nagasawa
久吉 長澤
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REUDO CORP
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REUDO CORP
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被介護人に何らかの動作をすることを要求する
ことなく、被介護人の体調を常時モニターできるように
する。 【解決手段】リストバンド24に組み込まれた測定器1
2は被看護人10の体温及び脈拍を測定し、測定結果を
電波送受信器16に送信する。電波送受信器16は、電
話機14の電話回線及びネットワーク網18を介して、
看護人のコンピュータ20a、20bまたは携帯電話機
20cに測定結果を送信する。このため、看護人は常時
被看護人10の体調をモニターすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、寝たきり
の病人または老人を遠隔地からモニターする遠隔モニタ
ーシステムまたは遠隔モニター方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、寝たきりの病人や老人を遠隔から
介護するシステムとしては、寝たきりの病人または老人
の近くにブザー用ボタンを配置しておき、病人または老
人が所望のときにそのボタンを押し、遠隔地に待機して
いる介護人にブザーで知らせるというシステムが一般的
に用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステムによれば、寝たきりの病人または老人がブザー用
ボタンを押さない限りは、突発的な事故が起こった場合
でも、遠隔地にいる介護人に知らせることはできない。
【0004】特に、病人または老人の容体が急変したよ
うな場合には、その病人または老人がブザー用ボタンを
押せないことも多く、また、ブザー用ボタンを押したと
しても、遠隔地にいる介護人は容体の急変を知らせるブ
ザーであることを認識することはできない。
【0005】本発明はこのような従来のシステムの問題
点に鑑みてなされたものであり、被介護人に何らかの動
作をすることを要求することなく、被介護人を常時モニ
ターすることができ、さらに、被介護人の体調をも常時
モニターすることができる遠隔モニターシステム及び遠
隔モニター方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、第一の人間の体調に関
するデータを測定することができる測定器と、電波の送
受信機能を有する電話機と、前記電話機とネットワーク
網を介して接続されている第二の人間の端末装置と、か
らなり、前記電話機は、前記測定器が測定した測定デー
タを受信し、該測定データを前記ネットワーク網を介し
て前記端末装置に送信するものである遠隔モニターシス
テムを提供する。
【0007】本請求項に係る遠隔モニターシステムにお
いては、測定器は第一の人間、例えば、被看護人の体調
に関するデータ、例えば、体温や脈拍などを測定する。
測定されたデータは一旦電話機に送られ、さらに、電話
機から第二の人間、例えば、看護人の端末装置に送られ
る。端末装置に送られたデータは、端末装置のディスプ
レイに表示される。このため、第二の人間は、遠隔地か
らであっても、第一の人間の体調を常時モニターするこ
とができ、突発的な事故が起こった場合、あるいは、突
発的な事故が起こることが予想される場合には即座に第
一の人間の所に駆け付けることができる。
【0008】請求項2は、第一の人間の体調に関するデ
ータを測定することができる測定器と、電話機と、電波
の送受信機能を有する電波送受信器であって、前記測定
器から前記測定器が測定した測定データを受信し、前記
測定データを前記電話機に送信する電波送受信器と、前
記電話機とネットワーク網を介して接続されている第二
の人間の端末装置と、からなる遠隔モニターシステムを
提供する。
【0009】本請求項に係る遠隔モニターシステムにお
いては、測定器は第一の人間の体調に関するデータ、例
えば、体温や脈拍などを測定する。測定されたデータは
電波送受信器に送られ、さらに、電波送受信器から電話
機に送られる。次いで、電話機から第二の人間、例え
ば、看護人の端末装置に送られる。端末装置に送られた
データは、端末装置のディスプレイに表示される。この
ため、第二の人間は、遠隔地からであっても、第一の人
間の体調を常時モニターすることができ、突発的な事故
が起こった場合、あるいは、突発的な事故が起こること
が予想される場合には即座に第一の人間の所に駆け付け
ることができる。
【0010】請求項1に係る遠隔モニターシステムにお
いては、電話機自体が電波送受信機能を有していたが、
請求項2に係る遠隔モニターシステムにおいては、電話
機とは別個に電波送受信器を用意している。このため、
単に、電波送受信器を付加的に設けるだけで、既存の電
話機に改良を加えることなく、既存の電話機をそのまま
用いることができる。
【0011】請求項3に記載されているように、前記電
話機としては固定電話機を用いることができる。
【0012】固定電話機に接続されている電話線には常
時ある一定の電圧が印可されている。このため、電話機
に電波送受信器を取り付けた場合、たとえ停電になった
場合であっても、電話線に印可されている電圧により、
電波送受信器を作動させることができ、本遠隔モニター
システムの作動の中断を防止することができる。
【0013】あるいは、請求項4に記載されているよう
に、前記電話機としては携帯電話機を用いることができ
る。
【0014】携帯電話機はその中に組み入れられている
電池により作動しているので、たとえ停電になった場合
であっても、携帯電話機の作動には何ら関係ない。この
ため、携帯電話機を用いる場合には、停電に対する準備
を行う必要がなくなる。
【0015】測定器としては、請求項5に記載されてい
るように、体温及び脈拍の少なくとも何れか一方を測定
することができ、かつ、前記第一の人間の身体に取り付
ける物品の中に組み込まれているものを用いることがで
きる。
【0016】測定器が測定する第一の人間の体調に関す
るデータとしては、体温及び脈拍がある。これらを測定
する測定器は、第一の人間の身体に取り付ける物品の中
に組み込まれていることが好ましい。測定器自体を第一
の人間の身体に取り付けることも可能であるが、そのよ
うな測定器を直接取り付けることによって、第一の人間
の精神状態に影響が出ることも考えられるので、身体に
取り付けても不自然でなはい物品の中に測定器を組み込
むことが好ましい。これにより、第一の人間は測定器を
何ら気にすることなく、過ごすことができる。
【0017】そのような物品としては、請求項7に記載
されているように、腕時計、リストバンド、腕輪、足
輪、首輪、ベルト、衣服、衣服のボタン、メガネなどが
ある。ただし、これらの物品は例示であって、これら以
外の物品を選択することも可能である。
【0018】また、請求項6に記載されているように、
体温及び脈拍の少なくとも何れか一方が予め定めた値を
超えた場合には、前記端末装置にアラーム信号が発信さ
れるものであることが好ましい。
【0019】このようなアラーム信号を発することによ
り、例えば、第一の人間の容体が急変する前に、第二の
人間の注意を喚起することができる。このようなアラー
ム信号は電話機から、あるいは、電波送受信器から電話
機を介して端末装置に発信される。
【0020】請求項8に記載されているように、前記測
定器としては、体温及び脈拍の少なくとも何れか一方を
測定することができ、かつ、前記第一の人間の身体に接
触している物品の中に組み込まれているものを用いるこ
ともできる。
【0021】測定器が測定する第一の人間の体調に関す
るデータとしては、体温及び脈拍がある。これらを測定
する測定器は、第一の人間の身体に接触している物品の
中に組み込まれていることが好ましい。測定器自体を第
一の人間の身体に取り付けることも可能であるが、その
ような測定器を直接取り付けることによって、第一の人
間の精神状態に影響が出ることも考えられるので、身体
に接触しても不自然ではない物品の中に測定器を組み込
むことが好ましい。これにより、第一の人間は測定器を
何ら気にすることなく、過ごすことができる。
【0022】そのような物品としては、請求項10に記
載されているように、シーツ、蒲団及び枕を選択するこ
とができる。
【0023】また、このような測定器を用いる場合も、
請求項9に記載されているように、体温及び脈拍の少な
くとも何れか一方が予め定めた値を超えた場合には、第
二の人間の端末装置にアラーム信号が発信されることが
好ましい。
【0024】また、請求項11に記載されているよう
に、前記測定器として圧力センサーを用いることもでき
る。この圧力センサーは、前記第一の人間による圧力を
感知し得る箇所に設置される。
【0025】この圧力センサーは、請求項13に記載さ
れているように、例えば、シーツまたは枕の中に組み込
んでおくことができる。
【0026】この圧力センサーは、第一の人間による圧
力を測定し続け、測定した圧力値は電話機を介して第二
の人間の端末装置に送られる。例えば、この圧力センサ
ーをシーツの中に設置した場合、圧力センサーが感知す
る圧力の値は、第一の人間の体重に起因する圧力の値、
あるいは、ゼロである。すなわち、第一の人間がベッド
上に寝ている場合には、圧力センサーは第一の人間の体
重に起因する圧力を感知し、第一の人間がベッドを離れ
た場合には、圧力センサーには何ら圧力が作用しないの
で、圧力ゼロを示す信号を電話機に送信する。
【0027】このように、圧力センサーが示す値をモニ
ターすることにより、第一の人間が所定の場所、例え
ば、ベッド上にいるか否かを容易に判定することができ
る。
【0028】請求項12に記載されているように、前記
圧力センサーが感知した圧力の値がゼロになったときに
は、第二の人間の端末装置にアラーム信号が発信される
ものであることが好ましい。
【0029】これにより、第二の人間は、第一の人間が
所定の場所、例えば、ベッドを離れたことを即座に認識
することが可能になる。
【0030】請求項14に記載されているように、前記
測定器の電源がオフになったとき、前記測定器の電源電
圧が予め定めた値よりも小さくなったとき、または、前
記測定器からの送信がなくなったときに、前記端末装置
にアラーム信号が送信されるものであることが好まし
い。
【0031】第一の人間が測定器の電源をオフにしてし
まうような場合、あるいは、測定器が何かに触れること
により、測定器の電源がオフになってしまうような場合
が起こりうる。さらには、測定器自体が故障により動作
不能の状態になることがある。この状態を放置しておく
と、第一の人間のモニターを継続することが不可能にな
る。このため、測定器から電話機への信号の送信が途絶
えたような場合には、電話機または電波送受信器から第
二の人間の端末装置にアラーム信号を発することによ
り、第二の人間の注意を喚起することが好ましい。
【0032】同様に、測定器の電源電圧が予め定めた値
よりも小さくなった場合にも、近い将来に測定器の電源
電圧がゼロになることが予想されるので、電話機または
電波送受信器から第二の人間の端末装置にアラーム信号
を発することにより、第二の人間の注意を喚起すること
が好ましい。
【0033】請求項15に記載されているように、前記
電波送受信器は、前記測定器に対して、定期的に電波を
送信し、前記測定器が正常に動作しているか否かを確認
するものであることが好ましい。
【0034】このように、電波送受信器が定期的に測定
器に対して電波を送信することにより、測定器の電源が
オフになっていないか否か、測定器の電源電圧が所定の
値よりも低くなっていないか否か、あるいは、測定器自
体が故障していないか否かをモニターすることができ
る。
【0035】また、請求項16に記載されているよう
に、前記測定器が前記電話機または前記電波送受信器か
ら予め定めた距離だけ離れたときに、第二の人間の端末
装置にアラーム信号が送信されるものであることが好ま
しい。
【0036】測定器は第一の人間の身体に装着されてい
るので、測定器が電話機または電波送受信器から予め定
めた距離だけ、あるいは、その距離以上に離れている場
合には、第一の人間自体が電話機または電波送受信器か
ら遠く離れていることを意味する。このため、そのよう
な場合には、端末装置にアラーム信号を送信することに
より、第二の人間の注意を喚起することができる。
【0037】前記測定器と前記電話機との間の通信はい
かなる電波を用いてもよい。例えば、赤外線を用いても
よく、あるいは、他の種類の電波を用いてもよい。
【0038】最も好ましくは、請求項17及び18に記
載されているように、ブルートュース波を用いることで
ある。
【0039】ブルートュース(Bluetooth)波
とは、短距離の無線データ通信に用いられる電波であ
り、その仕様は、現時点においては、「Bluetoo
thVersion 1.0A」に規定されている。ブ
ルートュース波のデータ伝送速度は1メガビット/秒で
あるが、パケットのヘッダなどを考慮した実効伝送速度
は双方向ともに433.9キロビット/秒である。伝送
距離は、伝送電力が1ミリワットの場合に、約10mで
ある。2.4ギガヘルツ帯の周波数を用いる。
【0040】ブルートュース波を用いる場合には、前記
電話機及び測定器には、ブルートュース波を送受信する
ブルートュース波送受信器が組み込まれる。あるいは、
前記電波送受信器はブルートュース波を送受信するブル
ートュース波送受信器として構成され、前記測定器に
は、ブルートュース波を送受信するブルートュース波送
受信器が組み込まれる。
【0041】また、請求項19に記載されているよう
に、前記測定器、前記電話機及び前記電波送受信器の仕
様は、前記端末装置から前記ネットワーク網を介して変
更することができるようになっていることが好ましい。
【0042】例えば、アラーム信号が発せられる場合の
体温または脈拍の値、電話機が第二の人間の端末装置に
測定データを送信する際の頻度などを第二の人間が端末
装置を介して変更することができ、より効率的なモニタ
リングを実現することができる。
【0043】本発明に係る遠隔モニターシステムは種々
の場合に応用することが可能である。一例を挙げると、
請求項20に記載されているように、前記第一の人間は
ベッドに寝ている病人であり、前記第二の人間は医師で
あるように設定することが可能である。
【0044】また、第二の人間が使用する端末装置とし
ては、ネットワーク網を介して通信可能なものである限
り、種々のものを選択することが可能である。例えば、
請求項21に記載されているように、コンピュータを選
択してもよく、あるいは、携帯電話機を選択してもよ
い。さらに、コンピュータを選択する場合であっても、
デスクトップタイプ、ノートタイプ、モバイルタイプな
ど何れのタイプのものをも選択することができる。
【0045】請求項22は、第一の人間の体調に関する
データを測定する第一の過程と、前記第一の過程におい
て測定されたデータを電話機に送信する第二の過程と、
前記データを、前記電話機から、前記電話機とネットワ
ーク網を介して接続されている第二の人間の端末装置に
送信する第三の過程と、を備える遠隔モニター方法を提
供する。
【0046】本請求項に係る遠隔モニター方法によれ
ば、請求項1または2に係る遠隔モニターシステムと同
様の効果を得ることができる。
【0047】請求項23に記載されているように、本方
法は、体温及び脈拍の少なくとも何れか一方を測定する
ことができる測定器を前記第一の人間の身体に取り付け
る物品または前記第一の人間の身体に接触している物品
の中に組み込む過程をさらに備えることができる。
【0048】また、請求項24に記載されているよう
に、本方法は、圧力を感知し得る測定器を、前記第一の
人間による圧力を感知し得る箇所に設置する過程をさら
に備えることができる。
【0049】さらに、請求項25に記載されているよう
に、本方法は、前記端末装置から、前記ネットワーク網
を介して、前記第一の過程におけるデータ測定の仕方ま
たは前記第二の過程における前記電話機へのデータの送
信の仕方を変更する過程をさらに備えることができる。
【0050】また、請求項26に記載されているよう
に、本方法は、前記端末装置から、前記ネットワーク網
を介して、前記測定器の仕様を変更する過程をさらに備
えることができる。
【0051】また、請求項27に記載されているよう
に、本方法は、測定されたデータが予め定めた値を超え
た場合に、前記電話機から前記端末装置にアラーム信号
が発信される過程をさらに備えることができる。
【0052】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施態様に係
る遠隔モニターシステムの概要を示す概念図である。
【0053】本実施態様に係る遠隔モニターシステム
は、被看護人10の体温及び脈拍を測定する測定器12
と、固定電話機14と、ブルートュース波を送受信する
ブルートュース波送受信器16と、固定電話機14とネ
ットワーク網18を介して接続されている端末装置とし
ての第一コンピュータ20a、第二コンピュータ20b
及び携帯電話機20cと、からなっている。
【0054】なお、「固定電話機」とは、携帯電話機以
外の電話機、すなわち、電話回線を介して電話局と接続
している電話機を指す。
【0055】固定電話機14は電話回線14aを介して
ネットワーク網18と接続している。
【0056】第一コンピュータ20aは医師の所に配置
されており、第二コンピュータ20bは看護人の所に配
置されており、携帯電話機20cは看護人の携帯電話機
である。
【0057】被看護人10は、例えば、寝たきりの病人
であり、ベッド22の上に寝ている。被看護人は左手首
にリストバンド24を付けており、このリストバンド2
4の中に測定器12が組み込まれている。
【0058】測定器12には、ブルートュース波を送受
信するブルートュース波送受信器(図示せず)が組み込
まれており、ブルートュース波送受信器16と、ブルー
トュース波により、データの送受信を行うことができる
ようになっている。
【0059】また、測定器12とブルートュース波送受
信器16との間におけるブルートュース波の送受信に要
する時間から、ブルートュース波送受信器16は測定器
12との間の距離を計算することができる。さらには、
ブルートュース波送受信器16は、測定器12から送信
されてくるブルートュース波により、測定器12の電源
の電圧を検知することも可能であるようになっている。
【0060】ブルートュース波送受信器16は固定電話
機14と接続されており、ブルートュース波送受信器1
6が測定器12から受信した被看護人10の体温及び脈
拍に関するデータは、固定電話機14の電話回線14a
を通して、ネットワーク網18を介して、端末装置とし
ての第一コンピュータ20a、第二コンピュータ20b
及び携帯電話機20cにそれぞれ送信されるようになっ
ている。
【0061】図2は、本実施形態に係る遠隔モニターシ
ステムの作動状況を示すフローチャートである。以下、
図2を参照して、本実施形態に係る遠隔モニターシステ
ムの作動を説明する。
【0062】先ず、測定器12を装着したリストバンド
24を被看護人10の手首に巻き付ける(ステップS9
0)。
【0063】先ず、被看護人10のリストバンド24に
装着された測定器12は被看護人10の体温及び脈拍を
常時測定し続ける(ステップS100)。
【0064】測定された体温及び脈拍のデータは、測定
器12の内部に組み込まれているブルートュース波送受
信器から、ブルートュース波によって、ブルートュース
波送受信器16に送信される(ステップS110)。
【0065】測定器12から体温及び脈拍のデータを受
信したブルートュース波送受信器16は、それらの体温
及び脈拍が予め定めた体温及び脈拍の値X1よりも低い
か否かを判定する(ステップS120)。予め定めた体
温及び脈拍の値X1は、ブルートュース波送受信器16
に内蔵されているメモリに予め記憶されている値であ
る。
【0066】測定器12が測定した被看護人10の体温
及び脈拍が予め定めた値X1より低くない場合(ステッ
プS120のNO)、ブルートュース波送受信器16は
固定電話機14からネットワーク網18を介して第一コ
ンピュータ20a、第二コンピュータ20b及び携帯電
話機20cの各々に被看護人の体温及び脈拍に関するデ
ータとともに、アラーム信号を送信する(ステップS1
60)。
【0067】測定器12が測定した被看護人10の体温
及び脈拍が予め定めた値X1より低い場合には(ステッ
プS120のYES)、ブルートュース波送受信器16
は、測定器12との間のブルートュース波の送受信に要
する時間に基づいて、測定器12との間の距離Dを計算
し、この距離Dが予め定めた距離X2よりも小さいか否
かを判定する(ステップS130)。予め定めた距離X
2は、ブルートュース波送受信器16に内蔵されている
メモリに予め記憶されている値である。
【0068】距離Dが予め定めた距離X2よりも小さく
ない場合には(ステップS130のNO)、被看護人1
0がベッド22を離れ、かつ、ベッド22の近辺にもい
ないものと判断し、ブルートュース波送受信器16は固
定電話機14からネットワーク網18を介して第一コン
ピュータ20a、第二コンピュータ20b及び携帯電話
機20cの各々にアラーム信号を送信する(ステップS
160)。
【0069】距離Dが予め定めた距離X2よりも小さい
場合には(ステップS130のYES)、ブルートュー
ス波送受信器16は、測定器12の電源電圧が予め定め
た電圧値X3よりも大きいか否かを判定する(ステップ
S140)。予め定めた電圧値X3は、ブルートュース
波送受信器16に内蔵されているメモリに予め記憶され
ている値である。
【0070】測定器12の電源電圧が予め定めた電圧値
X3よりも大きくない場合には(ステップS140のN
O)、測定器12の電源がかなり消耗している、あるい
は、測定器12の電源がオフになったものと判断し、ブ
ルートュース波送受信器16は固定電話機14からネッ
トワーク網18を介して第一コンピュータ20a、第二
コンピュータ20b及び携帯電話機20cの各々にアラ
ーム信号を送信する(ステップS160)。
【0071】測定器12の電源電圧が予め定めた電圧値
X3よりも大きい場合には(ステップS140のYE
S)、ブルートュース波送受信器16は固定電話機14
からネットワーク網18を介して第一コンピュータ20
a、第二コンピュータ20b及び携帯電話機20cの各
々に被看護人10の体温及び脈拍を示すデータを送信す
る(ステップS150)。送信されたデータは第一コン
ピュータ20a、第二コンピュータ20bまたは携帯電
話機20cのディスプレイに表示される。
【0072】また、図2には記載していないが、ブルー
トュース波送受信器16から測定器12にブルートュー
ス波を送信しても、測定器12から応答がない場合に
は、測定器12が故障したか、測定器12の電源がオフ
になっているか、あるいは、測定器12の電源が消耗し
たものと判定し、ブルートュース波送受信器16は固定
電話機14からネットワーク網18を介して第一コンピ
ュータ20a、第二コンピュータ20b及び携帯電話機
20cの各々にアラーム信号を送信するようにすること
もできる(ステップS160)。
【0073】さらに、ブルートュース波送受信器16
は、定期的に、例えば、10分間に1回の割合で、測定
器12に対してブルートュース波を送信し、測定器12
が上記のような状態になっていないか否かをモニターす
るようにしてもよい。
【0074】本実施形態に係る遠隔モニターシステムに
おいては、第一コンピュータ20aを有する医師、ある
いは、第二コンピュータ20b及び携帯電話機20cを
有する看護人は、第一コンピュータ20a、第二コンピ
ュータ20bまたは携帯電話機20cを介して、測定器
12及びブルートュース波送受信器16の仕様を変更す
ることが可能である。
【0075】例えば、ブルートュース波送受信器16に
内蔵されているメモリに記憶されている値X1、X2、
X3を変更することができ、あるいは、ブルートュース
波送受信器16が第一コンピュータ20a、第二コンピ
ュータ20bまたは携帯電話機20cに被看護人10の
体温及び脈拍に関するデータを送信する頻度を変更する
こともできる。例えば、1分間に1回の割合で送信させ
るように設定することもでき、あるいは、リアルタイム
で常時送信させるように設定することも可能である。
【0076】以上のように、本実施形態に係る遠隔モニ
ターシステムによれば、看護人または医師は、遠隔地か
らであっても、被看護人10の体温及び脈拍を常時モニ
ターすることができる。このため、被看護人10に突発
的な事故が起こった場合、あるいは、突発的な事故が起
こることが予想される場合には即座に必要な措置をとる
ことができる。
【0077】特に、コンピュータ20a、20bのみな
らず、携帯電話機20cにも測定器12の測定結果が送
信されるので、看護人が外出するような場合であって
も、携帯電話機20cにより、常に、被看護人10の体
調をモニターすることができる。
【0078】さらに、被看護人10がベッド22から離
れているか否かも常時モニターすることができるので、
被看護人10が徘徊性を有する老人である場合には、有
効である。
【0079】さらには、測定器12の電源が消耗してい
ないか否かをもモニターすることができるので、測定器
12の電源の消耗に起因する本遠隔モニターシステムの
作動の中断を事前に防止することができる。
【0080】また、本実施形態に係る遠隔モニターシス
テムにおいては、ブルートュース波送受信器16は、単
に、付加的に設けられているだけであるので、固定電話
機14に何ら改良を加える必要はない。
【0081】本実施形態に係る遠隔モニターシステム
は、以上のような構成に限定されるものではなく、以下
に述べるように、種々の変更が可能である。
【0082】例えば、上記の実施形態においては、固定
電話機14とは別個にブルートュース波送受信器16を
設けたが、ブルートュース波送受信器16を設ける代わ
りに、ブルートュース波送受信機能を有する電話機を用
いることも可能である。この場合、ブルートュース波送
受信機能を有する電話機は、固定電話機に限定されるも
のではなく、携帯電話機であってもよい。
【0083】また、上記の実施形態においても、固定電
話機14に代えて、携帯電話機を用いることも可能であ
る。
【0084】さらに、上記の実施形態においては、測定
器12はリストバンド24の中に組み込まれているが、
リストバンド24以外の他の物品の中に組み込むことも
可能である。被看護人10が身体に付ける物品であれ
ば、どのような物品であってもよい。例えば、腕時計、
腕輪、足輪、首輪、ベルト、衣服、衣服のボタンまたは
メガネを選択することができる。あるいは、ベッド22
上のシーツ、蒲団または枕に組み込んでおくことも可能
である。
【0085】なお、上記の実施形態において、測定器1
2に加えて、圧力センサーを用いることも可能である。
【0086】この圧力センサーは、被看護人10による
圧力を検知し得る場所、例えば、シーツの下に配置され
る。この圧力センサーも、測定器12と同様に、ブルー
トュース波送受信器を内蔵しており、ブルートュース波
によって、ブルートュース波送受信器16とデータ通信
を行うことができるようになっている。
【0087】この圧力センサーは、被看護人10による
圧力を測定し続け、測定した圧力値はブルートュース波
送受信器16から固定電話機14を介して第一コンピュ
ータ20a、第二コンピュータ20bまたは携帯電話機
20cに送られる。
【0088】圧力センサーが感知する圧力の値は、被看
護人10の体重に起因する圧力の値、あるいは、ゼロで
ある。すなわち、被看護人10がベッド22の上に寝て
いる場合には、圧力センサーは被看護人10の体重に起
因する圧力を感知し、ゼロではない圧力値を示す信号を
ブルートュース波送受信器16に送信する。これに対し
て、被看護人10がベッドを離れた場合には、圧力セン
サーには何ら圧力が作用しないので、圧力センサーは圧
力ゼロを示す信号をブルートュース波送受信器16に送
信する。
【0089】このように、圧力センサーが示す値をモニ
ターすることにより、被看護人10がベッド22上にい
るか否かを容易に判定することができる。
【0090】なお、圧力センサーから圧力ゼロを示す信
号が送信される際には、看護人または医師の注意を促す
ため、アラーム信号も同時に送信されるようにすること
も可能である。
【0091】なお、圧力センサーを一つしか用いない場
合には、被看護人10がベッド22上にいるか否かの判
定を必ずしも正確に行えない場合がある。例えば、圧力
センサーを被看護人10の背中に当たる位置に配置した
場合、被看護人10が上体を起こし、ベッド22上に座
っている場合であっても、圧力ゼロを示す信号が第一コ
ンピュータ20a、第二コンピュータ20bまたは携帯
電話機20cに送られることになるので、看護人または
医師が誤認を犯すおそれがある。
【0092】このため、複数個の圧力センサーをシーツ
の下方に配置しておくことも可能である。複数個の圧力
センサーをシーツの下方に配置することにより、上記の
ような誤認を回避することが可能である。
【0093】あるいは、複数個の圧力センサーに代え
て、シート状の圧力センサーを用いても、同様の効果を
得ることができる。
【0094】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被介護
人である第一の人間に何ら特別な動作を要求することな
く、第一の人間の体調に関するデータ、例えば、体温や
脈拍を常時モニターすることができる。このため、第二
の人間は、突発的な事故が起こった場合、あるいは、突
発的な事故が起こることが予想される場合には即座に対
処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る遠隔モニターシステ
ムの概略を示す概念図である。
【図2】図1に示した遠隔モニターシステムの作動を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 被介護人 12 測定器 14 固定電話機 16 ブルートュース波送受信器 18 ネットワーク網 20a 第一のコンピュータ 20b 第二のコンピュータ 20c 携帯電話機 22 ベッド 24 リストバンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 A61B 5/02 321T

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の人間の体調に関するデータを測定
    することができる測定器と、 電波の送受信機能を有する電話機と、 前記電話機とネットワーク網を介して接続されている第
    二の人間の端末装置と、からなり、 前記電話機は、前記測定器が測定した測定データを受信
    し、該測定データを前記ネットワーク網を介して前記端
    末装置に送信するものである遠隔モニターシステム。
  2. 【請求項2】 第一の人間の体調に関するデータを測定
    することができる測定器と、 電話機と、 電波の送受信機能を有する電波送受信器であって、前記
    測定器から前記測定器が測定した測定データを受信し、
    前記測定データを前記電話機に送信する電波送受信器
    と、 前記電話機とネットワーク網を介して接続されている第
    二の人間の端末装置と、 からなる遠隔モニターシステム。
  3. 【請求項3】 前記電話機は固定電話機であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の遠隔モニターシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記電話機は携帯電話機であることを特
    徴とする請求項1または2に記載の遠隔モニターシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記測定器は、体温及び脈拍の少なくと
    も何れか一方を測定することができ、かつ、前記第一の
    人間の身体に取り付ける物品の中に組み込まれているも
    のであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記
    載の遠隔モニターシステム。
  6. 【請求項6】 体温及び脈拍の少なくとも何れか一方が
    予め定めた値を超えた場合には、前記端末装置にアラー
    ム信号が発信されるものであることを特徴とする請求項
    5に記載の遠隔モニターシステム。
  7. 【請求項7】 前記物品は、腕時計、リストバンド、腕
    輪、足輪、首輪、ベルト、衣服、衣服のボタン、メガネ
    の何れかであることを特徴とする請求項5または6に記
    載の遠隔モニターシステム。
  8. 【請求項8】 前記測定器は、体温及び脈拍の少なくと
    も何れか一方を測定することができ、かつ、前記第一の
    人間の身体に接触している物品の中に組み込まれている
    ものであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに
    記載の遠隔モニターシステム。
  9. 【請求項9】 体温及び脈拍の少なくとも何れか一方が
    予め定めた値を超えた場合には、前記端末装置にアラー
    ム信号が発信されるものであることを特徴とする請求項
    8に記載の遠隔モニターシステム。
  10. 【請求項10】 前記物品は、シーツ、蒲団及び枕の何
    れかであることを特徴とする請求項8または9に記載の
    遠隔モニターシステム。
  11. 【請求項11】 前記測定器は少なくとも一つの圧力セ
    ンサーからなり、前記第一の人間による圧力を感知し得
    る箇所に設置されているものであることを特徴とする請
    求項1乃至4の何れか一項に記載の遠隔モニターシステ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記圧力センサーが感知した圧力の値
    がゼロになったときには、前記端末装置にアラーム信号
    が発信されるものであることを特徴とする請求項11に
    記載の遠隔モニターシステム。
  13. 【請求項13】 前記圧力センサーは、シーツ及び枕の
    少なくとも何れか一つの中に組み込まれているものであ
    ることを特徴とする請求項11または12に記載の遠隔
    モニターシステム。
  14. 【請求項14】 前記測定器の電源がオフになったと
    き、前記測定器の電源電圧が予め定めた値よりも小さく
    なったとき、または、前記測定器からの送信がなくなっ
    たときに、前記端末装置にアラーム信号が送信されるも
    のであることを特徴とする請求項1乃至13の何れか一
    項に記載の遠隔モニターシステム。
  15. 【請求項15】 前記電波送受信器は、前記測定器に対
    して、定期的に電波を送信し、前記測定器が正常に動作
    しているか否かを確認するものであることを特徴とする
    請求項1乃至14の何れか一項に記載の遠隔モニターシ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記測定器が前記電話機または前記電
    波送受信器から予め定めた距離だけ離れたときに、前記
    端末装置にアラーム信号が送信されるものであることを
    特徴とする請求項1乃至7及び15の何れか一項に記載
    の遠隔モニターシステム。
  17. 【請求項17】 前記電話機及び前記測定器には、ブル
    ートュース波を送受信するブルートュース波送受信器が
    組み込まれていることを特徴とする請求項1及び3乃至
    16の何れか一項に記載の遠隔モニターシステム。
  18. 【請求項18】 前記電波送受信器はブルートュース波
    を送受信するブルートュース波送受信器であり、前記測
    定器には、ブルートュース波を送受信するブルートュー
    ス波送受信器が組み込まれていることを特徴とする請求
    項2乃至16の何れか一項に記載の遠隔モニターシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記測定器、前記電話機及び前記電波
    送受信器の仕様は、前記端末装置から前記ネットワーク
    網を介して変更可能であることを特徴とする請求項1乃
    至18の何れか一項に記載の遠隔モニターシステム。
  20. 【請求項20】 前記第一の人間はベッドに寝ている病
    人であり、前記第二の人間は医師であることを特徴とす
    る請求項1乃至19の何れか一項に記載の遠隔モニター
    システム。
  21. 【請求項21】 前記第二の人間の端末装置はコンピュ
    ータまたは携帯電話機であることを特徴とする請求項1
    乃至20の何れか一項に記載の遠隔モニターシステム。
  22. 【請求項22】 第一の人間の体調に関するデータを測
    定する第一の過程と、 前記第一の過程において測定されたデータを電話機に送
    信する第二の過程と、 前記データを、前記電話機から、前記電話機とネットワ
    ーク網を介して接続されている第二の人間の端末装置に
    送信する第三の過程と、 を備える遠隔モニター方法。
  23. 【請求項23】 体温及び脈拍の少なくとも何れか一方
    を測定することができる測定器を前記第一の人間の身体
    に取り付ける物品または前記第一の人間の身体に接触し
    ている物品の中に組み込む過程をさらに備えることを特
    徴とする請求項22に記載の遠隔モニター方法。
  24. 【請求項24】 圧力を感知し得る測定器を、前記第一
    の人間による圧力を感知し得る箇所に設置する過程をさ
    らに備えることを特徴とする請求項22または23に記
    載の遠隔モニター方法。
  25. 【請求項25】 前記端末装置から、前記ネットワーク
    網を介して、前記第一の過程におけるデータ測定の仕方
    または前記第二の過程における前記電話機へのデータの
    送信の仕方を変更する過程をさらに備えることを特徴と
    する請求項22乃至24の何れか一項に記載の遠隔モニ
    ター方法。
  26. 【請求項26】 前記端末装置から、前記ネットワーク
    網を介して、前記測定器の仕様を変更する過程をさらに
    備えることを特徴とする請求項22または23に記載の
    遠隔モニター方法。
  27. 【請求項27】 測定されたデータが予め定めた値を超
    えた場合に、前記電話機から前記端末装置にアラーム信
    号が発信される過程をさらに備えることを特徴とする請
    求項22乃至26の何れか一項に記載の遠隔モニター方
    法。
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