JP2002016634A - ネットワーク装置 - Google Patents
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Abstract
一定に保つネットワーク装置を提供することを課題とす
る。また、ネットワークノードのある箇所において故障
が発生した場合でもネットワーク全体に影響を及ぼさ
ず、且つ代替パスの設定を容易にするネットワークの構
築を可能にするネットワーク装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】4の基本要素(100−0)〜(100−
3)の各基本要素に基本要素数と同数の4のスイッチデ
バイスより構成されるスイッチデバイス群600〜60
3が接続される。各スイッチデバイス群の各スイッチデ
バイス間を流れるデータの方向は、基本要素が直接接続
しているスイッチデバイスに向かった一方向となる。環
状線600〜603の接続要素は、スイッチデバイス群
内の電気的に直列接続される各順番要素のスイッチデバ
イスを各1づつ含み、かつ各スイッチデバイスは異なる
スイッチデバイス群の接続要素となる。
Description
としての機能を持つ基本要素をそれぞれ接続して、大規
模なコンピュータシステムを構築する際に基本要素間を
完全クロスバー接続するためのネットワーク装置に関す
るものである。
としては、データ競合が発生しないよう完全クロスバー
接続を採用することが性能の優位性から最も望ましいと
される。ここで完全クロスバーとは、通信をする基本要
素のペアが異なればデータ通信に使用する経路(以下パ
ス)が異なることを意味し、スイッチングによりパスの
切り替える機能を有する装置を用いて完全クロスバーを
実現した接続を完全クロスバー接続と言う。
従来技術として、性能面での優位性と単純な制御との利
点から単段クロスバー装置(LSIとして提供される)
を用いた基本要素間の接続方法がある。以下に、単段ク
ロスバー装置を用いた完全クロスバー接続について図1
2と図13とを用いて説明する。
装置を用いて完全クロスバー接続した従来例1のネット
ワークについて説明する。図12に示すように、従来例
1のネットワークは、基本要素(100−0)〜(10
0−n)と、各基本要素と双方向に接続された単段クロ
スバー装置200とで構成される。本従来例1は基本要
素を接続するためにスイッチング機能を有する1の単段
クロスバー装置を用いることで完全クロスバー接続を実
現させるものである。
実現される完全クロスバー接続は、当該ネットワークに
接続する基本要素数が増加するに従い単段クロスバー装
置から新規に増設した基本要素までの距離を長くとる場
合がある。従ってケーブルが長くなることにより伝送レ
ートによっては正常な通信が不可能になる問題とケーブ
ルの保守の問題とケーブルの費用の問題との、いわゆる
ケーブル長限界の問題が生じる。
現される完全クロスバー接続は、接続する基本要素数が
増加するに従い、スイッチング機能に要するLSIのゲ
ート数及びポート数を増やす必要がある。このため単段
クロスバー装置自体のハードウェア量の限界を超えた接
続に対応できない、いわゆる実装限界の問題が生じる。
段クロスバー装置を用いた接続方法がとられた。次に図
13に示す、複数の単段クロスバー装置を用いて完全ク
ロスバー接続した従来例2のネットワークについて説明
する。
ークは、基本要素(100−0)〜(100−n)と、
各基本要素と双方向に接続された単段クロスバー装置
(200−0)〜(200−m)とで構成される。本従
来例2はデータ幅を分割して各々の単段クロスバー装置
に割り当てる。これにより1の単段クロスバー装置にお
いて処理されるデータ幅が減少しLSIのゲート数及び
ポート数が抑えられ、かかる実装限界の問題を解決でき
るとされてきた。
実現される完全クロスバー接続は、接続する基本要素数
の更なる増加に伴い、接続数に応じたポート数を有する
単段クロスバー装置を必要とし且つデータ幅の更なる分
割を必要とする。このような場合、前記の実装限界の問
題に加えデータの最小単位を超える分割をできない、い
わゆるデータ幅の分割限度の問題が生じる。
数の基本要素を1のネットワーク装に接続する、いわゆ
る集中型クロスバー方式の場合、ネットワークノードの
ある箇所において装置内部の故障が発生した時の故障個
所を切り離すことが難しい。このため故障による影響が
相互接続されたネットワークシステム全体に波及する可
能性が高くなる問題が生じる。また、ネットワークノー
ドのある箇所において装置内部の故障デバイスを交換す
る場合に、相互接続されたネットワークシステム全体の
機能を停止する必要があるという問題が生じる。これに
対し単段の完全クロスバー接続ではなく多段の完全クロ
スバー接続にすることにより、ある箇所で故障が発生し
た場合でも代替パスを用いて故障による影響を回避する
方法がとられた。次に、多段の完全クロスバー接続を実
現するための従来技術として、完全クロスバーLSIを
用いた従来例3のネットワークについて図14を用いて
説明する。
ークは、基本要素(100−0)〜(100−n)と、
各基本要素に接続された第一層の完全クロスバーLSI
(300−0)〜(300−j)と、各第一層の完全ク
ロスバーLSIに接続された中間層の完全クロスバーL
SI(400−0)〜(400−j)とで構成される。
模な完全クロスバー装置を複数段重ねることにより、全
体として大規模な完全クロスバー接続のネットワークを
構築でき且つ複数のパスを用いることで、ある箇所の故
障を回避することができる。
実現される完全クロスバー接続は、ネットワークに接続
する基本要素数が増加すると、これに伴い各層における
完全クロスバー装置数が増加するする。このことによ
り、各層の完全クロスバー装置間を接続するケーブルが
長くなることによるケーブル長限界の問題が生じる。
る多段の完全クロスバー接続は、各基本要素間接続に複
数のパスを有するが、基本要素数と完全クロスバー装置
数の増加に対応するために、複数パスの使用を有効に制
御する手段が必要となる。これに対しては、完全クロス
バー装置内に使用パスを制御するルーティング制御回路
を有してはいるが、ネットワークの大規模化に伴うパス
数の増加により制御回路が複雑化してしまう問題が生じ
る。
みてなされたものであって、接続する基本要素数が増加
してもケーブル長を一定に保ち、接続のための装置を小
規模,単純化してあらゆる規模のネットワークを構築す
ることを可能にするネットワーク装置を提供することを
課題とする。また、ネットワークノードのある箇所にお
いて故障が発生した場合でもネットワーク全体に影響を
及ぼさず、且つ代替パスの設定を容易にするネットワー
クの構築を可能にするネットワーク装置を提供すること
を課題とする。
願第1の発明は、1のコンピュータとしての機能を持つ
2以上の基本要素間を接続するネットワーク装置におい
て、N個の基本要素の各基本要素にN個のスイッチデバ
イスより構成されるスイッチデバイス群が接続され、基
本要素に直接接続されるスイッチデバイス第1,前記ス
イッチデバイス第1に接続されるスイッチデバイス第
2,前記スイッチデバイス第2に接続されるスイッチデ
バイス第3,・・・,スイッチデバイス第(N−1)に接
続される最後尾のスイッチデバイス第Nの順に電気的に
直列接続されて各スイッチデバイス群は構成され、かつ
各スイッチデバイス群の1のスイッチデバイスを環状に
接続するN個の環状線が配設されてなることを特徴とす
るネットワーク装置である。
装置によれば、接続のためのスイッチデバイス群の対は
限定されないので、全ての基本要素を接続するには隣接
するスイッチデバイス群同士を接続すればよく、接続の
ためのケーブル長が一定にできるという利点がある。
明のネットワーク装置において、N個の基本要素の各基
本要素にN個のスイッチデバイスより構成されるスイッ
チデバイス群が接続され、基本要素に直接接続されるス
イッチデバイス第1,前記スイッチデバイス第1に接続
されるスイッチデバイス第2,前記スイッチデバイス第
2に接続されるスイッチデバイス第3,・・・,スイッチ
デバイス第(N−1)に接続される最後尾のスイッチデ
バイス第Nの順に電気的に直列接続されて各スイッチデ
バイス群は構成され、かつ第1〜第Nの各スイッチデバ
イスを各1づつ環状に接続するN個の前記環状線が配設
されてなることを特徴とするネットワーク装置である。
ク装置によれば、全ての基本要素は専用の環状線を持つ
ため通信を行う基本要素の対が異なれば異なる接続を与
える、いわゆる完全クロスバー接続を実現できるので、
異なる通信のデータの競合が発生しないという利点があ
る。
本出願第2の発明のネットワーク装置において、各基本
要素と前記スイッチデバイス第1とが、データの入力及
び出力のために双方向接続されることを特徴とするネッ
トワーク装置である。
ク装置によれば、本出願第1及び本出願2の発明の利点
があるとともに、データ通信のための双方向接続は1の
スイッチデバイスのみで良いので、ネットワークを構成
する基本要素が増加するに伴い上記ネットワーク装置の
スイッチデバイス数が増加した場合も基本要素の接続を
簡素化することができるという利点がある。
本出願第2の発明のネットワーク装置において、前記ス
イッチデバイス郡を構成する各スイッチデバイス間が、
データの一方向転送のため前記スイッチデバイス第1に
向かった一方向接続されることを特徴とするネットワー
ク装置である。
本出願第2の発明のネットワーク装置において、前記環
状線の接続要素である各スイッチデバイス間が、データ
転送のため双方向に接続されることを特徴とするネット
ワーク装置である。
ク装置によれば、データ転送方向の正逆化を実現でき代
替接続の設定ができるので、あるスイッチデバイス群内
のスイッチデバイスに故障が発生し当該スイッチデバイ
ス群が使用出来なくなった場合に故障スイッチデバイス
群以降に存在するスイッチデバイス群に対するデータ転
送に対してのみ、環状線の逆方向のデータ転送方向を利
用することで当該スイッチデバイス群以外のスイッチデ
バイス群に対するデータ転送の続行を可能とし局部故障
によるネットワーク全体へ影響を回避することができる
という利点がある。
は、1のコンピュータとしての機能を持つ2以上の基本
要素間を接続するネットワーク装置において、次の接続
を同時に満たすことを特徴とするネットワーク装置であ
る。 二以上のスイッチデバイスが相互に接続され、そのう
ち一のスイッチデバイスには一以上の基本要素が接続さ
れた二以上の第一のスイッチデバイス群。 二以上のスイッチデバイスが環状線をなして接続さ
れ、一の環状線には一以上の基本要素が接続された二以
上の第二のスイッチデバイス群。
ク装置によれば、基本要素から出力された転送先情報を
付加したデータを自分専用の環状線に出力した場合に、
通常は、いずれ転送先とされる基本要素に接続されるス
イッチデバイス群内のスイッチデバイスがデータを受信
し自基本要素へ転送するが、データの付加情報に誤りが
有る場合、もしくは転送先のスイッチデバイス群内のス
イッチデバイス故障によりデータ受信が正常に行われな
かった場合に限り、転送したデータが自分専用の環状線
を経由して再度自分に戻ってくるので、上記環状線によ
るループ接続により、正常転送が出来なかったデータが
存在したことを容易に検出することができるという利点
がある。
本出願第2の発明のネットワーク装置において、自スイ
ッチデバイス群の隣接するスイッチデバイスから送られ
てくる転送先情報付きデータを受ける入力専用のポート
1と、基本要素に直接接続された場合のみ当該基本要素
から送られてくる転送先情報付きデータを受ける入力専
用のポート2と、自環状線上の隣接するスイッチデバイ
スに接続される入出力兼用のポート3及びポート5と、
前記ポート3又はポート5から入力された転送先情報付
きデータが自スイッチデバイス群が接続する基本要素宛
のデータであるかどか判断する1対のデコーダ部24
と、前記デコーダ部24により転送先情報付きデータが
自スイッチデバイス群が接続する基本要素宛のものであ
ると判断された場合に当該転送先情報付きデータと前記
ポート1から入力された転送先情報付きデータのいずれ
かを選択する1のスイッチ部21と、前記デコーダ部2
4により転送先情報付きデータが自スイッチデバイス群
が接続する基本要素宛のものでないと判断された場合に
当該転送先情報付きデータを自環状線上の隣接するスイ
ッチデバイスへ送り出す1対のリピータ部23と、前記
リピータ部23から送られた転送先情報付きデータ及び
前記入力専用のポート2から入力される転送先情報付き
データのどちらかを選択し前記入出力兼用のポート3又
はポート5へ送り出す1対のセレクタ部22と、前記ス
イッチ部21により選択された転送先情報付きデータを
送り出すための出力専用ポート4とから構成されること
を特徴とするネットワーク装置である。
ク装置によれば、従来の単段クロスバー装置を使用した
完全クロスバー接続よりも比較的小規模のスイッチング
回路で構成できるので、大規模ネットワークの完全クロ
スバーが実現できるという利点がある。また本出願第7
の発明のネットワーク装置によれば、ネットワークに接
続される基本要素数が増加してもネットワーク装置内部
の構成要素が一定であるので、基本要素の増加に伴うネ
ットワーク装置の実装限界の問題を回避できるという利
点がある。
本出願第2の発明のネットワーク装置において、前記ポ
ート2及びポート4を介して基本要素に直接接続した場
合、前記入力専用のポート2から入力される転送先情報
付きデータだけを固定的に選択し前記ポート3又はポー
ト5へ送り出す1対のセレクタ部22を備えることを特
徴とするネットワーク装置である。
本出願第2の発明のネットワーク装置において、前記ポ
ート4を介して隣接するスイッチデバイスに接続した場
合、前記リピータ部23から送られた転送先情報付きデ
ータだけを固定的に選択し前記ポート3又はポート5へ
送り出す1対のセレクタ部22を備えることを特徴とす
るネットワーク装置である。
は、1のコンピュータとしての機能を持つ2以上の基本
要素間を接続するネットワーク装置において、対をなす
N×2個の基本要素の各対にN個のスイッチデバイスよ
り構成されるスイッチデバイス群が接続され、対の基本
要素に直接接続されるスイッチデバイス第1,前記スイ
ッチデバイス第1に接続されるスイッチデバイス第2,
前記スイッチデバイス第2に接続されるスイッチデバイ
ス第3,・・・,スイッチデバイス第(N−1)に接続さ
れる最後尾のスイッチデバイス第Nの順に電気的に直列
接続されて各スイッチデバイス群は構成され、かつ各ス
イッチデバイス群の1のスイッチデバイスを第1〜第N
の各スイッチデバイスを各1だけ含むよう環状に接続す
るN個の環状線が配設されてなることを特徴とするネッ
トワーク装置である。
ットワーク装置につき図面を参照して説明する。以下は
本発明の一実施形態であって本発明を限定するものでは
ない。
き、図1を参照して説明する。図1は、4の基本要素を
接続する本発明の実施の形態1のネットワークを示した
図である。
ワークは、基本要素(100−0)〜(100−3)
と、スイッチデバイス群500〜503と、環状線60
0〜603とから構成され、各スイッチデバイス群は、
4のスイッチデバイスより構成され、4の基本要素(1
00−0)〜(100−3)の各基本要素に基本要素数
と同数の4のスイッチデバイスより構成されるスイッチ
デバイス群600〜603が接続される。以下に、基本
要素とスイッチデバイス群との接続と、スイッチ群内の
接続とを説明する。
イス群500内のスイッチデバイス(00)と双方向に
直接接続される。スイッチデバイス群500を構成する
各スイッチデバイスの接続は、まずスイッチデバイス
(00)とスイッチデバイス(01)とが、スイッチデ
バイス(01)からスイッチデバイス(00)にデータ
が向かう方向に単方向接続される。次に、スイッチデバ
イス(01)とスイッチデバイス(02)とが、スイッ
チデバイス(02)からスイッチデバイス(01)にデ
ータが向かう方向に単方向接続される。そして、スイッ
チデバイス(02)とスイッチデバイス(03)とが、
スイッチデバイス(03)からスイッチデバイス(0
2)にデータが向かう方向に単方向接続される。従っ
て、スイッチデバイス群500内の各スイッチデバイス
間を流れるデータの方向は、基本要素が直接接続してい
るスイッチデバイス(00)に向かった一方向となる。
チデバイス群501との接続は、基本要素(100−
1)に直接接続されるスイッチデバイス(11)、続け
てスイッチデバイス(12),スイッチデバイス(1
3),スイッチデバイス(10)の順に接続される。基
本要素(100−2)スイッチデバイス群502との接
続は、基本要素(100−2)に直接接続されるスイッ
チデバイス(22)、続けてスイッチデバイス(2
3),スイッチデバイス(20),スイッチデバイス
(21)の順に接続される。基本要素(100−3)と
スイッチデバイス群503との接続は、基本要素(10
0−3)に直接接続されるスイッチデバイス(33)、
続けてスイッチデバイス(30),スイッチデバイス
(31),スイッチデバイス(32)の順に接続され
る。次に、環状線による接続について説明する。
チデバイス群500内で基本要素(100−0)に一番
目に接続(直接接続)されるスイッチデバイス(00)
と、隣接するスイッチデバイス群503内で基本要素
(100−3)に二番目に(間接的に)接続されるスイ
ッチデバイス(30)とが双方向に接続される。次に、
前記スイッチデバイス(30)と、隣接するスイッチデ
バイス群502内で基本要素(100−2)に三番目に
(間接的に)接続されるスイッチデバイス(20)とが
双方向に接続される。さらに、前記スイッチデバイス
(20)と、隣接するスイッチデバイス群501内で基
本要素(100−1)に四番目に(間接的に)接続され
るスイッチデバイス(10)とが双方向に接続される。
最後に、前記スイッチデバイス(10)と、隣接するス
イッチデバイス群500内の前記スイッチデバイス(0
0)とが双方向に接続される。従って、環状線600の
接続要素は、スイッチデバイス群内の電気的に直列接続
される各順番要素のスイッチデバイスを各1づつ含み、
かつ各スイッチデバイスは異なるスイッチデバイス群の
接続要素となる。そして、環状線601,環状線602
及び環状線603による接続も同様に、スイッチデバイ
ス群内の電気的に直列接続される各順番要素のスイッチ
デバイスを各1づつ含み、かつ各スイッチデバイスは異
なるスイッチデバイス群の接続要素となる。
イッチデバイス群を構成するスイッチデバイスにつき、
図2を参照してその構成及び動作を説明する。図2は、
スイッチデバイスの構成を示すブロック図である。
ポート1〜5を有し、スイッチ21と、セレクタ(22
−1)と、セレクタ(22−2)と、リピータ(23−
1)と、リピータ(23−2)と、デコーダ(24−
1)と、デコーダ(24−2)とから構成されている。
線にて接続された、隣接するスイッチデバイス群内のス
イッチデバイスより送信されて来た転送先情報付きデー
タ(以下パケットと呼ぶ)は、ポート3及びポート5か
ら入力される。また、本スイッチデバイスを接続要素と
する環状線にて接続された、隣接するスイッチデバイス
群内のスイッチデバイスへ送信するパケットは、ポート
3及びポート5から出力される。本スイッチデバイスを
接続要素とするスイッチデバイス群(自スイッチデバイ
ス群)内の他のスイッチデバイスより送信されて来たパ
ケット(自スイッチデバイス群の接続する基本要素宛で
あると判断されたパケット)は、ポート1から入力され
る。本スイッチデバイスが自スイッチデバイス群の接続
する基本要素に直接接続するスイッチデバイスである場
合、ポート2とポート4とが基本要素に接続し、本スイ
ッチデバイスから送信される当該基本要素宛のパケット
は、ポート4から出力され、当該基本要素が送信するパ
ケットは、ポート2から入力される。本スイッチデバイ
スが自スイッチデバイス群の接続する基本要素に直接接
続するスイッチデバイスでない場合、本スイッチデバイ
スを接続要素とする自スイッチデバイス群内の他のスイ
ッチデバイスへ送信するパケット(自スイッチデバイス
群の接続する基本要素宛であると判断されたパケット)
は、ポート4から出力され、この場合ポート2からの入
力はない。
ーダ(24−1)へ送られる。デコーダ(24−1)
は、このパケットが自スイッチデバイス群の接続する基
本要素宛であるかどうかを判断し、自スイッチデバイス
群の接続する基本要素宛であればスイッチ21へ送り出
す。また、デコーダ(24−1)は、送られて来たパケ
ットが自スイッチデバイス群の接続する基本要素から送
信されたもの(ネットワーク装置の故障、あるいは添付
した転送先情報の不備により他のどの基本要素にも転送
されず戻ってきたもの)であれば、この場合もスイッチ
21へ送り出す。また、前記デコーダ(24−1)にお
いて、自スイッチデバイス群の接続する基本要素宛では
ないと判断されたパケットは、リピータ(23−1)へ
送られる。前記リピータ(23−1)は、送られて来た
パケットをポート5に接続される隣接するスイッチデバ
イス群内のスイッチデバイスへ送信する。この際、当該
パケットは、セレクタ(22−1)を通過してポート5
へ送られる。前記セレクタ(22−1)は、ポート2に
基本要素が接続される場合、ポート2から入力されるパ
ケットのみを常に選択しポート5へ通過させ、ポート2
に基本要素が接続されない場合、前記リピータ(23−
1)より送られて来るパケットのみを常に選択しポート
5へ通過させる。
ーダ(24−2)へ送られる。デコーダ(24−2)
は、このパケットが自スイッチデバイス群の接続する基
本要素宛であるかどうかを判断し、自スイッチデバイス
群の接続する基本要素宛であればスイッチ21へ送り出
す。また、デコーダ(24−2)は、送られて来たパケ
ットが自スイッチデバイス群の接続する基本要素から送
信されたもの(ネットワーク装置の故障、あるいは添付
した転送先情報の不備により他のどの基本要素にも転送
されず戻ってきたもの)であれば、この場合もスイッチ
21へ送り出す。また、前記デコーダ(24−2)にお
いて、自スイッチデバイス群の接続する基本要素宛では
ないと判断されたパケットは、リピータ(23−2)へ
送られる。前記リピータ(23−2)は、送られて来た
パケットをポート3に接続される隣接するスイッチデバ
イス群内のスイッチデバイスへ送信する。この際、当該
パケットは、セレクタ(22−2)を通過してポート3
へ送られる。前記セレクタ(22−2)は、ポート2に
基本要素が接続される場合、ポート2から入力されるパ
ケットのみを常に選択しポート3へ通過させ、ポート2
に基本要素が接続されない場合、前記リピータ(23−
2)より送られて来るパケットのみを常に選択しポート
3へ通過させる。
1)から送られて来たパケットと、前記デコーダ(24
−2)から送られて来たパケットと、ポート1から入力
されたパケットとの内から1づつ選択し送り出す。この
ため、スイッチ21の入力には、図示しない所定のサイ
ズのバッファ(FIFO)を、入力待ち用に設ける。前記ス
イッチ21より送り出されたパケットは、ポート4より
出力される。
クのスイッチデバイス群を構成するスイッチデバイスに
ついての構成及び動作の説明であるが、当該ネットワー
クの局部に一つの故障もない場合(以下、通常時)は、
各環状線を流れるデータの方向が双方向ではなく、どち
らか一方向のみの流れにより通信を行う。したがって、
通常時は、ポート2に基本要素が接続される場合、ポー
ト2から入力されるパケットは、2のセレクタ22の内
どちらか1に送られる。これに対し、ネットワーク装置
の局部で故障が発生した場合(以下、非常時)において
ポート2に基本要素が接続される時、ポート2から入力
されるパケットは、2のセレクタ22の内どちらか1に
送られるか、もしくは2のセレクタ22のどちらにも送
られる。このため、ポート2からの入力には、図示しな
い外部からの制御が加えられ、パケットの送り先である
セレクタの選択がなされる。
ークの通常時の通信につき、図3および図4を参照して
説明する。図3は、4の基本要素を接続する本発明の実
施の形態1の通常時の通信を表すネットワーク図であ
る。図4は、本発明の実施の形態1のネットワークのス
イッチデバイスの通常時に動作する構成要素を示す図で
ある。図3に示すように、通常時は、各環状線を流れる
パケットの方向は1方向のみ(図3では、反時計回り)
となる。したがって、通常時において動作しているスイ
ッチデバイスの構成要素は、図4に示すものだけとな
る。
イスは、図2に示した構成要素と比べて、2のデコーダ
24の内の1と、2のリピータ23の内の1と、2のセ
レクタ22の内の1とが動作しないため省略している。
以下に図3を用いた具体的な通信例として、基本要素
(100−3)が基本要素(100−1)へデータ転送
を行う場合にき説明する。
ケットは、スイッチデバイス群503内の直接接続され
るスイッチデバイス(33)に入力される。スイッチデ
バイス(33)においては、構成要素のセレクタ22が
ポート2からの入力を常に選択するため、このパケット
を環状線603を介してスイッチデバイス群500内の
スイッチデバイス(03)へと転送する。スイッチデバ
イス(03)は、受信したパケットがポート3から入力
され、自スイッチデバイス群が接続する基本要素宛のも
のであるかどうかを、構成要素のデコーダ24により判
断する。しかし、この場合は自スイッチデバイスである
スイッチデバイス群500が接続する基本要素(100
−0)宛のものではないので、このパケットを構成要素
のリピータ23が、隣接するスイッチデバイス群501
内のスイッチデバイス(13)へと転送する。スイッチ
デバイス(13)においても構成要素のデコーダ24に
より、受信したパケットが自スイッチデバイス群が接続
する基本要素宛のものであるかどうかの判断が行われる
が、この場合は、パケットに付加されている転送先情報
が基本要素(100−1)を示しているので、構成要素
の自スイッチデバイス群が接続する基本要素(100−
1)に対する転送であると判断される。そして構成要素
のスイッチ21により、このパケットを自スイッチデバ
イス群内のスイッチデバイス(12)へ転送する。スイ
ッチデバイス(12)では、同様な手段により他の基本
要素から、環状線602を介して転送されてきたパケッ
トと、前記スイッチデバイス(13)から転送されてき
たパケットとの間でスイッチ21を用いた選択処理が行
われる。ここで、スイッチデバイス(13)から転送さ
れてきたパケットが選択された場合、そのパケットはさ
らに自スイッチデバイス群内のスイッチデバイス(1
1)へと転送される。スイッチデバイス(11)は、基
本要素(100−1)に直接接続されるスイッチデバイ
スであるために、受信したパケットがそのまま基本要素
(100−1)へと転送される。すなわち、基本要素
(100−3)から基本要素(100−1)へのパケッ
トの転送が完了となる。
ークの通常時の通信についての説明である。これに対し
て、ネットワークのある局部において、故障が発生した
場合、当該装置を構成要素とするスイッチデバイス群を
通過すべきデータの流れが止まってしまう。この場合
は、通常時に使用していなかった環状線上の別方向のデ
ータの流れを利用する。以下に本発明の実施の形態1の
ネットワークの非常時の通信につき、図5を参照して説
明する。図5は、4の基本要素を接続する本発明の実施
の形態1の非常時の通信を表すネットワーク図である。
01内に故障が発生した場合、以前に動作していた反時
計回りの単方向環状線では、例えば基本要素(100−
3)から基本要素(100−2)への通信が不可能とな
る。そこで基本要素(100−3)から基本要素(10
0−0)への通信については従来と同様な方向(反時計
回りの方向)へパケットが投げれるように環状線を使用
し、基本要素(100−3)から基本要素(100−
2)への通信に関しては、環状線上の逆方向(時計回り
の方向)にパケットを転送することでスイッチデバイス
群501の故障の影響を受けずにスイッチデバイス群
(500−1)以外に対する通信が続行可能となる。
(33)は、環状線上の両方向にパケットを転送する。
すなわち、スイッチデバイス(33)は、直接接続され
た基本要素(100−3)から入力されたパケットが、
基本要素(100−0)宛である場合、環状線603上
の反時計回りへ転送し、基本要素(100−2)宛であ
る場合、環状線603上の時計回りへ転送する。以上
が、本発明の実施の形態1のネットワークの非常時の通
信についての説明である。
クにつき、例として4の基本要素を接続したネットワー
クから5の基本要素を接続したネットワークへの、1の
基本要素の増設について図6と、図7とを用いて説明す
る。
タの流れる方向を反時計回りとした、本発明の実施の形
態1のネットワークを示す図である。図6は、構成要素
と、データの流れる方向とが図3と同様ではあるが、表
現の異なった図となっている。すなわち、各スイッチデ
バイス群内の基本要素に直接接続されるスイッチデバイ
スを最上位列に並べて作図したものである。この構成に
対して新たに基本要素(100−4)を増設した場合の
構成について示したのが、図7である。
ークから5の基本要素を接続したネットワークへの、1
の基本要素の増設を示したネットワーク図である。図7
に示すように、基本要素(100−4)の増設により点
線で囲まれたスイッチデバイス群およびスイッチデバイ
スが追加されているが、基本要素(100−4)追加後
も、必要とされる接続は隣接するスイッチデバイス群間
のみである。同様に、基本要素の増設を繰り返した場合
にも、必要な接続は隣接スイッチデバイス群間のみであ
るため、一定の接続ケーブル長の条件下で、大規模シス
テムが上限なく構成することが可能となる。
図8及び図9を参照して説明する。
実施の形態2のネットワークを示し、かつ通常時の通信
を示す図である。図8に示すように、実施の形態2のネ
ットワークは基本要素(100−0)〜(100−7)
と、スイッチデバイス群500〜503と、環状線60
0〜607とから構成され、各スイッチデバイス群は4
のスイッチデバイスより構成される。
要素が接続され、かつ1のスイッチデバイスに2本の環
状線が接続されてなり、2の基本要素の各々が、異なる
環状線を介して通信を行う。ただし、1のスイッチでバ
スに接続された2の基本要素間にて行われる通信に関し
ては、環状線を使用した通信ではなく、当該スイッチデ
バイスを介して行われる。すなわち、本発明の実施の形
態2のネットワークのスイッチデバイスと、本発明の実
施の形態1のネットワークのスイッチデバイスとは、そ
の構成要素に違いがある。以下に本発明の実施の形態2
のネットワークのスイッチデバイスにつき、図9を参照
して説明する。
ークのスイッチデバイスの構成を示し、かつ通常時に動
作する構成要素のみを示す図である。図9に示すよう
に、当該スイッチデバイスは、ポート(1−1)〜(1
−2)と、ポート(2−1)〜(2−2)と、ポート
(3−1)〜(3−2)と、ポート(4−1)〜(4−
2)と、ポート(5−1)〜(5−2)とを有し、かつ
通常時に動作する、スイッチ(21−1)〜(21−
2)と、セレクタ(22−1)〜(22−2)と、リピ
ータ(23−1)〜(23−2)と、デコーダ(24−
1)〜(24−4)との構成要素と、図示しない非常時
に動作する、前記通常時に動作する構成要素と同様の構
成要素とから構成されている。
示したスイッチデバイスの構成要素に、1のデコーダを
加えたものが、2だけ合体してなる構成をとっており、
合体した2のスイッチデバイスは、1のLSI上に実装
される。このため、基本機能としては独立したものにな
る。具体的には、当該スイッチデバイスが2の基本要素
に直接接続されるスイッチデバイスである場合、2の基
本要素のうち、一の基本要素(以下、基本要素第1)が
ポート(4−1)と、ポート(2−1)とに接続され、
他の基本要素(以下、基本要素第2)がポート(4−
2)と、ポート(2−2)とに接続される。前記基本要
素第1の通信の際に動作する構成要素は、スイッチ(2
1−1)と、セレクタ(22−1)と、リピータ(23
−1)と、デコーダ(24−1)と、デコーダ(24−
3)とであり、また、使用する環状線は、ポート(5−
1)及びポート(3−1)に接続された環状線となり、
そして、自スイッチデバイス群の隣接するスイッチデバ
イスがポート(1−1)に接続される。これに対し、前
記基本要素第2の通信の際に動作する構成要素は、スイ
ッチ(21−2)と、セレクタ(22−2)と、リピー
タ(23−2)と、デコーダ(24−2)と、デコーダ
(24−4)とであり、また、使用する環状線は、ポー
ト(5−2)及びポート(3−2)に接続された環状線
となり、そして、自スイッチデバイス群の隣接するスイ
ッチデバイスがポート(1−2)に接続される。ただ
し、同じスイッチデバイスに接続される基本要素の間の
通信は、環状線を介して行われるものではない。具体的
には、基本要素第1から基本要素第2へパケットを転送
する場合、ポート(2−1)より入力されたパケット
は、デコーダ(23−1)により基本要素第2へのパケ
ットであるか、あるいはネットワーク他の基本要素への
パケットであるかどうか判断し、基本要素第2へのパケ
ットである場合は、スイッチ(21−2)へ送られ、前
記スイッチ(21−2)よりポート(4−2)に接続さ
れた基本要素第2に出力される。そして、当該パケット
が、ネットワークの他の基本要素へのパケットである場
合は、セレクタ(22−1)へ送られる。
ークとスイッチデバイスについての構成と動作の説明で
ある。このように複数の基本要素および環状線が1つの
スイッチデバイスへ接続されているような場合でも、各
基本要素ごとに、専用の環状線が存在するために、完全
クロスバー接続を実現し、かつ前述の実施の形態1と同
様に、隣接するスイッチデバイス群間のみ接続すればよ
いことにより、一定長のケーブルを用いてかつ同一のス
イッチデバイスを組み合わせることにより、大規模なネ
ットワークを制限なく構築することが可能となる。
0及び図11を参照して説明する。
の実施の形態3のネットワークを示し、かつ通常時の通
信を示す図である。図10に示すように、本発明の実施
の形態3のネットワークは、基本要素(100−0)〜
(100−7)と、スイッチデバイス群500〜503
と、環状線600〜603とから構成され、各スイッチ
デバイス群は4のスイッチデバイスより構成される。
1のスイッチデバイス群に2の基本要素が接続されてい
る点で、前記実施の形態2と同様である。しかし、各ス
イッチデバイス間の環状線は1本のみ存在し、1の環状
線を2の基本要素が共用する。例えば、基本要素(10
0−0)と基本要素(100−1)は環状線(600−
0)を介して通信を行う。このため、本発明の実施の形
態3のネットワークのスイッチデバイスと、本発明の実
施の形態1のネットワークのスイッチデバイス及び本発
明の実施の形態2のネットワークのスイッチデバイスと
には、その構成要素に違いがある。以下に本発明の実施
の形態3のネットワークのスイッチデバイスにつき、図
11を参照して説明する。
ワークのスイッチデバイスの構成を示し、かつ通常時に
動作する構成要素のみを示す図である。図11に示すよ
うに、当該スイッチデバイスは、ポート(1−1)〜
(1−2)と、ポート(2−1)〜(2−2)と、ポー
ト3と、ポート(4−1)〜(4−2)と、ポート5と
を有し、かつ通常時に動作する、スイッチ(21−1)
〜(21−2)と、セレクタ22と、リピータ23と、
デコーダ(24−1)〜(24−2)との構成要素と、
図示しない非常時に動作する、前記通常時に動作する構
成要素と同様の構成要素とから構成されている。
に示したスイッチデバイスの構成要素と比べ、 (ポート)→デコーダ→リピータ→セレクタ→(ポー
ト) という、環状線の一のスイッチデバイスより入力された
パケットを当該環状線の他のスイッチデバイスへ出力す
るための一連の動作に必要な構成要素が各1づつ少ない
構成をとっている。このため、1のスイッチデバイスに
接続された2の基本要素から入力される各パケットは、
同じ1の環状線を介して転送される。具体的には、当該
スイッチデバイスが、2の基本要素に直接接続されるス
イッチデバイスである場合、2の基本要素のうち、基本
要素第1がポート(4−1)と、ポート(2−1)とに
接続され、基本要素第2がポート(4−2)と、ポート
(2−2)とに接続される。前記基本要素第1から入力
されたパケットは、デコーダ(24−1)により当該パ
ケットが、前記基本要素第2宛のものであるかどうか判
断され、前記基本要素第2宛である場合はスイッチ(2
1−2)へ送られる。また、そうでない場合は、スイッ
チ(21−3)へ送られる。同様に、前記基本要素第2
から入力されたパケットは、デコーダ(24−2)によ
り当該パケットが、前記基本要素第1宛のものであるか
どうか判断され、前記基本要素第1宛である場合はスイ
ッチ(21−1)へ送られる。また、そうでない場合
は、スイッチ(21−3)へ送られる。前記スイッチ
(21−3)では、2の基本要素からのパケットを選択
(同時に2のパケットを送らないように)して、セレク
タ22へ送る。前記セレクタ22では、当該スイッチデ
バイスが基本要素に直接接続される場合はリピータ23
から送られてくるパケットを常に選択しポート5へ通過
されるが、この場合は、前記スイッチ(21−3)から
送られてきたパケットを常に選択しポート5へ通過させ
る。このように、2の基本要素が1の環状線を共用した
場合には、基本要素からパケットが入力された時に1回
目のスイッチング処理が行われ、さらにパケットが転送
先スイッチデバイス群に到達した時にどちらの基本要素
へ転送するかをセレクトするための2回目のスイッチン
グ処理が行われることになり、これまでの実施の形態と
は異なる、多段クロスバー網としての特性が現れる。こ
の場合、1つの環状線を共用したことにより、全く異な
る基本要素間で行われている通信が、1の環状線をめぐ
って競合することになるため、この例のネットワーク
は、完全クロスバー網には含まれなくなる。しかし、必
要なスイッチデバイス群間の接続に関しては、他の例同
様に、隣接するスイッチデバイス群間のみの接続で良
く、また同様にスイッチデバイスの組み合わせ量を増や
すことにより、ネットワーク規模を際限なく大規模化出
来る特徴は備えている。また、このように環状線を共用
化することにより、使用するケーブル数が半減し、構築
コストでは他の例に比べて優れたものとなる。
は、比較的小規模なスイッチデバイスを用意し、それを
組み合わせることにより、小規模な完全クロスバーネッ
トワーク構築から、本来、単一クロスバーLSIでは実現
出来ないような大規模な完全クロスバーネットワーク構
築までを容易に実現できるようになったことである。
対象が、隣接するノード間のみで良いために、接続ケー
ブル長の制限を受けることなく、ネットワーク構成を大
規模化することを可能とする点も、同様に本発明により
得られる重要な第2の効果である。
LSIにおいては、単一故障により全ネットワークへの障
害波及の可能性がかなり大きかったが、本発明にあるよ
うな分散スイッチデバイスによるループ構成を取ること
により、完全クロスバー接続でありながら、故障箇所を
避ける代替パスの提供が容易に可能となり、単一故障に
よる全ネットワークへの障害波及を無くすことを可能と
する点が挙げられる。
イスを示す図
ーク図
イスの通常時に動作する構成要素を示す図
イスの非常時に動作する構成要素を示す図
図
要素の増設を示した、実施の形態1のネットワークを示
す図
イスを示す図
イスを示す図
I (400−0)〜(400−j).完全クロスバーLS
I 500〜503.スイッチデバイス群 600〜607.環状線
Claims (10)
- 【請求項1】1のコンピュータとしての機能を持つ2以
上の基本要素間を接続するネットワーク装置において、
N個の基本要素の各基本要素にN個のスイッチデバイス
より構成されるスイッチデバイス群が接続され、基本要
素に直接接続されるスイッチデバイス第1,前記スイッ
チデバイス第1に接続されるスイッチデバイス第2,前
記スイッチデバイス第2に接続されるスイッチデバイス
第3,・・・,スイッチデバイス第(N−1)に接続され
る最後尾のスイッチデバイス第Nの順に電気的に直列接
続されて各スイッチデバイス群は構成され、かつ各スイ
ッチデバイス群の1のスイッチデバイスを環状に接続す
るN個の環状線が配設されてなることを特徴とするネッ
トワーク装置。 - 【請求項2】1のコンピュータとしての機能を持つ2以
上の基本要素間を接続するネットワーク装置において、
N個の基本要素の各基本要素にN個のスイッチデバイス
より構成されるスイッチデバイス群が接続され、基本要
素に直接接続されるスイッチデバイス第1,前記スイッ
チデバイス第1に接続されるスイッチデバイス第2,前
記スイッチデバイス第2に接続されるスイッチデバイス
第3,・・・,スイッチデバイス第(N−1)に接続され
る最後尾のスイッチデバイス第Nの順に電気的に直列接
続されて各スイッチデバイス群は構成され、かつ第1〜
第Nの各スイッチデバイスを各1づつ環状に接続するN
個の前記環状線が配設されてなることを特徴とする請求
項1に記載のネットワーク装置。 - 【請求項3】前記基本要素と前記スイッチデバイス第1
とが、データの入力及び出力のために双方向接続される
ことを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のネット
ワーク装置。 - 【請求項4】前記スイッチデバイス郡を構成する各スイ
ッチデバイス間が、データの一方向転送のため前記スイ
ッチデバイス第1に向かった一方向接続されることを特
徴とする請求項1及び請求項2に記載のネットワーク装
置。 - 【請求項5】前記環状線の接続要素である各スイッチデ
バイス間が、データ転送のため双方向に接続されること
を特徴とする請求項1及び請求項2に記載のネットワー
ク装置。 - 【請求項6】1のコンピュータとしての機能を持つ2以
上の基本要素間を接続するネットワーク装置において、
次の接続を同時に満たすことを特徴とするネットワーク
装置である。 二以上のスイッチデバイスが相互に接続され、そのう
ち一のスイッチデバイスには一以上の基本要素が接続さ
れた二以上の第一のスイッチデバイス群。 二以上のスイッチデバイスが環状線をなして接続さ
れ、一の環状線には一以上の基本要素が接続された二以
上の第二のスイッチデバイス群。 - 【請求項7】前記各スイッチデバイス群及び前記各環状
線を構成する各スイッチデバイスが、自スイッチデバイ
ス群の隣接するスイッチデバイスから送られてくる転送
先情報付きデータを受ける入力専用のポート1と、基本
要素に直接接続された場合のみ当該基本要素から送られ
てくる転送先情報付きデータを受ける入力専用のポート
2と、自環状線上の隣接するスイッチデバイスに接続さ
れる入出力兼用のポート3及びポート5と、前記ポート
3又はポート5から入力された転送先情報付きデータが
自スイッチデバイス群が接続する基本要素宛のデータで
あるかどか判断する1対のデコーダ部24と、前記デコ
ーダ部24により転送先情報付きデータが自スイッチデ
バイス群が接続する基本要素宛のものであると判断され
た場合に当該転送先情報付きデータと前記ポート1から
入力された転送先情報付きデータのいずれかを選択する
1のスイッチ部21と、前記デコーダ部24により転送
先情報付きデータが自スイッチデバイス群が接続する基
本要素宛のものでないと判断された場合に当該転送先情
報付きデータを自環状線上の隣接するスイッチデバイス
へ送り出す1対のリピータ部23と、前記リピータ部2
3から送られた転送先情報付きデータ及び前記入力専用
のポート2から入力される転送先情報付きデータのどち
らかを選択し前記入出力兼用のポート3又はポート4へ
送り出す1対のセレクタ部22と、前記スイッチ部21
により選択された転送先情報付きデータを送り出すため
の出力専用ポート4とから構成されることを特徴とする
請求項1及び請求項2に記載のネットワーク装置。 - 【請求項8】前記ポート2及びポート4を介して基本要
素に直接接続した場合、前記入力専用のポート2から入
力される転送先情報付きデータだけを固定的に選択し前
記ポート3又はポート4へ送り出す1対のセレクタ部2
2を備えることを特徴とする請求項1及び請求項2に記
載のネットワーク装置。 - 【請求項9】前記ポート4を介して隣接するスイッチデ
バイスに接続した場合、前記リピータ部23から送られ
た転送先情報付きデータだけを固定的に選択し前記ポー
ト3又はポート4へ送り出す1対のセレクタ部22を備
えることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載のネ
ットワーク装置。 - 【請求項10】1のコンピュータとしての機能を持つ2
以上の基本要素間を接続するネットワーク装置におい
て、対をなすN×2個の基本要素の各対にN個のスイッ
チデバイスより構成されるスイッチデバイス群が接続さ
れ、対の基本要素に直接接続されるスイッチデバイス第
1,前記スイッチデバイス第1に接続されるスイッチデ
バイス第2,前記スイッチデバイス第2に接続されるス
イッチデバイス第3,・・・,スイッチデバイス第(N−
1)に接続される最後尾のスイッチデバイス第Nの順に
電気的に直列接続されて各スイッチデバイス群は構成さ
れ、かつ各スイッチデバイス群の1のスイッチデバイス
を第1〜第Nの各スイッチデバイスを各1だけ含むよう
環状に接続するN個の環状線が配設されてなることを特
徴とするネットワーク装置。
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