JP2002015132A - 個人認証方法および個人認証装置 - Google Patents

個人認証方法および個人認証装置

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JP2002015132A
JP2002015132A JP2000193902A JP2000193902A JP2002015132A JP 2002015132 A JP2002015132 A JP 2002015132A JP 2000193902 A JP2000193902 A JP 2000193902A JP 2000193902 A JP2000193902 A JP 2000193902A JP 2002015132 A JP2002015132 A JP 2002015132A
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Japan
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personal
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JP2000193902A
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Takeshi Haga
豪 芳賀
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、キャッシュカード、クレジットカード
などを使用する時に使用者の認証を行うための個人認証
方法は、予め登録されている暗証番号を入力することに
より行われている。しかしながら、個人認証で使用され
る暗証番号は、覚えやすい誕生日や結婚記念日などの各
種記念日、電話番号、住所などであり、本人以外の第三
者も知ることができる情報である。このような暗証番号
は容易に推定することができるために盗難される可能性
があるという問題点があった。 【解決手段】 個人認証方法および個人認証装置におい
て、事前に登録されている個人情報とその疑似情報を混
ぜて表示し、使用者に個人情報を選択させることにより
個人認証を行う。これにより、個人認証におけるデータ
の盗難を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、キャッシュカー
ド、クレジットカードなどを使用する時に使用者の認証
を行うための個人認証方法および個人認証装置に関する
ものであり、特に、事前に登録されている個人情報とそ
の疑似情報を混ぜて表示し、使用者に個人情報を選択さ
せることにより、個人認証を行う。
【0002】
【従来の技術】従来、キャッシュカード、クレジットカ
ードなどを使用する時に使用者の認証を行うための個人
認証装置は、予め登録されている暗証番号を入力するこ
とにより行われている。
【0003】図6に、従来の個人認証装置の構成ブロッ
ク例図を示す。図中、601は個人認証装置であり、個
人認証装置601は画像やメッセージを表示する表示部
602と、使用者の暗証番号や処理データを入力する入
力部603と、使用者の識別コード、暗証番号などが含
まれる個人情報を記録する個人情報記憶部606と、利
用者を識別するため、予め利用者に通知されている識別
コードまたは予め利用者に提供されているカードに記憶
される識別コードを読み取る識別コード読取り部604
と、暗証番号の入力要求を表示部602に表示し、入力
部603から暗証番号を獲得する暗証番号獲得部607
と、暗証番号獲得部607で獲得した暗証番号と個人情
報記憶部に登録された暗証番号とが一致するかを判定す
る判定部608とで構成されている。
【0004】また、個人情報記憶部606は、使用者の
識別コード、名前、住所、暗証番号などで構成されてい
る。
【0005】図7に、従来の個人認証処理の一実施例の
処理フローチャートを示す。以下、このフローにしたが
って動作を説明する。
【0006】ステップS701:カードの入力要求を行
い、使用者が持つカード情報を獲得する。
【0007】ステップS702:獲得したカード情報内
の識別コードに対応した個人情報を個人情報記憶部から
獲得する。
【0008】ステップS703:暗証番号の入力要求を
行い、使用者から暗証番号を獲得する。なお、図8に暗
証番号入力画面の一実施例図を示す。
【0009】ステップS704:ステップS703の処
理で獲得した暗証番号が、ステップS702の処理で獲
得した個人情報内の暗証番号と一致するかを確認する。
【0010】ステップS705:ステップS704の処
理結果、一致しているならばステップS706に進み、
一致していなければステップS707に進む。
【0011】ステップS706:個人認証が正常終了し
たことを表示部に表示する。そして、処理結果を次の処
理に渡して処理を終了する。
【0012】ステップS707:個人認証が異常終了し
たことを表示部に表示する。そして、処理結果を次の処
理に渡して処理を終了する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
個人認証で使用される暗証番号は、覚えやすい誕生日や
結婚記念日などの各種記念日、電話番号、住所などであ
り、本人以外の第三者も知ることができる情報である。
このような暗証番号は容易に推定することができるた
め、盗難される可能性があるという問題点があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
問題点を考慮してなされたもので、キャッシュカード、
クレジットカードなどを使用する時に使用者の認証を行
うための個人認証方法および個人認証装置において、事
前に登録されている個人情報とその疑似情報を混ぜて表
示し、使用者に個人情報を選択させることにより個人認
証を行う。これにより、個人認証におけるデータの盗難
を防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】(1)キャッシュカード、クレジ
ットカードなどを使用する時に使用者の認証を行うため
の個人認証方法において、個人を認証するための情報と
して複数のデータ項目とそのデータとが含まれる個人情
報を予め登録しておき、個人情報の複数のデータ項目に
対応させて、データ項目の登録データとデータ項目に属
する登録データ以外の複数の疑似データを任意に表示
し、表示されたデータの中から登録データを選択するこ
とで個人認証を行う。これにより、個人認証におけるデ
ータを暗証番号のように推定することが難しくなり、デ
ータの盗難を防止することができる。
【0016】(2)(1)記載の個人認証方法におい
て、表示するデータ項目を個人情報として登録されてい
る複数のデータ項目からランダムに選択する。これによ
り、個人認証におけるデータの盗難を更に難しくするこ
とができる。
【0017】(3)(1)記載の個人認証方法におい
て、データ項目に対応した登録データと複数の疑似デー
タの表示は、毎回登録データと疑似データとをランダム
に表示する。これにより、個人認証におけるデータの盗
難を更に難しくすることができる。
【0018】(4)個人認証装置を、画像やメッセージ
を表示する表示部と、使用者の個人情報や処理データを
入力する入力部と、複数のデータ項目とそのデータとが
含まれる個人情報を記録する個人情報記憶部と、個人情
報の各データ項目における複数の疑似データを記憶する
疑似情報記憶部と、利用者を識別するため、予め利用者
に通知されている識別コードまたは予め利用者に提供さ
れているカードに記憶される識別コードを読み取る識別
コード読取り部と、個人情報記憶部に記憶された個人情
報のデータ項目に対応させ、その項目のデータと疑似情
報記憶部に記憶される疑似データとを任意に並べて表示
部に表示し、データ項目に対する個人情報を獲得する個
人情報獲得部と、個人情報獲得部で獲得した個人情報が
個人情報記憶部に記憶されているデータと一致するかを
判定する判定部とで構成することにより、個人認証にお
けるデータを暗証番号のように推定することが難しくな
り、データの盗難を防止することができる。
【0019】
【実施例】図1に、本発明の個人認証装置の構成ブロッ
ク図を示す。図中、1は個人認証装置であり、個人認証
装置1は画像やメッセージを表示する表示部2と、使用
者の個人情報や処理データを入力する入力部3と、複数
のデータ項目とそのデータとが含まれる個人情報を記録
する個人情報記憶部6と、個人情報の各データ項目にお
ける複数の疑似データを記憶する疑似情報記憶部5と、
利用者を識別するため、予め利用者に通知されている識
別コードまたは予め利用者に提供されているカードに記
憶される識別コードを読み取る識別コード読取り部4
と、個人情報記憶部6に記憶された個人情報のデータ項
目に対応させ、その項目のデータと疑似情報記憶部5に
記憶される疑似データとを任意に並べて表示部2に表示
し、データ項目に対する個人情報を獲得する個人情報獲
得部7と、個人情報獲得部7で獲得した個人情報が個人
情報記憶部6に記憶されているデータと一致するかを判
定する判定部8とで構成されている。
【0020】図2に、個人情報記憶部の一実施例の構成
図を示す。個人情報記憶部6は個人情報テーブル61と
登録情報テーブル62とで構成され、個人情報テーブル
61は使用者の識別コード、名前、住所、登録情報テー
ブル名で構成され、登録情報テーブル62は個人認証に
使用するデータ項目とそのデータとで構成されている。
なお、この登録情報テーブルのデータ項目は好きな男
優、好きな女優、好きな映画など個人の内面的な心情な
どの項目であり、従来の記念日、電話番号、住所などと
は異なり、第三者には容易にその項目およびそのデータ
を推定することができず、データの盗難を防止できる。
【0021】図3に、疑似情報記憶部の一実施例の構成
図を示す。疑似情報記憶部5は、個人情報の各データ項
目とそれに対応する複数の疑似データとで構成され、こ
の例では各データ項目に対して20個の疑似データが格
納されている。
【0022】図4に、本発明の個人認証処理の一実施例
の処理フローチャートを示す。以下、このフローにした
がって動作を説明する。
【0023】ステップS401:カードの入力要求を行
い、使用者が持つカード情報を獲得する。
【0024】ステップS402:獲得したカード情報内
の識別コードに対応した個人情報を個人情報記憶部から
獲得する。
【0025】ステップS403:獲得した個人情報の中
から個人認証に使用する項目をランダムに3つ選択す
る。
【0026】ステップS404:選択された項目に対応
する疑似情報を疑似情報記憶部からランダムに9個選択
する。
【0027】ステップS405:選択された項目のデー
タと疑似情報のデータを混ぜて表示部に表示し、使用者
から個人情報を獲得する。図5に個人情報入力画面の一
実施例図を示す。この例では1回目と2回目としている
が、個人情報入力画面は毎回、表示される項目とそのデ
ータの並びが異なるようにしている。
【0028】ステップS406:獲得した個人情報が、
個人情報記憶部に登録されていた個人情報と一致するか
を確認する。
【0029】ステップS407:ステップS406の処
理結果、一致しているならばステップS408に進み、
一致していなければステップS409に進む。
【0030】ステップS408:個人認証が正常終了し
たことを表示部に表示する。そして、処理結果を次の処
理に渡して処理を終了する。
【0031】ステップS409:個人認証が異常終了し
たことを表示部に表示する。そして、処理結果を次の処
理に渡して処理を終了する。
【0032】このように処理することにより、個人認証
におけるデータを暗証番号のように推定することが難し
くなり、データの盗難を防止することができる。なお、
この例では選択するデータ項目は3つ、そして、その項
目において10個のデータから登録データと一致する1
つのデータを選択するようにしたが、もっと多くの項目
およびデータから選択するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】この発明は、上記に説明したような形態
で実施され、以下の効果がある。
【0034】個人認証におけるデータの盗難を防止する
ことが可能となる。また、この個人認証に使用されるデ
ータは個人の内面的心情そのものを用いるため、従来の
記念日、電話番号、住所などとは異なり、第三者が容易
に推定することはできない。
【0035】また、指紋/声紋/アイパターン等の個人
の物理的特徴を用いるものでもないので、偽造すること
はできない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の個人認証装置の構成ブロック図であ
る。
【図2】 個人情報記憶部の一実施例の構成図である。
【図3】 疑似情報記憶部の一実施例の構成図である。
【図4】 本発明の個人認証処理の一実施例の処理フロ
ーチャートである。
【図5】 個人情報入力画面の一実施例図である。
【図6】 従来の個人認証装置の構成ブロック例図であ
る。
【図7】 従来の個人認証処理の一実施例の処理フロー
チャートである。
【図8】 暗証番号入力画面の一実施例図である。
【符号の説明】
1 個人認証装置 2 表示部 3 入力部 4 識別コード読取り部 5 疑似情報記憶部 6 個人情報記憶部 7 個人情報獲得部 8 判定部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個人を認証するための情報として複数の
    データ項目とそのデータとが含まれる個人情報を予め登
    録しておき、個人情報の複数のデータ項目に対応させ
    て、データ項目の登録データとデータ項目に属する登録
    データ以外の複数の疑似データを任意に表示し、表示さ
    れたデータの中から登録データを選択することで個人認
    証を行うことを特徴とする個人認証方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の個人認証方法において、
    表示するデータ項目を個人情報として登録されている複
    数のデータ項目からランダムに選択することを特徴とす
    る個人認証方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の個人認証方法において、
    データ項目に対応した登録データと複数の疑似データの
    表示は、毎回登録データと疑似データとをランダムに表
    示することを特徴とする個人認証方法。
  4. 【請求項4】 画像やメッセージを表示する表示部
    (2)と、使用者の個人情報や処理データを入力する入
    力部(3)と、複数のデータ項目とそのデータとが含ま
    れる個人情報を記録する個人情報記憶部(6)と、個人
    情報の各データ項目における複数の疑似データを記憶す
    る疑似情報記憶部(5)と、利用者を識別するため、予
    め利用者に通知されている識別コードまたは予め利用者
    に提供されているカードに記憶される識別コードを読み
    取る識別コード読取り部(4)と、個人情報記憶部
    (6)に記憶された個人情報のデータ項目に対応させ、
    その項目のデータと疑似情報記憶部(5)に記憶される
    疑似データとを任意に並べて表示部(2)に表示し、デ
    ータ項目に対する個人情報を獲得する個人情報獲得部
    (7)と、個人情報獲得部(7)で獲得した個人情報が
    個人情報記憶部(6)に記憶されているデータと一致す
    るかを判定する判定部(8)とで構成されることを特徴
    とする個人認証装置。
JP2000193902A 2000-06-28 2000-06-28 個人認証方法および個人認証装置 Pending JP2002015132A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007049343A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Fujitsu Ltd 認証システム
JP2012074089A (ja) * 2012-01-19 2012-04-12 Sharp Corp 情報処理装置及びプログラム
JP2014535103A (ja) * 2011-11-22 2014-12-25 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited ユーザ識別情報の検証の提供

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US8074075B2 (en) 2005-08-09 2011-12-06 Fujitsu Limited Authentication system
JP2014535103A (ja) * 2011-11-22 2014-12-25 アリババ・グループ・ホールディング・リミテッドAlibaba Group Holding Limited ユーザ識別情報の検証の提供
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