JP2002014048A - 光コネクタ接続端面の状態確認用スコープ及び光コネクタ接続端面の状態確認方法 - Google Patents

光コネクタ接続端面の状態確認用スコープ及び光コネクタ接続端面の状態確認方法

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JP2002014048A
JP2002014048A JP2000193377A JP2000193377A JP2002014048A JP 2002014048 A JP2002014048 A JP 2002014048A JP 2000193377 A JP2000193377 A JP 2000193377A JP 2000193377 A JP2000193377 A JP 2000193377A JP 2002014048 A JP2002014048 A JP 2002014048A
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face
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connector connection
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博 佐藤
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NEC Miyagi Ltd
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    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3833Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバを光結合する光コネクタの接続端
面の状態を確認する。 【解決手段】 光コネクタ接続端面の状態確認用スコー
プに、光コネクタ接続端面を照明し、光学的に拡大して
撮像するプローブ19と、光コネクタ接続端面をプロー
ブの光軸上に配置し、光コネクタ接続端面をプローブ内
に結像させるためのアタッチメント2と、プローブによ
り拡大撮像された光コネクタ接続端面の状態の映像をモ
ニタするモニタユニット20とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光伝送路に用いられる光
ファイバに関する。特に、本発明は、光ファイバを光結
合する光コネクタの接続端面の状態を確認する光コネク
タ接続端面の状態確認用スコープ及び光コネクタ接続端
面の状態確認方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記光伝送路に用いられる光ファイバは
光コネクタにより光結合される。光コネクタハウジング
は、光コネクタを収容し、光コネクタの形状に依存して
は種々の形状に形成される。また、近年、光伝送に必要
な光ファイバのコア部分は直径10μm以下と非常に小
さくなっている。
【0003】2本の光ファイバを光結合する光コネクタ
では、接続損失の発生を防止するために、光ファイバの
コア部分が重なり合って接続されるように、光ファイバ
の軸の位置合わせが行われる。さらに、接続されるべき
コア部分の端面に異物が存在すると、コア部分の直径が
小さいので非常に小さな異物の存在であっても、接続損
失の悪化等の問題を発生させる要因となる。
【0004】このため、上記光ファイバの軸の位置合わ
せに加えて、従来では、細径の綿棒等のような清掃具を
光コネクタの接続端面のコア部分に挿入して清掃を行う
ことが一般的であり、このようにして、コア部品の端面
に異物が存在しない状態にしておくことが必要であっ
た。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、光コネ
クタの接続端面のコア部分を綿棒等で清掃する従来技術
には、次のような問題が生じる。第1の問題点は、面棒
等の清掃具自身により糸屑等の異物の発生が起こり得る
ため、糸屑等の異物の発生に気づかないと、光コネクタ
接続端面にこの異物が残り、完全に異物が除去されず、
接続損失の悪化等の問題が再度発生する可能性があるこ
とである。
【0006】第2の問題点は、光コネクタの取り扱い不
備等によるコア部分の傷も、接続損失悪化等の問題を発
生させる要因となるため、コア部分の傷の発生に気がつ
かないと、光コネクタ接続端面にこの傷が残り、完全に
傷が除去されず、第1の問題点と同様に接続損失の悪化
等の問題が発生する可能性があることである。
【0007】第3の問題点は、光伝送路における光コネ
クタ接続端面に接続損失の悪化等の問題が発生した場
合、複数の光コネクタから原因となっている光コネクタ
の迅速な特定が困難であることである。換言すれば、上
記問題点における共通の原因は光コネクタ接続端面の状
態を確認することができないことにある。
【0008】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、光コネクタ接続端面の状態を確認し、コア部分の異
物、傷等を容易に確認することができる光コネクタ接続
端面の状態確認用スコープ及び光コネクタ接続端面の状
態確認方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、光コネクタ接続端面の状態確認用スコ
ープにおいて、前記光コネクタ接続端面を照明し、光学
的に拡大して撮像するプローブと、前記光コネクタ接続
端面と前記プローブとを同軸に配置し、前記光コネクタ
接続端面を前記プローブ内に結像させるためのアタッチ
メントと、前記プローブにより拡大撮像された前記光コ
ネクタ接続端面の状態の映像をモニタするモニタユニッ
トとを備えることを特徴とする光コネクタ接続端面の状
態確認用スコープを提供する。
【0010】この手段により、光コネクタ接続端面の状
態を確認し、光ファイバのコア部分の異物、傷等を容易
に確認することが可能になり、接続損失の悪化等を防止
することが可能になる。好ましくは、前記アタッチメン
トは、光コネクタを収容する光コネクタハウジングの形
状に応じて、形成される。
【0011】この手段により、アタッチメントを変える
ことで、種々の光コネクタ、光コネクタハウジングに対
応可能になる。好ましくは、前記アタッチメントに前記
プローブが挿入されるガイド穴は、前記プローブの外径
に合うように形成される。この手段により、光コネクタ
接続端面をプローブの光軸上に配置することが可能にな
る。
【0012】好ましくは、前記アタッチメントに配置さ
れる光コネクタ接続端面と前記プローブの対物レンズと
の距離を所定値に保持し、前記光コネクタ接続端面を前
記プローブ内に結像させる。この手段により、対物レン
ズによって光コネクタ接続端面が光学的に拡大される。
【0013】好ましくは、前記プローブは、前記光コネ
クタ接続端面を照明するための発光ダイオードと、前記
発光ダイオードから発する光を90度の角度で反射さ
せ、前記光コネクタ接続端面に向け、前記光コネクタ接
続端面で反射された光を透過させ、前記プローブ内に前
記光コネクタ接続端面を結像させるためのハーフミラー
とを備える。
【0014】この手段により、発光ダイオードにより光
コネクタ接続端面が照明される。好ましくは、前記発光
ダイオードから発する光が前記ハーフミラーを透過して
当たる前記プローブの内面に光吸収シートを貼り付け
る。この手段により、発光ダイオードから発する光がハ
ーフミラーを透過して当たるプローブの内面の像により
光コネクタ接続端面の映像に及ぼす影響を除去すること
が可能になる。
【0015】好ましくは、前記プローブは、前記光コネ
クタ接続端面を撮像する撮像素子を固定するホルダと、
直線移動するように前記ホルダを案内して前記撮像素子
を前記プローブの光軸上に沿って移動させるガイドと、
前記ガイドを直線移動するように前記ホルダに手動で駆
動力を与えるためのスライドとを備える。
【0016】この手段により、光コネクタ、光コネクタ
ハウジングの種類、アタッチメント、他の部品の製造誤
差により結像位置が多少異なる場合があるので、撮像素
子の撮像面の位置を結像位置に正確に合わせることが可
能になる。好ましくは、前記スライドにフック部を設
け、前記フック部を介して前記ホルダに駆動力を伝え、
前記フック部は前記ホルダ、前記ガイドと機械的に分離
される。
【0017】この手段により、スライドを手動でスライ
ド動作させる際に、スライド方向に対して垂直方向に加
わるスライドへのストレスがホルダに加わることなく、
スライドの安定した直線移動が可能になる。好ましく
は、前記スライドのフック部にプレート形状部分を設
け、前記プレート形状部分は前記スライドが直線移動す
る案内溝から外乱光の侵入が防止される。
【0018】この手段により、外乱光の侵入が防止され
るので、光コネクタ接続端面の映像の劣化を防止できる
ことが可能になる。好ましくは、前記光コネクタ接続端
面は単心光コネクタの接続端面であり、さらに、好まし
くは、前記光コネクタ接続端面は多心光コネクタの接続
端面である。
【0019】この手段により、単心光コネクタのみなら
ず、多心光コネクタに対しても本発明の適用が可能にな
る。さらに、本発明は、光コネクタ接続端面の状態確認
方法において、前記光コネクタ接続端面を照明し、光学
的に拡大して撮像する工程と、拡大撮像された前記光コ
ネクタ接続端面の状態の映像をモニタする工程とを備え
ることを特徴とする光コネクタ接続端面の状態確認方法
を提供する。
【0020】この手段により、上記発明と同様に、光コ
ネクタ接続端面の状態を確認し、光ファイバのコア部分
の異物、傷等を容易に確認することが可能になり、接続
損失の悪化等を防止することが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係る光コネ
クタ接続端面の状態確認用スコープの概略構成を示す斜
視図である。本図に示すように、光コネクタ接続端面の
状態確認用スコープには、プローブ19、アタッチメン
ト2及びモニタユニット20が設けられる。
【0022】プローブ19は、光軸上に光学的な拡大機
能、照明機能、撮像素子による映像出力機能を有する。
プローブ19の一方の側には鏡筒部19aが設けられ
る。アタッチメント2の一方側にはガイド穴2a、他方
側には開口部2bが設けられ、アタッチメント2の開口
部2bには光コネクタを収容する光コネクタハウジング
1がはめ込まれる。
【0023】さらに、アタッチメント2のガイド穴2a
にはプローブ19の鏡筒部19aが挿入される。挿入さ
れる鏡筒部19aの端面と、はめ込まれる光コネクタハ
ウジング1の光コネクタ1aの接続端面とは、アタッチ
メント2内で、対向し、コネクタ1aの接続端面は、プ
ローブ19により観察される。
【0024】光コネクタ1aの接続端面は、アタッチメ
ント2内でプローブ19の光軸上に配置され、予め決め
られた距離に保持される。さらに、プローブ19にはス
ライダ17、案内溝19cが設けられ、スライダ17は
上記撮像素子を搭載し、案内溝19を移動し、撮像素子
の位置を調整する。さらに、プローブ19にはモニタユ
ニット20が接続され、モニタユニット20は撮像素子
の映像出力機能により光コネクタハウジング1における
光コネクタ1aの接続端面の拡大映像を表示する。
【0025】なお、アタッチメント2は、形状が単純で
あり、光コネクタハウジング1の形状に応じて、アタッ
チメント2の形状が容易に製作され得るため、種々の光
コネクタハウジング1の形状に対応することが可能であ
る。図2は図1のプローブ19の構成を示す断面図であ
る。本図に示すように、プローブ19の光軸上に対物レ
ンズ3、ハーフミラー11及び撮像素子14が設けられ
る。プローブ19の鏡筒部19aには、アタッチメント
2に挿入され、内部が鏡に形成される筒状の鏡筒5と、
鏡筒5に内蔵され、対向する光コネクタハウジング1に
おける光コネクタ1aの接続端面の像を拡大する対物レ
ンズ3と、対物レンズ3を固定するレンズホルダ4とが
設けられる。
【0026】なお、光コネクタ1aの接続端面をプロー
ブ19の光軸上に配置するために、アタッチメント2の
ガイド穴2aは、光コネクタ1aの接続端面の中心を軸
として鏡筒部19aの外形に合うように、設計される。
さらに、プローブ19内にはランプハウス9が設けら
れ、ランプハウス9は発光ダイオード(LED)6、集
光レンズ7、カラー8を収納し、これらをプローブ19
内に取り付ける。
【0027】発光ダイオード6は鏡筒5、対物レンズ3
を経由して光コネクタハウジング1の光コネクタ1aの
接続端面を照明する。発光ダイオード6の発光面には集
光レンズ7が設けられ、集光レンズ7は発光ダイオード
6から発せられる光を集光する。カラー8は集光レンズ
7を固定する。
【0028】さらに、プローブ19内にはブラケット1
2が設けられ、ブラケット12にはミラー10及びハー
フミラー11が取り付けられる。ミラー10は、集光レ
ンズ7に隣接して取り付けられ、集光レンズ7により集
光された光を90度の角度で反射する。
【0029】ハーフミラー11は、ミラー10により反
射された光を90度で反射させて光コネクタ1aの接続
端面に向けると共に、光コネクタ1aの接続端面で反射
され、対物レンズ3を経由する光を透過させる。なお、
ハーフミラー11により反射される光は、矢印Aに示す
ように、光コネクタ1aの接続端面に到達する。
【0030】また、ハーフミラー11を介してミラー1
0に対向するプローブ19の内面に光吸収シート13が
貼り付けられ、光吸収シート13は、ハーフミラー11
により上方向に透過した光を吸収し、透過光がプローブ
19の内面で反射し、ハーフミラー11を経由して、後
述する撮像素子14に向かわないようにする。すなわ
ち、ミラー10からハーフミラー11に光が入光される
と、矢印Aと矢印A’の方向に光が分割され、矢印A’
方向の光がプローブ19の内面で反射され、さらに、ハ
ーフミラー11で反射されて、映像に影響を及ぼすのを
防止するためである。
【0031】さらに、プローブ19内には対物レンズ3
からの像を映像に変換する撮像素子14、撮像素子14
を固定するホルダ15、ツメ16、ホルダ15をC方向
に直線移動させるためのスライダ17、スライダ17に
よるホルダ15の移動を直線移動にするためのガイド1
8が取り付けられる。撮像素子14として、例えば、電
荷結合素子(CCD)が使用される。光コネクタハウジ
ング1の光コネクタ1aの接続端面に到達した光によっ
て明るく照らされた光コネクタハウジング1の接続端面
の像は、対物レンズ3によって光学的に拡大され、矢印
Bで示すように、ハーフミラー11を通過して、撮像素
子14の撮像面14aの位置で結像する。
【0032】なお、撮像素子14の撮像面14aで光コ
ネクタ1aの接続端面の像が結像するように、アタッチ
メント2のガイド穴2aに対する鏡筒部19aの挿入深
さ、すなわち、光コネクタ1aの接続端面と対物レンズ
3との距離が所定値に保持される。撮像素子14は、接
続ケーブル22を経由して、モニタユニット20に接続
される。
【0033】モニタユニット20のモニタ表示部20a
は撮像素子14より出力された映像信号を表示する。モ
ニタユニット20には電源プラグ23により電源が供給
され、電源スイッチ21をONにすることにより、モニ
タユニット20に電源電圧が供給され、さらに、接続ケ
ーブル22を介して発光ダイオード6、撮像素子14に
電源電圧が供給される。
【0034】光コネクタ1aの種類、アタッチメント
2、その他の部品の製造誤差により結像位置が多少異な
る場合がある。その場合は、スライダ17を手動で矢印
Cで示すように、前後にスライダ17を動作させること
により撮像素子14の撮像面14aを結像位置に合わせ
ることが可能になる。以下に詳細に説明を行う。
【0035】図3はプローブ19内部の撮像素子14の
移動機構を説明する図である。本図に示すように、フッ
ク部分17a及び17bは、スライダ17に締結され、
スライダ17と共にベースプレート19bの案内溝19
cを直線移動できるようになっている。撮像素子14は
ホルダ15に固定され、ホルダ15はガイド18の案内
により直線移動を行う。すなわち、スライダ17を手動
で矢印Cで示すように前後にスライド動作させると、ホ
ルダ15はスライダ17のフック部分17a及び17b
により直線移動の駆動力を得て、ガイド18の案内によ
り、プローブ19の光軸上を移動する。これにより、撮
像素子14の撮像面14aの位置を結像位置に正確に調
整することが可能になる。
【0036】スライダ17のフック部分17a及び17
bは、ホルダ15及びガイド18とは機械的に分離され
ているため、スライダ17を手動で動かす際に加わる矢
印Dで示される方向のストレスは、ホルダ15に加わる
ことは無く、安定した直線移動を可能にする。スライダ
17のフック部分17a及び17bにはプレート形状部
分が設けられ、このプレート形状部分は、案内溝19c
からの外乱光の侵入による映像への影響を防止する。
【0037】なお、光コネクタ1aは、単心光コネクタ
又は多心光コネクタであってもよい。図4はモニタユニ
ット20のモニタ表示部20aの表示例を示す図であ
る。本図に示すように、モニタユニット20のモニタ表
示部20aには、単心の光コネクタ1aの接続端面に関
する像30が表示され、光コネクタ1aの接続端面の状
態を確認することが可能になる。モニタ表示部20aと
して、例えば、液晶(LCD)が使用される。
【0038】光コネクタ1aの接続端面であるコア部品
の端面に異物、糸屑のような異物、傷等があれば、モニ
タ表示部20aにおける異物、傷等の像31として、容
易に確認が可能になる。このため、光伝送路において、
異物、糸屑のような異物、傷等の発生により、接続損失
の悪化の原因となる光コネクタの特定が容易となる。
【0039】図5は図4の表示例の変形例である。本図
(a)に示すように、モニタユニット20のモニタ表示
部20aには、多心の光コネクタ1aの接続端面に関す
る像32が表示され、多心の光コネクタ1aの接続端面
に関するおおよその状態を確認することが可能になる。
本図(b)に示すように、表示された像32のコア部分
を個別に拡大し、コア部品の端面に発生する異物、糸屑
のような異物、傷等を確認するこができる。また、多心
の光コネクタ1aにおいて異物、糸屑のような異物、傷
等の発生があるコアの位置を容易に特定することが可能
になる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光コネクタ接続端面を照明し、光学的に拡大して撮像
し、拡大撮像された前記光コネクタ接続端面の状態の映
像をモニタするようにしたので、光コネクタ接続端面を
清掃した後、光コネクタ接続端面の状態を確認するとい
う作業を繰り返すことによって、異物を完全に除去する
ことが可能になる。
【0041】次に、光コネクタ接続端面を確認すること
によって、光コネクタの取り扱い不備等による光コネク
タのコア部分の傷を発見することが可能になる。次に、
光伝送路において接続損失の悪化等の問題が発生した場
合、光コネクタ接続端面の状態を確認することによっ
て、複数のコネクタの中から、原因となっている光コネ
クタを特定することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光コネクタ接続端面の状態確認用
スコープの概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1のプローブ19の構成を示す断面図であ
る。
【図3】プローブ19内部の撮像素子14の移動機構を
説明する図である。
【図4】モニタユニット20のモニタ表示部20aの表
示例を示す図である。
【図5】図4の表示例の変形例である。
【符号の説明】
1…光コネクタハウジング 1a…光コネクタ 2…アタッチメント 2a…ガイド穴 2b…開口部 3…対物レンズ 4…レンズホルダ 5…鏡筒 6…発光ダイオード 7…集光レンズ 8…カラー 9…ランプハウス 10…ミラー 11…ハーフミラー 12…ブラケット 13…光吸収シート 14…撮像素子 14a…撮像面 15…ホルダ 16…ツメ 17…スライダ 17a、17b…フック部分 18…ガイド 19…プローブ 19a…鏡筒部 19b…ベースプレート 19c…案内溝 20…モニタユニット 20a…モニタ表示部 21…電源スイッチ 22…接続ケーブル 23…電源プラグ 30、32、33…像 31、34…異物、傷

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光コネクタ接続端面の状態確認用スコー
    プにおいて、 前記光コネクタ接続端面を照明し、光学的に拡大して撮
    像するプローブと、 前記光コネクタ接続端面を前記プローブの光軸上に配置
    し、前記光コネクタ接続端面を前記プローブ内に結像さ
    せるためのアタッチメントと、 前記プローブにより拡大撮像された前記光コネクタ接続
    端面の状態の映像をモニタするモニタユニットとを備え
    ることを特徴とする光コネクタ接続端面の状態確認用ス
    コープ。
  2. 【請求項2】 前記アタッチメントは、光コネクタを収
    容する光コネクタハウジングの形状に応じて、形成され
    ることを特徴とする、請求項1に記載の光コネクタ接続
    端面の状態確認用スコープ。
  3. 【請求項3】 前記アタッチメントに前記プローブが挿
    入されるガイド穴は、前記プローブの外径に合うように
    形成されることを特徴とする、請求項1に記載の光コネ
    クタ接続端面の状態確認用スコープ。
  4. 【請求項4】 前記アタッチメントに配置される光コネ
    クタ接続端面と前記プローブの対物レンズとの距離を所
    定値に保持し、前記光コネクタ接続端面を前記プローブ
    内に結像させることを特徴とする、請求項1に記載の光
    コネクタ接続端面の状態確認用スコープ。
  5. 【請求項5】 前記プローブは、前記光コネクタ接続端
    面を照明するための発光ダイオードと、前記発光ダイオ
    ードから発する光を90度の角度で反射させ、前記光コ
    ネクタ接続端面に向け、前記光コネクタ接続端面で反射
    された光を透過させ、前記プローブ内に前記光コネクタ
    接続端面を結像させるためのハーフミラーとを備えるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の光コネクタ接続端面
    の状態確認用スコープ。
  6. 【請求項6】 前記発光ダイオードから発する光が前記
    ハーフミラーを透過して当たる前記プローブの内面に光
    吸収シートを貼り付けることを特徴とする、請求項5に
    記載の光コネクタ接続端面の状態確認用スコープ。
  7. 【請求項7】 前記プローブは、前記光コネクタ接続端
    面を撮像する撮像素子を固定するホルダと、直線移動す
    るように前記ホルダを案内して前記撮像素子を前記プロ
    ーブの光軸上に沿って移動させるガイドと、前記ガイド
    を直線移動するように前記ホルダに手動で駆動力を与え
    るためのスライドとを備えることを特徴とする、請求項
    1に記載の光コネクタ接続端面の状態確認用スコープ。
  8. 【請求項8】 前記スライドにフック部を設け、前記フ
    ック部を介して前記ホルダに駆動力を伝え、前記フック
    部は前記ホルダ、前記ガイドと機械的に分離されること
    を特徴とする、請求項7に記載の光コネクタ接続端面の
    状態確認用スコープ。
  9. 【請求項9】 前記スライドのフック部にプレート形状
    部分を設け、前記プレート形状部分は前記スライドが直
    線移動する案内溝から外乱光の侵入が防止されることを
    特徴とする、請求項7に記載の光コネクタ接続端面の状
    態確認用スコープ。
  10. 【請求項10】 前記光コネクタ接続端面は単心光コネ
    クタの接続端面であることを特徴とする、請求項1に記
    載の光コネクタ接続端面の状態確認用スコープ。
  11. 【請求項11】 前記光コネクタ接続端面は多心光コネ
    クタの接続端面であることを特徴とする、請求項1に記
    載の光コネクタ接続端面の状態確認用スコープ。
  12. 【請求項12】 光コネクタ接続端面の状態確認方法に
    おいて、前記光コネクタ接続端面を照明し、光学的に拡
    大して撮像する工程と、拡大撮像された前記光コネクタ
    接続端面の状態の映像をモニタする工程とを備えること
    を特徴とする光コネクタ接続端面の状態確認方法。
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