JP2002010523A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JP2002010523A
JP2002010523A JP2000189505A JP2000189505A JP2002010523A JP 2002010523 A JP2002010523 A JP 2002010523A JP 2000189505 A JP2000189505 A JP 2000189505A JP 2000189505 A JP2000189505 A JP 2000189505A JP 2002010523 A JP2002010523 A JP 2002010523A
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JP
Japan
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power supply
infrared sensor
circuit
uninterruptible power
heat generation
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Application number
JP2000189505A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Suzuki
和彰 鈴木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無停電電源装置の内部全体を死角部分も含め
て常時監視し、異常発熱の発生をいち早く検出して電源
回路の機能を停止させることにより、損傷を未然に防止
することができる無停電電源装置を提供することであ
る。 【解決手段】 無停電電源装置の内部電源回路(1)全
体を見渡す位置に赤外線センサー(2)を設置して、電
源回路(1)の各回路要素を常時監視する。異常検出回
路(3)は、赤外線センサー(2)より入力された赤外
線が所定のしきい値を超過したとき異常発熱の検出信号
を制御回路(4)に報じ、制御回路(4)はこれを受け
て電源回路(1)の機能を停止させる。赤外線センサー
(2)から見て死角となる個所に対しては光ファイバー
(7)や反射鏡(8)を用いて、赤外線センサーまで発
生した赤外線を伝達させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置等の
AC電源の停電時に、代って電源供給を続行する無停電電
源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置に対してAC電源を安定供給
するために、従来より無停電電源装置(以下、“UPS”
(uninterruptive power source)と表記する)が用いら
れてきた。しかし、この種のUPSは高電圧を取り扱うた
め装置の故障により発火し易く、その延焼防止のために
危険が予想される部品や箇所に温度センサー等を設置し
て常時、装置内部の温度を監視し、異常発熱による温度
上昇を検出したときは組み込まれた制御回路により安全
のため装置の機能を停止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のUPSの
場合は、温度検出のために温度センサーを設置した部品
やその周辺箇所での異常発熱を感知することはできる
が、その他の部品や箇所での故障等による異常発熱が発
生した場合は、その検出をすることができなかった。ま
た、温度センサーの場合は、設置された箇所の周辺から
温度センサーまでの熱の伝達に時間がかかるため、温度
センサーが異常発熱を検出した時点ですでに発煙発火が
生じ、延焼したりしてPL問題を引き起こす障害に至る可
能性も考えられた。
【0004】本発明の目的は、上述した従来のUPSの有
する欠点を改善して、常時UPSの内部全体を監視し、異
常発熱を発生したときはいち早くこれを検出してUPSの
機能を停止させることにより、装置の障害発生を防止す
ることを可能とする、UPSを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明のUPSは、複数の回路要素を含む電源回路
の内部における動作中の発熱状態を常時、監視する少な
くとも1つの赤外線センサーと、赤外線センサーより出
力された監視信号を入力して、回路要素中に異常発熱の
発生したことを検出したとき、異常発熱の検出信号を出
力する異常検出回路と、異常検出回路より検出信号を入
力した場合に、電源回路に機能停止を指示し、機能を停
止させる制御回路とより構成されている。
【0006】1個または複数個の赤外線センサーは、そ
れぞれUPS内の電源回路の全体を直接見渡すことができ
る位置に設置されて、常時、電源回路内の各要素からそ
れぞれの発熱温度に対応して放射される赤外線を受光し
て、それぞれの温度に対応するレベルの監視信号を出力
する。異常検出回路は予め、UPSの正常動作が保証され
ない下限温度に対応する信号レベルのしきい値が設定さ
れており、赤外線センサーより入力した監視信号レベル
がこのしきい値以上となったとき検出信号を出力する。
制御回路はこの検出信号を受けて電源回路に機能停止を
指示し、電源回路の動作を停止させることにより、UPS
の障害発生を未然に防止することができる。
【0007】さらに、赤外線センサーの位置からは死角
内で直視できない個所にある回路要素に対しては、光フ
ァイバーを設置してこの部分の発生赤外線を赤外線セン
サーに伝達することで、この部分を常時監視する。
【0008】この他さらに、直視できない個所から赤外
線センサーまで赤外線を伝達するためUPSの内部に反射
鏡を設置して、発生した赤外線から入射する赤外線を反
射させて赤外線センサーまで導くこともできる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0010】図1は本発明の無停電電源装置(UPS)の
一実施形態の構成を示すブロック図である。
【0011】このUPSは電源回路1と異常検出回路3と
制御回路4と赤外線センサー2とよりなる。
【0012】電源回路1は、常時はAC入力端子5より入
力される外部電源からのAC電力に対して所定の電圧、周
波数の変成を施して、AC出力端子6より情報処理装置等
の負荷へAC電力を供給する。電源回路1はまた、外部電
源の停電時には内蔵している非常電源(不図示)によ
り、同様に負荷に対して所要のAC電力を継続供給する。
【0013】赤外線センサー2はUPS内部で電源回路1
の全体を直視できる位置に設置されており、電源回路1
の各構成要素が動作中にそれぞれの発熱温度に対応して
放射する赤外線を検出し、検出した赤外線値に対応する
レベルの監視信号を出力する。
【0014】異常検出回路3はその内部に、UPSの正常
動作を保証できない温度の下限に対応するしきい値を設
定されており、赤外線センサー2からの監視信号のレベ
ルがこのしきい値を超過したとき、異常発熱の発生を示
す検出信号を出力する。
【0015】制御回路4は上述した電源回路1の動作全
体を制御し、特に、異常検出回路3からその検出信号を
入力したとき、直ちに電源回路1の機能の停止を指示
し、電源回路1が停止することで異常発熱箇所の火災や
延焼を防止する。
【0016】以上の説明では赤外線センサー2が1個の
場合について説明したが、複数個の赤外線センサーを使
用して、異常検出回路によりそれぞれの監視信号中より
異常発熱を報ずるものがあれば、検出信号を出力しても
よい。
【0017】図2は本発明の他の実施形態を示す構成図
である。赤外線センサー2から見て陰となり赤外線光が
遮られてしまう電源回路1の部分での発熱を検出するた
めに、この部分個所から赤外線センサー2までの間に光
ファイバー7を設置している。したがってこの光ファイ
バー7を介して対象個所から赤外線光が赤外線センサー
2に集光されるので、直視できない個所の異常発熱でも
容易に赤外線センサー2で監視できる。
【0018】図3はさらに本発明の他の実施形態を示す
構成図である。このUPSは直方体をなす容器中に収容さ
れており、容器内部の全ての隅部分の1個所に赤外線セ
ンサー11が設置され、隅部分の残り7個所には球面型
の反射鏡8が取り付けられている。これらの反射鏡8は
その形状よりあらゆる方向から入射する赤外線を反射す
ることが可能であり、7個の反射鏡8が協調することに
より、内部の全ての回路要素からの赤外線を反射して赤
外線センサー11に集光することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電源回路
の全体を見渡す位置に少なくとも1つの赤外線センサー
を設置し、赤外線センサーから見て死角となる電源回路
部分に対しては光ファイバーや反射鏡を用いて、発生し
た赤外線を赤外線センサーに集光して電源回路各部の発
熱状態を常時監視することにより、異常発熱の発生した
ときは直ちに検出して電源装置を停止することができる
ので、UPSの障害発生を防止することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のUPSの一実施形態例の構成を示す概略
図である。
【図2】図1の実施形態例について赤外線センサーより
見て死角となる部分に対して設置された光ファイバーを
示す図である。
【図3】赤外線センサーにUPS内各部分からの発生赤外
線を伝達するために全ての隅部分に反射鏡が設置された
状況を示す図である。
【符号の説明】
1 電源回路 2 赤外線センサー 3 異常検出回路 4 制御回路 5 AC入力端子 6 AC出力端子 7 光ファイバー 8 反射鏡

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC電源の停電時に負荷への電源供給を続
    行する無停電電源装置において、 複数の回路要素を含む電源回路の内部における動作中の
    発熱状態を常時、監視する少なくとも1つの赤外線セン
    サーと、 赤外線センサーより出力された監視信号を入力して、回
    路要素中に異常発熱の発生したことを検出したとき、異
    常発熱の検出信号を出力する異常検出回路と、 異常検出回路より検出信号を入力した場合に、電源回路
    に機能停止を指示し、機能を停止させる制御回路と、を
    有することを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 前記赤外線センサーは電源回路全体を直
    接的に見渡す位置に設置される、請求項1記載の無停電
    電源装置。
  3. 【請求項3】 前記異常検出回路は、赤外線センサーよ
    り入力された前記監視信号のレベルを、設定された異常
    発熱に対応する温度レベルと比較して、監視信号のレベ
    ルが設定された温度レベル以上のとき、回路要素中に異
    常発熱の発生したことを検出する、請求項1または2記
    載の無停電電源装置。
  4. 【請求項4】 さらに前記赤外線センサーより見て死角
    となる個所にある回路要素の異常発熱を検出する検出手
    段を有する、請求項1ないし3の1項に記載の無停電電
    源装置。
  5. 【請求項5】 前記検出手段が、前記個所の回路要素の
    発熱に伴う発生赤外線を前記赤外線センサーに伝達する
    ために設置された光ファイバーである、請求項4記載の
    無停電電源装置。
  6. 【請求項6】 前記検出手段が、前記個所の回路要素の
    発熱に伴う発生赤外線を前記赤外線センサーに伝達する
    ように装置内部に設置された少なくとも1つの反射鏡で
    ある請求項4記載の無停電電源装置。
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Effective date: 20040107