JP2002009826A - 帯域共有制御システム - Google Patents

帯域共有制御システム

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JP2002009826A JP2000183101A JP2000183101A JP2002009826A JP 2002009826 A JP2002009826 A JP 2002009826A JP 2000183101 A JP2000183101 A JP 2000183101A JP 2000183101 A JP2000183101 A JP 2000183101A JP 2002009826 A JP2002009826 A JP 2002009826A
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Hiroo Morikawa
大補 森川
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正良 大橋
Fumio Watanabe
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Hideaki Iwashita
秀章 岩下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末で動作する複数のアプリケーショ
ンが、通信網を介してサーバ等からデータを取得する場
合に、その複数のアプリケーション同士が、該ユーザ端
末が利用可能な通信帯域を効率的に共有することができ
る帯域共有制御システムを提供する。 【解決手段】 ユーザ端末は、該ユーザ端末で動作する
複数のアプリケーションの起動状態を監視して起動状態
変化信号を導出し、該アプリケーションを制御するアプ
リケーション実行管理手段と、起動状態変化信号に基づ
いて、各アプリケーションに割り当てる許容通信帯域量
を算出する通信帯域制御手段とを有し、サーバ等は、ア
プリケーション毎の許容通信帯域量に基づいて、ユーザ
端末へ送信する単位時間当たりのデータ量を制御する送
信データ量制御手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信網又は固
定通信網を介して、インターネット又はイントラネット
へのアクセスを実現するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ユーザ端末上で動作する複数の
アプリケーションが、通信網を介して接続されるサーバ
又は端末からデータを取得する場合、例えば、固定通信
網又は無線通信網を介したリモートアクセスの場合、あ
るユーザに対し通信帯域が割り当てられ、この通信帯域
をユーザが使用する端末上の複数のアプリケーションで
共有する。現在、このような通信環境の下では、転送さ
れるデータを利用するアプリケーションの種類(例えば
WWW、FTP)又は通信ノードの識別情報(例えばI
Pアドレス)に基づいて転送処理の優先度を決定すると
ともに、リアルタイム性が高く伝送遅延の制約が厳しい
アプリケーションに関するデータを優先的に転送するこ
とで、これらのアプリケーションの動作特性又は応答特
性を保証するための方法が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来技術においては、個々のユーザに割り当て
られた通信帯域に応じて、個々のユーザが使用する端末
(ユーザ端末)への転送データ量を制御することができ
なかったため、転送途中でデータが破棄され、ユーザ端
末上で動作するアプリケーションの安定した動作を保証
することができなかった。
【0004】また、ユーザ端末上で複数のアプリケーシ
ョンが動作する場合、よりリアルタイム性の高いデータ
の転送が優先される従来の方法では、よりバースト性が
高いアプリケーションのデータ転送が阻害され、結果と
して、これらバースト性の高いアプリケーションの安定
した動作を保証することができなかった。
【0005】更に、パケット転送順序のスケジューリン
グや超過パケットの破棄等、パケットレベルでの転送デ
ータ量の調整機構のみを具備するため、データトラフィ
ックの増加にともない、パケットの遅延や欠落が発生し
やすいという問題があった。
【0006】更に、パケットレベルでの転送データ量の
調整機構では、パケットの遅延や破棄が不規則に発生す
ることにより、配信データが本来有する情報を維持した
転送データ量の調整ができず、結果としてユーザによる
情報認識を阻害する可能性がある。
【0007】そこで、本発明は、ユーザ端末上で動作す
る複数のアプリケーションが、通信網を介して接続され
るサーバ、端末、ゲートウェイ又はプロキシからデータ
を取得する場合に、該ユーザ端末が利用可能な通信帯域
を該ユーザ端末上で動作する複数のアプリケーション間
で効率的に共有することを可能とする帯域共有制御シス
テムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の実施
形態の帯域共有制御システムは、第1のユーザ端末と、
該第1のユーザ端末に第1の通信路を介して接続される
少なくとも1つ以上のサーバ又は第2のユーザ端末とを
有する通信システムであって、第1のユーザ端末は、該
第1のユーザ端末で動作する複数のアプリケーションの
起動状態を監視して起動状態変化信号を導出し、該アプ
リケーションを制御するアプリケーション実行管理手段
と、該アプリケーション実行管理手段から通知された起
動状態変化信号に基づいて、各アプリケーションに割り
当てる許容通信帯域量を算出する通信帯域制御手段とを
有し、サーバ又は第2のユーザ端末は、通信帯域制御手
段から通知されたアプリケーション毎の許容通信帯域量
に基づいて、第1のユーザ端末へ送信する単位時間当た
りのデータ量を制御する送信データ量制御手段を有す
る。
【0009】本発明による第2の実施形態の帯域共有制
御システムは、第1のユーザ端末と、該第1のユーザ端
末に第1の通信路を介して接続される少なくとも1つ以
上のゲートウェイ又はプロキシと、該ゲートウェイ又は
プロキシに第2の通信路を介して接続される少なくとも
1つ以上のサーバ又は第2のユーザ端末とを有する通信
システムであって、第1のユーザ端末は、該第1のユー
ザ端末で動作する複数のアプリケーションの起動状態を
監視して起動状態変化信号を導出し、該アプリケーショ
ンを制御するアプリケーション実行管理手段と、該アプ
リケーション実行管理手段から通知された起動状態変化
信号に基づいて、各アプリケーションに割り当てる許容
通信帯域量を算出する通信帯域制御手段とを有し、ゲー
トウェイ又はプロキシは、通信帯域制御手段から通知さ
れたアプリケーション毎の許容通信帯域量に基づいて、
第1のユーザ端末へ送信する単位時間当たりのデータ量
を制御する送信データ量制御手段を有する。
【0010】本発明による第3の実施形態の帯域共有制
御システムは、第1のユーザ端末と、該第1のユーザ端
末に第3の通信路を介して接続される通信端末と、該通
信端末に第1の通信路を介して接続される少なくとも1
つ以上のサーバ又は第2のユーザ端末とを有する通信シ
ステムであって、第1のユーザ端末は、該第1のユーザ
端末で動作する複数のアプリケーションの起動状態を監
視して起動状態変化信号を導出し、該アプリケーション
を制御するアプリケーション実行管理手段を有し、通信
端末は、アプリケーション実行管理手段から通知された
起動状態変化信号に基づいて、各アプリケーションに割
り当てる許容通信帯域量を算出する通信帯域制御手段を
有し、サーバ又は第2のユーザ端末は、通信帯域制御手
段から通知されたアプリケーション毎の許容通信帯域量
に基づいて、第1のユーザ端末へ送信するデータ量を制
御する送信データ量制御手段を有する。
【0011】本発明による第4の実施形態の帯域共有制
御システムは、第1のユーザ端末と、該第1のユーザ端
末に第3の通信路を介して接続される通信端末と、該通
信端末に第1の通信路を介して接続される少なくとも1
つ以上のゲートウェイ又はプロキシと、該ゲートウェイ
又はプロキシに第2の通信路を介して接続される少なく
とも1つ以上のサーバ又は第2のユーザ端末とを有する
通信システムであって、第1のユーザ端末は、該第1の
ユーザ端末で動作する複数のアプリケーションの起動状
態を監視して起動状態変化信号を導出し、該アプリケー
ションを制御するアプリケーション実行管理手段を有
し、通信端末は、アプリケーション実行管理手段から通
知された起動状態変化信号に基づいて、各アプリケーシ
ョンに割り当てる許容通信帯域量を算出する通信帯域制
御手段を有し、ゲートウェイ又はプロキシは、通信帯域
制御手段から通知されたアプリケーション毎の許容通信
帯域量に基づいて、第1のユーザ端末へ送信する単位時
間当たりのデータ量を制御する送信データ量制御手段を
有する。
【0012】これにより、第1のユーザ端末上で動作す
る複数アプリケーションの起動状態の変化に応じて各ア
プリケーションが利用可能な通信帯域量が適切に制御さ
れるため、各アプリケーションの安定した動作を保証で
きる。
【0013】本発明の他の実施形態によれば、アプリケ
ーション実行管理手段は、更に、起動されている複数の
アプリケーションの使用状態を監視して使用状態変化信
号を導出し、通信帯域制御手段は、アプリケーション実
行管理手段から通知された使用状態変化信号に基づい
て、各アプリケーションに割り当てる許容通信帯域量を
算出することも好ましい。これにより、第1のユーザ端
末のアプリケーションの使用状態の変化に応じて各アプ
リケーションが利用可能な通信帯域量が適切に制御され
るため、各アプリケーションの安定した動作を保証でき
る。
【0014】本発明の他の実施形態によれば、通信帯域
制御手段は、更に、第1の通信路の下り通信帯域量の変
化を検出し、該変化に基づいて複数のアプリケーション
に割り当てる許容通信帯域量を算出することも好まし
い。これにより、第1のユーザ端末に割り当てられる通
信帯域の変化に応じて各アプリケーションが利用可能な
通信帯域量が適切に制御されるため、各アプリケーショ
ンの安定した動作を保証できる。
【0015】本発明の他の実施形態によれば、通信帯域
制御手段は、更に、第1の通信路の通信品質の変化を検
出し、該変化に基づいて複数のアプリケーションに割り
当てる許容通信帯域量を算出することも好ましい。これ
により、第1のユーザ端末が使用する通信路の通信品質
の変化に応じて各アプリケーションが利用可能な通信帯
域量が適切に制御されるため、各アプリケーションの安
定した動作を保証できる。
【0016】本発明の他の実施形態によれば、送信デー
タ量制御手段は、第1のユーザ端末に送信する画像デー
タのファイルサイズを許容通信帯域量に応じて制御する
ために、データフォーマット変換処理、減色処理、画像
サイズの縮小処理又は量子化値の変更処理を行う画像デ
ータの変換処理部を有するものであってもよい。
【0017】また、送信データ量制御手段は、第1のユ
ーザ端末に送信する動画像データのビットレートを許容
通信帯域量に応じて制御するために、データフォーマッ
ト変換処理、コーディングレート変更処理、減色処理、
フレームサイズの縮小処理、フレームレート変更処理又
は量子化値の変更処理を行う動画像データの変換処理部
を有するものであってもよい。
【0018】また、送信データ量制御手段は、第1のユ
ーザ端末に送信する音声データのビットレートを許容通
信帯域量に応じて制御するために、データフォーマット
変換処理、コーディングレート変更処理を行う音声デー
タの変換処理部を有するものであってもよい。
【0019】これにより、各アプリケーションに転送さ
れる画像データ量、動画像データ量又は音声データ量が
利用可能な通信帯域量に応じて適切に制御されるため、
送信データ量制御又は第1の通信路上での遅延やデータ
欠落の発生確率を低減することができる。また、これら
データが本来有する情報を維持しつつ転送データ量の調
整が行われるため、ユーザによる情報認識を阻害するこ
となく、各アプリケーションの安定した動作を保証でき
る。
【0020】本発明の他の実施形態によれば、通信帯域
制御手段は、送信データ量制御手段手段が実現可能な変
換処理部の能力に関するプロファイルを管理し、該プロ
ファイルに基づいて許容通信帯域量の算出を行うことも
好ましい。これにより、各アプリケーションへの帯域割
り当てがデータ量制御機能の能力に応じて決定されるた
め、より効果的な帯域共有形態を実現でき、各アプリケ
ーションのより安定した動作を保証できる。
【0021】本発明の他の実施形態によれば、送信デー
タ量制御手段は、該送信データ量制御手段が実現可能な
変換処理部の能力に関するプロファイルを管理し、通信
帯域制御手段は、送信データ量制御手段からプロファイ
ルを取得し、該プロファイルに基づいて許容通信帯域量
の算出を行うことも好ましい。これにより、個々のユー
ザが、利用可能な複数のユーザトラフィック制御機能の
能力を設定する必要をなくし、ユーザの利便性を向上で
きる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下では、図面を用いて、本発明
の実施形態を詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明による第1の実施形態の帯
域共有制御システムの構成図である。該図1において、
帯域共有制御システムは、第1のユーザ端末1と第1の
通信路10で接続される少なくとも1つ以上のサーバ2
又は第2のユーザ端末3から構成される。
【0024】第1のユーザ端末1は、該第1のユーザ端
末1上で動作する複数のアプリケーション20の動作を
制御又は管理するアプリケーション実行管理機能21
と、該アプリケーション実行管理機能21と第1のイン
タフェース31で接続される通信帯域制御機能22を具
備している。サーバ2又は第2のユーザ端末3は、デー
タ量制御機能23と、複数のアプリケーション20の1
つと連携動作するサーバプロセス24又はユーザアプリ
ケーション25を具備する。
【0025】サーバプロセス24又はユーザアプリケー
ション25は第2の通信路11を介してデータ量制御機
能23と接続され、該データ量制御機能23は第1の通
信路10を介して、アプリケーション20の1つと接続
される。また、該データ量制御機能23は、第2のイン
タフェースを介して通信帯域制御機能22と接続され
る。
【0026】図2は、本発明による第2の実施形態の帯
域共有制御システムの構成図である。該図2において、
帯域共有制御システムは、第1のユーザ端末1と第1の
通信路10で接続される少なくとも1つ以上のゲートウ
ェイ/プロキシ4と、該ゲートウェイ/プロキシ4と第
2の通信路11で接続される少なくとも1つ以上のサー
バ2又は第2のユーザ端末3から構成される。
【0027】第1のユーザ端末1は、該第1のユーザ端
末1上で動作する複数のアプリケーション20の動作を
制御又は管理するアプリケーション実行管理機能21
と、該アプリケーション実行環境21と第1のインタフ
ェース31で接続される通信帯域制御機能22を具備し
ている。サーバ2又は第2のユーザ端末3は、複数のア
プリケーション20の1つと連携動作するサーバプロセ
ス24又はユーザアプリケーション25を具備し、ゲー
トウェイ/プロキシ4はデータ量制御機能23を具備す
る。
【0028】サーバプロセス24又はユーザアプリケー
ション25は第2の通信路11を介してデータ量制御機
能23と接続され、該データ量制御機能23は第1の通
信路10を介して、アプリケーション20の1つと接続
される。また、該データ量制御機能23は、第2のイン
タフェースを介して通信帯域制御機能22と接続され
る。
【0029】図3は、本発明による第3の実施形態の帯
域共有制御システムの構成図である。該図3において、
帯域共有制御システムは、第1のユーザ端末1と第3の
通信路12で接続される通信端末5と、該通信端末5と
第1の通信路10で接続される少なくとも1つ以上のサ
ーバ2又は第2のユーザ端末3から構成される。
【0030】第1のユーザ端末1は、該第1のユーザ端
末1上で動作する複数のアプリケーション20の動作を
制御又は管理するアプリケーション実行管理機能21を
具備している。通信端末5は、アプリケーション実行管
理機能21と第1のインタフェース31で接続される通
信帯域制御機能22と、アプリケーション20と第3の
通信路12で接続されるデータ中継機能26を具備す
る。サーバ2又は第2のユーザ端末3は、データ量制御
機能23と、複数のアプリケーション20の1つと連携
動作するサーバプロセス24又はユーザアプリケーショ
ン25を具備する。
【0031】サーバプロセス24又はユーザアプリケー
ション25は第2の通信路11を介してデータ量制御機
能23と接続され、該データ量制御機能23は第1の通
信路10を介して、データ中継機能26と接続される。
また、データ量制御機能23は、第2のインタフェース
を介して通信帯域制御機能22と接続される。該通信帯
域制御機能は、第1のインタフェース31を介して、ア
プリケーション実行管理機能21と接続される。
【0032】図4は、本発明による第3の実施形態の帯
域共有制御システムの構成図である。該図4において、
帯域共有制御システムは、第1のユーザ端末1と第3の
通信路12で接続される通信端末5と、該通信端末5と
第1の通信路10で接続される少なくとも1つ以上のゲ
ートウェイ/プロキシ4と、該ゲートウェイ/プロキシ
4と第2の通信路11で接続される少なくとも1つ以上
のサーバ2又は第2のユーザ端末3から構成される。
【0033】第1のユーザ端末1は、該第1のユーザ端
末1上で動作する複数のアプリケーション20の動作を
制御又は管理するアプリケーション実行管理機能21を
具備している。通信端末5は、アプリケーション実行管
理機能21と第1のインタフェース31で接続される通
信帯域制御機能22と、アプリケーション20と第3の
通信路12で接続されるデータ中継機能26を具備す
る。また、サーバ2又は第2のユーザ端末3は、複数の
アプリケーション20の1つと連携動作するサーバプロ
セス24又はユーザアプリケーション25を具備し、ゲ
ートウェイ/プロキシ4はデータ量制御機能23を具備
する。
【0034】サーバプロセス24又はユーザアプリケー
ション25は第2の通信路11を介してデータ量制御機
能23と接続され、該データ量制御機能23は第1の通
信路10を介して、データ中継機能26と接続される。
また、データ量制御機能23は、第2のインタフェース
を介して通信帯域制御機能22と接続される。該通信帯
域制御機能22は第1のインタフェース31を介して前
述のアプリケーション実行管理機能21と接続される。
【0035】図5は、本発明によるアプリケーション2
0の起動状態に応じた帯域共有制御処理の一例を示すフ
ローチャートである。アプリケーション実行管理機能2
1は、アプリケーション20の起動状態を監視する(S
1)。起動しているアプリケーション20が存在しない
状態から、アプリケーション20の1つ(アプリケーシ
ョン(n))が起動され(S2)、その通信要求を受信
したアプリケーション実行管理機能21は(S3)、要
求元アプリケーション(n)と連携動作するユーザアプ
リケーション25(ユーザアプリケーション(k))にデ
ータ要求を行う(S4)とともに、アプリケーション起
動状態の変化を検出し(S5)、その内容を第1のイン
タフェース31を介して通信帯域制御機能22に通知す
る(S6)。起動状態変化の通知を受信した通信帯域制
御機能22は、その内容に基づき、許容通信帯域量の算
出を行う(S7)。同算出処理結果(w1)を第2のイ
ンタフェース32を介してアプリケーション(n)と連
携動作するデータ量制御機能23(データ量制御機能
(n))に通知する(S8)。ユーザアプリケーション
(k)がアプリケーション(n)あてのデータを送信し
(S9)し、同送信データ(アプリケーション(n)デ
ータ)を受信したデータ量制御機能(n)は(S1
0)、アプリケーション(n)へのデータ転送タイミン
グが、通知された許容通信帯域量w1となるように制御
しつつ、アプリケーション(n)データを転送する(S
11)。
【0036】図6は、本発明によるアプリケーション2
0の起動状態に応じた帯域共有制御処理のもう一つの例
を示すフローチャートである。アプリケーション実行管
理機能21は、アプリケーション20の起動状態を監視
する(S20)。起動中のアプリケーション20(アプ
リケーション(n))が存在する状態から、アプリケー
ション20の1つ(アプリケーション(1))が起動さ
れ(S21)、その通信要求を受信したアプリケーショ
ン実行管理機能21は(S22)、要求元アプリケーシ
ョン(1)と連携動作するサーバプロセス24(サーバ
プロセス(1))にデータ要求を行う(S23)ととも
に、アプリケーション起動状態の変化を検出し(S2
4)、その内容を第1のインタフェース31を介して通
信帯域制御機能22に通知する(S25)。起動状態変
化の通知を受信した通信帯域制御機能22は、その内容
に基づき、許容通信帯域量の算出を行う(S26)。算
出処理結果w2を第2のインタフェース32を介してア
プリケーション(1)と連携動作するデータ量制御機能
23(データ量制御機能(1))に通知する(S2
7)。また、算出処理結果w3を第2のインタフェース
32を介してアプリケーション(n)と連携動作するデ
ータ量制御機能23(データ量制御機能(n))に通知
する(S28)。サーバプロセス(1)がアプリケーシ
ョン(1)あてのデータを送信し(S29)、同送信デ
ータ(アプリケーション(1)データ)を受信したデー
タ量制御機能(1)は(S30)、アプリケーション
(1)へのデータ転送タイミングが、通知された許容通
信帯域量w2となるように制御しつつ、アプリケーショ
ン(1)データを転送する(S31)。一方、ユーザア
プリケーション(n)がアプリケーション(n)あての
データを送信し(S32)、同送信データ(アプリケー
ション(n)データ)を受信したデータ量制御機能
(n)は(S33)、アプリケーション(n)へのデー
タ転送タイミングが、通知された許容通信帯域量w3と
なるように制御しつつ、アプリケーション(n)データ
を転送する(S34)。
【0037】図7は、本発明による、アプリケーション
20の起動状態に応じた帯域共有制御処理のもう一つの
例を示すフローチャートである。アプリケーション実行
管理機能21は、アプリケーション20の起動状態を監
視する(S40)。起動中のアプリケーション20が複
数存在する(アプリケーション(1)とアプリケーショ
ン(n))状態から、アプリケーション20の1つ(ア
プリケーション(1))が停止され(S41)、その終
了要求を受信したアプリケーション実行管理機能21は
(S42)、要求元アプリケーション(1)と連携動作
するサーバプロセス24(サーバプロセス(1))にデ
ータ転送の終了要求を行う(S43)とともに、アプリ
ケーション起動状態の変化を検出し(S44)、その内
容を第1のインタフェース31を介して通信帯域制御機
能22に通知する(S45)。起動状態変化の通知を受
信した通信帯域制御機能22は、その内容に基づき、許
容通信帯域量の算出を行い(S46)、算出処理結果w
4(タイミング制御終了)を第2のインタフェース32
を介してアプリケーション(1)と連携動作するデータ
量制御機能23(データ量制御機能(1))に通知する
(S47)。タイミング制御終了の要求を受信したデー
タ量制御機能(1)は、関連するリソースを開放しタイ
ミング制御処理を終了する(S48)。また、通信帯域
制御機能22は、算出処理結果w5を第2のインタフェ
ース32を介してアプリケーション(n)と連携動作す
るデータ量制御機能23(データ量制御機能(n))に
通知する(S49)。ユーザアプリケーション(n)が
アプリケーション(n)あてのデータを送信した場合
(S50)、同送信データ(アプリケーション(n)デ
ータ)を受信したデータ量制御機能(n)は(S5
1)、アプリケーション(n)へのデータ転送タイミン
グが、通知された許容通信帯域量w5となるように制御
しつつ、アプリケーション(n)データを転送する(S
52)。
【0038】図8は、本発明によるアプリケーション2
0の起動状態に応じた帯域共有制御処理に関する許容通
信帯域量の算出の一例を示すフローチャートである。許
容通信帯域量の算出の必要が生じた通信帯域制御機能2
2は、内部パラメータとして保持する最大使用可能下り
帯域量W0を参照する(S60)。ここで、W0は、第
1のユーザ端末1が使用可能な下り通信帯域であり、通
信サービスにおけるベアラ帯域、第1のユーザ端末1又
は通信端末5が計測した平均スループット値のいずれか
を使用できる。通信帯域制御機能22は、内部パラメー
タとして保持する帯域割り当て比率(Wr(1)〜Wr
(n))を参照する(S61)。Wr(n)は、アプリ
ケーション(n)に割り当て可能な帯域量を規定した値
であり、各アプリケーション20に関する帯域割り当て
比率の総和は1である。
【0039】上記各パラメータの参照後、通信帯域制御
機能22は、起動中アプリケーションの検出を行い、個
々のアプリケーション20の起動/停止状態を把握する
(S62)。本例では、すべてのアプリケーション20
の起動/停止状態をAP_F(n)フラグの値として一
旦保持する方法を示している。通信帯域制御機能22
は、保持したAP_F(n)の値を評価し、起動中のア
プリケーション20が存在する場合のみ許容通信帯域量
算出処理を継続する(S63)。許容通信帯域量算出処
理を継続する場合、あらかじめ決められた式により、個
々のアプリケーション20に割り当てる許容通信帯域量
(許容通信帯域量(n))が決定される(S64)。図
8では、算出式の例として、起動中のアプリケーション
20に関して、設定された帯域割り当て比率Wr(n)
でW0を共有する方法を示している。
【0040】本例は、本発明によるアプリケーション2
0の起動状態に応じた帯域共有制御処理に適用可能な許
容通信帯域量算出方法の一例を示すものであり、これに
より請求項の範囲が限定されるものではない。
【0041】図9は、本発明による、アプリケーション
20の使用状態の変化に応じた帯域共有制御処理の一例
を示すフローチャートである。アプリケーション実行管
理機能21は、起動されている複数のアプリケーション
20(アプリケーション(1)とアプリケーション
(n))がその実行結果を表示するために使用している
ウィンドウのアクティブ状態の変化等により、複数のア
プリケーション20の使用状態を監視する(S70)。
アプリケーション(n)の使用状態がアクティブに変化
した場合(S71)、アプリケーション実行管理機能2
1は、該アプリケーション(n)の使用状態がアクティ
ブに遷移したことを検出し(S72)、その内容を第1
のインタフェース31を介して通信帯域制御機能22に
通知する(S73)。該使用状態の変化を検出した通信
帯域制御機能22は、その内容に基づき許容通信帯域量
の算出を行う(S74)。該通信帯域制御機能22は、
算出処理結果w6を第2のインタフェース32を介し
て、アプリケーション(1)と連携動作するデータ量制
御機能23(データ量制御機能(1))に通知する(S
75)。また、算出処理結果w7を第2のインタフェー
ス32を介してアプリケーション(n)と連携動作する
データ量制御機能23(データ量制御機能(n))に通
知する(S76)。サーバプロセス(1)がアプリケー
ション(1)あてのデータを送信し(S77)、同送信
データ(アプリケーション(1)データ)を受信したデ
ータ量制御機能(1)は(S78)、アプリケーション
(1)へのデータ転送タイミングが、通知された許容通
信帯域量w8となるように制御しつつ、アプリケーショ
ン(1)データを転送する(S79)。一方、ユーザア
プリケーション(n)がアプリケーション(n)あての
データを送信し(S80)、同送信データ(アプリケー
ション(n)データ)を受信したデータ量制御機能
(n)は(S81)、アプリケーション(n)へのデー
タ転送タイミングが、通知された許容通信帯域量w9と
なるように制御しつつ、アプリケーション(n)データ
を転送する(S82)。
【0042】図10は、本発明によるアプリケーション
20の使用状態に応じた帯域共有制御処理に関する許容
通信帯域量の算出の一例を示すフローチャートである。
使用状態の変化に通知により許容通信帯域量の算出の必
要が生じた通信帯域制御機能22は、内部パラメータと
して保持する最大使用可能下り帯域量W0を参照する
(S90)。ここで、W0は、第1のユーザ端末1が使
用可能な下り通信帯域であり、通信サービスにおけるベ
アラ帯域、第1のユーザ端末1又は通信端末5が計測し
た平均スループット値のいずれかを使用できる。通信帯
域制御機能22は、内部パラメータとして保持する帯域
割り当て比率(Wr(1)〜Wr(n))を参照する
(S91)。Wr(n)は、アプリケーション(n)に
割り当て可能な帯域量を規定した値であり、各アプリケ
ーション20に関する帯域割り当て比率の総和は1であ
る。
【0043】上記各パラメータの参照後、通信帯域制御
機能22は、起動中アプリケーションの検出を行い、個
々のアプリケーション20の起動/停止状態を把握する
(S92)。本例では、すべてのアプリケーション20
の起動/停止状態をAP_F(n)フラグの値として一
旦保持する方法を示している。通信帯域制御機能22
は、保持したAP_F(n)の値を評価し、起動中のア
プリケーション20が存在する場合のみ許容通信帯域量
算出処理を継続する(S93)。許容通信帯域量算出処
理を継続する場合、あらかじめ決められた式により、個
々のアプリケーション20に割り当てる許容通信帯域量
(許容通信帯域量1(n))が決定される(S94)。
図8では、算出式の例として、起動中のアプリケーショ
ン20に関して、設定された帯域割り当て比率Wr
(n)でW0を共有する方法を示している。
【0044】許容通信帯域量1(n)の算出終了後、通
信帯域制御機能22は、内部パラメータとして保持する
帯域変更比率(Dr(1)〜Dr(n))を参照する
(S95)。Dr(n)は、アプリケーション(n)の
使用状態が非アクティブの場合に、アプリケーション
(n)に割り当てられる帯域量を規定した値であり、例
えば、1から0の範囲の値を取りうる。この場合、Dr
(n)=1が設定された場合、使用状態が非アクティブ
時でも、アプリケーション(n)には、その使用状態が
アクティブの時と同じ帯域量が割り当てられることを指
す。一方、Dr(n)=0の場合、アプリケーション
(n)の使用状態が非アクティブ時には帯域が割り当て
られないことを示す。
【0045】上記各パラメータの参照後、通信帯域制御
機能22は、起動中アプリケーションの検出を行い、個
々のアプリケーション20の使用状態を把握する(S9
6)。本例では、すべてのアプリケーション20の使用
状態をAP_A(n)フラグの値として一旦保持する方
法を示している。通信帯域制御機能22は、把握したア
プリケーション20の使用状態に基づき、あらかじめ決
められた式により、個々のアプリケーション20に割り
当てる許容通信帯域量(許容通信帯域量2(n))を決
定する(S97)。図10では、使用状態が非アクティ
ブ(AP_A(n)=1)における算出式の例として、
使用状態がアクティブ時に割り当てられる帯域量(許容
通信帯域量1)にDr(n)を掛け合わせる方法を示し
ている。また、使用状態がアクティブであるアプリケー
ションに関する算出式の例として、W0から全非アクテ
ィブ状態アプリケーション20に割り当てられた許容通
信帯域量2(n)を減算する方法を示している。
【0046】尚、本例は、本発明によるアプリケーショ
ン20の起動状態に応じた帯域共有制御処理に適用可能
な許容通信帯域量算出方法の一例を示すものであり、こ
れにより請求項の範囲が限定されるものではない。
【0047】図11は、本発明による、通信帯域の変化
に応じた帯域共有制御処理の一例を示すフローチャート
である。通信帯域制御機能22は、第1のユーザ端末が
使用する第1の通信路10に関わる、通信サービスの変
更、ベアラサービスの変更、又は平均スループットの変
化等の、第1の通信路10上の下り通信帯域量の変化を
観測する(S100)。該下り通信帯域量の変化を検出
した通信帯域制御機能22は(S101)、その内容に
基づき許容通信帯域量の算出を行う(S102)。該通
信帯域制御機能22は、算出処理結果w8を第2のイン
タフェース32を介して、アプリケーション(1)と連
携動作するデータ量制御機能23(データ量制御機能
(1))に通知する(S103)。また、算出処理結果
w9を第2のインタフェース32を介してアプリケーシ
ョン(n)と連携動作するデータ量制御機能23(デー
タ量制御機能(n))に通知する(S104)。サーバ
プロセス(1)がアプリケーション(1)あてのデータ
を送信し(S105)、同送信データ(アプリケーショ
ン(1)データ)を受信したデータ量制御機能(1)は
(S106)、アプリケーション(1)へのデータ転送
タイミングが、通知された許容通信帯域量w8となるよ
うに制御しつつ、アプリケーション(1)データを転送
する(S107)。一方、ユーザアプリケーション
(n)がアプリケーション(n)あてのデータを送信し
(S108)、同送信データ(アプリケーション(n)
データ)を受信したデータ量制御機能(n)は(S10
9)、アプリケーション(n)へのデータ転送タイミン
グが、通知された許容通信帯域量w9となるように制御
しつつ、アプリケーション(n)データを転送する(S
110)。
【0048】図12は、本発明による、通信帯域の変化
に応じた帯域共有制御処理に関する許容通信帯域量の算
出の一例を示すフローチャートである。第1のユーザ端
末1が使用する第1の通信路10に関わる、通信サービ
スの変更、ベアラサービスの変更、又は平均スループッ
トの変化等の、第1の通信路10上の下り通信帯域量の
変化に基づき、最大使用可能下り帯域量W0が更新され
る(S120)。通信帯域量の変化の検出により許容通
信帯域量の再計算を行うため、通信帯域制御機能22は
最大使用可能下り帯域量W0を参照する(S121)。
ここで、W0は、通信サービスの変更、ベアラサービス
の変更、又は平均スループットの変化に後に、第1のユ
ーザ端末1が使用可能となった下り通信帯域である。
【0049】通信帯域制御機能22は、内部パラメータ
として保持する帯域割り当て比率(Wr(1)〜Wr
(n))を参照する(S122)。Wr(n)は、アプ
リケーション(n)に割り当て可能な帯域量を規定した
値であり、各アプリケーション20に関する帯域割り当
て比率の総和は1である。
【0050】上記各パラメータの参照後、通信帯域制御
機能22は、起動中アプリケーションの検出を行い、個
々のアプリケーション20の起動/停止状態を把握する
(S123)。本例では、すべてのアプリケーション2
0の起動/停止状態をAP_F(n)フラグの値として
一旦保持する方法を示している。通信帯域制御機能22
は、保持したAP_F(n)の値を評価し、起動中のア
プリケーション20が存在する場合のみ許容通信帯域量
算出処理を継続する(S124)。許容通信帯域量算出
処理を継続する場合、あらかじめ決められた式により、
個々のアプリケーション20に割り当てる許容通信帯域
量(許容通信帯域量1(n))が決定される(S12
5)。図8では、算出式の例として、起動中のアプリケ
ーション20に関して、設定された帯域割り当て比率W
r(n)でW0を共有する方法を示している。
【0051】更に、アプリケーション20の使用状態に
応じた許容使用状態の変化に応じた帯域共有制御処理を
行っている場合(S126)、許容通信帯域量1(n)
の算出終了後、通信帯域制御機能22は、内部パラメー
タとして保持する帯域変更比率(Dr(1)〜Dr
(n))を参照する(S127)。Dr(n)は、アプ
リケーション(n)の使用状態が非アクティブの場合
に、アプリケーション(n)に割り当てられる帯域量を
規定した値であり、例えば、1から0の範囲の値を取り
うる。この場合、Dr(n)=1が設定された場合、使
用状態が非アクティブ時でも、アプリケーション(n)
には、その使用状態がアクティブの時と同じ帯域量が割
り当てられることを指す。一方、Dr(n)=0の場
合、アプリケーション(n)の使用状態が非アクティブ
時には帯域が割り当てられないことを示す。
【0052】上記各パラメータの参照後、通信帯域制御
機能22は、起動中アプリケーションの検出を行い、個
々のアプリケーション20の使用状態を把握する(S1
28)。本例では、すべてのアプリケーション20の使
用状態をAP_A(n)フラグの値として一旦保持する
方法を示している。通信帯域制御機能22は、把握した
アプリケーション20の使用状態に基づき、あらかじめ
決められた式により許容通信帯域量2(n)を算出し
(S129)、許容通信帯域量2(n)を個々のアプリ
ケーション20に割り当てる容通信帯域量(n)として
帯域共有制御に使用する(S130)。図10では、使
用状態が非アクティブ(AP_A(n)=1)における
算出式の例として、アプリケーション20が起動中の場
合に割り当てられる帯域量(許容通信帯域量1(n))
にDr(n)を掛け合わせる方法を示している。また、
使用状態がアクティブ(AP_A(n)=0)であるア
プリケーションに関する算出式の例として、W0から全
非アクティブ状態アプリケーション20に割り当てられ
た許容通信帯域量2(n)を減算する方法を示してい
る。
【0053】一方、アプリケーション20の使用状態に
応じた許容使用状態の変化に応じた帯域共有制御処理を
行っていない場合(S126)、許容通信帯域量1
(n)を個々のアプリケーション20に割り当てる容通
信帯域量(n)として帯域共有制御に使用する(S13
1)。
【0054】尚、本例は、本発明によるアプリケーショ
ン20の起動状態に応じた帯域共有制御処理に適用可能
な許容通信帯域量算出方法の一例を示すものであり、こ
れにより請求項の範囲が限定されるものではない。
【0055】図13は、本発明による、通信品質の変化
に応じた帯域共有制御処理の一例を示すフローチャート
である。通信帯域制御機能22は、第1の通信路10に
関わる、ビット誤り率、フレーム誤り率、平均スループ
ット、パケット廃棄率等の通信品質の監視を行う(S1
30)。該通信品質の変化を検出した通信帯域制御機能
22は(S131)、その内容に基づき許容通信帯域量
の算出を行う(S132)。該通信帯域制御機能22
は、算出処理結果w10を第2のインタフェース32を
介して、アプリケーション(1)と連携動作するデータ
量制御機能23(データ量制御機能(1))に通知する
(S133)。また、算出処理結果w11を第2のイン
タフェース32を介してアプリケーション(n)と連携
動作するデータ量制御機能23(データ量制御機能
(n))に通知する(S134)。サーバプロセス
(1)がアプリケーション(1)あてのデータを送信し
(S135)、同送信データ(アプリケーション(1)
データ)を受信したデータ量制御機能(1)は(S13
6)、アプリケーション(1)へのデータ転送タイミン
グが、通知された許容通信帯域量w8となるように制御
しつつ、アプリケーション(1)データを転送する(S
137)。一方、ユーザアプリケーション(n)がアプ
リケーション(n)あてのデータを送信し(S13
8)、同送信データ(アプリケーション(n)データ)
を受信したデータ量制御機能(n)は(S139)、ア
プリケーション(n)へのデータ転送タイミングが、通
知された許容通信帯域量w9となるように制御しつつ、
アプリケーション(n)データを転送する(S14
0)。
【0056】図14は、本発明による、通信品質の変化
に応じた帯域共有制御処理に関する許容通信帯域量の算
出の一例を示すフローチャートである。第1のユーザ端
末1が使用する第1の通信路10に関わる、第1の通信
路のビット誤り率、フレーム誤り率、平均スループッ
ト、パケット廃棄率等の通信品質の変化の検出により、
許容通信帯域量の再計算の必要が生じた場合、通信帯域
制御機能22は最大使用可能下り帯域量W0を参照する
(S150)。ここで、W0は、第1のユーザ端末1が
使用可能な下り通信帯域である。
【0057】通信帯域制御機能22は、内部パラメータ
として保持する帯域割り当て比率(Wr(1)〜Wr
(n))を参照する(S151)。Wr(n)は、アプ
リケーション(n)に割り当て可能な帯域量を規定した
値であり、各アプリケーション20に関する帯域割り当
て比率の総和は1である。
【0058】上記各パラメータの参照後、通信帯域制御
機能22は、起動中アプリケーションの検出を行い、個
々のアプリケーション20の起動/停止状態を把握する
(S152)。本例では、すべてのアプリケーション2
0の起動/停止状態をAP_F(n)フラグの値として
一旦保持する方法を示している。通信帯域制御機能22
は、保持したAP_F(n)の値を評価し、起動中のア
プリケーション20が存在する場合のみ許容通信帯域量
算出処理を継続する(S153)。許容通信帯域量算出
処理を継続する場合、あらかじめ決められた式により、
個々のアプリケーション20に割り当てる許容通信帯域
量(許容通信帯域量1(n))が決定される(S15
4)。図8では、算出式の例として、起動中のアプリケ
ーション20に関して、設定された帯域割り当て比率W
r(n)でW0を共有する方法を示している。
【0059】更に、アプリケーション20の使用状態に
応じた許容使用状態の変化に応じた帯域共有制御処理を
行っている場合(S155)、許容通信帯域量1(n)
の算出終了後、通信帯域制御機能22は、内部パラメー
タとして保持する帯域変更比率(Dr(1)〜Dr
(n))を参照する(S156)。Dr(n)は、アプ
リケーション(n)の使用状態が非アクティブの場合
に、アプリケーション(n)に割り当てられる帯域量を
規定した値であり、例えば、1から0の範囲の値を取り
うる。この場合、Dr(n)=1が設定された場合、使
用状態が非アクティブ時でも、アプリケーション(n)
には、その使用状態がアクティブの時と同じ帯域量が割
り当てられることを指す。一方、Dr(n)=0の場
合、アプリケーション(n)の使用状態が非アクティブ
時には帯域が割り当てられないことを示す。
【0060】上記各パラメータの参照後、通信帯域制御
機能22は、起動中アプリケーションの検出を行い、個
々のアプリケーション20の使用状態を把握する(S1
57)。本例では、すべてのアプリケーション20の使
用状態をAP_A(n)フラグの値として一旦保持する
方法を示している。通信帯域制御機能22は、把握した
アプリケーション20の使用状態に基づき、あらかじめ
決められた式により許容通信帯域量2(n)を決定し
(S158)、許容通信帯域量2(n)を個々のアプリ
ケーション20に割り当てる容通信帯域量(n)とする
(S159)。図10では、使用状態が非アクティブ
(AP_A(n)=1)における算出式の例として、ア
プリケーション20が起動中の場合にに割り当てられる
帯域量(許容通信帯域量1(n))にDr(n)を掛け
合わせる方法を示している。また、使用状態がアクティ
ブ(AP_A(n)=0)であるアプリケーションに関
する算出式の例として、W0から全非アクティブ状態ア
プリケーション20に割り当てられた許容通信帯域量2
(n)を減算する方法を示している。
【0061】一方、アプリケーション20の使用状態に
応じた許容使用状態の変化に応じた帯域共有制御処理を
行っていない場合(S155)、許容通信帯域量1
(n)を個々のアプリケーション20に割り当てる容通
信帯域量(n)とする(S160)。許容通信帯域量
(n)の算出終了後、通信帯域制御機能22は、起動中
の全アプリケーション20に関し、許容通信帯域量変更
比率(Qr(1)〜Qr(n))を算出する(S16
1)。Qr(n)は、第1の通信路のビット誤り率、フ
レーム誤り率、平均スループット、パケット廃棄率等の
通信品質の変化に応じて、各アプリケーション20毎に
用意された評価式に基づき決定される。許容通信帯域量
変更比率の算出結果を、現在各アプリケーション20に
割り当てられている許容通信帯域量(許容通信帯域量1
(n)又は許容通信帯域量2(n))に積算することに
より、割り当てる許容通信帯域量3(n)を算出する
(S162)。
【0062】尚、本例は、本発明によるアプリケーショ
ン20の起動状態に応じた帯域共有制御処理に適用可能
な許容通信帯域量算出方法の一例を示すものであり、こ
れにより請求項の範囲が限定されるものではない。
【0063】本発明による、画像データ変換処理部を有
する送信データ量制御機能の一構成例を図15に示す。
該構成例では、データ量制御機能23は受信した画像デ
ータ40のデータ量を調整するための画像データ変換処
理部41と、指定された許容通信帯域量34を超えない
ように変換後画像データ42の送信制御を行う送信タイ
ミング制御部33と、通信帯域制御機能22から通知さ
れる許容通信帯域量を、異なる第1のユーザ端末又はア
プリケーション毎に管理する許容通信帯域量管理部34
を具備する。
【0064】画像データ変換処理部41は、受信した画
像データの画像フォーマットや画像特性等を解析し適切
な複合器を選択する画像データ解析部410、受信した
画像データを復号する1つ以上の画像データ複合器から
構成される画像データ復号部411、復号後の画像の画
素を間引くことで画像サイズを縮小する画像サイズ縮小
処理部412、復号後画像の画素の色数を小さくする画
像減色処理部413、画像データの再符号化を行う1つ
以上の画像データ符号化器から構成される画像データ符
号化部414、符号化後の画像データを送信タイミング
制御部33に転送する画像データ送信部419を具備す
る。また、第1のユーザ端末の能力情報416、画像デ
ータ特性417、又は許容通信帯域量34に基づき、画
像縮小率、画像減色率、使用する符号化器等の最適な画
像データの変換パラメータ418を決定し、画像サイズ
縮小処理部412、画像減色処理部413、画像データ
符号化部414に与える画像データ変換制御部415を
具備する。
【0065】本発明による、動画像データ変換処理部を
有する送信データ量制御機能の一構成例を図16に示
す。該構成例では、データ量制御機能23は受信した動
画像データ50のデータ量を調整するための動画像デー
タ変換処理51と、指定された許容通信帯域量34を超
えないように変換後動画像データ52の送信制御を行う
送信タイミング制御部33と、通信帯域制御機能22か
ら通知される許容通信帯域量を、異なる第1のユーザ端
末又はアプリケーション毎に管理する許容通信帯域量管
理部34を具備する。
【0066】動画像データ変換処理部51は、受信した
動画像データの動画像フォーマットや動画像特性等を解
析し適切な複合器を選択する動画像データ解析部51
0、受信した動画像データを復号する1つ以上の動画像
データ複合器から構成される動画像データ復号部51
1、復号後の動画像フレームの画素を間引くことで動画
像フレームサイズを縮小する動画像フレームサイズ縮小
処理部512、復号後動画像フレームの画素の色数を小
さくする動画像フレーム減色処理部513、動画像デー
タの再符号化を行う1つ以上の動画像データ符号化器か
ら構成される動画像データ符号化部514、符号化後の
動画像データを送信タイミング制御部33に転送する動
画像データ送信部519を具備する。また、第1のユー
ザ端末の能力情報516、動画像データ特性417、又
は許容通信帯域量34に基づき、動画像フレーム縮小
率、動画像フレーム減色率、使用する符号化器、符号化
レート、出力画像のフレームレート、動画像データの圧
縮率等の最適な動画像データの変換パラメータ518を
決定し、動画像フレームサイズ縮小処理部512、動画
像フレーム減色処理部513、動画像データ符号化部5
14に与える動画像データ変換制御部415を具備す
る。
【0067】本発明による、音声データ変換処理部を有
する送信データ量制御機能の一構成例を図17に示す。
該構成例では、データ量制御機能23は受信した音声デ
ータ60のデータ量を調整するための音声データ変換処
理部61と、指定された許容通信帯域量34を超えない
ように変換後音声データ62の送信制御を行う送信タイミ
ング制御部33と、通信帯域制御機能22から通知され
る許容通信帯域量を、異なる第1のユーザ端末又はアプ
リケーション毎に管理する許容通信帯域量管理部34を
具備する。
【0068】音声データ変換処理部61は、受信した音
声データの音声フォーマットや音声特性等を解析し適切
な複合器を選択する音声データ解析部610、受信した
音声データを復号する1つ以上の音声データ複合器から
構成される音声データ復号部611、音声データの再符
号化を行う1つ以上の音声データ符号化器から構成され
る音声データ符号化部612、符号化後の音声データを
送信タイミング制御部33に転送する音声データ送信部
613を具備する。また、第1のユーザ端末の能力情報
616、音声データ特性615、又は許容通信帯域量3
4に基づき、使用する符号化器、音声データの圧縮率等
の最適な音声データの変換パラメータ616を決定し、
音声データ符号化部514に与える音声データ変換制御
部613を具備する。
【0069】図18は、本発明による、データ量制御機
能23の能力に応じた許容通信帯域量の算出の一例を示
すフローチャートである。通信帯域制御機能22は、内
部パラメータとして、該通信帯域制御機能22が連携動
作することが可能なデータ量制御機能の制御能力に関す
る情報を参照する(S170)。
【0070】通信帯域制御機能22は、、図8、図1
0、又は図12で算出された各アプリケーション20に
関わる許容通信帯域量(n)が、対応するデータ量制御
機能(n)により実現可能な範囲に収まるよう調整する
(S171)。例では、各データ量制御機能が実現可能
な転送データレートの最大値(制御能力max(n))と
最小値(制御能力min(n))に基づき、算出された許
容通信帯域量(n)が制御能力max(n)を越える場合
は制御能力max(n)を許容通信帯域量(n)とし、許
容通信帯域量(n)が制御能力min(n)を下回る場合
は制御能力min(n)を許容通信帯域量(n)とする方
法を示している。
【0071】上記許容通信帯域量(n)に関する調整
後、通信帯域制御機能22は、許容通信帯域量(n)総
和が、最大使用可能下り帯域量W0を超過しないよう調
整する(S172)。例では、許容通信帯域量(n)総
和が最大使用可能下り帯域量W0を超過する場合に、調
整可能な許容通信帯域量(n)の値を小さくする方法を
示している。
【0072】尚、本例は、本発明によるアプリケーショ
ン20の起動状態に応じた帯域共有制御処理に適用可能
な許容通信帯域量算出方法の一例を示すものであり、こ
れにより請求項の範囲が限定されるものではない。
【0073】図19は、本発明による、データ量制御機
能23の能力情報を、通信帯域制御機能22が動的に獲
得する方式の一例を示すフローチャートである。通信帯
域制御機能22が第1の通信路の確立を検出した場合
(S180)、該通信帯域制御機能22は、確立された
第1の通信路上で、データ量制御機能能力情報通知要求
を、要求元の通信帯域制御機能22の識別情報を付加し
て同報する(S181)。この同報されたデータ量制御
機能能力情報通知要求を受信したデータ量制御機能23
は、対応可能なアプリケーション識別情報、制御能力情
報、並びに該データ量制御機能23の識別情報を要求元
の通信帯域制御機能22へ返送する(S182、及びS
184)。要求元の通信帯域制御機能221つ以上のデ
ータ量制御機能23から受信した対応可能なアプリケー
ション識別情報、制御能力情報、並びに該データ量制御
機能23を内部パラメータとして保持する(S183及
びS185)
【0074】図1から図19の各例に関し、同一の第1
のユーザ端末1上で複数動作可能なアプリケーション2
0の組み合わせについては、どのような組み合わせにな
ってもよいことは言うまでもない。また、同一のサーバ
2、同一の第2のユーザ端末3、又は同一のゲートウェ
イ/プロキシ4上に複数のデータ量制御機能23を実装
することが可能であり、その組み合わせが自由に構成で
きることは言うまでもない。更に、同一のデータ量制御
機能23に、送信タイミング制御部231、画像データ
変換処理部31、動画像データ変換処理部41、音声デ
ータ変換処理部51を自由に組み合わせて構成できるこ
とは言うまでもない。
【0075】前述した本発明の帯域共有制御システムの
種々の実施形態について、本発明の技術思想及び見地の
範囲の種々の変更、修正及び省略が、当業者によれば容
易に行うことができる。前述の説明はあくまで例であっ
て、何ら制約しようとするものではない。本発明は、特
許請求の範囲及びその均等物として限定するものにのみ
制約される。
【0076】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
帯域共有制御システムによれば、個々のユーザに割り当
てられた通信帯域に応じて、個々のユーザが使用するユ
ーザ端末への転送データ量をアプリケーションの起動状
態や使用状態に応じて適切に調整することで転送途中で
のデータ破棄の確立を低減し、ユーザ端末上で動作する
アプリケーションの安定した動作を保証することができ
る。
【0077】また、本発明による帯域共有制御システム
によれば、個々のユーザに割り当てられた通信帯域に応
じて、個々のユーザが使用するユーザ端末への転送デー
タ量をアプリケーションの起動状態や使用状態に応じて
適切に調整するため、バースト性が高いアプリケーショ
ンにも適切な量の帯域が割り当てられ、結果として、バ
ースト性の高いアプリケーションの安定した動作を保証
することができる。
【0078】また、本発明による帯域共有制御システム
によれば、画像データ変換、動画像データ変換、音声デ
ータ変換等のアプリケーションレベルでのデータ量調整
機構を具備することで、パケットレベルでの転送データ
量の調整機構のみを使用する場合に比べ、配信データが
本来有する情報を維持しつつ転送データ量の調整が可能
となり、結果としてユーザによる情報認識を阻害する確
立を低減できる。
【0079】更に、本発明による帯域共有制御システム
によれば、データ量制御機能の能力に応じて調整するデ
ータ転送量が決定されるため、安定した帯域共有環境が
実現できる。また、ネットワーク上の偏在する複数のデ
ータ量制御機能の能力情報を動的に獲得する手段を具備
することで、これら情報の設定作業に関わる作業量を減
らし、ユーザの利便性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第1の実施形態における帯域共有
制御システムの構成図である。
【図2】本発明による第2の実施形態における帯域共有
制御システムの構成図である。
【図3】本発明による第3の実施形態における帯域共有
制御システムの構成図である。
【図4】本発明による第4の実施形態における帯域共有
制御システムの構成図である。
【図5】本発明によるアプリケーション起動状態に応じ
た、第1の実施形態の帯域共有制御処理のフローチャー
トである。
【図6】本発明によるアプリケーション起動状態に応じ
た、第2の実施形態の帯域共有制御処理のフローチャー
トである。
【図7】本発明によるアプリケーション起動状態に応じ
た、第3の実施形態の帯域共有制御処理のフローチャー
トである。
【図8】本発明によるアプリケーション起動状態に応じ
た、帯域共有制御処理に関する許容通信帯域量の算出の
フローチャートである。
【図9】本発明によるアプリケーション使用状態の変化
に応じた、帯域共有制御処理フローチャートである。
【図10】本発明によるアプリケーション使用状態に応
じた、帯域共有制御処理に関する許容通信帯域量の算出
のフローチャートである。
【図11】本発明による通信帯域の変化に応じた、帯域
共有制御処理のフローチャートである。
【図12】本発明による通信帯域の変化に応じた、帯域
共有制御処理に関する許容通信帯域量の算出のフローチ
ャートである。
【図13】本発明による通信品質の変化に応じた、帯域
共有制御処理のフローチャートである。
【図14】本発明による通信品質の変化に応じた、帯域
共有制御処理に関する許容通信帯域量の算出のフローチ
ャートである。
【図15】本発明による画像データ変換処理部を有する
送信データ量制御機能の構成図である。
【図16】本発明による動画像データ変換処理部を有す
る送信データ量制御機能の構成図である。
【図17】本発明による音声データ変換処理部を有する
送信データ量制御機能の構成図である。
【図18】本発明によるデータ量制御機能の能力に応じ
た許容通信帯域量の算出のフローチャートである。
【図19】本発明によるデータ量制御機能の能力情報
を、通信帯域制御機能が動的に獲得するフローチャート
である。
【符号の説明】
1 第1のユーザ端末 2 サーバ 3 第2のユーザ端末 4 ゲートウェイ/プロキシ 5 通信端末 6 第1の通信網 7 第2の通信網 10 第1の通信路 11 第2の通信路 12 第3の通信路 20 アプリケーション 21 アプリケーション実行管理機能 22 通信帯域制御機能 23 データ量制御機能 24 サーバプロセス 25 ユーザアプリケーション 26 データ中継機能 31 第1のインターフェース 32 第2のインターフェース 33 送信タイミング制御部 34 許容通信帯域量 35 送信データ 40 画像データ 41 画像データ変換処理部 42 変換後画像データ 50 動画像データ 51 動画像データ変換処理部 52 変換後動画像データ 60 音声データ 61 音声データ変換処理部 62 変換後音声データ 410 画像データ解析部 411 画像データ復号部 412 画像サイズ縮小処理部 413 画像減色処理部 414 画像データ符号化部 415 画像データ変換制御部 416 第1のユーザ端末の能力情報 417 アプリケーション関する実効スループット 418 画像の変換パラメータ 419 画像データ送信部 510 動画像データ解析部 511 動画像データ復号部 512 動画像フレームサイズ縮小処理部 513 動画像フレーム減色処理部 514 動画像データ符号化部 515 動画像データ変換制御部 516 第1のユーザ端末の能力情報 517 アプリケーション関する実効スループット 518 動画像の変換パラメータ 519 動画像データ送信部 610 音声データ解析部 611 音声データ復号部 612 音声データ符号化部 613 音声データ変換制御部 614 第1のユーザ端末の能力情報 615 アプリケーション関する実効スループット 616 音声の変換パラメータ 617 音声データ送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森川 大補 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 (72)発明者 蕨野 貴之 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号ケイデ ィディ株式会社内 (72)発明者 大橋 正良 埼玉県上福岡市大原二丁目1番15号 株式 会社ケイディディ研究所内 (72)発明者 渡辺 文夫 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号ケイデ ィディ株式会社内 (72)発明者 岩下 秀章 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号ケイデ ィディ株式会社内 Fターム(参考) 5B098 AA09 AA10 GA01 GD01 GD12 GD14 5K030 GA03 GA13 HA08 HB13 HB14 HC01 HC13 JA07 JT03 JT06 KA05 KA13 LA14 LC01 LC05 LC11 LE03 MA05 MD04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のユーザ端末と、該第1のユーザ端
    末に第1の通信路を介して接続される少なくとも1つ以
    上のサーバ又は第2のユーザ端末とを有する通信システ
    ムであって、 前記第1のユーザ端末は、該第1のユーザ端末で動作す
    る複数のアプリケーションの起動状態を監視して起動状
    態変化信号を導出し、該アプリケーションを制御するア
    プリケーション実行管理手段と、該アプリケーション実
    行管理手段から通知された前記起動状態変化信号に基づ
    いて、各アプリケーションに割り当てる許容通信帯域量
    を算出する通信帯域制御手段とを有し、 前記サーバ又は第2のユーザ端末は、前記通信帯域制御
    手段から通知された前記アプリケーション毎の許容通信
    帯域量に基づいて、前記第1のユーザ端末へ送信する単
    位時間当たりのデータ量を制御する送信データ量制御手
    段を有することを特徴とする帯域共有制御システム。
  2. 【請求項2】 第1のユーザ端末と、該第1のユーザ端
    末に第1の通信路を介して接続される少なくとも1つ以
    上のゲートウェイ又はプロキシと、該ゲートウェイ又は
    プロキシに第2の通信路を介して接続される少なくとも
    1つ以上のサーバ又は第2のユーザ端末とを有する通信
    システムであって、 前記第1のユーザ端末は、該第1のユーザ端末で動作す
    る複数のアプリケーションの起動状態を監視して起動状
    態変化信号を導出し、該アプリケーションを制御するア
    プリケーション実行管理手段と、該アプリケーション実
    行管理手段から通知された前記起動状態変化信号に基づ
    いて、各アプリケーションに割り当てる許容通信帯域量
    を算出する通信帯域制御手段とを有し、 前記ゲートウェイ又はプロキシは、前記通信帯域制御手
    段から通知された前記アプリケーション毎の前記許容通
    信帯域量に基づいて、前記第1のユーザ端末へ送信する
    単位時間当たりのデータ量を制御する送信データ量制御
    手段を有することを特徴とする帯域共有制御システム。
  3. 【請求項3】 第1のユーザ端末と、該第1のユーザ端
    末に第3の通信路を介して接続される通信端末と、該通
    信端末に第1の通信路を介して接続される少なくとも1
    つ以上のサーバ又は第2のユーザ端末とを有する通信シ
    ステムであって、 前記第1のユーザ端末は、該第1のユーザ端末で動作す
    る複数のアプリケーションの起動状態を監視して起動状
    態変化信号を導出し、該アプリケーションを制御するア
    プリケーション実行管理手段を有し、 前記通信端末は、前記アプリケーション実行管理手段か
    ら通知された前記起動状態変化信号に基づいて、各アプ
    リケーションに割り当てる許容通信帯域量を算出する通
    信帯域制御手段を有し、 前記サーバ又は第2のユーザ端末は、前記通信帯域制御
    手段から通知された前記アプリケーション毎の前記許容
    通信帯域量に基づいて、前記第1のユーザ端末へ送信す
    るデータ量を制御する送信データ量制御手段を有するこ
    とを特徴とする帯域共有制御システム。
  4. 【請求項4】 第1のユーザ端末と、該第1のユーザ端
    末に第3の通信路を介して接続される通信端末と、該通
    信端末に第1の通信路を介して接続される少なくとも1
    つ以上のゲートウェイ又はプロキシと、該ゲートウェイ
    又はプロキシに第2の通信路を介して接続される少なく
    とも1つ以上のサーバ又は第2のユーザ端末とを有する
    通信システムであって、 前記第1のユーザ端末は、該第1のユーザ端末で動作す
    る複数のアプリケーションの起動状態を監視して起動状
    態変化信号を導出し、該アプリケーションを制御するア
    プリケーション実行管理手段を有し、 前記通信端末は、前記アプリケーション実行管理手段か
    ら通知された前記起動状態変化信号に基づいて、各アプ
    リケーションに割り当てる許容通信帯域量を算出する通
    信帯域制御手段を有し、 前記ゲートウェイ又はプロキシは、前記通信帯域制御手
    段から通知された前記アプリケーション毎の前記許容通
    信帯域量に基づいて、前記第1のユーザ端末へ送信する
    単位時間当たりのデータ量を制御する送信データ量制御
    手段を有することを特徴とする帯域共有制御システム。
  5. 【請求項5】 前記アプリケーション実行管理手段は、
    更に、起動されている複数のアプリケーションの使用状
    態を監視して使用状態変化信号を導出し、 前記通信帯域制御手段は、前記アプリケーション実行管
    理手段から通知された前記使用状態変化信号に基づい
    て、各アプリケーションに割り当てる許容通信帯域量を
    算出することを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    項に記載の帯域共有制御システム。
  6. 【請求項6】 前記通信帯域制御手段は、更に、前記第
    1の通信路の下り通信帯域量の変化を検出し、該変化に
    基づいて前記複数のアプリケーションに割り当てる許容
    通信帯域量を算出することを特徴とする請求項1から5
    のいずれか1項に記載の帯域共有制御システム。
  7. 【請求項7】 前記通信帯域制御手段は、更に、前記第
    1の通信路の通信品質の変化を検出し、該変化に基づい
    て前記複数のアプリケーションに割り当てる許容通信帯
    域量を算出することを特徴とする請求項1から6のいず
    れか1項に記載の帯域共有制御システム。
  8. 【請求項8】 前記送信データ量制御手段は、前記第1
    のユーザ端末に送信する画像データのファイルサイズを
    前記許容通信帯域量に応じて制御するために、データフ
    ォーマット変換処理、減色処理、画像サイズの縮小処理
    又は量子化値の変更処理を行う画像データの変換処理部
    を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1
    項に記載の帯域共有制御システム。
  9. 【請求項9】 前記送信データ量制御手段は、前記第1
    のユーザ端末に送信する動画像データのビットレートを
    前記許容通信帯域量に応じて制御するために、データフ
    ォーマット変換処理、コーディングレート変更処理、減
    色処理、フレームサイズの縮小処理、フレームレート変
    更処理又は量子化値の変更処理を行う動画像データの変
    換処理部を有することを特徴とする請求項1から7のい
    ずれか1項に記載の帯域共有制御システム。
  10. 【請求項10】 前記送信データ量制御手段は、前記第
    1のユーザ端末に送信する音声データのビットレートを
    前記許容通信帯域量に応じて制御するために、データフ
    ォーマット変換処理、コーディングレート変更処理を行
    う音声データの変換処理部を有することを特徴とする請
    求項1から7のいずれか1項に記載の帯域共有制御シス
    テム。
  11. 【請求項11】 前記通信帯域制御手段は、前記送信デ
    ータ量制御手段が実現可能な前記変換処理部の能力に関
    するプロファイルを管理し、該プロファイルに基づいて
    前記許容通信帯域量の算出を行うことを特徴とする請求
    項8から10のいずれか1項に記載の帯域共有制御シス
    テム。
  12. 【請求項12】 前記送信データ量制御手段は、該送信
    データ量制御手段が実現可能な前記変換処理部の能力に
    関するプロファイルを管理し、 前記通信帯域制御手段は、前記送信データ量制御手段か
    ら前記プロファイルを取得し、該プロファイルに基づい
    て前記許容通信帯域量の算出を行うことを特徴とする請
    求項8から10のいずれか1項に記載の帯域共有制御シ
    ステム。
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