JP2002007944A - 決済方法及び決済システム - Google Patents

決済方法及び決済システム

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JP2002007944A
JP2002007944A JP2000184278A JP2000184278A JP2002007944A JP 2002007944 A JP2002007944 A JP 2002007944A JP 2000184278 A JP2000184278 A JP 2000184278A JP 2000184278 A JP2000184278 A JP 2000184278A JP 2002007944 A JP2002007944 A JP 2002007944A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商取引の際の現金を携帯しなくてもよい利便
性を有しつつ,消費者の個人情報を会社に提供する必要
のない,決済方法及び決済システムを提供する。 【解決手段】 消費者が使用する携帯型の消費者端末1
00と,会社が使用する会社端末200と,消費者口座
340及び会社口座350を有する金融機関が使用する
金融機関端末300との間における決済方法は,消費者
と会社との間で商取引が成立した場合,消費者端末が,
会社端末から,会社を特定するための会社識別子と,取
引内容を特定するための取引識別子とを含む取引情報を
受け取るステップS1と,消費者端末が,金融機関端末
に対し,取引情報に消費者を特定するための消費者識別
子を付加した決済情報を送るステップS2と,金融機関
端末が,決済情報をもとに,消費者の口座から商取引の
代金に相当する額を会社の口座に振り込むステップS7
とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,決済方法及び決済
システムにかかり,特に,携帯電話等の携帯端末を用い
た決済方法及び決済システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年におけるネットワーク技術の発達や
海外旅行人気に相俟って,商取引の際に現金を携帯しな
くてもよい利便性から,クレジットカードによる決済方
法が広く行われている。そして,クレジットカードの利
用者及び発行枚数は増加の一途を辿っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,クレジット
カードによる決済方法においては,利用者の名前やクレ
ジットカードの番号などの個人情報を決済先の店舗や会
社(以下,単に会社という。)に提供する必要がある。
また特に,通信販売やインターネットによる電子商取引
においてクレジットカードを利用する場合には,クレジ
ットカード番号や商品代金の入力は会社が行うため,会
社の信頼度によってはクレジットカードを利用しにくい
場合も少なくない。
【0004】また近年,クレジットカードの盗用等によ
る被害が続出している。これは,クレジットカードによ
る決済方法では,利用者がクレジットカードの所有者本
人であるかを確かめる手段がないことに起因するもので
ある。商取引の成立時にサインを要求する場合であって
も,所有者本人がサインしたものであるか否かは,クレ
ジットカードの裏面に記入されたサインと目視により対
比するほかなく,実際にそれで確認を行うことは難しい
のが現状である。
【0005】本発明は,従来の決済方法及び決済システ
ムが有する上記問題点に鑑みてなされたものであり,本
発明の目的は,商取引の際の現金を携帯しなくてもよい
利便性を有しつつ,消費者の個人情報を会社に提供する
必要のない,新規かつ改良された決済方法及び決済シス
テムを提供することである。
【0006】また,本発明の別の目的は,現金を用いな
い決済を行うに当たり,消費者の本人確認を容易に行う
ことの可能な,新規かつ改良された決済方法及び決済シ
ステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明は,近年における携帯電話を初めとする携帯
端末の急速な普及に着目した新たなシステムを構築する
ものである。携帯端末は,近年益々小型化が進む一方,
機能面においても,電子メールで情報の送受信を行える
ものや,インターネットに接続できるものが登場してい
る。そして,今後の技術発展により,情報の通信速度や
記憶容量も一層向上するものと思われる。
【0008】そして,本発明の第1の観点によれば,請
求項1に記載のように,消費者が使用する携帯型の消費
者端末と,会社が使用する会社端末と,消費者の口座及
び会社の口座を有する金融機関が使用する金融機関端末
との間における決済方法であって,消費者と会社との間
で商取引が成立した場合,消費者端末が,会社端末か
ら,会社を特定するための会社識別子と,取引内容を特
定するための取引識別子とを含む取引情報を受け取る第
1段階と,消費者端末が,金融機関端末に対し,取引情
報に消費者を特定するための消費者識別子を付加した決
済情報を送る第2段階と,金融機関端末が,決済情報を
もとに,消費者の口座から商取引の代金に相当する額を
会社の口座に振り込む第3段階とを含むことを特徴とす
る決済方法が提供される。
【0009】かかる決済方法によれば,携帯型の消費者
端末を用いて会社端末から取引情報を受け取ることがで
きる。あとは,この取引情報を用いて,会社端末を介す
ることなく消費者端末から金融機関端末に対してやりと
りを行うことができる。このため,従来のクレジットカ
ードによる決済方法の場合のように,クレジットカード
番号のような重要な情報を会社に知られることがなく,
決済を行うことができ,金銭的トラブルを回避すること
ができる。
【0010】上述の決済方法において,消費者端末が会
社端末から取引情報を受け取る方法には,様々なものが
考えられる。例えば,請求項2に記載のように,消費者
端末が,会社端末からの電子メールを受け取ることによ
り,取引情報を受け取ることができる。また逆に,請求
項3に記載のように,消費者端末が,会社端末の所定の
記憶領域にアクセスすることにより,取引情報を受け取
ることもできる。
【0011】あるいは,請求項4に記載のように,取引
情報サーバをシステム内に用意しておき,会社端末が取
引情報を取引情報サーバに送り,消費者端末からの要求
に応じて,取引情報を消費者端末に送るようにしてもよ
い。取引情報サーバは,従来のクレジットカードによる
決済システムにおける,クレジットカード会社に相当す
る機関や金融機関等の信用機関に構築することができ
る。
【0012】また他の方法としては,請求項5に記載の
ように,取引情報が記憶(記録)された記憶媒体,例え
ばIDカードを,消費者端末に読み込ませるようにする
ことも可能である。かかる方法によれば,商取引を店舗
で行う場合には,消費者がIDカードを店舗の担当者に
渡し,担当者がIDカードに取引情報を記録させ,取引
情報が記録されたIDカードを消費者端末に読み込ませ
るようにすることができる。消費者が取引情報を入力す
る手間を省き,入力ミスをなくすことができる。また,
通信販売やインターネットによる電子商取引の場合にも
この方法を適用できる。
【0013】また他の方法としては,消費者端末が携帯
型端末であることに着目すると,請求項6に記載のよう
に,消費者端末を,会社端末内に組み込むようにするこ
とも可能である。例えば,商取引を店舗で行う場合に
は,店舗のレジスタに,消費者端末を挿入するスロット
が形成されており,消費者端末をかかるスロットに挿入
することにより,消費者端末は取引情報を受け取ること
ができる。
【0014】また,消費者の本人確認の面についても,
本発明では,請求項7に記載のように,金融機関端末が
消費者端末に決済の認証を行い,消費者端末が金融機関
端末に認証情報を送り,金融機関端末が認証情報の正当
性を判断するようにしている。認証情報として,消費者
端末の所有者のみが知っている情報である暗証番号等を
採用することにより,容易に本人確認を行うことがで
き,不正な商取引を確実に防止することができる。
【0015】さらに,請求項8に記載のように,消費者
の口座から商取引の代金に相当する額を会社の口座に振
り込んだ後に,振込終了通知を,消費者端末及び/また
は会社端末に送るようにすれば,不正な商取引を確実に
防止することができるだけでなく,消費者,会社とも
に,商取引の終了を知ることで安心感を得ることができ
る。
【0016】また,本発明の第2の観点によれば,請求
項9に記載のように,消費者が使用する携帯型の消費者
端末と,会社が使用する会社端末と,消費者の口座及び
会社の口座を有する金融機関が使用する金融機関端末と
を含んで構成される決済システムであって,会社端末
は,会社を特定するための会社識別子と,取引内容を特
定するための取引識別子とを含む取引情報を,消費者端
末に送る取引情報提供手段を含み,消費者端末は,取引
情報に,消費者を特定するための消費者識別子を付加し
た決済情報を金融機関端末に送る決済情報送信手段を含
むことを特徴とする決済システムが提供される。
【0017】なお,請求項10に記載のように,前記会
社端末から前記取引情報が送られて該取引情報を保有す
るとともに,前記消費者端末からの要求に応じて前記取
引情報を該消費者端末に送る取引情報サーバを含むよう
にしてもよい。
【0018】かかる決済システムによれば,上述の優れ
た効果を奏する決済方法を容易に実現することができ
る。
【0019】また,請求項11に記載のように,前記金
融機関端末は,前記消費者端末に決済の認証を行う,決
済認証手段を含み,前記消費者端末は,前記金融機関端
末に認証情報を送る認証情報送信手段を含むようにすれ
ば,不正な商取引を確実に防止することができる。
【0020】また,請求項12に記載のように,前記金
融機関端末は,前記決済情報をもとに,前記消費者の口
座から商取引の代金に相当する額を前記会社の口座に振
り込んだ後に,前記消費者端末及び/または前記会社端
末に,振込終了通知を送る振込終了通知手段を含むよう
にすれば,不正な商取引を確実に防止することができる
だけでなく,消費者,会社ともに,商取引の終了を知る
ことで安心感を得ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる決済方法及び決済システムの好適な実施
の形態について詳細に説明する。なお,本明細書及び図
面において,実質的に同一の機能構成を有する構成要素
については,同一の符号を付することにより重複説明を
省略する。
【0022】まず,本実施の形態にかかる決済システム
を,図1を参照しながら説明する。決済システム10
は,図1に示したように,消費者が使用する消費者端末
100と,会社が使用する会社端末200と,金融機関
が使用する金融機関端末とを含んで構成されている。こ
れら消費者端末100,会社端末200,金融機関端末
300は,インターネット等のネットワークを介して,
あるいは,データを記録できる記録媒体等を介してデー
タをやりとりできるという点で,相互に接続されてい
る。なお,図1では,消費者端末100,会社端末20
0,金融機関端末300がそれぞれ1つずつのみ示され
ているが,それぞれ2つ以上であってもよく,実際に
は,それぞれ多数の消費者端末,会社端末,金融機関端
末が相互に接続されている。
【0023】(消費者端末100)消費者端末100
は,携帯電話等の携帯端末であり,消費者が常時携帯す
ることができるものである。そして,消費者端末100
は,消費者と会社との間で商取引が成立した場合に,決
済の際に利用される。
【0024】消費者端末100は,消費者と会社との間
で商取引が成立した場合に,後述の会社端末200か
ら,所定の取引情報を受け取る。本実施の形態では,会
社端末200からの取引情報は電子メールで送られるも
のとし,消費者端末100は,少なくとも電子メールを
受信できる機能を有するものとする。また,会社端末2
00は,例えば,電子メールのアドレスが記録されたI
Dカードにより消費者端末100の電子メールのアドレ
スを知ることができる。
【0025】また,消費者端末100は,会社端末20
0から送られた取引情報に,消費者を特定するための消
費者識別子を付加した決済情報を,金融機関端末300
に送信する決済情報送信手段110を含んでいる。
【0026】また,消費者端末100は,金融機関端末
300からの決済確認に対し,認証情報を送信する認証
情報送信手段120を含んでいる。これについては,既
存のネットバンキングシステム等の利用で実現が可能で
ある。認証情報には,消費者を特定するための消費者識
別子のほか,消費者端末100が正規の所有者により使
用されていることを確認するための暗証番号(パスワー
ド)を含ませることができる。
【0027】(会社端末200)会社端末200は,消
費者端末100との間で所定の取引情報をやりとりがで
きる装置であればよく,消費者端末100との取引情報
のやりとりをどのように行うかによって,会社端末20
0の仕様を任意に定めることができる。本実施の形態で
は,会社端末200は電子メールにより取引情報を消費
者端末100に送るものとし,会社端末200は,少な
くとも電子メールを受信できる機能を有するものとす
る。例えば,店舗の場合には,電子メール送信機能を備
えたレジスタが会社端末200に相当する。
【0028】会社端末200は,消費者と会社との間で
商取引が成立した場合に,会社を特定するための会社識
別子と,取引内容を特定するための取引識別子とを含む
取引情報を,消費者端末100に送る取引情報提供手段
210を含んでいる。取引識別子には,会社を特定する
情報,取引日時,取引商品,代金支払方法(一括払い,
分割払いの区別等)等の任意の情報を含ませることがで
きる。
【0029】(金融機関端末300)金融機関端末30
0は,消費者と会社との間で商取引が成立した場合に,
消費者と会社との間の決済を仲介する金融機関(一般に
は,銀行や郵便局等)が使用する端末である。
【0030】金融機関端末300は,消費者の口座及び
会社の口座を有し,上述の決済情報をもとに,消費者口
座340から商取引の代金に相当する額を会社口座35
0に振り込む振込手段320と,消費者端末100に決
済の確認を行う決済確認手段310を含んでいる。これ
についてもネットバンキングシステム等の利用で実現が
可能である。
【0031】また,金融機関端末300は,決済情報を
もとに,消費者口座340から商取引の代金に相当する
額を会社口座350に振り込んだ後に,消費者端末10
0及び/または会社端末200に,振込終了通知を送る
振込終了通知手段330を含んでいる。この振込終了通
知については,紙に出力したものを郵送するようにして
もよく,あるいは,電子メールにより通知することもで
きる。電子メールを採用する場合には,会社識別子や消
費者識別子に対応付けて予め登録された電子メールアド
レスを利用することができる。
【0032】上記構成からなる決済システム10におけ
る決済方法を,図2を参照しながら説明する。会社端末
200は,消費者と会社との間で商取引が成立した場合
に,会社を特定するための会社識別子と,取引内容を特
定するための取引識別子とを含む取引情報を,取引情報
提供手段210より消費者端末100に送る(ステップ
S1)。
【0033】次いで,消費者端末100は,会社端末2
00により送られた取引情報に,消費者を特定するため
の消費者識別子を付加した決済情報を,決済情報送信手
段110より,金融機関端末300へ送る(ステップS
2)。
【0034】消費者端末100より決済情報が送られた
金融機関端末300は,消費者識別子から消費者口座3
40を特定する(ステップS3)とともに,決済確認手
段310より,消費者端末310に決済の確認を行う
(ステップS4)。かかる決済の確認は,例えば,消費
者端末100に暗証番号の入力を要求することにより行
われる。
【0035】消費者は,金融機関端末300からの決済
の確認要求(ステップS4)に対して,認証情報送信手
段120より,決済確認の応答を行う(ステップS
5)。決済確認手段310より暗証番号の入力を要求さ
れた場合には,消費者端末100に暗証番号を入力する
ことにより,決済確認の応答を行う。
【0036】金融機関端末300は,会社識別子より会
社口座350を特定する(ステップS6)とともに,振
込手段320により,決済情報をもとに,消費者口座3
40から商取引の代金に相当する額を会社口座へ振り込
む(ステップS7)。
【0037】消費者口座340から商取引の代金に相当
する額を会社口座350に振り込んだ後に,振込終了通
知手段330より,消費者端末100に,振込終了通知
を送る(ステップS8)。同様に,振込終了通知手段3
30より,会社端末200に,振込終了通知を送る(ス
テップS9)。会社システム200に送られる振込終了
通知には,例えば,振込金額や取引ID等の情報を含ま
せることができる。
【0038】以上説明したように,本実施の形態によれ
ば,携帯型の消費者端末100を用いて会社端末200
から取引情報を受け取ることができる。あとは,この取
引情報を用いて,会社端末200を介することなく消費
者端末100から金融機関端末300に対してやりとり
を行うことができる。このため,従来のクレジットカー
ドによる決済方法の場合のように,クレジットカード番
号のような重要な情報を会社に知られることがなく,決
済を行うことができ,金銭的なトラブルを回避すること
ができる。
【0039】さらに,取引情報を電子メールにより受け
取るようにしたので,消費者端末100へ取引情報を入
力する手間を省き,入力ミスによるトラブルを回避する
ことができる。なお,電子メールアドレスが記録された
IDカードは,たとえ紛失等した場合であっても,消費
者端末100及び金融機関に対する暗証番号が盗用され
ない限り,悪用されることはない。
【0040】また,認証情報として,消費者端末の所有
者のみが知っている情報である暗証番号等を採用するこ
とにより,容易に本人確認を行うことができ,不正な商
取引を確実に防止することができる。
【0041】さらにまた,消費者口座340から商取引
の代金に相当する額を会社口座350に振り込んだ後
に,振込終了通知を,消費者端末100及び/または会
社端末200に送るようにしたので,不正な商取引を確
実に防止することができるだけでなく,消費者,会社と
もに,商取引の終了を知ることで安心感を得ることがで
きる。
【0042】以上,添付図面を参照しながら本発明にか
かる決済方法及び決済システムの好適な実施形態につい
て説明したが,本発明はかかる例に限定されない。当業
者であれば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の
範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得る
ことは明らかであり,それらについても当然に本発明の
技術的範囲に属するものと了解される。
【0043】例えば,上記実施の形態においては,消費
者端末100が,会社端末200からの電子メールを受
け取ることにより,取引情報を受け取るようにした場合
の一例について説明したが,本発明はこれに限定されな
い。例えば,消費者端末100が,会社端末200の所
定の記憶領域にアクセスすることにより,取引情報を受
け取るようにしてもよい。具体的には,会社が取引情報
の授受のためのウェブサイトを設けており,消費者端末
100がかかるウェブサイトにアクセスし,取引情報を
ダウンロードすることにより,取引情報を受け取るよう
にすることができる。
【0044】また,消費者端末100が会社端末200
から取引情報を受け取る別の方法としては,図3に示し
たように,取引情報を一括して保有・管理する取引情報
サーバ400をシステム内に有するようにしてもよい。
会社端末200は,取引情報サーバ400に取引情報を
送っておき,取引情報サーバ400は,消費者端末10
0からの取引情報の要求に応じて,取引情報を送ること
ができる。
【0045】また,消費者端末100が会社端末200
から取引情報を受け取る別の方法としては,会社端末2
00から取引情報が記憶された記憶媒体,例えば,ID
カードを受け取って,かかるIDカードを消費者端末1
00に読み込ませる方法を採用することもできる。
【0046】また,消費者端末100が会社端末200
から取引情報を受け取る別の方法としては,消費者端末
100が携帯型の端末であることを利用して,消費者端
末100を,会社端末200内に組み込む方法を採用す
ることもできる。例えば,会社端末200に,消費者端
末100を挿入するスロットが形成されており,消費者
端末100をかかるスロットに挿入することにより,消
費者端末100は取引情報を受け取ることができる。
【0047】また,消費者端末100及び会社端末20
0は,金融機関端末300からの振込終了通知がない場
合や,取引金額と振込金額とが異なる場合に,金融機関
端末300へ問い合わせを行う問い合わせ手段を有する
ようにすることが好ましい。
【0048】また,消費者口座340と会社口座350
は,必ずしも同一の金融機関端末300内に存在する必
要はなく,異なる金融機関端末に存在してもよい。この
場合,消費者口座340が存在する一の金融機関端末と
会社口座350が存在する他の金融機関端末との間で振
込処理が行われる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
携帯型の消費者端末を用いて会社端末から取引情報を受
け取ることができる。あとは,この取引情報を用いて,
会社端末を介することなく消費者端末から金融機関端末
に対してやりとりを行うことができる。このため,従来
のクレジットカードによる決済方法の場合のように,ク
レジットカード番号のような重要な情報を会社に知られ
ることがなく,決済を行うことができ,金銭的トラブル
を回避することができる。
【0050】また,認証情報として,消費者端末の所有
者のみが知っている情報である暗証番号等を採用するこ
とにより,容易に本人確認を行うことができ,不正な商
取引を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】決済システムの一実施形態を示す説明図であ
る。
【図2】決済方法の一実施形態を示す説明図である。
【図3】システム内に取引情報サーバを含む実施形態を
示す説明図である。
【符号の説明】
10 決済システム 100 消費者端末 110 決済情報送信手段 120 認証情報送信手段 200 会社端末 210 取引情報提供手段 300 金融機関端末 310 決済確認手段 320 振込手段 330 振込終了通知手段 340 消費者口座 350 会社口座 400 取引情報サーバ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消費者が使用する携帯型の消費者端末
    と,会社が使用する会社端末と,前記消費者の口座及び
    前記会社の口座を有する金融機関が使用する金融機関端
    末との間における決済方法であって,前記消費者と前記
    会社との間で商取引が成立した場合,前記消費者端末
    が,前記会社端末から,前記会社を特定するための会社
    識別子と,取引内容を特定するための取引識別子とを含
    む取引情報を受け取る第1段階と,前記消費者端末が,
    前記金融機関端末に対し,前記取引情報に前記消費者を
    特定するための消費者識別子を付加した決済情報を送る
    第2段階と,前記金融機関端末が,前記決済情報をもと
    に,前記消費者の口座から商取引の代金に相当する額を
    前記会社の口座に振り込む第3段階と,を含むことを特
    徴とする,決済方法。
  2. 【請求項2】 前記第1段階は,前記消費者端末が,前
    記会社端末からの電子メールを受け取る段階を含むこと
    を特徴とする,請求項1に記載の決済方法。
  3. 【請求項3】 前記第1段階は,前記消費者端末が,前
    記会社端末の所定の記憶領域にアクセスする段階を含む
    ことを特徴とする,請求項1に記載の決済方法。
  4. 【請求項4】 前記第1段階は,前記会社端末が,前記
    取引情報を取引情報サーバに送る段階と,前記消費者端
    末が,前記取引情報サーバに前記取引情報の要求を送る
    段階と,前記取引情報サーバが,前記消費者端末からの
    要求に応じて前記取引情報を該消費者端末に送る段階
    と,を含むことを特徴とする,請求項1に記載の決済方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1段階は,前記取引情報が記憶さ
    れた記憶媒体を前記消費者端末に読み込ませる段階を含
    むことを特徴とする,請求項1に記載の決済方法。
  6. 【請求項6】 前記第1段階は,前記消費者端末を,前
    記会社端末に組み込む段階を含むことを特徴とする,請
    求項1に記載の決済方法。
  7. 【請求項7】 前記第2段階の後に,前記金融機関端末
    が,前記消費者端末に決済の認証を行う段階と,前記消
    費者端末が,前記金融機関端末に認証情報を送る段階
    と,前記金融機関端末が,前記認証情報の正当性を判断
    する段階と,を含み,前記金融機関端末は,前記認証情
    報の正当性が確認された場合にのみ,前記第3段階を行
    うことを特徴とする,請求項1,2,3,4,5または
    6のいずれかに記載の決済方法。
  8. 【請求項8】 前記第3段階の後に,振込終了通知を,
    前記消費者端末及び/または前記会社端末に送る第4段
    階を含むことを特徴とする,請求項1,2,3,4,
    5,6または7のいずれかに記載の決済方法。
  9. 【請求項9】 消費者が使用する携帯型の消費者端末
    と,会社が使用する会社端末と,前記消費者の口座及び
    前記会社の口座を有する金融機関が使用する金融機関端
    末とを含んで構成される決済システムであって,前記会
    社端末は,前記会社を特定するための会社識別子と,取
    引内容を特定するための取引識別子とを含む取引情報
    を,前記消費者端末に送る取引情報提供手段を含み,前
    記消費者端末は,前記取引情報に,前記消費者を特定す
    るための消費者識別子を付加した決済情報を前記金融機
    関端末に送る決済情報送信手段を含むことを特徴とす
    る,決済システム。
  10. 【請求項10】 前記会社端末から前記取引情報が送ら
    れて該取引情報を保有するとともに,前記消費者端末か
    らの要求に応じて前記取引情報を該消費者端末に送る取
    引情報サーバを含むことを特徴とする,請求項9に記載
    の決済システム。
  11. 【請求項11】 前記金融機関端末は,前記消費者端末
    に決済の認証を行う,決済認証手段を含み,前記消費者
    端末は,前記金融機関端末に認証情報を送る認証情報送
    信手段を含むことを特徴とする,請求項9または10に
    記載の決済システム。
  12. 【請求項12】 前記金融機関端末は,前記決済情報を
    もとに,前記消費者の口座から商取引の代金に相当する
    額を前記会社の口座に振り込んだ後に,前記消費者端末
    及び/または前記会社端末に,振込終了通知を送る振込
    終了通知手段を含むことを特徴とする,請求項9,10
    または11のいずれかに記載の決済システム。
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