JP2002007291A - 電子メール送信装置およびその関連装置 - Google Patents

電子メール送信装置およびその関連装置

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JP2002007291A
JP2002007291A JP2000184876A JP2000184876A JP2002007291A JP 2002007291 A JP2002007291 A JP 2002007291A JP 2000184876 A JP2000184876 A JP 2000184876A JP 2000184876 A JP2000184876 A JP 2000184876A JP 2002007291 A JP2002007291 A JP 2002007291A
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electronic mail
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JP2000184876A
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Yoshihiro Kojima
良宏 小島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感情表現を豊かにするための動作を電子メー
ルの本文の音声出力に同期してロボット様体などに行わ
せるに、顔文字等の特定の記号列を組み込む必要性をな
くしてメール作成作業性を改善し、かつ、同期動作をス
ムーズにする。 【解決手段】 電子メール送信装置1において、動作カ
テゴリ付与部13はメール本文格納部12からの文字列
に対して動作カテゴリを付与し、動作カテゴリセットと
する。動作制御データ生成部14は電子メールの本文と
動作カテゴリセットに基づいて文字列音声出力のタイミ
ングとロボット様体動作のタイミングとのタイムテーブ
ルをもつ動作制御データを生成し、送信部16により電
子メールの本文に動作制御データを添付してネットワー
ク3に送出する。電子メール受信装置2において、動作
制御データ認識部23は動作制御データの添付を確認
し、制御部33は音声出力部25と感情表現動作部26
とを同期制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
して電子メールを送信するための電子メール送信装置、
およびそれに関連する装置に記録されている文字メッセ
ージを音声出力または文字表示にて表現するメッセージ
表現装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子メール受信装置としては、受
信した電子メールの本文を音声合成して音声データに変
換した後、スピーカから音声出力することによって、電
子メールを音声で読み上げる機能を備えたものがある。
【0003】一方、最近の電子メールには、文章では表
現しにくい送信者の感情を伝えるために、文章中に例え
ば、万歳を意味する\("o")/等の顔文字(フェイスマ
ーク)と呼ばれる記号列が組み込まれているものがあ
る。このような電子メールを音声で読み上げる場合、顔
文字等の記号列をそのまま音声で読み上げても、ユーザ
ーはその意味を理解することができない。よって、通
常、このような記号列は、音声読み上げの際に読み飛ば
されるように処理される。したがって、このような電子
メールを音声で読み上げる場合には、せっかく顔文字等
の記号列によって表現されていた送信者の感情を受信者
に正しく伝えることができなかった。
【0004】そこで、例えば動物型ロボットを使用し、
電子メールに含まれる顔文字等の特定の記号列に基づい
てロボットの手足等を動作させることにより、受信者に
送信者の感情を伝える電子メール受信装置が、特開平1
1−327872号公報「電子メール提示方法及び電子
メール端末及び電子メール提示プログラムを格納した記
憶媒体」に示されている。
【0005】図6はこの公報と同様の考え方の従来の電
子メール受信装置の構成図を示すものである。図6にお
いて、符号の61は受信部であり、ネットワークを介し
て電子メールを受信するものである。62はメール本文
解析部であり、受信した電子メールの本文を解析するこ
とにより、電子メールの本文に含まれる顔文字等の特定
の記号列にロボットの動作を対応付けるものである。こ
のメール本文解析部62は具体的には、特定の記号列に
対応するロボットの動作の種類を決定し、その動作の発
生タイミングの計算を行うものとして構成されている。
63は読み上げ部であり、メール本文解析部62で求め
た動作発生タイミングに基づいて受信した電子メールの
本文を音声で読み上げるものである。64は駆動部であ
り、メール本文解析部62から得られた動作発生タイミ
ングに基づいて動物型ロボットの形状をした電子メール
受信装置の可動部65(手や足等)を動作させるもので
ある。66は制御部であり、読み上げ部63、駆動部6
4の動作を制御するものである。
【0006】以上のように構成された従来の電子メール
受信装置について、以下にその動作を説明する。
【0007】受信部61は、ネットワークを介して電子
メールを受信する。メール本文解析部62は、受信部6
1より受信した電子メールの本文を解析し、電子メール
の本文に含まれる顔文字等の特定の記号列によって動作
発生のタイミングを計算し、制御部66に出力する。こ
のタイミングの計算には比較的時間がかかる。制御部6
6は、メール本文解析部62から得られた動作発生タイ
ミングに基づいて、読み上げ部63、駆動部64を制御
する制御信号を出力する。読み上げ部63は、制御部6
6からの制御信号に応じて電子メールの本文の読み上げ
を行う。同時に、駆動部64も、制御部66からの制御
信号に応じて、電子メール受信装置すなわちロボットの
可動部65を動作させる。
【0008】例えば、電子メールの本文の中に 〜なんです。\("o")/ という記述が含まれている場合には、メール本文解析手
段62は記号列 \ ( " o " ) / を解析し、「〜なんです。」を読み上げ部63が読み終
えた後、数秒後にロボットが両手(可動部65)を上げ
る動作を生成する。更に、読み上げ部63が「〜なんで
す。」を読み終えるタイミングを計算し、その時刻にロ
ボットが両手を上げる動作を行うように、読み上げ部6
3と駆動部64の動作を制御するタイムテーブルを制御
部66に出力する。制御部66は、タイムテーブルに従
って、読み上げ部63が「〜なんです。」を読み終えた
後、数秒後に駆動部64がロボットの両手を上げるよう
に、読み上げ部63と駆動部64を制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、メール本文解析部62において、受信
した電子メールの本文に含まれる文字列が、ロボットの
動作に対応付けられている特定の記号列であるかどうか
を常に照合する必要があるので、メール本文を解析する
ために多くの処理時間が必要であった。
【0010】一方、送信者の多様な感情を表現するため
には、ロボットの動作の種類を多くする必要があるが、
従来例では、それに伴って特定の記号列の種類を多くし
なければならない。しかし、ロボットの動作の種類を多
くすると、照合すべき特定の記号列の種類も多くなるの
で、受信した電子メールの本文を解析するためにさらに
多くの処理時間が必要となり、リアルタイムに処理がで
きないという問題があった。
【0011】また、従来例では、電子メールの本文に含
まれる特定の記号列にしかロボットの可動部は反応しな
い。つまり、メールの送信者が意図した通りに受信側の
ロボットの可動部を動作させるためには、送信者が電子
メール本文の中に顔文字等の特定の記号列を組み込む必
要があり、普段、このような記号列を使い慣れていない
ユーザーにとっては、このような電子メールを作成し難
いという問題もあった。
【0012】本発明は上記した課題の解決を図るべく創
作したものであって、感情表現を豊かにするための動作
の情報を本文とともに送信するように構成された電子メ
ール送信装置において、その電子メールの本文の作成に
際して、馴染みが薄くて分かりにくい顔文字等の特定の
記号列を組み込む必要性をなくし、顔文字等の特定の記
号列を使い慣れていないユーザーでも、受信側のロボッ
ト様体などの感情表現動作手段を動作させるための電子
メールの作成作業を効率良く行うことができる電子メー
ル送信装置を提供することを目的としている。
【0013】また、本発明は、受信した電子メールを音
声で読み上げると同時に電子メールの内容に応じてロボ
ット様体などの感情表現動作手段を動作させることによ
り電子メールの内容を感情表現を豊かに提示する電子メ
ール受信装置において、従来技術の場合のような受信文
字列中の特定の記号列の有無の常時的な照合、その特定
の記号列の動作意味合いの解釈、動作タイミングの計算
などの時間のかかる処理を不要となし、音声出力に同期
しての感情表現動作手段を所期通りに迅速に駆動して、
豊かな感情表現を伴ったメッセージの伝達をスムーズに
行うことができる電子メール受信装置を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の従来の
技術の課題を解決するために、顔文字等の特定の記号列
を利用してメッセージを伝えるということから脱却し、
電子メールの本文に含まれている文字列に動作制御デー
タを添付するという新たな手法を提案する。そのような
文字列に動作制御データを添付した形態で電子メールを
やりとりするものとして、電子メール送信装置や電子メ
ール受信装置を構成する。
【0015】動作制御データは、メッセージ伝達専用の
電子メールの本文とは起源を異にするものとしてあらか
じめ構築されるものである。従来の技術で利用していた
顔文字等の特定の記号列は、メッセージ伝達のための文
字や記号の集合にあらかじめ含まれているものであり、
電子メールの本文と特定の記号列とは起源を同じくする
ものである。動作制御データは、メッセージではなく、
あくまで、制御を司る専用のデータである。そのデータ
構造は、電子メールの本文のデータ構造とは明らかに異
なるものである。ここのところが本発明と従来の技術と
の根本的な違いである。
【0016】したがって、本発明における受信側の電子
メール受信装置としては、従来の技術の場合のように電
子メールの本文に含まれている文字列がロボット様体な
どの感情表現動作手段の動作に対応付けられている顔文
字等の特定の記号列であるのかどうかの照合を常時的に
行う必要性はなく、また、その照合の結果で得た特定の
記号列に基づいた解析により、感情表現動作手段のどの
部分を動かすべきかの制御信号の生成や、特定の記号列
が意味する内容に応じてのどのようなタイミングで動作
を開始し終了させるかのタイミングの計算を行う必要性
もなく、電子メールの本文に添付されているところの動
作の制御を司る専用のデータとしての動作制御データを
もってダイレクトに感情表現動作手段を制御すればよ
い。
【0017】送信側の電子メール送信装置においては、
複数の記号の組み合わせである顔文字等の特定の記号列
の面倒な入力の操作については、これを不要化する。
【0018】本発明にかかわる送信側の電子メール送信
装置は、動作カテゴリ付与手段を設けて電子メールの本
文中の任意の文字列(感情表現を豊かにしたい部分の文
字列)に対して動作カテゴリを対応付け、その文字列と
動作カテゴリとの組み合わせを動作カテゴリセットとな
す。
【0019】この動作カテゴリセットなるものは、例え
ば、「うれしいです」という文字列と『喜び』という動
作カテゴリとの組み合わせや、「残念です」という文字
列と『悲しみ』という動作カテゴリとの組み合わせや、
「こんにちは」という文字列と『昼の挨拶』という動作
カテゴリとの組み合わせや、「さようなら」という文字
列と『別れの挨拶』という動作カテゴリとの組み合わせ
などである。
【0020】あるいは、例えば、「ごめんなさい」とい
う文字列と『頭・下げる』という動作カテゴリとの組み
合わせや、「はらがたちます」という文字列と『目・つ
り上げ』という動作カテゴリとの組み合わせや、「おど
ろきました」という文字列と『目・開閉・口・開』とい
う動作カテゴリとの組み合わせである。
【0021】また、電子メール送信装置においては、動
作制御データ生成手段を設けて、前記の動作カテゴリセ
ットと電子メールの本文に基づいて動作制御データを生
成させる。そして、送信手段においては電子メールの本
文に前記動作制御データを添付し電子メールとして送信
させる。
【0022】動作制御データの形態としては、例えば、
「すみません」の文字列に組み合わせた動作カテゴリが
『謝罪』であるときには、感情表現動作手段としてのロ
ボット様体の頭部に対する制御コードとして下向かせ動
作の動作部分指定・動作形態の制御コードをもち、ま
た、文字列と動作との同期制御として、文字列の「すみ
ません」の音声出力の開始/終了タイミングに同期させ
ての頭部下向かせ動作の開始/終了タイミングを定めた
タイミング管理の制御コードをもつ。一般的には、感情
表現動作手段におけるどの部分を制御対象として指定す
るかの制御コード、その動作部分をどのように動作させ
るかの制御コード、その動作部分のそのような動作を、
対応する文字列の音声出力のタイミングとどのように同
期させるかの制御コードをもっておればよい。
【0023】このように生成される動作制御データは、
そのコード形態において、上記のように、メッセージ伝
達専用の電子メールの本文とは基本的に起源を異にして
おり、感情表現動作手段の動作の制御を司る専用の、電
子メールの本文とは独立した状態のデータとなってい
る。
【0024】送信側の電子メール送信装置において生成
される前記の動作制御データは、上記例のように、『喜
び』,『悲しみ』,『挨拶』,『別れ』や『頭・下げ
る』,『目・つり上げ』,『目・開閉・口・開』等々の
ように、従来の技術の場合の顔文字、 \("o")/ に比べて、非常に直截な記述(表現)となっている。つ
まり、誰にでも直ちに理解できる常識レベルの記述とな
っている。さらにいうと、顔文字の \("o")/ は、文字・記号の組み合わせとして、 \ ( " o " ) / の7つの記号を羅列したものであるが、このような特定
の記号列がどのような感情表現に対応しているのかにつ
いては、一般の了解が周知していないという事情があ
る。
【0025】それに対して、『喜び』,『頭・下げる』
などは、通常の知識を有する人であれば、誰でもダイレ
クトにその意味を認識することができるものである。
【0026】したがって、電子メール送信装置におい
て、動作制御データのもとになる動作カテゴリの生成に
おいて、その生成が非常に理解しやすいものなってい
る。
【0027】また、本発明の場合のような直截な記述で
は、その種類数として膨大なものが歴史的にすでに蓄積
されている。日本人なら日本人共通の言語体系の中で広
く知られたものとして構築され、その知識が広く広まっ
ている。顔文字などの認知度はきわめて低いものであ
り、これに比べて、上記の直截な記述は、その認知度が
きわめて高いものとなっている。感情表現の種類数の増
加に応じて、顔文字等の特定の記号列を新たに作成する
ことはなかなか面倒であるし、しかもそれを周知させる
にはかなりの時間がかかってしまう。直截な記述による
動作カテゴリ方式の場合には、そのような問題は薄く、
非常に多くの種類の感情表現にきわめて容易に対応する
ことができる。常識レベルでの対応であるので、周知に
は多くの時間を要しない。
【0028】また、動作制御データの作成は自動的に行
うものであり、その作成した動作制御データを電子メー
ルの本文に自動的に添付して送信するので、電子メール
の本文そのものにおいて、顔文字等の特定の記号列を組
み込む必要性がない。すなわち、電子メールの本文の作
成作業そのものを迅速・容易化する。
【0029】また、本発明にかかわる受信側の電子メー
ル受信装置は、電子メールの受信において電子メールの
本文とともにそれに添付されている動作制御データを受
信するが、その動作制御データは、感情表現動作手段に
おける動作部分の動作を文字列の音声出力と同期してダ
イレクトに制御するコード形態となっており、従来の技
術の場合のような受信文字列中の特定の記号列の有無の
常時的な照合、その特定の記号列の動作意味合いの認
識、動作タイミングの計算などの時間のかかる処理は不
要である。したがって、感情表現動作手段を所期通りに
迅速に駆動制御することができ、豊かな感情表現を伴っ
たメッセージの伝達をスムーズに行うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を総括
的に説明する。
【0031】本願第1の発明の電子メール送信装置は、
電子メールの本文中の任意の文字列に動作カテゴリを対
応付けて動作カテゴリセットを生成する動作カテゴリ付
与手段と、前記動作カテゴリセットと前記電子メールの
本文に基づいて動作制御データを生成する動作制御デー
タ生成手段と、前記電子メールの本文に前記動作制御デ
ータを添付し電子メールとして送信する送信手段とを備
えていることを特徴としている。
【0032】この第1の発明の構成は、上記の〔課題を
解決するための手段〕の項における電子メール送信装置
の説明を別の表現形態で記述したものに相当し、それに
よる作用については、同じく上記の〔課題を解決するた
めの手段〕の項で説明したのと実質的に同様のものとな
る。すなわち、感情表現を豊かにしたい部分の文字列に
動作カテゴリを対応付けて生成される動作制御データ
は、メッセージを伝える電子メールの本文に添付される
ものである。この動作制御データは電子メール本文での
文字列とは体系を異にする別個の独立した制御専用のコ
ードで構成することが可能である。したがって、文字列
に対応付ける動作カテゴリとしては、文字列が属してい
る文字・記号の集合とは起源を異にする直截で分かりや
すいものの採用が可能である。認知度が比較的に高く、
新しく作るものも周知が容易である。結果として、電子
メールの本文の作成において、分かりにくい顔文字等の
特定の記号列を組み込む必要性がなく、顔文字等の特定
の記号列を使い慣れていないユーザーでも、受信側のロ
ボット様体などの感情表現動作手段を動作させることが
できる電子メールを簡単に作成することができ、電子メ
ールの作成作業の効率化を促すことが可能となる。
【0033】本願第2の発明の電子メール送信装置は、
上記の第1の発明において、前記動作制御データ生成手
段は、文字列の出力のタイミングと動作のタイミングと
を対応付けたタイムテーブルを含む動作制御データを生
成するものとして構成されているというものである。
【0034】この第2の発明による作用は次のとおりで
ある。受信側において、文字列の音声出力との関係でロ
ボット様体などの感情表現動作手段の動作を制御する動
作制御データをどのような形態で構築するかの問題であ
る。従来の技術のように、文字列から抽出した特定の記
号列を解釈して、タイミングを計算した上で、動作制御
データを生成するのに比べると、あらかじめ送信側の電
子メール送信装置において、動作制御データを、文字列
の出力のタイミングと動作のタイミングとを対応付けた
タイムテーブルとして構築しておけば、受信側の電子メ
ール受信装置での処理上の負担の軽減を図ることが可能
となる。
【0035】本願第3の発明の電子メール送信装置は、
上記の第1・第2の発明において、前記動作カテゴリ付
与手段は、前記動作カテゴリを入力するための動作カテ
ゴリ入力手段を備えたものとして構成されているという
ものである。
【0036】本願第4の発明の電子メール送信装置は、
上記の第1・第2の発明において、前記動作カテゴリ付
与手段は、前記文字列に基づいて前記動作カテゴリを自
動的に生成する動作カテゴリ生成手段を備えたものとし
て構成されているというものである。
【0037】第3の発明は、ユーザーによるマニュアル
操作によって動作カテゴリを入力することを記述してい
る。第4の発明は、動作カテゴリの生成をオートマチッ
クに行うことを記述している。後者の第4の発明による
と、感情表現を豊かにしたい部分の文字列に対する対応
付けるべき適切な動作カテゴリを、その文字列に基づい
て自動的に生成するので、マニュアル入力の場合に比べ
て、ユーザーにかける負担を軽減することが可能とな
る。ただし、第3の発明のように、ユーザーによるマニ
ュアル操作での動作カテゴリ入力でも、本発明の基本的
作用・効果は達成されるのである。
【0038】本願第5の発明の電子メール送信装置は、
上記の動作カテゴリをオートマチックに生成する第4の
発明において、前記動作カテゴリ付与手段は、さらに、
前記動作カテゴリ生成手段から生成された動作カテゴリ
を提示する動作カテゴリ提示手段と、提示された動作カ
テゴリの修正を行う動作カテゴリ修正手段とを備えたも
のとして構成されているというものである。
【0039】この第5の発明による作用は次のとおりで
ある。感情表現を豊かにしたい部分の文字列に対して、
その文字列に基づいて動作カテゴリを生成することは、
自動生成であるから、ときとして、ユーザーが意図して
いる感情表現とは異なるものとなってしまう。したがっ
て、何らのチェックもせずに、自動生成した動作カテゴ
リに基づいての動作制御データをそのまま送信すると、
受信側のロボット様体などの感情表現動作手段で行われ
る動作が、送信者の意図とは異なる表現となってしま
う。そこで、送信する前に、自動生成された動作カテゴ
リをユーザーに提示し、チェックを受けさせるように
し、もし、ユーザーの意図した動作カテゴリでないとき
には、その修正(削除、追加、変更など)を許容するこ
ととしたものである。これにより、感情表現を伴う電子
メールの作成を、ユーザーが意図している感情表現に的
確に合わせた状態で行うことが可能となる。
【0040】本願第6の発明の電子メール送信装置は、
上記の第1〜第5の発明において、前記電子メールの本
文をユーザー入力するためのメール本文入力手段と、入
力された電子メールの本文を格納するメール本文格納手
段とを備え、前記動作カテゴリ付与手段、動作制御デー
タ生成手段および送信手段はそれぞれ前記メール本文格
納手段から前記電子メールの本文を読み出すように構成
されているというものである。
【0041】この第6の発明は、送信すべき電子メール
の本文の起源について記述している。当該の電子メール
送信装置自体において電子メールの本文の作成を可能と
してある。電子メールの作成機能を有してるときは、そ
の利便性を享受することができる。なお、この第6の発
明以外の発明においては、必ずしも電子メール作成機能
をもっている必要性はないということである。
【0042】本願第7の発明の電子メール送信装置は、
上記の第1〜第6の発明において、前記動作制御データ
がロボット様体の動作制御にかかわるものとなっている
というものである。すなわち、動作制御データが使用に
供される対象としての受信側の感情表現動作手段とし
て、ロボット様体を特定している。送信者のメッセージ
を感情表現豊かに相手側に伝えるときの動作を表現する
媒体としての感情表現動作手段としては、ロボット様体
やアニメーションやMPEG‐4などでいうオブジェク
ト合成画像など音声表現以外のものであれば何であって
もよいのであるが、ここでは、感情表現動作手段とし
て、感情表現が非常に豊かなロボット様体を特定してい
る。
【0043】もっとも、ロボット様体としては、人間型
ロボット様体、人形型ロボット様体、動物型ロボット様
体、植物型ロボット様体などの一般的なロボット様体の
ほか、楽器とか自動車など任意の形態の物体型ロボット
様体でもよい。
【0044】本願第8の発明の電子メール送信装置は、
上記の第1〜第7の発明において、前記文字列が記号、
文字、単語、文節、文のうちから任意に選択された1つ
または複数のものとなっているというものである。文
字、単語についてはすでに例示したが、記号について
は、例えば「!」(エクスクラメーションマーク)や
「?」(クエスチョンマーク)などに対応付けて感情表
現を行う場合のことである。高度の機能をもたせれば、
文節単位や文単位で動作カテゴリを対応付けることも可
能である。
【0045】本願第9から第13までの発明は、電子メ
ール受信装置についてのものである。
【0046】本願第9の発明の電子メール受信装置は、
電子メールの受信手段と、受信した電子メールの本文を
音声データに変換する音声合成手段と、前記音声データ
を出力する音声出力手段と、感情表現のための動作を行
わせる感情表現動作手段と、前記感情表現動作手段を駆
動する駆動手段と、前記受信手段により受信した電子メ
ールの本文に添付されている動作制御データに基づいて
前記音声出力手段と前記駆動手段を同期的に制御する制
御手段とを備えていることを特徴としている。
【0047】この第9の発明による作用は次のとおりで
ある。受信手段が受信した電子メールの本文に動作制御
データが添付されているときは、制御手段は、音声出力
手段と駆動手段とを同期させて制御し、音声出力手段か
ら出力される電子メールの本文の音声の出力において、
感情表現を豊かにしたい部分の文字列が出力されるタイ
ミングに合わせて、駆動手段を介して、感情表現動作手
段をして、その文字列に対応付けられた感情表現の動作
を行わせる。したがって、送信者が受信者に伝えたいと
するメッセージのある文字列の音声出力にタイミングを
合わせる状態で、その文字列に付随させたいとする感情
表現を良好かつ迅速に行わせることができる。
【0048】ここにおいて、感情表現動作手段の動作の
制御およびこれに同期しての音声出力手段の動作の制御
を行わせるための動作制御データは、それぞれをダイレ
クトに制御するコード形態のものであり、従来の技術の
場合のような受信文字列中の特定の記号列の有無の常時
的な照合、その特定の記号列の動作意味合いの解釈、動
作タイミングの計算などの時間のかかる処理は不要であ
る。したがって、音声出力に同期しての感情表現動作手
段を所期通りに迅速に駆動制御することができ、文章だ
けでは伝わりにくい電子メールにあって、豊かな感情表
現を伴ったメッセージの伝達をスムーズに行うことがで
きる。
【0049】本願第10の発明の電子メール受信装置
は、前記電子メールの本文に添付されている動作制御デ
ータは、前記電子メールの本文中の文字列とこの文字列
に対応付けられた動作カテゴリからなる動作カテゴリセ
ットおよび前記電子メールの本文に基づいて、前記文字
列に基づく音声データの出力のタイミングと前記感情表
現動作手段の動作のタイミングとを対応付ける状態に生
成されたものとなっているというものである。これは、
動作制御データの形態をより具体的レベルで記述したも
のであり、上記電子メール送信装置についての第2の発
明に対応している。
【0050】この第10の発明によると、感情表現を豊
かにしたい部分の文字列の音声出力に的確に同期してタ
イミング良く感情表現動作手段を動かして、その出力さ
れている音声が伝えようとするメッセージの情感を豊か
なものとして表現することができる。
【0051】本願第11の発明の電子メール受信装置
は、前記文字列が記号、文字、単語、文節、文のうちか
ら任意に選択された1つまたは複数のものとなっている
というものである。これは、上記電子メール送信装置に
ついての第8の発明に対応している。
【0052】本願第12の発明の電子メール受信装置
は、前記感情表現動作手段がロボット様体に構成されて
いるというものである。これは、上記電子メール送信装
置についての第7の発明に対応している。
【0053】本願第13の発明の電子メール受信装置
は、上記の第9〜第12の発明において、前記音声合成
手段は備えておらず、前記音声出力手段に代えて、前記
受信手段が受信した電子メールの本文を表示する文字表
示手段を備えているというものである。
【0054】この第13の発明による作用は次のとおり
である。メッセージを再現するのに、必ずしも音声で出
力することに限る必要性はなく、メッセージを電子メー
ル本来の文字として文字表示手段において表示するので
もよい。この場合に、前記の制御手段は、感情表現動作
手段の駆動手段と文字表示手段を同期的に制御すること
となる。文字表示でのメッセージ伝達は、音声出力での
メッセージ伝達よりも感情が伝わりにくい要素がある
が、それでも、ロボット様体などの感情表現動作手段の
支援があるので、受信者に表示文字を読ませるモードで
も、かなり豊かな感情表現を伴うメッセージ伝達が可能
となる。
【0055】なお、音声合成手段および音声出力手段を
備えることに加えて文字表示手段も備えていてもよいこ
とはいうまでもない。
【0056】本願第14の発明は、電子メール送受信シ
ステムにかかわるものであって、上記の第1〜第8の発
明の電子メール送信装置と、上記の第9〜第13の発明
の電子メール受信装置とがネットワークを介して接続さ
れていることを特徴としている。
【0057】本願第15の発明は、電子メール送受信装
置にかかわるものであって、上記の第1〜第8の発明の
電子メール送信装置の機能と、上記の第9〜第13の発
明の電子メール受信装置の機能とを併せ有するものとし
て構成されていることを特徴としている。
【0058】本願第16の発明は、電子メール送信装置
にかかわるものであって、上記の第1〜第8の発明にお
いて、前記電子メールに代えて、ネットワークを介する
ことなく、文字メッセージを送信するものであって、
「電子メール」を「文字メッセージ」に置き換えて記述
したものとして構成されているというものである。
【0059】この場合の文字メッセージは、磁気ディス
クや光磁気ディスクや光ディスクや半導体メモリなどの
記録媒体に格納されているものとし、そのような記録媒
体のやりとりで、つまりネットワークを介することな
く、メッセージを伝えることができ、その際に、感情表
現豊かな状態でのメッセージとすることができる。
【0060】本願第17の発明は、メッセージ表現装置
にかかわるものであり、文字メッセージの入力手段と、
入力した文字メッセージを音声データに変換する音声合
成手段と、前記音声データを出力する音声出力手段と、
感情表現のための動作を行わせる感情表現動作手段と、
前記感情表現動作手段を駆動する駆動手段と、前記入力
手段により入力した文字メッセージに添付されている動
作制御データに基づいて前記音声出力手段と前記駆動手
段を同期的に制御する制御手段とを備えていることを特
徴としている。
【0061】この第17の発明による作用は次のとおり
である。メッセージの伝達は、必ずしもネットワークを
介してだけのものではない。スタンドアローンな情報処
理装置においても、他の人に対してのメッセージ伝達を
必要とすることがある。また、他の人に対してのメッセ
ージ伝達だけではなく、自分自身に対してのメモ的な表
現とか癒し系の表現を行う場合もある。そのような要請
に良好に応えることが可能である。
【0062】(具体的な実施の形態)以下、本発明の具
体的な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0063】図1は、本発明の実施の形態における電子
メール送信装置および電子メール受信装置ならびに電子
メール送受信システムの構成を示すブロック図である。
また、図2は、本発明においてロボット様体として構成
された電子メール受信装置の外観形状を示す。
【0064】図1において、1は電子メール送信装置で
あり、送信者が作成した電子メールをネットワーク3を
介して送信するものである。2は電子メール受信装置で
あり、ネットワーク3を介して電子メールを受信し、受
信者に電子メールを提示するものである。また、図2に
示すように、電子メール受信装置2の形状は人間型ロボ
ット様体のものであり、このロボット様体は右手、左
手、首、目、耳、口の6つの要素を動かすことができ、
音声を出力できるスピーカ等を備えているものとする。
なお、図2に示すロボット様体は形状を示す一例であ
り、外観上の構成は任意である。感情表現を豊かにする
ためには、より多くの関節をもったメカニズムのものに
することが望ましい。3はインターネットやイントラネ
ット等のネットワークであり、電子メール送信装置1と
電子メール受信装置2の間で電子メールの通信を行うも
のである。
【0065】電子メール送信装置1において、11はメ
ール本文入力部であり、送信者によって電子メールの本
文が入力されるものである。12はメール本文格納部で
あり、メール本文入力部11で入力された電子メールの
本文を格納するものである。13は動作カテゴリ付与部
であり、メール本文格納部12に格納されている電子メ
ールの本文に含まれる各文字列に動作カテゴリを対応付
けるものである。文字列とその文字列に対応付けられた
動作カテゴリを動作カテゴリセットと呼ぶ。また、14
は動作制御データ生成部であり、メール本文格納部12
に格納されている電子メールの本文と、動作カテゴリ付
与部13から得られた動作カテゴリセットを用いてロボ
ット様体に対する動作制御データを生成するものであ
る。15は動作制御データ格納部であり、動作制御デー
タ生成部14で生成された動作制御データを格納するも
のである。16は送信部であり、メール本文格納部12
に格納されている電子メールの本文に、動作制御データ
格納部15に格納されている動作制御データを添付書類
として添付した電子メールを、ネットワーク3を介して
電子メール受信装置2に送信するものである。
【0066】なお、図1に示す動作カテゴリ付与部13
は、ユーザーによるマニュアル入力タイプとして構成さ
れている。図1において、符号の17は動作カテゴリ入
力部であり、送信者によって、メール本文格納部12に
格納されている電子メールの本文に含まれる各文字列に
対応した動作カテゴリが入力されるものである。18は
動作カテゴリセット格納部であり、動作カテゴリ入力部
17から得られる動作カテゴリセットを格納するもので
ある。
【0067】電子メール受信装置2において、21は受
信部であり、ネットワーク3を介して、電子メール送信
装置1から送信された電子メールを受信するものであ
る。22は電子メール格納部であり、受信部21より受
信した電子メールを格納するものである。23は動作制
御データ認識部であり、電子メール格納部22に到着し
た電子メールにロボット様体に対する動作制御データが
添付されているかどうかを判断するものである。24は
音声合成部であり、電子メール格納部22に格納されて
いる電子メールの本文を音声データに変換するものであ
る。25は音声出力部であり、音声合成部24から得ら
れた音声データを出力するものである。26は感情表現
動作部であり、図2に示すロボット様体の左手、右手、
首、目、耳、口の全部で6つの可動部を備えたものであ
る。音声出力部25は、ロボット様体の口の部分の奥に
スピーカとして搭載されている。27〜32は駆動部で
あり、感情表現動作部26に含まれる6つの可動部をそ
れぞれ駆動するものである。33は制御部であり、動作
制御データ認識部23が動作制御データの添付を検出し
たときに、電子メール格納部22に格納されている電子
メールの本文に添付されている動作制御データに基づい
て、音声出力部25と駆動部27〜32の動作を同期し
て制御するものである。
【0068】以上のように構成された本実施の形態の電
子メール送信装置1及び電子メール受信装置2につい
て、まず、電子メール送信装置1が、受信側のロボット
様体を動作させるための電子メールを作成し、電子メー
ル受信装置2に送信する動作について以下に説明する。
【0069】電子メール送信装置1では、まず、送信者
は、メール本文入力部11から電子メールの本文(ヘッ
ダ情報と送信メッセージ)を入力する。ここで、ヘッダ
情報とは、図3に示すように、宛先名[To:]、メール送
信元名[From:]、標題[Subject:]、カーボン・コピー[C
c:]、ブラインド・カーボン・コピー[Bcc:]、アタッチ
ド[Attached:]を示し、送信メッセージとは、送信者が
作成した電子メールの内容を示すものとする。図3は送
信者が入力した電子メールの本文の例を示す。送信者が
入力し終えた電子メールの本文は、メール本文格納部1
2に格納される。
【0070】次に、送信者は、マニュアル操作により、
動作カテゴリ入力部17から、メール本文格納部12に
格納されている電子メールの本文に含まれている各文字
列に対応した動作カテゴリを入力する。
【0071】ここで、電子メールの本文に含まれる文字
列とは、電子メールの本文を構成する記号、文字、単
語、文節、文を指す。また、動作カテゴリとは、受信側
のロボット様体に行わせる動作の種類を示すものであ
り、例えば、喜び、悲しみ、恐怖、嫌悪、怒り、驚き等
の感情や、挨拶、感謝、謝罪、依頼、同意、拒絶等を示
す。
【0072】図4に、図3に示した電子メール本文に動
作カテゴリを割り付けた例を示す。図4では、例えば、
「こんにちは。」という文には「昼の挨拶」という動作
カテゴリが付与され、「すみませんでした。」という文
節には「謝罪」という動作カテゴリが付与されている。
【0073】送信者が受信側のロボット様体に動作を行
わせたい全ての文字列に対してそれぞれに動作カテゴリ
を入力し終えたなら、動作カテゴリセット(文字列とそ
の文字列に対応付けられた動作カテゴリ)は、動作カテ
ゴリセット格納部18に格納される。
【0074】次に、動作制御データ生成部14が、メー
ル本文格納部12に格納された電子メールの本文と動作
カテゴリセット格納部18に格納された動作カテゴリセ
ットを用いてロボット様体に対する動作制御データを生
成し、生成した動作制御データを動作制御データ格納部
15に格納する。
【0075】ここで、動作制御データとは、受信側のロ
ボット様体の動作を制御するデータである。具体的に説
明すると、電子メール受信装置2における音声出力部2
5が音声データを出力開始/終了するタイミングと駆動
部27〜32が対応する左手、右手、首、目、耳、口な
どの可動部を駆動開始/終了するタイミングとが互いに
対応された状態で記述されたタイムテーブルである。
【0076】例えば、動作カテゴリセットが、〔「こん
にちは。」−「挨拶」〕の組み合わせである場合、受信
側のロボット様体に「こんにちは」と音声を出力させな
がら、動作カテゴリ「挨拶」の動作(例えば、口を動か
し、右手を挙げる等)を行わせるために、動作制御デー
タには、音声出力部25が音声データ「こんにちは」を
出力開始/終了するタイミングと、それに同期して、右
手と口に対応する駆動部28,32を駆動開始/終了す
るタイミングが記述されている。
【0077】電子メール送信装置1における送信部16
は、まず、メール本文格納部12に格納されているメー
ル本文に含まれているメールヘッダ情報のアタッチド[A
ttached:]に動作制御データのファイル名を追加し、こ
のメールヘッダ情報に基づいてメールヘッダを作成す
る。作成したメールヘッダは、メール本文格納部12に
格納されている送信メッセージの先頭部分に付加され
る。次に、メールヘッダが付加された送信メッセージ
に、動作制御データ格納部15に格納された動作制御デ
ータを添付書類として添付し、これを送信電子メールと
して、ネットワーク3を介して電子メール受信装置2に
送信する。
【0078】次に、電子メール送信装置1から送信され
た動作制御データが添付された電子メールを受信する電
子メール受信装置2について以下に説明する。
【0079】電子メール受信装置2では、まず、受信部
21がネットワークを介して電子メールを受信し、電子
メール格納部22に受信した電子メールを格納する。
【0080】次に、動作制御データ認識部23が、電子
メール格納部22に格納された電子メールのメールヘッ
ダに基づいて、受信した電子メールに動作制御データが
添付されているかどうかを判断し、電子メールに動作制
御データが添付されていると判断した場合には、音声合
成部24と制御部33に動作制御データが添付されてい
たことを示す認識信号を出力する。
【0081】音声合成部24は、動作制御データ認識部
23から認識信号が入力されると、電子メール格納部2
2に格納されている電子メールから動作制御データの部
分を除去して本文のみを取り出し、その電子メールの本
文を音声合成することによって、電子メールの本文を音
声データに変換し、音声出力部25に音声データを出力
する。
【0082】制御部33は、動作制御データ認識部23
から認識信号が入力されると、電子メール格納部22に
格納されている電子メールの本文に添付されている動作
制御データに基づいて、音声出力部25と駆動部27〜
32を制御する。上述したように、動作制御データは、
音声合成部24から得られた音声データを出力開始/終
了するタイミングと、感情表現動作部26を構成する左
手、右手、首、目、耳、口などの可動部を駆動開始/終
了するタイミングが記述されたタイムテーブルである。
つまり、制御部33はそのタイムテーブルに従って、音
声出力部25と駆動部27〜32に制御信号を出力す
る。
【0083】最後に、音声出力部25は、制御部33か
らの制御信号に従って、音声合成部24から得られた音
声データを音声に変換して出力する。同時に、駆動部2
7〜32も、制御部33からの制御信号に従って、対応
する可動部を駆動する。この駆動部27〜32による可
動部の駆動は、音声出力部25から出力される音声の元
になっている電子メールの本文のうちの動作制御データ
に対応する文字列についての音声出力に同期した状態で
行われる。
【0084】例えば、上述の例の「こんにちは。」の場
合には、音声出力部25から「こんにちは」という音声
が出力されると同時に、ロボット様体の右手と口に対応
する駆動部28,32が駆動される。したがって、ロボ
ット様体は口を動かしながら右手を挙げる動作を行い、
同時に「こんにちは。」という音声が出力される。
【0085】このように、本実施の形態によれば、電子
メール送信装置1が、受信側のロボット様体の動作を制
御するタイミング(詳しくは、音声出力部25が音声を
出力開始/終了するタイミングと駆動部27〜32が対
応する可動部を駆動開始/終了するタイミング)がタイ
ムテーブルのかたちで記述されている動作制御データを
作成し、これを電子メールの本文に添付して送信する。
電子メール受信装置2では、制御部33がこの電子メー
ルの本文に添付されている動作制御データに基づいて音
声出力部25と駆動部27〜32の動作を制御すること
により、電子メール受信装置2であるロボット様体を動
作させる。
【0086】従来技術においては、受信した電子メール
の本文を解析して、顔文字等の特定の文字列に対応する
動作の種類やその動作発生のタイミング、及び音声出力
のタイミング等を計算する必要があったが、本実施の形
態の電子メール受信装置2では、そのような必要性がな
い。
【0087】その結果、本実施の形態の電子メール受信
装置2は、電子メールを受信してから、従来例よりも非
常に短時間に、ロボット様体の音声出力部25や駆動部
27〜32を動作させることができる。つまり、受信し
た電子メールを迅速に受信者に提示することができる。
また、ロボット様体を動作させながら受信者に電子メー
ルを提示することで、文章だけでは伝わりにくい、送信
者の感情を受信者により明確に伝えることができる。
【0088】更に、本実施の形態の電子メール送信装置
1では、送信者が、動作カテゴリ入力部17から電子メ
ールの本文に含まれている各文字列に対応した動作カテ
ゴリを入力すると、動作制御データ生成部14が、動作
カテゴリセット(文字列とその文字列に対応付けられた
動作カテゴリ)と電子メールの本文を用いて、受信側の
ロボット様体を制御する動作制御データを自動生成す
る。したがって、本実施の形態の電子メール送信装置1
では、従来例のように、受信側のロボット様体を動作さ
せるために電子メール本文に顔文字等の特定の記号列を
組み込む必要がない。よって、顔文字等の特定の記号列
を使い慣れていないユーザーでも、受信側のロボット様
体を動作させることができる電子メールを簡単に作成す
ることができる。
【0089】動作カテゴリ付与部13としては、図1に
示すような構成ではなく、以下に示すような構成にして
もよい。
【0090】図5は、動作カテゴリ付与部13の別の形
態の構成を具体的に示すブロック図である。図5におい
て、符号の51は動作カテゴリ生成部であり、メール本
文格納部12に格納されている電子メールの本文に含ま
れる各文字列に対応した動作カテゴリを自動生成するも
のである。52は動作カテゴリセット格納部であり、動
作カテゴリセットを格納するものである。53は動作カ
テゴリ提示部であり、動作カテゴリセット格納部52に
格納されている動作カテゴリセットをユーザーに提示す
るものである。54は動作カテゴリ修正部であり、動作
カテゴリ提示部53によって提示された動作カテゴリセ
ットをユーザーが修正できるものである。
【0091】以上のように構成された図5の動作カテゴ
リ付与部13について、以下にその動作を説明する。
【0092】動作カテゴリ生成部51は、メール本文格
納部12に格納されている電子メールの本文を解析し、
電子メールの本文に含まれている各文字列に動作カテゴ
リを自動的に対応付ける。具体的な方法としては、ま
ず、電子メールの本文について形態素解析を行い、電子
メールの本文に含まれている全ての単語を抽出する。動
作カテゴリ生成部51には、あらかじめ、多数の単語に
ついて、個々の単語に適した動作カテゴリが対応付けら
れたデータベースを含むライブラリを備えている。そし
て、前記の抽出された単語に基づいてライブラリを検索
し、一致した単語に対して登録されている動作カテゴリ
を対応付ける。なお、上記の方法では、動作カテゴリを
対応付ける文字列を単語としたが、記号、文字、文節、
文でもよい。また、そのライブラリの登録言語(メール
本文作成用および動作カテゴリ用の言語)としては、日
本語に限る必要性はまったくなく、任意の言語を採用し
てよい。動作カテゴリ生成部51によって生成された動
作カテゴリは、対応する文字列とともに動作カテゴリセ
ットとして、動作カテゴリセット格納部52に格納され
る。
【0093】次に、動作カテゴリ提示部53が動作カテ
ゴリセット格納部52に格納された動作カテゴリセット
をモニター画面等に表示することによって、動作カテゴ
リセットを送信者に提示する。
【0094】送信者は、動作カテゴリ提示部53に提示
された動作カテゴリセットを閲覧し、電子メールに含ま
れている各文字列に、送信者が意図した通りの動作カテ
ゴリが対応付けられているかどうか検証する。もし、文
字列に送信者が意図した通りの動作カテゴリが対応付け
られていない場合には、動作カテゴリ修正部54によっ
て該当する文字列に対し動作カテゴリの追加、変更、削
除などの必要な修正を行う。動作カテゴリ修正部54に
よって修正された動作カテゴリセットは、動作カテゴリ
セット格納部52に格納される。
【0095】このように、図5の動作カテゴリ付与部1
3によれば、動作カテゴリ生成部51が電子メールの本
文に含まれる文字列に対応する動作カテゴリを自動生成
するので、図1の動作カテゴリ付与部の場合とは異な
り、送信者が動作カテゴリを全て入力する必要がない。
よって、送信者は、受信側のロボット様体を動作させる
ことができる電子メールを非常に簡単に作成することが
できる。
【0096】更に、動作カテゴリセット修正部54によ
り、動作カテゴリ生成部51が自動生成した動作カテゴ
リを送信者が修正できるので、受信側のロボット様体を
送信者が意図した通りに動作させることができる。
【0097】なお、上記の実施の形態の説明では、電子
メール送信装置1におけるメール本文入力部11、メー
ル本文格納部12、動作カテゴリ付与部13、動作制御
データ生成部14、動作制御データ格納部15、送信部
16、また、電子メール受信装置2における受信部2
1、電子メール格納部22、動作制御データ認識部2
3、音声合成部24、音声出力部25、制御部33は専
用のハードウェアにより構成したが、これに代えて、同
様の機能をマイクロコンピュータ上のソフトウェアで実
現してもよい。
【0098】また、同様に、図1に示す電子メール送信
装置1における動作カテゴリ付与部13を構成する動作
カテゴリ入力部17、動作カテゴリセット格納部18、
及び、図5に示す動作カテゴリ生成部51、動作カテゴ
リセット格納部52、動作カテゴリ提示部53、動作カ
テゴリ修正部54も専用のハードウェアにより構成した
が、これに代えて、同様の機能をマイクロコンピュータ
上のソフトウェアで実現してもよい。
【0099】
【発明の効果】電子メール送信装置についての本発明
は、感情表現を豊かにしたい部分の文字列に動作カテゴ
リを対応付けて生成される動作制御データは、メッセー
ジを伝える電子メールの本文に添付されるものである
が、この動作制御データは電子メール本文での文字列と
は体系を異にする別個の独立した制御専用のコードで構
成することが可能である。したがって、文字列に対応付
ける動作カテゴリとしては、文字列が属している文字・
記号の集合とは起源を異にする直截で分かりやすいもの
の採用が可能である。認知度が比較的に高く、新しく作
るものも周知が容易である。結果として、電子メールの
本文の作成において、分かりにくい顔文字等の特定の記
号列を組み込む必要性がなく、顔文字等の特定の記号列
を使い慣れていないユーザーでも、受信側のロボット様
体などの感情表現動作手段を動作させることができる電
子メールを簡単に作成することができ、電子メールの作
成作業の効率化を促すことができる。
【0100】なお、文字列に対して動作カテゴリの生成
を自動的に行うように構成することも可能であり、感情
表現を豊かにしたい部分の文字列に対する適切な動作カ
テゴリの対応付けにおいて、マニュアル入力の場合に比
べて、ユーザーにかける負担を軽減することが可能とな
る。
【0101】また、上記の自動的な対応付けの場合に
は、ときとして、ユーザーが意図している感情表現とは
異なる動作カテゴリとなってしまう可能性があるが、自
動生成された動作カテゴリをユーザーに提示してチェッ
クさせ、その修正(削除、追加、変更など)を許容する
ように構成することも可能であり、その修正により、感
情表現を伴う電子メールを、ユーザーが意図している感
情表現に的確に合わせた状態で作成することが可能とな
る。
【0102】次に、電子メール受信装置についての本発
明によれば、感情表現を豊かにしたい部分の文字列の音
声が出力されるタイミングに合わせて、駆動手段を介し
ての感情表現動作手段に希望の動作を行わせ、感情表現
豊かなメッセージ伝達が行えるのはもちろん、感情表現
動作手段の動作の制御およびこれに同期しての音声出力
手段の動作の制御を行わせるための動作制御データは、
それぞれをダイレクトに制御するコード形態のものであ
り、従来の技術の場合のような受信文字列中の特定の記
号列の有無の常時的な照合、その特定の記号列の動作意
味合いの解釈、動作タイミングの計算などの時間のかか
る処理は不要とでき、したがって、音声出力に同期して
の感情表現動作手段を所期通りに迅速に駆動制御するこ
とができ、文章だけでは伝わりにくい電子メールにあっ
て、豊かな感情表現を伴ったメッセージの伝達をスムー
ズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における電子メール受信
装置、電子メール送信装置、電子メール送受信システム
の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施の形態における電子メール受信
装置の形状の概略を示す外観図
【図3】 本発明の実施の形態における電子メール送信
装置において、送信者によって入力された電子メールの
本文の例を示す図
【図4】 本発明の実施の形態における電子メール送信
装置の動作カテゴリ付与部において、図3の電子メール
に動作カテゴリが対応付けられた例を示す図
【図5】 本発明の実施の形態における電子メール送信
装置の動作カテゴリ付与部の別の形態を示すブロック図
【図6】 従来の技術にかかわる電子メール受信装置の
構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 電子メール送信装置 2 電子メール受信装置 3 ネットワーク 11 メール本文入力部 12 メール本文格納部 13 動作カテゴリ付与部 14 動作制御データ生成部 15 動作制御データ格納部 16 送信部 17 動作カテゴリ入力部 18 動作カテゴリセット格納部 21 受信部 22 電子メール格納部 23 動作制御データ認識部 24 音声合成部 25 音声出力部 26 感情表現動作部 27 可動部(左手)の駆動部 28 可動部(右手)の駆動部 29 可動部(首)の駆動部 30 可動部(目)の駆動部 31 可動部(耳)の駆動部 32 可動部(口)の駆動部 33 制御部 51 動作カテゴリ生成部 52 動作カテゴリセット格納部 53 動作カテゴリ提示部 54 動作カテゴリ修正部

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールの本文中の任意の文字列に動
    作カテゴリを対応付けて動作カテゴリセットを生成する
    動作カテゴリ付与手段と、前記動作カテゴリセットと前
    記電子メールの本文に基づいて動作制御データを生成す
    る動作制御データ生成手段と、前記電子メールの本文に
    前記動作制御データを添付し電子メールとして送信する
    送信手段とを備えていることを特徴とする電子メール送
    信装置。
  2. 【請求項2】 前記動作制御データ生成手段は、文字列
    の出力のタイミングと動作のタイミングとを対応付けた
    タイムテーブルを含む動作制御データを生成するものと
    して構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    電子メール送信装置。
  3. 【請求項3】 前記動作カテゴリ付与手段は、前記動作
    カテゴリを入力するための動作カテゴリ入力手段を備え
    たものとして構成されていることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の電子メール送信装置。
  4. 【請求項4】 前記動作カテゴリ付与手段は、前記文字
    列に基づいて前記動作カテゴリを自動的に生成する動作
    カテゴリ生成手段を備えたものとして構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子メ
    ール送信装置。
  5. 【請求項5】 前記動作カテゴリ付与手段は、さらに、
    前記動作カテゴリ生成手段による動作カテゴリを提示す
    る動作カテゴリ提示手段と、提示された動作カテゴリの
    修正を行う動作カテゴリ修正手段とを備えたものとして
    構成されていることを特徴とする請求項4に記載の電子
    メール送信装置。
  6. 【請求項6】 前記電子メールの本文をユーザー入力す
    るためのメール本文入力手段と、入力された電子メール
    の本文を格納するメール本文格納手段とを備え、前記動
    作カテゴリ付与手段、動作制御データ生成手段および送
    信手段はそれぞれ前記メール本文格納手段から前記電子
    メールの本文を読み出すように構成されていることを特
    徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の
    電子メール送信装置。
  7. 【請求項7】 前記動作制御データがロボット様体の動
    作制御にかかわるものである請求項1から請求項6まで
    のいずれかに記載の電子メール送信装置。
  8. 【請求項8】 前記文字列が記号、文字、単語、文節、
    文のうちから任意に選択された1つまたは複数のもので
    ある請求項1から請求項7までのいずれかに記載の電子
    メール送信装置。
  9. 【請求項9】 電子メールの受信手段と、受信した電子
    メールの本文を音声データに変換する音声合成手段と、
    前記音声データを出力する音声出力手段と、感情表現の
    ための動作を行わせる感情表現動作手段と、前記感情表
    現動作手段を駆動する駆動手段と、前記受信手段により
    受信した電子メールの本文に添付されている動作制御デ
    ータに基づいて前記音声出力手段と前記駆動手段を同期
    的に制御する制御手段とを備えていることを特徴とする
    電子メール受信装置。
  10. 【請求項10】 前記電子メールの本文に添付されてい
    る動作制御データは、前記電子メールの本文中の文字列
    とこの文字列に対応付けられた動作カテゴリからなる動
    作カテゴリセットおよび前記電子メールの本文に基づい
    て、前記文字列に基づく音声データの出力のタイミング
    と前記感情表現動作手段の動作のタイミングとを対応付
    ける状態に生成されたものである請求項9に記載の電子
    メール受信装置。
  11. 【請求項11】 前記文字列が記号、文字、単語、文
    節、文のうちから任意に選択された1つまたは複数のも
    のである請求項10に記載の電子メール受信装置。
  12. 【請求項12】 前記感情表現動作手段がロボット様体
    に構成されている請求項9から請求項11までのいずれ
    かに記載の電子メール受信装置。
  13. 【請求項13】 前記音声合成手段は備えておらず、前
    記音声出力手段に代えて、前記受信手段が受信した電子
    メールの本文を表示する文字表示手段を備えていること
    を特徴とする請求項9から請求項12までのいずれかに
    記載の電子メール受信装置。
  14. 【請求項14】 前記請求項1から請求項8までのいず
    れかに記載の電子メール送信装置と、前記請求項9から
    請求項13までのいずれかに記載の電子メール受信装置
    とがネットワークを介して接続されていることを特徴と
    する電子メール送受信システム。
  15. 【請求項15】 前記請求項1から請求項8までのいず
    れかに記載の電子メール送信装置の機能と、前記請求項
    9から請求項13までのいずれかに記載の電子メール受
    信装置の機能とを併せ有するものとして構成されている
    ことを特徴とする電子メール送受信装置。
  16. 【請求項16】 前記電子メールに代えて、ネットワー
    クを介することなく、文字メッセージを送信するもので
    あって、「電子メール」を「文字メッセージ」に置き換
    えて記述したものとして構成されていることを特徴とす
    る請求項1から請求項8までのいずれかに記載のメッセ
    ージ送信装置。
  17. 【請求項17】 文字メッセージの入力手段と、入力し
    た文字メッセージを音声データに変換する音声合成手段
    と、前記音声データを出力する音声出力手段と、感情表
    現のための動作を行わせる感情表現動作手段と、前記感
    情表現動作手段を駆動する駆動手段と、前記入力手段に
    より入力した文字メッセージに添付されている動作制御
    データに基づいて前記音声出力手段と前記駆動手段を同
    期的に制御する制御手段とを備えていることを特徴とす
    るメッセージ表現装置。
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US9037982B2 (en) 2003-12-27 2015-05-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for processing a message using avatars in a wireless telephone

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