JP2002004045A - パターン形成装置、パターン形成方法、有機電界発光素子ディスプレイの製造装置及び製造方法 - Google Patents

パターン形成装置、パターン形成方法、有機電界発光素子ディスプレイの製造装置及び製造方法

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JP2002004045A
JP2002004045A JP2000183777A JP2000183777A JP2002004045A JP 2002004045 A JP2002004045 A JP 2002004045A JP 2000183777 A JP2000183777 A JP 2000183777A JP 2000183777 A JP2000183777 A JP 2000183777A JP 2002004045 A JP2002004045 A JP 2002004045A
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博一 石川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスクと基板との密着性を保つ。 【解決手段】 少なくとも一方の面が曲面とされた基板
上にパターン形成を行うパターン形成装置であって、基
板の曲面とされた面上に配されるマスクと、マスクに所
定の張力を印加する張力印加手段と、基板のマスクが配
された面と対向して配されたパターン形成手段とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスクを用いて、
基板上にパターンを形成するパターン形成装置、パター
ン形成方法、並びにそれらを用いた有機電界発光素子デ
ィスプレイの製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】各種ディスプレイに用いられる発光素子
として、近年、有機電界発光素子(以下、有機EL素子
と称する)が注目を集めている。この有機EL素子は、
透明基板上に陽極と、正孔輸送層及び発光層からなる有
機層と、陰極とがこの順に形成されて構成される。そし
て、有機EL素子では、陽極−陰極間に電圧が印加され
ると、発光層内で電子−正孔の再結合が生じ、この再結
合の際に、所定の波長を持った光が発生する。
【0003】このような有機EL素子は、各層の構成材
料を基板上にパターン形成することにより製造される。
このとき、有機層の劣化の問題から、フォトリソグラフ
ィーによるパターン形成が不可能なため、基板上にマス
クを密着させた状態で成膜することにより直接パターン
を形成している。
【0004】基板にマスクを密着させる方法としては、
例えば図12に示すように、マスク取り付け部材100
に取り付けられ、磁性体からなるメタルマスク101を
基板102の一方の面に設置し、この基板102の他方
の面に、永久磁石又は電磁石からなる磁化部材103を
設置する。そして、この磁化部材103によってメタル
マスク101を吸い付け、メタルマスク101を基板1
02に密着させる方法が、特開平7−45662号公報
に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この方
法では、真空蒸着やスパッタリング等の成膜時やドライ
エッチング時の熱によりメタルマスク101が熱膨張で
延びた場合、図13に示すようにメタルマスク101が
ゆがみ、基板102に対してメタルマスク101が部分
的に浮いてしまうという問題が発生する。
【0006】具体的には、成膜でパターンを形成する場
合には、メタルマスク101が基板102から微小に浮
いた部分は成膜する粒子の回り込みによりパターンのエ
ッジがボケたり、パターンの寸法精度が損なわれるとい
った問題があった。特にパターンが微細になると、メタ
ルマスク101の製作上、メタルマスク101の厚さを
薄くせざるを得ず、メタルマスク101が歪みやすくな
るため、メタルマスク101の延びによる浮きの発生は
大きな問題となっていた。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであり、メタルマスクと基板との密着性
を保つパターン形成装置、パターン形成方法、並びにそ
れらを用いた有機電界発光素子ディスプレイの製造装置
及び製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパターン形成装
置は、少なくとも一方の面が曲面とされた基板上にパタ
ーン形成を行うパターン形成装置であって、上記基板の
曲面とされた面上に配されるマスクと、上記マスクに所
定の張力を印加する張力印加手段と、上記基板のマスク
が配された面と対向して配されたパターン形成手段とを
備えることを特徴とする。
【0009】上述したような本発明に係るパターン形成
装置では、上記マスクに所定の張力を印加する張力印加
手段を備えているので、上記基板と上記マスクとが強く
押し付けられて、マスクが基板から浮き上がることがな
い。
【0010】また、本発明のパターン形成方法は、少な
くとも一方の面が曲面とされた基板上にマスクを配した
状態で、パターン形成手段により当該基板の曲面とされ
た面上にパターン形成を行うに際し、張力印加手段によ
り、上記マスクに所定の張力を印加することを特徴とす
る。
【0011】上述したような本発明に係るパターン形成
方法では、上記張力印加手段によって上記マスクに所定
の張力を印加することで、上記基板と上記マスクとが強
く押し付けられて、マスクが基板から浮き上がることが
ない。
【0012】また、本発明の有機電界発光素子ディスプ
レイの製造装置は、少なくとも一方の面が曲面とされた
基板上に、少なくとも陽極と、正孔輸送層及び発光層か
らなる有機層と、陰極とをパターン形成して有機電界発
光素子ディスプレイとする有機電界発光素子ディスプレ
イの製造装置であって、上記基板の曲面とされた面上に
配されるマスクと、上記マスクに所定の張力を印加する
張力印加手段と、上記基板のマスクが配された面と対向
して配されたパターン形成手段とを備えることを特徴と
する。
【0013】上述したような本発明に係る有機電界発光
素子ディスプレイの製造装置では、上記マスクに所定の
張力を印加する張力印加手段を備えているので、上記基
板と上記マスクとが強く押し付けられて、マスクが基板
から浮き上がることがない。
【0014】また、本発明に係る有機電界発光素子ディ
スプレイの製造方法は、基板上に、少なくとも陽極と、
正孔輸送層及び発光層からなる有機層と、陰極とをパタ
ーン形成して有機電界発光素子ディスプレイとする有機
電界発光素子ディスプレイの製造方法であって、少なく
とも一方の面が曲面とされた基板上にマスクを配した状
態で、パターン形成手段により当該基板の曲面とされた
面上にパターン形成を行うに際し、張力印加手段によ
り、上記マスクに所定の張力を印加することを特徴とす
る。
【0015】上述したような本発明に係る有機電界発光
素子ディスプレイの製造方法では、上記張力印加手段に
よって上記マスクに所定の張力を印加することで、上記
基板と上記マスクとが強く押し付けられて、マスクが基
板から浮き上がることがない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0017】本実施の形態に係るパターン形成装置1
は、図1に示すように、メタルマスク2を用いたパター
ン成膜により、曲面基板3上に所定パターンを形成する
ものであり、メタルマスク2に一定の張力を印加する張
力印加手段4と、成膜手段5と、装置系内部を真空に保
つ真空排気装置6とを備える。
【0018】メタルマスク2は、熱膨張係数の比較的低
いNi、Co、Fe、SUS、Al、Cu等の金属材料
又はこれらの金属の混合材料からなる。その中でも、曲
面基板3と熱膨張係数の近い材料を用いることが好まし
い。そして、このメタルマスク2には、図2又は図3に
示されるように、曲面基板3上に形成するパターンに応
じた形状の開口部2aが形成されている。そして、この
メタルマスク2には、張力印加手段4によって、例えば
図2又は図3中の矢印方向に一定の張力が印加されてい
る。
【0019】曲面基板3は、例えばガラス又は高分子材
料等からなるものが用いられる。そして、この曲面基板
3は、図4に示すように、メタルマスク2が配される側
の面3a、すなわちパターンが形成される面3aが曲面
となされている。
【0020】曲面基板3の面3aを曲面とすることで、
張力が印加されている状態のメタルマスク2を突き上げ
ることになる。すなわち、メタルマスク2は曲面基板3
に押し付けられて、曲面基板3とメタルマスク2との密
着性を高めることができる。
【0021】このとき、基板表面3の面3aの曲率半径
が大きすぎると、面3aが平坦に過ぎることになり、上
述したような、メタルマスク2を突き上げることでメタ
ルマスク2を基板に押し付ける力が十分ではなく、曲面
基板3とメタルマスクと2の密着性を高める効果が十分
に得られない。一方、面3aの曲率半径が小さいと、す
なわち面3aが必要以上に屈曲していると、当該曲面基
板3上へのパターン形成に影響を与えるおそれがある。
そのため、曲面基板3の曲面とされた面3aの曲率半径
Rは、10000程度とすることが適当である。
【0022】張力印加手段4は、メタルマスク2を保持
固定するとともに、メタルマスク2に一定の張力を印加
する。
【0023】メタルマスク2に印加する張力の大きさと
しては1kgf〜5kgf程度の範囲とすることが好ま
しい。メタルマスク2に印加する張力が1kgfよりも
小さければ、メタルマスク2を曲面基板3に押し付ける
力が弱く、メタルマスク2の曲面基板3からの浮きを防
止する効果が十分ではない。また、メタルマスク2に印
加する張力が5kgfよりも大きければ、メタルマスク
2に形成されている開口部2aが引っ張られて変形して
しまうことになる。曲面基板3上に形成されるパターン
は、この開口部2aに応じた形状となるため、メタルマ
スク2の開口部2aが変形すると、曲面基板3上に形成
されるパターンにも変形が生じてしまうことになる。し
たがって、メタルマスク2に印加する張力の大きさを1
kgf〜5kgf程度の範囲とすることで、メタルマス
ク2の開口部2aの形状に影響を与えることなく、メタ
ルマスク2の曲面基板3からの浮きを十分に防止するこ
とができる。
【0024】成膜手段5としては、とくに限定されるも
のではなく、真空蒸着手段、スパッタリング手段、CV
D(化学的気相成長)手段、イオンプレーティング手段
等が挙げられる。
【0025】なお、本発明は成膜のみに限定されず、メ
タルマスク2を用いて所定形状にパターンを形成するも
のであれば、メタルマスク2を用いて成膜しパターンを
形成する場合のほか、曲面基板3上に成膜した後にメタ
ルマスク2を用いてドライエッチングすることによりパ
ターンを形成する場合にも適用される。
【0026】そして、このようなパターン形成装置1を
用いて、曲面基板3上に所定のパターン形成を行う場合
には、まず始めにマスクアライメントを行う。
【0027】曲面基板3の曲面とされた面3a上にメタ
ルマスク2を載置するとともに、当該メタルマスク2を
張力印加手段4に取り付ける。そして、この状態で図示
しないアライメント機構によって曲面基板3の位置を調
整し、メタルマスク2のパターンと曲面基板3に既に作
製されているパターンとの位置合わせ(マスクアライメ
ント)を行う。
【0028】マスクアライメントが終了したら、この状
態で真空蒸着法等、上述したような成膜法により成膜を
行う。なお、曲面基板3の全面に成膜した後、ドライエ
ッチングによりパターンを形成する方法でもよい。
【0029】このとき、メタルマスク2に、張力印加手
段4によって所定の張力を印加する。この張力により、
メタルマスク2は曲面基板3に押し付けられた状態にな
り、メタルマスク2は曲面基板3から浮き上がることが
ない。このため、メタルマスク2のパターンをほとんど
そのまま曲面基板3上に形成することができる。
【0030】このように、このパターン形成装置1で
は、メタルマスク2が基板から浮き上がることに起因す
る位置ずれやぼけが発生することなく、安定して基板3
上にパターンを形成することができる。
【0031】そして、上述したようなパターン形成装置
1は、有機電界発光素子(以下、有機EL素子と称す
る)から構成された多数の画素を備えてなる有機ELデ
ィスプレイを製造する際の製造装置として適用されると
きに、特に好適である。
【0032】本発明を適用して製造される有機ELディ
スプレイの一構成例を図5及び図6に示す。この有機E
Lディスプレイ20は、透明基板21上に、陽極となる
透明電極22をストライプ状に形成し、さらに、正孔輸
送層と発光層とからなる有機層23を透明電極22と直
交するように形成し、有機層23上に陰極24を形成す
ることで、透明電極22と陰極24とが交差する位置に
それぞれ有機EL素子を形成してこれら有機EL素子を
縦横に配置した発光エリアAを形成し、また、その周辺
部に、発光エリアを外部回路又は内部駆動回路に接続さ
せるための取り出し電極部Bを形成している。
【0033】なお、図示しないものの、このような有機
ELディスプレイ20においては、通常、透明電極22
間に絶縁層が設けられており、これによって透明電極2
2間の短絡、さらには透明電極22と陰極24との間の
短絡が防止されている。
【0034】このような有機ELディスプレイ20にお
いて、透明電極22と陰極24とが交差する位置に構成
される有機EL素子としては、例えば図7に示すシング
ルヘテロ型の有機EL素子30がある。この有機EL素
子30は、ガラス基板等の透明基板21上にITO(In
dium tin oxide)等の透明電極22からなる陽極が設け
られ、その上に正孔輸送層23a及び発光層23bから
なる有機層23、アルミニウム等からなる陰極24が、
この順に設けられることにより構成されたものである。
【0035】そして、このような構成のもとに有機EL
素子30は、陽極に正の電圧、陰極24に負の電圧が印
加されると、陽極から注入された正孔が正孔輸送層23
aを経て発光層23bに、また陰極24から注入された
電子が発光層23bにそれぞれ到達し、発光層23b内
で電子−正孔の再結合が生じる。このとき、所定の波長
を持った光が発生し、図7中矢印で示すように透明基板
21側から外に出射する。
【0036】上述したような構成の有機ELディスプレ
イ20の製造方法の一例を以下に説明する。図8〜図1
1は有機ELディスプレイ20の製造方法を順に説明す
るための要部側断面図であり、特に図6中のC−C線斜
視断面図である。
【0037】まず、図8に示すように、透明基板21上
に透明導電材料、例えばITOをパターン成膜すること
により、ストライプ状の透明電極22を形成する。
【0038】次に、これら透明電極22を覆った状態で
透明基板21上に絶縁材料を形成し、さらにこれをパタ
ーニングして図9に示すように透明電極22上に開口部
25を有する絶縁膜26を得る。次いで、真空蒸着によ
って透明基板21上の全面に有機層23用の有機材料を
成膜し、これにより図10に示すように絶縁層上を覆う
と共に上記開口部25においては透明基板21上面に当
接する有機層23を形成する。
【0039】続いて、上記有機層23上に導電材料を例
えば真空蒸着法によって成膜し、導電膜(図示略)を形
成する。その後、上記有機層23と導電膜とを同じマス
クを用いて連続してパターニングし、図11に示すよう
に、透明電極22に直交するストライプ状の陰極24、
及び有機層23を積層した状態で並列して形成する。そ
して、陰極24を覆って絶縁層(図示略)等を形成する
ことによって、図5及び図6に示したような有機ELデ
ィスプレイ20が得られる。
【0040】有機EL素子を構成する各構成膜をパター
ニング形成する際に、上述したような本発明に係るパタ
ーン形成装置1を製造装置として用いれば、張力印加手
段4によって印加された張力によって、メタルマスク2
は曲面基板3に押し付けられた状態になり、メタルマス
ク2は曲面基板3から浮き上がることがない。このた
め、メタルマスク2のパターンをほとんどそのまま曲面
基板3上に形成することができる。
【0041】したがって、メタルマスク2が基板から浮
き上がることに起因する位置ずれやぼけが発生すること
なく、安定して基板上にパターンを形成することができ
る。したがって、本発明に係るパターン形成装置1を有
機EL素子ディスプレイ20の製造装置として用いて有
機EL素子ディスプレイ20を製造することで、パター
ンの位置ずれやぼけに起因する不良品の発生を低減し
て、製造歩留まりを向上することができる。
【0042】なお、上述した例では、マトリクスタイプ
の有機ELディスプレイ20についての製造装置及び製
造方法を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定さ
れず、種々のディスプレイモジュールの製造装置及び製
造方法に適用することができる。
【0043】
【発明の効果】本発明では、基板上にパターン形成する
に際して、当該基板として少なくとも一方の面が曲面と
されているものを用い、さらに、マスクに張力を印加す
ることで、基板とマスクとが強く押し付けられることに
なり、マスクが基板から浮き上がることがない。したが
って、マスクが基板から浮き上がることに起因する位置
ずれやぼけが発生することなく、安定して基板上にパタ
ーンを形成することができる。そして、本発明は、有機
EL素子ディスプレイの製造に適用されるときに特に好
適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパターン形成装置の一構成例を示
す模式図である。
【図2】図1に示されるメタルマスクの一構成例を示す
平面図である。
【図3】図1に示されるメタルマスクの一構成例を示す
平面図である。
【図4】本発明を適用してパターンが形成される曲面基
板の一構成例を示す斜視図である。
【図5】本発明を適用して製造される有機ELディスプ
レイの一構成例を示す斜視図である。
【図6】本発明を適用して製造される有機ELディスプ
レイの一構成例を示す平面図である。
【図7】図5及び図6に示す有機ELディスプレイに採
用されている有機EL素子の一構成例を示す断面図であ
る。
【図8】有機ELディスプレイの製造方法を説明する図
であり、透明基板上に透明電極をパターン形成した状態
を示す断面図である。
【図9】有機ELディスプレイの製造方法を説明する図
であり、透明電極上に絶縁膜をパターン形成した状態を
示す断面図である。
【図10】有機ELディスプレイの製造方法を説明する
図であり、絶縁層上に有機材料を成膜した状態を示す断
面図である。
【図11】有機ELディスプレイの製造方法を説明する
図であり、陰極及び有機層を積層した状態で並列して形
成した状態を示す断面図である。
【図12】従来のパターン形成方法を説明する断面図で
ある。
【図13】従来のパターン形成方法を説明する図であ
り、マスクが基板から浮き上がった状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 パターン形成装置、 2 メタルマスク、 3 曲
面基板、 4 張力印加手段、 5 成膜手段、 6
真空排気手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 33/14 H05B 33/14 A Fターム(参考) 3K007 AB18 BA06 CA01 CB01 DA01 DB03 EB00 FA01 4K029 BA62 BB03 BC08 BD08 CA01 CA03 CA05 HA02 HA03 HA04 4K030 BA61 BB14 DA05 LA17 LA18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の面が曲面とされた基板
    上にパターン形成を行うパターン形成装置であって、 上記基板の曲面とされた面上に配されるマスクと、 上記マスクに所定の張力を印加する張力印加手段と、 上記基板のマスクが配された面と対向して配されたパタ
    ーン形成手段とを備えることを特徴とするパターン形成
    装置。
  2. 【請求項2】 上記パターン形成手段が、真空蒸着、ス
    パッタリング、化学的気相成長、イオンプレーティング
    又はドライエッチングのいずれかによるものであること
    を特徴とする請求項1記載のパターン形成装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも一方の面が曲面とされた基板
    上にマスクを配した状態で、パターン形成手段により当
    該基板の曲面とされた面上にパターン形成を行うに際
    し、 張力印加手段により、上記マスクに所定の張力を印加す
    ることを特徴とするパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 真空蒸着、スパッタリング、化学的気相
    成長、イオンプレーティング又はドライエッチングのい
    ずれかの方法により、上記基板上にパターン形成を行う
    ことを特徴とする請求項3記載のパターン形成方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも一方の面が曲面とされた基板
    上に、少なくとも陽極と、正孔輸送層及び発光層からな
    る有機層と、陰極とをパターン形成して有機電界発光素
    子ディスプレイとする有機電界発光素子ディスプレイの
    製造装置であって、 上記基板の曲面とされた面上に配されるマスクと、 上記マスクに所定の張力を印加する張力印加手段と、 上記基板のマスクが配された面と対向して配されたパタ
    ーン形成手段とを備えることを特徴とする有機電界発光
    素子ディスプレイの製造装置。
  6. 【請求項6】 上記パターン形成手段が、真空蒸着、ス
    パッタリング、化学的気相成長、イオンプレーティング
    又はドライエッチングのいずれかによるものであること
    を特徴とする請求項5記載の有機電界発光素子ディスプ
    レイの製造装置。
  7. 【請求項7】 基板上に、少なくとも陽極と、正孔輸送
    層及び発光層からなる有機層と、陰極とをパターン形成
    して有機電界発光素子ディスプレイとする有機電界発光
    素子ディスプレイの製造方法であって、 少なくとも一方の面が曲面とされた基板上にマスクを配
    した状態で、パターン形成手段により当該基板の曲面と
    された面上にパターン形成を行うに際し、 張力印加手段により、上記マスクに所定の張力を印加す
    ることを特徴とする有機電界発光素子ディスプレイの製
    造方法。
  8. 【請求項8】 真空蒸着、スパッタリング、化学的気相
    成長、イオンプレーティング又はドライエッチングのい
    ずれかの方法により、上記基板上にパターン形成を行う
    ことを特徴とする請求項7記載の有機電界発光素子ディ
    スプレイの製造方法。
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KR101519366B1 (ko) * 2013-03-13 2015-05-13 주식회사 테스 박막증착장치
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