JP2001523599A - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JP2001523599A
JP2001523599A JP2000520970A JP2000520970A JP2001523599A JP 2001523599 A JP2001523599 A JP 2001523599A JP 2000520970 A JP2000520970 A JP 2000520970A JP 2000520970 A JP2000520970 A JP 2000520970A JP 2001523599 A JP2001523599 A JP 2001523599A
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JP2000520970A
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ストリックランド、ジェイムズ・ジェラルド
シモンズ、ジョン・アンドリュー
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イマジック・リミテッド
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/12Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides specially adapted for small cards, envelopes, or the like, e.g. credit cards, cut visiting cards
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
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    • G06K15/02Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers using printers
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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 プラスチック製カードへのプリントに適し、かつ従来の汎用コンピュータとの使用に適するサーマルプリンタであって、上記コンピュータが、(i)中央演算処理装置と、(ii)ディジタル化画像を記憶するよう適合したメモリと、(iii)拡張スロットと、を備え、上記プリンタが、使用時に前記拡張スロットに接続されるよう適合したバスインタフェースを備え、前記バスインタフェースが前記ディジタル化画像についての情報をプリンタに伝達できるよう適合した、サーマルプリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の分野] 本発明は、サーマルプリンタに関し、特に、プラスチック製カードへのプリン
トに適するサーマルプリンタに関する。
【0002】 [発明の背景] IDカードをプラスチック材料にプリントするサーマルプリンタが知られてい
る。たとえば、色素(dye)昇華式プリンタ、熱転写式プリンタ、色素拡散(diffus
ion)熱転写式プリンタである。これらの種類のプリンタは、たとえば、スポーツ
センタのメンバーカード、職場でのセキュリティパス、教育現場での学生証をプ
リントするために広範に利用される。他の用途には、支払いカード、運転免許証
、居住許可証、アクセスコントロールカードがある。しかしながら、これらのタ
イプのプリンタには問題がいくつかある。
【0003】 1つの問題は、公知のプリンタが非常に大きく、スペースをたくさん取ること
である。これは、プリンタの持ち運び、格納および取り扱いに絡む問題を引き起
こす。たとえば、現在入手可能なデスクトップ式プラスチックIDカードプリン
タの寸法は、約500mm×380mm×250mmである。これらのタイプの
デスクトップ式プリンタは、通常、従来のパーソナルコンピュータおよびビデオ
カメラと連係して使用される。(ビデオカメラの代わりに、カードにプリントす
るのに必要な画像を入手する装置であれば何れを使用してもよい)。これは、プ
リンタを使用するのに必要な装置全てを組み立てるために多大なスペースが必要
とされることを意味する。しかしながら、多くの状況では、十分なスペースが利
用できないか、あるいは他の目的のために必要とされることが多い。たとえば、
メンバーカードを発行する場所でプリンタを使用したい場合、プリンタを発行場
所に設置することが必要である。たとえば、これは、ヘルスクラブの受付エリア
であることもある。しかしながら、スペースの不足ならびにセキュリティおよび
他の理由から、これは多くの場合実用的ではない。これは、プリンタを、受付エ
リアですでに使用されている任意のコンピュータと連係して使用できず、実質的
にプリンタ専用の新たなコンピュータを購入する必要があることを意味する。新
たなコンピュータに必要なソフトウェアがあれば、これも購入しなければならな
い。これにより、プリンタとともにこれを動作させるのに必要な機器のコストが
上がる。より安価なプリント方式を代替として使用してもよいが、これらは劣る
ことが多い。たとえば、プラスチック製でないカードまたはより廉価なパウチラ
ミネートされたカードは、寿命が短く、磁気テープまたは他の予納または現金不
要販売システムに確実に順応することができない。また、これらは、審美眼的に
もあまり好ましくない。
【0004】 たとえば、メンバーIDカードを発行するスポーツクラブの受付エリアでは、
カードをチェックすることも必要とされる。これは、電子カードリーダを使用し
て行うことが多い。しかしながら、これは、利用可能なスペースにより多くの圧
迫を加える。
【0005】 公知のプリンタが有する別の問題は、設置、保守および使用がしばしば困難で
あることである。これは、プリンタを使用する必要のある用途が、職員にプリン
ト機器について十分な知識のない、あるいは知識を持ちたくないものであること
が多いため、特に問題である。設置、サービスおよびトレーニングが必要となる
ことが多く、プリンタのみならずシステム全体の費用が、時には極端なほど増大
してしまう。
【0006】 また、プリンタを修理に出す必要のある場合にも、これは、機械のサイズおよ
び容量から困難かつコスト高である。公知のプリンタはポータブルではないため
、野外現場での使用に容易に持ち運ぶことができない。
【0007】 カード、たとえば、メンバーカードの発行が数カ所で必要な場合、各箇所にサ
ーマルプリンタを設置する費用は極端に高くなることがある。しかしながら、こ
の代替にも等しく問題がある。たとえば、複数のメンバーに1カ所のセンタから
カードを要求するよう依頼する場合、ロジスティックかつ運営上の問題が生じる
【0008】 既存のプリンタは「スタンドアロン」型アイテムであり、専用電源、画像処理
手段およびプリンタ機構を制御する手段を備える必要がある。これは、プリンタ
のコストおよびスペースの両方の要件に当然追加される。
【0009】 IDカードをプリントする公知のサーマルプリンタの例は、FARGO(商標
名)プリンタである。その基本形式において、このプリンタは、IDカードの片
側にプリントすることができるにすぎず、IDカード内のチップの磁気ストリッ
プをコード化することはできない。プリンタ自体は大型であり、機能するために
はパーソナルコンピュータのパラレルポートに接続しなければならない。プリン
トされるプラスチック製カードを異なるポイントで機械に抜き差しし、これが、
プリンタが使用されるエリアにおけるスペースに制約を課す。
【0010】 FARGOプリンタ等、IDカードをプリントする公知のサーマルプリンタが
有する大きな問題は、プリントヘッドの製造公差によりプリント品質が損なわれ
る可能性があることである。この状況では、ユーザには、ねじをまわすことによ
りプリントヘッドの向きの調整を行うことが必要とされる。試行錯誤の過程によ
ってのみ、ユーザは、満足のいくプリントヘッドの向きおよびプリント品質を達
成することが可能である。製造業者のプリントヘッド公差が最大+/−10度程
度であることから、これは重大な問題である。
【0011】 したがって、本発明の目的は、上述した問題を克服する、または少なくとも軽
減する、プラスチック製カードにプリントするのに適するサーマルプリンタを提
供することである。
【0012】 [発明の概要] 本発明によれば、プラスチック製カードへのプリントに適し、かつ従来の汎用
コンピュータとの使用に適するサーマルプリンタであって、前記コンピュータが
、 (i)中央演算処理装置と、 (ii)ディジタル化画像を記憶しうるメモリと、 (iii)拡張スロットと、 を備え、前記プリンタが、使用時に前記拡張スロットに接続しうるバスインタフ
ェースを備え、前記バスインタフェースが前記ディジタル化画像についての情報
をプリンタに伝達しうる、サーマルプリンタが提供される。処理性能および他の
態様を、特殊化されたソフトウェアドライバを使用することでコンピュータと共
有することにより、コンピュータのフルハイト(全長)のディスクドライブベイ
等のスペースに収まるサイズまでプリンタのサイズを大幅に縮小することが可能
である。プリンタは、コンピュータ筐体自体に実質的に収容されてもよいし、あ
るいはたとえば、バックアップテープドライブ等のように、コンピュータに外付
けしてもよい。プリンタについての持ち運び、格納および取り扱いの費用は、プ
リンタのサイズが小型になったことにより削減される。また、サイズが縮小され
たプリンタは、ホテルの受付エリア等、スペースが限られたエリアにおいて使用
できる。これは、プリンタが必要とされる場所にコンピュータがすでに設けられ
ている場合に、プリンタのみと併用するためにコンピュータを別に購入する必要
がないことを意味する。プリンタは、たとえば、Windows95またはWi
ndowsNTオペレーティングシステムにおいて、IBM製PCT“AT”互
換パーソナルコンピュータと協働するよう適合される。これにより、ユーザが自
身の選んだコンピュータに実質的に制限されないという利点をもたらす。また、
コンピュータに記憶されたディジタル化画像を、従来のプリンタポートよりはる
かに高速のバスインタフェースを介してプリンタと容易かつ迅速に通信すること
が可能である。動作モードについての指令やプリンタの動作の他の態様は、この
インタフェースを使用してコンピュータから供給できる。プリンタドライバソフ
トウェアは、これらの通信を管理するためにコンピュータにインストールされる
【0013】 好ましくは、プリンタは、前記コンピュータ内の電源と接続されるよう適合し
たコネクタを備え、使用時に、プリンタにコンピュータの電源により少なくとも
一部の電力を供給することができる。これにより、コンピュータから電力を得る
ことでプリンタのサイズを縮小することができるという利点をもたらす。また、
必要な電源リード線の数を低減する。これは、プリンタをさらに設置および保守
しやすくするとともに、見苦しいリード線の数を減らす。
【0014】 好ましくは、バスインタフェースは、ディジタル化画像を処理するよう適合さ
れた画像論理回路をさらに備える。これにより、ディジタル化画像をプリンタに
よる使用に適した形式に変換できて、この目的のために大きな専用回路基板をプ
リンタの本体に設ける必要がないという利点をもたらす。
【0015】 好ましくは、コンピュータは、従来の筐体を備え、プリンタは、前記筐体に実
質的に収容されうる。これにより、従来のコンピュータがすでに使用されている
場合に、プリンタはコンピュータの外側に余分なスペースをほとんど、または全
く取らないという利点をもたらす。また、プリンタ自体は、コンピュータ筐体に
より保護されて、さらにコンポーネントのコスト削減を可能にする。
【0016】 好ましくは、プリンタは、コンピュータ内のスペースに実質的に収容され、そ
れ以外の場合には、たとえば、CD−ROMドライブ、フロッピーディスクドラ
イブまたはハードディスクドライブであり得る従来のフルハイト(全長)のディ
スクドライブに使用されうる。これにより、コンピュータの空いている全長スロ
ットを、本発明を実施したサーマルプリンタにより交換できるという利点をもた
らす。
【0017】 また、本発明は、 (i)ディジタル化画像の記憶に適するメモリを備えた従来の汎用コンピュータ
と、少なくとも1個の拡張スロットと、 (ii)プラスチック製カードへのプリントに適するサーマルプリンタであって
、該プリンタが前記拡張スロットと接続されて、使用時に、メモリに記憶された
画像を前記プリンタにバスインタフェースを介して転送し、該プリンタを使用し
てプラスチック製カードにプリントできるようにしたプリンタと、 を備えるサーマルプリントシステムを包含する。このように、内部サーマルプリ
ンタを予め設置した従来のコンピュータが提供され得る。これにより、ユーザが
プリンタを設置する必要がなくなる。
【0018】 好ましくは、サーマルプリントシステムは、コンピュータに接続され、かつ画
像を捕捉してこれらをディジタル化形式でメモリに提供することができる画像捕
捉手段をさらに備える。このように、スキャナ、CCDカメラ、ビデオカメラ、
ディジタルスチルカメラ等を使用して、画像、たとえば、人物の写真を入手して
プラスチック製カードにプリントすることができる。
【0019】 [好ましい実施形態の説明] 本発明の実施形態を、単なる例としてのみ以下に説明する。これらの例は、本
出願人が現在知る、本発明を実用化する際の最良の方法を表すが、これらは、こ
れを達成し得る唯一の方法ではない。
【0020】 図1aに示すように、モーションコントローラ2と、バスインタフェース3と
、画像論理3と、を備えるサーマルプリンタが設けられる1。バスインタフェー
ス3は、従来の汎用コンピュータ4における拡張スロット内に設置される。プリ
ンタ自体1は、コンピュータ4内部、たとえば、別の場合には従来のフルハイト
(全長)のハードディスクドライブに使用される場所に設置してもよい。バスイ
ンタフェースを介して、さらに使用可能なスペースをうまく使用することにより
、プリンタがコンピュータの資源を利用できることで、プリンタのサイズを大幅
に縮小することができる。また、プリンタ1は、コンピュータ4の外部、たとえ
ば、コンピュータに接続されるバックアップテープドライブのように設置しても
よい。図1は、コンピュータ4とプリンタ1との、互いに対する物理的位置では
なく関係を示すことを目的とした概略図である。
【0021】 コンピュータ4に記憶される画像は、バスインタフェースを介してプリンタに
伝達され、次いでこの画像をプリンタ1がプラスチック製カードまたは他の適当
な媒体にプリントすることが可能である。画像捕捉手段(図示せず)は、画像を
入手するためにコンピュータ4に接続可能である。たとえば、スキャナ、ビデオ
カメラまたはCCDカメラを使用することができる。これにより、人物の写真等
の画像を捕捉してプラスチック製カードにプリントし、メンバーカード等を作成
することが可能である。
【0022】 「サーマルプリンタ」という用語は、色素昇華式プリンタ、色素拡散式プリン
タ、色素拡散熱転写式プリンタおよび他の何れの適当なタイプのサーマルプリン
タを含むように使用される。
【0023】 サーマルプリンタは、PVCプラスチック製カード、あるいは適当な受け器(r
eceiver)でコーティングまたはラミネートされた他の材質のカードにプリントす
るのに適するのがよい。他の適当な媒体には、蝋紙がある。
【0024】 「拡張スロット」という用語は、コンピュータにおける拡張カードまたはアダ
プタカードの場所を称するために使用される。後述の例において、拡張カードは
、具体的には、ISA規格16ビット拡張スロットである。典型的な拡張または
アダプタカードは、たとえば、カラーディスプレイを使用可能にすることにより
、またはコンピュータをネットワークに接続可能にすることにより、コンピュー
タの機能性を付加するために使用される。拡張カードの例として、サウンドカー
ド、ビデオカード、ディスクドライブコントローラおよびモデム用コントローラ
がある。
【0025】 「従来の汎用コンピュータ」という用語は、パーソナルコンピュータ、ワーク
ステーションおよびその他任意適当なコンピュータ、たとえば、IBM製PC“
AT”コンパチブルのものを含むように使用される。コンピュータは、ディジタ
ル化画像を記憶するのに適するメモリを備えるべきである。たとえば、コンピュ
ータ4は、従来の全長ディスクドライブに適するスペースを有するパーソナルコ
ンピュータ(PC)とすることができる。
【0026】 「IBM製PC“AT”コンパチブルコンピュータ」という用語は、コンピュ
ータのアーキテクチャのタイプを定義する。このタイプのアーキテクチャは、標
準タイプであり、ISA(Industry Standard Architecture)バスインタフェー
スを含む。また、PCIバスベースのコンピュータを使用してもよい。たとえば
、PCIバスベースのシステムは、カードプリンタを単に従来のコンピュータに
差し込むだけでオペレーティングシステムにより自動的に構成され(configure) て直ちに使用できる、「プラグインプレイ」システムを作成するために使用する
ことが有利である。
【0027】 プリンタ1は、コンピュータ4における拡張スロットに接続されるバスインタ
フェース3を備える。これにより、プリンタ1とコンピュータ4のバスとの伝達
を直接行うことが可能である。バスという用語は、コンピュータ4内の中央演算
処理装置(CPU)が該コンピュータの任意の拡張カードと通信する通信媒体を
言うために使用される。
【0028】 コンピュータ4にはプリンタドライバソフトウェアがインストールされ、これ
を用いてプリンタを制御する。常駐のオペレーティングシステムに対応する適当
なアプリケーションソフトウェアをいずれも使用することが可能であり、これは
、当業者により作成できる。常駐オペレーティングシステムは、従来の汎用コン
ピュータ上で稼働する特定のオペレーティングシステムである。プリンタドライ
バソフトウェアには、グラフィカルユーザインタフェース、あるいはユーザがプ
リンタについての指令を送信し、かつ情報を受信することができる他のインタフ
ェースがある。プリンタドライバソフトウェアの特定の実施形態については、付
属書2に記載する。
【0029】 画像をカードにプリントするために、コンピュータ4のメモリに記憶されるデ
ィジタル化画像は、プリンタドライバソフトウェアからの指令の結果、バスイン
タフェースに供給される。バスインタフェースは、画像論理回路を備える。この
画像論理は、ディジタル化画像に画像処理を行うシステムまたは方法である。画
像処理論理は、バスインタフェース3における多数のコンポーネントまたはチッ
プにより実行される。これらのコンポーネントまたはチップは、特に、画像処理
論理をできるだけ簡略に実施するように設計される一方、できるだけコンパクト
である。この結果、プリンタ1内のプリントヘッドのデータが提供され、5で矢
示されるバスインタフェースを介してプリンタに伝達される。このデータは、作
成される所定のピクセルまたはドットについてプリントヘッドが媒体上で「焼成
(burn)」すべき時間の長さを表す数のリストで構成される。また、プリンタ1の
モーションコントローラ2のデータもプリンタドライバソフトウェアからバスイ
ンタフェース3を介して提供される。この情報は、カード形式、リボンタイプ、
エンコードの詳細および他のオプションについての指令で構成される。付属書1
は、本発明との併用に適するバスインタフェースおよび画像処理論理の具体的な
例を記載する。
【0030】 また、プリンタ1からの情報も5で矢示されるようにコンピュータ4にフロー
バックする。たとえば、これには、カードの位置および他のコンポーネントの状
態を検出するプリンタのセンサからの情報を含む。
【0031】 図1bは、図1aのコンポーネント間の主な信号およびデータ経路の概略図を
示す。図1bで使用される参照符号は、図1aで使用されたものに対応する。こ
れらの信号およびデータ経路についてのさらに詳細な説明は、付属書で行う。
【0032】 図2は、プリンタ1の一例の平面図を示す。図2、図3、図4および図8では
同一の参照符号が使用されるが、これらは、プリンタの対応部分を示す。図2に
示すプリンタ機構の背後にあるカードとして、モーションコントローラが設けら
れる。モーションコントローラカードは、図2に図示されない。プリンタの前面
部21には、プリントされるカードを挿入する入力が設けられる。カードを記憶
し、これを必要に応じて自動的にプリンタに送り込むために、プリンタの前面部
にホッパ33を組み込んでもよい。さらに、ターンオーバーユニット32を設け
てもよい。これにより、カードを自動的に「ターンオーバー」(向きを変える)
してプリンタに再び差し込み、カードの両面にプリントすることが可能である。
【0033】 矢印22の方向にカードを挿入することで、カードは、図2のページ面に対し
て90度で線23上に配置される。カードは、次に送りローラ24の間を通って
、プリントヘッド25を過ぎるように漸次引っ張られる。カードは、さらにプリ
ントされるエリアがプリントヘッドを通り過ぎるまで同一方向に引っ張られる。
そして、カードは、同一通路に沿って引き出され、「ターンオーバーユニット」
によりターンオーバーされ、再びプリンタに差し込まれてカードの反対側をプリ
ントする。カード1枚につき、カラープリントが必要であれば、プリントヘッド
によるカードの通過が数回行われてもよい。
【0034】 プリントリボン28の位置を図2に示す。リボンは、まずリボンスプール26
上に緊張下で格納される。リボンは、次に数個のローラ42の周りを通って、ロ
ーラ37とプリントヘッド25の間を通る。そしてリボンスプール27に巻き取
られる。リボンスプール27は、リボンモータ34により駆動される。リボン2
8は、その外面、すなわち、プリントヘッド25に面していない表面にインクを
担持する。リボン機構は、直接駆動機構ではなく摩擦駆動を有する。摩擦駆動方
式を用いることにより、プリンタのサイズは縮小され、製造コストが削減される
【0035】 また、図2は、PC搭載装置接続パネル38、カード送り/ターンオーバーユ
ニット駆動モータ39、キースイッチ/カムロック40およびリボンガイドロー
ラ42も図示する。図3は、カードクリーニング/エントリローラ43を図示す
る。
【0036】 図5は、プリンタでの使用に適するリボンスプール設計の一例を示す。図5に
示す表面は、すべて平滑かつ汚れのないものである。
【0037】 プリントヘッド25はモータ29により駆動され、機構30により、プリント
ヘッドは上下動できる。このように、プリントヘッド25は、モーションコント
ロールカードからの指令にしたがって、プリントされる媒体上を移動する。プリ
ントローラ37は、図示のようにプリントヘッド25の反対側に配置され、図示
のように、プリントローラ37とリボン28の間をリボン28およびプラスチッ
ク製カードまたは他のプリント媒体が通る。プリントローラ37は、駆動モータ
36により駆動される。駆動モータは、カードの送りおよび取り出しも助ける、 送りおよびクリーニングローラ24もモータ31(図3参照)により駆動され
る。
【0038】 また、プリンタは、カード位置を検出するセンサも収容する。
【0039】 図3は、図2のA側から見たプリンタの側面図を示す。これは、可動式のプリ
ンタ301の上側成型物すなわち蓋を示す。プリンタの側面には、プリンタユニ
ットを、たとえば、パーソナルコンピュータの全長ドライブスロットからスライ
ドして出し入れできるスライダ302が取り付けられている。モーションコント
ロールカード(図示せず)は、プリンタ機構の背後に配置される。プリンタの入
出力通信、パワーおよびモーションコントローラについては、付属書3において
詳細に説明する。
【0040】 図4は、図2のB側から見たプリンタの端面図を示す。プリンタの外側ケーシ
ングは、401で図示され、金属またはプラスチック材料等のいずれか適当な材
料から作製されてもよい。ギアへのシャフト402が図示される。
【0041】 図6は、プリンタ61が従来のコンピュータ62に設置される様子の一例を示
す。プリンタ61の外側にはハンドルまたはリセス(凹部)63が設けられ、こ
れを容易にコンピュータ62から引き出し、コンピュータに戻すことを可能にし
ている。また、プリンタの前面には表示パネル64もあり、プリンタの現在の状
態をユーザに表示する。従来のコンピュータには、「PCマザーボード」65、
外側ケース66があり、また3.5インチフロッピーディスクドライブ67およ
びCD−ROMドライブ68も備えてもよい。コンポーネント65、67および
68の位置を入れ替えてもよい。
【0042】 図示のように、プリンタサポート、クレードルおよびスライド機構69が設け
られる。これは、プリンタ61を支援し、これを矢印70の方向にコンピュータ
62からスライドして取り出すことができる。プリンタは、反対方向にスライド
させることにより戻される。その他、プリンタをサポートし、かつ出し入れする
従来の適当な方式を使用してもよい。
【0043】 また、プリンタ61は、コンピュータ62の拡張スロット内に配置されるバス
インタフェース71も備える。
【0044】 図7は、新規設計のプリントヘッドアセンブリの分解図を示す。
【0045】 図7において、表面は、すべて平滑かつバリのないものとすべきである。各参
照符号は、以下の表に示すコンポーネントを指す。 701 プリントヘッドKDE−57 702 ブッシュ 703 ヘッドリフトシャフト 704 ヘッドブロック 705 スプリング 706 ヘッドスライドブロック 707 M3×12ボタンヘッド 708 サークリップ 709 ドエルピン 710 ヘッドアークブロック 711 M4×8キャップヘッド 712 ヘッドスイッチピン 713 スイッチスプリング 714 M4×3グラブねじ 715 M16×5mmC/ヘッド 716 マイクロスイッチ 717 ベルトドライブギア 718 マイクスイッチアセンブリ 719 ピン 720 トルクシャフト 721 ブラケット 722 キャップヘッド 723 ドエルピン 724 スプリングテンションピン 725 スプリングテンションピン 726 ヘッドインピン 727 スプリング 728 ヘッドインロッカ 729 グラブねじ 730 ブラケット 731 グラブねじ 732 ヘッドクランププリント技術 本発明に利用できる所定のプリント技術の一例を付属書1に記載する。他の適
当なプリント技術も使用可能である。上述したように、プラスチック製カードを
プリントする公知のサーマルプリンタが有する1つの問題は、プリントを最高品
質にするためにプリントヘッドの向きの調整を行うことがユーザに必要とされる
とともに、これらの調整を行う手段が使い勝手がよくなく、特に効率よくないと
いうことがある。たとえば、上述したFARGOシステムでは、ユーザは、ねじ
をまわしてプリントヘッドを2つのうちの一方向に傾け(pitch)なければならず 、運動量が非常に制限される可能性がある。また、プリントヘッド調整を達成す
る機構は嵩張るため、調整プロセスにおいてヘッドがプリントラインから外れて
しまう(twist off)傾向をもたらすことがある。本発明は、アークおよびピニオ ンタイプの調整機構を使用することでこれらの問題を軽減する。図7は、プリン
タ1で使用されるプリントアセンブリの分解図である。プリントヘッドの向きは
、製造プロセスにおいて調整され、最高級のプリント品質をもたらす位置に設定
される。これは、プリントヘッド71のピッチを調整し得るヘッドアークブロッ
ク710を使用してなされる。製造プロセスにおいて、通常はヘッドアークブロ
ック710を固定するブロック732および733が除去される。ヘッドアーク
ブロック710は、ジグに保持され、ヘッドアークブロック710は、満足のい
くプリント品質が達成されるまで、ジグを使用してアークおよびピニオンタイプ
方式で移動する。プリント品質は、デンシトメータ(濃度計)を使用して、また
は単眼鏡を使用してテストカードと比較することにより評価される。ヘッドアー
クブロック710が正確な位置にあれば、ブロック732、733および除去し
たジグを使用して固定される。このようにヘッドアークブロック710を使用す
ることにより、完成されたプリンタ機構は小型になり、調整システムが正確なジ
オメトリを有することで良好な調整を迅速に行うことができる。また、エンドユ
ーザには、プリントヘッドピッチに自分で調整を行う必要がなくなる。
【0046】 プラスチック製カードをプリントする公知のサーマルプリンタは、直接本線(m
ains)からの電源等のリニア(線形)電源を使用する。このタイプの電源では、 電力を効率よく使用できるようにするためには嵩張るコンポーネントが必要とさ
れる。また、線形電源では、最大電圧が得られる。線形電源から電力を引き出す
機器には通常ヒューズが設けられ、これにより、該機器が最大レベルを上回る電
圧で電力を引き出すと、ヒューズがとぶ。従来のパーソナルコンピュータにおい
て、コンピュータの内部電源には、通常スペアプラグが提供される。しかしなが
ら、この電源は、プリンタには使用されないスイッチモード電源である。しかし
ながら、本発明では、プリンタ1の電力要件に適合することにより、パーソナル
コンピュータ4の中からスイッチモード電源を使用することが可能である。これ
により、線形電源との併用に専用の電源装置を備える必要がないため、プリンタ
1のサイズおよびコストが大幅に低減されるという利点をもたらす。これを達成
するために、プリンタ1は、公知のサーマルプリンタと比較して低電力消費とな
るように設計されてきた。これは、低電力コンポーネントおよび電子機器を使用
し、かつプリンタ1が端的に言えばより大量の電力を必要とする時間を調整する
ことによりなされる。プリンタ1がより大量の電力を使用するのは、たとえばカ
ードを所定の位置に移動しているときより、カードをプリントしているときであ
る。スイッチモード電源は、短時間に亘って過電圧で駆動可能であり、プリンタ
1が短時間に亘ってより大量の電力を必要とするようにのみ構成されることから
、当該システムは、首尾よく機能することが可能である。バスインタフェース設計および画像処理論理 付属書1には、バスインタフェースおよび画像処理論理の一例が記載される。
公知のバスインタフェースには、約80個のコンポーネントがあり、付属書1に
記載の例では、これら80個のコンポーネントのほとんどがFPGAチップ(F
PGAは、フィールドプログラマブルゲートアレイを表す)により置き換えられ
る。これは、コストを削減し、設計を簡略化し、同時に省スペースとなる。ターンオーバーユニット32 図2、図3、図4および図8に示すように、ターンオーバーユニット32が設
けられる。このユニットには、プリンタの外側からまたは内部カードホッパ(嵌
合された場合)からの挿入時にカードをクリーニング(1)し、各側にプリント
されるようにカードをターンオーバー(2)し、カードをカードトラックに送り
込み、上記の挿入オプションのいずれかからプリント(3)し、プリントされた
カードをプリントの後でプリンタから取り出す(4)という4つの主機能がある
。図2に示すように、一対の送りおよびクリーニングローラがプリンタの開口に
配置される。これらのローラ24は、その作製に使用される材料により本来粘性
がある。これらのローラの間をカードが通るのにともない、カード面からローラ
24にごみ(dirt)が移る。ローラ24は、好ましくは、これらをプリンタ1から
除去し、水洗することによりクリーニングしてもよい。
【0047】 ローラ24は、モータ39により駆動され、これらのローラの運動は、カード
をクリーニングするだけでなく、これらを通路22、23にしたがって一度に1
枚ずつプリンタ1に送り込む。
【0048】 ターンオーバーユニット32には、内側および外側リングギアがあり、外側リ
ングは、内側リングより僅かに大きい。これらのリングの一方403を図4に示
す。いずれのリングもプリンタの開口の周りに延在する。送りローラ24を駆動
するモータは、ターンオーバーユニット32も駆動し、これにより、省スペース
、省コストおよび低電力消費にすることが可能である。ギア、およびソレノイド
により駆動される駆動棒(drive dog)は、随時駆動されるのがターンオーバー機 構、あるいは送りシステムであるかを制御するために使用される。このギアは、
金属製の駆動棒上に静止(rest)され、該駆動棒を移動して、より大きいギアと係
合させてターンオーバーユニット32の外側リングを駆動する。この状況では、
外側リングは、180°回転してターンオーバーユニット32全体をこれと一緒
にする。したがって、ローラ24間に保持されたカードも180°回転する。こ
の回転の後、駆動棒は前方向に移動して、より小さいギアと係合して送りシステ
ムをモータ39により駆動可能にする。回転が済んだカードは、次に送り機構に
よりプリンタ1に送り込まれ、その反対側にプリントされる。これにより、別の
ターンオーバーユニットが不要になるという利点をもたらす。むしろ、ターンオ
ーバーユニット32はカード送りおよびクリーニング機構と一体である。ホッパ33 カードを数枚保持するホッパ33を、たとえば、図2に示す場所、あるいは、
別の実施形態では図8に示す場所に設けることができる。図20は、図8のプリ
ンタでの使用に適するホッパ33の一例を示す。ホッパは、孔2001を設けた
フレーム2000を備える。プリントされるカードは、各カードの一面が孔20
01の方を向いた状態でフレーム2000に略鉛直に立つようにホッパの中に重
ねられる。山積したカードには、カードをフレーム2000の壁2003に立て
掛けて保持するように、孔2001を通して圧力が加えられる。カードは、一度
に1枚ずつ孔2002を介してホッパ33から、カードごとに送りローラのシス
テムまたは他の適当な手段により引き出されて排出される。図8に示す実施形態
では、ホッパ33は、カード通路22、23と平行ではない。これは、ホッパ3
3から排出される際、カードがカード通路22、23上に位置しないことを意味
する。このため、図19に示すガイドトラックが使用される。ホッパ33から排
出されると、カードは、ガイドトラック1900にしたがって矢印1901の方
向に進む。すなわち、通路22、23上をガイドされ、ローラ24の間をプリン
タの外に送り出されてクリーニングされる。クリーニングされると、カードは、
次に通路22、23にしたがって上述したようにプリントヘッドを通って送り出
される。この経路では、カードは、図19の矢印1902の方向に進む。リボンスプール摩擦クラッチ 図5に示すリボンスプールは、摩擦クラッチタイプの機構を図示する。プリン
タ設計における1つの問題は、リボン速度を一定にすることを確保することであ
る。これは、消耗リボンが蓄積していくスプールは、リボンが多く利用されるほ
ど直径が漸次大きくなることから困難である。したがって、この「巻き取り」ス
プールの所定の回転量は、このときの巻き取りスプールの直径に応じて様々なリ
ボン量を促す。これに応じて、一定のモータ速度について、プリントリボンの速
度にも影響を及ぼす結果となる。この問題に取り組む各種の方法が従来技術にお
いて公知であるが、スペースをとる追加のコンポーネントが必要になるというこ
とが欠点になる。たとえば、先に記載したFARGOプリンタは、嵩張るOリン
グ機構を使用する。
【0049】 図5は、本発明で使用される機構を示す。これは、コンパクトおよび比較的小
型でありながらリボン速度を一定にするという目的を達成するという利点を有す
る。摩擦パッド53は、駆動棒54の片側の、シャフト52の小径部に配置され
る。コンポーネント55は、シャフト52に配置され、シャフト52に固定され
る。図示のように、スプリング56、ワッシャ57およびナット58もシャフト
52に通される(thread)。シャフト52が回転すると、摩擦パッド53および駆
動棒54は、十分な力がスプリング56に加えられない限り、シャフトとともに
回転するのではなく抜け落ちる傾向がある。駆動力は、シャフト52から駆動リ
ング55を介して摩擦パッド53および棒54に印加される。この摩擦クラッチ
機構は、一定のリボン速度を確保するとともに、第2の装置と協働して、一貫し
たリボン張力を維持するために使用される。同様の摩擦クラッチアセンブリを利
用して、プリントリボンを遅滞させてリボン張力を維持するが、違いは、遅滞ユ
ニットでは、シャフト52は該機械の底面に固定されて回転することができず、
摩擦クラッチ機構の駆動/制限特性を逆に利用して、リボン駆動クラッチの駆動
力に対抗してリボンを引き止める(hold back)ことである。スプリング56(図 5)により加えられた力を調整することで、リボンへの遅滞力の量を制御する。カードガイドスプリング 図18a〜18cは、本発明で使用されるカードガイドスプリングクリップの
新規設計を示す。これらのスプリングは、プリンタ1内のカード通路22、23
上でカードを下向きに保持し、またカード通路上で略鉛直に立って横方向のジッ
タを防止するようにそのカードを保持するためにも使用される。これは、カード
位置のばらつきによりプリント品質が低下し、かつプリントヘッド自体が通常よ
り早く消耗することを意味するといえるため、重要である。また、インクカラー
の不整合が生じる可能性もある。これらのカードガイドスプリングクリップのい
くつかは、カード通路に沿って所定の間隔で配置される。たとえば、一実施形態
では、カードガイドスプリングクリップが6個使用される。カードガイドスプリ
ングクリップ1800の下側の溝1801には、カードが保持される。カードガ
イドスプリングクリップ1800は、プリンタ1の本体またはカード通路22、
23より上の他の適当な面に固定される平坦部1802を有する。カードガイド
スプリングクリップ1800は、溝1801がカード通路22、23と平行であ
り、かつ該カード通路の直上にあるように構成される。カードガイドスプリング
クリップ1800の形状により、下方向の力をカードに作用することが可能であ
り、また溝1801の側面がカードの横方向のジッタを防止する助けにもなって
いる。リボンカセット 本発明の一実施形態では、プリントリボン28はプリントカセット上に設けら
れる。これは、プリントリボン28をインストールしやすくするとともに、カー
ド詰まりがプリンタ1に生じたときにリボンカセットを取り外してカード通路2
2、23にアクセスできるという利点を有する。さらなる利点は、触れることに
よりリボン自体が損なわれる(spoil)が、カセットはリボンをこれから保護して いることである。図8aは、プリンタ1に嵌めこまれたリボンカセット800(
陰付き部分)の一例を示す。カセットは、スプール26、27を組み込み、リボ
ンを囲んで保持し、リボン表面への接触および/または損傷を防止する。唯一のプリント回路基板の使用 本発明の別の実施形態では、モーションコントロール基板、モーションコント
ロール基板バックプレーンおよびプリンタドライバインタフェースを含む、プリ
ンタの主な電子コンポーネントは、1つの回路基板上にプリントされる。これに
より、加工費および材料費が削減されるとともに製造時間が短縮される。また、
かかる実施により、疲労しやすいオフボードワイヤリンクが少なくなるため、シ
ステム全体の信頼性が高まる。さらなる信頼性および脆弱性の問題は、プリンタ
自体とは異なり、プリンタ−クレードルにおいて合同(consolidated)基板を配置
することにより対処されてきており、精密な回路をオペレータによる取り扱い時
に不測の損傷から保護することを目的とする。互換性の理由から、強化された基
板は、ECPインタフェース(エンハンスドセントロニクスポート−「パラレル
」アーキテクチャ)またはUSB(ユニバーサルシリアルバス−「シリアル」ア
ーキテクチャ)を、ISAインタフェースの代わりにプリンタにもたらすといえ
る。これは、両方のアーキテクチャを実施しているPCが増えており、また省コ
ストも得ていることから重要な考慮となり得る。
【0050】 コスト削減と同様に、製造時間の改良および信頼性の増大は、電気および電子
コンポーネント同士のワイヤリングルーム(loom)の必要をなくし、これをフレキ
シブルPCBと交換することによりなされてきた。コンポーネントは、はんだづ
けにより「ランド」(露出された接触域)に直接取り付けることによって、また
は専属リテーナを使用することによって連結される。フレキシブルPCBは、本
来、絶縁特性に優れた材質である二層のカプトン(Kapton)の間に挟持された導
体(おそらく、スズめっきされた銅)である。機械的故障を受けやすいケーブル
およびその関連コネクタをなくすことにより、ユニットの信頼性がさらに高まる
。フレキシブルPCBは、ワイヤリングルームに比べてはるかに単純な構造であ
り、製造と組立の両方の面から省コストがなされ得る。
【0051】 本例では、経済的にするためにISAプリンタドライバインタフェースをなく
すことができるため、標準プリンタインタフェースを余分なコストまたは追加ハ
ードウェアが全くまたはほとんどなく組み込むことがさらに可能である。拡張ス
ロットを省くと同様に、このオプションにより、モデムPCに通常見られるEP
P/ECPアーキテクチャIEEE規格1284(エンハンスドパラレルポート
/エンハンスドケイパビリティポート)および/またはUSBアーキテクチャ(
ユニバーサルシリアルバス)の使用が容易になる。このオプションを利用する利
点は、プリンタドライバ製造プロセスの簡略化と周辺機器用の近未来のマイクロ
ソフト規格への対応であり、これにより、オペレーティングシステム(たとえば
、プラグアンドプレイ)との一層の一体化を実際に可能にする。EPPおよびE
CPは、1秒あたり1メガバイトを越えるデータレートの可能性をもたらし、I
SAインタフェースより遅いが許容できるトレードオフを呈している。USBは
、約12Mbpsとさらに高速であり、プラグアンドプレイも支援するが、デバ
イスが動作中であってもPCと接続および切断できることを意味する「hot−
pluggable」となるように設計される。上記は、標準のISAインタフ
ェースオプション、特に業界規格対応を大幅に上回る進歩を表す。プリントヘッドブロック 別の実施形態では、図21に示すように、プリントヘッドを支援するプリント
ヘッドブロックが設けられる。
【0052】 図7のプリントヘッドアセンブリの設計は、プリンタ設計および機能性におけ
る多数の重要な分野に取り組むものであると考えられていた。これらの分野は、
(a)設計のコンパクト性、(b)組み立てれば、アセンブリにはプリントヘッ
ドの有効寿命中には手動の介入が必要ない、(c)プリンタの全体的な製造中に
直面される業界規格公差を補整するよう設計内での合致、(d)オペレータによ
り損傷したユニットの変更の容易性、コスト効率のよい製造、である。
【0053】 図7は、ヘッドブロックの分解図を示す。 (a)プリントヘッドアセンブリがプリンタ内に配置されることにより、プリン
トヘッドの動作に関するコンポーネントは、すべてコンパクト設計である必要が
あり、アセンブリの隣接(immediate)位置に設置される必要がある。駆動モータ の要件およびアセンブリを取り出して故障したプリントヘッドを交換する必要性
について考慮した。 (b)アセンブリは、ロバスト性があり、かつコンパクト設計であり、サーマル
プリントヘッド自体の寿命を卓越する動作規格とする必要があった。的確な材料
および圧力注入プロセスを使用することにより、シートメタル製品を使用する他
のプリンタ製造業者から得られるものに比べて高水準のコンポーネントを一貫し
て製造することができた。 (c)プリントヘッド71はブロック76に係止され、ブロック76はシャフト
736をスライドし、スプリング75はヘッドに、次いでプリント時にはカード
に圧力を加える。オーバーランの量は設計に組み込まれ、プリンタに嵌合時にこ
のアセンブリにおいて直面する公差を許容していた。オーバーランの量を計算す
ることで、効率的なスプリング75の移動(travel)において作用し、十分なヘッ
ド圧力を加えて許容できるプリント品質を達成した。図7aは、ブロック76が
2つの部分に製造されることを示す。これにより、ヘッドが製造中プリンタに嵌
めこまれたときに不整合が生じると、そのシャフト736上の軸心を中心に回転
してしまう。この回転運動(travel)の結果、ヘッドがプリントローラと平行な軸
に最悪な場合の公差で維持されるため、許容できるプリントがプリンタから得ら
れる。組立後、クランププレート732、733がブロック710の周りに設置
される。そして、アセンブリは直角にジグに設置され、ねじ734を締めてロッ
クしてヘッドを所定位置に固定する。 (d)ヘッドアセンブリが適当な角度でクランプ締めされ、製造時にブロック7
10に配置された状態では、プリントヘッドアセンブリをインストールまたは交
換するために最小限のオペレータの介入が必要となる。交換の作業は、アセンブ
リ全体をプリンタに差し込むものである。アセンブリはクランプ790(図8)
でロックされ、クランプ733の底面に接する点により配置され、これによりプ
リンタにおける製造公差を補償する。しかし、未熟なオペレータに複雑な調整プ
ロセスを行い許容できるプリント品質を達成させることを要求する製造業者もい
る。 (e)製造中、パーツ710、74、730および721は、1つのコンポーネ
ントとしての圧延ダイカストであり、このためコンポーネント、工具、加工およ
び組立の製造時のコストが削減される。パーツ720、717も1つのパーツと
して製造される。運動(travel)の両極を表すリミットスイッチ716、718は
、ヘッドブロックに収容され、スライド式ブロックおよびアクチュエータアーム
720と連結されたプランジャにより作動される。利点: 本発明は利点を多数もたらすが、そのいくつかは以下の通りである。 1.小型化により顧客にコスト上の利点をもたらすことが可能である。 2.FPGAの使用により、電子機器のコンポーネント数を減らし、サイズ縮小
とコスト削減の利点をもたらす。 3.サイズの制約は、ヘッド圧力(図7参照)およびリボン駆動(図5参照)の
ような分野に省スペース技術を導入する必要があったことを意味していた。 4.サーマルプリントの力学をよりよく理解することにより、ハードウェアオー
バヘッドを低減できる。機械におけるコンポーネントの数を全体的に削減するこ
とにより、コストが削減される。 5.設計は、これまでひつようとされてきたものよりはるかに斬新的であり、よ
り厳正な公差、より少ないスペースで作業を行い、かつ困難な問題(ヘッド圧力
がよい例である)に対する革新的な解決策を生み出す必要があったことを意味す
る。 6.さらに、これらのデバイスを、たとえば修理のためにどのように持ち運べば
よいかを思慮する場合に利点がある。機械が大きくなるほど高価なクーリエを必
要とするのに対し、交換ユニットは郵便小包で安価に郵送できる。 7.そのコンパクトな設計に起因したユニットの可搬性により、移動局等におけ
る上記のデバイスには適さないと従来考えられてきた環境で使用できる。 8.ユニットは、カードの製造時に磁気ストライプおよびチップを書き込めるだ
けでなく、これらを読み取ることもできるため、これにより、デバイスを入力源
ならびに出力源としても使用することができる。たとえば、スカッシュクラブカ
ードシステムのユーザは、機械が作製したカードを取ることができるだけでなく
、該機械をカードリーダとして利用してコートを予約したり、あるいは会員、ま
たはクラブのコンピュータによりアクセス可能なカード所有者に対する利益とし
て供される他の何れの特徴を更新することも可能である。ユニットは、受付に設
置できるほど小型であるため、メンバーはユニットを自分で操作することができ
る。キーロック装置により、ユニットの不正使用が防止される。 9.コンピュータにおいて標準的なCOMまたはLPTポートを使用することは
、通常のプリンタと同様にIDプリンタにとっても慣用である。この場合の画像
処理は、PC上のソフトウェアおよび/またはプリンタ自体の中のハードウェア
を使用することで全部または一部が実行できる。しかしながら、この方式は、L
PTポートデータが8ビット幅だけであり、COMポートデータがシリアル送信
(1ビット幅)されるためごく自然にボトルネックとなる。ポート技術が改良さ
れてこれまでより高速の転送レートになっても、本発明(上記の例で説明したよ
うに)は、16ビットデータをプリンタに直接転送することが確保できるため、
通信ポートを使用する必要をなくす。本発明は、何れの周辺機器に対してもでき
るだけ近くに、プリンタをPCバスと直接接続すると想定できる。この結果、プ
リンタへの転送時間が短縮され、資源(ポート)およびプロセッサを解放する。
たとえば、COMまたはLPTポートを介してプリンタにダウンロードするのに
約30秒かかるデータの場合、本発明のバス転送によりダウンロードには1/5
秒しかかからない。付属書1 概要 本付属書は、例としてバスインタフェースおよび画像処理論理の詳細を説明す
る。バスインタフェースは、ISAとともに他の規格、たとえば、PIC、VE
SA(VL)、ローカルバス、ニューバスおよびSCSIを用いて実施可能であ
る。
【0054】 プリンタアセンブリは、画像処理論理を有するバスインタフェースを備え、I
BM ATカードスロットに嵌めこみ、16ビットISA帯域幅全体を使用する
。コネクタにより、京セラ製KDE−57−12MGL2 300dpiプリン
トヘッド1個を駆動するのに必要な全ての信号を供給し、同時に該所要信号をプ
リンタの中からセンサ入出力(I/O)パワーおよびモータ制御を与える外付け
回路に供給する。バスインタフェース基板は、色素昇華方式を使用する非常にコ
ンパクトで低コストのディジタル(識別)IDプリンタに対するインタフェース
として使用されるよう意図される。設計は、KDE−57プリントヘッドの使用
に限定されず、他のタイプのプリントヘッドを使用してもよい。一般留意点 1.コストを削減すること。主な目的は、メモリの他に、FPGA論理に基づい
て設計を行うことである。最も効率的な構成形式は、最低コスト技術を利用して
採用されるべきである。 留意点: 1)設計には重大な含蓄がいくつかある。 =最小限のコンポーネント数。これは、緻密なプログラマブルロジック(Xilinx 製FPGA等)の使用の拡張の意を含む。 =メモリデバイスの慎重な選択。専門家用メモリデバイスは、高価である(たと
えば、ビデオRAM、デュアルポートRAM、FIFO(先入れ先出し))ため
可能な限り避ける。 =単純なPCB(プリント回路基板)設計。回路基板は、可能でさえあれば4層
を越えない(EMC(電磁整合性)および実装問題から、両面は可能でない場合
がある)。 =コストに見合ったアーキテクチャ。ハードウェア/ソフトウェアの境界線は、
高価なハードウェアのタスクを回避するために慎重に定義した。ドライバソフト
ウェアは、性能の制限内で実用的となるようにできるだけ適合すべきである。 2)このハードウェアは、データマトリックス化およびピクセル間の正規化を実
行することを期待されない。プリンタドライバは、必要なフィルタリングをデー
タの送信前に行う。バスインタフェースと画像処理論理 特徴 設計は、プリンタへのダウンロード時間を最小限にするためにフル16ビット
データ転送をISA“AT”バスを介して具体化する。データバスを16ビット
に拡張することにより、IBM製“XT”バスから得られる1.2Mb/sの生
の帯域幅と異なり、ISA“AT”規格バスのほとんどを5.3Mb/sの生(r
aw)の帯域幅で使用することが可能なはずである。 2)データをヘッドに4または8mhzでロードするクロックが必要とされる。 留意点: 2)当該システムを永久的に8MHzで稼働することが可能であり、ヘッドクロ
ック除数(divisor)の賢明な使用により必要であれば当該システムの動作をさら に遅くすることを可能とし得る。この実施が不適切であると考えられる場合、マ
スタクロックスピードを8MHzから4MHzに変更するためにジャンパを設け
るとよい。 3)PCメモリにアクセスして画像を記憶するにはDMA(ダイレクトメモリア
ドレッシング)を用いる必要がある。ごく小容量のバッファは、基板上に搭載し
たおそらく128kのキャッシュRAMを収容する。PCをユーザが使用できな
い時間は、絶対的に最小に削減されるはずである。 留意点: 3)もともと、PDI(プリンタデバイスインタフェース)はDMA転送を利用
することが提案されていた。これは、所要の帯域幅によってのみ正当化されるの
ではなく、ISAバスIDE(一体化ドライブエレクトロニクス)ディスクイン
タフェースは平均1メガバイト/秒で8ビットバス幅を用いることができる。P
DIは16ビットバス幅を使用して、達成可能な転送レートを倍にすることが提
案される。
【0055】 PDIは、Windows95およびNT下で標準的なデスクトップPCプラ
ットフォーム上で動作するように設計される。PCは、カードプリントシステム
に加えて他のアプリケーションを稼働していてもよい。Windows95とN
Tの両方が有する問題は、割り込み(レイテンシ)に対する応答時間が本来無制
限であることである。これは、PDIが画像パネル(672kバイト)より小さ
いデータバッファを有する場合には深刻な問題となりやすい。「リフィルバッフ
ァ」の割り込み応答が遅延すると、画像データが欠落し、プリントされた画像が
破損する。
【0056】 コストおよび性能の点でのバッファサイズの含意は、かなり考慮する必要があ
る。画像パネル全体を保持可能な大型ダイナミックRAM(DRAM)を低コス
トで使用することが可能となる。これにより、転送および応答レイテンシの問題
が全てなくなる。表面搭載SRAMの解決策がコスト効率のよいものとすること
ができることが実証できれば、DRAMおよび関連のコントローラ設計より優先
的に選んでもよい。 4)基板にはIDCコネクタを設けて、プリンタ内部のプロジェクトのモーショ
ンコントロール部に内部接続する必要がある。さらに、外付け“D”タイプコネ
クタを設けて、たとえば、外付けインタフェーシングが必要とされる場合に内部
コネクタの信号を複製する(duplicate)。 5)背面プレートにはソケットを取り付け、基板を介してディスクドライブスタ
イルコネクタにルートを割り当る必要がある。これは、PC内部PSU(電源ユ
ニット)が扱うことができないプリントスピードでデバイスを動作する場合、代
わりの電源をプリンタに供給することである。最大定格は24V、120Wであ
る。 6)当該システムは、データの処理およびプリントを行っているときにデータを
基板に書き込むことのできるようにバッファされる必要がある。 7)バスインタフェース基板には一組のジャンパが設けられ、プリンタのベース
アドレスを設定する。 留意点: 7)プラグアンドプレイデバイスのベースアドレスを突き止めるオペレーティン
グシステムからの問題に直面しないようにするために、さらに融通性のために、
一例は、ジャンパ選択可能なベースアドレスを4個、通常のCOM、LPT等の
外側に、幅をたとえば0×300とする。 8)バーン時間曲線は、バスインタフェースおよび画像処理論理の小領域のRA
Mにプリント前にダウンロードされてもよい。何本のシェード(shade)が使用さ れているか、すなわち、16本、64本または256本であるかに応じて、適当
な曲線がダウンロードされる。 留意点: 10)バーン時間は、所要の時間分解能およびプリントスピードにより求められ
たレートでクロックされる汎用のバーン時間カウンタのクロックサイクルの数と
して与えられる。プリントヘッドピクセル素子はその結果得られたバーン時間の
間ONになる。バーン時間カウンタを駆動するために使用されるクロックの周波
数(ヘッドクロック除数として知られる)を調整することにより、スケーリング
係数が適用される。
【0057】 今日のプロセッサの速度とすると、ハードウェアにおけるバーン時間曲線を全
く不要とすることが可能となる。代替の可能な実施として、プリンタドライバが
、画像データではなく(特定のピクセルが滞在しているクロックサイクル数であ
る)クロックデータをメモリにダウンロードすることである。ピクセル間の正規
化とデータマトリクス化の両方がプリンタドライバでなされているため、このプ
ロファイル機能も同様に実行することは不当なオーバヘッドではない。 11)簡単なUART(ユニバーサル非同期受信機送信機)は、PC I/Oポ
ートへの/からデータを読み取り/書き込み、かつIDCコネクタまたは外付け
“D”コネクタを介してモーションコントローラにコマンドとデータを送信する
適当なハンドシェーク信号を含む、バスインタフェース基板上に収容される必要
がある。プリントモード、エラー状態の報告、プリント開始、プリント中断、磁
気テープエンコーダストリング、ICエンコードデータ等を設定するためにコマ
ンドが必要とされる。ASCII文字セットに基づいて、プロトコルが定義され
る。ボーレイト、ストップビット、データビットおよびパリティは、固定された
割込ベースのハードウェアフローコントロールにより、FPGAにプログラムさ
れる。これは、プラグアンドプラグ設計にも組み込まれる。 12)プリントヘッド制御回路は、ヘッドの半体を両方同時に駆動できるように
設計される。 13)データ正規化の大部分がプリンタドライバによりなされるが、画像データ
論理は、サーミスタからプリントヘッドにアナログ入力を取ることが可能であり
、かつこれを用いて画像データを正規化して潜熱蓄積(latent thermal build up
)を行う必要がある。 留意点: 13)ヘッドの温度は、ヘッドに埋め込まれたサーミスタにより測定される。正
規化プロセスは、多次元ルックアップテーブル(温度およびピクセルデータによ
り指標付けされた)を使用するか、あるいは(温度により指標付けされた修正係
数の表を使用した)ハードウェア乗算器(multiplier)式アプローチを使用するこ
とができる。任意の修正曲線を実施することができるため前者のアプローチの方
が柔軟性があるが、ルックアップテーブルに相当の記憶容量を必要としがちであ
る。
【0058】 次に、温度修正されたピクセルデータを用いて、バーン時間の表を指標付けす
ることにより対応するバーン時間を選択する。バーン時間曲線が完全に任意であ
る必要があると、表ベースのアプローチは必要である。通常、“S”または“J
”字型曲線が用いられる。 14)画像記憶装置。所要の最大プリントエリアは、3つの品質モードにおいて
4ビット、6ビットまたは8ビットのいずれかの色解像度を有する、五色面(C
YMKO)の1024×672ピクセルである。したがって、プリントヘッド駆
動回路は、一色あたり16、64または256の離散エネルギーレベルを生成し
ている。ディザ手法を用いなければ、これは、最低品質モードでは12ビットカ
ラーしか実現できない(4096色)ことを意味する。このモードでは、プリン
タドライバは、4×4のディザパターンを用いて一色あたり疑似256色調を作
製する。媒体品質モードでは、18ビットカラーしか実現できない(262,1
44色)。このモードでは、プリンタドライバは、2×2のディザパターンを用
いて一色あたり疑似256色調を作製する。最高品質モードでは、フル24ビッ
トカラーが実現できる(1億6700万色)。このモードでは、プリンタドライ
バは、ディザパターンを全く使用しない。 15)画像は1面あたり688,128バイトのメモリを必要とするため、これ
は、プレーナ(planar)戦略を採用するために必要とされるオンボードメモリの最
小限の容量である。画像データは、ユニットがプリントする色調の数にかかわら
ず0〜255の範囲となるが、この項の留意点10を参照されたい。 16)光学軸エンコーダからの位置データは、モーションコントローラから供給
され、次のラインをプリントする必要がある場合、先のハードウェアの反復中の
割込ラインの古くなった末尾を置き換える(replace)ことを示す。このデータを 使用して、画像処理論理は、必要なスケーリングが同期してプリントする必要が
あれば何でも(whatever)利用して、1ラインあたりのカウント数を補間しなけれ
ばならない。 留意点: 直交(quadrature)データをFPGAにプログラムされた整数値で除算すること
により、ライン開始点が導出されることが示唆される。また、PCドライバソフ
トウェア(たとえば、プリントスピードと関連づけられたパラメータ値)、およ
びモーションコントローラにより提供された明示的な制御信号(START_P
RINT、ABORT_PRINT、NEXT_PANEL_REQUEST)
により、統合(overall)同期も提供される。
【0059】 マルチパス(multipass)プロセスの各プリントパスは、1024ラインで構成 される。これは、固定された基板サイズにより決定された値である。同期化論理
は、ライン数のカウントを維持し、これに応じてプリント動作をON/OFFに
する。モーションコントローラからの制御信号の正確な形式およびタイミングに
よっては、このラインカウントは、ラインがプリント中であることを定義により
モーションコントローラが認識(know)しているため、本質であると立証できない
場合もある。
【0060】 START_PRINTをモーションコントローラから受信すると、ラインは
、自動的にプリントされ、エンコーダカウントはリセットされ、画像処理論理に
よりその地点からのデータとして使用される。次のライン開始点は、単に、必要
な数のエンコーダがカウントした後にプリントされるにすぎない。
【0061】 プロジェクトは、XILINX製FPGA XC5204の使用に基づく。こ
のデバイスについてのさらなる詳細は、「XILINX プログラマブルロジッ
クデータブック(XILINX the Programmable Logic Data Book)」、1996年、 4−181〜4−248頁、に記載されている。このデバイスは、ISAバス、
UART、メモリおよびプリントヘッドへの/からのインタフェーシングをすべ
て行う。これは、バーン時間、色調数、ライン間のステップサイズの構成(confi
guration)を可能にするためレジスタを格納し、制御/状態レジスタへのアクセ スを与える。
【0062】 アドレスおよび割込デコーディングは、すべてFPGAにおいて行われ、IS
Aプラグ&プレイ版を実施するオプションを与える。(インテル製プラグアンド
プレイISA仕様ver.1.0を参照されたい) PCBは標準RS232シリアルポート(UART)を含み、所有(proprieta
ry)コネクタピンアウトならびにプリントヘッドおよびカードコントロール/デ ータ信号を介してプリンタユニットと通信する。
【0063】 図9は、システム全体、すなわち、従来のコンピュータと併用されるサーマル
プリンタの構成の表示である。システム要件 ISAインタフェース ISAインタフェースは、16ビットアドレスデコーディングを使用するI/
Oマッピング済みデバイスとして実施される。レジスタは、8または16ビット
幅のデータとして混在される。割込インタフェースが実施される。DMA機能ま
たはメモリマッピングは不要である。
【0064】 インタフェースは、ISAバスの最適スピードで動作する。メモリアクセス メモリは、単一のI/O場所においてアクセスされ、メモリへの書き込みごと
に、メモリアドレスのインクリメントを自動的に行う。データアクセスは、16
ビット幅専用にすぎず、8ビット転送は許容されない。プリンタ制御レジスタ プリンタの制御レジスタでは、8および16ビットのデータインタフェースを
必要とし、8カ所の連続したI/Oマッピング済み場所を占有する。UART UART実施は、1488および1489個のラインドライバ/レシーバを有
する16450のアーキテクチャに基づく。16450のアーキテクチャについ
ては、「TIデータ送信回路データブック(TI Data Transmission Circuits Dat
a Book)」、1993年、3−3〜3−25頁、TL16C450、に記載され る。1488および1489個のラインドライバ/レシーバもこの書籍の2−7
37〜2−742頁、HC1488および2−751〜2−758頁、HC14
89でそれぞれ説明される。該デバイスは、ISAバスと直接インタフェースし
、I/Oアドレスデコーディングおよび割込ルーティングはFPGAにより実行
される。8カ所の連続したアドレス場所を使用する選択可能な8ビットI/Oマ
ッピング済みインタフェースを必要とし、選択可能な割込ラインも実施される。プリントヘッドインタフェース プリントヘッドは、TTL(トランジスタ−論理)駆動レベルを使用してFP
GAから直接駆動されるシリアルインタフェースである。これは、本システムに
対応する。京セラによるKBE57−12MGL2サーマルプリントヘッドにつ
いてのドキュメンテーションを参照されたい。位置センサ シャフトエンコーダ直交信号は、プリンタユニットから送り返され、カードの
位置を示す。これを使用することで、具体的な場所(すなわち、85μm(30
0dpi)ごと)で1ラインのプリントを開始する。
【0065】 プリンタユニットは、以下の3つの信号を戻す。 ・CARDNP(Card Next Panel)この場合、ISAカードが
受信データモードに入る。 ・CARDSP(Card Start Print)この場合、ISAカード
が書き込みデータモードに入る。 ・CARDABORT(Card Abort)この場合、ISAカードがアイ
ドルモードに入る。ISAプラグ&プレイ 本発明の一実施形態により、プラグ&プレイのオプションが可能になる。これ
は、FPGAを介してアドレスデコーディングおよび割込セレクタをすべてルー
ト割り当てすることにより、PCBを再配列(re-layout)することなく達成され る。これにより、FPGAは、I/Oスペース及び割込をジャンパおよびレジス
タを介して制御できる。メモリデバイス 多数の企業が128キロバイトのSRAMデバイスを供給しているが、現在で
は、512キロバイトデバイスを出荷しているところもある。512キロバイト
部品は、現行では128キロバイト部品を購入する場合より高価なオプションで
あるが、メモリがさらに必要とされる(より大きなプリントエリア)か、あるい
はコストが低下すれば、これらのデバイスを利用してもよい。メモリデバイス外
部のピンにより、FPGAシリアルPROM(プログラマブル読み取り専用メモ
リ)に変更するだけで、512キロバイト部品をPCBに設置する(全メモリ容
量4メガバイトをもたらす)ことが可能である。FPGA要件 選択されたFPGAは、Xilinx製部品XC5204−6PQ160Cである。
このデバイスは、120個のCLB(コンフィギュレーション可能な論理ブロッ
ク)と124本のI/Oピンを供給する。これは、この設計に適合するにとどま
らない。これらは、XC4000系列の低コスト/機能性版である。I/O要件
により160PQFPパッケージが使用できる。電気インタフェース FPGAは、ISAバスおよびプリンタユニットを直接駆動し、このように、
ドライブ性能およびFPGAのレベル感度によりインタフェースの電気特性を決
定する。この情報は、XC5200データシート(FPGAデバイスのマニュア
ル)に見られる。I/Oしきい値レベルは、1本のピンあたり8mAのシンク性
能とTTL適合する。コンフィギュレーション 使用されるFPGAは、SRAMベースのデバイスである。パワーオン状態に
なると、それ自体のコンフィギュレーションを変更する(reconfigure)ことを必 要とする。このデバイスは、パワーオン時に、シリアルPROMからシリアル構
成され、I/O要件を最適化し、かつ余分な外付けデコーディング論理の必要を
なくす。該デバイスは、PROGRAMピンをハイにすることにより、そのリセ
ット状態から取り除かれる(そしてコンフィギュレーション状態になる)。この
構成期間中、該デバイスは、内部プルアップが弱状態のトライステートのXilinx
製デバイスI/Oピンを保持する。デバイスが構成されると、I/Oおよびレジ
スタは、そのリセット状態にそれぞれイネーブルされる。FPGA(DONE)
からの信号は、構成プロセスが完了し、かつI/Oピンをそのトライステートの
状態から取り除かれ、これらがそのI/O機能をそれぞれ推測できることを示す
【0066】 FPGAの構成ピンM0、M1およびM2は、互いに連結させ、47kΩの抵
抗器を介してプルダウンされるべきであり、これは、該デバイスを「マスタシリ
アルモード」に入れてシリアルPROMからのコンフィギュレーションを可能に
する。この線を引き上げる(Vcc)ことにより、FPGAは、「スレーブシリ
アルモード」に入れられ、デバグ用Xチェッカにより構成され得る。I/Oピン ISAインタフェース 以下のラインはISAバスへの直接インタフェースとして使用される。
【表1】 以下のラインはデコーディングにIRQかメモリアドレスのいずれかを選択し
ている。
【表2】 メモリインタフェース メモリインタフェースは、今後512キロバイトRAMの要件を満たすために
フル1メガバイトのアドレスレンジを必要とする。2個のSRAMを4列(bank)
直接選択する性能も必要とされる。
【表3】 UARTインタフェース UARTは、ISAバスに直接インタフェースする。FPGAは、後述する2
本のピンを通してI/OアドレスデコーディングおよびIRQルーティングを扱
う。
【表4】 プリントヘッドインタフェース プリントヘッドへのシリアルインタフェースは、以下のピンにより実施される
【表5】 位置センサインタフェース シャフトエンコーダからの2つの入力により、カードの方向および位置を監視
することができる。他の入力は、いつ新たなパネルをロードするか、パネルのプ
リント開始するか、またはプリントプロセスを中止するかを制御する。
【表6】 FPGA構成インタフェース FPGAを構成するのに必要なピンを以下に示す。タイプI/Oの信号は通常
のI/Oピンであるが、これは、これらが構成プロセス専用であり通常のI/O
として使用されないことが推定(project)されるによる。
【表7】 PCB(プリンタ回路基板)要件 物理状態 PCBは、4層16ビットのISAカードであり、金製の点滅(flashed)エッ ジコネクタを備える。基板サイズは、長さ160mm、高さ100mmである。
FR4により、内層には銅1ozが、めっきされた外層には銅1/2ozが形成
される。基板上には、はんだ付けレジストおよび記述(legend)が配列されている
。製造コストを削減するために配列はコンポーネントの片側である。デバッグ PCB設計は、ピンヘッダが、Xilinxにより使用されるXチェッカケーブルに
対応することで、PCプラットフォームからダウンロードおよびXilinx製デバイ
スを構成できるようにすべきである。これにより、デバイスおよびシステムのデ
バッグおよび最適化が高速になる。M0〜M2ラインを引き上げて「マスタシリ
アル」と「スレーブシリアル」にモード切り替えをするためにジャンパが必要と
なる。I/Oコネクタ ISAインタフェース 以下の表は、本設計が要し、かつプラグ&プレイ実施のためのISAインタフ
ェース信号を示す。
【表8】 ISAバス規格外のピンは、EISA仕様(ver.3.12、BCPR Service
, Inc.製)において容易に見つかる。プリンタコネクタ 内部コネクタは、偏光バンプを有する規格内26ピンIDC0.1”ピッチ雄
ヘッダで、以下の信号を含む。
【表9】 外付けコネクタは、規格内25ピンDタイプ雄である。そのピンアウトは、ピ
ン26がない以外は26方式IDCと同一である。コネクタは、以下の信号を含
む。
【表10】 パワーコネクタ 外付けパワーコネクタは、Farnell Components社カタログ224−960(P
CB取り付けソケット)に記載の2.5mmの低電圧DCパワーコネクタであり
、5A@12V直流で定格される。
【0067】 外付けコネクタを介して供給される電力を取るために、内部PCB取り付けコ
ネクタが使用される。Xチェッカコネクタ Xチェッカのピンアウトは以下である。
【表11】 構成ジャンパ PCBは、所要のI/OスペースならびにFPGAおよびUARTが要するI
RQを選択するためにジャンパを要する。これらは、以下の信号を介して選択可
能である。
【表12】 ジャンパは、上記信号を設置に引きつけ、FPGAの内部プルアップにより選
択が可能である。
【0068】 FPGAの構成モードを選択するために1本のジャンパを要する。
【表13】 システム動作 当該システムの動作は、3つの異なる状態に分かれる。すなわち、コンフィグ
、データ読み取り、データ書き込みであり、各状態への入力は、プリンタユニッ
トからの信号により制御される。名称の定義 内部カウンタ
【表14】 内部レジスタ
【表15】 定数
【表16】 構成レジスタ
【表17】 トップレベル構成 図10は、プリント装置インタフェースのトップレベル構成を示すフロー図で
ある。FPGA内で動作するVHDLコードを示している。
【0069】 当該システムがどの状態であるかの制御は、これが戻す3つの制御信号(CA
RDSP,CARDNP,CARDABORT)を介してプリントユニットによ
り決定される。
【0070】 起動時、当該システムは、そのレジスタすべてが0にデフォルトとして構成さ
れており、以下の処理を実行する。 1. 当該システムは、コンフィグ状態に入る。 ・ レジスタは、デフォルト値に初期化される。 2. CARDNP信号が受信されると、READ DATA状態に入る。 ・ パネルデータは、所望のレジスタ値とともにメモリに入力される。 3. CARDSP信号が受信されると、WRITE DATA状態に入る。 ・ パネルデータは、プリントユニットに転送され、カードに書き込まれる。
【0071】 本プロセス中、当該システムはCARDABORT信号を受信すると、本プリ
ントをキャンセルし、アイドル状態に戻る。捕捉状態 本機能は、CARDNPおよびCARDSP信号の状態を戻すことで、状態間
の移動を行うことができる。コンフィグ 図11は、構成機能のフロー図である。
【0072】 電源投入またはフォルト状態(CARDABORT)時、当該システムは、リ
セットされ、コンフィグ状態に入る。ここで、レジスタおよびカウンタをクリア
する。プリントヘッド制御信号は、オフ状態に設置される。読み取りデータ 図12は、Read Data関数のフロー図である。
【0073】 読み取りデータ状態は、レジスタにアクセスできる唯一の状態である。3個の
構成レジスタは、ここでメモリへの書き込み用データレジスタとともにアクセス
され得る。
【0074】 構成レジスタは、メモリへの最後のアクセス(パネル全体がロードされている
)により当該システムがこの状態を抜け出し、書き込みデータ状態に入るのを待
つため、データをメモリに書き込み前にアクセスしなければならない。書き込みデータ 図13は、Write Data関数のフロー図である。
【0075】 この状態に入ると、一度に2ピクセルずつ連続してデータをメモリから読み出
し、処理し、DATA OUTによりプリンタヘッドに書き込む。1ラインがプ
リンタヘッドに書き込まれると、そのラインは、BURNにより決定された期間
焼成される。データの各ラインは、MAXSHADEの回数DATA OUTに
より処理され、カードが次のラインに移動完了するまで(NEXT LINEに
より決定される)待機し、次のラインを同様に処理する。パネルがプリントされ
てしまう(書き込まれた1024ラインすべて)と、当該システムは戻る。CA
RDSP信号と、次のライン(シャフトエンコーダが所要のカウント数を生成す
る)に到着してそのラインのプリントを開始するまで、1つのバーン期間の遅延
が存在する。これにより、カード速度およびバーン時間に関する画像の変位を効
率よく行う。バーン 図14は、Burn関数のフロー図である。
【0076】 データがプリンタヘッドにシフトされてこれにラッチされた後、カードにライ
ンを焼成する余分な時間をもたらす遅延が実施される。この余分な時間がBUR
N値である。データアウト 図15は、Data Out関数のフロー図である。
【0077】 プリントヘッドのデータは、2つのピクセルDB(15:8)およびDB(7
:0)に分けられる。これらは、すなわち0乃至255のピクセル強度である。
SHADEカウンタの値がピクセル値より大きい場合には、そのピクセルの正確
な強度がプリンタヘッドに転送されており、これ以上の焼成は不要である。次のライン 図16は、Next Line関数のフロー図である。
【0078】 シャフトエンコーダは、カードがプリントヘッドを横切るのにともなってパル
スを出力する。パルス(ENCNT)がENCODER値と等しいときには、次
のラインに到着しており、関数は、データの次のラインを書き込むことができる
ように戻る。ISAバスへのマッピング 以下の表は、I/OベースアドレスおよびIRQ(割込要求)ルート割り当て
がどのように選択されるかを示す。UART UARTは、8つの連続した8ビットI/Oアドレス空間および1つの割込ラ
インを使用する。FPGAは、割込ルート割り当ておよびアドレスデコーディン
グすべてを実行する。I/O 以下の表は、UARTIOラインと復号されたアドレス空間の相互作用を示す
【表18】 UARTは、ポート使用欄に示すように、標準UARTアドレスのいずれか1
つを占有する。IRQ 以下の表は、UARTIRQラインと復号された割込の相互作用を示す。
【表19】 UARTは、上記の割込ラインのいずれか1つを使用する。それらの通常の使
用をIRQ使用欄に示す。プリンタ プリンタは、16の連続したI/Oアドレス空間を使用する。FPGAは、ア
ドレスデコーディングをすべて実行する。I/O 以下の表は、UARTIOラインと復号されたアドレス空間の相互作用を示す
【表20】 レジスタマップ すべてのレジスタは、CARDNP信号を受信後にアクセスされるだけでよい
。レジスタのI/O空間は、選択された基本アドレスに相対する。
【表21】 バーン時間 これは、16ビットレジスタであり、各シェードを焼成したクロックサイクル
数を保持する。正当値は、384(データ転送時間)乃至65535である。使
用されるクロックは8MHzである。最大シェード 最大シェードレジスタは、この画像をプリントするために使用されるシェード
の最大数、すなわち、255、127、63、を保持する。データサイズは、最
大シェード値に関連づけるべきである、すなわち、128シェードは、0乃至1
27のデータ値と、最大シェード値127を有するべきである。エンコーダ シャフトエンコーダは、1ラインあたり多数のパルスを生成する。このレジス
タは、1ラインあたりのパルス数、すなわち、85μm(300dpi)あたり
47パルスを含む。これは8ビットレジスタである。データ データレジスタは、メモリへのリンクである。このレジスタにデータが書き込
まれると、各書き込みの後アドレスを自動的にインクリメントしながらメモリに
転送される。16ビットのレジスタアクセスである。メモリがフルになると、C
ARDNP信号が受信されるまで、さらなる書き込みがあっても無視される。
【0079】 データは、以下のフォーマットでメモリに書き込まれる。
【表22】 一方がピクセル0乃至383、他方が384乃至767という、2個の別のシ
リアルヘッドとしてデータがプリントヘッドにシフトするため、連続したメモリ
マップを全く実施する必要がない。状態/制御 状態/制御レジスタは、プリンタの状態をプリント過程における位置として保
持する。状態は読み取り専用レジスタであり、以下のビット関数を有する。
【表23】 制御レジスタは、以下のビット関数を備えた書き込み専用レジスタである。
【表24】 付属書2 概要 本付属書は、例としてWindowsプリンタドライバの詳細を説明する。記
載されるプリンタドライバは、本文書で概説される特徴に基づくWindows
95/NTドライバである。3つの動作モードが利用可能である。すなわち、1
6色の色調、64色の色調および256色の色調である。16色調および64色
調の各モードは、擬似256色調を達成するためにディザ技法を使用する。16
色調モードでは、プリンタは、1色あたり16の離散値を生成することができる
(C,M,YおよびK)。これは、ディザ技法がないと12ビットの色しか実現
することができない(4096色)ことを意味する。1色あたり256(16×
16)色調をシミュレートするために、ドライバは、4×4ディザパターンを使
用しなければならない。同様に64色調モードでは、プリンタは、1色あたり1
6の離散値を生成することができる(C,M,YおよびK)。これは、ディザ技
法がないと18ビットの色しか実現することができない(262,144色)こ
とを意味する。1色あたり256(4×64)色調をシミュレートするために、
ドライバは、2×2ディザパターンを使用しなければならない。256色モード
では、ディザ技法は不要である。
【0080】 プリンタは、その初期化およびデータをエンコードする際、シリアルポートホ
ストPCと通信を行う。バスインタフェースは、標準COMポートをエミュレー
トする。しかしながら、プリンタの画像データは、シリアルリンクを介して送信
されず、その代わり、16ビットデータバスに亘ってI/Oマッピング済みポー
トを介してDMAがなされる。磁気エンコード化は、メッセージ送出プロトコル
を介しても可能である。
【0081】 前段落において上述したDMA(ディジタルメモリアドレッシング)プロセス
の使用は不可欠ではなく、このDMAプロセスをバスに亘り従来のブロック転送
と置き換えることが可能である。プリント注 画像面積 プリントヘッドに亘り300dpi ヘッドに亘り768の論理ピクセル、または1プリントラインあたり 96バイト プリントヘッドにおいて672のリアルピクセル、最初の96ピクセ ルは存在しない、ただし、カウントされねばならないがプリントでき
ない。
【0082】 送り方向で、1インチあたり300ライン 1パネルあたり1024プリントライン磁気エンコード化 できるだけ物事を柔軟にするために、プリンタは、実際にどのフォーマット化
を把握していなくても、いずれのトラックおよびいずれのフォーマットもエンコ
ードすることが可能である。磁気エンコード化コマンドは、ページ開始コマンド
に先立ってプリンタに送信される。プリント順序の概要 磁気ストライプをエンコードする ページ開始 ページ取り出し カラー修正不可欠ビット 1. バーン時間プロファイリング(BTP)。フルカラー画像をプリントする
ために使用される3つの色素は、それぞれ異なる物理的および科学的特性を有す
ることにより、バーン時間を伴う光学濃度の強化は、色素ごとにさまざまである
。実際は、生成可能なカラーは、所定のピクセル値について送信されたデータに
対して完全に線形ではない。色素ごとにバーン時間曲線を変更することにより、
該強化の輪郭を描き、より精度のよいカラーレンダリングをもたらすことができ
る。一例では、本プロセスは、EPROM(図17の、バーン時間曲線の例を参
照)に格納されたルックアップテーブルから好ましい曲線を選択することにより
実行される。
【0083】 たとえば、1シェードあたり最大16の異なる曲線がEPROMに格納された
。しかしながら、ハードウェアコストを削減するために、またバーン時間プロフ
ァイルをユーザにとって変更しやすくするために、実際のバーン時間値は、Wi
ndowsドライバ(本付属書では言及しない)とは別の、反射式デンシトメー
タからのメモリを取って所要変更を計算する、ユーティリティプログラムにより
生成される。 2. ピクセル間正規化(PPM:Pixel−Pixel Normalis
ation)。プリントヘッドは平坦ではなく、ヒータ抵抗は+/−15%程度
ばらつく可能性がある。したがって、画像データを増大または減衰することによ
り、この非線形性を補償することが望ましい。本プロセスは、Windowsド
ライバでの送信に先立って画像データを操作することにより処理される。各ピク
セル(672)の減衰/増大値を含むファイルは、Windowsドライバとは
別のユーティリティプログラムにより生成されるが、本付属書では言及しない。
【0084】 代替の実施形態は、Windowsドライバを用いてバーンプロファイルを実
施することである。別のファイルからバーン時間データを使用し、プリントされ
る現行の画像データを変形し、この結果得られた変更を1ピクセル値のクロック
として、好ましくは16ビットバルブとされる、バスインタフェース上の画像処
理論理に送信することは、ドライバにかかるものである。 3. サーマルヒステリシスコントロール(THC)。サーマルプロセスが不完
全なものであることから、履歴的にプリントされたピクセルの挙動、およびこれ
らが、すぐにプリントされるピクセルにどのような影響を及ぼしたかを説明する
アルゴリズムは、Windowsドライバに組み込まれ、局所化された潜熱を変
数で補償し、Windowsドライバにおいて画像データを事前処理することに
より扱われる。 4. ディザ技法。2つの実色調でない品質モードでは、ディザ技法は、擬似2
4ビットカラーを生成するために使用される、以下の表は、以下のパターンを有
する4×4ディザリングマトリクスを用いた、16色調モードにおけるディザ技
法を示す。
【表25】 しかしながら、これは、ディザリングマトリクスの単なる一例にすぎず、他の
適当な配列を使用してもよい。
【0085】 変換のための工程例は、以下の通りである。 1. 24ビットカラー(r、g、b、それぞれ8ビット)で開始する。 2. CMYを計算する。 3. プリンタの特性に合わせて色相を変更する。 4. 所望の強度と同じか、直ぐ下のグレイシェードg|tb|{}を探索する
。 5. 画像の位置、ディザテーブルおよび強度表で遷移がどの程度はなれている
かに依存するピクセル値を選択する。サーマルヒステリシスアルゴリズム 次にサーマルヒステリシスアルゴリズムを説明する。
【0086】 Windowsプリンタドライバとは、周囲のピクセルの挙動を監視して現行
のプリント用ピクセルに使用されるバーン時間を調整するサーマルヒステリシス
アルゴリズムの実施をいう。多くのプリントヘッド製造業者は、自社の製品にお
ける何らかの説明の「履歴制御」を行っている。目的 サーマルヒステリシスアルゴリズムの主な目的は、すでにプリントされたピク
セルの電力減退から存在する潜熱を通して光学濃度蓄積の「行き過ぎ」を抑える
ことである。従来技術において、異なるパワー関数fn(x)が適用され、これ にしたがって、多数の予め特定された順列のピクセルがプリントされている。ヘ
ッド製造業者は、mWの初歩的なパワー訂正係数を適用し、これにしたがって、
ピクセルの順列が、所定のCONTラインのパルス幅(ひいてはトン)を変動す
ることにより適用される。本発明では、たとえば、指数減衰曲線にしたがう、よ
り高度な機構が使用される。基準 ヒステリシス補償は、プリンタドライバの中からイネーブルまたはディスエー
ブル状態にすることができる。付属書3 本付属書は、例として、入出力、通信、プリンタのパワーおよびモーションコ
ントローラの詳細を説明する。一般留意点 1. 製造コストを削減すること。最低コスト技術を利用して、最も効率のよい
構成形態を使用すべきである。 2. オンボードプロセッサは、C/C++を使用してプログラム可能であるが
、他の適当なプログラミング言語を使用してもよい。モーションコントロールシステム要件 1. 1a 12VDCが定格のモータを用いる、2つのPWMモータ出力が必
要とされる。 2. PWMドライブの1つは、直交エンコーダフィードバックを有する必要が
ある。 3. 3個のOn/Off DCモータ出力が必要とされる(仕様が入手可能で
ある)。プロトタイプの基板については、モータ速度を削減するためにマイクロ
プリセットポットが必要とされる。製造の際、このポットを一定値抵抗器と置き
換えねばならない。 4. 直交エンコーダ信号は、複製され、かつバスインタフェースおよび画像処
理論理により使用されるIDCコネクタを介して通信される必要がある。 5. 直交エンコーダ信号は、磁気読み取り式エンコーダにより使用されるオン
ボードコネクタにおいて複製されねばならない。 6. 7個のTTL入力が必要とされる。 7. 5個のTTL出力が必要とされる。 8.1.5V、50mAの、LEDエミッタを駆動するのに適する電源出力5個
が必要とされる。 9. バスインタフェースUARTとの通信を行うために、RS−232リンク
を設けねばならない。 10. 磁気読み取り式エンコーダとの通信を行うために、RS−232リンク
を設けねばならない。 11. サーミスタ(サーミスタの仕様については以下)から値を読み出すため
に、8または10ビットA/Dコンバータが必要とされる。 12. フォトトランジスタ(仕様については以下)から値を読み出すために、
8または10ビットA/Dコンバータが必要とされる。 13. 基板に搭載されたTTL出力の1個とハードワイヤードのソリッドステ
ート中継器は、プリントヘッドに対してVHDでON/OFFされねばならない。
ただし、後述するコネクタは、ヘッドに物理的に近くに配置されねばならない。
ジャンパにより、12VDC供給を10VDCまで降下することが可能なはずで
ある。この中継器の総電力は60Wを越えない。 14. 後述するコネクタ。 15. ボード寸法は、最小限で136mm×100mmである。実際に利用で
きる領域ははるかに大きくなることがある。後述するレイアウト。 16. オンボードマイクロコントローラを使用した独自の動作が必要とされる
。記憶装置は、最大128kbのサイズのものをプログラムできる。 17. IDCコネクタは、バスインタフェースおよび画像処理論理に信号を授
受する。パワーコネクタは、たいていが、12VDCと5VDCを供するMol
ex式PC供給ディスクドライブコネクタである、両コネクタを1つのユニット
に組み込んでもよい。 18. プリントヘッドの、IDCコネクタからの論理信号は、基板を通って、
ヘッド自体の近くに配設されたコネクタにルート割り当てされねばならない。
【0087】 当業者には周知のように、適当な方法で、(図24乃至34の)モーションコ
ントロール基板の「ファームウェア」が設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 サーマルコンピュータと従来の汎用コンピュータとの関係の概略図である。
【図1b】 図1aのコンポーネント間の主な信号およびデータ経路の概略図である。
【図2】 サーマルプリンタを上から見た平面図である。
【図3】 図2の矢印Aの方向の、図2のサーマルプリンタの側面図である。
【図4】 図2の矢印Bの方向の、図2のサーマルプリンタの背面図である。
【図5】 図2のプリンタでの使用に適するリボンスプールの一例を示す。
【図6】 従来のコンピュータに設置された図2のプリンタを示す。
【図7】 プリントヘッドアセンブリの分解図を示す。
【図7a】 プリントブロックを示す。
【図8】 サーマルプリンタの別の一実施形態の、上から見た平面図である。
【図8a】 プリンタに嵌めこまれたリボンカセットを示す。
【図9】 FPGAおよびそのインタフェースの概略図である。
【図10】 プリント装置インタフェースのトップレベル構造を示すフロー図である。
【図11】 構成関数のフロー図である。
【図12】 ReadData関数のフロー図である。
【図13】 WriteData関数のフロー図である。
【図14】 Burn関数のフロー図である。
【図15】 DataOut関数のフロー図である。
【図16】 NextLine関数のフロー図である。
【図17】 Burn時間曲線の一例である。
【図18a】 カードガイドスプリングの平面図である。
【図18b】 図18aのカードガイドスプリングの側面図である。
【図18c】 図18aのカードガイドスプリングの端面図である。
【図19】 ガイドプレートの斜視図である。
【図20】 ホッパの斜視図である。
【図21】 プリントヘッドブロックの平面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月1日(2000.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1a】
【図1b】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図7a】
【図8】
【図8a】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18a】
【図18b】
【図18c】
【図19】
【図20】
【図21】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 9 Furmston Court, I cknield Way, Letchw orth, Herts SG6 1U J, United Kingdom (72)発明者 シモンズ、ジョン・アンドリュー イギリス国、ベッドフォードシャー・エル ユー2・7エルアール、リュートン、フェ ルステッド・クローズ 4 Fターム(参考) 2C059 DD29 DD32 2C061 AQ04 AS12 HL02 HN05 HQ21 2C065 AA01 AB03 AF01 CZ05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製カードへのプリントに適し、かつ従来の汎用
    コンピュータとの使用に適するサーマルプリンタであって、前記コンピュータが
    、 (i)中央演算処理装置と、 (ii)ディジタル化画像を記憶しうるメモリと、 (iii)拡張スロットと、 を備え、前記プリンタが、使用時に前記拡張スロットに接続しうるバスインタフ
    ェースを備え、前記バスインタフェースが前記ディジタル化画像についての情報
    をプリンタに伝達しうる、サーマルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記コンピュータ内の電源と接続しうるコネクタを備え、使
    用時に、前記プリンタに前記コンピュータの電源により少なくとも一部の電力を
    供給しうる、請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記バスインタフェースは、ディジタル化画像を処理しうる
    画像論理回路をさらに備える、請求項1または2記載のサーマルプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記コンピュータは従来の筐体を備え、前記プリンタは、前
    記筐体に実質的に収容されうる、先行する請求項のいずれか1つに記載のサーマ
    ルプリンタ。
  5. 【請求項5】 前記プリンタは、たとえば、CD−ROMドライブ、フロッ
    ピーディスクドライブまたはハードディスクドライブであり得る従来のフルハイ
    トのディスクドライブに使用される、前記コンピュータ内のスペースに実質的に
    収容されうる、先行する請求項のいずれか1つに記載のサーマルプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記電源はスイッチモード電源である、請求項2記載のサー
    マルプリンタ。
  7. 【請求項7】 プラスチック製カードを前記プリンタに出し入れするよう構
    成されるカード送り機構を備え、該カード送り機構の少なくとも一部が、使用時
    に前記送り機構から出たプラスチック製カードの向きを変えられるように回動可
    能である、先行する請求項のいずれか1つに記載のサーマルプリンタ。
  8. 【請求項8】 プリントされる複数のプラスチック製カードを保持するよう
    に構成されるホッパを備える、先行する請求項のいずれか1記載のサーマルプリ
    ンタ。
  9. 【請求項9】 前記カード送り機構および前記カード送り機構の前記回動可
    能な部分は、単一モータにより駆動される、請求項7記載のサーマルプリンタ。
  10. 【請求項10】 (i)2個のリボンスプールであって、使用時にその間を
    プリントリボンが、略一定速度で駆動されるモータを用いてスプールされる、2
    個のリボンスプールと、 (ii)使用時にリボンが前記モータを用いて前記2個のリボンスプール間に
    スプールされると略一定のリボン速度が達成される、プリントリボンスプール摩
    擦クラッチと、 を備える、先行する請求項のいずれか1つに記載のサーマルプリンタ。
  11. 【請求項11】 複数のスプリングクリップを備え、前記スプリングクリッ
    プのそれぞれが、 (i)表面に固定されるうる略平坦な部分と、 (ii)前記略平坦な部分から延在し、かつ使用時に前記プリンタを通るカー
    ドの通路に亘って配設されうる凹部と、 (iii)前記凹部の突出面に形成され、かつプリントされるカードのエッジ
    を使用時に受けることができる溝と、 を備える、先行する請求項のいずれか1つに記載のサーマルプリンタ。
  12. 【請求項12】 前記プリンタは、カセット内のプリントリボンとともに使
    用しうる、請求項1乃至9のいずれか1つに記載のサーマルプリンタ。
  13. 【請求項13】 (i)ディジタル化画像を記憶するのに適するメモリを備
    えた従来の汎用コンピュータと、少なくとも1個の拡張スロットと、 (ii)プラスチック製カードへのプリントに適するサーマルプリンタであっ
    て、該プリンタが前記拡張スロットと接続されて、使用時に、前記メモリに記憶
    された画像を前記プリンタにバスインタフェースを介して転送し、該プリンタを
    使用してプラスチック製カードにプリントできるようにしたプリンタと、 を備えるサーマルプリントシステム。
  14. 【請求項14】 前記コンピュータに接続され、画像を捕捉してこれらをデ
    ィジタル化形式で前記メモリに提供しうる画像捕捉手段をさらに備える、請求項
    13記載のサーマルプリントシステム。
JP2000520970A 1997-11-14 1998-11-13 サーマルプリンタ Withdrawn JP2001523599A (ja)

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