JP2001523382A - 微弱なメモリーを有する電気ケーブル - Google Patents

微弱なメモリーを有する電気ケーブル

Info

Publication number
JP2001523382A
JP2001523382A JP54777298A JP54777298A JP2001523382A JP 2001523382 A JP2001523382 A JP 2001523382A JP 54777298 A JP54777298 A JP 54777298A JP 54777298 A JP54777298 A JP 54777298A JP 2001523382 A JP2001523382 A JP 2001523382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
conductors
tube
absorption tube
conductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP54777298A
Other languages
English (en)
Inventor
ペロ、ジェラール
Original Assignee
ペロ、ジェラール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ペロ、ジェラール filed Critical ペロ、ジェラール
Publication of JP2001523382A publication Critical patent/JP2001523382A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B11/00Communication cables or conductors
    • H01B11/02Cables with twisted pairs or quads
    • H01B11/12Arrangements for exhibiting specific transmission characteristics
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/28Protection against damage caused by moisture, corrosion, chemical attack or weather
    • H01B7/2806Protection against damage caused by corrosion

Landscapes

  • Communication Cables (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 オーディオ信号を伝送するための電気ケーブル(7)であって、空気中に存在する分子の吸着から保護された一若しくは複数の導体(71、74)を有する。導体(71、74)は吸収特性を呈する材料で形成された管(75)内に配置されている。特に電気音響の用途に適する。

Description

【発明の詳細な説明】 微弱なメモリーを有する電気ケーブル 本発明は、電気音響の分野に関わる。本発明は、電気音響装置内のオーディオ 信号を処理し或いは増幅する電子回路間で、これらの装置自体の間で、並びに、 これらの電子回路又は装置と電気音響トランスデューサ(マイクロフォン若しく は拡声器)との間で、オーディオ信号を伝送するために使用するケーブルに関す る。 電気的オーディオ信号伝送用ケーブルは、オーディオ信号を処理し或いは増幅 する電子回路間の電気接続を可能にすると共に、信号源(例えば、マイクロフォ ン、無線周波信号レシーバ、録音された信号の再生機)間、これらの電子回路、 並びに、これらの電子回路と信号の使用部(一般には拡声器)との間の電気接続 を可能にする。従来、一方において、微弱な電流しか伝送せず、従って、非常に 僅かのエネルギしか伝送しないケーブルを変調ケーブルとみなし、他方において 、トランスデューサによって他の形式のエネルギ(一般に、拡声器における音波 エネルギ)に変換されるような電力を伝達する役割をするケーブルを電力ケーブ ルとみなすのが慣習である。本発明は、変調ケーブルに適用されるだけでなく、 電力ケーブルにも適用される。 高品質の電気音響再生の経験によれば、使用するケーブルの種類は得られた音 の品質に対して現実に影響することが知られている。この影響はこれらのケーブ ルに対してなされる測定によって説明されるものでもなく、これらのケーブルの 埋論的モデルによって説明されるものでもないので、この影響は驚くべきもので ある。ケーブルの主観的品質の分析(即ち、音の再生の品質に対するケーブルの 影響)に基づく経験則的な研究は、ケーブルを改良するためのある種の技術を用 いたケーブルを定義している。これらの技術のうち、以下のものを引用すること ができる。 −長い結晶を有する銅線の使用、 −脱酸化された又は化学的純度の非常に高い銅の導線の使用、 −銅以外の金属(特に、銀)の使用、 −異なる金属(例えば、銅、錫、アルミニウム)でできたストランドの編組に より得られた導体の使用、 −カーボン導体の使用、 −リッツ線(絶縁され撚り合わされた非常に細い多数のストランドからなる線 であって、スキン効果を低減させることが可能で、数十から数百キロヘルツ−典 型的には50kHzから500kHz−にも達する周波数における伝導性を向上させること が可能な線)の使用、 −異なるタイプの絶縁体の使用、 −連続電位に保持された追加的導体による絶縁体の分極。 また、ある種のケーブルの場合には、主観的品質の経時劣化が起こり得ること も指摘しなければならない。 本発明の基本的アイディアは、電気信号の伝送を妨害する物理現象を特定する ことにある。これらの現象は信号をゆがめる電荷の貯蔵と復元に対応する。これ らの現象は、一方において導体の表面で起こると共に、他方において絶縁体とし て用いる材料の内部で起こる。それらは誘電体で起こる分極現象に関連しており 、ケーブル内でのメモリー現象を惹起する。これらの物理的現象はケーブルの通 常の理論的モデルでは考慮されておらず、伝統的な測定を免れている。 そこで、本発明は、空気中に存在する分子の吸着から保護された一若しくは複 数の導体を備え、オーディオ信号を伝送するための電気ケーブルを提供する。 本発明に従えば、これらの導体は吸収特性を呈する材料で形成された管内に配 置されている。 これらの導体は、表面処理によるか、或いは絶縁体によって夫々囲繞すること により、吸着から保護されている。これらの導体は、また、本来的に吸着性の乏 しい材料で形成することができる。 絶縁体によって吸着に対して保護する場合には、絶縁体は微弱でほぼ線形のメ モリー特性を呈する絶縁体の中から選ぶ。 本発明のケーブルの特定の実施態様においては、前記導体はエナメル被覆され た一若しくは複数の銅線で形成されている。 本発明の好ましい実施態様においては、吸収管は導電性粒子が配合されたプラ スチック材料で形成されている。 この吸収管は所定の第1の電位に保持することができる。シールドケーブルの 実施例の場合には、この吸収管は絶縁被覆によって外側が絶縁されている。 吸収管それ自体は分極用シールドによって囲繞されており、後者は好ましくは 所定の第2の電位に保持されている。 本発明の変調ケーブルを実施する場合には、変調ケーブルは同一の吸収管の内 側に2本の導体を備えている。 本発明の電力ケーブルを実施する場合には、電力ケーブルは同一の吸収管の内 側に並列に分岐された複数の導体を備えており、これらの導体は好ましくは互い に撚り合わせてある。 本発明の他の観点においては、本発明は本発明の変調ケーブルを製造する方法 を提供するもので、この方法は、導電性粒子が配合されたプラスチック材料から なる吸収管内に、熱間被着されたエナメル層で夫々予め被覆された少なくとも2 本の導線を配置することを特徴とする。 この変調ケーブルのシールド付き実施態様においては、編組導線で形成された シールドを吸収管の周りに配置する。このシールドは、絶縁体層によるか、或い は個々に絶縁された線を用いて、吸収管から絶縁することができる。 本発明はまた本発明の電力ケーブルを製造する方法を提供するもので、この方 法は、導電性粒子が配合されたプラスチック材料からなる吸収管内に、熱間被着 されたエナメル層で夫々予め被覆され並列に分岐された複数の導線を配置するこ とを特徴とする。 これらの導線は予めいわゆるリッツ線構造に配置されている。 この電力ケーブルのシールド付き実施態様においては、編組導線で形成された シールドを吸収管の周りに配置する。このシールドは、絶縁体層によるか、或い は個々に絶縁された線を用いて、吸収管から絶縁することができる。 本発明の他の特徴や効果は非限定的な実施例に関する以下の記載から明らかと なろう。 図1は誘電吸収を呈するコンデンサーの模式図である。 図2は通常のケーブルの構成を示す。 図3は通常のケーブルの構造を示す。 図4は通常のケーブルの等価図である。 図5はケーブルの寄生容量に介在する誘電の分析を示す。 図6は本発明のケーブルの等価図である。 図7は本発明の変調ケーブルの第1実施例を示す。 図8は本発明の変調ケーブルの他の実施例を示す。 図9は本発明の電力ケーブルの第1実施例を示す。 図10は本発明の電力ケーブルの他の実施例を示す。 周期構造をもった均質な結晶格子を理論的に分析すれば、電子の速度(即ちエ ネルギレベル)の分布を定義するのが可能になる。それらは“バンド”として区 分されるレベルに対応する。フェルミレベルに対するこれらのバンドの位置は対 応する材料を導体、半導体、絶縁体に分類するのを可能にする。 絶縁体の場合には、実在する材料の物理的現実はこの理論的モデルに対応しな い。これらの材料は化学的純度を有するものでもなく、理論的モデルの完全な結 晶構造を有するものでもなく、完全な固体絶縁体は存在しない。更に、これらの 絶縁体は電気的分極現象の場所となり、電気双極子の形成(分極化可能な分子に おける電子雲の変位)又は電気双極子の配位の修正(有極性分子)をもたらす。 また、電荷は絶縁体の表面にトラップされることが知られている。 絶縁体の伝導は余り研究されておらず良く知られていない現象である。公知の 主な研究は: −今日ケーブルに使用されている材料の大半に関する本発明の100年以上前 にジャック・キューリーが行った研究、 −コンデンサにおける誘電吸収の研究(これについては図1の理論的モデルが 提案されている)、 −チタン酸バリウムのような結晶における強誘電現象の研究(これは大きな容 積効率を有するセラミックコンデンサの実現を可能にした)、 −高電場への絶縁体の持続(分極化可能なある種の絶縁体は、分子の配位を大 幅に修正する恒久的な電場の作用下で減少する誘電剛性を有する)。 絶縁体を電圧下に置いたときの4種の伝導が知られている: −誘電体を絶縁体とする理論的コンデンサの電荷に対応する第1電流。これは 貯蔵され直ちに利用可能な電荷に対応する。対応するエネルギは主として貯蔵さ れ、かつ、直ちに回収可能である。 −絶縁体の誘電吸収に対応する第2電流。これは、数時間にも達することがあ る長時間の後でなければ回収することができない貯蔵された電荷に対応する。対 応するエネルギは主として貯蔵される。 −漏洩電流に対応する第3電流。貯蔵された電荷は存在せず、対応するエネル ギは消失する。 −最後に、時間の関数としての電場の値を超えた材料の破壊に対応する第4電 流。 ケーブルにおけるメモリー現象に有責であるのは第2電流である。ケーブルに おける寄生容量の値は小さく、かつ、オーディオの用途ではしばしば無視できる ので、寄生コンデンサの挙動とそれらの理論的モデルとの間のずれは分析されて いない。更に、コンデンサにおける誘電吸収に使用される理論的モデル(図1) は、この現象が(主として計測学における)コンデンサの使用に導入する誤差を 最小限にするために定義した第1オーダーのモデルである。現実に対応させるの はあまりにも簡単である。更に、それは、誘電体の分極は強度に非線形であり得 ることが強誘電材料の研究から分かっているにも拘わらず、絶対的に線形である 。ケーブルの分極に関連する主観的な改良は、従って電気状態の重なり合いの定 理に従うものではないが、これらの現象は、平均分極ゼロの分極について(即ち 、電気双極子の休止位置について)それらがより重要であるという理由か、或い は、それらが閾現象またはなだれ現象を伴うという理由で、非線形であることを 明らかに示している。 これらの現象はおそらく軽度のものに留まるべきであるが、エネルギ交換に対 応しており、従って、電気信号の形態に影響を与える。それらを明らかにするの は困難であるが、我々の分析はケーブルにおよび我々自身の実験に既に使用した 技術が有用であることを良く説明しているように見受けられる。 ケーブルの構成を細かく分析すればこれらの現象が何処で起こるかを理解する ことが可能になる。図2は簡単なケーブルの従来構成を示す。以下の分析は複数 の線を有するケーブル又は同軸ケーブルに拡張することができる。このケーブル は絶縁体22で覆われた導体21で構成され、絶縁体は導体を電気的に絶縁して いると共に機械的保持機能を有している。導体21は一般に金属(多くの場合、 銅)からなり、柔軟性のためにしばしば複数のストランドで構成されている。絶 縁体22は柔軟なプラスチック材料で形成されており、その厚さは導体に存在す る電圧の関数である。導体21に求められる主たる電気的品質はその電気抵抗が 小さいことである。銅を選ぶのはこのためであり、銅はその好ましい機械的特性 に加えて最小値に属する抵抗(21×10-6Ωcm)を有する。リッツ線を使用 すればある種の周波数における導電性が改善されることに留意されたい。絶縁体 22については、今日のプラスチック材料の高い抵抗値(1014Ωcm、1016 Ωcmのオーダー)はこのパラメータは決定的ではないことを意味している。 このケーブルにメモリー現象が起こる態様は図3の構造を用いて分析すること ができ、導体31は絶縁管32の内側にある。絶縁体32は通常は導体31と密 着していない。従って、導体31と絶縁体32との間には、ケーブル製造工程に 由来するか或いは絶縁体32が導体31に良く接着していないが故にその後のケ ーブルの取り扱いで生じる空気層33がしばしばある。導体31の周辺では、導 体と空気は接触しているので、空気中に存在する分子(主として水や炭酸ガスの ような極性分子)の吸着現象が起こる。従って、導体の表面には拡散された誘電 体層34が存在する。 図4はケーブルの一部の等価図である。その2つの端部41と42との間には 導体31の抵抗43がある。並列に寄生容量47があり、2つの端部41および 42と電気環境(通常アース)との間には2つの寄生容量44および46がある 。 メモリー現象は容量47、44および46で起こる。 図5は容量44および46が形成される態様を示す。電極51はケーブルの端 部に対応し、この電極は導体31の表面にある層34内に存在する非導電性分子 に対応する誘電体層53に密着している。次に空気層54(33)と絶縁体32 に対応する他の誘電体55があり、次に空気層56と電気環境に対応する電極5 2がある。同様にして寄生容量47を分析することができる。 メモリー現象は2つの誘電体層内で起こる。即ち、導体の限界に位置する電場 に置かれた小さな分子をもった層53内と、誘電体の誘電率により増大する可能 性のある電場に置かれた長いポリマー分子をもった層55内とである。層53の 影響は、高い化学的純度又はより少ない基本的結晶を有する結晶構造を有する銅 線を使用するのが有利であることを説明するものである。これらの場合、導体の 表面にはより少ない絶縁体分子がある。また、ある種のケーブルの老化も考えら れるのであり、この層が製造工程によって最初から薄くしてある場合や、経時的 に絶縁体が導体から剥がれてより多くの吸着を許容する場合には、ケーブルのこ の層は経時的に増大する。 この分析はケーブルにおけるメモリーを最小化するための手段を次のように定 義するのを可能にする。即ち、 −先ず、ケーブルから見た寄生容量を形成する誘電体を管理する必要がある。 −次に、ケーブルの電気環境に働きかけながらメモリーの有害な影響を最小化 する必要がある。 ケーブルから見た寄生容量を形成する誘電体を管理するためには、ケーブルの 製造の際にもその後にも層53が形成されるのを回避する必要がある。また、微 弱で線形のメモリー特性を有する絶縁体を使用する必要がある。 層53が形成されるのを回避するため、吸着性の乏しい導体材料を導体として 使用するか導体の表面に配置することができる。また、分子の吸着されていない 導体表面に、充分な誘電吸収特性を有し吸着から導体を保護する気密な被覆を導 体の周囲に形成する絶縁体を被着することができる。これはごく普通の金属を使 用するのを可能にし、エナメル被覆銅線で得られるものと考えられる(特に高温 に耐えねばならないエナメルの場合)。それは、疑いもなく、このタイプのエナ メルは高温で形成され(従って、銅上には吸着された分子がない)、その結晶構 造は電場により良く対抗し得ると考えられるからである。その誘電剛性の長期保 持性能は、恒久的な電場に良好に対抗しない通常の絶縁体のものよりも、その分 子の移動性が小さいことを示していると考えられる。 ケーブルの電気環境に働きかけながらメモリーの有害な影響を最小化するには 、先ずケーブルの近傍若しくは周囲に分極化用導体を配置することができ、これ は図4の点45の電位を管理することに相当する。この導体は2つの否定的効果 を有し得る。先ず、それは寄生容量44および46の値を増大させると共に誘電 体内の電場を増大させ、後者はメモリー効果を増大させるであろう。他方、それ は、導体の近傍に等電位面を印加することにより、誘電体を分極化していた連続 電場を消失させ得る。この分極化用導体の利点を享受するためには、それを導体 31の平均電位の平均値とは異なる電位に接続する必要がある。この電位は、好 ましくは、導体31の最大電位の最大値よりも拾数ボルトから百数ボルト高い値 、又は、導体31の最低電位の最大値よりも拾数ボルトから百数ボルト低い値に 選ぶ。 ケーブルの電気環境に働きかけながらメモリーの有害な影響を最小化するには 、また、図4の構成に抵抗66および65を導入して図6を得ることができる。 これを行うため、絶縁体32の周りに吸収媒体を導入する。これは絶縁体の周り に配置した管によって得ることができ、この管は導体の抵抗と絶縁体の抵抗(1 0-1、10+1Ωcmのオーダー)との間の中間的な抵抗を有する材料で形成する 。斯る材料は好ましくは導電性粉体(例えばカーボン粉末)を混入した従来の絶 縁体を用いて得ることができる。 これら2つの効果は分極電位に接続されたこの吸収管を使用することにより組 み合わせることができる。更に、吸収管を分極用シールドで囲繞することにより これら2つの効果を組み合わせることができ、吸収管と分極用シールドは絶縁体 で分離し、異なる電位に保持することができる。 オーディオ接続は一般に信号の基準アースを供給するためか或いは供給電流の 帰還路を確保するための2本の導体を有する。変調ケーブルの場合には、同一の 吸収管内に2本の接続用導体を配置するのが有利であろう。即ち、各導体の吸収 管間の接触は閉回路を形成し、後者は高周波において誘導により接続回路を充電 するであろう。更に、この配置は、2本の導体を撚るのを可能にすると共に、電 磁障碍に対する接続の感受性を低下させる。電力ケーブルの場合には、2本の導 体の吸収管間の接触の効果は、信号源のインピーダンスが低いので、それほど致 命的ではない。 図7は2本の銅線71および74を有する本発明の変調ケーブル7を形成する 好適な方法を示すもので、夫々の銅線は熱間被着したエナメル層72および73 で被覆されており、カーボン粒子を配合したプラスチック材料の吸収管75内に 配置されている。好ましくはこの吸収管は導体71および74の最大電位の最大 値よりも拾数ボルトから百数ボルト高い電位、又は導体71および74の最低電 位の最大値よりも拾数ボルトから百数ボルト低い電位に保持することができる。 非限定的な実施例として、線71および74は0.5mmの直径を有し、吸収管 は7mmの外径と1mmの厚さを有する。 図8は2本の銅線71および74を有する本発明のシールド付き変調ケーブル 8を形成する好適な方法を示すもので、夫々の銅線は熱間被着したエナメル層7 2および73で被覆されており、カーボン粒子を配合したプラスチック材料の吸 収管75内に配置されており、吸収管自身の外側は絶縁体76によって絶縁され ていてシールド77に囲繞されている。吸収管75と分極用シールド77は絶縁 体76によって分離されており、絶縁体72、73および76を少なくとも拾数 ボルトから百数ボルト分極させるべく異なる電位に保持することができる。非限 定的な実施例として、線71および74は0.5mmの直径を有し、吸収管は7 mmの外径と1mmの厚さを有し、絶縁体76は0.5mmの厚さを有し、シー ルド77は編組した直径0.3mmの裸銅線で形成することができる。個々に絶 縁された線を用いて分極用シールド77を吸収管から絶縁することもできること に留意されたい。 図9は熱間被着したエナメル層101〜108で夫々被覆された複数の銅線9 1〜98を並列に分岐することにより本発明のシールド付き電力ケーブル9を形 成する好適な方法を示すもので、夫々の銅線はカーボン粒子を配合したプラスチ ック材料の吸収管75内に配置されている。銅線はスキン効果を低減するためい わゆる“リッツ線”構造に配置することができる。非限定的な実施例として、銅 線の数は10であり、銅線は0.5mmの直径を有し、吸収管は7mmの外径と 1mmの厚さを有する。 シールド付き電力ケーブルは、また、図10に示したように形成することもで きる。このシールド電力ケーブル10は図8を参照しながら前述した構造と同等 の内部構造を有することができ、更に、絶縁層76によって若しくは個々に絶縁 された線を用いて吸収管75から分離された分極用シールド77を備えることが できる。 勿論、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸 脱することなく種々の変更を加えることができる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年6月4日(1999.6.4) 【補正内容】 明細書 微弱なメモリーを有する電気ケーブル 本発明は、電気音響の分野に関わる。本発明は、電気音響装置内のオーディオ 信号を処理し或いは増幅する電子回路間で、これらの装置自体の間で、並びに、 これらの電子回路又は装置と電気音響トランスデューサ(マイクロフォン若しく は拡声器)との間で、オーディオ信号を伝送するために使用するケーブルに関す る。 電気的オーディオ信号伝送用ケーブルは、オーディオ信号を処埋し或いは増幅 する電子回路間の電気接続を可能にすると共に、信号源(例えば、マイクロフォ ン、無線周波信号レシーバ、録音された信号の再生機)間、これらの電子回路、 並びに、これらの電子回路と信号の使用部(一般には拡声器)との間の電気接続 を可能にする。従来、一方において、微弱な電流しか伝送せず、従って、非常に 僅かのエネルギしか伝送しないケーブルを変調ケーブルとみなし、他方において 、トランスデューサによって他の形式のエネルギ(一般に、拡声器における音波 エネルギ)に変換されるような電力を伝達する役割をするケーブルを電力ケーブ ルとみなすのが慣習である。本発明は、変調ケーブルに適用されるだけでなく、 電カケーブルにも適用される。 高品質の電気音響再生の経験によれば、使用するケーブルの種類は得られた音 の品質に対して現実に影響することが知られている。この影響はこれらのケーブ ルに対してなされる測定によって説明されるものでもなく、これらのケーブルの 理論的モデルによって説明されるものでもないので、この影響は驚くべきもので ある。ケーブルの主観的品質の分析(即ち、音の再生の品質に対するケーブルの そこで、本発明は、空気中に存在する分子の吸着から保護された一若しくは複 数の導体を備え、オーディオ信号を伝送するための低メモリーひずみ型電気ケー ブルを提供するもので、このケーブルは、これらの導体は吸収特性を呈する材料 で形成された管内に配置されており、前記材料は導体の抵抗と絶縁体の抵抗との 中間の抵抗を呈することを特徴とする。 これらの導体は、表面処理によるか、或いは絶縁体によって夫々囲繞すること により、吸着から保護されている。これらの導体は、また、本来的に吸着性の乏 しい材料で形成することができる。 絶縁体によって吸着に対して保護する場合には、絶縁体は微弱でほぼ線形のメ モリー特性を呈する絶縁体の中から選ぶ。 本発明のケーブルの特定の実施態様においては、前記導体はエナメル被覆され た一若しくは複数の銅線で形成されている。 本発明の好ましい実施態様においては、吸収管は導電性粒子が配合されたプラ スチック材料で形成されている。 この吸収管は所定の第1の電位に保持することができる。シールドケーブルの 実施例の場合には、この吸収管は絶縁被覆によって外側が絶縁されている。 吸収管それ自体は分極用シールドによって囲繞されており、後者は好ましくは 所定の第2の電位に保持されている。 本発明の変調ケーブルを実施する場合には、変調ケーブルは同一の吸収管の内 側に2本の導体を備えている。 本発明の電力ケーブルを実施する場合には、電力ケーブルは同一の吸収管の内 −最後に、時間の関数としての電場の値を超えた材料の破壊に対応する第4電 流。 ケーブルにおけるメモリー現象に有責であるのは第2電流である。ケーブルに おける寄生容量の値は小さく、かつ、オーディオの用途ではしばしば無視できる ので、寄生コンデンサの挙動とそれらの理論的モデルとの間のずれは分析されて いない。更に、コンデンサにおける誘電吸収に使用される理論的モデル(図1) は、この現象が(主として計測学における)コンデンサの使用に導入する誤差を 最小限にするために定義した第1オーダーのモデルである。現実に対応させるの はあまりにも簡単である。更に、それは、誘電体の分極は強度に非線形であり得 ることが強誘電材料の研究から分かっているにも拘わらず、絶対的に線形である 。ケーブルの分極に関連する主観的な改良は、従って電気状態の重なり合いの定 理に従うものではないが、これらの現象は、平均分極ゼロの分極について(即ち 、電気双極子の休止位置について)それらがより重要であるという理由か、或い は、それらが閾現象またはなだれ現象を伴うという埋由で、非線形であることを 明らかに示している。 これらの現象はおそらく軽度のものに留まるべきであるが、エネルギ交換に対 応しており、従って、電気信号の形態に影響を与える。それらを明らかにするの は困難であるが、我々の分析はケーブルにおよび我々自身の実験に既に使用した 技術が有用であることを良く説明しているように見受けられる。 ケーブルの構成を細かく分析すればこれらの現象が何処で起こるかを理解する ことが可能になる。図2は簡単なケーブルの従来構成を示す。以下の分析は複数 図4はケーブルの一部の等価図である。その2つの端部41と42との間には 導体31の抵抗43がある。並列に寄生容量47があり、2つの端部41および 42と電気環境(通常アース)との間には2つの寄生容量44および46がある 。メモリー現象は容量47、44および46で起こる。 図5は容量44および46が形成される態様を示す。電極51はケーブルの端 部に対応し、この電極は導体31の表面にある層34内に存在する非導電性分子 に対応する誘電体層53に密着している。次に空気層54(これは図3の33に 対応する)と絶縁体32に対応する他の誘電体55があり、次に空気層56と電 気環境に対応する電極52がある。同様にして寄生容量47を分析することがで きる。 メモリー現象は2つの誘電体層内で起こる。即ち、導体の限界に位置する電場 に置かれた小さな分子をもった層53内と、誘電体の誘電率により増大する可能 性のある電場に置かれた長いポリマー分子をもった層55内とである。層53の 影響は、高い化学的純度又はより少ない基本的結晶を有する結晶構造を有する銅 線を使用するのが有利であることを説明するものである。これらの場合、導体の 表面にはより少ない絶縁体分子がある。また、ある種のケーブルの老化も考えら れるのであり、この層が製造工程によって最初から薄くしてある場合や、経時的 に絶縁体が導体から剥がれてより多くの吸着を許容する場合には、ケーブルのこ の層は経時的に増大する。 この分析はケーブルにおけるメモリーを最小化するための手段を次のように定 義するのを可能にする。即ち、 −先ず、ケーブルから見た寄生容量を形成する誘電体を管理する必要がある。 請求の範囲 1.空気中に存在する分子の吸着から保護された一若しくは複数の導体(71、74 ;91〜98)を備え、オーディオ信号を伝送するための低メモリーひずみ型電気ケ ーブル(7、8、9、10)であって、前記導体は吸収特性を呈する材料で形成され た管(75)内に配置されており、前記材料は導体の抵抗と絶縁体の抵抗との中間 の抵抗を呈することを特徴とする電気ケーブル。 2.前記抵抗は10-1Ωcmと10+1Ωcmとの間にあることを特徴とする請求 項1に基づくケーブル。 3.前記導体は表面処理によって吸着から保護されていることを特徴とする請求 項1又は2に基づくケーブル。 4.前記導体は本来的に吸着性の乏しい材料で形成されていることを特徴とする 請求項1又は2に基づくケーブル。 5.前記導体(71、74;91〜98)はそれらを吸着から保護する絶縁体(72、73;1 01〜108)によって夫々囲繞されていることを特徴とする請求項1又は2に基づく ケーブル(7、8、9、10)。 6.導体(71、74;91〜98)を囲繞する前記絶縁体(72、73;101〜108)は微弱 でほぼ線形のメモリー特性を呈することを特徴とする請求項5に基づくケーブル (7、8、9、10)。 7.前記導体(71、74;91〜98)はエナメル被覆された一若しくは複数の銅線で 形成されていることを特徴とする請求項5又は6に基づくケーブル(7、8、9、1 0)。 8.前記吸収管(75)は導電性粒子が配合されたプラスチック材料で形成されて いることを特徴とする前記請求項のいづれかに基づくケーブル(7、8、9、10) 。 9.前記吸収管は所定の第1の電位に保持されていることを特徴とする前記請求 項のいづれかに基づくケーブル(7、8、9、10)。 10.前記吸収管(75)は絶縁被覆(76)によって外側が絶縁されていることを 特徴とする前記請求項のいづれかに基づくケーブル(8、10)。 11.前記吸収管は個々に絶縁された線を用いて外側が絶縁されていることを特 徴とする請求項1から9のいづれかに基づくケーブル。 12.斯く絶縁された前記吸収管はそれ自体分極用シールド(77)によって囲繞 されていることを特徴とする請求項10又は11に基づくケーブル(8、10)。 13.前記シールド(77)は所定の第2の電位に保持されていることを特徴とす る請求項12に基づくケーブル(8)。 14.同一の吸収管(75)の内側に2本の導体(71、74)を備えていることを特 徴とする前記請求項のいづれかに基づく変調ケーブル(7、8)。 15.同一の吸収管(75)の内側に並列に分岐された複数の導体(91〜98)を備 えていることを特徴とする請求項1から13のいづれかに基づく電力ケーブル(9 、 10)。 16.並列に分岐された導体(91〜98)は互いに撚り合わせてあることを特徴と する請求項15に基づく電力ケーブル(9、10)。 17.請求項14に基づく変調ケーブル(7、8)を製造する方法であって、導電 性粒子が配合されたプラスチック材料からなる吸収管(75)内に、熱間被着され たエナメル層(72、73)で夫々予め被覆された少なくとも2本の導線(71、74) を配置することを特徴とする方法。 18.請求項17に基づく方法であって、シールド付き変調ケーブル(8)を製 造するため、吸収管(75)の周りに編組導線で形成されたシールド(77)を配置 することを特徴とする方法。 19.吸収管(75)を予め絶縁体層で被覆することを特徴とする請求項18に基 づく方法。 20.シールドを吸収管から絶縁するため個々に絶縁された線を用いることを特 徴とする請求項18に基づく方法。 21.請求項15又は16のいづれかに基づく電力ケーブル(9、10)を製造す る方法であって、導電性粒子が配合されたプラスチック材料からなる吸収管(75 )内に、熱間被着されたエナメル層(101、108)で夫々予め被覆され並列に分岐 された複数の導線(91〜98)を配置することを特徴とする方法。 22.前記導線(91〜98)は予めいわゆるリッツ線構造に配置されていることを 特徴とする請求項21に基づく方法。 23.請求項21又は22のいづれかに基づく方法であって、シールド付き電力 ケーブル(10)を製造するため、吸収管(75)の周りに編組導線で形成されたシ ールド(77)を配置することを特徴とする方法。 24.シールドを吸収管に対して絶縁するため吸収管を予め絶縁体層で被覆する ことを特徴とする請求項23に基づく方法。 25.シールドを吸収管に対して絶縁するため個々に絶縁された線を用いること を特徴とする請求項23に基づく方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.空気中に存在する分子の吸着から保護された一若しくは複数の導体(71、74 ;91〜98)を備え、オーディオ信号を伝送するための電気ケーブル(7、8、9、1 0)であって、前記導体は吸収特性を呈する材料で形成された管(75)内に配置 されていることを特徴とする電気ケーブル。 2.前記導体は表面処理によって吸着から保護されていることを特徴とする請求 項1に基づくケーブル。 3.前記導体は本来的に吸着性の乏しい材料で形成されていることを特徴とする 請求項1に基づくケーブル。 4.前記導体(71,74;91〜98)はそれらを吸着から保護する絶縁体(72、73;1 01〜108)によって夫々囲繞されていることを特徴とする請求項1に基づくケーブ ル(7、8、9、10)。 5.導体(71、74;91〜98)を囲繞する前記絶縁体(72、73;101〜108)は微弱 でほぼ線形のメモリー特性を呈することを特徴とする請求項4に基づくケーブル (7、8、9、10)。 6.前記導体(71、74;91〜98)はエナメル被覆された一若しくは複数の銅線で 形成されていることを特徴とする請求項4又は5に基づくケーブル(7、8、9、1 0)。 7.前記吸収管(75)は導電性粒子が配合されたプラスチック材料で形成されて いることを特徴とする前記請求項のいづれかに基づくケーブル(7、8、9、10) 。 8.前記吸収管は所定の第1の電位に保持されていることを特徴とする前記請求 項のいづれかに基づくケーブル(7、8、9、10)。 9.前記吸収管(75)は絶縁被覆(76)によって外側が絶縁されていることを特 徴とする前記請求項のいづれかに基づくケーブル(8、10)。 10.前記吸収管は個々に絶縁された線を用いて外側が絶縁されていることを特 徴とする請求項1から8のいづれかに基づくケーブル。 11.斯く絶縁された前記吸収管はそれ自体分極用シールド(77)によって囲繞 されていることを特徴とする請求項9又は10に基づくケーブル(8、10)。 12.前記シールド(77)は所定の第2の電位に保持されていることを特徴とす る請求項11に基づくケーブル(8)。 13.同一の吸収管(75)の内側に2本の導体(71、74)を備えていることを特 徴とする前記請求項のいづれかに基づく変調ケーブル(7、8)。 14.同一の吸収管(75)の内側に並列に分岐された複数の導体(91〜98)を備 えていることを特徴とする請求項1から12のいづれかに基づく電力ケーブル(9 、10)。 15.並列に分岐された導体(91〜98)は互いに撚り合わせてあることを特徴と する請求項14に基づく電力ケーブル(9、10)。 16.請求項13に基づく変調ケーブル(7、8)を製造する方法であって、導電 性粒子が配合されたプラスチック材料からなる吸収管(75)内に、熱間被着され たエナメル層(72、73)で夫々予め被覆された少なくとも2本の導線(71、74) を配置することを特徴とする方法。 17.請求項16に基づく方法であって、シールド付き変調ケーブル(8)を製 造するため、吸収管(75)の周りに編組導線で形成されたシールド(77)を配置 することを特徴とする方法。 18.吸収管(75)を予め絶縁体層で被覆することを特徴とする請求項17に基 づく方法。 19.シールドを吸収管から絶縁するため個々に絶縁された線を用いることを特 徴とする請求項17に基づく方法。 20.請求項14又は15のいづれかに基づく電力ケーブル(9、10)を製造す る方法であって、導電性粒子が配合されたプラスチック材料からなる吸収管(75 )内に、熱間被着されたエナメル層(101、108)で夫々予め被覆され並列に分岐 された複数の導線(91〜98)を配置することを特徴とする方法。 21.前記導線(91〜98)は予めいわゆるリッツ線構造に配置されていることを 特徴とする請求項20に基づく方法。 22.請求項20又は21のいづれかに基づく方法であって、シールド付き電力 ケーブル(10)を製造するため、吸収管(75)の周りに編組導線で形成されたシ ールド(77)を配置することを特徴とする方法。 23.シールドを吸収管に対して絶縁するため吸収管を予め絶縁体層で被覆する ことを特徴とする請求項22に基づく方法。 24.シールドを吸収管に対して絶縁するため個々に絶縁された線を用いること を特徴とする請求項22に基づく方法。
JP54777298A 1997-05-02 1998-04-29 微弱なメモリーを有する電気ケーブル Pending JP2001523382A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9705472A FR2762921B1 (fr) 1997-05-02 1997-05-02 Cable electrique ayant une faible memoire
FR97/05472 1997-05-02
PCT/FR1998/000867 WO1998050925A1 (fr) 1997-05-02 1998-04-29 Cable electrique ayant une faible memoire

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001523382A true JP2001523382A (ja) 2001-11-20

Family

ID=9506557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54777298A Pending JP2001523382A (ja) 1997-05-02 1998-04-29 微弱なメモリーを有する電気ケーブル

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0979517B1 (ja)
JP (1) JP2001523382A (ja)
DE (1) DE69831488T2 (ja)
FR (1) FR2762921B1 (ja)
WO (1) WO1998050925A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4767890A (en) * 1986-11-17 1988-08-30 Magnan David L High fidelity audio cable
US4814548A (en) * 1988-03-21 1989-03-21 Traversino Michael A Audio cable

Also Published As

Publication number Publication date
DE69831488T2 (de) 2006-07-13
EP0979517A1 (fr) 2000-02-16
FR2762921A1 (fr) 1998-11-06
FR2762921B1 (fr) 1999-08-13
WO1998050925A1 (fr) 1998-11-12
DE69831488D1 (de) 2005-10-13
EP0979517B1 (fr) 2005-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4327246A (en) Electric cables with improved shielding members
US4383225A (en) Cables with high immunity to electro-magnetic pulses (EMP)
US5266744A (en) Low inductance transmission cable for low frequencies
US5574249A (en) High resistivity inner shields for cabinets housing electronic circuitry
JP3452456B2 (ja) 電子機器間の接続方法と接続ケーブル
US8331602B2 (en) Earphone cable and earphone using the same
US20080251274A1 (en) Coaxial cable
WO2007024045A1 (en) Contact structure of a film-type audio-speaker
US6438250B1 (en) Method for making a conductor, or electric circuit balanced in radioelectric interference such as micro-discharge and corresponding conductor or circuit
JP2000285747A (ja) 高周波同軸ケーブル
JP2001523382A (ja) 微弱なメモリーを有する電気ケーブル
EP0798950B1 (en) High voltage noise filter and magnetron device using it
JP2002526937A (ja) 界面マイクロ放電現象に対する電気回路の保護装置
JPH0727527Y2 (ja) シールド電線
JP5288819B2 (ja) ノイズフィルタ付きac電源ケーブル
JP2002509645A (ja) 境界面微小放電に対して電気回路を保護する装置
US6974912B2 (en) Insulator and connect cable and method of making same
US20110100667A1 (en) Audio cable with vibration reduction
JPS6140018Y2 (ja)
WO2014081434A2 (en) Apparatus and method for connecting and transmitting a voltage and/or current varying signal and/or electrical power between electrical equipment and electrical devices
JPH0438425Y2 (ja)
JP2008078105A (ja) オーディオ用ケーブル
TWM542221U (zh) 卸磁信號線
JPH09259656A (ja) 信号伝送用ケーブル
JPH0213403B2 (ja)