JP2001521097A - 縦穴用のローラベーンモータ及びローラベーンポンプ - Google Patents

縦穴用のローラベーンモータ及びローラベーンポンプ

Info

Publication number
JP2001521097A
JP2001521097A JP2000517193A JP2000517193A JP2001521097A JP 2001521097 A JP2001521097 A JP 2001521097A JP 2000517193 A JP2000517193 A JP 2000517193A JP 2000517193 A JP2000517193 A JP 2000517193A JP 2001521097 A JP2001521097 A JP 2001521097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
rotor
housing
roller vane
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000517193A
Other languages
English (en)
Inventor
ウィレム ヨーゼフス フルッピング,アーノルド
Original Assignee
ウィレム ヨーゼフス フルッピング,アーノルド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from NL1007327A external-priority patent/NL1007327C1/nl
Priority claimed from NL1007405A external-priority patent/NL1007405C1/nl
Application filed by ウィレム ヨーゼフス フルッピング,アーノルド filed Critical ウィレム ヨーゼフス フルッピング,アーノルド
Publication of JP2001521097A publication Critical patent/JP2001521097A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B4/00Drives for drilling, used in the borehole
    • E21B4/02Fluid rotary type drives
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C11/00Combinations of two or more machines or pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type; Pumping installations

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Rotary Pumps (AREA)
  • Hydraulic Motors (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 縦穴穿孔用ローラベーンモータは、ハウジング(1)及びローター(2)を備える。ハウジングは、ハウジング及びローター間の空間をチャンバー(8a,b)に仕切る羽根用偏向カム(5)を有する。ローターは、溝(6)内に円柱状のローラ(7)を備えており、該ローラは、突出位置と後退位置との間で動くことができる。穿孔用泥水は、ハウジング(1)の上側ベアリング部内に設けられた導入ポート(10)を通じて、チャンバー部(8a)内に入り、ローラ(7)を突出位置内へ且つ時計回りの方向へ押し、ロータを回転させる。一方、低圧の穿孔用流体は、対応するチャンバー部(8b)から、ハウジング(1)の下側ベアリング部内に設けられた排出ポート(9)を通じて、更に、下方にあるドリルビットまで、押し出される。ローラ(7)が羽根用偏向カム(5)に届くと、それらは、後退位置に押し込められ、その役目は、ローラ(7)に引き継がれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、垂直穿孔、指向性穿孔又は水平穿孔用及び井戸(油井)のクリーニ
ング/修復用の水圧駆動又は気圧駆動のローラベーンモータ、縦坑(縦穴)用の
回転ポンプを駆動するためのローラベーン採収用モータ、並びに、地下の貯留場
から石油及び/又は水を汲み上げるのに適する又は地表の溜め池から水を汲み上
げるのに適するローラベーンポンプに関する。
【0002】 ドリルビットを駆動するために、縦坑用のローラベーンモータを用いることが
知られている。これらのモータは、穿孔用泥水により駆動される。穿孔用泥水は
、ドリルのストリングを通じてポンプダウンされ、ドリルビットを滑らかにする
と共に冷やし、ドリルのストリングとボアホール(鑿井)壁との間における環状
の空間を通じて、ドリルの掘削屑を地表面まで運び出す。
【0003】 インナー及びアウターハウジングを有し且つインナーハウジング内に導入/排
出ポートを有するローラベーンモータは、WO 93/08374に開示されて
いる。インナー及びアウター一体型のハウジングを有し且つローター内に導入ポ
ートを有すると共にハウジング内に排出ポートを有するローラベーンモータは、
WO 94/16198に開示されている。
【0004】 上述のモータにおいて、ローターの溝内で突出位置(extended position)に 位置するローラは、ローターと(インナー)ハウジングとの間のチャンバー内に
おいて、時計回りの方向に導入ポートから排出ポートに向かう穿孔用泥水により
押される。この排出ポートに向かう穿孔用泥水によっては押されないローラは、
泥水圧を受けない。何故なら、そのローラは、(インナー)ハウジングの内壁表
面に沿って長手方向に延在する羽根用偏向カムによって、後退位置(retracted
position)に押し込められているからである。
【0005】 インナー及びアウターハウジングを有するローラベーンモータと比較した場合
における、インナー及びアウター一体型のハウジングを有する既知のローラベー
ンモータの利点は、その簡単な構造とモータの単位長さ当たりの大きなトルクで
ある。
【0006】 インナー及びアウター一体型のハウジングを有する既知のローラベーンモータ
の欠点は、モータによる圧力降下とドリルビットによる圧力降下とが並列である
ことから、モータによる圧力降下がドリルビットによる圧力降下と等しくなけれ
ばならないということである。しかも、ドリルビットを通る穿孔用泥水の流速は
、減じられる。
【0007】 本発明は、この欠点を克服するローラベーンモータの種々の実施例を提供する
。このため、本発明によるローラベーンモータは請求項1に述べられた特徴を有
する。加えて、本発明は、縦坑用の回転ポンプを駆動するための採収用モータと
して用いられる特殊なローラベーンモータと、外被を有するドリル用モータとし
て用いられる特殊なローラベーンモータとを提供する。
【0008】 これらのローラベーンモータ及びポンプについての好ましい実施例は、それら
に関連した他の請求項に開示されている。最後に、本発明は、かかるポンプを用
いる方法及びシステムを提供する。
【0009】 以下において、本発明について図1乃至14を参照して詳細に説明する。
【0010】 本発明によるインナー及びアウター一体型のハウジングを有するローラベーン
モータにおいて、モータ及びドリルビットにかかる並列的な圧力降下の欠点は、
導入及び排出ポートを、ハウジング及びロータに設ける代わりに、図1及び図2
に示されるように、ハウジングの上側及び下側ベアリング部内に設けることによ
り、解消される。図1及び図2に図示されたローラベーンモータは、管状のハウ
ジング1と、ハウジング1の両端に設けられたベアリング部3及び4内において
可動するローター2とを備えている。ハウジング1は、その上端において、非回
転のドリルストリングに接続される。ハウジング1は、長手方向に延びる羽根用
偏向カム5を構成する径方向内側に突出した2つの壁手段を有する。この2つの
壁手段は、ハウジング1と共に、ローラベーンモータのステータ(固定子)を構
成する。
【0011】 羽根用偏向カム5は、2つ合わせて、ハウジング1の内周のほぼ半分を占めて
いる。また、羽根用偏向カム5は、ハウジング1から羽根用偏向カム5の同心円
状の円弧部分に向かって延びている乗り上げ部と、それとは反対の下降部とを有
する。ロータ2は、その下端において、ドリルビットに接続される。ロータ2は
、その周囲において、径方向に対向し且つ周方向において一定間隔で配置された
3対のスロットを有している。スロットは、径方向に窪んだ溝6として形成され
、その溝内部には、円柱状のローラ7の形状をもつ長手方向に延びる羽根が配置
されている。ローラ7は、後退位置と突出位置との間で動くことができ、後退位
置にあるときには、ローラ7は、溝6内部にすっぽりと又は殆ど収まっており、
突出位置にあるときには、ローラ7は、ロータ2の外表面2aから部分的に突出
している。各ローラは、好ましくは、金属や、弾性変形可能で耐酸性及び耐熱性
のプラスチック材料からなるか、同じプラスチック材料のシェルを有する金属コ
アからなる。ローター2及びハウジング1間に規定される略環状の空間は、2つ
の羽根用偏向カム5により、チャンバー8a,bに分割されている。このチャン
バー8a,bは、ドリルビットに穿孔用泥水を通過させるためにハウジング1の
下側ベアリング部3内に形成された排出ポート9に接続されている。この排出ポ
ート9は、羽根用偏向カム5の乗り上げ部に又はその近傍に設けられている。ハ
ウジング部1の上側ベアリング部4は、ドリルパイプからの穿孔用泥水を各チャ
ンバー8a,b上方に供給するための導入ポート10を有している。この導入ポ
ート10は、羽根用偏向カム5の下降部に又はその近傍に設けられている。
【0012】 導入ポート10を通じてチャンバー8a,b内に流れ込んでくる穿孔用泥水の
水圧が、排出ポート9を通じてチャンバー8a,bから流れ出していく穿孔用泥
水の水圧よりも高いことから、チャンバー8a,b内に位置するローラ7は、
外側に向かって吸い出され、ローター2内の溝6の下流側面6bとハウジング部
1との間の空間に押し付けられ、それによって、チャンバー8a,bを高圧部8
aと低圧部8bとに仕切る。このようにして、ローラ7は、その上流側7aに
おいて、導入ポート10を通じて流れ込んできた高圧の穿孔用泥水に晒され、そ
れによって、ローター2に対して時計方向に回転するモーメントを与える。
【0013】 他の2対のローラは、羽根用偏向カム5により、ローター2の溝6内における
後退位置に押し込められている。ローター2が、チャンバー8a内にある前述の
第1のローラ7への泥水圧の影響により、時計回りの方向に更に約30度回転
すると、後退位置にあったローラ7は、羽根用偏向カム5を離れ、そのローラ
の上流側7aが上側ベアリング部4の導入ポート10を通じて流れ込んでき
た穿孔用泥水の水圧に晒され、突出位置に弾力的に戻され、それによって、上流
チャンバー部8a及び下流チャンバー部8b間における穿孔用泥水の圧力差に実
質的かつ直接的に比例したトルクによる連続的な駆動力及び回転力がローター2
に対して確実に供給されることとなる。チャンバー部8bにおける穿孔用泥水は
、進むローラ7の進行方向下流側7bと対応する羽根用偏向カム5との間に押
し込められ、下側ベアリング部3内の排出ポート9を通じてローター2内の中心
導管13に対して再び排出されて、中心導管13を通じてドリルビットに直接流
れている他の穿孔用泥水と混じる。
【0014】 当然に理解されるであろうこととして、実際にはローター2が回転するに連れ
てローラ7が転がろうとし、それによって、ハウジング1又は羽根用偏向カム5
とローラ7との間に閉じ込められた微粒物も排出され、損傷もないことが挙げら
れる。ローター2の中心導管13に、レギュレータを備えて、それにより、モー
タのチャンバー8a,b及びローター2の中心導管13を通じてドリルビットに
流れ込む穿孔用泥水の相対量を調節することとしてもよい。
【0015】 図3に示される実施例において、排出ポート9は、ハウジング1と羽根用偏向
カム5の乗り上げ部に設けた排出ポート11に置き換えられている。この排出ポ
ート11は、チャンバー部8bを、ハウジング部1の外側の環状の空間12に接
続している。
【0016】 図4に示される実施例において、導入ポート10は、ローター2に設けた導入
ポート14に置き換えられている。この導入ポート14は、ローター2内の中心
導管13を溝6の底部に接続している。
【0017】 上述した全てのモータにおいて、羽根用偏向カム5の数は、ハウジング1の内
表面に沿うようにして等間隔で配置された、2より大きい数であってもよい。ロ
ーラ7と整合するローター2の溝6の数は、6より多くても少なくても良い。し
かしながら、好ましくは、ローラ7の数は、少なくとも羽根用偏向カムの数より
も多く、好ましくは、多くてもその2倍よりも少なくすべきである。
【0018】 理解されるであろうこととして、羽根用偏向カム5の乗り上げ部及び下降部の
角部は、丸められていても良いが、それらの斜面は、ローラ7が後退位置と突出
位置との間で両方向にスムーズに動けるようにするために、できる限りフラット
にすべきである、ということが挙げられる。これらの斜面の平坦性は、次のよう
な要求により制限される。すなわち、チャンバー8a,b内、及びローター2と
羽根用偏向カム5の円弧部分との間の領域内の双方において、導入及び排出ポー
ト間における穿孔用泥水の流れが短絡することを避けなければならない。そのた
め、ハウジング1の内壁の一部と羽根用偏向カム5の円弧部分とは、夫々、ある
最小幅を有する。
【0019】 ハウジング1の内壁表面上における突出位置まで移動すると、ローラ7は、そ
の内壁表面とローター2の外表面2aとの間の空隙に対して押し付けられる。ハ
ウジング1の内壁表面とローター2の溝6の先行する下流側面6bとの間にロー
ラ7が挟み込まれるのを避けるために、これら下流側面6bの形状を、ローラ7
がそれら下流側とローター2の外表面2a上において接触するような形状とする
ことは、有益である。同様に、ローラ7が羽根用偏向カム5の乗り上げ部とロー
ター2の溝6の後側の上流側面6aとの間に挟み込まれないように、その後側の
上流側面6aの形状を、乗り上げ部上にあるローラ7が上流側面6aとローター
2の外表面2a上において接触するような形状とすることは、有益である。これ
らいずれの配置も図5に描かれている。また、ローラ7の直径は、ハウジング1
の内表面とローター2の外表面との間の距離の2倍以上とすべきである。
【0020】 図6及び図7に示される実施例において、排出ポート11は、ハウジング1及
び羽根用偏向カム5の乗り上げ部5に設けられている。これら排出ポート11は
、チャンバー部8bを、ハウジング1とハウジング1に取り付けられた外被15
との間の環状の空間に、接続する。穿孔用泥水は、この環状の空間を介し、導入
ポート16を通ってハウジング1内部の空間に戻り、さらに、ローター2の中心
導管13を介してドリルビットまで至る。
【0021】 ドリルビットに対して必要とされる穿孔用泥水の総量がモータを駆動するため
に必要とされる総量よりも多い場合、ローター2の連続的な中心導管13は、ド
リル用モータのために必要とされるだけである。もし、そうでないならば、中心
導管13は、モータの下半分のどこかで、省略され又は塞がれることができる。
【0022】 理解されるように、モータは、穿孔又はコアリング(芯取)用として用いられ
るのみならず、ボアホールの修復及びクリーニング用として用いられても良い。
従って、使用される流体は、必ずしも穿孔用泥水である必要はなく、例えば、石
油や水のような液体、ガス/液体の混合物、又は空気のようなガスからなるもの
でも良い。
【0023】 上述した穿孔用のローラベーンモータは、地下の貯留場から地表面まで流体を
採収するための回転ポンプを駆動するための採収用モータとしても用いられるこ
とができる。その場合、その上流側において、その採収用モータのハウジング1
は、地表面に接続された動力流体(動力となる流体)の供給管に取り付けられる
。その下流側においては、ハウジング1及びローター2は、回転ポンプのハウジ
ング及びローターに取り付けられる。動力流体及び地下の貯留場から採収された
流体は、混合され、動力流体の供給管の外側の環状の部分を通じて又は動力流体
の供給管と平行な若しくは同心円状外側の採収管を通じて、共に、地表面まで汲
み上げられる。動力流体が採収用モータのハウジング内部において採収用モータ
を離れるような実施例においては、この動力流体をモータの外側の環状の空間1
2に戻すための手段を講じなければならない。中心導管13がローター2内に設
けられているような実施例においては、この中心導管13は、塞がれ又は省略さ
れなければならない。
【0024】 上述したローラベーンモータは、ローラベーンポンプとしても用いることが出
来る。このためには、ローター2は、縦穴用の電気モータに取り付けられ、その
縦穴用の電気モータによって、上述したモータとは逆方向に駆動されなければな
らない。この場合、ローター2の中心導管13は、塞がれ又は省略されなければ
ならない。
【0025】 軸方向に流体を導入し軸方向に流体を排出するポンプの一例は、図8に示され
る。このポンプの構成は、ローター2の中心導管13が省略されていることを除
き、図1に示されるモータの構成と、類似している。流体は、ポンプの下側のハ
ウジング1の内側から、下側ベアリング部3の排出ポート9を通じて、吸い込ま
れる。この場合、排出ポート9は、導入ポート9’となる。そして、その流体は
、チャンバー8a,b及び上側ベアリング部4の導入ポート10を介して、ロー
ラ7により、押し出される。この場合、導入ポート10は、排出ポート10’と
なる。この流体は、ポンプ上方の採収管に至り、さらに、地表面まで汲み上げら
れる。ポンプの回転方向は、矢印付き曲線で示される。
【0026】 ローラベーンポンプの他の例は、図9に示される。このポンプの構成は、ロー
ター2の中心導管13が省略されていることを除き、図3に示されるモータの構
成と類似している。このポンプにおいて、ハウジング1の外側の環状の部分12
に通じる排出ポート11は、導入ポート11’となり、上側ベアリング部4の導
入ポート10は、排出ポート10’となる。
【0027】 ローラベーンポンプのさらに他の例は、図10に示される。このポンプの構成
は、図4に示されるモータの構成と類似している。このポンプにおいて、ハウジ
ング1の下側ベアリング部3における排出ポート9は、導入ポート9’となり、
ローター2の導入ポート14は、排出ポート14’となる。本実施例において、
ローター2における中心導管13の下端は、閉塞されなければならない。
【0028】 ローラベーンポンプは、ローラベーン採収用モータにより駆動されることもで
きる。この場合、図11に示されるような、軸方向に流体を導入し、ハウジング
1の外側の環状の部分12に流体を排出するポンプを用いることは有益である。
この実施例において、流体は、ハウジング1の下側ベアリング部3に形成された
導入ポート9’を通じて吸い込まれ、ローラ7により、チャンバー8a,bとハ
ウジング1及び羽根用偏向カム5の乗り上げ部に形成された排出ポート17とを
介して、ハウジング1の外側の環状の部分12まで押し出される。
【0029】 上述したポンプは全て、その回転方向が反時計回りであり、電気モータやロー
ラベーン採収用モータの速度を変化させることにより回転速度が望ましい値に調
節可能であるといった方法に適用可能である。
【0030】 モータに関して上述されたものと類似の方法において、羽根用偏向カム5の乗
り上げ部及び下降部の形状、溝6の形状、及び、ローラ7のサイズは、ハウジン
グ1の内表面とローター2の外表面との間の距離に関連して、ローラ7のスムー
ズな移動を確実なものとするために、最適化され得る。
【0031】 上述したポンプにおいては、モータにおけるように、羽根用偏向カムの数は、
2より大きな数であってもよく、ローラの数は、6より多くても少なくてもよい
【0032】 図1,3,4,8,9,10及び11において述べられたモータ及びポンプに
おいて、導入及び/又は排出ポート9,9’,10,10’は、チャンバー8a
,b内部の、羽根用偏向カム5の乗り上げ部/下降部に又はその近傍に、設けら
れている。これは、ローラ7の上側又は下側が一時的にこれらのポートを塞いで
しまい、その結果、穿孔用泥水の排出/供給が一時的に停止してしまうという欠
点を有する。これは、これらのポートを部分的に又は全体的に、羽根用偏向カム
5の乗り上げ部/下降部の縁部の背後に設けることにより、対処することができ
る。チャンバー8a,bとの連続的な接続のために、乗り上げ部/下降部(の一
部分)は、その接続に関係する側において、長手方向に短くされなければならな
い。この実施例は、図12Aにおいて、導入/排出ポート10,10’に関して
、概略的に示されている。各接続は、羽根用偏向カム5の円弧部分の内側縁部の
背後に付加的な空間を設けることにより、広げることができる。これは、図12
Bにおいて、導入/排出ポート9,9’に関して、概略的に示されている。
【0033】 回転のプロセスを解析すると、本発明によるローラベーンモータ及びローラベ
ーンポンプの双方において、ハイドロ現象の結果として、振動の問題やロータの
失速が生じるかもしれないことが分かる。ローラーが羽根用偏向カムの乗り上げ
部に乗り上げたとき又は下降部を下るとき、これらローラーと先行する及び追従
するローラーとの間の容積が変化する。連続したローラ間に高過ぎる圧力が生じ
ることを防止するために、これらローラ間の空間は、ローラが羽根用偏向カムの
乗り上げ部又は下降部上を移動している際に、モータ又はポンプにおける液体の
満たされた他の空間と、継続的に接続状態になければならない。
【0034】 図13Aは、羽根用偏向カム5の下降部から降り、ハウジング1の内表面にち
ょうど届いたローラ7を示す。その瞬間、ハウジング1の内部におけるこのロー
ラと先行するローラ7との間のチャンバー部8aの容積は、これ以上減ることは
なく、従って、前述した下降部における導入ポート10との接続は、点線A−A
の位置までに制限することができる。
【0035】 図13Bは、羽根用偏向カム5の乗り上げ部におけるその上昇端部でのローラ
7を示す。ローター2が更に回転すると、このローラ7は、羽根用偏向カム5の
円弧部分の方へ傾むけられる。これが生じると、羽根用偏向カム5の円弧部分上
において、このローラ7と先行するローラとの間の体積がVだけ減ることとなる
。この空間と排出ポート9との間において、羽根用偏向カム5の円弧部分のうち
の排出ポートに近接した小さい部分を介して、接続が確立しているため、この容
積分は排出ポート9に逃げることが出来る。
【0036】 この接続が羽根用偏向カム5の乗り上げ部に制限されたとすると、羽根用偏向
カム5の円弧部分上を移動しているローラ7は、その溝6の下流側面6bに対し
て押し付けられることとなり、その後、ローター2は、両ローラ間の圧力が急速
に増加することの結果として、停止することとなる。従って、羽根用偏向カム5
の乗り上げ部/下降部を長手方向において短くすることは、導入/排出ポート1
0,10’,11,11’と接続するためには、必ずしも乗り上げ部/下降部の
全幅を占める必要はないが、図14Aにおいて導入/排出ポート10,10’に
関して示されるように、この羽根用偏向カム5の円弧部分の近接するところまで
は延ばされなければならない。
【0037】 ハウジング1に導入/排出ポート11,11’,17を有する構造において、
ローラ間における高/低圧の問題は、これら導入/排出ポート11,11’,1
7を次のように広げることで解決できる。即ち、それらのポートは、羽根用偏向
カム5の円弧部分の近接する小さい部分に加えて、羽根用偏向カム5の乗り上げ
部/下降部のかなり広い部分占めるものとする。これに代えて、各ポートを、そ
の広いポートの両端をカバーするような2つのポートに分けることもできる。こ
の解決は、図14Bにおいて導入/排出ポート11,11’に関して概略的に示
されている。
【0038】 ローラベーンモータ又はポンプ内における高すぎる又は低すぎる圧力の問題は
、他の解決手段によって解決することも可能である。羽根用偏向カム5の乗り上
げ部/下降部に又はその近傍に導入/排出ポートを有する場合、例えば、これら
の羽根用偏向カム5の乗り上げ部/下降部に一以上の溝を形成することで解決で
きる。
【0039】 ローター2に導入/排出ポート14,14’を有するローラベーンモータ又は
ポンプにおいては、上述した手段を講じなくてもよい。これらモータ及びポンプ
において、ローラ7間の空間は、前述の導入/排出ポート14,14’により、
常に、モータ又はポンプ内における液体の満たされた他の空間と接続される。
【0040】 本発明によるモータ及びポンプは、種々の流体を用いる様々な用途に用いるこ
とが出来る。ドリル用モータは、穿孔やコアリングに適しているだけでなく、井
戸のクリーニング/修復にも適しており、また、本発明は、その技術的範囲に、
本発明のモータが用いられるような、穿孔、コアリング、クリーニング/修復装
置を含み、同様に、本発明のモータを用いる穿孔、コアリング、クリーニング/
修復装置を駆動する方法も含む。
【0041】 採収用モータ及びポンプは、石油用に適しているだけでなく、飲み水を汲み上
げたり、温泉を引いたり、また、例えば褐炭鉱山表面のような鉱山操業において
引き水を排出したりするために用いられることもできる。また、それらは、消火
活動や、海水を用いるような沖合いのプラットフォーム上での冷水設備において
も、用いられることができる。
【0042】 それゆえ、本発明は、その技術的範囲内に、本発明によるモータ及び/又はポ
ンプが用いられるような、オイル及び水の採収装置の双方を含む。同様に、本発
明によるモータ及び/又はポンプを用いて、地下の貯留場から地表面まで水を汲
み上げるための方法や、地表面の溜め池から水を汲み上げる方法も含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるインナー/アウター一体型ハウジングを有するローラベーンモー
タの横断面を上から見た場合における断面図である。
【図2】 図1に示されるモータの長手方向の概略を示す側面図である。
【図3】 図1に示されるローラベーンモータの他の実施例の横断面を上から見た場合に
おける断面図である。
【図4】 図1に示されるローラベーンモータの他の実施例の横断面を上から見た場合に
おける断面図である。
【図5】 図1に示されるローラベーンモータの一部分の横断面を上から見た場合におけ
る断面図であり、2つの特徴的な配置を示すものである。
【図6】 外被を有するドリル用モータとして使用する場合のローラベーンモータの横断
面を上から見た場合における断面図である。
【図7】 図6に示されるモータの長手方向の概略を示す側面図である。
【図8】 本発明によるローラベーンポンプの横断面を上から見た場合における断面図で
ある。
【図9】 本発明によるローラベーンポンプの横断面を上から見た場合における断面図で
ある。
【図10】 本発明によるローラベーンポンプの横断面を上から見た場合における断面図で
ある。
【図11】 本発明によるローラベーンポンプの横断面を上から見た場合における断面図で
ある。
【図12】 本発明によるローラベーンモータ及びローラベーンポンプの一部分の横断面を
上から見た場合における断面図であり、特徴的な実施例を示す。
【図13】 本発明によるローラベーンモータの横断面を上から見た場合における断面図で
あり、回転プロセス中に生じるハイドロ現象を示すものである。
【図14】 本発明によるローラベーンモータ及びローラベーンポンプの一部分の横断面を
上から見た場合における断面図であり、特徴的な実施例を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 1007613 (32)優先日 平成9年11月25日(1997.11.25) (33)優先権主張国 オランダ(NL) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体により駆動されるローラベーンモータ又は流体を汲み上
    げるためのローラベーンポンプであって、仮想の主軸線方向で対向した軸方向端
    部を有するハウジング(1)と該ハウジング(1)内部のロータースペースにお
    いて前記主軸線のまわりに回転するローター(2)とを有し、前記ハウジング(
    1)の内壁と当該ローター(2)との間に環状の空間を有しており、前記ハウジ
    ング(1)は、前記ローター(2)と前記ハウジング(1)の内壁との間の環状
    の空間を複数のチャンバー(8a,b)に分割する内側に突出した羽根用偏向カ
    ム(5)を有しており、前記ローター(2)は、前記ローター(2)の周辺に沿
    うようにして且つ実質的に前記主軸線に平行に延びるようにして、設けられた複
    数の溝(6)を有しており、各溝(6)は、突出位置から後退位置まで変位可能
    な円柱状のローラ(7)を有しており、該ローラ(7)は、前記突出位置にある
    際には、複数の羽根用偏向カム(5)同士の間において前記ハウジング(1)の
    内壁に接触し、前記後退位置にある際には、一の羽根用偏向カム(5)に接触す
    るものであり、前記ローラ(7)は、前記チャンバー(8a,b)を高圧チャン
    バー部(8a)と低圧チャンバー部(8b)とに仕切るものであり、各羽根用偏
    向カム(5)は、前記ハウジング(1)の内壁から内側に向かって迫り出しそこ
    を通過するローラ(7)を前記突出位置から前記後退位置まで押し込める乗り上
    げ部と、前記ハウジング(1)の内壁に向かって外側に延びてそこを通過するロ
    ーラ(7)を前記後退位置から前記突出位置に向かって移動させる下降部を有し
    ており、その近傍に、駆動用の前記流体用の又は汲み上げられた前記流体用の導
    入ポートと排出ポートが、前記ロータスペースに接続されるようにして、形成さ
    れている、ローラベーンモータ又はローラベーンポンプにおいて、 前記駆動用の流体又は前記汲み上げられた流体を通過させるための流路が、前
    記ハウジング(1)の軸方向端部間に設けられていることを特徴とするローラベ
    ーンモータ又はローラベーンポンプ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のローラベーンモータ又はポンプにおいて、前
    記ハウジング(1)は、軸方向端部の一方に、前記ローター(2)用の第1のベ
    アリング部(4)を有しており、該第1のベアリング部は、羽根用偏向カム(5
    )の各下降部において又は各下降部近傍において、一又はそれ以上の導入ポート
    (10)を有しており、前記ハウジング(1)は、他方の前記軸方向端部に、前
    記ローター(2)用の第2のベアリング部(3)を有しており、該第2のベアリ
    ング部は、羽根用偏向カム(5)の各乗り上げ部において又は各乗り上げ部近傍
    において、一又はそれ以上の排出ポート(9)を有している、ことを特徴とする
    ローラベーンモータ又はポンプ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のローラベーンモータにおいて、前記
    ローター(2)は、中心導管(13)を有しており、該中心導管(13)は、前
    記ロータースペースから隔離され且つローター(2)の長手方向に延設されて、
    前記ハウジングの軸方向端部間において前記駆動用の流体用の流路を提供するこ
    とを特徴とするローラベーンモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のローラベーンモータにおいて、前記ローター
    (2)は、中心導管(13)を有しており、該中心導管(13)は、前記ロータ
    ー(2)における溝(6)まで通ずる導入ポート(14)であって前記ローター
    スペースに対して駆動用の流体を供給するための導入ポート(14)により、前
    記ロータスペースと接続されていることを特徴とするローラベーンモータ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のローラベーンモータにおいて、前記中心導管
    (13)は塞がれていることを特徴とするローラベーンモータ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のローラベーンモータにおいて、 前記ハウジング(1)は、前記軸方向端部の一方において、前記ローター(2
    )用の第1のベアリング部(4)を有しており、該第1のベアリング部(4)は
    、羽根用偏向カム(5)の各下降部において又は各下降部近傍において、一又は
    それ以上の導入ポート(10)を有しており、前記ハウジング部(1)は、他方
    の前記軸方向端部に、前記ローター(2)用の第2のベアリングポート(3)を
    有しており、前記ハウジング(1)は、羽根用偏向カム(5)の各乗り上げ部に
    おいて又は各乗り上げ部近傍において一又はそれ以上の排出ポート(11)を有
    しており、該排出ポート(11)は、前記軸方向端部間において前記ハウジング
    (1)の外表面まで通じ、駆動用の流体を前記ロータースペースから排出するた
    めのものであり、前記ローター(2)は、中心導管(13)を有しており、該中
    心導管(13)は、前記ロータスペースから隔離されると共に前記ローター(2
    )の長手方向に延設されて、前記ハウジング(1)の軸方向端部間において前記
    駆動用流体の流路を提供することを特徴とするローラベーンモータ。(図3)
  7. 【請求項7】 請求項1記載のローラベーンモータであって、ドリルビット
    を駆動するためのローラベーンモータにおいて、前記ハウジング(1)は、軸方
    向端部の一方において、前記ローター(2)用の第1のベアリング部(4)を有
    しており、前記ローター(2)は、前記第1のベアリング部(4)側において、
    中心導入用導管(13)を有しており、該中心導入用導管(13)は、前記ロー
    ター(2)内における前記溝(6)まで通ずる導入ポート(14)であって前記
    ロータースペースに対して駆動用の流体を供給するための導入ポート(14)に
    より、前記ロータースペースと接続されており、前記ハウジング(1)は、前記
    ローター(2)用の第2のベアリング部(3)を有しており、前記ハウジング(
    1)は、羽根用偏向カム(5)の各乗り上げ部において又は各乗り上げ部近傍に
    おいて、一又はそれ以上の排出ポート(11)を有しており、該排出ポート(1
    1)は、前記ロータースペースと前記第2のベアリング部(3)の外側の接続路
    に接続されており、該接続路は、前記ローター(2)の一部分の内部における内
    部排出導管に接続され、前記ローター(2)は、前記ドリルビットを取り付ける
    ためのものである、ことを特徴とするローラベーンモータ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のローラベーンモータにおいて、前記導入管
    (13)及び排出管は、前記ローター(2)内部に接続されていることを特徴と
    するローラベーンモータ。
  9. 【請求項9】 請求項3、4、6又は8に記載されたローラベーンモータに
    おいて、レギュレータが、前記ローター(2)内における前記導管を通じて流れ
    る駆動用の流体の総量を調節する一方、前記ロータースペースを通じて流れる駆
    動用の流体の総量を調節するために設けられていることを特徴とするローラベー
    ンモータ。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のローラベーンポンプにおいて、前記排出ポ
    ート(14’)は前記ローター(2)内の前記溝(6)内に設けられ、前記ロー
    ター(2)における排出導管(13)に接続されていることを特徴とするローラ
    ベーンポンプ。(図10)。
  11. 【請求項11】 流体により駆動されるローラベーンモータ又は流体を汲み
    上げるためのローラベーンポンプであって、仮想の主軸線方向で対向した軸方向
    端部を有するハウジング(1)と該ハウジング(1)内部のロータースペースに
    おいて前記主軸線のまわりに回転するローター(2)とを有し、前記ハウジング
    (1)の内壁と当該ローター(2)との間に環状の空間を有しており、前記ハウ
    ジング(1)は、前記ローター(2)と前記ハウジング(1)の内壁との間の環
    状の空間を複数のチャンバー(8a,b)に分割する内側に突出した羽根用偏向
    カム(5)を有しており、前記ローター(2)は、前記ローター(2)の周辺に
    沿うようにして且つ実質的に前記主軸線に平行に延びるようにして、設けられた
    複数の溝(6)を有しており、各溝(6)は、突出位置から後退位置まで変位可
    能な円柱状のローラ(7)を有しており、該ローラ(7)は、前記突出位置にあ
    る際には、複数の羽根用偏向カム(5)同士の間において前記ハウジング(1)
    の内壁に接触し、前記後退位置にある際には、一の羽根用偏向カム(5)に接触
    するものであり、前記ローラ(7)は、前記チャンバー(8a,b)を高圧チャ
    ンバー部(8a)と低圧チャンバー部(8b)とに仕切るものであり、各羽根用
    偏向カム(5)は、前記ハウジング(1)の内壁から内側に向かって迫り出しそ
    こを通過するローラ(7)を前記突出位置から前記後退位置まで押し込める乗り
    上げ部と、前記ハウジング(1)の内壁に向かって外側に延びてそこを通過する
    ローラ(7)を前記後退位置から前記突出位置に向かって移動させる下降部を有
    しており、その近傍に、駆動用の前記流体用の又は汲み上げられた前記流体用の
    導入ポートと排出ポートが、前記ロータスペースに接続されるようにして、形成
    されている、ローラベーンモータ又はローラベーンポンプにおいて、 前記ハウジング(1)は、軸方向端部の一方において、前記ローター(2)用
    の第1のベアリング部(4)を有しており、該第1のベアリング部(4)は、羽
    根用偏向カム(5)の各下降部において又は各下降部近傍において一又はそれ以
    上の導入ポート(10)を有しており、前記ハウジング(1)は、他方の軸方向
    端部において、前記ローター(2)用の第2のベアリング部(3)を有しており
    、羽根用偏向カム(5)の各乗り上げ部において又は各乗り上げ部近傍において
    一又はそれ以上の排出ポート(11)を有しており、該排出ポート(11)は、
    軸方向端部間において、前記ハウジング(1)の外表面に通じている、ことを特
    徴とするローラベーンモータ又はローラベーンポンプ。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のローラベーンモータ及び請求項11に
    記載のローラベーンポンプにおいて、 前記ローラベーンポンプを、前記ローラベーンモータにより駆動することを特
    徴とするものであり、その際、前記ローラベーンモータの一の軸方向端部及び前
    記ローラベーンポンプの一の軸方向端部は、互いに向き合い整列して、接続され
    ており、前記ローラベーンモータは、前記ハウジング(1)の一の前記軸方向端
    部であって前記ローラベーンポンプから遠い方の軸方向端部に駆動用の流体を供
    給するための導入ポート(10)を有し、前記ハウジング(1)内に排出ポート
    (11)を有しており、前記ローラベーンポンプは、前記ハウジング(1)の一
    の前記軸方向端部であって前記ローラベーンモータから遠い方の軸方向端部に導
    入ポート(10)を有し、前記ハウジング(1)に排出ポート(11)を有して
    いる、ことを特徴とするローラベーンモータ及びローラベーンポンプ。
  13. 【請求項13】 流体を汲み上げるためのローラベーンポンプであって、仮
    想の主軸線方向で対向した軸方向端部を有するハウジング(1)と該ハウジング
    (1)内部のロータースペースにおいて前記主軸線のまわりに回転するローター
    (2)とを有し、前記ハウジング(1)の内壁と当該ローター(2)との間に環
    状の空間を有しており、前記ハウジング(1)は、前記ローター(2)と前記ハ
    ウジング(1)の内壁との間の環状の空間を複数のチャンバー(8a,b)に分
    割する内側に突出した羽根用偏向カム(5)を有しており、前記ローター(2)
    は、前記ローター(2)の周辺に沿うようにして且つ実質的に前記主軸線に平行
    に延びるようにして、設けられた複数の溝(6)を有しており、各溝(6)は、
    突出位置から後退位置まで変位可能な円柱状のローラ(7)を有しており、該ロ
    ーラ(7)は、前記突出位置にある際には、複数の羽根用偏向カム(5)同士の
    間において前記ハウジング(1)の内壁に接触し、前記後退位置にある際には、
    一の羽根用偏向カム(5)に接触するものであり、前記ローラ(7)は、前記チ
    ャンバー(8a,b)を高圧チャンバー部(8a)と低圧チャンバー部(8b)
    とに仕切るものであり、各羽根用偏向カム(5)は、前記ハウジング(1)の内
    壁から内側に向かって迫り出しそこを通過するローラ(7)を前記突出位置から
    前記後退位置まで押し込める乗り上げ部と、前記ハウジング(1)の内壁に向か
    って外側に延びてそこを通過するローラ(7)を前記後退位置から前記突出位置
    に向かって移動させる下降部を有しており、その近傍に、汲み上げられた前記流
    体用の導入ポートと排出ポートが、前記ロータスペースに接続されるようにして
    、形成されている、ローラベーンモータ又はローラベーンポンプにおいて、 前記ハウジング(1)は、軸方向端部の一方において、前記ローター(2)用
    の第1のベアリング部(4)を有しており、該第1のベアリング部(4)は、羽
    根用偏向カム(5)の各乗り上げ部において又は各乗り上げ部近傍において一又
    はそれ以上の排出ポート(10’)を有しており、前記ハウジング(1)は、他
    方の軸方向端部において、前記ローター(2)用の第2のベアリング部(3)を
    有しており、羽根用偏向カムの各下降部において又は各下降部近傍において前記
    ハウジング(1)は、軸方向端部間に、前記ロータースペースに対して流体を供
    給するための導入ポート(11’)を有する、ことを特徴とするローラベーンポ
    ンプ。(図9)。
  14. 【請求項14】 流体により駆動されるローラベーンモータ又は流体を汲み
    上げるためのローラベーンポンプであって、特に、先行する請求項の一以上に記
    載されたモータ又はポンプにおいて、仮想の主軸線方向で対向した軸方向端部を
    有するハウジング(1)と該ハウジング(1)内部のロータースペースにおいて
    前記主軸線のまわりに回転するローター(2)とを有し、前記ハウジング(1)
    の内壁と当該ローター(2)との間に環状の空間を有しており、前記ハウジング
    (1)は、前記ローター(2)と前記ハウジング(1)の内壁との間の環状の空
    間を複数のチャンバー(8a,b)に分割する内側に突出した羽根用偏向カム(
    5)を有しており、前記ローター(2)は、前記ローター(2)の周辺に沿うよ
    うにして且つ実質的に前記主軸線に平行に延びるようにして、設けられた複数の
    溝(6)を有しており、各溝(6)は、突出位置から後退位置まで変位可能な円
    柱状のローラ(7)を有しており、該ローラ(7)は、前記突出位置にある際に
    は、複数の羽根用偏向カム(5)同士の間において前記ハウジング(1)の内壁
    に接触し、前記後退位置にある際には、一の羽根用偏向カム(5)に接触するも
    のであり、前記ローラ(7)は、前記チャンバー(8a,b)を高圧チャンバー
    部(8a)と低圧チャンバー部(8b)とに仕切るものであり、各羽根用偏向カ
    ム(5)は、前記ハウジング(1)の内壁から内側に向かって迫り出しそこを通
    過するローラ(7)を前記突出位置から前記後退位置まで押し込める乗り上げ部
    と、前記ハウジング(1)の内壁に向かって外側に延びてそこを通過するローラ
    (7)を前記後退位置から前記突出位置に向かって移動させる下降部を有してお
    り、その近傍に、駆動用の前記流体用の又は汲み上げられた前記流体用の導入ポ
    ートと排出ポートが、前記ロータスペースに接続されるようにして、形成されて
    いる、ローラベーンモータ又はローラベーンポンプにおいて、 各羽根用偏向カム(5)の前記下降部において、第1の流路が、前記ローラ(
    7)が前記後退位置から前記突出位置まで該下降部を下るようにして移動する間
    、前記ローラ(7)前方に位置するチャンバー部と前記ローラ(7)の後方に位
    置するチャンバー部との間に開接続を形成する、ことを特徴とするローラベーン
    モータ又はローラベーンポンプ。
  15. 【請求項15】 先行する一又はそれ以上の請求項に記載されたローラベー
    ンモータ又はローラベーンポンプにおいて、各羽根用偏向カム(5)の乗り上げ
    部において、前記ローラ(7)が前記突出位置から前記後退位置まで乗り上げ移
    動する間、第2の流路が、前記ローラ(7)の前方に位置するチャンバー部と前
    記ローラ(7)の後方に位置するチャンバー部との間に開接続を形成する、こと
    を特徴とするローラベーンモータ又はローラベーンポンプ。
  16. 【請求項16】 請求項14又は請求項15に記載のローラベーンモータ又
    はローラベーンポンプにおいて、前記第1の流路は前記ロータースペースと導入
    ポート(9’、10)に接続された口部により形成され、前記口部は、少なくと
    も、前記羽根用偏向カム(5)の前記下降部の幅の一部分と、さらに加えて、前
    記羽根用偏向カム(5)の円弧部分の近接する部分とをカバーしている、ことを
    特徴とするローラベーンモータ又はローラベーンポンプ。(図14A)。
  17. 【請求項17】 請求項14乃至16のいずれかに記載のローラベーンモー
    タ又はローラベーンポンプにおいて、前記第2の流路は、前記ロータースペース
    及び排出ポート(9,10’)に接続された口部により形成され、前記口部は、
    少なくとも、前記羽根用偏向カム(5)の前記乗り上げ部の幅の一部分と、さら
    に加えて、前記羽根用偏向カム(5)の円弧部分の近接する部分とをカバーして
    いる、ことを特徴とするローラベーンモータ又はローラベーンポンプ。(図14
    A)。
  18. 【請求項18】 請求項16又は17に記載のローラベーンモータ又はロー
    ラベーンポンプにおいて、導入及び/又は排出ポート(10,10’、9,9’
    )に接続された前記口部は、前記羽根用偏向カム(5)の関連する前記乗り上げ
    部又は下降部を短くし、さらに加えて、前記羽根用偏向カム(5)の前記円弧部
    分の前記近接する部分を短くすることにより、得られることを特徴とするローラ
    ベーンモータ又はローラベーンポンプ。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至18の一又はそれ以上に記載のローラベー
    ンモータ又はローラベーンポンプにおいて、前記導入及び/又は排出ポート(1
    0,10’、9,9’)は、前記ローター(2)用のベアリング部内に設けられ
    ており、部分的に又は全体的に、前記羽根用偏向カム(5)の前記乗り上げ部/
    下降部の縁と前記ハウジング(1)の内壁との間に、位置していることを特徴と
    するローラベーンモータ又はローラベーンポンプ。(図12A,12B)。
  20. 【請求項20】 請求項16又は17に記載のローラベーンモータ又はロー
    ラベーンポンプにおいて、前記第1の流路又は前記第2の流路は、2つの別個の
    ポート(11,11’、17)からなることを特徴とするローラベーンモータ又
    はローラベーンポンプ。(図14B)。
JP2000517193A 1997-10-21 1998-10-19 縦穴用のローラベーンモータ及びローラベーンポンプ Withdrawn JP2001521097A (ja)

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1007327A NL1007327C1 (nl) 1997-10-21 1997-10-21 Trillingsvrije rollenwiekmotor en rollenwiekpomp.
NL1007327 1997-10-21
NL1007405 1997-10-30
NL1007405A NL1007405C1 (nl) 1997-10-21 1997-10-30 Trillingsvrije rollenwiekmotor en rollenwiekpomp.
NL1007613 1997-11-25
NL1007613A NL1007613C2 (nl) 1997-10-21 1997-11-25 Trillingsvrije rollenwiekmotor en rollenwiekpomp.
PCT/NL1998/000598 WO1999020904A1 (en) 1997-10-21 1998-10-19 Downhole roller vane motor and roller vane pump

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001521097A true JP2001521097A (ja) 2001-11-06

Family

ID=27351166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000517193A Withdrawn JP2001521097A (ja) 1997-10-21 1998-10-19 縦穴用のローラベーンモータ及びローラベーンポンプ

Country Status (16)

Country Link
US (2) US6302666B1 (ja)
EP (1) EP1025362A1 (ja)
JP (1) JP2001521097A (ja)
KR (1) KR20010031342A (ja)
CN (1) CN1276853A (ja)
AU (1) AU749527B2 (ja)
BR (1) BR9813117A (ja)
CA (1) CA2306622A1 (ja)
EA (1) EA001966B1 (ja)
IL (1) IL135643A0 (ja)
NL (1) NL1007613C2 (ja)
NO (1) NO20001918L (ja)
NZ (1) NZ504075A (ja)
TR (1) TR200001086T2 (ja)
UA (1) UA46165C2 (ja)
WO (1) WO1999020904A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9914150D0 (en) * 1999-06-18 1999-08-18 Rotech Holdings Limited Improved pump
WO2001049964A1 (en) 2000-01-06 2001-07-12 Ultidrill B.V. Long gauge roller vane drilling motor
KR100460668B1 (ko) * 2002-03-27 2004-12-09 주식회사 포스코 롤러 펌프
CA2516507C (en) * 2003-02-19 2011-08-23 Patrick W. Hartwick Sleeve piston fluid motor
US7208228B2 (en) * 2003-04-23 2007-04-24 Toray Composites (America), Inc. Epoxy resin for fiber reinforced composite materials
US7172039B2 (en) * 2003-10-29 2007-02-06 Weatherford/Lamb, Inc. Down-hole vane motor
JP4663656B2 (ja) * 2003-12-30 2011-04-06 ディセトロニック・ライセンシング・アクチェンゲゼルシャフト 注入セット用の挿入装置
US7182157B2 (en) * 2004-12-21 2007-02-27 Cdx Gas, Llc Enlarging well bores having tubing therein
EP1841947A2 (en) * 2004-12-21 2007-10-10 CDX Gas, LLC Accessing subterranean resources by formation collapse
PL3632488T3 (pl) * 2006-12-22 2023-07-10 F. Hoffmann-La Roche Ag Urządzenie do długotrwałego dostarczania płynu terapeutycznego
CN102828947B (zh) * 2011-06-09 2016-08-24 阿尔伯特·汉特曼机械厂股份有限公司 调整叶片单元泵内压缩的方法和设备
MY171775A (en) * 2012-04-27 2019-10-29 Greystone Tech Pty Ltd Downhole motor with concentric rotary drive system
CN103147908B (zh) * 2013-02-28 2015-08-19 河南科技大学 一种液压马达
US10385616B1 (en) 2013-03-14 2019-08-20 National Technology & Engineering Solutions Of Sandia, Llc Fluid driven drilling motor
US20150337598A1 (en) * 2014-05-25 2015-11-26 Schlumberger Technology Corporation Pressure Booster for Rotary Steerable System Tool
CN104847656A (zh) * 2015-05-24 2015-08-19 浙江爱贝尔液压设备有限公司 一种液压泵
CN105114302A (zh) * 2015-09-08 2015-12-02 温州市康松汽车零部件有限公司 高效节能无刷柴油泵
WO2017165950A1 (en) * 2016-04-01 2017-10-05 Rt Hamilton And Associates Limited Improved rotary vane vacuum pump
EP3228808B1 (en) * 2016-04-06 2018-11-21 Hawle Water Technology Norge AS Hydraulic motor for a drilling system
RU2645019C1 (ru) * 2016-10-17 2018-02-15 Общество с ограниченной ответственностью "РДП" Бур внешнероторный забойный
RU2627488C1 (ru) * 2016-10-18 2017-08-08 Акционерное общество "Новомет-Пермь" Объёмный роликовый насос
RU173857U1 (ru) * 2016-11-02 2017-09-14 Общество с ограниченной ответственностью "Ойл Автоматика" Многоступенчатый роторный насос
NO343705B1 (en) 2017-09-01 2019-05-13 Norse Oiltools As Milling tool
CN109763816B (zh) * 2019-01-17 2022-01-28 西南石油大学 一种智能叶片丝杆弹簧支腿真空式取样器
GB202002686D0 (en) * 2020-02-26 2020-04-08 Faaborg Uk Ltd Drill motor

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1054822A (ja) *
US929018A (en) * 1908-08-31 1909-07-27 Jacob Ripberger Rotary motor.
US1790460A (en) * 1929-10-24 1931-01-27 Matvey A Capeliuschnicoff Well-drilling tool
US3207079A (en) * 1963-01-10 1965-09-21 Hypro Inc Spring loaded end port rotary pump
US4105377A (en) * 1974-10-15 1978-08-08 William Mayall Hydraulic roller motor
US4486150A (en) * 1982-04-15 1984-12-04 Eaton Corporation Rotary pump and improved discharge port arrangement
FR2564528B1 (fr) * 1984-05-21 1986-09-19 Leroy Andre Moteur volumetrique a rouleaux
WO1993008374A1 (en) 1991-10-18 1993-04-29 Roe, John, Richard, Neville Wing motor
US5733113A (en) * 1993-01-07 1998-03-31 Grupping; Arnold W. J. Downhole roller vane motor and roller vane pump
WO1995019488A1 (en) * 1994-01-13 1995-07-20 Gary Lawrence Harris Downhole motor for a drilling apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
US6561777B2 (en) 2003-05-13
TR200001086T2 (tr) 2001-03-21
CA2306622A1 (en) 1999-04-29
US20010055537A1 (en) 2001-12-27
EA001966B1 (ru) 2001-10-22
IL135643A0 (en) 2001-05-20
NL1007613C2 (nl) 1999-04-23
AU9765798A (en) 1999-05-10
NO20001918L (no) 2000-06-21
EA200000443A1 (ru) 2000-10-30
US6302666B1 (en) 2001-10-16
CN1276853A (zh) 2000-12-13
NZ504075A (en) 2002-11-26
AU749527B2 (en) 2002-06-27
WO1999020904A1 (en) 1999-04-29
KR20010031342A (ko) 2001-04-16
EP1025362A1 (en) 2000-08-09
NO20001918D0 (no) 2000-04-12
BR9813117A (pt) 2000-08-22
UA46165C2 (uk) 2002-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001521097A (ja) 縦穴用のローラベーンモータ及びローラベーンポンプ
EP0678151B1 (en) Downhole roller vane motor and roller vane pump
US9938806B2 (en) Charge pump for gravity gas separator of well pump
US8141625B2 (en) Gas boost circulation system
CA2425843C (en) Gas separating intake for progressing cavity pumps
US20100163232A1 (en) Gas separator
CN102667051A (zh) 用于井眼清洗或用于使流体在井眼中移动的井下工具
EP0437070A1 (en) Gas separator for submersible pumps
US7549837B2 (en) Impeller for centrifugal pump
US20230014297A1 (en) Electric Submersible Pump (ESP) Gas Slug Processor and Mitigation System
US20240218767A1 (en) Electric Submersible Pump with Improved Gas Separator Performance in High Viscosity Applications
AU2005287828A1 (en) Gas separator
US11143009B1 (en) Downhole three phase separator and method for use of same
JP2001506338A (ja) 回転機械
MXPA00003856A (en) Downhole roller vane motor and roller vane pump
NL1007405C1 (nl) Trillingsvrije rollenwiekmotor en rollenwiekpomp.
CA3177821A1 (en) Intakes and gas separators for downhole pumps, and related apparatus and methods
NL1007327C1 (nl) Trillingsvrije rollenwiekmotor en rollenwiekpomp.

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110