JP2001519567A - モデム制御 - Google Patents

モデム制御

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JP2001519567A
JP2001519567A JP2000515234A JP2000515234A JP2001519567A JP 2001519567 A JP2001519567 A JP 2001519567A JP 2000515234 A JP2000515234 A JP 2000515234A JP 2000515234 A JP2000515234 A JP 2000515234A JP 2001519567 A JP2001519567 A JP 2001519567A
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/10Program control for peripheral devices
    • G06F13/102Program control for peripheral devices where the programme performs an interfacing function, e.g. device driver
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/38Information transfer, e.g. on bus
    • G06F13/382Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter
    • G06F13/385Information transfer, e.g. on bus using universal interface adapter for adaptation of a particular data processing system to different peripheral devices

Abstract

(57)【要約】 受信した信号が受信器を介して受信器/復号器に渡され、それからテレビジョン受像機に渡されるデジタル一斉同報システム用の受信器/復号器(2020)で特に使用するためのモデム・デバイス・ドライバ。受信器/復号器は、実行時エンジン(4008)を含む仮想機械(4007)によって制御される。受信器/復号器は、外部ユニットに対する複数のインタフェースと、インタフェース用の論理ドライバ装置とを含む。モデム・インタフェースを制御するためのデバイス・ドライバ(500)は、メッセージを受信するためのバッファ・メモリ(503)と、制御パラメータを格納するための制御メモリ(502)と、デバイス・ドライバおよびメッセージの流れを制御するための論理ユニット(501)とを備えている。論理ユニットは、制御メモリに格納されたイベント、ACK、およびNACKパターンをバッファ・メモリに格納されたメッセージの終わりと照合するための比較器(511)を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はモデムに関し、さらに詳しくはモデムの遠隔制御に関する。それは、
アプリケーションプログラムを物理装置にインタフェースする際に、特にデジタ
ル伝送システム用の受信器/復号器の文脈において適用することができるが、そ
れのみに限定されない。
【0002】 ここで使用する用語「受信器/復号器」とは、他の何らかの手段によって一斉
同報するか送信することができる、符号化された信号または符号化されていない
信号のいずれか、例えばテレビジョン信号および/または無線信号を受信するた
めの受信器を意味する。この用語はまた、受信した信号を復号するための復号器
をも意味する。そのような受信器/復号器の実施形態として、例えば「セット・
トップ・ボックス」における受信した信号を復号するための受信器と一体的な復
号器であって、物理的に分離した受信器と組み合わせて機能し、あるいはウェブ
・ブラウザ、ビデオ・レコーダ、またはテレビジョンなどの追加機能を含む復号
器を挙げることができる。
【0003】 主にテレビジョン信号を一斉同報するために意図されたデジタル伝送システム
、特に、ただしそれのみに限定するものとしてではなく、衛星テレビジョン・シ
ステムの登場は、そのようなシステムを他の目的に使用する可能性を開いた。こ
れらの1つは、エンド・ユーザとの対話性を提供することである。
【0004】 ここで使用する用語「デジタル伝送システム」とは、例えば主として音声映像
またはマルチメディア・デジタル・データを送信するか一斉同報するための伝送
システムを含む。本発明は特に放送デジタル・テレビジョン・システムに適用す
ることができるが、本発明はまたマルチメディア・インターネット・アプリケー
ション用の固定テレコミュニケーション・ネットワーク、閉回路テレビジョン等
々にも適用することができる。用語「デジタル伝送システム」は、例えば衛星、
地上、ケーブル、またはその他のシステムを含む。
【0005】 本発明は、受信信号が受信器を介して受信器/復号器およびそれからテレビジ
ョン受像機に渡される、放送デジタル・テレビジョン・システムに特に適用する
ことができる。(セット・トップ・ボックスまたはSTBとしても知られる)受
信器/復号器は、圧縮されたMPEG型の信号をテレビション受像機用のテレビ
ジョン信号に復号する。それは、受信器/復号器内のインタフェースを介して、
遠隔制御ハンドセットによって制御される。
【0006】 上述の対話性を提供する1つの方法は、テレビジョン信号がそれを通して受信
される受信器/復号器でアプリケーションを実行することである。様々なアプリ
ケーションを様々な物理装置と透過的に通信できるようにすることが望ましい。
本発明の同時係属出願PCT/EP97/02115およびPCT/EP97/
02116は、1つまたはそれ以上のアプリケーションをセット・トップ・ボッ
クス(STB)によってダウンロードし、かつ各装置用のデバイス・ドライバお
よび全デバイス・マネージャによって並列および直列インタフェースならびにス
マートカード読取器などのSTB内の物理装置と通信することができるシステム
を記載している。
【0007】 本発明に従って、セット・トップ・ボックスがモデム、直列チャネル、並列チ
ャネル、MPEG(圧縮され符号化された映像信号)チャネル、スワイプ(sw
ipe)カード読取器等々といった多種多様な信号チャネルとインタフェースす
る能力を提供することが提案されてきた。セット・トップ・ボックスは、実行時
エンジンを含む仮想機械を含む。仮想機械はデバイス・マネージャに結合され、
デバイス・マネージャは次に、装置およびデバイス・ドライバを介して様々なチ
ャネルの物理インタフェースに結合される。
【0008】 MPEGという用語は、国際標準化機構の作業部会「Motion Pict
ure Expert Group」によって作成されたデータ伝送標準、特に
、ただしそれのみに限定するものとしてではなく、デジタル・テレビジョン・ア
プリケーション用に開発され、文書ISO 13818−1、ISO 1381
8−2、ISO13818−3、およびISO 13818−4に規定されたM
PEG−2標準を指す。本特許出願の文脈では、この用語は、デジタル・データ
伝送に適用可能なMPEGフォーマットの全ての変形、変更、または展開を含む
【0009】 上述の通り、チャネルの1つはモデムであることが好ましい。本発明の主な目
的は、そのようなモデムの改善された制御を提供することである。これは、モデ
ムを制御するための改善されたデバイス・ドライバを提供することによって達成
される。この目的のために、装置とデバイス・ドライバの間の区別の厳密な性質
は重要ではなく、ここで使用する用語「デバイス・ドライバ」は、文脈上別の解
釈が要求されない限り、ハードウェアとアプリケーションとの間の何らかの形の
インタフェースを含むと解釈すべきである。
【0010】 本発明に従って、モデムからのメッセージを受け取りかつ格納するためのバッ
ファ・メモリと、制御パラメータを格納するための制御メモリと、デバイス・ド
ライバおよびメッセージの流れを制御するための論理ユニットを備えた、モデム
を制御しかつそれと通信するためのデバイス・ドライバを提供する。論理ユニッ
トは、制御メモリに格納されたパターンをバッファ・メモリ内に格納されたメッ
セージと照合して、デバイス・ドライバに結合されたデバイス・マネージャに送
信するための信号を生成する比較器を含む。
【0011】 デバイス・マネージャは通常、複数のデバイス・ドライバを制御し、かつデバ
イス・ドライバと1つまたはそれ以上のアプリケーションとの間でメッセージを
受け渡すように適応されるが、用語「デバイス・マネージャ」は、デバイス・ド
ライバを制御できるどんなエンティティをも包含するように意図されている。そ
れは、制御アプリケーションそのものとすることができる。本発明の別の重要な
特徴は、以下の詳細な説明および請求の範囲から明らかになるであろう。
【0012】 本装置は、例えば本願の同時係属出願PCT/EP97/02106〜021
17に記載する、例えばデジタル伝送システム用の受信器/復号器内のデバイス
・ドライバとして実現することが最も好ましい。そのような実現では、デバイス
・ドライバは、デバイス・マネージャを介して、デバイス・ドライバを制御する
ための便利かつ柔軟な装備を提供するアプリケーションの制御下で作動すること
ができる。アプリケーションは解釈された言語で実行されることが好ましく、デ
バイス・ドライバはコンパイルされることが好ましい。
【0013】 比較器は、記憶されたパターンをメッセージの予め定められた最終長と比較す
ることが好ましい。
【0014】 パターンは多数の型のパターンとすることができ、同じ型の多数のパターンが
存在することができる。そのようなパターンの型は、Event、ACK(肯定
応答)およびNACK(否定応答)を含むことができ、生成される信号は、合致
したパターンの型を示す。
【0015】 デバイス・ドライバは、モデムを介して受信したメッセージに信号を付加する
ことによって、デバイス・マネージャに信号を送るように適応させることができ
る。コマンドはデバイス・ドライバとデバイス・マネージャとの間でCallの
形で受け渡すことができ、これは、デバイス・ドライバへの信号およびデータを
制御するパラメータであるIO、およびパターンの検出、メッセージの受取り、
または伝送問題をデバイス・マネージャに知らせるパラメータであるEvent
をデバイス・ドライバでセットアップする。Callコマンドの1つの形式は、
比較器によって探索される1つまたはそれ以上のパターンを定義するための少な
くとも1つのパターン設定コマンドを含む。
【0016】 探索されるパターンを定義するパターン設定コマンドは、各パターン型にパタ
ーン設定コマンドを1つずつ、3つの副型があることが好ましい。この、または
少なくとも1つのパターン設定コマンドは、照合すべき複数のパターンを定義す
るように適応させることができ、各パターンは、対応するパターンの検出後に生
成される関連イベント信号を持つ。
【0017】 探索されるパターンは、制御メモリのそれぞれの副領域に格納することができ
る。あるいは、探索されるパターンは、制御メモリの単一の連続領域に格納する
ことができる。
【0018】 1つの実施形態では、複数の合致が発生した場合、最後の合致に対してだけ作
動する。あるいは、複数の合致が発生した場合、様々な型の合致の間で予め定め
られた優先順位に従って型を示す。
【0019】 デバイス・ドライバの機能はハードウェアで、例えば専用の集積回路で実現す
ることができる。これにより、動作速度を高めることができる。しかし、デバイ
ス・ドライバの少なくとも一部はソフトウェアで実現することが好ましく、アプ
リケーションを実行する処理手段によって実行することが好ましい。これにより
、より大きい柔軟性が得られ、必要な構成部品が少なくてすみ、デバイス・ドラ
イバをより簡単に更新することが可能になる。
【0020】 本発明は、バッファ・メモリおよび制御メモリを含むデバイス・ドライバを使
用して、モデムを制御しかつそれと通信する方法に及び、前記方法は、 モデムからのメッセージを受け取り、かつそれを前記バッファ・メモリに格納
するステップと、 制御パラメータを前記制御メモリに格納するステップと、 制御メモリに格納されたパターンをバッファ・メモリに格納されたメッセージ
と照合して、デバイス・ドライバに結合されたデバイス・マネージャに送るため
の信号を生成するステップと を含む。
【0021】 上記の特徴はどれでも任意の適切な組合せで一つに結合することができる。装
置の特徴は方法態様に適用することができ、その逆もしかりである。
【0022】 本発明の好適な特徴について、純粋に例として添付の図面に関連して、今から
説明する。 受信器/復号器の基礎 デバイス・ドライバの理解を助けるために、デバイス・ドライバが作動する好
適なプラットフォーム、つまり本発明のデジタル伝送受信器/復号器について最
初に簡単に説明する。
【0023】 図1を参照すると、実施形態のデバイス・ドライバを取り付けるように意図さ
れたデジタル対話型テレビジョン・システム用の受信器/復号器2020または
セット・トップ・ボックスが、概略的に示されている。適切なデジタル対話型テ
レビジョン・システムの詳細は、本願の同時係属出願PCT/EP97/021
06〜02117に記載されているので、それを参照されたい。それらの開示は
、参照によってここに組み込まれる。参照を容易にするために、前述の明細書で
より詳しく説明されている部品は一般的に、これらの明細書で使用する参照符号
によって指定される。
【0024】 前述の明細書に詳述されているように、図1を参照すると、受信器/復号器2
020は、幾つかのインタフェース、特にMPEG信号フロー用の同調器402
8、直列インタフェース4030、並列インタフェース4032、および1つは
システムの一部を形成するスマートカード用、1つは銀行カード(支払い、ホー
ム・バンキングなどに使用される)用の2つのカード読取器4036を含む。受
信器/復号器はまた、テレビジョン信号制作者につながるモデムド・バック・チ
ャネル(modemmed back channel)4002へのインタフ
ェース4034をも含むので、ユーザは好みなどをテレビジョン信号(番組)制
作者に示すことができる。受信器はまた、実行時エンジン4008、デバイス・
マネージャ4068、および1つまたはそれ以上のアプリケーション4056を
実行するための複数の装置4068およびデバイス・ドライバ4060をも含む
(図2参照)。
【0025】 この明細書では、アプリケーションは、好ましくは受信器/復号器2020の
高レベル機能を制御するための1片のコンピュータ・コードとする。例えば、エ
ンド・ユーザが遠隔制御器の焦点をテレビジョン受像機2022の画面上のボタ
ン・オブジェクト上に置いて、有効なキーを押すと、そのボタンに関連付けられ
た命令シーケンスが実行される。
【0026】 対話型アプリケーションはメニューを提供し、エンド・ユーザの要求でコマン
ドを実行し、アプリケーションの目的に関連するデータを提供する。アプリケー
ションは、常駐アプリケーション、つまり受信器/復号器2020のROM(ま
たはFLASHまたはその他の不揮発性メモリ)に格納されたアプリケーション
か、または受信器/復号器2020のRAMまたはFLASHメモリに一斉同報
またはダウンロードされるアプリケーションのいずれかとすることができる。
【0027】 上述の出願でより詳しく記載するアプリケーションの例の一部として、次のよ
うなものがある。
【0028】 受信器/復号器2020がMPEG−2環境ですぐに作動することを可能にす
る適応可能なモジュールの集合である起動アプリケーション。
【0029】 ダウンロードまたは常駐のどちらでもアプリケーションを受信器/復号器20
20で実行させる始動アプリケーション。
【0030】 番組に関して完全な情報を与える対話型アプリケーションであるプログラム・
ガイド。
【0031】 デジタル・テレビジョン・ブーケの各PPVチャネルで利用可能な対話型サー
ビスであり、エンド・ユーザが現在のイベントを買うことを可能にするペイ・パ
ー・ビュー・アプリケーション。
【0032】 エンド・ユーザがPCダウンロード・アプリケーションを使用してコンピュー
タ・ソフトウェアをダウンロードすることを可能にするPCダウンロード・アプ
リケーション。
【0033】 画面上のボタンによるエンド・ユーザ・ナビゲーション付きの画像の循環ビデ
オ放送(cyclic video broadcast)を含むマガジン・ブ
ラウザ。
【0034】 販売用商品の提供を受信器/復号器2020に送信し、かつテレビジョン受像
機2020に表示することを可能にし、かつユーザが買うための特定の品目を選
択することを可能にするテレショッピング・アプリケーション。
【0035】 アプリケーションは、受信器/復号器2020内の記憶場所に格納され、資源
ファイルとして表現される。資源ファイルは、上述の明細書でより詳しく述べる
ように、グラフィック・オブジェクト記述ユニット・ファイル、可変ブロック・
ユニット・ファイル、命令シーケンス・ファイル、アプリケーション・ファイル
、およびデータ・ファイルを含む。
【0036】 MPEGデータ・ストリームでは、各モジュールが1群のMPEGテーブルを
含む。各MPEGテーブルは、多数のセクションとしてフォーマット化すること
ができる。MPEGデータ・ストリームでは、各セクションは最高4kバイトま
での「サイズ」を持つ。例えば直列ポートおよび並列ポートを介してデータ転送
する場合、モジュールは同様にテーブルおよびセクションに分割され、セクショ
ンのサイズはトランスポート媒体によって変化する。
【0037】 モジュールは、MPEGデータ・ストリームでそれぞれの型のデータ・ストリ
ーム内で、例えば映像データ・ストリーム、音声データ・ストリーム、およびテ
レテキスト・データ・ストリーム内で、一般的に188バイトのデータ・パケッ
トの形で転送される。各パケットには13ビットのパケット識別子(PID)が
先行し、MPEGデータ・ストリーム内で転送される各パケットに1つづつPI
Dが付く。番組マップ・テーブル(PMTテーブル)は、様々なデータ・ストリ
ームのリストを含み、それぞれのPIDによって各データ・ストリームの内容を
定義する。番組以外でも、特定のPIDは、データ・ストリームに含まれるアプ
リケーションまたはその他のデータに割り当てることができ、PIDはPMTテ
ーブルを使用して識別される。
【0038】 復号器は、RAMボリューム、FLASHボリューム、およびROMボリュー
ムに分割されるメモリを含むが、この物理的編成は論理編成とは区別される。メ
モリはさらに、様々なインタフェースに関連付けられたメモリ・ボリュームに分
割することができる。1つの視点から、メモリはハードウェアの一部とみなすこ
とができる。別の視点から、メモリは、ハードウェアとは別個に示されるシステ
ムの全体をサポートまたは包含するものとみなすことができる。
【0039】 システムは、仮想機械4007の一部を形成する実行時エンジン4008を中
心にしているとみなすことができる。これは、一方をアプリケーションに結合さ
れ(「高レベル」側)、他方(「低レベル」側)を以下で述べる様々な中間論理
ユニットを介して受信器/復号器ハードウェア4061に結合される。受信器/
復号器ハードウェアは、、上述の通り、様々なポートまたはインタフェースを含
むものとみなすことができる(ハンドセット2026用のインタフェース203
0、MPEGストリーム・インタフェース4028、直列インタフェース403
0、並列インタフェース4032、カード読取器4036用のインタフェース、
およびモデムド・バック・チャネル4002用のインタフェース4034)。
【0040】 図2を参照すると、様々なアプリケーション4057がユニット4007に結
合されている。より一般的に使用されるアプリケーションの幾つかはだいたい、
4057で示すようにシステムに永久常駐することができるが、他は、例えばM
PEGデータ・ストリームまたは必要に応じてその他のポートからシステムにダ
ウンロードされる。
【0041】 ユニット4007は、実行時エンジン4008以外に、ツールボックス405
8を含む幾つかの常駐ライブラリ関数4006を含む。ライブラリは、エンジン
4008によって使用されるC言語の雑関数を含む。これらは、圧縮、拡張、ま
たはデータ構造の比較、線引き等々のデータ操作を含む。ライブラリ4006は
また、ハードウェアおよびソフトウェアのバージョン番号および使用可能なRA
M空間、ならびに新しい装置4062をダウンロードするときに使用する関数な
ど、受信器/復号器2020内のファームウェア4061に関する情報をも含む
。関数はライブラリにダウンロードし、フラッシュ・メモリ、またはRAMメモ
リに格納することができる。
【0042】 実行時エンジン4008はデバイス・マネージャ4068に結合され、デバイ
ス・マネージャは1組の装置4062に結合され、装置はデバイス・ドライバ4
060に結合され、デバイス・ドライバは次にポートまたはインタフェースに結
合される。広義には、デバイス・ドライバは論理インタフェースを定義するもの
とみなすことができるので、2つの異なるデバイス・ドライバを共通の物理ポー
トに結合することができる。装置は通常2つ以上のデバイス・ドライバに結合さ
れる。装置を単一のデバイス・ドライバに結合する場合、装置は通常、別個のデ
バイス・ドライバの必要性が回避されるように、通信に必要な完全な機能性を組
み込むように設計される。特定の装置は、それらの間で通信することができる。
【0043】 以下で説明するように、装置4062から実行時エンジンへの通信は、1組の
イベント待ち行列に渡される変数、バッファ、およびイベントによる3つの形式
がある。
【0044】 受信器/復号器2020の各機能は、装置4062として表される。装置は局
所あるいは遠隔のいずれかでありうる。局所装置4064は、スマート・カード
、SCARTコネクタ信号、モデム、直列および並列インタフェース、MPEG
映像および音声再生器、ならびにMPEGセクションおよびテーブル抽出器を含
む。遠隔場所で実行される遠隔装置4066は、ポートおよび手続きを、受信器
/復号器製造者によって提供され設計される装置およびデバイス・ドライバによ
ってではなく、システム権限者または設計者によって定義しなければならないと
いう点で、局所装置とは異なる。
【0045】 新しい装置4062が作成された場合、放送センタから関連アプリケーション
4056をダウンロードすることによって、既存の受信器/復号器2020にそ
れをインストールことができる。このダウンロードは、ハードウェアおよびソフ
トウェアのバージョンを検査して、正しければ新しい装置4062を表すソフト
ウェア・モジュールをロードし、ライブラリ4006の手続きに新しい装置コー
ドをファームウェア内(フラッシュ・メモリ)にインストールするように要求す
るアプリケーション4056によって、受信器/復号器2020内で実行される
。これにより、他のソフトウェアに悪影響を及ぼすことなく、受信器/復号器2
020内に新しい関数を柔軟かつ確実にインストールすることができる。
【0046】 デバイス・マネージャ4068は、アプリケーション4056と受信器/復号
器2020の特定の関数との間の共通ソフトウェア・インタフェースである。デ
バイス・マネージャ4068は、装置4062へのアクセスを制御し、予想外の
イベントの受取りを宣言し、共用メモリを管理する。
【0047】 実行時エンジン4008は、マイクロプロセッサおよび共通アプリケーション
・プログラミング・インタフェースの制御下で実行する。これらは全ての受信器
/復号器2020にインストールされるので、アプリケーションの観点からは、
全ての受信器/復号器2020は同一である。
【0048】 エンジン4008は、受信器/復号器2020でアプリケーション4056を
実行する。それは対話型アプリケーション4056を実行し、受信器/復号器2
020の外からイベントを受け取り、グラフィックスおよびテキストを表示し、
サービス用の装置を呼出し、特定の計算のためにエンジン4008に接続された
ライブラリ4006の関数を使用する。
【0049】 実行時エンジン4008は、各受信器/復号器2020にインストールされた
実行可能コードであり、アプリケーションを解釈して実行するためのインタプリ
タを含む。エンジン4008は、(MS−DOSなどの)単一タスク・オペレー
ティング・システムをはじめ、どんなオペレーティング・システムにでも適応可
能である。エンジン4008はプロセス・シーケンサ・ユニット(これはキー押
しなど様々なイベントを受けて、様々な動作を実行する)を基盤とし、それ自体
のスケジューラを含み、様々なハードウェア・インタフェースからのイベント待
ち行列を管理する。それはまた、グラフィックスおよびテキストの表示も処理す
る。プロセス・シーケンサ・ユニットは、1組の動作グループを含む。各イベン
トは、イベントの性質によってプロセス・シーケンサ・ユニットをその現在の動
作グループから別の動作グループに移動させ、新しい動作グループの動作を実行
させる。
【0050】 エンジン4008は、アプリケーション4056を受信器/復号器メモリ20
28にロードしかつダウンロードするコード・ローダを含む。最適使用を確実に
するために、必要なコードだけがRAMまたはフラッシュ・メモリにロードされ
る。ダウンロードされたデータは、アプリケーション4056の改変や無許可ア
プリケーションの実行を防止するために、認証機構によって検証される。エンジ
ン4008はさらにデコンプレッサ(decompressor)をも含む。ア
プリケーション・コード(中間コードの形)は、空間の節約のため、およびMP
EG−2トランスポート・ストリームからまたは内蔵受信器/復号器モードを介
して高速ダウンロードするために圧縮されるので、コードはRAMにロードする
前に展開しなければならない。エンジン4008はまた、アプリケーション・コ
ードを解釈して様々な変数値を更新したり状態変化を決定するためにインタプリ
タを持ち、かつ誤りチェッカも持つ。
【0051】 いずれかの装置4062のサービスを使用する前に、プログラム(アプリケー
ション命令シーケンスなど)は「クライアント」として、つまり装置4062ま
たはデバイス・マネージャ4068への論理アクセス路を宣言しなければならな
い。マネージャはクライアントにクライアント番号を与え、これは装置への全て
のアクセスで参照される。装置4062は幾つかのクライアントを持つことがで
き、各装置4062のクライアント数は、装置4062の種類によって指定され
る。クライアントは、手続き「Device:Open Channel」によ
って装置4062に導入される。この手続きはクライアントにクライアント番号
を割り当てる。クライアントは、手続き「Device:Close Chan
nel」によってデバイス・マネージャ4068からクライアント・リストを取
り出すことができる。
【0052】 デバイス・マネージャ4068によって提供される装置4062へのアクセス
は、同期または非同期のどちらでも行うことができる。同期アクセスには、手続
き「Device:Call」が使用される。これは、すぐに利用可能データま
たは希望する応答を待つことを含まない機能性にアクセスする手段である。非同
期アクセスには、手続き「Device:I/O」が使用される。これは、例え
ばマルチプレクスを探すためにチューナ周波数を走査したり、MPEGストリー
ムからテーブルを取り戻すなど、応答を待つことを含むデータにアクセスする手
段である。要求した結果が得られたとき、イベントはその到着を知らせるために
エンジンの待ち行列に入れられる。さらなる手続き「Device:Event
」は、予想外のイベントを管理する手段を提供する。
【0053】 上述の通り、実行時エンジンの主ループは様々なプロセス・シーケンサ・ユニ
ットに結合され、主ループが適切なイベントに遭遇すると、制御は一時的にプロ
セス・シーケンサ・ユニットの1つに移される。
【0054】 したがって、基本システムは、アプリケーションが様々な装置とやり取りする
ことを可能にする際に、かなりの柔軟性を持つプラットフォームを提供すること
が分かる。 モデム・デバイス・ドライバ 様々な機能の実現の厳密な詳細およびハードウェアとソフトウェアとの間の配
分は、実現者の選択の問題であり、ここでは詳述しない。しかし、本デバイス・
ドライバで要求される作業を実行することができる専用の集積回路は市販されて
おり、あるいは容易に設計することができ、これらをハードウェア・アクセラレ
ータの基礎として使用することができ、あるいはより好ましくは、要求される様
々な作業を実現するためにそれらを改造して専用のハードウェア・アクセラレー
タを作成し、それによってソフトウェアを実行するために要求される処理能力を
低下することができることが注目される。しかし、充分な処理能力が得られるな
らば、要求される作業をソフトウェアで実現することができる。デバイス・ドラ
イバは、一連のアクセス可能な機能ユニットを含むものと考えることができ、各
々の機能ユニットを以下では「コマンド」と呼ぶ。
【0055】 各コマンドは、他の装置と共通する上述の3つの標準手続きのうちの1つによ
って、デバイス・マネージャ4068の制御下でアプリケーションにインタフェ
ースする。情報は、アプリケーションと装置との間をパラメータ・テーブルによ
って受け渡すことができる。参照を容易にするために、3つの基本手続きを以下
に簡単に要約する。 1)Device:Call この手続きは、同期コマンドまたはデータ転送を
行うためにアプリケーションが用することができる。アプリケーションの実行は
、デバイス・ドライバによる作業が完了して制御が返されるまで中断される。こ
れにより、厳密な順序で実行しなければならない作業を確実に制御することが可
能になる。 2)Device:I/O この手続きは非同期動作を可能にする。つまり、ア
プリケーションは、デバイス・ドライバによって実行されるデータ転送または特
定の機能の要求を送信することができ、データ転送または機能がデバイス・ドラ
イバによって実行されている間、アプリケーションの実行は継続される。 3)Device:Event このイベント・トラッピング機能は、装置がア
プリケーションにイベントを知らせることを可能にし、そのイベントに応答して
、イベントが知らされたときにアプリケーションが実行していたコードとは関係
なく、アプリケーションが取るべき特定の処置のために、アプリケーションは効
果的に中断される。イベントは優先度を付けることができる。イベントは、バス
・リセットなどインタフェースで発生するイベントを知らせるために、あるいは
例えば要求されたデータ転送の完了を知らせることによって、非同期コマンドの
監視を行うために、使用することができる。
【0056】 本デバイス・ドライバはブロック500(図3)として図示されており、論理
ユニット501、制御メモリ502、およびバッファ・メモリ503を含む。こ
れらの2つのメモリは論理的に区別されるが、両方とも同一の物理メモリの部分
を形成する(さらに詳しくは、バッファ・メモリはRAMメモリの部分を形成し
、制御メモリはRAMまたはFLASHメモリの部分を形成することができる)
。デバイス・ドライバは、図示するように、デバイス・マネージャ4068およ
びモデム・インタフェース550に結合される。各コマンドは論理ユニット50
1の一部を形成し、制御および/またはバッファ・メモリの部分で作動すること
ができる。
【0057】 広義的には、信号を変調および復調する狭い意味でのモデムの機能は、インタ
フェース550に組み込むかまたはそれに取り付けることができるモデム・ユニ
ットによって実行される。インタフェースを介して流れる情報の制御および管理
は、これらの狭いモデムの機能とは別個に、デバイス・ドライバ500によって
実行される。
【0058】 上述の通り、装置/デバイス・ドライバとデバイス・マネージャ4068との
間の通信は、3種類の手続きすなわちCall、IO、およびEventによっ
て実行される。デバイス・ドライバ500によって使用される手続きの場合、C
allは様々なパラメータをアプリケーションからデバイス・マネージャを介し
てデバイス・ドライバに送るために使用され、IOはコマンドをアプリケーショ
ンからデバイス・マネージャを介してデバイス・ドライバに送るために使用され
、Eventはメッセージをデバイス・ドライバからデバイス・マネージャを介
してアプリケーションに送るために使用される。
【0059】 本発明を具体化する装置に設けられるコマンドを次に説明する。各コマンドは
、上記の3つの標準手続きの1つによりコマンドの識別子をパラメータとして渡
すことによって、アプリケーションによってアクセスすることができる。以下で
述べる全てのコマンドを設ける必要は無く、コマンドの機能は変更することがで
きる。コマンドは独立に設けたり変更することができるが、理解されるように、
下記コマンドによってもたらされる複合された機能性から特定の相互依存的利益
が生じる。
【0060】 コマンドを、各コマンドによって提供される特徴および機能の点から、オプシ
ョンおよび好適な特徴と併せて説明する。提供する情報および提示する仕様によ
り、これらの特徴の実際の実現は当業者にとって簡単な仕事のはずであり、厳密
な詳細は実現者に任せる。一例として、各コマンドはソフトウェアで実現するこ
とができ、Cプログラミング言語で作成することが好ましく、かつアプリケーシ
ョンを実行するために使用するプロセッサ上で実行するようにコンパイルするこ
とが好ましい。しかし、デバイス・ドライバは、別個のプロセッサ上で実行する
ことができ、一部または全部のコマンドを専用ハードウェアによって実現するこ
ともできる。CallおよびIOコマンドは、装置に渡されるアドレスのメモリ
に格納されたパラメータ・テーブルに値を設定することによって、アプリケーシ
ョンに情報を知らせたり、パラメータを渡し返すことができる。
【0061】 さらに詳しくは、使用される手続きまたはコマンドは次の通りである。 Device:Call Set:バッファ・サイズ、タイマ遅延を設定する。
【0062】 Comm set:データ・サイズ(5〜8ビット)、パリティ、伝送速度を
設定する。
【0063】 Char set:休止文字および遅延を設定する。
【0064】 Control set:遠隔装置に送信する信号を使用可能/使用不能にす
る。
【0065】 Pattern set:探索されるパターンを設定する。 Device:IO Command:コマンドを解釈無しでデバイス・ドライバに送る。
【0066】 Send:データをデバイス・ドライバに送る。
【0067】 Action:コマンドを解釈付きでデバイス・ドライバに送る。
【0068】 Disconnect:デバイス・ドライバを切断する。 Device:Event Receive:メッセージの受取りを知らせる。
【0069】 Off:伝送上の問題を知らせる。
【0070】 手続きはまた、報告し返すための誤りコードおよび(Event:Off手続
きを除いて)デバイス・ドライバからデバイス・マネージャに報告し返すための
呼出しレポートをも含む。また、CallまたはIO手続きは、送信すべき情報
(パラメータなど)が存在するメモリ・アドレスをも含む。
【0071】 これらのコマンドの大部分の機能は、大まかには従来通りである。しかし本シ
ステムは、特殊コマンドすなわちCallコマンドのPattern setを
含む。このコマンドは、論理ユニット501が探索すべき1つまたはそれ以上の
パターンを定義する。このコマンドはメモリ・アドレスを含み、メモリはそのア
ドレスから始まる場所に一連のパターンを含む。(さらに詳しくは、メモリの第
1場所にパターンの数が含まれ、その後に個別パターンが続き、メモリ内の各々
の個別パターンは、パターンの長さを提示するヘッダを含む。) 一般的に、Event、ACK(肯定応答)、およびNACK(否定応答)を
生成するために、3つの型のパターンを設定することができる。言うまでも無く
、各パターンのヘッダでそのパターンの型を識別して、3つの型のパターン全部
を同一コマンドに含めることが可能である。しかし、3つの型のパターンの代わ
りに、3つの副形式のコマンドを使用することが好ましい。したがって、モデム
がコマンドを確実に受け取ったことを検出するために必要なACKおよびNAC
Kパターンは、専用コマンドを用いて設定することが好ましく、他の全てのパタ
ーンはイベントをトリガするために使用し、パターンを区別することができるよ
うに、各パターンに番号を割り当てる。これらのコマンドは、制御メモリ502
のメモリ・ゾーン510(図4)をセットアップする。このメモリ・ゾーンは、
Event、ACK、およびNACKパターンをそれぞれ含む3つのセグメント
を持つ。論理ユニット501は、このメモリ・ゾーンに結合される比較器ユニッ
ト511を含む。
【0072】 メモリ・ゾーン510は、3つのPattern setコマンドによって指
定されるメモリ領域で構成することができる。この場合、メモリ・ゾーンの3つ
のセグメントは、メモリの物理的に異なる領域に存在することができる。比較器
ユニット511は、3つのセグメントの開始アドレスを格納し、かつ様々なパタ
ーンへのアクセスを得るために、(各セグメントの始めに格納されている)パタ
ーンの数および個々のパターンの長さを使用してパターンの正確な場所を決定し
、それらの各々を必要に応じて順番にアクセスしなければならない。あるいは、
比較器ユニット511は、予め定められた場所でメモリ・ゾーン510をパター
ンのテーブルとしてセットアップすることによって、メモリを初期化することが
できる。
【0073】 メッセージを受け取ると、それはバッファ・メモリ503内のバッファに渡さ
れる。このメモリは複数のバッファ512に分割されているので、メッセージは
2つ以上のバッファを占めることができる。しかし、メッセージ空間は、個々の
メッセージに対し論理的に連続している。パターンの突合せが実行されると、比
較器511は、メモリ・ゾーン510に格納されたパターンのいずれかと照合す
るために、メッセージの最後の32文字を探索する。
【0074】 合致が見つかると、合致の型(イベント、ACK、またはNACK)が、バッ
ファに格納されたメッセージのヘッダに書き込まれ、かつ/または何らかの適切
な処置がデバイス・ドライバによって取られる。
【0075】 ACKおよびNACKパターンの検出は、例えばモデムがオフラインのときに
コマンドが送信されている場合に、モデムからの予想される応答を検出するため
に使用することができる。モデムからのその他の信号は別個のパターン・リスト
と照合され、イベントをトリガするために使用される。このため、ACKおよび
NACKパターンの設定は、予想外のイベントまたはモデムからのその他のメッ
セージに対応するパターンのリストの設定とは独立して行うことが好ましい。
【0076】 この方法で、アプリケーションは様々なモデムのどれとでも通信することが可
能である。例えば、多くのモデムは一般的に、命令シーケンスおよび応答のため
の例えばヘイズ(Hayes)標準などの標準に準拠するが、多くは追加機能を
持ち、そのために固有の応答シーケンスが生成される。そのような場合、ACK
およびNACKパターンは標準パターンに設定し、追加機能に対応する応答シー
ケンスはイベント信号に割り当てることができる。
【0077】 図5は、バッファ・メモリ503に常駐するメッセージ520を示す。メッセ
ージはヘッダ521および本体522で構成される。この場合のメッセージは、
2つのバッファ512、512’の間に物理的に分割される。比較器520は、
メッセージの本体522の最後の32文字領域523に対してパターン・マッチ
ング(つまり、メモリ領域510に格納されたパターンとの合致の探索)を実行
する。見つかった合致の性質が、バッファ・メモリのメッセージ・ヘッダ521
に挿入される。
【0078】 2つ以上の合致が発生する可能性が2通りある。第1に、同じ型の2つのパタ
ーンが(メッセージの最後の32文字中の異なる位置に)発生することがある。
この二重合致は無視することができる。つまり、単一合致として処理することが
できる。第2に、異なる型の2つの合致が(再び、最後の32文字中の異なる位
置に)発生することがある。状況によって、比較器511は、異なる型の合致の
間の予め定められた優先順位に従って、またはどちらのパターンがメッセージの
終わりに近いかによって、合致の型を示すように適応させることができる。
【0079】 Commandモード時、つまりモデム・パラメータが設定されているときに
、この技術を使用してコマンド・メッセージをデバイス・ドライバに送ることが
できる。メッセージは、インタフェースを介して例えばデータ・サーバへ送られ
るのではなく、デバイス・ドライバによって解釈される。各コマンドごとに、デ
バイス・ドライバは返信メッセージでパターンを探索し、それに従ってデバイス
・ドライバに応答する。
【0080】 このモード時には、コマンドを送ること無く、インタフェースを介してメッセ
ージを受け取ることも可能である。これは、例えばリング電圧が検出された場合
に発生し得る。この場合、デバイス・ドライバはイベント・パターン・リストで
もパターンを探索する必要がある。
【0081】 オンライン・モード時には、モデムはデータ・サーバに接続され、このサーバ
からメッセージを受け取ることができる。デバイス・ドライバは、データ・サー
バから受け取った最後の32文字でパターンを探索する。
【0082】 上記コマンドおよびイベントは単なる解説であり、本発明は様々な方法で実現
することができ、特に、幾つかのコマンドは、同様の機能を実行する他のコマン
ドと組合わせることができ、あるいは簡略化された実現では一部のコマンドを省
略することができる。
【0083】 ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア等々によって実行される機能は、
電気および類似の信号を使用して実行されることが容易に理解されるであろう。
ソフトウェア実現はROMに格納することができ、あるいはFLASHに格納ま
たはパッチすることができる。
【0084】 本発明の上記説明は純粋に例として行ったものであり、本発明の範囲内で細部
の変形を行うことができることは理解されるであろう。
【0085】 明細書ならびに(該当する場合)請求の範囲および図面に開示する各特徴は、
独立に、または適切に組合わせて提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 受信器/復号器のインタフェースの概略図である。
【図2】 受信器/復号器の機能ブロック図である。
【図3】 本デバイス・ドライバの一般的論理編成を示す。
【図4】 本デバイス・ドライバのパターン処理態様の論理編成をより詳細に示す。
【図5】 メッセージの構造および格納を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モデムを制御しかつそれと通信するためのデバイス・ドライ
    バであって、前記デバイス・ドライバはモデムからのメッセージを受取りかつ格
    納するためのバッファ・メモリと、制御パラメータを格納するための制御メモリ
    と、デバイス・ドライバおよびメッセージの流れを制御するための論理ユニット
    とを含み、前記論理ユニットが、前記制御メモリに格納されたパターンを前記バ
    ッファ・メモリに格納されたメッセージと照合して、前記デバイス・ドライバに
    結合されたデバイス・マネージャに送るための信号を生成するための比較器を含
    むようにしたデバイス・ドライバ。
  2. 【請求項2】 前記比較器が格納されたパターンをメッセージの予め定めら
    れた最終長と比較する、請求項1記載のデバイス・ドライバ。
  3. 【請求項3】 前記パターンに複数の型があり、同じ型の複数のパターンが
    存在することができる、請求項1または2に記載のデバイス・ドライバ。
  4. 【請求項4】 前記パターンの型がイベント、ACK(肯定応答)およびN
    ACK(否定応答)を含み、生成される信号が合致したパターンの型を示す、請
    求項3に記載のデバイス・ドライバ。
  5. 【請求項5】 前記デバイス・ドライバが信号を、モデムを介して受け取る
    メッセージに付加することによってデバイス・マネージャに送る、請求項4に記
    載のデバイス・ドライバ。
  6. 【請求項6】 制御信号およびデータをデバイス・ドライバに送るパラメー
    タIOおよびパターンの検出またはメッセージの受取りまたは伝送問題をデバイ
    ス・マネージャに知らせるパラメータEventをデバイス・ドライバでセット
    アップするCallの形で、コマンドをデバイス・ドライバとデバイス・マネー
    ジャの間で受け渡す、請求項4または5に記載のデバイス・ドライバ。
  7. 【請求項7】 1つの形のCallコマンドが、比較器によって探索される
    1つまたはそれ以上のパターンを定義するための少なくとも1つのパターン設定
    コマンドを含む、請求項6に記載のデバイス・ドライバ。
  8. 【請求項8】 パターン設定コマンドは各パターン型に1つであり、探索す
    べきパターンを定義するパターン設定コマンドに3つの副型がある、請求項7に
    記載のデバイス・ドライバ。
  9. 【請求項9】 前記または少なくとも1つのパターン設定コマンドが照合す
    べき複数のパターンを定義するように適応され、各パターンが対応するパターン
    の検出時に生成する関連イベント信号を持つ、請求項7または8に記載のデバイ
    ス・ドライバ。
  10. 【請求項10】 探索されるパターンが制御メモリのそれぞれの副領域に格
    納される、請求項4ないし9のいずれかに記載のデバイス・ドライバ。
  11. 【請求項11】 探索されるパターンが制御メモリの単一の連続領域に格納
    される、請求項4ないし9のいずれかに記載のデバイス・ドライバ。
  12. 【請求項12】 複数の合致が発生したときに最後の合致にだけ作動する、
    請求項1ないし11のいずれかに記載のデバイス・ドライバ。
  13. 【請求項13】 複数の合致が発生したときに、異なる型の合致の間で予め
    定められた優先順位に従って型が示される、請求項1ないし11のいずれかに記
    載のデバイス・ドライバ。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし13のいずれかに記載のデバイス・ドライ
    バを組み込んだ受信器/復号器。
  15. 【請求項15】 バッファ・メモリおよび制御メモリを含むデバイス・ドラ
    イバを使用してモデムを制御しかつそれと通信するため方法であって、 前記モデムからのメッセージを受け取り、かつ前記バッファ・メモリに格納す
    るステップと、 制御パラメータを前記制御メモリに格納するステップと、 前記制御メモリに格納されたパターンを前記バッファ・メモリに格納されたメ
    ッセージと照合して、前記デバイス・ドライバに結合されたデバイス・マネージ
    ャに送るための信号を生成するステップと を含む方法。
  16. 【請求項16】 格納されたパターンをメッセージの予め定められた最終長
    と比較する、請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記パターンに複数の型があり、同じ型の複数のパターン
    が存在することができる、請求項15または16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記パターンの型がイベント、ACK(肯定応答)および
    NACK(否定応答)を含み、生成される信号が合致したパターンの型を示す、
    請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記デバイス・ドライバが信号を、モデムを介して受け取
    るメッセージに付加することによってデバイス・マネージャに送る、請求項18
    に記載の方法。
  20. 【請求項20】 制御信号およびデータをデバイス・ドライバに送るパラメ
    ータIOおよびパターンの検出またはメッセージの受取りまたは伝送問題をデバ
    イス・マネージャに知らせるパラメータEventをデバイス・ドライバでセッ
    トアップするCallの形で、コマンドをデバイス・ドライバとデバイス・マネ
    ージャの間で受け渡す、請求項18または19に記載の方法。
  21. 【請求項21】 1つの形のCallコマンドが、制御メモリ内で探索され
    る1つまたはそれ以上のパターンを定義するための少なくとも1つのパターン設
    定コマンドを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 【請求項22】 パターン設定コマンドは各パターン型に1つであり、探索
    すべきパターンを定義するパターン設定コマンドに3つの副型がある、請求項2
    1に記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記または少なくとも1つのパターン設定コマンドが照合
    すべき複数のパターンを定義するように適応され、各パターンが対応するパター
    ンの検出時に生成する関連イベント信号を持つ、請求項21または22に記載の
    方法。
  24. 【請求項24】 探索されるパターンが制御メモリのそれぞれの副領域に格
    納される、請求項21ないし23のいずれかに記載の方法。
  25. 【請求項25】 探索されるパターンが制御メモリの単一の連続領域に格納
    される、請求項21ないし23のいずれかに記載の方法。
  26. 【請求項26】 複数の合致が発生したときに最後の合致にだけ作動する、
    請求項15ないし25のいずれかに記載の方法。
  27. 【請求項27】 複数の合致が発生したときに、異なる型の合致の間で予め
    定められた優先順位に従って型が示される、請求項15ないし25のいずれかに
    記載の方法。
  28. 【請求項28】 実質的にここに記載するモデムを制御しかつそれと通信す
    るためのデバイス・ドライバ。
  29. 【請求項29】 実質的にここに記載するデバイス・ドライバを使用して、
    モデムを制御しかつそれと通信する方法。
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