JP2001518371A - 呼吸システムの訓練装置並びに訓練方法 - Google Patents

呼吸システムの訓練装置並びに訓練方法

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JP2001518371A
JP2001518371A JP2000514707A JP2000514707A JP2001518371A JP 2001518371 A JP2001518371 A JP 2001518371A JP 2000514707 A JP2000514707 A JP 2000514707A JP 2000514707 A JP2000514707 A JP 2000514707A JP 2001518371 A JP2001518371 A JP 2001518371A
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bag
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respiratory
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JP2000514707A
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English (en)
Inventor
ボウテリール、ウルス
ルントグレン、クラス
ワーカンダー、ダン
Original Assignee
ボウテリール、ウルス
ルントグレン、クラス
ワーカンダー、ダン
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B23/00Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body
    • A63B23/18Exercising apparatus specially adapted for particular parts of the body for improving respiratory function

Abstract

(57)【要約】 【課題】信頼性があり実用的かつ安価な、持久力を高めるための呼吸器筋力訓練装置を提供する。 【解決手段】本発明は、改良された耐久性のための呼吸シスムの筋肉を訓練するための装置(50)である。この装置は、所定の体積の吐き出された空気を受けるための膨張可能なバッグ(6Aないし6C)を有する。バルブ(5)は、バッグ内の再呼吸の間は閉成され、バッグが過度の吐き出された空気を排出するように充分に膨張されたときに、開成されるようになっている。呼吸頻度は、総体的な呼出運動が、耐久力を高めるための時間全体に渡って維持され得るように整調される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的には鍛練用装置に関するものである。特に、本発明は呼吸筋の
訓練、鍛練に関する。
【0002】
【従来技術】
最近の研究が示すところでは、呼吸筋をシステム的に鍛練することにより肺での
呼吸気変化レベルを高く維持できること、さらに重要なことに、最高運動限度よ
り下がる程度に鍛練することにより人の耐久力を高めることが可能である。U.B
outellier、P.Piwko「通常の運動をせぬ被験者における運動限度要因としての呼
吸系統」、Eur.J.Appl.Physiol.64:145-152頁,1992年を参照せよ。 米国特許4,854,574号と4,981,295号において、呼吸筋の強化鍛練を目的として呼
吸抵抗の増加を図る、呼吸筋鍛練装置が提案されている。しかし、D.Leith、M.
Bradely「呼吸筋強度と耐久力鍛練」、J. Appl.Physiol. 41: 508-516頁、1976 年に報告の実験結果によれば、自発的な最高呼吸気変化は呼吸筋強化鍛練による
のではなく、どちらかと言えば呼吸筋耐久鍛練により高められることを示してい
る。したがって、Boutellier-Piwkoの呼吸装置では、空気路チューブの径を大き
く維持して流れ抵抗をできるだけ低くしているものと我々は理解している。 前記Leith-Bradely論文は、呼吸筋鍛練の結果として体全体の運動耐久力変化に 向けられていたのではない。この論文は、健康な人の運動能力は、その呼吸筋の
耐久力により限定されるとは一般に考えられない旨を表している。 呼吸筋耐久鍛練用の呼吸装置(後述する)を用いて、前記Boutellier-Piwko論文で
はテスト結果に言及している。このテストでは、自発的被験者は、一日当たり3
0分間の呼吸筋鍛練(RMP)を、4週間受けた。RMP期間中、Boutellier-Piw
ko研究での被験者は肺活量の約60%を呼吸し、呼吸頻度は毎分38回とした。
最大吸気量を呼吸流量計と、記録し、発光ダイオードアレイ上の光信号表示とに
より記録した。被験者は、この表示を見ながら各呼吸深さを調節して、これも光
信号として表示される吸気と呼気の上限と下限とを合わせるようにした。所望の
呼吸頻度はメトロノームにて設定し、被験者は設定に合わせて呼吸頻度を調整す
るようにした。毎週、呼吸頻度を毎分1回だけ増加させた。この方法の替わりに
。呼吸量を漸次増加させることも可能である。炭酸ガス放出(炭酸不足)により起
こる、眩暈の如き呼吸亢進を無効にするために、炭酸ガスを吸気に添加する。ガ
ス分析機器と調節バルブとにより、生理的に受容可能な炭酸ガスレベルを肺中空
気内で維持した。 上述のRMTの効果を、被験者の呼吸耐久力を或る換気レベルに記録した。この
換気レベルは、鍛練開始前では僅かに約4分であった。鍛練後、被験者は同じ換
気レベルを平均で15分間も維持できた。さらに、被験者の耐久時間は、RMT
開始前と終了後とに、被験者が最高酸素摂取レベルの64%に対応する激しさで
サイクル・エルトメータ上で運動中に計測した。RMT開始前では、耐久時間は
運動をしない被験者の場合、典型的な値は27分であった。RMT終了後では、
この値は、平均して約24%と約50%との間であった。RMTの同様な効果は
運動選手にも見られ、その程度はアマチュアのレベルからプロのレベルに渡る。
U. Boutellier, R. Buchel, A. Kundert, C. Spengler「通常の鍛練を受けた被験
者における運動限度要因としての呼吸系統」、Eur.J.Appl.Physiol.65:347-
353頁,1992年を参照せよ。これらの観察により、呼吸筋肉疲労は最大に準ずる 運動をする健康な個人における限度となる遂行能力であることがわかる。さらに
、最近になって第三者から、RMTにより得られる最大に準ずる運動の耐久力にお ける増幅率が、ランニング、クロスカントリースキー、ボート漕ぎ等のサイクリ ング以外の身体的活動にも適用されることが注目されている。 ライス及びブラッドリの論文は、被験者がマウスピースを用いた大きなデッドス
ペースチューブで再呼吸する部分的再呼吸システムを開示している。マウスピー
スにおいて、新鮮な気体が、ロタメータ及びニードルバルブから入ることができ
る。三段Jバルブがデッドスペースチューブの末端に取り付けられる。Jバルブ
の吸入口における7リッターバッグは、貯蔵器及び換気目標として働く、すなわ
ち、空気は大型ロタメータからそこへ入ることができ、被験者にはそれをほとん
ど空にしておくことが要求される。これら二つのロタメータは、末端呼気酸素と
二酸化炭素のレベルを通常値近くに維持できるよう設定される。実際の全換気は
目標供給量に新鮮な気体供給量の半分をプラスして計算される。というのは、呼
吸の間、後者の新鮮な気体供給量の半分は、Jバルブの排出口から「廃棄」され
るからである。この装置は、望ましくないことに、ファンまたはバッグへの圧縮
空気源を必要とし、また、呼吸目標を設定するため大型ロタメータの較正を必要
とする。 さらに、デッドスペースは、危険な酸素欠乏(低酸素症)や二酸化炭素の蓄積(
炭酸過剰症)を引き起こしうる。米国特許5、154、167に記載されたコレ
クタバッグもまた、選択されたバッグの容量がユーザの呼吸の割に大きすぎる場
合は、低酸素症及び炭酸過剰症を引き起こしうる。呼吸ガスの組成を監視するた
めの機器を内蔵することが、米国特許第4、301、810号および第5、15
4、167号において提案されている。しかしながら、この機器は一般的に高価
で、かさばり、信頼されるためには頻繁な較正を必要とする。 米国特許第5、154、167号は、肺と胸部の訓練装置を開示している。この
装置では、肺から吐き出される空気の内いくらかがコレクタバッグに収集されて
、突起の裏側にはまるワッシャにより正しい場所に保持されるフィルタ材からな
る、いわゆるバルブを介して、次の吸気の際に新鮮な空気のいくらかとともに肺
に戻されることが開示されている。また、フィルタ材の厚さを二倍にすると、空
気抵抗は、空気がフィルタを介して吸入される前にコレクタバッグ内の全空気が
一回の呼吸で吸気されるようになっていることが述べられている。さらに、使用
可能量を迅速に変更するためにコレクタバッグにスライダーを用いてもよいこと
、および呼吸回数をカウントするためにカウント機構を取り付けることができる
ことが開示されている。 再呼吸バッグ及び酸素供給源を有する酸素マスクが、「航空外科医の手引き(Fl
ight Surgeon's Guide)」(空軍パンフレットAFP、161−18、空軍省、 1968年、12月27日)に開示されている。この酸素マスクは、同様に、バ
ルブとしての役割を果たすといわれているスポンジゴムディスクを備えており、
それを介して、吐出空気の後半部分が吹き出される。これは、また、吸気が再呼
吸バッグの内容およびレギュレータからの酸素供給量から十分に満足でない時は
、周囲の空気の入り口の吸入口としての役割も果たすといわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の参考文献はいずれも、呼吸の速度と容量をある期間にわたって維持するこ
とを必要とする、持久力を高めるための訓練用の実用的装置を開示していない。
したがって、本発明の目的は、信頼性があり実用的かつ安価な、持久力を高める
ための呼吸器筋力訓練装置を提供することである。
【0004】 本発明のさらなる目的は、実行者すなわち被訓練者を生理学上容認できない低
酸素症及び/または炭酸過剰症または低炭酸症にさらすことのないそのような装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、訓練者(自らの呼吸器筋力を訓
練する人)は、吐出された空気の所定の量を受け入れる可膨張性のバッグから吸
気したりそれに呼気したりする。バッグの収縮に応じて開成するようバルブが設
けられ、新鮮な空気が通気路に入れられる。吐き出された空気がバッグに流れる
間は、このバルブは閉じられる。呼吸回数は、所定の容量との組み合わせで、持
久力を高めるために換気量全体がある期間にわたって維持されるように調整され
る。時間の経過とともに持久力が高められたら、バッグをより大きな容量のバッ
グと取り替えてもよいし、バッグの容量を増加させてもよい。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記の目的及びその他の目的、特徴及び利点は、添付の図面と共に以下の好まし
い実施例の説明を読めば明らかである。いくつかの図において、同様の参照番号
は、同一または同様の部品を表す。 図1には人の呼吸器系の練習訓練装置が参照符号50として示されている。練習
者は新陳代謝の要求をかなり越える肺呼吸、すなわち、通常の静止時呼吸よりも
深くて速い呼吸を自発的に行う。この装置は、図6の(A)に示すバッグから吐
き出される気体(空気)の部分的な再呼吸を用いて、過度呼吸による低炭酸症を
避けている。 装置50はL字形状または適切な形状の管1を有している。管1と呼吸器系との
間で空気が適切に流れるように、管1は一端が口鼻マスク3に適切に繋げられて
いる。あるいは、管を図1の(B)に参照符号2で示すマウスピースに繋げるか
、その他の適切な装置に繋げるかして、管1と呼吸器系との間で空気が適切に流
れるようにする。 管1の他端はバッグ6Aに繋がっている。バッグ6Aは、プラスチックフィルム
のように柔軟で気密な材料で膨張収縮可能に適切に作られている。したがって、
管1の流路を介してバッグ6Aから空気を吸い込んだり、バッグ6Aに空気を吐
き出したりことができる。バッグ材料の厚さその他や管の直径などは、この発明
が属する技術分野で通常の知識を有する者で一般に公知の原理にしたがって呼吸
抵抗が最小になるように、すなわち、バッグ6Aの急速な膨張収縮に必要な圧が
最小になるように適切に設定される。したがって、この圧はバッグの膨張や収縮
に約プラスマイナス2cmの水位を越えない程度であることが望ましい。バッグ6
Aのマウス15はこれを伸ばしたときに管1の端を覆う大きさであるか、継ぎ手
などの手段がマウス15に設けられているかのいずれかにより、バッグ6Aのマ
ウス15が管1に気密に取り付けられている。 弁アセンブリ5は、管1に設けられている参照符号4で示す開口に気密に填め込
まれている。弁アセンブリ5は、図2の(A)、(B)、並びに(C)に示すよ
うに、ハウジング7を備えている。ハウジング7には弁体、すなわち、リン青銅
などの柔軟性のある適切な可塑性材料の矩形状板から成る要素8が収容されてい
る。ハウジング7は、一対の側壁52、53、一対の端壁54、55、上部壁5
6を有している。側壁と端壁は開口4を貫通して延び、開口4の対応する側面に
気密に係合している。ハウジング7には下部壁が設けられていないので、ハウジ
ング7は参照符号57で示すように下部が開口している。この開口を通して管1
と弁ハウジング7の内部との間で空気が流れる。ハウジング7の端壁54の内面
下方には部材62が適切に取り付けられているか、一体に形成されているかのい
ずれかであり、棚を構成している。この棚には弁体8の一端が載置され、一対の
ねじ58やその他の適切な手段、例えば、リベット、接着剤、さねはぎなどで固
定されている。弁体8は三方の自由端59、60、61が対応する壁52、53
、55にそれぞれ接触しないように近接する適切な大きさに形成されている。こ
の構成により弁体8は自由端61が端壁55に沿って垂直方向に動くことにより
自由に撓むが、自由端と対応壁との間には最小限の空気の漏れが確保される。端
壁55は、参照符号10で示す湾曲した形状または凹面形状の面を有しているの
で、自由端61の上下方向の運動により弁体8が撓んでも自由端61と端壁55
との間の嵌め合いは維持される。端壁55の上部には参照符号13で示した開口
が設けられている。凹んだ湾曲形状の面は開口13で終了している。したがって
、自由端61が凹んだ湾曲形状面10と密接に嵌め合った関係にあるように弁体
8が位置すると、弁アセンブリ5が閉じるので、管1への空気の流れや管1から
の空気の流れが実質的に阻止される。ところで、弁体8は撓むので、自由端61
は参照符号11で示すように凹んだ湾曲形状面よりも上に上昇したり、参照符号
12で示すように凹んだ湾曲形状面よりも下に下降したりする。したがって、弁
アセンブリ5が開いて、空気がハウジング7の内部や開口13を通じて管1に流
入したり、管1から流出したりする。 バルブ5の材料のサイジングとチョイスは本発明に関わる当業者には周知の原理
に従って行われる。従ってバルブ5を開くためにバルブ本体8を曲げるのに必要
な正もしくは負のガス圧によってバルブ5を介してガス(空気)がチューブに入
る前やチューブから出る前にそれぞれ呼気と吸気においてバッグ7が十分に膨張
したり収縮したりすることができる。バッグ6への呼気の際は、バッグ6Aが実
質的に一杯に膨張するまではチューブ1内の流路の圧力はバルブ5を開くには不
十分である。その後、バルブ本体8が曲がって一定の形状を持った表面10を超
えて上方に自由端61が移動するとき余分な呼気が解放される。吸気の際はバッ
グ6A内のほぼ全ての空気がバルブ5が閉じた状態で吸い込まれる。その後、連
続する吸気による圧力の低下がバルブ本体を曲げ、バルブ5を開くために一定の
形状を持った表面10を超えて下方に自由端61が移動する。それによって、新
鮮な空気がチューブ1内の流路に流れ込む。望ましくはバッグ6Aの膨張力及び
収縮力はその入り口51でそれぞれわずか±2cmの水位(water)である。 本発明は上記タイプのバルブに限定されない。例えばそのバルブはバネ搭載ディ
スクバルブに代えてもよい。さらに例えば図2の(D)を参照して以下で述べる
ように、2つのバルブからなる構造でもよい。この構造においては一方のバネ搭
載バルブ5aが吸気中に開き、もう一方のバネ搭載バルブ5bが呼気中に開く。
図1を参照すると、演習(エクササイズ)装置50は空気の流路の変化を検知す
るチューブ1に適切に接続された16で示すセンサーを含む。このセンサー16
は1図に示したコンピュータユニット15に適切に接続され、このコンピュータ
ユニット15はチューブ1に適切に実装され、図5に19で示すそのスクリーン
を演習者(エクササイザー)が見て、その演習者の呼吸の頻度を決定する。セン
サー16はチューブ1内の圧力や温度や流量変化を検知したりチューブ内のガス
の成分組成や湿度やその他の条件の変化を検知したりするタイプであってもよい
。例えばセンサー16はバッグ6Aに隣接する呼吸チューブ1の壁面に設置され
る圧変換器であってもよい。変換器16は図3に86で示す信号を発生する。こ
のグラフ上のABはバッグ6Aを充たす呼気を表す。バッグがいっぱいになると
バルブ5が歪んで開くにつれて圧力がわずかに(BC)上昇する。CDはバルブ
5が開いた状態の時間を示す。DEはバルブ5が閉じたこととバッグ6Aからの
ガスの吸い込み開始とを表し、これがEFの間じゅう続く。FGはバルブが開い
たことと新鮮な空気の吸い込み開始とを表わす。GHはその吸気の継続時間を表
す。HA’はバルブが閉じたこととバッグ内への次の呼気の開始とを表す。 肺胞換気量の監視は、完全に膨らんだ状態のバッグ6Aの所定のまたは既知の体 積のガス(空気)を吸すいこむ時のガス流量の決定にと、この吸気にかかる時間
(AB)の測定に関わる。また、新鮮な空気を吸息時間(BD)を記録する事で
、ブレス息(VFA)のうちの新鮮な空気の体積は、吸気中のガス流量は本質的
に一定であるという前提に基づいて、十分に計算できるものである。この前提は
、RMTに用いられる高い通気率を考えると、もっともであると考えられる。こ
の吸息のなかの新鮮な空気の体積分(VD,A)が装置内のデッドスペース、肺と気
道のデッドスペース(VD,L)、肺胞にとどく分の息(VA)を形成する。そこで、
以下の式が成立する。 VFA = VD,A + VD,L + VA ここでVD,Aは装置のデザインによってきめられ、VD,L は呼吸生理学の標準的な テキストから引用できる。 またVA値を平均測定呼吸頻度で乗算すると、肺胞換気量(V'A)の代表的な値が 求められる。このV'A平均値は適当な呼吸数でとられる。 バッグ6Aの既知体積を時間上のEF間部分(図3)で除算することで、吸気の平 均ガス流量率が得られる。RMTに用いられる高いレベルの通気率を考慮すると
、吸気流量率は本質的に一定であると考えてよい。そこで、この計算から得られ
た平均ガス流量率を時間間隔GHで乗算すると、吸った空気(ブレス)のうちの新
鮮な空気(フレッシュエアー)の体積(VFA)が得られる。そして、VDA 値 とVDL値から所定の値を引くことで、このブレスのVA値が得られる。平均値V' は、V値を適当なブレスの回数分、例えば10回分、合計して、この合計値
をこれらブレスの合計時間で割ることで求められる。それから、この平均値V' 値はプログラムされた目標の換気量と比較される。そして、もしV'値が、 例えば20%よりも目標値から逸脱する場合は、訓練者が目標を下回っている時
、もっと深い息をするよう知らせるために、図5の79にあるような信号を表示
ユニット15に表示する。また、訓練者が目標を必要以上に上回ってしまった場
合は、もっと浅い息をするように信号78をもって知らせる。警告信号78と7
9は音響的かそして・または光学的か、異なった性質のものでよい。例えば、そ
のような警告は、図にあるように、発光ダイオードでも、ブザーのようなもので
も、その両方で具現化してよい。また、吸気と呼気の流量は本質的に等しいと考
えられるので、V'値を決定するのにガス流量の呼気相記録を使用してもよい ことが分かる。また、バルブ5の開成と閉成は、バルブ体8に取り付けたひずみ
ゲージからの信号、バルブハウジング7の光電池によって光学的に、チューブ1
内又はバルブ5内の流れを知覚するメーター、またはその他の適当な手段によっ
て、記録できる。 図2Dにおいて、二つのバルブ5aと5bがチューブ1に接続された運動器具の
他の実施例が63で示されている。バルブ5aは、実質的完全にバッグ6Aをしぼ
ませた後に、チューブ1内の気流路に新鮮な空気を引き込むため、吸気時に開く
ように設置されている。バルブ5bは、実質的完全にバッグ6Aを膨らませた後
に、過剰に吸い込んだ空気を開放するため、呼気時に開くように設置されている
。その他の場合はこれらバルブ5aと5bは閉じられている。 短い管類、即ちホース64は弁5bの排気側に適切に取り付けられており、適宜
な容積、たとえば 20mlを有し、吐き出されたガス、即ち呼気を入れる容器 として使用される。符号65で示される後述する計器、即ちセンサーがホース6
4内に配置される。過剰呼吸は呼気動作中における異常に高い酸素濃度として、
かつ呼気動作中の異常に低い二酸化炭素濃度として現れ、低呼吸は逆の状態を生
じさせる。このように、過剰呼吸や低呼吸は呼気動作中の酸素濃度を計測するこ
とにより判断するようにしてもよい。従って、望ましくは、計器65は酸素セン
サーであり、管64内に適宜に配置され、呼気を入れる容器内の酸素部分圧を計
測し記録する。酸素センサーは例えば、燃料電池又は常磁性体の酸素センサーで
あっても良い。呼気収容器は、比較的反応速度の遅い酸素メーター65が呼気動
作中及び次の呼吸時の吸気動作中において、呼気を分析することを可能にする。
酸素メーター65は望ましくは、ホース64内の呼気弁5bに出来るだけ近い位
置に設置され呼気の肺胞部分に含まれる酸素を計測する。酸素メーター65の出
力は演算部15に送られる。演算部15はその出力と、所定の最小許容リミット
値及び最大許容リミット値とを比較するように適宜にプログラムされている。こ
れらリミット値は、例えば水銀柱90mmに対応する低酸素濃度と水銀柱110
mmに対応する高酸素濃度に設定される。対応する二酸化炭素圧は、呼吸指数が
正常であれば、訓練者を危険な又は過度に不愉快な高炭酸症または低炭酸症にさ
らすことはない。さらに、最小許容酸素リミット値は訓練者を過度の低酸素血症
から確実に保護する。警報装置(不図示)を設けてこれら所定のリミット値から
の逸脱したばあいに警報を発し、訓練者に呼吸バターンを変える必要があると注
意を促すようにしてもよい。 上記に替えて、計器65は二酸化炭素メーターで構成してもよい (あるいは、 二酸化炭素メーターのためのサンプリング口を短い管類、即ちホース64中に配
置してもよい)。かくして、呼気の肺胞部分における二酸化炭素部分圧を計測し
、もって適切な肺胞呼吸を確保する。二酸化炭素メーターの出力は演算部15に
送られる。演算部15はその出力と、所定の最小許容リミット値及び最大許容リ
ミット値とを比較する。これらリミット値は過度の高炭酸症または低炭酸症を防
止するように設定される。例えば、リミット値は水銀柱30mmに対応する低二
酸化炭素濃度と水銀柱50mmに対応する高二酸化炭素濃度に設定される。対応
する酸素圧は、呼吸指数が正常であれば、訓練者を危険な又は過度に不愉快な低
酸素血症にさらすことはない。警報装置及び又は照明(不図示)を設けてこれら
所定のリミット値からの逸脱したばあいに警報を発し、運動中の人に呼吸バター
ンを変える必要があると注意を促すようにしてもよい。尚、酸素センサーや二酸
化炭素センサーは、あれば望ましいが、本発明を実施するための必須要件ではな
いことに注意してほしい。 図4において、コンピュータユニット15は、経過時間を示すタイミング装置1
7を含む。例えば、タイミング装置17はクリスタル制御発振器であり、既知の
パルス周波数と呼吸間のパルス数カウンタを有する。カウントされたパルス数は 処理装置18により対応する呼吸頻度(一分あたりの呼吸数)に変換可能である
。呼吸頻度はその後コンピュータユニット15のメモリに記憶され、表示されう
る。例えば、5回の呼吸における、符号89で示されるように表示される中間呼 吸頻度は、記憶された値から計算され、ディスプレイ19上に70として表示さ れる。実際の頻度表示70は、例えば、一分あたり24から40の呼吸から得ら
れる中間呼吸頻度のインクレメントを含む。実施者は、例えば、キーボード20(
ディスプレイ19上に押しボタンを備えるもの)を使用し、符号85で図示され
るような、所望の目標呼吸頻度を選択することができ、それはその後ディスプレ
イ19上に示される。このように、実施者は、実際の頻度である70という表示 により、例えば87にセットされる目標頻度に向かってペースを設定される。す なわち、実際の頻度表示70は実施者にフィードバックを与え、彼または彼女が
自身の呼吸数を上げたり下げたりするようにペースが設定される。これにより、 実際の頻度70は、頻度87に合致する。 個々の呼吸ペーシング信号は、設定された呼吸頻度87に基づき処理装置18に
より適切に計算され、符号66で図示されるように、一連の発光ダイオードによ
り表示される。発光ダイオードは、順次、計算された吸息期間のあいだは、下か
ら上へと、また、計算された呼息期間のあいだは、上から下へと、点灯される。
これにより、実施者は、ディスプレイ66に示される時間に、吸息および呼息が
終了するように、個々の息の整調(ペース9を設定することができる。また、好
ましくは、個々の息の実際のステージを表示させ、それにより、実施者は、自身 が、設定された個々の呼吸ペースに対して、進んでいるか遅れているかについて
、フィードバックを与えられる。トレーニングセッションの開始からの時間も、 図中76で示すように、表示可能であり、リセットボタン88を押すことにより
、リセットされる。 選択された目標呼吸頻度、瞬間及び中間呼吸頻度、ペーシング信号、及び警告信
号を実施者に提示する手段は、このように光学的および音響的なものを含むが、
これらに限定されない。コンピュータユニット15はこのようにプログラムされ
ることにより、もし実施者が選択された呼吸頻度から、所定呼吸数、例えば5回
、あるいは所定時間、例えば10秒、ずれたならば、実施者に対し、上記のよう
に、警告する。また、コンピュータユニット15はプログラムされることにより
、個々の実施者の進行状況についての情報を記憶し表示する。 必要な場合には、一以上のコンピュータユニット15により一以上の実施者の呼 吸をモニタすることにより得られた情報を、発信機22により、図中95で示す
ように、有線、無線信号、又は光信号(例えば赤外線)を用いて遠隔モニタ装置
23へ伝送することができる。モニタ装置23は、また、コンピュータを具備し
、信号を処理し、そして表示し、一以上の実施者の達成度のモニターを可能にす
る。更に、遠隔モニタ装置23は、警告機能を具備してもよく、それにより、ト レーナは、上記のように、訓練者のコンピュータユニット15上で選択されたト
レーニング目標値からの偏差について、警告を受ける。更に、コンピュータユニッ
ト15のように、遠隔モニタ装置23は記憶機能を設けられてもよく、それによ
り、短期及び長期のトレーニングの進歩状況をモニターするためにデータ検索及
び処理がなされる。コンピュータユニット15及びモニタ装置23は、使用者へ
のプロンプトを含め、適切にプログラムされることが可能である。それにより、本
発明が属する技術分野における当業者に周知の原理を用いて、ここに述べられて いるように、これらは機能することができる。
【0007】 図7を参照すれば、符号24に、訓練を開始するための適切なバッグ体積を決
定するための訓練者によって使用されるカードが図示される。このカード24は
、その面に正規な身長範囲のスパンに亘るセンチメートル、フィート、およびイ
ンチを目盛った垂直スケール25と、予測されるユーザーの患者の該当する代表
的な年齢範囲をスパンする垂直スケール26とを記してある。スケール25と2
6の中間には、肺活量と訓練用バッグの体積のための、例えばリットルで表現さ
れた体積の範囲をスパンする2つの不可欠な垂直スケール27、28が存在する
。従来のプラクティスによって、スケール26および25においてそれぞれ訓練
者の年齢、身長を結ぶ96に示される直線が、その交点においてスケール27に
おける正規の肺活量を示す。訓練を開始するためのバッグの体積(訓練体積)は
、適切には、肺活量の何パーセントかである。訓練用体積スケール28は、この
パーセンテージを反映し、これは約60パーセントが適切であろうと信じられる
。したがって、スケール28上の数値は、スケール27上の対応する肺活量値の
60パーセントを示す。男性と女性とでは、antropormetricのデータと肺活量の
間に多少とも異なる関係にあるので、男性用と女性用に別々のスケールを用意す
ることが望ましい。
【0008】 その代わりに、カード24上の情報は計算デバイス15または23またはその
他の適当なコンピュータープログラム化されたデバイスに入力して訓練者の性別
、年齢、および身長を、訓練を開始するための適切なバッグ体積に換算すること
ができる。
【0009】 時間が経過して訓練者の呼吸筋の耐久力が増大するとともに、訓練者は、使用
されるバッグの体積が効果的な訓練には最早不適当であること、および、もっと
大きい体積のバッグが必要であることを知るであろう。図1を参照すれば、訓練
用装置50が、この発明にしたがって、それぞれが、異なる予定消費空気量を収
容するために膨張可能な複数のバッグ6B、6Cが6Aに追加されて備えられる
。バッグ6A、6B、6Cは、80で示すように、そこに記された完全な体積膨
張能力を備えることができる。したがって、6Cのようなバッグは訓練者に小さ
過ぎるようになる場合には、次のサイズの大きいバッグ、例えば、バッグ6Aと
容易に且つ迅速に交換することができる。バッグのセットは、望ましくは、事前
に最大体積の範囲に選択された多分増し分15パーセントぐらいのの一連のバッ
グ、例えば、多分約1.5〜8リットル程度のバッグを備える。
【0010】 異なる最大体積のバッグに代えて、変換性のある単一のバッグにすることもで
きる。図8、9、10を参照すれば、符号80、90、および100で、そのよ
うな変換性を有するバッグが一般的に示されている。したがって、例えば、バッ
グ80の体積は、クリップ82によって調節することができ、バッグの上部84
の膨張性と収縮性を限定する。他の例は、段階別のプラスチック製の「ジップロ
ック」型ホルダー92またはこれと同様な部材を押すことによって、バッグ90
の体積を小さくすることができる。その他の例では、バッグ100の底部102
が、巻き上げられてクランプ104によって固定されることによって、その体積
が減少される。このように、バッグの体積を調節するために、適当な様々な手段
が設けられることが明らかである。
【0011】 図11を参照すれば、バッグ6Aと同様なバッグ110が、もし所望ならば、
その代替として短いチューブ112を設けることができ、バッグ110をこれに
取りつけたままとし、或いは、バッグ110がこのチューブに適当に取りつけら
れるようにしても差し支えない。
【0012】 バッグ110は、これに空気が充填された場合、その高さ全体が実質的に、ほ
ぼ一定の直径を備えるような形状をとることがわかる。底端部114は、接着ま
たは加熱によって適当にシールされて直線状のシームを形成し、他方の端部は、
ネック51が、チューブ112の一方の端部を周回して密着してフィットするこ
とが可能なように狭くされる。バッグ110の最大体積が、約8リットルである
ことが望ましいけれども、それが訓練者の肺活量を多少なりとも越える限りは、
8リットル以下であっても差し支えない。バッグ110は、訓練者が自身のため
の適切な訓練体積を決定することを助けるために、肺活量と訓練用体積が、その
高さのスケール116と118に、その全高さに亘ってラベルで記して示される
。したがって、この場合は、カードを用いたり、年齢と身長の情報をコンピュー
ターに入力する必要はない。バッグ110を用いれば、訓練者が、もっと直接的
に、したがってもっと正確に、決定することが可能になり、年齢と身長を標準推
定値に依存して決定する必要がない。肺活量スケール116は、例えば、差分0
.5リットルのリットル表示の体積勾配を備えており、下位の数値がネック部5
1に向かう。訓練用体積スケール118は肺活量スケール116に平行しており
、肺活量のマーキングの60パーセント(或いは、その他の適切なパーセント値
)の体積勾配を備える。肺活量のマーキングは、バッグ110に記された符号1
20によって示される線によって、対応する訓練用体積のマーキングに接続され
る。
【0013】 バッグ110を利用するためには、チューブ112が、チューブ1から取り外
され、バッグ110が空にならなければならない。訓練者は、チューブ112を
自身の口腔内に挿入して最大限度に息を吸い込み、バッグ110中にできる限り
深くこれを吐き出さなければならない。息がバッグ110の外に漏れないように
短時間の間自身の呼吸を止める間に、訓練者は、適当な手段、例えば、バッグが
備えていれば圧力シールまたはクランプのような適当な手段を用いてネック部5
1を閉じなければならない。バッグ110は、次にフラットな表面に載置されて
、図10において、バッグ100について図示される場合と同様に、その底端部
114から、バッグの残存する、または、巻き上げられていない部分が充分に充
填されるまで緊密に巻き上げることによって圧縮される。訓練者の肺活量は、次
いで、バッグの圧縮された(または巻き上げられた)部分が終わり、膨張部分が
始まる部位においてスケール116から読み取られる。バッグ110は、次に空
にされ、対応する対角線120を追跡することによって、訓練者の肺活量マーキ
ング116から選択され、これに見合う訓練体積が読み取られるスケール118
に合わせて決定される。バッグの体積は次に、図8、9、10のいずれかに示さ
れる手段を用いてこれに見合う訓練用体積のレベルで調節されるか、これに見合
う訓練体積を備えるバッグが選択され、図1と一致するように代用される。
【0014】 その代わりに、訓練者は、自身の肺活量を様々な体積の空のバッグを呼吸用チ
ューブ1に取り付けることによって、決定することができる。図2Aおよび2B
を参照すれば、開口部13が次に指でシールされ、肺に満ちた空気が、もうこれ
以上は空気が吐き出されなくなるまでバッグ中に吹きこまれる。もしも、バッグ
が一杯になったとき、ユーザーが更に息を吐くことができるならば、訓練者が経
験的にこれ以上は満たすことができなくなるまで、次の大きなバッグが試される
。この肺活量は、このバッグに記された体積と一致する。もしも、選択したバッ
グが、最初の呼吸で一杯にすることができない場合は、次々に小さいバッグが試
される。一旦肺活量が決定されると、肺活量に対応する推薦訓練体積が、最初に
説明したように、体積カード24面のスケール27および28の使用によって見
出されるか、或いは肺活量の60パーセントを計算することによって見出される
。訓練体積に近似した体積を備えるバッグが次にチューブ1に接続され、RMT
のために使用される。
【0015】 図5を参照すれば、訓練を開始するために、スケール87面の1分当りの所望
の呼吸頻度間隔を決定するために、ボタン20が押されるとともに、訓練バッグ
の体積もまた、68に図示されるように、演算ユニット15に入力される。訓練
者は、次に、マウスピース2を口腔に挿入し、好ましくは、鼻からの不要な空気
の流れを防ぐために、鼻部クリップを身につける。その代わりに、山状の鼻マス
ク3がが用いられ、この場合は、鼻部クリップは必要がない。訓練者は、次に、
演算ユニット15の面にある個別の呼吸頻度間隔ディスプレー66によって示さ
れる間隔で呼吸をすることを試みる。もしも、訓練者が70に示す実際の呼吸頻
度、例えば呼吸数5の移動平均が、頻度ディスプレー87に設定されたセット値
とマッチしない場合、訓練者は、自身の呼吸数を所望の頻度87に合わせて上下
に調節しなければならないことを認めるであろう。もしも、訓練者の呼吸頻度が
、87における事前設定値よりも例えば、1分当り3だけ多い方へ、たとえば5
秒以上多い方へ偏差を生じれば、適切な(加速または減速)光警告灯72、およ
び/または音響信号が、キャンセルボタン74が押されるか、呼吸頻度が訂正さ
れるまで点灯され、および/または、鳴り響く。部分訳P20L20からP23L20まで 各呼気は、新鮮な空気よりも二酸化炭素の含有量が多く酸素の含有量が少ない
肺胞(alveolar)空気でバッグ6Aを充填する。バッグ6Aが一旦充填
されると、チューブ1の空気圧8は、吐き出された空気の残りを排出するために
、バルブ5を開成するすることとなるようなバルブ5の開成圧力を越すようにわ
ずかに上昇する。引き続く吸気の最初の部分は、バッグ6Aに蓄積された先の呼
気からの二酸化炭素の多いガスで構成されていて、そして、バッグ6Aが空にな
ると、チューブ1の空気圧は、バルブ5を開成し新鮮な空気がそこを通って吸入
できるように低下する。吸気の深さは、通常、適切な二酸化炭素と酸素との交換
を確実にするのに役立つような人体の生理学的制御メカニズムによって調整され
なければならない。装置によって引き起こされる深くて急激な呼吸は、所望のR
MTを確実にしなければならず、この訓練は、例えば、コンピュータユニット1
5のタイミング装置17によってガイドされ76で示されたように表示されるよ
うに、訓練セッションあたり30分間連続する。
【0016】 上記において議論したBoutellierおよびPiwkoならびにBou
tellier他の論文で議論されている発見によると、呼吸頻度は、最初、1
分間40と50の間の呼吸で選択されなければならない。次の訓練セッションに
おいて、予め選択された呼吸頻度、および/または、予め選択された再呼吸体積
は、かろうじて丁度30分間維持可能なかって増加したレベルに、使用者の肺の
排気を促進するように、小さなインクレメントで増加される。これらの調整は、
試行錯誤によって修正される。このように、30分の訓練セッションが終了する
前に、使用者がある組み合わせによって疲れてしまった場合、頻度、および/ま
たは、訓練バッグの体積は、30分間フルに維持可能になるまで段階的に減少さ
れる。理想的には、30分の訓練セッションは、上記において議論したBout
ellierおよびPiwkoならびにBoutellier他の論文によって
証明されたように、最大限の次の訓練忍耐力の良好な促進を得るために、1日1
回、週5日、および4週間達成されなければならないと信じられている。将来の
研究が、上述した訓練スケジュールの更なる最適化をもたらすことがもちろん理
解できる。
【0017】 生理学的な文献から、健康な人でさえもしばしば換気の超過または過少、すな
わち多すぎるかまたは少なすぎる呼吸になることが、新陳代謝によって必要とさ
れることが知られている。正常な呼吸パターンからのそのようなズレは、被験者
が呼吸装置(いわゆるCO維持装置)で呼吸する場合はいつでも、呼吸の超過
換気または自動的減少のケースにおいて例えば神経質になる。そのようなズレは
、めまい、頭痛、または超過換気のケースにおいては危険な低酸素症(hypo
xia)のような好ましくない感覚を引き起こす。与えられた呼吸頻度用に非常
に深い呼吸をすることによって、使用者が超過換気、それ故低炭酸症(hypo
capcia)を経験しなければならないので、吸入部を通る流れは過剰となり
、したがって計算されたV’は非常に高い。これは、78で示された体積警報
ライト、および/または、他の警報ライトをトリガーしなければならず、使用者
に小さい呼吸をするように促す。逆に、使用者が過少換気の場合、吸入されたガ
ス流は、非常に少なく、79で示された体積警報ライト、および/または、警報
はオフにならなければならず、使用者に大きい呼吸をするように促す。
【0018】 このように、本発明の訓練装置は、使用者に彼または彼女の肺活量を決定し、
その決定に基づいて、計算することなしに、所望の再呼吸体積を選択しセットす
ることを可能にする。さらに、訓練装置は、訓練プロトコルの変更によって要求
されるような再呼吸体積の容易な変更、すなわち呼吸システのム耐久性の改良を
可能にする。さらにまた、訓練装置は、使用者に所望の呼吸頻度の選択と、それ
をフィードバックするためにペース手段に入力することを可能にするので、所望
の呼吸頻度の達成が助成される。好ましくは、ペース手段は、実際に達成された
呼吸頻度を記録するためにプログラムされていて、使用者が容易に2つを比較し
彼または彼女の呼吸頻度の必要な調整をするために、図5の87と70に見られ
るように、所望の頻度が入力された光学的に同一のフォーマットでそれを表わし
ている。さらに、訓練生の怠慢または疲弊によるような、所望の頻度から大きく
ズレているケースにおいて、光学的、および/または、電子的モニターの音響学
的信号装置が、もし存在すれば、その状態を訓練者、および/または、トレーナ
ーに警報するために望ましくは設けられている。あるいは、信号が、トレーナー
によって都合よく監視されるようにでき、また、トレーナーが訓練者を識別する
ために各訓練者からの信号がコード化されて、ワイヤ手段またはワイヤレス手段
により中央の受信装置へ伝達されるようにしてもよい。危険で望ましくない低酸
素症、過炭酸症(hypercapcia)、あるいは低炭酸症を減少するため
に、肺の肺胞空間に新鮮な空気の供給が、安全なマージンを持って、休息してい
る人体の要求に対応する酸素消費および二酸化炭素の生成(新陳代謝(meta
bolism))を適切に維持されるために確実にされなければならない。この
肺胞換気からのズレは、他の呼吸パターンの必要性を使用者に警報するために、
ライト78または79あるいは警報機をトリガーする。
【0019】 本発明はここにおいて詳細に述べられたけれども、本発明はその本質から逸脱
することなく他の方法で実施できることが理解されなければならない。そして、
そのような実施例は、添付した請求の範囲によって規定された本発明の範疇内で
意味されることとなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1の(A)は、本発明の実施の形態の装置を示す概略図であり、また、(B
)は、(A)に示す装置のために示された口鼻用マスクに代えて使用するマウス
ピースを示す概略図である。
【図2】 図2の(A)は、再呼吸バッグを除去した図1の2A−2A線に沿う、装置の
断面図であり、(B)は、図2の(A)の2B−2B線に沿う、部分断面図であ
り、(C)は、図2の(B)の2C−2C線に沿う断面図であり、そして、(D
)は、本発明の別の実施の形態を示す、図1の(A)と同様の部分図である。
【図3】 図3は、休息並びに呼息の装置の空気路内の圧力を示す線図である。
【図4】 図4は、本装置のためのモニター、処理、並びに整調を説明するためのブロッ
ク図である。
【図5】 図5は、本装置のコンピュータディスプレイを示す図である。
【図6】 図6は、本装置のコンピュータ/モニター装置を示す図である。
【図7】 図7は、所定のバッグ体積を説明するための図である。
【図8】 図8は、バッグ体積を調節するための手段を示す図である。
【図9】 図9は、バッグ体積を調節するための別の手段を示す図である。
【図10】 図10は、バッグ体積を調節するための別の手段を示す図である。
【図11】 図11は、呼吸バッグの別の実施の形態を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AU,BA ,BB,BG,BR,CA,CN,CU,CZ,GE, HU,IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,L R,LT,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ ,PL,SG,SI,SK,TR,TT,UA,UZ, VN (72)発明者 ボウテリール、ウルス スイス国、シーエイチ − 8400 ビンタ ートゥアー、リヒェンベルクシュトラーセ 49アー (72)発明者 ルントグレン、クラス アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14226 スナイダー、ブロース・ドライブ 42 (72)発明者 ワーカンダー、ダン アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14223 バッファロー、ウェンデル・アベニュー 21

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の体積の吐き出された空気を受けるための膨張可能なバ
    ッグと、このバッグの中に空気を入れたり出したりするために、呼吸システムと
    前記バッグとの間で空気を流すための手段と、前記バッグ内の吐き出された空気
    を出している間は閉成し、バッグの縮小に応答して開成して前記流すための手段
    に新鮮な空気が受け入れられることを可能にするバルブ手段と、呼吸頻度を整調
    するための手段とを具備する呼吸システムの訓練装置。
  2. 【請求項2】 前記所定のバッグの体積を変更させる手段をさらに具備する
    請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 人の性別、身長、並びに年齢を、これら性別、身長、並びに
    年齢の人のための正常肺活量の所定のパーセンテージである所定のバッグ体積に
    変更するための手段とをさらに具備する請求項2の装置。
  4. 【請求項4】 前記変更するための手段は、性別を個々に区別し、かつ身長
    スケールと年齢スケールとを有するカードを有し、このカードは、さらに、人の
    身長と年齢とを接続する直線との交差部に前記所定のバッグ体積を与えるバッグ
    体積スケールを有する請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記変更するための手段は、肺活量と、これに対応した所定
    のバッグ体積との1対のスケールを有するバッグを有する請求項3の装置。
  6. 【請求項6】 前記整調する手段は、個々の呼吸の持続時間を整調するため
    の手段を有する請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 前記整調する手段に従わない呼吸頻度に対して信号を発する
    手段をさらに具備する請求項1の装置。
  8. 【請求項8】 再呼吸の間に吸入された新鮮な空気と吐き出された空気との
    総体積を導き出すための手段さらに具備する請求項1の装置。
  9. 【請求項9】 前記バルブ手段は、前記バッグが過度の吐き出された空気を
    排出するように充分に膨張されたときに、開成されるようになっている請求項1
    の装置。
  10. 【請求項10】 前記バルブ手段を介して排出された過度の吐き出された空
    気内の酸素の分圧を測定するための手段をさらに具備する請求項9の装置。
  11. 【請求項11】 前記バルブ手段を介して排出された過度の吐き出された空
    気内の二酸化炭素の分圧を測定するための手段さらに具備する請求項9の装置。
  12. 【請求項12】 前記空気が流れる手段内の圧力変化を感知し、呼吸の間の
    取り入れられた新鮮な空気の体積を決定可能な圧力センサーをさらに具備する請
    求項1の装置。
  13. 【請求項13】 この装置での訓練の状態を記録するための手段をさらに具
    備する請求項1の装置。
  14. 【請求項14】 夫々が異なる所定の量の吐き出された空気を受けるように
    膨張可能な複数のバッグと、これらバッグのうちの選定されたものの中に空気を
    入れたり再呼吸させたりするために、呼吸システムと選定されたバッグとの間で
    空気を流すための手段と、前記選定されたバッグ内の吐き出された空気を再呼吸
    している間は閉成し、船体されたバッグの縮小に応答して前記流すための手段に
    新鮮な空気が受け入れられることを可能にするバルブ手段とを具備する呼吸シス
    テムの訓練装置。
  15. 【請求項15】 呼吸頻度を整調するための手段をさらに具備する請求項1
    4の訓練装置。
  16. 【請求項16】 前記整調する手段に従わない呼吸頻度に対して信号を発す
    る手段をさらに具備する請求項15の装置。
  17. 【請求項17】 呼吸の間に吸入された新鮮な空気と再呼吸された空気との
    総体積を導き出すための手段さらに具備する請求項14の装置。
  18. 【請求項18】 人の性別、身長、並びに年齢を、これら性別、身長、並び
    に年齢の人のための正常肺活量の所定のパーセンテージである所定のバッグ体積
    に変更するための手段とをさらに具備する請求項14の装置。
  19. 【請求項19】 前記変更するための手段は、性別を個々に区別し、かつ身
    長スケールと年齢スケールとを有するカードを有し、このカードは、さらに、人
    の身長と年齢とを接続する直線との交差部に前記所定のバッグ体積を与えるバッ
    グ体積スケールを有する請求項18の装置。
  20. 【請求項20】 前記バルブ手段は、前記バッグが過度の吐き出された空気
    を排出するように充分に膨張されたときに、開成されるようになっている請求項
    14の装置。
  21. 【請求項21】 呼吸システムを訓練するための低呼吸抵抗装置であり、所
    定の体積の吐き出された空気を出すために集めるバッグ、並びに、訓練者が装置
    から発せられる予め選定された呼吸頻度整調信号に応じて元気に呼吸をしている
    間に、訓練者の代謝レートを安全にして酸素正常状態並びに炭素正常状態からの
    危険もしくは気持ちの悪い逸れを防止するように、前記吐き出された空気の予め
    設定された体積の実質的に全ての、訓練者による吸息に応答して、生理学上適し
    た量の新鮮な空気の訓練者による吸息を導く手段を備えた手段と、予め選定され
    た呼吸頻度整調信号を発する手段と、訓練者が呼吸パターンを調節できるように
    、またトレーナが少なくとも1人の訓練者の状態を観察並びに記録をすることが
    できるように、整調信号と訓練者の呼吸パターンとを訓練者とトレーナとにモニ
    ターさせかつ伝えるための手段と、前記整調する手段に不適切な呼吸頻度に対し
    て信号を発する手段とを具備する装置。
  22. 【請求項22】 所定の体積の吐き出された空気を受けるための膨張可能な
    バッグを選定し、呼吸システムと前記バッグとの間で空気を流すための流路を与
    えるように、呼吸システムにバッグを接続し、前記バッグ内の吐き出された空気
    を再呼吸してている間は閉成し、バッグの縮小に応答して開成して前記流すため
    の手段に新鮮な空気が受け入れられることを可能にするバルブを与え、交互に、
    もしくは所定のペースで、バッグを充分に膨張されるように空気を出し、バッグ
    の中に吐きだされた空気の実質的に全てを入れて、新鮮な空気が前記流路を流れ
    るように前記バルブを開成する、呼吸システムを訓練するための方法。
  23. 【請求項23】 人の性別、身長、並びに年齢を、これら性別、身長、並び
    に年齢の人のための正常肺活量の所定のパーセンテージである所定のバッグ体積
    になるように変更することを具備する請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 前記変更する工程は、性別を個々に区別し、かつ身長スケ
    ールと年齢スケールとを有するカードのバッグ体積スケールから所定のバッグ体
    積を選定し、このバッグ体積スケールは、人の身長と年齢とを接続する直線との
    交差部に前記所定のバッグ体積を与える、請求項23の方法。
  25. 【請求項25】 呼吸システムの耐久力が増加するのに従ってバッグ体積を
    増加させることを具備する請求項22の方法。
  26. 【請求項26】 前記バッグ体積を増加させる工程は、バッグを、増加した
    体積の吐き出される空気を収容するようなサイズのバッグに交換することを有す
    る請求項25の方法。
  27. 【請求項27】 増加する肺活量のスケールとこれら肺活量に夫々対応した
    所定の呼吸バッグの増加のスケールとを具備する呼吸システムの訓練装置のため
    の呼吸バッグ体積を決定するのに使用される物品。
  28. 【請求項28】 前記肺活量を対応した呼吸バッグ体積増加と結び付ける前
    記バッグに設けられたて駆動スリーブ(7;61)卯のラインをさらに具備する
    請求項27の物品。
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